【年末調整】生命保険料控除申告書の書き方&注意点をFPがわかりやすく解説!
の契約であれば、どちらも契約時に支払う保険料は100万円です。
一時払い契約では控除を受けられるのは契約した年の一度のみ(控除対象額は100万円)であるのに対し、全期前納払いでは契約後10年間にわたって毎年10万円ずつ控除を受けられます。
生命保険料控除には後述のように控除限度額があり、控除対象額が限度額を超えればそれ以上は控除されません。そのため生命保険料控除については、通常一時払いよりも全期前納払いのほうが有利といえます。
保険料控除申告書の記入法・注意点
年末調整による生命保険料控除の適用は、勤務先に「給与所得者の保険料控除申告書」を提出して行います。保険料控除申告書は、生命保険料控除だけでなく他の保険料控除の申告書も兼ねています。
出典:国税庁(筆者により加筆)
生命保険料控除の記入欄には、生命保険料控除欄に保険料控除証明書に記載された内容から必要項目を転記し、前述の計算式を使って計算した控除額を記載します。
- 保険料控除証明書から必要項目を転記する
- 控除額を計算して記入
- 控除額証明書の添付
[adsense_middle]
【保険料控除申告書の記入①】保険料控除証明書から必要項目を転記する
記入が必要な項目は、基本的に保険料控除証明書に記載された内容を保険料控除申告書に転記します。