昨年夏に放送された深田恭子主演ドラマ「ルパンの娘」の続編が、10月クールの木曜劇場枠にて放送決定。前作からキャストも続投することが分かった。「ルパンの娘」は、深田さん演じる代々泥棒一家“Lの一族”の娘・三雲華と、瀬戸康史演じる代々警察一家の息子・桜庭和馬との決して許されない恋愛を描いたラブコメディードラマ。華の家族には、両親役の渡部篤郎と小沢真珠をはじめ、栗原類、どんぐり、麿赤兒。和馬の家族には、藤岡弘、、信太昌之、マルシア。そして、華の幼なじみ役で大貫勇輔が出演。彼らは10月クール放送の本作にも引き続き出演する。前作で、運命的な出会いから恋に落ちたものの、全国指名手配されたため、永遠の別れを決意した華と和馬。しかし、最終回で尊の機転によって、Lの一族は死んだことになり、ついに結ばれた。今作では、彼らのその後を描いていく。夢にまで見た新婚生活を手に入れた2人。しかし、死んだことになっているため、あくまで事実婚。そして華と交際していた責任を取らされ、所轄に左遷されていた和馬。結婚は職場ではもちろん秘密で、独身と偽ることに。つつましくも幸せな生活を手に入れたのもつかの間、隣人のトラブルでピンチが訪れ、さらに華の兄・渉が大きな盗みのターゲットを発見し、“Lの一族”は本格的に再始動する…。「前作の終盤に、現場では“続編があったらいいですね”と話していましたので、それが現実となった驚きと喜び、そして何より皆さんと再会できるうれしさでいっぱいです」と続編制作を喜んだ深田さんは、「今回は事実婚ではありますが結婚していますので、前回とは違った純愛の形をお届けできたらいいなと思っています。新たな要素もたくさん加わって、“Lの一族”が帰ってまいりますので、是非楽しみにしていて下さい」とメッセージ。瀬戸さんは「チームワークも素晴らしかったですし、今までやったことのない本格的なアクションに生身で挑戦したり、踊ったり、歌ったり...。いろいろな意味で大好きな作品でしたし、役者人生でとても印象的な作品でした」と前作をふり返り、「『ルパンの娘』が帰ってくる!!!興奮しないわけがないです!“真面目に思いっきりふざける“をテーマに、さらにパワーアップした『ルパンの娘』を皆さんに届けたいと思います」と意気込んでいる。なお、監督は武内英樹、脚本は徳永友一と、前作から引き続きの担当となり、同じく主題歌も「サカナクション」の「モス」に決定している。第1話あらすじ“Lの一族”こと、泥棒を家業とする三雲家の面々は世間から姿をくらまし、華(深田恭子)の恋人、桜庭和馬(瀬戸康史)の家に身を寄せていた。だが、桜庭は警察一家。華の父・尊(渡部篤郎)が繰り返す盗みに、和馬の父・典和(信太昌之)は寝込んでしまう。さすがに尊も潮時と桜庭家から引き払うのを機に、華は和馬とオンボロアパートに移った。ようやく2人きりの静かな生活を手に入れたのもつかの間、華たちの隣人が警察に追われ、隣に住む華にも警察が聞き込みに来るというピンチが。その危機を救った尊は、豪華なマンションを2人に与える。しかし、マンションは尊たち三雲家の新居につながっていた。そんな折、華の兄・渉(栗原類)が大きな盗みのターゲットを発見し、“Lの一族”は本格的に再始動する――。木曜劇場「ルパンの娘」は10月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年07月23日週刊少年ジャンプの『鬼滅の刃』が完結した。人気絶頂で連載終了する漫画もあれば、巻頭カラーで新しく始まる漫画もある。今回は編集部会議でいったいどんなドラマが……なんつって無性に『バクマン。』(あの『DEATH NOTE』の大場つぐみ原作、小畑健漫画が再タッグを組み、2008年~2012年連載)が読みたくなる。コミックス全20巻を再読して、さらに『モテキ』や『SUNNY 強い気持ち・強い愛』で知られる大根仁監督の映画版(2015年公開)も家シネマで続けて観た。おそらく、『週刊少年ジャンプ』を一度も読んだことがない、という人はほとんどいないのではないだろうか?なにせ1995年新年3・4合併号で653万部を記録。『バクマン。』のパンフレットによると、当時の小中学生男子のふたりにひとりは『少年ジャンプ』を読んでいた計算になり、日本の出版史上、漫画を含めたすべての週刊誌・雑誌の売上げ部数の最高記録としていまだに破られていない。まさに国語、算数、理科、ジャンプ。あの頃の子どもたちにとって、『少年ジャンプ』は人生の教科書だった。映画版は、日々をなんとく過ごすボンクラ高校生の真城最高(サイコー/佐藤健)を、学年一の秀才で文才に長けた高木秋人(シュージン/神木隆之介)が「オレと組んで漫画家になってくれ」と誘うところから物語が動き出す。シュージンは、サイコーが憧れのクラスメイト・亜豆美保(小松菜奈)をスケッチしたノートを盗み見て、その画力に目をつけたのである。だが、叔父の漫画家・川口たろう(宮藤官九郎)の死で、プロの世界の過酷さを垣間見たサイコーは躊躇する。それでもシュージンは一方的に口説く。漫画家なんてなるもんじゃねえんだよ。なれるのは本当に才能を持って生まれたごく一部の天才だけ。そんなものに人生を賭けるなんてバクチだ。でもさ…、と。「いいじゃんバクチでも!オレもお前も今まで部活も勉強も何もやってこなかった。今から必死こいてやってもハンパな未来しかない。だけどオレたちには才能がある!これを生かさない手はない」「オレは必ずやれる」という意志と喜び、それを才能という…作家の村上龍はそう書いたが、ここは心の奥底にグッとくる素晴らしいシーンだと思う。だって、高校生にもなると夢を公言してガムシャラに努力するのがちょっと恥ずかしくなってくる。で、現実を笑ってごまかしながら、ほんの少しの焦りとともに日々は過ぎていく。だが、映画版『バクマン。』は「友情、努力、勝利」でそんな日常を突破しようとするのだ。そして、このシーンの直後に、もし自分たちの漫画がアニメ化され、声優を目指す亜豆がヒロイン役をやる夢が叶ったら結婚してくださいなんてサイコーは唐突にプロポーズする。いやーさすがに小松菜奈の絶対に教室にはいないだろう的な異常な可愛さを持ってしても強引すぎる。ここまで約10分、特に原作ファンはあまりの急展開ぶりに戸惑うだろう。なぜなら、亜豆との関係は駆け足で処理し、原作で重要な役割を担った亜豆の親友・見吉香耶は映画版に登場すらしない(美人漫画家の蒼樹紅やシュージンに惚れる同級生の岩瀬愛子もいない)。つまり、この映画のメインテーマであり柱は恋愛ではなく、あくまで「漫画」だと序盤から宣言しているわけだ。賛否分かれるだろうが、個人的にこれは英断だと思う。正直、少年漫画の恋愛シーンは大人(俺らみたいに汚れちまった中年男)には感情移入が難しい。個人的に『バクマン。』においても、リアルな漫画の世界と対照的な、ファンタジーあふれる男女関係の恋愛パートには乗れなかった。だから、いわば汗臭い「バトル漫画映画」路線は大歓迎だ。ふたりと同じ17歳の天才漫画家・新妻エイジ(染谷将太)との大きなペンを剣のように使って戦うライバル対決。佐々木編集長(リリー・フランキー)や担当編集マン・服部哲(山田孝之)との出会い。口は悪いが情に厚いヤンキー漫画家・福田真太(桐谷健太)や35歳の万年アシスタントからの脱却を狙う中井巧朗(皆川猿時)との邂逅。とにかく、男臭い。ひたすら、暑苦しい。なにせ映画唯一の露出がパンツ一丁でペン入れする中井の半裸である。そりゃあ、なんで週刊連載でアシスタントがいないんだ…とか、上映時間の関係で原作の名シーンの数々にもほぼ触れずという小さな突っ込みどころはある。けど観終わった後、無性に主題歌のサカナクション「新宝島」を大音量で流しながら原稿を書きたくなった。作品の熱に背中を押され、何かやりたくなるこの感じ。これって『キャプテン翼』を読んで放課後のサッカーに熱中したり、『スラムダンク』に影響されて昼休みにバスケに燃えたあの頃の気分と同じだ。映画『バクマン。』は、最近ジャンプを読んでない、「友情、努力、勝利」より「貯金、結婚、老後」を心配しちゃう、すっかりいい大人になった元・少年たちにこそオススメしたい、“中年ジャンプムービー”なのである。
2020年05月22日ロックバンド・official髭男dismが、音楽ストリーミングサービス・Spotifyを通じ、自宅で過ごすリスナーに向けた期間限定プレイリスト「Listening Together #聴いてつながろう」を公開した。新型コロナウイルス感染拡大によって“Stay Home”が社会の新たな潮流となる中、「おうちで楽しむ音楽」や「一緒に聴きたい音楽」をテーマに選曲。第1週目はofficial髭男dismが選曲を担当し、今後も様々なアーティストをゲストキュレーターに迎え、プレイリストを週替りで更新していく。official髭男dismのプレイリストには、「パラボラ」「I LOVE...」「Stand By You」「LADY」といった自身の楽曲のほか、星野源「Family Song」、大橋トリオ「青月浮く海」、サカナクション「ミュージック」、ユニコーン「すばらしい日々 UC30 若返る勤労 Remastered」、矢野顕子「ひとつだけ」、安全地帯「カリント工場の煙突の上に」などが収められている。そのほかSpotifyでは、料理やエクササイズ、瞑想、ゲームなど家の中でできることをテーマにした5つのプレイリストも公開。第1週目は、ドリー・パートン(「At Home Together」)、セレーナ・ゴメス(「Cooking Together」)、リル・ヨッティ(「Gaming Together」)らが参加している。
2020年04月24日新型コロナウイルスにより、終わりの見えない不安感が漂い続けています。そんななかで4月期ドラマが存在薄めにスタートし始めていますが、18日(土)の夜は“あるドラマ”をめぐってネット上がザワザワしていました。それは、浜崎あゆみさん(41)の自伝小説をオリジナルドラマ化させた『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日)。放送スタートと同時に、アラフォー世代の心を鷲掴みにしているのです。筆者はサカナクションのライブ配信をYouTubeで楽しく視聴していたのですが(こっちも良かった!)、あまりの盛り上がりぶりに仰天。翌日、追っかけ視聴しました。感想は「これはすごい!!!」の一言。間違いなく今の暗い空気感をぶっ壊すほどの破壊力満点ドラマでしたので、レビューをお届けします。■ドラマ未視聴の人向け1話ストーリー浜崎あゆみさんの自伝小説をオリジナルドラマ化させた本作。もともと土曜ナイトドラマ枠は「おっさんずラブ」や「東京独身男子」など、個性的なドラマが多い枠です。今回はいったいどんな演出があるのかと思い見ると、「す、すごい!とにかくすごい!」と語彙力を失ってしまうほどでした。1話は福岡で芸能活動をしていたアユが、成功を求めて東京に上京。そこで、事務所を立ち上げたたばかりのマサと出会います。最初はマサのやり方に翻弄されるあゆですが、だんだんと信頼するように。そしてついには所属事務所をやめ、マサと一緒に歌手を目指すところまでが放送されています。■クサすぎる演出がむしろクセになるこう概要を書くと普通の映像化作品なのですが、とにかく脇を固めるキャラが濃い!そして演出がベタベタなのがいい!ネットをざわつかせたのは、謎の眼帯秘書姫野礼香。田中みな実さん(33)演じる礼香はマサに強い執着心を持つ女性です。マサがアユに肩入れしていることを良く思わず、妨害したりマサにベタベタ忠告したりします。一方でマサと対立する社長に密告したりと、立場が謎のキャラです。これがもう、なぜ眼帯なの?なぜヘビみたいにマサにまとわりつくの?なぜ登場すると色っぽいサックス音がなるの?と疑問でいっぱいになるのです。間違いなくこのドラマの見どころといえそうです。また演出も、ベタにベタを10回くらい重ねたような作りになっています。夜なのに空に虹が出現したり、マサ御用達のBARではマスターが気分転換にアコースティックギターを奏でていたり。アユに学校で友達ができたと思ったら、マサの連絡先をもらった途端に一瞬で友情は終わったり……。いやいや、展開クサすぎ!早すぎ!でもありえないからこそ、ファンタジーとしてかなり面白く見られるのです。個人的には今期、イチオシの作品です。■“あの時代”のエネルギーを凝縮したおもしろドラマまたドラマのBGMでは当然ながら、TRFなどといった往年のエイベックス関連ソングが多数流れています。だからこそ「懐かしい!」「この歌詞はこういう意味だったのか」と、SNSでは“あの時”を懐かしむ声で溢れていました。ドラマ1話の反応を見ていて思ったのは、「アラサー&アラフォーの心には、あゆ魂がしっかり根付いている」ということです。私自身はすでに、原作を読んでいます(浜崎あゆみはなぜ暴露本を出したのか 読んで気づく40歳の真意)。なのでこの物語がどう進んでいくか、何がフィクションなのかを確認しながら観ていくことになるでしょう。いっぽうで知らない人は純粋にコメディとしてのこのドラマを、懐かしさというソースを添えて楽しむことができると思います。いやいや、アユの強さは令和になっても健在。笑いを求める皆さんは、土曜の夜11時15分は予定を明けておきましょう!(文・イラスト:おおしまりえ)
2020年04月20日シンガーソングライターの星野源(39)が4月3日にインスタグラムで公開した新曲『うちで踊ろう』の弾き語りに、注目が集まっている。《家でじっとしていたらこんな曲ができました》と切り出した星野は歌詞と共に《誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?》と呼びかけた。すると同日、歌手の三浦大知(32)が星野の動画に歌声と振り付けを重ねてインスタグラムに投稿。5日には女優の高畑充希(28)も《おうちが楽しくなるね》と星野との“デュエット”動画を公開した。“うちで踊ろう”は瞬く間に広がり、石田ゆり子(50)や吉田羊(年齢非公表)といった女優たちも参戦。さらに様々な方向性に進化しているのだ。6日に芸人のゆりやんレトリィバァ(29)は、米国の公開オーディションに出場した水着姿で楽曲に合わせたダンスを披露。いっぽうシンガーソングライターの岡崎体育(30)はトライアングルを持って、星野とのコラボ動画をTwitterに公開。だが最後まで音を鳴らさなかったため、《鳴らさんのかーい!!》《うわっ!天才!笑》などツッコミが寄せられた。このような星野の発信力は、過去にも人々の心を和ませていた。「星野さんは11年の東日本大震災が起きた直後、サカナクションの山口一郎さん(39)に連絡を取りました。被災者や不安を感じている人々に少しでも安らいでもらうため、2人でUstream配信を始めたのです。また今年2月中旬からNTTドコモのCMで起用された楽曲『未来』は、震災の2日後に生み出した作品。先が見えないなか、『自分の職業は必要なのか』と葛藤しながら作ったといいます。星野さんは明るい未来を信じながらも、不安を抱える人々の気持ちに寄り添える。だからこそ、共感者も多いのでしょう」(音楽関係者)そんな星野を讃える声が寄せられている。《こういう素晴らしい企画を思いつくのはやっぱり星野源なんだよなぁ》《源さんの優しい歌詞と歌声を公開されてから数え切れないほど聴いてきたけど、沢山の人の重なりに楽しくて泣けてくる。今の心の支え》《星野源さんの取り組みでますます音楽が好きになる。音楽って素晴らしいよね。心に寄り添ったり負担を軽くしてくれたり》《星野源の「うちで踊ろう」のみんなの動画見てたら元気出た笑顔の連鎖、歌の力だね》
2020年04月07日「SCHOOL OF LOCK! キズナ感謝祭supported by 親子のワイモバ学割」の生配信が本日3月22日、14時からYouTubeで行われる。『SCHOOL OF LOCK!』は2005年からTOKYO FMをキー局に全国放送されているラジオ番組である。コンセプトは「全国の蒼き若者たちの未来の鍵(LOCK)を握るもうひとつの学校!」。遠山大輔(とーやま校長)が約10年にわたりメインパーソナリティを務め、10代中心に好評を得てきた。このラジオ番組のイベントとして行われるのが「SCHOOL OF LOCK! キズナ感謝祭supported by 親子のワイモバ学割」だ。タイトルは遠山のパーソナリティ退任と卒業のシーズンにちなんだもの。一時はコロナウイルス騒動による安全面の影響から開催中止となったが、幾度の協議によって動画配信という形で行われることが決定。BiSH、BLUE ENCOUNTによるライブパートに加え、川上洋平([Alexandros])、髙橋ひかる、Perfume、山口一郎(サカナクション)、LiSAといったレギュラー出演者陣による動画生授業を、番組の公式YouTubeアカウントからライブ配信する。また配信中にオンエアされる、音声授業パートには、Eve 、Mrs. GREEN APPLEがそれぞれレギュラーコーナー「アーティストLOCKS!」の特別編として音声だけのスペシャル授業を収録したものを配信予定だ。■公演情報「SCHOOL OF LOCK! キズナ感謝祭 supported by 親子のワイモバ学割」配信日時:3月22日(日)14時00分頃~(予定)番組公式YouTubeアカウント: ライブパート出演:BiSH BLUE ENCOUNT動画生授業パート出演:川上洋平([Alexandros])、髙橋ひかる、Perfume、山口一郎(サカナクション) 、LiSA音声授業パート出演:Eve、Mrs. GREEN APPLE(ゲスト:Matt)MC:とーやま校長
2020年03月22日「半年前にチケットが当たってから、今日のライブをずっと楽しみにしていたので本当に残念です。中止の判断は仕方ないですが、国の対応があまりにも後手後手な気がしていて……」こう語るのは3人組テクノポップユニット・Perfumeのファンだ。2月26日昼すぎ、安倍晋三首相(65)は新型コロナウイルスの対策会議で今後2週間、スポーツや文化イベントなどの開催について中止・延期といった対応をとるよう要請。この発表を受け、Perfumeは同日予定していた東京ドームでのライブ公演中止を開演直前に決定した。また同日に大阪・京セラドームで公演を予定していたEXILEも当日に中止を決断。さらに、星野源(39)や人気バンド・サカナクションらも近くに予定していたライブの開催延期や中止を続々と発表。プロ野球も29日から予定しているオープン戦の全試合を無観客試合とすることを決定した。公演を待ち望んでいたファンが多くいるなか、苦渋の決断を下した数々のアーティストやスポーツ団体。中止や延期の対象と想定しているイベントについて菅義偉官房長官(71)は「全国から参加者を募ったり、国もしくは全国規模の団体が開催したりする、大規模なイベントを考えている」と述べたが、明確なガイドラインは提示されていない。全て主催者側の判断に委ねられてしまう状況だけに、ネット上ではイベントを決行した側と中止した側の“分断”を不安視する声があがっている。《こうやって次々とイベントが中止になると、次はイベントを実施した方に怒りの矛先が向くわけですよ。「○○は止めたのに、なんでやるの?」から始まって、「こんなときに非国民だ」ってエスカレートして、足の引っ張り合いにも似た地獄が待ってるわけ》《国が「中止しなさい」ではなく「主催者側で考えて自粛して下さい」っていう責任をイベンター側に押し付ける形の対応を取ってるから、自称正義マンの矛先が全部主催者に向いちゃうんだよね。国は感染拡大させたく無いけど悪者にもなりたく無いっていうとても都合の良い考えなんだよ。マジで悲しくなる》政府の要請前日の25日にコンサートを開催すると発表したPerfumeの運営に対しては、Twitterでこんな声が寄せられていた。《中止を決めるイベントが多い中、コンサートを強行する理由が分かりません。自分達さえ良ければ良いって考えは非常に幼稚です。そのワガママのせいで#Perfumeに関係しない人が亡くなっても知らないっていう無責任な考えなのでしょうか?》主催者には経済面でも苦難が待ち受けている。政府は中止や延期を決定した主催者に対する補償策は、一切発表していない。コロナウイルスによる中止や延期の場合、チケット購入者への払い戻しを決定している主催者が多い。つまり、会場費やスタッフの人件費といった多額の金額が負債となってのしかかることになる。そうした苦境を明かしたのが、3月1日に予定していたライブ中止を発表した3人組バンド・Non Stop Rabbitのボーカルである田口達也。中止を発表した26日夕方、田口はTwitterに《コロナウイルスに感染していなくとも、生活が困難になる事実を政府に届けたい》としてこう明かした。《今回のコロナウイルスによるライブの中止、保険は降りません。豊洲PIT公演にかかる会場費・制作費・人件費・グッズ代は1,000万円を超えています。通常通り開催できていればチケットの売上は1,200万円を超えているため、赤字になることはありませんでした》続けて《ファンを守れるのであれば、赤字を背負うことに抵抗は全くありません》とするも、悲痛な思いをこう綴った。《僕らの様なアーティストはこの規模のライブの中止で会社すら潰れかねない損失を受けます。音楽という仕事すら続けられなくなる可能性が中止の決断一つ出てしまうのです》25日、コロナウイルスの政府への対応について菅官房長官は会見で「先手先手だと思います。しっかりやっている」と答えていた。果たして、政府の耳に主催者の“叫び”はどこまで届いているのだろうか――。
2020年02月27日野外音楽フェス「スペース シャワー スウィート ラブ シャワー 2020 -25thアニバーサリー-(SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2020 -25th ANNIVERSARY-)」の開催中止が決定。当初、2020年8月28日(金)・29日(土)・30日(日)の3日間、山梨・山中湖交流プラザ きららにて開催される予定だった。野外音楽フェス「ラブシャ」25年目のアニバーサリーイヤー「スペース シャワー スウィート ラブ シャワー」通称“ラブシャ”は、富士山と山中湖を望む絶好のロケーションで音楽を楽しめる音楽フェス。2019年開催時はあいみょん、サカナクション、Official髭男dismらが出演し、全券種ソールドアウト、3日間計約8万人の来場者を記録した。1996年にスタートした本フェスは、2020年で25周年。今回はそんな節目となるアニバーサリーイヤーの開催となる。また、現段階では出演アーティストなどの詳細は不明。今後随時公開される予定だ。【詳細】<開催中止>スペース シャワー スウィート ラブ シャワー 2020 -25thアニバーサリー-開催日:2020年8月28日(金)・29日(土)・30日(日)会場:山中湖交流プラザ きらら住所:山梨県南都留郡山中湖村平野479-2
2020年02月15日「ビクターロック祭り 2020」の中止が決定。2020年3月20日(金・祝)に千葉・幕張メッセで開催される予定だった。出演アーティストをフルで楽しめるフェス「ビクターロック祭り」2020年で7回目の開催を迎える「ビクターロック祭り」は、レコード会社・ビクターエンタテインメントが主催するロックフェス。最大の特徴は、出演アーティスト全てを裏かぶり無しで楽しめること。豪華ラインナップのライブを一日で一挙に体験することが可能だ。ウルフルズやくるり、サカナクションら豪華出演陣2020年は、14組のアーティストが集結。ウルフルズ、くるり、サカナクションをはじめ、KEYTALK、ORIGINAL LOVE、SANABAGUN.、サンボマスター、四星球、Yogee New Waves、夜の本気ダンス、GRAPEVINEが名を連ねる。そのほか、オーディションを勝ち上がったzo-sun parkに加え、DJダイノジ、DJやついいちろうが出演し、会場を盛り上げる。【詳細】ビクターロック祭り 2020※開催中止※チケットは払い戻し対応。払い戻しについては公式HP(参照<出演アーティスト>ウルフルズ、くるり、サカナクション、KEYTALK、ORIGINAL LOVE、SANABAGUN.、サンボマスター、四星球、Yogee New Waves、夜の本気ダンス、GRAPEVINE、zo-sunpark、DJダイノジ、DJやついいちろう
2020年02月06日「FM802 RADIO CRAZY」が本日12月25日から3日間、インテックス大阪で開催される。「FM802 RADIO CRAZY」は大阪のラジオ局FM802が主催する毎年恒例のロックフェスティバル。ロックの大忘年会である当企画は2009年に始まり、11回目を迎える。さらに今年はFM802の開局30周年を記念して3日間の開催となった。出演アーティストはデビュー25周年を迎えたGLAYをはじめ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、indigo la End 、Official髭男dism、King Gnuなど豪華なアーティスト陣が名前を連ねる。また1日目は「FM802 RADIO CRAZY×ROTTENGRAFFTY 20th ポルノ超特急臨時大増便!!」と題した、ROTTENGRAFFTYがホストを務める特別企画がスタンバイ。Masato(coldrain)、北島康雄(四星球)、10-FEET、ヤバイTシャツ屋さんが客演参加するということで注目したい。さらに3日目にはフィッシュマンズのボーカル・佐藤伸治氏が亡くなって20年となる節目を覚えて「"I’M FISH"~フィッシュマンズトリビュート ホストバンド bonobos」が行われる予定だ。フィーチャーされるボーカルは蔡忠浩(bonobos)、福永浩平(雨のパレード)、牧達弥(go!go!vanillas)、三原健司(フレデリック)と発表されており、期待が高まる。■公演情報「FM802 30PARTY FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2019」日時:12月25日(水)、26日(木)、27日(金)開場9:00/開演11:00場所:インテックス大阪・12月25日(水)FM802 RADIO CRAZY×ROTTENGRAFFTY 20th ポルノ超特急臨時大増便!! / OKAMOTO’S / Official髭男dism / KANA-BOON / King Gnu / グッドモーニングアメリカ / Survive Said The Prophet / SHISHAMO / SHE’S / sumika / teto / 10-FEET / Nothing’s Carved In Stone / Hump Back / パスピエ / ビッケブランカ / ポルカドットスティングレイ / MY FIRST STORY / LAMP IN TERREN / ROCK KIDS 802 EXTRA CRAZY BANDLIVE HOUSE Antenna:Karin. / サイダーガール / w.o.d. / Novelbright / YAJICO GIRL / ユアネス音波神社・境内ステージ:FM802弾き語り部・松本 大(LAMP IN TERREN) MC飯室大吾 / 竹内アンナ・12月26日(木)ASIAN KUNG-FU GENERATION / 阿部真央 / 打首獄門同好会 / KEYTALK / 木村カエラ / 9mm Parabellum Bullet / GLIM SPANKY / GLAY / Saucy Dog / THE ORAL CIGARETTES / SCANDAL / ストレイテナー / 東京スカパラダイスオーケストラ / TOTALFAT / BURNOUT SYNDROMES / 04 Limited Sazabys / BLUE ENCOUNT / フレンズ / マカロニえんぴつ / milet / ヤバイTシャツ屋さん / ユニコーンLIVE HOUSE Antenna:Age Factory / オカモトコウキ(OKAMOTO’S) / ズーカラデル / DENIMS / ハンブレッダーズ / みゆな / reGretGirl音波神社・境内ステージ:KENNY(SPiCYSOL) / ロザリーナ・12月27日(金)["I’M FISH"~フィッシュマンズトリビュート ホストバンド bonobos] / 雨のパレード / [ALEXANDROS] / indigo la End / ウルフルズ / ORANGE RANGE / キュウソネコカミ / クリープハイプ / GOING UNDER GROUND / go!go!vanillas / サカナクション / THE BAWDIES / サンボマスター / SUPER BEAVER / TALTOオールスターズ / the telephones / Nulbarich / BIGMAMA / フジファブリック / フラワーカンパニーズ / フレデリック / Yogee New Waves / 緑黄色社会LIVE HOUSE Antenna:おいしくるメロンパン / カネコアヤノ / kobore / the chef cooks me / The Songbards / Tempalay / ネクライトーキー音波神社・境内ステージ:FM802弾き語り部・松本 大(LAMP IN TERREN) MC田中乃絵 / いちろーとせんせい(東京カランコロン) / 藤森元生(SAKANAMON) / むぎ(猫) MC加藤真樹子
2019年12月25日二階堂ふみ(25)と染谷将太(27)が出演する、相鉄都心直通記念ムービー『100 YEARS TRAIN』が28日に公開された。11月30日に相鉄線とJR線の相互直通運転が始まることを記念して作られた約3分半の動画だ。相鉄線が開業した大正時代、電車内で隣り合わせた女性(二階堂)と男性(染谷)。女性は声をかけられず、昭和・平成・令和と時代を超えてすれ違い続ける恋物語が描かれている。さらに音楽は、人気バンド「くるり」の『ばらの花』と「サカナクション」の『ネイティブダンサー』をマッシュアップ(複合)した楽曲を採用。また相鉄グループの公式サイトには、横須賀市出身の窪塚洋介(40)や横浜市出身のふかわりょう(45)といった横浜にゆかりのある著名人もメッセージを寄せている。すでに動画は60万回以上も再生され、ネットで話題を呼んでいる。《ちょっと…これすごい、めちゃめちゃいい 二階堂ふみさんと染谷将太さんが生まれ変わりながら100年間すれ違いを繰り返す男女を演じているの 逆説的に「出会いとは即ち奇跡」を表現している ものすごい胸にグッとくる》《やばい!これはやばい!これはアートが好きな人音楽好きな人二階堂ふみが好きな人染谷将太が好きな人…や!何も好きじゃなくても、とにかく心臓にバチコーーーン何かヒットする!!!!!!やー、二階堂ふみは、本当すげーわ》同グループのYouTube公式アカウントでは、メイキング&インタビュー動画も公開している。そのなかで「電車内での印象的な体験談」として、二階堂は過去に撮影終わりで染谷と一緒に電車に乗ったことを述懐した。二階堂と染谷といえば、12年に公開された映画『ヒミズ』で共演。互いの“怪演“が認められ、同作で第36回日本アカデミー賞新人俳優賞をW受賞していた。そのため、往年のファンからはこんな声も上がっている。《ヒミズコンビ好き。今日から都心直通嬉しい。もっと地元帰ろう》《「ヒミズ」を見て、2人のファンになった自分にとっては、久々にお二人が共演されていることが、この上なく嬉しいです》12月6日に放送される『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)でも再共演が告知されたばかりの二階堂と染谷。今後も“最強タッグ” として話題を呼びそうだ――。
2019年12月01日二階堂ふみと染谷将太を主演に迎えた相鉄都心直通記念ムービー「100 YEARS TRAIN」が本日11月28日(木)よりYouTubeにて公開された。今回の映像は、100年以上の歴史がある相鉄線が、大正・昭和・平成と時代に合わせて移り変わっていく様子と、令和時代に入ってから都心に直通することで人々の環境が変化する様子を描いた約3分半のムービー。二階堂さん演じる女性が、染谷さん演じる男性にひとめぼれするシーンから始まり、時代を超えて繰り返し再会してはすれ違う、男女の切ない恋が展開し、最後には直通運転により2人の関係に変化が生まれる…。映像では、大正から令和へ、それぞれの時代を表現するため、車両や衣装、美術品なども当時の様子をリアルに再現。大正時代では着物や袴、昭和時代では着物を仕立て直した衣装を。そして、モノクロ写真、プリクラ、スマートフォン画面など、各時代の最後には“時代を象徴する写真”が登場し時代の流れを表現。また、共演者にはママインフルエンサーの星玲奈や、ネットドラマに出演する早瀬慧なども乗客役として登場している。今回この撮影は、綿密に準備し丸2日間にわたり行われたそう。過去にも共演経験のある主演の2人は、息の合った演技を見せ、スムーズに撮影は進行。また、カットが入ると二階堂さんは乗客役の女の子と話したり、服装を直してあげたりと楽しそうに触れ合う様子も。本作について「時代によって変わる衣装や小物のちょっとした変化を楽しんでほしい」と話す二階堂さん。一方、染谷さんは見どころとして「ふみちゃんの4変化に注目だ」と言い、「それぞれ違う時代だけど一貫性をもたせることがすごく面白くて、やりがいがあると感じた。また、実際に大正時代はいろんなものがミックスされだした時代で、すごく素敵だと思う」と作品について語っている。舞台となっている電車にちなんで、“電車内での印象的な体験談”について問われると、「そういえば昔、撮影の帰り道に染谷君と電車乗りましたね」と二階堂さんが切り出し、染谷さんは「そう言えば、帰り道一緒になりましたね!撮影の帰り道、ほのぼのした思い出ですね」とふり返る。そんな2人に変装はしたのかと尋ねると、「普通の格好で一緒に帰りましたよ、だいぶ前の話なので、周りの人も気づいていないと思う」と驚きの体験談を披露した。また、本ムービー内の音楽には「くるり」の「ばらの花」と「サカナクション」の「ネイティブダンサー」といった2つの既存曲をマッシュアップした楽曲を起用。このマッシュアップ曲を現在「FLOWER FLOWER」yuiと「odol」のミゾベリョウが歌い手となり世界観を盛り上げている。yuiさんは「完成した映像と音が一緒になったのを観た時は、超大作の映画に携わらさせていただいたような大きな感動で、たくさんの人達を見守って来た電車の歴史と人との関係性がドラマチックに描かれていて、100年もの間、電車が走り続けることが改めて当たり前と思ってはいけないんだと感じました。そんな変化の瞬間に歌を通して携わることができて、とても幸せです」と参加した感想を述べ、ミゾベさんも「首都圏で暮らす僕たちにとって、鉄道とその暮らしは密接に関係していて、この出来事の大きさと、100年の長さを感じました。ひとりのミュージシャンとして、関われたことを誇らしく思います」とコメントした。(cinemacafe.net)
2019年11月28日9月30日、稲垣吾郎(45)がTOKYO FMの新番組「THE TRAD」に生出演した。番組は「THE TRAD」という架空のレコード店の設定だ。「流行に左右されない上質な音楽をじっくり味わう」をコンセプトにスタートした。稲垣は“吾郎店長”として、月・火曜日にパーソナリティとして生出演する。フリーアナウンサーの吉田明世(31)が “店員”としてアシスタントを務める。稲垣がラジオのレギュラー生放送を務めるのは初めてだという。番組放送中、Twitterのトレンドには「#稲垣吾郎」が。それを放送中に知った稲垣も、番組内で「嬉しい」と歓喜した。初回ゲストは片桐仁(45)が登場。稲垣と片桐は舞台「No.9-不滅の旋律-」(18年)で共演し、公私ともに親交が深い。片桐は、稲垣の誕生日に贈った自作の“耳型”スマホケースについてエピソードを披露。「稲垣は良い耳」と絶賛する片桐は、作製にあたって何度も稲垣の耳を撮影して作ったという。稲垣は番組内で、Stevie WonderやThe Jackson 5、サカナクションといった新旧洋邦交えたアーティストの楽曲を選曲。さらに番組後半には「新しい地図」の楽曲「72」も流した。そんな稲垣にDJとしての手腕を絶賛する声も寄せられた。《音楽にあまり詳しくないので、こんなに素敵な曲が聴けて新しい音楽の世界にデビューしました》《本当に良い選曲だった。 もうそれの勝利。 稲垣吾郎ファンでなくとも素晴らしい番組だったと思う。特に前半。 音楽マイスターが選曲、とあったけど、一体どなた? どれも洒落てて、テイストは異なり、テーマに即し、しかも稲垣吾郎のイメージとも沿っている》《上質な音楽っていうからわくわくしてたけど、わくわく通り越して選曲良すぎて唖然…大御所Stevieから始まり、Billie。彼女、個性強いんだけど歌声が柔らかいんだよね。Ella Fitzgerald…ジャズの女王じゃないですかなんですか… 横アリでレコード祭開いて!》コンセプト通りにリスナーを満足させた稲垣。新たな音楽ファン獲得にも期待できそうだ。
2019年09月30日ニッポン放送の『オールナイトニッポン』(25:00~)と『オールナイトニッポン0(ZERO)』(27:00~)が、10月14日~19日の1週間、『オールナイトニッポン ミュージックウィーク』と題して、すべての番組をミュージシャン・アーティストが担当する。『オールナイトニッポン』は、レギュラーパーソナリティの菅田将暉・星野源に加え、オールナイトニッポン初挑戦となるサカナクションの山口一郎、現在も月に1回オールナイトニッポンを担当しているWANIMA、2005年までレギュラーでパーソナリティを務めた西川貴教が一夜限りの復活でパーソナリティを担当する。さらに月曜の『菅田将暉のオールナイトニッポン』にはTOSHI-LOW(BRAHMAN / OAU)が出演。水曜はレギュラーパーソナリティの乃木坂46に加え、欅坂46・日向坂46から2名ずつが登場し、「坂道グループのオールナイトニッポン」として、一夜限りのオールナイトニッポンを担当する。『オールナイトニッポン0(ZERO)』は、レギュラーパーソナリティのCreepy Nuts、King Gnuの井口理に加え、パーソナリティ初挑戦となる打首獄門同好会、TENDOUJI、2回目の担当となるハマ・オカモト(OKAMOTO’S)がパーソナリティとして登場。そして大トリを務めるのは、銀杏BOYZ・峯田和伸とサンボマスター・山口隆の2名となる。
2019年09月30日アンリアレイジ(ANREALAGE)の2020年春夏コレクションが、2019年9月24日(火)に、フランス・パリにて発表された。テーマは「アングル」デザイナー森永邦彦は、2019-20年秋冬コレクションから「服」そのものにフォーカスした新しい実験をスタートした。「ディテール」をテーマに服の細部をデフォルメした前シーズンに対して、今シーズンは「アングル(ANGLE)」をコンセプトに据えている。森永が注目したのは、画像化したデジタルな洋服のイメージが、カメラアングルによってその形を変容させる点。立体的な3Dの洋服を、平面的な2Dの画像イメージに変え、それをハイアングル、ローアングル、サイドアングルといった視点から見つめ直すことで、新しい洋服の構造を模索している。定番服を3つの視点から見つめ直すステージに登場するのは、オックスフォードシャツやカレッジTシャツなど誰もが目にしたことのあるベーシックウェア。ただし、様々なアングルで捉えたその洋服たちは、斬新なシルエットに再構築されている。エンブレム付きのブレザーを例にとると、ハイアングルから見たピースは、肩幅やアームホールをオーバーサイズに、ウエストや袖口をスリムに仕立てることで、逆三角形のフォルムへと導いている。サイドアングルから捉えたものは、右袖が前身頃に、左袖が後ろ身頃に移動したかのようなアシンメトリーなシルエットが印象的。ローアングルから再構築したピースは、首回りを極端に小さく設計し、裾に向けて緩やかに広がっていくAラインシルエットに仕上げた。襟やボタンといった細部にいたるディテールまでデフォルメされている。立体?平面?だまし絵のような服また、身に纏うと立体的な“洋服”であることに間違いはないのだが、平面的なイメージからパターンを起こしているため、折り畳むとフラットな“和服”のようになる点も面白い。トレンチコートのショルダー部分に注目すると、本来ならば肩に沿うようなパターンが用いられるはずが、森永が仕立てた服は平置きした時に真っ平らになる設計が施されている。バッグなどの小物においてもそれは顕著で、キャンバストートやキルトレザーのハンドバッグなど通常厚みのあるバッグが、薄いフラットなバッグに姿を変えて登場。遠近法を巧みに使った“だまし絵”のようなビジュアルとなっており、ウェアに負けないほどの存在感を放っていた。演出にもこだわりショーの演出にも、アンリアレイジらしい感性が光る。1つのベーシックウェアをベースとした3体のルックを同時にランウェイに登場させることで、それぞれの違いを浮き彫りにしたのだ。また前シーズンに引き続き、ショー前にインスタグラムでコレクションピースを公開するという斬新な手法を取った。通常“ネタバレ”となってしまうような行為だが、アンリアレイジにとっては、これもゲストを楽しませるための1つの仕掛け。インスタグラムで公開されたトロンプルイユのような画像を目にした人は、これは立体なのか、果たして平面なのか…疑問を拭えぬままショーに向かったはずだ。なおショーミュージックは、以前より森永と親交の深いサカナクションの山口一郎と、山口が代表を務めるNFの青山翔太郎が担当。世界最古の電子楽器テルミンなどを用いて今シーズンの世界観を表現した。
2019年09月28日読者の方の中には、「ウォークマン」と聞いても、どこかピンとこない方も多くなっているかもしれません。 ウォークマンとは、カセットテープを入れていつでもどこでも音を愉しむことのできる画期的な商品でした。わたしの父も、音楽好きでは決してなかったはずだけれど、わたしたち娘にウォークマンを与えてくれて、好きな音楽を持ち歩けることの楽しさを教えてくれたような気がします。やがてソフトはCDやMDへと変わり、iPodが世の中に出てきたときにも、それはもう世間は大変な騒ぎだったことはたしかわたしが大学生だったころ。 1979年に世の中にウォークマンが現れてから、もう40年。その節目となる今年、ウォークマンが音楽とともに常に寄り添い歩んできた“人”にフォーカスしたプログラムが、「Ginza Sony Park」で開催中です。 体験型展示「My Story, My Walkman」では、ミュージシャンのサカナクション・山口一郎氏や、俳優のたなか氏、バレエダンサーの飯島望未氏ら、さまざまな著名人40名に伺ったウォークマンとのエピソードを、1979年から1年毎に紹介。当時彼らが聴いていた楽曲を、その年代に販売していたウォークマンで実際に聴くこともできます。 Big Walkman:高さ約2.5メートルの巨大なウォークマンのオブジェを地上フロアに登場。ポップなデザインで夏にぴったりな、スポーツモデルの初号機「WM-F5」が、来園をお出迎えします。 My Story, My Walkman:1979年から現代まで1年ごとに区切り、実際にウォークマンを愛用していた各年代のアーティストやクリエイターなど総勢40名の著名人の方々に伺った思い出とともに、当時聴いていた楽曲をその年に発売されていたウォークマンで実際に楽しむことができます。 Custom Walkman:Ginza Sony Parkがもつ空間の”余白”スペースには、アーティストが自由にカスタマイズしたウォークマンを期間限定で展示されています。 また、8月24日からは、ウォークマンをモチーフにしたオリジナルポーチも販売。Discman やMDウォークマンなど、実物大ポーチのデザインは全部で8種類。昔実際に使っていたモデルのポーチに出会えたら、なんだかあの頃に戻れるような気がしませんか。数量限定ですので、気になる方はお早めに!(※即日完売の可能性もあります。ご了承ください) 数量限定で発売です。お早めに。 「音楽を外で愉しむ」というライフスタイルが今や当たり前にあるのも、すべてのスタートはウォークマンがあったから。過去の歴史をたどり、今あるものに想いを馳せる。そんな時間の過ごし方も、とっても贅沢なものだと思います。残りわずかな期間です。ぜひ足を運んでみてください。WALKMAN IN THE PARK会期:2019年7月1日(月)- 9月1日(日)時間:10:00 – 20:00会場:Ginza Sony Park PARK GL/地上フロア – PARK B4/地下4階料金:無料出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年08月29日ロックバンド・サカナクションの山口一郎が5日、東京・銀座の複合商業施設「GINZA SIX」で行われた「ROOF TOP ORCHESTRA -音を奏でる庭園-」メディア先行内覧会に出席した。同イベントは、山口が2016年に立ち上げたプロジェクト「NF」がプロデュースを手掛け、同所の屋上庭園「GINZA SIX ガーデン」に音と光とテクノロジーをミックスさせた空間を演出。「オーケストラの演奏台」をイメージした6つの6面体のモニュメントには、オーケストラが囲うように光の柱を設置。 来場者がモニュメントを打楽器のように叩くことで、 音と光が連動していく。また30分に1回、 約30秒間の特別演出を実施され、オーケストラが演奏前に一斉に調律をするように音と光が会場全体が包まれる。山口は空間を演出するに至った経緯について「僕の職業はミュージシャンですが、ミュージシャンってライブと音源を作ることしか表現する場所がない。時代は、どんどんアップデートするのにミュージシャンが表現する場所が増えないのは違和感でした」と明かし、「こういう取り組みをきっかけで、いろんなミュージシャンの表現する場所が増えていくといい」と展望を語った。また同所でのライブイベントを開催する予定があることを明かすと、「聞いたところによるとここは音量制限がないらしい」と不敵に微笑んだ山口は、「10月までの間に何度かできたら」と銀座屋上ライブを宣言していた。同イベントは、8月6日から10月31日まで開催される。入場料は無料。
2019年08月06日今週末に楽しめるニューなトピックスをまとめてチェック!「あいちトリエンナーレ2019」と「リボーンアート・フェスティバル 2019」が開幕、ズッカとイラストレーターNoritakeのコラボ展第3弾、表参道ヒルズで楽しむ「旨辛刺激MENU」etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け! ◆「あいちトリエンナーレ2019」がついに開幕。サカナクションなど国内外80組以上のアーティストが参加(〜10/14)前回に引き続き芸術監督に津田大介を迎え、4回目の開催となる本年は、“情の時代 Taming Y/Our Passion”をテーマに、様々な表現を横断する最先端のアートを紹介。◆石巻でアートや音楽を楽しむ芸術祭「リボーンアート・フェスティバル 2019」が開催! (8/3〜9/29)豊かな自然を舞台に地元の人々と作りあげた「アート」「音楽」「食」が楽しめる新しい総合芸術祭が、宮城県石巻・牡鹿地区を中心に58日間に渡り開催。レストラン「Reborn-Art Dining」の様子(2017年)◆京都・清水寺で陶芸アーティスト桑田卓郎の作品展「日々(にちにち)」(8/3〜25)清水寺で2012年にスタートした「FEELKIYOMIZUDERA」プロジェクトの一環として、アーティスト桑田卓郎の作品を展示。Tea Bowl, 2017© Takuro Kuwata, Photo by Kazuya Sudo◆ズッカ、イラストレーターNoritakeとのコラボ展第3弾! シャツワンピやリュックなどのコラボ商品が登場(〜9/10)ズッカとNoritakeによる共同企画展示の第3弾。「ねむくなる」をテーマにした多彩なコラボレーションアイテムがラインアップ。◆石田製帽が手掛ける、ヴィンテージ素材のストローハットの販売会がパスザバトンで開催(8/3〜終了日未定)パスザバトン(PASS THE BATON)丸の内店と表参道店にて、「石田製帽(ISHIDASEIBOU)」が手掛ける麦わら帽子の販売会を開催。◆表参道ヒルズに旨辛メニューが期間限定の登場! シビレ系担々麺から生姜カクテルまで(〜9/30)表参道ヒルズのレストラン10店舗にて、山椒や花椒、カレー、ハラペーニョ、生姜など多様な辛さがやみつきになる「旨辛刺激MENU」を提供。
2019年08月02日8月23日(金)・24日(土)・25日(日)の3日間、山口・山口きらら博記念公園にて開催される西日本最大級の野外音楽フェスティバル『WILD BUNCH FEST. 2019』の追加出演アーティストが発表された。【チケット情報はこちら】追加出演アーティストとして奥田民生、NAMBA69、そして各日のオープニングアクトとしておいしくるメロンパン、KOTORI、reGretGirlが発表された。さらに、タイムテーブルも発表され、1日目のトリは10-FEET、2日目はMONOEYES、最終日大トリはサカナクションが務めることが決定した。合わせてエリアマップも発表され、専用CAFE・エアコン付きトイレ・喫煙所・充電ブースが完備された有料ラウンジエリア「WILD BUNCH LOUNGE」の詳細などが明らかになっている。チケットは、ライブエリア入場券、有料ラウンジ券ともに発売中。■WILD BUNCH FEST. 20198月23日(金) 開場10:30 / 開演 12:008月24日(土)・25日(日) 開場9:30 / 開演11:00会場:山口きらら博記念公園(山口県)
2019年08月01日サカナクションの山口一郎率いる「NF」がプロデュースするサウンドインスタレーション「ROOF TOP ORCHESTRA -音を奏でる庭園-」が、2019年8月6日(火)から10月31日(木)まで、東京・銀座の複合商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」の屋上庭園で開催される。ギンザ シックス屋上庭園に「NF」のサウンドインスタレーションが出現音楽のみならず、ファッションやアート、テクノロジーなど様々な分野をつなぎ合わせることで新しい“音の可能性”を追求するプロジェクト「NF」。今回彼らは、地上約56mに位置する銀座最大の屋上庭園を舞台に、音と光とテクノロジーが融合した参加型のサウンドインスタレーションを制作した。連動する音と光が空間を包み込む庭園の水盤エリアと芝生エリアには「オーケストラの演奏台」をイメージした6つの6面体モニュメントと、それを小編成のオーケストラが囲っているような構図で光の柱を設置。来場者がモミュメントを打楽器のように叩くと、合計36種類の音と光が連動するインタラクティブな演出がスタートする。各モミュメントは独立しており、複数の来場者がそれぞれ異なるモミュメントに触れることで、まるでモミュメント同士が共鳴し合うように、空間全体を音楽と光で包み込む。30分に1度だけの特別演出もまた、30分に1度だけ全ての光と音がコントロールされ、「NF」が作り出した音と光が空間を“調律”する特別演出も用意されている。サウンドクリエイションを手掛けたのは、「NF」の発起人である山口一郎と、音楽家の黒瀧節也。36種類の音色は、会場となる屋上庭園からインスピレーションを得て作られたものだという。開催概要「ROOF TOP ORCHESTRA -音を奏でる庭園-」開催期間:2019年8月6日(火)〜10月31日(木)※8月26日(月)のギンザシックス休館日も入場可能。※招待制イベントの開催や天候により中止となる場合あり。時間:日没〜23:00会場:ギンザシックス屋上「ギンザシックス ガーデン」入場料:無料主催:ギンザシックスサウンドプロデュース:NF空間演出・制作:博展
2019年07月21日隈研吾×サカナクション山口一郎×アンリアレイジ森永邦彦による「クリエイションの未来展 _ more than Reason」を7月20日から9月24日まで、LIXILギャラリーにて開催する。LIXILギャラリーでは、2014年9月より日本の建築・美術界を牽引する4人のクリエイター、清水敏男(アートディレクター)、宮田亮平(金工作家)、伊東豊雄(建築家)、隈研吾(建築家)を監修者に迎え、それぞれ3ケ月ごとの会期に独自のテーマで現在進行形の考えを具現化した展覧会企画「クリエイションの未来展」を開催している。今回はその一環として「クリエイションの未来展 _ more than Reason」を建築家の隈研吾、ミュージシャンの山口一郎(NF/サカナクション)、アンリアレイジデザイナーの森永邦彦が、建築とファッションと音楽の境界を越境したコラボレーション作品を発表する。意味や解釈、理屈を超えた体験を作ることを目指した作品が展示される。【展示会情報】more than Reason 隈研吾+山口一郎(NF/サカナクション)+森永邦彦(ANREALAGE)展会 期:2019年7月20日〜9月24日会 場:LIXILギャラリー場所:東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビルLIXIL:GINZA 2F時間:10:00〜18:00休館日:水曜日、8月10日〜15日、25日入場無料
2019年07月18日サカナクションは、新シングル「忘れられないの/モス」を、2019年8月21日(水)にリリース。2019年6月19日(水)に6年ぶりとなる新アルバム『834.194』をリリースし、大ヒットを記録しているサカナクション。新シングル「忘れられないの/モス」は、その先行リード曲であり、「モス」はフジテレビ系 木曜劇場「ルパンの娘」の主題歌、「忘れられないの」はSoftBank music project テレビCM「速度制限マン」篇のCMソングとなっている。今回は、80年代の音楽・カルチャーに影響を大きく受けたこの2曲を収録したシングルであることから、あえて当時普及し始めていた8センチCDシングルでリリース。パッケージも当時と同じく縦型の形状となる。さらに通常シングルに加えて、カラオケ版も収録した。8センチCD用のパッケージ商品部材や工場での生産数量の制約があり10,000枚限定でのリリースとなるので、気になる人は早めにチェックしておいた方がよさそうだ。また、シングル特典として、MVディレクターの田中裕介によるMV絵コンテと、シングルのジャケットにも採用された写真のプロマイド風フォトカードが付属。ジャケットデザイン・特典も含めて田中によるトータルプロデュースのパッケージという特別仕様だ。【詳細】サカナクション 8cm Single「忘れられないの/モス」リリース日:2019年8月21日(水)価格:1,200円+税■収録曲1. 忘れられないの(SoftBank music project テレビCM「速度制限マン」篇 CMソング)2. モス(フジテレビ系 木曜劇場「ルパンの娘」主題歌)3. 忘れられないの(カラオケ)4. モス(カラオケ)※封入特典あり(“忘れられないの”MV絵コンテ、プロマイド風フォトカード)※プレイパス対応(CDがスマホで聴けるダウンロードカード封入 有効期限2020/8/31日まで)※本商品CDの再生には、8センチCD対応プレイヤー、または専用のアダプターが必要。非対応のプレイヤーの場合、機器の故障やディスクの破損を招くおそれあり。
2019年07月15日映像監督・映像作家の山田智和の初個展「都市の記憶」が、伊勢丹新宿店メンズ館内のギャラリースペース「アートアップ」にて開催される。期間は、2019年7月31日(水)から8月20日(火)まで。山田智和は、ブランド広告、MV、ファッション誌のビジュアル撮影など、幅広く活動する映像監督・映像作家。水曜日のカンパネラやサカナクションの映像作品で頭角を現し、2018年には米津玄師「Lemon」やあいみょん「マリーゴールド」、ゆず「うたエール」といった人気ポップミュージックのMVを手掛けている。個展「都市の記憶」は、作中に度々登場する、自身が生まれ育った街“東京”がベースとなっている。撮影で訪れた都市での記憶や体験を、映像と写真を組み合わせた独自のスタイルで表現した作品が並ぶ。展示される写真作品は購入も可能だ。また、会場では、本イベントのメインビジュアルをプリントしたTシャツも数量限定で販売される。【詳細】山田智和 個展「都市の記憶」開催期間:2019年7月31日(水)~8月20日(火)会場: 伊勢丹新宿店メンズ館 2階 ギャラリースペース「アートアップ(ART UP)」住所:東京都新宿区新宿3-14-1※展示内容が変更になる可能性あり。
2019年07月14日企画展「クリエイションの未来展 more than reason 隈研吾+山口一郎(NF/サカナクション)+森永邦彦(ANREALAGE)展」が、2019年7月20日(土)から9月24日(火)までの期間、東京・銀座のLIXILギャラリーにて開催される。「クリエイションの未来展」は、建築家の隈研吾、伊藤豊雄、アートディレクターの清水敏男、金工作家の宮田亮平の4人のクリエイターが展開する企画展。3ヵ月の会期ごとにそれぞれ独自のテーマを設け、現在進行形のアイデアを具現化した作品の展示を行っている。今回は、そんな「クリエイションの未来展」を、建築家の隈研吾、サカナクションのボーカル・山口一郎、アンリアレイジ(ANREALAGE)のデザイナー・森永邦彦の3者のコラボレーションで実施する。今後も継続的に展開していく3者によるコラボレーションのプロローグという位置付けで開催し、“建築とファッションと音楽の境界を越境する”作品を展示予定だ。【詳細】クリエイションの未来展 more than reason 隈研吾+山口一郎(NF/サカナクション)+森永邦彦(ANREALAGE)展開催期間:2019年7月20日(土)~9月24日(火)開館時間:10:00~18:00会場:LIXILギャラリー住所:東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビルLIXIL:GINZA 2階入場料:無料休館日:水曜日、8月10日(土)~15日(木)、25日(日)
2019年07月13日米津玄師やあいみょんなどのMVを手掛ける山田智和の初個展「都市の記憶」が、伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペース「ARTUP/アートアップ」で、7月31日から8月20日まで開催される。サカナクション、米津玄師、Chara、水曜日のカンパネラ、KID FRESINO、あいみょん等のアーティストのミュージックビデオや、企業広告、ファッション誌での写真連載からTVドラマまで、多岐にわたる業界の第一線で活躍する映像作家の山田智和。近年では、手がけた米津玄師の楽曲「Lemon」のMVがYouTubeにて再生回数4億回以上(2019年7月現在)を記録し、話題となっている。山田智和(映像監督/映像作家)そんな山田にとって初めての個展では、これまで手掛けられた作品の中にも度々登場する、自身が生まれ育った街“東京”という都市の記憶や体験を、映像と写真に収めた作品を発表する。スペースでは、本展のメインビジュアルをプリントしたTシャツも数量限定で販売される。【イベント情報】山田智和 個展「都市の記憶」会期:7月31日〜8月20日場所:伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内 “ART UP”時間:10:00〜20:00
2019年07月11日NHK総合で毎週土曜に放送されている「SONGS」の7月6日(土)オンエア回は「サカナクション」が6年ぶりに登場。ボーカルの山口一郎が旧知の仲という番組責任者の大泉洋と対談、スタジオでは700人のファンを集め新アルバム曲をスペシャルライブする。山口一郎を中心とする男女5人構成のバンドである「サカナクション」は2005年、北海道で結成され2007年にデビュー。着実に人気を広げていった彼らは2010年、初の日本武道館でのライブを開催。フジテレビ系「dinner」の主題歌となった「ミュージック」などがヒットし2013年には紅白出場も果たす。その後も映画『近キョリ恋愛』の主題歌として起用された「蓮の花」や映画『バクマン。』の主題歌「新宝島」など、続々とヒット曲を世に送り出し、今年6月には6年ぶりとなるアルバム「834.194」をリリース。改めていま熱い注目を浴びている。今回はともに北海道出身で旧知の仲でもある番組責任者の大泉さんと、バンドのボーカルで楽曲制作の主軸にもなっている山口さんが北海道にゆかりのある寿司屋で対談。これまでもことあるごとにお互いをなじり合い、衝突し合ってきたという2人は、今回の対談でも仲がいいのか悪いのか分からない2人ならではのやりとりを繰り広げる。そんな中で露わになっていく山口さんの現代音楽シーンに対する深い考察や、ニューアルバムのリリースが2か月延期となった実情…。また歌詞作りで悩んでいたときにかけられた“恩人”松任谷由実の言葉にも注目。これまでに語られることのなかった山口さんの本音は必見。さらに番組お馴染みのライブパートではスタジオに700人のファンを集め、日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞したヒット曲「新宝島」に、当時の自らの心情を表現したという魂の歌「グッドバイ」。80年台アダルト・オリエンテッド・ロックへのリスペクトから生まれた人気CMソング「忘れられないの」の3曲をスペシャルライブ。6年ぶりのニューアルバムに収録されたこの3曲のパフォーマンスから見える彼らの最新の姿にも注目。注目の新作アルバム「834.194」からは「モス」が夏ドラマの主題歌に起用されるなど、新たな動きを活発化させている「サカナクション」。彼らの魅力に迫る「SONGS」は7月6日(土)23時~NHK総合でオンエア。(笠緒)
2019年07月06日時代を彩るエンターテインメント作品の数々。そのつくり手たちをおさえておけば、最先端の流行もわかる。映画プロデューサー・宇田充さんが、今まさにチェックするべき新星を紹介!野心をしっかり持っている人。それがブレイクする条件です。人気の映画を多数プロデュースしている宇田充さん。業界内外の映画好きの人たちから、気になる監督や脚本家について情報収集し、多くの作品を鑑賞しているそう。「気になる人のリストは、常に30~40人程度は持っています。おもしろそうだと思った人には直接会って、どんな作品を撮りたいのか、何に興味があるか、などを聞きます。作品の内容も大事ですが、ブレイクするかどうかは、野心と強い生命力を持っていることが重要。蜷川実花さんも、写真に惹かれてお会いしたのですが、良い意味で非常に野心溢れる人です。それがあるからこそ、写真家としてはもちろん、監督としても人としても成功したのではないでしょうか」青くてエモく、でもドライな感じ。そこが新鮮でイイ。二宮 健勢いと青さ、異様なぶっとばし感もある作風が最高。最初に観たのが高橋一生さん出演の『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』。日本映画の王道とされる、余韻やリアクションを長めに映す、といったことがなく、カット尻が短いところが特徴ですね。ガンガン入れ食いで映像を編集していく、そのアグレッシブな感じが心地よい。ちょっと暴力的で派手なんですが、繊細な心の描写が細い糸のようにずっと繋がっているような印象があって、なんでしょう、非常にエモかった。感情を動かす力があるというか。疾走感のある、カラッとした青春モノとかを撮ってほしいです。日本でできる監督は少ないので。『チワワちゃん』マンガ家・岡崎京子の同名マンガを実写化。“チワワ”と呼ばれた女性のバラバラ遺体が発見された。残された仲間が彼女について語るが、誰も本名を知らず…。主演は門脇麦。DVD&Blu-ray発売中発売元:東映ビデオ販売元:東映©2019『チワワちゃん』製作委員会二宮 健1991年生まれ、大阪府出身。10代から映画を撮り始め、‘15年に大阪芸大の卒業制作で撮った『SLUM-POLIS』が話題を呼び全国で公開された。代表作に『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』(‘17)が。物語の後ろにある“時代”を映し出す。藤井道人自分でオリジナルの脚本を書き、監督もするという、いわゆる“王道”的な監督です。社会的なテーマに興味がある印象がありますが、物語の裏にある“時代性”のようなものに惹かれているのかな、と思います。作風は、カット数が少なくじっくり丁寧に撮るタイプ。そして光の使い方が上手く、とても画がキレイです。どこかノスタルジックな雰囲気が漂うルックも魅力だと思います。『デイアンドナイト』は、ラストシーンの演出に、監督としての自信を感じました。社会派みたいなことを突き詰めてエンターテインメントに昇華するような、ちょっと昔の作品ですが『バベル』的な感じのものを撮ってほしいです。『デイアンドナイト』俳優・山田孝之がプロデュースを手がけたオリジナル映画。父の自死をきっかけに帰郷した主人公。善と悪はどこから来るのかを描く。主演は阿部進之介。©2019「デイアンドナイト」製作委員会藤井道人1986年生まれ、東京都出身。日大藝術学部映画学科卒業後、伊坂幸太郎原作の『オー!ファーザー』(‘14)でデビュー。シム・ウンギョン、松坂桃李W 主演の社会派サスペンス映画『新聞記者』が6/28公開。フィジカルで感覚的。言葉にならない感情を画にできる才能です。山田智和音楽やファッション業界、役者さんから、「この人と仕事をしたい!」と、今一番名前が挙がる映像作家。一眼レフで自主映画をつくり始めた第一世代だと自認されており、手持ちで、深度の浅い美しい映像を感覚的に撮っていくので、仕上がりがとてもエモーショナルなんです。古い例えで恐縮ですが、香港の映画監督ウォン・カーウァイのカメラマンをしていたクリストファー・ドイルを彷彿とさせます。まだ劇場映画は撮っていませんが、楽しさ、切なさなどの感情を、言葉を使わず映像で描ける才能の持ち主なので、ぜひ恋愛映画を撮ってほしい。ベタな設定でも、彼が撮れば全然違うものになる気さえします。KID FRESINO「Coincidence」雪が降った東京・新宿の街を、KID FRESINOがラップをしながら歩いていく姿を映した幻想的なビデオ。交通量の少なさゆえ、車道の真ん中でラップをしている姿が印象的。山田智和1987年生まれ、東京都出身。日大藝術学部映画学科出身。あいみょんや、サカナクション、米津玄師、ゆずなどのMVを監督。「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019」でBEST VIDEO DIRECTORを受賞。識者・宇田 充さん映画プロデューサー。代表作に『ヘルタースケルター』(‘12)、『陽だまりの彼女』(‘13)が。7/5より蜷川実花監督、藤原竜也主演『Diner ダイナー』が、9/13には『人間失格 太宰治と3人の女たち』が公開。※『anan』2019年7月3日号より。取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2019年06月30日深田恭子主演の7月スタートのフジテレビ新ドラマ「ルパンの娘」(原作・横関大)から、豪華キャストたちが写る異色なポスタービジュアルが到着。さらに、本作の主題歌は「サカナクション」が担当することが明らかになった。「代々泥棒一家の娘」と「代々警察一家」の息子との決して許されない恋愛を描くラブコメディー「ルパンの娘」。深田さんが主人公・三雲華を、相手役の警察官・桜庭和馬を瀬戸康史が演じるほか、渡部篤郎、小沢真珠、栗原類、どんぐり、加藤諒らが参加する。今回公開されたポスタービジュアルでは、泥棒スーツに身を包んだ“Lの一族”三雲華(深田さん)、尊(渡部さん)、悦子(小沢さん)、渉(栗原さん)、マツ(どんぐりさん)、巌(麿赤兒)、さらにそれを追いかける和馬(瀬戸さん)がユニークなポーズで登場している。加えて、深田さんの泥棒スーツの全身ビジュアルも公開。本作のために筋力トレーニングを積み重ね、およそ10kgもの増量を行った瀬戸さんのがっちりとした肉体にも注目だ。泥棒スーツについて深田さんは「衣装合わせの時にテーブルの上にたくさんビジュアルの資料があって、“これはなんの資料なのかな…?”、“このポーズは一体…?”というのが率直な感想です(笑)。衣装を着て初めてポーズをしてみたんですが“意外とできた”とほっとしました」と言い、「皆さん、二度見、三度見されるのかなと。かなり驚かれると思います。“なんのドラマが始まるの…?”と(笑)。皆さんの反響が楽しみです」と、このビジュアルを見る人たちへメッセージを寄せている。一方、瀬戸さんは「僕が格好も含めていちばん普通だと思うのですが、皆さんがぶっ飛んだ設定や世界観で演じられているので、逆に僕の方がおかしいのではないかという錯覚に陥ってしまいました(笑)」と撮影の感想を明かし、「和馬はきっと真面目さが面白くみえるコンセプトなので、“Lの一族”の皆さんが面白いので、こっちも笑いが欲しくなってしまうのですが、狙わずに我慢して、真面目一択の精神でやろうと思ってます」と意気込んだ。そんな“Lの一族”泥棒スーツのデザインを担当したのは、大河ドラマ「龍馬伝」「平清盛」などの人物デザイン監修や、『ヤッターマン』にてドロンジョの衣装デザインも担当した人物デザイナーの柘植伊佐夫。スーツの制作にあたって、柘植さんは素材に一番こだわったそう。特撮戦隊もののようなスーツとは異なる、新たなイメージを作り上げたいと考え、あえてノスタルジック感を醸し出し、光の反射で色合いが多少変化するベルベット素材を使用しているという。さらに、主題歌は「サカナクション」のニューアルバム「834.194」に収録の「モス」に決定。「サカナクション」山口一郎は「このような表現の楽曲を高く評価して頂けることに、ロックバンドとして光栄に思います。個人的な話になりますが、深田恭子さんの主演ドラマだと伺った際には小さくガッツポーズしました(笑)」とコメントを寄せている。「ルパンの娘」は7月11日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2019年06月24日6月21日(金)今夜の「ミュージックステーション」は中村倫也と木下晴香が初登場、映画『アラジン』の名曲を披露するほか、山下智久がソロとしては6年ぶりの出演を果たし人気ドラマ主題歌をパフォーマンス。「IZ*ONE」も新曲を引っさげ2度目の出演を果たす。6月7日に封切られ怒涛の快進撃を続ける映画『アラジン』で吹き替え版キャストを務める中村さんと木下さんが今回「Mステ」に初登場。アニメ版の主題歌でもあり、それ以来20年以上にわたり世界中で愛され続けてきた「ホール・ニュー・ワールド」をSPデュエットする。ジャスミン役の木下さんは昔からカラオケで同楽曲を歌っていたといい、「この曲はデュエット曲なのでいつも寂しくひとりで歌っていました。この作品に携わって、アラジンとデュエットさせてもらえることが本当にうれしいです」と感激もひとしおの様子。木下さんは「憧れ続けてきた外の世界に初めて飛び出したジャスミンのときめきや喜びを感じていただけるように、私自身も楽しんで歌うことを心がけています」とコメントしてくれた。今回の放送では「Mステ」のスタジオに駆け付けられないアラジン役の中村さんと“魔法の力”で共演する木下さんだが、中村さんについて「本当に優しくて、常にユーモアを欠かさない素敵な方。取材等の現場で、いつどんな面白い言葉と行動が出てくるかわからないので、いつも楽しみにしています」と話す木下さんは「『ミュージックステーション』でも、素敵なアラジンを思い浮かべて、心を通じ合わせて歌えるように頑張ります」と意気込む。興収100億も視野に入る大ヒット作の主人公を演じる2人による“魔法”のデュエットをお楽しみに。ソロ6年ぶりの出演となる山下さんは自身が主演のドラマ「インハンド」のOP曲「CHANGE」を、スタジオでファンを前に生パフォーマンス。今作では作詞にも挑戦しているという山下さんは「6年ぶりには感じていないですが、心を込めて作った曲なので凄く楽しみ。『CHANGE』を通して、誰かの光になるよう精一杯思いを込めたステージにしたいと思います」と出演の意気込みを語ったほか、ファンを前にしてのパフォーマンスに「人数が限られてはいますが、ファンの方々とお会いできることはとてもうれしいです」「いつも応援していただき、逆に力をもらっているので、スタジオに来られないファンの方々含め、最高のパフォーマンスを届けられる様にベストを尽くしたいです」とメッセージを寄せた。今年2月以来、今回が2回目の登場となる「IZ*ONE」は6月26日(水)発売のシングル「Buenos Aires」を披露。今作は「タンゴ調でラテンの雰囲気溢れるクールな曲」だという宮脇咲良は「私たちIZ*ONEの楽曲では今まで挑戦したことのないジャンルなので新しい一面を見ていただけると思います」と楽曲をアピール。メンバーいわく「“顔面国宝”のミンジュが初のセンター」を飾る点が見どころだという「Buenos Aires」にいまから期待が高まる。そのほか、「サカナクション」が話題のCM曲「忘れられないの」を、高嶋ちさ子は大ヒットディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の劇中歌「彼こそが海賊<パイレーツ・オブ・カリビアン>」をイケメンチェリストと共に、「ゆず」は弾き語りドームツアーに向けて作られたアコギだけで奏でる最新曲「SEIMEI」をパフォーマンス。徳永英明はデビュー曲「レイニー ブルー」を特別に「Mステ」初披露する。またMステスーパーライブをふり返る「Mステ一気見せ!あの年のスーパーライブ」は、CDがもっとも売れた1998年のMステスーパーライブをフィーチャーする。「ミュージックステーション」は6月21日(金)今夜20時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2019年06月21日梅雨のシーズンを迎えた日本列島。ジメジメ、ジトジトとした季節の後には本格的な夏到来!この夏、CM界ではいま大活躍中の人気俳優たちがこぞって“アイス”のCMに出演しており、ヒンヤリどころか、ズルいほどに熱い“アイス男子”バトルを繰り広げている。竹内涼真と“恋愛シミュレーションゲーム”!ランキングサイト「ランキングー!」が発表した「相合傘をしたい20代俳優ランキング」(10~40代の女性2,684名にアンケート調査)で2位に選ばれた、爽やかさが人気の竹内涼真。ロッテ「クーリッシュ」のCMでは、4月にオープンした恋愛シュミレーションゲーム「ときめきクーリッシュ」が話題。もし、引っ越し先のマンションのお隣が竹内さんだったら?癒しボイスの竹内さんと会話を続けながら、見事告白されたらゲームオーバーという“逆”恋愛シミュレーションゲームは、ときめきフレーズを連発する竹内さんに惚れずにはいられない!竹内さん初となる“壁ドン”シーン撮影の様子などを収めたメイキング&インタビュー映像も公開されている。さらに5月からは、より“クール”に決めたスーツ姿の竹内さんが登場する新CM「すごい冷たい篇 パイン」もスタート。なお、竹内さんといえば、メナード薬用ビューネの“ビューネくん”としてもお馴染み。「聞いてよ~ビューネくん!」と、女性たちが肌の悩みを打ち明けに次々と駆け込んでくる新CMも6月10日にオンエア開始。7月19日にはビューネくん史上初、一夜限りのライブ配信に初挑戦するらしいので併せてチェックしてみて。そんな竹内さんが吹き替えに初挑戦し、カメオ出演も果たした『名探偵ピカチュウ』は現在、世界各国で大ヒット中。生まれて初めて映画館で観た映画が『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』という竹内さんは根っからのポケモンファンで、今回夢をひとつ叶えた形に。9月には白衣姿が眩しい映画『初恋ロスタイム』も待機する。さらに、「怒り」「悪人」の吉田修一のサスペンス・アクション小説を『MOZU』シリーズの羽住英一郎監督で映像化する藤原竜也主演『太陽は動かない』(2020年5月公開)では、誰が演じるのか注目を集めていた主人公の“相棒”役を、藤原さんの“後輩”にあたる竹内さんが射止めた。2人は初共演ながら、藤原さんは竹内さんに対し、「彼に引っ張られる部分もあったし、彼がいたからこそ助かったなというシーンもいっぱいありました」と絶大な信頼を寄せている様子だ。吉沢亮、口元のチョコがあざとすぎ!?今年6月で俳優生活10周年という区切りを迎える吉沢亮は、インタビュー集「Interview」が6月14日に、写真集「Departure」が6月21日に発売される。NHK連続テレビ小説「なつぞら」では、広瀬すず演じるヒロイン・なつの“幼なじみ”で憧れの存在・山田天陽を演じており、“想い人”なつが兄(犬飼貴丈)と同じくアニメーションという夢の仕事のために東京に根付くことを決めたことを知り、切ない境地を体現したばかり。その吉沢さんを彼女目線で堪能することができるロッテ「ガーナアイス」の新WEBムービー「風呂上がり」篇、「寝起き」篇、「とって」篇は、公開されるやSNSが騒然!WEBムービーでは吉沢さんが年下彼氏、バンドマン彼氏、会社の後輩彼氏の3役に扮し、つい口元にチョコがついてしまう「#あざとチョコ」を実践中だ。これほどまで“あざとい”彼氏の演技は初めてだったそうだが、こんな吉沢亮を“待ってた”“見たかった”人も多いだろう。オフショットでの髪がぴょんぴょんに跳ねた寝ぐせ姿も、あざといほどに可愛いすぎる!また、広瀬さんとはソフトバンク「ウルトラギガモンスター+」CMシリーズでも共演。「サカナクション」の「忘れられないの」が彩る同CMでは、広瀬さんと吉沢さんが東京と北海道で遠距離恋愛中のカップルを演じており、朝ドラと同様の展開(!?)を迎えている。吉沢さんは先日、『空の青さを知る人よ』(10月11日公開)で長編アニメ映画の声優に初挑戦することが発表されたばかり。31歳のギタリスト・金室慎之介と、13年前に上京してきた18歳の慎之介・通称“しんの”の一人二役を務める。二役といえば、えい政と漂を演じた『キングダム』は動員数401万人、興行収入53億円突破の特大ヒットとなっており、新たな代表作を手に入れた。「365日、毎日がアニバーサリー」をテーマにした「NYLON JAPAN」の企画でスーパーマンに扮したり、東京・表参道で開催中(~6月16日まで)「ミス ディオール展覧会」のオーディオガイドを務めるなど、売れっ子となっても幅広い活躍を見せる吉沢さん。今後も、広瀬さんと再共演する『一度死んでみた(仮)』や、北村匠海&小松菜奈と3人兄妹を演じる『さくら』などが控えている。田中圭、アイス職人のパパ姿が熱い!ドラマ「あなたの番です」では絶対的ピンチに陥った、あざと可愛いほどの年下夫・翔太を熱演中の田中圭。妻・菜奈(原田知世)の身を一途に案じながらも、視聴者から“子犬”と形容される甘え上手っぷりや、“年の差夫婦”のいちゃいちゃに悶絶する人が続出。そして森永乳業「MOW」のCMでは、おそろいのパティシエ姿で朝ドラ「なつぞら」でなつの少女時代を好演した粟野咲莉と共演、小さなアイス専門店を切り盛りするまっすぐでピュアな職人パパに扮している。アイスづくりに夢中になりすぎて、時々まわりが見えなくなる熱さは、ちょっぴり翔太に似ているかも。歴史上の偉人好きで、格言好きという一面もあるらしい。一方、チャキチャキとして、おしゃまなところもある“娘”役の粟野さんは、待ちくたびれたお客にすかさずフォローを入れるなど、不器用な父の良き代弁者であり、いつも温かく見守っている微笑ましい役どころ。続きが見てみたくなるCMだ。「おっさんずラブ」以降、CM本数が激増した田中さんは、アフラック「あなたの健康を応援したい:ジム」篇では、キレキレのダンスにバイク、バランスボールと「あなたの番です」で演じるスポーツジムのインストラクターさながらお笑い芸人・あばれる君を煽りまくり、ジム慣れ(!?)している姿を披露。また、花王「ハミングファイン」では、『シン・ゴジラ』や「わろてんか」の松尾諭と汗っかきの“熱暑(あつあつ)男子”に。田中さんが吹き替え声優を務めている『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』に松尾さんも声優として参加しており、CMでの息ぴったりのかけ合いは、初共演とは思えないほど暑苦しいようでいて楽しい。最後の爽やかスマイルにも注目だ。『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(8月23日公開)で、約1年ぶりに春田として帰ってくる田中さん。ムロツヨシと古田新太W主演の7月期ドラマ24「Iターン」では、「びったれ!!!」(’15)のヤクザ時代を彷彿とさせる“冷徹な頭脳派ヤクザ”役に決まっており、また違った表情を見せてくれそうだ。このほか、井村屋の新たな人気商品「やわもちアイス」は、歌舞伎俳優の二代目・尾上松也がイメージキャラクターを務めていることでもお馴染み。尾上さんはドラマ「さぼリーマン甘太朗」で演じたようなスイーツ男子ぶりを、本CMシリーズでも見せてくれる。なお、アイスクリームではないが、“ロックアイス”のCMには「ジャニーズJr.」内の注目ユニットで『映画 少年たち』にも出演した「Snow Man」が清涼感たっぷりに登場。先日6月9日「ロックアイスの日」限定でオンエアされた、新曲「Lock on!」をパフォーマンスするテレビCMや“69秒”の限定スペシャルムービーはWEBで目にすることができる。(text:Reiko Uehara)
2019年06月13日