2023年4月30日 22:10
肌のかゆみの原因はまさかの腎臓!? 腎臓の機能低下は頻尿や骨粗しょう症の危険性大!
この活性型ビタミンDは、小腸からのカルシウムの吸収力を高めて骨を丈夫にしてくれる働きを持っています」(窪田先生)
腎臓の主な役割はこの4つ!
・尿を作る
・血圧を調整する
・ホルモンの生成
・ビタミンDの活性化
腎機能が低下すると…
骨が弱くなったり肌がかゆくなったりする!?
では腎機能が低下した場合、一体どのような症状が現れるのでしょうか。
「一番自覚しやすいのは、やはりむくみだと思います。体がむくんでしまう状態は、不要な水分や塩分を十分に排出できていないということです。
つまり、腎臓の機能が衰えて尿の生成がうまくいっていないことを示しているのです。
尿の生成がうまくいかないということは、尿量の変化にもつながります。尿量が少なくなっていると、水分の排出ができていない証拠。
腎機能の低下によって尿の濃縮力が弱まってしまい、多尿になることもあります。
更年期世代に多く見られる夜間頻尿などの頻尿症状の多くは過活動膀胱という膀胱の病気が原因ですが、中には腎臓に原因があるという人もいます。
また、尿によって老廃物が排出できていないということは、血液中に老廃物が残ってしまっている状態です。