2017年11月27日 06:00
住んでいる街に何が建つ?建て方のルール「用途地域」を知ろう【不動産用語集】
用途地域とは
住みよい街づくりのために、計画的な街づくりをする区域のことを都市計画区域と言います。この都市計画区域内(準都市計画区域も可)では、土地の利用制限を設けています。
たとえば、住宅街に工場が建っては、騒音や安全性が確保されません。住居の良好な環境を乱さぬよう、法律で規制しているわけです。
このように、用途地域はその地域の用途や使用目的に合うように定められており、全部で12種類に分けて土地利用の効率化を図っています。
12種類の用途地域
用途地域は市町村が指定し、主に「住居系」「商業系」「工業系」の3つに大別されます。
ひとつずつみていきましょう。
住居系
住居系では、「低層住居系」「中高層住居系」「住居系」の3種類に分けることができます。
1.低層住居系
(1)第1種低層住居系
低層住宅のための良好な環境を保護する地域。
小規模な店舗(駄菓子屋など)や小中学校などが可能。
(2)第2種低層住居地域
主として、鄭壮雄宅のための良好な環境を保護する地域。
150㎡までの一定の店舗(コンビニエンスストアなど)や飲食店などが可能。
2.中高層住居系
(3)第1種中高層住居地域
中高層住宅のための良好な環境を保護する地域。