くらし情報『転職サイトに虚偽投稿で投稿者名の開示命令…この後どうなる?』

転職サイトに虚偽投稿で投稿者名の開示命令…この後どうなる?

に情報を開示するよう命じました。

■今後はどうなる?

気になってくるのは、今後この事案がどうなるのか。インターネット問題に詳しい法律事務所アルシエンの清水陽平弁護士に、ご意見を伺いました。

「プロバイダが控訴しなければ、情報が開示されることになります。その後は、当該企業が”話し合いたい”という趣旨のコメントをしているようなので、話し合いが行われることになるのではないでしょうか」(清水弁護士)

控訴をした場合、判決は維持されるでしょうか。

「判決を見ているわけではなく、あくまで報道を前提にすると、本件では判断が覆る可能性もあるのではないかと思います。

名誉毀損となるためには社会的評価の低下が必要になります。

“管理能力はない”という点については社会的評価の低下があり得るとしても、ワンマンであるということは必ずしもマイナス評価を受けるわけではなく、リーダーシップがあるといったプラスの意味で捉えられる余地もあり、必ずしも社会的評価の低下があるとは言えない、とされるのが一般的ではないかと思われます。
また、仮に社会的評価の低下があるとしても、違法性阻却事由があれば名誉毀損にはなりません。

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