個人事業主は厚生年金に加入できる?知っておきたい基礎知識をFPが徹底解説!
当然被保険者
適用される事務所にいつも雇われている70歳未満の人。
任意単独被保険者
適用される事業所以外で雇われている70歳未満の人で厚労大臣から認可を受けた人。
高齢任意加入被保険者
70歳以上で適用される事業所で働いている人、または適用される事務所以外で事業者と厚労大臣の認可を受けた人。
アルバイト、パート
アルバイトまたはパートは厚生年金の被保険者になります。
このように、個人事業主の場合でも適用される事務所に該当すれば、上記の人について厚生年金に加入させる必要があります。
ただし、これらはすべて個人事業主本人のことではなく、個人事業主に雇用されている人たちの厚生年金への加入についてです。では、個人事業主本人は厚生年金に加入できるのでしょうか。
個人事業主本人は加入できるのか
ここまでは個人事業主が従業員を雇用した場合の、厚生年金の取り扱いについて解説してきました。
雇用されている従業員は厚生年金に加入することができますが、個人事業主本人については残念ながら厚生年金に加入することができません。
ただ、そうなると老後の年金が心配です。どうにか個人事業主で厚生年金に加入する方法はないのでしょうか。