2018年6月24日 10:00
母子手帳っていつもらえるの? 交付方法から紛失後の再発行手続きを解説
妊娠がわかったとき、市区町村から「母子健康手帳(母子手帳)」が交付されます。ママの妊娠から出産の記録、さらに子どもの予防接種などの記録になくてはならないものですが、いつもらえるのか、どうやって受け取ればいいのか気になりますよね。
今回はそんな母子手帳について、どんなときに必要になるのか、また交付されてからどのように使ったらいいのか、なくした場合はどう対処すればいいのかなどについてご紹介します。
母子手帳とは?
母子手帳は、「妊娠期から産後まで」・「新生児期から乳幼児期まで」一貫して、医療関係者や保護者が記載・参照できるよう工夫された、非常に優れた母子保健のツールです。
内容としては、妊娠中の経過・乳幼児期の健康診査の記録・予防接種の記録・乳幼児身体発育曲線など。また、市区町村によって特色はありますが、日常生活上の注意・子育て上の注意・健康管理・妊産婦や乳幼児の栄養の摂取方法・予防接種に関する情報なども記載されています。
記載内容について詳しくは、厚生労働省の「母子健康手帳について」をご覧ください。
母子手帳の歴史
母子手帳は、戦後の日本で作られました。
戦後、栄養失調や感染症などで亡くなっていく子どもたちが多かったことから、「母子手帳」