くらし情報『第15回「日本語大賞」 入賞作品を発表 過去最高の応募数5,126点の作品から選出』

2024年2月27日 12:00

第15回「日本語大賞」 入賞作品を発表 過去最高の応募数5,126点の作品から選出

しかし、「いみじ」の隣に描かれていたイラストでは、平安時代を思わせる衣装を身に付けた男性の横に大きめの蛇、そしてその男性から吹き出しで、「いみじ!」と一言。その蛇に向かって発せられているだけで、この時「いみじ」の意味を想像する事は出来なかったのです。
不思議に思い、「いみじ」の現代語訳を見てみると、(1)「たいそう~・甚だしい」(2)「すばらしい・うれしい」(3)「ひどい・悲しい」と主に三つの意味がある事がわかりました。(続きはウェブをご覧ください)
https://www.nihongokentei.jp/grandprize/pdf/15rd/chu_01.pdf

高校生の部 須賀 愛佳里(すが あかり) 「かなしい音」
埼玉県 白百合学園高等学校2年生
『作品本文』
雑踏を眺めるのが好きだ。道行く人々の日常を想像するのが楽しくて、駅や交差点ではつい立ち止まってしまう。友人と闊歩する大学生。肩を寄せ合い歩く恋人たち。交差点で大きく手を振り合う少女たち。
駅前で、待ち合わせの相手の到来を待っている人々。皆がそれぞれにストーリーを持って、その日その時の雑踏の中に身を置いている。なんだか宇宙に似ているな、と思う。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.