PVはもう古い!メディアの新指標は「記事の読了率と閲覧時間」
単に数字を伸ばすのではなく、メディアとして伝えたいことを多くの方に発信するためのツールとしてさまざまな指標は存在しています。ただPVを伸ばすためだけの記事は、メディアの本質とはズレているんです。
「読了率」と「閲読時間」。2つの指標を使って自分たちのメディアを分析し、ライターと協力していいメディアを作っていくことが大切なんです。
まずは「なにを伝えるか」。これでメディアのおもしろさは決まります。
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アクセス解析ツールでPVが高い記事を見ると、つい「これは大勢の人に読まれた」と満足してしまいがち。
しかし、それだけで判断するのはもう時代遅れ。
その記事がよかったのはタイトルだけで、実際は読者の期待を裏切っていた、ということもあるわけです。そんなことを繰り返していては、どんどんメディアの価値は低くなってしまいます。
これからはPVだけでなく、「最後まで読まれる記事かどうか」「メディアとして伝えたいことがちゃんと伝わっているかどうか」ということを考えていきたいですね。
(文/堀江くらは)
【取材協力】
※向井雄一・・・popIn株式会社 取締役COO。