ウーマンエキサイトがお届けする子育ての新着記事一覧 (313/343)
気が付くと毎日、息子との間に小さな約束を繰り返し結んでいる。「デザートはご飯を食べた後」「絵本は歯磨きの後」「歩道では走らない」「保育園から帰る支度が早く出来たら遊ぼう」…など数え始めると切りが無い。約束事(ルール)は家族の身の安全はもちろんのこと、お互いに快適に過ごせるようにするためにも必要なもの。自分の感情・欲求をコントロールして行動することで物事が円滑に進んだり、時間的な余裕にもつながったりというようなことを少しでも感じてくれれば良いなあと思っている。だから例えば「デザートはご飯を食べた後」という約束をする場合には先に「デザートを食べると満腹になってご飯が食べられなくなるでしょ」と出来るだけ簡単になぜダメなのかを説明するようにしている。しかしながら感情・欲求というのはなかなかやっかいなもので、冷蔵庫にあると知っているバナナをご飯の後まで我慢するというのは3歳児にとっては並大抵のことではない。「一切れだけだから!」「バナナ食べてもご飯食べられるから!」「リンゴでも良いから!」とまくし立て、ルールは破るためにあると言わんばかりに果敢に法の網をくぐり抜けようとする息子との悪戦苦闘の毎日が続いている。<下請けパパ日記は毎週火曜日更新中!ぜひ来週もご覧ください!>
2017年08月29日2人育児、同時にいろいろなことが起こります。これは二太郎がまだ新生児、私も二児の母にデビューしたての頃のこと…。イチコのときはありえなかった、トイレ内授乳!2人目、そらたくましくもなりますね。こちらは最近のこと。同時にこんなことが起きました。2人とも同時にギャン泣きパニック! その激しいこと。もはや感動レベル。家の中だったのもあり、もう早く泣き止ませるなんて意識が吹っ飛びました。とりあえずこの惨状を動画に撮り、旦那と実家族に送り…。そして大事に取っておいて、いつか2人の結婚式で流してやろうと思ってます。ふふふ!
2017年08月28日こんにちは、きたあかりです。ムスメと絵本の初めての出会いは、生後1ヶ月のころ。まだ目の焦点も曖昧だったムスメに、添い寝して一方的に語りかけるスタイルでした。最初は絵本を読むこと自体がなんだか気恥ずかしくて、定期的に中年男性ボイスを交えたり絵本をグリグリ動かしたり、ハイテンションに読み聞かせていました。ムスメも「どうしたんだろこの人…」くらいに思っていたかもしれません。それでも絵本って、自分が読んでもらった時のことを思い出したり、大人向けの本にはない奇想天外さがあったりして面白いんですよね。何よりムスメの反応の変化で成長が分かるのが嬉しかったです。最初は宙を眺めていても、次第に絵を目で追うようになり、笑うようになり、拳で感想を語るようになり…絵本を奪い取るようになり、折り、曲げ、かじるようになり…。今思うと、リビングに絵本を置いてたのが良くなかったです。一応上にものを置いたり手に取りにくい所に置いたりと防御策も取ってはいたのですが、完全にいたちごっこでことごとく突破されていました。 そしてある日、ついに恐れていた事態がおこります。デストロイ欲旺盛なムスメも、一応何かしてはいけないことをやっちゃった感は感じ取っていたみたいです。しばし散り散りになったページを無言で眺めたのち、そ…っと寄せ集めていました。まさか初めてのパズルが絵本になるとは…。 その後もしばらく破る以外の破壊工作は続きましたが、一歳になった頃ついに1人でも絵本を読むようになりました。ああ、あんなにひたすらかじってた絵本が…! 歯がためじゃなく! 読む対象になってる…! うん…よく見たらちょいちょいかじってるけど…でも読んでるー!今では絵本読むよー、と本を見せて呼ぶとぱぁっと笑顔になり、小走りで近付いてきてヤンキー座りした上で聴いてくれるようになりました。(三回に一回くらい)先のページのセリフを言ったり、読んでる最中に次のページをめくったりしてくれます。乱暴されて日に日にボロボロになっていく絵本ですが、私もムスメもいつも楽しませてもらっています。
2017年08月27日こんにちは!イラストレーターのにわゆりです。子どもが産まれると一気に生活が変わっていきますが、自分の好みも少しずつ変わっていっている気がしませんか?(良い意味で)子ども色に染まっているなぁと思います。そんな今回は男の子ママによくある? エピソードをご紹介。1人で街中を歩いている時に、男の子が大好きなあれを見つけた時の行動大好きなあれとは「消防車」!見つけるとつい反応してしまい、かっこいいな~と思いながら、見つめる自分に気づきます。男の子の登竜門、戦隊ヒーローものを一緒に観てしまう深い理由最初は何も考えずに見ていましたが、やがて俳優達のイケメンさに気づいてしまい毎週、パワーの源として、楽しみにしているかーちゃんです。きっとそういうママ達をターゲットに、イケメン俳優さんを起用しているのだと思いますが、一緒に楽しめるのは良いことですよね!(笑)出かけるとしょっちゅう言われること男の子を2人連れて歩いていると、高確率でおばさんやおばあちゃんに「大変ね~」「男の子は元気よね~」と同情されます。基本的に、追いかけたり怒ったり、必死な時がほとんどなのですが、2人が大人しい時も言われることがあります。やっぱり大変そうに見えるんでしょうか?しかし、いつも周りに迷惑をかけていないかドキドキしているかーちゃんなので、あたたかい目でそういってもらえるととてもありがたいのです。毎日のファッションスタイルは?これは子育てしているほとんどのお母さんにあてはまると思うのですが、子育て中は基本パンツスタイル!しゃがんだり追いかけたり、忙しいのでスカートなんて履く余裕ありません。独身時代の膝丈ワンピースなどは、いつか着れる日が! と思ってタンスの奥にしまっていますが、また着こなせる日がくるかどうかは疑問です。しかし、最近はワイドパンツやふんわりしたロングパンツなど、ママにとっての強い見方が現れたのでだいぶファッションの幅は広がりました。(この類のパンツはトイレに行くときは地面につかないように必死になるのでそこが難点!)ちなみにロングスカートだと、たまに子どもが潜り込むのであまり履けません。(笑)今回は4つのあるあるを紹介しましたが、皆さんもあてはまるものがありましたか?消防車も戦隊ものも、独身時代は全く興味がなかったので、自分の変貌ぶりにびっくりしているかーちゃんです。
2017年08月27日こんにちは、まりげです。舞鶴(京都北部)に移住してきてからドライブが好きになりました。渋滞も少ないし、時には野生動物に出会えたり、何と言っても海岸線を窓をあけて走ると気分爽快です。しかし、京都には独特の読み方をする地名も多く、方向音痴なわたしは道に迷うことも多々あり…時には道を尋ねたことがきっかけでおすすめの直売所を教えてもらったり、「あんた遠くから来たんか?がんばれよ〜!」なんて会話に発展することもありました。そんな風に迷うことで親切な人と出会えることもありますした。しかし次男がまぶたの上を切ってしまい大慌てでに病院に連れて行った時は、定休日だったり、二軒目がものすごくわかりにくい場所にあったりして半泣きになりました。新しい土地に引っ越したら病院の場所は早めに把握しておくことをおすすめします!
2017年08月26日8年前、息子を産んだ産院でもらった育児記録ノート。退院したその日から授乳、オムツ替え、昼寝の時間などを記録していましたが、いちいちノートに書き記す作業はすぐに面倒に…。いつ、何をしたかといった記録は赤ちゃん時代には特に大切で、見返すことで「ああ、この日はこうだったか」と忘れていた記憶を呼び起こすことができますよね。でも続けられない… というママも多いのでは? 育児アプリは数限りなくありますが、なかでも記録が簡単で、ひと目で育児状況が把握できると人気のアプリがあります。それが「パパッと育児」。育児メモNo.1を獲得した同アプリの魅力を探ってみました!■3秒で入力完了! ワンタッチのお手軽さが「続けられる」理由に「パパッと育児」は0~6歳くらいまでの子どもの生活記録を記録できるアプリです。スマホを片手にアイコンタップですぐに記録できる手軽さが人気をよんでいます。「たぶんこんな感じ」と直感で使いこなせる操作性も魅力で、ごはん、授乳、うんち、昼寝など全20個のアイコンを選んでタップすることで開始から終了までの時間も簡単に記録できます。また、日本小児科学会の推奨する予防接種スケジュールをもとに摂取のタイミングを教えてくれるので「いつごろがベスト?」「種類が多いから頭のなかがごちゃごちゃ」という予防接種あるある問題を解消してくれます。■「グラフ化」「色分け」で育児状況がすぐに確認・理解できるアプリを利用するようになると1日の流れがグラフとなって目で見えるようになるので「いつ授乳したっけ?」「どのくらい昼寝したかな」なんてふとした疑問もすぐに解決。同時に、次のタイミングの目安も正確に知ることができます。予定をたてるときも、お昼寝や授乳時間を外出前に調整できるのでとても便利! また「最近、寝つき悪いな」と思えば、ここ1週間の記録を並べて比較するといった使い方もでき「今週はいつもよりお出かけが多かったかも」などと、その原因を探ることも可能です。登録情報が色分けされているので判別しやすく、子どもの統計データも確認できるので「うちの子ってどうなの?」といった悩みにも対応してくれます。出産したばかりのママは、赤ちゃんが1日どう過ごすかといったデータがまだないので不安になることもありますよね。このアプリを利用して日々の様子を記録していけば、わが子の生活リズムを短期間で細かく把握したり、子どもの体調の原因を探ったりすることができ、子育てや家事の予定もスムーズにたてやすくなるようです。■写真付き! ダウンロードいらずで育児記録を共有「パパッと育児」はパパやベビーシッター、おじいちゃん、おばあちゃんなどへ記録した情報を写真付きで送ることができます。具体的には直前の7日間の育児メモを共有できるので「4日前に突発性の発疹がでていた」「おととい、風邪をひいていた」などの記録もアプリの内容を共有するだけで素早く、簡単に伝えることができます。子どもを預けなければならないときなど、手間をかけずに子どもの育児状況、体調などを正確に伝えられるので忙しいママも助かります。なかには「アプリをわざわざダウンロードしてもらうのは気がひける」というママもいるかもしれませんが、その点は大丈夫。「パパッと育児」の共有内容はLINEやメールなどを通じてウェブブラウザで閲覧できるので、アプリダウンロードの必要がありません。ちょっとしたことですが、気兼ねなく使うことができるというのもこのアプリの魅力のひとつだと思います。■記録アプリなのに人工知能搭載!? 子どもの体調を先回りしてお知らせ同アプリの大きな特徴のひとつに人工知能(AI)があります。この人工知能は生活リズムを記していくなかで記録を分析・学習し、次の行動を予測してくれるようになります。兄弟姉妹が多い家庭や、把握事項の多いママにとってこの先回り機能はうれしいところ。わが子を見守る人間が1人増えたような、そんな安心感を覚えるママもいるかもしれませんね。単に記録するだけでなく、ママの手となり足となる機能に期待がもてる「パパッと育児」はその使い勝手とサポート力の高さに「1人目から知りたかった…」というママが多数います。不具合や改善点などについても愛用しているママたちの声をいちはやくとりいれ、より使いやすいアプリとなるよう日夜改善もされているようです。一度使えば便利さの虜になるお助けアプリ。「子どもの様子を記録できる、いいアプリはないかな?」とうママはぜひ、利用してみてくださいね。詳細はこちら→ 「パパッと育児」
2017年08月26日妻の帰りが仕事で遅い時は息子と2人で過ごす。息子が1~2歳の頃は「よしっ」と気合いを入れて乗り切るような大変な夜になる事が多かった。お母さんがいない寂しさで乱れてしまったり、夕飯の準備中も遊びたくてまとわりつくのでなかなか料理が進められないということが多かった。僕の仕事までもが立て込んでいる時は最悪で、夕飯を作って息子と食べていると仕事先から電話がかかってくる。電話に出ると急ぎの対応が必要な用件だった。息子が電話に近寄ってきて僕のセリフをまんま大声で復唱する。「すみません。息子が近くにおりまして…」と謝ると問題無いですよと言ってはもらえたものの、僕の相づちから何から真似するので会話にならず、ベランダまで逃げて外から窓を抑えて息子の侵入を防ぎつつ電話を続けた。息子は室内から「開げて~!出だい~!!」と泣き叫ぶ。1~2分攻防しながら話していると息子は諦めてスタスタと食卓へ。その後は息子の様子を見つつ電話応対し数分後に終了。室内へ戻ろうと窓に手をかけると、開かない……。なんと息子が鍵をかけている。しょんぼり夕飯を食べる息子に窓を叩いてSOSして開けてもらうなんていうこともあった。そんな息子が3歳になって少し変わってきた。先日も息子と2人で過ごすことになった。早々に夕飯を食べ終えた息子は早速「お父さん、遊ぼ!」と誘ってくる。「まだ食べてるからちょっと待ってて」以前ならこの段階で「すぐ遊びたい!」と叫び出すこともあった。けれどその時は「いいよ」と言ってお気に入りの絵本を持って来てとなりに座って見始めた。僕は拍子抜けしてビールを飲みながらゆっくり夕飯を食べる。それだけなんだけど、なんだかとてもまったりして幸せな気分を味わった。<下請けパパ日記は毎週火曜日更新中!ぜひ来週もご覧ください!>
2017年08月24日こんにちは! 内野こめこです。0歳の次男シンのことを可愛いがっている、4歳の長男コウですが、シンが母の髪をつかんだとか、何か痛いことなどをしたときに、コウが「こらー!」としかり始めます。(母のために怒ってくれること自体は「ありがとうねー」とコウに御礼を言いつつ、「でもまあ悪気はないんだよ」とか「ちょっと遊びたくなったんだね」とフォローしてます)…が、別にそんなことで怒らんでも…と思うことで「こらー!」と言い出したり、別に何でもない時でも突然「こらーシンー!」と遊びで怒ったふりをしだしたりもするので、シンには全く効果がなくなっているような!?(笑)■揺れる気持ちこの時もむしろお兄ちゃんが遊んでくれてると喜んでいるようだったので、ついついアテレコしてしまいました…。怖い顔するのは本当に怒ってるときやシンが危ないことしたときとかにしてね、とコウには言ってるんですがなぜそうしたほうがいいのかは、まだ4歳には分からないか…(苦笑)内野こめこ著 『うちのこざんまい コウくん、お兄ちゃんになる!』 (KADOKAWA/1100円+税)次回の更新は8月31日です。お楽しみに!
2017年08月24日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です!■出産を経験したからこそ、陣痛が怖い!私、この間、夢を見たんです。夢の中で、自分の本当の気持ちを知ってしまったんです。夢の中の私はなぜかいきなり妊娠していて、それも4人目。気づいた時には既に臨月というありえない状況の中で、私がどう思ったのかというと…。「またあの出産の痛みを経験しなくちゃいけないの!? 勘弁してよぉぉ!!」でした。これ、かなりリアリティのある正直な気持ちだと思いました。(そこで目が覚めてしまったのでその後どうなったのかは知りません。無事産めたのかな…私)陣痛は産めば忘れるっていう話をよく聞きますが、いいえ、私は忘れませんよ!かわいいわが子とご対面したって、かわいいわが子がすくすくと育ったって、それとこれとは話が別!あの出産の痛みを忘れてなるものかぁぁ!!(熱弁)個人的な意見なのですが、出産を経験したからこそ陣痛が怖いっていう気持ちを抱えてる経産婦さん、 一定数存在するんじゃないかな? と思うんです。■日本の妊婦さんは「陣痛が怖い」となかなか言えないもちろん初産の時にも、未知のものに挑戦するわけですから怖いなと思う気持ちもありましたけれど、私の場合3回目が一番怖かったです。でも「陣痛が怖い」って真面目な日本の妊婦さんはなかなか口にしないんですよね。なんていうか、そんなこと言っちゃ悪いような気がしてくるんです。「陣痛は赤ちゃんが狭い産道を通って一生懸命生まれてこようとしているサイン。」「ママも痛いけど、一番頑張ってるのは赤ちゃんなんだよ。」って教えられるので、陣痛が怖いとか言ったら「いいお母さんじゃない」って思われるかな? って思っちゃうんです。しかも、3回目ともなると一気に、 ベテラン扱いになります。ますます言いづらくなります。検診で先生や看護師さんと話す機会はありますが、陣痛が怖いと打ち明けたところでこのままずっとおなかに入れておくわけにもいかないし、産むしかないのだから、言ったところでどうしようもないんですよね。言ってもしょうがないのだったら黙っておこうっていう気になり、一度も相談したことはありませんでした。(ちなみに住んでいる地域に無痛分娩を受けれる施設が皆無でした)経験者のママたちに話しても「もう忘れた」とか「おぼえてない」とかで、あんまり共感を得られず、結局どうしたかというと…。残るターゲットは夫!!■夫に出産が怖いと泣きつくも… 夫に怖い怖いとすがりつく~~!!!外では平気な顔して、家の中では怖がりまくっていました。夫はひたすら「そんなこと言われてもどうしようもできない」の一言でしたが。(正論)えぇそうです。私が熱望した三人目ですが、それでもやっぱり陣痛が怖かったです。■いざ、助産院へ破水したときには、まだ痛くもかゆくもなかったのですが、今からとうとう産むのかと思うと、ガクガクガクガク体が震えて、歯もガチガチいうほど震えながら、助産院に向かったのでした。そして、いざ山場を迎えた時には、「あぁ~~! これこれ~~! この痛みぃぃぃ!!!!」と数年前に味わったことのある痛みを再経験して、ひたすら乗り切るのでした。おぎゃー。はてさて、さんざん怖がらせるようなことを言いましたが、こんなに超~~痛みに弱い私でも産めましたので大丈夫です!(なにが?)これから出産を控えているみなさま! あのヘタレのちゅいママでさえ産めたんですよ!「あいつで産めたんだから私にできないはずはない!」とパワーに変えて、どうかご無事にご出産できますように! フレーフレー!!!
2017年08月24日夏休みは普段より自然とのふれあいが多くなるシーズンですよね。私たちが開放的な気分になるように、夏に活動が活発になる生き物もたくさんいます。ちょっとした草むらの茂みや木々の周りを注意深くのぞいてみると、そこにいるのは元気な昆虫たち! 今回はそんな夏の昆虫をテーマにした絵本をご紹介します。「虫が苦手」というお子さんに読みやすい作品もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。■ぞうきばやしのすもうたいかい作:広野 多珂子/絵:廣野 研一/出版社:福音館書店 「ぞうきばやしのすもうたいかい」 とあるぞうきばやしの切り株のうえ。ここでおこなわれているのは昆虫たちの相撲大会です。「みあってみあって」「のこったのこった」のかけ声はまさに相撲ならでは! カナブンとタマムシ、カマキリとダンゴムシ、クワガタとカブトムシなど現実的には目にするのが難しい虫たちの1対1の戦いを勝敗の行方を含めて観察できる絵本です。「絶対負けるでしょ」という虫が見事勝利をおさめる大どんでん返しもあり、親子ともども迫力ある昆虫バトルに熱くなってしまいそうですね。■むしとりにいこうよ!作:はた こうしろう/出版社:ほるぷ出版 「むしとりにいこうよ!」 大きな網をもって虫とりに出かける兄弟のお話絵本。虫とりの天才、お兄ちゃんから公園にいくまでの道にもさまざまな昆虫がいることを教えてもらう弟。葉っぱの上、石の裏、木の枝の先っちょなど、通いなれた道の途中もたくさんの昆虫が生きていることがわかります。絵本のなかでは弟の「ぼく」が語りべとなっていますが、モデルは作者のはたさん本人とのこと。実際、夏休みには毎日虫とりに没頭するお兄ちゃんの影響もあり昆虫さがしに夢中になっていったそう。登場する虫たちのイラストはやわらかいタッチで愛嬌たっぷり。虫が苦手なお子さんの、初めての虫絵本としてもおすすめです。■セミたちの夏写真・文:筒井 学/出版社:小学館 「セミたちの夏」 セミは夏の風物詩として広く知られていますが、つかまえて手にとったり、木にとまっている姿を間近で見たり、じっくり観察したことのある人は少ないかもしれません。みずみずしい卵から幼虫が顔をだす瞬間、土にもぐるためにトンネルをほっている様子、久しぶりに地上にでたときの表情…。特に圧倒されてしまうのは、一瞬一瞬のセミの輝きをとらえた写真です。成虫としての2週間の生を余すことなく映した写真は神秘的な美しさを秘め、絵本というより上質な写真集のよう。絵本をキッカケにわが子が昆虫に興味をもつようになった、というママの声も寄せられています。■バッタさんのきせつ作:エルンスト・クライドルフ/訳:佐々木 田鶴子/出版社:ほるぷ出版 「バッタさんのきせつ」 作者はクライドルフという詩人画家で、小さな生き物の世界を愛をもって見つめてきたそう。絵本では食べ物や人以外の生き物を擬人化したり、キャラクター化することが多いですが、こちらの絵本ではバッタを「人間」によせることはしません。もしも虫たちの声を耳にする力を手に入れたなら、きっとこんな風におしゃべりしているんだろうなぁと実感できる作品に仕上がっており、それは作者自身の観察眼によるものといえそうです。「ボールなげ」「みはりばん」「夜の音楽」など見開きごとにテーマ性をもってつづられるバッタたちのストーリーは、詩的で独特。自分も一緒にはいりこんでみたくなる世界観が広がっています。■おいでよ!むしのもり作:タダ サトシ/出版社:小学館 「おいでよ!むしのもり」 「すいえいたいかい」「まいごのヘラクレスくん」「あきのむしのもり」といった短編3本からなるこちらの絵本は、森に住む虫たちと子どもたちのあたたかな交流が丁寧に描きこまれています。ここでは人間の子どもと森の虫たちが友だちとして時間を共有しており、虫たちの世界を人間のままに感じられるのが新鮮! 互いを思いやる関係性を目にすることもでき、相手への優しい気持ちには人も虫も関係がないことに気づかされます。お話のなかでは「むしが4ひきかくれているよ。さがしてね」といったクイズも盛り込まれており、遊びながら虫たちの世界を体感できる一冊に仕上がっているようです。夏ならではの昆虫をテーマにした絵本をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。虫そのものの知識が深まる作品もあれば、引き込まれるような世界観を築いている作品も…。興味をもった一冊から、虫たちにふれあってみてくださいね。
2017年08月24日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。チッチママです。夏休みも残りわずかですね。皆さんはどんな夏を過ごしましたか?わが家は初めて娘のチッチを連れて花火大会へ行ってきました。さて、名残惜しい夏休みですが…。(むむ? 早く学校始まってくれ!! というママさんたちの声が聞こえる…!!)まだまだ夏らしさを感じたい方のために、今日はちょっぴり怖~いお話をご用意しました。あ、怖いのが苦手な方も大丈夫ですよ! どうぞこちらへっ。久しぶりに温かいご飯を、しかも座って食べられるー!!なんて思っていたのですが…。な…なんと…子育てあるある「温かいご飯が食べられない」を夏らしくホラーテイストで描いてみました。この日は泣き声ひとつ上げずに、ひっそりと目を覚ましたチッチ。目を覚ましてからしばらくは、私の背中をぼーっと見ていたのだと思います。そのまま娘のかわいい顔を眺めながら、ご飯3杯いただけば良かったな、なんて今となっては思います。
2017年08月23日初めての人工授精は月経が始まったことで、成功しなかったことを知りました。そこまで落ち込むことはありませんでした。「…まぁ、まだ1回目だしね。」自分の中で6回までは挑戦してみると決めていました。そして、おそらくそれまでには妊娠できると、不思議な自信も持っていました。(今思えば何の根拠もない(笑))オットは「精子無力症」と診断され、その後の複数回の精液検査でも精子の運動率は基準をかなり下回る結果が続いていました。しかし、人工授精の時は洗浄濃縮され、人工授精するには問題ない値になっていました。私も毎回の診察でしっかり排卵していると確認していました。だから回数を重ねて、確率を上げていけば、いつかきっと妊娠できる。そう思っていました。翌月、2回目の人工授精をしました。生理がきました。少し気持ちが塞ぎました。年を跨ぎ1月末、3回目の人工授精をしました。生理がきました。その少し前に、姉が第二子を妊娠したことを聞きました。涙が出ました。その翌月、4回目の人工授精をしました。結果待ちの間に私の誕生日がきました。29歳になりました。誕生日の日、生理がきました。些細なことがきっかけで大泣きしました。4回目の人工授精のときには、精子に影響することを聞いたオットが禁煙を始め、精子の値がかなり改善したこともあり、少し期待していました。(オットも大喜びしていましたが、その2ヶ月後には元に戻ってしまいました…)翌々月、季節は春になっていました。5回目の人工授精をしました。生理予定日になっても生理がきませんでした。妊娠検査薬使ってみようか…そう思った日の夜、生理がきました。もう泣きませんでした。すぐさま、クリニックへ来月の予約をしました。その翌月、6回目の人工授精をしました。あたりまえのように生理がきました。いつのまにか、ステップアップの目安である回数になっていました。(※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。)
2017年08月23日夏休みももう後半になりましたが、みなさん、慌ただしい毎日を送られているかと思います。お疲れ様です。かくいうわが家も残りの夏休みをどう乗り切るのか、あたふたしております。その夏休みといえば、やはりわたしたち昭和世代は学校のプールではないでしょうか。振り返ると、僕らの子ども時代(もちろん昭和です)としては唯一、涼のとれる場所であり、夏休みの楽しみとしても、学校の授業としても心待ちにしていた方は多いのではないでしょうか?水への顔つけやバタ足の仕方からはじまって、クロールや平泳ぎ方をマスター。検定をクリアしていくと、僕の通っていた小学校では確か線が与えられて水泳帽につけて級をわけていたような…。とにかく一生懸命プールの授業をこなしていました。ただ、これはもう昔の話といっていいかもしれません。この学校のプール、すごくいま微妙な立場になっている。というのも、これは僕自身もびっくりしたのですが、今の子どもたちって、小学校に上がるころにはほとんどの子が泳げるようになっています。ほとんどの子が未就学のときからスイミングスクールに通っちゃってるんですよ。これって、通わせていなかった親御さんからすると、ちょっと焦りますよね。“うちの子だけクラスで泳げない、どうしよう”って。聞くところによると、まあいろいろ予定もあるのでしょうが、夏休み期間の学校のプールは意味がないと行かせない親御さんもちらほらいるようです。正直なことを言うと、僕自身はこの状況、いかがなものかなと思っています。といいつつ、わが子も3歳ぐらいからスイミングスクールに通わせ始めました。言い出したのは妻の方。「命に関わることだから少しでも早く泳げるようにさせたい」と譲らなかったんです。実際はプールの泳ぎと自然の川や海での泳ぎは別物とも違うといわれてたりするんですけどね。正直、僕はあまり乗り気じゃなかったんですけど、最終的に送り迎えは基本的に妻がするということでのんだんです。もうかれこれ5年以上前の話になりますが、いま振り返ると、世間のスイミング熱はこのときからすごかった気がします。うちから通えるスイミング・スクールは2カ所あったんですけど、申し込み時点ではどちらも生徒数は満杯。退会者が出ることをひたすら待つ、いわゆるキャンセル待ちです。このキャンセル待ち、いつぐらいに入れるのかメドさえつかないんですよ…!数日先になるかもしれないし、半年先になるかもしれない。たかがプールの入会でえらい待たされる。当時、“どれだけ水泳って人気あるんだ?”と思いました。しかも、月謝だってけっこう馬鹿にならない。そのスクールによって違うんでしょうけど、万は超えてくるわけです。はっきりいって、ほとんど水遊びに近い最初の講習のときは、“これにお金を費やすのか?”って思いましたよ。結局、キャンセル待ちの予約をしてから数カ月後に一方のスクールから連絡がきて、そこに通うことになったんですが、見学に行って驚きました。もう数えきれないぐらいの子どもたちでプールが埋め尽くされている(苦笑)。僕らの時代、スイミングスクールに通いだすのは小学生ぐらいからだった気がするのですが、もう小学生なんて大人に見えるぐらい。ちびっこ=幼児ばかり。そして、プールサイドにはわが子に鋭いまなざしを送る親御さんであふれかえっている。“今のスイミング・スクールってこんなことになっているんだ”と驚きました。わが家は、たまたま先にキャンセルが出た、一方のスクールに通わせたのですが、そこがけっこう本格派で。こちらはとりあえず泳げるようになればいいぐらいのゆるーい感じで通わせるつもりだったのですが、かなりみっちり教え込むといいますか。はっきり言って、指導が厳しい。スパルタとはいいませんが熱血指導に近い。そういう心づもりではなかったこちらとしては“うちの子、この指導に耐えられるか?”とちょっと心配。ということで、もうクロールをマスターしたぐらいのところで辞めさせようと思ったのですが、今度はわが子が頑張りをみせ、泳ぐのが大好きな子になり、今もまだ通い続けています。ただ、上級になればなるほど、親はさらに真剣になるといいますか…、すごいです。練習にも関わらずコーチよりも叫んで叱咤激励するお母さんがいたり、練習後に子どもを延々と叱り続けているお父さんがいたり…。すべてを否定するつもりはないんですが、このスイミングスクールを取り巻く環境に違和感を覚えるのは私だけでしょうか。よくよく考えると、スイミングスクールに限ったことではなく、勉強にしても、スポーツにしても習い事にしても、なんかみんな前のめりすぎているというか。ほかより早くマスターすることが必須のようなことになっている気がします。どうも、人から後れをとることは“負け”みたいな風潮になってきている。“みんなが行かせているから、自分のところも行かせないと”という勝手な競争を勝手にスタートさせている。これって果たして、子どもためというよりむしろ親の都合になっているのではないかとはたと感じるんです。夏休みでいえば、サマーキャンプとかもこれに当てはまります。“みんな行かせてるから、うちの子も行かせないと”という気分にだんだんなってくる。行った子どもを見るとちょっと大人になっているような気がして、“自分の子も”といった気分になりがち。なんかこういったスクールや習い事って、子どもの可能性を広げるためのもののような気がするんですけど…。いまどちらかというと、わが子がほかの子に比べ、先をいっていることの証明というか。親がわが子がほかの子に後れをとっていないか? 後れをとっていないことを証明する単なる安心材料になってしまっている気がしてならないんです。そしてある程度のレベルに達してくると、今度は“ここまでやってきたんだからもっと高みを”と親の願望がのっかってきてしまっている。果たしてそれでいいのかなと……。勉強もスポーツも小さいころからするのは悪いことではないと思います。ただ、横並びでみんな乗り後れないために通わせてしまうのは、どうなのかなと。もうちょっと子どもの自主性や望んでいることに耳を傾けてあげてもいいのかなという気がするのですが……。プールで延々と泣き続けている子を見ると、“なんだかな”と思うんですよね。みんながスクールに通わせているから、“うちの子も通わせないとまずい”と焦っている親御さんがいらっしゃったら、正直こういいたいです。“学校のプールの指導ではじめて泳げるようになっても決して遅くはない”と。そんなものです。無理にやらせる必要はまったくありません。現在、わが子はいまや親よりも速く長い距離を泳げるようになっています。しかもクロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライすべてこなす。しかし、スイミングの講習と学校のプールの授業は別、それはそれで真剣に取り組んで、上の級にいけるように頑張るように常に夏になると言い聞かせています。ただ、学校の検定は検定でけっこうハードルが高いらしく、なかなか合格できない(笑)。それはそれで屈辱らしく、今年は学校の夏休みのプールはいけるところは全部行くと息巻いています。
2017年08月23日先日、思うところあって映画『嫌われ松子の一生』を数年ぶりに観た。この映画、鮮やかな色味のミュージカル調に仕立ててあるが、内容は相当重い。重いどころか、不調のときに観るとある種の呪いにかかる。確か私は離婚前に1度、さらに離婚してからもう1度観ていて、今回が3度目。離婚後に観たときには、これは他人事ではないかもしれない、私も「嫌われ明子」として一生を寂しく終えるのかもしれないと恐々とした。離婚して、仕事がそれなりにうまくいったり、いくつかの恋愛を経ていく中で、今は少し遠くなったけれど、きっとこれから先も、思ってもみないことでつまづいたとき、「嫌われ松子」の影はきっとすぐにまた寄ってくる。観たことのない人のために簡単にあらすじを説明すると、この物語はタイトル通り、川尻松子という女性の一生を描いたフィクション。それも、もともとは中学教師だった松子が、坂道を転がり下りるように転落していく様を描いたものだ。松子の嫌われ人生を決定付ける行動は、要所要所で描かれていて「えー!なんでそうやっちゃうの?」と理解できないものもある一方、本人の選択や行動が及ばないところで迎えてしまう、不可抗力な不幸展開もある。ちょっとした選択ミスとそして運命。この二本が、運悪く延々と絡まり続けて「嫌われ者」として一生を終えることが自分には絶対にない、なんて言えない。だから怖い。映画の中の松子は最初から最後まで一貫して、ただ男に愛されるためだけに生きている。ところが、その全てがうまくいかない。ひとつ不幸を迎えるたびに「なんで?」と自問自答する。「なんで?」の回答としてひとつ、劇中で明確に描かれているのは父親との関係だ(このシーンは序盤で描かれるということで、ここまでのネタバレはどうかひとつご容赦ください)。幼少期の松子は、色々あって自分に注意を向けてくれない父親が、コメディアンのまねをした変顔を作ったときにだけ、笑ってくれることを発見。以降、父親の笑顔が欲しい一身で、変顔を向け続ける。心理学用語に「モンロー・スマイル」という言葉があるそうだ。魅力的な笑顔で周囲の人間を魅了したマリリン・モンロー。しかしその笑顔は、不遇な幼少期、多くの家庭を転々とすることを余儀なくされた彼女が、周囲の大人に愛され、関心を向けさせるため、生きていくために身に着けたものだった。彼女のように、親の愛情に恵まれていない子どもが、周囲の大人の気を引くために魅力的な笑顔を振りまくことは少なくないといい、これを「モンロー・スマイル」と言うらしい。劇中の松子の変顔も、ただ自然体に、当たり前にしていては愛されないと悟った子どもが、大人に愛されるために意識的に取る行動としてこの「モンロー・スマイル」と軌を一にしたものだろう。愛し愛されるという行為は、できるときには何も考えなくてもできるのに、うまくいかなくなった瞬間、それはもうとんでもなく複雑な、哲学級の難題になる。「なぜあの人は自分を愛してくれないのか」「なぜ世の中の多くの人は当たり前に愛されているのに自分だけは愛されないのか」夫婦関係の破綻で私は一時その迷路に迷い込んだけれど、幼少期にもっとも身近な大人である、養育者からの愛情を安心して受けられない子どもというのは、子どもの体で、そんな無理難題と向き合わざるを得ないのであって、それはきっと、いい大人が好きな人に愛されるために努力するのとはまるでわけが違うことだろう。子どもはただ生きてくれている、ただ存在してくれているから感謝され、愛される。そうあるべきだし、そもそも大人の都合で勝手にこの世に産み落とされたのだから、そうあるのが筋ってものだと思う。いい子だから。可愛いから。迷惑をかけないから。面白いから。役に立つから。子どもが愛されるのに、理由はひとつも必要ない。ところが、色々な事情でそんな当たり前のことがうまくいかないということは、物語の中に限らず、現実にたくさんある。愛されるために必要とされた条件は、本来ならばまっすぐで平坦な道に、大人によって乱暴に置かれた大きな石、もしくは壁のようなもので、子どもの前途を阻む。そして、ときには子どもに限らず、大人になってからも足枷となり続ける場合だってある。子ども時代に追い込まれた迷路から抜け出せずに、いつまでも苦しみを抱え続ける大人がたくさんいる。愛し、愛されることがうまくいかない問題は、病院でも学校でもそう簡単に解決してくれない。にも関わらず、大人は庇護される対象ではないから、全て自分でなんとかしなくてはならないのだ。そういう人達が迷路から抜け出すための出口は一体どこにあるのか、周りの人間には何ができるのか、ということを、最近は延々と考えている。イラスト:片岡泉
2017年08月22日長い長い夏休みも、もう終盤戦となってきました。お子さんの夏休みの宿題、とりわけ自由研究や工作はテーマ決めから頭を悩まし、1日、2日ではどうにもならないものだけに、早々に終わらせたいものですね。わたしも長女が小学校に上がった時から自由研究で苦しみ続け、めでたく今年で10年目を迎えました。8月31日の夜は毎年、親子で深夜まで自由研究の仕上げに追われるという恐怖を味わってきているわけです(涙)。そこで、今年こそは早めに終わらせようと小3息子と参加したのが、「夏休み2017 宿題・自由研究大作戦」。東京・仙台・大阪3会場で開催され、合わせて約3万人の親子が参加した体験型イベントです。東京会場に参加したわたしたちは、ここで2つのプログラムを体験取材。第一弾レポートの 「悩める小3男子が行ってみた! 自由研究のお助けイベント体験レポ―トpart1」 では、WWFジャパンのプログラムをご紹介しました。続いて、息子が挑戦したのが、憧れの企業バンダイのプログラム「カプセルはんこ エコ工作」です。ガシャポン®の空カプセルが大変身!、カプセルはんこ エコ工作子どもだけでなく大人にも人気のカプセルトイは、中身を出したあと、空になったカプセルはどうしていますか? いろいろな色があって、しっかりした作りなので、捨ててしまうのはもったいないですよね。そこで、楽しいアイデアで再利用するワークショップを展開するのが、バンダイの「カプセルはんこ エコ工作」。このカプセルはんこは、バンダイのカプセルトイ「ガシャポン®」の空カプセルと、東京都墨田区の町工場で出るウレタンの廃材を組み合わせたオリジナルのはんこです。プログラム前半では、おもちゃの3R(ゴミを減らすリデュース、捨てずに繰り返し使うリユース、もう一度資源に戻すリサイクルの3つの頭文字をとって)を紹介し、生活の中でできる環境活動を考える機会を提供しています。続いて、プログラム後半のエコ工作では、不要になったものを実際に再利用することで、身近で楽しく環境への取り組みを体験することができるプログラムになっています。あらかじめセットされた制作キットを使うので、未就学児でも簡単に作ることができます。ハサミに慣れていない低学年は、切れ目の入ったスポンジシールから好みの形を選んで貼り、高学年は自分で好きな形をハサミで切り抜くようにできるなど、幅広い年齢に対応したプログラムとなっていました。その中で、小3男子の心をとらえたのが、カプセルはんこ作りを説明する映像に登場するキャラクター。色とりどりの空カブセルのキャラクターが「カプセルはんこがつくりたーい!」と歌って踊る映像にくぎ付けとなり、その日一日、ずっと歌っているほどの気に入りようでした。肝心のエコはんこは、愛猫の顔を模してかわいくできました。おもちゃという身近なものを通して、企業のエコ活動や取り組みについても学べ、楽しく工作を体験できました。ラストスパート! まずは体験イベントに参加してみよう夏休みも残りわずかですが、自由研究や工作をテーマとした小学生向け体験イベントやワークショップは、まだまだ各地で開催されています。「自由研究・工作はまだ手つかず」というお子さんほど、こういったイベントへの参加がおすすめ。バンダイの「カプセルはんこ エコ工作」のように、短時間で工作も研究もできるプログラムもありますので、悩む前にまずは参加してみてはいかがでしょう。 ▼「夏休み2017 宿題・自由研究大作戦」HP ※上記記事は、2017年の開催内容となります。来年以降、参加する際のご参考としてください。
2017年08月22日5人目・四男君が産まれてからの寝かしつけ。次男・三男は寝かしつけの時に、さすったりトントンして欲しがります。夫が寝かしつけてくれる時もあるのですが『父ちゃんじゃなくてお母ちゃんがいい!!』という時。四男が大声で泣くと次男・三男が寝られないので、まず、四男に授乳します。そして静かになったところで二人を両脇に寝かせて、さすさすトントン。授乳角度がズレると四男が泣いてしまうので、腰を曲げて両足で角度を調節しながら授乳し、尚且つ二人を同時にさすさすトントンするので、腰と足、腕に結構な負荷がかかります。それでもこうやって甘えてくれるうちは、例え全身筋肉痛になろうとも、母ちゃん全力で頑張るよ!
2017年08月22日こんにちは、きたあかりです。米大好きっ子のムスメですが、パンも好きで朝ごはんの主食はパンです。といってもどのパンでもいいわけではなく、食べやすさや味にそれなりのこだわりがあるようです。■スーパーのメロンパンのあんまり甘くない部分:好きだけど瞬時にパン粉化する。食べにくくて苛立ちを隠せない様子。■食パン:ふつう。可もなく不可もなく勧められれば食べる。■スーパーのロールパン:そこそこ。ハムスターよろしく限界まで詰め込みはするものの、口の中で固まりやすいらしく大きな塊となってただいまする。■パン屋さんのロールパン:大好き。丸ごと一個よこせと奪い取ってくる。しかし2分後には床に落とされるため、ちぎってから渡すのが重要。そんなムスメの一番のお気に入りは…ライ麦ボール!こんがりとした焼き目、蠱惑的な色つや、程よい甘み…ライ麦の芳ばしい香り。自分でちぎれる柔らかさでありながらも口の中で固まらず、粉も散乱しないやさしい設計…!(と勝手に思ってます)ただこのパン屋さん、ちょっぴり家から遠いんです。10キロ超のムスメを抱っこして行くのちょっぴりしんどいんです。あとスーパーより割高。そこでスーパーで売ってた類似品を試してみたところこれじゃない感がすごい…!実際食べてみると、確かにパン屋さんのより粉っぽいし見た目もしわしわ。それでも大人なら「まあ普通に美味しいかな」と思える範囲だと思うのですが、赤ちゃんて食に関しては一切の妥協を許してくれないんですよね。親の都合など知ったこっちゃありません。なので週1、2回ほどだけそのライ麦ボール目指してパン屋さんに通っているのですが、その…パン屋さんて…パン剥き出しなので……・棚のパン・トレイに載せたパン・近くに並んでる人のパンその他トング、トレイ、財布などなど守らなきゃならないものがいっぱいなんです。一度ムスメがお店のパンをひとつ落としてしまい、弁償しようとレジに持って行ったこともありました。レジの方が優しい方だったので大目に見て下さったんですけど…。ここバイキングじゃないから! 食べ放題じゃないからね!それでもたまにパン屋さんの美味しいパンを食べるのが、親の私達にとっても楽しみになったのでした。
2017年08月20日■保育所や幼稚園の先生がやっている“遊び”のサポートを知ろう「保育所や幼稚園にいる先生たちは、毎日子どもと遊んで過ごせていていいなぁ」と思ったことはありませんか? でも、先生たちは遊びの中でさまざまなことを考え、子どもの成長のために多くの工夫を凝らしながら過ごしてくれています。今回は、そんな先生たちが行ってくれている“遊び”のサポートについてご紹介します!■先生はただ一緒に遊んでいるわけではありません!先生たちは、ただ子どもと一緒になって遊んでいるわけではありません。一緒に思いっきり遊んでいるように見えて、子どもたちに危険が及んでいないか、お友だちと揉めている子はいないか、遊びに参加できていない子はいないかなど、さまざまなことに気を配りながら動いています。また、そうした注意を払っているだけでなく、“遊び”のサポートもしています。サポートをするためには以下のポイントで遊びを見ています。・今やっている遊びをどう発展していけるか・もっと楽しく遊べるためには、何が必要か・子どもたちの興味関心に沿った次の遊びはどんなものがいいか同じ年長であっても、子どもたちによって成長の度合いも興味の対象も変わってきます。“去年と同じ”、“前に年長の担任をしたときと同じ”にはいきません。目の前の子どもたちの様子をしっかり見ながら、“遊び”に本気で向き合ってくれているはずです。■遊ぶためには環境が大事“遊び”のためには環境がとても大事な役割を担っています。環境とは、物の用意や、遊ぶ場所・時間の確保はもちろん、遊びのアイディアを教えたり、みんなで一緒に過ごすときの遊びとして取り入れたりすることも含まれます。たとえば、おままごとをしたい子どもがいるところに、キッチンセットやお皿、野菜などの“おもちゃ”を用意しておくのも環境を整えることになります。一方で、あえておもちゃを用意せず、キッチンセットが作れるような箱を置いておいたり、折り紙やクレヨンなどの道具を出しておいたりすることがあります。そして子どもたちから「フライパンがない」「お野菜がない」と言われたら、「これで作ってみたら?」「こうするとキャベツになるよ」と提案したり、やって見せたりして作るところから遊びをスタートするよう促すのです。これは、おままごとという、ひとつの遊びをするために準備するとことから“遊び”として取り組むための環境準備の一例です。さらに先生たちは、遊びが始まってからも、作り方で困っていたら声をかけてアドバイスをしたり、新たな道具を出したりと“遊び”を発展させ、より楽しめるようにサポートしています。■用意の難しさ上記の例のように、おもちゃを用意するパターンと、道具を用意するパターンなどを変えていくには、年齢やそれまでの子どもたちの活動から考えていかなければなりません。年少の初め頃には、自分で考えておもちゃを作りながら遊びを発展させていくのは難しいことが多いため、予めおもちゃとして用意しておきますが、年長には道具だけを用意しておくなどの変化です。また、工作が好きな子どもが多く、何かを作って遊んでいることが多いときには、なるべく自由に作れるよう材料を集めておいたり、分類して置いておいたり、作った物を置く場所を設けておくなどの“環境”を用意します。この用意によって、子どもたちの遊びの幅も変わってきますが、うまくハマらないと遊びがすぐに終わってしまう可能性もあるため、環境を用意することはとても難しく、先生たちも試行錯誤の中で準備してくれています。一言に遊びのサポートといっても、先生たちはさまざまなことをしてくれています。環境の用意という点に目を向けて保育室や外遊びのおもちゃを見てみると、先生たちの工夫が感じられるはずです。次回、第3弾では、それらのアイデアを自宅の遊びで取り入れる方法をご紹介します!
2017年08月19日子どもが中学生になると思春期を迎え、いろいろな問題も出はじめます。その中で不登校になる子どももいるでしょう。昔は、学校へ行かないなんて言語道断でした。そんな甘えは許されない、親が首に縄をつけてでも引っ張っていく…。そういう感覚が強かったんじゃないかしら。でも、いまは状況が違ってきているようです。無理をせず様子をみる、というのが大きな流れのような気がしますね。確かに、子どもがイヤがる場所に何が何でも通わせる、というのはよくないと思いますよ。その子にしてみたら学校に通うことが死ぬほどつらいのかもしれません。大人にはわからない子どもなりの事情もあるでしょう。そういう気持ちを親が無視することは、子どもの信頼を裏切ることになります。もちろん、親は子どもの将来を心配すればこそ学校へ通わせようとするのよね? でも、世間の体裁を気にする気持ちが、その中に隠れている場合もあると思うのよ。「みんな、ふつうに登校しているのに、なぜうちの子だけ…」という感情が出てきてしまうのね。 その気持ちもわかるけれど、これだけ時代のスピードが速いんです。親側の意識を変える必要もあるんじゃないかしら? 過去の常識にしばられて子どもの可能性をつぶしてしまっては、何にもなりませんからね。特に、いまの時代は選択肢が多いでしょう?転校したり、フリースクールへ通わせることもできます。その子に合った学校へ通わせてあげられれば、それがいちばんです。もちろん、ただのワガママに親が振り回されるようではいけませんよ。そんなことをしていたら、それこそ子どもの生きていく力を奪うことになります。親は、子どもがひとりで生きていくために必要な「たくましさ」を育む責任があるの。甘やかされて困るのは、その子自身ですからね。とにかく、一度くらい不登校になったからといってあきらめないこと。学校は、ひとつだけではないんです。子どもに学校を選ばせ、自分が選んだからには最後まで通わせる、という選択もあります。大事なのは、家に引きこもらせないこと。他人と触れ合う機会をなくすことは、子どもにとって大きな損失ですからね。ただ、それでも引きこもってしまった場合は専門家へ早めに相談するなどして、長引かせないことを考えてください。子どもには子どもなりの理由があるはずです。親が子どもと根気よく向き合うことが、何よりも大事なことですからね。 2017年下半期の運勢を≪全網羅≫新宿の母が贈る珠玉の人生鑑定
2017年08月18日「うんこ!」「ちんこ!」「おなら」「おしりブリブリ~!」2歳ごろになると子どもたちはどこから仕入れたのか、普段使ってほしくない言葉を言うようになります。「保育園で覚えてきたんだろうな…」と思う方がほとんどだと思いますが、保育士は「家か出先で覚えてきたんだろうな」と思っていることも…。しかし、そういった言葉を連呼したとき「やめなさい!」や「汚い言葉は使わないで」と叱るのは無意味です。叱れば叱るほど「困らせるにはこれが1番いいんだな…しめしめ」と心の中で彼らは笑っているはずです。言葉の意味を改めて考えさせようしかし、黙ってみているわけにはいきませんよね。公共の場やおじいちゃんやおばあちゃんの前でこんな言葉を連呼されたらひとたまりもありません。以前、担任だったクラスの男の子3人が、私を祭りの社に見立てて「ちんちん!」「ちんこ!」と言いながら盆踊りのようにぐるぐる回っていました。「静かにしてほしい…」と心から思ったので「ちんちんとちんこの違いを教えて」と聞いてみました。すると3人はピタッと止まって「えーっと…」と考え始めたのです。「ちんちんってなんだ?」「ちんこって言うとお姉ちゃんは絶対怒るんだよ…」「ぼくのお父さんはちんこって言うな…」「え、僕のお父さんはちんちんだよ…」「なんで同じ呼び方じゃないんだよ!」この会議は30分~40分ほど続きました。言葉は考えることで使い方がわかる会議の結果は「ちんちんは英語でちんこは日本語」。2歳児の思考回路に驚きました。彼らはいくつもの意見を出し合い、精査しながらこの回答を導き出したのです。子どもならではの発想と行動がユニークですよね。その後、子どもたちが汚い言葉を繰り返し言う回数が格段に減りました。子どもは毎日色々なことを頭に入れています。だからこそ、意味が無く、他人が反応する言葉を連呼することが楽しいのです。今回は大人にとっては公共の場で連呼して欲しくないワードですが、このように言葉には意味と役割があることを発見することで、「大人が反応するからおもしろい、困らせたい」という理由だけで言っていた言葉が、子どもたちの中で意味のある言葉に変わったのです。その発見を自らすることで、言葉には使うために必要なタイミングがあることを知ります。例えば、目の前にメガネがあるから「メガネ」という単語を使いますよね。突然「めがね!」と言っても何も起きないし意味はありません。自ら導き出すことが何よりも大切もちろん、私が子どもたちに聞いた質問の正解なんてありません。だからこそ、子どもたちが一生懸命考えて導きだしたことを、大人も「そういことだったのか! 知らなかった」と笑顔で真正面から受け止めてあげることが大切です。もしも、間違ったまま覚えてしまうと困ってしまう答えであれば、その時に大人がちゃんと導いてあげればいいのです。「やめなさい!」と叱るのは簡単ですが、その言葉はどういう意味なのか、似た言葉にどんな違いがあるのか、なぜ今発言したのか、子どもに考えさせることもひとつのコミュニケーションであり、大人が考えるきっかけを与えるチャンスでもあります。
2017年08月18日こんにちは、ぺぷりです。子どもの成長は早いもので、少し前までベッドでジタバタしていた赤ちゃんが、今は自分の足で飛び跳ねていることに驚きます。特に二人目以降は知らぬ間にどんどん大きくなっていってしまいがち。親としては、我が子の成長はうれしいものの、「まだ赤ちゃんでいて欲しい…」とこっそり願ってしまうこともしばしば。そんな親心に反して、子どもは大人になりたがります。赤ちゃんと呼ばれることに抵抗を感じるようになり、大人みたいにいろいろなことができることに憧れを感じるようです。2歳の息子も、絶賛「大人になりたい」お年頃。上に5歳のお姉ちゃんがいるので、なおさら大きくなることに憧れを抱くのでしょうか。今回は、そんな息子の「大人になりたい」エピソードを2つご紹介します。■効果的! トイレトレーニングが成功する「ほめ方」■「赤ちゃん扱い」に猛抗議かたくなに「大人」にこだわる様子が面白くてかわいくて。親としては、まだまだ小さな君でいてほしいけれど、大人になるまではまだまだたくさんの時間があります。これからもたくさんの成長を一緒に体験していけるのが楽しみで仕方がありません。
2017年08月18日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。連載を開始してから、男の子大変だ~! という記事ばかり書いてきましたが今回は、男の子ってかわいい!男の子で良かった~! と思わせてくれたエピソードを書こうと思います。男の子って本当に甘えん坊なんですよね。上が男の子で下が女の子の子を持つママさんが、女の子って全然べたべたくっついてこなくてびっくりした!と言っていたのが印象的でしたが、やっぱりそういうものなのでしょうか?もちろんべったり甘えん坊な女の子もたくさんいると思うのですが、男の子は成長しても甘えん坊。我が家の子ども達も赤ちゃんの頃から現在に至るまで、かーちゃんにべったりです。もうすぐ6才のモン太、たまにかーちゃんがくつろいでいるところにきてぎゅーっと抱きついてきます。いつも我慢させているので、こういう時は甘えさせてあげないとね。とモン太に構っていると、すかさずキーちゃんがダイブ!モン太にどいて! と怒るのですが、モン太も意地になりなかなかどきません。その間に挟まれたかーちゃんはもみくちゃ…。2人ともいい加減にしろ~! と思う手前、いつまでこうやって取り合ってくれるんだろうと密かに思うかーちゃんです(笑)結局最後は離れていくモン太、そこはやっぱりお兄ちゃんですね。寝かしつけの時もキーちゃんに集中してしまうのでいつも寂しそうなのですがいつしか寝る時になると「手をつないで寝よう」とかわいいことを言ってくれるように。手をつないで寝ると安心してすぐに寝てくれるのです。お兄ちゃんといえど、まだまだ小さいモン太。わんぱくな時は本当にげっそりしてしまいますが(笑)こうやって素直に甘えてくれる姿はかわいいな~と、寝顔を見ながらしみじみ思います。そして思わず笑ってしまったかわいいエピソード。幼稚園のお友達と公園で遊んでいたときのことです。みんな自由奔放に遊んでいたのですが、1人の男の子が談笑しているかーちゃん達の元へ戻ってきました。すると、近くで摘んだお花をお母さんに「ママ~!あげる!」と渡していました。わ~なんてかわいいの~!!嬉しいね~!とかーちゃんが騒いでいると、その様子を見ていたモン太が何かを探しに行きました。あ、もしやかーちゃんにもお花もってきてくれるのかな、とわくわくしながら待っていると…「はい!どうぞ!」と雑草を渡してくれました。雑草~!!!!思わず笑ってしまいましたが、かーちゃんの為に持ってきてくれたことに感動!男の子って本当単純ですよね!やんちゃすぎて毎日爆発しているかーちゃんですが、こういう単純でわかりやすいモン太がかーちゃんは大好きなのでした。(笑)
2017年08月17日■子どもの“遊び”の本質を知れば“遊ぶこと”の見方が変わる?!子どもたちが思いっきり遊んでいる姿は微笑ましかったり、「あの頃に戻って本気で遊べたら…」と思ったりすることはありませんか?子どもはいつでもどこでも遊べて、常に遊んでいるように感じられますが、実は“遊び”はただおもちゃを持って何かしているだけではない奥の深いものなのです。そして、子どもにとって、本質的な「遊び」は成長に欠かせない重要なもの。心と体の成長に欠かせない“遊び”の本質を知れば、「遊ぶこと」への見方が変わるはずです。4回のシリーズに分けて、“遊び”について解説していきたいと思います。■砂場にいたら=遊び、ではない!子どもが砂場で何かしている様子を見たら、「遊んでるなぁ」と思っていませんか?でも砂場にいれば=遊んでいる、というわけではありません。また、同じ砂場にいる子どもでも、みな同じように“遊んでいる”のではなく、さまざまなことを体験したり学んだりしています。単に砂場でボォっとしていることだってあります。砂場での遊びでいえば、砂を掘って川を作って水を流してみる、すると穴が崩れたから今度はもっと深くしてみる…などが代表的な例ですよね。そこには、トライアンドエラーで考える力を身につけていたり、穴を深く掘るために手や足を動かして筋力をつけていたり、遊びの裏にはさまざまな要素が深く関わっています。遊びの本質はそこにあります。遊びからはさまざまなことを学べるのです。本質的な遊びを追求すると、“砂場にいれば=遊び”ではないように、“おもちゃを持っているから=遊び”でも、“走り回っているから=遊んでいる”わけでもなく、“何”をしているのかが重要なポイントとなってくるのです。■保育や幼児教育から見た“遊び”って?保育士や幼稚園の先生から見た“遊び”は、そんな本質的な部分を重視しています。「“先生”たちは子どもたちと一日遊んでいられていいな」と考えたことがあるかもしれませんが、“遊び”のなかには、国語も算数も、理科も社会も図工も含まれ、それぞれが複雑に絡み合って存在しています。おままごとで考えてみても、お友だちと会話をすることで言葉を覚え、国語の力も身につけていきます。折り紙やどんぐりなどを食べ物に見立てて料理を作っていくときには、図工の基礎を培うだけでなく、器に入りきるだけの量を入れていったり、人数分の食器を用意したり、といった数=算数のセンスも必要になってきます。友だちと一緒に遊ぶことでコミュニケーション力を磨くことにもつながっていくのです。先生たちはこうした遊びのなかから、子どもたちに身につけていってほしい力が磨いていけるよう、環境を用意したり、適切な声かけなどのサポートをしたりしているのです。■“遊び”は子どもの成長に欠かせないもの遊びは子どもの成長に欠かせません。「遊んでばかりで…」と聞くと、いい印象を与えない言葉に聞こえますが、子どもは遊びのなかからさまざまなことを学んでいるので、むしろ「遊んでばかり」いることは素晴らしいことなのです。ただ、“遊び”と言っても、成長につれて大人の適切なサポートが必要になってきます。大人が上手に遊びに参加して、うまく導いてあげることで、グンと子どもの能力は伸びていくことがあるためです。子どもの成長にとって重要な遊び。次回、第2弾では、保育士や幼稚園の先生が子どもの遊びにどう関わっているのか、具体的にご紹介して、適切なサポートとはどんなものなのかを考えていきたいと思います!
2017年08月17日はじめまして、内野こめこと申します! ふだんブログにて、現在は4歳になった長男コウ、0歳次男シンの日々の様子を漫画で描いています。このたび新刊の発売にあわせまして、ウーマンエキサイトさんにて連載をさせていただきました。ここからは書籍に載っていない、コウとシンについての描き下ろしになりますので、どうぞお付き合いくださればうれしいです!■仲間意識とやさしさ自分のほうがたびたび飛ばしていたのを知って、シンを擁護する気になったみたいです(笑)心配しなくてもそりゃあ許すよ!!それにしてもコウにはどれだけ気をつけて素早くおむつ交換しても何度もひっかけられたものですが、シンはオムツ外してしばらくそのままにしてたりしてもあんまり出さず、今のところ(7ヶ月現在)このときの一度きり。オムツを外した解放感からシャーっと飛ばす…という話はどっかで聞いたことがあるんですが、よく飛ばすかそうでないかとか、そんなとこも個人差あるんですねえ。内野こめこ著 『うちのこざんまい コウくん、お兄ちゃんになる!』 (KADOKAWA/1100円+税)次回の更新は8月24日です。お楽しみに!
2017年08月17日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小1)・次男(年長)・三男(年少)の3兄弟の母を営んでおります。大変なことほど笑いに変えてをモットーに頑張っておりますが、それにしても夏休みが大変すぎます。白髪が爆発的に増えて、三男が「わかしらが」という単語を覚えました(白目)。■ドラマの「妊娠」シーンは、現実とのギャップがありすぎる!いつの時代も人気の医療系ドラマ。もしも医療系ドラマを現役のお医者さんが観た場合、「いやいや、そんなわけないし!!」と突っ込んだりするらしいのだけれど、それと同じようなことって、ママの世界にも存在すると思うんですよね。独身の頃には「そういうもんなんだ」と思い込み、むしろ憧れにも似た感情を抱くまでのまぶしい光景に見えていたものが、いざ、子どもを産んでみたら、あれ? 想像してたのと全然違うぞ? って思うこと、わりとよくありませんか?その手の番組を見てると「おいおい、ちょっと待て」とついつい突っ込んでしまうのですが、今日はそのうちのひとつ・妊娠編について私の心の声をつづりたいと思います。■その1. 妊娠発覚の「急に吐き気が来て、ウッ!!」のシーンまず、妊娠に気付くシーンのあるある場面。なにかを食べようとしていたり、なにかを料理しようとしていた時に、急に口を手で押さえて、ウッ…! とか何とか言って。洗面所だか台所だかにダッと走っていって、ゴホゴホッ(咳)…ジャァァァ(流す)。からの~~、口にハンカチを充てて鏡越しに「…ハッ!!」とした表情~~(お決まり)。この手のシーンを経産婦となった今、どう観ているかというと、「んなわけあるかーーーーい」とテレビにやじを飛ばている(ろくでもない)。ごくまれに、まさしくこれと同じようなシチュエーションで妊娠に気づいた方もいるでしょうが、実際のつわりは、(それまで全くもって元気だったのに)急に吐き気が来てウッ!! なんてことはまずないんじゃないでしょうか。実際のつわり、私の場合は、とにっっっかくしんどくて、ダルくて、起き上がるのもやっとという状況な上に強烈な吐き気!おなかに子を宿した喜びとか、健康に育ってくれてる証拠だとかいうおまじないも時に吹っ飛んでしまうほど、とにかく毎日毎日ゲーゲー吐き続け、いつまで続くか先が見えない辛さにだんだんとメンタルもやられてきてしまい、しまいには泣いてしまったり、どうしようもないことを恨んではのたうち回ったりしているのです。とてもじゃないけど、喜びに満ちた顔とは言えない死んだような顔をして毎日過ごしていました。リアルはこんなもんです。毎日吐き続ける妻の様子を見ていた夫が言い放った言葉を、私は忘れません。オジサン呼ばわり!!!(爆)でも、そう言われても仕方がないぐらい、野太い声で嗚咽を漏らしのたうち回っておりました。爽やかさの欠片もありません(現実はそんなもん)。■その2. お医者さんからの「おめでとうございます」のシーンそして、その後、病院に出向いて妊娠してるかどうか診てもらうシーンでよくありがちなのが、お医者さんから発せられる「おめでとうございます」的な発言!!!これ、3人生んだ私が見るとこうなります。「ないわぁ~~~~~。ないない!」実際に私の場合、3人ともお医者さんから「妊娠しています。おめでとうございます」と言われたことは一度もありません。特に長男の時は、妊娠が確定したとしても、心拍が確認できるまではどうなるかわからないと言われ、心拍が確認できたら今度は安定期に入るまでどうなるかわからないと言われ…、いつになったら落ち着けるんだろうかと気が気じゃありませんでした。結局、おめでとうございますとはっきり言われることは3回の妊娠で一度もありませんでした。もしかしたら今時のお医者さんはリスク管理のため不用意な発言に細心の注意を払っているのかもしれませんね。子育てをはじめてみたら「思てたんと違う」ってこといっぱいありますが、今日はこの辺で…では。
2017年08月17日おもちゃ売り場に行くと女の子向けのおもちゃと男の子向けのおもちゃがはっきり分かれています。メルちゃんは戦隊ヒーローグッズと一緒には並んでいないし、プリンセスはトミカと一緒に並んではいません。そこで、なんのために子どもがおもちゃで遊ぶのか、根本的なところから考えてみましょう。■おもちゃは出力するためのツール通常、女の子のおもちゃと男の子のおもちゃをはっきりと区切る保育園や幼稚園は少ないと思います。それは子どもの好奇心が何よりも大切だからです。子どもたちは、毎日たくさんの情報を吸収しているので、子どもは遊びを通して頭のなかを整理するのです。そのため、おままごとをしているとき、男の子でもお母さん役をするし、女の子でもお父さん役をします。昨日あったできごとや自分がなりたい自分に、おもちゃや遊びを通してなりきります。そうしたことで積み重なった頭の中のことを発散し、整理するのです。一言で説明するとおもちゃは子どもにとって「出力ツール」なのです。秩序が芽生えた時期に大活躍するおもちゃ3歳ごろになると「秩序」が芽生えます。例えば道路は端っこを歩かなければいけない、ご飯を食べながらスマホやテレビを見てはいけない、靴は脱いだら揃えなければいけないなど、保育園やご両親から得たルールを人に求める時期です。それはもう赤ちゃんではない証拠です。彼らは「僕だってちゃんと見てるんだぞ」と正義の塊になります。以前、担任をしていたクラスに秩序の塊のような男の子がいました。誰かが順番を守らなかったり、食事中におしゃべりしたり、脱いだ靴をすぐにしまわなかったりすると一目散に飛んできて注意するんです。気づけば同級生に「○○くん、うるさい」「こないで!」なんて言われるようになり、少し可愛そうでした。そんなとき個人面談でお母さんから「電車のなかやスーパーなどで見知らぬ人を注意するようになって困ってる」と相談を受けました。これは彼が今まで教わった秩序のアウトプットが足りていないと解釈した私は、メルちゃんを買うことを勧めました。すると、彼はメルちゃんという自分でお世話しなければいけない人形=今まで教わったことをアウトプットする対象を得ました。そして、数日後から彼は保育園で友だちに注意することをやめ、公共の場で見知らぬ人に注意することもやめました。こういった例があるように、おもちゃは男女関係なく子どもたちに寄り添います。子どもが、なにかしらの理由を元におもちゃを求めることはよくあることです。頭ごなしにダメ、というよりも子どもの遊んでいる様子を観察してから考えてみてください。
2017年08月16日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま! こんにちは! かわベーコンです。今回は寝かしつけに関するエピソードです。2歳の息子…この日はお昼寝が遅めだったため、夜になかなか寝ないという事態なってしまいました…。息子よ…母のだらしない二の腕を掴んで、寝ているかどうかをチェックするのはおやめなさい…。うーんなかなか寝ない…もしや私が目を閉じて、静かにしていたら寝るのでは?鼻の穴アアアアアア!ここを乗り越えれば寝るかもしれない。寝たフリすると、主に顔が犠牲になることがよくわかりました。
2017年08月16日夏休みも後半に入りましたが、毎日の食事作り大変ですよね。今回は、ご飯作るの嫌だな~、楽したいな~って時に作る簡単・時短メニューをいくつか紹介したいと思います。 全部上の4つの条件をできるだけ満たすメニューです。まずは簡単メニューにするために大事なのは食材選び! こういうすぐ使える材料を使えばそれだけで時短!そしてよく我が家の食卓に登場するメニューはこれ↓ 夏の定番ですがただのそうめんやつけ麺だと栄養が足りない心配がありますよね。手を変え品を変えいろいろ摂れて気分も変えられあっという間にできちゃいます♪お次はパスタ。例えば…パスタはレンジで茹でられる!お湯沸かすと暑いし水を沢山使いますが、少量の水でパスタが茹でられます。 参考までにレンジでパスタを茹でる時の目安は、パスタ100gに対して水500cc+塩少々、200gなら水650+塩少々を入れ、500Wのレンジなら パスタに表記のゆで時間+5分600Wのレンジなら パスタに表記のゆで時間+4分、蓋をせず加熱です。パスタレンジ容器があれば表記があり使いやすいですが、なくても深さのある耐熱容器ならなんでもパスタは茹でられますよ!お次はささっとおかずです。これにご飯や味噌汁でもあれば立派な献立になりますね。レンジ用シリコンスチーマーも使ってみてその便利さにハマってしまいました。火を使わないから暑くないのはもちろん、・調理したらそのまま食卓へ出せる。・余ったらそのまま蓋して冷蔵庫へしまえる・材料の栄養素が流れ出るのが最小限で済むというわけで使わない手はないです。とは言っても…ここまでいかに楽をして調理してるかを描いてみました。我が家の子どもらの反応は… はい、男子はなんでもいいようですが女子は厳しいようです(笑)いつもいつもこういうメニューというわけにはいきませんね、たまーに面倒なメニューや暑いメニューも間に入れつつなんとか残りの夏休みもしのぎたいと思います。
2017年08月16日せっかく作ったご飯を子どもが素直に食べてくれない、いくら話しをしても言うことを聞いてくれない、夜黙って眠ってくれないなど、仕事と育児の両立に爆発寸前のワーママたち。そんなみなさんに、リラックスして育児を楽しんでもらうために今日は3つのステップをご紹介します。1.頑張りすぎていることに気付こう以前、「家に帰るとスイッチが切れたように動けなくなっちゃうんです。子どもが好き勝手やってももうどうでもよくなってしまうんですよね」と話すお母さんがいました。自分のことを責めるようにお話するので「頑張っていらっしゃる証拠ですね。全てを放棄する勇気を持つことも大事ですよ」とお話しました。働くお母さんは完璧主義の方が多いので、自分の限界を超えていても一生懸命頑張ってしまいます。自分の限界を知ることは難しいことですが「あ、今日はしんどいな」と思ったときには全てを手放して気持ちをオフにすることが大切です。2.ヘルプサインを出せるようになろう自分の頑張りを気づけるようになったら、ご主人やご両親、保育士、周りの人に「助けて」とヘルプサインを出しましょう。「ちょっと今しんどくて限界。助けて!」と言うのって勇気がいることですよね。でも、あなたの頑張りをどこかで見ている人が必ずいます。私たち保育士だってその1人です。そして、お子さんだっていつもそばに寄り添って、ママの頑張りを一番近くで見ています。だからこそ「ちょっとママ、今日は疲れちゃった…」と話せば必ず力になってくれるはずです。3.子どもを一人の人間としてみてみようママが頑張りすぎる理由の1つに「子どもをしっかり育てなければ」という責任感があります。もちろん、大切な気持ちですが、一度その責任感から離れてみませんか?10ヶ月間自分のお腹で育ったかわいいわが子。しかし、お腹の外に出たら自分とは違う一人の人間です。「お風呂にはいりたくない!」、「ご飯を食べたくない!」、全部彼らが自分で決めたことです。お母さんから独立した一人の人間、他人だと考えると彼らの行動をスムーズに尊重できると思います。保護者としての責任を全うしつつ、一人の人間として子どもと対峙することは育児を楽しむ秘訣でもあります。知らずしらずのうちに大きくなっている子どもたち。言うことを聞いてくれないと思うと辛くはありますが、自分の意見を主張できるようになったと思えば、受け止め方も変わってきます。
2017年08月15日我が家に、5人目となる四男・そうちゃんが産まれました。もともと赤ちゃんや小さい子が大好きな長女。産まれたばかりの小さい弟が可愛くてしょうがない様子。毎日毎日舐めるように(笑)眺めては、『可愛いね~(ハート)可愛いね~(ハート)』と話しかけているんですが…そのしゃべり方が独特すぎて…。(ちょっ…! 大丈夫か…??)と思いながらよくよく聞いてみると…完全に私と同じしゃべり方でした(笑)。子どもって本当、よく聞いてますね。ちょっと恥ずかしくなりました(笑)。
2017年08月15日細川珠生のここなら分かる政治のコト
良妻賢母になるまでは。
うちの家族、個性の塊です