キーン(KEEN)から、アメリカのミュージシャンであるジェリー・ガルシアのアートワークをあしらったユニセックススニーカーが登場。2020年8月1日(土)より順次、キーン直営店ほかにて発売される。ジェリー・ガルシアは、20世紀後半のアメリカで活躍したミュージシャンだ。ロックバンド「グレイトフル・デッド(Grateful Dead)」の創設メンバーの1人であり、そのギタートーンは30年以上にわたり多くの人びとを魅了した。今回のコラボレーションでは、ジェリー・ガルシアが手がけたアートワーク《New York at Night》《Banyan Tree》を大胆にあしらったスニーカー2種が登場。キーンを代表するシューズである「ユニーク(UNEEK)」と「ニューポートレトロ(NEWPORT RETRO)」を用意する。いずれも、アートワークの色彩感を活かした、存在感あるスニーカーに仕上げている。なお、スニーカー2種に続き、バックパックやショルダーバッグなども展開する予定だ。【詳細】キーン×ジェリー・ガルシア取扱店舗:キーン直営店・公式オンラインストア、バンブーシュート、ベアーズチョイス、グリーンプラネット、フールザハーミット ほか展開アイテム:・ユニーク 15,000円+税発売日:2020年8月1日(土)カラー:New York at Night、Banyan Treeサイズ:メンズ 25.0〜28.0cm、29.0cm、30.0cm / ウィメンズ 23.0〜26.0cm・ニューポートレトロ 16,000円+税発売予定時期:2020年9月カラー:New York at Night、Banyan Treeサイズ:メンズ 25.0〜28.0cm、29.0cm、30.0cm / ウィメンズ 22.5〜26.0cm
2020年07月30日M・ナイト・シャマランの次回作に、ガエル・ガルシア・ベルナルが出演することになった。すでに、トマシン・マッケンジー、エリザ・スカンレン、アレックス・ウォルフらの出演が決まっている。タイトル、設定などは不明。近年のシャマランの作品同様、製作費はシャマラン自身が負担する。配給はユニバーサル・ピクチャーズ。北米公開は来年7月の予定。ベルナルの次回日本公開予定作は、チリ映画『エマ、愛の罠』。文=猿渡由紀
2020年07月22日シャーリーズ・セロンが主演とプロデューサーを兼ね、さらにニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーと、いまハリウッドを背負う3大女優が勢揃いした『スキャンダル』。このほど、FOXニュースのベテランキャスター、グレッチェン・カールソンを演じたニコール・キッドマンの場面写真が解禁となった。ニコールは、本作のオファーが来たころをふり返り、「オファーが来たのは『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2の撮影現場だったの。で、メリル(・ストリープ)に相談したら、『ぜひともやるべき』と言われて。彼女のアドバイスに従って良かったと、心から思ってる」と、その経緯を明かす。彼女が本作『スキャンダル』で演じたのは、スタンフォード大学を優等で卒業し、ミス・アメリカにも輝いた経歴を持つ才色兼備のグレッチェン・カールソン。FOXニュースの人気キャスターとして長年活躍するが、2016年にCEOのロジャー・エイルズをセクハラで提訴。FOX側との和解における秘密保持条項のために、過去の詳細について話すことなどを禁じられているため、ニコールもカールソンを演じるにあたり、本人から話を聞く機会を得られなかった。そのため、ニコールは彼女の過去のポッドキャストやインタビューを徹底的にリサーチ、その独特のアクセントやリズム、手の動かし方なども追求したという。また、セクシャルハラスメントという題材については「もはや女性だけが被害者ではなくなっていると思う。男性も権力の乱用や虐待に遭った人がいる。なによりも大事なのは、みんなにとって安全な環境を作ることだと思う」と語っている。TV業界の帝王と呼ばれたCEOを告発し、セクハラについて堂々と声をあげたグレッチェン・カールソン。その強さの裏にある繊細な感情を引き出したニコールの表情に注目だ。『スキャンダル』は2月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スキャンダル(2020) 2020年2月21日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開© Lions Gate Entertainment Inc.
2020年01月02日シャーリーズ・セロンとニコール・キッドマン、さらにマーゴット・ロビーという“ハリウッドの至宝”3大女優の豪華競演で早くも話題の『BOMBSHELL』(原題)が、邦題『スキャンダル』として2020年2月21日(金)より公開決定、3人が横並びとなったポスタービジュアルが解禁となった。本作で描かれるのは、アメリカで視聴率NO.1を誇るテレビ局「FOXニュース」で2016年に実際に起きたセクハラ・スキャンダルの裏側。ニュースの元人気キャスターのグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、テレビ界の帝王として君臨していたCEOのロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)を提訴。そのスキャンダラスなニュースに、メディア界に激震が走る。騒然とするFOXニュース社内。看板番組を背負う売れっ子キャスターのメーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)は、その地位に上り詰めるまでの自身の過程をふり返り、心中穏やかではなくなっていた。一方、メインキャスターの座を狙う貪欲な若手のケイラ・ポスピシル(マーゴット・ロビー)は、ロジャーと対面する機会を得ていた――。ポスタービジュアルは、物語の中心人物となるシャーリーズ扮する売れっ子キャスターのメーガンと、ニコール扮する元人気キャスターのグレッチェン、そしてマーゴット扮する若手キャスターのケイラの3人が横並びとなり、お互いを意識しつつもそれぞれ真意の読めない表情を浮かべている不穏さ溢れるビジュアル。特に、実在のキャスターを演じたシャーリーズとニコールは本人たちに瓜二つの見事な変貌ぶりが全米で話題に。シャーリーズの特殊メイクは『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でゲイリー・オールドマンの特殊メイクを担当し、第90回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を日本人として初めて受賞した辻一弘氏が担当。再び賞レースを賑わせるのではと注目が集まっている。本編を観た海外メディアからはすでに「今最も観なくてはいけない作品」(DEADLINE)、「最高の演技!」(NEW YORK TIMES)など絶賛の声が続々とあがっており、本年度アカデミー賞では主演女優賞(シャーリーズ)、助演女優賞(ニコール、マーゴット)、脚本賞(チャールズ・ランドルフ)を始めとする主要部門でのノミネートは確実、最有力候補とされている。『スキャンダル』は2020年2月21日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月28日公開中の『真実』にも出演しているフランスを代表する女優ジュリエット・ビノシュ主演映画『Who You Think I am』が、『私の知らないわたしの素顔』の邦題で日本公開決定。メインビジュアルも到着した。パリの高層マンションに暮らす50代の美しき大学教授クレール。ある日彼女は、年下の恋人にポイ捨てされたことをきっかけに、SNSの世界に足を踏み入れる。Facebookで24歳のクララに成りすまし、新しい恋を手に入れたクレールだったが、それは二転三転するジェットコースターの助走だった…。第69回ベルリン国際映画祭にてスペシャルガラ出品された本作は、50代の知性あふれる女性がSNSの罠にはまっていく顛末を描く、観る者の深層心理が試されるサイコロジカル・サスペンス。主演を務めたジュリエットは、『Vision』『真実』『冬時間のパリ』と近年日本公開作が続くフランスの女優。クレールの秘密を突き止める精神分析医役をニコール・ガルシアが演じ、フランスきっての実力派女優の演技合戦も本作の見どころ。さらに、いまフランス映画界で最も旬な俳優フランソワ・シビルとスーパーモデルのマリー=アンジュ・カスタも本作に参加している。本作は、SNSの罠にハマった女の物語ではなく、“誰にでも起こりうる物語”。先の見えない展開に、次第にあぶり出される深層心理。クレールがなぜ成りすましたのか、観客はその真実に驚愕する。『私の知らないわたしの素顔』は2020年1月17日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年10月16日ティモシー・シャラメと並ぶ若き実力派ルーカス・ヘッジズを主演に、その両親役でニコール・キッドマン、ラッセル・クロウというアカデミー賞俳優が脇を固める『ある少年の告白』。自らが同性愛者であることに気づいたある少年が、両親の勧めで同性愛を“治す”矯正セラピーに参加する、という衝撃の実話を元にした本作は、俳優でもあるジョエル・エドガートンのメガホンにより、自分を受け入れ“ありのままでいること”の大切さや、親子の絆を再発見するまでを描き、豪華キャストたちの真骨頂ともいえる演技を目にすることができる。そんな彼らが過去に紡いできた、本作につながる家族の愛を描いた出演作を紹介する。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』弱冠20歳でアカデミー賞ノミネート!ルーカス・ヘッジズアメリカ・ボストン郊外で便利屋として暮らしていた主人公リーが、兄の死をきっかけに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーへと戻り、親を亡くした16歳の甥パトリックの後見人となることに戸惑いながらも、過去の悲劇と向き合っていくヒューマンドラマ。大切な人を亡くした喪失感や悲しみとの向き合い方、家族のあり方を描き、第89回アカデミー賞では作品賞など6部門にノミネート。監督ケネス・ロナーガンが脚本賞、ケイシー・アフレックが主演男優賞を受賞した。パトリックを演じたルーカスも、その見事な演技でその名を一躍世に知らしめ、弱冠20歳にしてオスカー候補に。主人公の元妻役にミシェル・ウィリアムス、プロデューサーにはマット・デイモン。彼らと仕事ができることに、喜びのあまり叫んでいたというルーカス。彼の役者人生の中で貴重な経験となり、転機となった作品をぜひ。『スリー・ビルボード』母の思いを受け止める…成長したルーカスが多感な青年を熱演第90回アカデミー賞では、孤独に奮闘する母親・ミルドレッドを演じたフランシス・マクドーマンドが主演女優賞、差別主義の警察官を演じたサム・ロックウェルが助演男優賞と2部門を獲得。何者かに娘を殺された主婦のミルドレッドが、犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、抗議のために町はずれに巨大な3枚の広告看板を設置する。それを快く思わない警察や住民といさかいが絶えなくなり、事態は思わぬ方向へ...。母親の身勝手ともいえる行動に傷つき、口喧嘩をしながらも、姉を失い、母親を理解しようと苦悩する息子・ロビーを、ルーカスが抑えた演技で熱演。複雑な感情を抱える青年を演じたルーカスは、『ある少年の告白』でさらに磨きのかかった演技を見せる。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』家族のかたちとは…ニコール・キッドマンが母として魅せる演技インドで迷子になった5歳の少年サルーが、25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという実話を、『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテル、『キャロル』のルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華キャスト共演で映画化したヒューマンドラマ。サルーを養子として引き取る母親をニコールが演じ、『ある少年の告白』同様、モデルとなった人物の体形や歩き方まで再現する、こだわり抜いた演技を披露。育て親として深い愛情を注ぐ母親を熱演したニコールは、アカデミー賞助演女優賞にノミネート。彼女の母親としての芯の強さ、子どもを支える愛の深さは、『ある少年の告白』へも生かされており、各界から高い評価を得ている。『パパが遺した物語』優れた脚本にラッセル・クロウも涙!家族の無償の愛を描く感動作『幸せのちから』のガブリエレ・ムッチーノ監督が、ニューヨークを舞台に父と娘の絆を描いた。事故で妻を失った小説家のジェイクが幼い娘との愛しい日々を綴った遺作と、成長した娘をめぐる、喪失と愛の物語が感動を呼んだ。『レ・ミゼラブル』で共演したラッセル・クロウとアマンダ・セイフライドが父娘役に。脚本を読んで涙があふれたというラッセルは、当時のインタビューで「自分の仕事にルールを設けていて、感動しなければ絶対に引き受けない」と答えている。最新出演作『ある少年の告白』ではそうした物語の力強さに加え、エドガートン監督との仕事に惹かれて出演を即決。同作ではルーカス演じる主人公の父親に扮し、彼が放つラストの台詞にこらえきれず涙する人が続出。ラッセルだからこそ演じることができた、父の姿は必見!『Mommy/マミー』奇才グザヴィエ・ドランが贈る!母と息子の不器用な愛の物語世界中から熱視線を浴びるグザヴィエ・ドランの監督第5作。第64回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門に出品され、大御所ジャン=リュック・ゴダールの『さらば、愛の言葉よ』と並んで審査員特別賞を受賞した。主人公は15歳の息子スティーヴを育てる、気の強いシングルマザーのダイアン。スティーヴはADHD(注意欠如・多動症)のため、普段は純朴だが、一度スイッチが入ると攻撃的な言動を抑えられなくなる。あるとき、隣家に住む女性教師カイラと親しくなったことから、少しずつ日々に変化が訪れ...。人間の本質に焦点を当て、一貫して母と息子のテーマを撮り続けるドラン。彼にしか表現できない人物描写は映画界から高い評価を得ている。また、子役から活動してきた彼は『ある少年の告白』では俳優として参加、同性愛者であることを公表している彼の発するセリフの1つ1つは“完璧な人間はいないからこそ、他人を理解すること”の大切さを、表現者として教えてくれる。ぜひスクリーンで、彼の久々の演技を堪能してみて。『ある少年の告白』は4月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ある少年の告白 2019年4月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開Ⓒ2018 UNERASED FILM, INC.
2019年03月31日DCヒーロー映画『アクアマン』のUSプレミアイベントがロサンゼルスにて開催され、アクアマンことジェイソン・モモアに、アンバー・ハード、ニコール・キッドマンらが登場した。■先行公開の中国で新記録達成!12月21日の全米および世界公開に先駆け、2週間早い12月7日より公開された中国では、オープニング興収9,360万ドル(=105億7,680万円/1ドル=113円)をたたき出し、ワーナー・ブラザース映画史上最大のオープニングを記録した本作。さらに公開を控える北米では、最大手のオンラインチケットサービス「Fandango」で『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』『ヴェノム』が持っていた記録を抜き、「Atom」では『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の記録を塗り替える人気ぶり。また、全米屈指の辛口映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、クリスマスシーズンに突入し『スパイダーマン:スパイダーバース』『バンブルビー』『メリー・ポピンズ リターンズ』など大作公開が控える中、12月の「観客が見たい作品ランキング」で圧倒的な差をつけて1位に輝くなど、世界中で異例の盛り上がりをみせている。■深海のブルーカーペットに“モモアマン”降臨、ハカを舞う!そんな中、主人公アクアマンを演じたジェイソン・モモアをはじめ、地上に迫る脅威を防ぐためアクアマンの前に現れるヒロイン、メラを演じたアンバー・ハード、アクアマンの母アトランナを演じたニコール・キッドマン、そして監督を務めたジェームズ・ワンら豪華なキャスト陣が参加したUSプレミアが、ロサンゼルスのハリウッドにて開催。会場となったチャイニーズシアターには120m以上もの長い“ブルーカーペット”が敷かれ、さらにはプロジェクション・マッピングでクラゲなどの海洋生物が精巧に描かれるなど、辺り一面深海のような演出。カーペットの周りには朝から多くのファンが集まり、開演時には約1,000人に達するなど、熱い熱気で包まれた。いま世界で話題沸騰中の本作のプレミアとあって、多くのマスコミも世界中から駆けつけた。モモアら豪華なキャスト陣と、ワン監督がカーペットに登場すると、場内のファンは騒然!するとカーペットを移動中に屈強な男たちに囲まれたモモア。一体何が始まるのかと思いきや、なんと彼らと、モモアもその血を引くマオリ族の戦士の舞“ハカ”を披露!感極まったモモアは、なんと自身の武器で伝説の槍でもあるトライデントを自ら真っ二つに破壊するひと幕も。その圧倒的なパワーと迫力に、会場からは大きな拍手が贈られていた。レッドカーペットでのインタビューでモモアは、「ハイ! ジャパン! 大好きだよ!!」と日本のファンに向けて挨拶をしながら、「最高の瞬間です! 本当に美しい光景ですね。多くのファンに集まってもらえてとても嬉しいです。この場に家族と来ることが出来て感謝しています。いまとてもワクワクしていますよ!」と喜びいっぱいに、大声援で迎えてくれたファンへの感謝を表した。さらに、「この映画には多くのテーマがあり、素晴らしい映画を何本も観たような気持になれますよ! 『インディ・ジョーンズ』や『スター・ウォーズ』シリーズを観ているような素晴らしい映画の旅路を体験することが出来ますよ!」と作品の見どころを熱く語ってくれた。USプレミアの熱狂を受けながら、今週末には40か国以上で公開を控えている本作。アクアマンがぶちかますさらなる記録更新に期待が膨らむとともに、日本公開に向けても興奮が高まる。『アクアマン』は2019年2月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アクアマン 2019年2月8日より全国にて公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2018年12月14日ニコール・キッドマン、グレン・クローズ、ヒュー・ジャックマンらが、4日に開催されたハリウッド映画賞式典で受賞を果たした。長年の映画界での貢献を認められ、功労賞を受賞したニコールは、女優としての活動が認められることは自分が情熱を傾けることへの支援や意見を示す機会を与えてくれると喜びを表した。ニコールはまた、偉業や賞の受賞を目指して演技の道を志したわけではないとして、『エンターテイメント・トゥナイト』に対して、「私はただ幼いころから演技をしたかったの。必要性を感じたとも言える。学生時代から始めたの。演劇学校にも行ったし。そしてその道をずっと辿っていったら、私にたくさんの喜びをもたらしてくれる素晴らしい居場所へとたどり着いたの」と語った。一方でグレンが『天才作家の妻 40年目の真実』でハリウッド主演女優賞、ヒューが『ザ・フロントランナー』でハリウッド主演男優賞に輝き、『ビューティフル・ボーイ』のティモシー・シャラメと『女王陛下のお気に入り』のレイチェル・ワイズがそれぞれ助演男優賞と助演女優賞を受賞した。ロサンゼルスのビバリーヒルトン・ホテルで開かれた式典では、『ブラックパンサー』に最高賞となる作品賞と美術賞が授与されている。そんな中、ブレイクスルー部門においては『ブラック・クランズマン』のジョン・デヴィッド・ワシントンと『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ』のアマンドラ・ステンバーグが男優賞と女優賞に選出されたほか、式典の司会を務めたオークワフィナを含む『クレイジー・リッチ!』のキャストがアンサンブル演技賞に輝いた。また、『ファースト・マン』は主演のライアン・ゴズリングからデイミアン・チャゼルに監督賞が渡されたほか、編集賞と作曲賞にも選ばれた。(C)BANG Media International
2018年11月06日女優のニコール・キッドマンは、前夫である俳優のトム・クルーズと結婚したことでセクハラに遭うことがなくなったそうだ。現在はキース・アーバンと結婚し、2人の子供にも恵まれているニコールだが、1990年にトムと結婚し、2人の子供との養子縁組を経て2001年に離婚という過去を持つ。キースと結婚した現在、トムとの結婚についてあまり話すことのないニコールだが、まだハリウッドで若手だった頃は、トムの地位が自分の身を守るのに一役買っていたと認めている。ニコールはニューヨーク・マガジン10月号で「22歳でトム・クルーズと結婚したことについては、ずっと話すことに消極的だった。だって、今は別の愛する人(キース・アーバン)と結婚しているわけだから、失礼でしょ」と前置きした上で、「そうは言うものの、若くして結婚したことは、私の権力になったわけではないと間違いなく言えるけど、守りになった」と振り返った。そして、「愛があって結婚したんだけど、とても力のある人が夫だったおかげで、セクハラ被害を受けないで済んだわ。仕事はしていたけど、守られていた」と打ち明け、「だから、32歳とか33歳でまた1人になった時、成長する必要があったの」と語った。(C)BANG Media International
2018年10月17日昨年からハリウッドを席巻している「#MeeToo」だが、良い意味で蚊帳の外にいる女優がニコール・キッドマンだ。アンジェリーナ・ジョリーや、レア・セドゥといった主演級の女優が次々とセクハラ被害を告白する中、キッドマンはこれまで声を上げずにきた。これは忖度などではなく、実際に他の女優と比べて性被害の経験が少なかったためだ。その理由を、New York Magazineに寄稿したエッセイで綴っている。「私は若くして結婚しました。私は愛のために結婚しましたが、非常に力のある男性と結婚したことは、私をセクシャルハラスメントから守ってくれることになりました。働きながらも、かなりしっかりと保護されていたのです」力のある男性、とは前夫トム・クルーズのことだ。映画『デイズ・オブ・サンダー』(1990)での共演をきっかけに、キッドマンは22歳でクルーズと結婚した。当時既に『トップガン』や『7月4日に生まれて』に主演し大スターとなっていたクルーズの名声は、オーストラリアからやってきたばかりの駆け出しの女優を、ハリウッドの“洗礼”から守る役割を果たしたのだ。しかしながら、結婚は2001年に破綻。その後、彼女は「成長すること」を強いられたという。「もちろん私にも#MeTooの瞬間はありました──しかも幼い頃から!けれどそれら(の体験)を記事にして発表したい?いいえ。それらは私の演技として出てくる?絶対に、いいえです。私はオープンで生身(の人間)です。ですから、私はこうした体験と感情をよりよく利用したいと考えています──これはセクシュアルハラスメントに限定された話ではありません。何かを失うこと、死、人生でおこる一通りのことについて話しています。しかし、それは適切な人の手によって行われるべきであり、(それが守られるのであれば)虐待は起こることはないでしょう」
2018年10月16日女優のニコール・キッドマンが、ハリウッド映画賞功労賞の受賞者に選出された。ニコールは、多才な演技と主に女性の独立系映画監督への支援を評価された。主催者側はこうコメントしている。「この賞の選考理由は、ガス・ヴァン・サントの『誘う女』での邪な野心を持つTVタレントやスティーブン・ダルドリーの『めぐりあう時間たち』でのアイコニックで複雑な心を持つヴァージニア・ウルフ役、スタンリー・キューブリックの『アイズ・ワイド・シャット』での夫と性やモラルに関する探求に乗り出す妻、バズ・ラーマンの『ムーラン・ルージュ』での歌って踊る高級娼婦サティーン、ガース・デイヴィスの『LION/ライオン ~25年目のただいま~』での助けを必要としている孤児の少年を養子縁組した母親、ラース・フォン・トリアーの物議を醸すスリラー『ドッグヴィル』での莫大なお金を払って匿ってもらう逃亡中の女性など多様で素晴らしいキャラクターを生み出した長年に渡る多才な演技を評価してのものです」さらに、「今年公開の3作品の中でも、キッドマンはすでにカリン・クサマの『デストロイヤー』やジョエル・エドガートンの『ボーイ・イレーズド』と変幻自在の演技で評価を受けています」とし、「カメレオンのような演技に加え、キッドマンは長年女性を中心としたインディペンデント系の監督を支援してきました。彼女の製作会社ブロッサム・フィルムズを通して、新しいレベルへ引き上げているのです」「彼女が製作を手掛ける多くの作品の中でも昨年の『ビッグ・リトル・ライズ』は単に文化というだけでなく社会問題に踏み込んだ内容でした」と評価した。ハリウッド映画賞の授賞式は11月4日、カリフォルニアのビバリーヒルトンホテルで開催される。(C)BANG Media International
2018年10月03日『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督が手掛ける最新作『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』。この度、主人公の妻を演じるニコール・キッドマンのインタビュー映像がいち早くシネマカフェに到着した。本作と『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』が第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、同映画祭で「70周年賞」を受賞し話題となったニコール。彼女が本作で演じているのは、コリン・ファレル演じる心臓外科医スティーブンの妻アナ。円熟してなお意欲作への出演が続く彼女だが、完成した本作を観た感想についてまず「強烈」と一言。続けて「でも、すばらしかった、ラストは感動したわ。観客の反応も感じられたし、監督の力になれてよかった」とコメント。また、役者の良し悪しは監督の腕にかかっていると話すニコール。「彼の作品に出演できるのは本当に喜ばしいこと。呼んでもらえて本当にうれしかった」と、ヨルゴス・ランティモス監督と組めたことを喜んでいる。そんなランティモス監督については、「スタンリー・キューブリックに似ていて、何を聞いても肩をすくめるだけ」と明かし、でもそういうのには慣れていたそうで、監督と共演したことのあるコリンに助けられた部分もあったと語る。一方で、人柄について「とても穏やかな人。演出もとても的確。でも決断力があって、パワフル」と特徴を挙げた。さらに本作について「私の夫は、この映画にはひどい拷問のような場面が時々あると言ってたけれど、同時に、素晴らしいジャズを聞いているようだとも言っていたわ。それから異次元の世界みたいだとか、経験したことのない旅に出ているようだとも言ってた。いままで観た中で最高の映画だったと言ってくれた人もいた」と周りの反応も上々のようだ。また、ニコールが自ら「私にできる役はない?」とランティモス監督へアプローチしたという本作。ランティモス監督への電話インタビューでニコール出演の決め手について質問すると、「ニコールは人間の持つ複雑さや奥行きを演じることができる俳優。アナ役には人間のあらゆる側面(恐ろしかったり、チャーミングだったり、強かったり、卑怯だったりする)を持ち合わせていて、その多様な要素を表現できる役者が必要だったので、彼女がぴったりでした」と答えている。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア 2018年3月3日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2017 EP Sacred Deer Limited, Channel Four Television Corporation, New Sparta Films Limited
2018年02月26日ニコール・キッドマンとコリン・ファレル、ハリウッドを代表する俳優の2人が共演する『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』と、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』が続けて公開!■ソフィア・コッポラ作品史上最も豪華なキャストが集結!『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』アメリカ南部の世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人。ある日、負傷した北部の敵兵に遭遇し屋敷へと運び手当をする。女性に対し紳士的でかつ美しい男性と触れ合う中で、誰もが彼に心を奪われていく。しかし、次第に彼女たちは情欲と危険な嫉妬に支配されてしまう。秩序を守るか、欲望を取るか、彼女たちが最後に下した決断とは――。本作は、トーマス・カリナンの小説「The Beguiled」を女性目線で実写化したソフィア・コッポラ監督初のスリラー作品。南北戦争時代の女子寄宿学園を舞台に、学園に住む7人の女性と匿われた負傷兵との愛憎劇を描いた。またキャストには、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、ニコール、コリンらが出演している。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)公開■ニコール×コリンが夫婦役! 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』心臓外科医スティーブンは、美しい妻と健康な2人の子どもに恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。しかし、彼らの特権的な生活は、ある少年を家に招き入れたときから奇妙なことが起こり始める。子どもたちは突然歩けなくなり、目から赤い血を流す。そしてスティーブンはついに容赦ない選択を迫られることになる…。本作は、『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督最新作。『ロブスター』では結婚できずメタボで冴えない中年男を演じたコリンが、本作ではあることをきっかけに少年に追い詰められる心臓外科医スティーブン役で出演。また彼の美しい妻役にニコール、謎の少年役を、『ダンケルク』で注目を集めた期待の新星バリー・コーガンが演じている。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)公開コリン、立て続け共演に「ニコールと僕しか俳優のいない小規模劇団みたいなもの」『The Beguiled』『聖なる鹿殺し』両作品共に、2017年カンヌ国際映画祭でそれぞれ監督賞、脚本賞を受賞した力作だが、コッポラ監督がコリンに『The Beguiled』への出演の打診をしたとき、彼は『聖なる鹿殺し』でニコールとの共演を終えたばかりだったそうで、コリンは「ニコールと僕しか俳優のいない小規模劇団みたいなもの」と皮肉ったのだとか。『The Beguiled』では、女学園の園長とそこに現れる負傷兵を演じる2人。ベッドで寝ているコリン演じる兵士の身体を、ニコール演じる園長が濡れた布巾で拭っていくシーンをはじめ、魅力的な兵士を前に男子禁制の園に生きる園長は次第に兵士に魅了されていくのだが…。ニコールは「女性たちが集まって、コリン・ファレルを窮地に追い込むっていうのは面白いわねって思ったの」とオファーを受けた当時から楽しみにしていたようだ。一方、コリンはニコールとの共演について「ニコールとの共演は喜びだよ。彼女がセットに現れると俳優から電気技師までみんなちょっとずつ良くなるのさ!」とコメント。この2作品の公開はもちろん、今後の再びの共演も期待したい。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月21日マリオン・コティヤールが主演を務め、第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、絶賛された『愛を綴る女』。このほど、マリオンが波乱に満ちた17年もの間、真実の愛を追い続けた女性を演じ切った本作から、予告編と本ビジュアルが解禁となった。南仏の小さな村に暮らす若く美しいガブリエル。最愛の男性との結婚を熱望しながらも、地元の教師との一方的な恋に破れ、不本意ながら両親の決めた情の深いスペイン人労働者ジョゼの妻となる。「あなたを絶対愛さない」「俺も愛していない」。そう誓いあったにもかかわらず、日々、近づいては離れる官能的な夫婦の営み。そんなとき、流産の原因が腎臓結石と診断されたガブリエルは、アルプス山麓の療養所で温泉治療することになる。そこで、インドシナ戦争で負傷した“帰還兵”アンドレ・ソヴァージュと運命的な出逢いを果たす。それは彼女が綴る清冽な愛の物語の始まりとなり…。情熱的なヒロイン・ガブリエルを演じるのは、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』で米アカデミー主演女優賞を受賞後も国際的に活躍を続け、『たかが世界の終わり』や『マリアンヌ』など話題作が続くマリオン。家族からは“変人”と疎まれ、親の言いなりの結婚生活を続けるかたわら、衝動的な愛に身を委ねるガブリエルの自由奔放な欲望を、抑制を利かせた演技で魅せ、セザール賞主演女優賞にノミネートされた。また、ガブリエルの“運命の男” アンドレ・ソヴァージュには、『ふたりの友人』(’15)で長編監督デビューも果たし、『サンローラン』『プラネタリウム』など、フランス映画界で絶大な人気を博す美男ルイ・ガレル。そしてガブリエルの夫ジョゼ役には、『ローマ法王になる日まで』などで知られるバルセロナ出身の実力派アレックス・ブレンデミュールという豪華キャストが出演。イタリア人作家ミレーネ・アグスのベストセラー小説「祖母の手帖」を、舞台を1950年代の南仏に映画化。『愛と哀しみのボレロ』などに出演してきた女優のニコール・ガルシアが監督・共同脚本を務めた。原作を一読したガルシア監督は、「ヒロイン役にはマリオンしかいない」と直感し、彼女のスケジュールが空くまで5年間も待ち続けたという。このほど、解禁となった予告編では、忍耐強く誠実な夫がいながら、“運命の愛”に身をこがすマリオンの情熱的で妖艶な演技と、ラヴェンダーが色鮮やかに揺れる南仏プロヴァンスの美しく、どこかもの悲しい情景が観る者を惹き付ける内容に仕上がっている。『愛を綴る女』は10月7日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月04日6月22日(木)~25日(日)まで有楽町にて開催された「フランス映画祭2017」。このほど、11本の新作上映作の中から観客が選ぶエールフランス観客賞に、『夜明けの祈り』が選出。映画祭団長であるカトリーヌ・ドヌーヴほか、イザベル・ユペール、トラン・アン・ユン監督、ポール・ヴァーホーヴェン監督など、そうそうたる顔ぶれが来日した映画祭が大盛況の内に閉幕した。今年で、実に25回の節目を迎えた「フランス映画祭」。初日6月22日には、『大統領の料理人』のカトリーヌ・フロとの共演作『ルージュの手紙』を引っさげ、カトリーヌ・ドヌーヴが団長としてオープニングセレモニーと上映前舞台挨拶に登壇。フランスの大女優の登場に、会場からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。ステージ上で花束を受け取ったドヌーヴは、「25回目のフランス映画祭の団長を務めることができ、大変感動しておりますし、今年もフランスの映画を多く皆さんにお見せすることができます。今回11作品が選ばれていますが、そのうち4作品は女性監督のものであります。これは大変重い、意味があるものだと思います。また新しいことでもあり、私はこのチョイスに賛同いたします」と挨拶。そしてステージ上に各作品のゲストが登場すると、同じくフランスを代表する『エル ELLE』のイザベル・ユペールと笑顔で抱き合い、ステージ上でお互いに来日できたことを喜んでいた。さらに、「フランス映画祭2017」の親善大使の北野武監督が登壇、「僕にとってフランス映画は、ジャン・ギャバンから始まって、セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの『ガラスの墓標』、それから大女優のカトリーヌ・ドヌーヴさんの『昼顔』『シェルブールの雨傘』などから影響を受けています」と、ドヌーヴからも影響を受けたことを告白。「映画には観終わった後に恋人同士や友達同士で語り合って、お互いの見方を知っていく、そういう役目もあると思うので、その点ではフランスの映画は語り合うのに適しています。大女優さんと大監督が揃って、25回目を迎えられたことは本当におめでたいことですし、私もこの壇上で挨拶させてもらうことは非常に光栄に思っています」とスピーチすると、ドヌーヴも笑顔を見せていた。そして、『ルージュの手紙』や『エル ELLE』、マリオン・コティヤール&ルイ・ガレル共演『愛を綴る女』(ニコール・ガルシア監督)、オドレイ・トトゥ&メラニー・ロラン&ベレニス・ベジョの3大女優共演『エタニティ永遠の花たちへ』(トラン・アン・ユン監督)など、上映された新作映画全11作品の中から、見事エールフランス観客賞に輝いたのは、『ココ・アヴァン・シャネル』『ボヴァリー夫人とパン屋』のアンヌ・フォンテーヌ監督による最新作『夜明けの祈り』。1945年、第二次世界大戦が終結した年。ポーランドの修道院で起きた悲劇的な事件により、心身共に傷ついた修道女を救うために尽力した医師マドレーヌ・ポーリアックの知られざる史実を映画化。主演には、類いまれな美貌と実力を兼ね備えた新星女優ルー・ドゥ・ラージュを迎え、神の意のままに生きようとする修道院長をアガタ・クレシャ、マチルドと固い友情で結ばれていくシスター・マリア役をアガタ・ブゼクが務めた。自らの危険を顧みず、無償の人道支援に身を投じたヒロインの勇気ある行動、そして彼女たちの情熱と祈りがたぐり寄せる、奇跡のような“夜明け”のラストが多くの観客の心を揺さぶり、高い評価につながった様子だ。フランス映画祭の観客賞といえば、これまで『最強のふたり』『タイピスト!』『エール!』、そして昨年は『92歳のパリジェンヌ』など、日本において記録的大ヒットとなったり、根強いファンに愛されている作品ばかり。本作も、さらに大きな注目を集めるはずだ。『夜明けの祈り』は8月5日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。『ルージュの手紙』は今冬、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夜明けの祈り 2017年8月5日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開(C) 2015 MANDARIN CINEMA AEROPLAN FILM MARS FILMS FRANCE 2 CINÉMA SCOPE PICTURES
2017年06月28日今月20日に50歳になった女優のニコール・キッドマンは、2001年に俳優のトム・クルーズと離婚した直後は孤独を感じていたそうだ。2002年公開作品『めぐりあう時間たち』でのヴァージニア・ウルフ役でアカデミー主演女優賞を獲得したが、一緒に祝う相手がいなく、当時は虚無感を感じていたと振り返っている。「自分の人生なんてないように思えたわ。自分はどこかおかしいんじゃないか。誰と一緒にベッドに入って、そしてパンケーキを頼んだらいいの?って感じでね」現在ではキース・アーバンという再婚相手を得て、幸せいっぱいだというニコールは、人生半世紀を迎えるにあたってインタビューを受けた際、「達成感を感じるわ。でも私はまだ21歳の時の自由な精神と共生していきたいと思っているの」とデイリー・テレグラフ紙に話していた。さらに、製作会社ブロッサム・フィルムズを創設しているニコールは、未だ監督の経験はないものの、今後その可能性もなくはないと明かしている。(C)BANG Media International
2017年06月26日ニコール・キッドマンとリース・ウィザースプーンというオスカー女優の2人が、主演と製作総指揮を務める最新海外ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~」が、スターチャンネルにて日本独占初放送されることになった。高級住宅地モントレーにあるエレメンタリースクール(小学校)で、学校行事の最中に発生した殺人事件。始まりは、6か月前の入学オリエンテーションに遡る――。海辺の豪邸、センスの良いインテリアと、手入れの行き届いた広々キッチン。シャンパン片手のお喋り、盛大なホームパーティー。スタイル抜群で、ヘアもメイクもファッションも完璧な“キラキラ”ママたち。リッチな夫に、自慢の美貌と才覚。まさに現代を生きる女性の理想ともいえる「全てを手に入れた」セレブママたちの、 “他人に知られてはいけない”裏の顔とは…!?本作は、予告編がFacebookで3,100万回も再生されるなど、全米で一大センセーションを巻き起こしたミステリードラマ。主演女優ニコールとリースが、リアーン・モリアーティ原作の同名ベストセラー小説に惚れ込み、自ら映像化権を獲得して製作総指揮に名を連ねる渾身作。彼女たちの若きママ友を『ダイバージェント』シリーズのシャイリーン・ウッドリーが演じるほか、『わたしに会うまでの1600キロ』でリースの母親を演じたローラ・ダーン、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のゾーイ・クラヴィツ、『ターザン:REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルドと、彼女たちを取り囲むキャスト陣も豪華。さらに、「アリー my Love」のデイビッド・E・ケリーが製作総指揮と全7話の脚本を手掛け、『わたしに会うまでの1600キロ』『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレが監督を務めるなど、ハリウッドを代表するスタッフが集結。「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ゲーム・オブ・スローンズ」をはじめ、ハイクオリティのドラマを続々生み出す米ケーブル局「HBO」の製作とあって、日本でも大きな注目を集めそうだ。「ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~」は5月28日(日)23時~【STAR1 プレミアム】にて第1話“先行”無料放送。レギュラー放送は【STAR2 プレミアム】は6月2日(金)より毎週金曜23時~、【STAR3 吹替専門】6月6日(火)より毎週火曜23時30分~日本初放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月09日デヴ・パテル、ルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華俳優陣と、『英国王のスピーチ』の製作陣が描き出した映画『LION/ライオン~25年目のただいま~』。その驚愕の実話に心打たれる人が続出している中、デヴ演じる主人公サルーとニコール演じる養母スーが、“なぜ、養子を迎えたのか”について対話する本編映像がシネマカフェに到着した。迷った距離1万キロ。探した時間25年。道案内はGoogle Earth――。インドで5歳のときに迷子になったサルーは、養子に出されたオーストラリアで成長するが、あるとき幼い記憶が呼び起こされ、生家を探し始めることに。手がかりはおぼろげな記憶と、Google Earth。1歩近づくごとに少しずつ蘇る記憶のカケラは、彼の人生のスキマを埋め、次第にこれまで見えなかった真実を浮かび上がらせていくが…。届いた映像は、インドから2人の養子を迎えた母スー(ニコール・キッドマン)が、その秘密を告白するシーン。サルー(デヴ・パテル)は本当の家族を探し出そうと必死になっていたが、なかなか成果を出せず、苛立ちを隠せないまま恋人ルーシー(ルーニー・マーラ)や家族とも距離を置き始める。そんな状況の中、自暴自棄な生活をする弟マントッシュを心配するあまり、スーが体調を崩したとの知らせを受け、彼女の元を訪れるサルー。家族の心が離れ離れになっていることを心配するスーに、サルーは「ママに本当の子が居れば…」と漏らし、“過去を背負った”自分たちを養子に引き取ったことを嘆くが、スーは「子は持てたのよ」と切り出す。困惑するサルーを前に、「でも産まずに、2人の養子をもらおうと夫婦で決めたの、あなたたち2人を家族にして生きていこうと」と涙を見せながら、息子にいままで隠していた真実を優しく語りかける。実子を持つという選択をせず、「恵まれない子たちを助けることには意義がある」と告げるスーに、驚きを隠せないサルー。しかし、スーは「私の生きる道はこれしかなかった」と愛する子どもたちを最優先する姿を見せるのだ。実生活でも2人の養子を迎えているニコール。このサルーとの対話の場面は、演技を越えた説得力のある告白が胸を打つ感涙必至のシーン。4度目のオスカーノミネートを果たしたニコールの、深い母の愛を感じさせる1シーンとなっている。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』はTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LION/ライオン~25年目のただいま~ 2017年4月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia
2017年04月18日HBO局製作、ニコール・キッドマンとリース・ウィザスプーン主演のドラマ「Big Little Lies」が、まもなくアメリカで放送開始になる。同ドラマは、めったにテレビドラマに出演しないオスカー女優の2人が主演と製作総指揮を務めることで話題になっており、ローラ・ダーン、アレクサンダー・スカルスガルド、シェイリーン・ウッドリーなど豪華なキャストも注目を集めている。このドラマについてオンラインマガジン「The Edit」のインタビューに応じたニコールが、驚きの過去を明かした。キャストの中には、ニコールが2003年にわずかな期間交際していたレニー・クラヴィッツの娘ゾーイ・クラヴィッツがおり、ゾーイについて聞かれたニコールは「もちろん、ゾーイのことは知っていたわ。だって、彼女の父親とは婚約してたから」とあっけらかんと語った。「家族ぐるみ(の交際)だったのよ。レニーのことが大好き、とても良い人だもの」とレニーを褒め、ゾーイとの良好な関係も伺わせた。ニコールはレニーとは結婚に至らず、2006年にカントリー歌手のキース・アーバンと結婚。2人は結婚から10年経っても深く愛し合っており、ハリウッドでは珍しいおしどり夫婦として知られる。ドラマでは非常に暴力的なシーンの撮影もあり、精神的にツラかったこともあったと話すニコール。「家に帰ってキースに抱きしめてもらったの。落ち着かせてもらうためにね」とノロケ話も披露した。(Hiromi Kaku)
2017年02月17日2013年のCMTミュージック・アワードで、元婚約者&現夫と3ショットを披露(写真:AP/アフロ) ニコール・キッドマン(49)が、オンラインマガジン「The Edit」のインタビューで、過去にミュージシャンのレニー・クラヴィッツ(52)と婚約していたことを明かした。 インタビューでは、HBOの新TVシリーズ『Big Little Lies』で、クラヴィッツの一人娘ゾーイ・クラヴィッツと共演することに触れ、「ゾーイのことはよく知っているわ。だって、彼女のお父さんと婚約していたから」とあっさり告白している。 二人が交際していたのは、キッドマンが前夫トム・クルーズと離婚した2年後の2003年頃。さらにその2年後にあたる2005年にキース・アーバンと出会い、翌年に再婚した。2007年に『Vanity Fair』誌でキッドマンは、再婚前に“ある人物”と婚約したことを公表したが、相手の名前については言明を避けていた。今回、その謎の婚約者の正体がクラヴィッツであったことがわかり、驚きが広がっている。
2017年02月17日『LION/ライオン ~25年目のただいま~』の演技で賞レースを席巻中のニコール・キッドマンが、上流階級の生活を捨てアラビアの各地を旅した女性を演じる『アラビアの女王 愛と宿命の日々』。1月21日(土)に公開が迫った本作から、主演ニコールと2人のイケメン俳優、ジェームズ・フランコとダミアン・ルイスとのラブラブ画像がシネマカフェに到着した。20世紀初頭、ひとりの女性が英国を旅立ち、アラビアの地へ向かおうとしていた。彼女の名はガートルート・ベル。やがて彼女はイラク建国の立役者として尽力、イラクとヨルダン両国の国境線を引くことにも携わる。砂漠に魅せられ、その土地に根づき、研究に情熱を注いだ彼女を、アラビアの人々は尊敬の意を込めて“砂漠の女王”と呼んだ――。知られざるガートルード・ベルの半生を、ドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督のもと、オスカー女優ニコール主演で描き出す本作。知性とたくましさを兼ね添え、どこかミステリアスな魅力を秘めたガートルード・ベルの姿は、まさにいま世界を牽引する女性リーダーたちの先駆者として映る。砂漠地帯で4Kカメラを駆使して行われた撮影は、昼夜問わず常に過酷なものだったというが、本作でもニコールの美しさは健在。今回は、そんなニコール演じるガートルードと、ジェームズ演じる英国大使館書記官の若き青年ヘンリー、ダミアン演じるトルコ英国領事館の副領事官であるリチャードとの、報われぬ恋をとらえた貴重なショットが解禁となった。まず、2枚はジェームズとの広大な砂漠をバックにしたロマンチックなシーン。英国上流階級の鼻持ちならない男性たちとは違い、ベルの好奇心を受け入れ、彼女を支えていくヘンリーに、ベルは夢中になりプロポーズも受けるが、身分の違いにより2人の恋はなかなか実らず…。彼女の手記を忠実に再現し、砂漠をバックに情熱的に見つめ合う2人には思わずうっとりするほど。また、3枚目はダミアン演じる既婚者リチャードと抱き合うカット。不倫関係にあり許されざる恋に落ちてしまったベルの運命は果たして…。砂漠を旅する強く美しいガートルードと、2人のイケメンとの実らぬ恋にも注目してみて。『アラビアの女王 愛と宿命の日々』は1月21日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月18日20世紀初頭、英国からアラビアの地へと向かった1人の女性の、知られざる史実を基に描いた、ニコール・キッドマン主演作『アラビアの女王 愛と宿命の日々』。このほど、砂漠に魅せられた彼女の、数奇な人生を映し出した予告編映像がシネマカフェにて解禁となった。英国上流階級の生活を捨て、アラビアの各地を約2,500kmも旅し、やがてイラク建国の立役者として尽力、イラクとヨルダン両国の国境線の制定にも関わった1人の女性。彼女の名はガートルート・ベル。砂漠に魅せられ、研究に情熱を注いだ彼女を、アラビアの人々は“砂漠の女王”と呼んだ――。そんな彼女の知られざる人生に光を当てたドイツの巨匠監督ヴェルナー・ヘルツォークのもと、アカデミー賞女優ニコールをはじめ、ジェームズ・フランコ、ロバート・パティンソン、ダミアン・ルイスら豪華俳優陣が集結した本作。解禁となった予告編では、貴婦人から探検家、そして諜報員となり、イラクとヨルダン両国に国境線を引いたガートルード・ベルの多様な魅力と、ドラマに富んだ人生に迫っていく。映像では、本作の主人公ベルと同時代に生きた伝説の英雄で『アラビアのロレンス』のモデルになったトーマス・エドワード・ロレンスが登場!半世紀の時を越えて蘇った、ロバート・パティンソン演じる新たな“アラビアのロレンス”と“砂漠の女王”との友情に期待が高まるとともに、彼女と恋に落ちたイギリス大使館の書記官(ジェームズ・フランコ)、許されざる恋の相手となったトルコの副領事官(ダミアン・ルイス)との恋愛も気にならずにいられない。モロッコで4Kカメラを駆使して行われた一面の砂漠地帯の風景が、過酷な撮影を物語る本作。ニコールが体現した “砂漠の女王”の壮大な大河ロマンに、こちらから思いを馳せてみて。『アラビアの女王 愛と宿命の日々』は2017年1月21日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月27日ニコール・キッドマンが主演を務め、イラク建国の立役者として尽力し、“砂漠の女王”と称されたガートルード・ベルの半生を描いた『アラビアの女王 愛と宿命の日々』(原題:Queen of the Desert)。その日本公開が2017年1月21日(土)に決定し、ニコールの“砂漠の女王”たる姿を映し出したポスタービジュアルが解禁となった。20世紀初頭、1人の女性が英国を旅立ち、アラビアの地へ向かおうとしていた。彼女の名はガートルート・ベル。裕福な家庭に生まれ、オックスフォード大学を卒業した才女であった彼女は、良家との結婚や家庭を持つことに重きを置く上流階級の生活を捨て、イラン・ヨルダン・シリアなど、アラビアの各地を約2,500kmも旅し、各地の部族と交流を続けた。やがて、イラク建国の立役者として尽力、イラクとヨルダン両国の国境線の制定にも関わった。砂漠に魅せられ、土地に根付き、研究に情熱を注いだ彼女を、アラビアの人々は尊敬の意を込め、“砂漠の女王”と呼んだ――。時が経ち、歴史の裏に隠されてしまったこの女性ガートルード・ベルの不思議な魅力に取りつかれ、再び光を当てたのは、世界三大映画祭全てで受賞経験を持つ、『狂気の行方』『アギーレ/神の怒り』『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』などのドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク。ベルを演じるのは、オスカー女優ニコール・キッドマン。知性とたくましさを兼ね備え、どこかミステリアスな魅力を秘めたベルの姿は、まるで近年、あらゆるシーンで世界を牽引する女性リーダーの先陣を彷彿とさせる。撮影は、モロッコの砂漠地帯で4Kカメラを駆使して敢行。ニコールは、昼夜問わず常に過酷な気候がつづく砂漠での撮影に耐えながら、見事に演じあげた。また、ベルの人生に深く関わる3人の人物を演じた豪華俳優陣にも注目。ヴィム・ヴェンダースの『誰のせいでもない』が控えるジェームズ・フランコ演じるイギリス大使館の書記官との悲恋、アカデミー賞7部門受賞の名作『アラビアのロレンス』の主人公としても知られる、ロバート・パティンソン演じるトーマス・エドワード・ロレンスとの友情、「HOMELAND/ホームランド」のダミアン・ルイス演じるトルコの副領事官との叶わぬ恋など、出会いと別れを繰り返しながら、やがてアラビアの情勢に秩序をもたらした彼女の壮大な半生に、思いを馳せずにはいられない。併せて解禁となったポスタービジュアルも、ニコール演じる、ガートルード・ベルの遠くを見つめる姿を中央に大きく配置し、知性と意志を感じさせる女性像を表現。その周囲にはベルの愛した壮大な砂漠風景が広がり、ミステリアスな魅力を放つと共に、壮大な大河ロマンを予感させている。『アラビアの女王 愛と宿命の日々』は2017年1月21日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月19日ニコール・キッドマンが、オフ・ブロードウェイ作品のヴァンパイアドラマ『カドルズ』を映画化することが決定した。ニコールの製作会社ブロッサム・フィルムズは同作品の版権を買い取り、舞台脚本家ジョセフ・ワイルドが手掛けたストーリーを映画作品へと仕上げていくことになる。ニコールは若手英国脚本家のジョセフについて「ジョセフの視点は美しく破壊的なのよ。彼こそがまさにブロッサム・フィルムズがサポートしたい若手脚本家ね」と語る。ザ・ハリウッドレポーターによると『カドルズ』は「風変わりで困難の多い愛」を描くと同時に、どのようにしてモンスターとして生き延びていくかを語るストーリーになっているという。外の世界を一度も見たことのない10代のヴァンパイア、イブが知っていることと言えば人間の姉タビーが教えてくれたこと、そしてハリー・ポッターなどの架空の人物が登場するファンタジー小説で読んだことのみであった。イブはタビーの生き血を飲んで生き延びていたが、次第にタビーがそのことを嫌がるようになりイブの生活は変わっていってしまう。この演劇作品は最初ロンドンで公演が行われており、その後ニューヨークで公演が行われていた際にニコールの目に留まったのだという。同作品はニコールとブロッサムのパートナーであるパー・サーリがプロデューサーを務める。(C)BANG Media International
2016年05月27日ハリウッドのトップに君臨し続けてきた2人のオスカー女優、『エリン・ブロコビッチ』のジュリア・ロバーツと『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマンが初共演を果たす極上のサスペンス『シークレット・アイズ』。このほど、ニコールが演じたエリート検事補クレアの“仕事ぶり”がよくわかる場面写真が到着した。愛娘を殺された検察局捜査官ジェスをジュリア、その親友のFBI捜査官レイを『それでも夜は明ける』『オデッセイ』のキウェテル・イジョフォーが演じる本作。ニコールが演じるのは、才色兼備で野心的なエリート検事補のクレア。自らにふさわしい男性と婚約し、順風満帆な人生を送っている。そんな彼女に叩き上げのレイは惹かれるが、自分とは釣り合わないとなかなか想いを打ち明けることができない。やがて、ジェスの愛娘が殺害されるという悲劇が起こり、レイとクレアは捜査に臨むが、感情を露わに捜査に打ち込むレイと比べ、クレアは常に冷静な態度を崩さない。だが、そんなニコール演じるクレアの仮面がはがれる瞬間が、今回、場面写真が解禁されたシーン。クールでエレガントなクレアが、この事件の容疑者マージンを前に行う“言葉攻め尋問シーン”だ。ボタンが外れたブラウスの中を、マージンが覗いていることに気づいたクレア。その瞳に光が宿り、容疑者を前にいきり立つレイに、「犯人は知的よ。でも、この子はモンスターの漫画を描き、マスをかくだけ」と、“犯人像”とはまるで違う稚拙さを指摘。さらに、マージンの口元を親指と人差し指で挟むと“口ぷにゅ攻撃”!「出ていきなさい、坊や」と言い放つのだ。そのクレアの言動に挑発され、怒りを爆発させたマージンは思わぬ暴挙に出てしまい…。本作のビリー・レイ監督は、このクレア役は“忘れられない女性”である必要があり、ニコールのキャスティングは完璧だったと明かしている。まさにこの尋問の場面は、“忘れられないシーン”。 いち早く本作を鑑賞した犯罪ジャーナリストの小川泰平氏も、尋問のシーンは印象的だったと述べており、「ニコール・キッドマンの、痛快かつ見事なプロファイリングによる誘導尋問に引き込まれ、彼女の凄味と色気に圧倒された。“13年前”と“現在”の出来事に翻弄され、容疑者を追い詰めたその先にまで、衝撃のどんでん返しが待ち受けている!」とコメントを寄せている。やがて、物語は13年間の時がたち、想像もしなかった展開を迎えてしまう。「3人の力強い主人公がいて、さらに極めて強いストーリーラインを持つ脚本に出会うなんて滅多にない」と、ニコールも絶賛している本作。物語のカギを握るであろう、ニコールの迫力ある尋問シーンは目が離せなくなりそうだ。『シークレット・アイズ』は6月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月21日女優のニコール・キッドマンが、ジュリア・ロバーツと初共演を果たした映画『シークレット・アイズ』(6月10日公開)で演じているエリート検事補・クレアを捉えた場面写真が21日、公開された。本作は、第82回アカデミー賞映画賞で外国語映画賞に輝いた『瞳の奥の秘密』(10年)を下敷きにしたサスペンス。『それでも夜は明ける』(14年)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたキウェテル・イジョフォーが演じるFBI捜査官レイを主人公に、13年前の未解決事件の謎が解かれるまでを描く。エリート検事補・クレア(ニコール)は、才色兼備かつ野心的で、ふさわしい男性と婚約し、順風満帆な人生を送っている。一方、たたき上げのFBI捜査官レイ(キウェテル)は、そんな彼女に引かれるが、なかなか思いを打ち明けることができない。そんな折、レイの同僚ジェス(ジュリア)の愛娘が殺害されるという事件が発生。レイとクレアは捜査に臨む。感情をあらわに打ち込むレイに対して、クレアは冷静な態度を崩さないでいたが、ある時、クレアの仮面がはがれる一瞬が訪れる。それが今回、公開された写真の場面だ。これは、クールでエレガントなクレアが容疑者マージンを前に行う"言葉攻め尋問シーン"。ボタンが外れたブラウスの中をマージンがのぞいていることに気付いたクレアの瞳に光が宿り、いきり立つレイに「犯人は知的よ。でもこの子はモンスターの漫画を描き、マスをかくだけ」と言ってみせる。さらに、マージンに「あなたは無実」と伝えるクレア。被害者の傷跡から「犯人はハンマー並みのイチモツの持ち主ね。(あんたみたいな)ピーナツじゃない」と冷笑し、マージンの口元を親指と人さし指で挟む"口ぷにゅ攻撃"をしながら「出ていきなさい、坊や」と言い放つ。メガホンを取ったビリー・レイ監督は、「クレア役は"忘れられない女性"である必要があり、ニコールのキャスティングは完璧だった」と断言。この尋問の場面も"忘れられない女性"ニコールの演技が光る。ニコール自身も「3人の力強い主人公がいて、さらに極めて強いストーリーラインを持つ脚本に出会うなんてめったにない」と太鼓判を押す本作。犯罪ジャーナリストの小川泰平氏も、尋問のシーンが印象的だったとし「ニコール・キッドマンの、痛快かつ見事なプロファイリングによる誘導尋問に引き込まれ、彼女のすごみと色気に圧倒された」とその演技を絶賛した。(C)2015 STX Productions,LLC.All rights reserved.
2016年05月21日トム・クルーズとニコール・キッドマン元夫妻の養女であるイザベラ・クルーズ(23)が、両親との不仲説を否定した。昨年9月にロンドンのドーチェスター・ホテルで行われたマックス・パーカーとのサイエントロジーによる極秘結婚式に両親が出席しなかった理由は2人との不仲が原因ではないとしており、「もちろん私たちは口をきくわ。私の両親ですもの。別のことを言っている人たちはでたらめよ」と話した。トムは仕事のスケジュールとの都合がつかず出席できなかったとしており、当時同じくロンドンに滞在していたはずのニコールはサイエントロジー上層部から抑圧的な人物とのレッテルを貼られていることから招待されなかったと噂されていた。サイエントロジーの信者ではない夫のマックスは、娘の門出にトムがいなかったことにはがっかりしたとの心情を明かしていた。そんなマックスが良い父親になるだろうと確信しているイザベラだが、まだ子供を作る気はないようでDailyMail.comに「私はまだ23歳だから様子をみるわ。まだ私自身が子供だもの」と語った。ニコールとトムの総計資産は6億ドル(約676億円)にのぼるものの、イザベラとマックスは2人からの経済支援を断っており、1LDKの質素な家で暮らしているそうだ。IT関連会社に勤務するマックスは「僕はまだただの一般人ですから」と話す。イザベラが名声と財産に恵まれた生活から自身を切り離すことができているかと尋ねられると、「できていると思いますよ。たぶんほかの人にとってのほうが変な状況なんじゃないですかね」と続けた。(C)BANG Media International
2016年03月24日先週末、40歳の誕生パーティーを盛大に祝ったリース・ウィザースプーンだが、誕生日当日の22日(現地時間)にはニコール・キッドマンらとディナーに出かけた。リースは、ロウソクの灯ったケーキを前に微笑む彼女とそれを見守るニコールの写真をインスタグラムにアップ。「これが40歳…私はラッキーな女の子」とコメントを付けた。ニコールは19日(現地時間)のパーティにも夫のキース・アーバンと出席。カントリー・シンガーのキースはライブ演奏を披露し、リースはステージに上がってキースと1曲一緒に歌った。リースとニコールは今年放送予定のHBOのTVシリーズ「Big Little Lies」(原題)で共演している。リースの娘で16歳のエヴァは、3歳の異父弟テネシー・ジェームズとリースの写真に「この愛すべき女性にハッピー・バースデー!いつもそばにいて私を支えてくれてありがとう。最高の日を過ごして」とインスタグラムに投稿して、母親の誕生日を祝った。業界に友人の多いリースはSNSでも多くのセレブから、ツーショット写真付きの誕生日のお祝いメッセージが贈られている。エリザベス・バンクスは「今日、世界は笑顔と愛を必要としています。ハッピー・バースデー、リース・ウィザースプーン。あなたはカッコいいわ」とハートとケーキの絵文字付きで、ソヴィア・ベルガラは「お誕生日おめでとう、ワンダフルでインスピレーションを与えてくれるセニョリータ」とスペイン語まじりでお祝いを投稿。グウィネス・パルトロウも、リースとのツーショット画像に「40回目のお誕生日おめでとう、リース・ウィザースプーン。恐れ知らずで、とても明るくて、頭脳明晰な人」とコメントを付けてインスタグラムに投稿。ハッシュタグに「人生は40から始まる(#lifebeginsat40)」、「ハイヒールでごめんなさい(#sorryforthehighheels)」と付けて、並んだ2人の身長差がかなりついてしまったことにもふれている。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月24日2大オスカー女優ジュリア・ロバーツ&ニコール・キッドマンに、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞「主演男優賞」にノミネートされたキウェテル・イジョフォーが初競演を果たした極上のサスペンス『SECRET IN THEIR EYES』(原題)が、『シークレット・アイズ』として、6月に日本公開されることになった。2002年、ロサンゼルス。殺人事件の現場に駆け付けたFBI捜査官のレイ(キウェテル・イジョフォー)は、被害者を見て絶句する。その被害者は、テロ対策合同捜査班でのパートナーで、親友でもある検察局捜査官のジェス(ジュリア・ロバーツ)の最愛の娘だったのだ。レイはエリート検事補のクレア(ニコール・キッドマン)と共に捜査に乗り出し、一度は容疑者を特定するものの、FBI組織内の事情により、真相は闇に葬り去られてしまう。あれから13年、驚愕の事実が紐解かれてゆく――。90年代から現在に至るまで、ハリウッドのトップに君臨し続けてきた2人の女優、『エリン・ブロコビッチ』のジュリア・ロバーツと『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマンの初競演を実現させたのは、映画史上かつてない謎めいたストーリー。2010年に第82回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞したアルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』をベースに、トム・ハンクス主演『キャプテン・フィリップス』でアカデミー賞「脚色賞」にノミネートされたビリー・レイが監督&脚本を務めている。過去の凄惨な未解決殺人事件を解くため、再会する捜査チームの3人。だが、謎に迫れば迫るほど、真相は逃げていく。ようやく見つけたはずの犯人を、なぜ捕まえることができないのか?3人の中に裏切り者がいるのか?果たして、真実を握りつぶしたのは誰なのか?当時も絶賛された驚愕のラストシーンを、本作ではさらにひねりを加え、新時代のサスペンスを完成させた。今回併せて届いたキービジュアルでは、ジュリア、ニコール、キウェテルの3人の瞳がフォーカスされており、いったい誰がうそをついているのか…“目は口ほどに物を言う”緊張感に満ちたビジュアルとなっている。『シークレット・アイズ』は6月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月13日女優のジュリア・ロバーツとニコール・キッドマンが初共演する映画『シークレット・アイズ』(原題:『SECRET IN THEIR EYES』)が6月に日本公開されることが決定し、キービジュアルが11日、発表された。本作には、2人のほかに『それでも夜は明ける』(14年)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたキウェテル・イジョフォーも出演。2010年、同映画賞の外国語映画賞を受賞した『瞳の奥の秘密』(10年)を下敷きにしたストーリーを展開する。舞台は、アメリカ・ロサンゼルス。殺人現場に駆け付けたFBI捜査官のレイ(キウェテル)は、親友でテロ対策合同捜査班でのパートナーである検察局捜査官のジェス(ジュリア)の娘が事件の被害者であると知り、絶句する。エリート検事補のクレア(ニコール)と共に捜査に乗り出し、一度は容疑者を特定するものの、FBI組織内の事情から、真相は闇に葬り去られてしまう。それから13年、再会を果たした3人が事件を解くため奔走する様を描く。公開されたキービジュアルは、そんな3人の瞳がフォーカスされたデザイン。それぞれの鋭いまなざしから緊張感が伝わると共に、この中の誰が事件の真相を握りつぶすうそをついているのか、想像がかき立てられる。(C) 2015 STX Productions,LLC.All rights reserved.
2016年03月11日