意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「東京オリパラ」です。パラの成長を見た東京大会。認知に広がりも。東京オリンピック・パラリンピックは大会としては結果的に成功だったように思います。無観客でさまざまな制約があったにせよ、特にパラリンピックは過去の大会に比べると注目度もたいへん高く、史上最多の4403人の選手が参加しました。アフガニスタンでは開催直前に政変が起き、選手が大会に参加できず他国に逃れるという事態に。開会式では国連難民高等弁務官事務所の方が代わりに国旗を持って入場行進をし、最終的にはサポートを得て2人の出場が叶いました。女性選手も、LGBTQをカミングアウトする選手も、これまでの大会以上に参加が増えました。僕はパラリンピックの取材に関わっていましたが、会場内の感染対策は徹底していました。関係者はPCR検査を毎日無料で受けられ、毎朝専用アプリに体温を入力。それが自分のIDナンバーに紐づけられていました。誰か記入漏れがあると同じ取材グループ全員にメッセージが届き、入力を促すシステムで、すごく安心感がありました。こういうデジタル化された管理システムが街中でもできればと思います。日本のボランティアは、海外から高い評価を得ました。しかしそのバックヤードでは、1年延期により指揮命令系統や担当者の引き継ぎに不具合があり、ボランティアのみなさんに大きな負荷をかけてしまっていたようです。東京五輪は、政治的な抗議パフォーマンスが認められた初めての大会でもありました。女子サッカーなどでは試合開始前に選手が片膝をつき、女子砲丸投げの銀メダリストは表彰台で両腕をクロスして人種差別等に抗議を示しました(表彰台上でのパフォーマンスは本来は禁止)。Black Lives Matterなどの流れを受けたことが背景にあります。ミャンマーの選手の日本への難民申請が異例の早さで認定されたのも、オリパラという世界が注目する場だからできた判断だったと思います。今回、オリンピックよりもパラリンピックのほうが、理念をより体現した大会だった印象です。世界中の人々が集まり、出身国の政治状況を身近に知る機会になったのは、大きな財産になったのではないでしょうか。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年10月27日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年10月23日株式会社Insight Tech(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)が運営する「不満買取センター」上で、「東京オリンピック・パラリンピック」に関する意識調査を実施し、インサイトデータ7,295件をユーザーから収集。回答の男女比較、年代比較を行い、自由回答については「ITAS」による分析を行いました。以下、結果をご報告いたします。■ ■分析結果詳細1:男女ともに50%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答。 (図1、図2)・「オリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか」を伺うと、男女ともに50%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しました。・年代別で見ると10代、60代以上では60%近い割合で関心が高くなった競技が「ある」と回答しています。・他の年代でも50%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しており、テレビやインターネットなどメディア観戦を通じて、今まであまり知らなかった競技に関心を持った層が多数いたことが分かりました。【図1】あなたはオリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。【図2】あなたはオリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。2:男女ともに「スケートボード」への関心が最も高くなったと回答。 (図3、図4)・オリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技が「ある」とした回答者に、最も関心が高くなった競技について伺うと、男女ともに1位は「スケートボード」となりました。・男性は2位が「バスケットボール」、3位が「卓球」。女性は2位が「卓球」、3位が「バスケットボール」でした。・東京オリンピックから採用された新しい競技や、日本人選手がメダル獲得や入賞など活躍した競技が上位3位となった状況です。・他の新しい競技では、「スポーツクライミング」が男性の6位、女性の7位、「サーフィン」が女性の10位となりました。・年代別で見ても、「スケートボード」「卓球」「バスケットボール」は上位となっています。・40代、50代で10位となった「自転車競技」をさらに細かく確認すると、40代の「自転車競技」の回答25件のうち「BMX」が12件、50代の「自転車競技」の回答19件のうち「BMX」が10件を占めており、この内容からも新しい競技への関心が高くなったことが分かりました。【図3】あなたがオリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。【図4】あなたがオリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。3:男女ともに40%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答。 (図5)・「パラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか」を伺うと、男女ともに40%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しました。・年代別で見ると20代は関心が高くなった競技が「ある」の回答は38.5%となりましたが、その他の年代は40%以上が「ある」となっており、特に30代以降は年代が高くなるにつれて「ある」の割合が高くなりました。・60代以上では55.1%が「ある」と回答しています。【図5】あなたはパラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。4:男女ともに「ボッチャ」への関心が最も高くなったと回答。 (図6)・パラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技が「ある」とした回答者に、最も関心が高くなった競技について伺うと、男女ともに1位は「ボッチャ」、2位は「車いすバスケットボール」、3位は「競泳」となりました。・「ゴールボール」「5人制サッカー」など、パラリンピックのみで実施される競技も関心が高くなったことが分かりました。・年代別で見ても、「ボッチャ」「車いすバスケットボール」は上位となっています。・20代、60代以上では「シッティングバレーボール」が10位以内となっています。パラリンピックの各競技を多くの人が観戦し、関心を持った様子が分かりました。【図6】あなたがパラリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。5:男女ともに「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回った。 (図7)・「オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、どのように感じていますか」を伺うと、男女ともに「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回る結果となりました。・男性の方が女性よりも「開催してよかった」の割合が高い結果でした。女性は「どちらとも言えない」が最も高い結果でした。・年代別で見ても、すべての年代で「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回る結果となりました。しかし約30%から約40%は「どらとも言えない」と回答しており、開催後も賛否が分かれる状況であることが分かりました。【図7】オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、どのように感じていますか。6:「開催してよかった」の理由では「勇気をもらえた」「感動をもらえた」といった内容が多い。「開催しないほうがよかった」の理由では「コロナ感染者が増えた」「感染が拡大した」といった内容が多い。(図8)・オリンピック・パラリンピックを開催したことについて「開催してよかった」または「開催しないほうがよかった」とした回答者に「なぜそのように回答したのか」を伺うと、「開催してよかった」の理由からは、「勇気をもらえた」「感動をもらえた」「元気をもらえた」といった内容が見られました。選手が頑張っている姿から、勇気や感動、元気をもらえたことがよかったと評価していることが分かりました。・逆に「開催しないほうがよかった」の理由からは、「コロナ感染者が増えた」「医療が逼迫している」「緊急事態宣言が出ている」といった新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う医療現場への影響を心配している内容が見られました。コロナが落ち着いてから実施してもよかったのではないか、という意見も見られました。【図8】オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、なぜそのように回答したのか教えてください。※下記は意見タグの件数ランキング。意見タグとは意見タグAIで生成される意見タグ「〇〇ガ□□」のこと。※詳細は「 」をご参照ください。7:またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、「北海道」で開催して欲しいの声が多い。(図9)・「もし、またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、どちらの地域で開催してほしいですか」を伺うと、男女ともに1位「北海道」、2位「東京都」、3位「大阪府」となりました。・「北海道」や「東京」と同様に過去にサミットを開催した「沖縄県」や、過去にオリンピック・パラリンピックを開催した「長野県」も上位となりました。・東日本大震災の震災地である「福島県」や「宮城県」も上位となっており、震災復興を世界に届ける機会として、開催してほしい地域として選ばれているのではないかと考えられます。【図9】もし、またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、どちらの地域で開催してほしいですか。【調査概要】■調査方法:インターネットによるアンケート■調査対象:「不満買取センター」( )を利用するユーザー■調査期間:2021年9月7日■有効回答数:7,295件 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月16日沖縄県 文化観光スポーツ部 スポーツ振興課では、今年8月に開催した「東京2020 パラリンピック聖火フェスティバル沖縄県集火・出立式」の式典の様子を、沖縄県公式YouTubeで公開中です。沖縄県公式 YouTube チャンネル「東京2020 パラリンピック聖火フェスティバル沖縄県集火・出立式」 沖縄県の採火地域紹介YouTubeでは、8月12日~14日の間に沖縄県内各地で採火を行った様子の他、14市町から集められた火をひとつに集火し、開催都市である東京都へ送り出した集火・出立式の様子が配信されています。見どころは、沖縄ならではの採火方法。それぞれの市町が趣向を凝らして火を集めました。パラリンピックの意義であり、沖縄の特徴でもある「多様性」をテーマにし、豊かで平和な社会を共に創っていこうという願いを込めて、沖縄の魅力を演出しています。那覇市では、伝統工芸 やちむん(焼き物)が作られていた、国指定重要文化財「新垣家住宅 東ヌ窯」で採火を行いました。糸満市は、平和祈念公園内にて「平和の火」を採火し、宮古島市では御嶽(ウタキ)と呼ばれる聖地に立てた線香の火を集めたりと、伝統性や平和への祈りが感じられます。また、古くから伝わる道具を使った火おこしで採火した久米島町、創業約70年の赤瓦工場の窯に点火するバーナーでランタンに火を灯した与那原町など、地域に根差した産業を感じさせる採火も。八重瀬町では、旧石器時代の沖縄島に住んでいた港川人に扮した人が、弓切り式で火を採ったユニークな採火方法が見られました。どの市町も「パラリンピックが成功するように選手を応援したい」と、ハンディキャップを持った人たちがメッセージを寄せ、コロナ禍において直接応援することはできなくても想いはひとつなのだと気づかされます。沖縄県は地域の特性や想いが詰まった火を発信し、より豊かで平和な沖縄を創っていきます。地域性豊かな沖縄の採火、沖縄の想いがひとつになった集火・出立式の様子を、ぜひアクセスしてご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月07日東京2020パラリンピックが24日に開幕。同日、パラリンピック応援の輪を広げることを目的にした東京都と香取慎吾とのコラボレーションによるSNS企画「NURIE de ART」がスタートした。世界で初めて2回目の夏季パラリンピックを開催する都市となった東京。「NURIE de ART」は、パラリンピックへの思いや感動をぬりえに込めて応援するSNS企画で、東京都と国際パラリンピック委員会(IPC)の特別親善大使の香取がタッグを組んだ。香取は、東京2020パラリンピック大会やパラアスリートの応援をテーマにした“ぬりえ”を作成。「パラリンピックへの僕の愛をたくさん込めたぬりえを作ってみました。みなさん、カラフルな色に塗って、みんなのカラフルなパラリンピックへの思いをSNS上にたくさん咲かせましょう。是非一緒に楽しんでください!」と呼びかけている。参加希望者は、東京都と香取のTwitterアカウントで公開されている香取の絵に色をつけたぬりえを、「#NURIEdeART_パラ応援」「#東京2020パラリンピック」のハッシュタグを付けて投稿。大会終了後、投稿作品の中から、香取がセレクトしたぬりえがデジタル上で発表される。実施期間は9月5日24時まで。
2021年08月25日東京2020パラリンピック、2021年8月24日(火)~9月5日(日)開催Upload By 発達ナビニュースいよいよ2021年8月24日(火)から9月5日(日)までの13日間にわたり、障害のあるトップアスリートたちの国際競技大会、東京2020パラリンピックが開催されます。今回の東京2020パラリンピックでは、新競技としてバドミントンとテコンドーが加わり、22競技539種目が実施されます。日本代表選手は、過去最多の252人。(2021年7月21日現在)アスリートたちの活躍が楽しみですね!日程・代表選手については東京2020パラリンピック競技大会特設サイトをご覧ください。感覚過敏の子どもが安心してスポーツ観戦ができる空間をつくるプロジェクトの展示も。「SDGs×ARTs」展、東京藝術大学の大学美術館にて開催。8月31日(火)までUpload By 発達ナビニュース東京藝術大学の学生・卒業生・教職員たちによる「SDGs×ARTs」展が2021年8月31日(火)まで東京藝術大学の大学美術館で開催されています。「SDGs* (Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)」をテーマに、社会課題と芸術を掛け合わせた、さまざまなプロジェクトが展示されています。展示の一つにあるのは、発達障害や感覚過敏の特性がある子どもが安心してスポーツ観戦ができる空間をつくるプロジェクト。発達障害のある子どもにとって、大きな音や、明るい照明などのスポーツの試合会場は「苦手」と感じることも多く、観戦の機会を持てない子どもや家族がたくさんいます。この展示では、観戦が難しい人の困りごとにアートの視点から向き合い、安心してスポーツ観戦できる空間を提案します。障害者の困難な体験環境をアートで解決する センサリールームプロジェクト〈詳細〉【日時】:2021年7月22日(木)~2021年8月31日(火)10:00〜17:00*休館:月曜日、8月10日(火) ただし、8月9日(月・祝)は開館【会場】:東京藝術大学大学美術館本館展示室3・4(東京都台東区上野公園12-8)【観覧料】無料【予約】不要※今後の状況により、変更、入場制限を実施する可能性があります。入場に関する詳細は以下の東京藝術大学大学美術館ホームページからご確認ください。〈主催者より〉*新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、作品にはお手を触れぬようお願いいたします。小さいお子さまは保護者の方と一緒にご鑑賞ください。障害のある方のための特別鑑賞会「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」東京都美術館で10月11日(月)に開催。事前申込は8月9日(月・休)からUpload By 発達ナビニュース東京都美術館では、「障害のある方のための特別鑑賞会」を開催しています。この特別鑑賞会は、特別展の休室日に事前申込制で行われるため、普段、美術館は行きづらいと感じている人もゆったり過ごせるので安心です。また当日は、とびらプロジェクトで活動するアート・コミュニケータ(とびラー)が受付や移動のサポートをします。※とびらプロジェクトとは、美術館を拠点にアートを介してコミュニティを育むソー シャルデザインプロジェクトです。2021年10月11日(月)の特別鑑賞会は、「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」。オランダのクレラー=ミュラー美術館が所蔵する、ゴッホの世界最大の個人収集家ヘレーネのコレクションを中心に、ゴッホ作品 52点をはじめ72点が展示されます。事前申込の期間は、2021年8月9日(月・休)から2021年8月30日(月)まで。〈詳細〉【日時】2021年10月11日(月) 10:00~16:00【対象】【対象】療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・身体障害者手帳・愛の手帳・被爆者健康手帳などをお持ちの方 400 名とその介助者(1 名まで)※対象人数を超過した場合は抽選【会場】東京都美術館(東京都台東区上野公園8−36)【観覧料】無料(介助者を含む)【申込期間】2021年8月9日(月・休)~2021年8月30日(月)【申込方法】申込フォーム、メールまたは郵送企画展「やわらかくなってみる」福島県のはじまりの美術館で開催中Upload By 発達ナビニュース福島県にあるはじまりの美術館では、2021年7月31日(土)から企画展「やわらかくなってみる」を開催しています。障害のある作家を含む7組の作家による「やわらかな強さ」をテーマにした展示会です。この1 年半ほどで、少しずつ変化していった私たちの日常。新しいルールや生活様式が生まれる中で、自分以外の人の考え方や違いを知る機会もあったかもしれません。そんな今、少しだけ必要なのは「やわらかくなってみる」ことではないか、という思いから今回の企画展がうまれました。既存の枠にはめず発想を転換したり、知らないものに出合うことで気持ちがはずんだり、体を動かすことで心がほぐれたり…。「やわらかくなってみる」をテーマにした絵画、立体作品、映像作品など、五感を刺激するさまざまな表現の作品が並び、ヨガやアートのワークショップイベントも開催されます。(イベントによっては予約が必要な場合があります)〈詳細〉【期間】:2021年7月31日(土)~2021年10月24日(日)※火曜休館【会場】:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)【観覧料】:一般500 円、65 歳以上250 円、高校生以下・障害者手帳などを持っている人および付き添いの人 (1名まで ) 無料【予約】不要(イベントによっては事前予約が必要な場合があります)※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今後実施内容等が変更になる可能性があります。障害者就労支援事業所「ケアフィットファーム」がつくる山梨県勝沼産のナチュラルワイン10種、新発売Upload By 発達ナビニュース山梨県にある障害者就労支援事業所ケアフィットファームが運営する「ケアフィットファームワイナリー」でつくられた天然酵母を活用した10種のワインが2021年7月に発売されました。障害のあるスタッフたちが、山梨県勝沼で50年間葡萄づくりをしている農家夫婦の指導を受け、ワインに使用する葡萄の土づくりから収穫までを手作業で行い、自然派にこだわりをもった醸造家と共に1本1本丹精込めて醸造しています。ケアフィットファームの取り組む、さまざまな人が働きがいの持てる環境づくりと地域の農産品を育て消費していく生産プロセスは、地域創生につながるモデルとしても注目されています。「ケアフィットファームワイナリー」のワインは、山梨県甲州市にある「勝沼ぶどうの丘」の店頭か、ケアフィットファームのオンラインショップから購入することができます。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年08月09日1965年に公開され、その後ほとんど公開される機会のなかったドキュメンタリー映画『東京パラリンピック 愛と栄光の祭典』が現在、東京のユナイテッドシネマ豊洲で公開されている。本作は、1694年に開催された国際身体障害者スポーツ大会の模様をおさめたもの。当時、この大会は“東京パラリンピック”の名で親しまれた。映画は、交通事故や戦争、病気などで下半身まひになってしまい、車椅子で生活する競技者たちが活躍し、海外の選手との交流やスポーツを通じて希望を見つけ出していく姿が描かれる。1964年は東京オリンピックも開催され、市川崑監督が総監督を務めたドキュメンタリーは当時、圧倒的な動員を記録。その完成度の高さは現在も語り継がれており、当時はその内容を巡って論争が起こるなど大きな話題を呼んだが、本作は最初の公開の後は上映される機会がほとんどなかった。現在、公開中の作品はそんな貴重な映像を初デジタル化して上映。名優・宇野重吉が解説を、日本を代表する作曲家のひとり、團伊玖磨が音楽を担当している。『東京パラリンピック 愛と栄光の祭典』ユナイテッドシネマ豊洲で公開中
2020年01月19日東京 2020 組織委員会は、「東京 2020 公式アートポスター・プロジェクト」において、東京 2020 オリンピック・パラリンピック公式アートポスターを制作するアーティストを決定した。浦沢直樹(漫画家)オリンピックをテーマとする作品の制作者は11人。漫画家の浦沢直樹、画家の大竹伸朗、グラフィックデザイナーの大原大次郎、書家の金澤翔子、アーティストの鴻池朋子、グラフィックデザイナーの佐藤卓、美術家の野老朝雄、写真家のホンマタカシ、アートディレクターのテセウス・チャン(Theseus Chan)、写真家のヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)、アーティストのフィリップ・ワイズベッカー(Philippe Weisbecker)が選出された。そしてパラリンピックをテーマとする作品の制作者は8人。漫画家の荒木飛呂彦、書家の柿沼康二、グラフィックデザイナーのグーチョキパー(GOO CHOKI PAR)、アーティストの新木友行、美術家の野老朝雄、写真家・映画監督の蜷川実花、美術家の森千裕、画家の山口晃に決定した。公式アートポスターは、国内外のアーティストにオリンピック、またはパラリンピックをテーマにした芸術作品を制作を依頼し、それらを東京 2020 大会のポスターとして活用していくもの。20世紀初頭から、各大会の組織委員会が、オリンピックというスポーツ・文化イベントへの認知と理解を促進するために制作してきた。各大会の特色を世界に伝える役割も果たし、近年ではパラリンピックのポスターも含め国際的に活躍するアーティストやデザイナーを起用し、各大会の文化的・芸術的レガシーとなる作品を制作。その中からは、時代のアイコンとなるような作品も生まれているという。
2019年08月01日“東京2020公式ライセンス商品”として、《東京2020エンブレム小倉羊羹》《東京2020マスコット米粉クッキー》が、東京2020組織委員会より2019年1月15日(火)に発売されました。東京土産にもぴったりの2つの商品をぜひチェックしてくださいね♪気になるお味もお伝えします!東京 2020 オリンピック、パラリンピックエンブレムやマスコットのデザイン!左:《東京 2020 エンブレム 小倉羊羹》右:《東京 2020 マスコット 米粉クッキー》今回ご紹介するのがこちら!東京オリンピック、パラリンピックをモチーフにしたデザインのパッケージが、東京土産にぴったりなお菓子です♪それぞれをさっそく見ていきましょう。《東京 2020 エンブレム 小倉羊羹》が〔とらや〕で販売!青:《東京 2020 オリンピックエンブレム 小倉羊羹 5本入》赤:《東京 2020 パラリンピックエンブレム 小倉羊羹 5本入》●各1,400円(税別)●取り扱い店舗:〔とらや赤坂店〕ほか室町時代後期に創業され、御所の御用を勤めるなど、和菓子の“銘店”として揺るがぬ地位を築いてきた〔とらや〕。そんな〔とらや〕で販売されるのは、2種類の《東京2020エンブレム小倉羊羹》です。お味はどちらも同じで、パッケージデザインが「オリンピック」「パラリンピック」と分かれていますよ。ようかんのパッケージには片手で食べやすい工夫が♪切れ込みに沿ってむいていきます。これなら手を汚さずに食べられそう。常温で携帯できるので、スポーツ観戦をしながらでも食べやすいのがポイントです。運動の合間のエネルギー補給にも◎。お味は、しつこくない甘さで食べやすく、上品な後味で日本茶との相性も最高♡話題性もバッチリなので手土産にもぴったりですね。デスクや休日のティータイムのお茶うけにおすすめです。《東京 2020 マスコット 米粉クッキー》洋菓子メーカー〔コロンバン〕で販売♪右下:《東京 2020 オリンピックマスコット 米粉クッキー12枚入》左上:《東京 2020 パラリンピックマスコット 米粉クッキー12枚入》●各800円(税別)●取り扱い店舗:〔コロンバン原宿本店サロン〕ほか続いては、《東京2020マスコット米粉クッキー》をご紹介します。2種類のパッケージデザインには、マスコットである「ミライトワ」と「ソメイティ」が!お味はどちらも同じなので、デザインの好みで選ぶのもいいですね。国産の米粉を使用したクッキーは、サクサクほろ苦、香ばしいチョコの香りで軽快な食べ口。甘めの紅茶やミルクたっぷりのカフェラテと合わせるとさらにおいしくいただけます♡個包装されているので、小腹が空いたときのおやつとしても食べやすいですよ♪会社へのばらまきお土産にしても◎。“東京2020公式ライセンス商品”《東京2020エンブレム小倉羊羹》《東京2020マスコット米粉クッキー》をご紹介しました。2020年に向けて、話題性のあるパッケージデザインはお土産にもぴったりですよね♪ぜひお味も楽しんでみてください。スポーツ観戦やテレビを見ながらでも食べやすいところもおすすめですよ♡
2019年02月08日2020年8月に日本で開催される「東京2020パラリンピック」を、映画を作ることで多くの人々とつながり、盛り上げていこうというプロジェクトが始動した。クラウドファンディングサイト「Makuake」で、小説「サッカーボールの音が聞こえる」の映画化を目指し、1万人の支援を集めたいという。■失明した青年が日の丸を背負い、初のブラインドサッカー日本代表に原作は、ノンフィクション作家・平山譲により執筆され、「小説新潮」にて連載、その後、書籍化された実話を基にした物語。喘息によって大好きなサッカーをプレイすることができなくなり、サッカー観戦が生きがいとなった1人の若者・石井宏幸。サッカー日本代表のドーハの悲劇、そしてジョホールバルの歓喜を現場で見た彼は、同じ頃、緑内障により失明してしまう。目が見えなくなり、自宅で遭難するなど、普通に生活することもままならない真っ暗闇の絶望を襲われた彼が出会ったのは、音のするサッカーボールと、そのボールを使う競技「ブラインドサッカー」だった。ブラインドサッカーと出会ったことで自分の未来を取り戻した彼は、初代ブラインドサッカー日本代表として日の丸と10番の背番号を背負い、世界の競合国と対戦。そしていつしか、ブラインドサッカーの素晴らしさを日本中に伝えることが次の目標となっていく…。■見えないからこそ成立する迫力のプレーに興奮必至「ねぇ、本当に目が見えないの?」。ブラインドサッカーを実際に見た子どもたちは、みんな素直にこう質問するという。その正直な質問が、ブラインドサッカーの魅力を余すことなく表現しているといえるだろう。まるで、本当に見えているかのようにプレーするその姿には、感動さえ覚える。また、ブラインドサッカーは、サッカー好きの視力障碍者が、工夫によって体験するサッカーの真似事ではない。見えないからこそ成立する、ド迫力の格闘球技。その魅力を伝えるために、この映画製作に向けた動きが始まった。音のするサッカーボールに出会い、「もう一つのサッカー」の魅力に引き込まれ、日本で初めての選手権を開催する石井氏の過程を通し、その中で見えてくる圧倒的な“希望”と、人が抱える圧倒的なその“限りない可能性”を、映画で描いていく予定だ。■目標は1万人の支援! 勇気と感動を共有したい今回のクラウドファンディングで目指すのは、1万人の名前をエンドロールクレジットで流し、1万人で勇気と感動を共有すること。コースは3,000円から300,000まで6種類用意されており、リターンは金額により様々。日本障がい者サッカー連盟会長で本作製作委員会・名誉会長でもある元日本代表・北澤豪からのお礼メールから、公認サポーター任命、エンドロールへのクレジット掲載、大会シーンの観客エキストラ参加、オリジナル応援Tシャツの進呈、トップアスリートや著名人参加のセレモニーへの優先招待およびフォトセッションまで、サッカーファンにとってはたまらない多彩なリターンが用意されている。(text:cinemacafe.net)
2018年06月08日日本人選手が大活躍した2018平昌冬季オリンピック大会の記憶も新しいところですが、もう東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)開催まで2年を切りました。そんななか、競技大会の顔ともいうべきマスコットが、全国の小学生による投票で決定しました。当たり前のように存在するオリンピックとパラリンピックのマスコット。知っているようで知らないその歴史から、新顔となる東京2020大会のマスコットにいたるまで、さらに楽しくなるマスコットのあれこれを紹介しましょう。■オリンピックのマスコットが正式に誕生したのは46年前公式マスコットが誕生したのは、1972年開催のミュンヘンオリンピック大会。ドイツ原産の猟犬・ダックスフンドをモチーフにした「バルディ」という名前のマスコットでした。忍耐力と柔軟性、スピード力を備え、見た目のかわいさも加わったマスコットにぴったりのキャラクターでした。ちなみに、1968年グルノーブル冬季大会で「シュス」というスキーヤーのようなマスコットも存在しましたが、これは非公式。ミュンヘン大会以降、マスコットは開催ごとに必ず登場してきました。マスコットがPRの主体となることで、大人だけでなく子どもにも幅広くオリンピックをアピールでき、さらにライセンス商品の販売で大会の収益源になるなど、多大な役割を担っています。人気のマスコットは、オリンピックの枠から飛び出して幅広く活躍することも。例えば、アメリカの国鳥・ハクトウワシをモチーフにした1984年ロサンゼルス大会の「サム」はテレビアニメにもなり、日本でも放送されたほどです。歴代オリンピックのマスコットは、主にデザインコンペや指名デザイナーによって作られました。自国を象徴するモチーフがしっかりわかるものから、個性的なものまでさまざま。ここでは、主な夏季オリンピックのマスコットをご紹介しましたが、みなさんはどれだけ知っていますか?■東京2020大会のマスコットは小学生による投票で決定!それでは、東京2020大会のマスコットはどうやって決まったのでしょうか。実は、コンペでも指名デザイナーでもなく、一般からデザインを公募。応募受付が開始されたのは2017年8月で、応募総数2042件のなかからマスコット審査会で選考が行われました。審査のポイントは以下の通り。・多くの人に愛される。・東京や日本らしさを感じる。・オリジナリティにあふれ、個性的。・拡大・縮小してもデザインイメージの変化が少ない、など。2017年12月に1次・2次審査を通過した最終候補3作品が発表され、小学生による投票がスタート。この初の試みとなる“小学生による投票”は、「子どもに愛されるマスコットを当事者である子どもたちに選んでもらうのがふさわしい」「東京2020大会に直接関わる貴重な体験ができる」という考えからクラス単位で投票が行われ、全国16,769校、約20万学級が参加しました。■東京2020大会のマスコットのこと、くわしく教えて!最終候補3作品のなかから選ばれたのは、「ア」のデザイン。左上のキャラクターが、伝統の市松模様と近未来的な世界から生まれた、温故知新のオリンピックマスコットです。性格は古風で、どんな場所にでも瞬間移動できるのが特技。一方、右下のパラリンピックのマスコットは、桜の触角と超能力をもつクールなキャラクターで、性格は物静か。特技は石や風と話したり、見るだけで物を動かせることだそうです。この2つのキャラクター、性格は正反対だけど、お互いを認め合う大の仲良し。おもてなしの精神で、アスリートを応援するために力を合わせて頑張ってくれるそうです。投票した小学生からは、「ア」のデザインに対し「足が速そう」「ゲームのキャラクターみたいでカッコイイ」「戦隊ものみたいで親しみがある」といった子どもならでは感想や、「近未来的で日本の高い技術を連想させる」など鋭い意見も上がりました。■今後のマスコットの活動をチェック!東京2020大会のこのマスコット、実はまだ名前が決まっていません。ネーミングの決定・発表は6月を予定しており、マスコットが正式にお披露目されるのは7〜8月です。その後は、大会をPRするために開催都市のいたるところに出現する予定。さらに各国の国賓をお出迎えしたり、逆に外国を訪問して開催をアピールすることもあるそうです。オリンピックとパラリンピック開催期間中は開会式・閉会式などのセレモニーに参加したり、観客と一緒になって選手を応援するなど、さまざまな活動が予定されています。オリンピックとパラリンピックを象徴するマスコットは、大会を盛り上げるアンバサダー。マスコットの活躍に注目しながら、東京2020大会が歴史と記憶に残る大会になるように、みんなで応援していきましょう! 取材・文/木村秋子
2018年05月10日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「平昌パラリンピック」です。平昌パラリンピックで、日本は前回ソチ大会を上回る10個のメダルを獲り、選手は大活躍でした。2012年のロンドン大会以降、パラリンピックやパラアスリートへの関心は高まり、企業のブランディングの一環として、広告への起用や支援も増えてきました。東京五輪に向けてNHKも放送に力を入れ、約60時間と、ソチ大会から放送時間が倍増したのは喜ばしいことです。僕も現地に行きましたが、今回日本の報道陣は頑張っていて、他国が1クルー程度だったのに対し、どこも日本の取材クルーが大挙して押し寄せていました。韓国の公共放送でさえ、放送時間は18時間程度と日本の3分の1以下。日本の報道陣を見て、文在寅大統領が急遽、放送時間を拡大するよう指示を出したほどです。ただ日本でも、取材したものの、発表する放送枠、紙面が少ないことに報道陣は頭を悩ませていました。財務省の文書改ざん問題など、世間の関心を集めるニュースに場を奪われてしまったことも要因です。取材の受け皿を広げるためには、「もっとパラアスリートを見たい」という視聴者の声が必要になるでしょう。オリンピックに比べてまだ関心の低いパラリンピック。金メダルを獲ったアメリカの義足のスノーボーダー、マイク・シュルツさんは、義足を作る会社の経営もしています。「パラアスリートたちのストーリーや、競技の技術力の高さは価値あるものだから、自分たちの活躍を通して、皆の関心を引き寄せたい」と話していました。今回、もう一つ平昌で痛感したのは、ボランティアの方々の重要性です。通訳や障害者の方の移動支援など、とてもスムーズだったんですね。ボランティアのなかには、「世界の人々と交流を深め、平和に貢献したい」と、2か月間仕事を休んで参加している青年もいました。平昌ではボランティアスタッフに食事と宿泊施設を提供していましたが、現状、東京五輪ではボランティアの宿泊費は自己負担です。選手の活躍、観客の声援、ボランティアの温かな支援が重要な要素となる五輪。約11万人のボランティアを募集しますが、気持ちよくサポートしてもらうためにも、待遇面のケアは必要だと思います。堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年4月25日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年04月20日NHK総合テレビが、スペシャルドラマ「太陽を愛したひと ~1964 あの日のパラリンピック~」の制作を発表。主人公に向井理、その妻役に上戸彩を迎え、三枝義浩「太陽の仲間たちよ」を原案に、社会の常識と戦い東京パラリンピックを成功に導いた伝説の医師の物語を描く。1960年、整形外科医の中村裕は研修先のイギリスでスポーツを取り入れた障害者医療を学んだ。そのときに出会った言葉が、その後の彼の人生の原動力になる。「失ったものを数えるな。残っているものを最大限に生かせ」――。帰国した中村は、障害者スポーツを何とか広めようとするが、日本はリハビリという言葉すらなかった時代、「見世物にしないでほしい」と抵抗にあう。しかし、ある少年との出会いをきっかけに、車いすバスケットボールを少しずつ普及させていった。そんな彼に驚きのミッションが!第2回のパラリンピックとなる東京パラリンピックを実現させよ、というのだ。再び彼の前に立ちはだかる社会の常識という壁。障害者の家族からも反対の声が。しかし、家族や仲間の支えで、次々と突破していく。1964年の東京パラリンピックを成功に導き、その後は、障害者自立のための施設を設立するなど、障害者の社会復帰に一生を捧げた伝説の医師・中村裕。本作は、その波乱の人生を描いた感動の物語。なお、本作は3月上旬から3月下旬に収録を予定している。「太陽を愛したひと ~1964 あの日のパラリンピック~」は夏、22時~総合テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月20日香取慎吾元SMAPの香取慎吾が、朝日新聞パラスポーツ応援・スペシャルナビゲーターに就任したことが28日、明らかになった。2020年東京パラリンピックの開催とその後の発展に向け、パラスポーツを応援し盛り上げていく。この日の朝刊に掲載された東京パラリンピック1000日前特集を皮切りに、香取による選手やパラスポーツを支える人々との交流や、パラリンピック競技の体験などを通じて、パラスポーツの魅力により深く迫り、報道していくという。香取は、稲垣吾郎、草なぎ剛と共に、日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターにも就任。パラスポーツの認知拡大と普及促進に向けてさまざまな活動をしていく。
2017年11月28日アイドルグループ・TOKIOの国分太一が19日、東久留米市スポーツセンターで行われた東京2020オリンピック・パラリンピックフラッグツアーセレモニーに、アンバサダー・競泳元日本代表の伊藤華英とともに登場した。同イベントでは、オリンピック・パラリンピックのフラッグを東京の市区町村に回していく。スペシャルアンバサダーの国分は「いよっ」というかけ声のもとパラリンピックフラッグを振り、東久留米市長に渡した。国分は「東久留米市第4小学校出身の国分太一です!」と自己紹介。「その後東中学校を卒業することになりまして、東中学校の先輩といえば、ここにいます並木(克己)市長!」と、意外な事実を明かした。東久留米市について、国分は「東京都の中でも埼玉に近い」と説明し、「フラッグが来ないと思っている方も多いんじゃないかと思います。こうやって、東久留米にもフラッグが来ました!」と拳をあげると、会場に集まった市民からは拍手が起こった。並木市長は、国分に「東久留米の全面的なバックアップをしていただくということで」とプレッシャーをかけつつ「大変有名な後輩を持って光栄です!」と頭を下げた。また国分は「まず僕が一番感動したのは、東久留米市スポーツセンターができたこと」と前置きしつつ、「それと同じくらい感動したのが、レスリング(55kg級)吉田(沙保里)選手の銀メダル」と、2016年リオデジャネイロオリンピックの思い出を振り返る。吉田選手が銀メダルになった際、48kg級で金メダルをとった登坂絵莉選手が泣いていたことについて「個人スポーツに見えていて、裏ではみなさんが力を出し合って練習していたんだな」「チームスポーツなんだなと思いました」と感動を語った。国分は、2020年東京大会で東久留米出身のパラリンピアン・小山恭輔選手を応援することを約束し、「東久留米を東京都で一番有名な市に」と宣言。並木市長、集まった市民は大きく頷いていた。
2016年11月19日東京タワーで、「リオデジャネイロ 2016 パラリンピック競技大会」記念した特別ライトアップ「日本代表選手団応援!スペシャルダイヤモンドヴェール」が、開会式にあたる2016年9月7日(水)に実施されます。さらに、大会期間中、日本代表選手・チームが金メダルを獲得した際には、「金メダルおめでとう!スペシャルダイヤモンドヴェール」が点灯。国際パラリンピック委員会のシンボルマークの緑・青・赤が鮮やかに、東京の夜空を彩ります。緑・青・赤の 3色に輝く「特別ライトアップ」が点灯!2016年9月7日(水)~9月18日(日)にかけて開催される「リオデジャネイロ 2016 パラリンピック競技大会」。出場する日本代表選手団の健闘を願い、エールを送る意味を込めて、東京タワーでは、特別ライトアップ「日本代表選手団応援!スペシャルダイヤモンドヴェール」を点灯します。なお、五輪応援企画として特別ライトアップをおこなうのは、2012年の「ロンドン 2012 パラリンピック競技大会」に続き2回目です。点灯日時は、開会式が開催される2016年9月7日(水)の日没から23時まで。国際パラリンピック委員会のシンボルマーク、緑・青・赤の3色が秋空に輝きます。4年に1度の特別なライトアップは必見ですよ。お見逃しのないようにしてくださいね。「金メダルおめでとう!スペシャルダイヤモンドヴェール」も実施!大会期間中、日本代表選手・チームが「金メダル」を獲得した際にも、祝福の気持ちを込めた特別ライトアップ「金メダルおめでとう!スペシャルダイヤモンドヴェール」が点灯。金メダル獲得時間から1番近い日本時間の日没~23:00まで実施されます。なお、ライトアップは開会式の特別ライトアップと同じカラーリングです。中秋の名月にちなんだ「お月見ダイヤモンドヴェール」にも注目!また、今年も東京タワーでは、中秋の名月にちなんだ「お月見ダイヤモンドヴェール」を点灯します。開催日は2016年9月15日(木)。月の輝きを一層引き立てるアクア・ブルーのダイヤモンドヴェールのライトアップはとても幻想的で、デートにもぴったり。また、約600段の外階段を大展望台まで歩いて昇ることができる「お月見階段ウォーク」や、名月と夜景と音楽を楽しむ「お月見 LIVE」も開催されます。ぜひ、こちらのライトアップにも注目してください。パラリンピックの特別ライトアップ詳細<日本代表選手団応援!スペシャルダイヤモンドヴェール>開催日:2016年9月7日(水) ※パラリンピック開会式の実施日※雨天決行開催時間:日没~23:00まで※23:00~翌日の明け方までは、オレンジ色の「ランドマークライト」を点灯<金メダルおめでとう!スペシャルダイヤモンドヴェール>開催日:2016年9月7日(水)~18日(日)※期間中に、日本代表選手・チームが金メダルを獲得した時間から1番近い日本時間の夜※雨天決行開催時間:日没~23:00まで※23:00~翌日の明け方までは、オレンジ色の「ランドマークライト」を点灯お月見ダイヤモンドヴェール詳細名称:お月見ダイヤモンドヴェール点灯日:2016年9月15日(木)点灯時間:日没~22:00※22:00~翌日の明け方までは、「ランドマークライト」を点灯。※パラリンピック特別ライトアップ「金メダルおめでとう!スペシャルダイヤモンドヴェール」と点灯日が重なった場合は、「お月見ダイヤモンドヴェール」の点灯は中止します。東京タワー公式サイト:
2016年09月07日タレントのマツコ・デラックスが、9月2日(23:00~23:58)に放送されるフジテレビ系特番『リオ2016パラリンピック開幕直前SP~マツコが全力応援宣言!みんな凄いじゃないのDX~』で、スポーツ番組のMCに初挑戦することが28日、明らかになった。この番組は、9月7日に開幕するリオパラリンピックでの活躍が期待される日本人選手の魅力を、マツコ目線で紹介するもの。マツコは、日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)で顧問を務めており、今回は自ら、大会直前のパラリンピアンを直撃取材する。今回のオファーを受けた際について、マツコは「もともとスポーツの知識は豊富ではないですが、パラスポーツは誰もが専門知識を持っているものではないので、オファーを受けようと決めました」と心境を説明。収録を終えて、「変に辛気くさくなったりとか、すごく重い話になったりとかが一切なく終わりました」と印象を語り、「面白い番組になっていると思いますので、ぜひご覧ください」と自信を見せている。フジテレビの植村敦プロデューサーは「マツコさんならではのうそ偽りない、ストレートな目線が、個性あふれるパラリンピアンたちの魅力を、一層引き出していただけたと思います」と手応えを語り、「マツコさんを通じて、パラリンピックの新たな魅力に気づき、パラスポーツに対する見方が少しでも変わることを期待しております」と話している。
2016年08月28日アイドルグループ・V6の三宅健が3日、NHK Eテレの情報番組『みんなで応援!リオパラリンピック』(9月9日~20日 20:00~20:45)メインパーソナリティーに就任し、NHKで行われた会見に出席した。同番組には手話キャスターとして早瀬憲太郎、板鼻英二、貴田みどりも登場する。同番組では、日本時間9月8日から19日まで開催されるリオデジャネイロパラリンピック試合のハイライトを、中継録画で放送する。またNHKでは初となる「ユニバーサル放送」を実施。聴覚障害者へ向けて手話でルールや見どころを伝え、試合内容は字幕をつける。視覚障害者には、音声のみで伝わる解説を行う。2014年から、手話講座番組『NHKみんなの手話』(毎週日曜19:30~19:55)ナビゲーターを務める三宅は、会見での挨拶、手話キャスター陣への質問、記者からの質問に対する回答といったすべての言葉を手話で同時通訳しながら発言。1年間『みんなの手話』講師を行っていた早瀬も「上達していて大変感動しました」と絶賛した。三宅は10年前から手話を始め、中断を経て2年前から手話の勉強を復活したと語り、勉強を始めた理由について「ファンの方の中にろうの女性がいて、握手会の時に手話で話しかけられけどまったくわからなくて、ずっと気にかかっていた」と説明した。番組について三宅は「まだまだ(手話の勉強中で)力不足ではありますが、こういった形で手話を生かせる機会をいただくことになり、とても驚きましたが、今から気持ちが高ぶっています」と意気込み。「聴覚障害者の方から、パラリンピックの放送に手話が付いてないという声があったので、パラリンピックのことをもっと知ってもらえるいい機会になるんじゃないかな」と、思いを語った。NHK田中敦晴プロデューサーは番組タイトルの「”みんなで”というところに大きな意味を込めた」と話す。そして「三宅さんにオファーをしたら快諾いただいて、強いパワーを得たなと思っています」と期待を寄せた。
2016年08月03日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「パラリンピック」です。***いよいよ8月5日より、リオデジャネイロオリンピックが開催されますね。南米で初めての五輪。僕は実はリオパラリンピックにも注目しているんです。パラリンピックのルーツは、1948年。イギリスの、第二次世界大戦で脊髄を負傷した傷痍軍人のリハビリ施設で始まった、車椅子患者によるアーチェリー大会だといわれています。第1回パラリンピックは、1960年にローマで開催されました。かつては福祉政策の一環のように思われていたところがあったと思いますが、義手や義足のテクノロジーの進化もあり、いまやもう別モノ。障害があるにもかかわらず、ものすごい速さで走る、高く跳ぶ、絶妙なバランスでカヌーを漕ぐなど、まさに「超人」の技を次々に見せてくれる感動の場になっています。人によっては健常者よりも速いタイムを叩き出しているケースも。パラリンピックの盛り上がりは年々増しており、ロンドンパラリンピックは史上最大規模、164の国と地域から、4310人の選手が出場しました。開会式にはコールドプレイがライブをするなど、盛大なパフォーマンスが繰り広げられました。開会式の模様はインターネット配信で中継され、770万人が視聴したそうです。もう、オリンピックと対等な扱いですよね。広告宣伝対象としても注目されています。パラリンピックを支援していると企業イメージもアップしますし、そこには大きな市場が広がっています。ただ、パラリンピック選手はエージェントに所属していない選手も少なくなく、個人で動いてる場合が多いので、いきなり巨大資本が動き始めて戸惑うところもあるようです。ただのブームに終わらず、リオパラリンピックが成功して、2020年の東京パラリンピックまでつないでいきたいですね。車椅子バスケや車椅子ラグビー、ブラインドサッカーなどは、健常者も車椅子に乗れば、目隠しをすれば、参加できます。将来、同じ土俵で戦いあう、ユニバーサルデザインを描けたらよいなと思います。リオパラリンピックは9月7日~18日。スカパー!とNHKの地上波で放映されますので、ぜひチェックしてみてくださいね。◇堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2016年8月3日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2016年08月02日アシックス(ASICS)から、東京2020オリンピック競技大会とパラリンピック競技大会の公式Tシャツが登場。2016年5月26日(木)から、2,020枚限定でアシックスストア各店にて発売される。新大会エンブレム決定を記念して、白地のTシャツの胸部にはエンブレムが。その下には五輪のマーク、肩にはアシックスのロゴがデザインされている。また、アシックスは「東京2020ゴールドパートナー」として、日本代表選手団が着用する公式スポーツウェアやシューズなどの提供を行う。【商品詳細】東京2020オリンピック競技大会 公式ライセンス商品Tシャツ東京2020パラリンピック競技大会 公式ライセンス商品Tシャツ発売日:2016年5月26日(木)価格:各4,500円+税 カラー:ホワイトサイズ:S、M、L、XL素材:ポリエステル100%取り扱い店舗:アシックスストア各店
2016年05月28日スイスの時計ブランド「オメガ」は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの公式時計を担当する。それを記念した機械式の腕時計「オリンピック オフィシャル タイムキーパー クロノグラフ」が登場。3モデルをラインナップし、188本ずつの世界限定モデルとなる。税別価格は、18Kホワイトゴールドケース(Ref. 522.53.38.50.04.001)が174万円、18Kイエローゴールドケース(Ref. 522.53.38.50.04.002)が163万円、18Kピンクゴールドケース(Ref. 522.53.38.50.04.003)が163万円。今回の限定モデルは、オメガが初めてオリンピックの時計を担当した1932年ロサンゼルス大会のクロノグラフをイメージして作られた。ケースの色は、オリンピックの金メダル(イエローゴールドケース)、銀メダル(ホワイトゴールドケース)、銅メダル(ピンクゴールドケース)をイメージしている。ケースバックには限定番号とともに、オリンピックのロゴを配した。共通の仕様は、ムーブメントが手巻き「Cal.3203」、パワーリザーブが55時間、風防が内側無反射コーティングのサファイアクリスタルガラス、防水性能が30m、ストラップがアリゲーター革など。ダイヤルの3時位置に30分積算計、9時位置にスモールセカンドを装備。ケースサイズは、18Kホワイトゴールドモデルが径38×厚さ11.7mm、18Kイエローゴールドモデルが径39×厚さ11.95mm、18Kピンクゴールドモデルが径39×厚さ11.05mm。
2016年01月22日アシックスが2020年までオリンピック・パラリンピックにおいてスポーツ用品カテゴリーで国内最高位のスポンサーとなる「東京2020ゴールドパートナー」の契約を締結した。ゴールドパートナーは、コカコーラ、マクドナルド、パナソニック、トヨタなどのワールドワイドオリンピックパートナーに続く、国内契約スポンサーとしては最上位となるもの。スポーツ用品カテゴリーは、これまで複数社がスポンサーとして日本代表選手団の公式スポーツウエアやシューズ、バッグなどを提供してきたが、今回の契約により、アシックスが独占的に提供することになった。契約期間は2020年12月31日まで。来年のリオデジャネイロオリンピックから、2018年の平昌冬季オリンピック、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまで、約6年間オリンピックとパラリンピック、ユースオリンピックの日本代表にスポーツウエアと競技用品を提供する。また、東京オリンピック・パラリンピックでは日本代表選手団だけでなく、8万人近いボランティアにもユニフォームも提供する。都内で行われた会見と調印式に出席したアシックスの尾山基社長CEOは「これまでもバルセロナオリンピックのオフィシャルシューズスポンサーやトリノオリンピックのオフィシャルスポンサーを務めてきたが、今回の契約を革新的なスポーツウエアの開発と生産の改革につなげたい。また、アディダスとナイキというビッグ2ではないスポーツメーカーが手を上げたことは世界に向けたアピールになると思うし、ヨーロッパでファッション性の高いスポーツライフスタイルブランドとして評価されているが、日本でもイメージを変えるための起爆剤にしたい」と語った。また、会見には東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会森喜朗会長、卓球女子の石川佳純選手、陸上男子の桐生祥秀選手、パラリンピック陸上女子(車いす)の北浦春香選手なども出席。石川選手は「東京オリンピックを集大成にしたいと思っていますが、まずはリオで金メダルを獲りたい」、桐生選手は「決勝で勝負でてきるようにがんばりたい」と話した。
2015年04月07日富士通は19日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会との間に、東京2020スポンサーシッププログラムの中で最高位の「ゴールドパートナー」の契約を締結したと発表した。同社は、オリンピック・パラリンピックは世界中の人・情報・インフラが密に交わり、大きなイノベーションを起こす場であることから、同社が掲げる「ヒューマンセントリック・イノベーション」と合致するとしている。同社は「データセンターパートナー」として、ICT技術を通じて新たな感動の提供に取り組んでいくという。
2015年02月20日日本オリンピック委員会は10月6日、東京都、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と共同で、「1964東京オリンピック・パラリンピック50周年記念ウィーク」を開催する。開催期間は10月12日まで。10月6日には、「メモリアル展示/オープニングセレモニー」を開催。1964東京オリンピック・パラリンピックの貴重な品々やポスター等の制作物を展示する。初日にはオリンピアン・パラリンピアンをゲストに迎え、オープニングセレモニーも実施する。時間は12時~12時30分(予定)。会場は、丸の内オアゾOO広場(おおひろば)。10月7~9日には、1964年から50年間の「スポーツの力」をテーマに、50年を3つの年代に分け、歴代オリンピアン等による「アスリートトークショー」を行う。7日は君原健二さん(陸上競技)、8日は大林素子さん(バレーボール)、鈴木大地さん(水泳・競泳)、高橋尚子さん(陸上競技)、9日には入江陵介さん(水泳・競泳)が登場する。時間は18時~。会場は丸の内オアゾOO広場。10月10日には、3日間のアスリートトークショーを振り返りながら、オリンピアン・パラリンピアンが50年間の「スポーツの力」について語る「スペシャルトークショー(1964to2020)」を開催する。第1部出演者は、上村愛子さん(スキー・フリースタイル)、大林素子さん(バレーボール)、荻原次晴さん(スキー・ノルディック複合)、ほか。第2部出演者は、阿部一二三さん(柔道)、安西飛呂さん(陸上競技)、一ノ瀬メイさん(水泳・競泳)、入江陵介さん(水泳・競泳)、江村美咲さん(フェンシング)、小谷実可子さん(水泳・シンクロナイズドスイミング)、ほか。スペシャルトークショーの時間は、14時~16時。会場は東京商工会議所 東商ホール。10月11日には、メモリアルイベントを実施。1964東京オリンピックの開会式をオマージュした一般参加型イベント「メモリアルマーチ(1964人の大行進)&メモリアルラン」を行う。出演者は、有森裕子さん(陸上競技)、瀬古利彦さん(陸上競技)、苫米地美智子さん(カーリング)ほか。時間は、メモリアルマーチ(1964人の大行進)が9時30分~10時10分(予定)、メモリアルラン・記念撮影が10時30分~12時(予定)。会場は駒沢オリンピック公園総合運動場、駒沢公園 ジョギングコース。なお、10月10日のスペシャルトークショーでは50組100名、10月11日のメモリアルイベントでは1964名の参加者を一般募集している。募集に関する詳細は、「1964東京オリンピック・パラリンピック50周年記念ウィーク特設サイト」で案内している。
2014年10月02日東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、2020年に開催される「東京オリンピック・パラリンピック」の大会エンブレムのデザイン募集に関して、同委員会の公式Webサイト上にてエントリー受付を開始した。エントリー受付の期日は10月10日 12:00まで。審査対象となる制作物の受付期間は11月4日~11日 12:00正午(必着)。このたびの募集は、最初にWebサイト上にてエントリー手続きを行った後、審査に必要な制作物を指定された期間内に提出するフローとなっている。応募資格は、「東京ADC賞」、「TDC賞」、「JAGDA新人賞」、「亀倉雄策賞」、「ニューヨークADC賞」、「D&AD賞」、「ONE SHOW DESIGN」といったデザインアワードのうち、過去にふたつ以上を受賞しているデザイナー・グラフィックデザイナー・アートディレクター。ただし、佳作・ショートリスト・インブックの場合は応募対象外。一方、同一の賞を2回以上受賞している人は対象内となる。加えて、デザイナー個人としての応募が必須で、事務所・会社名義での応募は不可。そのほか、日本語でのコミュニケーションが可能な人(通訳によるコミュニケーションも可)、日本国内での行事・打ち合わせなどに参加可能な人とされている。審査員は、グラフィックデザイン領域からは永井一正、浅葉克己、細谷巖、平野敬子、長嶋りかこといった面々が名を連ね、CMを中心に広告分野で活躍する高崎卓馬、インテリアデザイン領域で国際的に活動を続ける片山正通、インタラクティブ/デジタルアート領域からはライゾマティクスの真鍋大度らが参加している。また、エンブレムが採用されたデザイナーに対する賞金・エンブレム制作および著作権譲渡対価は100万円(税込)。副賞として、2020年東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会開会式へ招待される。そのほかの入選作品(8名程度)には、賞金・エンブレム制作および著作権譲渡対価として10万円(税込)が支払われるということだ。エンブレムデザインに際する条件や提出物の内容といった詳細については、デザイン募集の要項ページを参照してほしい。
2014年09月19日リアーナが、パラリンピックの閉会式に出演することになった。9月9日(現地時間)にロンドンのオリンピックスタジアムで開催される閉会式「フェスティバル・オブ・フレイム」には、すでにロックバンド「コールドプレイ」の参加が決まっており、リアーナは同バンドとのコラボ曲「プリンセス・オブ・チャイナ」だけではなく、自身のヒット曲も披露する予定だという。一方コールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンは先日同閉会式の参加への喜びをこう語っている。「ロンドンでパラリンピックの選手のために閉会式での演奏を依頼され、大変光栄です。(閉会式の芸術監督)キム・ギャヴィンと(バンドのライブショーデザイナー)ミッツィ・バックリィの2人は、そのスタジアムにいる選手、観客、そして世界中の視聴者のため、華々しいパラリンピックの閉会式にしようととても努力していて、僕らもそれに関われるのがとても嬉しいです」。さらに同閉会式が開催される9日の午後2時には、イギリス中で数多くのバンドがコールドプレイの曲「ヴィヴァ・ラ・ヴィダ(美しき生命)」を披露する野外イベント「ザ・バンドスタンド・マラソン」も行われる予定だ。“啓蒙”をテーマにした先日のパラリンピックの開会式には、車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士やイアン・マッケランらが登場したほか、イアン・デューリーの1981年の曲「スパスティカス・オーティスティカス」をダンスデュオの「オービタル」と「グレイアイ・シアター・カンパニー」が披露し、さらにビヴァリー・ナイトが「アイ・アム・ホワット・アイ・アム」を歌い上げた。
2012年09月04日日本パラリンピアンズ協会は、8月29日~9月9日に開催されるロンドン2012パラリンピック競技大会(ロンドンパラリンピック)を直前に控え、「第2回パラリンピック選手の競技環境その意識と実態調査」と題した調査を実施した。調査は6月13日~8月6日に、2012年ロンドンパラリンピック日本選手団代表選手およびコーチ・スタッフ、2010年バンクーバーパラリンピック日本選手団代表選手およびコーチ・スタッフを対象に実施。232名(夏季選手110、冬季選手26、夏季コーチ・スタッフ70、冬季コーチ・スタッフ26)の有効回答を得た。最初に選手に対して「普段どれくらい練習しているか」について聞いたところ、33%が「ほぼ毎日」、約5割が「週に3~5日」と回答。多くの選手が仕事との両立をしていることから考えると、かなりのハードスケジュールといえる。練習拠点について尋ねると、前回調査では「障害者スポーツセンター」「障害者スポーツセンター以外の公共施設」の回答が多かったが、「民間スポーツクラブ」の役割も高まっている。競技のために選手が個人負担した年間費用についての質問では、「50~100万円」が最も多く(32.6%)、次に「100~150万円未満」が17.0%だった。「150万円以上」とした人が全体の約3割。「250万円以上」と回答した選手も11.9%いた。推計では平均で年間144万円程度の負担となっている。続いて専任(パーソナル)コーチについての質問では、前回調査では「専任コーチがいない」(55.3%)が「専任コーチがいる」(44.7%)を上回っていたが、今回は「専任コーチがいる」(54.5%)が多数となった。しかし、「競技を継続するうえでの課題は?」の問いに「コーチ、指導者の不足」と挙げる人が27.9%おり、コーチや指導者の確保については引き続き大きな課題となっているようだ。競技を継続するにあたっての課題では、その他に「費用がかかる」(64.0%)「練習場所がない」(33.0%)、「仕事に支障が出る」(27.9%)となっている。同様の質問をコーチやスタッフに行ったところ、約6割が「費用がかかる」と回答。次いで「自分以外に練習をサポートする人の確保」(43.8%)、「職場の理解」(32.3%)、「練習場所の確保」(32.3%)で、選手とほぼ同じ認識であることが分かった。選手・コーチに対し「オリンピック選手との違いは?」と尋ねたところ、選手は「競技団体の組織力」「一般の関心」がともに1位で51.2%。競技環境、マスコミの扱いがそれに続いた。コーチやスタッフも、選手と同様に「競技団体の組織力・経済力」(56.3%)が1位。次いで「競技環境」(47.5%)、「一般の関心」(41.3%)、「スポンサー」(28.8%)、「マスコミの扱い」(20.0%)だった。2020年東京オリンピック・パラリンピック招致について尋ねると、85.1%の選手が「とても賛成」「賛成」と回答。その理由として「パラリンピックに対する関心を高めるいい機会となる」(78.2%)、「障害者スポーツ全体の活性化になる」(75.6%)、「パラリンピック選手の競技環境が良くなると期待できる」(71.4%)などの意見が寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日日本パラリンピアンズ協会は、8月29日~9月9日に開催されるロンドン2012パラリンピック競技大会(ロンドンパラリンピック)を直前に控え、「第2回パラリンピック選手の競技環境その意識と実態調査」と題した調査を実施した。調査は6月13日~8月6日に、2012年ロンドンパラリンピック日本選手団代表選手およびコーチ・スタッフ、2010年バンクーバーパラリンピック日本選手団代表選手およびコーチ・スタッフを対象に実施。232名(夏季選手110、冬季選手26、夏季コーチ・スタッフ70、冬季コーチ・スタッフ26)の有効回答を得た。最初に選手に対して「普段どれくらい練習しているか」について聞いたところ、33%が「ほぼ毎日」、約5割が「週に3~5日」と回答。多くの選手が仕事との両立をしていることから考えると、かなりのハードスケジュールといえる。練習拠点について尋ねると、前回調査では「障害者スポーツセンター」「障害者スポーツセンター以外の公共施設」の回答が多かったが、「民間スポーツクラブ」の役割も高まっている。競技のために選手が個人負担した年間費用についての質問では、「50~100万円」が最も多く(32.6%)、次に「100~150万円未満」が17.0%だった。「150万円以上」とした人が全体の約3割。「250万円以上」と回答した選手も11.9%いた。推計では平均で年間144万円程度の負担となっている。続いて専任(パーソナル)コーチについての質問では、前回調査では「専任コーチがいない」(55.3%)が「専任コーチがいる」(44.7%)を上回っていたが、今回は「専任コーチがいる」(54.5%)が多数となった。しかし、「競技を継続するうえでの課題は?」の問いに「コーチ、指導者の不足」と挙げる人が27.9%おり、コーチや指導者の確保については引き続き大きな課題となっているようだ。競技を継続するにあたっての課題では、その他に「費用がかかる」(64.0%)「練習場所がない」(33.0%)、「仕事に支障が出る」(27.9%)となっている。同様の質問をコーチやスタッフに行ったところ、約6割が「費用がかかる」と回答。次いで「自分以外に練習をサポートする人の確保」(43.8%)、「職場の理解」(32.3%)、「練習場所の確保」(32.3%)で、選手とほぼ同じ認識であることが分かった。選手・コーチに対し「オリンピック選手との違いは?」と尋ねたところ、選手は「競技団体の組織力」「一般の関心」がともに1位で51.2%。競技環境、マスコミの扱いがそれに続いた。コーチやスタッフも、選手と同様に「競技団体の組織力・経済力」(56.3%)が1位。次いで「競技環境」(47.5%)、「一般の関心」(41.3%)、「スポンサー」(28.8%)、「マスコミの扱い」(20.0%)だった。2020年東京オリンピック・パラリンピック招致について尋ねると、85.1%の選手が「とても賛成」「賛成」と回答。その理由として「パラリンピックに対する関心を高めるいい機会となる」(78.2%)、「障害者スポーツ全体の活性化になる」(75.6%)、「パラリンピック選手の競技環境が良くなると期待できる」(71.4%)などの意見が寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日