2017年12月20日 07:00
賃貸契約で違約金?フリーレント物件のメリット・デメリット【不動産用語集】
家賃は「前家賃制」
確認ですが、家賃(賃料)とは大家さんに支払う部屋賃料のことをいいます。つまり部屋を借りるためのレンタル費ですね。
一般的に家賃は「前家賃制」といって当月分ではなく、翌月分を支払い日までに払います(例、11月に12月分を支払う)。
ここで問題となるのが、契約月における支払い計算です。
契約月分は「日割り計算」で行い、翌月分と合わせて支払います。
たとえば、家賃60,000円の物件を11月20日に契約したとしましょう。
この場合の日割り家賃は、
家賃60,000円÷30日=2,000円2,000円×10日分(残り日数)=20,000円家賃60,000円(翌月分)+20,000円(当月分)=80,000円とこのように契約月分の支払い料を求めます。
少し費用がかかりますね。
「部屋を他の人に借りられないために前もって押さえておく」というのが、前家賃制の意義です。大家さんからすれば空室は少しでも早く埋めたいので、実際に借主が住まなかったとしても、その分のお金は欲しいといったのが実のところでしょう。大家さんも商売ですからね。
しかし最近では、「契約月分を支払わずに部屋をおさえてあげる」