2022年9月23日 02:10
「まさか私が乳がんに!?」左乳房を摘出。早期発見・早期治療につながった定期検診【体験談】
と叫ばれた2021年。40代になり6度目の秋も、私は恒例の乳がん検診を受けていました。
乳房専用のX線撮影装置、マンモグラフィー。2枚の板で乳房を挟まれ、ぺっちゃんこにされる強い痛み。技師さんにやさしく励ましてもらいながら、涙目になりつつ必死で耐えました(痛みの程度はさまざまで、まったく痛くないかたもいると聞きます)。
あれ?今日はいつもと違う
撮影が終わって「今年も乗り切った! これでまた1年、放免だー! !」と喜んでいた矢先。所見を聞くために診察室に入ると、先生が「気になる部分があるから、今日はそこを『細胞診』するね! 」と初めて聞く検査名を口にされました。
「え? 何それ? ? 」とびっくりしている間に準備が整い、先生から「ちょっと痛いよ〜」と声をかけられ、注射器のようなもので乳房から細胞を取る処置がなされました。
「ひー、めっちゃ痛い(泣)」
「診断結果は1週間以上空けて、また来院してね」と案内され、その日はクリニックをあとにしました。
そのころ、私の仕事は繁忙期に入っていました。緊急事態宣言明けの秋、一気に動きだした世の中。仕事に家事に育児にと、例年よりも「ハードだな! 」