耐震等級3を取れない…意外な落とし穴って?【ハウスメーカーに5年勤めて分かった!】
災害などで建物が損害を受けたり、倒壊してしまったときに降りるのが火災保険です。
いつ起きるかわからない災害ですが、火災保険に加入する人は多いのではないでしょうか?
地域によっては、月々の保険料の負担が重くなることもあります。
その保険料を軽減してくれる様々な割引制度があるのはご存じでしょうか?
耐震等級が高い建物ほど保険料が安くなります。
ただハウスメーカーで建てる際、この耐震等級について気を付けなければいけないことがあります。
今回は、耐震等級による割引制度とその注意点についてご紹介していきたいと思います。
■ 耐震等級とその基準
Graphs / PIXTA(ピクスタ)
そもそも耐震等級とは何なのか?それは何を基準にしたものなのかを解説します。
耐震等級とは、住宅性能表示制度に基づき、住宅の等級をランク付けしたものです。
どのようにランク付けされているかというと、耐震等級1、2、3に分けられており、耐震等級3が1番高いランクとなっています。
その基準をそれぞれ見ていくと、以下のようにランク付けされています。
- 耐震等級1新耐震基準を満たしていること(震度6強から震度7の地震でも倒壊しないレベル)