2022年10月27日 14:20
【東大脳とは】落合陽一氏をはじめ、各界の第一線で活躍する異才7人の幼少期からの成長物語を紹介! 五十嵐才晴著『超・東大脳のつくりかた 東大首席が異才たちを解き明かす』発売中
それは、「欲しい理由を論理的にプレゼンすること」でした。何が欲しいのか、何がしたいのか、どうして必要なのかを論理的に説明(プレゼン)すると、お金を出してくれるというルールだったのです。
もちろん、小学生時代などは小難しいことは説明できないので、すでに持っているおもちゃの車よりも速く走るとか単純なことでもきちんと言語化ができるかということが見られていたように感じています。
逆に、その場の気分や友だちが持っているなど、理由にならない言葉では買ってもらえなかった記憶があります。
今になって思うと、そういったものは本当に欲しかったものではなかったのでしょう。
そうしたことが、「欲しいものを正当な理由をつけて言語化できるかできないか」というフィルターによって分かるのです。
こういった習慣が子どもの頃からあったことは、後に僕が起業して投資家から資金調達するときや、大学の研究者として研究費を申請するのに活きていたのかもしれません。
世界に誇れる研究分野、計算折り紙の第一人者舘 知宏氏
舘 知宏氏
折り紙創作の原点
~計算折り紙について~
折り紙はただの遊びに留まらず、研究テーマとしても秀逸であることが分かっています。