20世紀を代表する芸術家であり、死後約半世紀を過ぎても多くの人を惹きつけてやまないアルベルト・ジャコメッティ。その最後の肖像画の創作過程をジェフリー・ラッシュとアーミー・ハマーのコンビで描いた『ジャコメッティ 最後の肖像』。本作の監督を務めるのは、『プラダを着た悪魔』『バーレスク』での個性的なキャラクターから『ハンガーゲーム』『トランスフォーマー』などの超大作シリーズまで幅広く出演し、俳優としても確固たる地位を築いているスタンリー・トゥッチ。彼以外にも、俳優と監督、二足のわらじで活躍する才人たちの最新作が、いま続々と公開を迎えている。『ジャコメッティ 最後の肖像』スタンリー・トゥッチ:2018年1月5日(金)全国細く長い人物彫刻や、油彩、素描、版画など様々な作品を残したジャコメッティが晩年、18日間にわたって取り組んだ肖像画の制作過程を描いた伝記ドラマ。1964年、パリで個展が始まったばかりのアルベルト・ジャコメッティ(ジェフリー・ラッシュ)はアメリカ人作家の友人ジェイムズ・ロード(アーミー・ハマー)に「肖像画のモデルになってほしい」と声をかけた。巨匠の創作を間近で見ることができると、名誉と好奇心を感じたロードは彼のアトリエへ向かう。たった1日という約束で始まった肖像画制作だが、来る日も来る日も描いては消してを繰り返すジャコメッティ。本能と信念のままに生きるジャコメッティに翻弄されつつも、創作過程と日々の出来事を尊敬の念で観察するロードとの18日間のセッションの行方は…?ジャコメッティの大ファンであったトゥッチが、10年かけて脚本を完成させ、ついに長編監督5作品目となる本作を完成させた。トゥッチといえば、ハリウッド版『Shall we Dance?』で、オリジナル版で竹中直人が演じたラテンを愛するダンサー役を演じ、コミカルな演技が注目を浴びた。『プラダを着た悪魔』ではヒロインのアン・ハサウェイを叱咤激励する編集責任者ナイジェルを好演、『美女と野獣』では音楽家カデンツァ役を務めていたことも記憶に新しい。『パーティで女の子に話しかけるには』ジョン・キャメロン・ミッチェル:公開中1977年、ロンドンの郊外。「セックス・ピストルズ」や「ラーモンズ」、パンクファッションも大好きだが内気な少年エン(アレックス・シャープ)。彼は偶然迷い込んだパーティーで、不思議な魅力を放つ女の子ザン(エル・ファニング)に出会う。パーティで女の子にうまく話しかけることができなかったエンは、自身の大好きなパンクに共感してくれるザンとたちまち恋に落ちてしまう。しかし、ザンは遠い惑星から来た異星人。彼らに残された時間はたった48時間。大人たちが決めたルールに反発しながら、2人は大胆で危険な逃避行に出る。本作の監督ジョン・キャメロン・ミッチェルは、オフブロードウェイのミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で監督・脚本・主演を務め、映画版(’01)と合わせて非常に高い評価を得たことで知られる。『オリエント急行殺人事件』ケネス・ブラナー:公開中イスタンブールで休暇を取ろうとしていた名探偵エルキュール・ポワロ(ケネス・ブラナー)。だが、イギリスでの事件解決を頼まれ、急きょオリエント急行に乗車しロンドンへ向かう。出発した列車でポワロに話しかけてきたアメリカ人の富豪ラチェット(ジョニー・デップ)は脅迫を受けているという。警護を頼まれたポワロだったが、あっさりとお断り。その深夜、オリエント急行が雪崩のため脱線事故を起こして立ち往生している中、車内では殺人事件が起こっていた。鉄道会社のブークから捜査を頼まれたポワロは乗客1人1人から話を聞き始める。彼らの証言から次々と明るみになっていく数々の事実。完璧なアリバイがある彼らは、ポワロの腕を持ってしても犯人像がなかなか浮かび上がらない。殺人犯は乗客の中にいるのか、それとも…?英国の演劇界・映画界を代表するベテランであり、最近では『ダンケルク』にも海軍中佐として出演していたケネス。彼もまた俳優として数多くの作品に出演する一方で、監督としても『ヘンリー五世』『ハムレット』などのシェイクスピア作品から、近年はマーベル・スタジオの『マイティー・ソー』やディズニーの実写化作品『シンデレラ』などで成功を収めている。『スーサイド・ライブ』ジャンカルロ・エスポジート:「モースト・デンジャラス・シネマグランプリ2017」として公開中視聴率の低迷に悩む放送局WBC。司会を務めるアダム(ジョシュ・デュアメル)の番組で、ある日、精神的に追い込まれた視聴者が自殺をするという衝撃的な事件が起こってしまう。アダムは事故が起きた責任を感じ、罪悪感に打ちひしがれていたが、これが高視聴率をマーク。調子に乗ったプロデューサーのイラナ(ファムケ・ヤンセン)は自殺の瞬間を生放送する、という飛んでもないリアリティー番組を企画する。アダムは反対しながらも、番組構成を自分でやるという条件のもと番組は放送を開始していくことに。案の定、過激な内容は物議を醸すが、制作サイドの思惑通り視聴率うなぎ上り。だが、内容はどんどんエスカレートしていき…。大人気ドラマ「ブレイキングバッド」の悪役ガス・フリングでお馴染みのジャンカルロ・エスポジートが、『ジャングルブック』での声優、『マネーモンスター』「ゲットダウン」などに出演する一方で、監督にも挑戦。過激で危険なテーマに挑んでいる。『ジャコメッティ 最後の肖像』は2018年1月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月10日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は『オリエント急行殺人事件』です。年末年始はオールスター映画で華やかに!いやぁね~…もう年末年始の話よ、みなさん。“仕事納めまで走り抜けるのみ”っていう忙しさのまっただなかだと思いますの。そうすると正月休みに入るやいなや「予定、ない…」となってゴロゴロ堕落して生産性ゼロな休暇になること、あるでしょ(あたしはよくあるわ!)。そんなあなたのために、特大プレゼント的にやってきた新作映画『オリエント急行殺人事件』をおすすめ~。名探偵の推理ミステリーの傑作といえば、横溝正史の金田一耕助やコナン・ドイルのシャーロック・ホームズ。そして忘れちゃいけね~のが、女流作家アガサ・クリスティのエルキュール・ポワロ!そんなポワロ・シリーズの中でも、もっとも有名なのが本作よ。ポワロが乗ったトルコ発フランス行きのオリエント急行内で、大富豪のラチェットが惨殺。吹雪の中、雪原で立ち往生した列車には、乗員乗客が13名いるんだけど、彼らには完璧なアリバイがあったの。それでも、この中に犯人がいるとにらんだポワロは捜査をすすめるうちに、被害者には裏の顔があったことに気づいて…ってなお話。なにせオールスターの華やかさは年末年始のお祭り騒ぎシーズン映画らしくていい!監督兼主演を務めたケネス・ブラナーを筆頭に、ジュディ・デンチやデレク・ジャコビなどのベテラン勢、ジョニー・デップやミシェル・ファイファーなどのA級スター、おまけに『スター・ウォーズ』シリーズでブレイク中のデイジー・リドリーなどライジングスターまで出てくるアンサンブルの妙。どこを観てもスターだらけという楽しさは、『新春かくし芸大会』的な華やかさ(古い!)。しかも、お話が謎解きミステリーだから、観るうちにズンドコのめりこんでいっちゃうんだから~。ええ、もちろん原作を読んだっていう人も、’74年に製作された同名映画(アカデミー賞助演女優賞ゲットの名作)を観たっていう人でも安心。なんせこの映画、今の人たちが楽しめるようにアップグレードしちゃってるんだもの。その最大のポイントはポワロの活躍ね。これまで映像化されたポワロってズングリムックリのオッサンで、あーでもないこーでもないって頭脳戦をメインにしていたのね。でも、今回のポワロは違うの。めちゃくちゃ動く!ファンとしては、機敏なポワロなんて初めてよ~。まさかのアクション映画の一面すらあって、男女ともに盛り上がること確実。しかも、今秋の話題作『ダンケルク』同様、全編65ミリフィルムで撮影されているのも、作品のスケールアップに大きく貢献しているのよ。いわゆるデジタルカメラよりも、高精細かつど迫力、しかも味のある映像に仕上がるのは不朽の名作といっても過言ではないこの物語の映画化にはピッタンコ。そのスケール感は『ダンケルク』で実証済みだけど、原作で“雪に閉ざされた密室劇”だったのを、この映画化では“雪景色の大舞台の中繰り広げられる壮大な推理ドラマ”にまでしちゃってるのは、映像のおかげなのよ~。原作や’74年版を知ってる人は、犯人わかっとるわい!って思うだろうけど、それすらもどうでもよくなる大興奮なの。個人的にはスタイリッシュでおヒゲがキュートな(というかオカシイ)ポワロにメロメロ。年末年始はみんなで観てね!『オリエント急行殺人事件』 アガサ・クリスティ原作の同名小説を2度目の映画化。監督&出演/ケネス・ブラナー出演/ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ジョニー・デップ、デイジー・リドリーほか12月8日より全国ロードショー。 (C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation※『anan』2017年12月13日号より。文・よしひろ まさみち(オネエ系ライター)(by anan編集部)
2017年12月08日英俳優のケネス・ブラナーが12月5日(火)、都内で行われた主演・監督最新作『オリエント急行殺人事件』のジャパンプレミアに出席。日本語吹き替えを務めた草刈正雄、山村紅葉と対面を果たした。■「ハートに訴えかける映画になった」誰もが知る物語に新たな解釈を加えて、世界中で大ヒットを記録した『シンデレラ』のケネスが、今度はアガサ・クリスティーのベストセラー小説に挑戦!メガホンに加えて、主人公である世界一の名探偵エルキュール・ポアロを演じ、巨大な口ひげ&ベルギーなまりの英語も完ぺきに習得した。「監督、そして主演俳優として心がけたのは、観客の皆さんを列車に乗せて、ミステリーの旅に巻き込むこと。だから、迫力のある65ミリのワイドスクリーンで撮影を行ったんだ。とても有名な物語ではあるけれど、ひねりやサプライズ、笑いやロマンチックな要素を盛り込み、ハートに訴えかける映画になったと自負しているよ」(ケネス)■映画には豪華キャストが集結!冒頭いきなりジョニデが死亡ケネスに加えて、冒頭でいきなり殺害されてしまう富豪ラチェットを演じるジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を控えるデイジー・リドリーら豪華なキャスティングが実現した。トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、起こった密室殺人事件。乗り合わせたのは、教授、執事、伯爵、伯爵夫人、秘書、家庭教師、宣教師、未亡人、セールスマン、メイド、医者、公爵夫人という目的地以外に共通点がない乗客と車掌をあわせた13人、そして、名探偵のポアロだった…。「撮影期間は約4か月。最後の1か月は、豪華キャストが一堂に会していたから、本当に楽しかったよ。毎週金曜日には、キャスト同士が犯人と探偵で役割分担した“推理ゲーム”をしていたよ」と笑顔でふり返るケネス。すでに、ケネスの手によって、アガサ・クリスティー原作の「ナイルに死す」が映画化されることが決定しており、「ジュディ・デンチは『今回揃ったキャスト陣が、違う役どころでそのまま出演するのはどう?』って言っているよ」と冗談を交えて、話していた。■草刈正雄さん&山村紅葉さん、映画を漢字一文字で表すと?ポアロの日本語吹き替えを務めた草刈さん、ドラゴミロフ公爵夫人(ジュディ・デンチ)の吹き替えを務めた紅葉さんは本作の魅力を、それぞれ“動”、“感”という漢字一文字で表現し「アクションがすごいし、スピード感もありますからね」(草刈さん)、「ポアロの直“感”、“感”性で見事な推理をしているから」(紅葉さん)。2つの文字を合わせると“感動”になると知ったケネスは、文字通り感動した様子!加えて、「日本のファンの皆さん、ここにいるお二人に感謝をお伝えしたいですね」と喜んでいた。『オリエント急行殺人事件』は12月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月05日ケネス・ブラナーが監督・主演を務め、ハリウッドを代表する超豪華キャスト陣で“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの小説をベースに映画化した『オリエント急行殺人事件』。この度、ジョニー・デップ演じる大富豪と、ミシェル・ファイファー演じる未亡人が列車内で鉢合わせし、言葉を交わすヒリヒリした本編映像が到着した。到着した映像の冒頭では、ミシェル演じる未亡人のキャロライン・ハバードと、ジョニー演じる富豪エドワード・ラチェットが、豪華寝台列車の中で見つめ合い、何やら良い雰囲気。オスカーに3度のノミネート経験を持つミシェルが、自身の役どころについて「ハバードは未亡人で、自称“婚活中”なの。孤独な一面もあり、心優しく温かい人柄でユーモアセンスもある。でも、人をイライラさせることもあるの」と明かしているように、映像でもラチェットをその美貌で誘っているかのような行動を起こしたかと思えば、彼の怒りに火をつけるような言葉を言い放つ。この後、実は脅迫を受けているというラチェットは、世界一の名探偵ポアロに身辺の警護を頼むが、ある理由からあっさりと断われてしまう。そして深夜、雪崩のために脱線事故を起こし、山腹の高架橋で立ち往生してしまったオリエント急行の車内で、ラチェットは12か所も刺され、死体で発見されてしまうのだ…。ジョニーは、このラチェットについて「性格にかなり問題のあるイカれた悪党だよ。ずる賢く危険なサイコパスだ」と分析するが、到着した映像からも、その危うさを垣間見ることができる。『ダーク・シャドウ』以来、2度目のデップとの共演というミシェルは「ラチェットはすごく邪悪なの。ジョニーはとにかく遊び心があるから、一緒に演技をするのが楽しい相手だわ」と、このシーンの撮影についてふり返っている。「観客が映画に求めるもの全てが備わっていて、一瞬たりとも気を抜く暇がない。それに最高の俳優たちによる一流の演技が見られる」と、ジョニーも絶賛する本作。今回のワンシーンだけでも、“被害者”でありながら、邪悪でしたたかな男を演じるジョニーと、自称“婚活中”の騒がしい未亡人を演じるミシェルという贅沢すぎる共演。そのほかの乗客たちの豪華さにも注目だ。『オリエント急行殺人事件』は12月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月27日“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの小説をベースに、ケネス・ブラナー、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルスら超豪華キャスとで描かれる『オリエント急行殺人事件』。このたび、最新特別映像が到着し、“規格外”に豪華過ぎる撮影現場が明らかになった。今回到着した映像で、世界一の名探偵エルキュール・ポアロを演じ、監督も兼任したケネス・ブラナーは「世界観を存分に味わってもらうために、より鮮明で臨場感のあるフィルムで撮影した」と明かす。そのフィルム撮影が、実は本作が規格外に“豪華”な理由の1つだ。製作総指揮のマット・ジェンキンスは「最近では、35mmで撮影することさえ珍しく、ほとんどがデジタル撮影だ。我々は、当初、唯一ロサンゼルスにしかラボがない65mmで撮影して、イギリスからネガを世界半周させなければいけなかったんだ。だから、スタジオは反対したけど、ロンドンにラボをオープンさせることにしたんだ」と明かし、圧倒的なスケール感で、ケネスが目指した“観客をこの列車に乗せたい”という思いを実現させることができた経緯を語る。さらに、映像で「どのセットも見事だった」と驚愕しながら語るのは、国際寝台車会社の重役ブークを演じたトム・ベイトマン。宣教師のピラールを演じたペネロペ・クルスも「細かいところまで見事な作りで触れるのをためらうほどの出来よ。ケーキ1つに至るまで全てが完璧で美しかった」と別のインタビューで明かしているセットは、ロンドンの西部にある、元防衛省の戦車実験場のロング・クロススタジオの広大なスペースに構築。イスタンブールのバザールや、巨大な陸橋、線路を動かすことができる外観や車内も実物大の機関車や客車のレプリカ2台などが造られた。クリスティーを曾祖母にもつアガサ・クリスティー社(ACL)会長兼CEOのジェームズ・プリチャードは「この作品のスケールはエキサイティングだ。列車を1から創り上げること自体素晴らしいと思う」とやはり驚きを隠せない。セットのみならず、「細部まで精巧に作りこまれた世界観に息をのんだ」(ジュディ・デンチ)、「衣装は桁違いよ」(ミシェル・ファイファー)と、オスカー女優たちをもうならせる世界観を創りあげている。豪華セットや豪華衣装に加えて、ラボまで建てさせた豪華な撮影現場に豪華キャストが顔を揃えた本作。「多くの最高の役者が顔を揃え、このミステリーを増強していると思う。本当のミステリーが好きなら、これは人を魅了するストーリーだ」と、ケネスは自信のほどを語る。ミステリーの名作が超豪華キャストで全く新しいエンターテイメントに生まれ変わる瞬間が、ますます楽しみになってきた。『オリエント急行殺人事件』は12月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月20日2018年11月16日より全米公開される『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編となるシリーズ第2弾のタイトルが『Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald』(原題)に決定、邦題を『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』として2018年冬に全国公開されることになった。J.K.ローリングが生み出した『ハリー・ポッター』シリーズと同じ世界観で、魔法生物学者の魔法使いニュート・スキャマンダーを主人公にした新たな冒険の旅を描く本シリーズ。引き続き脚本はローリングが執筆、デイビッド・イェーツ監督のもと、『ハリー・ポッター』シリーズ第1作目より魔法界のホームグラウンドとなっているワーナー・ブラザースの英国リーブスデン・スタジオにて現在も撮影中。『ハリー・ポッター』のファンを大いに喜ばせる、原作・映画シリーズとの驚きのつながりも用意される予定だ。また、今回は舞台をニューヨークからロンドンの魔法界に移し、その先にはパリの魔法界も待ち受けるとか。前回のラストで逃げ出した闇に傾倒する魔法使いゲラート・グリンデルバルドを止めるために、若きダンブルドアがニュートに協力を求めることになるという。ニュート役を務めるのはもちろんエディ・レッドメイン、彼の仲間の闇祓いティナ・ゴールドスタイン役はキャサリン・ウォーターストン、その妹のクイニー役はアリソン・スドル、“人間”のジェイコブ・コワルスキー役にダン・フォグラーが引き続き登場。そして、ジョニー・デップがマグル(人間)よりも魔法使いのほうが優れているという思想を持つグリンデルバルド役を続投し、今回新たに若き日のアルバス・ダンブルドアをジュード・ロウが演じる。さらに、エズラ・ミラー演じるクリーデンス・ベアボーン、前作では写真だけだったゾーイ・クラヴィッツ演じるリタ・レストレンジも登場、主人公ニュートの兄で戦争の英雄として知られる闇祓いのテセウス・スキャマンダーをBBCドラマ「戦争と平和」などで知られるカラム・ターナーが務める。今回タイトルとともに解禁された、魔法がかかったように“動く”ビジュアルには、ニュート役のエディら登場人物が勢揃い。気になるのは、ニュート(エディ)とグリンデルバルド(ジョニー)、そしてダンブルドア(ジュード)が杖を持ち、その先には光が灯っているが、グリンデルバルドのほうから不穏な黒い煙が巻き起こり、全員が消えたかと思うと、一瞬、あの「死の秘宝」を形づくっていること。また、グリンデルバルドとダンブルドアが両端の相対する位置に立ち、ニュートの兄テセウス(カラム)と婚約者リタ(ゾーイ)の親しげな姿も。前作で未確認の結末を迎えたクリーデンス(エズラ)の隣には、魔法動物に変えてしまう“呪いの血”の運び屋マレディクタス(クラウディア・キム)がいることも気にかかる。さらに、韓国の人気俳優キム・スヒョンが魔法サーカスの若手人気スターに扮し、『ハリー・ポッターと賢者の石』に登場した錬金術師ニコラス・フラメルをチリの巨匠アレハンドロ・ホドロフスキーの息子ブロンティス・ホドロフスキーが演じることもアナウンスされているが…。このビジュアルと、“グリンデルバルドの罪”という原題を見るかぎり、ジョニー演じるゲラート・グリンデルバルドが物語の大きなカギを握ることになりそう。そして、ジュード演じる若きダンブルドアは、ホグワーツ魔法魔術学校で変身術の先生をしているという。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は2018年冬、全国にて公開(2018年11月16日より全米・全英公開)。(text:cinemacafe.net)
2017年11月17日CA4LA(カシラ)より、20周年を記念してカリフォルニアの人気ハットメイカー「ニック・フーケ(Nick Fouquet)」との別注モデルが登場。2017年11月10日(金)から、表参道店、代官山店、渋谷店、GINZA SIX店限定で発売される。セレブが愛する人気ハットメイカーとの別注モデルジョニー・デップ、マドンナ、ファレル・ウィリアムスなどのセレブも愛する「ニック・フーケ」。カシラの20周年を祝して、考え出したコンセプトは「死と再生」だ。ベージュを基調としたモデルには特別な加工を施し、ヴィンテージハットを思わせる上質な仕上がりに。「光」と「闇」をテーマにした骸骨のラッキーチャームなどあしらい、遊び心も忘れない。帽子が収められるハットボックスも含めて、コレクションの世界観を余すことなく表現した。ニック・フーケ本人が来店する発売記念イベント開催発売を祝して、ニック・フーケ本人が表参道店に来店しスペシャルイベントを開催。発売当日の2017年11月10日(金)16:00から18:00まで、購入者限定でニック本人が帽子にバーニング(焼き)加工を直接行う特別な体験を楽しめる。【詳細】CA4LA 20TH NICK FOUQUET SPECIAL EDITION価格:179,000円+税取扱店舗: 表参道店、代官山店、渋谷店、GINZA SIX店発売日:2017年11月10日(金)
2017年11月10日7月1日に公開されて26日目で興行収入50億円、動員350万人を突破するなど大ヒットを記録した映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が8日、動画配信サービス・ビデオマーケットで配信をスタートした。ジョニー・デップが主演を務め、5作目となる人気シリーズ。公開初週末で『美女と野獣』の記録を破ったことでも話題になった。本作では、"海の死神"サラザールがジョニー・デップ演じる孤高の海賊ジャック・スパロウに復讐を挑む。復讐から逃れるためには、「最後の海賊」のみが見つけ出せる伝説の秘宝「ポセイドンの槍」を手に入れること。かつてジャックと冒険を共にしたウィル、その息子ヘンリー、女性天文学者カリーナ、宿敵バルボッサ。様々な運命が交錯する中、すべての謎が明かされる「最後の冒険」が幕を開ける。
2017年11月09日エス・テー・デュポン(S.T. Dupont)は、「オリエント急行殺人事件」コレクションを2017年12月2日(土)より限定発売する。主演・監督のケネス・ブラナーが、ペネロペ・クルス、ジョニー・デップら豪華キャストたちを率い、映画化されるベストセラー作家アガサ・クリスティーの小説「オリエント急行殺人事件」。ヨーロッパを巡る豪華な列車の旅のなか、列車に乗り合わせた見知らぬ13人全員が容疑者となるサスペンスミステリーだ。映画の中で見るオリエント急行の華麗な様式美と贅沢な旅から得インスピレーションを得て、今回の限定コレクションは制作された。ライターや筆記具は、エス・テー・デュポンの145年の歴史の中で培われた熟練の職人技により、列車とその乗客を彷彿とさせる豪華さを醸し出す。物語の中で見るトランクケースは、エス・テー・デュポンのノウハウによりライターの姿へ。耐久性の高い真鍮をベースに、ゴールドとサンバーストブラウンの漆塗りで仕上げた。サンバーストブラウンの漆が使用された筆記具のボディには、イエローゴールドのリング、トップには「D」のロゴを施した。なお、万年筆とボールペンの2種類から選択できる。これらはすべて、オリエント急行のキャビンの内装を表現したケースにセットされる。【詳細】エス・テー・デュポン限定「オリエント急行殺人事件」コレクション発売予定日:2017年12月2日(土)・ライン2 ライターペーパーナイフ付(世界限定888個) 300,000円素材/仕上げ:純正漆ゴールド寸法:3.5x6x1cm・ラインDミディアム万年筆 ペーパーナイフ付(世界限定888個) 278,000円素材/仕上げ:純正漆/ゴールド寸法:14.5x1.5cm・ラインD ボールペン ペーパーナイフ付(世界限定888個) 245,000円素材/仕上げ:純正漆/ゴールド寸法:14.5x1.5cm・カフリンクス(世界限定500個) 47,000円素材/仕上げ:純正漆/ゴールド寸法:1.9x1.35x2.1cm
2017年11月07日名探偵ポアロに容疑者たち、そして豪華なオリエント急行車両が集結した『オリエント急行殺人事件』のロンドン・ワールドプレミアが、現地時間11月2日に開催。ケネス・ブラナー、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルス、デイジー・リドリーら、現在の映画界で考えうる最高の超豪華キャストがロンドンに集結した。会場となったのは、ヴィクトリア女王の夫・アルバート公に捧げられた演劇の殿堂である「ロイヤル・アルバート・ホール」。本作の豪華絢爛な世界観が反映されているかのような由緒正しき会場で行われた本作のワールドプレミアには、世界中から集まった150名以上の報道陣と、作品を待ちわびる1,500人以上のファンが集まり、L字型で100m以上となるレッド・カーペットでスタッフ・キャストの到着を待ちわびた。まず登場したのは、主人公エルキュール・ポアロを演じる、“サー”の称号を持ち、5度のアカデミー賞にノミネートされたケネス・ブラナー。監督も兼ね、多士済々なキャスト陣を束ねる。そして、オリエント急行の乗客を演じた超一流スターたちも次々にレッド・カーペットに登場。ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルス、デイジー・リドリー、ウィレム・デフォー、デレク・ジャコビら絢爛豪華なキャストが到着するたびに、会場からは大きな歓声が。日本でも『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』が公開中の、バレエ界のイケメン異端児セルゲイ・ポルーニンもキャストとして姿を見せた。本作は、プロデューサーのリドリー・スコット、サイモン・キンバーグらを含め、主要キャスト&スタッフの米アカデミー賞、英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、カンヌ&ベルリン国際映画祭なども含めた受賞歴をトータルすると24の受賞数、80以上のノミネートに上り、まさに名実ともに超一級のスターが勢揃い。また、被害者となる傲慢なアメリカ人富豪を演じたジョニー・デップが別作品の撮影現場から駆け付けると、会場のヴォルテージはMAXに達した。さらにこの日は、パリからやってきた実際のオリエント急行が初めてロンドンのセント・パンクラス駅に到着!華やかな旅のアイコンであるオリエント急行がプレミアを祝して駆けつけるという、嬉しい演出となった。主演・監督・製作を務め、豪華絢爛な舞台を駆け巡る新たなポアロ像を描き、いまなお多くのファンに愛され続ける作品をスタイリッシュに生まれ変わらせたケネスは、「これまでの映画にはないキャラクターがあり、『誰が、どのようにして、なぜ』という意味でエンディングも変え、正義とはいったい何なのかということを掘り下げていった。だから物語を知っている人でも、新たな視点で見られる映画になったと思う」と本作について明かす。さらに「日本のみなさんが殺人ミステリー、特にアガサ・クリスティーが大好きで、中でもエルキュール・ポワロ、オリエント急行殺人事件がお気に入りなのだと知っています。一同、この新作を大変誇りに思っています。日本のみなさんに楽しんでもらえますように!」と、日本のファンに向けたコメントも。また、ジョニーは「僕はこの映画の美しさに感銘を受けたよ。ケネスによって本作は実に見事に構成され、すべての小さなパズルのピースが合わさっていくのを目の当たりにした。ケネスは真の天才だ。彼が望むものなら何でも一緒に撮りたいね」と、すっかり彼に心酔した様子。ミシェルは「ジョニーと一緒に仕事をするのは2度目(『ダーク・シャドウ』以来)だったのだけれど、素晴らしかったわ。毎日楽しくて仕方がなかった。一緒に演技をするのが楽しい相手で、多くのものを与えてくれ、遊び心があり、必要あれば邪悪な感じにもなるわ。素晴らしい俳優陣との仕事で、その一員であることがとても光栄だった」と、その共演をふり返ってコメント。“デイム”の称号を持つジュディは、「撮影現場ではデレク(・ジャコビ)もケン(ケネス・ブラナー)をはじめ、旧友がたくさんいたので、とても楽しかった。ケンがすべてを上手くアレンジしてくれたので、楽しいという思いに溢れていたわ」と撮影をふり返り、「伝説的と言えるクリスティーの代表作だけれど、あまりに多くの人がこの映画のエンディングを知らないのには驚かされる。でも、それは良いことよ。誰が犯人なのかを知らない若者たちが大勢観に来るというのは良いものね」と、若い世代の反応に期待を寄せている。ペネロペは「私が演じた女性は、大きな秘密を抱え、過去に大きなトラウマがあり、それを癒やす方法を模索している人物なの。私たちは誰もがトラウマを経験していますが、彼女の場合はそれがとても極端なの。それに向き合う方法を探している人物で、キャラクターを大事にして演じたわ」と、自身のキャラクターについて気になるコメント。そして、デイジーは『スター・ウォーズ』とはまた違う撮影現場に「とても緊張したのだけれど、すぐにリラックスでき楽しかったわ。以前は『スター・ウォーズ』の撮影が待ちきれなかったけど、今度はこの映画の撮影が待ちきれなかった。毎日、みんなと一緒にいられると思うとワクワクして仕事場に行ったわ」と明かす。「クリスティーは素晴らしいイギリス人作家で、時代を先取りしていたわ。彼女の作品にいつか出たいと思っていたけれど、このような形で実現するとは思っていなかった。素晴らしいわ。信じられなかった。そうして、いまここにいるというわけよ」と、本作に参加できたことを喜びいっぱいに語っていた。『オリエント急行殺人事件』は12月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月06日「ハロウィン仮装スナップ」を特集。2017年は平日にも関わらず、昨年同様大きな賑わいをみせた東京・渋谷。ファッションプレスはその一部を撮影。様々な仮装やコスプレを紹介する。スパイダーマン×デッドプールマーベルシリーズからは、映画『スパイダーマン ホームカミング』の公開が記憶に新しい「スパイダーマン」と、2016年に公開された映画『デッドプール』から「デッドプール」が登場。スパイダーマンのコスチュームに合わせて、足元は赤いアシックスのランニングシューズに。こうなると、アシックスのブランドロゴも、蜘蛛の巣柄のスパイダーマンの身体の一部に見えてきそう。ジャック・スパロウ今年7月にシリーズ最新作が公開された映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」から、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ。ルックスはもちろん、アンニュイな表情、絶妙な姿勢の反り具合とかなりのクオリティーだ。マリオ&ルイージ何に仮装しようか迷った時に、重要視するのは仮装のしやすさ。そんな選考基準を十分に満たした、マリオとルイージの人気は今年も健在。こちらのグループは、傷メイクやハイソックスなどでオリジナリティを演出していた。マリオシリーズ新作の「スーパーマリオ オデッセイ」も発売されたばかりと、時事性も◎。ジョーカー&ハーレイ・クインクリストファー・ノーラン版バットマンのジョーカー&昨年公開の映画『スーサイド・スクワッド』で大活躍のハーレイ・クイン。映画間の壁を超えた共演は、ハロウィンならではの楽しみである。Dr.スランプ アラレちゃん定番のキャラクターやお化けに扮する人たちと並んで多かったのが「アラレちゃん」。その中でも、3つ子がアラレちゃんのコスプレをしたのかと思わせるほどの統一感を見せた3人組がこちら。キョンシー加藤一二三今年テレビで引っ張りだことなった将棋界のレジェンド・加藤一二三。“ひふみん”の愛称で親しまれる同氏のチャームポイント(?)であるすきっ歯もしっかり再現。ヤンキー一口でヤンキーと言っても様々なジャンルがある。特攻服を身に纏った彼女たちはツッパリ系暴走族ヤンキーといったところだろうか。鮮やかなピンクは夜の渋谷の街に映える、まさに「スケバン」なコスプレだった。セーラームーン気軽に性別を超えた格好ができるのもハロウィンの醍醐味。彼らの"月に代わるおしおき"は敵に大ダメージを与えること間違いなしだろう。ちなみに、期間限定のセーラームーンカフェが全国で順次開催中。彼らを見てセーラームーンの世界を体感したくなった人は是非チェックしてみて。ビールの売り子ファンタジーなキャラクターが多い中でこんなユニークなアイデアも。満面の笑みが眩しいこちらの2人は「本物の売り子さんですか?」とつい声をかけてしまいそうなクオリティに仕上がっていた。with B今年のトレンドを行く仮装も多数。その中の1つがこちら。ちなみに彼らは、ブルゾンちえみ抜きの純粋な(?)「with B」。是非、ハロウィンの渋谷でブルゾンちえみを見つけて欲しいところだ。寅さん『男はつらいよ』シリーズで渥美清が演じた寅さんも、時代を超えて渋谷に出現。過去には、パリコレに進出したファッションブランドのビューティフル ピープル(beautiful people)が同氏をモチーフにしたセットアップを発売するなど、実はファッション界でも注目が高い(?)人物である。みやぞん今年大ブレイクを果たした、お笑いコンビANZEN漫才・みやぞんが何故か集団で登場。どこか憎めない彼の笑顔を模した、お手製マスクの再現性はかなりのものだ。
2017年11月03日『ダンケルク』でもいぶし銀の名演を発揮するケネス・ブラナーが主演・監督を務める『オリエント急行殺人事件』。アガサ・クリスティーによるミステリーの名作を、“全く新しい”エンターテインメントに生まれ変わらせた本作から、新たな1分30秒の予告編とポスタービジュアルが公開された。到着した映像の冒頭では、トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、尊大な富豪ラチェット(ジョニー・デップ)と“正しき者の守護者”と世間から呼ばれているという世界一の名探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)のやりとりが映し出される。ポアロが眼光鋭く見つめかえしたラチェットは、やがて刺殺されてしまう。「乗客全員が容疑者だ」と断言するポアロは、共通点といえば目的地のみ、境遇はさまざまな教授、執事、伯爵、伯爵夫人、秘書、家庭教師、宣教師、未亡人、セールスマン、メイド、医者、公爵夫人、車掌の13名の捜査を開始する。列車の外へ逃げる影や、ポアロに詰め寄る者、拳銃を構える者、暴力を振るう者、泣き叫ぶ者…物語が激しく展開していく様子も見て取れる。殺人事件を描いてはいるものの、画面が煌びやかなのは、65mmフィルムで撮影されたからのみならず、「この列車には、名優たちが必要だった」とのポスターのコピーが示すとおり、“全員名優”だからこそ。クリスティーを曾祖母にもつアガサ・クリスティー社(ACL)会長兼CEOのジェームズ・プリチャードは、本作について「曾祖母は列車が大好きでしたし、実際に彼女はオリエント急行に乗車していろいろな旅に出てたくさんの経験をして、それら全てが彼女の描くストーリーにつながりました。『オリエント急行殺人事件』は、彼女にとって間違いなく“特別な作品”です」と明かしており、これだけの豪華キャストが実現した理由といえる。さらに「ケネスが演じるポアロは、いままでのポアロよりもスタイリッシュで、よりアクティブになっている。そして、これまでのポアロとは違ったアプローチで列車の外でのシーンもある」と、名探偵ポアロ演じるケネスに太鼓判を押し、原作を知っている人に対してもサプライズがあることをほのめかす。そんなポアロを演じたケネスは、全世界で大ヒットした『シンデレラ』でも、誰もが知る物語に新たな解釈を加えて現代に甦らせたことでも知られている。本作でも、監督も兼任しており、「アガサ・クリスティーの作品を描くには、素晴らしい娯楽作というだけでなく、喪失感や、悲しみという心の奥深くに触れることになる。本作でも登場人物は、多くの感情的な秘密を抱えている」とケネスは分析。続けて、感情的な秘密を表現するキャストについて「深い感情を見事に体現できる名優たちとキャラクターを組み合わせることに興奮したし、彼ら全員を描くプロセスにもワクワクした。そして、皆で、積み重ねたストーリーの層をはがし、人間性の層もはがしていったんだ」と名優たちとの共演をふり返っている。到着した映像やビジュアルでも確認できる、ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォーといったアカデミー賞ノミネート・受賞俳優に、『スター・ウォーズ』シリーズのデイジー・リドリー、『僕のワンダフル・ライフ』のジョシュ・ギャッド、大ヒットミュージカル「ハミルトン」やミュージカルドラマ「SMASH」のレスリー・オドム・Jrといったキャストたち、ケネスとともにプロデューサーを務める巨匠リドリー・スコットや『シャーロック・ホームズ』脚本のサイモン・キンバーグなど、とにかく “豪華すぎる”本作。この冬、“世界一の名探偵”ポアロが豪華列車で、華麗な謎解きの旅へと誘う。『オリエント急行殺人事件』は12月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月13日ハーイ、みなさん!私はいまとてもハッピーなんです。だって一番大好きな季節に突入したんだもの!私が秋を好きな理由はいろいろあるのですが、何よりも私の誕生日が10月だからかな。お祝いをしてもらうのは、毎年うれしいです。それから、私は15年以上バレーボールをしているのですが、その大会が毎年秋にあります。そして私の大好きな果物の季節だからだわ。その果物は、日本の梨です!あらやだ。大事なことを言い忘れていました。秋にはアカデミー賞やゴールデングローブ賞など、来年の映画祭に賞を狙う映画がたくさん公開されます。だから秋が大好き!今年の夏は、映画業界は何十年ぶりの“不況”でした。だから余計、これから公開する映画に期待してしまいます。正直に言いますが、夏に映画を観る人が少なかったことは、私も納得なんです。もちろん『ワンダーウーマン』のように素晴らしい作品もありましたが、私はそれ以外のほとんどの作品が、面白いと思えませんでした。では、公開を控えている楽しみな映画を紹介しますね!2017年の秋、最も期待されている作品といえば、長い間続編を待望されていた“アレ”でしょう。1982年に公開したSF映画の金字塔、リドリー・スコット監督の『ブレードランナー』の続編『ブレードランナー 2049』です。アメリカで10月6日に公開します。オリジナルに負けない大傑作であることは間違いないわ!主演はハリソン・フォード(もちろん!)と、ライアン・ゴズリング。監督は『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。その次は『マイティ・ソー バトルロイヤル』。こちらは11月3日公開。今回はソー役のクリス・ヘムズワースに加え、ハルク役のマーク・ラファロも出演しています。ソーの弟ロキ役のトム・ヒドルストンもね。それから悪役が、2度オスカーを受賞し、私もとっても大好きな女優さん、ケイト・ブランシェットなのです!スターがいっぱいで楽しみですね。そして私がとても気になっている新作は、11月10日公開の『オリエント急行殺人事件』。原作はもちろんアガサ・クリスティーのミステリーです。キャストは超豪華で、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチ、そして監督も兼任するケネス・ブラナーです。それから、私はスーパーヒーロー映画の大ファンというわけではないのですが、『ジャスティス・リーグ』には期待しています。映画館で予告編を見た観客の反応を見るかぎり、みんなも楽しみにしているみたい。映画には、私の大好きなワンダーウーマンと、ベン・アフレック演じるバットマン、それにジェイソン・モモア演じるアクアマンが初登場します!アメリカでの公開は、11月17日です。それから忘れてはいけないのは、シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が12月15日に公開します。キャリー・フィッシャーが演じてきたレイア姫に、どんなお別れをするのかも注目したいですね。世界中のスターウォーズファンは、レイア姫のシーンに涙してしまうかもしれないわ。さて、秋の楽しみな新作はこのくらいかしら。お気に入りの映画が見つかることを願っています。(text:Lisle Wilkerson)
2017年10月04日ジェンダーを超越した“ネオイケメン”モデルとしてファッション界を賑わすエリカ・リンダーが、演技初挑戦を果たした映画『アンダー・ハー・マウス』。このほど、エリカの貴重なオフショット写真を、エイプリル・マレン監督から直々に入手した。「トム フォード(TOM FORD)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」などの広告やショーで世界的に活躍するトップモデル、エリカの女優デビュー作となった本作。マレン監督は、主人公のダラス役に彼女をキャスティングする際、なんとGoogleで検索して見つけたと明かす。「レズビアンのダラス役には、演じるのではなく本当にレズビアンである人をキャスティングしたくて探していたのですが、なかなか見つけられませんでした。どうしようかと本当に困り、遂にGoogle検索をするにいたりました。そこで、エリカの顔が目に留まったのです。モノクロの映像で、何も話してはいなかったのですが、色々なポーズをしていて、とにかく彼女の顔にくぎ付けになり、パーフェクトな顔立ちだと思いました」と監督。「スター性があり、見入ってしまう何かを持っていて、魅力的な人だと感じました。身のこなしもとても素敵で、絶対に彼女がダラスだと思い、出演をお願いしました。エリカは、最初はとても緊張していたのですが、もともと持っているものを膨らませればよいだけでした」とその天賦の才能に絶賛を贈り、「私が発見したので、私のジョニー・デップだと思っています(笑)」とベタ惚れの様子。また、女優としてのエリカは「とても飲み込みが早い」という。「撮影2~3日目には全く問題はなくなりました。これまでにも演技初挑戦という人と仕事をしたことがありますが、彼(女)らと比べてもとても理解が早く、カメラを手なづけつつも、カメラをシャットアウトすることができる人でした」と太鼓判。一方のエリカは、「製作陣からは、私がダラスがどういう人間なのか思った通りに演じて欲しいとのことで、演技のレッスンは受けませんでした」と語る。「ロスから地元のスウェーデンに戻りました。ファッション業界の仕事から離れて、普通のライフスタイルに戻りたかったんです。それによって、他を気にすることなく集中することができました。エイプリル(監督)やステファニー(・ファブリジ:脚本)と、ダラスの役柄や、彼女のジャスミンへの愛、そしてこの短い過程での彼女自身の成長について話し合いました」と、役づくりについてコメント。そうした監督をはじめ、脚本家やプロデューサー、カメラマン、照明など全スタッフを女性で揃えた本作での経験は、「本当に素晴らしいこと」と語り、「全ての女性たちが互いにとても感情的なレベルで分かり合うことができましたし、撮影の終盤辺りには、この映画がスタッフ皆のラブストーリーになった感じがします」と、出会った瞬間から人生がガラリと変わってしまう究極のラブストーリーを彼女たちと共有できたことを明かしている。『アンダー・ハー・マウス』は10月7日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダー・ハー・マウス 2017年10月7日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開(C) 2016, Serendipity Point Films Inc.
2017年09月24日大ヒット作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』やエミー賞受賞ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」などのゾーイ・クラヴィッツが主演を務める最新作『ロキシー』が、10月21日(土)より劇場公開される。本作には、もう1人の“ゾーイ”も出演しており、ハリウッド期待の2世女優である2人の“ゾーイ”が共演を果たしている。1人目のゾーイは、主人公のロキシーを演じているゾーイ・クラヴィッツ。『幸せのレシピ』(’07)で映画デビュー後、『X-MEN』シリーズや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など大作の出演が続き、さらに『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の2018年公開の続編でも、主人公ニュートの元恋人で今後重要な役割をもつというリタ・レストレンジ役を演じていることでも話題。彼女は、ロックミュージシャンのレニー・クラヴィッツと女優リサ・ボネットを両親にもち、「イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)」や「バレンシアガ(Balenciaga)」といった有名ブランドのモデルとしても活躍しているハリウッドきっての注目2世女優として知られる。また、もう1人のゾーイことゾーイ・ドゥイッチは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのリー・トンプソンと、『恋しくて』『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』などのハワード・ドゥイッチ監督を両親にもつ、こちらもハリウッドセレブ2世。2010年、ディズニードラマ「スイート・ライフ・オン・クルーズ」で全米のティーンアイドルとして一躍脚光を浴び、映画界に進出。『ダーティ・グランパ』ではロバート・デ・ニーロ、ザック・エフロンと共演し、リチャード・リンクレイター監督『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』にも出演。今年は母親リーがメガホンを撮る映画『The year of Spectacular Men』(原題)や、J.D.サリンジャーが名著「ライ麦畑でつかまえて」を執筆するまでを描くジョニー・デップ主演『Rabel in the Rye』(原題)に出演予定だ。2015年には「世界で最も美しい顔」に選出され、「ELLE」などのファッション誌でも取り上げられることが数多い。本作では、ロキシーを助けるヴィンセント(エミール・ハーシュ)の兄の彼女ケイト役で出演し、ティーンに支持されるファッション・アイコンのイメージを一新するハードな役に挑戦、新たな境地を切り開いている。注目の2人のゾーイが共演する本作は、行き場を失った男女が出会い、やがてかけがえのない存在になっていくものの、抗うことができない運命が襲い掛かるクライム・ラブストーリー。音楽シーンを席巻する英国の人気バンド「The xx」の楽曲「Angels」が切ない2人の想いをさらに加速させ、そのショッキングな結末に全米が衝撃を受けた、この秋必見の1本となっている。『ロキシー』は10月21日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月20日この夏、実写映画NO.1の大ヒットとなった『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が、早くも10月18日(水)より先行デジタル配信開始、11月8日(水)にMovieNEXがリリースされる。本日9月19日(火)は、海賊独特の口ぶりを記念して制定された、いっぷう変わった「世界海賊口調の日」。この記念日に合わせ、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウの劇場未公開映像が到着した。「世界海賊口調の日」(International Talk Like A Pirate Day)とは、日本ではあまり馴染みのない記念日だが、1995年9月19日、アメリカ人の男性2人によって生まれた記念日。世界中の人々に向け、“海賊口調”で話す日としてアメリカで制定された。現在ではアメリカを中心として少しずつ認知を広げており、各地で海賊をモチーフにしたイベントやキャンペーンが開催されている。“海賊口調”とは、通常の挨拶「ハロー」を「アホイ」と言ったり、「イエス/ノー」を「アーイ/ナーイ」と言ったりする、海賊独特の口調なのだとか。日本でも、『パイレーツ』シリーズの人気の高さや、「ワンピース」をはじめ海賊をテーマにした作品は人気を集めていることもあり、本作の大ヒットを機に広まりを見せるかもしれない。そして今回、この「世界海賊口調の日」を記念して、いまや“海賊”という存在を超えて抜群の認知度と高い人気を誇るジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の、劇場では見られなかった未公開シーンが公開。前半部分の映像は、運にことごとく見放され、お金も仲間も失ったジャックが苦肉の策として、生い茂る草木に身を隠し、近くを通る馬車からお金を奪おうと画策するという、これまでに見たことのない“強盗ジャック”の姿を見ることができる。また、後半部分は、ジャックの新たな仲間となった、かつての相棒ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)の息子ヘンリー(ブレントン・スウェイツ)との未公開シーン。「父の呪いを解くんだ」と剣を抜いてジャックを脅すヘンリーを平然とあしらう、いかにもジャックらしい姿を目にすることができる。本作のMovieNEXには、本映像のほか、未公開映像を含むボーナスコンテンツが多数収録されるという。『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』MovieNEXは11月8日(水)より発売(同日ブルーレイ、DVDレンタル開始)、10月18日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 2017年7月1日より全国にて公開(C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2017年09月19日ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』が日本初上陸し、9月8日に開幕。現実とファンタジーが混ざり合った感動作に、会場を埋め尽くした観客から何度も拍手が沸き上がった。【チケット情報はこちら】本作は、名作『ピーターパン』の誕生を描いたジョニー・デップの主演映画『ネバーランド』を基に制作されたミュージカル。劇作家J・M・バリが、美しい未亡人シルビアと4人の子どもたちとの出逢いを通じて「ピーターパン」を書き上げ、上演するまでを描いた物語。『ピピン』『ヘアー』などで知られるトニー賞受賞演出家のダイアン・パウルスが演出を手がけ、イギリスを代表するバンド、テイク・ザットのゲイリー・バーロウがすべての音楽を作曲。2015年にブロードウェイで開幕すると観る者すべてを魅了し、感動させた話題作だ。物語は、ロンドンのケンジントン公園で、バリとシルヴィア一家が出会うシーンから始まる。バリ役のビリー・ハーリガン・タイを中心に、演者たちが流れるようにストーリーを展開していく。そしてひとたびステージ上の演者がひとつになったミュージカルシーンが始まると、観客は釘付け。抜群の歌唱力と息の合った振付から目が離せなくなる。特に観客を興奮させたのは、第一幕の最後を飾る『Stronger』。バリを乗せた海賊船が大海原を越えていく、まるでテーマパークのアトラクションのような大迫力の演出の中、ビリーが全身を使って力の限り歌い上げる。ステージの熱は会場中に広がり、観客は一気にヒートアップした。他にも、シルヴィア役のクリスティン・ドワイヤーがひとり熱唱する『All That Matters』や、子ども4人だけで演奏しながら楽しく歌う『We’re All Made of Stars』など、見事な歌声とパフォーマンスに、観客は、度々、大きな拍手と大歓声を贈った。ファンタジー要素もたっぷりで、想像力豊かな子どもたちと過ごすうちに物語を作り始めるバリがたびたびインスピレーションを受けると、ステージの上はファンタジーの世界へ。子どもたちは宙に浮かび、大人たちには悪役の影が。物語のアイデアとなるシーンが随所に散りばめられ、それを見つけるのも楽しみのひとつだ。彼らを取り巻く人々は、一癖も二癖もあるユーモラスな登場人物ばかりで、ユーモアたっぷりの台詞や演技に、会場からは笑いが起こる。後半には厳しい現実が待っており、大きな壁にぶつかりながらも、信念を持って乗り越えるバリや子どもたちの演技と歌に、会場には涙があふれた。ブロードウェイミュージカル「ファインディング・ネバーランド」は9月24日(日)まで東急シアターオブにて上演。チケット発売中。取材・文:門 宏
2017年09月11日「ディオール(Dior)」が8月27日(現地時間)からチャリティ・キャンペーン「ディオールラブチェーン」を展開、インスタグラムでセレブたちが愛について語る動画がアップされている。「あなたは愛のために何をする?」という問いに答える動画をツイッターかインスタグラムにハッシュタグ「#diolrlovechain」を付けて投稿する形式で、SNSにアップすることで一般参加も可能なキャンペーン。「ディオール(Dior)」の公式インスタグラムでは、香水「ミスディオール」のミューズ、ナタリー・ポートマンが「それであなたは?愛のために何をする?(And you, what would you do for love?)」という問いかけでスタート。続いて、「ディオール・オム」のモデルを務めたロバート・パティンソンが「もっといい人間になるようにトライする」と答え、その後は「ジャドール」のミューズ、シャーリーズ・セロンやジョニー・デップらが登場。ベラ・ハディッドやジェニファー・ローレンスも参加し、日本のセレブも共鳴し、三吉彩花や大政絢が動画をアップしている。投稿1件につき、世界中の女の子たちの教育を支援する団体「WE Movement」が展開している「WE Charity」に1ドルが寄付される。寄付金はケニアの少女たちに教育を受ける機会を与えるWEスクール各校の支援に充てられる。(text:Yuki Tominaga)
2017年08月29日苦しんでいる人たちを助けたい。支えになりたい。海外セレブたちの多くは積極的にチャリティ活動に取り組んでいる。その行動力と、社会にもたらす影響の大きさに注目し、彼らの貢献を紹介する。■直接会いに来てくれる! 訪問系支援スターにしかできない活動の筆頭は、直接会いに行くという行為で喜んでもらうこと。多くのスターたちが世界各地の小児病院に足を運び、小さな体で闘病生活を送る子どもたちを励ましている。8月半ばには、ジョニー・デップがカナダのヴァンクーヴァーにあるBC小児病院を訪問。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウの扮装で現れたジョニーに子どもたちは大喜びだった。「Good Morning America」によると、ジョニーは各病室を廻って全ての患者たちと面会したという。子どもたちにも人気のブロックバスター作の主演スター、レディー・ガガやセレーナ・ゴメスやテイラー・スウィフト、ジャスティン・ビーバーといったアイドルたちは、ほぼ例外なく一度はこうした病院訪問をしている。写真を撮ったりサインをするだけではなく、一緒にゲームをしたり、クリスマスを祝ったり、日頃はゴシップでお騒がせキャラだったり気分屋だったりするセレブたちも優しくいい表情になり、心温まる。■規格外のスケールでオークションを開催!セレブならではの人脈を駆使するのはレオナルド・ディカプリオ。毎年夏に、たくさんのセレブを招待してガラ・オークションを行っている。地球の環境保護に熱心に取り組むレオナルドが2008年に設立したレオナルド・ディカプリオ基金が主催し、今年は7月20日に南フランスの高級リゾート、サントロペで開催。レニー・クラヴィッツやマドンナがパフォーマンスし、ピカソやダミアン・ハースト、ジェフ・クーンズなどの作品が出品され、一晩で4,000万ドルの資金が集まった。ちなみにレオナルド自身は、『タイタニック』で共演したケイト・ウィンスレットと一緒にディナーする権利を出品した。8月10日(現地時間)から23日までは、オンラインでもオークションを敢行、100点近いアート作品や高級リゾート滞在権などが出品された。■人道支援活動&教育支援に寄付を!人道支援活動に熱心なジョージ&アマル・クルーニー夫妻は22日(現地時間)、白人至上主義団体などヘイト・グループを監視する非営利団体「南部貧困法律センター(SPLC)」に100万ドルを寄付。夫妻が2016年に設立した基金「The Clooney Foundation For Justice」を通じて寄付は行われた。夫妻は今月初めにも、基金を介してレバノンにいるシリア難民の子どもたち3,000人の就学支援を表明。国連児童基金(ユニセフ)とグーグル社と連携し、レバノンの公立学校7校に225万ドルを提供、ヒューレット・パッカード社が100万ドルの技術支援を行うという。夫妻は「何千人というシリア難民の子どもたちが、生産的な社会の一員になることができない危機に直面しています」「正式な教育がそれを変えることができるのです。それが私たちの目標です」と声明で語っている。リアーナも教育支援には熱心で、2012年に奨学金支援の非営利団体「クララ・ライオネル基金」を設立している。先月渡仏した際はパリでマクロン大統領と面会、教育について話し合ったという。内容についてリアーナは記者たちに「グローバルな視点から教育というトピックに焦点を当てました」と話し、大統領と9月に大きな発表を行う予定を明らかにしたと「Reuters」は報じた。■スピーディ&持続可能なチャリティ活動フットワークの軽さが印象的なのはトム・ハーディ。無類の犬好きで知られ、9月29日(現地時間)か10月1日まで行われる動物保護キャンペーン「Wetnose Day」を支援している。これまでもホームレスや青少年の就労支援活動にも携わってきたトムは、5月にマンチェスターでの爆破テロ被害者や6月に起きたロンドンのタワーマンション火災の被災者救済の募金を、どちらも発生直後にチャリティ・サイトを通じて呼びかけている。前者は8月の時点で1,700人から3万9,283ポンド、後者には1,382人から5万6,522ポンドの寄付が寄せられた。1人で大金を寄付して終わらせるのではなく、人と人が助け合うことを促すこの方法は、社会の分断が広がり続けるいま、大きな意味を持つのではないだろうか。(text:Yuki Tominaga)
2017年08月28日以前から、代表作『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ船長の衣装を身につけ、各国の小児病院を訪問しているジョニー・デップ。今回は『Richard Says Goodbye』(原題)の撮影で滞在しているバンクーバーの「ブリティッシュ・コロンビア・チルドレンズ・ホスピタル」を訪れ、子どもたちを喜ばせた。「E!News」によると、ジョニーは子どもたちと1対1の時間を設けたため、病院に6時間も滞在したそうだ。7歳の患者マディちゃんのお母さんは「ジャック・スパロウに会って、娘の夢が叶いました!」と大喜び。「ジョニーは一度たりともジャックのキャラクターを壊すことなく(演じていて)、自分の時間を惜しみなく使ってくれました。彼は純粋に子どもたちのためにここに来てくれたんです」。2013年、ジョニーは「時々、小児病院を訪ねるんだ。こっそりとサプライズで病室を回るんだよ。たいていは2、3時間だね。すごく楽しいんだ。だから俺はジャック・スパロウの衣装と旅をしているのさ」と、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の撮影時以外でもジャック・スパロウの衣装を持ち歩いていることを明かしていた。ジョニーはカリフォルニアのディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」にもジャック・スパロウの姿でサプライズ登場したことがあり、よほどこの役が好きなようだ。So many smiles and lots of #pirate talk today @BCChildrensHosp. Thanks #CaptainJackSparrow for the visit! pic.twitter.com/iKGh2LVrzy— BCChildren'sHospital (@BCChildrensHosp) 2017年8月15日(Hiromi Kaku)
2017年08月16日9月9日(土)よりついに日本に上陸する『ダンケルク』。クリストファー・ノーラン監督は、「ほとんどのイギリス人同様、私もダンケルクの撤退という伝説的なストーリー、そして窮地からつかみとった勝利について聞いて育った。それは私たちの文化の大きな部分であり、体に染み込んでいる」と語り、初めての実話の映画化にイギリスから新人俳優と名優たちをキャスティングした。このほど、本作に参戦した英国映画界、演劇界を代表する名優にして名匠ケネス・ブラナーが、“天才監督”について語った特別インタビューがシネマカフェに到着した。舞台は1940年、フランスの海の町ダンケルク。陸海空から迫りくるドイツ敵軍80万人。その総攻撃はいつ始まるか分からない。絶体絶命の窮地に、英仏連合軍40万人に史上最大の救出作戦が決断される。命からがらダンケルクの浜辺に辿りついた若き兵士・トミー(フィオン・ホワイトヘッド)は、生き抜くことができるのか?7月21日(金)から全米3,720館で封切られ、オープニング興収5,050万ドルを記録した本作。興収ランキングは2週連続第1位を獲得し、スティーヴン・スピルバーグ監督『プライベート・ライアン』(’98)の数字を上回る推移となっている。また、ドイツ、ブラジル、メキシコなどでも初登場第1位を獲得し、世界63か国でオープニング興収No.1に。ノーランの母国・イギリス、映画の舞台となるフランスなどでも快進撃は続き、全米を含む世界興行収入は3億ドルを突破している(※Box Office Mojo調べ)。本作で、ダンケルクにおける救出作戦の管理責任者、ボルトン海軍中佐役を託されたケネス。シェイクスピア演劇でキャリアをスタートし、俳優、演出家としても活躍する彼は、ジョニー・デップら豪華キャスト競演『オリエント急行殺人事件』ではメガホンをとり、主人公の名探偵ポワロを演じている。また、2014年に公開された監督作の実写版『シンデレラ』は、全世界で5億4千万ドルを超える興収を記録しており、監督としての手腕も高く評価されている。ケネスは、「この映画は(ノーラン)監督にとってとてもパーソナルなもので、大きな題材であり、アクション満載の大作でありながら、とても実験的でユニークな作品。短いセリフがストーリーの輪郭を形成していく。キャラクターのバックストーリーはない。いま、ここで、目の前にあるものが常に追ってくる」と語り、圧倒的な緊迫感が続くタイムサスペンスであることを説明する。ノーラン自身による脚本は「驚くほどムダがなく、しかもとてつもなくパワフル。そこには“ノーラン映画ならこれ”と人々が関連づけるあらゆる要素が組み込まれていた」という。「数学的に正確な構造、ストーリー展開に込められた人間性と意味の奥深さ、扱う範囲の壮大さ、ストーリーを引っ張る理屈抜きの活力など、すべてが入っていた。そのストーリーに胸が躍るような体験であると同時に、戦争と歴史上のあの特別な瞬間に関する深い考察」になっていると語り、ノーランが描こうとする世界、その神髄に魅了されていた様子だ。アイルランド育ちのケネスは、「“ダンケルク・スピリット”という表現をよく耳にしたが、第二次世界大戦について学ぶようになって初めて、その意味をちゃんと理解するようになった」と明かす。「それは、どんな逆境でも決して諦めないということ。敵に占領された場所で身動きがとれなくなった40万人もの兵士たちを生還させるために、国全体が団結して、大掛かりな、不可能にも思える撤退作戦を勇敢に実行した。その精神は、致命的な敗退にもなりえた状況を、チャーチルが呼んだように“奇跡の救出”へと変えた」と、言葉に熱を込める。そして、その伝説的な実話に挑んだノーランには圧倒されたという。「作戦の純粋なスケール感にとにかく驚かされた。なんとか生き延びようと頑張っている人々の目を通して、あの戦いの途方もない大きさと危機感を、ノーラン監督がいかに巧妙に明らかにしていくかという点も凄かった」。「彼らは浜辺にいたり、空中にいたり、英仏海峡を渡る船の上にいたりする。それぞれが、この大規模で混乱を極める作戦のほんの小さな部分を体験していて、その作戦の成功の可能性はかなり低い。ノーランは脚本、そしてこの映画において、そういう人々の個人的な体験をすべてまとめ、観客に戦争というものを理屈抜きで体験させるとともに、その瞬間にどのキャラクターよりも大きな視点で、私たちにあの出来事を映像体験させてくれる」と断言。まさにノーランが挑んだのは、イギリス人なら誰もが知っている実話を、誰も体験したことの映画体験として観客に届けることだったのだ。徹底してリアルな撮影を追求した監督との現場は、「確かに大変だった」とケネス。「あれは現実にはどんな様子だったかを微かに示すものでしかない。あのとき、実際にあの防波堤に立っていた人々は、祖国が見える場所――わずか40キロぐらいの距離――にいながらも、地獄の中で動けずにいた。その体験をできるだけリアルに表現することは、監督にとっても、私たち全員にとっても非常に重要なことだった」と結んでいる。デジタルもCGも極力使わず、本物の戦闘機を飛ばし、実際に砂浜で爆破を起こすなど、徹底してリアルにこだわったノーラン監督。ケネスは劇中、兵士たちが無事、故郷に帰ることができるよう見守る指揮官として、ダンケルクの海を見つめている。『ダンケルク』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンケルク 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
2017年08月14日第69回カンヌ国際映画祭にて、フィリピン映画界に三大映画祭で初めての主演女優賞をもたらした『ローサは密告された』。マニラのスラム街で小さな雑貨店を営むローサが、生活のため少量の麻薬を扱っていたことを密告されて逮捕、警察から恐喝まがいの要求を受ける、という物語は、カンヌでも衝撃とともに絶賛を持って迎えられた。メガホンをとったのは、45歳で映画監督デビュー、『マニラ・デイドリーム』で第58回ロカルノ国際映画祭ヴィデオ・コンペ部門金豹賞を受賞し、「第3黄金期」と呼ばれる現在のフィリピン映画シーンを牽引している鬼才ブリランテ・メンドーサ監督。世界三大映画祭であるカンヌ、ヴェネチア、ベルリンすべてのコンペティション部門でその作品が上映され、世界中で50を超える賞を獲得、第62回カンヌ国際映画祭では『キナタイーマニラ・アンダーグラウンドー』で監督賞を受賞、クエンティン・タランティーノやショーン・ペン、イザベル・ユペールらがその才能に惚れ込んでいる。■衝撃の実話を描く!!世界のどこにでもある汚職映画図鑑『ローサは密告された』に描かれたような警察の汚職と腐敗は、世界の至るところに存在している。その驚くべき実態を映画の作り手も見逃すはずがなく、古今東西、さまざまな形で映画の題材となってきた。その中から、とびっきりの“汚職と暴力”にまみれた映画をご紹介!(1)日本の汚職×北野武『その男、凶暴につき』(1989年/北野武監督)ビートたけし演じる一匹狼の刑事・我妻諒介は、凶暴ゆえに警察署内から異端視されていた。暴力には暴力で対抗するのが彼のやり方。麻薬売人が惨殺された事件を追ううち、辿り着いたのは彼の親友で防犯課係長だった。バイオレンスに次ぐバイオレンス、汚職がまた汚職を生む。そんな警察と闇社会の繋がりを生々しく描いた北野監督のデビュー作。(2)日本のヤバ過ぎる実話『日本で一番悪い奴ら』(2016年/白石和彌監督)綾野剛演じる、真面目一徹の若手警察官が、昇進のために次々と犯罪に手を染めていく…!現役警察官による覚せい剤取引や拳銃売買、やらせ逮捕、でっちあげ、警察による組織的な裏金作りなど、北海道警でおきた衝撃の実話を『凶悪』の白石和彌監督が映画化。“世界イチ優秀な日本の警察”とは一体どこに!?驚きの連続、警察の横暴をここに見る。(3)実際にあったアメリカの汚職『ブラック・スキャンダル』(2016年/スコット・クーパー監督)驚愕の実話を元に、FBI史上最悪の事件を描くクライムサスペンス。ボストンで幼なじみとして育った3人の男たちーーギャングのボス、FBI捜査官、有力政治家として成長した彼らの絆はやがて大きな闇として、アメリカの正義を揺るがす大事件へと発展していく。FBI史上最悪の汚職事件=ブラック・スキャンダルの真相が、犯罪王バルジャーを演じるジョニー・デップの怪演とともに明らかにされた。(4)フランスで起こった権力に憑りつかれた警察『あるいは裏切りという名の犬』(2004年/オリヴィエ・マルシャル監督)刑事のチームが、恐喝、強盗、誘拐、不法監禁などを繰り返し、堕落しきっていたことが明らかになり、現職の警察を地位を脅かした。そんな実話を基に、元・警察官のマルシャル監督が描いたクライムサスペンス。かつて友人だった2人が、家族のために、権力のために迫られた選択が、彼ら2人の運命を大きく狂わせていく…。(5)香港の闇社会『インファナル・アフェア』(2002年/アンドリュー・ラウ&アラン・マック監督)香港の裏社会を舞台に、警察と犯罪組織それぞれに潜入を命じられた2人の男が、身の危険と心のゆらぎに苦悶しながら、10年の時を経て対決を迎える姿を緊迫感たっぷりに、スリリングに描く。主演はアジアを代表するスーパースター、アンディ・ラウとトニー・レオン。マーティン・スコセッシ監督のもと、マット・デイモンとレオナルド・ディカプリオでハリウッドリメイクされた『ディパーテッド』はアカデミー賞作品賞・監督賞などを受賞した。いまなお、世界のあちこちに現前と存在する警察の汚職。フィリピン発の『ローサは密告された』では、日常のすぐ隣にある警察の暴力と、それによって壊れていくコミュニティの姿をドキュメンタリータッチでリアルに映し出していく。あなたも、いつその餌食になるかわからない…?『ローサは密告された』はシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月30日映画『ワンダーウーマン』の続編制作が決定。2017年7月22日にアメリカ・サンディエゴで実施されたポップカルチャーの祭典「コミコン」で発表された。映画『ワンダーウーマン』ストーリー人間社会から孤立した、女性だけが住むパラダイス島を統治するヒッポリタ女王の娘=プリンセスとして生まれた主人公・ダイアナ。彼女は、島に不時着したパイロットとの出会いを通し、故郷を離れ人間社会で暮らし始め、やがて自身の持つ大きな力に気づき始める。そして、人を助けることに目覚め、ワンダーウーマンとして生きていくことを決意する。歴史に名を刻んだ女性スーパーヒーロー「ワンダーウーマン」6月2日の公開と同時に全世界で大ヒットスタートを切った映画『ワンダーウーマン』は、ジョニー・デップ主演『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』、トム・クルーズ主演『ザ・マミー』を超える、全米興行収入427億円を記録。既に2017年の年間興行ランキングで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』を抜き去り、『美女と野獣』に次ぐNo.2に躍り出ている。アメリカでは大きな社会現象ともなっている「ワンダーウーマン」の歴史は長く、実に76年前にアメコミ誌「ALL STAR Comics」に初登場している。現地では老若男女から愛される国民的人気を誇るキャラクターだが、「女性スーパーヒーローは興行的な成功が見込めないのでは」という理由で長らく実写映画化が叶わなかった。今回ようやく誕生した女性スーパーヒーローは、今回の大ヒットで歴史に名を刻むスーパーヒーローとなった。兵役経験もあるスーパー美女、ガル・ガドットが続投主演ワンダーウーマンは、強いだけではなくチャーミングな魅力で全世界を夢中にさせたガル・ガドットが続投。モデル・ハリウッド女優として活躍する彼女は、ミス・イスラエルにも選ばれた美貌を持ちながら、なんと兵役経験もあるというスーパー美女だ。ガル・ガドットは、続編制作が発表された「コミコン」の会場を埋め尽くしたファン6,500人に「この役は本当にすごいの。あらゆる愛、思いやりや真実、正義、平和を表現している。彼女を好きにならない理由なんてどこにもないの。正直言って、ワンダーウーマンを作り出し、この映画がこんなに成功したのは、ここにいるファンのみなさんのおかげだと思っているわ。そして、このすばらしい役と演じる機会を与えてもらったことにとっても感謝しているとしか言えないわ」と、作品とファンへの思いを語っている。前作『ワンダーウーマン』では、女性だけの島で育ち、男性を見たことすらない好奇心豊かな”プリンセス”ダイアナが外の世界を知り、人々の争いを止めるために最強の美女戦士として立ち上がる姿が描かれた。気になる続編のストーリーは未だ不明だが、チャーミングなキャラクターと揺るがない芯のある強さで、また新たなスーパーヒーロー像を見せてくれそうだ。作品情報映画『ワンダーウーマン』続編公開時期:未定主演:ガル・ガドット
2017年07月28日9月8日(金)から東急シアターオーブでブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』が上演される。【チケット情報はこちら】同作はジョニー・デップ主演で2004年に公開された映画『ネバーランド』を、アメリカで今最も注目を集める女性演出家の一人、ダイアン・パウルスの演出で舞台化。不朽の名作『ピーターパン』の知らざれる誕生秘話を実話に基づいて描いた感動のドラマで、2015年にブロードウェイで開幕して以来、観る者を魅了。今回が日本初上演となる。7月29日(土)にはBSフジで同作の魅力に迫った特別番組の放送が決定。番組では坂上忍がサンフランシスコに向かい、本公演を観劇。主演ビリー・タイへのインタビューや、美しい演出の仕掛け、ピーターパンのキャラクターの秘密に迫るほか、ゲイリー・バーロウ(TAKE THAT)の楽曲もたっぷり楽しめる。チケットは発売中。■BSフジ『坂上忍が見つけた「ネバーランド」』放送日時:7月29日(土)17:30~再放送:8月6日(日)26:00~、8月27日(日)26:00~※フジテレビオンデマンドでも7月28日(金)より無料配信!■ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』日程:9月8日(金)~24日(日)会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ 11階)※生演奏、英語上演、日本語字幕あり作詞・作曲:ゲイリー・バーロウ / エリオット・ケネディ脚本:ジェームズ・グラハム演出:ダイアン・パウルス振付:ミア・マイケルズ
2017年07月27日女優のナタリー・ポートマンが映画『プラネタリウム』を引っさげて4年ぶりの来日を果たし、7月20日(木)に行われたジャパンプレミアに登壇。バルーンスリーブのミニドレス姿で輝くような笑顔を見せ、日本のファンから大歓声を浴びた。本作は、スピリチュアリストとして活躍する姉妹が、彼女たちに魅了された映画プロデューサーと出会ったことで、互いの運命を狂わせていく姿を描くミステリアスな物語。この日は、監督のレベッカ・ズロトヴスキも出席した。ナタリーは「こんばんは。私の新しい映画『プラネタリウム』です」と日本語で挨拶。ブラックのドレスはシンプルながら、大きく膨らんだ袖が華やかな一枚。ミニ丈のスカートからは美脚を披露しており、会場の女性からは「きれい」とのため息がもれていた。4年ぶりの来日を果たしたナタリーは「日本に来る機会は絶対に逃さない。それくらい日本が好き」とニッコリ。ナタリーと、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディを両親に持つリリー=ローズ・デップが姉妹役として初共演を果たしたことでも話題の本作だが、リリー=ローズを妹役に推薦したのは、ナタリーだそう。ナタリーは「レベッカが、英語とフランス語を話せる若い女優を探すのに苦戦していて」とふり返り、「そのときにちょうどリリー=ローズの写真を見つけて、ご両親のことを考えればきっとどちらも堪能だろうと思った。それに写真を見ても、『私と家族だ』と言ってもおかしくないと思った」と容姿においても、自分と似たものを感じたという。ナタリーも「フランス語で演技をしている」というように、役作りにおいてフランス語も磨き上げた。ハリウッドの第一線で活躍し続けるコツを聞かれると、「今回もレベッカがまったく違う演技を引き出してくれたように、いまだに『これは挑戦だ』という機会に誘ってくれた。意義深いことをたくさん経験できている。新しいことにチャレンジしていくことを大切にしている」とコメント。“チャレンジ精神”を常に忘れないことが輝く秘訣だと話していた。『プラネタリウム』は9月23日(土・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月20日これまでに多数映画化やドラマ化されている、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの小説をベースに描かれる『オリエント急行殺人事件』。この度、“世界一の名探偵”ポアロを演じ、また監督も兼任したケネス・ブラナーが、本作への熱い思いを語ったコメントが到着。さらに、本作のポスタービジュアルが公開された。トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、尊大な富豪ラチェットが刺殺された。車両には教授、執事、伯爵、伯爵夫人、秘書、家庭教師、宣教師、未亡人、セールスマン、メイド、医者、公爵夫人、車掌と共通点といえば目的地のみという様々な境遇の13名が居合わせた。そして、もう一人乗り合わせた“世界一の探偵”エルキュール・ポアロは、列車がユーゴスラビアの雪だまりで立ち往生する中、列車という密室で再び殺人者が人を襲う前に、事件を解決しなければならない。走り続ける密室で、ポアロは犯人に辿りつくことができるのか――?ケネスが名探偵ポアロを演じるほか、事件の被害者となる富豪のラチェット役にジョニー・デップ、乗客役としてペネロペ・クルス、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、ジュディ・デンチらと豪華なキャストが集結している。全世界で大ヒットした『シンデレラ』でも、誰もが知る物語に新たな解釈を加えて現代に甦らせたブラナー監督。刺殺された富豪を演じたジョニーを始め豪華キャストを集結させるチャンスに、監督することを即決したというブラナー監督は、「これだけの顔ぶれが勢ぞろいすると考えて、首筋の毛が逆立つような気がした」とそのときのことをふり返る。また今回の映画については、「我々が目指したものは、新たなアプローチを見つけることだった。素晴らしい音楽というのは生涯を通して耳にするものだし、私は個人的に、様々なバージョンの音楽を楽しんでいる。そういう意味でも、私たちは自分たちのバージョンに落ち着きたいと思っていた。だからこそ、一流のストーリーは何度も伝える価値があると思っている」とミステリーの名作が全く新しいエンターテインメントに生まれ変わることを示唆。加えて、「列車はエキサイティングで、魅力に満ち、ロマンがあり、しかも破壊的にもなり得る。速いスピードで移動し、孤立状態を生み、危険な場所でもあるから、閉所恐怖症を引き起こすような閉ざされた環境となり、その中で人々はためされ、神経をすり減らす。そして、良く出来た物語の要素であるドラマや対立が生じる。だから、列車は内側でも外側でも、とても順応性のある環境になった」と列車をキャラクターとして捉えているとも話している。併せて到着したポスターでは、煙を吐きながら走行するオリエント急行とポアロの姿が。そしてその青みがかったポスターには、「その日、一等車両客室は容疑者で満室でした。」という衝撃のコピーも描かれており、本作の展開がより気になる一枚となっている。『オリエント急行殺人事件』は12月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月20日俳優の山崎賢人や映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が大ヒット公開中のジョニー・デップなど豪華ゲスト出演者を迎え、TBS系(※一部地域を除く)で毎週水曜に放送中の「トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!」が、特番「世界の怖い夜」「VSリアルガチ危険生物」と合体した3時間スペシャルを放送。7月19日(水)今夜と翌週26日(水)の2週にわたり放送される。19日(水)今夜は「生き物にサンキュー&世界の怖い夜合体3時間SP」と題し「生き物にサンキュー!!」と「世界の怖い夜」が合体。「生き物にサンキュー!!」パートは番組MCに松嶋尚美と「チュートリアル」徳井義実、薬丸裕英、大沢あかね、「ハライチ」澤部佑らレギュラー陣に加え、ゲストに「フットボールアワー」岩尾望、壇蜜を迎える。今回は「見たことない珍ペットSP」にフォーカス。興味深く感動必至の癒し映像を多数お届けする。ゲストの壇蜜が飼っているという被毛と髭がない猫、スフィンクスの親子がスタジオに登場、その不思議な魅力にサンキューメンバーも大盛り上がりするほか、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』で来日中のジョニー・デップと番組MCでの松嶋尚美による対談企画もお届け。ジョニデの動物知識は必見。さらに対談時のウラ話などこの番組だけの“後日談”もお見逃しなく。そして20時より放送の「世界の怖い夜」パートは番組MCを「ロンドンブーツ1号2号」田村淳、TBSアナウンサーの宇垣美里が担当。ゲストには俳優の山崎賢人をはじめ、田中美佐子、森泉、「ロンドンブーツ1号2号」田村亮、泉里香、石川理咲子、アキシブprojectらを迎え、最恐心霊VTRを一気に大公開。また日本最後といわれるイタコが登場、大女優・大原麗子の“真相”にせまるほか、サンシャイン池崎が呪いの廃墟に潜入する。池崎さんは“空前絶後”の恐怖を乗り越えられるのか。山崎賢人も“エレベーターの女霊”に絶叫する!今夜のゲスト、山崎さんが主演する映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日(金)より全国にて公開。シリーズ累計発行部数1億部を超える荒木飛呂彦の人気コミックを原作に、主人公“ジョジョ”こと東方仗助役を山崎さんが演じ、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生。新田真剣佑、観月ありさ、國村隼、山田孝之、伊勢谷友介ら豪華キャストで、<スタンド>と呼ばれる特殊能力を持つスタンド使いたちの戦いを描く。可愛い動物と恐怖の心霊現象の3時間コラボでお届けする「生き物にサンキュー&世界の怖い夜合体3時間SP」は7月19日(水)今夜19時~TBS系で放送。次週26日(水)は「生き物にサンキュー&VSリアルガチ危険生物合体3時間SP」を同じく19時から放送。(笠緒)■関連作品:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 2017年8月4日より全国にて公開(C) 2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2017年07月19日オスカー女優のナタリー・ポートマンと、ジョニー・デップの愛娘リリー=ローズ・デップが美人姉妹役で初共演を果たした『プラネタリウム』。このたび、ミステリアスな2人の愛憎を映し出した予告編とポスタービジュアルが解禁となった。舞台は1930年代、パリが最も華やかだったとき。アメリカからやってきた“スピリチュアリスト”のローラとケイトのバーロウ姉妹は、憧れのパリへと向かう。美しく聡明な姉のローラはショーを仕切る野心家で、好奇心旺盛で純粋な妹のケイトは自分の世界に閉じこもりがちな少女。2人のショーは、死者を呼び寄せる降霊術を披露し、話題の美人姉妹として活躍し金を稼いでいた。そんな2人の才能に魅せられた映画プロデユーサーのコルベンは、世界初の心霊映画を撮影しようと姉妹と契約する。果たして、姉妹の力は本物なのか?やがて姉妹の運命が狂いだす――。ハリウッドが誇るアカデミー賞受賞女優で、先日、4年ぶりの来日も決定したナタリーと、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの愛娘で、女優のみならず「CHANEL(シャネル)」のミューズとしても活躍するリリー=ローズが姉妹役で初共演した本作。ヴェネチア国際映画祭ワールドプレミアおよびトロント国際映画祭ガラ・コレクションで上映され、大きな話題を呼んだ。監督を、“フランスのソフィア・コッポラ”とも称される、美貌の次世代監督レベッカ・ズロトヴスキが務めている。今回お披露目された予告編は、あの『ブラック・スワン』を越える野心を抱く姉・ナタリー演じるローラと、ピュアでイノセントなリリー=ローズ演じる妹・ケイトが、不思議な力を持つ本物のスピリチュアリストなのか、それとも人々を騙す詐欺師なのか、美しい姉妹が観る者を引きつける、幻想的でミステリアスな映像となっている。パリでスピリチュアリストとして華々しく活躍する2人は、やがて出会った映画プロデューサー、コルベンが訪れる。コルベンの「降霊術を撮りたい」という依頼に姉妹は協力し、世界初“本物の超常現象”映画の撮影が始まるが…。「成功してすべてを手に入れるわ」と野心を膨らませていくローラ、「私には特別な才能がある」という純粋無垢なケイト、そして映画製作に大金をつぎ込んでいくコルベン。映像には、同じバスタブにつかる姉妹をとらえ、熱い抱擁をかわす様子も収められており、年の差18歳のナタリーとリリー=ローズの、まるで本当の姉妹のような雰囲気にも目が離せなくなる。あわせて解禁となったポスターも、「美しい姉妹 美しい秘密」とのコピーにあるように、バスタブでじゃれ合う姉妹がまるで悪巧みをしているかのような、どこか儚くも美しいビジュアルに仕上がっている。『プラネタリウム』は9月23日(土・祝)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プラネタリウム 2017年9月23日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2017年07月19日LAアナハイムで7月14日~16日(現地時間)に開催された、ディズニー“究極”のファンイベント「D23」。数あるブースの中でも一、二を争う人気を誇ったのが『パイレーツ・オブ・カリビアン』の劇中衣装や小道具を展示する「A Pirate’s Life For Me」だ。ウォルト・ディズニー・アーカイブスによる特別展示で、正式タイトルは「Walt Disney Archives Presents - A Pirate’s Life For Me: Disney’s Rascals, Scoundrels, and Really Bad Eggs」。大人気アトラクション「カリブの海賊」50周年を記念し、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』を中心に、海賊が登場するディズニー映画をフィーチャーし、彼らの愛すべき魅力に迫る内容になっている。会場に足を踏み入れたファンを出迎えるのは、ブラックパール号の巨大模型。もちろん、フライング・ダッチ号など海賊たちの命でもある、誇り高き海賊船の数々が会場に圧倒的な存在感を放つ。主人公ジャック・スパロウを演じるジョニー・デップをはじめ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に出演するブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラリオらが着用した貴重な劇中衣装を目にすると、それだけでシリーズの歴史が走馬灯のようによみがえってくる。さらにデイヴィ・ジョーンズの心臓や、彼が悲しげな旋律を奏でたパイプオルガン、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』の聖杯、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に登場するポセイドンの槍など、シリーズ各作品に登場し、物語の重要なカギを握るアイテムも多数展示。じっくりと細部まで目を凝らすと、それらが単なるアイテムではなく、1つのキャラクターであることがよくわかる。アメリカの「D23 Expo: The Ultimate Disney Fan Event」は2009年以来、2年に1度開催され、今年で5回目。世界中のディズニーファンがカリフォルニア州アナハイムに集結する。本イベントではディズニー、ディズニー/ピクサー、スター・ウォーズ、マーベルのテーマパーク、テレビ、音楽、ゲーム、映画の最新情報が発表されるほか、ディズニー・レジェンド授賞式、ウォルト・ディズニー・アーカイブスによる特別展示、エクスポ・エンポーリアム(ファンがディズニー関連のコレクション品、記念品、商品を売買または交換できる)、コスチューム・コンテストなどを楽しむことができる。日本では2018年2月10日(土)、11日(日)、12日(月・祝)に「D23 Expo Japan」を実施することが決定した。2013年にアメリカ以外の国としては初めて開催して以降、日本での開催はこれで3度目。イベントの詳細については今年の夏より随時、ディズニー「D23」の公式ウェブサイトにて更新される。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:Ryo Uchida)■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 2017年7月1日より全国にて公開(C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2017年07月17日ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが姉妹役で初共演を果たした映画『プラネタリウム』。この度、本作のジャパンプレミアが7月20日(木)に開催され、ナタリーとレベッカ・ズロトヴスキ監督が登壇することが緊急決定した。1930年代、パリが最も華やかだったとき。アメリカ人スピリチュアリストのローラとケイトのバーロウ姉妹は憧れのパリへと向かう。美しく聡明な姉のローラはショーを仕切る野心家で、好奇心旺盛で純粋な妹のケイトは自分の世界に閉じこもりがちな少女。ショーでは死者を呼び寄せる降霊術を披露し、話題の美人姉妹として活躍し金を稼いでいた。そんな2人の才能に魅せられた映画プロデユーサーのコルベンは、世界初の心霊映画を撮影しようと姉妹と契約する。果たして、姉妹の力は本物なのか?見えない世界を見せられるのか?姉妹の運命が狂いだす――。ヴェネツィア国際映画祭ワールドプレミアおよび、トロント国際映画祭ガラ・コレクションで上映され大きな話題となった本作。野心家の姉ローラを、『レオン』で鮮烈な映画デビューを飾り、『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞、また『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でもアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、常に第一線で活躍し続けるナタリーが、純粋でイノセントな妹ケイトを、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディを両親に持ち、『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』『ザ・ダンサー』に出演するリリーが演じている。また監督を務めるのは、フランスのソフィア・コッポラとの呼び声も高く、初の長編監督作『美しき刺』がカンヌ国際映画祭の監督週間部門で上映され、次世代の監督として称賛されたレベッカ・ズロトヴスキ。さらに次に発表された『グランド・セントラル』は、カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され、まさにカンヌに愛された人物。そして今回、7月20日(木)に本作のジャパンプレミアの開催が決定。ここには主演を務めるナタリーとズロトヴスキ監督が登壇。実は10年来の親友でもあるこの2人。ナタリーは4年ぶりの来日となり、今年の2月に第2子を出産したばかり。久しぶりの日本のファンの前への登場に期待高まるばかりだ。『プラネタリウム』は9月23日(土)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:プラネタリウム 2017年9月23日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開
2017年07月14日