2023年3月12日 10:10
閉経したはずが突然出血!まず検査したいのは子宮体がん。40代後半以降は発症リスク大!【医師監修】
次に妊娠出産の経験がないこと。生理は子宮体がんを防ぐ働きがありますが、何十年も絶え間なく毎月生理が来ることは子宮に大きな負担がかかるためです。また、ホルモン補充療法も原因になることがあります。女性ホルモンを補充すると子宮内膜が厚くなりますが、子宮内膜が厚いのに剥がれない状態は子宮体がんのリスクを高めます」(駒形先生)
もし3つのうち1つでも当てはまることがあれば、注意が必要です。
がん検診のときは必ずエコー検査を!
子宮体がんは不正出血があってもホルモンバランスの乱れとされ、見逃されることも多いそうです。そのため、健康診断が早期発見のカギになります。
「自治体や企業の婦人科のがん検診は子宮頸がんが中心で、今のところ子宮体がんはオプション検査となることが多いようです。しかし、発症リスクが高い40代後半以降なら、年に1回はエコー検査を受けてほしいですね」(駒形先生)
子宮体がんも、他のがんと同様、発見が早ければ早いほど完治の可能性は高くなると言います。
オプションとなると二の足を踏みがちですが、積極的に受けたいものです。
まとめ
閉経前でも生理不順が長く続いていたり、乳がんの経験があったりすると子宮体がんのリスクが高まるそうです。