くらし情報『「まさか私が乳がんに!?」左乳房を摘出。早期発見・早期治療につながった定期検診【体験談】』

2022年9月23日 02:10

「まさか私が乳がんに!?」左乳房を摘出。早期発見・早期治療につながった定期検診【体験談】

というポジティブな気持ちが生まれました。

見つかってしまった…! 左胸に乳がん

ショックを受ける女性のイメージ


総合病院に転院して1カ月がたち、私は診察室で、やさしい口調の穏やかな主治医の先生と向き合っていました。

検査結果の画像データが映し出されたパソコンの画面を見ながら「詳しく調べていた左胸のここの部分、乳がんと診断されました」と、告知を受けました。

先生が手書きの図解で丁寧に説明してくれるのを目で追いながら、頭の中では「告知をひとりで受けるって寂しいな……」「今ごろ夫が心配しているな……入院となったら負担をかけるな……」「仕事のスケジュールどうしよう。お休みをもらうしかないよね……」と考えをぐるぐると巡らせていました。

最初は「がんになった自分」「周りに迷惑をかける自分」にショックを受けて落ち込んでいました。

友人に報告すると「がんは残念だけど、見つかったことはよかった。がんになるのは仕方がない。
検査して、見つけて、早く治療することだよ! 」と力強い言葉。

「本当にその通りだ。もし乳がんが見つかっていなかったらと考えたほうがすごく怖い」と、ハッとしました。

それからは「これでよかったんだ」と、入院、手術、治療に対し少しずつ肯定的な気持ちになり、前向きに進むことができました。

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