ジェニファー・ローレンスが『Don’t Look Up』に主演することになった。『バイス』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアダム・マッケイが監督するコメディ映画で、脚本もマッケイが書き下ろしている。主人公はふたりの科学者。半年後に隕石が地球にぶつかることを発見したふたりは、世界中にそれを伝えようとするが、誰も信じてくれないというストーリーらしい。製作はNetflix。マッケイはパラマウント・ピクチャーズと契約を結んでいることから、最初にパラマウントに持ち込んだが、7,500万ドルという予算が高すぎると断られたようだ。年内のリリースを目指し、撮影は4月ごろ開始される。ローレンスの最近作は、昨年6月公開の『X-MEN:ダーク・フェニックス』。文=猿渡由紀
2020年02月20日ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが演じる、マイアミ市警の名物刑事コンビ“バッドボーイズ”が活躍する、久しぶりの続編にして第3作目となる『バッドボーイズフォー・ライフ』が公開中だ。全米では同日公開の『ドクター・ドリトル』を抑えて、興行成績ナンバーワンの座を獲得。大ヒット発進となった本作は、なんと言ってもハードなアクションのなかで交わされる、漫才のような軽妙な掛け合いが魅力だ。なかでも、いまとなってはハリウッドのトップスターとなったウィル・スミスが、“当たり役”となったマイクを再びいきいきと演じる姿が“胸アツ”。「やっぱりウィル・スミスは“バッドボーイズ”が一番」と思わせる好演を見せている。もちろん、前作以降、コメディ映画で存在感を発揮していたマーティン・ローレンスのおとぼけも健在。絶妙なコンビネーションで観客を沸かせる。さらに注目したいのは、本作の監督だ。『バッドボーイズ』シリーズといえば、豪快さとユーモアをあわせ持つマイケル・ベイ監督のイメージが強いが、今回は新鋭のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーがメガホンを取った。アウトロー・クライムアクション映画『ギャングスタ』での、キレのある演出と迫力あるバイオレンスシーンが話題になったふたりだが、その資質が本作『バッドボーイズフォー・ライフ』にぴったりとはまり、批評家筋の評価のみならず、観客の支持が圧倒的に大きい作品となった。主演コンビとともに、監督コンビの仕事も堪能してほしい一作だ。『バッドボーイズフォー・ライフ』公開中
2020年02月03日『Mommy/マミー』『たかが世界の終わり』のグザヴィエ・ドラン監督の最新作にして、初の英語作品となる『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』。この度、人気TVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でブレイクし、本作で主演を務めたキット・ハリントンが、主人公との共通点やドラン監督への想いを明かした。主人公ジョン・F・ドノヴァンを演じるキットといえば、「ゲーム・オブ・スローンズ」の主要キャラクター“ジョン・スノウ”役で絶大なる人気を獲得した。大ヒットTVシリーズに出演し、一躍スターの座へと駆け上った人気俳優のジョンの謎に包まれた死を巡る本作では、もともとドランの作品のファンだったというキットと監督との相性は最高だったようだ。「これまでのグザヴィエ・ドラン監督作品は観客として観ていたので、そのグザヴィエからのオファーは本当に嬉しかった。そして名だたる共演者を聞いてさらに興奮したんだ」とキットは語る。「僕が演じたジョンというキャラクターは、TVドラマで一気に人気者になるんだけど、はじめ脚本を読んだ段階では、主人公はジェニファー・ローレンスを10倍にしたような映画界の人気スターだったのが、少しずつ『人気ドラマへの出演をきっかけにブレイクし、映画の世界へ踏み出す俳優』という設定に変わっていったんだ。つまり僕にそっくりなキャラクターにね。違う人格だけど自分に似ているジョンという役を演じるのはときめいたよ。だから、自分が知りうる限りのすべてをこの作品に捧げたし、ドランとは最高だった」。さらにキットは、「この映画では僕たちがいるショウビジネスの世界のリアルを描いているんだけど、この作品をきっかけに何かが変わればよいと、僕もグザヴィエも思っているんだ」と意味深にコメント。1人の少年との“秘密の文通”により明かされるという、人気スターの切なくも衝撃的な死の真相がますます気になる言葉を寄せている。『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』は3月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・F・ドノヴァンの死と生 2020年3月13日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2018THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
2020年01月31日ジェニファー・ロペスがゴールデングローブ賞助演女優賞ノミネートなど、続々と賞レースにノミネートしている『ハスラーズ』。この度、本作からキービジュアルと本予告映像が公開された。リーマンショックで打撃を受け、差し迫った事情でお金が必要だったストリッパーたちが、裕福な男たちから大金を騙し取りまくった実際の事件をまとめた取材記事を基に映画化した本作。到着したタイトルがネオンのように光るキービジュアルでは、W主演のジェニファー・ロペスとコンスタンス・ウーや、本作でスクリーンデビューとなった大人気女性ラッパーのカーディ・Bとリゾらの姿が。そして併せて公開された映像では、お金が舞う“最高の年”の様子からスタート。しかし、リーマンショックが起こり、「奴らから金を奪い返そう」と、男たちを泥酔させる様子が確認できる。世界中の観客に本作が支持された理由に挙げられる“シスターフッド=女同士の絆の深さ”や、きらびやかなショービジネスの裏で葛藤する女性の強さなどが映し出されている。『ハスラーズ』は2020年2月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年12月20日先週末、ジェニファー・アニストンがクリスマス・パーティーを開催したという。出席者はグウィネス・パルトロウ、ケイト・ハドソン、ジミー・キンメルらセレブ。その中には、元夫のブラッド・ピットもいたという。「People」誌が報じた。関係者によると、ジェニファーとブラピは「ジェニファーの誕生日から、何回か連絡を取っていて、仲良くしているようです」とのこと。今年2月、ジェニファーが50歳の誕生日を迎え、ロサンゼルスのサンセット・タワー・ホテルで行った誕生日会にもブラピは参加していた。「彼女の人生において大切な人たちが、お祝いに駆け付けました。ブラッドは、その人たちのグループに溶け込んでいました。彼が来たいと望むのは、すごく自然なことだったんです」と当時、関係者が語っていた。今年5月、「Entertainment Weekly」が直接ブラピに「ジェニファーとヨリを戻すんですか?みんな知りたがっていますよ」と質問。ブラピは「オー・マイ・ゴッド!よい一日を!」と言って去っていった。ジェニファーは、2000年~2005年に結婚していたブラピと良好な関係を築いているだけでなく、2018年2月に2年半の結婚生活に終止符を打ったジャスティン・セローともいまだ付き合いが続いている。先月、ジェニファーが感謝祭近くに開いたパーティーに、普通に参加していた。(Hiromi Kaku)
2019年12月17日『96時間』ピエール・モレル監督が女優ジェニファー・ガーナーと組み、壮絶なるリベンジ・アクション巨編に仕立てた『ライリー・ノース復讐の女神』が2020年2月19日(水)にBD&DVDで発売になることが決定した。家族の命を奪われ、圧倒的な殺しのスキルを身に着け非情な復讐を遂げていくライリー・ノースには、名女優ジェニファー・ガーナー。2000年代に「エイリアス」や『エレクトラ』ほか数多くのアクション作品に出演した彼女が、時を経て11年ぶりにアクションを解禁、完全復活を遂げた。本作で演じるキャラクターは凄腕の殺し屋でも、スパイでも、刑事でもない、ひとりの心優しい母親。家族を奪われ、法に裏切られ、全てを失った彼女は、自ら最強の殺人マシーンとなって、街に巣くう悪党を一掃していく。また本作は、リーアム・ニーソン主演で大ヒットを記録した『96時間』や、『アルティメット』『パリより愛をこめて』といった傑作アクションで知られるピエール・モレル監督の最新作。主人公の喪失と怒りが全編に映し出され、特殊効果やデジタル処理に頼ることなく、どこまでもリアリティーにこだわった迫力の骨太アクション映画が完成した。このほど発売になるセルブルーレイとDVDには特典映像として、メイキングやインタビューなど貴重映像が複数収録予定。本編と合わせてチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライリー・ノース復讐の女神 2019年9月27日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2018 LAKESHORE ENTERTAINMENT PRODUCTIONS LLC AND STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年12月06日マーベル・スタジオ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズやDCの新生『スーサイド・スクワッド』で知られるジェームズ・ガンがプロデュースを務める、楽天の第1弾配給作品『ブライトバーン/恐怖の拡散者』。本作で謎の少年ブランドンを愛情深く育てる母親を演じているのは、映画・TV界においてコメディとドラマの両部門で様々な役柄を演じ、プロデューサー業や監督業など、多方面で活躍を見せるエリザベス・バンクス。リブート版『チャーリーズ・エンジェル』の監督としても話題の彼女に改めて注目した。聡明で、才能に溢れ、好奇心旺盛な少年ブランドン(ジャクソン・A・ダン)が、普通の人がもつことのない異常な力を発揮し始め、カンザス州・ブライトバーンをとてつもない恐怖に陥れていく本作。その母親トーリを演じたエリザベスといえば、2002年から2007年に製作されたアメコミ映画の金字塔、サム・ライミ版『スパイダーマン』シリーズで主人公ピーター・パーカーが働く新聞社の編集長の秘書ベティ・ブラントを演じ、キュートなボブヘアでファンを魅了。公開時、主要キャストではないにもかかわらず、ネット上では「この綺麗な人は誰?」と注目を呼び、話題となった。また、実在した天才詐欺師フランク・W・アバグネイル・Jrの半生をスティーヴン・スピルバーグ監督がレオナルド・ディカプリオ主演で映画化した『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(’02)では、ディカプリオ演じるフランクと恋仲になる銀行員ルーシー役に。2012年から2015年にかけて全4作が公開されたジェニファー・ローレンス主演の大人気シリーズ『ハンガー・ゲーム』では、ジェニファー演じるカットニスの住む12地区の付添人エフィー・トリンケットを演じ、色鮮やかで奇抜なファッションに身を包み、抜群の存在感を発揮。口コミから大ヒットとなった音楽コメディ映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズでは全作を製作、自らもゲイル役で出演し、『ピッチ・パーフェクト2』(’15)で監督デビューした際にはミュージカル史上最高のオープニング成績、初監督作品として最高のオープニング成績、女性監督として2番目のオープニング成績を記録するなど快挙を達成。さらに、クリステン・スチュワート、ナオミ・スコット、エラ・バリンスカが新生エンジェルを演じる『チャーリーズ・エンジェル/Charlie’s Angels』(原題/11月15日全米公開予定)では監督、脚本、製作ほか、エンジェルたちをサポートするボズレー役で出演も果たしており、彼女の活躍はとどまることを知らない。そんな彼女が、本作では少年ブランドンに翻弄される母親トーリを熱演。実力派女優としての真価を見せる姿にも注目してみてほしい。『ブライトバーン/恐怖の拡散者』は11月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月27日先月、結婚の手続きを行ったとされるジェニファー・ローレンスとアートディーラーのクック・マロニーが、先週末に挙式した。会場はロードアイランド州ニューポートのベルコート邸。「People」誌などによれば、アデル、キャメロン・ディアス、エマ・ストーン、エイミー・シューマー、シエナ・ミラー、クリス・ジェンナー、ニコール・リッチーら150人のゲストが出席したという。会場周りには多くのセキュリティーガードが配置され、プライバシーが守られるようになっていたといい、出席者にも「SNS禁止令」が出された模様。出席したと思われるセレブのSNSに、現時点では結婚式の写真は投稿されていない。関係者によると、ジェニファーのウエディングドレスは長年ミューズを務めている「ディオール(DIOR)」のものだったとのこと。2人の交際が明らかになったのは昨年6月で、今年2月に婚約を発表していた。婚約後、クックとの結婚の決め手を聞かれたジェニファーは、「(結婚を考えるにあたり)すごく基本的なことから始めた。自分がどのように感じるか。彼はいい人?やさしい?それで、この人だなって思った。バカみたいに聞こえるかもしれないけど。いままで出会った中で最高の人だから、マロニー家の一員になれることをすごく光栄に思ってる」と語っていた。(Hiromi Kaku)
2019年10月21日ヴェルサーチェ(VERSACE)は、2020年春夏ウィメンズコレクションを2019年9月22日(日)にイタリア・ミラノで発表した。ジェニファー・ロペスが纏った1着のドレスを起点に今シーズンのヴェルサーチェは、2000年度グラミー賞授賞式でジェニファー・ロペスが纏ったドレスを着想源としている。トロピカルでゴージャスなそのドレスは、たちまち世界からの注目を浴び、皆がインターネットで検索したことで、当時Googleで最も検索件数の高いトピックのひとつとなった。しかし、検索してもジェニファーのドレスは表示されることがなく、それがきっかけでGoogleチームが画像ページを生み出したという。テクノロジーの発展に寄与したドレスに捧げるオマージュファッションがテクノロジーの発展に寄与した、その1着のドレスにオマージュを捧げ制作する今回のコレクションは、とびきりゴージャスでトロピカル。特に、彼女のドレスが、ジャングルや自然の柄を取り入れていたことから、その表現が多用され、現代的かつより豪華絢爛に昇華されている。タイトなカクテルドレスからデニムジャケットまで、グリーンのトロピカル柄が配され、花のビジューによって煌びやかを纏う。今回はクラシカルなチェック柄でさえ、柔らかなグリーンのプリントが派生した。ストライプのシャツには自然を描く精緻な刺繍が施され、マニッシュなトレンチコートにはグリーンのグラデーションが染み渡っている。これらのデイリーなスタイルに加えて、ジェニファーさながらの煌びやかなドレスがランウェイを飾った。全身がビジューで構成されたドレスはまるでミラーボールのような輝き。PVCのスケルトンコートは、その印象的な柄が浮きだち、3Dで常夏のムードを楽しむようだ。リゾート感たっぷりのテキスタイルと並列して、グリーンやピンクのマーブル模様が、ストリート感も加味しながら取り入れられているのも面白い。ジェニファーのドレスの大胆な肌の見せ方も今季のルックに反映され、は大きなV字の胸元を採用したカクテルドレスや、スラッシュ状に切り込みが施されたトップスなども登場している。そういった女性らしいセクシーな表現とは対照的に、女性の強さを表現するパワーショルダーを加えたことも今季の特徴的なところだ。ワードローブと同じく煌びやかな小物類には、ドナテラ・ヴェルサーチェの遊び心をたっぷり込めた。使いかけのマッチや、本物さながらの工具、そして錠剤の代わりにメドゥーサを収めたケースなどを、すべてゴールドで表現し、アクセサリーに転換している。さらに、“V”が輝く新たなバッグ「ヴィルトゥス」バッグは、最小様々な大きさとシルエットで、片手に携えられている。
2019年09月25日ジェニファー・ガーナーと『96時間』のピエール・モレル監督がタッグを組んだノンストップ・リベンジ・アクション『ライリー・ノース復讐の女神』。この度、本作で繰り広げられる骨太アクションとは想像もつかない、愛する娘を守り、優しさ溢れる母を映し出した本編映像が解禁となった。ジェニファー演じる本作の主人公は、凄腕の殺し屋でも、スパイでも、刑事でもない、ひとりの心優しきママ・ライリー。そのママが愛する家族をギャングに殺害されたことから豹変、敵を片っ端から打ちのめしていく清々しいリベンジアクションが大きな見どころとなる。今回解禁となった映像は、ライリーが“復讐の女神”へと化す前の、温かな家族の絆が描かれたワンシーン。ライリーら家族は友人を迎えて娘の誕生日を祝う予定だったが、意地悪なママ友の策略によりパーティには誰も集まらず、ひとり娘は意気消沈…。見かねたライリーは娘の笑顔を取り戻すため、「お友達がいなくても今日は誕生日だわ!」と、ピザ屋やクリスマスカーニバルで目いっぱい楽しいことをしようと家族団らんのお出かけを提案する、という家族の姿が描かれている。自身も3人の母親であるジェニファーは、「オリジナルの物語であること、そして女性が主人公のアクション映画であることが気に入りました。それは、私にとって大変重要な要素でした。ひとつの映画で、これほど強烈に自分の家族を守ることの必要性を掘り下げられるような機会を得たことがありません。物語のコンセプトにスムーズに入っていけました」と、ギャップの激しい難解な役にも、ごく自然と入り込めたと明かしている。家族の絆が描かれる幸せな空気から一変、大切な夫と娘の死に直面したライリーは、仇であるギャングたちを次々と抹殺!本映像のママからは想像もつかないほど骨太でリアルなファイトシーンが繰り広げられる本作に、期待高まる。『ライリー・ノース復讐の女神』は9月27日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月14日ジェニファー・ガーナーと『96時間』監督がタッグを組んだノンストップ・リベンジ・アクション『PEPPERMINT』(原題)が、『ライリー・ノース復讐の女神』として9月27日(金)より公開決定。ポスタービジュアル、場面写真、予告編が一挙に解禁となった。ストーリーロサンゼルス郊外。夫とひとり娘と3人、愛する家族と平凡ながら幸せに暮らすライリー・ノース。ある日、麻薬組織の襲撃により一瞬にして家族の命を奪われ、彼女は姿を消した。そして、5年後、ライリーはL.A.に再び還ってくる。復讐のため、悪党どもに正義の鉄槌を下すために。ライリーVS麻薬カルテル。やがてそれは、警察、メディア、そして街中を巻き込む一大決戦へと突入する――。ジェニファー・ガーナー、11年ぶりにアクションに復帰!本作は、リーアム・ニーソン主演の復讐劇『96時間』で世界中にその名を知らしめたピエール・モレル監督の最新作。今回の主人公は、凄腕の殺し屋でも、スパイでも、刑事でもない、ひとりの心優しきママ。未来を奪われ全てを失った彼女が自ら最強の殺人マシーンとなり、悪党を一掃する。主演をつとめるのは、J・J・エイブラムス製作のTVシリーズ「エイリアス」で国際犯罪組織とCIAの二重スパイを演じ、華麗なアクションも披露してゴールデン・グローブ賞を受賞、元夫ベン・アフレック主演『デアデビル』のスピンオフ『エレクトラ』などで確固たる地位を確立したジェニファー・ガーナー。近年では『ダラス・バイヤーズクラブ』『Dearダニー君へのうた』『Love, サイモン 17歳の告白』などで味のある演技を発揮し、今年「ピープル」誌による「最も美しい人」にも選ばれた彼女が11年ぶりにアクションを解禁!最強のママとなって再びスクリーンに降臨する。この度解禁された予告編は、主人公・ライリーが敵を相手に銃を撃ちまくる衝撃的なシーンから始まる。幸せな家族が突然ギャングに襲撃されるシーンを背景に「愛する家族を奪われ 法にも見捨てられ 生きる希望を失った母親」という無慈悲な言葉と、「彼女は誓った。自らの手で、悪を裁くと――」というナレーションの後、場面は一転。5年の訓練を重ねたママが、ママ友をはじめ次々と復讐を果たし、ついには家族殺しの首謀者となる麻薬カルテルのボスのもとへと乗り込んでいく様子が大迫力のアクションシーンとともに収められている。ジェニファーは冒頭からフルスロットル。実生活でも3人の子どもを持つママとして、ライリーがリベンジを誓い復讐の女神へと変貌していく姿を体現している。『ライリー・ノース復讐の女神』は9月27日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年07月11日5年前、ジェニファー・ローレンスやリアーナ、アリアナ・グランデら100人を超える有名人のプライベート写真が大量に流出する事件が起こった。クラッカーがiCloudやGmailのアカウントに不正アクセスし、データを盗み出してバラ撒いたのだ。中には裸の写真も含まれており、容疑者は性犯罪にも問われ、実刑判決を受けた。この週末、こういった卑怯なクラッカーのターゲットにされた女優のベラ・ソーン(21)が大胆な方法で“反撃”し話題となっている。「この24時間、自分のヌード写真のことで脅迫されていました。とても気持ち悪かったし、監視され、大切な人にだけ見てほしいものを盗られてしまったように感じていました。彼は私に他のセレブのヌード写真を延々と送りつけてきました」これを流出させたくなければ俺の言うことを聞け、という脅しだったのだろう。そこで、ソーンは、犯人が送信してきたメッセージのスクリーンショットをそのままTwitterで公開した。そこには「よう、ベラ!動画を全部手に入れてやったぜ」という挑発と共にソーンのヌード写真が貼り付けてあった。ソーンは自分の弱点だと犯人が考えている写真をを自ら公開することによって、切り札を無力化したのだ。「これは私の決断。もうあんたは私から何も奪うことはできない。力を取り戻せたと思ったらよく眠れたわ。あんたは私の人生をコントロールすることは、今もこれからも絶対にできない。(中略)FBIが間もなくあんたの家に行くでしょうね」とソーンは勝利宣言。スクリーンショットには犯人の電話番号がそのまま表示されていたため、逮捕は時間の問題だろう。
2019年06月17日『X-MEN:ダーク・フェニックス』のプレミアに出席したジェニファー・ローレンスが、婚約者のクック・マロニーについて初めて語った。「ETonline」に「なぜクックが運命の人だと思ったの?」と尋ねられたジェニファーは、「そうね、彼は私の人生で出会った人の中で、とにかく最高の人なの」と返答。「(プロポーズを受けるかどうかを)決めるのはとても簡単なことだったわ」とのろけた。ジェニファー本人がクックについて語るのはこれが初めて。ジェニファーの関係者が「彼はいい人です。賢くておもしろい。ジェニファーのことをセレブ扱いすることもないですし」と語ったことはあった。ジェニファーとアートギャラリーのディレクターのクックは、昨年6月から交際を始め、今年2月に婚約した。ジェニファーにはこれまで『X-MEN』シリーズで共演したニコラス・ホルトや、出演映画『マザー!』の監督のダーレン・アロノフスキーらとの交際歴がある。ニコラスとは5年前に破局したが、その後も『X-MEN』シリーズで共演しており、今回の『ダーク・フェニックス』のプレミアでも談笑するという仲の良い姿が目撃されている。(Hiromi Kaku)■関連作品:X-MEN:ダーク・フェニックス 2019年6月21日より全国にて公開© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年06月06日20年を超えるアメコミ作品最長シリーズの最終章となる最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』。世界公開が迫る中、現地時間6月4日(火)、ロサンゼルスにてワールドプレミアが開催され、新旧シリーズでジーン・グレイを演じたソフィー・ターナーとファムケ・ヤンセンほか超豪華キャスト陣が大集結、さらに「X JAPAN」のYOSHIKIがスペシャル・アンバサダーとして登場した。この日、チャイニーズシアター前はハリウッド通りを全面封鎖し、Xという文字を囲むようにレッドカーペットが敷かれた。Xの文字上にはコスプレをしたファンが約150人、スクリーニングに招待されたファン900人、さらにレッドカーペットの外側には約1,000人を超えるファンが集結、シリーズのラストを飾る最終章にふさわしい大盛況のイベントとなった。ジェニファー&ジェシカ、マカヴォイ&ファス…華やかなレッドカーペット!フォトコールを終え、はじめにレッドカーペットに現れたのはタイ・シェリダン(サイクロップス)、続いてブルーのセットアップ姿が眩しいニコラス・ホルト(ビースト)や、コディ・スミット=マクフィー(ナイトクローラー)ら。続いてサイモン・キンバーグ監督、プロデューサーのハッチ・パーカーも到着。さらに白いドレスでエレガントな装いの謎の女役ジェシカ・チャステイン、シックな黒のドレスに身を包んだジェニファー・ローレンス(ミスティーク)、マイケル・ファスベンダー(マグニートー)、ジェームズ・マカヴォイ(プロフェッサーX)とメインキャストが続々と登場、大歓声で迎えられた。新旧ジーン・グレイの2ショットに会場は大盛り上がりそして旧三部作でジーン・グレイを演じたファムケ・ヤンセンも赤いドレス姿で登場し、最新作の完成を祝うと、最後に主演のソフィー・ターナーがシルバーとブラックの細身のドレスで姿を現し、シリーズ最強の“ジーン・グレイ”女優の奇跡の2ショットが実現、会場のボルテージも最高潮に達した!ソフィーの隣には先日式を挙げたジョー・ジョナスもおり、コスプレをした熱狂的なファンに笑顔でファンサービスを行った。主演を務めたソフィーは「これほど誠実で献身的なファンがいる作品に参加できてとてもうれしいわ。映画だけでなく、X-MENのコミックは何十年も、何世代もの人々に愛されている。これは人々の人生のようなもので、X-MENは自分の人とは違うところを利用するようになって、パワフルになり、スペシャルな存在になる。これは、若い人に聞かせたいすばらしいメッセージだと思うわ」とアピール。さらに旧シリーズでジーン・グレイを演じたファムケは、ソフィーにアドバイスを送ったかと問われ「最初は聞かれたけれど、彼女はもうすばらしい女優だから、アドバイスはいらないと答えたの。彼女はかわいいわ。これから新作を見るところで私はとてもワクワクしているわ」と最新作のジーンを絶賛した。本作の“ヴィラン”、ジェシカも興奮「本当の家族のよう」マグニートーを演じたファスベンダーは、「『ファースト・ジェネレーション』から始めたが、マグニートーの人生のさまざまな状態を演じることができて幸運だった。最初のエピソードでチャールズとエリックが初めて出会うところを演じ、マグニートーとプロフェッサーXというキャラクターを生みだすことができてすばらしいチャンスだった」と約10年間シリーズに携わることができた喜びに感慨深げ。また、ミスティークを演じたジェニファーは「2年ごとに同じキャラクターを繰り返すことになって、キャラクターと一緒に過ごしているようですばらしいわ。こういうシリーズを演じて気に入っているところは、キャストなの。みんなの顔を見たいと思うわ」と、シリーズを通して深まったキャストの絆をアピール。ヴィランとして初のヒーロー映画出演となったジェシカは「すばらしい気分だった。みんなはX-MENシリーズに取り組んで20年近く続いているから、本当の家族のようなの。『どうやってストーリーを伝える役に立てばいいかしら?』と思ったわ」と初挑戦への思いを述べた。YOSHIKIのお気に入りキャラは…?「強い人が好き」レッドカーペットには、L.A.在住である「X JAPAN」YOSHIKIさんも参加。Xポーズを披露しながら各国のメディアのインタビューに流暢な英語で応対した。作品を観終えたYOSHIKIさんは「もちろん音楽もすごいですけど、特殊効果や編集がすごいですよね。業界の観点から見てしまいました」とコメント、能力が気になるキャラクターについては「強い人が好きなので、ソフィー・ターナーかな」と明かした。さらに、日本のファンへのおすすめポイントについては「歴史のあるシリーズ最終章というのは結構大きいですね。X-MEN(のプレミア)については何度かオファーをもらっていたのですが、今回コンサートツアーなどと日程がぶつかっておらず、今回自分がたまたまハリウッドにいたということで初めて実現して本当に良かったなと思います」と打ち明け、「これを観ると今までの作品の繋がりもわかりますし、そういう意味ではやっぱり観なくちゃいけない作品なんじゃないかなと思います。まあ、僕が観に来たくらいですから(笑)」と、ジョークを交えて語った。なお、YOSHIKIさんは「X-MEN」の生みの親であり、マーベル・コミック発行人で昨年11月に亡くなったスタン・リー氏と長年親交があり、同氏のプロデュースにより、2011年からYOSHIKIさんを題材にしたスーパーヒーローが活躍するアメコミ「ブラッド・レッド・ドラゴン」が米国で出版されているほど。このレッドカーペットの模様は、本日6月6日の「YOSHIKI CHANNEL」と「YOSHIKI CHANNEL INTERNATIONAL」でも放送が予定されている。レッドカーペットウォーキングを終えたキャスト、監督、プロデューサーは一旦バックステージに下がり、特設ステージにて原作者のクリス・クレアモントが挨拶。そしてキンバーグ監督による一人一人の紹介でオールキャストが再登場。スター俳優勢ぞろいのX-MENメンバーがフランチャイズのレガシーを祝っていた。『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:X-MEN:ダーク・フェニックス 2019年6月21日より全国にて公開© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年06月06日X-MEN分裂の危機を描くシリーズ最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』。この度、英国出身の人気俳優ジェームズ・マカヴォイが演じるプロフェッサーXのキャラクター・ポスターをシネマカフェが独占入手。このX-MENを率いるリーダーが、ジーン・グレイを<ダーク・フェニックス>へと覚醒させてしまう“判断ミス”を犯したという。X-MENには欠かせない人物、プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア。X-MENの創始者である彼は史上最強のテレパシー能力を持ち、他人の心を自在に操ることができる。人間とミュータントは共存できると信じ、その秩序を守るためにX-MENを組織。エグゼビア・スクールを設立し、孤独を抱えて生きてきたミュータントを集めて教育を施す。今回の主人公となるジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)も幼いころに彼に引き取られ、右腕的存在となるまでに成長した。解禁されたポスターでは、プロフェッサーXがシリアスな表情で正面を見据えている。だが、炎のような謎の光線によって、彼の表情は半分がダークサイドに陥っているかのようにも見える。本作では、いまや世界平和を守る存在となったX-MEN。ある日、プロフェッサーXに「スペースシャトルが宇宙空間で動けなくなった」と、大統領からの救助の依頼が舞い込む。プロフェッサーXはミッションを即断し、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)の陣頭指揮で宇宙飛行士の救出に成功する。だが、地球から指示を送るプロフェッサーXの“ある判断ミス”が原因で宇宙ミッション中に事故が起こる。宇宙空間に取り残されたジーンは、謎の光線に包まれ、史上最大の脅威<ダーク・フェニックス>へと覚醒、その強大なパワーが暴走し、世界の危機をも引き起こすことに…。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(’11)以来、若き日のプロフェッサーXを演じるのは、ジェームズ・マカヴォイ。『ナルニア国物語/第一章:ライオンと魔女』のタムナス役で注目を集め、『つぐない』ではゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)にノミネート。近年ではM.ナイト・シャマラン監督『スプリット』とその続編『ミスター・ガラス』での多重人格者の怪演も記憶に新しく、今年は『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』なども控えている。舞台でも精力的に活動し、2013年の「マクベス」ではオリヴィエ賞の最優秀男優賞にノミネートされた演技派俳優だ。ジーンを<ダーク・フェニックス>として覚醒させてしまったプロフェッサーXの判断ミスは、彼女の暴走だけでなく、X-MENの内部分裂をも引き起こす原因となる。果たして、彼が率いるX-MENは力を合わせ、<ダーク・フェニックス>の暴走を食い止めることができるのか…?本作は『X-MEN』シリーズ最終章として、壮絶なクライマックスを迎えることになりそうだ。『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:X-MEN:ダーク・フェニックス 2019年6月21日より全国にて公開© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年05月22日ディオール(Dior)が、新たなアイコンバッグ「30 モンテーニュ(30 Montaigne)」を5月10日に世界同時発売。同時にカプセルコレクションと広告キャンペーンもスタートする。クリスチャン・ディオールが初めて自らの名を冠したメゾンのブティックを構えた場所であり、いまなおパリ本店の住所として象徴的なアヴェニュー モンテーニュ 30番地。これに敬意を表して、クリエイティブ・ディレクターのマリア・グラツィア・キウリが「30 モンテーニュ(30 Montaigne)」と名付けた新ラインが登場する。不朽のエレガンスをたたえる象徴的なピースで、メゾンのエスプリを反映する真のディオール ワードローブを構築するというアイディアが結実したコレクションだ。レザーのショルダーストラップが新鮮なスクエアタイプの新生アイコンバッグ「30 モンテーニュ」は、ディオール オブリーク キャンバス、シックな定番色のレザーからカラフルなレザーをラインアップ。ワードローブには、アイコニックな「バー」ジャケットやスローガンTシャツ、デニム、チュールのスカートやシューズなどのアイテムがそろい、「バー」ジャケットとプリーツスカート、そしてハウンドトゥースに体現されるニュールックはコンテンポラリーなコードと組み合わせられている。一目で惹きつけるこの新作コレクション、その筆頭である「ブック トート」は、端正でパーソナライズ可能なデザインが際立つマストハブアイテムであり、白いシャツは、控えめながらジェンダーを超えてエレガンスを体現するシンボルだ。ムッシュ ディオールがかつて女性らしいシルエットを考案したスカートについては、マリア・グラツィア・キウリによって再解釈された。卓越したサヴォワールフェールは厳選された天然素材を通じて表現。ウールやシルクはもちろんのこと、コットンやレース、そしてデニムは、ディオールの世界観に新たなエネルギーを吹き込む。カラーはクラシックブラック&ホワイトのコントラストを称え、厳選された素材と仕上げに応じたさまざまな色調で登場する。また、「30 モンテーニュ」の発売に合わせてメゾンのミューズであるジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)をフィーチャーした広告キャンペーンも展開。アメリカ人フォトグラファーのゾエ・ガートナーが捉えた彼女が身に纏うのは、マリア・グラツィア・キウリによる2019 フォール コレクション。傍らに携えたバッグ「30 モンテーニュ」は、卓越したサヴォワールフェールと、現代ならではのディオールのフェミニニティを体現している。本ラインは、一部のディオール ブティックにて、シーズンごとのコレクションの仕上げとしてデザインされたタイムレスなコレクションのための特別なディスプレイコンセプトとともに展開される予定だ。
2019年05月10日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優、モデルの滝澤エリカさんです。グローバルな活躍を夢見て…勉強も演技も、全力投球中!約2年前、小学5年生の時に竹下通りでスカウトされて活動をスタート。「6歳の時ミュージカル『ライオンキング』を観てから、お芝居に興味を持ちました。今はモデルとしても、女優としても勉強中なのですが、いつかジェニファー・ローレンスさんのような女優さんになりたいです」。3歳からインターナショナルスクールに通っているため、抜群の語学力を備える。「子どもの頃から、人とかぶらない“自分だけの道”を進みたいタイプ。夢は、いつか日本人女優として初めてオスカーを獲ることです!」イェール大学で開かれるディベート大会に参加。参加時にもらったアルパカのぬいぐるみ。英語で一生懸命頑張りました!頑張った時のご褒美。プリンにぞっこんです!名前も、見た目も好み。プリンのテーマソングができてほしい(笑)。お母さんと、のんびりお散歩に。この前は浜離宮恩賜庭園へ行きました。緑に触れて、リフレッシュ。たきざわ・えりか2005年9月4日生まれ。東京都出身。雑誌やWEB、広告などで活躍中。「マイナビ presents 第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING/SUMMER」にも出演。※『anan』2019年5月1日-8日合併号より。写真・土佐麻理子(by anan編集部)
2019年05月07日メガヒット・シリーズの最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』が完成間近。今回はジーン・グレイのダークサイド<ダーク・フェニックス>を止めるべくX-MENの司令塔となる、ジェニファー・ローレンス演じるミスティークに注目!最新作の初解禁写真とともに世界を魅了した軌跡をたどった。これまでも様々な能力で世界の危機を救ってきたX-MEN。特に大統領の命を救ったミスティークことレイブンは国民的な英雄となり、弾圧されているミュータントの救済活動に励んでいることから、若きミュータントの憧れの存在となった。X-MENの司令塔的な存在でもあるミスティークを演じるのは、28歳の若きオスカー女優ジェニファー・ローレンスだ。2011年の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から8年間、あどけなさのある初登場から大人の女性へと成長を見せてきた。青い肌を持ち、変幻自在の能力であらゆる人物に姿を変える能力を持つミスティーク。幼少期に出会ったプロフェッサーXことチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)らとX-MENの発足に奔走する。『ファースト・ジェネレーション』では思春期まっただ中ということもあり、自身の“本来の姿”に葛藤を感じるように。やがてマグニートー(マイケル・ファスベンダー)の言葉に共感し、自分の個性を認めるようになるのだが…。このときジェニファー自身もまだ10代で、イノセントなあどけなさが残っている。それから約10年後を描いた『X-MEN:フューチャー&パスト』(’14)では、ミスティークは大きく成長。この間、ジェニファー自身も『ハンガー・ゲーム』でさらに人気を得て、『世界にひとつのプレイブック』でオスカーを獲得する。ブライアン・シンガーが「純真さが少なくなり、進化する」キャラクターだと解説する通り、仲間であったプロフェッサーXらと対立する場面も。さらに10年後を舞台にした『X-MEN:アポカリプス』(’16)では、東ベルリンに潜入してナイトクローラー(コディ・スミット=マクフィー)の救助に奔走するなど、変幻自在な活躍を披露した。なんといっても、常に最前線で敵に立ち向かう姿がカッコいいのだ。そして今回初解禁されたのは、『X-MEN:ダーク・フェニックス』で宇宙ミッションへと向かうミスティークをとらえた場面写真。その強い眼差しから責任感の強さが感じられる。だが、その任務の最中、ジーン(ソフィー・ターナー)のもうひとつの人格<ダーク・フェニックス>が覚醒。予告編にも描かれている通り、最強となった<ダーク・フェニックス>が暴走を始める。誰よりも仲間を気遣い、ジーンの親友として「絶対に見捨てない」と声をかけるミスティークだが、圧倒的なパワーが目の前に立ちはだかる。シリーズ最終章となる本作では、ミスティークをはじめとするX-MENのメンバーたちは壮絶なクライマックスを迎えることになりそうだ。『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:X-MEN:ダーク・フェニックス 2019年6月21日より全国にて公開© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年05月03日世界を危機に陥れる強大な敵とミュータントたちの時空を超える壮絶な戦いを描き、全世界累計興収が28億ドルを超える驚異の大ヒットを記録したメガヒット・シリーズの最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』の本予告【最後のX-MEN編】が解禁となった。今回解禁された予告編では、<ダーク・フェニックス>誕生の経緯を確認することができる。ソフィー・ターナー演じるジーンが宇宙空間で取り込んだ驚異的なパワーが、先日撮影に成功したブラックホールのようだと本国公式Twitterおよび米映画サイトでも話題になった、ド迫力映像も盛り込まれている。特殊能力で世界の危機を救う英雄的存在となったプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)率いるX-MENは、NASAの宇宙船乗組員を救助する任務に向かうが、急上昇した熱放射が彼らに襲いかかる。乗組員は無事救助され、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)が退避を指示するが、ジーンだけが宇宙空間に取り残され、その瞬間起きた大爆発により謎の光線を浴びてしまう。無事に地球に帰還したかに見えた彼女だが、宇宙ミッションでの事故によりダークサイドが増幅し、内に秘められていた悪=<ダーク・フェニックス>が覚醒していく。やがて、プロフェッサーXやミスティーク、恋人のサイクロップス(タイ・シェリダン)らX-MENのメンバーも彼女の異変に気づき始める。自身でもコントロールできない強大なパワーに戸惑うジーンに、謎の女(ジェシカ・チャスティン)が近づき、「あなたのパワーはすべてを破壊する。X-MENは恐れるあまり、あなたを破壊する」と吹き込む。その言葉に惑わされ、彼女を救おうとする仲間たちのことを信じられなくなったジーンは、<ダーク・フェニックス>となって暴走を加速させ、圧倒的なパワーで仲間たちを傷つけていく。そんな彼女の姿を目の当たりにし、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)は「彼女を倒す」と言い放つ。サイクロップスは「まだ助けられる」とジーンを気遣うが、ビースト(ニコラス・ホルト)は「すでに別人だ」と見限る。様々な思いが交錯し、X-MENのチームワークに大きな亀裂が走る。“私に勝つことは不可能”、ダーク・フェニックスとなった史上最強のジーンには、もはや誰もかなわない。【最後のX-MEN編】の言葉通り、彼女の手によってX-MENは滅ぼされてしまうのか?結末が気になる予告映像となっている。シリーズ最終章として壮絶なクライマックスが待ち受けている本作。味方同士であるはずの彼らの戦いから目が離せない!『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:X-MEN:ダーク・フェニックス 2019年6月21日より全国にて公開© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年04月18日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や12月20日公開の『スター・ウォーズ/エピソード9』(仮題)、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』などを手掛けるヒットメイカー、J.J.エイブラムス製作のサバイバル・アクション大作『オーヴァーロード』が5月10日(金)より全国公開することが決定した。1944年6月、第二次世界大戦下。ノルマンディー上陸作戦が開始された直後、ナチス占領下のフランスに侵攻作戦の成功を担う重要な使命を帯びた米軍・落下傘部隊が送り込まれる。決死の激戦を経て生き残った兵士たちは、ナチスの要塞となった教会の塔に潜り込むが、地下にある謎めいたナチスの研究所で彼らが遭遇したのは、これまで誰もみたことのない敵だった――。主人公の米軍二等兵・ボイスを演じるのは、デンゼル・ワシントンの監督・主演作にして第89回アカデミー賞作品賞にもノミネートされた『フェンス』で、一家の息子コーリー役で華々しく長編映画デビューを果たしたジョヴァン・アデポ。世界中で議論を巻き起こしたジェニファー・ローレンス主演の衝撃作『マザー!』や、Amazonプライムオリジナル「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」など3本のTVドラマシリーズに出演するなど、いま注目を集めている。また、寄せ集めの部隊の指揮を執る伍長・フォードを演じるのは、数々の映画・TVドラマで活躍を続けるワイアット・ラッセル。ナチス占領下の村で自らの危険を顧みず、米兵たちを匿う娘・クロエを演じるのは、本作がデビューとなる期待の新人女優マティルド・オリヴィエ。また、『ゴースト・イン・ザ・シェル』バトー役や「ゲーム・オブ・スローンズ」ユーロン・グレイジョイ役など、数々の大作に出演するピルー・アスベックがナチス親衛隊将校・ワフナーを演じるなど、脇を固める。脚本には『ハンガーゲーム』や『キャプテン・フィリップス』のビリー・レイと『レヴェナント:蘇えりし者』のマーク・L・スミスを迎え、J.J.をはじめ、超一流スタッフが集結。彼らが手掛ける大迫力の爆発シーンや本格ミリタリーアクションに加え、『クローバーフィールド』や『SUPER 8/スーパーエイト』のような不穏なクリーチャー(!)を思わせる場面写真も解禁されており、期待が高まる。『オーヴァーロード』は5月10日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年03月26日今年2月3日に交際2年記念を迎えたジェニファー・ロペスとアレックス・ロドリゲスが、土曜日(現地時間)に婚約したことが明らかになった。アレックスがインスタグラムで発表した。「彼女が『イエス』って言ってくれた」というキャプションを添えた写真には、巨大なダイヤモンドの指輪をつけているジェニファーの手と、それをやさしく包みこむアレックスの手が写っている。ジェニファーも同じ写真を掲載し、8つのハートの絵文字で幸せを表現した。アレックスはジェニファーと一緒に休暇を過ごしていたバハマでプロポーズをしたのだという。ジュエリーアドバイザーでセレブの婚約指輪に詳しいアラステア・スミス氏によれば、アレックスがジェニファーに贈った指輪のダイヤモンドはおよそ15カラットとみられ、1億円以上(100万ドル)の価値があるとのこと。将来的に一緒になることを約束した2人だが、関係者は「2人がなによりも大事にしていることは子どもたちの幸せだ」と「People」誌に語っている。ジェニファーは元夫のマーク・アンソニーとの間に双子で11歳のマックスくんとエメちゃん、アレックスにも14歳と10歳の娘がおり、子どもたちの仲は良好のようだ。感謝祭やクリスマスなどのイベントに、みんなで楽しそうに過ごす写真をSNSで掲載している。(Hiromi Kaku)
2019年03月11日「X-MEN」シリーズ最大の闇を描く最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』の日本公開日が6月21日(金)に決定、さらに新予告【最大の驚異編】が全世界で一斉解禁された。超人的能力を持って生まれたミュータントたち、X-MENの戦いを描く原作コミックの中でも、極めて重要な作品として名高い「ダーク・フェニックス サーガ」。当時のファンに多大な衝撃を与えただけでなく、物語に触発された作家を数多く生み出し、その後のアメコミ界隆盛の礎となった伝説的作品とされている。この度の本予告編では、マーベル史上最強最悪のダークヒーロー、ダーク・フェニックスの驚異的なパワーがベールを脱ぐ。自らの力をコントロールできず、裏人格のダーク・フェニックスを解き放ったジーン・グレイ。その変貌と圧倒的な力を目にしたX-MENのメンバーたちは、仲間であるジーンを救うべきか、戦うべきか苦悩する。しかし、ジーンのダークサイドを助長する謎の女性が出現し、ダーク・フェニックスの暴走はさらに加速、大きな犠牲を出してしまう。X-MENは否応なしに“最大の脅威”となった彼女と対峙することに…。ついにX-MENの全てが終わってしまうのか――。驚異のパワーを持つジーン・グレイこと“ダーク・フェニックス”を演じるのは、23歳のソフィー・ターナー。4月に最終章が放送される大ヒットドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で注目を集める彼女が、自らの二面性と強大なパワーを制御できずに葛藤する、複雑なキャラクターをどう演じるのか要注目。また、マイケル・ファスベンダー(マグニート)に、『ミスター・ガラス』における怪演も記憶に新しいジェームズ・マカヴォイ(プロフェッサーX)、オスカー女優ジェニファー・ローレンス(ミスティーク)、『レディ・プレイヤー1』のタイ・シェリダン(サイクロプス)など豪華キャストが集結し、今回の予告編にはクイックシルバー役のエヴァン・ピーターズも登場。そして物語の鍵を握る謎のキャラクターには、多数の受賞歴を持つジェシカ・チャステインがキャスティングされている。仲間であるジーン“ダーク・フェニックス”との戦いに身を投じてゆくX-MENの葛藤や心の機微を、実力派キャストのアンサンブルによって描いた本作は、観る者の心を揺さぶるマーベル史上最もエモーショナルな物語となりそうだ。『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:X-MEN:ダーク・フェニックス 2019年6月21日より全国にて公開© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年03月01日先日のグラミー賞でも圧倒的なパフォーマンスを披露した世界の歌姫ジェニファー・ロペスが主演する『セカンド・アクト』。アメリカでは2018年12月2日に劇場公開された本作から、ジェニファーが往復ビンタされる衝撃シーンの誕生秘話が明らかになった。43回目の誕生日を迎えるマヤは、ニューヨーク市クイーンズにあるディスカウントストアに勤続して15年、店長になる心構えは充分にできていたが、店長に抜擢されたのはMBA(経営学修士)を持つ男性。高卒認定のマヤは、経験値が学歴に負けてしまう悔しさを抱く。そんなある日、マンハッタンにある一流日用品メーカーのCEOから面接の呼び出しが!何とマヤの履歴書に記された“超一流”の経歴や、オバマ夫妻との3ショット写真が投稿されたFacebookが最高だといわれ、その企業に採用されてしまった。しかし、その経歴やSNSは、マヤの親友ジョーン(リア・レミニ)の子どもがでっちあげたウソの経歴だったのだ!■「テイクの度に強くビンタしていった」親友同士、大笑い「女性たちが良い時も悪い時も、変わらずにお互いを支えあう姿が描かれています」とジョーンを演じたリア・レミニは明かす。「レミニとは実生活でも本当に親しくしていて、それぞれに辛い時期を励まし合ったりしてきました」と言うのはジェニファー。劇中のマヤとジョーン同様に実生活でも2人は親友で、ジョーン役には彼女しかいないと考えていたという。リア・レミニもまた「私とジェン(ジェニファー)そのものよ。顔をひっぱたくシーンも(笑)。いつも劇中のシーンのように“勝者は誰?”って言って励ますのよ。あのシーンは私の即興よ。涙が出るほど笑ったわ。テイクの度に強くビンタしていったから(笑)彼女も大笑いしていたわ」と、信頼し合っている2人だからこそ生まれた爆笑シーンをふり返る。「マヤは、ジョーンたちよりも高みを目指せる人。でも、マヤが自分を見失いそうになった時、彼女を支えるのがジョーンなの」と爆笑シーンに隠された大切な役割を担うキャラクターをレミニ自身が分析する。そんな親友に励まされるマヤについて、ピーター・シーガル監督は「マヤは、どこにでもいる普通の人です。人は誰しも夢を持ちますが、それを実現できるのはごく一部でしかありません」と誰もが共感できるキャラクターだと明かす。そしてジェニファーまた、「多くの人は、自分で道を切り拓かないといけないの。女性だけでなく、男性もほとんど人はマヤみたいで、なかなかチャンスに巡り合わない。私はこの作品のそういうところが好きなの。見終わった時に、人生にはセカンド・チャンスがあるときっと感じられるわ」と等身大の主人公が伝えるメッセージを明かし、世界中の人々にエールを送っている。Netflixオリジナル映画『セカンド・アクト』はNetflixにて配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年02月23日女優のジェニファー・ローレンスが婚約したようだ。ジェニファーが大きな指輪を身につけていたことから、ニューヨークの画廊に勤める恋人クック・マロニーと婚約したという噂が立っていたが、彼女の代理人がこのたび2人の婚約を認めた。昨年春から交際していたとみられる2人だが、交際については口を閉ざしたままだった。昨年6月にニューヨークで一緒にいるところを目撃されて以来、2人は世界各地で熱愛ぶりを目撃されていた。さらに交際が明らかになった2カ月後には、数日間パリでバカンスを楽しんだようで、2人が手を握っているところを目撃されていた。昨年6月に夕食デート後の姿を目にされた当時、ジェニファーはマロニーとの交際で幸せそうだと関係者は話していた。「2人は夕食の間中、イチャイチャしていました。とても優しそうで、お互いに一緒にいて心地よさそうでした。彼女はとても幸せなんです。隠れることなんてしません。これはもう本物のようです」マロニーは、レナ・ダナムの父親キャロル・ダナムやリチャード・プリンス、アニッシュ・カプーア、ビョークの元パートナーであるマシュー・バーニーなどのアーティストの代理人をしているニューヨークのグラッドストーン・ギャラリーで働いているほか、芸術関連の社交界ではよく知られた存在で、有名なガゴシアン・ギャラリーで働いていたこともあるという。ジェニファーは、親友ローラ・シンプソンの紹介でマロニーと知り合ったそうだ。(C)BANG Media International
2019年02月07日アカデミー賞女優のジェニファー・ローレンス(28)が、昨年6月頃から交際を開始したアートギャラリーのディレクター、クック・マロニー(34)と婚約した。ジェニファーの代理人が「People」誌に認めたという。先日、ニューヨークのフレンチレストランでデートしている姿が目撃されたジェニファー&クック。目撃者によれば、ジェニファーの指には「巨大なダイヤモンド」が光っていたそうだ。「ものすごく大きなダイヤでした。2人は何かをお祝いしていたようで、周りの人も2人について話していたみたいです。指輪は目につきましたね。2人は後ろの隅に座っていたんですけど。ジェニファーは黒の生地に白の水玉模様のドレスを着ていました」と語っている。昨年6月に交際が発覚してから、特にその関係を隠すこともなくデートを重ねていた2人。8月には旅行でパリとローマを訪れ、「すごく幸せそうで、ときどき手もつないでいた」との目撃情報があった。9月にはジェニファーはクックを連れてニューヨーク映画祭へ。元カレのニコラス・ホルトや親友のエマ・ストーンが出演している『女王陛下のお気に入り』のプレミアに出席した。ジェニファーからの正式コメントはまだない。(Hiromi Kaku)
2019年02月06日生き残るためには、“それ”を見てはいけない――。ジョシュ・マラーマンの同名小説を映画化したNetflixオリジナル映画『バード・ボックス』は、人間たちが次々と死に至る終末世界が舞台。“それ”を目にした者は異常をきたし、ほどなく死を迎えてしまう。脚本を手掛けたのは、『メッセージ』で高い評価を受けたエリック・ハイセラー。監督のスサンネ・ビアはハイセラーの脚本を受け取り、「一刻も早く読み終えたいと思った」という。いままで描かれなかった母親像「とても魅力的だと思えた」「すごく面白い脚本だったから。私は常々エキサイティングなストーリーとリアルで魅力的なキャラクターを探している。脚本には、その両方があったの。しかも、サンドラ・ブロックが主役を演じたがっていると言われて。ただ、この脚本を7~8年、いいえ6年前に読んでいたら、全く惹かれなかった気がする。いま映画にすることに意味がある物語だと思えたわ。説明が難しいのだけど、いまの世界にはディストピア的ムードがある。だからこそ、とてもタイムリーに感じられたの」。さらに、「最も重要だったのは、興味深い女性の主役だったこと」。想定通りサンドラ・ブロックが演じることになった主人公マロリーも、ビア監督の興味を引いたようだ。「マロリーはとても珍しいタイプの主人公だと思う。私はこれまでの映画で、マロリーのような描き方をされた母親を見たことがなかった。映画冒頭の彼女は妊娠しているけど、親になることに消極的。映画業界では、“母親”を男性が描いてきたわ。何年にもわたってね。大抵は優しくて、子どもを保護する母性の姿だった。攻撃的な母親は、問題のあるものとして描かれるの。でも、威勢がよくて、ほとんど攻撃的で、厳しいマロリーを、私はとても魅力的だと思えた。実際、彼女は子どもたちを守るためならどんなことでもする。でも、マロリーは名前さえ与えない。彼女は子どもたちを“ボーイ”“ガール”と呼ぶの」。「役のすべてを具現化する」魅力的な俳優たちとのタッグ世界が混乱を極める中、やがてマロリーは子どもたちを連れ、“それ”を見ないよう目隠しをしながら外の世界へ。ある場所を目指して森を走り、激流をボートで下る。「川を下るシーンの撮影は、おそらく最も大変だった。子役たちは4歳と5歳でとても小さく、目隠しをしている。サンディ(サンドラ・ブロック)もね。本当に目隠しをしているの。彼女は目が見えない状態で歩く方法を盲目のアドバイザーに教わっていたのだけど、それでも木やカメラにぶつかっていた。しかも、目隠しをした子どもたちを手でつかんで。監督としては、とても不安だったと言わざるを得ないわね」。「でも、サンディと私の間には信頼と絆があった。そう感じられたからこそ、撮影し通せたのだと思う」とも。ビア監督はこれまでにもマッツ・ミケルセン、ジェニファー・ローレンス、トム・ヒドルストンら、魅力的な俳優たちとタッグを組んできた。「キャラクターを完全に理解できる人。それが素晴らしい役者ね。彼らは自らのあらゆる面を用いて、自分ではない人間に入っていける。ただ入っていくだけでなく、役のすべてを具現化するの。キャラクターを理解する点においては監督も同じだけど、監督は必ずしも自ら表現するわけじゃない。素晴らしい役者は本能的に、自分の役が目玉焼きを食べるかスクランブルエッグを食べるかを理解する。たとえ、映画の中に卵を食べるシーンがなくてもね」。エンタメ性とメッセージ性の融合サンドラが全身全霊で表現するマロリーのスリリングなサバイバルを通し、観客は痛み、赦し、成長についてのメッセージを受け取る。スサンネ・ビアという監督はこれまでも、エンターテインメント性とメッセージ性を軽やかに行き来する作品を撮り上げてきた。「そうなるよう、いつも努めている。映画はエンターテインメントであるべきだから。そうじゃなければ、誰も見に行かないわ。メッセージはそこに忍び込ませるもの。それに、大切なメッセージは無意識に現れるとも思う。手触りの中にね。登場人物たちの振る舞いや服装など、あらゆるものからにじみ出てくるの。“ここにある!”と主張するものじゃなく、もっと微妙で、ずっと滑らかで、目立たない。だからこそ、私は作品が美しくなるよう気を配っている。映画はビジュアル的に惹きつけられるものであるべきだから。サウンドも同じね。官能的であってほしい。そして、登場人物を魅力的にしたいし、彼らに共感してほしい。でも、それは必ずしも同情的なものではないの」。映画の楽しみ方「ちょっと気まぐれなものであっていいと思う」Netflixオリジナル映画の『バード・ボックス』を、日本の観客はオンラインストリーミングで楽しむことになる。ビア監督自身、映画を様々な方法で楽しんでいるそうだ。「最近見た映画は、それこそNetflixの『プライベート・ライフ』ね。タマラ・ジェンキンスが監督をしていて、素晴らしかった。実際、私は映画をいろいろな形で見ている。パソコンの画面で見ることも多いわ。それと同じくらい、映画館にも足を運ぶ。同じNetflixの映画でも、『ROMA/ローマ』は映画館で見てすごく美しいと思った。どんな状況で、どう見るか。それは、ちょっと気まぐれなものであっていいと思う」。Netflixオリジナル映画『バード・ボックス』は独占配信中。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミングバード・ボックス 2018年12月21日よりNetflixにて世界同時配信
2018年12月23日歌手のジェニファー・ロペスが、スーパーボウルのハーフタイムショーへの出演を熱望している。ジェニファーは全世界が注目する同イベントで、オープニングを飾れたら最高だと思っているそうだ。『ウォッチ・ホワット・ハプンズ・ライブ・ウィズ・アンディ・コーエン』への出演時、ジェニファーはこう口にした。「来るべき時に来る話って気がする。私はそういうことにやきもきしたりするタイプじゃないけど、実現したら最高でしょうね。興味があるし、今後の様子見ってところね。何が起こるかはわからないじゃない」そんな中、来年2月に開催される同イベントにマルーン5としての出演が決定しているアダム・レヴィーンは先日、警官による黒人差別などの抗議として降板すべきだと6万4,000件以上の署名が集まっていることを受けながらも、出演の意向に変わりがないことをさりげなく表していた。過去にはNFL選手コリン・キャパニックが国歌斉唱の際に起立せず、跪いたことへのサポートとしてリアーナが同イベント出演を断っていた。また、エイミー・シューマーもマルーン5の降板を呼び掛けると共に、注目度が高いことで知られるスーパーボウル中のCM出演も一切しない意向であることを明らかにしている。(C)BANG Media International
2018年12月17日レディー・ガガ主演作『アリー/ スター誕生』で主人公のひとりジャクソン役を演じ、初監督も務めたブラッドリー・クーパーが12月11日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた同作のジャパンプレミアに登場した。■この冬いちばんの寒さ! でも、会場のボルテージは最高潮この日の都内は、今季の最低気温を更新する、凍えるような寒さ。さらに冷たい雨も降ったが、レッドカーペットにブラッドリーが登場すると、待ちわびたファンは大歓声をあげ、会場のボルテージは一瞬にして最高潮に達した。ブラッドリーの来日は2013年に公開され、共演したジェニファー・ローレンスがアカデミー賞主演女優賞に輝いた『世界にひとつのプレイブック』以来5年ぶり、3度目。日本のファンに「来日を楽しみにしていたし、戻ってこられてとてもうれしい。レディー・ガガからも『日本のファンは最高』だと聞いていたしね」と挨拶した。また、ゲストとして登場したタレントのローラが、薄手のドレスで寒そうにしている姿を見て、自身が着ていたコートを貸してあげるジェントルマンぶりも発揮していた。■歌手役を演じきれたのは「ガガが励ましてくれたからこそ」現在、音楽業の無期限休業を宣言しているガガが、音楽業界での成功を夢見ながら、容姿と才能に自信を持てずにいる主人公アリーを熱演。ブラッドリーは、アリーの才能を見出す大物歌手ジャクソン・メイン役で、ガガとともに主演を務めた。「夢を追い求めるとはどういうことか。そんなテーマを描いた作品で、自分にとっては非常にパーソナルなもの。この作品が皆さんにとって、夢を見ること、追うこと、そして実現させるきっかけになれば」と語るブラッドリー。自身は歌唱やギター演奏に初挑戦しており、「ガガが同じステージに立ち、励ましてくれたからこそ。彼女からは勇気をもらったよ」とガガへの感謝を示した。■来日が実現しなかったガガから、日本のファンにメッセージイベントでは今回、ラスベガス公演のリハーサルのため、来日が実現しなかったガガからビデオメッセージが到着!「この映画は私にとって本当に特別なの。すばらしい俳優、監督であり、ミュージシャンでもあるブラッドリー・クーパーに会えたし、すばらしいスタッフ、キャストにも恵まれて、世界中の『アリー』を見た人たちの深い愛を感じているから。この映画は私の人生を変えたわ。映画の主人公・アリーと同じようにね」と本作への思いを語っていた。■GG&グラミー席巻! 賞レースでもスターの輝きベネチアやトロントなど名だたる国際映画祭で絶賛された本作は、公開された各国で監督デビュー作としては異例のヒットを記録し「アカデミー賞有力」の声もあがるほど。先日、候補作が発表された第76回ゴールデン・グローブ賞では、作品賞(ドラマ部門)、監督賞、主演男優賞(ドラマ部門)、主演女優賞(ドラマ部門)、主題歌賞の5部門にノミネートされた。さらに第61回グラミー賞では、ガガが歌うメイン楽曲「シャロウ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」が主要部門である年間最優秀楽曲、年間最優秀レコードをはじめ 4部門で候補に。さらにソロ名義で発表した最新アルバム『ジョアン』もベスト・ポップ・ソロ・パフォーマンス賞にノミネートされており、ガガ本人が「感激で、朝から涙が止まりません」と感激のコメント。まさにスターの輝きを放ちながら、アカデミー賞へとひた走っている。『アリー/ スター誕生』は12月21日(金)より全国にて公開(IMAX 同時上映)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年12月11日全米で大ヒット中、アカデミー賞最有力の声も上がる『アリー/ スター誕生』。この度、本作で主人公のひとりジャクソン役を演じ、初監督も務めたブラッドリー・クーパーの来日が決定!併せて、心震えるメイン曲「シャロウ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」の最新映像が公開となった。本作でブラッドリーが演じるジャクソンは、アリーの歌の才能を見抜き、アリーの音楽人生を全身全霊でサポートする世界的ミュージシャン。俳優として3年連続のアカデミー賞ノミネートを誇るブラッドリーは、巨匠クリント・イーストウッドから本作の映画化の意志を受け継いで初めて監督を務め、早くもアカデミー賞有力候補に名を連ねている。ブラッドリーの来日は、2013年に公開され、ジェニファー・ローレンスがアカデミー賞主演女優賞に輝いた『世界にひとつのプレイブック』以来5年ぶり、3度目。12月11日(火)はジャパンプレミアに出席、六本木ヒルズアリーナ広場でレッドカーペットイベントを行う予定。当日は、まるで劇中のアリーとジャクソンが魂のデュエットで数万人を魅了した野外コンサートのような演出が予定されており、大きな盛り上がりをみせることは必至。ブラッドリーは12月12日(水)まで2日間に渡って本作のプロモーションを行う予定だ。■「ブラッドリーが信じてくれたから」圧巻の歌声に“ガガ泣き”併せて公開となった最新映像では、自分の“うた”を信じ続けて生きてきたアリー(レディー・ガガ)とジャクソンの運命の出会い、そしてスターとしての階段を駆け上り、自分の才能を開花させてゆくアリーの姿が映し出されている。注目はアリーの歌う主題歌「シャロウ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」。アリーを演じたガガは、「私がアリー役を演じきることができたのは、ブラッドリーが私を信じてくれたからに他ならないの。それは、この映画が語るストーリーにも通じるわ。この映画は、誰かを信じることのパワフルさを語っている。それは、自分と相手にとってとてつもない影響を与えるのよ」と語り、撮影現場でのガガとブラッドリーの関係が、あたかも劇中のアリーとジャクソンのようであったことが伺え、この物語のキーワードでもある“信じる”ことの大切さにも言及する。全米映画評サイト「ロッテン・トマト」では驚異の90%フレッシュを記録し、すでに全米興行収入は200億円突破の大ヒット、全世界興行収入は375億円を超え、現在も数字を伸ばし続けている本作(※11月18日時点 Box office MOJO 調べ。1$=112円換算)。さらに劇中で披露される楽曲を収めたサウンドトラックは、全米アルバム・チャート3週連続1位、全英アルバム・チャート2週1位、そして世界83か国のiTunes で1位を獲得。『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』を抜く社会現象級の驚異的セールスとなっており、2019年度ゴールデン・グローブ賞、並びにアカデミー賞最多ノミネートが、いま確実視されている。『アリー/ スター誕生』は12月21日(金)より全国にて公開(IMAX 同時上映)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年11月20日映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』が、2019年6月21日(金)に公開される。悪に蝕まれた仲間と世界のためにX-MENが立ち上がるシリーズ7作目となる『X-MEN:ダーク・フェニックス』は、前作の『X-MEN:アポカリプス』で巨大なる脅威に大打撃を与えたジーン・グレイにフィーチャー。テレパシーとサイコキネシスの能力を持つ彼女は、宇宙ミッションでの事故が原因でダークサイドが増幅し、内に秘められたもう一つの人格“ダーク・フェニックス”を解き放ってしまう。悪に支配され制御不能となり、全宇宙を破滅に追いやるジーン・グレイを、X-MENは止めることができるのか。ジェシカ・チャスティン&お馴染み豪華キャストキャストには、シリーズお馴染みのメンバーが再集結。前作に続き、ジーン・グレイをソフィー・ターナーが演じる。また、ジーンの恋人であるサイクロップスを、『レディプレイヤー1』で大ブレイクを果たしたタイ・シェリダン、プロフェッサーXをジェームズ・マカヴォイ、マグニートーをマイケル・ファスベンダー、ミスティークをジェニファー・ローレンスらが務める。また、ジーン・グレイに迫る謎の女には、『ゼロ・ダーク・サーティ』『モリーズ・ゲーム』などを好演した演技派女優ジェシカ・チャスティンがキャスティングされている。監督は、『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』で共同脚本、『X-MEN ファースト・ジェネレーション』からシリーズ作品で製作を担当しているサイモン・キンバーグが務める。ストーリー人類を救う戦いから10年。巨⼤な脅威・アポカリプスへの壊滅的な⼀撃を与えたのは、サイコキネシスとテレパシーの特殊能⼒を持つX-MENのメンバーであるジーン・グレイだった。しかしジーンは、宇宙ミッションでの事故が原因でダークサイドが増殖し、内に封じ込められていたもう一つの人格「ダーク・フェニックス」を解き放ってしまう。そして訪れる、世界の危機。全宇宙の破滅を⽌めるため、X-MENがジーンの“悪”に⽴ち向かう。【詳細】映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』公開日:2019年6月21日(金)監督:サイモン・キンバーグ出演:ソフィー・ターナー、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ジェシカ・チャスティン配給:20世紀フォックス映画
2018年11月11日