読む力を伸ばすべし!子どもを一流にするための6歳までの学習法
意味を形に置き換えて表す漢字は、文字を見れば意味が理解できるようになります。
読める漢字が少しずつ増えると、それまでよりレベルの高い本や新聞も読めるようになるため、触れる情報量を格段に増やすことができます。
それにより学習能力も高まるという良い循環が生まれます。
■4:6歳までは書くより読むを重視する
著者の子育ての基本方針のひとつに、大きくなれば誰でもできるようになることは、焦って早くからやらせないというものがあります。
幼児は筆圧が弱く、うまく書くことができません。そのため書くことにこだわるのは非効率で、モチベーションが下がる恐れがあります。
対照的に子どもは読むことが得意なので、読むたびに褒めてあげると、それが成功体験となり、さらに難しいものにチャレンジする気持ちになります。
筆圧が上がってスムーズに文字がかけるようになると、計算ドリルなども取り組めるようになるでしょう。
■5:日本文化を自然に学ぶ環境をつくる
将来海外で学んだり、働いたりする際に、自国の伝統や文化について話すことができないというのは恥ずかしいこと。
著者の家庭では、日本の四季の移り変わりや伝統行事に親しめるような環境をつくるように心がけていたそう。