2019年9月29日 14:00
貯金2000万円あれば安心?《世帯別》老後のための資産運用をFPが解説
主な年代別のポイントは以下の通りです。
20代から30代
20代30代の方は、万が一資産運用でマイナスが出てしまっても、その後の収入や新たな投資でマイナスを補うことが可能です。定年までかなり時間がありますので、マイナスが出た時点で運用方法を見直し、微調整しながら「長期・罪積立・分散の原則」で再度チャレンジすることも出来ます。
このことから、この時期には攻めの投資にチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。40代から50代
この世代の方は仕事上のキャリアも積んで働き盛りでもありますが、教育費や住宅ローンなど出費が増える時期でもあります。生涯の中でも一番多忙である時期ですので、資産運用での利益を出すために、値動きを逐一チェックしなければならない運用手法は不向きであると言えます。
個人向け国債など、置いておくだけで少しでも増える商品を取り入れると良いでしょう。
60代以降
退職後で年金収入が主になる世代になると、資産運用のバランスとして、資産全体の内半分の割合を各種金融商品で運用し、残りの半分は預貯金として準備しておくのがベストです。
各種金融商品には生命保険商品やNISAなどが含まれます。