◼︎米フィギュア界で実際に起きた前代未聞の襲撃事件DRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、フィギュアスケート史上、最大のスキャンダルとなった「ナンシー・ケリガン襲撃事件」をテーマに描いた『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』。アメリカン人女性としては初、世界では伊藤みどり選手に続き、史上ふたり目のトリプルアクセル成功者であるトーニャ・ハーディング。彼女が1994年に、元夫らにライバル選手の襲撃を命じたと疑惑の目を向けられると、マスコミのネタとなり、世間を騒がせました。本作では、トーニャの生い立ちから、いかにして事件が起きたのかまで、人生の絶頂からどん底へと突き落とされた彼女の半生を、悲しくも、ユーモラスに描き出します。◼︎『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』のストーリー1970年、米オレゴン州、ポートランド。低所得で学もない母ラヴォナ(アリソン・ジャネイ)の四番目の夫との間に生まれたトーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)は、幼い頃からスケートの才能を開花させる。しかし、気に入らないことがあるたびに娘を罵倒する母親から日常的に暴力を受けていた。15歳になったトーニャは、ある日の練習中にリンクで出会ったジェフ・ギルーリー(セバスチャン・スタン)と恋に落ちるが、その数カ月後にはトーニャに対するジェフの暴力が日常化する。しかし、幼い頃から母の暴力の中で育ったトーニャは、暴力が振るわれるのは自分のせいだと思い込み、謝罪されるとすぐにヨリを戻してしまうのだった……。歪な人間関係に身を置く一方、トーニャはジェフと結婚した翌年(1991年)に、スケートの全米選手権でアメリカ人初のトリプルアクセルに成功、大会初優勝を飾るなどして大活躍。続く世界選手権でも2位に輝き、トーニャは92年アルベールビル、94年リレハンメルと二度のオリンピック代表選手に選ばれる。そんな中、ついにジェフとの離婚に踏み切ったトーニャだったが、彼の友人がトーニャのライバルであるナンシー・ケリガン選手を襲撃したことで、トーニャのスケート人生は一変する。一度は栄光を掴み、アメリカ中から大きな期待を寄せられたトーニャだったが――。◼︎「ナンシー・ケリガン襲撃事件」って?本作でトーニャの人生を一変させる大きな出来事として描かれる「ナンシー・ケリガン襲撃事件」とは一体どんな事件だったのでしょうか?1994年1月6日。リレハンメルオリンピックの代表選考会となる全米選手権の会場で、優勝候補とされていたナンシー・ケリガンが、練習後に何者かに右ひざを殴打され怪我を負いました。ナンシーは欠場を余儀なくされ、トーニャが全米選手権の優勝を飾ります。ところが、事件発生から2週間後、トーニャの元夫らが襲撃事件の犯人として逮捕され、トーニャの関与も疑われることに……。全米スケート協会とアメリカオリンピック委員会はトーニャのオリンピック出場権をはく奪しようとしますが、トーニャは無実を主張し続けて、なんとかリレハンメルオリンピックに出場します。しかし、トリプルアクセルの失敗や、靴紐の不具合などでトーニャは8位入賞に終わってしまうのでした。◼︎主演女優 マーゴット・ロビーは、結婚式の前日もスケートリンクの上に立っていた。トーニャ・ハーディングを演じるのは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で文字通りレオ様を足蹴にしていた美女・ナオミ役で大ブレイクし、『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役でも話題を集めたマーゴット・ロビーです。マーゴットは、本作のプロデューサーも務めたほか、本作で初のアカデミー主演女優賞にノミネートされる快挙も成し遂げました。マーゴットは、本作のために4カ月に渡ってスケートを猛特訓。トーニャが話すアメリカ北西部なまりの英語も完全にマスターしました。なんと、自身の結婚式の前日もアイススケートのリンクに立っていたというマーゴット。4カ月間、週に5回、1日4時間も練習していたというから驚きです。徹底したトレーニングと、見事な演技力でトーニャ・ハーディングになり切ったマーゴットの演技は必見!◼︎演技派、アリソン・ジャネイ演じる母親にも注目!もうひとり注目したいのは、トーニャの母親ラヴォナ・ハーディング役を演じた演技派アリソン・ジャネイです。娘のトーニャを貧困から脱するための道具としてしか扱わず「あの娘はどうせダメだって言わないと力を発揮しない」と決めつけ、言葉と体の暴力で娘をねじ伏せるその鬼母ぶりは、あまりに強烈です。思わず身震いするほどのその怪演は、ぜひスクリーンでご確認ください!トーニャ・ハーディングの悲劇を描きながらも、ユーモラスも忘れず、目が離せないほどの面白さを持つ本作『アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル』は、5月4日より全国公開しています。アンチーヒーローを演じたらピカイチのマーゴット・ロビーをぜひスクリーンで楽しんでみてください!◼︎『アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル』公開情報『アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル』5月4日(金)、TOHOシネマズ他、全国ロードショー監督:クレイグ・ギレスビー出演:マーゴット・ロビーセバスチャン・スタンアリソン・ジャネイ、マッケナ・グレイス配給:ショウゲート上映時間:120分公式サイト:tonya-movie.jp(C)2017 AI Film Entertainment LLC
2018年05月07日エンゼルスに移籍し、鮮烈な活躍ぶりが話題の大谷翔平(23)。今をときめくプロ野球界のスターだが、フィギュアスケート界のスター・羽生結弦(23)と多くの共通点があった! まず、大谷と羽生はともに94年生まれ。いわゆる“ゆとり世代”と呼ばれる若者だ。それまでの「横にならう集団教育」ではなく「個を重んじる教育」のなかで育った2人。それが現在の大活躍に繋がっているという。“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(71)は言う。 「ゆとり世代の2人に共通するのは、世間の常識や周囲の意見にとらわれないこと。自己分析力に長けていて、自分が正しいと思ったことを貫けるんです」 ゆとり世代の成功例といえる2人、父はともに“自立支援型教育”を重んじてきた。 「エディプス・コンプレックスという言葉があります。父親があまりに偉大だと、その壁を乗り越えられなくなるというものです。でも2人のお父さんは意見を押しつけず、自分でものごとを決めさせてきた。羽生選手のお父さんにお会いしたことがありますが、本当に控えめな方です。父は、後ろに控えていないとダメなんですよ」(尾木氏) フィジカルは母親がサポート。大谷も羽生も食が細く、食事に興味を持たない少年だった。 「大谷選手は少し箸をつけるだけで『あとどれくらい食べればいい?』というタイプだったそうです。それでも母・加代子さんは食事を作り続けました。いっぽう羽生選手も、5分で『ごちそうさま』と言うような少年でした。しかし母の由美さんは専門家にアドバイスをもらい、オリジナルの完食メニューを作っていました」(スポーツ紙記者) さらに2人は、ともに“お姉ちゃん子”だという。 「大谷選手の私服はお姉さんがコーディネートしているそうです。そして羽生選手が4歳でフィギュアスケートを始めたのも、お姉さんの影響。彼女が通うフィギュア教室についていき、そこで『僕もやりたい』と言い出したそうです」(前出・スポーツ紙記者) そんな2人を癒してくれる存在も共通していた。ぬいぐるみが大好きなのだ。羽生がいつもプーさんのぬいぐるみを持っていることは有名だが、実は大谷も母にもらった犬のぬいぐるみを愛用。高校で寮生活をしていた3年間、枕元に置いていっしょに寝ていたという。 「ブランケット症候群といわれる症状があります。ライナスの毛布とも言われ、特定のものを持つことで安心するというものです。勝負の世界で常にストレスにさらされている2人は、このぬいぐるみのおかげで精神を安定させているのでしょうね」(尾木氏) 試合に向けての気合の入れ方まで同じ。2人は神社に対する信仰心があついというのだ。 「大谷選手は横浜にある鶴ヶ峯稲荷神社に通っているそうです。羽生選手も京都の晴明神社や神戸の弓弦羽神社などを参拝しています」(前出・スポーツ紙記者) そして2人は東北出身で、東日本大震災を16歳で経験している。 「羽生選手は宮城県出身で、大谷選手は岩手県出身。2人とも当時は高校1年生でした。そんな大事な時期に被災したことで、競技を続ける意味について考えるようになった。被災地の代表という思いが、彼らを突き動かしているのです」(前出・スポーツ紙関係者)
2018年04月26日ニューバランス(New Balance)がスケートボードカルチャーにフォーカスしたコレクション「ニューバランス スケートスタイル」より、ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS)の別注モデル3型が登場。2018年4月17日(火)より発売される。異なるレザーを使用した別注3モデル西海岸のスケートボードカルチャーを中心とするリラックスしたライフスタイルにフォーカスして、2017年秋冬シーズンより登場した「ニューバランス スケートスタイル」。スケートボードカルチャーの本場であるカリフォルニア・ロングビーチで企画・デザインされたスニーカーがラインナップしている。別注3モデルは、春夏シーズンにぴったりのオフホワイトで統一しながら、ヌバック、ピッグスエード、カウスエードと、モデルごとに異なる素材使いをしているのが特徴。競技用スケートシューズをベースにしたシューズ、デッキシューズ、スリッポンの3モデルが揃う。競技用スケートシューズをベースにしたシューズ競技用パフォーマンス・スケートシューズ「QUINCY 254」をベースにしたスポーティなモデル。デッキの感触を直に感じることができるよう、インソールとアウトソールに快適なフィット・グリップ力を備え、本格的なスケートシーンに対応したシューズだ。素材にはつややかなヌバックを用いている。クッション性に優れたカジュアルなデッキシューズカジュアルなコーディネートにマッチするデッキシューズタイプ。クッション性に優れたインソールで長時間の着用が可能なほか、確かなグリップ力のあるアウトソールはスケートやBMXといったアクションスポーツでも効果を発揮する。サイドとかかとの"NB"ロゴには星条旗に使われるカラーを取り入れている。素材はピッグスエード。西海岸テイストで仕上げたスリッポンモデルニューバランスの定番スニーカー「NB 996」からインスパイアされたヒールデザインを取り入れ、西海岸のテイストで仕上げたスリッポンタイプのシューズ。サイクリング仕様のモデルに使用されているストレッチな履き口を採用し、スムースな着脱とホールド性に優れた着用感を両立している。素材にはカウスエードを使用した。詳細ニューバランス スケートスタイル×ビューティ&ユース発売日:2018年4月17日(金)・AM424 BYV 12,800円+税・AM331 BYS 12,800円+税・AM101 BYW 12,800円+税【問い合わせ先】ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店TEL:03-5428-1893
2018年04月17日『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クインとして世界的にブレイクしたマーゴット・ロビーが主演を務め、フィギュアスケート史上最大のスキャンダルであるライバル衝撃事件の真相に迫る『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』。このたび、マーゴットが演じた実在のフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの“恋バナ”にまつわる未公開場面写真がシネマカフェに到着した。第90回アカデミー賞ではマーゴットの主演女優賞ほか3部門にノミネートされ、トーニャの“毒母”を演じたアリソン・ジャネイが助演女優賞を獲得した本作。映画化プロジェクトは、アメリカ人女性初のトリプルアクセル成功者であり、2度の冬季オリンピック代表選手となったトーニャをフィーチャーした1本のドキュメンタリー番組から始まり、彼女の生い立ちから、大きな影響を与えた母親をはじめとする人間関係、そして、当時ライバルであったナンシー・ケリガン衝撃事件から、前代未聞の靴紐問題まで追求し、波乱万丈すぎる半生を見事に描き出している。■襲撃事件のカギを握る!元夫役はマーベル作品のあの人脚本に惚れ込み、本作のプロデューサーにも名を連ねたマーゴットは、トーニャのスケーティングのみならず、振る舞いを完全にコピー。そんなトーニャが15歳で恋に落ち、くっついたり離れたりを繰り返してきた元夫のジェフ・ギルーリーを演じたのが、マーベル『キャプテン・アメリカ』シリーズのバッキー/ウィンター・ソルジャー役でお馴染みのセバスチャン・スタン。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも出演しており、『ブラックパンサー』にもカメオ出演を果たしている。■フィギュア界最大の悪女!? トーニャ・ハーディングは恋もスキャンダラストーニャが練習中のアイスリンク場で出会ったジェフ。若い2人の恋は一気に盛り上がり、駐車場の前でキスをしながらお互いの思いを確かめ合うも、数か月後にはジェフのトーニャに対する暴力が日常化。幼いころから“毒母”ラヴォナによる暴力の中で育ってきたトーニャは、暴力を振るわれるのは自分のせいだと思い込み、ジェフに謝罪されるとすぐにヨリを戻す、ということを繰り返し、20歳で結婚。そして、1994年にフィギュアスケート界を揺るがしたナンシー・ケリガン事件に関与した疑いで、法廷に立つことになった。そんな情熱的かつ不安定な関係性を、マーゴットとセバスチャンは見事に再現する。DCコミックスの“ハーレイ・クイン”と、マーベルコミックスの“ウィンター・ソルジャー”という“垣根を越えた”カップルは、劇中での壮絶さとともに映画ファン必見といえそうだ。『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は5月4日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 2018年5月4日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 AI Film Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2018年04月06日梅沢富美男がテレビ東京ゴールデンタイムで初MCを務める「アッパレ!日本の縁の下さま~隠れたスゴい職業応援バラエティー~」が、4月6日(金)に2時間スペシャルで放送される。各界の様々なトップランナーたちを「縁の下」から支える職業に焦点を当てたバラエティーは、今回、齊藤工・監督×高橋一生・主演の映画『blank13』舞台挨拶の裏側にも潜入した。■著名人を支える、知られざる「縁の下の力持ち」に密着!昨年10月7日に放送され、好評を得た番組「アッパレ!日本の縁の下さま」がパワーアップしてゴールデンタイムに放送。「縁の下さま」とは、表舞台で活躍する著名人を「縁の下の力持ち」となって支える人たちのこと。普段はスポットライトの当たらない彼らに密着し、知られざる技や熱い思いを取材。「縁の下さま」の熱い思いや知られざる匠の技を「縁の上さま」にVTRで見てもらい、「これは知らなかった!」「ありがとう!」を、この番組きっかけに生みだしていく。前回密着したのは「相撲界」「フィギュアスケート界」「政界」の3分野。相撲の土俵に使われる土を国内で探し、提供する仕事だけで生計を立てる土業者。フィギュアスケートの靴の先の刃だけを研ぎ続け、生計を立てる研磨師。国会に欠かせない氏名標を作る元蕎麦屋さんなどなど、“テレ東らしい”、せまーい、けど情熱はスゴイ「縁の下さま」を紹介した。そして、今回のスペシャルでは、ワールドカップを控えるサッカー日本代表のベルギー合宿、国民栄誉賞を受賞した羽生竜王、齊藤監督の初長編『blank13』初日舞台挨拶などに密着する。■齊藤工×高橋一生『blank13』の舞台挨拶にまつわる縁の下さま抱かれたい男のトップにランクインする、齊藤工(監督)と高橋一生(主演)がタッグを組んだ映画『blank13』の公開初日・舞台挨拶に潜入!その舞台裏にも様々な「縁の下さま」が存在していた。映画公開初日は、舞台挨拶のため映画館を3か所も巡る過密スケジュール。早朝から、齊藤監督に密着開始。映画館に到着すると、ガチの凄腕ボディーガードが登場。控え室には、主演の高橋さんを始め、豪華俳優陣がギッシリ。すると…、ある「縁の下さま」を中心として、舞台挨拶直前にどんなトークを行うのか、出演者の間で打ち合わせがスタート!その結果、舞台挨拶は、打ち合わせから生まれた高橋さんの爆笑エピソードで大盛り上がりに!色気で語られることの多い2人だが、「縁の下さま」に向けられたカメラに映り込んだ、ふわっとした素の空気感、心配りまでばっちりカメラが捉え、上川隆也も「流石!」と感嘆するリアル“BGのチームリーダー”まで登場。ファン垂涎、永久保存版のお宝映像となりそうだ。■“サムライ・ブルー”サッカー日本代表の縁の下さま6月のワールドカップ本番を目前に控え、最終選考を兼ねた合宿に潜入!ハリル監督の口から代表メンバーが発表されたその瞬間、ドタバタと代表合宿の準備を始める「縁の下さま」たちに密着。さらにベルギーまで遠征し、選手たちが宿泊している5ツ星ホテルに潜入成功。すると…「こんなところまで取材したのは、この番組が初めてですよ!」知られざるサッカー日本代表の裏側、歴代監督から厚い信頼を受ける、代表(帯同)歴ナンバーワンの「縁の下さま」の存在が明らかに。用意されているドライヤーまでサムライ・ブルー。もちろん、長友佑都選手も熱く語っている。■羽生善治・竜王の縁の下さまは!?国民栄誉賞を受賞した天才棋士、羽生善治・竜王を支える縁の下さまに密着。「これは凄い技ですねっ!!」と、いつもは冷静な羽生竜王も思わずテンションが上がってしまう、愛用の駒職人さんの作業工程を紹介。さらに、タイトル戦が行われる前夜祭に潜入し「縁の下さま」探し。白熱するタイトル戦の裏側で奔走する「縁の下さま」とは?そのほか、2020年東京五輪のメイン会場となる新国立競技場の設計者・隈研吾の「縁の下の縁の下」、落語界のホープ、林家たい平をサポートし続ける「縁の下さま」を紹介。番組のMCを務める梅沢さんは、「自分でも劇団を抱えてやってきているので、芝居は、支えてくださる縁の下の裏方の皆さんがいないと成立しない世界ですし、皆さんに感謝しながら過ごす環境に身を置いているので、『縁の下さま』応援バラエティー、というコンセプトに意義を感じます」と真面目にコメント。「MCって、ありがたいお話ではあるんですけど、面白おかしくやりたい方で、決まりごとが得意ではないので、積極的には受けたくない(笑)」とは言いながらも、「番組自体、とても自分に合っていると思います。もうレギュラー化を目指して、頑張ろうかと(笑)」と梅沢さん。「世の中の物事の全てが、縁の下さまに支えられて成り立っていて、1人の仕事なんてない、ということ、感謝することの大切さを感じてもらえれば嬉しいと思います」と締めてくれた。なお、本日4月5日(木)深夜2時5分より「アッパレ!日本の縁の下さま~隠れたスゴい職業応援バラエティー~予習復習スペシャル」も合わせて放送される。「アッパレ!日本の縁の下さま~隠れたスゴい職業応援バラエティー~」は4月6日(金)18時55分~テレビ東京にて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:blank13 2018年2月3日よりシネマート新宿にて公開、2月24日より全国にて順次公開© 2017「blank13」製作委員会
2018年04月05日バイエル薬品株式会社は、ヘレン・ケラーのエッセイを題材としたオリジナル動画「もし私の目が三日間だけ見えるとしたら」を2018年3月27日に公開した。同日、動画発表イベントを都内で開催。イベント内のトークショーではプロフィギュアスケーター織田信成氏を始め、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事の志村季世恵氏、眼科医であり医学博士の高橋政代氏の3名が登壇した。「見える」ことの重要性について認識不足の現代人バイエル薬品がこれまでに実施した意識調査(※)では、一般の人々が「目の健康に対する高い意識をもっている」にも関わらず、「目の健康を守る行動が十分に取られていない」という結果が明らかになっている。そこで、目の健康への意識を保つことにより、目の健康を守る行動へとつなげてほしいとの考えから、オリジナル動画「もし私の目が三日間だけ見えるとしたら」が制作された。本動画には、「より多くの人に見えることの大切さを改めて実感してほしい」との思いが込められている。「見たいものが見える」ことの素晴らしさ動画「もし私の目が三日間だけ見えるとしたら」は、今年没後50周年を迎えたヘレン・ケラーのエッセイを題材としたオリジナル動画。盲ろう者であったヘレン・ケラーが、彼女の生きたニューヨークを舞台に「もし私の目が三日間だけ見えるとしたら」という仮定のもと、見てみたいものを挙げていき、それらに対する彼女の想いを綴っていくという内容だ。動画のラストは「あなたは今日何を見ましたか?」という印象的な言葉で締めくくられている。「今までで印象に残っているシーンやずっと大切にしたい景色や光景はどんなものですか?」と司会者に聞かれた織田氏は、「フィギュアスケートの競技人生で最後の演技が終わったときです。お客さんのほうを見渡すと、満面の笑顔で拍手をくださったのを見たのが、僕のこれまでの人生で最も心に刻まれているシーンです」と語った。また、「今日は大阪からここへ来るときに妻と子どもに見送られて来たのですが、そういう光景はいつまでも大切にしたいですね。動画を観て、こういう日常を当たり前だと思わずに、見えることに感謝しながら生きることが大事だと思いました」と、見えることの大切さを再確認したようだった。動画を通して、目の健康について考えるきっかけに動画内でヘレン・ケラーは「最後に、目の見えない私から、目の見えるあなたに伝えたいことがある。明日、視力を失ってしまうかもしれないと想像してみてほしい。するとあなたの目は今まで見過ごしていたことに目を向け、見るものすべてを愛おしく感じるだろう」と視聴者に語りかける。普段、見えることが当たり前でなかなか意識を向けにくい、目の健康。ヘレン・ケラーが描写する美しい世界と示唆に富むメッセージを動画から受け取り、ぜひ目の健康を再確認するきっかけにしてみてはいかがだろうか。【参考】※見えるを見つめる.com※最新の調査結果
2018年04月04日アディダス スケートボーディング(adidas Skateboarding)から、スケートボーディングの未来をつくる革新的なニューシルエット「スリーエスティ(3ST)」の2モデルが4月5日に発売される。「スリーエスティ」は、同ブランドのライダーとデザイナーがタッグを組み、今までの概念にとらわれない新しさを追求した、スケートボーディングの未来をつくるフットウエアコレクション。ナケル・スミス(Na-kel Smith)を始めとする、世界を代表するトップスケーターの意見を取り入れながら開発。デザイン性と機能性を融合させたバルカナイズ製法のソールを採用し、洗練された美学とプレミアムな素材を掛け合わせ、革新的なデザインに仕上げた。今回、2018年春夏シーズンに、「3ST.001」と「3ST.002」の2モデルが登場する。両モデルに搭載されたTORSION®システムは、土踏まず部分をサポートし、安定性とレスポンスを高め、迅速な動きに対応。Geoflexを搭載したバルカナイズ製のアウトソールにより、最適なボードフィールと高いコントロール性を実現し、グリップ力と柔軟性も兼ね備えている。「3ST.001」 CQ1084(1万1,000円)「3ST.001」(1万1,000円)には、通気性の高いソックスタイプのニットアッパーを採用。シューズを長持ちさせるために、スケートボーディングにおいて耐久性が求められる部分には、耐摩耗性に優れたADITUFFを採用し、内側に入り込むように配されたシューレースは破損を最小限に抑え、半透明のアウトソールからはTORSION®が見える仕様となっている。「3ST.002」CQ1205(1万2,000円)「3ST.002」(1万2,000円)は、ニットソックスにオーバーレイした1枚はぎのスエードアッパーがフィット感を実現。内側に配された通気性の高いメッシュと安定性を兼ね備えたTPU補強で、スケートボード上でも最適なサポートをしてくれる一足。さらに、プライムニットで仕上げた「3ST.002 PK」(1万4,000円)も登場する。取り扱いは、アディダス オリジナルス フラッグシップストア トウキョウ、アディダス オリジナルスショップ 心斎橋・福岡、アディダスオンラインショップ()の他、アディダス スケートボーディング正規取り扱いスケートボードショップにて、4月5日より順次発売。
2018年04月03日(写真:アフロ) 最近、「いちゃつくメンズ」に萌え死にする大人女子たちが増えているという。たとえば、2月17日、平昌五輪男子フィギュアスケートで2連覇を達成した金メダリスト・羽生結弦選手(23)と銀メダルを獲得した宇野昌磨選手(20)の仲むつまじい姿はネット上でも話題になり“ゆづしょま萌え”と呼ばれるほど。 なぜ、世の女子たちは男同士のいちゃつく姿に萌えるのか。精神科医の髙木希奈先生に聞いてみた。 「女性たちが若い男子同士のスキンシップに萌えるのは、母性本能をくすぐられるからでしょう。誰にでも萌えるというわけではなく、羽生選手と宇野選手は、10年ぐらいの長い付き合いを経てきたからこその人間関係が動作や言葉からにじみ出てきて、またそこに引かれるのです。特に日本人は、一体感が生まれるグループの力や、苦楽を味わって成長してきたような苦労話が好きなので、そういう彼らが“濃い”スキンシップをはかるとグッとくるのでしょうね」(髙木先生) 人間関係を“深読み”して妄想をふくらませる。そのプロセスも「いちゃつくメンズ」を楽しむ作法と言える。 もちろん、いちゃつくのは若くて清潔感がある若い男性が前提条件なのは言うまでもない。多くの日本人に感動を与えた平昌五輪。男子フィギュアスケートの競技後のセレモニーで、羽生選手が宇野選手の頭を“なでなで”する姿は記憶に新しい。 さっそく翌朝、民放の報道番組で、その場面を司会者に突っ込まれると宇野選手は「いろんなところで(羽生に)面倒を見ていただいて。本当にありがたいのと、申し訳ない気持ちもあります」と恐縮するが、羽生選手は「弟分というよりもワンコに近いですね」と笑い合い、その姿に女子たちが悶絶した。 「表彰台に2人で上がることはこれまでもあって、’15年のGPファイナルでも3位で表彰台に上がった宇野選手が真ん中に立つ羽生選手の腕を組み、『結婚式かよ!』とテレビでも話題になりました。ふだんから仲よしなので、いちゃつく姿を見ているとホッとする。もうかわいくて仕方がないんです!」 こう力説するのはゆづファンの女性(60)。髙木先生は言う。 「大人の女性たちは日常生活のなかで、新しい人と出会うこと自体が少なくなってきているので、なかなかときめく機会がない。でも『いちゃつくメンズ』観賞なら、テレビやインターネットの動画など身近なツールでときめきを得ることができる。彼らに萌えるブームはまだまだ続くでしょう」 ときめくと、顔と心にハリが出てくるともいわれている。女子たちよ、もっと萌え、もっと若返ろう!
2018年04月01日ジェフリーキャンベル(Jeffrey Campbell)の人気シリーズ「スケート(skate)」から、新作サンダル「バックベルトスケートサンダル」が登場。ブランドのアイコンシューズ「スケート」は、“家具の脚”から着想を得た彫刻的なヒールが特徴。これまでにヒール部分が星型になったスケートスター、サボ、レースアップブーツなどが発売された。レザーをメインに展開されてきた「スケート」だが、今回はシリーズ初となるネオプレン素材を採用。ダイビングのウエットスーツなどにも用いられるこの素材をアッパーに取り入れることにより、柔らかな風合いとスポーティなニュアンスが生まれている。アクセントとしてエナメルのパイピングやゴールドのアンティーク調バックルをあしらった。インパクトのあるデザインはさることながら、歩きやすいのも嬉しいポイントだ。ホールド感のあるアッパーと、ゴムを内蔵したバックベルトが安定した履き心地を与えてくれる。【詳細】バックベルトスケートサンダル 18,000円+税発売日:2018年3月30日(金)取扱店舗:ジェフリーキャンベル ラフォーレ原宿店、ジェフリーキャンベル なんばパークス店、井筒屋小倉店、JR名古屋高島屋、公式オンラインストア、ZOZOTOWN※ZOZOTOWNは3月30日(金)以降順次発売。サイズ:35~39(約22.5cm~24.5cm)
2018年03月26日オタベックにピチットくん、JJまで… パワーアップした第2弾!2016年の放送以来、ファンを魅了し続ける「ユーリ!!! on ICE」。昨年には完全新作劇場版の制作も決定し、その勢いはますます増すばかりです。そんなファンの声に応えるように、「Yuri on Ice×Sanrio characters Cafe」の第2弾がこの春、新宿に帰ってきました。第1弾「Yuri on Ice☓Sanrio characters Cafe」のキャラクターに加えて、オタベックやピチットくん、クリス、JJと、作中のグランプリファイナルに出場した彼らも登場し、より賑やかなコラボとなっています。2018年3月2日(金)〜4月1日(日)に新宿・SHINJUKU BOXで開催されるコラボカフェは、前回を楽しんだファンも、見逃してしまった方も要チェック。キャラや作品への愛に溢れたメニューや限定グッズは必見です。すべてが愛おしい! オールスター勢揃いのアイテムコラボカフェ描き下ろしイラストの限定グッズは、カフェ利用者はもちろん1階にて一般の方も購入することができます。アクリルキーホルダーやフラットポーチなど、ここだけでしか入手できないグッズに、思わず嬉しい悲鳴をあげてしまいそうです。そして忘れてはならないのが、カフェの限定特典です。予約特典としてオリジナルクリアポスター(全4種・ランダム)をプレゼント。さらに来店特典にオリジナルランチョンマット(全4種・ランダム)、ドリンクオーダーの方にオリジナルコースター(全8種・ランダム)と充実した特典がてんこ盛りです。勇利とポチャッコ ゆ〜とぴあかつきの温泉卵でつくったプリン?セット主人公・勝生勇利の実家兼旅館「ゆ〜とぴあかつき」をイメージしたオリジナルセット「勇利とポチャッコ ゆ〜とぴあかつきの温泉卵でつくったプリン?セット」(1,890円 税抜)。作品を代表する料理のひとつ「カツ丼」はもちろん、温泉卵を実際に割って楽しめる生プリン風デザートの登場です。中にはポチャッコの好物、バナナのアイスが入っています。ヴィクトルとポムポムプリン&マッカチン 氷上のクリームチーズケーキセットスケートリンクをイメージした美しいブルーのケーキの上で、ヴィクトルたちが可愛らしくスケーティング「ヴィクトルとポムポムプリン&マッカチン 氷上のクリームチーズケーキセット」(1,990円 税抜)。真っ赤なシロップをかけ、色と味の変化を楽しんで。ユリオとハローキティ りんごといちごのクレープ包みセットユリオといえば虎柄! 彼のファッションをイメージしてできたのがこのスイーツ「ユリオとハローキティ りんごといちごのクレープ包みセット」(1,980円 税抜)。黄色のクレープの中にはいちごとりんごが入っており、一口食べれば瑞々しい味わいが口に広がります。キティちゃんと仲良くしている様子にも、思わず胸キュン間違いなしです。文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:Yuri on Ice☓Sanrio characters Cafe催行期間:2018年03月02日 〜 2018年04月01日住所:東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿サザンテラス
2018年03月13日3月11日、アパレルブランド「サマンサタバサ」が羽生結弦(23)のサイン入りスケート靴を850万1,000円で落札した。Yahoo!検索ワードランキング1位に「サマンサタバサ」がランクインするなど、話題になっている。 サマンサタバサは『東日本大地震チャリティーオークション』当日に「東日本大震災でなにか私たちにも出来ないか」とスタッフに有志で寄付を募った。結果、海外スタッフも含め約8,600口のチャリティが集まったという。 羽生のオークション商品は、羽生が実際に練習で使用したスケート靴にサインを入れたもの。一般社団法人「ウェブベルマーク協会」が、羽生から提供を受けオークションサイト「ヤフオク!」に出品した。 すると5日の出品当初から高額の入札が相次ぎ、一時は3,500万円を超える事態などにも発展。いたずらとみられる入札もあり、2度のやり直しを行っていた。落札金額から必要経費を除き、被災地の学校に備品や教材などを支援する際の費用にあてるという。 これに対しネットでは「スタッフの有志を募ってオークションに参加なんて素晴らしいことでしょう」「素敵ですちょうど娘がバック欲しがってたなぁ良い企業には惜しみなく」「落札者サマンサタバサの有志のみなさんだったとしって、そのあたかさと、多くの賛同してくださった社員の皆さんに感謝しかありません。ありがとうございます」「羽生くんの靴を落札してくれたのサマンサタバサだったの!?すごい!ありがとうございます!!」とサマンサタバサへの称賛の声が上がっている。
2018年03月12日2月に公開され、3月8日(木)までの21日間で動員170万人&興収23億円の大ヒットを記録している『グレイテスト・ショーマン』。このたび、鑑賞者からの熱いリクエストに応える形で、映画本編の歌曲部分に英語字幕をのせた、応援可能な特別バージョンの上映が一部劇場にて実施されることになった。全米ではロングラン・ヒットとなり、『ラ・ラ・ランド』を抜いて1974年以降公開のミュージカル作品で第4位となる1億6488万ドルの興行収入を記録している本作。先日のアカデミー賞授賞式では、主題歌賞にノミネートされた「This Is Me」をキアラ・セトルが披露すると、会場に集まったハリウッドスターや監督たちから盛大なスタンディングオベーションが贈られたばかり。まさに本作を象徴するナンバーとして平昌冬季五輪フィギュアスケートのエキシビジョンでも使用され、YouTube関連動画は1000万回再生を突破するほど。日本でも鑑賞者からは「何度泣いたかわかんないくらい感動した」「面白かった~感動して泣きっぱなしだった」といった感動の声と並んで、「グレイテスト・ショーマン見てきたけど、すごい楽しかった。拍手とかめっちゃしたいし、最後とかはスタオベもしたいから応援上映みたいなのあればなお良さそう」「グレイテスト・ショーマン三回目はドルビーアトモスでみてきた! もうさ、一曲終わるたびにブラボーって拍手したくなるから応援上映やってほしいわ」といった応援上映を望む声も多数オンライン上を賑わせていることから、今回の上映が実現。ヒュー・ジャックマンから日本での大ヒットにコメント到着!これを受けて、主演のヒュー・ジャックマンは、「日本の皆さんにお礼を言わせてください。映画は2018年No.1のオープニング、サントラも世界中で大ヒット!これも皆さんのおかげです。キャスト、クルー、全員がこの大ブームに感謝しています。次は皆さんが輝く番です。楽しんで!」とコメントが到着。『ラ・ラ・ランド』製作チームによる全9曲のオリジナル楽曲で構成されたミュージカル映画の本作について、「我々は、観客が席に着いたときよりも上機嫌で劇場を出てほしいんだ。『グレイテスト・ショーマン』はまさに人生に対してハッピーになれる映画だ」とヒューが明かしているように、上映中に発声・拍手・手拍子・リズム・コスプレが可能な応援上映なら、さらに“グレイテスト・ショー”を体感できそうだ。『グレイテスト・ショーマン』は全国にて公開中。応援可能上映は3月23日(金)より全国一部劇場にて実施。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年03月10日高まるフィギュアスケート熱はコスメ業界にもKADOKAWAグループの株式会社キャラアニは、人気アニメ『ユーリ!!! on ICE』をモチーフにしたアイシャドウを2018年7月に発売すると発表した。フィギュアスケートを題材にした『ユーリ!!! on ICE』を題材に、キラキラした世界観をアイシャドウで表現。「勇利ダークブルー」「ヴィクトルボルドー」「ユリオクリアシャイン」「マッカチンブラウン」と、登場キャラクター4人をイメージした4つのカラーで展開する。きらめく氷のようなパールも使いやすい単色アイシャドウで、ふんわりとした発色。アイシャドウ表面には氷をイメージしたデザインのパールが吹き付けられており、さりげなくゴージャスな目元を作り上げる。パッケージは白を基調に、輝くようなデザインに仕上げられている。小窓からはフィギュアスケートのシューズや、人気キャラクター「マッカチン」の顔がのぞく工夫がされており、ファン心をくすぐる。価格は2,700円(税込み)。全国のホビーショップ、キャラクターグッズショップ、ECサイトなどで発売される予定だ。(画像はプレスリリースより)(C)はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会【参考】※プレスリリース
2018年03月09日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のアリソン・ジャネイが「助演女優賞」を初受賞した。■娘の才能を利用する“毒母”をパワフルに熱演アメリカ女性初、史上2人目のトリプルアクセル成功者でありながら、94年リレハンメル五輪出場権をめぐる「ライバル襲撃事件」で一瞬にして、世界の嫌われ者となった元フィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの波乱万丈な半生を映画化した本作。ジャネイが演じるのは、ハーディングの母親であるラヴォナ。現在では生死も含めて、所在が不明だというラヴォナの外見を完コピし、貧困から抜け出すため、娘の才能を利用しようとする強烈な“毒母”ぶりをパワフルに演じきった。■『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』とは?トーニャ・ハーディングが引き起こしたフィギュアスケート界最大のスキャンダルを、トーニャ本人をはじめ、関係者たちへのインタビューで映画化。彼女の生い立ちから、母ラヴォナとの特異な親子関係、疑惑の襲撃事件や前代未聞の“靴ひも事件”を、ブラックユーモアを交えて追及する。氷上のプリンセスから犯罪者に…。想像を絶する半生の真相は?第90回アカデミー賞では、主演女優賞(マーゴット・ロビー)、助演女優賞(アリソン・ジャネイ)、編集賞の3部門にノミネートされていた。監督は『ラースと、その彼女』『ザ・ブリザード』のクレイグ・ギレスピー。『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は5月4日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■受賞者コメントアリソンは初ノミネートで初受賞!スピーチでは「これは私一人で成し遂げたんですよ」という冗談で会場を盛り上げつつ「それは全く事実とは異なります」と言って、ほかの助演女優勝ノミネート者へ「あなた方は素晴らしい見事な演技を披露してくれたした」と賛辞を寄せた。そして、素晴らしい脚本への感謝と、マーゴット・ロビーをはじめとるすキャストやクルーへの感謝を明かし、様々な人への想いを胸熱な表情でコメント。そしてそういった方々のお陰でこれまでのキャリアを積むことが出来たとし、最後に「そしてこれ(Oscar)はハルに捧げます」と言って締めた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 2018年5月4日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 AI Film Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2018年03月05日熱戦の興奮冷めやらぬうちに幕を閉じた平昌五輪。その代表選考を兼ねた昨年の全日本選手権で、初出場ながらシニア選手を抑えて表彰台に立った選手がいた。15歳の新星・紀平梨花だ。15歳の新星・紀平梨花が魅せる!新時代を告げるトリプルアクセル。年齢制限のため代表からは外れたものの、彼女が演技で見せた圧巻のトリプルアクセルは、観客の胸にその存在を刻み付けた。「紀平選手はジャンプのとき、体軸がしっかりと一直線に締まり、見ていて美しい。もちろん筋力もありますが、天性の身体感覚によるものでしょう。体操の白井健三選手に近いものを感じますね。だからジャンプを怖がっていないし、難しい技でも自信をもって、あっけらかんとやってのけている印象を受けます」そう語るのは、フィギュアスケートの取材歴も長い、スポーツライターの折山淑美さん。14歳にして女子史上7人目のトリプルアクセルジャンパーとなり、昨年は国際大会で女子史上初となるトリプルアクセル―3回転トゥループの連続技にも成功した紀平選手。その才能は、女子フィギュアの世界の、“新しい時代”の訪れを予感させるという。「難度の高いジャンプを次々に決める姿に、間違いなくほかの選手は危機感を抱いていると思います。強豪のロシア勢も、練習では4回転に挑戦しているようですし、刺激を受けた選手たちがジャンプのレベルを上げていくことで、女子の戦いは今後、より活性化していくでしょうね」そんな紀平選手が3月、表彰台の頂点を目指して、ジュニアの最高峰である世界選手権に挑む。「ジャンプの出来栄えでの加点や、表現面のクオリティなど、まだまだ成長途中で改善点はあります。ただ、今回の全日本で3位を勝ち取る経験をしたことで、いい意味でメダルを争う“欲”が出てきたように感じます。GPファイナルで表彰台を独占したロシア勢など、同世代にはライバルも多いですが、まずは世界選手権の表彰台に立ち、女子の新時代を切り開く存在になってほしいです」「世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会2018」は3月5日~11日、ブルガリア・ソフィアで開催。表彰台を狙う日本からは紀平選手のほか、男子の須本光希選手など男女、ペア合わせて7組が出場予定。※『anan』2018年3月7日号より。写真:YUTAKA/アフロスポーツ(by anan編集部)
2018年03月02日平昌五輪の日本代表選手団 帰国報告会が27日、東京・六本木で行われ、元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造がインタビュアーを担当。選手の本音や名言、そしてたくさんの笑顔を引き出したトークに、絶賛の声が続出した。イベント開始前から松岡は熱かった。駆けつけた観客を巻き込んで「僕らはチームニッポン!」と声を張って盛り上げ、「この中で平昌五輪行ってた人?」「小平さんの500m見たの!? おめでとう!」「カーリング、何か聞きたいことある? "そだねー"って聞く?もぐもぐタイム聞く?」などとコミュニケーションをとって、会場を一つにまとめた。また、「みなさん盛り上げ大事。選手がお話している時にうなずいてあげると話しやすい」と選手への配慮も呼びかけた。イベントがスタートすると、インタビュアーとして選手の思いを引き出し、また、国民の思いを代表するように選手たちに祝福や感謝の気持ちを伝えていった松岡。日本代表選手団の主将を務め、金と銀1個ずつメダルを獲得したスピードスケート女子の小平奈緒に対しては「小平さんの言葉は世界中に伝わっていきました」と言葉からも多くの感動をもたらしたことを伝え、金メダルを2個獲得した高木菜那に対しては「一番今回びっくりした」と本音トークでぶつかった。スキー・ジャンプ女子ノーマルヒル個人で銅メダルを獲得した高梨沙羅が「日本チームの活躍に感動をもらったので、そういう選手に自分もなれるように頑張りたい」と語れば、「なったでしょ!」と声をかけ、ソチ五輪のリベンジを果たした戦いぶりを称賛。スノーボード男子ハーフパイプで2大会連続銀メダルを獲得した平野歩夢からは「夢をみんなそれぞれに持ってほしい」という熱い言葉を引き出した。銅メダルを獲得したカーリング女子の5人に対しては、「一人ずつ『そだねー』って言ってもらっていいですか!?」とお願い。5人の「そだねー」生披露に、会場は大いに盛り上がった。注目された女子だけでなく、男子の代表メンバーにもしっかりインタビュー。テニス界で女子ばかりが注目された時期があったという自身の経験を打ち明けて「気持ちがわかるの!」と寄り添い、本音に迫った。フィギュアスケート男子で2連覇を達成した羽生結弦には、ケガを抱えながらも強行出場した五輪の舞台について「人生そのもの」という言葉を引き出し、銀メダルの宇野昌磨が実感がないと言うと、「実感してもらいましょう!」と言って、観客とともに「おめでとう!」と祝福。自己ベストを更新するもメダルにあと一歩届かなかったフィギュアスケート女子の宮原知子からは、自分を信じてさらに上を目指す決意を聞き出し、「僕も知子さん信じてる! おめでとう!」と力強いエールも送った。松岡の進行で笑顔と感動あふれる報告会になり、SNS上では「松岡修造すごいー。平野君も思わず笑顔で良いこと言っちゃうね、こりゃ」「やっぱり松岡修造は最高だった。ありがとう、修造さん」「松岡修造さんの司会っぷりがすごいと思った。選手との話も楽しめたしスッと引くのもうまいと思った!」「いちいち言葉に力があって片時も目を離せなかった」「松岡修造さんの熱さで沢山の選手の笑顔が見れました」「どの相手にもリスペクトを持ってるのがよく分かる。愛がある」「選手いじりだけでなく、前説も上手い修造」「ポジティブな答えを引き出せる訊き方はほんと素敵だし最高だし司会してくれてめちゃめちゃありがとうございますという気持ち」などと絶賛と感謝の声が上がった。
2018年02月28日昨年6月、「NEWS」小山慶一郎と「KAT-TUN」中丸雄一がMCを務めた「おたすけJAPAN」が、引き続き2人をMCに迎え、3月21日(水)に第2弾が放送されることが決定。今回は前回より1時間長く、そして内容もパワーアップして放送する。世界各国へ“おたすけ”に!見どころ本番組は、世界の国々で困っている人の役に立とうと、日本が誇る一流の技術者や職人が現地へ行き、様々な困難に見舞われながらも問題を解決していく、ワールドワイドなドキュメントバラエティー。また、“おたすけサポーター”として芸能人が技術者や職人に同行。その“おたすけ”の模様をスタジオで見守り、現地の人が困っている問題の本質や現状を分かりやすく整理しながらMCの2人が進行していく。今回の第2弾では、「現地の殺人巨大魚を捕らえて、日本料理の技法を使って現地の子どもたちにおいしく食べさせたい」というSOSでアマゾンへ飛んだり、また「3mを超えてしまった巨大ワニを別の養殖池へ引っ越して欲しい」という要望にはタイへ飛んだりなど、前回より危険度がパワーアップ。ほかにも、「フィギュアスケート弱小国のインドネシアの子どもたちにフィギュアスケートの指導して欲しい」、「肥満に悩むアメリカの女性をやせさせて欲しい」という問題を解決していく。増田貴久がアマゾンへ!「すごく興奮しました」第2弾でも様々な芸能人が“おたすけサポーター”として参加するのだが、第1弾時に小山さんが「今回は上田くんに行ってもらいましたから、次回は増田あたりにロケをやらせたいですね」と言っていたことが実現。「現地の殺人巨大魚を捕らえて、日本料理の技法を使って現地の子どもたちにおいしく食べさせたい」というSOSをおたすけするため、「NEWS」増田貴久がおたすけサポーターとして、ミシュランにも認められた日本が誇る和食料理人の鈴木好次と共にアマゾンに向かう。増田さんは、「すごく大変なロケでしたが、ペルーでの毎日が刺激的でした」と今回のロケをふり返り、印象に残っているエピソードは「アマゾン川で漁をしたり船に乗ったことです。アマゾン川のカーブにすごく興奮しました」と語っている。さらに、MCの2人も事前におたすけの調査をする模様も放送。小山さんは「3mを超えてしまった巨大ワニを別の養殖池へ引っ越して欲しい」というSOSのため、危険なワニを捕獲できるアイテムを探しに宇都宮へ。中丸さんは「肥満に悩むアメリカの女性をやせさせて欲しい」というSOSのため、痩せさせることができる人を探しに都内某マンションへ。そこには“フィットネス界のスパルタ鬼トレーナー”と話題の山口絵里加が。中丸さんはそのトレーニングに挑戦するも、あまりの厳しさに悲鳴が…。小山慶一郎&中丸雄一の再タッグに喜び!「大事にしていきたい」前回から1年を待たずして第2弾を迎える今回。中丸さんは「あまり間が空かずして2回目をやれるというのは、前回の評判も良かったのかなというところで、すごくうれしいです」と話し、小山さんは「今回の2回目では日本の技術を応用していくという、バージョンアップした『おたすけJAPAN』になっています。やるごとに日本がもっと好きになっていくし、日本ってすごいんだよ、と誇れるような気にさせてくれる番組だと思っているので、本当に楽しみです」とコメント。また、再び2人がMCでタッグを組むことについては「KAT-TUNの再始動とともに、僕らNEWSは15周年というのはありますが、個人的には中丸くんと、またグループとしてお仕事ができることはうれしいです。お互いKAT-TUNを背負って、NEWSを背負っていて、それはファンの皆さんにとっても喜んでいただけることなのではないかと」(小山さん)、「充電期間中、小山だけじゃなくほかのNEWSのメンバーも気にかけてくれることが多くて、すごく感謝しています。小山は年齢的にもデビューの年も近いですし、心強い相手ですね。これまで経験したことも重なることがあって、自分にとって貴重な存在です。そもそもジャニーズで、他のグループと一緒に何か番組をやるというのがそんなに無いので、そういった意味でも大事にしていきたいなと思います」(中丸さん)とそれぞれ思いを述べた。「おたすけJAPAN」は3月21日(水)19時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月27日ヒュー・ジャックマン主演の『グレイテスト・ショーマン』が、週末映画ランキングで2週連続のNo.1を獲得した。リピーターが続出している本作は、過去のミュージカル作品と比べても前週からの落ち込みが少なく、昨年の『美女と野獣』や『ラ・ラ・ランド』のように社会現象化する可能性を秘めている。■アメリカをはじめ観客の熱い支持でロングラン!例えば、冬季史上最多のメダル13個獲得で盛り上がった平昌オリンピック。フィギュアスケートのエキシビションのラストを飾ったのは、男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦や銀メダルの宇野昌磨など総勢35人もの選手が、本作の主題歌「This Is Me」に合わせて舞う姿。劇中のダンスを取り入れながら、華麗な演技を披露していた。世界のトップ選手が集うオリンピックのエキシビションという場に「This Is Me」が起用されたのは、本作が世界的なヒットとなっているからにほかならない。特に全米では当初、映画批評家から辛口コメントが相次いだが、昨年12月20日の公開以来、2月25日の週まで10週連続ベストテンにランクイン。興行収入1億6000万ドルを達成しており(米国外ではトータル約2億ドル)、『ラ・ラ・ランド』『レ・ミゼラブル』を抜いて1974年以降公開のミュージカル映画で歴代第4位、まだまだ記録を伸ばし続けている(※BoxOffice Mojo調べ)。日本では、2月16日(金)より全国405スクリーンで公開され、18日(日)までの3日間で2018年No.1のオープニングとなる動員35万5000人、興行収入5億円超えのぶっちぎりの大ヒットスタートを切った。これは、興収58.9億円を記録した『レ・ミゼラブル』のオープニング成績3億7800万円を大きく上回る数字だ。そして公開2週目となった24日(土)~25日(日)は先週比わずか6.7%減と、ほぼ変わらない好調を維持。大学生からシニア層、カップルや女性同士、親子連れまで幅広い層が引き続き劇場に足を運び、週末の動員は24万3550人、興行収入3億6420万400円となり、堂々の2週連続No.1。現在まで興収13億円を突破している。また、「This Is Me」がゴールデン・グローブ賞主題歌賞を受賞したこともあり、サウンドトラックも大好評。全米チャート1位、日本を含め65か国以上のiTunesで1位を獲得している。先日のエキシビションの際、「『This Is Me』は、肌の色が違っても人種が違っても身体的特徴が違ってもみんな違ってみんないいっていう曲なので、本来的な意味でほんとぴったり…!」と言葉が視聴者から寄せられたように、現代に求められるテーマが観客の心にストレートに届いた形だ。■“オリジナル”の王道ミュージカル降臨宝塚などに親しんでいるためか、ミュージカル映画は日本人に比較的好まれる傾向がある。ふだん映画、特に洋画はあまり観ないという人にとっても、音楽という共通言語があるため、親しみやすいジャンル。昨年は『美女と野獣』が年間最大のヒット作になり、『ラ・ラ・ランド』も約44億円のヒットとなった。ただ、前者はよく知られたディズニー・アニメーションの実写化であり、後者はオリジナル作品ではあったが、後半は夢追う男女のラブストーリーに焦点が移っていった。一方、人気俳優ヒュー・ジャックマンが19世紀に実在した興行師 P.T.バーナムを喜々として演じる本作は、構想7年以上におよぶ完全オリジナルのミュージカル作品。最初から最後まで、『ラ・ラ・ランド』でオスカーを受賞したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールによる親しみやすいオリジナル楽曲とパワフルで華やかなミュージカルシーンで観る者を圧倒する。■ミュージカル出身ヒュー・ジャックマンの本気また、主演のヒューといえば、「X-MEN」の“ウルヴァリン”として筋骨隆々のイメージが強く、直近作はボロボロになりながらも戦い続けた『LOGAN/ローガン』。だが、そもそもは母国オーストラリア時代からミュージカル俳優として活躍しており、ブロードウェイでも数々の舞台に立ち、トニー賞受賞経験もある。本作の企画が動き出したのも、ヒューが2009年、ミュージカル風に演出されたアカデミー賞授賞式の司会を務めたことがきっかけだ。もちろん『レ・ミゼラブル』でその片鱗を魅せてくれたが、本作のようにあれだけキレッキレに踊られたら、ときめきが止まらない!「最近見たのが『ローガン』だったからギャップがすごい!」「とても同じ人とは思えん」といった声も寄せられている。しかも、圧巻のミュージカルシーンからは、先日公開された「This Is Me」ワークショップ映像でも見られたような、キアラ・セトルをはじめとするキャスト陣との絆の強さも伝わってくる。『レ・ミゼラブル』がアカデミー賞にノミネートされた際は、ヒューをはじめキャスト勢揃いのパフォーマンスが話題となったが、「This Is Me」が主題歌賞にノミネートされている本作も、日本時間の来週3月5日に行われる授賞式でのパフォーマンスが期待できる。もし受賞すれば、さらなるヒットに結びつくはずだ。■「ハイスクール・ミュージカル」にハマったファンが歓喜!加えて、「久しぶりにミュージカルをやっているザック・エフロンがかっこよすぎた」という声の大きさにも注目したい。劇中の師弟関係そのままに、ヒューとプライベートでも親交を深めたというザック。彼もまたミュージカルで活躍し、2006年、ディズニー・チャンネルのTVムービー「ハイスクール・ミュージカル」のトロイ役で一躍大ブレイク。本作で、ブロードウェイ・ミュージカルの映画化『ヘアスプレー』(07)、劇場版『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』(08)以来の本格ミュージカル復帰となった。近年はラブストーリーや社会派ドラマなどに果敢に挑戦するとともに、『ネイバーズ』シリーズや『ダーティ・グランパ』、『ベイウォッチ』など鍛え上げられた肉体美を“シャツレス”で披露する役柄が多かっただけに、20代女性を中心に、ザックの声を久しぶりに聴けたことに歓喜する人が続出中。“師匠”のヒュー同様(?)、筋肉俳優からの原点回帰で本領発揮を見せている。ゼンデイヤとの切なくロマンティックな「Rewrite the Stars」もいいが、バーのカウンターでアコースティック・ギターの刻むようなメロディから始まる「The Other Side」では、「ヒューとの掛け合いがカッコ良すぎて、死ぬかと思った」との声が上がるほど。ショットグラスを手に小技を利かせた、テンポのよいパフォーマンスは30テイクも撮り直したとか。ザック自身も「僕がいままでやった中でも最もハードなダンス」と明かしている。ちなみに、コアなファンの間では2人の相手をするバーテンダー(プロダンサーのダニエル・クラウド・カンポス)も何気にすごい!と話題を呼んでいるので、合わせてチェックしてみてほしい。もちろん、日本人舞踏家の小森悠冊が演じる双生児チャン&エン兄弟のチャン役にも要注目。エン役のDanial Sonと同じ衣装でつながっている中、そのまま宙返りってどういうこと!?そのすばらしい身体能力とダンスセンスは大きなスクリーンでいっそう映える。勇気をもらえるだけじゃない!鑑賞後の多幸感が半端ないたとえペテンといわれても、人を幸せな気分にさせるエンターテインメントを追及した主人公のバーナムは、自分に自信をなくした者たちをその気にさせるのがうまい。常識にとらわれず、発想力が豊か。そういえば、昨年の大ヒット作『SING/シング』のコアラの支配人もバーナムを彷彿とさせる人物だった。いずれも実力派揃いのキャストに、最高の楽曲。自分らしくありのままでいることへのメッセージや、家族愛、友情など、さまざまな要素が詰まったハッピーエンドな物語となった。そして、エンドロールだ。「The Greatest Show」のリプライズで高揚感たっぷりに幕が下りる中、畳み掛けるように「This Is Me」のクライマックスと「Rewrite the Stars」が続く。先ほどの感動がすぐさま蘇り、これらの曲を後に劇場を出るときの多幸感は、なかなかない映画体験。ストーリーや当時の表現などに若干もやもやしたとしても、それを超えてくるのはまさにバーナムが目指したエンターテイメントの力そのものだ。IMAXやドルビーアトモスなど、映像や音響に特化した上映形態もあるだけに、これからも息の長い興行となりそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年02月27日まもなく閉幕する2018平昌冬季オリンピックにて2月25日(日)、フィギュアスケートエキシビションが行われ、男子シングル・金メダルの羽生結弦、同・銀メダルの宇野昌磨、女子シングル・金メダルのアリーナ・ザギトワらが集結。ラストには現在大ヒット公開中の『グレイテスト・ショーマン』の主題歌「This Is Me」に合わせて、総勢35名が演技を見せた。ブロードウェイで活躍するキアラ・セトルによる圧巻の歌声に、涙腺崩壊する人が続出している「This Is Me」。本年度アカデミー賞主題歌賞にもノミネートされている。2月22日(木)にNHKの公式YouTubeにて公開されたエキシビション練習の映像は、25日現在までに53万回もの再生回数を記録。66年ぶりの2連覇を達成した羽生選手や、宇野選手をはじめとするメダリストたちが「This Is Me」でダンスしている様子が映し出されていた。その映像を観てSNSでは、「エキシビション『This Is Me』踊んのかな めっちゃ楽しみ」「エキシビションの練習動画で流れてる曲は、『This Is Me』ではないか!?!?」「フィギュアスケートエキシビション『This Is Me』やるんやね!! 泣いちゃうな」などと話題に。本番では、羽生選手が劇中でP.T.バーナムを演じるヒュー・ジャックマンと同じ床を滑るポーズで登場。そのエンターテイナーぶりに「さすが」「羽生くんのP.T.バーナムいただきました」といった声も上がった。「This Is Me」はいまや日本でも、映画をまだ観ていないという人も「知っている」という社会現象化しつつあり、「バブリーダンス」で注目を集めた登美丘高校ダンス部とのコラボ映像もまた、すでに累計500万回再生以上されている。また、今回のエキシビションは、宇野選手が『ワイルド・スピードSKY MISSION』の主題歌「See You Again」(Wiz Khalifa feat. Charlie Puth)で精悍な姿を披露。女子シングル・銅メダルのケイトリン・オズモンドが『SING』から「ハレルヤ」(トリー・ケリー)、男子シングル・4位のボーヤンジンが『スパイダーマン2』から「スパイダーマンのテーマ」(マイケル・ブーブレ)に合わせて圧巻の演技を披露するなど、大盛り上がり。特に、スペインの男子シングル・銅メダルのハビエル・フェルナンデスがお馴染み「エアロビクス・クラス」に合わせて、エアロビマンからハビエルの頭文字「J」がプリントされたスーパーマンならぬ「ハビエルマン」へ変身!?水をぶっかけながらも軽快な演技で魅せ、「ハビエルマン」「フェルナンデス」といったワードもトレンド入りするほど。女子シングル・銀メダルのエフゲニア・メドベージェワや、同・4位の宮原知子なども華麗な舞を披露し、同・金メダルの15歳の新女王アリーナ・ザギトワはしなやかな演技で虎に、後半最後に登場した羽生選手は情感たっぷりに白鳥になりきり、トリプルアクセルやイナバウアーなどで魅了していた。『グレイテスト・ショーマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年02月25日女優でアーティストの板野友美が24日、東京・渋谷MODIのHMV&BOOKS TOKYOで写真集『Wanderer』(発売中 2,700円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。写真集『Wanderer』の発売記念イベントを行った板野友美元AKB48のメンバーで、同グループ卒業後は歌手や女優として活躍している板野友美。そんな彼女が約半年振りとなる写真集をリリースした。海外ロケとなるアメリカ・ロサンゼルスで撮影が行われ、"自分らしさを追い求める旅"をテーマに板野の素顔に迫った内容で、ファン待望の下着姿も初披露している。写真集について板野は「シングル『Just as I am』と連動した企画で、長い時間掛けて作った感じがします。作品として出来上がった感じもするので、とても嬉しい気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せて、「今回は1枚も私が選んでいません。逆にこんなに出していいのかな? という表情だったり私ってこういう表情をするんだ? という知らない一面が出ています。自分としては恥ずかしいですが、今までとは違う私が出ていると思います」とこれまでにない写真集だという。お気に入りをロサンゼルスの街で弾けた笑顔の写真をあげて「作っている笑顔とかではなく、自然体の笑顔だなって思います」とその理由を説明し、ファンも気になる下着姿は「セクシーな形も出していこうかなと(笑)。26歳にもなったので、大人になった私も見て欲しいという気持ちでした。張り切って下着を出したというよりは、彼になった気持ちで一緒に泊まったとしたら? みたいな(笑)。そういう形で見ていただけると思います」とセクシーさもアピールした。平昌オリンピックで2大会連続で金メダルを獲得したフィギュアスケートの羽生結弦選手の話題となり、「すごく感動しましたね。たまたま羽生選手を追いかけているドキュメンタリー番組を見たんですが、羽生選手はノートに『絶対に勝つ』と書いていたんです。自分を信じる力みたいな、彼のモチベーションがすごく勉強になりましたし、私も負けずにこれから進んでいきたいと思います」と刺激を受けた様子。そんな板野は、今後の展開について「ドラマにも出たいですね。ヒロインで(笑)」と願望も明かしていた。
2018年02月25日フィギュアスケート女子のフリープログラムも23日に終了、25日閉幕する平昌オリンピック。各種競技に世界中が熱狂したが、ハリウッドからもセレブがSNSを介して応援。特に、チアリーダー並みにアメリカ代表たちにエールを送っていたのがリース・ウィザースプーンだ。■リースのお気に入りはフィギュアスケート男子のアダム・リッポン選手リースのお気に入りは、フィギュアスケート男子のアダム・リッポン選手。開会式前から「冬季オリンピックを見る一番の理由はアダム・リッポン」とツイート。それを受けてリッポン選手は「あなたが正しい」とハートの絵文字を3つ付けてリプライ。リッポンはNBCのインタビューで意気込みを尋ねられ、「リース・ウィザースプーンに誇りに思ってもらいたい」と答え、さらにリースが「あなたは、とても誇りに思わせてくれるわ!私たちをハッピーにさせ続けて!」と交流が続いた。■フィギュア女子の長洲未来にも賞賛を!フィギュア女子の長洲未来が12日、団体の女子フリーに出場し、トリプルアクセルを成功させると、「ワオ!!長洲未来が歴史を作った!!」と、輝く星の絵文字つきで五輪史上3人目の快挙を賞賛した。伊藤みどり、浅田真央に続く快挙を成し遂げた長洲も、もちろんリースにリプライ。平昌へ向かうときにリースの主演作『ホーム・アゲイン』を見ていたことを明かし、「これが映画だとはわかっているけど、あなたが私のママだったらいいのに、と思いました。あなたは私のヒーローです」と語りかけると、「あなたが私のヒーローよ!!」と応えた。リースはほかにも、スノーボードの女子ハーフパイプで金メダルを獲得したクロエ・キム、アルペンスキーの女子大回転で金メダル、女子複合で銀メダル獲得のミカエラ・シフリンについての記事紹介したり、女子アイスホッケーが優勝した22日にも祝福ツイート。「すごい試合だった!!氷上の真の戦士たち」と讃えた。■ライアン・レイノルズはジョークを交えて祝福!『ムーラン・ルージュ』監督からも感涙コメントが現在ハリウッドは、3月4日(現地時間)に第90回アカデミー賞の発表を控えている時期でもあり、オリンピック・フィーバーは少々控えめ。それでもジェシカ・チャステインがツイッターでアダム・リッポンの演技を「完ぺき」と絶賛。冬季五輪のアメリカ代表選手で、同性愛者であることを公表しているのは彼が初めてだが、それを踏まえて「アダム・リッポンがアメリカを代表していることを誇りに思う。本当の自分でいる彼が大好き」とツイートした。カナダ出身のライアン・レイノルズは、フリースタイルスキーの女子ハーフパイプで金メダルを獲得したキャシー・シャープを「レジェンドだ」と絶賛。フィギュアスケートの団体戦とアイスダンスで金メダル獲得のテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイアには「僕の子どもたちを育てることに同意してくれて、ありがとう」とメッセージを送り、ヴァーチュ選手が「競技生活後のキャリアの道筋がついたわ。スコット、ミニバンを買ってきて!」とジョークで返した。ヴァーチュ&モイアはプログラムで映画『ムーラン・ルージュ』のサウンドトラックを使用したことから、同作のバズ・ラーマン監督も「昨夜の大勝利、おめでとうございます。あなたたちがすべてを捧げるのを見ていて、インスパイアされました」と祝福。テッサは「あなたからの励ましとサポートのメッセージを受けたことがどれほど特別か、言葉で言い表せません。数え切れないほど読み返し、私たちのオリンピックの瞬間に大きな意味を与えてくれました」と感謝の言葉を綴った。(text:Yuki Tominaga)
2018年02月24日平昌五輪フィギュアスケート男子で連覇を果たした羽生結弦、銀メダルを獲得した宇野昌磨らが参加する25日のエキシビジョンで、ヒュー・ジャックマン主演の映画『グレイテスト・ショーマン』の主題歌「This Is Me」が使用されるのではないかと話題を呼んでいる。羽生結弦22日にNHKの公式YouTubeで公開された練習の映像で、羽生、宇野をはじめとするメダリストたちが同楽曲にあわせてダンスしている様子が映し出され、SNS上で「エキシビション this is me 踊んのかな めっちゃ楽しみ」「エキシビションの練習動画で流れてる曲は、this is me ではないか!?!?」「フィギュアスケートエキシビション This Is Meやるんやね!!泣いちゃうな」「羽生くんたちが『This is me』で踊ってるんだけど!やばい!!!This is me!!!」などと期待の声が上がっている。『グレイテスト・ショーマン』は、ロマンティックな一途な愛とドラマティックな人生を描いた感動ミュージカル・エンタテイメント。主題歌「This Is Me」を手掛けたのは、『ラ・ラ・ランド』で昨年のアカデミー賞とゴールデングローブ賞のW受賞を果たしたベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビだ。2人は、「This Is Me」でもゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞し、さらにアカデミー賞主題歌賞にもノミネートされており、2年連続アカデミー賞とゴールデングローブ賞のW受賞に王手をかけている。
2018年02月23日サンリオキャラクターとテレビアニメ『ユーリ!!! on ICE』のコラボレーションカフェ「Yuri on Ice×Sanrio characters」が、限定オープンする。期間は、2018年3月2日(金)から4月1日(日)まで。人気アニメ『ユーリ!!! on ICE』が再びサンリオとコラボ『ユーリ!!! on ICE』は、フィギュアスケートを題材とした人気アニメ。製作陣にもフィギュアスケート好きが多いことから、アニメで描かれるフィギュアスケートの世界は非常にリアルが追及されており、多くのファンの心をつかんでいる。そんな人気アニメとサンリオキャラクターがコラボレーションしたカフェ「Yuri on Ice×Sanrio characters」は、2017年に続き、今回で2度目の出店。アニメの主人公・勝生勇利は、ポチャッコ、勇利憧れの選手、ヴィクトル・ニキフォロフは、ポムポムプリンに扮し、ファンにはたまらない姿で登場する。また、作中でグランプリファイナルに出場した選手も今回特別に加わり、前回よりもパワーアップした内容で来場客を迎える。勇利×ポチャッコのコラボメニュー登場黒を基調としたシックな店内には、個性豊かなカフェメニューを用意。「勇利とポチャッコゆ~とぴあかつきの温泉卵でつくったプリン?セット」は、お互いの姿をまねた勇利とポチャッコを添えたデザートメニュー。「ヴィクトルとポムポムプリン&マッカチン氷上のクリームチーズケーキセット」は、氷のリンクに見立てたブルーのクリームチーズケーキの上に、ヴィクトルやポムポムプリンをデコレーションした。"綿あめ"ポムポムプリン×ヴィクトルのコラボドリンクまた、ドリンクメニューも充実。ドリンクのトップにコラボキャラクターを飾った「勇利とポチャッコのタピオカバナナミルクティ」や、ポムポムプリンのモチーフの綿菓子にヴィクトルを添えた「ヴィクトルとポムポムプリン&マッカチンのふわふわぁ❤こな雪ドリンク」などが、ラインナップする。そのほか、店内ではカフェ限定グッズ販売も実施。コラボレーションしたキャラクターのキーホルダーやボールペン、ステッカーなどが店内に並ぶ。【詳細】コラボカフェ「Yuri on Ice×Sanrio characters」限定オープン開催期間:2018年3月2日(金)~4月1日(日)開催場所:新宿ボックス(SHINJUKU BOX)住所:東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿サザンテラス営業時間:11:00~21:40※1Fは、グッズとテイクアウト販売。どちらも予約不要。※2Fカフェは事前予約制(650円+税)、予約URL ※予約特典で、A3クリアポスター4種のうち1枚をランダムにプレゼント。商品詳細:・勇利とポチャッコゆ~とぴあかつきの温泉卵でつくったプリン?セット 1,890円+税・ヴィクトルとポムポムプリン&マッカチン氷上のクリームチーズケーキセット 1,990円+税・ユリオとハローキティりんごといちごのクレープ包みセット 1,890円+税・勇利とポチャッコのタピオカバナナミルクティ 890円+税・ヴィクトルとポムポムプリン&マッカチンのふわふわぁ❤こな雪ドリンク 1,090円+税・アクリルキーホルダー(ランダム7種) 各650円+税 ※1人7個まで・フラットポーチ 全3種 各980円+税・ステッカー(ランダム7種) 各350円+税 ※1人7個まで・BICボールペン 全3種 各500円+税 ※1人3個まで©HTP/YOlP©’76,’89,’92,’93,’96,’98,’18 SANRIO Ⓗ
2018年02月22日平昌五輪・フィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦選手が、19日放送のTOKYO FMラジオ番組『LOVE CONNECTION』(11:00~13:00)を通じて、「試合前に聴く曲」「心の支えとしている曲」を発表。2016年に上咽頭がんで亡くなった歌手・和田光司さんへの思いも語った。羽生結弦TOKYO FMでは、平昌五輪に向けて音楽でエールを送るスペシャル企画『アスリートたちのCheer up SONGS』を実施。アスリートに独自取材した「試合前に聴く曲」や「心の支えとしている」曲を、平日の生ワイド番組を中心にオンエアしている。羽生もこの企画に参加し「試合前に聴いたり心の支えとなっていた曲=Cheer up SONGS」のベスト3を発表し、コメントを寄せた。羽生が1位に選んだのは、和田さんが歌う「風 ~re-fly ver.~」。和田さんは1999年4月にTVアニメ『デジモンアドベンチャー』の主題歌「Butter-Fly」でメジャーデビューして以降、『デジモン』シリーズの主題歌、挿入歌などを数多く担当した。2003年、29歳の時に癌を患い、2度の活動休止を経て歌い続ける姿から、デビュー曲にかけて「不死蝶のアニソンシンガー」と呼ばれていた。TOKYO FMでは引き続き47選手に取材した「Cheer up SONGS」を『クロノス』(月~金6:00~8:55)、『Blue Ocean』(月~金8:55~11:00)、『LOVE CONNECTION』(月~金11:30~13:00)、『高橋みなみの「これから、何する?」』(月~木13:00~14:55)、『シンクロのシティ』(月~木15:00~16:50)、『Skyrocket Company』(月~木17:00~19:00)、『よんぱち』(金13:00~16:30)などでオンエアしていく。■羽生選手が選んだCheer up SONGSベスト3とコメント・1位「風 ~re-fly ver.~」(和田光司)「和田光司さんは(亡くなって)もういらっしゃらないんですけど、もともと僕はデジモンが好きで、デジモンの曲です。ただ翼とか風とか、向かい風の中を飛んで行くような、そんなイメージが強くある曲。和田光司さんも(天の)上から見ていただけていたらな、と思いました」・2位「夢の飼い主」(BUMP OF CHICKEN)「BUMP OF CHICKENはもともと全曲そらで歌えるくらい好きで聴いているのですが、何よりも今回は夢の舞台ということもありましたし、この曲の主人公がだんだん夢に味付けをしていってしまって…その感じがちょっと自分にもあって。ずーっと自分で『これが夢だ!』と思っていたからこそ、いつのまにか純粋な気持ちを忘れてしまってたな、ということを思い返すことができた曲です」・3位「戦いは終わらない」(阿部真央)「この曲は自分自身を鼓舞してくれる、 自分自身を代弁してくれるような曲。本当に力強い阿部真央さんの声、『自分に自信を持っていいんだよ』と思えるような曲でした」
2018年02月19日(写真:アフロ) いよいよ開幕した平昌五輪!そんななか注目されているのが坂本花織選手(17)だ。昨年末の全日本選手権で準優勝し、1月の四大陸選手権では初優勝!勢いそのままに五輪へ挑んでいる。そんな女子フィギュア界の新星の原点を追った――。 兵庫県神戸市で3人姉妹の末っ子として生まれた坂本。父は警察に勤め、母は専業主婦。年の離れた姉2人はすでに社会人だという。坂本が通っている美容室で働くAさんは言う。 「いつも周囲を笑わせてくれる、明るい子。私がカットをしているとき、いつも鏡ごしに“変顔”をするんです(笑)。お母さんには『そんな顔ばっかりして!』と怒られていますね。でも海外の試合ではそれが生きているみたいです。というのも言葉が通じなくても、彼女は変顔で笑いを取れる。そうすることで、海外の選手とすぐ友達になれるそうです」 そんな天真爛漫な坂本。その“個性”を伸ばしてくれたのは、家族だった。 「フィギュアスケートはお金がかかります。その資金を家族一丸となり捻出していました。お父さんはもちろんの、お姉ちゃん2人も働いて花織ちゃんを支えていました。お母さんは専業主婦ですが、いつも花織ちゃんについて支えていました」(近所の住民) 実際、Aさんは母の苦労をこう振り返る。 「花織ちゃんは本格的にフィギュアを始めた当初、大阪まで早朝練習に通っていました。その後で神戸へ戻って学校に行き、放課後は再び大阪で練習。お母さんは毎日、送り迎えに奔走していました。思えばあのころのお母さんは、いつも目を充血させていました。ほとんど睡眠もとれないほど大変だったのだと思います」 中学までは試合に付き添っていた母だが、坂本が高校生になると“自立”を促すように。 「中学卒業直前、お母さんから『あの子が高校生になったら、1人で試合に行かせたい。でも、そうなるとメークも自分でできないとダメ。だから、あの子にやり方を教えてくれませんか?』と頼まれたんです。レクチャーしているときも、お姉ちゃんが『後で見返すことができるように』と言ってビデオ撮影をしていました。そんなときでもあの子は“変顔”をして、お姉ちゃんに『こらっ!やめなさい!』と怒られていましたね(笑)」 Aさんは、最後に期待を込めてこう語る。 「彼女がどこでも変顔になれるのは、見方を変えると“物おじしない性格”だということ。大きな試合でも、緊張したりナーバスになったりすることがない。いつも平常心でいられるんです。だから花織ちゃんならきっと五輪のような大舞台でも、普段の試合と同じように見事な演技を見せてくれるはずですよ!」
2018年02月19日(写真:アフロ) 平昌五輪の女子フィギュアでいま注目を集めている坂本花織選手(17)。11日からの団体戦を終了、21日からシングル戦に突入する。 ここ最近の日本女子フィギュア選手にはなかった“高く遠く跳ぶジャンプ”を武器に突如、彗星のごとく現れた坂本。昨年末の全日本選手権で準優勝して代表入りを果たすと、1月の四大陸選手権ではみごと初優勝!勢いそのままに五輪へ挑んでいるのだ。 そんな女子フィギュア界の新星は、いかにして誕生したのだろうか。兵庫県神戸市で3人姉妹の末っ子として誕生。父は警察に勤め、母は専業主婦。年の離れた姉2人は、すでに社会人だ。家族の支えを受け、幼いころからフィギュアや水泳、ダンスなどの習いごとをしてきた坂本。4歳から通っていたイトマンスイミングスクールの羽谷明美コーチは言う。 「フィギュアと同じ時期に始めたそうですが、彼女は水泳のセンスも抜群。選手専門のコースへの推薦がコーチから出てくるほどでした。他の子が四苦八苦するようなことも、彼女は自然にできてしまうんです。でも器用というわけではなく、壁にぶち当たることも。そんなときでも決してあきらめず、クリアするまで努力を続けるような子でした」 彼女の天真爛漫さは、いつも周囲を惹きつけていたという。羽谷コーチがこう振り返る。 「彼女は、気がつくと輪の中心でリーダーシップをとっているような子でした。目立つようなことをするわけでもないし、『私が!』と手をあげるわけでもない。でもいつの間にか、みんながついていくんです。あの明るい性格と、面白いキャラクターがそうさせているのだと思います。それに年下の子が泣いていると、彼女はそっと近づいて声をかけてあげていました。そうしたさりげない優しさがあるから、みんな好きになるのでしょうね」 坂本は中学卒業まで12年間、通い続けた。水泳で培った空間認識能力があの高いジャンプを生み出し、身についた持久力が終盤になっても衰えない演技を生み出したのだろう。 4日には決戦の地、韓国に降り立った坂本。四大陸選手権での初優勝について聞かれると、力強くこう語っている。 「この勢いのまま、いこうと思う――」 女子シングルでミラクルを起こすことができるのか。今から目が離せない。
2018年02月19日2月17日、フィギアスケート男子フリー、羽生結弦選手(23)が金メダルを獲得。同時刻には将棋の藤井聡太五段(15)が羽生善治竜王(47)に勝利し、Yahoo!検索ランキングには「羽生」「羽生くん」「羽生選手」「羽生さん」「羽生竜王」などランクイン。「羽生(はぶ)」と「羽生(はにゅう)」が入り乱れており、大混乱を生んで話題となっている。 この日、平昌冬季オリンピックフィギュアスケート男子シングル・フルースケーティングが行われ、ソチ五輪金メダリストの羽生結弦選手が206.17点を獲得。総合で317.85点で2大会連続金メダルを獲得した。 また同時刻には、将棋の羽生善治竜王と藤井聡太五段との公式戦、朝日杯将棋オープン戦の本戦準決勝が東京都千代田区の有楽町朝日ホールで行われ、藤井五段が119手で勝利し、羽生竜王が敗れた。 現在ネットニュースでは、フィギュアスケートの羽生選手のニュースや将棋の羽生竜王の記事が入り混じっている状態となっている。 これに対しネットでは、「ニュース、将棋と混じってる……」「え?どっち??スケート?将棋??」「ニュースのトップページが羽生の文字がたくさんですが、実は羽生竜王も戦っていましたね…」「スケートの羽生は金だけど将棋の羽生は藤井聡太にまけたんだね」「「将棋とフィギア一緒にしてる系のツイートまじで好き」「羽生(はにゅう)と羽生(はぶ)の件どっち?というくらいに見出しではわかりづらい」などの反応を見せている。
2018年02月17日アイドルグループ・ももいろクローバーZが11日、神奈川・横浜アリーナでのニッポン放送のライブイベント「ももいろクローバーZももクロくらぶxoxo バレンタイン DE NIGHTだ~Z!2018」2日目の開演前に取材に応じ、百田夏菜子(23)が平昌五輪で連覇を狙うフィギュアスケート男子・羽生結弦(23)にエールを送った。ももいろクローバーZの百田夏菜子百田は「羽生選手とは同い年なので、こうやって同い年の方がすごい活躍したり頑張っている姿を見ると、私も頑張ろうと思います」と刺激を受けていると言い、「けがとかあって大変だと思うんですけど、羽生選手ならきっと素敵な演技を見せてくれるんじゃないかと思っています」と期待した。以前、羽生が出演したアイスショーを鑑賞したことがある百田。その際に「お写真を撮りました」と言い、「『同い年ですね』『お互い頑張りましょう』っていう話をしました」とやりとりを明かした。同イベントは、6年目となる恒例のラジオ番組イベント。先月21日に行われたライブ「ももいろクローバーZ 2018 OPENING ~新しい青空へ~」で有安杏果が卒業し、4人体制となってから初のライブベントとなる。
2018年02月11日SKE48の惣田紗莉渚が9日、都内でファースト写真集『うらばなし』(発売中 1,800円税抜 発売元:サイゾー)の出版記念イベントを行った。写真集『うらばなし』の出版記念イベントを行った惣田紗莉渚2017年に実施された第9回AKB48選抜総選挙にて5万2475票を獲得して8位にランクインした惣田。SNSを通して「10位以内にランクインで写真集を出す」と"非公式"に公約していた写真集がついに発売した。そんな写真集を手にした惣田は「写真集を出すのはSKEで私が6人目なんですけど、(写真集を発売することは)すごく難しいと聞いていたので、ソロで出すことができて夢みたいで、私なんかが出していいのかなって信じられません」と吐露。写真集のコンセプトについて惣田は「普段ファンの皆さんに見せられていない素の自分だったり、バレエや(西武)ライオンズなど、今まで私を作ってきたいろんなものが詰まっています」と紹介し、具体的にどんなカットが収録されているのか尋ねられると「名古屋の自宅のベッドとか、キッチンで料理をしている姿。あとはビールを飲んでいるところも写っていて、お酒を飲むところをファンの方に見せたことがなくて、お酒の話も1度もしたことがないですけど、それをここで披露しています」と説明した。また、撮影は昨年11月ころに名古屋と関東で行われたそうで「自分が今まで育ってきた場所と、SKEで活動してきた名古屋という、故郷と第2の故郷という大事な場所2ヶ所で撮影しました」と明かし、撮影時のエピソードを聞かれると「実際に通っていた高校で撮影したんですけど、当時、本当に着ていたセーラー服を着て、通っていた高校の教室で撮影したりしました。それはレアなんじゃないかなって思います」とニッコリ。お気に入りには、ホテルのソファーで撮影したという白いビキニ姿のカットを挙げ「すごいセクシーじゃないですか!?」と自画自賛し、さらに「泡風呂で泡ブラをしている写真もあります(笑)」とアピールした。タイトルにちなみ、SKE48メンバーの裏話をお願いされると「この間、大場美奈さんと松村香織さんと3人で初めてお酒を飲んだんですけど、大場美奈さんはたまにオラオラなのに、ちょっと飲んだだけで顔が真っ赤になって眠くなっちゃうんです。それが可愛いなあって思いました」と告白した。なお、平昌五輪が開幕したが、エールを送りたい選手を尋ねられた惣田は、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手の名前を挙げ「スケートはいつも家族とお家で見ているんですけど、羽生選手の演技を見ると涙が出るんですよね。今回はケガから復帰されて出場されるということで、楽しみにしています」と目を輝かせた。
2018年02月10日平昌五輪の注目競技の一つ、フィギュアスケート。今回はその中でもフィギュアの“技”に注目して、観戦のポイントをご紹介します。4回転が1種類あれば、メダル争いに食い込めたソチ五輪から4年。男子シングルはどんな技の競い合いになるのか。そして女子シングルは?五輪出場経験があるプロフィギュアスケーター・本田武史さんに予想していただきました。「2種類以上の4回転ジャンプを3本はフリースケーティング(FS)に入れないと、上位に食い込めません」と、解説者の本田武史さんが予想する男子シングルの戦い。しかも、4回転をただたくさん跳んでもダメ。いかにそのジャンプの質を上げて、高いGOE(出来栄え点)を叩き出すかが、雌雄を決するという。その点で強いのが、羽生結弦選手。「ジャンプはもちろん、スピンやステップにも高いGOEがつくバランスが優れた選手。不安があるとすれば、ケガの影響ぐらい」メダル候補に、彼をはじめ、ネイサン・チェン、宇野昌磨、ハビエル・フェルナンデス、ミハイル・コリヤダ選手たちが並ぶ。「実績のあるフェルナンデス選手と羽生選手は、PCS(演技構成点)でも高い得点を叩き出します。若い選手は対抗するために、4回転の種類や本数を増やしてくると思いますが、そこでGOEのマイナスをつけないことが肝心。チェン選手は4回転の成功率が高く、滑りの姿勢も、体の動かし方もいいですから、一番難しいルッツを確実に跳べば強いと思います」宇野選手はジャンプの着氷時にクセがあることを懸念しつつ、「音楽と一体化したスピンは素晴らしいですし、今季は表現力でも高い評価を受けているので、十分チャンスはあります。独特の表現力を持つコリヤダ選手も、4回転ルッツが決まれば、プログラムの流れが一気に良くなる。ジャンプに高さ、幅、流れがとてもあり、彼の滑りは好きです」力でなく、リズムで跳ぶジャンプが魅力という田中刑事選手は、「長身を活かして踊れる彼の良さを引き出したプログラム。ノーミスで、上位を狙ってほしいですね」一方、女子シングルのメダル争いは、男子以上にミスが許されない、過酷な展開になると予想する。「3回転の連続ジャンプを、GOEのマイナスをつけずに、確実に跳ぶことがメダルの条件です」メダル候補に挙げたのは、エフゲニア・メドベージェワ、アリーナ・ザギトワ、マリア・ソツコワ、カロリーナ・コストナー、ケイトリン・オズモンド各選手。「ザギトワ選手は、すべてのジャンプを後半に入れながら、きちんと回り切ってから降りてくる。さらに、ジャンプに抜群の安定感を持つメドベージェワ選手、長身をコントロールして高さのあるジャンプを飛ぶソツコワ選手というロシア勢が強いと思います」対抗馬は、若手ひしめく中、燦然と輝く31歳、コストナー選手だ。「エッジの深さ、漕がないスケーティングの滑らかさ。年齢を重ねて、さらに磨かれた滑りのうまさは、世界中のスケート関係者が認めるところです」そこに食い込んできそうなのが、宮原知子選手とガブリエル・デールマン選手。「宮原選手の強みは安定感。ノーミスで滑れば、PCSも伸びてきます。デールマン選手は、冒頭に跳ぶ3回転の連続ジャンプが観る者の心を掴む迫力。完璧に演じた時の破壊力はすごいですから」その彼女と肩を並べるジャンプを跳ぶのが、坂本花織選手だ。実績の少ない彼女にもチャンスあり。「滑りの速さと、それをコントロールして跳ぶ高さと幅のあるジャンプは、女子選手には珍しい。彼女の持つ元気の良さも武器になります。練習でも緊張感で張り詰めているのが、五輪という特別な舞台。その中で楽しそうに滑っている選手がいると、周囲の選手がリズムを崩したりすることもありますから、練習の時から持ち味を前面に出してほしいですね」メダル争いに絡まずとも、素晴らしい技を持った選手が世界中から参加する。フィギュアスケートで、マレーシアから初めて五輪に出場するジュリアン イー・ジージェイ選手のバレエジャンプは、得意とする本田さんが太鼓判。本田武史さん日本の4回転ジャンプのパイオニア。長野、ソルトレイクシティ五輪に出場し、後者ではヤグディン、プルシェンコとメダル争いをして、4 位入賞。SP『ドン・キホーテ』は名演。※『anan』2018年2月14日号より。取材、文・齋藤優子写真提供・共同/Getty Images、朝日新聞社/Getty Images、ISU via Getty Images
2018年02月09日