相続手続きは煩雑で複雑。親が亡くなったらやるべきこと
相続税の特例を利用して相続税がかからない場合でも、特例を利用するために相続税の申告は必要なケースがあるので注意が必要です。
7-1相続財産は「時価」で評価
相続財産の「評価額」を算定する際の原則は時価主義と言われるものです。
取得後の価値の上下は考慮されません。ゴルフ会員権を500万円で購入後、相続発生時に100万円になっていたら、評価額は100万円とみなされます。
7-2土地の評価方法では時価ではない
不動産の場合は「路線価方式」という計算方法で算定されます。
間違いやすいのですが、実勢価格や、公示価格、固定資産税の評価額とは異なります。
目安としては「実勢価格の8割程度」と言われることが多いようです。
また「小規模宅地」や「貸家建付地」などの特例があり、実勢価格に比べて相続の評価額が安くなるので、相続税対策に不動産を購入する人が多くいます。
■ 8.まとめ
このように相続には細かなタイムスケジュールが設定されているため、期限を過ぎてしまうと取り返しがつかなくなってしまううえ、かなり多くの手続きが必要となります。
揃えておく書類もたくさんあります。
これらの流れをフローチャートにして、1つ1つチェックしていくとよいでしょう。
流れをしっかりと押さえて、相続が発生したときに慌てないようにしましょう。
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