2019年12月11日 20:00
【失業保険】退職者必見!ハローワークでの手続き方法・必要書類をFPが解説
教育訓練給付雇用継続給付高年齢雇用等に関する給付金
60歳以降の働く方のことを、雇用保険の制度上では「高年齢雇用」と呼びます。
一般的に定年を60歳とした場合、その後再就職や雇用継続となり現役時代よりも給与が一定の割合より下回ることになったときは、「高年齢雇用継続給付」を受給できる場合があります。
また「高年齢雇用継続給付金」や「高年齢再就職手当金」という給付金制度もあり、60歳以降の方でも働きやすい制度を設けています。
教育訓練給付
教育訓練給付とは、簡単に言うと「働く人のスキルアップやキャリア形成を応援するの為の給付金」です。
「一般教育訓練給付金」「専門実践教育訓練給付金」「特定一般教育訓練給付金」の3種類があり、それぞれ給付を受けられる要件や給付額に差があります。この相談窓口もハローワークですので、詳しくは直接お尋ねください。
雇用継続給付
雇用継続給付は、雇用を継続するための給付です。これが適用された場合に受けることができる手当としては「高年齢雇用継続給付」「育児休業給付」「介護休業給付」の3つがあります。
これらはいずれも「今働いている場所で働き続ける意思があるが、事情により給与水準が下がることが見込まれる場合、離職せずに雇用継続を可能にするための給付金」