集中できる書斎のつくり方~風水コンサルタントの仕事部屋訪問
「前者の場合、視覚情報が多すぎると脳はイライラして混乱状態に陥る。そうすると、何か一つの作業に専念する状況をつくりにくくなります。一方後者のように、無彩色オンリーなどの視覚情報が少ない環境ですと殺風景になり、無意識のうちに“寂しさ”を連想させるのでNGです」
また多くのビジネスパーソンが見習うべき(?)ポイントは、整理整頓の行き届いたデスク。
「収納は風水的にも大事です。書類などの物理的なものも含めて、何事もきちんと片付ける意識が大切。片付けるという工程は物事に一区切りをつけることであり、つまりはけじめをつけるということ。もちろん収納する時も誰にも見えないからと乱雑にしまうのではなく、きちっと片付けることによって自分自身がきちんと整うんです」
■ 飾る絵にも一点一点意味がある
デスクの背面には黄色基調の抽象画を飾るほか、デスクの座っている位置から見える壁にも、花の絵が2点飾られていました。
「黄色は僕が大好きな色なんです。希望をもたらし、先行きの明るさを連想させる色だから。また咲いている花からは成就を連想させる。これは人それぞれだと思いますが、黄色や花のモチーフが仕事部屋に多いのは、僕にとっていい氣をもたらしてくれるものだからです」