アメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最高峰の映画の祭典「第91回アカデミー賞授賞式」が、日本時間の2月25日(月)にWOWOWで生中継。昨年に引き続き、女優、モデル、歌手と幅広く活躍するすみれがレッドカーペット・レポーターに就任し、現地入りする。レディー・ガガのコメントは「絶対ゲットします!」「レポーターとして、もっとレベルアップしたいと思っています」と意気込みを語ってくれたすみれさん。昨年は初チャレンジながら、大女優のウーピー・ゴールドバーグへのインタビューに成功するなど、大きな結果を残したが、当の本人は「反省することばかり。事前に準備し過ぎてしまって、いざスターを目の前にすると、パッと頭が真っ白になってしまったことも」とふり返る。そして「レッドカーペットの上は戦場です!」とも。「現地には映画ファン、そして各国から来ているメディアがたくさんいて、一言で表せばカオス(笑)。お目当てのスターに取材をしたくても、担当のパブリシストさんに『あなたは、後で』って怒られてしまったり…。でも、そこで引き下がらず、こちらもアグレッシブに攻めていこうと思います。まずは、私自身がリラックスして、相手に対してオープンに接することができればいいですね」今年、いちばん取材したいのは『アリー/スター誕生』で主演女優賞候補にあがるレディー・ガガ。「絶対ゲットします!」と気合いが入る。日本映画『万引き家族』『未来のミライ』の受賞に期待!今年のアカデミー賞では、日本から是枝裕和監督の『万引き家族』が外国語映画部門、細田守監督の『未来のミライ』がアニメ長編映画部門にそれぞれノミネートされ、大きな話題に。すみれさんも「ファッションもそうですけど、いま、日本の文化が本当に海外で人気ですし、いままで以上に、日本映画に注目が集まるとうれしいです。日本映画ではありませんが、(候補にあがる)『犬ヶ島』も日本が舞台のアニメですもんね。すごいことだと思います」と日本勢の飛躍に期待を寄せる。すみれさんが最も注目しているのは、主演男優賞。今年は本命不在、例年以上のデッドヒートが繰り広げられており、特に目が離せない部門だ。20キロ増量し実在の米副大統領を演じたクリスチャン・ベイルについては「予告編で彼の姿を見たんですが、まったく誰だか分からなかった!」と目を白黒。ガガ主演の『アリー/スター誕生』がお気に入りだといい、当然、監督も務めたブラッドリー・クーパーは外せない。「ヴィゴ・モーテンセンは『ロード・オブ・ザ・リング』の頃から大ファン。今回、候補になった『グリーンブック』も難しい役どころを、彼なりにカッコ良く演じているし、日本でも大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックさんもすばらしかった…」その悩める気持ち、よーく分かります!女優として「一歩一歩頑張っていきたい」今回はレポーターとして、アカデミー賞のレッドカーペットに立つすみれさんだが、サム・ワーシントンと共演した『アメイジング・ジャーニー神の小屋より』でハリウッド映画デビューを飾るなど、自身も女優として活躍がめざましい。それでも「女優というお仕事は、本当に難しいです」と身を持って経験した苦労をしみじみと語る。「アメリカの大学で演技を学んでいましたし、小さい頃から歌やピアノ、それに歴史の勉強なども重ねてきました。ただ、俳優を目指す人たちは良くも悪くも“オラオラ”って感じでアグレッシブに頑張る人ばかり。ライバルが多すぎますからね(笑)。私自身は日本人ということで、差別を受けることもありました。もちろん、ショックでしたが、それくらい厳しい世界なんだなと。だからこそ、私も女優として経験を積み重ねて、一歩一歩頑張っていきたいです。いつかはレッドカーペットで、取材“される”側になりたいと思っています」。第91回アカデミー賞授賞式は2月25日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催。この模様は、同日8時30分~WOWOWプライムにて生中継(2か国語版・同時通訳)、21時~字幕版がWOWOWプライムにて放送される。(text: Ryo Uchida/photo:You Ishii)
2019年02月20日人気作家・角田光代の片想い小説を実写化した映画『愛がなんだ』。この度、本作の本予告編と、新たなキャッチコピーが添えられた本ビジュアルが到着した。今回到着した映像では、岸井ゆきの演じるテルコと成田凌演じるマモルが、一緒に歯を磨いたり、髪を洗いっこしたり、夢にまでみた幸せな時間が流れている。しかし、「マモルにとって、テルコは恋人ではなく、ただ都合のいい女でしかない」というのが現実…。また、マモルがテルコに年上の女性・すみれ(江口のりこ)を紹介するシーンや、テルコとマモルの「好きになるようなとこなんて無いはずなのにね」「なんだと、こら」じゃれるような掛け合いも展開される。なお、本作の主題歌は、京都を拠点に活動し、『リズと青い鳥』の主題歌も手掛けた4ピースバンド「Homecomings」の「Cakes」。予告編では、そのアコースティックなメロディーを一部聴くことができる。『愛がなんだ』は4月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:愛がなんだ 2019年4月19日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2019映画「愛がなんだ」製作委員会
2019年02月04日東京・下北沢で食べ呑み歩きイベント「ばるばる下北沢 チーズと激辛はしご酒 みんな呑み友」が、2019年2月14日(木)から2月24日(日)の期間で開催される。「ばるばる下北沢」は、リストバンドを購入するとチャージ・お通し・席料無しで参加店をはしごすることが出来るグルメイベント。はしご酒を通して、下北沢の路地裏にある知る人ぞ知る名店を気軽に開拓することができる。7回目の開催となる「ばるばる下北沢 チーズと激辛はしご酒 みんな呑み友」では、“チーズと激辛料理”をテーマに、下北沢の飲食店全71店舗が料理とお酒を用意する。フードメニューは、肌寒い季節にぴったりのHOTな激辛料理と、特に女性からの支持が厚いチーズ料理をラインナップ。すみれ下北沢店の大山どりを使用したチーズタッカルビ、タコヤココ(TACOYAcoco)の「牛スジどて煮のふわとろチーズ卵とじ」といったチーズがメインのメニューに加え、ダンダダン酒場の「旨!辛!赤餃子」やウブタコ(UBUTaKO)の「地獄のマグマスープたこ焼き」など個性派揃いの激辛メニューも登場する。ドリンクはイベント参加店舗がそれぞれ提供する豊富な種類のお酒を味わうことが可能だ。また、会場では、専用アプリ「I LOVE下北沢」を使ったスタンプラリーを実施。スタンプは、お店のスタッフや参加者同士でQRコード交換することでゲットできる。スタンプ3個ごとに抽選に応募が可能で、“下北沢で遊べる、食べれる”プレゼントが当たる。【詳細】「ばるばる下北沢 チーズと激辛はしご酒 みんな呑み友」開催期間:2019年2月14日(木)~2月24日(日)※時間は各店舗営業時間に準ずる受付場所:しもきたスクエア(東京都世田谷区北沢2丁目24)特別料金:ファーストドリンク+オススメメニュー 1,000円、ファーストドリンク 400円■リストバンド・1DAY:前売り 500円、当日 700円、リピート割 300円・11DAYS(先着100本):前売り1,000円、当日 1,200円※席料、お通しなしで限定メニューを各店舗にて注文可能。※期間中、2回目以降の参加は前回購入のリストバンド提示でリピート割適応。※当日リストバンドは参加店舗及び下北沢駅北口広場の受付にて購入可能。【問い合わせ先】I LOVE下北沢(株式会社アイラブ)TEL:03-6804-9710
2019年01月27日アメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最高峰の映画の祭典「第91回アカデミー賞授賞式」が、日本時間の2月25日(月)にWOWOWで生中継。この度、昨年に続きすみれがレッドカーペット・レポーターに就任したことが分かった。WOWOW独占生中継では、注目の各賞の発表を案内役のジョン・カビラと高島彩が東京のスタジオから紹介。今回すみれさんが務めるのは、授賞式へ向かうスターたちの様子を伝える“レッドカーペット・レポーター”。昨年に引き続きとなり、2年連続でのレッドカーペット・レポーター就任はWOWOW初だ。昨年をふり返り、「本当に豪華で、様々な素晴らしい受賞者の方々とお話出来ました!ウーピー・ゴールドバーグさんにもインタビューさせていただき、とても興奮しました!」とすみれさん。2度目となる今年は「去年に続けてレポーターとしてもっとレベルアップしたいと思っています!そして、もっといっぱいインタビューをキャッチしたいです!」と力強い意気込みを語っている。「生中継!第91回アカデミー賞授賞式」は2月25日(月)8時30分~2か国語版・同時通訳、21時~字幕版WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年01月18日今年もさまざまなできごとがあった芸能界。平成最後の年末に、女性自身の記事のなかでも反響の大きかったスクープを改めてお届けしたい。昨年9月、本誌でハーフ男性との熱愛をスクープしたすみれ(28)。記者の直撃にも付き合い始めたばかりの“彼氏”だと認めていたが、それからわずか8カ月で破局していたことをキャッチ。本誌の取材に対し、初めてその真相を語っていた(以下、2018年6月12日掲載記事)。「“あの彼”とはもう会っていないそうです。別れてしまったのかもしれません」(すみれの知人)昨年9月、本誌にハーフ男性との熱愛をスクープされた、女優のすみれ(27)。当時、デート中にキスや白昼堂々のハグをみせるなど、超ラブラブだった2人。記者の直撃にも、付き合い始めたばかりの“彼氏”だと認め、笑顔満開だった。さらに昨年からは夢のハリウッド進出も果たし、恋も仕事も絶好調のはずだったのだが――。本誌の熱愛スクープから8カ月。いったい、彼らに何があったのだろうか。本誌は一時帰国しているというすみれのもとを訪れた。梅雨入りしたばかりの6月初旬の午後1時半過ぎ。彼女は都内の自宅マンションから傘を差して1人で現れた。通りに出てタクシーを拾おうとしていたところを、記者が声をかけた。さっそく彼氏との“破局説”について聞いてみると「はい……。(別れたのは)2カ月前です」と言って、小さく頷いた。――破局の原因は?「私がハリウッドと日本に行ったり来たりで、忙しかったので。すれちがいです……」それでも、米国での仕事はとても順調のようで――。「実は、次の映画も決まりました。来年公開予定です。詳しいことはまだ、お話しできないんですが」いまは恋愛よりハリウッド! 彼女の凛とした表情からはそんな強い意思が伝わってきた――。
2018年12月30日レディー・ガガ×ブラッドリー・クーパーW主演映画『アリー/ スター誕生』(12月21日公開)のジャパンプレミアが11日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、ローラ、すみれ、叶姉妹らがセクシードレスで登場した。同イベントでは、5年ぶりの来日となった監督・主演のブラッドリーが登場。観客1,000人から熱い歓迎を受けながら同作の魅力をアピールした。そして、近年ハリウッド進出も果たし、アメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動しているローラが、スペシャルサポーターとして駆けつけ、ブラッドリーとの2ショットが実現。雨も降り、厳しい寒さの中、胸元と美脚を大胆露出したセクシードレスで美貌を放った。ブラッドリーが自身のコートをかけてあげる場面もあり、ローラは「暖かーい! サンキュー! ジェントルマン」と感激。ブラッドリーの優しさに会場からも歓声が上がった。豪華なレッドカーペットゲストもイベントに華を添え、すみれ、叶姉妹、水沢アリーはセクシードレスで登場。すみれはワンショルダーでデコルテと肩を見せ、大胆なシースルーで美脚も披露、叶姉妹は巨乳あらわなゴージャスなドレスで圧倒、水沢はボディラインくっきりのドレスで観客を魅了した。さらに、関根麻里、岡本至恩、けみお、パンツェッタ・ジローラモ、デーブ・スペクター夫妻も登場した。同作は、歌手を夢見るものの、自分に自信がなく夢を諦めかけていたアリー(ガガ)が、有名ミュージシャンのジャクソンとの偶然の出会いから人生が大きく変わっていく物語。ブラッドリーが監督を務め、アリーの歌の才能を見抜いてアリーの音楽人生をサポートする世界的ミュージシャン・ジャクソン役も演じた。
2018年12月12日モデルのすみれが11日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われたレディー・ガガ×ブラッドリー・クーパーW主演映画『アリー/ スター誕生』(12月21日公開)のジャパンプレミアにレッドカーペットゲストとして登場した。厳しい寒さの中で行われた同イベントで、すみれはワンショルダーのロングドレスで美しいデコルテと肩を見せ、スカート部分から美脚も披露。太ももまで透けて見える大胆なシースルーで色気を放った。同作は、歌手を夢見るものの、自分に自信がなく夢を諦めかけていたアリー(ガガ)が、有名ミュージシャンのジャクソンとの偶然の出会いから人生が大きく変わっていく物語。ブラッドリーが監督を務め、アリーの歌の才能を見抜いてアリーの音楽人生をサポートする世界的ミュージシャン・ジャクソン役も演じた。ジャパンプレミアには、来日した監督・主演のブラッドリーが登場。そして、近年ハリウッド進出も果たし、アメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動しているローラが、スペシャルサポーターとしてLAから駆け付けた。また、レッドカーペットゲストとして、すみれのほか、岡本至恩、叶姉妹、水沢アリー、けみお、関根麻里、パンツェッタ・ジローラモが登場した。
2018年12月11日琵琶湖ホテルの「バー ベルラーゴ」では、2018年10月1日(月)から12月31日(月)までの期間、「百人一首カクテル」~女性歌人の夜長~を提供する。2018年9月で1周年を迎えた「百人一首カクテル」は、これまでたくさんの女性から好評を得てきた。今回は、女性の心を詠った女性歌人をセレクト。これから迎える秋の夜にふさわしい3首を取り上げ、奥深く幅広い百人一首の世界をカクテルで表現してみせた。歌右大将道綱母(藤原道綱母)が詠んだ「嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る」は、3層のグラデーションが美しいカクテルで、浮気性である夫を待ち続けた歌を表現。孤独な夜を嘆く複雑な心情を表した下層部は、時間の経過と共に溶け出すカンパリとグレープフルーツのリキュールで凍らせたシャーベットを使用。ブルーの部分には、すみれとマスカットのリキュールを使用したゼリーを重ね、深まった暗い夜をイメージした。紫式部の歌「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな」は、すもものリキュールとブランデーの甘酸っぱいカクテルで表現。幼友達と再会し、積もる話もできずに去られてしまった寂しさをイメージしだドリンクは、大胆に真空調理したりんごのガーニッシュと、白いムースのような泡状の桃で、雲間に隠れてしまう“夜半の月”をイメージした。その他にも、オレンジのノンアルコールカクテルと果肉に加え、すみれのリキュールをベースに、りんごリキュールと洋ナシのシロップを忍ばせた2層のカクテルや、ハーブティーにエルダーフラワーのシロップをアクセントに加えたノンアルコールカクテルを用意する。【詳細】「百人一首カクテル」~女性歌人の夜長~提供期間:2018年10月1日(月)~12月31日(月) 17:00~23:00提供場所:琵琶湖ホテル2階「バー ベルラーゴ」住所:滋賀県大津市浜町2-40料金:1,400円(税込)~ ※サービス料込【問い合わせ先】琵琶湖ホテル レストラン予約TEL:077-524-1225(9:00~20:00)
2018年09月23日映画『愛がなんだ』が、2019年4月19日(金)より全国ロードショーとなる。直木賞作家・角田光代の小説を映画化『愛がなんだ』は、2003年に直木賞を受賞した作家・角田光代が手掛けた同名の傑作小説が原作。一目ぼれした男に一途すぎるアラサー女子と、その周りの人物を描いた恋愛群青劇だ。ストーリー28歳のOLテルコは、一目ぼれしたマモルに想いを寄せている。自分の時間のすべてをマモルに捧げ、その結果、仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルがいてくれるならテルコはこの上なく幸せだと思っている。けれど、マモルにとって、テルコはただ都合のいい女でしかない。そのことをわかっているテルコは今の関係を保つことに必死で自分からは一切連絡をしないし、決して「好き」とは伝えない。しかし、そんなある日、マモルからの連絡が突然途絶えてしまう…。3ヶ月が経ったころ、マモルから急に電話がかかってきて、会いにいくと、彼の隣には年上の女性、すみれがいた…。岸井ゆきの×成田凌が出演主演を務めるのは、『ここは退屈迎えに来て』にも出演した岸井ゆきの。『おじいちゃん、死んじゃったって。』に続く自身2度目の映画主演作では、相手に自分の時間すべてを捧げる一途なOLテルコを演じる。テルコを都合のいい女として扱う相手役のマモルを演じるのは、2018年7月に公開された『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』にも出演した成田凌だ。さらに、年上の女性・すみれ役を江口のりこが務めるほか、深川麻衣、若葉達也、片岡礼子、筒井真理子など、実力派キャストが集結。また、監督は、三浦春馬主演で伊坂幸太郎の小説を映画化した『アイネクライネナハトムジーク』の公開を控える今泉力哉が務める。主題歌は、4ピースバンド「ホームカミングス(Homecomings)」の『Cakes』。京都を中心に活躍するバンドが、アコースティックなメロディにのせて片思いの切ない気持ちを歌い上げる。【作品情報】映画『愛がなんだ』公開日:2019年4月19日(金)よりテアトル新宿ほかにて全国公開出演:岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也、片岡礼子、筒井真理子、江口のりこ監督:今泉力哉原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)配給:エレファントハウス
2018年09月22日主人公のモンテ・クリスト・真海が、自分をおとしめたかつての親友、先輩たちに容赦ない復讐を展開しているフジテレビのドラマ、木曜劇場「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」。明日14日(木)21時に最終回を迎える本作から、主演ディーン・フジオカよりスペシャルコメントが到着した。■第9話(最終話)あらすじ南条幸男(大倉忠義)、神楽清(新井浩文)、入間公平(高橋克典)へのモンテ・クリスト・真海(ディーンさん)の復讐は、彼らの家族たちも巻き込みながら結末を迎えようとしていた。真海が守尾信一朗(高杉真宙)に渡した薬を飲んだ未蘭(岸井ゆきの)は未だに昏睡したままで面会謝絶。未蘭を排除した瑛理奈(山口紗耶加)は、いよいよ貞吉(伊武雅刀)を殺害しようとするが…。一方、倉庫に閉じ込められた神楽は、国有地売却の件で議員と自分に闇献金疑惑がかけられ東京地検特捜部が捜査に動いたことを知る。そして、幸男とすみれ(山本美月)は真海に会いに行こうとするが、その途中で愛梨(桜井ユキ)から明日花(鎌田英怜奈)と一緒にいると連絡が入る…。その頃、真海は入間に留美(稲森いずみ)と安堂完治(葉山奨之)が一緒に逃げていると教える――。■「ハマリ役」の復讐鬼、真海に出会えて「本当にありがたい」復讐をするためなら、周囲を巻き込もうとも気にも留めない復讐鬼を「ハマリ役」と言われることについて、ディーンさんは「ハマリ役と言っていただける役に出会えるというのはめったにないことなので、うれしいです。俳優って自分がイニシアチブを取る(主導する)仕事ではないじゃないですか。だから、そういう役と巡り合わせていただけて本当にありがたい、光栄なことだなと思います」とコメント。真海について「実際に演じる前は、早口で一気に話していって、最後の一言二言だけすごくゆっくり言葉を置く、というようなイメージだったんです」と言い、その理由を「他の言語だと往々にして、一気に話して相手が返してこなかったら“最後の一言を取った方が勝ち”みたいなところがあるじゃないですか。でも日本語は逆で、相手を詰めるよりも、相手に言わせておいて一歩下がってすかす。それが日本語での社会の駆け引きの仕方だなと思っていたんですよ」と、日本語のみならず、英語、中国語などの多言語を話すディーンさんらしい分析で説明。「相手が反論できないくらい追い詰めて、最後の言葉を取ってしまうと“余裕がない人”と捉えられるというか…一言で必殺!というようなことが日本語の美学かなと思ったので、真海のセリフ、立ち振る舞いはそういうところを意識して演じました」と最終回を前にして改めて、役作りについて語ってくれた。■見どころは「絶望の向こう側」!そして、いよいよ24時間後に迫った最終回の見どころについては、「見ないと損ですよ、絶望の向こう側を(笑)」とブラックユーモアたっぷりにコメント。「絶望の後には希望しかないんじゃないかって思いたいですね。ドラマは一つの絵画のようなものですよね。最後の絵がどういう絵になるのかというのは…最後で皆さんがどう感じていただけるかというのは、一話から通して見ていただいた方が重みも違ってくると思うし、導き出す答えというのも変わってくると思うので…ぜひ最初から、“一番最後の絵”にたどり着くまで堪能していただきたいですね」と、真海さながらの気品あふれるコメントを残してくれた。木曜劇場「モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―」最終回2時間スペシャルは、6月14日(木)21:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2018年06月13日お片付けが大好きな女の子の本『すみれちゃんのお片づけ12カ月』(岩崎書店刊)に出会った娘。前回は自分の学習机を片付けしながら、ちょっぴりお姉さん気分になれた新6年生の娘です。今回は、新学期にもらった新しい教科書と引き換えに、処分を迫られるプリント類や古い教科書の片付け方を、親子で一緒に考えてみました。そこで見えてきたのは、子どもが自らモノを簡単に片付けできる方法を覚えさせること、その後の整頓も一緒にできる収納を作ることで解消できるということでした。■ いる・いらないは子どもが自ら判断すると「あれ、どこ行った?」がなくなる子どもの学習道具をお母さんの判断で捨ててしまう事、ありませんか?年度替わりで学校の持ち物を整理する時は、親の判断で安易に捨ててしまうと「来年度も使うものだったのに~!」なんてトラブルに見舞われてしまうので、子どもと一緒に行うのがベストです。「いる!いらな~い。いる!いらな~い」一応、母親の監視のもと、要るものと要らないものを整理。教科書は捨てる物が多かったのですが、気になったのは不要なプリント類の多さです。「なんで昔のプリントまで取っておいたの?」とたずねると、「いちいち捨てるのが面倒だから~」ですって。そこで私は考えました!日々たまっていくプリント類を、子どもが進んで片付けてくれるように仕向けよう!(笑)今回は、わが家でDIYしてみた「ポストイン収納」をご紹介したいと思います。■ 片付けを面倒がる子どもにもできる「ポストイン収納」これまで我が家の古新聞・古雑誌・プリント類の置き場といえば、玄関にある階段下のクローゼットの中。古新聞はゴミに近い感覚なので玄関近くに置きたいなぁという気持ちと、捨てる時にすぐに持ち出せるよう、外に近い場所がいいという理由から、リビングから離れた場所に置いていました。でもね、よくよく考えてみたらまとめて捨てるのは月に一度くらい。それなのに不要な紙類は、毎日発生してしまいます。毎日毎日、玄関に通じる室内ドアを開け、クローゼットのドアを開けてストッカーに入れる……。大人の私でさえ面倒に感じる収納法を、そのまま子どもに求めるにはちょっと無理があるかもしれません。そこで毎日の導線を考えて収納場所に決めたのは、リビング近くの本棚です。いちばん下の段にある、ただのボックスだった空間を利用してみます。カラーボックスなど、木製の収納場所があるお宅でしたら応用できるのではないでしょうか。■ 簡単!見えない!収納力たっぷりが良い!スライドレールも使いやすい!単純にこの場所へ新聞ストッカーを置くだけでは、捨てた新聞紙がまる見えになってしまいます。サイズが合わないボックスをそのまま置くのはちょっと……と思ったので、ピッタリサイズの木製ボックスを作ることにしました。ホームセンターでカットしてもらった板を、ボックス状に組み立てて、買ってきたスライドレールを取り付けます。あっさり紹介してしまいましたが、ピッタリサイズを求めるならやっぱりDIYが一番の近道です。色のアレンジが欲しいので、もともと家にあった白いカップボードの棚板を大胆にカット!表面にべたりと張り付けました。しかもボンドで(笑)。木工ボンドはなかなか強力で、ぴったりくっついて離れません!レールを取り付ける作業が、一番難しかったように思います。レールの説明書をよく読んで、幅を考えながらボックスサイズを決めます。空間が4か所あるので、まとめて全部作っちゃいました!ここでのポイントは、中が見えない程度に上部にすきまを開けて、引き出せるようにすること。さっそく娘がポストイン!「郵便で~す!」と言いながらボックスのすきまから差し込むと、プリントがするりと飲み込まれていきます。いちいち引き出しを開ける必要がないので、その都度の収納が苦になりません。それに、閉じている状態だと中が見えないのでスッキリとした印象です。中はこんな感じです。底の板は家にあった有孔ボードを再利用。お隣のボックスは「雑紙専用」にしてみました。筆者の住む地域では雑紙を別日に出さなければなりません。ちょうど専用の場所が欲しかったところなので一石二鳥。汚れるゴミではないので、ボックスにポンポンと捨てることができます。いかがでしたか?売られている新聞ストッカーを利用するのも良いですが、家にある棚や収納場所を見直してみるのも手かもしれません。おかげで、これまでとは違う収納場所として生まれ変わりました。またDIYをすることで、ピッタリサイズの収納を作り、空間を有効に使うことができますよ。
2018年04月25日すみれ(27)が4月18日に放送された「梅沢富美男がズバッと聞きます!」(フジテレビ系)に出演。活動休止時、日本のバラエティ番組に「疲れていた」と明かした。 石田純一(64)を父、松原千明(60)を母に持つすみれ。11年の夏に大学を休学し、芸能界デビューを果たした。2世タレントとしてバラエティ番組に引っ張りだこだったが、16年10月に出演が決まっていたコンサートを突如キャンセル。同月から、日本での芸能活動を休止した。すみれは当時をこう回想する。 「(バラエティに出ている間は)ずっと芝居してましたね。(画面上は笑ってるけど)笑ってない、ずっと笑ったふりだった。バカキャラを作ってた」 続けてすみれは「本当は低い声だけど、日本にいたら、みんなアニメみたいな(高い)声だから、変えなきゃいけないのかな」と“日本のテレビ仕様”に声の高さを変えていたとも告白。そして、休止の理由について語った。 「精神面も疲れちゃって。(私を)分かってくれない、どうすればいいのかな、ってすごい悩んでました」 昨年7月のイベント出演をキッカケに、活動を再開しているすみれ。現在はロサンゼルスを拠点に、日本での貯金を切り崩しながらハリウッド女優を目指しているという。「今の間に頑張ってみたいな、やりきってみたいな」と語っており、オーディションやレッスンに忙しい日々を送っているとも明かした。 しかしネットでは、すみれのバラエティ番組への批判に否定的な声も上がっている。 《ハリウッド進出出来たからって、過去をそんな風に公言するのはどうかとも思う》《嫌だと言いつつ、そのバラエティでいま不満を明かしたわけで……矛盾を感じるところはある》《『いい演技の勉強になりました』って一流の女優さんは言うかもね》 新たな場所での活躍にも期待したい。
2018年04月19日人間国宝でもある歌舞伎女方、五代目・坂東玉三郎が今春開催する特別コンサート“越路吹雪を歌う「愛の讃歌」”の制作発表会見が、2月28日、東京銀座のブルガリ プライベート ラウンジにて開かれた。【チケット情報はこちら】このコンサートは、昨年春に開催された“越路吹雪 三十七回忌 追悼特別公演”に坂東が出演し、越路の晩年の代表作でありシャルル・アズナヴールの名曲「妻へ」を歌唱したのをきっかけに、「越路が遺した歌のバトンを次世代に引き継ごう」という熱い思いから実現することになった。坂東は、「現代の人たちにとっては新曲に近いほどの歌もございます。50年代から80年代にできた素晴らしい心の入った歌を皆様にご披露できればと思います」と抱負を述べ、シャンソンの名曲「愛の讃歌」を披露。さらに、ゲスト出演が決定している元宝塚歌劇団のトップスター真琴つばさ、姿月あさと、大空ゆうひ、水夏希、霧矢大夢、凰稀かなめ、そして、数々のミュージカルに出演する海宝直人とともに「すみれの花咲く頃」を歌い、美しいハーモニーを聞かせた。「生前の越路さんにお会いしたことのないのがとても残念なんですけど、玉三郎さんから越路さんのエピソードをお聞きするのが楽しみ」(真琴)、「大好きな越路さんの歌を歌えるのは幸せ」(姿月)など、宝塚の大先輩である越路への思いを語るなか、坂東は話に出てくる越路の歌を自身の記憶だけで披露。「玉三郎さんの越路さん愛は本当にすごいんです!」と真琴が絶賛するように、「LPを何度も聴いていたので覚えています。舞台もほとんど観てました」と越路愛は筋金入り。「舞台人になるということがどんなことなのか、越路さんの舞台裏も勉強したかった」と越路の生き方を手本としていたことも明かした。コンサートでは、アコースティック編成で、シャンソン、ミュージカルの名曲を届ける。「越路さんの歌のなかで心を動かされるものは何かと相談しながら選曲しました。皆さんと一緒に歌うところを作りたいことからメドレーもあります」と明かした。また、衣装も見どころのひとつで、「皆さん背が高いので縦線の素晴らしさが出ると思います」とニッコリ。「越路さんの魅力は一言で言えない。生で観ないと分からなかった部分を皆さんと歌うことによって、夢が見られることが大事かなと思っております」と語った。“越路吹雪を歌う「愛の讃歌」”は、4月12日(木)東京・NHKホール、5月3日(木・祝)大阪・フェスティバルホールなど、全国各地で開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2018年03月02日何かと話題の多い、注目熱愛カップルたち。はたして年内の入籍はあるのか?もしくは破局の可能性は?芸能リポーターの城下さん、長谷川まさ子さん、菊池真由子さんの3人に予想してもらった。3人そろって高確率だったのは、昨年末に同棲が報じられた窪田正孝(29)と水川あさみ(34)。 「昨夏に共演したドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)の直後から交際をスタートした2人ですが、とにかく展開が早い。さらに単なる同棲ではなく、窪田さんが家賃を払って、愛車も1台を2人でシェアしているといいますから、本気度が伺えます」(菊池さん) 半面、水川が結婚を躊躇しているという声も。 「過去に交際が報じられた大東俊介さん(31)と本気で結婚を考えていたという水川さんは、彼の煮え切らない態度に嫌気がさして別れてしまったそうです。窪田さんは大の子供好きで、同じく出産願望の強い彼女としては願ってもない理想の相手。しかし、水川さんは元彼との交際がトラウマになり、なかなか結婚に踏み切れないようで、現在は窪田さんのほうが前向きだそうです」(芸能記者) 本誌が一般男性との同棲をスクープした高橋みなみ(26)も結婚が近そうだ。 「あんなに真面目な性格の彼女が男性との交際&同棲を堂々と認めているので、結婚確率は95%。結婚して主婦になったら、バラエティー番組での仕事の幅もますます広がりそうですね」(長谷川さん) 同じく本命視されるのが、松田翔太(32)と秋元梢(30)。 「翔太が兄・龍平の誕生パーティーに梢を招待し、一緒に祝ったことからも、松田家公認の仲なのは間違いない。年内に結婚する可能性は90%以上だと思います」(城下さん) この現場を本誌が報じたのだが、その際、翔太は初めて秋元との交際を堂々と宣言したのだった。 「彼女の父・九重親方の一周忌も過ぎ、結婚間近と言われています。母の松田美由紀さん(56)も2人の仲を認めているそうですよ。松田家は肉の取り合いで警察沙汰になるほどの“肉食ファミリー”なんですが、この1年で秋元さんも大の肉好きになったといいます」(舞台関係者) 高橋真麻(36)と一般男性も、家族公認の仲だそう。 「お相手の男性は、すでに父の高橋英樹さん(73)に挨拶をしているそうです。年末は2人きりで海外で過ごすと聞きました。あとはタイミングだけなので、新年早々に入籍もあるかもしれません」(高橋の知人) 本誌が熱愛を報じたすみれ(27)とハーフの一般男性も、交際は順調なのだが――。 「結婚は0%。すみれさんにはハリウッドでもっと活躍したいという大きな目標があるので、恋愛止まりでしょう」(長谷川さん) 前出のテレビ局関係者もこう証言する。 「バラエティー番組の打ち合わせでは、恋人について触れるのはNGを出されるんです。彼に本気になっていたら、わざわざNGを出す必要がありませんからね」 最後に、若手ビッグカップルの高畑充希(26)と坂口健太郎(26)の恋の行方は――。 「いままで坂口さんのマンションに通っていた高畑さんですが、数カ月前に同じマンションの違う階に引っ越してきたみたいです。マンション1階のスーパーでも高畑さんが買い物する姿をよく見かけます。きっと坂口さんのために毎日手料理を作ってあげているのでしょうね」(近所の住民) しかし、長谷川さんは2人の結婚には否定的だ。 「まだ若い2人は、ともにいままさに“売り出し中”。恋愛はしても、結婚はまだまだ先の話でしょう」 結婚か破局か――。それぞれの“人生の決断”を見届けたい。
2018年01月08日モデルのすみれが23日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS 2017」ゴールデンカーペットセレモニーに出席した。美背中&デコルテあらわなベアトップのドレスで登場したすみれは「寒いですけど(笑)」と本音を漏らしつつ、「こんなに美しいジュエリーを…。ジュエリーはワンポイントで、キンキラキンではなく控えめで」とうれしそうに説明。「ドレスはネイビーに。バッグはクリスマスな感じがいいかなと思って赤に」と語った。多くの人々にインスピレーションを与える女性を表彰する同アワード。今年は、大竹しのぶ(女優)、河瀨直美(映画監督)、蜷川実花(写真家・映画監督)、菅原小春(ダンサー・振付師)、ヤマザキマリ(漫画家)、芦田多恵(ファッションデザイナー)、野尻命子(裏千家名誉教授・ローマ出張所所長)、伊達美和子(森トラスト代表取締役社長)、毛利悠子(現代美術家)が受賞した。ゴールデンカーペットには、受賞者に加え、それぞれの推薦者や授賞式MC担当の桐谷美玲も登場。さらにゲストとして、すみれのほか、マギーや中村アン、佐野ひなこ、三吉彩花、SHIHO、アンミカなど豪華な顔ぶれが華を添え、観客約300人を魅了した。
2017年11月24日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:あびる優が離婚か。イケメン格闘家の夫がモデルと「3年目の浮気」『FRIDAY』が、あびる優(31)の夫で格闘家の才賀紀左衛門(28)の浮気を報じた。あびるが旅行をしている留守中に、「子どもを母親に預けて美人モデル宅にお泊まりしていた」というのだ。同誌には、浮気相手のマンションから出る才賀と、時間差で家を出るモデルの写真が掲載されている。さらに約1カ月前、才賀は西麻布の会員制ラウンジで、そのモデルに「あびるがウゼぇ」「離婚してぇ」とグチをこぼす姿が目撃されていた。一方のあびるは5月に、「どうして家事も育児も全部私がやらなきゃいけないのか」、9月に「ちなみにまだ別居? は、してない段階です相方さん、毎日、何処へ~」とSNSに不満をこぼすなど、離婚へまっしぐら。「あびるが旅行から帰宅した日の夜も、才賀は朝までキャバクラで遊んでいた」というから、不仲の根は深そうだ。あびるは結婚会見で浮気の心配について聞かれたとき、「今のところはないです。ただ、彼もまだ若いですし」と不安げにコメントしていた。才賀はバツイチで、最初の結婚も浮気が原因で破局したことを知っていたのだろうか……恐れていた展開になってしまった。■4位:すみれが熱愛宣言! ハーフイケメンと街中で手つなぎ、ハグ、キス『女性自身』が写真つきで報じたのは、すみれ(27)の熱愛。9月下旬、すみれはILMARI似のイケメン男性とのデート姿を目撃された。男性はハーフで会話は英語。「まだつき合いはじめ」というだけあって、駅のエスカレーターでほほにキスしたり、電車の連結部で手を取り合ったり、数分間もハグをしたり、とにかくラブラブなのだ。ショッピングや食事を楽しんだ2人を記者が直撃。すみれは戸惑いこそ見せたものの、「ばれちゃったなら仕方ないです!(笑)」と交際をあっさり認めた。ただ、恋人のことは「ごめんなさい、一般の方なので……」としっかりガード。石田純一(63)と松原千明(59)には、まだ紹介していないというから、本当につき合いはじめなのだろう。最後に記者から「いつか彼とゴールインできればいいですね」と言われたすみれは、「はい! ありがとうございます」と笑顔で締めくくった。すみれはアメリカに拠点を移し、今年4月にハリウッド映画へ出演したほか、9月から全米放送のドラマに出演するなど、仕事面は絶好調。アメリカの活動に支障はないだけに、天真らんまんな受け答えを見ると、「電撃結婚しちゃうんじゃないか」と思ってしまう。■3位:前田敦子がハイスペック彼氏と破局。理由はまたも「重すぎた愛情」『週刊女性』が前田敦子(26)の破局を報じた。今年2月、前田と一般男性の交際を『女性セブン』が報じ、その後も交際が続いていると見られていたが、早くも破局。男性は30歳の若さにも関わらず、「自身が起こした海外ブランドの販売代理店で役員を務める」というやり手で、しかも「オシャレで英語ペラペラなイケメン」らしい。2人は共通の友人である松田翔太の紹介で昨秋からつき合いはじめ、前田は男性にゾッコン。週末は前田の家で一緒に過ごしていたが、わずか1年で破局してしまった。その理由は「1度、相手を好きになると、周りが見えなくなってしまう」から。いかにも前田らしいが、気持ちが重すぎたため、男性から別れを切り出したようだ。思えば、2013年から交際していた尾上松也(32)も「結婚するつもりで母親や関係者にも会っていた」と言われていた。同誌が指摘しているように、前田は昨年12月放送の『ボクらの時代』で「(結婚したかった時期は)1回過ぎちゃったかもしれない」と寂しげに話していた。しかし、「子どもは30歳までには絶対欲しい」とも語っているだけに、心の傷が癒えたらすぐ次の恋に進むようにも見える。恋の相手は、前田の重い愛情を受け止められそうな、かなり年上の男性がいいのではないか。■2位:『ZIP!』の顔・川島海荷がアラフォーTBS局員と手つなぎ2ショット『FLASH』が川島海荷(23)とテレビマンの手つなぎ2ショットを掲載した。9月のある金曜日、川島はTBS局員の男性と肉料理専門店へ。名物のジビエ料理と赤ワインなどを約3時間かけて楽しんだあと、2人は店を出て歩き出した。10分ほど歩いたそのとき、2人の手はしっかり握られ、その後ろ姿が撮られていたのだ。次に2人が向かったのは、隠れ家的なバー。ここで芸能関係者らと合流し、約1時間30分後に川島は一人でタクシーに乗って帰っていったという。気になる男性は、40代の編成マン。いわゆるエリートである上に、ドラマの監督やプロデューサーを務め、現在もドラマを企画しているというから、女優と仲がいいのはわかる。記者の直撃を受けた川島は、男性について「ドラマでご一緒させてもらってから、たまに相談に乗ってもらったりとか」とコメント。手をつないでいたことに関しては、「ちょっと私が酔っ払っていて、フラフラだったんです。支えてくださったんだと思います」「(覚えているかは)若干、ちょっと怪しくて……。ハメを外しすぎちゃったかなって、後悔してたところなんですけど……」と釈明した。『ZIP!』出演のために、月~金曜まで真夜中の2~3時起床だけに、金曜の夜に酔いやすいのは間違いないだろう。当然ながら交際については、「まったくそういうのではないですね」と全面否定。TBS広報部も、「打ち合わせなどでお会いしたと聞いています」と回答した。川島は記者に「(恋愛は)したいけど、してないんです。(苦笑)。せっかくなら、最初は好きな人と撮られるべきだったなと……」と話していたという。さらに「(男性に)どうやったら迷惑がかからないようになりますか?」と心配していたが、写真を見る限り男性が川島の手を強引につかんでいるようにも見える。何より川島は日本テレビの「朝の顔」だけに、汐留方面から「ふざけるなTBS!」という怒りの声が聞こえてくるようだ。■1位:人気絶頂の竹内涼真、マンション&ホテル連泊の相手はアイドルだった『女性セブン』が今をときめく竹内涼真(24)のスキャンダルを報じた。『ひよっこ』『過保護のカホコ』の好演で、「今最もモテる若手俳優」となった竹内。さわやかさと誠実さが売りのキャラだけに、アイドルとの熱愛はイメージダウン必至か。9月下旬の週末、竹内は路地裏のおでん店で食事をしていた。相手はファッション誌でのモデル活動や舞台出演のほか、アイドルグループ・恥じらいレスキューJPNに所属している里々佳(22)。5枚のイメージDVDをリリースし、スタイル抜群の水着姿を披露している。食事デートだけならよかったのだが、同誌は前夜にも2人の動向をキャッチしていた。日付が変わろうとするころ、竹内が周囲を見回しながら「3階建て、築40年のマンション」の一室に入り、その30分後、里々佳も同じ部屋に入っていったという。翌日の昼すぎ、竹内はドラマ『陸王』の役作りをするためにTシャツ短パン姿でランニングへ。一方の里々佳は舞台出演のため家を出た。2時間半ほど練習した竹内はいったんマンションへ戻ったあと、夕方に原宿へ向かい、前述のおでん店へ。男性1人と食事をしていたところに舞台を終えた里々佳が合流し、男性は入れ替わるように帰っていった。店を出た2人が向かったのは、都内ベイエリアの高級ホテル。時間差で車を降りて客室へと入っていった。つまり前夜のマンションとあわせて2連泊したことになる。同誌によると交際期間は1年以上で、竹内がブレイクする前にモデルの仕事を通して知り合ったようだが、あまりにも無防備なデートぶりに驚かされた。両所属事務所は、「友人のひとりです」とコメントしたが、「最も大事な時期だからこそ、週刊誌が狙っている」という当然のセオリーを教えなかったのだろうか。ともあれ、ファンたちの失望は大きい。□おまけの1本「松居一代、『もう疲れた……』、船越とのバトル終結宣言」今週のおまけはこれしかないだろう。『女性自身』が松居一代(60)の「夫婦バトル終結宣言」を報じた。今から約2カ月前、松居はブログやYouTubeに、夫・船越英一郎(57)に暴言を吐き続けていたが、このところすっかりトーンダウンしている。その理由は、「9月4日に離婚調停がはじまったから」「船越サイドから名誉毀損で刑事告訴される可能性を危惧しているから」と言われているが、真相はわからない。9月下旬、同誌が自宅を訪れると、松居はスッピンでママチャリに乗って登場。「ブログに船越さんが登場しなくなりましたね」と声をかけられた松居は、「正直、私も疲れちゃったの。でも言いたいことを言って、やっと落ち着きました」と穏やかな表情で話したという。普通の人から見たら、ここまで疲れなかったのが凄い。ただ、そこは松居、それだけでは終わらない。記者から船越の発言が載ったスポーツ紙を渡されると表情を一変させ、「あの人は、昔っから全部嘘ばっかりよ!」「馬鹿みたい。禅問答じゃあるまいしねぇ」と糾弾した。また最後のコメントがこの人らしい。「冗談じゃありませんよ。元のさやなんて、絶対ありませんからね。私も還暦ですから、これからは穏やかに生きていきます。何事もなく平和にね」。事を荒立てているのは自分ということに、いまだ気づいていないのだろうか。いや、まだまだ何かやらかしてくれそうな気がする。
2017年10月08日9月下旬、都内のビル街にひときわ目を引くカップルの姿があった。彼女はモデル体型でスタイル抜群の美女。彼氏はILMARI似のイケメンだ。ただでさえ目立つ彼らだが、雑踏のなかでも堂々と手を繋いで歩いている。そして流暢な英語での会話が――。彼女の正体は石田純一(63)と前妻・松原千明(59)の長女で女優のすみれ(27)だ。 「最近、すみれさんにハーフの彼氏ができたんです。まだ付き合い始めたばかりで、超ラブラブみたいですよ」(すみれの知人) すみれといえば、米国に拠点を移して活動しているが、現在は一時帰国中。 「今年4月に全米で公開された映画『アメイジング・ジャーニー神の小屋より』に出演。夢だったハリウッドデビューを果たしました。さらに9月から全米放送される連続ドラマ『インヒューマンズ』にも出演し、活躍の幅を広げています」(芸能関係者) 女優としての大躍進のうらで彼女を支えていたのが、“新恋人”だったのだろう。この日、2人は都内にあるすみれの自宅マンションから最寄りの駅へ向かった。到着した駅のエスカレーターでは、175㎝のすみれが段差を使ってさらに背の高い彼の頬にキス。そして鎌倉方面行きの満員電車に乗り込んだ。椅子が空いていなかったため、車両の連結部に移動。立ったままお互いの手を取り見つめ合っている。完全に2人の世界に浸っている様子だった。 30~40分ほど電車に揺られて降り立ったのは、鎌倉市内のとある駅。約1時間のショッピングを終えた彼らは、近くの雑居ビルへ移動した。“隠れ家”的イタリアンレストランがある2階に上がろうと、エレベーターを待っていたそのとき……。突然会話をやめ、数分間の熱いハグ。見つめ合ううちに抱きしめたい感情を我慢しきれずに感極まったのだろう。 6時半すぎ、早めの夕食を楽しんだ2人。外へ出て来たところを、記者が声をかけた。 ――女性自身です。彼氏さんができたとのこと、おめでとうございます! 突然の直撃に戸惑いの表情をみせる、すみれ。しかし記者が取材の経緯を説明すると、やがて“OH MY GOD!”と観念したように、天を仰ぎながら両手を広げた。 「はい、ばれちゃったなら仕方ないです!(笑)」 彼女は、気持ちが良いほどあっけらかんと交際を認めた。かたわらにいる彼は、少し心配そうに彼女と記者の様子を伺っている。 ――彼を紹介してもらえませんか? 「ごめんなさい、一般の方なので……」 彼のことを守ろうとする姿勢から、2人の真剣交際ぶりが垣間見えた。今年3月に本誌がインタビューをした際にも、すみれは“結婚願望”を《私も今年で27歳。年ごろですから恋もしたいし、結婚もしたいですね》と漏らしていた。 ――ご両親にはもうご紹介されましたか? 「いえ、実は付き合ったばかりで、まだなんです」 ――この記事が出たら、ハワイにいらっしゃるお母さんも、石田純一さんもびっくりされるのでは。 「あはは、そうかもしれません(笑)」 ――いつか彼とゴールインできればいいですね。 「はい!ありがとうございます」 終始笑顔で取材に応じてくれた彼女は、彼と一緒に夕暮れの街へ消えていった。英語でささやきあいながら寄り添って歩く2人の姿は、ハリウッド映画のワンシーンのようだった。
2017年10月03日いくつになっても、息子はかわいいもの…。その気持ち、よーくわかります! でも、もうあなたの息子、成人して父親ですよ〜!! いつまでも甘やかしたり、子ども扱いしたり、嫁は正直引いています…。そろそろ子離れしてほしい! 今回はみなさんから寄せられた「お義母さまの息子大好き仰天エピソード」を紹介します。2017年7月26日~8月27日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数:122件イラスト:春吉86%おっさん(夫)を甘やかすのはやめてください!食事中に義母が息子の口周りをティッシュで拭いたりする…(さわ)欲しい物を何でも買い与える(暴食)メタボ気味の夫は会社の健康診断でイエローカードをもらい食事制限中。なのに、夫の実家に帰省するといつも必ず夫の大好物の揚げ物やコッテリ料理でもてなす義母。理由を説明してダイエットに協力してもらおうとしたが、「一生懸命働いているのに食事制限なんてさせたら○○ちゃんがかわいそう! じっくりゆっくりやればいいんだから、食事制限はやめなさい!」とキレられた(そらてり)名前を未だに「〇〇ちゃん」とちゃん付け。そして、嫌いな食べ物は息子の分だけ入れない。もう子どもじゃないんだから、甘えさせるのはやめてほしい(ぷぷ)墓参りの際、虫除けスプレーを全身くまなくかけてあげていた。スプレーが入らないように夫の口を手で押さえながら(P子)孫よりも息子命!なお義母さま帰省中、夫と2歳の息子が遊んでる時に、息子がテーブルでオデコをぶつけて流血。「ゴンッ」と音を聞いて、慌てて義母がやって来たのだが、「大丈夫? 〇〇くん」と、流血している孫ではなく、40過ぎのおっさんの“我が息子”の名前を呼び心配していた!(シール)一緒にお出掛けしても孫よりも息子優先に行動し、「これは息子が大好きな食べ物なの」などと言う(匿名)孫より息子が○○食べたい!と言うと、それになる(安寿)義母は写真が好きだが、孫の写真より息子を撮るほうが多い! おっさんの写真ばかりもらっても誰も喜ばないし、正直いらない…(笑)(匿名)孫の話をしているのに、気付いたら「息子は〜」「息子の時は〜」と息子の話に変わる(ぴーち)とにかく息子の好きなものを用意する息子の夕飯を心配し、手作りの煮魚を送ってきたりするのですごく迷惑。こっちに連絡なくクール便で届くため、メニューがしょっちゅう変わる(匿名)徒歩5分以内に住んでる義母。何かあった時のために合鍵を渡したが、誰もいない時に家に入って息子の好きなものを冷蔵庫に入れていく…。勝手に冷蔵庫開けられるのはちょっと…(サーチャン)夫の実家に行くと、40過ぎた息子に「この子はコレが好きなのよ〜」と、コーン缶やホットケーキミックスなどを帰り際に持たせる義母。この歳でホットケーキミックス!? しかも期限が切れてた時もある…なんだかなー(まめかな)夫が会社に持っていくお弁当を時々作って早朝に持ってくる…(ぱっぴー)どんだけLOVEなの!? 嫁はドン引きしています…夫の実家に行くと、玄関を上がってから帰るまで息子につきっ切りでベタベタする…(ふーみん)携帯の待ち受けが、若かりし頃の義母と息子のツーショット写真!(しろくろ)「息子は何歳になってもかわいいものよ〜」と40のヒゲ面夫を前に大声で宣言した時には引いた…(オレンジ)夫の実家に帰省すると、義母が別れ際にいつも涙を流してる…(匿名)義父母と義姉、私の一家とで旅行に行った時のこと。夜寝る前になって「お母さんだけ一緒に泊めてほしい」と私達一家の部屋に泊まりに来た…(ユッコ)義両親と旅行に行った際、夫が運転していると後部座席から身を乗り出して「○○くん、運転上手! 車線変更すごーい!」とベタ褒め。夫は無言で運転し続けていたが、義母はずっと褒め続けていた…。おたくの息子さん、もう34歳ですけど…(きらりんキキ)心配なのはわかるけれど… ちょっとやりすぎ・言いすぎ!?パンツ、靴下、ワイシャツ、肌着、タイツを毎回送ってくる。また、息子が風邪を引いたと聞いただけで、生姜紅茶やはちみつを送ってくる。すべてこちらで買えるものなのに…。配送料が無駄だなぁと思う(すみれ)台風や激しい天候の日の度に、夫の携帯に無事に通勤できているか電話が入る(あい)ちょっと転んだ…など何気ないことでもすべてを把握しようとする(豆大福)夫の仕事がきつくて痩せていた時、「かわいそうに。ろくにご飯を食べさせてないのでしょう? もっとちゃんと食べさせてあげて!」とメールが来た(おちゃん)「飲み過ぎる」など夫の愚痴を言ったら、注意するどころか「そんなこと言ったらあの子がかわいそう」と、私が注意された(ママっち)お義母さまを子離れさせるために嫁がしたこと夫の実家の隣に住んでいたが、母子ともに子離れ親離れさせるために隣の市へ引っ越しした(kanaママ)電話が鳴っても着信が義母だと電話に出ない。すぐ留守電になるようにして、取り次がないようにしている(モンブラン)夫の実家で「△△(夫の名前)、免許更新平成〇年」と書かれたメモを目にしたので、先回りしてはがきが届いた瞬間くらいに免許更新に行かせた。「もうすぐ免許更新だよ」と義母から電話があった時に「もう更新に行かせましたよ」と報告したら「〇〇(私)さんがしっかりしてるから安心だ」と言ってもらい、そういうことを早め早めにこなしていたら口出ししてくるのが減った(チョコ)子離れ出来ないお義母さまへの夫の対応でイラッ!私との会話が義母に筒抜け! 子どもがお母さんに一日の出来事を全て話すような感じで。最低!(telmakashi)毎日決まって20時頃に夫の携帯に電話してきて、今日は何を食べたかきいてくる義母。夫に「いい加減電話やめたら?」と言うと、「だってかけてくるんだもん」と。あんたが応対するから悪いんじゃないの??(なや)夫が義母に文句を言うことはなく、すべていいなり。イライラする!(匿名)家族でのお出掛けなどのスケジュールをわりと義母に話してしまう夫。いつも出発前に電話してきたり、「私もそっちに用事あるから」とついてこようとしているのを知っているはずなので、教えるのをやめて欲しい(りりか)
2017年09月20日徳井義実、後藤輝基、SHELLY、指原莉乃の4人がMCを務め、ある共通点を持ったゲストを招いてトークで盛り上がるバラエティー「今夜くらべてみました」。その9月6日(水)今夜の放送回に女優のすみれ、高島礼子、俳優のチャン・グンソクの3人の豪華ゲストが出演する。今回は「トリオ THE 完璧主義な女と男1人」と題してテーマは“完璧主義”。長く海外で生活していた経験をもち、日本でモデル活動やミュージカル、ドラマなどに出演する一方で、その英語力を生かして最近ではハリウッドデビューを飾るなど世界に活躍の場を広げているすみれさん。そんなすみれさんが約1年ぶりにバラエティ番組に登場。完璧なプロポーションを保つ為、鬼の形相で“腹筋女子”AYAのもとで特訓。その恐ろしくストイックなトレーニングに一同驚愕。またイケメンすぎる弟もスタジオに登場。『極道の妻たち』シリーズや『長崎ぶらぶら節』などをはじめ時代劇からサスペンス、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』などのSF大作まで幅広い作品に出演してきた高島さんは今回が番組初登場。実は心配性でいろいろな物をストックしてしまうという高島さんの生活感丸出しの“ガチ買い物”ぶりに番組が密着。元々OLをしながらレーサーとして活動していた彼女の美しきOL時代も発掘。3人目のゲストはアジアのスーパースター・チャン・グンソクさん。「ノンストップ4」「ベートーベン・ウィルス」「美男ですね」などで日本でも大人気となり国内でも精力的に活動してきたグンソクさんが今回、長すぎる廊下に巨大クローゼット、2部屋をぶち抜いたシアターなど豪華な韓国の自宅を日本のテレビに初公開する。さらに日本人との交際経験など禁断の恋話も赤裸々告白してくれるとのこと。今回のゲストの1人、すみれさんはハリウッドデビュー作となる『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』が9月9日(土)より全国にて公開となる。自費出版ながら口コミで“人生を変える作品”として評判を呼び、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー・リストで70週連続No.1に輝いたロングセラー小説「The Shack」を原作に『アバター』のサム・ワーシントン主演、『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』『ドリーム』で知られるアカデミー賞女優・オクタヴィア・スペンサー、イスラエルの若手俳優アヴラハム・アヴィヴ・アラッシュなどが出演。表現豊かな演技でハリウッドデビューを飾ったすみれさんに注目。またグンソクさんは自身の主演作「テバク ~運命の瞬間(とき)~」を劇場版として再編集した『劇場版 テバク ~運命の瞬間~』の上映会が9月16日(土)~イオンシネマ 港北NT(神奈川)、幕張新都心(千葉)、板橋(東京)ほかにて開催される。「今夜くらべてみました」は9月6日(水)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年09月06日家族連れや女子会など、さまざまなシーンで人気の居酒屋!目黒区・祐天寺にある「やきとり家すみれ」は、自慢の大山どりを使用した料理と、健康的な野菜串が堪能できる焼き鳥専門の居酒屋です。店内はカウンター席やボックス席、座敷、個室、テラス席が用意されていて、さまざまなシチュエーションで利用することができます。内観はモダンな照明に照らされた大人っぽい雰囲気。おいしい料理とともに、心地良い時間を過ごすことができます。美味しい大山どりを育てた生産者の笑顔が店名の由来鳥取県大山の豊かな自然に育まれた大山どりの美味しさを多くの人に届けたい、そんな想いから「やきとり屋 すみれ」は始まりました。大山どりは、一般的な鳥よりも10日ほど長く飼育することで、旨みをギュッと閉じ込めた肉質が魅力。飼育から加工までが一貫生産体制という日本では珍しい製法を採用しており、安心できるブランドです。店名にある「すみれ」というのは、生産者の方々の笑顔、食べてくれたお客様の笑顔になぞらえて、「笑顔=SMILE=すみれ」という由来でつけられました。濃厚な肉の旨みが口の中でとろける「王様レバー」「やきとり家すみれ」の名物メニューである「王様レバー」は、大山どりの魅力が凝縮された一品。新鮮なまま調理されているため、旨みと深いコクがギュッと凝縮されています。口の中でとろけるようなやわらかい食感も魅力の一つ。ごま油塩とたれの2種の味つけでいただけます。中でもたれは、手間暇かけて作られた店自慢のやきとりたれ。レバーによく絡み、クセになる味です。個性豊かなオリジナル串!女子に人気の「串市場」「串市場」は、トマト巻きやレタス巻きなど、ヘルシーな野菜を使った店オリジナルの変わり串が楽しめるメニュー。ヘルシーなだけでなく、見た目も色とりどりで、健康志向なオシャレ女子に人気です。ボリューミーな肉料理の合間に頼みたい、さっぱりとした味がうれしい一品。胃袋にやさしい素材ながら、しっかりと満足感も味わえておすすめです。ヘルシーでおいしく!を両立した串料理がイチバンの魅力大山どりやヘルシーな新鮮野菜などを使ったおいしい串料理を、手ごろな価格で楽しめるのが「やきとり家すみれ」の人気の秘密です。落ち着いた店内の雰囲気と、見た目にもこだわったバラエティ豊かな串焼きの数々は、女子会や家族連れなどの幅広い客層に喜ばれています。生産者の笑顔と豊かな自然に育まれた大山どりの魅力を、ぜひ味わってみてください。東急東横線の祐天寺駅を出て徒歩1分。専用駐車場はないため、公共交通機関の利用をおすすめします。店自慢のジューシーで旨みたっぷりの大山どり、ぜひ友人や家族と一緒に堪能してみてはいかがでしょうか?スポット情報スポット名:やきとり家すみれ住所:東京都目黒区上目黒2-14-5 なかめぐろ公園ハイツ 1F電話番号:050-5592-1212
2017年09月04日90年後半に人気を集めたバンド「SHAZNA」のIZAM(45)が27日にブログを更新。メジャーデビュー20周年記念としてバンドを再結成すると明かした。IZAMはメジャーデビューシングル「Melty Love」発売からちょうど20年の27日午前0時、「SHAZNA 20th Anniversary!」のタイトルでブログを更新した。 〈デビューから 20周年を迎え、改めてアーティストとして原点に立ち戻ろうと思う〉と心境をつづったIZAM。かつては3人だったが6人に増えたメンバーの写真も掲載し〈プレイバックではなく新しいファミリーと共に、《新華》として咲くSHAZNAを感じに来てくれたら嬉しいな〉とファンにアピールした。 「SHAZNAはデビュー曲に続いて、同年発売の一風堂の名曲をカバーしたセカンドシングル『すみれ September Love』が立て続けにヒット。IZAMのトレードマークだった女装をマネするファンも増え、『SHAZNA現象』とも呼ばれるほどの人気でした。しかし所属事務所との音楽性の違いで、メジャーデビューからわずか3年の00年に活動を休止してしまった」(レコード会社関係者) バンドが人気だった99年2月、IZAMは女優の吉川ひなの(37)と結婚するも同年9月にスピード離婚。バンドの活動休止後は俳優としてソロ活動を行い、06年にはバンド活動を再開。自ら女装の封印を発表した。06年に人気グラドルだった吉岡美穂(37)とデキ結婚。現在までに、3人の子供に恵まれていた。 そんななか、本誌が7月にIZAMの現在をスクープ。日本一のゲイタウン・新宿二丁目でバーを共同経営したものの、うまく行かずに店を辞めたこと。そしておととし大手芸能プロを退社していたことを報じた。 「一時期は恐妻家キャラとして番組に呼ばれていましたが、今や需要なし。プロデュースする劇団も軌道に乗っていませんでした。崖っぷちとなり、そこで最後の手段である “原点回帰”のバンド再結成にたどり着いたようです」(芸能デスク) ブログでは脱ヴィジュアル系を宣言したが、どんな戦略で売り出すのだろうか。
2017年08月27日人生に絶望した男に奇跡が訪れる、全米ベストセラー小説の映画化『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』(原題:The SHACK)。このほど、モデルで女優のすみれも出演した本作の公開が9月9日(土)に決定し、その予告編とポスタービジュアルが解禁された。愛する妻と3人の子どもたち。マックの幸せな人生は、最愛の末娘ミッシーがキャンプ中に誘拐されたことで終わりを告げる。捜索から数時間後、廃れた山小屋で彼女の血に染まったドレスが発見された。そこに残された証拠から、警察が追い続ける連続殺人犯の凶行であることは間違いなかったが、ミッシーの遺体が見つかることはなかった。年月がすぎても、深い悲しみから抜け出すことのできないマック。妻や子どもたちとも距離ができ、家庭は崩壊寸前だった。そんなマックの元へある日、「あの小屋へ来い」と書かれた奇妙な招待状が届く。疑念を抱きつつもマックは1人、山小屋へ向かう。そこで待ち受けていたのは想像をはるかに超える出来事だった――。全米では初登場3位にランクインした本作。その原作は、自費出版ながら口コミで“人生を変える作品”として評判を呼び、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー・リストで70週連続No.1に輝いたロングセラー小説「The Shack」。愛娘を失い、深い悲しみから抜け出すことができない主人公・マックを演じるのは、『アバター』で一躍注目を集め、『ハクソー・リッジ』にも出演しているサム・ワーシントン。そんなマックを救おうと現れた不思議な3人組には、『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、NASAで働いていた黒人女性たちの知られざる活躍を描く『ドリーム』で再び同賞にノミネートされた名女優オクタヴィア・スペンサー、イスラエルでいま最も注目を集める若手アヴラハム・アヴィヴ・アラッシュ。そして、名だたるスターたちと肩をならべ、表現豊かな演技でハリウッド映画デビューを飾った、すみれさん。解禁された予告編では、娘を失い、幸せの絶頂から奈落の底に突き落とされた父親マックが、不思議な男女3人との出会いを通して、人生が想像を超えた方向に向かいだす様子が描かれていく。真冬のはずが3人が招いた山小屋の周りは、なぜか草木や花々に満ちている。本作でハリウッドデビューを果たしたすみれさんは、傷ついたマックに、人生で大切なことを優しく諭していく重要な役柄を、この錚々たるメンバーの中でも臆することなく演じきった。サム演じるマックが、3人との旅路の果てにたどり着いた答えとはいったい何なのか?彼らはいったい何者なのか?深く傷つき、悲嘆にくれる人はどうやって人生を乗り越えていくのか?謎の中にも温かさが見える映像となっている。また、あわせて解禁となったポスタービジュアルでは、娘を優しく見守るマックと3人の男女がそれぞれ慈愛に満ちた眼差しをたたえる姿を切り取っている。全員が満ち足りた様子のビジュアルからは、温もりのある癒しの空気感が伝わってくるかのよう。胸打つ本作のストーリーとともに、ハリウッド映画初出演となったすみれさんの演技にも注目してみて。『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月13日歌手で女優の神田沙也加さんと、俳優の村田充さんの結婚が報じられ話題となっています。1980年代を代表するアイドル歌手であった松田聖子さんと、俳優の神田正輝さんとのあいだに生まれた神田さんですが、大ヒット映画『アナと雪の女王』でアナ役の日本語吹替えを演じるなど、 女優としても高く評価されています。「松田聖子の娘」という肩書きがなくとも、十分に芸能界で活躍できていると言えるでしょう。二世タレントというと、親の七光りでテレビに出ているという見方をされることもありますが、芸能界には自分の実力で売れている人も少なくありません。そこで、パピマミ読者のみなさまに「親の名前を出さなくても売れたと思う二世タレントは?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●親の名前を出さなくても売れたと思う二世タレントは?・1位:宇多田ヒカル……58%(119人)・2位:香川照之……9%(18人)・3位:ワンオクTaka……8%(17人)・4位:杏……7%(15人)・同率5位:神田沙也加……3%(7人)・同率5位:松たか子……3%(7人)・同率5位:松田翔太……3%(7人)・8位:佐藤浩市……3%(6人)・9位:森山直太朗……2%(5人)・10位:すみれ……1%(2人)※11位以下は省略※有効回答者数:206人/集計期間:2017年5月1日〜2017年5月3日(パピマミ調べ)●第1位:宇多田ヒカル最も多くの票を獲得したのは『宇多田ヒカル』さんで、58%(119人)でした。『間違いなく実力で売れた人!親を完全に超えてると言えるのはこの人ぐらいじゃないですか?』(30代女性/アパレル)『まず二世タレントだということを知らなかった。日本を代表するアーティストだと思います!』(20代女性/大学生)2016年は8年ぶりとなるアルバムが爆発的なヒットを記録し、紅白歌合戦にも初出場を果たした宇多田ヒカルさん。15歳のときに発売した『Automatic』 は社会現象にもなり、一気に人気アーティストとなりました。母親は同じく日本を代表する演歌歌手であった藤圭子さんですが、宇多田さんが二世タレントということを知らなかったという人も少なくないでしょう。音楽プロデューサーの小室哲哉さんが「引退を考えた」というほどの才能を持ち、その自由奔放な言動から世間に衝撃を与え続けています。まぎれもなく“親の名前を出さなくても売れた人”だと言えるのではないでしょうか。●第2位:香川照之2位にランクインしたのは『香川照之』さんで、9%(18人)でした。『もう立派な俳優さんですよね。大御所と言ってもいいぐらい。この人が出ている作品は見たいと思うものが多いですね』(40代女性/主婦)『大好きな俳優さんです!歌舞伎俳優をやるってなるまでは二世だと知りませんでした』(30代女性/事務)歌舞伎役者・二代目市川猿翁さんと元宝塚の主演娘役で女優の浜木綿子さんを両親に持つ香川照之さん。デビュー当時は両親の名前が注目されることに良い思いをしなかったこともあったようですが、今では数えきれないほどの賞を受賞し、日本を代表する俳優 として活躍しています。大ヒットしたドラマ『半沢直樹』にも出演し、土下座シーンを覚えている人も多いでしょう。また、熱狂的なボクシングファン でもあり、熱い解説を見せることもあるなどマルチなところも。歌舞伎の世界でも新たな姿を見せてほしいものですね。●第3位:ワンオクTaka3位にランクインしたのは、ロックバンドONE OK ROCKの『Taka』さんで、8%(17人)でした。『今一番ノってるバンドでしょう。世界をまたにかけて活躍できるということは、親の七光りがあってもできることじゃありませんよね』(30代男性/営業)『大好きです!確かに両親はスゴい人だと思うけど、別のジャンルで結果を残してるわけですからね。実力はあると思いますよ』(30代女性/自営業)歌手の森進一さん、森昌子さん夫妻の長男としてうまれたTakaさん。世界的な人気を誇るロックバンド『ONE OK ROCK』でボーカルを務め活躍するTakaさんですが、実はジャニーズ事務所に所属していたことがあり、『NEWS』結成時のメンバー9人のうちの1人 でもありました。その後NEWSは脱退してしまいますが、今では多くの楽曲で作詞・作曲を手掛けるなどその実力は疑うところがありません。ONE OK ROCKへは、猛烈な勧誘を受けての加入だったということですが、もしアイドルとして活動を続けていたら今のバンドの活躍はなかったと言えるでしょう。これからの活動が注目されるアーティストのひとりです。----------いかがでしたか?ランキングの中には、デビュー当時は親の人気にあやかっていた人もいるかもしれませんが、今ではしっかりと結果を残している人ばかりです。「親よりも活躍してやる!」というのが、良い意味でモチベーションとなることもあるはず。今後も親子一緒に注目していきたいものですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜11位)】親の名前を出さなくても売れたと思う二世タレントは?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/SAYA
2017年05月04日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第26週(最終週)は、昭和59年3月。すみれ(芳根京子)は、月に1回のペースでキアリスのお直し部に出勤。紀夫(永山絢斗)は趣味のカメラを片手に隠居生活を送るようになっていた。春休みに入り、さくら(井頭愛海)が11歳になった娘の藍(渡邉このみ)を連れてすみれの家を訪れる。春休みの間はすみれの家で過ごし、塾に通うことになっている藍。すみれの作った大好物のぜんざいをうれしそうに食べる。 そのころ世界の料理店「レリビィ」では、昭一(平岡祐太)が常連客と将棋をしていた。側で、勝二(田中要次)は大きなあくびをしている。「もう、居眠りばっかして」と良子(百田夏菜子)。キアリス退職後、ウエイトレスとして龍一(森永悠希)の手伝いをしていたのだ。カウンター席には、明美(谷村美月)と栄輔(松下優也)の姿が。 そこに、君枝(土村芳)とすみれ、藍がやってくる。「また背高くなったやないか?」と孫の成長を喜ぶ昭一。良子は、40歳になった龍一がまだ独り身なのを愚痴るが、「いろんな生き方があってええんちゃうの?」と明美。栄輔と一緒に暮らし始めて10年、籍を入れていない。「この距離やから10年もうまくやってこれたんやと思う。な?」と栄輔を見るが、どこかしら元気のない栄輔。明日病院で検査を受けることになっていると明美に明かすのだった。 翌朝、藍を塾に送り出したすみれ。いつものように神戸を一望できる高台を歩いていると、仰向けに倒れている藍を見つける。驚き、声をかけると「おばあちゃん、私、寝てしもた」と藍。夕方、帰宅するが、紀夫に塾のことを訊かれても何も答えない。そんな藍は、どこか捉えどころのなく、何を考えているかよくわからない、と紀夫。 この年、キアリスは創業35周年を迎える。健太郎(古川雄輝)は、来月開催する35周年パーティーで発表する銀座店について、社長の武(中島広稀)と話し合っていた。パーティーでは、この春にオープンするキアリスの銀座店のほか、次の人事が発表される。「健太郎くんの社長就任を華々しく飾りたい」と武。10年務めた社長の座を健太郎に譲ることに。そこに、一通の外国からの手紙が届く。 すみれたちは健太郎に呼ばれ、レリビィに集まる。そこで健太郎が取り出したものは、アメリカから送られてきた手紙。差出人にジャスミン・モリスという名が。手紙の中に出てきた「エイミー」という名前を聞いてハッとするすみれ。その名の女性は、靴屋店「あさや」で働き始めたころ、すみれたちにベビードレスを依頼したエイミー・マクレガーだった。「そうしたら、ジャスミンさんはあのときの赤ちゃん?とすみれ。 手紙には、ジャスミンは生まれてすぐにアメリカに戻ったが、母のエイミーはよくすみれの話をし、ベビードレスのことも聞いていると書かれていた。すみれは、母・はな(菅野美穂)の形見のウエディングドレスを切って作ったベビードレスが大事に受け継がれていることを知る。 さらに、エイミーは昨年亡くなったが、すみれに感謝の気持ちを伝えたいという思いから手紙をしたためたとあり、ジャスミンの娘がすみれたちのベビードレスを着ている写真も同封されていた。「あなたが作った世界に一つしかないこのドレスを今度は娘に託します」と。感激する4人は、うれし涙を流す。 その晩、紀夫とすみれと藍は、ジャスミンの娘の写真を見ながら語り合う。「べっぴんやな」と紀夫。その写真をじっと見つめる藍は、棚の上に飾られている写真を見渡し、すみれと紀夫の結婚式の写真に目を止める。赤ちゃんが着ているドレスが、すみれのウエディングドレスと同じものだと気づいたのだ。「すごいなあ、写真って」と目を輝かせる藍に、写真は、誰かの幸せや喜びの瞬間を切り取って、一生、残しておくことができると語る紀夫。写真に興味を持ち始めた藍に大切にしていたカメラをプレゼントする。 翌朝、なかなか起きてこない藍を起こしに、藍の部屋に入る紀夫。机にふせったまま眠る藍の傍らにバラバラに解体されたカメラと大量の部品が転がっているのを発見し、驚く。「なんでこないなことを!」とめずらしく声を荒げる紀夫。すみれは、その様子を見て、声を失う。「ごめんなさい」と俯く藍。 その日の昼、すみれのもとに「藍が塾に来ていないとの連絡が入る。すでに数日間も塾に通っていなかったことがわかり、心配するすみれと紀夫、さくら(井頭愛海)たち。いつも通り夕方には戻ると信じて待つものの、夜になっても帰りがない。警察に連絡し手分けして探すことになるが、すみれは一人自宅で待機することに。藍の無事を必死で祈るすみれだったが、ふと懐かしい声が聞こえてくる。声をする方を振り返ると、そこには、父・五十八(生瀬勝久)とはなの姿があった。 「大丈夫や、そのうち帰ってきよる」と五十八。藍のことで悩んでいると話すすみれに「そら悩むやろなあ。あの子はすみれにそっくりやからな」としみじみと語る。すみれは、つかみどころがなく、何を考えているのかよくわからない子で、そうかと思えば、急にしっかり物を言う子だったと振り返る五十八。そんなすみれは芯の強い子だったと話すはなは、「辛抱強く、藍の話を聞いてあげて、心の声を」と助言する。 そこに、姉・ゆり(蓮佛美沙子)が現れる。「ゆりも、よう頑張ったね」と声をかけるはな。すみれ共々、「目には見えなくても、ずっと見守ってるよ」と優しく微笑む。「お前らは、お父さん、お母さんのべっぴんや!」と五十八。 行方不明だった藍が家に戻ってくる。しかし、どこにいたのか、なぜいなくなったのか訊ねても、何も答えようとしない藍。そんな藍にすみれは自分が子どものときに、針と糸に興味があったあまり、父の靴をバラバラにしてしまったエピソードを語る。そして、それを聞いた藍は、心に秘めていた気持ちをすみれたちに伝え始めるのだった。 「カメラの中はどうなっているんやろうって、なんであんなふうに写真に残すすごいことができるのやろうって思って。気になって気になって」と藍。さらに、塾は友だちが行っているから自分も行きたいと思ったが、実際、通ってみると行きたくなくなったと謝る。そんな藍に好きなことを見つけて、一生懸命頑張って欲しいと語るさくら。紀夫は、写真を見て、坂東家の人々の優しさや幸せを感じることができた藍の心は豊かだと言い、「その心をずっと持ち続けなさい。それがおじいちゃんとおばあちゃんの願いや!」と藍の背中を押すのだった。 栄輔の検査結果が出る日。レリビィで明美たちを待っていたすみれたちは、良性のポリープで、薬で治療できると聞き、安堵する。そんな4人に死を覚悟し、今後のことを考えたと明かす栄輔。突然、「結婚せえへんか?」と、明美にプロポーズする。思いがけない言葉に驚く明美だったが、準備してきた指輪をはめる栄輔の思いを素直に受け入れる。「素敵よ!」と感激するすみれたち。 すっかりカメラの魅力にとりつかれた藍に、すみれは明美と栄輔の記念写真を撮って欲しいと頼む。張り切る藍は「めっちゃいい写真!と会心の笑みを。「いっぱしのカメラマンやな」と紀夫。すると今度は、良子が4人を撮って欲しいと言い出し、すみれ、良子、君枝、良子は、楽しそうにカメラに収まるのだった。 後日、お礼として藍のために写真入れを作ろうと話し合うすみれたち。再び、べっぴん作りに取り掛かる。昔のように、君枝がデザインを描き、良子の作った型紙に合わせて、4人で選んだ布を裁断。そして四葉のクローバーを葉っぱ1枚ずつ、順番に刺繍していく。ひと針、ひと針、それぞれの思いを込めて丁寧に針を通す姿は戦後、「ベビーショップあさや」を始めたころと同じ。 また、変わらないものといえば、すみれの口癖だ。完成した刺繍をうれしそうに見つめる3人を見て、「なんか、なんかな……」と始まる。君枝が「なあに?」と訊ねると、「青春やねえ」と微笑むすみれ。そんな4人を、あの人が今でも見守っている。レリビィの棚のいちばん上には、今でも麻田(市村正親)の写真が飾られていた。 高台にある野原で、すみれがいつものように街を眺めていると、そこに紀夫が通りかかる。ここは、かつて紀夫が女学校時代のすみれに恋した思い出の場所。紀夫が声をかけると、すみれは「近ごろはこれまでのことをいろいろ思い出すと語る。静かに生まれ育った街を見渡す2人。いつしかぽろぽろと涙を流すすみれが「私にとって紀夫さんはたった一つの光る星やわ」と語ると、自分にとってもすみれは「たった一つの光る星や」と紀夫。2人は肩を寄せ合い、幸せそうに笑うのだった。 そうして、藍に写真入れをプレゼントするすみれたち。カメラと四葉のクローバーの刺繍が入った手作りの写真入れをもらって喜ぶ藍に、すみれは、クローバーの4枚の葉にはそれぞれ意味があり、これからの藍にとても大切なことだと語る。「勇気、愛情、信頼、希望。それが全部そろうと幸せになれるの。忘れんとってね。大人になっても」とすみれ。 キアリスの創業35周年の式典が無事に終わり、社員とその家族をはじめ、長年、キアリスを応援してきたし人たちがレリビィに集う。久しぶりの再会に、会話を弾ませる人々のなかで、すみれたち4人のもとにやって来る藍。「学校の友だちにあげたくて。みんな、いいな、欲しいなって」と、写真入れをもっと作って欲しいと頼むのだった。藍のクラスメイト全員の分を作ると約束するすみれたち。 やがて、宴もたけなわ、良子たちがアルバイトの春香のテキパキとした働きぶりを褒めると、「ええ子やろ。お母ちゃんの娘になる子や!」と龍一。その隣で照れくさそうに笑う春香を見て、これは結婚宣言だと悟る良子。「ついに龍が!」と感激のあまりその場に倒れこむ。 祝福ムードに包まれるなか、さくらが赤飯のおむすびの入った重箱を栄輔に差し出す。「これは、昔、栄輔さんが私たちのために用意してくれた小豆です」とさくら。かつて、特別なときのためにとって置こうと、喜代がお手玉に入れて保存していた小豆で作ったと話す。「うまいなあ」と涙がこらえて微笑む栄輔。 一方、社長を退く武を労う紀夫たち。「こげな大役を務めさせてくださって、本当にありがとうございました」と深々と頭を下げる武は、就職先にキアリスを紹介してくれた潔に「たくさんの素敵なご縁をくださった」と礼を言う。それは武の実力だと潔に対し、「人としての魅力や!」と武を讃える紀夫。中西(森優作)と阿部(上川周作)は、歌うことが好きな武にカラオケをプレゼントする。 すみれたちは、藍との約束どおり、クラスメイトの写真入れを作り始める。21人それぞれの好きなものを藍から聞き出し、その子に合った刺繍を考える4人。やがて、自分以外のキアリスメンバーに写真入れを作って交換することを思いつく。 レリビィでウエイトレスの手伝いをする良子にはエプロンを、ずっとデザイン画を描いてきた君枝には、色鉛筆をあしらった「KIMIE」の文字を、明美には花を散りばめた可愛らしいハートを、そしてすみれには、名前のすみれの花、とそれぞれに刺繍しした写真入れを完成させる。 そうして、神戸を見渡すクローバーの丘に、すみれ、紀夫、さくら、藍、家族が集まる。はなから受け継いだ刺繍用品を入れたバスケットを広げ、さくらに刺繍を教えるすみれ。そこに、サイドカー付きのバイクで乗って潔とゆりが現れる。「おばあちゃん、四つ葉のクローバーをみつけたよ!」と藍の声。すみれは、四つ葉のクローバーを青空にかざすと、幸せそうに見つめるのだった。
2017年04月02日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第25週、すみれ(芳根京子)たちは東京の銀座に空きビルを借り、子育てに必要な物ならなんでもそろうキアリスの「ワンダーランド」を作ろうと意気込んでいた。「ここで1日過ごせるの。キアリスにくれば、お買い物もできる、子供も遊べる、相談もできる、お友達もできる」とすみれ。キアリス銀座店のイメージ絵を完成させる。「みんなで子育てを共有できる」と明美(谷村美月)。良子(百田夏菜子)は「楽しいね、ほんまのワンダーランドやわ」と期待で胸を膨らませる。 しかし君枝(土村芳)の夫・昭一(平岡祐太)が勤務先の銀行で必要な資金を調達できないかと動くが、オイルショックの影響で景気が冷え込んだこともあり融資は認められなかった。そんなとき、大手商社「KADOSHO」の古門(西岡德馬)から資金提供の申し出がある。「昔からキアリスさんには注目していました。何より魅力的なのは、キアリスさんの企業理念だ」と古門。 すみれたちは古門から資金提供の申し出を受け入れるかどうかで思い悩む。古門は栄輔(松下優也)がエイスを倒産させる元凶となった存在。しかし申し出通り資金を借りれば、自分たちの手で最後の夢をかなえることができる。 銀座店出店について会議を開くすみれたち。創業メンバー4人は、今までの集大成でもある夢を諦めたくないと主張するが、健太郎(古川雄輝)は「銀行からの融資が受けられなかったということは、今のキアリスの身の丈に合っていないと判断されたこと。それを古門の力で何とかしようというのはキアリスらしくないと反対する。「背伸びせず、地に足をつけて、自分たちらしくやっていこうというのがキアリスなんやないですか?と健太郎。 そんな健太郎の言葉で、大切なことを忘れていたと気づかされるすみれ。紀夫(永山絢斗)と健太郎とともに古門を訪ね、資金提供の申し出を断る。古門は「戦争に負けたことをバネに世界に勝ちに行こう!」と息巻くが、「前を見て生きていきたい。勇気を持って、愛情を胸に、信頼する仲間たちと、希望に向かって」と答えるすみれ。四葉のクローバーの刺繍が入ったハンカチを握りしめる。そして「自分たちの夢は今叶えなくてもいいのだと言い、「いつか花開く日を信じて、目の前の木のゆっくりとした成長を見守ることも大事なんやと改めて気づいた」と語る。「それはそれで素敵な生き方だ」と笑う古門。 ワンダーランドの件を通し、すみれ、明美、良子、君枝は、自分たちの思いが健太郎、さくら(井頭愛海)ら次世代のキアリス社員たちに受け継がれていることを確信し、キアリスを引退しようと考える。そして紀夫もまた同じ思いを抱いており、社長を引退することを決意する。雪の降る夜、これまでの自分たちの人生をゆっくりと振り返るすみれと紀夫。「キアリスは私の人生を大きく彩ってくれた」とすみれ。 同じころ、君枝も昭一に引退を告げていた。「私の人生、おまけのほうが長かったわ」と君枝。「生まれたときから体が弱く、いつまで生きられるかわからないと言われた自分が結婚し子供を生み、ましてや元気に仕事ができるなんて夢なのかもしれない」と。 そして良子も、世界の料理「レリヴィ」で勝二(田中要次)と2人語り合っていた。「こんなふうに勝二さんが作ったお料理を食べる日が来るなんて、あのころの私に教えてあげたいわ」と良子。女学生時代、15歳年上の勝二との縁談を不満に感じたことや、戦地から戻った勝二と息子の龍一と3人の暮らしが始まっても悩みが尽きなかったことを思い返す。「あとは、龍だけやわ。心配のタネは」。勝二の手を握り微笑む良子。 すみれ、紀夫、明美、良子、君枝は、若手社員たちを前に正式に引退することを発表する。次期社長に任命された武(中島広稀)は驚き慌て、自分が社長でよいのか紀夫に訊ねる。「君の汗かく姿、君の人を見る優しい目、君のまっすぐなところ、惜しみなく次の世代に伝えてくれ」と背中を押す紀夫。いっぽう「男のための着こなし講座」をきっかけに取材や講演の依頼が来るようになっていた栄輔は、すみれたちが引退することを知り、明美を訪ねる。 「前に言うてたよな?家族を作りたくないって。わしも、その気持ちようわかるんや」。長年抱えてきた思いを告白する栄輔。戦争で家、工場、家族、すべてを失ったことはまだ辛いが、死ぬときに一人というのもさみしいと言い、「一緒に住まへんか?」と訊ねる。すると「それやったら家建てるわ」と即答する明美。栄輔は思いもよらぬ提案に驚くが、「わくわくしてきた」と楽しそうに笑う明美を見て同意する。「かわいらしいなあ」と栄輔。 キアリスを引退したものの、やることがみつからず時間をもてあまし気味なすみれたち。そんなとき、一人の女性が幼い子どもを連れてキアリス本社を訪ねてくる。すみれたちの下にやってきたその女性が持参した風呂敷を広げると、中から現れたのは28年前に店の看板代わりに作ったワンピースだった。「大事にお手入れしてくださったのね」と嬉しく感じるすみれ。 美幸(星野真里)は幼いころに両親を亡くし、祖父と2人、さみしい毎日を送っていた。しかしあるとき、キアリスのショーウインドウに飾られているワンピースを見て、心が踊ったと振り返る。「寂しい女の子だった私にたくさんの自信をくれました。私にとっては、魔法のワンピースです。みなさんのおかげで、私は人の優しさも知りました」と涙をこぼしながら感謝の気持ちを伝えるのだった。 すみれたちが店を始めたころに手作りしたワンピースと28年ぶりに再会し、お直しをしたというエピソードが新聞記事となる。「創業時の4人のプロの手で、再度、息を吹き込んだワンピース」。するとその翌日から、キアリスの本社にお直し希望の大量の小包が届くように。「こんなにみなさん大事に持っていて下さったのね」と目を輝かせる君枝。懐かしい洋服を手に取り、4人はすべて直そうと楽しそうに話す。「みんなでまた集まったらきっと楽しいねえ」と良子。 退職したばかりのすみれたちだったが、キアリスに新しく「お直し部」を発足させ、昔作った服を直してさらに次の世代に受け継がせていくことを第二の人生で進めていこうと決意する。 ある日、レリヴィで夫たちを伴い食事を楽しむすみれたち。ファッション評論家として講演活動をしている栄輔のことや、もうすぐ定年になる昭一の話題で盛り上がっていると紀夫がカメラを取り出す。「みんなの笑顔、たくさん撮ってください」とすみれ。その言葉に乗せられ、紀夫は仲間たちの姿を楽しそうに撮り始めるのだった。 いっぽう健太郎は、社長室に飾られたキアリスのワンダーランドの絵を見ながら、さくらとかわした約束の言葉を思い巡らしていた。「いつかちゃんとワンダーランドを作らなな」。 後日、健太郎に招かれたすみれたち。阿部(上川周作)が扉を開けると、健太郎、さくら、武、中西(森優作)、明日香(大西礼芳)ら社員たちが勢揃いしていた。驚くすみれたちは、すっかり変わった店内を見回す。「ようこそ、キアリスのリトル・ワンダーランドへ!」。紙で作られた木に「カフェスペース」と書かれた看板、子供用のテーブルや椅子、絵本やおもちゃが並ぶ棚。小さいながらも、すみれ、良子、君枝、明美が夢見たワンダーランドが社員たちの手で作られたのだ。 「僕らもバトンを受け取ったような気がしました」と武。店舗のレイアウトとデザインを担当したさくらは、「私たちもまた、次の世代に思いを伝え続けられるようなものを作らなね」と微笑む。そして、「いつか必ず、ビックワンダーランドを作る」と宣言する健太郎に、4人は礼を言うのだった。 最終週(第26週)の『べっぴんさん』は、昭和59年3月。すみれ(芳根京子)は、月に1回のペースでキアリスに出勤。紀夫(永山絢斗)は趣味のカメラを片手に隠居生活を送るようになっていた。春休みに入り、さくら(井頭愛海)が10歳になった娘の藍(渡邉このみ)を連れてすみれの家を訪れる。藍は、春休みの間はすみれの家で過ごすのが毎年の恒例となっていた。そんなある日、すみれ、明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)は、健太郎(古川雄輝)に呼ばれ食堂「レリビィ」に集まっていた。そこで健太郎が取り出したものは、アメリカから送られてきた一通の手紙……。
2017年03月26日今年のGWは親子で絵本の世界を楽しみませんか?4月28日(金)~5月7日(日)の期間中、福音館書店「こどものとも」創刊 60 周年記念イベント「絵本とおともだち」が開催されます。会場は世田谷の玉川高島屋S・Cで、入場は無料。家族のお出かけにピッタリのイベントです。「絵本とおともだち」はどんなイベント?絵本や児童書でおなじみの福音館書店は、1956年から月刊絵本シリーズ「こどものとも」を発行しています。「こどものとも」からは700冊以上の絵本が生まれました。創刊60周年を記念し、今回のイベント「絵本とおともだち」が開催されます。絵本を読むだけでなく、さまざまな角度から体験して楽しめる企画が盛りだくさんです。大人も思わず夢中!見どころをチェック●ふれあい&体験コーナー●絵本の世界体験コーナー誕生50周年を迎える『だるまちゃん』の等身大ぬいぐるみが登場!全長約4mの『しょうぼうじどうしゃ じぷた』の実物大再現車両も展示され、いつも読んでいる絵本の世界に入り込んだ気分を味わえます。「なりきり写真館」では、大人気絵本『グリトグラ』の「たまごのくるま」に乗って撮影できますよ。●読書コーナー親子でのんびり絵本を読めるコーナーです。約500冊もの絵本がそろっていますよ。読み聞かせステージも設けられ、「多言語による読み聞かせ」や本ではなく語り手による「昔話の素話(すばなし)会」がおこなわれます。●ワークショップコーナー●絵本の工作で遊ぼう!会期中は毎日、ワークショップが開かれます。かわいい絵本キャラクターを使い、オリジナルTシャツやバッジを作りましょう。親子で工作をしませんか?※ワークショップは有料です。●ギャラリーコーナー●「こどものとも」の記念原画展示2016年度に出版された、絵本作品の原画が展示されます。原画だから分かる、優しい色合いやタッチを間近で鑑賞できます。●特別書き下ろし色紙ギャラリー人気絵本作家20人が特別に描き下ろした色紙が、作家紹介とともに展示されます。参加する作家は、『はじめてのおつかい』の林明子さんや筒井頼子さんなど。「ありがとう、子どもたちへ」をテーマに描かれた色紙は、作家たちの想いがあふれる貴重なものばかりです。●『ぐりとぐらとすみれちゃん』ものがたりができるまでステキな絵本がどのようにできあがるのか、興味がわきますね。『ぐりとぐらとすみれちゃん』(こどものとも 2000年4月号掲載)のストーリー直筆原稿、ラフ画から製本までの過程をパネル展示で解説します。子どもにも分かりやすい展示なので、親子で一緒に楽しみましょう。●イベントあの絵本作家に直接会えるかも!?人気絵本作家を招き、トークショーやサイン会、ライブペインティングをおこないます。ぜひ日程をチェックして、会いに行ってくださいね。<来場作家と日程>4月29日(土)本館 1F グランパティオ「なかのひろたか トークショー&サイン会」 ※『ぞうくんのさんぽ』の作者4月30日(日)西館1F アレーナホール(絵本とおともだち会場内)「きくちちき ライブペインティング」 ※『もじもじこぶくん』などで知られる画家・絵本作家5月5日(金)本館 1F グランパティオ「西内ミナミ トークショー&サイン会」 ※『ぐるんぱのようちえん』の作者子どもも大人も夢中になれる、絵本の世界が待っています!参加すれば、どこか懐かしく温かい気持ちになるイベントです。開催概要福音館書店「こどものとも」創刊60周年記念「絵本とおともだち」開催日時:2017年4月28日(金)~5月7日(日)10:00~19:00 ※最終入場は閉場の30分前まで)会場:玉川髙島屋 S・C 西館1Fアレーナホール料 金:無料 ※ワークショップは有料主催:玉川髙島屋 S・CURL:(玉川高島屋S・C)
2017年03月26日「人生にはいろいろなことがあったり、起きたりして自分独りでは生きていけないんですね。ですから、周りの人たちとのかかわりや、何より本音を言える友達、心から信頼できる大事な家族−−こうした人たちと一緒に生きながら、自分にとって大事なこと、自分がやりたいと思うことを大切にして生きていく。それがすみれであり、『キアリス』のメンバーですが、紆余曲折はあっても彼女たちのような人生を貫ければすごく幸せだ、と。これが、いちばん伝えたかったことです」 こう語るのは、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』の作者で、脚本を担当する渡辺千穂さん(45)。渡辺さんは’72年10月生まれで、東京都出身。両親と弟2人の5人家族で育った。ドラマ、映画……映像の世界が好きな少女だったが、将来映像の世界に身を置こうという気持ちはまったくなく、大学卒業後は「普通の会社」に就職。そんな渡辺さんに転機が訪れたのは、世紀が切り替わる’00年だった。 「(もともと)親から『本を読みなさい』と言われて、子どものころからよく読んでいました。お誕生日も、クリスマスもプレゼントは本でしたし。そのうち自然に、自分も小説を書いてみたい、と。でも、小説家を目指そうという感じではなく、漠然と書いてみたいという感じでした。ただ、『書きたい』という思いはずっとあって’00年を迎えた。そこで、ミレニアムの年に何かやろう。『そうだ、小説を書こう』と思ったんです」(渡辺さん・以下同) 一念発起して、「小説を書くための本」を探しに行った東京・新宿の紀伊國屋書店で、目に留まったのが脚本家・山田太一さんの、テレビドラマ『ふぞろいの林檎たち』シリーズの脚本集だった。 「そのころの私は小説と脚本の区別もつかなくて。『これ、昔好きで見ていたドラマだ』と思って買って、家に帰ってよく見たら、小説ではなく脚本だとわかって『これはなんだろう……』って(笑)。でも、『脚本ってこういうふうに書くんだ……』と思いながら読んでいるうちに、自分には、小説よりこっちのほうが向いているんじゃないかと思って、シナリオ学校の通信教育を受けることにしたのですが……結局一度も作品を送ることなく’00年が過ぎてしまいました」 翌年、脚本ではなく、ドラマの企画書をテレビ局のドラマ担当者に読んでもらう機会があった。書き方などもよくわからなかったが、自分なりに書いたその1本が、プロデューサーの目に留まった。 「企画書を送ったら、すぐに連絡をいただいて、都心のホテルのラウンジでお会いしました。その方たちが、私が脚本家としてデビューしたドラマのプロデューサーチームで」 プロデューサーが求めていたのは若者たちの群像劇。渡辺さんが送った企画書は10人近い人物が登場する群集劇。ぴったりだった。これを機に、渡辺さんは会社を辞めることにした。企画書を送ってからわずか1年たらずの、’02年夏。当時29歳の渡辺さんは、連続テレビドラマ『天体観測』(フジテレビ系)でプロの脚本家としてデビューした。 まさに“トントン拍子”で始まった脚本家生活。渡辺さんも「本当にラッキーでした」と笑うが、当時を振り返ると彼女からはこんな言葉が出てきた。 「シナリオの学校に通ったり、きちんと書き方を学んだことはありませんでしたけれど、自分が好きだったドラマをレンタルビデオ店から借りてきて。それを見ながらワンシーン、ワンシーン一時停止して、台詞やト書き(俳優の動きや出入り、演出など)をすべて書き起こしました。これは、かなり大変な作業でしたけれど、とても勉強になりました」 デビュー後、彼女は、職場における「女性同士のイジメ」を描いた『泣かないと決めた日』(フジテレビ系)や、職場での「女性同士のマウンティング」がテーマの『ファースト・クラス』(フジテレビ系)など話題作の脚本を担当。脚本家としての地位を揺るぎないものにした。 そんな、渡辺さんが作・脚本を担当する『べっぴんさん』は、’16年10月3日の放送開始以来、20%近い週平均視聴率を維持。放送回も残すところ10回あまりとなった。 「よく閉塞感という言葉が使われていますが、今はいろいろなことが難しくなってきているような気がします。たとえば、自由に、自分のやりたいことを貫くことが。それに、もう安定とか、誰かに頼るとか、何かに守ってもらえる時代ではないですよね。会社だって守ってはくれないし。でも、そういう時代でも、一生懸命がんばっていれば必ず見てくれている人がいる。すみれたちが大手百貨店の『大急』に出店できたように。私は、がんばっていることは絶対にマイナスにならないし、がんばれば必ず報われると思っています。これも、ドラマを通して、すごく伝えたかったことです」
2017年03月24日「朝ドラ執筆、そして、妊娠、出産という人生の一大事が、同時期にやってきたことに驚きましたが、出産と(ドラマの)クランクインまでに時間があったんですね。そこで、チーフプロデューサーや監督ともお話しをして、出産の前までに最終回までの流れをすべて考えることにして、あとは元気な子を産もう、と。元気な子を産めたら『私は40代の希望の星になれるかも』とも思いました(笑)。それに、主人をはじめ家族のみんなが『全力で応援するから』と言ってくれましたので。これは本当に心強かったですね」 こう語るのは、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』の作者で、脚本を担当する渡辺千穂さん(45)。彼女は作品の生みの母であると同時に、自身も新しい命を授かり、’16年の1月に女児の母になった。妊娠、子育てと並行した脚本執筆−−。渡辺さんと『べっぴんさん』とは、まさに「運命的な出会い」だった。 渡辺さんは’14年8月、フリーアナウンサーの羽鳥慎一さん(45)と2年間の交際を経て結婚。それから間もなく、NHK大阪放送局から連続テレビ小説の脚本執筆の依頼があった。ところが、番組の関係者たちと物語のテーマや展開、登場人物などについて話し合いをしている過程で、渡辺さんのおなかには新しい命が……。胎動を感じながら執筆した日々を、渡辺さんはこう振り返る。 「将来、子どもには『あなたがおなかにいたとき、ママはこういうお仕事をしていたの』という話をするでしょうから。子どもに何度も繰り返し見てもらえるような作品にしたい、と思って書いていました」(渡辺さん・以下同) そして、昨年の1月下旬に女児を出産。約1カ月の産休をはさんで仕事に復帰した。出産を経験する前と後では、人間として、作家=脚本家として、ものの見方や考え方に大きな変化が生じた。 「男性の心理は女性の私にはわかりませんので、想像したり取材をして書いていました。でも、出産を経験してからは、男女の心理を問わず『ああ、こういうことか』と思ったことは多々ありました」 その最たるものが、わが子への母の思い。母親になった瞬間「もうこの子のいない人生は考えられない」と思ったという渡辺さんは、復帰後、脚本のある部分を書き直すことにした。 「書き直したのは菅野美穂さん=『はな』のナレーションです。出産前に2週目まで書いていましたけど、すべて書き直しました。出産前のナレーションも母親目線でしたけれど、私の主観というか、頭で考えたことで。出産後に読み直してみると『そうなんだけど、でも、ちょっと違う』と思うところがかなりあって書き直すことにしました」 すみれとさくらをはじめ劇中に登場する「母」と「子」には、母親としての渡辺さんの思いが色濃く反映されていることは想像に難くない。劇中では、すみれをはじめ「仕事」と「子育て」と両立に悩む母親たちの姿が描かれている。新生児を抱えた渡辺さんもまた、執筆と育児を両立させたひとり。連続テレビ小説の1週分は90分ドラマに相当し、締切りが近づくと徹夜をすることもあったという。 「そのときは一晩両親に預けました。今は仕事をしているお母さんにとって、子育てがとてもしづらい時代ですけど、私の場合、両親が近くにいてがんばってくれていますのでとても助かっています」 すみれと同じように、夫をはじめ家族に支えられて仕事をする渡辺さん。 「家族は、もうなくてはならないものですね。両親にはいつまでも元気で長生きしてほしいと思いますけど、いつかはいなくなってしまうし、娘もいつかは結婚して、子どもを産んだりするかもしれない。そして、いつかは、娘の母である私もいなくなる……。このように形は変わっていきますけれど、そこには『普遍的な幸せ』があると思います」 最後に渡辺さんは、クライマックスを迎えた『べっぴんさん』の見どころを明かしてくれた。 「第二の人生の進め方です。『第二の人生』というと、今はリタイアという感じですけど、私は、第一の人生をまっとうしたからこそ次の道へ進むことができる。新しい道が待っているとポジティブに考えています。すみれたちがどんな第二の人生を選んで、進んでいくのかに注目して見ていただけたらうれしいです」
2017年03月24日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第24週は、「光が射す方へ」。エイスが倒産し、家も仕事も失った栄輔(松下優也)は、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家に居候の身となっていた。一方、エイス倒産のニュースを受け、キアリス・社長の紀夫(永山絢斗)は、これまでの積極的な経営から、慎重な方向に舵を切ろうとしていた。しかし、開発宣伝部の部長となった健太郎(古川雄輝)はその方針に反対。議論が進まない中で、すみれが突然、「映画を作ろう」と提案する。 すみれたちは、キアリスのお客さんや会社を引き継ぐ次世代の社員に渡すバトンとして、映画版キアリスガイドの制作に取りかかる。プロカメラマン・亀田(上地雄輔)の助けを借りて、内容や役割分担が決められていく。監督は紀夫、助監督は武(中島広稀)、脚本は明美(谷村美月)が担当することに。そんな時、明美は会社が倒産して生気を失っていた栄輔と再会し、映画作りに誘う。 次世代に渡すバトンとしての映画版キアリスガイド「ようこそ赤ちゃん」の制作に挑むすみれたち。プロカメラマン・亀田の助けで、無事にクランクインを迎える。主演はさくら(井頭愛海)と健太郎の娘の藍。撮影のため、坂東家にやって来た栄輔は、初めて藍と対面する。「お母さんが小さいころ、たくさん優しくしてもろたの。たくさん遊んでもろたのよ」と話すさくらに促され、藍を抱っこする。「かわいいなあ、幸せになってや」と優しい瞳で見つめる栄輔。 「それでは、ようこそ赤ちゃん、クランクインです。よーい、スタート!。紀夫の掛け声と、足立の鳴らすカチンコの音で始まったキアリスガイドの映画撮影。明美の誘いであまり気乗りしないまま制作を手伝うことになった栄輔だったが、一歩先を読む段取りの良さで力を発揮していく。「栄輔さん、大活躍ね」と良子(百田夏菜子)。一方、「日本中の男をカッコよくしたい」という栄輔の志を引き継ぎたいと考えていた潔は、新事業を始めようとしていた。「オライオン、紳士ラインの復活や!」と気勢を揚げる潔。 映画制作を続けるすみれたちは、戦後間もない頃に自分の子どもたちのために作った服を映画の中に出そうと考える。「商売商売と思ってたら、今のキアリスはなかったな、きっと」と明美。すみれたちの思いを込めたものづくりの原点を目の当たりにした健太郎は、キアリスの拡大を急ぐ自分の姿勢に疑問を抱くように。栄輔は、健太郎が大手商社「KADOSHOの古門社長(西岡徳馬)と会っていると聞き、「踊らされるなよ」と忠告するのだった。 そんな折、潔とゆりは、男性向けの新たなマーケットを開拓するための企画を話し合っていた。男性販売員に代わり、細かいところまで気がつく女性販売員を採用することを提案するゆり。「きっと大事な場面に出かける時は、みんなおうちで奥さんの意見聞いてるわ」と説明すると、「グレイト!最上級や!」と賛辞を送る潔。さらに、「それはゆりがやってくれ」と言い、もう一度、会社に戻って働くことを勧める。「人生はまだまだ続く。これかはら一緒に楽しもう!。そんな潔の言葉に、涙を浮かべてうなずくゆり。 キアリスガイドの映画撮影は、明美のナレーションで幕を閉じた。紀夫と亀田に花束を、主演を務めた藍には花の冠を贈るすみれたち。そのころ潔は、経営するオライオンで紳士服ブランドを新たに作り、その着こなし講座を開くよう栄輔に依頼する。会社を倒産させた責任を感じていた栄輔は、人前で話をすることにためらうが、「一回きりの人生よ。ほんまにそれでいいの!?」とゆりに説得され、引き受けることを決める。 オライオンの紳士服ブランドの発表会。集まったマスコミに矢継ぎ早に質問されるなか、栄輔は深々と頭を下げる。「栄輔さん、頑張れ!」。栄輔が顔を上げると、客席には「エイス」の紙袋を掲げてエールを送る青年たちの姿が。前を見据え、栄輔は語り出す。 「おしゃれとは、生き方に通じます。人に対して好感を与えようとする努力、誰しもがきっと持ちうる自分はこうありたいという理想、それに近づくようにふるまうことで、自分を律し、自分を高めることができる努力こそがおしゃれなのです。そのことを忘れずに、僕も、これからを生きたい。そう思います」。そうして栄輔が指南する「男のための着こなし講座」は開幕。会場は大きな拍手に包まれる。 キアリスの経営方針について、すみれたちと意見を違える健太郎は、助言を求めるために古門社長のもとを訪れる。「景気を理由に簡単に諦めないことだ」と助言する古門は、自分の手がけるビジネスを成功させることが夢だと言う健太郎に「そのことを強く念じていれば、自ずから見える」と助言する。さらに、ビジネスの成功の秘訣はスピードで、「風を読んでいち早く動いた結果だ」と告げる古門。健太郎にエイスへの出資をやめたのも同じ理由なのかと聞かれ、健太郎ほどの人材がキアリスで働くのはもったいないと言い、立ち去った。 その夜、風呂上がりに一人、ベランダで考えに耽る健太郎。発表会での栄輔を見て、人を惹きつける魅力があり、「それがこれまでの成功を導いたんやろな」とすみれに語る健太郎。すると、すみれは、「成功って、何を言うんやろうね?」と訊ね、お金持ちになることや自分の業績を世間に見せつけることが成功なら、自分は成功なんてしなくてもいいと語る。そして「それなら何を目指します?という健太郎の問いに、「私は誰かの笑顔を想像しながら日々、過ごすことかな」と答えるのだった。 すみれたちは、映画制作のメンバーや家族をキアリス本店に招き、キアリスガイド映画版「ようこそ赤ちゃん」の上映会を開くことに。子育てに必要な知識がわかりやすく紹介された映像は大好評を得る。挨拶に立ったすみれたちは、この映画は赤ちゃんを迎えられる明日のお母さんのために、頑張っているお母さんのために、そして明日のキアリスのみんなに向けて作ったと話す。そして50年後、60年後、会うことのできない人たちにキアリスが受け継がれても「私たちの原点にある思いは決して変わることはありません。お母さんのため、赤ちゃんのためにものを作ってきたんです」とすみれ。 次の世代に受け継がれるバトンとして、映画に込められたすみれたちの思いを受け取った健太郎は、元のキアリスに戻したいと経営陣に報告。大人用品から撤退し、ベビーと子供用品だけの形に戻し、育児相談の場を作ると説明する。「自分がやろうとしていたことは順番が間違ってました」と健太郎。その言葉を聞き、うれしそうに顔を見合わせるすみれ、良子、君枝(土村芳)、明美。 ある日、潔がある重要なニュースを伝えにキアリスを訪ねてくる。東京の銀座にある3階建のビルが相場よりも安く借りられると言い、「キアリスのワンダーランドを作ったら?おとぎの国や、お母さんと子供のたちのための」と語る。「ワンダーランド……」。嬉しそうに目を輝かせるすみれ。 すみれ(芳根京子)たちは、東京の銀座に空きビルを借り、子育てに必要な物ならなんでもそろうキアリスの「ワンダーランド」を作ろうと意気込んでいた。しかし君枝(土村芳)の夫・昭一(平岡祐太)が勤務先の銀行で必要な資金を調達できないかと動くが融資は認められなかった。そんな時、大手商社「KADOSHO」の古門(西岡徳馬)から資金提供の申し出が。古門は栄輔(松下優也)がエイスを倒産させる元凶となった存在。すみれたちの決断は……。
2017年03月19日連続テレビ小説『べっぴんさん』の23週は、「あいを継ぐもの」。すみれ(芳根京子)・紀夫(永山絢斗)夫婦と君枝(土村芳)・昭一(平岡祐太)夫婦は、さくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)の結婚を受け入れようとするが、一人息子と一人娘の結婚のため、家の継承問題でこじれてしまう。さくらと健太郎は、両親たちの考えが古いと主張するが聞いてもらえない。さらに健太郎は坂東家に婿に入っても構わないと言い出すと、「聞きたくないわ!」と言葉を遮る君枝。店を後にする。 すみれ夫婦は義兄の潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家を訪ね、坂東家の存続について相談する。「僕としては、娘の代で五十八さんから引き継いだ坂東の名を終わらせるなんてことはとてもじゃないができません」と紀夫。その言葉を聞いたゆりは、坂東家の長女である自分が潔のもとに嫁いだせいで家のことをすみれに押し付けてしまったと謝る。 「何言うてるの。私は紀夫さんに出会って、幸せになることができた。よかったなあって心から思ってるのよ」とすみれ。帰宅した紀夫は、坂東の家を継がないのであれば、健太郎との結婚は白紙だとさくらに告げるのだった。 翌日、勝二(田中要次)と龍一(森永悠希)の世界料理の店ですみれ夫妻が食事をしていると、潔が訪ねてくる。さくらのことを心配する潔は、自分がゆりと結婚したときのことを話して聞かせる。潔の父・正蔵(名倉潤)も、すみれとゆりの父・五十八(生瀬勝久)も、最後は子供たちの幸せを優先してくれたと振り返り、紀夫を婿に出した経験を持つ実父・田中五郎(堀内正美)に一度会ってみたらどうだろうかと提案する。 潔のアドバイスを受けて、五郎を家に招いた紀夫。自分を坂東家に婿養子に出したときのことを聞きたいと話を切り出すと、五郎は「いくつになっても、一番嬉しいのは子供が幸せなことだからな」と言い、さらに紀夫の初恋の人がすみれだと知っていて、2人がうまくいくように祈って結婚させたと打ち明ける。 親の思いを初めて知って驚き、照れる紀夫。さくらが結婚したいと言っているが、坂東家を守るためにさくらに婿を取りたいと相談する。すると「家を継ぐというのは何なのだろうか?」と五郎。大事な息子の紀夫の名字が変わっても、今、生きている。それは、これまで命をつないでくれたご先祖様がいるから。「長い長い歴史の中、何事も形を変えていく。それでも、想いだけは、想いというのは形を変えて引き継がれていくもんじゃないのかと語るのだった。 その晩、紀夫は、棚に飾られた家族写真を見ながら五郎の言葉を思い返す。「もう坂東営業部という名前はないけど、お義父さんの信念や思いはオライオンにある。もちろん僕らの中にもとすみれに告げる紀夫。翌日、すみれたち夫婦は君枝と昭一と会い、さくらが村田家に入ることを許す。そしてさくらに、坂東家は五十八とはな(菅野美穂)の頑張りが坂東家の始まりなのだと話して聞かし「おじいさまとおばあさまの思いだけは引き継いでね」と微笑むすみれ。 すみれたちは、さくらと健太郎の結婚の報告と仲人を依頼するため、大急百貨店の大島社長(伊武雅刀)の元を訪れる。仲人を快諾した大島との会話の流れから、さくらの名前の由来をすみれと紀夫に聞く健太郎。すみれは、ゆりと自分の母の名が「はな」だったため、2人娘は花の名前を付けてもらったと説明する。「お母さんのように、そのまたお母さんのように、美しく花咲く人生を送って欲しい。そんな想いを込めて、さくらと名付けた」と紀夫。 こうしてさくらと健太郎の結婚式を無事終え、帰宅したすみれたち。一人娘を嫁に出し、寂しく感じていると、そこにさくらと健太郎がやってくる。「私たち、今日からこっちでお世話になっていい?」とさくら。村田家に住むと職場と家が一緒で、健太郎はそれが長年嫌だったと説明する。顔を見合わせ微笑むすみれと紀夫。2人きりの生活になると思っていた矢先に娘夫妻との同居と、思わぬ展開に驚きつつも、嬉しく感じるのだった 昭和48年の春。さくらと健太郎の結婚から3年の時がたった。さくらは子どもを身ごもり、健太郎は武(中島広稀)の後を引き継いでキアリスの開発宣伝部長に昇進することに。本店を任された健太郎は、大手商社社長の古門(西岡徳馬)から「成長のスピードが重要」という助言を受け、売り上げを上げるためキアリスを大きく変えようと奔走する。「大事なのはスピード。普通の人が10年かけてやることを、自分は1年でやる。これを機に僕は、自分の力を試したいんや」とさくらに宣言するのだった。 キアリスの本店のリニューアルを健太郎に任せるすみれたち。リニューアル後の店内を見学すると、店の最前列の棚にキャラクターがプリントされたTシャツや大人の女性向けのストッキングなどディスプレイされているのを見て戸惑う。「これって、キアリスかな?」とすみれ。戸惑いを隠せないすみれたちに、健太郎は「これからのキアリスです」と自信満々に語る。 キアリスを急成長させたいと奔走する健太郎は、さくらが生まれてくる我が子を思って生み出したキアリスの新キャラクター「サミーちゃん」を利用しようと考える。さくらはライセンスビジネスのために作ったキャラクターではないと反対。話を聞いていたすみれも、焦らずもっと時間をかけるべきだと諭すが、健太郎は今の時代に合ってないと聞き入れない。「会社を大事に思う気持ちはどの社員にも負けてないと思ってる」と健太郎。 そんな折、潔は社員たちから、オライオンが契約しようと思っていた路面店を栄輔(松下優也)の会社「エイス」がことこどく契約していると聞く。栄輔が日本中にショップを展開しようと躍起になっていることを知り、言い知れぬ不安を感じる潔。東京にいる栄輔の元に向かう。 一方、突然、現れた潔に驚く栄輔。居ても立ってもいられず駆けつけたという潔の真意が理解できない。「膨らみ続けた風船は、いつかは爆発する。今のやり方を続けたら、お前は爆発するぞ」と忠告する潔。その言葉はきちんと心に留めておくと答える栄輔だったが、立ち去る潔を見つめるその表情からは笑顔が消える。 それからしばらくして、臨月を迎えたさくらは無事に女の子を出産する。孫の誕生に喜ぶすみれたち。健太郎が生まれてきた我が子につけた名は「藍」。この時期に咲く可憐な花で、藍色は、やすらぎを与えるからだと名前の由来を説明する健太郎。「周りの人に安らぎを与える優しい女の子になってほしいと思って。 健太郎による拡大が進むキアリス。店の真ん中にはサミーちゃんグッズが置かれ、創業以来の看板商品だった肌着は店の奥の棚に置かれている。ある日、すみれは偶然キアリスが変わってしまったと嘆く女性客の声を耳にする。一方、娘を出産したさくらだったが、孫を溺愛する君枝が度々家を訪ねてくるようになり、悩まされる。その不満を健太郎に相談しているうちに夫婦仲にも亀裂が生じてしまう。 そんな折、「レリビィ」にキアリスのメンバーと家族が集まり、紀夫の8ミリカメラの上映会が開かれる。藍の姿を見ながら、自分たちが子育てをしていたころを思い出すすみれたち。明美がさくらにおしめの使い方を教える様子を見ながら、すみれにあるアイデアが浮かぶ。「残せないかな?こうして知識を映像に。そしたら、もっともっとこう分かりやすく、いろんな人に伝えられるんやないかな。良子や明美も「わくわくする」と、映像版のキアリスガイドに心を躍らせるのだった。 11月になると、オイルショックによって日本の経済は大混乱に陥った。すみれや紀夫は、キアリスの経営拡大に対し、今こそ慎重姿勢をとるべきだと訴えるが、健太郎だけは、守りに入ることに反論を続ける。そこにすみれはこう切り出す。「今、必要なものは赤ちゃんのものだ」と。そして、こんな状況でも赤ちゃんを笑顔にしてあげたいし、お母さんたちの気持ちに寄り添ってあげてほしいと説く。「それがキアリスの基本やもの」と良子。経営陣の意見にすぐに同意した健太郎だったが、その口からは「需要」「供給」と経営用語しか出てこない。うつむき悲しい表情のすみれたち。 いっぽう一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった栄輔のエイスは、売り上げが下がり始めたことを理由に古門から見放され、資金繰りに失敗してしまう。KADOCHOを後にする栄輔に玉井(土平ドンペイ)が声をかける。「ボロボロの時代に拾ってもろて、こんな立派にしてもろて、あんたには感謝してる。そやけど、一緒に泥船に乗って沈むことはできん」と。エイスはついに破綻し、社長の栄輔も行方をくらませる。 ある日、ゆりの家を訪ねる紀夫とすみれ。そこに、憔悴した栄輔の姿を見て驚く。「ばったり大阪で会ってな」と栄輔をかくまっていたことを明かす潔。会社更生法を申請して、それをもって会社をもう一度立て直すと言う栄輔に「意味がない」と制する。「自己破産してゼロになるんや。そこから自由な発想をして一から始めるんや」と潔。身を寄せる場所を失った栄輔に、自分の家にいたらいいと言って楽しそうに笑う。「また一緒なんて、闇市のころみたい。懐かしいわ」とゆり。そんな2人を見つめ、栄輔は目を潤ませるのだった。 第24週の『べっぴんさん』は、エイスが倒産し、家も仕事も失った栄輔(松下優也)は、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)の家に居候の身となっていた。一方、エイス倒産のニュースを受け、キアリス・社長の紀夫(永山絢斗)は、これまでの積極的な経営から、慎重な方向に舵を切ろうとしていた。しかし、開発宣伝部の部長となった健太郎(古川雄輝)はその方針に反対。議論が進まない中で、すみれ(芳根京子)が突然、「創業の思いを次世代に引き継ぐための映画を作ろう」と提案し、キアリスの映画作りが始まることに。龍一(森永悠希)に紹介されたプロカメラマン・亀田(上地雄輔)の助けを借りて、内容や役割分担が決められていく。
2017年03月12日