■前回のあらすじ無事に手術が終了し、一安心。夜はゆっくり眠れるかと思いきや、突然吐き気で目が覚め…■吐き気が止まらない…なんとか眠れるようにはなったけれど、気持ち悪さはおさまらず…この辛さはしばらく続きます…。■悪心が続く中、放射線治療へ夫は出張が多い仕事なので、私の入院中は両方の母たちと予定を合わせて、出張を組んでいました。なので、私の退院が伸びたりするときっと迷惑をかけると思い、気合で治療へ向かいました。毎回助けてくれる看護師さんたちには本当に感謝です!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> パニックにゃんこ この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月12日■前回のあらすじ新米先生に一抹の不安を覚えながら手術台に寝ると、ついに動脈に注射が打たれます。すると、あまりの痛さに衝撃が走ります…!■手術は順調に進み…先生によって、カテーテルを通すのにも上手い下手があることがわかりました。最初の腕の注射を乗り切ったらあとは痛くありませんでした!無事に終わって一安心!■安心して眠れる…そう思っていたが…!夫と義父にも無事に終わった報告をすることができ、美味しい夕飯も食べて安心して眠れる…そう思っていたのに、まさか急にこんなに気持ち悪くなるとは思いもせず…次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> パニックにゃんこ この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月11日■前回のあらすじ義両親が泊まりがけで子どもたちのお世話や私の手術の付き添いに来てくれました。いよいよ抗がん剤動脈注射の手術が始まります…!■執刀医は新米の先生!?…不安を少しでも取り除けるようにリラックスさせてくれる看護師さんたち。でも…どんな先生も最初は新米ということは理解しているのですが、自分の担当となるとやはり不安になってしまうのが患者心…■あまりの痛みに恐怖感が募る!ただでさえ痛いのに、追い打ちをかけるような他の先生の声かけ…「体重かけて!」には思わず「まだやるの!?」とツッコミ入れたくなりました…。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> パニックにゃんこ この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月10日■前回のあらすじ次々と薬剤師さんや先生方が病室に現れ、薬の説明や動脈注射を打つ場所の確認をし始めます。■夫出張のため、義母が子どもたちの面倒を見てくれることに動注=動脈注射猫かぶりの子どもたちの真の性格を暴露!2泊3日も子どもたちのお世話をしてもらうことになりましたが、義母がとても大変な思いをするのではないかと心配でたまりませんでした…。■ついに抗がん剤動脈注射を打つ手術が始まる…!ついに抗がん剤動脈注射当日…。夫と義父に励まされて手術に向かいました!当時の私は、注射のイメージが強かったので、手術扱いになるとは思っていませんでした…。気楽に考えていたので、手術と聞いて急に緊張してしまいました!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月09日アメリカ・カリフォルニア州のテレビ局『KTVU』でニュースキャスターをしているフランク・サマービルさん。ある日、彼のもとに視聴者からメッセージが届きました。差出人はジョーダンナ・ハワードさんという女性で、彼女の娘であるマッケンジーちゃんについて書かれていました。マッケンジーちゃんは生後3か月半の時に網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)と診断されたのだそう。網膜芽細胞腫は眼球内に発生する悪性腫瘍で小児がんの中でも珍しいものだといいます。彼女は7回の化学療法を行い、それからほぼ1年間、がんは再発していないそうです。この日、マッケンジーちゃんは手術を受けるために病院を訪れていました。その時に彼女はアキラちゃんという2歳の女の子と出会います。アキラちゃんは現在、マッケンジーちゃんと同じ網膜芽細胞腫と闘っているのです。すると手術の前に出会った2人は瞬時に仲よくなり、ハグをして一緒に遊び始めたのだとか。たった今出会ったばかりなのに、2人はまるで何年も前からの親友同士のようだったといいます。Posted by Frank Somerville KTVU on Wednesday, October 28, 2020Posted by Frank Somerville KTVU on Wednesday, October 28, 2020Posted by Frank Somerville KTVU on Wednesday, October 28, 2020Posted by Frank Somerville KTVU on Wednesday, October 28, 20202人の姿を見て心が温かくなったというジョーダンナさんは「これが2人にとって一生続く友情の始まりであってほしい。この話であなたの心も温かくなったらいいなと思っています」とフランクさんにメッセージを送ったのです。フランクさんはこれを読んだとたん、思わず泣き出しそうになったのだとか。そして自身のFacebookにシェアしました。この話を読んで、私は悲しみと喜びの両方を同時に感じました。マッケンジーちゃんとアキラちゃんが元気になるようにただ祈っています。彼女たちが一緒にいる姿はとても美しい。Frank Somerville KTVUーより引用(和訳)Posted by Frank Somerville KTVU on Wednesday, October 28, 2020Posted by Frank Somerville KTVU on Wednesday, October 28, 2020この投稿にはマッケンジーちゃんとアキラちゃんの回復と、2人の友情がこれからも長く続いていくように願う声が寄せられています。2人はそれぞれがつらい治療を乗り越えてきました。きっとお互いに通じ合うものがあったのでしょう。またフランクさんの娘も病気をもっているのだそうです。子供にとって病気と闘うことは大人以上に困難な時もあるでしょう。そんな時に同じ気持ちを分かち合える友達がいることは大きな励みになるのではないでしょうか。マッケンジーちゃんとアキラちゃんが1日も早く元気になって、病院の外で一緒に遊べる日がやってくることを願わずにいられません。[文・構成/grape編集部]
2020年11月09日■前回のあらすじいよいよ抗がん剤の動脈注射に向けて、点滴生活が始まります。■薬剤師さんから薬の説明やアレルギーの有無を聞かれる動注=動脈注射動注=動脈注射頭部への放射線治療が続くと口腔内に影響が出ることがあるのですが、この時はまだそこまで口内の乾きはありませんでした。■いろいろな先生が動脈注射の確認にやってくるいよいよ抗がん剤の動脈注射が近づいてきたな…と実感。しかし、ズボンをめくられて大人数でまじまじと見られると…やっぱり恥ずかしい!!■え、剃毛しなくちゃいけないの!?動注=動脈注射「太ももの付け根に注射する」と聞いていたので油断していたら、下着をめくって処置するかもしれないので、念のため剃っておきましょう!ということでした…。永久脱毛に行きたいと強く思いました…。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月08日■前回のあらすじ入院中仲良くなった患者さんから「どうしていつもそんなに明るいの?」と聞かれ…■体をもっと動かしたい…普段とあまりにも生活が違いすぎて、暇になってしまいます…。身体に負担をかけず、体力を温存しておくのも重要なのですが、あまりにも暇だと「体力づくりすればいい!」という思考になってしまいました…!■点滴開始…コロコロ棒の操縦をしながらの生活!いよいよ抗がん剤の動脈注射に合わせて点滴が始まりました。先生から頂いた資料には、最近は静脈よりも動脈の方が効果が見られるので動脈からカテーテルで腫瘍に直接注射すると書いてありました。治療に関しては、当時病院から頂いた資料を基に書いています。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月07日■前回のあらすじ私と同じ鼻腔ガンの患者さんに出会い、意気投合!その方は切開手術をしたようで、傷口を見せてくれました。■家族の負担を減らすマル秘アイテムが好評だった!子どもたちを残して入院するのが心配な方のためのアイディア!母たちも遠くから来て、慣れない場所で家事するのが大変だったと思います…。夫もストックがどこにあるか描いてあったのが良かったと言ってくれました。負担を少しでも軽減することが出来て良かった…!■ガン患者同士だからこそ分かち合える苦労ガン患者同士だから話せること、共感できることもあると思います。むーさんとはたまたま仲良くなったのですが「なんでそんなにいつも明るいの?」と聞かれたときは思わず考えさせられちゃいました。■不安はある…でも家族のためにも生きなきゃ!ガンになったことで変化した自分の気持ちを素直にむーさんに打ち明けました。生きたい、そう思っていても、死んでしまうかもしれない…家族のためにできることをひとつでも多く残しておきたい、そんな気持ちでいっぱいでした。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月06日アルゼンチンに暮らすあるカップルが多くの人に感動を与えています。カンデラ・モッツィさんとブライアン・カサレスさんは2017年にブエノスアイレスの病院で出会いました。その時カンデラさんとブライアンさんはそれぞれ、悪性リンパ腫の治療をしていたのです。ある日、病院内で患者同士の親睦会があり、2人はそこで初めて出会います。カンデラさんとブライアンさんはすぐに意気投合し、気が付くとずっと2人で話し込んでいたそうです。 この投稿をInstagramで見る Bryan C(@bryan_casares)がシェアした投稿 - 2018年 2月月6日午前11時32分PST同じ病気とともに闘った2人は今…それからカンデラさんとブライアンさんは交際をスタート。苦しい治療が続いた時も、お互いに励まし合って乗り越えてきたといいます。 この投稿をInstagramで見る Bryan C(@bryan_casares)がシェアした投稿 - 2018年12月月5日午後3時52分PSTそして2人が出会ってから3年後の2020年10月、海外メディア『GOOD NEWS MOVEMENT』がInstagramで2人のことを紹介しました。なぜなら…カンデラさんとブライアンさんは2人とも、病気を乗り越えたのです。 この投稿をInstagramで見る Good News Movement(@goodnews_movement)がシェアした投稿 - 2020年10月月23日午前8時36分PDTこの投稿には8万件近くの「いいね」が付き、たくさんの祝福の声が寄せられています。・涙が止まらない。なんて美しい話なの。・神様は不思議な状況で人々を巡り合わせ、最高の幸せへと導いてくれる。・ハリウッドには絶対に書けないであろうラブストーリーだわ。2020年3月、ブライアンさんと一緒に念願のビーチへ旅行したカンデラさんはInstagramに喜びを語っています。入院中に何度もつらい日々を送っていた時、私たちは手を握り合い、あなたは「何もかもうまくいくから大丈夫だよ。そしたら一緒にビーチへ行ってゆっくり休もう」といってくれた。これは全力で何かを欲しいと思った時、それは実現するという最高の例えだと思う。愛してるわ。あなたがそばにいてくれると、いつだって私のエネルギーが再充電されるの。candemozziーより引用(和訳)※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Cande Mozzi(@candemozzi)がシェアした投稿 - 2020年 3月月11日午後7時17分PDT愛の力でともに病気を克服し、幸せな交際を続けるカンデラさんとブライアンさん。2人のストーリーはきっと、今病気と闘っている人に希望を与えてくれることでしょう。これからも2人一緒にいつまでも健康で幸せな毎日を送っていってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月06日「病院に行ってコロナになるのが怖いから」。そんな理由でがん検診を控える人が増えている。だが、医師はこんな警鐘をーー。がん検診を受診する人が激減している。「日本対がん協会」によると、地方自治体のがん検診での受診件数は、国内でコロナ感染が拡大した今年3月に前年比の64%まで落ち込むと、4月には前年比16%、5月には8%と激減した。常磐病院(福島県)の乳腺外科医の尾崎章彦さんが語る。「東日本大震災のとき、独自に調査しましたが、福島県では症状を自覚していながら病院に1年以上行かなかったケースが、震災前は4.1%でしたが、震災後には18.6%と、約4.5倍も増えました。こうした“受診控え”は、今回のコロナ禍においても実感します。なかには、非常に進行の早いがんもあるので、注意が必要です」そこで専門医等に取材し、上半身で疑われるがんの代表的な自覚症状を作成した(※医師への取材をもとに本誌が作成。がんによって、ここにない症状が出ることもあります。症状が出なくてもがんになることもあるので、必ず定期的な検診を受けましょう。また、ここに出る症状が別の病気によるものであることもありますので、必ず医師の判断を仰いでください)。【頭】□ これまでなかった急な頭痛がある=脳腫瘍□ これまでとは位置や痛み方の違う頭痛がある=脳腫瘍□ 言葉が理解しにくい=脳腫瘍□ 急に始まったふらつき、息切れ、顔が白くなるなどの貧血症状=大腸がん、胃がん、子宮体がん【目】□ 片目だけ見えづらい=脳腫瘍□ 部分的な視野の欠損がある=脳腫瘍【口】□ 言葉が出にくい=脳腫瘍□ 舌に、なかなか治らないしこりやただれがある=舌がん【のど】□ たんに血が混じる=肺がん□ 息切れがする=肺がん□ 2週間以上続くせき症状=肺がん□ 声のかすれ=食道がん□ 食べ物が食道でつかえる、しみる=食道がん【胸】□ 胸のつかえや痛み、違和感が生じる=食道がん□ 動悸、胸痛、息苦しさが続く=肺がん【手足】□ 片方の手(足)に力が入りにくい=脳腫瘍□ ふらふらとして、真っすぐ歩けない=脳腫瘍【乳房】□ 胸にしこりがある=乳がん□ 脇の下にしこりがある=乳がん□ 乳首の色が変わる、ただれる=乳がん□ 左右の胸の形が対称的でなくなる=乳がん□ 胸の皮膚があつぼったくなったり、赤くなる=乳がん□ 乳頭から透明、赤、もしくは黒っぽい分泌液が出る=乳がんもちろん症状があるからといって、即がんというわけではないが……。「少しでも不安な症状があれば、医療機関で受診すべき。たとえば乳がんの場合は、胸のしこりをセルフチェックできます。ただ、症状に気づいたときには進行しているケースも少なくない。触診では見つからない病変もあるので、40歳以上の人は2年に1度、マンモグラフィー検査を受けることをおすすめします」(尾崎さん)前出の日本対がん協会の調査で、受診率が低かった肺がん(5月の前年同月比5.8%)に関しても、日本医科大学附属病院呼吸器内科・久保田馨さんからアドバイスをもらった。「肺がん患者は若年層ではまれですが、50代から増加が著しくなり、患者数のピークは70代前半です。せきや息切れが続く場合は、必ず受診してください。検査は胸部単純X線検査が一般的ですが、発見が難しい場合もあり、必要に応じて胸部CT検査を行います。検診においても、CT検査はX線と比べて、見逃しのリスクが低く、肺がんによる死亡率も20%低くなると報告されています。禁煙や受動喫煙防止とともに、定期検診や早めの受診が有効です」ここで紹介した症状がある人は迷わず病院へ行こう。そして、いちばんは症状の出ていないがんも発見できるがん検診を受けること。コロナ禍であっても、がん検診は不要不急の外出ではないのだ。「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月05日■前回のあらすじ夫と子どもたちがお見舞いに来てくれて、楽しい時間があっという間に過ぎてしまいます。寂しくもなったけれど、みんなにとても励まされました。■鼻腔ガンの患者さんに出会い、意気投合!やっぱり鼻を切開するのが怖くてビクビクしていましたが、同じ病気の患者さんに出会い、話が盛り上がって仲良くなりました!その方も鼻を切開したらしく、なんと傷口を見せてもらえることに…■傷口を見せてもらうと…思ったよりも傷口が小さくてビックリ…!もっと傷が大きく残ると思っていたので、これから学校行事にも顔を隠してこっそり行かないといけないのかな…なんて考えていました。先輩方にも励ましの言葉をたくさんもらって安心しました!■鼻うがいのやり方これは多目的洗浄器ということで、腸の洗浄にも使われるようです。「マジシャンじゃないのにこんなこと出来ません!」と言っても看護師さんには華麗にスルーされました…。※鼻うがいは間違った方法でやると、中耳炎になったりする危険があります。必ず正しい方法で行ってください。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月05日■前回のあらすじ毎日お世話してもらえる有難みを感じつつ、ほぼ毎日の放射線治療。今は痛みや苦しさもないですが、続けていくと副作用や歯への影響もあるらしく…■夫と子どもたちがお見舞いにきてくれた引っ越してまもなくの入院だったので、子どもたちの学校のことについてはとても心配していました。入院前に出来る限りの準備はしてきたのですが、入部するとまた必要なものがたくさん出てきたようです…。夫も新しい職場と慣れない家事で、てんてこまいのようでした…。■ツンデレ息子のかわいい秘密当時息子は小学2年生でした。今までずっとべったり一緒だったので心配していましたが、夫の話を聞いて嬉しくなりました!■みんなのあたたかい気持ちが励みになる楽しい時間だっただけに、とても寂しくなりました…。でも、応援してくれている気持ちに応えたいという気持ちがあるのでちょっと我慢!みんなへの感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月04日■前回のあらすじ先生から抗がん剤と手術についての説明を受けました。内視鏡手術よりも鼻を開く手術の方ががんを取り除けると言われたのですが…■この感覚久しぶり…!入院中とはいえ、何年かぶりの優雅な朝のひととき…家事を代わりにやってくれている夫には悪いですが…自分のことを優先していいなんて素晴らしすぎる!■放射線科での治療放射線治療は特に痛い、苦しいなどはありませんでした。ただ、放射線治療の回数を何回もこなしていくと、吐き気や食欲不振などの副作用が出てくるようです。この時点では特に副作用はありませんでした。■放射線治療における歯への影響とは上顎崩壊だなんて怖すぎる…。それだけ歯茎にもダメージがあるということなのでしょう。他にも、口腔内の乾燥、口内炎、味覚障害などがあるそうです。唾液が減ることで、口内の自浄作用も低下し感染リスクが高くなるので、歯磨き、フロスは必須です!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月03日■前回のあらすじ隣の寝たきりのおばあちゃん、苦しそうな声がずっと聞こえてくるのが気になってしまい、部屋を変えてもらえないか相談することに…■抗がん剤投与と手術について説明を受ける画像はイメージです切開!? 鼻を開くの…!?!?K先生の説明を聞いてかなり怖くなり、抗がん剤が効くことを切に願いました…!■鼻を開く手術とは?画像はイメージです画像はイメージです画像はイメージです画像はイメージです画像はイメージです「切開」と聞くとやはり怖い…切った方が癌が隠れている場合も取りきれると分かってはいても、出来れば内視鏡手術が良い…と思ってしまいます。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月02日■前回のあらすじいよいよ入院。支えてくれる家族のためにも治療を頑張ろうと奮起します。身の回りを整理していると、突然隣のベッドから苦しそうな声がして…■おばあちゃんが苦しそう…!助けを呼ぶべき!?病名まではわかりませんが、おばあちゃんの喉には穴が開いていてすぐ機械とつながっています。痰が詰まると苦しくなるようで、その為おばあちゃんはナースステーションの近くの部屋にいるんだと分かりました。病院に慣れていないので、初日からビックリしすぎてしまいました…。■苦しそうな声が辛すぎる…病院慣れしていない私には、寝たきりの方の隣はハードルが高かった…気になってしまって食べられない、眠れない状態が続いてしまったので、やむを得ずお引越しさせて頂くことになりました。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月01日■前回のあらすじ抗がん剤による脱毛の不安や、友達にはどう告知するか…悩みはつきません。でも数人の友達にガンのことを伝えられ、話を聞いてもらえたのは嬉しかったです。■いよいよ入院!家族のためにも治療に向けて奮起する子どもたちは転校したてなので心配にもなりましたが、支えてくれる家族のためにも治療を頑張ろう!と思えました。■身の回りの整理をしていると、隣のベッドから突然…!いきなり隣から苦しそうな声が聞こえてきて、思わずビックリ!入院早々、不安を覚えます…。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月31日■前回のあらすじ病院から帰宅すると、子どもたちが家のお手伝いをしてくれていて、健気な姿に涙を流す義母…。翌日から、入院準備を始めます。■抗がん剤治療による脱毛が不安…抗がん剤の種類、投与方法によっては脱毛しない場合もあるそうですが、抜ける確率は高いと思いました。ネットで探したらお手頃でオシャレなウィッグも多くて一安心!ショップのレビューを見たら、病気をしてもオシャレしたいという気持ちの人がたくさんいるということが分かり、なんだか胸が熱くなりました…!■友達への告知はどうしたら良い?色々な場所に友達がいるのは、転勤族ならではの悩みかもしれません…。どの友達に告知するか、いつ言うか、とても難しい…。■ガンだと気付き心配してくれた友達…話を聞いてくれて嬉しかった次回からは入院編をお届けします。病院内の色々な患者さんとの繋がりや治療のこと、家族のことたくさんのエピソードがあるので是非引き続きご覧ください!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月30日■前回のあらすじ義父が一緒に診察で話を聞いてくれて、とても頼りになりました。今後のおおまかな治療計画が決まり、放射線科で顔の型取りをします。■癌細胞にもたくさんの種類がある!※画像はイメージです※2017年5月の情報ですなにより治療にはお金がかかります…自分に合ったがん保険が必要になってくるので、癌や病気のこと、保険のことなど日頃から勉強することが大切だと気付かされました。■家で義母のお手伝いを頑張ってくれた子どもたち我が家は転勤族のため、普段身内が遊びに来てくれることがあまりないので、子どもたちは喜んだと思います。張り切ってお手伝いも頑張ってくれて、義母は感動の涙を流していました!■入院準備とお金のこと医療費の家計負担が増えないように、使える制度は忘れず申請します。夫に負担をかけるのも大変なので、パジャマのレンタルはとても助かるサービスだと思いました。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月29日■前回のあらすじこれからお世話になる主治医の先生と初対面。内視鏡で診察すると、本当に自分の鼻の中にガン化したポリープが…■頼りになる義父!専門的な話が理解できる義父が一緒に話を聞いてくれて、とても頼もしかったです。しかし、恐怖のノミとトンカチ再び…!やっぱり怖いし痛い!■ついに今後の治療計画が決まるアラフォーでもまだ癌になるには早い年齢らしく、その分癌の進行も早いとのこと…。いよいよ放射線と抗がん剤治療が始まります…。■放射線科でマスクを作る!?放射線科での診察と放射線治療を受けるための型取り作業は、特に痛いこともされず平和に終了しました!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月28日■前回のあらすじ子どもたちにガンのことを伝えたところ、頼もしい言葉に勇気をもらい…。まだまだ死んでられないと思うようになりました。■大量の検査の後…主治医の先生とご対面!ブラトップは病院によっては脱がないとダメな場合もあるそうです。■がんの説明資料が怖すぎる…自分の鼻の中を見るのはかなりの衝撃でした…。先生からもらった資料が怖いのは、癌を放置せず、早急に治療を促す目的があったのだと思います。この時点で、目視の癌はこの部分だけでした。■家族の存在がとても心強いありがたいことに義両親がすぐに駆けつけてくれて、本当に助かりました!子育て中も両親がそばにいてくれたらなと思うことが多かったのですが、病気の場合だと本当に困りました…。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月27日■前回のあらすじがんだと告知され頭の中が真っ白になりましたが、まずは夫に報告。すぐに帰宅してくれた夫を見て涙が出ました。■子どもたちにも病気のことを報告嘘はつきたくないけれど、子どもたちには辛すぎるかと心配しました。しかし、一番甘えん坊な息子からこんなしっかりとした意見が飛び出るとは…子どもたちの力強い言葉がとても頼もしかったです!■病気になって変化した「生きる」という考え方自分の考え方がガンという病気を通して変化していきます。ずっと子育てに邁進していて、家族のことしか見えなくなっていたのかもしれません。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月26日■前回のあらすじ検査結果を聞きに再度病院へ訪れると、がんだと告知されました…。■なかなか受け入れられない現実…まさか自分がガンになるなんて…先生の説明もすぐには頭に入ってきませんでした…。■夫に報告、やるべきことを確認普段だったら何とも思わないことにイライラ…。気持ちに余裕がなく、思っている以上に体と心が辛かったのだと思います…。■早退してきてくれた夫、ホッとして涙が出るこんな時だからこそ特に、自分は夫を頼りにしているんだなぁと感じました。さて、子どもたちにどう話そうか…次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月25日■前回のあらすじ市販薬を飲んでも効果がなく、引っ越しが落ち着いた頃ようやく耳鼻科を受診。しかし薬が効かず大病院で検査をすることに…■恐怖の検査…、怖いし痛い!覚悟はしていたものの、ずっと怖くて目をつむっていました。これから先、まだまだ痛くて怖い思いをするとは知る由もなく…■検査結果を聞きに再び病院へいきなりの告知に時が止まった気がしました。ポリープだと思っていたのに、まさかガンだったなんて…次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月24日■前回のあらすじ引っ越しの準備が慌ただしい中、家族全員が風邪をひきます。そんな中、なぜか私だけがなかなか治らず…■自己判断で、市販薬を飲み始める引っ越しの準備や手続きで慌ただしかったので、なかなか病院へ行く気になれませんでした。■ついに引越し…、子どもたちの姿に勇気づけられるどんなに大変な状況下でも楽しんでいる子どもたちを見て力が湧いてきました!みんなで頑張って、4月の中旬にやっと片付けが落ち着き…■ようやく耳鼻科を受診!やっと耳鼻科へ行けたと思ったら大ごとに…!大病院での検査の説明が怖すぎて震えました…。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月23日はじめまして。やよいかめです。数年前に鼻腔ガンになった話をご紹介しようと思います。当時、最初に自覚症状があったのは冬で、風邪と勘違いして病院へ行くのが遅れてしまいました。子どもたちが小さいときにお母さんが大病を患うというのは、病気になった本人だけでなく家族にとっても一大事です。「忙しいし、初期症状が軽いから…」といって、病院に行くのが遅れてしまうと、最悪癌が大きくなってしまったりすることもあります…。そんなご家族が少しでも減って、早めの受診が増えればいいなという願いを込めて…、この漫画を描いていきたいと思います。■鼻腔ガンになった話を描こうと思ったきっかけ子どもたちはまだ小さかったので、入院中とても辛い思いをさせたと思います。子どもたちの身体も無事元に戻り、私も自分の中で病気のことがだいぶ消化できるようになったので、この漫画を描く決心がつきました。■夫が転勤に…、ママ友との別れが辛すぎる子育てが大変な時期に、相談しあったり助け合ったりできる仲間は本当に大切…!今回の引っ越しは特に辛かったです。■なかなか治らない風邪? これが癌の始まりだった…この時すぐに受診しておけば良かった…と今でも後悔しています。少しでも異常を感じたら早めに受診した方が良いと思います。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月22日2020年9月12日、歌手の谷山浩子さんのウェブサイトが更新。谷山さんが検査で乳がんと診断されたことを、所属事務所の株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスが公表しました。1977年に『河のほとりに』でプロデビューして以来、歌手や作曲家として幅広く活躍してきた谷山さん。『恋するニワトリ』や『まっくら森の歌』は音楽番組『みんなのうた』(NHK)で多くの人に親しまれています。谷山さんの病気について、所属事務所はこのようにコメントを発表しました。いつも谷山浩子を応援していただきありがとうございます。谷山浩子は、先日行った検査で乳がんと診断され、9月から治療を開始いたしました。そのため、2021年春ごろまでのコンサートの開催を見送らせていただきます。それ以降に関しては、今後の治療の経過を見ながら準備を進めて参ります。谷山浩子のコンサートを楽しみにお待ちいただいている皆さま、関係者の皆さまには多大なご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございません。どうかしばらくの間、温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。谷山浩子オフィシャルウェブサイトーより引用谷山さんの身体を第一に考え、当面の間コンサートなどのイベントは行わない予定とのこと。また、谷山さんはこのようにコメントしています。スタッフからもお知らせしましたように、先日乳がんが判明しました。しばらくはコンサートをお休みして治療に専念し、来年の復帰を目指したいと思ってます。くよくよ悩むのも、「がんばるぞ!」と力みすぎるのも、病気を治すのにはよくないと聞きました。だからリラックスして前向きに、治療に臨みます。コンサートを楽しみにしてくださっていた皆さまには、本当に申し訳ありません! もうしばらく、待っていてくださいね。谷山浩子オフィシャルウェブサイトーより引用この情報は谷山さんのTwitterアカウントでも発信され、多くの人から「回復を祈っています」「ゆっくり休んでくださいね」といった声が寄せられています。優しい歌声と楽曲で、幅広い世代の人を癒してきた谷山さん。1日でも早く回復し、再び谷山さんの歌声がステージで披露されることを祈ります。[文・構成/grape編集部]
2020年09月12日恋人同士や家族、仲よしの友人同士などでファッションをそろえるように、最近はペットとおそろいの洋服を着て楽しむ人もいますね。サマンサ・キャッソンさんは愛犬の『リリー』とおそろいのTシャツを着た写真を公開。それが大きな感動を呼んでいます。2019年夏、サマンサさんは急性骨髄性白血病と診断されました。ウェブメディア『The Dodo』によると、彼女は数か月間入院した後、8か月にわたって自宅で化学療法を行ったといいます。治療がつらい時にリリーはいつもそばで支えてくれたそうです。女性ががんを克服すると、今度は愛犬ががんに治療の甲斐あってサマンサさんは2020年3月に、一時的に症状がおさまる寛解期(かんかいき)に入りました。ところが喜びもつかの間、彼女が回復してからまもなく、リリーともう1匹の愛犬『バディ』がともにがんと診断されたのです。2匹は治療を始めますが残念ながらバディのがんは進行が早く、助かりませんでした。一方リリーは2度の手術などを乗り越えて、がんを克服したのです。リリーが外に出られるまで回復した日、サマンサさんは自分たちのお祝いをしたかったのだとか。そこで彼女はリリーとおそろいのTシャツを着て記念写真を撮りました。Posted by Samantha Casson on Monday, August 17, 2020Posted by Samantha Casson on Monday, August 17, 2020私たちはがんを克服した。サマンサさんとリリーのTシャツの背中に書かれた言葉は、彼女たちがともに支え合って病気を乗り越えた証。彼女は『The Dodo』にこう語っています。私たちはがんを乗り越えました。それを一緒にお祝いし、私たちの強さを示したくておそろいのTシャツを作ったんです。The Dodoーより引用(和訳)困難な時をお互いに支え合い、ともに病気を克服したサマンサさんとリリー。この経験によって彼女たちの絆はより強くなったことでしょう。天国のバディもそんな彼女たちの姿を見て喜んでいるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年09月11日がん患者を理解する緩和ケア医でさえ、患者になって初めて気づく苦しみがあった。昨夏の取材でそう語った大橋さんに、今年も、がん患者としての思いを聞くことができたーー。「先日、激しい腹痛で人生初の救急搬送を経験したんです。どうも、一昨年のがんで胃を摘出したことが、影響しているようで。体調が悪くなっていると感じる一方、肝臓に転移したがんの影が薄くなっている箇所もあって。毎日が一進一退の繰り返し、という感じです」こう話すのは、10万人に1人の希少がん・ジスト患者で、愛知県JA厚生連 海南病院の緩和ケア医の大橋洋平さん(56)だ。「今でも週4日、午前中だけですが“専属秘書”(妻のあかねさん)に車で送り迎えしてもらって、緩和ケア希望者への予約面談外来をしています。がん治療にはお金がかかりますから、できる限り働かないと(笑)。でも何より、がん患者の私が面談することで、共感してくれる患者さんやそのご家族がいますし、私自身も生きる力をもらえるんです。ヨメさんや息子は『無理しないで』と思っているはずですが、わがまま放題に“患者風”を吹かせて、しぶとく生きています」こうした生き方をつづった著書『緩和ケア医が、がんになって』に続き、9月18日『がんを生きる緩和ケア医が答える命の質問58』(ともに双葉社)が出版される。「前著を呼んで、前向きに生きられるようになった、という子宮がん患者さんの声に背中を押されて、勤務先の病院や講演後のアンケート等で寄せられたがんに関する質問に、本を通じてお答えしました」がん患者や家族のために、何かメッセージを残したいーー。そんな思いから、本誌の質問にも一般論ではなく、医師で患者、そして父で夫でもある大橋さんの“がん患者としての本音”をぶつけてくれた。【Q1】抗がん剤治療中の夫が、「こんなにつらいなら死にたい」と訴えます。治療を続けないとダメですか?【A】治療の副作用と、生活と生命のバランスをみて本人に判断させてこの旦那さまが望まれていることは「つらさをとるために死にたい」ではなく「つらさをとって生きたい」ということだと思います。食事ができなくなるほど、抗がん剤の副作用がひどい患者さんの中には「治療をやめて、楽になった」と喜ぶ人もいますから、それも一つの選択肢でしょう。私も毎日服用する抗がん剤は通常の半分しか飲んでいないのに、お尻の粘膜がただれて、トイレの温水洗浄のたびにヒリヒリします。口角も切れてしまい、「おー」は言えるけど、痛くて大きく口を開く「あー」は言えません。でも、つらいながらも、こうやって話すことも笑うこともできる。私の副作用は、今のところ生活や生命を脅かすレベルではないのです。だから、治療を続けられているのだと思います。もし、私が治療をやめる決断を迫られるときがきても、それは家族にやめるよう説得されるのではなく、自分で決めさせてほしいです。自分の命ですから。【Q2】がんになって、穏やかになった友人がいます。いったい何があったのでしょう?【A】私も感謝の気持ちが強くなり、「今、必要とされること」を優先するように医師という仕事において、以前は効率やルールを重視していました。だから、数カ月待ちの緩和ケア病棟にすぐ入院したいと直談判に来た患者さんご家族を、看護師が帰してしまったときも、「それでいい」と考えていました。でも、自分ががん患者となってあのときを振り返ると、どうにか時間を作って話だけでも聞いてあげられなかったのかと、後悔の念で胸が締め付けられます。だから今は、急な相談でも、可能な限り対応するようになりました。がんが発覚した人の多くは、一度は“もうダメかも”と、身近に死を意識するものです。がんになるまではそんな状況になったら“競馬の単勝に100万円注ぎ込もう!”と考えていました。けれど、いざ“命は有限”だと痛感すると、そんなことより、ただただ生きられることに感謝しよう、“今”を大切にしようと考えていたんです。それは、人間が持っているいい面なのではないでしょうか。【Q3】がんを治療中の夫。どうやって生きる希望を持ってもらえばよいでしょうか?【A】大きな夢より、小さな目標を持ってはどうでしょうか“夢”はずいぶん遠くにあって、時間をかけてかなえるイメージがあります。残念ながら、がん発覚から1年たたないうちに転移した私には、そのような夢は持てません。でも、人間は希望を失うと生きにくい。だから、何カ月も先ではなく、もっと簡単に実現できる“目標”を持つようになりました。私は車が好きなので、老後、日本全国を気ままにドライブするのが夢でした。でも今は、住まいのある三重県内を、ヨメさんと半日旅行どころか、4分の1日旅行をするので精いっぱい。けれどそのおかげで、元気なころのように高速道路をとばしていたら気づかなかった、小道の草花の美しさにも気づくことができました。小さな目標をかなえていくことで、一日一日を大切に生きることができるのではないでしょうか。この取材も、発売日までは生きるぞ!という目標になっています。【Q4】死ぬのは怖くないですか?【A】死の瞬間は怖いものではない。死後には次の世界が待っていると考えています死生観は100人いれば、100通りあります。私自身「まったく怖くない」とは言い切れませんが、32年間、医師としてさまざまな臨終に立ち会ってきて、死の“瞬間”は眠るようなもので、決して怖いものではないと感じています。とはいえ、死後について考えるようになったのはジストになってからです。今では人間は死んでも、無になるのではなく、なにがしかの世界にいくと考えています。ちなみに、私が死んでも、家族には長生きして私の見られなかった世界を見てもらいたい。あの世で話を聞かせてもらうのです。がんは2人に1人が罹る病いといわれている。自分はもちろん、家族や友人がなってもおかしくはない。そんなとき、“しぶとく”生きる大橋さんの言葉は、われわれががんと付き合って生きていく際のヒントになるはずだ。「女性自身」2020年9月22日 掲載
2020年09月11日2020年8月14日、お笑いコンビ『おぎやはぎ』の小木博明さんが、『腎細胞がん』の治療により一時休業をすることが明らかになりました。『腎細胞がん』とは、腎臓にできるがんのうち、腎実質の細胞ががん化して悪性腫瘍になったものです。所属事務所『人力舎』の発表によると、小木さんは頭痛の治療で入院中に検査をしたところ偶然に、初期(ステージ1)のがんが見つかったとのこと。そのため同月17日から入院し、治療に専念をするといいます。所属事務所のウェブサイトには、小木さんのコメントが掲載されました。小木博明コメント全文まったくの私事でございますが、とてもびっくりしたことがありましたので発表させていただきます。なんと私小木博明、腎細胞がんが見つかり、手術のためしばらくお休みをいただきます。幸い取り除けばよいという所謂ステージ 1 であるのですが、「まさか自分が」という有名な言葉を皆さまにお送りしたいと思います。元来自分は病院好きで、さまざまな検査をしていましたが、今回ゆっくり身体を診ていただいたおかげで見つけることができました。「まさか自分が」となる前に、皆さまもゆっくり時間を取って検査をされることを強くお勧めします。大事なことを言い忘れましたが、関係者の皆さまには、この度の休養に関してご理解頂き感謝しております。以上、びっくりしたことの発表でした。プロダクション 人力舎ーより引用国立がん研究センターによると、腎細胞がんには特徴的な症状がないため、小さいうちに発見される腎細胞がんは、ほかの病気のための検診や精密検査などで、偶然に発見されるものがほとんどだといいます。今回、小木さんが精密検査を受けていなければ、初期の段階でがんを見つけることは難しかったかもしれません。定期的な検査の重要性を改めて感じさせられます。ネット上では小木さんへのお見舞いの声などが多数寄せられました。・早期発見できたのが不幸中の幸いかな。どうぞお大事に。・ゆっくり養生し、健康になって戻ってきてください!・小木さんらしいコメント…。早くよくなることを祈ってます。治療に専念し、また元気な姿で活躍する姿を見せてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月14日ババレオ(babareo2)さんが、フォロワーの実体験をもとに描いたエピソードをご紹介します。フォロワーの女性が働くカフェに、よく訪れていた常連客の夫婦。いつも仲睦まじく寄り添う姿は、店員たちの『憧れ』だったそうです。しかし、ある日を境に夫婦は店に来なくなり…。『とある常連夫婦のお話』しばらく見かけていなかった常連客の夫婦。ある日、久々に夫の男性が1人で訪れ、2人分のコーヒーを注文したそうです。帰り際、事情を察した店員の女性が「ご夫婦は私たちの憧れでした」と伝えると、男性は涙ながらにお礼をいい、闘病の末に妻に先立たれたことを明かしました。夫婦の思い出が詰まった店でかけられた言葉は、男性にとって何よりの励みになったに違いありません。漫画を読んだ人たちからは、さまざまなコメントが寄せられました。・読んでいて涙が出ました。男性が前を向けてよかったです。・きっと思い出の残る『悲しい場所』から、奥様の大好きだった『思い出の場所』になれたのでしょうね。素敵です。・泣けますね。私もこのご夫婦みたいに、いつまでも手をつなげる仲のいい夫婦になりたいです。大切な人と過ごしたかけがえのない思い出を胸に、男性は残りの人生を前向きに生きていくことでしょう。ババレオさんの作品はこちらから今回のエピソード以外にも、心温まる話や恐い話、クスッと笑えるものなど、さまざまなエピソードを描いているババレオさん。Instagramのほかにブログも更新中で、Instagramより早く漫画が投稿されるため、気になる人はこちらもあわせてご覧ください。ブログ:世にも奇妙ななんかの話[文・構成/grape編集部]
2020年08月12日