くらし情報『歯磨きしたら歯ブラシが血まみれに。原因は歯周病?対策は?【医師解説】』

2021年8月2日 23:30

歯磨きしたら歯ブラシが血まみれに。原因は歯周病?対策は?【医師解説】

痛みや腫れも軽度です。歯肉炎であれば自宅での正しいブラッシングケアで改善することもあります。

歯周病は、細菌感染が歯周ポケットまで進行している状態です。歯ぐきからの出血以外にも腫れや痛みが現れたら早めに受診しましょう。軽度であれば歯科医院によるブラッシング指導、クリーニングなどで改善されることも多いです。ただ、重度になると歯槽骨から膿が出て歯を抜くしかないというところまで悪化することもあります。

受診するとどんな治療を受けられる?

歯磨きしたら歯ブラシが血まみれに。原因は歯周病?対策は?【医師解説】


まずはレントゲンや歯周ポケットの検査をして歯周病かどうか、歯周病がどこまで進行しているかを調べます。軽度の場合は歯磨き指導とクリーニングで終了します。
その後、定期的にクリーニングをしていきます。

日々のブラッシングがしっかりできていればクリーニングは必要ないのでは、と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。どれだけしっかりブラッシングをしても、完全に汚れは取り切れないのです。歯科医院のクリーニングもセットで、歯周病悪化予防に努めてほしいと思います。

まとめ

歯周病は完治が難しい病気です。どれだけ歯科医院でクリーニングをしても、日々のブラッシングがしっかりできていないと歯周ポケットには歯垢がたまります。

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