短所を長所に!梁をタイル貼りにしてリノベの見せ場に【リライフプラス】
Iさん宅はコンパクトなスペースを「兼用」によってゆったり使う工夫が各所に散りばめられています。
たとえば、作業台兼食器収納を置くことで、広々とした空間のまま、ダイニングとキッチンをゆるやかに仕切ることができました。
また、奥のテレビ台はパソコンデスクを兼ねるため、椅子に合う高さに調整してあります。
LDKの一角には、将来自由に仕切れるように壁を設けなかった子どもスペースがあります。
壁がないことで、バルコニーからの光が届く明るい空間も実現できました。
「目立つ梁は、あえて隠さず生かすことに。マンションの外壁のタイルからヒントを得て、外の雰囲気を中に取り込みました。また、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)ならではの堅牢さをそのまま見せています」と、アオイデザインの担当者。
■ 寝室への廊下をワークスペースとして活用
寝室にはLDKから廊下を通ってアクセスする間取りになっています。
その廊下を活用し、夫の希望だったワークスペースを設けました。
窓際にデスクと棚をL字型に造作し、棚の下を書類などの収納に使っています。
「明るくて眺望が抜群。天気のいい日は富士山も見えるんです」