相続手続きは煩雑で複雑。親が亡くなったらやるべきこと
の遺産の分け方を決める「話し合い」のことです。
遺言書がない場合、相続人全員で遺産分割協議を行います。
話し合いで決まった内容を書面におこしたものが「遺産分割協議書」です。
5-1協議はなるべく早く行う
トラブルを起こさず協議を終えるには、できるだけスピーディーに行うことがポイントです。
様々な書類には、全相続人の実印が必要だからです。
例えば、株などは換金のタイミングを逃せば大損する可能性があり、賃貸不動産を所有していた場合は、相続が発生した翌日から遺産分割協議が成立するまでの賃貸収入は、相続人全員に法定相続分での配分を求められるケースが多く、厄介です。
5-2協議はやり直しがきかない
遺産分割はやり直しができません。
そのため、一歩間違うと、税金を余分に支払ったり、身内でトラブルになったりしかねません。
さらに、法律改正が近年行われ、税金の計算はさらに複雑になっています。
相続人だけでなく、ファイナンシャルプランナーや税理士などの専門家を交えて行うのも1つの手です。
■ 6.不動産や預貯金などの解約・名義変更(目安:相続後4~10か月)
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