くらし情報『【特集】2018年大予測!不動産売却価格はどうなる?専門家が占う売却相場「今が売り時」』

2017年12月5日 08:00

【特集】2018年大予測!不動産売却価格はどうなる?専門家が占う売却相場「今が売り時」

とくに、戸建てで子供が巣立ち部屋が余る場合は、売ってマンションを買った方が資産価値は落ちにくいので、ダウンサイズして比較的安く買うのがいいでしょう。石澤さん:
これから先も価格は上がってくるでしょうが、伸び率は下がってくるので、売り時としていいでしょう。とくに東京都心の商業地は価格の伸び率が鈍ってきています。賃貸の利回りは3.5%以上ないと採算がとれませんが、大手町が3.2%と、バブル的な状況になっています。日本橋も3.6%とバブルではないものの、危険水域です。価格はそんなに上がらないので、今急いで売っても損はしないでしょう。

井出さん:
中古は都心に近い立地の方が有利ですが、価格が高くなりすぎているので流動性が低下、価格面でどれだけ妥協できるかが成約のカギとなります。1億円の物件を5%下げただけでもインパクトが大きいため、そんなに大きく下げなくても決まるのではないでしょうか。
東京五輪後について悲観的な人が多いですが、再開発やリニア新幹線などのイベントも今後控えているので。容易には大きく下がらないと思います。

ポイント
都心の一部地域では価格が上昇する可能性もあるが、いずれにせよ大きな上げ幅は見込めないため、消費増税前の駆け込み需要が見込める今が「売り時」

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