くらし情報『地味にスゴイ! 身近なスーパーフード「あずき」の抗酸化作用で高血圧や生活習慣病を予防【医師解説】』

2023年7月25日 10:10

地味にスゴイ! 身近なスーパーフード「あずき」の抗酸化作用で高血圧や生活習慣病を予防【医師解説】

実際、漢方ではあずきを赤小豆(せきしょうず)と呼び、解毒や排膿、利尿作用があるとされているんです。

あずきには赤ワインの約2倍のポリフェノールが含有

赤ワインを飲んでいるイメージ


――あずきにはどのような健康効果があるのでしょうか。

石原先生さまざまなものがあるのですが、特に強調したいことの一つが「抗酸化作用」です。私たちは体に取り込んだ酸素を使ってエネルギーを作りますが、その際に活性酸素が生まれます。体内に活性酸素が増え過ぎると細胞を傷つけてしまい、体の中が酸化して老化やがん、糖尿病、脂質異常、シミやシワといったトラブルの原因を引き起こしします。あずきには体の酸化を抑える「抗酸化成分」が多く含まれているんです。

――どんな抗酸化成分が含まれているのでしょうか?

石原先生まずはポリフェノールです。あずきには赤ワインの1.5~2倍程度のポリフェノールが含まれていて、活性酸素から強力に体を守ってくれるんです。
また、あずきの赤い外皮には、ポリフェノールの仲間のアントシアニンが含まれています。アントシアニンは眼精疲労や視力向上、アンチエイジングなどに効果を発揮する成分でもあるんですね。

同じく外皮に含まれているサポニンにも強い抗酸化作用があり、高血圧の改善や生活習慣病の予防、冷え性の予防、ダイエットなどの効果が期待できます。

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