J.J.エイブラムズ製作総指揮の超大作TVシリーズ「ウエストワールド」の日本初放送を記念したジャパンプレミア試写会イベントが10月3日(月)、都内で行われ、同作の宣伝隊長に就任した藤岡弘、が登壇。「これを観なかったら、おそらく後悔しますよ」と魅力を力説した。同作は、西部劇の世界を再現したテーマパークを舞台に、人工知能(AI)の覚醒と反乱が、謎を秘めたストーリー展開とともに壮大なスケールで描かれていく話題の一作。製作総指揮を務める『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ.J.エイブラムズを筆頭に、脚本・監督には『インターステラー』『ダークナイト』シリーズなど多くの大ヒット作を手掛けてきたジョナサン・ノーラン、そして主演には長編ドラマシリーズ初主演となるアンソニー・ホプキンスや、エド・ハリスなどの豪華キャストを迎えた、SFミステリー超大作だ。過去にはハリウッド映画で主演したこともある藤岡さんは先行して1話を観たそうで、「これはもう、映画ですよね」と一大スケールの内容に腰を抜かした様子。60億円以上の巨費を投入して作っている同作の圧倒的な内容に、「これだけの作品が出てくると、今後の映像が変わってくるんじゃないかな。すごいことだと思いますよ」と一般観客に熱弁した。実は、「飯よりも映画というか、気づいたら朝になっていることが何度もある」と豪語するほど無類の映画・ドラマのファンという藤岡さんは、「いままで何百本と観ている私でも、次が読めない作品」と超大作TVシリーズ「ウエストワールド」を手放しで激賞!「次が読めない作品は想像力が膨らみ、僕は映像を先まで読む方ですが、今回は読めなかった。たった1話しか観ていないのに、好奇心を掻き立てた。これからどうなるんだ!でも、このヘンにしておきましょうか(笑)」と、まだ観ぬ観客のために、想いを自制する一幕も。また、イベント終盤、同シリーズの大ヒットを祈念して、得意の刀での鏡開きを成功させた藤岡さんは、最後に「ウエストワールド」の深いメッセージ性についても熱く言及。「まるで近未来とは思えない内容ですね。いまの我々が直面しているような、目の前に存在しているテーマに考えされられました。これは、ぜひ学習すべきだな。これを観なかったら、おそらく後悔しますよ」と熱い想いとともに同作のクオリティーに太鼓判を押した。「ウエストワールド」は、10月13日(木)よりスターチャンネルにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年10月03日J.J.エイブラムスが製作総指揮を、『インターステラー』の脚本を手がけたジョナサン・ノーランが脚本と監督を務める海外ドラマ『ウエストワールド』が10月13日(木)からスターチャンネルで独占放送されることが決定した。その他の情報本作は、1973年の映画『ウエストワールド』からインスパイアされて誕生した作品。映画では、西部劇の世界を再現した“ウエストワールド”でロボットが反乱を起こすドラマが描かれたが、ドラマでどのような物語が描かれるかはいまだに明らかになっていない。オスカー俳優アンソニー・ホプキンスや、エド・ハリス、ジェームズ・マースデンら豪華キャストがレギュラー出演者として登場しており、ドラマファンだけでなく、映画ファンからも注目を集めそうだ。『ウエストワールド』10月13日(木)より スターチャンネルにて独占日本初放送(C)2016 Home Box Office Inc. All rights reserved. HBO (R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office Inc.
2016年08月29日クリストファー・ノーラン監督の最新作、映画『ダンケルク』が2017年9月9日(土)に公開される。ダンケルク とは映画のタイトルにもなっているダンケルクとは、ドイツ軍に侵攻されたフランス北部の都市のこと。1940年、イギリス軍とフランス軍の兵士、約40万人は危機的状況にあった。背後はドイツ陸軍、前方の海からはUボート、空にも戦闘機。80万人という圧倒的な数のドイツ敵軍が完全に包囲し、”全滅”が迫る望みの無い状態だった。こんな絶対絶命の状況下、イギリスからはあらゆる手段を動員して兵士を救おうとする“史上最大の作戦”が動き出す。軍の船のみならず、漁船やヨットなどを含む民間船までもが動き出す。700隻の船乗りたちがそれぞれの想いのもとダンケルクへ向かった。映画『ダンケルク』では、兵士たちをこの都市から救出した実話である「ダンケルクの戦い」の模様が描かれる。相手を打ち負かす「戦い」ではなく、生き残りをかけた「撤退」の物語となっている。映画『ダンケルク』のポイント絶体絶命の窮地の中いかに撤退するか?走るか、潜むか。前か、後ろか。秒単位で状況が変わる緊張感、そして神経を研ぎ澄まされる状況の中、若き兵士トミー(フィオン・ホワイトヘッド)は、生き抜くことが出来るのか?監督はクリストファー・ノーラン監督は『ダークナイト』3部作や『インセプション』、『インターステラー』などで、斬新なアイデアと他の追随を許さないビジュアルセンス、そして徹底したリアリティへのこだわりを見せてきたクリストファー・ノーラン。今回の撮影は、IMAX65ミリとラージ・フォーマット65ミリ・フィルムと呼ばれる手法を組み合わせて、陸海空3つの視点で五感をゆさぶる“究極の映像体験"ができるそう。「ダンケルクの戦いはイギリス国民のDNAに埋め込まれている」と話すノーラン監督。イギリスでは“ダンケルク・スピリッツ"という、国民が一丸となるといった言葉があるそうだ。『ダンケルク』は、彼にとって初の実話映画となる。今までとは異なる形で多くの観客を感動に誘うことになるだろう。公開に先駆け、ノーラン監督から特別メッセージが到着した。「『ダンケルク』は従来の戦争映画とは異なるもの。海辺での兵士たちの戦いそのものよりも、戦争という絶体絶命の状況と混乱のなか、追いつめられ、葛藤し、生き抜いていこうとする物語を伝える」と作品についての思いを話す。初めて実話が描くことに関しては「時代を超えた普遍的なテーマであり、日本の映画ファンにも共感していただけるのではないか」と、その胸のうちを語った。ノーラン最高傑作との呼び声も…『ダンケルク』の評価は一般及び批評家ともに高い。試写を見た人がブログで絶賛していたり、批評家サイト"Rotten Tomatoes"では『ダークナイト』と同じ数字94%を叩き出している。アカデミー賞有力作品として報じるメディアも出始めている。新人フィオン・ホワイトヘッドを大抜擢、ワン・ダイレクションのハリーも出演トミー:見る者の案内人とも呼べる兵士で彼の視点を中心に描かれる。新人フィオン・ホワイトヘッドが大抜擢された。ファリア:英国の秘密兵器スピットファイアを駆るパイロット。演じるのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『レヴェナント 蘇りし者』などで迫真の演技を魅せたトム・ハーディ。ボルトン中佐:ダンケルクの埠頭で若き兵士40万の状況に危機感を募らせる軍人。演じるのはケネス・ブラナー。『シンデレラ』『オリエント急行殺人事件』など監督、俳優ともに目覚ましい活躍ぶり。ドーソン:自分には果たすべき使命があると、武器を持たずにドーバー海峡を渡りダンケルクへと船で向かう。演じるのはマーク・ライランス。そのほか、実力派俳優キリアン・マーフィーや、自らオーディションに参加し、映画初出演となるワン・ダイレクションのハリー・スタイルズにも注目したい。陸・海・空それぞれにフォーカスした特別映像また、ノーラン監督のコメントにあわせて、陸・海・空それぞれのシーンにフォーカスした特別映像が公開。絶体絶命の地ダンケルクで、生き抜くことを決意したそれぞれ3人の登場人物の姿をとらえたものだ。陸では、敵軍に包囲され見えない敵に追いつめられる兵士たち。フィオン・ワイトヘッドが演じるトミーが、民家の壁をよじ登って身を隠す。しかし敵の弾丸が容赦なく襲いかかり、ライフルに銃弾を装着しようとするのだが、その先に待っているのは…。空では、ダンケルクに向かう二機のスピットファイアに焦点を当てた。「敵が後ろに」と交信するパイロットにはトム・ハーディ。刹那、敵機からの襲撃によって火花が散る。「墜落する」と言葉を残して一機の戦闘機が海面に吸い込まれていく…。海では、帰国線に乗り込んだ若き兵士たちがつかの間の休息にホッとした矢先、船腹が敵の襲撃に晒される。海に投げ出された兵士を演じてるのは、俳優デビューを果たしたハリー・スタイルズだ。映画『ダンケルク』あらすじ1939年に開始された第二次世界大戦で、ドイツ軍はポーランドへ侵攻・勝利し、5月にはその勢力を北フランスにまで広げていた。敵対する英仏連合軍に対し、ドイツ軍は戦車・航空機など新兵器を駆使した電撃戦を展開、その火力・機動力を集中して運用する新スタイルの戦法で連合軍を圧倒、彼らをダンケルクに追い詰めた。危機感を募らせたイギリス首相ウィンストン・チャーチルはダンケルクに取り残された兵士40万の救出を命じ、1940年5月26日、英国内から軍艦だけでなく民間の漁船やヨットを含む、あらゆる船舶を総動員するダイナモ作戦を発動。奇跡の展開を迎えることになる、不可能と思われた作戦の行く末とは。これは人的資源の保全と、未来を担う数多くの若者を帰還させた意味で、世界の歴史を変えた作戦と言われている。作品詳細『ダンケルク』公開日:2017年9月9日(土)監督・脚本・制作:クリストファー・ノーラン出演:トム・ハーディ、マーク・ライアンス、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、ハリー・スタイルズ原題:『Dunkirk』©2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
2016年08月27日『ダークナイト』3部作、『インセプション』、『インターステラー』と、新作のたびに世界中を圧倒し続けてきたクリストファー・ノーラン監督の最新作となる『ダンケルク』(原題/Dunkirk)の日本公開が、2017年に決定。早くも特報映像が解禁となった。本作は、第二次世界大戦中の1940年5月26日から9日間、860隻の船舶で、イギリス軍、フランス軍の兵士約30万人以上もの命を救った、史上最大の救出「ダンケルク作戦」を描くスペクタクル・サスペンス大作。舞台となったフランスのダンケルクを皮切りに、オランダ、イギリス、そしてアメリカで目下撮影中で、ノーラン監督は初めて実話の映画化に挑んでいる。出演するのは、『マットマックス 怒りのデス・ロード』『レヴェナント:蘇えりし者』で圧倒的な存在感と迫真の演技を体現したトム・ハーディ、『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞助演男優賞に輝き、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』にも出演するマーク・ライアンス。舞台や映画で活躍し、『シンデレラ』や『マイティ・ソー』の監督としても評価の高い名優ケネス・ブラナー、『ダークナイト』シリーズをはじめ、ノーラン作品常連のキリアン・マーフィーら、錚々たるキャストたち。さらに、「ワン・ダイレクション」として活躍していたハリー・スタイルズが自らオーディションに参加し、映画初出演を果たしていることも大きな注目を集めている。併せて解禁となった映像では、数多くの若き兵士たちが登場するが、ハリーの姿は果たして…。また、マークが「これまでになかった展開の素晴らしい映画になる。いきなり観客を戦争のド真ん中へ連れて行く」と「Empire」誌にコメントし、世界中で大きく報じられたように、観る者を一気に引き込むノーラン監督の映像力は顕在だ。クリエイティブ・チームには、『インターステラー』の撮影のホイテ・ヴァン・ホイテマ、美術のネイサン・クローリー、編集のリー・スミスが引き続き参加。衣装のジェフリー・ガーランドは『インセプション』以来のタッグ、そして『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のアンドリュー・ジャクソンが視覚効果監修を担当するなど、精鋭たちが顔を揃えている。本作はまず、2017年7月19日より舞台となったフランスとベルギーを皮切りに、7月21日に全米&全英で公開される予定。『ダンケルク』(原題)は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月24日クリストファー・ノーラン監督が初めて実話の映画化に挑む最新作『ダンケルク(原題)』が、2017年に日本公開されることが決定し、日本版特報映像と海外版ティザーポスターが24日、公開された。本作は、第二次世界大戦中の1940年5月26日から9日間、860隻の船舶でイギリス軍、フランス軍の兵士約30万人以上もの命を救った、史上最大の救出作戦「ダンケルク作戦」を描くスペクタクル・サスペンス大作。撮影は今年5月23日から開始し、舞台となったフランスのダンケルクを皮切りに、オランダ、イギリス、そしてアメリカで行われた。キャストには、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『レヴェナント:蘇えりし者』で圧倒的な存在感と迫真の演技力を披露したトム・ハーディ、『ブリッジ・オブ・スパイ』でオスカー助演男優賞に輝いたマーク・ライランス、監督としても評価の高い名優ケネス・ブラナー、ノーラン作品常連の個性派キリアン・マーフィーらが出演。また、ワン・ダイレクションとして活躍していたハリー・スタイルズが、自らオーディションを受けて映画初出演を果たす。クリエイティブ・チームも精鋭たちが集結。撮影のホイテ・ヴァン・ホイテマ、美術のネイサン・クローリー、編集のリー・スミスは『インターステラー』に続いての参加となり、衣装のジェフリー・ガーランドは『インセプション』以来のタッグ、そして、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のアンドリュー・ジャクソンが視覚効果監修を担当している。『ダンケルク(原題)』は、2017年7月19日に本作の舞台となったフランスとベルギー、7月21日に全米&全英で公開。日本公開は2017年を予定している。
2016年08月24日クリストファー・ノーラン監督の次回作『ダンケルク(原題)』が、フランスのダンケルクでロケを開始した。第二次世界大戦中のダンケルクの戦いを描くもので、ノーランは脚本の執筆も行っている。その他の情報1940年、ドイツ軍はベルギー・フランス国境を突破し、約34万人の戦士たちが、大急ぎで用意されたイギリスのボートで脱出することになった。出演は、トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、最近活動休止を発表したワン・ダイレクションのハリー・スタイルスら。ロケはオランダ、イギリス、ロサンゼルスでも行われる。北米公開は来年7月21日。ノーランの最近作『インターステラー』は、全世界で6億7500万ドルを売り上げている。文:猿渡由紀
2016年05月24日ロンドン発のハンドバッグ&レザーグッズブランド「ラドリー ロンドン(RADLEY LONDON)」から、イギリス人ファッション デザイナー、ジョナサン・サンダースとのコラボレーションコレクション第2弾が登場。2016年4月下旬より、西武池袋本店、小田急百貨店新宿店、ラドリー公式オンラインストアで販売される。ハザードプリントを用いて、様々なサイズ・カラーの四角や三角のグラフィックをチェックボードのように連ねたパターンと、サンダースのコレクションでも用いられる、留め具や持ち手の意外なカラーの組み合わせが特徴のコラボコレクション。2015-16年秋冬シーズンに続く第2弾となる今回は、オックスブラッド、ネクタリン、ブルージェイド、コーラルと原色を基調にし、トートバッグ、ショルダーバッグ、ドローストリングバッグ、クラッチ、財布など全6型のアイテムがラインナップする。【概要】RADLEY LONDON×JONATHAN SAUNDERS発売時期:2016年4月下旬展開店舗:西武池袋本店、小田急百貨店新宿店、ラドリー公式オンラインストア展開アイテム:バッグ4型、財布2型価格:トートバッグ 57,000円+税ドローストリング 50,000円+税ショルダーバッグ 43,000円+税クロスボディバッグ 38,000円+税財布 15,000円+税、20,000円+税【問い合わせ先】ラドリーカスタマーデスクTEL:0120-115-175
2016年04月25日アン・ハサウェイがなんと2週間も前の3月24日(現地時間)に第一子を出産していたことが分かった。アンの代理人が「E!News」に正式に認めた。「ジョナサン・ローズバンク・シュルマン」と名付けられた赤ちゃんはとても元気な男の子で、現在ロサンゼルスで家族や友人に囲まれて過ごしているそうだ。2008年から交際を始め、2012年9月にアダム・シュルマンと結婚したアンは、かねてより母親になりたいと強くアピールしていた。結婚して4年半、待望の我が子の誕生に夫婦そろって大興奮。夫のアダムは非常に協力的で、出産までの過程でアンとの絆がさらに深まったという。出産から2週間経ってやっと公になった大ニュースだったが、実は出産後6日目にアンはある記事の画像をインスタグラムに投稿していた。内容は、「ジョージア州知事がゲイ差別を正当化してしまう可能性のある『信教の自由』に拒否権を行使した」ことであり、同性愛の兄を持つアンにとっては「これで息がしやすくなった」とキャプションを付けるほどホッとするニュースだったらしい。この記事の画像が投稿されたコメント欄では、内容についての議論が活発にやり取りされていたが、「アン出産」が報道されるやいなや、ファンからの「おめでとう!」コメントで埋め尽くされている。(Hiromi Kaku)
2016年04月08日ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)によるロエベ(LOEWE)が、 3月4日、パリのユネスコ本部を会場にショーを開催した。当初からの近未来的な視点を残しつつも、より一層エレガントな仕上がりを見せ、今シーズンも新しい方向性を示して新鮮な驚きを与えた。リングチェーンや輪ゴムなどのインダストリアルなパーツと、ネコやマスクのネックレスやチャームなどのユーモアを感じさせるディテール、それらは一見して整合しないが、アンダーソンの手によると一つのコレクションの中で見事に融合するのが不思議だ。相反するものを組み合わせるアイデアは、素材面でも見られ、バンブージャージーとナイロンを組み合わせたり、ビスコースにシルクをボンディングするなど、新しい試みにも挑戦。ボリュームを持たせたハンカチヘムのスカートを合わせてフェミニンにまとめているのも今シーズンの特徴。ミリタリー風の無骨なユーティリティーウエアを、リュクスに仕上げているのも興味深い。皮革製品の老舗であるロエベらしいレザーの襟無しコートは、ドロップショルダーにしてモダンな味付けに。またレザーのビスチェもキーアクセサリーとなっていた。終盤に登場した、糸を抜いてフリンジ状にしたツイードのスーツは、独特な素材感とシルエットを描いて強い印象を残した。
2016年03月22日すかいらーくは12月17日から、「ビストロフェア」を全国の「ジョナサン」店舗で開始した(一部店舗、10時30分までのモーニング時間は除く)。期間は、2016年1月20日までを予定している。同フェアでは、フランス産のフォアグラやトリュフなどを使用したメニューを提供する。フォアグラは、フランス・ペリゴール産のもので、EUが優良産地の農産物であることを保証する「IGP認定」を受けたものだという。「フレンチフォアグラ&ハンバーグ トリュフソース」(税別1,199円)は、フランス産フォアグラとハンバーグに、はちみつのコクを加えたトリュフソースをあわせている。「フレンチフォアグラ&サーロインステーキ トリュフソース」(税別1,599円)は、フランス産フォアグラとサーロインステーキを一皿にまとめた。また今回初めて、フランス政府が品質保証する「ラベルルージュ(赤ラベル)」に認定された豚肉のメニューも提供。ラベルルージュの豚肉は、フランスの全生産のうち、わずか数%程度しか認定されないほどの希少なもので、おいしさと安全性が保証されているとのこと。「ラベルルージュ ポークのグリル ポルチーニクリームソース」(税別1,299円)は、良質なポークをグリルして、濃厚なポルチーニソースで仕上げた。そのほか、「魚介たっぷり漁師風トマトソーススパゲッティ」(税別1,099円)、「渡り蟹のブイヤベースおじや仕立て」(税別1,099円)、「フレンチフォアグラのミニピザ」(税別599円)、「チーズフォンデュ」(税別699円/パン追加は税別120円)も販売する。
2015年12月17日クリストファー・ノーランの2000年作『メメント』がリメイクされることがわかった。9月にエクスクリューシブ・メディア・グループのフィルムライブラリーを買収したAMBIピクチャーズが企画したもの。AMBIは、「『メメント』はたびたびあの時代の最高の映画に挙げられる。我々がリメイクする意味があると感じる作品だ」とコメントしている。その他の情報ノーランが、弟ジョナサン・ノーランの書いた短編小説を脚色した『メメント』は、脚本部門、編集部門でオスカーにノミネートされ、作品部門、監督部門、脚本部門、助演女優部門でインディペンデント・スピリット賞を受賞した。主演はガイ・ピアース。900万ドルの低予算で作られたが、全世界で3900万ドルを売り上げ、興行的にもヒットした。文:猿渡由紀
2015年11月17日すかいらーくが展開する「ジョナサン」は15日より、カナダ産の厳選したオマール海老を使用した「ぷりぷリッチ♪オマール海老」フェアを開催する。○集まれエビ好き女子!カナダからオマール海老を殻つきのまま入荷。店舗で殻から身をはがし、軽くフリットすることで、オマール海老本来の素材の味と香ばしい味わいが楽しめる。今年は「タリアテッレ」と「ハンバーグ」のほかに、「カナダ産オマール海老のシーフードカレー」を新たに提供する。実施期間は12月16日まで。一部店舗では開催しない。「カナダ産オマール海老のシーフードカレー」は1,499円。ココナッツ香るスパイシーなカレーに、オマール海老とチーズをトッピングしてオーブンで焼き上げた。「カナダ産オマール海老のトマトアメリケーヌのタリアテッレ」は1,499円。揚げたオマール海老をのせ、濃厚なアメリケーヌソースにトマトソースを加えた特製ソースが生パスタに絡む。「カナダ産オマール海老&ハンバーグ」は1,399円。粒マスタード入りのクリームソースが海老の旨みを引き立てる。○期間限定"ごほうびスイーツ"は「渋皮栗」同フェアに合わせて、期間限定季節の「ごほうびスイーツ」も展開。「焼きたてデニッシュ渋皮栗のモンブラン仕立て」は499円。焼きたてデニッシュに、バニラアイスと濃厚なマロンクリームやホイップをトッピング。渋皮栗も添えた。「かぼちゃプリンと渋皮栗のサンデー」は499円。かなかぼちゃプリンに、渋皮栗のアイスとソフトを組み合わせた。「渋皮栗のモンブランパフェ」は629円。渋皮栗のアイスやマロンクリームに、コーヒーゼリーをプラスした。「渋皮栗アイス」は249円となる。※価格はすべて税別
2015年10月14日すかいらーくが展開するジョナサンはこのほど、「香る松茸 踊る牡蠣フェア」を開始した。○"クンクン・シャキシャキ・プリプリ・ふわふわ・チュルジュワー"、おいしい秋の味覚が一堂に同店は、「素材へのこだわり」「食文化の発信」をコンセプトに掲げ、これまでも徳島県産阿波尾鶏、沖縄県産美ら島あぐー豚など、日本各地の厳選食材を積極的に紹介してきた。今回は、秋の味覚をさまざまなバリエーションで楽しめる、同店ならではの厳選メニューを用意する。秋の風物詩の代表格である「松茸」と「牡蠣」をはじめ、「鱧」や「九条ネギ」など盛りだくさんの食材を楽しめる。各店舗で炊き上げる松茸ごはんや、牡蠣のおいしさを閉じ込めた牡蠣フライのほか、厳選した秋食材を和風スパゲティ、包み蒸し、パエリアなどジョナサンならではのバリエーションで提案し、楽しみやワクワク感を提供するという。対象期間は、9月3日~10月14日。対象メニューは以下の通り。「松茸ごはんと広島産牡蠣のよくばり御膳」(1,349円)は、甘辛のみそが、牡蠣と野菜の味わいを引き立てる包み蒸し。旨みが凝縮した牡蠣フライに、香り豊かな松茸ごはんと秋の味覚が詰まった和膳となる。「鱧(はも)と松茸と九条ネギのうどん&広島産牡蠣の卵とじ丼」(1,249円、うどん単品949円)は、松茸の芳醇な香りの出汁に柔らかな鱧と九条ネギを浮かべた上品なうどん。ジューシーな牡蠣フライを卵でふわっととじた丼と合わせて味わえる。濃厚でクリーミーな広島産牡蠣と香り豊かな松茸、たっぷり入った九条ネギの風味が絶妙なバランスの「広島産牡蠣と松茸と九条ネギの和風スパゲティ」(999円)は、白だしベースのソースにしょうがを加えてあっさりとした味わいに仕上げたという。「広島産牡蠣フライ&和風おろしハンバーグ」(999円)は、大根おろしと青じそでさっぱりと仕上げたジューシーなハンバーグと、濃厚でクリーミーな牡蠣フライの組み合わせ。「広島産牡蠣とシーフードのパエリア」(1,099円)は、プリッとして旨みを閉じ込めた牡蠣をのせた具材たっぷり、熱々の一皿。サフランの風味豊かなライスにトマトや魚介の旨みを凝縮しているという。※価格はすべて税別
2015年09月08日すかいらーくが展開するジョナサンはこのほど、「一晩漬け込んだふわとろフレンチトースト」の新テイスト、「ミックスベリー」と「キャラメルバナナ」の2種類を販売開始した。○「ミックスベリー」と「キャラメルバナナ」の2種類を販売「一晩漬け込んだふわとろフレンチトースト」は、卵・生クリーム・ミルクを混ぜ合わせたアパレイユに、厚切りのブリオッシュを一晩じっくり漬け込む。しっかりしみこんだブリオッシュを、注文を受けてから店舗のオーブンで焼き上げる、"外はカリカリで香ばしく、中はふわとろ"のフレンチトーストだという。焼き立てのふわとろ感を保ち、熱々で味わえるよう、調理する鉄板鍋で提供。すでに先行販売しているメープルシロップタイプはすぐに売り切れてしまう店舗もあるほどの人気ぶりとのこと。今回登場する「ミックスベリー」と「キャラメルバナナ」は、フルーツ・生クリーム・バニラアイスをふんだんにトッピング。ふわとろフレンチトーストの熱々さと、バニラアイスの冷たさ、生クリームとフルーツの甘さが奏でるハーモニーを楽しめる。「一晩漬け込んだふわとろフレンチトースト ミックスベリー」は、熱々のフレンチトーストの上には、とろけるアイスとたっぷりのホイップを乗せた。ミックスベリーソースとあわさって、爽やかな甘さとなっている。価格は799円(税別)。「一晩漬け込んだふわとろフレンチトースト キャラメルバナナ」は、キャラメルソースとバナナが、ふわとろのフレンチトーストにベストマッチ。濃厚な甘さを思う存分楽しめるスイーツとなる。価格は799円(税別)。毎日14時より販売。数量限定で、予告なく終了になる場合がある。
2015年09月06日すかいらーくが展開する「ジョナサン」ではこのほど「沖縄あぐー豚の旨みを楽しむハンバーグ」フェアを開始した。9月3日の期間限定で実施する。同店では「素材へのこだわり」「食文化の発信」をコンセプトに、これまでも徳島県産阿波尾鶏や北海道十勝ハーブ牛など、日本各地の厳選食材を使用したメニューを販売してきた。今回のフェアでは、希少な琉球在来種・アグーの血統を持つ沖縄県産のブランド豚「美ら島あぐー豚」を使用したメニューを提供。「美ら島あぐー豚」はうまみ成分のほか、香り成分のオレイン酸も多く含まれているという。対象メニューは、「ふわっと! あぐー豚とアンガス牛のハンバーグ おろしポン酢」(1,049円)、「ふわっと! あぐー豚とアンガス牛のハンバーグ&オホーツク産たらば蟹 おろしポン酢」(1,349円)、「ふわっと! あぐー豚とアンガス牛のハンバーグ 特製デミグラスソース」(999円)、「ふわっと! あぐー豚とアンガス牛のハンバーグ&海老フライ 特製デミグラスソース」(1,249円)など。メインとなるハンバーグは、世界三大ビーフの1つ「アンガス牛」をブレンドして、豚のうまみや甘みを最大限に引き出したという。また、ふわっとした食感にこだわり、通常よりもポーク比率を多くしている。ソースやメニューは、ハンバーグをライスとともに食べる人が多いことから、ごはんに合うことを意識して設計したとのこと。なお同フェアは、モーニング時間帯(~10時30分)は対象外となる。※価格は税別。地域により販売の有無、価格が異なる場合あり
2015年06月25日すかいらーくはこのほど、「ニッポン、ジョナサン、ごちそうさん。」フェアを、同社が展開するレストラン「ジョナサン」で開始した。フェアは6月17日まで開催する。今年で35周年を迎える同店は、「素材へのこだわり」「食文化の発信」をコンセプトに掲げ、これまでも希少価値の高い日本各地の厳選食材を積極的に紹介してきた。今回の企画では、江戸時代から約350年受け継がれる手綯い(てない)という伝統技術により作られる日本三大うどんの1つ「秋田県稲庭うどん」をセレクト。そのほか、「長崎県産真鯛」「国産ブランド牛」「鹿児島県甑島(こしきしま)産きびなご」「青森県産子持ち帆立」などを使用した。「秋田無限堂 稲庭うどん 比内地鶏のつけ汁仕立て&しらすの2色丼」(税別1,199円)は、比内地鶏入りのごま味噌つゆで食べる稲庭うどんと、愛媛県のしらすを使用した小どんぶりのセット。うどんには麺つゆも用意する。同じく稲庭うどんを使用した「秋田無限堂 稲庭うどんのしそ薫るジェノベーゼ」(税別899円)は、うどんの麺をパスタに見立て、しそを使用したソースと和えて、冷製パスタ風に仕上げた。生ハムや蒸し鶏、野菜などをトッピングし、さっぱりとした味わいが特徴とのこと。「長崎県産真鯛 焼き鯛めしの出汁茶漬け膳 甑島産きびなごサラダ・漬物つき」(税別1,199円)は、鮮度のいい真鯛を使った鯛めしと、甑島のきびなごを使ったサラダのセット。鯛めしにだしをかけると、お茶漬けとしても楽しめるとのこと。このほか、「陸奥湾(むつわん)産子持ち帆立のグリル&ハンバーグ」(税別1,099円)や、数量限定で販売する「国産牛の赤身のステーキ」(税別1,599円)など、全部で5つのフェア対象メニューを提供する。なお4月23日からは、同店の35周年を記念して、先着順で賞品が当たるハズレなしのスクラッチキャンペーンもスタートする。同フェアはモーニング時間帯(6時~10時半)は対象外。一部地域で販売の有無および価格が異なる場合もある。
2015年04月19日すかいらーくが展開するジョナサンはこのほど、本場イタリアの味が楽しめる「イタリアンフェア」を開始した。4月15日まで実施する。今回のフェアでは、ピッツァとパスタなど全8種のメニューを提供する。本場の味にこだわり、中でもピッツァとパスタは素材、製造工程から検討を重ねたとのこと。ピッツァは味だけではなく、食感、豊かな小麦の香りなど生地自体のおいしさまで追求した。焼き上げには、ゴムの木の薪(まき)を使用したジョナサン専用の窯を使用している。手間をかけることで、もちもちの中にも、サクッとした手作りならではの生地の食感と、窯焼きの香ばしさが楽しめるようになった。ナポリピッツァの定番メニュー「水牛モッツァレラのマルゲリータ」(799円)は、イタリア産水牛モッツァレラチーズを使用した。「クアトロ フォルマッジオ はちみつ添え(4種チーズのピッツァ)」(899円)は、ゴーダにモッツァレラ、ゴルゴンゾーラにパルメザンの4つのチーズを使用。はちみつをかけるとまろやかな味わいになるという。パスタの「渡り蟹のトマトソースタリアテッレ」(999円)は、ほんのり甘いワタリガニのほぐし身とトマトソースを使用した。「彩り野菜と生パスタのラザニア仕立て」(999円)は、生パスタごと焼き上げ、熱々の状態で提供する。「黒毛和牛 トマトすき焼き仕立てのタリアテッレ」(1,099円)は和風パスタで、国産黒毛和牛を使っている。その他、「リブステーキのイタリアントマトソース<単品<」(1,349円)、「地鶏"阿波尾鶏"のイタリアングリル~トリュフソルト添え~」(1,099円)、「タスマニアビーフハンバーグ ゴルゴンゾーラの薫るクリームソース」(999円)も用意した。フェアメニューは、モーニング時間帯(~10:30)を除いて提供する。価格はすべて税別。なお、一部地域により販売の有無、価格が異なる場合もあり。
2015年02月18日すかいらーくが展開するガスト、ジョナサン、バーミヤンなどのファミリーレストラン各店はこのほど、「いちごスイーツ」の販売を開始した。ガストでは、1月22日に「いちごとマスカルポーネのパンケーキ」(599円)を発売する。店舗で1枚ずつ焼き上げるふんわりしたパンケーキの上に、いちごとマスカルポーネクリームをたっぷりとのせた。その他、フレッシュないちごとヨーグルトを使った「フレッシュいちごパフェ」(499円)も販売する。ジョナサンでは、ソルベ、ゼリー、ソースなどにいちごをたっぷり使った「フレッシュいちごパフェ」(629円)を販売している。「フレッシュいちごとチョコブラウニーのサンデー」(499円)、「いちごとあずきのミニソフト」(399円)、「いちごソルベ」(249円)といったメニューも楽しめる。バーミヤンでは、「いちごアンニン・アイス添え」(349円)を販売。いちごの酸味とオリジナルのアンニンドウフのミルキーな味わいが楽しめる。アイスは、いちごとバニラのどちらかを選択可能。夢庵では、「ソフトいちごあんみつ」(549円)、「いちごソフトパフェ」(549円)、「北海道濃厚ソフト(いちごソース)」(269円)を用意している。グラッチェガーデンズでは、「GG’s ワッフル(ホワイトストロベリー)」(499円)を提供。焼き上げたワッフルにメープルシロップをかけ、上にたっぷりのホイップといちご、ホワイトチョコを散らした。「GG’s パンケーキ(ホワイトストロベリー)」(599円)も販売している。魚屋路では、「いちご」(310円)、「プリンアラモード」(260円)を用意している。「おはし Cafe ガスト」では、「苺とベリーの雑穀クレープ」(549円)や、「ストロベリーミニパルフェ」(499円)を提供している。※価格はすべて税別
2015年01月13日すかいらーくが展開するジョナサンはこのほど、カナダ産のオマールエビを使用した「贅沢! オマール海老」フェアを開始した。「オマール海老」は、数あるエビの中でも大型で引き締まった身と、うまみと甘みのある味わいから"シーフードの王様"とも呼ばれている。同フェアでは、世界でも有数の産地であるカナダ産の、最も身が固く品質が良いとされる時期に獲られたオマールエビを使用している。店舗に届いたオマールエビは、注文を受けてから調理し、揚げたてを提供する。ソースはエビのうまみを最大限に楽しめるよう、オマールエビ用のクリームソースを開発した。「カナダ産オマール海老&ハンバーグ」(1,099円)は、ハンバーグの上にオマールエビをのせた、エビの存在感が際立つメニュー。粒マスタードを効かせたクリームソースをかけて仕上げている。「カナダ産オマール海老のトマトアメリケーヌのタリアテッレ」(1,199円)は、パスタにカラッと揚げたオマールエビをのせた一皿。パスタは、濃厚なアメリケーヌソースにさわやかなトマトソースを加えた特製ソースで味付けしている。※価格はすべて税別
2014年12月22日11月22日から全国512スクリーンで公開がスタートしたクリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』が、土日2日間で動員数13万7,490人、興行収入1億9,338万円を記録し、週末興行ランキングで第1位の好スタートを切ったことが25日、明らかになった。本作は、壮大な宇宙を舞台に、人類の存亡を懸けたミッションに挑む人間たちのドラマ、そして、父娘の愛と絆を描いた感動作。幼い子供を持つ父親であり、重大な使命を担う元エンジニア、主人公クーパーをマシュー・マコノヒーが熱演する。ノーラン作品では初めての泣ける映画ということもあり、これまで圧倒的に男性ファンが多かった本監督作品ではめずらしく、週末の劇場には多くの女性が訪れた。公開前に行われた試写会でも涙する観客が続出。「開始1時間で涙が止まらなかった」「号泣した」「ノーラン作品で初めて泣いた」「オールタイムベスト1に入る傑作だった」と感動によったものが目立った。さらに、日本を代表する映画監督も絶賛。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの庵野秀明監督は「圧巻です。面白かったです」、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督は「映像の革命家ノーランが空前絶後のスケールで描く未来への希望」とコメントを寄せ、大友啓史監督、中田秀夫監督、李相日監督らも、映画館で見るべき1本と称賛している。なお、世界では11月7日より公開され、わずか数日で全世界興行収入1億3,000万ドルを超え、世界興行ランキングでオープニング1位を獲得。23日までには全世界興行収入は4億ドルを超える結果となり、世界中で支持を集めている。(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月25日クリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』が11月22日、ついに公開を迎えた。壮大な宇宙を舞台に、人類の存亡を懸けたミッションに挑む人間たちのドラマ、そして、父娘の愛と絆を感動的に描いた本作で、主人公クーパー演じるマシュー・マコノヒー、クーパーと共に旅するアメリアを演じるアン・ハサウェイと並び、女優のジェシカ・チャステインが、物語の鍵を握る女性科学者を演じている。そしてこのたび、ジェシカ・チャステインが「爆発があちこちで起きる単なる超大作じゃないの。とてもエモーショナルな映画なの」と本作の魅力を語り、撮影秘話も告白。「大ファンだった」というノーラン監督の作品に初めて出演した彼女は、「クリスはいつも、なにか反応できる状況を作り出してくれる」と、実際の環境を追及する監督のやり方は、演じる役者にとってとても大切なことだと語った。――最初に脚本を読んだ時、自身の役にどんな印象を持ちましたか?このキャラクターをとても気に入ったわ。彼女は宇宙物理学者で、地球が直面している農業の危機から、私たちを救おうとしているの。私が気に入っているのは、ストーリーを通して彼女が経験するエモーショナルな旅なの。彼女が子供の時、トラウマになるようなことが起きるわ。それで彼女は、物理や数字、公式の影に隠れるの。でも自分の仕事を通して、彼女は実際、なにかスピリチャルなものを学んでいく。愛は決して消えないというのを学ぶことになるの。そしてそのことがきっかけで、自分が子供の時に持っていたアイディアに気づくわけ。とても怒っていて、傷ついていて、弱々しくて、サボテンみたいな人を演じるのは面白いと思ったわ。そして最後に彼女は、花のように開花するの。――今回、初めてクリストファー・ノーラン監督と仕事をしたわけですが、実際に彼と仕事をしてどうでしたか?私は彼の作品の大ファンだったわ。彼が今までに手がけたすべての作品が大好きだった。『メメント』のような小さな作品も、もちろん『インセプション』も、その間の作品もすべてね。私が理解していなかったのは、、、なぜなら、これは私が今までにやった一番大きな作品なの。演技のシーンが、スペシャル・エフェクトやそのためのテクニックによって、端に追いやれることになるかどうかもわからなかった。それが私が心配していたことだったの。でもそれは完全に誤っていたわ。私が現場に行ったら、キャラクター同士の関係が、彼(クリス)にとって、とても重要なのがわかったの。――ノーラン監督は、現場で実際に撮影できるエフェクト(特撮)をかなりやるそうですね。砂ぼこりとかはそうだった。そういったことは普通、後から足したりするけど、そこで使われていたものはすべて彼らが作り出したの。彼らは厚紙から、体で分解できるもの(砂ぼこり)を作ったの。――そういったことは、演技をする上で役立ちましたか?役立つわ。間違いなく、そういったことが起きた方がいい。私が聞いた話では、『タイタニック』でジェームズ・キャメロンは、水を冷たくさせたかったの。水を暖かくしたくなかったの。なぜなら水に触れた瞬間にそれがわかるからね。息づかいとかから。私は自分の回りにある環境に反応する方が好き。役者として私は、常に真実を探しているの。その状況での真実をね。もしグリーンスクリーンとか、砂ぼこりがぶつかってくるフリをしながらなにかを演じていたら、それらは、私のキャラクターが本当にすべきことの邪魔になるわ。――たくさんのVFX(視覚効果)が詰まったSF超大作でも、ノーラン監督は、できる限りそれらがリアルに感じられるように気を配っているんですね。私たちがヘアとメイクのテストをしている時、ロボットのタース(TARS)役のビル・アーウィンもそこにいたの。昨日、マシュー・マコノヒーが言っていたわ。「ビルはほかのどの役者よりもずっとその場にいた」ってね。シーンの中で、ただそこに(タースが)立っていたり、置いてあったりする場合でも、ビルはそこにいたの。その背後でずっとそれを演じていた。私がタースと関わるシーンはなかったけど、クリスはいつも、なにか反応できる状況を作り出してくれるわ。――本作では、宇宙船の人たちとビデオスクリーンを通してやりとりする場面があります。直接彼らに話しかけるわけではないあのシーンを演じるのは、どれくらいチャレンジでしたか?カメラに向かって話しかけるの。でもそういったことは、彼女のフィーリングを演じる上で役立ったわ。役者としては、他の人たちと演技をするのが好きだけど、この女性は、置いてきぼりにされた人なの。完全に置いてかれた人なの。私はクリスとの仕事で、それを初日に撮影したの。私は最初とても驚かされた。「このシーンから始めるの?」って感じでね。――とても大事なシーンですよね。そうなの。とても鍵となるシーンなの。でも彼がそうしてくれてよかったわ。なぜなら(まだその時は)どこか居心地が悪くて、どうしていいかわからない感じで、それはまさにこのキャラクターがそこで感じているべきものだったの。1人でカメラを見ているというのはね。分かるでしょ?とても小さな部屋で、クリスと数人の人たちだけでそれを撮影したわ。すべての役者たちが、自分の過去やなにか個人的な経験から(シーン内の)感情を探るように、私も昔の感情を思い起こしながら、この映画の撮影を始めたの。(C) Kaori Suzuki(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月24日『インセプション』『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督が、壮大な宇宙を舞台に父娘の愛と絆を描いた最新作『インターステラー』(11月22日公開)。人類の存亡を懸け、愛する家族の未来を守るため、居住可能な新しい惑星を探すという重大な使命を任された人間たちのドラマを描いた本作について、ノーラン監督は「新しい挑戦がたくさんあった」と語る。初めて"宇宙"を舞台に描いた本作で、ノーラン監督は徹底的にリアリティを追及し、CG技術に頼るのではなく、実際に実物を撮影することにこだわった。そして、過酷なロケ地での撮影も行ったが、「本当に厳しい環境に行くことは、リアルさをさらに深めることになる」と、俳優たちにとっても重要なことだったという。――本作で、ご自身にとって新たな挑戦だったことは?この映画には新しい挑戦がたくさんあった。宇宙の旅を描くという挑戦は、長い間やってみたかったのに、一度もやったことがないものだった。技術的な観点から言うと、とても難しい。われわれはグリーンスクリーンを使わないという決断を下した。効果スタッフに環境を全部引き渡したくなかったんだ。窓の外の景色をリアルにしたかった。だからわれわれはセットを建てた。セットというより、シミュレーターに近いものだったよ。中に座ると、窓の外で、宇宙船が異なる外力に反応している様子が見えるし、感じることができる。そんなふうに、自然な方法でこの映画のリアリティを達成することがとても重要だったんだ。――リアリティを追及するため、かなり過酷な現場で撮影を行ったそうですが、現場で最も大変だと感じたことを教えてください。スタッフにとっては、ウォーター・プラネット(水の惑星)がもっとも大変だったと思う。膝までの深さの水の中に3日間立っていたんだ。機材を置くところがどこもなくてね。すべてを持っていないといけなかった。乗り物を動かさないといけなかったし。凍えるほどだった。ものすごく寒かったよ。でも実は、僕はそういうのが好きだったんだ(笑)。そう、実際は好きだったんだよ。――なぜ、過酷な現場が好きなのですか?何もそこには置けなかったからだよ。まるで小さな映画をやっているみたいだった。突然、余分な装備をすべて取り除かないといけなかった。そういう要素をとても楽しんだよ。また、カメラクルーにチャレンジすることがとても楽しかった。役者たちにチャレンジすることもね。彼らは、想像できるもっとも厳しい環境に行く宇宙飛行士を演じているわけだからね。本当に厳しい環境に行くことは、そのリアルさをさらに深めることになるんだ。――ウォーター・プラネットは、アイスランドで撮影されたんですね。そうだよ。僕たちが『バットマン・ビギンズ』を撮影した氷河の近くに(あの場所)見つけたんだ。あの映画で使わなかった氷河のところに、撮影するために戻ったんだ。その近くに、氷河が溶けた水のような、河川デルタみたい場所があって。見渡せる限りね。2、3フィートの深さしかないけど、黒い砂が下にあって、深く見える。深い海のように見えるけど、そこを歩くことができるんだよ。――そのように徹底してリアルを追及して描いた宇宙が舞台の作品ですが、作品の根底にあるのは父娘の絆と愛の物語です。監督自身が父であることが、この映画に与えている影響を教えてください。僕にとってはそれがこの映画のすべてだと思う。それがこの映画を作りたかった理由だ。この映画の中心にあるのは、父親と子供たちの関係だ。それがとても強い。だから僕はこのキャラクターと彼の旅、彼の難しい心情に深く共感した。僕にとってこれはとても個人的な映画になった。そういう興奮は、人が感情的に強くつながりをもつことに関係している。個人的にとても強く感じると、それによって人はとても大胆で、風変わりな場所に連れ出される。スリルあふれる映画体験のアトラクションにね。フィルムメイカーはそういう素晴らしいコンビネーションを持つべきだと思う。(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月20日“ダークナイト三部作”のクリストファー・ノーラン監督の最新作『インターステラー』でアン・ハサウェイが主人公と共に宇宙へと旅立つブランドを演じている。『ダークナイト ライジング』に続いてノーラン作品に出演するハサウェイは本作でどんなキャラクターを演じたのだろうか? 彼女に話を聞いた。その他の写真『インターステラー』はノーラン監督と弟のジョナサン・ノーランが共同で脚本を執筆し、マシュー・マコノヒー、ジェシカ・チャステイン、ケイシー・アフレック、そしてマイケル・ケインらが出演する作品で、地球がその寿命を終えようとしている未来を舞台に、愛する家族を守るために、宇宙へと旅立つ者たちのドラマを描く。本作は監督の意向で、映画の内容を事前に伝えすぎないよう細心の注意がはらわれている。よって彼女が演じたブランドについても、具体的な情報などはここでは伝えない方が良いだろう。ただ、ハサウェイは自身が演じた役は「とてもタフだけど、同時にとても弱々しい面も持ち合わせている」と分析する。「彼女はタフにならないといけなかった人なの。彼女にはそれが必要だった。それが彼女の責任で、その責任を彼女は喜んで受け入れていたわ。そして、自分の中にある傷つきやすい面を知ることを拒んできたの。でも、すべてをコントロールする出来る人はいないわ。だからそういった(脆い)面が出てくるの」。“人類を救う”という壮大なミッションを携えて広大な宇宙へと旅立ったブランドたちは、多くの困難と想像を絶する光景に出会い、その心は大きく揺れ動く。しかし、ハサウェイは本作を「希望を感じさせてくれる映画」だという。「クリスのユニークな点は、彼のような知的な人が、驚くべき楽観主義だいうこと。彼は、私たちをとんでもなく複雑で、要求の多いジャーニーに連れていきながら、最後に希望を感じさせてくれるの。フィルムメイカーとしての彼の頭脳明晰な点は大好きだけど、この映画はそれだけじゃない。人間の魂や、人と人の関係についての映画なの。そういった作品が存在し、その中に出演していることをとても誇りに感じているわ」。人類の命運をかけた旅はどんな結末を迎えるのか? 主人公クーパーやブランドたちは宇宙で何を見たのか? すべては謎に包まれているが、ハサウェイはこの映画に出演することで「ずっと地球は美しい場所で、素晴らしい贈り物なのはわかっていたけど、この映画のおかげでそういったことをより深く感謝するようになった」という。「自然のそのままの美しさに自分が魅了されていることに気づくの。アクセサリーも流行の服も要らない。ただここに座って、そよ風を感じて、葉が揺れるのを見るだけで十分ね。この映画の前にそういったフィーリングを今ほど意識していたかはわからないわ」。ノーランの作品はいつも壮大で、考え抜かれた設定や物語が描かれるが、その中心にあるのは誰も共感できる“人間ドラマ”だ。ハサウェイが役を通してたどった“心の旅”を大きなスクリーンで堪能してほしい。『インターステラー』11月22日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年11月17日クリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』(11月22日 日本公開)が、11月7日より全米3,561のスクリーンで公開され、5日間(11月5日~9日※5日から北米249館で先行上映)で興行収入約5,215万1,000ドルを記録。世界62のマーケット(北米を除く)では、週末3日間(11月7日~9日)で約8,000万ドルを稼ぎ出し、わずか数日足らずで全世界興行収入約1億3,215万1,000ドルとなる大ヒットスタートを切った。強い! 今や、クリストファー・ノーランのブランド力は、最強である。これまで見たことのない革新的で独創的な世界観、そしてそれを見事に王道のエンターテイメントにまで昇華させ、だれもが楽しめる作品を創りあげた。勝因はいくつもあるだろう。だが中でも、数多くの人々の心をわしづかみにしたのは、究極とも言える父娘の強い絆と愛の物語だった。たとえ舞台が壮大な宇宙となっても、ノーランが常に作品の根底に描くのは、血が通った人間による愛の物語なのだ。○父娘の究極の親子愛と、自己犠牲のドラマにうなる!本作の主人公、元NASAのパイロットでエンジニアのクーパーを演じるのは、『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。近未来の地球では、劇的な環境の変化や世界規模の食料難により、人類は滅亡の危機にひんしている。パイロットを辞め、農夫としてトウモロコシを育てていたクーパーに、ある日、人類が住むことができる新たな惑星を探すという命懸けのミッションが課せられるのだ。もちろん、クーパーも葛藤する。そりゃそうだ、生きて帰ってこられる保証なんてどこにもない。むしろ、帰還できる可能性なんて限りなくゼロに等しいのだから。妻に先立たれたクーパーには、息子と娘がいるが、好奇心旺盛で、ロケットや宇宙など科学的なものに興味を示す娘マーフ(マッケンジー・フォイ)とは、特別な絆を感じているようだ。「君の娘さんの世代で世界は終わる」と告げられたクーパーは、愛する娘と共に世界の終わりを待つか、それとも娘の未来のために旅立つかという、究極の決断を迫られる。そして彼が選んだのは娘の未来だった。「行かないで」と懇願し泣きじゃくる娘に対し、「親は子供の記憶の中で生きる、とママも言っていただろう」と諭すシーンが実に切ない。覚悟を決め、「必ず、帰ってくる」と娘を強く抱きしめる姿に、涙腺崩壊は必至だ。クーパーと同じく二児の父でもあるマコノヒーは、ノーラン監督作について「これだけ壮大な世界を、彼のように描ける人はほかにいない。でも、どんな規模の作品であっても、彼の映画は必ず何か個人的で親密なものになる。この映画にはもっと人間の血が通っている。ここで描かれているのは、バットマンのような架空の存在ではなくて、実際の人間なんだからね(笑)」とたたえるが、本作もしかり。クーパーを完全無欠のヒーローに仕立て上げるのではなく、父親として子供を守れないかもしれないという苦悩をも描き込むことで、より見る者の心を揺さぶっていく。また、残されたマーフの心情も並行して映し出される。父クーパーのいる場所は、あまりにも地球から遠く、意思疎通はできない。父を愛するがゆえに、裏切られたのではないかという疑心が彼女の心をさいなむ。その一方で、クーパーは、次から次へと予想外の出来事に見舞われ、身の危険にさらされていく。そこで彼の頭をよぎるのは、ある博士から言われた言葉だ。「父親は死ぬ前に何を思い浮かべると思う? 子供の姿だ」。その言葉をかみしめたクーパーは、娘との約束を決してあきらめない。果たして、最大の危機を乗り越えられるのか!? 見ている方が固唾を呑むような展開である。また、父と娘のドラマといえば、クーパー親子に寄り添うだけではなく、クーパーと共に旅をするアメリアと、彼女の父・ブランド教授親子の関係性もつづられる。アメリアを演じたのは『レ・ミゼラブル』(2013年)でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアン・ハサウェイだ。アンは「世界を広げたり、文明を進化させたりする時には必ず、自分自身より大義を優先させる少数によって、大きな犠牲が払われてきた」と、アメリアたちの勇気ある行動を敬う。実際、アメリア自身も、自分の人生を犠牲にしてミッションに参加し、それ以上に、全てを承知で娘を送り出した、マイケル・ケイン扮するブランド教授の葛藤は計り知れないものがあるだろう。そんな親子愛のドラマが、丁寧かつ多層的に描かれている点が素晴らしい。○人間の弱さと強さの両面を描いたことで、浮き彫りになった愛の力本作の脚本は、クリストファー・ノーラン監督と、弟のジョナサン・ノーランの共著だが、これまでどおり、決して紋切り型で人間を語らない、懐の深い洞察力は健在だ。例えば、クーパーが「人は自分の家族や友人には献身的になれるが、他人にはそうなれない」といった愚痴をこぼすシーンがある。そういうキレイ事では済まされない、核心をついたセリフが、見る者の心に一石を投じていく。また、地球の未来を託されたクーパーやアメリアら有能な科学者やエンジニアたちは、選ばれし人々だが、劇中で描かれる宇宙の果てしない孤独の中では彼らの人間的なもろさをもあぶり出していく。チャレンジャーたちも人間だから、未知の地では恐怖や孤独感も感じるわけだ。時には動揺し、われを失う姿も赤裸々に描写される点が実にリアル。特に、中盤で用意された、サプライズのトラップには、思わず目を見張る。もちろん、こちらは見てのお楽しみということで。だが、そういう人間の暗部もきちんと描くからこそ、後半の着地点である愛の力に、さらなる説得力が生まれる。そう、本作の旅の終着駅は、ずばり愛なのだ。導入部は一見すると科学的で、見ている私たちも、クーパーたちと同様に、予測不能の冒険をさせられる気分になる。しかし、その波乱に満ちた航海を終えた後、こんなにおおらかで力強い結末に涙するとは、誰が予想できようか?やはりノーランが伝えたいメッセージは、人をつなげ人を救うのは、いつの時代も人間同士を結びつけてきた愛なのだ。それが、過不足なく、雄弁に語られる。もはや、このストーリーテリングは神業に近い。そしてノーランは公言する。「これは、父親であることの意味を描いた作品でもある。それがこの映画を作りたかった理由であり、そしてとても個人的な映画となった。僕の制作プロセスにおいて、そういうアイデアを最優先にしているからこそ、宇宙の要素を楽しむものだけでなく、ストーリーのある映画になっていると思う」と。4人の子供を持つノーランが描く感動作『インターステラー』。クリストファー・ノーランがフィルムメーカーとして、さらなる進化を遂げたことを実感できそうだ。(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月17日『インセプション』『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』(11月22日公開)の見どころに迫る約13分間の特別映像がこのほど、公開された。わずか数日で世界興行収入1億3,000万ドルを超え、世界でのオープニング記録1位を記録した本作は、地球滅亡のカウントダウンが迫る中、人類の存亡を懸け、そして、愛する家族の未来を守るため、居住可能な新しい惑星を探すという重大な使命を任された人間たちのドラマを描く感動作。幼い子供を持つ父親であり、重大な使命を担う元エンジニア、主人公クーパーをマシュー・マコノヒーが熱演する。公開された特別映像は、撮影の舞台裏と、本作で描く物語について、ノーラン本人とキャスト&スタッフが激白する超貴重映像。ノーランは「これは人間を描いた映画。でも宇宙を舞台に展開する以上、僕にとって一番の大作で意欲作だ」とアピールし、「クリス(ノーラン)は作品のスケールやSF要素に人間性を盛り込み見事にバランスをとっていく」(マシュー・マコノヒー)、「出演できて幸運だったわ。傑作が多い彼の作品の中で特に壮大だもの」(アン・ハサウェイ)と、アカデミー賞受賞コンビも手ごたえを語る。そしてノーランは、「宇宙船内部もリアルな環境にして、グリーンスクリーン撮影を避けた。まったくしてない」と徹底的にリアルにこだわったとコメント。「彼は実際に撮影することを常に目指している」(特殊効果監修のスコット・フィッシャー)、「クリスは特殊なロケ地で惑星の雰囲気を創り出すの。本物だからこそ映像がリアルなのよ」(製作のリンダ・オブスト製作)と、スタッフ陣もノーランの徹底ぶりを明かす。さらに、最初の時点で「重力の異次元移動の観点で、科学はどこまで進歩しているか、ブラックホール周辺の重力と光の影響を科学に忠実に描こう」と思ったと語るノーラン。ワームホールに関して権威の1人である理論物理学者で、今回製作総指揮として参加したキップ・ソーンも「ワームホールを正確に描いた映画は今までなかった。ブラックホールも同じだ。今回初めて、その描写がアインシュタインの一般相対性理論に基づいている」と太鼓判を押す。(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月16日“ダークナイト三部作”のクリストファー・ノーラン監督の最新作『インターステラー』の13分にもおよぶメイキング映像が公開になった。ノーラン監督の本作にかける想いが伝わるインタビューや、貴重な撮影風景がギッシリとつまっている。特別映像本作はノーラン監督と弟のジョナサン・ノーランが共同で脚本を執筆し、マシュー・マコノヒー、ジェシカ・チャステイン、アン・ハサウェイ、ケイシー・アフレック、そしてマイケル・ケインらが出演する作品で、地球がその寿命を終えようとしている未来を舞台に、愛する家族を守るために、宇宙へと旅立つ者たちのドラマを描く。このほど公開された映像ではノーラン監督をはじめ、監督のパートナーで、プロデューサーでもあるエマ・トーマス、マコノヒーら出演たち、スタッフが作品についてじっくり語るほか、映画のメイキング場面も多数収録。なぜ、ノーラン監督は“宇宙”を題材にした作品を手がけることになったのか? 可能な限りVFXを使いたくない監督はどのようにして“惑星間”航行の場面を描き出したのか? そして本作が単なるSFではなく、感動作といわれるのはなぜなのか? 初公開の場面や貴重な映像を交えながら、本作の魅力がたっぷりと紹介されており、映画鑑賞前には“予習”として楽しむことができ、映画を鑑賞すると再び振り返ってメイキングシーンを確認したくなる密度の高い映像になっている。『インターステラー』11月22日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年11月14日『インセプション』『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』(11月22日 日本公開)が、世界興行ランキングでオープニング1位を獲得したことが10日、明らかになった。11月7日から全米3,561のスクリーンで公開された『インターステラー』。5日間(11月5日~9日、5日から北米249館で先行上映)で興行収入約5,215万1,000ドルを記録し、世界62のマーケット(北米を除く)では、週末3日間(11月7日~9日)で約8,000万ドルを達成した。そして、全世界興行収入は約1億3,215万1,000ドルとなり、同時期公開のディズニー最新作『ベイマックス』を抑え、週末の世界興行ランキング1位を獲得した。本作は、地球滅亡のカウントダウンが迫る中、人類の存亡を懸け、そして、愛する家族の未来を守るため、居住可能な新しい惑星を探すという重大な使命を任された人間たちのドラマを描く感動作。主演にマシュー・マコノヒー、共演にはアン・ハサウェイと、アカデミー賞受賞コンビが迫真の演技を披露している。宇宙をテーマに壮大な愛を描いた感動の物語は、女性の共感も呼び、観客の約半数近くを女性が占めているという。クリストファー・ノーラン監督は本作について「映画に入りこまれるようなスリリングな気持ちと、感動的な気持ちを抱いてくれると思う」と語り、主演のマシュー・マコノヒーも「ノーランを筆頭にわれわれがまいて長年かけて耕してきた種が、やっと実になり、収穫できた。一切後悔することがなかったほど、やりきった感はあったよ」と自信を見せている。(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月10日“ダークナイト三部作”のクリストファー・ノーラン監督の最新作『インターステラー』の公開を記念して、日本時間6日(木)の朝7時30分からワシントンD.Cのスミソニアン国立航空宇宙博物館で出演者による会見が行われ、その模様がGoogle Playのサービス“Google Hangout”を通じて全世界にリアルタイムで配信されることが決定した。『インターステラー』最新映像本作はノーラン監督と弟のジョナサン・ノーランが共同で脚本を執筆し、マシュー・マコノヒー、ジェシカ・チャステイン、アン・ハサウェイ、ケイシー・アフレック、そしてマイケル・ケインらが出演する作品で、地球がその寿命を終えようとしている未来を舞台に、愛する家族を守るために、宇宙へと旅立つ者たちのドラマを描く。会見にはマコノヒー、ハサウェイ、チャステインが登壇し、宇宙科学の専門家を交えながら約1時間かけてファンからの質問にこたえる予定。“Google Hangout”は、グループ間でお互いの顔を見ながらビデオ・チャットができるサービスで、この会見に日本から参加することができる。また、先ごろ本作の最新映像と4種類のビジュアルが公開された。映像は約30秒と短いが、主人公のクーパーと子どもたちのドラマや、クーパーたちが宇宙で出会う“想像を絶する光景”の数々が収録されている。また、新ビジュアルにも、時空のある場所から別の場所をつなぐトンネルのような“ワームホール”や、氷の惑星が描かれており、映画への期待が高まる内容になっている。『インターステラー』11月22日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年11月05日“ダークナイト三部作”のクリストファー・ノーラン監督の最新作『インターステラー』のワールドプレミアが現地時間26日にハリウッドのTCLチャイニーズシアターで行われ、約3000人のファンが集まった。その他の写真本作はノーラン監督と弟のジョナサン・ノーランが共同で脚本を執筆し、マシュー・マコノヒー、ジェシカ・チャステイン、アン・ハサウェイ、ケイシー・アフレック、そしてマイケル・ケインらが出演する作品で、地球がその寿命を終えようとしている未来を舞台に、愛する家族を守るために、宇宙へと旅立つ者たちのドラマを描く。プレミア会場にはマコノヒー、ハサウェイ、チャステインらキャストたち、ノーラン監督やプロデューサーのエマ・トーマスらが登場。会場には宇宙をイメージさせる“ブラックカーペット”が敷かれ、全世界から集まった約3000人のファンと報道陣300人が、謎のヴェールに包まれていた本作の初披露を見届けた。マコノヒーは「撮影は本当に苛酷だったけど、ラッキーなことに『もっとこうすればよかった』と後悔することが何もなかったから、それはとても幸運なことだった」と語り、ハサウェイは「この映画を初めて見たのは、父と一緒だったんですが、『今までの中の最高の映画体験だった』と言ってくれました。父親は多くの映画をたくさん見てるんですが、その彼が人生で一番だと言ってくれたことが、この映画がどれだけ素晴らしいかを物語っている」とコメント。ノーラン監督は「日本のみなさんが私の映画を心待ちにしてくれていると聞いて、とてもハッピーです。映画を実際に見たら、スリリングな乗り物に乗ったような気持ちと、感動的な気持ちを持ち帰られることができると思います」とメッセージをおくった。本作は今週末から全米で公開され、11月22日(土)から日本公開になる。『インターステラー』11月22日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年10月28日“ダークナイト三部作”のクリストファー・ノーラン監督の最新作『インターステラー』の最新映像が公開された。果てしなく広がる宇宙を旅する主人公たちの姿が描かれた壮大な映像で、同時に公開されたポスター画像では最も身近な存在である“家族”の姿が描かれている。最新映像本作はノーラン監督と弟のジョナサン・ノーランが共同で脚本を執筆し、マシュー・マコノヒー、ジェシカ・チャスティン、アン・ハサウェイ、ケイシー・アフレック、そしてマイケル・ケインらが出演する作品で、かつては美しく輝いていた惑星・地球が、その寿命を終えようとしている未来が舞台だ。映像の冒頭で描かれる地球は荒廃しており、マコノヒー演じる主人公は、マイケル・ケイン演じる男から「君の娘さんの世代で世界は終わる」と宣告される。そこで男は宇宙へと旅立ち、人間が新たに居住可能な惑星を探す旅に出る。そこからは息をのむシーンの連続だ。土星の輪をくぐる宇宙船、まだ人類が見たこともない水に満たされた惑星、そして別の惑星では氷の山のような物体が地面と空からせり出している。ここは一体、どんな惑星なのか? 主人公の後ろを共に歩く四角いロボットのような物体の正体は? 何度も繰り返して観て、内容を予想したくなる映像だ。一方で本作では主人公と子どもたちのドラマがしっかりと描かれるという。主人公は愛する子どもたちの未来を守るために宇宙へと旅立ち、自分の子を、人類を守るためにあらゆる困難を乗り越えようとする。ノーラン監督は本作について「この映画ではあらゆることが描かれている。人が自分をどう定義づけるかとか、この世界において自分は何なのかとか。でも僕にとってこれは、父親であることの意味を描いた作品でもある。僕の制作プロセスにおいて、そういうアイデアを最優先にしているからこそ、宇宙の要素を楽しむものだけでなく、ストーリーのある映画になっていると思う」とコメント。本作はスクリーンでしか味わえない映像体験と、予想もつかないストーリー、そして誰もが共感できる親子のドラマがそろった作品になりそうだ。『インターステラー』11月22日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年10月23日