年金手帳がオレンジの人は要注意?表紙の色による違い・注意点をわかりやすく解説!
基礎年金番号に記録を統合するとき、誰のものかわからない年金番号が多数あることが判明しましたが、年金手帳がオレンジの人もこの中に含まれます。
実際に記録漏れが多いのは次のような人です。
- 転職回数が多い人
- 結婚後に退職して姓が変わった人
- 名前の読み方が複数ある人
- 再婚している人
転職回数が多い人
何回も転職している人は、複数の年金番号を持っていることがあります。特に転職のたびに新しい年金番号を発行している場合、10件前後の年金番号を持っていることも珍しくありません。
こういった事情から、数の多い番号の一部が統合されなかったことで年金記録漏れするケースが多数発生しました。
また、転職回数の多い人は短期間で辞めた会社について忘れてしまっている可能性もあり、年金記録の空白期間については慎重に確認する必要があります。
結婚後に退職して姓が変わった人
結婚して姓が変わった人も年金記録に要注意です。結婚前の姓と結婚後の姓がうまく名寄せされずに、結婚前に加入していた年金記録が別人のものと判断されるケースがあるのです。
年金記録を調べるとき、まずは結婚前の年金記録が正しく反映されているかを確認しましょう。