2020年2月6日 14:00
知って得する!サラリーマンが今すぐできる節税テクニック6選をFPがご紹介
公的年金だけでは不安な老後資金を準備するためにもぜひ利用したい制度です。
iDeCo(個人型確定拠出年金)の3つの税制メリット
iDeCoには、税制上3つのメリットがあります。
掛金が全額所得控除運用益が非課税受取時も税制優遇されているこのうち、最大のメリットは掛金が全額所得控除になることです。
掛金の所得控除でいくら節税できるのか
iDeCoの掛金の所得控除による節税効果を計算してみましょう。
例えば、課税される年収が300万円の会社員が毎月iDeCoに20,000円、年間240,000円の掛金を払った場合の年間の節税額は36,000円になります。
上記の条件で年収500万円なら、年間の節税額は48,000円になります。同じ掛金でも年収が多くて税率の高い人のほうが節税効果は高くなります。
ただし、最低税率でも1年間の積立額に対する税効果は15%です。
運用で15%の利益を出す難しさを考えると、この節税インパクトの大きさがわかります。
iDeCoで会社員が所得控除を受けるための手続き
iDeCoは年末調整または確定申告での手続きにより税金が還付される仕組みとなっています。