2023年1月21日 02:10
「ひどい痛みに出血が続く…」40代で突然、生理痛が復活。子宮内膜症の症状が悪化したと思ったら
婦人科を受診する際、以前通院していた医師からもらった「毎朝の検温と体調を記録しておくと良いよ」というアドバイスを思い出し、手帳に生理の周期や痛みがひどかった日などをメモしてから行きました。そのかいあって自分の体の状況をしっかり伝えることができ、診察はスムーズに進みました。
内診の結果は「子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)、骨盤子宮内膜症」。私は子宮内膜症の症状が悪化した事実にショックを受けました。また、初めて耳にする子宮腺筋症という名前にも戸惑いを覚えました。
子宮腺筋症とはどんな病気なのかを医師に聞いてみると、子宮内膜に似た組織が子宮の筋肉内に生じてしまう病気とのことでした。もともと子宮内膜症は、本来月経となる子宮内膜が子宮の内腔ではない場所にできてしまう状態。卵巣にできれば行き場のない子宮内膜がたまってチョコレート嚢胞になり、子宮の筋層内にできれば筋肉が厚くなって子宮腺筋症となるそうです。
結果、経血量が増え、生理痛がひどくなるということでした。
低用量ピル「ヤーズ」の作用と副作用
受診した当時、私は間もなく40代後半。近々更年期を迎えるかもしれないということが頭をかすめ、そんな私に合った治療方法があるのか内心不安でした。