がん患者の「3割」にうつ的症状!患者の心に響く言葉とは何か?
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がん哲学外来で実際に処方されてきた言葉をあつめた『あなたはそこにいるだけで価値ある存在』が、先月KADOKAWAから出版されました。
一読して、がん患者でなくとも、心に響く言葉ばかりだと思いました。どう生きるか、またどう死ぬかを見つめるのに、早すぎることはありません。どうぞ手にとってみてください。
(文/石渡紀美)
【取材協力】
※樋野興夫・・・1954年、島根県出身。順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授、医学博士。米国アインシュタイン医科大学肝臓研究センター、米国フォックスチェイスがんセンター、癌研究所実験病理部長などを経て、現職。
一般社団法人「がん哲学外来」理事長。
癌研究会学術賞、高松宮妃癌研究基金学術賞、第一回「新渡戸・南原賞」などを受章。
『明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい』(幻冬舎)、『がん哲学外来へようこそ』(新潮新書)、『いい覚悟で生きる』(小学館)、『見上げれば、必ずどこかに青空が』(ビジネス社)など、著書多数。
【参考】
※樋野興夫(2016)『あなたはそこにいるだけで価値ある存在』KADOKAWA
※一般社団法人 がん哲学外来
※最新がん統計-国立研究開発法人 国立がん研究センターがん対策情報センター
※平成25年度「生活保障に関する調査」-公益財団法人 生命保険文化センター
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