人間関係に揉まれていると、ストレスを感じるのは日常茶飯事です。特に、ママ友づきあいはとてもシビア。聞きたくないことを言われたり、見たくないものを見てしまったりすることもありますね。そんなとき、一つひとつに大きく傷ついていては心がしんどくなるばかり。ママ友ワールドでうまくやっていくために大切なのは、受け流す力、すなわち「スルースキル 」といえるでしょう。今回は、ママたちに「スルースキルが欲しい」と思った場面をヒアリングしました。さらにその結果から、スルースキルの磨き方も考察していきます。悩めるママたち、どうぞ参考にしてくださいね。●(1)「価値感は人それぞれ」とわきまえよう!『今年から、子どもを保育園に預けて職場復帰をした私。専業のママ友軍団からの言葉にイライラしまくってます。「こんなにかわいい姿、今しかないんだよ!」だの、「子どもが泣いてるとき、ママがそばにいないなんてかわいそう」だの。専業と兼業の、よくある月並みなスレ違いなのは分かってます。でも、やっぱり実際にコソコソ言われると、腹が立つし傷つくんです。うまくスルーしたいのですが、どうしたらいいのか分かりません』(20代女性/会社員)自分の考えや行動を否定されると、ついイラッとしてしまう……それはもしかしたら、相手に対して自分と同じ価値観であることを求めているからなのかもしれません。相手は自分とは別の人間だし、別の価値感で生きている 。そう心に留めておくと、意見や考えが違う人にもいちいちイラ立つことがなくなります。どうしてもカチンと来てしまったときには、「そういう考えの人もいるんだね〜」と脱力モードで返してみるのもおすすめですよ。●(2)いらない情報は、思い切ってシャットダウン!『SNSでママ友たちのリア充っぷりを見るのがつらいです。自分が呼ばれていないランチやバーベキューの様子がアップされると、そのことで頭がいっぱいになってしまいます。どうして私だけ声をかけてもらえなかったんだろう?と、ずーっとイジケてしまうんですよね。こんな自分、いい加減やめたいです』(30代女性/主婦)SNSは便利で楽しいものですが、時に地雷にもなりますね。誰かの投稿を見てイライラしてしまうなら、そのSNSからいちど退避してみてはいかがでしょうか。不要な情報からは身を引き、自分自身が本当に価値を感じられる分野に、時間とパワーを集中させるのです。SNSから距離を置くには、簡単にログインできないようにする のが効果的。スマホに入っているアプリを削除したり、ブラウザに記憶させているIDとパスワードを削除したりするだけでも、ログイン時間をグッと減らすことができますよ。●(3)怒りがこみあげたら“一歩ひいて観察”せよ『PTAで一緒の、とあるママとそりが合いません。子だくさんママだからなのか、まるで大ベテランのような顔をしてアレコレ命令してくるんですよね。私が一生懸命やった作業も、「あ、これはダメ。例年どおりにやってもらわないと」と、たった一言で台無しにされちゃうんです。年度末までこれが続くのかと思うと、気が重いですね』(30代女性/会社員)相手の言動に対して、反射的に怒りがこみ上げてきてしまったら、怒っている自分を一歩引いた目で観察 してみましょう。そして、「あ、私は今すごくイライラしてるんだね……」「腹が立って、スルーできなかったね」と口に出してつぶやいてみるのです。感じている怒りやイライラは、否定せずに認めてあげてください。そうすることで、反射的な感情に支配されることなく、冷静に行動できるようになるでしょう。----------人間関係にはイライラがつきものです。その全てに振り回されてしまっては、心がもちません。スルースキルをしっかり磨いて、上手に世渡りできるママを目指しましょうね。●文/パピマミ編集部●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2017年08月23日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。人との出会いのスタイルはすっかり多様化しました。今や、ママ友を作る場所はプレママクラスや公園だけではありません。ネット上も貴重なママ友に出会える場所。特に出産前後に引越をして近隣に知り合いがいなかったり、アウトゴーイングな性格ではなかったり、悩みを打ち明けたり相談したりできる相手としての親友的なママ友が欲しかったり。そんなときには顔が見えないネットでのママ友募集もひとつの手。今回は、ネット上でママ友を募集した経験があるという3人のママにインタビューを行いました。成功例もあれば難しい面もある、それが分かるインタビューとなりました。●(1)信用できるママ友が欲しいからネットでゆっくり探す出産後3か月でまったく見知らぬ土地へと引っ越したAさん(35歳)は、生後3か月で早産のため目に少し障害のあるRちゃんと二人きりで家にこもりっきりになり、鬱々としてくる気持ちを切り替えようと、ネットでママ友を募集したそうです。条件は、「女性限定。ネット上でたくさん情報交換をすること、メアド交換はその後。さらに、会いたいと思えるまで待ってくれる人」でした。ネット上の大手メル友サイトを使用したせいか、メッセージは100通以上きたものの、半数以上が男性 で、女性もほとんどはアドレス交換をしない、会わない、の条件をクリアできず翌日には数人しか残っていなかったというから低確率ですね。『でも、その100人の中に一人だけ、同じように「ゆっくり知り合うのもいいね」って書いてくれた人がいて、その彼女とはネット上で知り合って2か月のあいだに娘の障害のことも打ち明けてから対面。電車で1時間半離れた場所に住んでいるけれど、6年たつ今も、頻繁にメールのやり取りをし、数か月ごとに会っておしゃべりを楽しむママ親友になった』そうです。●(2)メル友サイトでママ友は無理だった……同じように産後すぐにメル友サイトを利用したというTさん(36歳)は、何度ママ友を募集しても、『メッセージのやり取りを数回して、会ってみても、なんだかね……』だったそうです。『そのサイトはママ友募集のコーナーがあったからいいなと思ったんだけど』と濁すTさんは、約半年のあいだにネット上で知り合ったママ友候補のうち5人と実際に会ったものの、Tさんがもう一度会いたいと思った相手は一人もいなかった とのこと。『パターンは2つ。何かの勧誘に流れていくか、ただただ愚痴ばっかり聞かされるか 』だったという、ネット上でのTさんとママ友との出会いは失敗に終わり、『やっぱりネットだとお手軽すぎて、真剣にママ友が欲しい、悩みを相談したい、長く付き合いたいっていう人はいないみたい』と結論づけたそうです。●(3)メル友募集するなら自分でメル友サイトを作っちゃえ2人目不妊に悩んでいたというYさん(40歳)は、同じような悩みを持つママとの出会いを求めて、自らママサイトを立ち上げた強者です。『最初はすでにあるお悩みサイトに書き込みしてみたけれど、やっぱり安心して悩みをこぼせる場所って少ないのよね』と感じ、「いっそ、自分で作ってみようか」と思いたったそうです。『最初はホントに手探りでね。でも、自分の目の届く範囲の小さなサイトだったから荒らされることもなかったし、トラブルもほとんどない状態で続けられたんだと思うわ』というYさんのサイトは、サイト上で互いに悩みを相談しあうだけでなく、オフ会を定期的に開催したことで、結束力のあるメル友グループができあがった そうです。その後、めでたく2人目を妊娠したのをきっかけにサイトは閉じたものの、そのときに出会ったママ友たちとは今も交流があるそうです。●まとめとしてインタビューを通して、ネット上で“合う”人に出会うことの難しさを知りました。その場限りの気軽なママ友であれば別ですが、長く付き合いたい、悩みを相談したい、子どももコミで付き合っていきたいと思うなら、お互いの人格も含めた相性は重要なポイントです。インタビューした3人のママは、それぞれに真剣にママ友を募集し、三様の結果となりました。これからネットでママ友募集をしたいと思っている方の参考になると嬉しいです。●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)●モデル/NANAMI(RIRIAちゃん)
2017年08月20日子どもが保育園に通いだすと、「子どもが保育園に慣れてくれるかしら?」という心配と同時に「自分はほかのママとうまく付き合えるかしら?」と不安になるのではないでしょうか。実際には、働くママばかりなので、顔を合わせる機会も少なく、意外とドライな関係だという話もよく聞きます。それでは、運動会や保護者会など年に数回しかない数少ない接点を通して、どのように付き合っていけばいいのでしょうか。先輩ママたちの経験から考えてみましょう。■下調べ万全でのぞめば、園イベントは仲良くなるきっかけに「この春から娘が保育園に入ったものの、ママ友といえる人ができず。別にこのままでもいいかと思ったのですが、職場の先輩ママから『保育園にママ友がいないとつらいよ』といわれて…。でも、朝と夕方の送り迎えのときにしかほかの保護者と会わないし、顔見知り程度の関係しか築けませんでした」そう答えてくれたのは、3歳児のママで26歳のAさん。「入園から2ヶ月たっても状況はかわらず、私は焦っていたのですが、親子遠足でやっとママ友ができました! 子ども同士が仲良くなっているので、ママたちも自然と話すことができたんです。今度、一緒に遊ぶ約束をしました」保育園では、ママたちの接点があまりないという話はよく聞きます。そのため、積極的に話しかけていかないと仲良くなりにくいものですが、こうしたイベントを活用するといいですね。保育園の先生から、あらかじめ仲の良いお友だちの名前を聞き出しておくのもポイント。数少ないイベントの時に「いつも仲良くしてもらってありがとうございます! ○○のママです」と自分から声をかければ、ぐっと距離が近くなりますね。 ■ただの顔見知りでも、保育園ではあいさつは大事!「保育園でママ友がなかなかできなかったのですが、あるとき、娘が小さいころに通っていた児童館でよく会ったママを見かけたんです。勇気を出してあいさつしたら覚えていてくれて、彼女のグループに入れてもらいました。園の行事で一緒の係をやる程度ですが、情報交換などができるから助かります」(32歳・5歳児のママ)生まれも育ちも同じところなら、保育園で偶然知り合いに遭遇ということはあるかもしれませんが、そうでなければ「はじめまして」の人ばかり。そんな環境へ飛び込むのは、自分だけではなく、まわりのママも同じですから、みんな声をかけてもらうのを待っているのではないでしょうか。そもそも、あいさつしてくれる人に悪印象を持つ人はいません。まずは、自分から声がけをして輪に入る努力も必要かもしれません。■どうやってもママ友ができない! そんな時の奥の手は…「職場が遠いので延長保育をお願いしていました。そのため、ほかのママとほとんど会う機会がなくて。これでは孤立すると思って行事には積極的に参加することにしたのですが、すでにママ友の輪ができていて…。先生に相談したら、同じような立場のママを紹介してくれました。特別仲がいいわけではなく、行事のときだけ協力し合う感じですが、食事会とか面倒な付き合いがないのはいいですね」(39歳・5歳児のママ)ママ友ができなくて悩んでいるときには、保育園の先生に相談するのもいいでしょう。また、ママ友を「協力者」と割り切って付き合えるのも保育園ならではかもしれません。もちろん、保育園でもママ同士が仲良くなり、子どもが大きくなってからも付き合いが長く続くケースもあります。しかし、最近では面倒ごとを避けるためか、園の外では交流しない人も少なくない様子。保育園やママたちの様子、その場の雰囲気に合わせて、どんなケースにも対応できるような心構えで、臨機応変なお付き合いをしましょう。
2017年08月12日こんにちは、ママライターのましゅままです。ママ友のあいだでおびただしく飛び交うリア充アピール大会。だれもが一度はママ友に対して「それって遠回しな自慢じゃ……」と感じたことがあるのではないでしょうか。ママ会や支援センターでの座談会など……ママのリア充自慢はとまりません。今回は、ママ友のリア充アピール体験談をご紹介します。●ママ友のリア充アピール体験談●(1)お金に余裕がある自慢『株をやってるママが、「株主優待券余ってるからどうぞ」って。なんかすごいコトをやっているママなんだな、と敬遠してしまいます。あとは、テーマパークに行った写真を撮って載せまくるママとか。SNSに載せるために旅行に行ってる……とまで思ってしまいます』(30代/女の子ママ)『SNSで載せている子どもの服が高いブランドで、自分の服もオールブランド。実はSNS用のブランド服をフリマアプリや古着屋で買いあさっているとのこと……。そこまでして余裕があるんですアピールをするのかと思いました』(20代/男の子2児ママ)お金に余裕がありますとアピールがすごいママ、いますよね。本当はお金に余裕なんてない のに、見栄を張ったりSNSを華やかにしたりするためだけに家計を火の車にしてしまっていることも。しかし、見せかけの“余裕”アピールはいつか崩壊します。あまりに痛々しい場合、ムリをしすぎないよう助言してあげたくなってしまいますね。●(2)ママ友たくさん自慢『SNSを見ると、いつもママ会やらママランチやらカフェやらをアップしているママ。幼稚園の延長保育でショッピングとかも。なんだかなあ、という感じです』(20代/女の子ママ)『支援センターで出会ったママが、聞いてもいないのに“いつもママ友との予定でスケジュールいっぱい”アピールをしてきます。「たくさんママ友がいるんですね、うらやましいです」といつも返しますが……ちょっとめんどくさくなってきました』(30代/男の子ママ)育児中は孤独を感じるママが多いもの。そんな中、「ママ友が多いです」「いつもにぎやかです」とSNSでアピールをしたり、周りの人に過剰アピールを無意識のうちに してしまったりしているママも。ママ友づくりより、真剣に子育てに取り組む時間にあてたほうが有意義ですね。●(3)良いママ・幸せママアピール『毎日夜ごはんや手作りスイーツ、キャラ弁などをSNSに載せて良いママアピールしている感じのママ。スゴイなあと思うけど、アピールもスゴイなあと思ってしまう』(30代/男の子ママ)『何かにつけて子ども優先だよねとか、子ども第一、子どもかわいい、命、宝物とアピールしすぎのママ。そういうママに限って子どもを放置しておしゃべりに夢中になっていることが多い気がします』(20代/女の子2児ママ)日々育児に奮闘しているなかで、誰かに評価をされることのないママは、自分の「良いママっぷり」や「幸せっぷり」を表現したくなってしまうもの。本当の「良いママ」「幸せなママ」の定義なんてありませんが、わざわざそれを人にアピールするのはちょっと違う ような気もしますね。●(4)旦那・子ども自慢『旦那さんに愛されてるアピール、旦那さんすごいでしょアピールがすごい。こういうプレゼントもらってとか、働きたいのに旦那が一緒にいたいから家にいろって言ってくるとか。旦那とうまくいっていない時期にそういう話を聞くのが苦痛でした』(30代/男の子ママ)『子どもが同じ小学校に通っているママで、話をするたびにとにかく子どもの成績が良くて私の子じゃないみたいと自慢してくるママがいます。あとは、このあいだキッズオーディションに受かってとか、カタログモデルにスカウトされてという話を聞いてもいないのにぺらぺらしゃべってくるママさん……。オーディションが忙しいと言って学校までママがお迎えにきて、いそいそと車に子どもを乗せてどこかへ消えていきます。遊びたい盛りなのに、お友達と遊ばなくてもいいのかな』(30代/女の子ママ)旦那さんや子どもの自慢は、ストレートに「うちの旦那はすばらしい」「うちの子は天才」と自慢するママはほぼおらず、間接的な自慢 が多いもの。旦那さんやお子さんが素晴らしいのは大変いいことですが、“人がうまくいっている話”は誰もが喜ぶ話題ではないので、できればなるべく慎みたいところですね。●リア充自慢は、子育てをがんばるママの大事なストレス発散でもあるいかがでしたか。よそのご家庭のリア充自慢は、聞けば聞くほど自分がみじめに思えたり、相手のつかんでいる幸せに嫉妬したり、対抗意識が芽生えたりしてしまいがち。しかし、日々家事や育児、仕事を頑張っているのはどのママもみんな同じですので、ほめてもらいたかったり、すごいと思ってもらったりすることでモチベーションが上がることは確かですよね。多少のリア充自慢はお互いさまということにしておけば、自慢を聞くのもすこし気が楽になりますよ。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)、坂井由有紀(央将くん)
2017年07月31日子どもに人気の習い事といえば、水泳・ピアノ・野球・バレエ…。そんな人気の習い事にも、子どもの序列やママ友間のトラブルなど、思わぬ苦労や悩みもあるようです。長く習わせているママ、自分もその習い事をしていたベテランママたちに実情を聞いてみました。今回話しを聞いたママたち・水泳:Aさん(8歳長男、5歳次男、2歳三男、ゼロ歳長女のママ。自身も水泳歴あり。長男は水泳歴8年で選手コースに在籍、次男は幼児コース、三男はベビーコースに在籍)・ピアノ:Bさん(6歳長女のママ。現在も夫婦でフルートを吹いている音楽一家。長女はピアノ歴4年で、現在は大手音楽教室の個人レッスンコースに在籍)・野球:Cさん(10歳長男、6歳次男のママ。長男は野球歴5年。パパもコーチとして参加。最初は興味がなかったママも現在はすっかり野球少年の母)・バレエ:Dさん(15歳長女、8歳次女のママ。自身はバレエ講師。長女は受験のためバレエは卒業、次女はバレエ歴6年)習い事を始めるのに何が必要?初期費用はいくらくらい?【水泳】一般コースなら、短期からの入会で水着、キャップ、バッグがプレゼントされることも。キャンペーン期間中などのタイミングによってはお得に入会できます。【ピアノ】趣味で始めるなら電子ピアノを買っておくとよいです。ヨドバシカメラやビックカメラなどに置いてある5万円程度のもので充分(キーボードは鍵盤の数が足りないし、姿勢も悪くなるので不向き)。習い始めた時点でピアノを持っていないと、先生オススメのもの(最低20万円くらい)を買わされることも…。【野球】最初に必要なのは、ユニフォーム、練習用白ズボン、ソックス、ストッキング、チームキャップ、アップシューズ、スパイク、バット、グローブ、リュック(バットが入れられる物)、スポーツジャグ(容量が大きく真空断熱の水筒)。トータルで3万〜5万円くらい。【バレエ】レオタード、バレエシューズ、タイツが必要。こだわりや教室の指定がなければネットでスターターセットとして5000円程度で購入できます。老舗の専門店のものだと3点で1万5000円くらい。シニョンを作るためスタイリング剤も必要。上達してから履くようになるトゥシューズは1足約1万円。週1回の使用で半年〜1年くらいもちます。週4・5回通って本気で踊るようになると3日〜1カ月でダメになる場合も。ケアをしながら工夫して履かないと破産してしまいます!その習い事を始めてみて、不満や問題はある?【水泳】ステップが細かく分かれていて4泳法を習得するのに時間がかかる。「親としては、背泳ぎはいいから平泳ぎをマスターして欲しい」など希望があってもそのとおりには進めません。バタフライまで合格しても、あまりキレイには泳げていないような…。やはり選手コースまで行かないとサマにならないのかな…?【ピアノ】防音・密室での個人レッスンの場合、男の先生だと気になることも。家でも練習させなければいけないけれど、学校の宿題同様やらせるのが大変。次第にイライラしてくるし、つい口出ししてしまって、親も子どもも楽しくなくなります。子どもが練習をしている間は、“見ざる言わざる聞かざる”を徹底しています。【野球】野球の練習は毎週土日の8時〜17時まで。お弁当持参。毎週付き合わされる弟はかわいそうだし、家族でどこかに出かけることもほぼなくなりました。兄弟が土日に他の習い事をしていたりすると、家族は完全に別行動ですね。また、1日外にいてクタクタに疲れて帰ってきた後での泥だらけのユニホームの洗濯がツライ!浸け置き、手洗いをした後にようやく洗濯機に入れられます。【バレエ】お姫様のようなチュチュを着て華麗に踊るのに憧れて入会したけれど、実際は入念なストレッチ、地道なバーレッスンの繰り返し。子どもは飽きたりふざけたりしてしまいます。シニョンを作るため髪を一定の長さに保ったり、日焼けをしないようにも気を使います。月会費の他にもお金がかかる?【水泳】進級テストを競技会形式で実施しているスクールの場合、検定料(テストを受けるためのお金)がかかります。合格すると新しい色のスイミングキャップを買わなければならないことも。選手コースに進むとさらに大変!プルブイ、フィン、セーム、チーム指定水着、チーム帽子、チームTシャツ、チームユニホーム、チームパーカー、指定バッグ、練習用バッグを最初に購入します。その他、練習用の競泳水着数枚。トータルで5万円くらいでしょうか。大会に出る場合は公認水着が必要。種目によってその泳ぎに適した水着に替えるので複数枚購入しますね。1枚あたり、男子用5000円、女子用8000円くらい。他に選手登録やスポーツ保険代を支払います。大会会場が遠い場合、交通費もかかりますし、合宿や強化練習も別途必要。「ほぼ裸だから、お金はかからないでしょ?」と言われますが大間違いです!【ピアノ】発表会が1年に1回あります。出演料1万円。衣装は安くてかわいいものを自分で探します。ほかに業者が撮影したビデオや写真の購入をします。【野球】市の補助がある少年野球チームに在籍しており、そこまでお金はかかっていません。【バレエ】なんと言っても発表会!1曲いくら、という計算です。低学年だと2曲くらい踊るとして、衣装代込10万〜13万円。外部に舞台メイクを頼む場合、プラス3000〜5000円。ロビーなどに飾るお花代と先生へのお礼として5000円程度を母の会が集金。スクールのオリジナルTシャツを作る場合も多く、1枚2000〜3000円(これを着て当日お手伝いをしたり、楽屋に入る際に保護者であることが明確になったりします)。撮影は基本的に不可なため、DVDや写真も後日購入します。上手な子でパ・ド・ドゥ(男性と踊る)の場合はプラス10万〜12万円。発表会後には先生と、一緒に踊ってくれた男性に個人的にお礼をお渡しします。子どもの序列やママ同士のいざこざがある・・・?【水泳】選手コースの序列はタイム順!練習でも常にタイム順に並ぶシビアな世界ですよ。選手コースに入ったばかりの頃は口をきいてくれなかったママたちが、子どものタイムが上がってくるにしたがって優しくしてくれるようになりました。他の子のタイムや、次の大会に出るのかをさりげなく探り合ったり、ひがみ・妬みもありますね。【ピアノ】個人レッスンのため、人と比べることも他のお母さんと顔を合わせることもなく、今のところトラブルはありません。【野球】どのくらい熱心なチームなのかによりますが、野球はチームプレイ。休んでばかりの子や、ふざけている子のママに、ベテランママがチクリとクギを刺すことはあります。ただ、あまり言いすぎて相手が止めてしまうのもメンバー層が薄くなってしまうので困りもの。また、子どもだけが練習に来て親が来ない家庭もありますが、その子の水分補給や熱中症対策、ケガをした時の応急手当は他のママがすることになります。どうしても親の都合が悪い場合は仕方ないと思いますが、毎回となるとモヤモヤ…。【バレエ】芸歴と一緒で年功序列。長く習っている子が前列やセンターに立ちます。その子たちのママが母の会を取り仕切り、発表会の時には先生のサポートをします。これから習い事を始めるママたちにアドバイスお互いの話を聞きながら、「スポーツ系の習い事は親の戦い! そもそも親の目が入ると闇が深くなるのかもしれませんね…」と頷き合うママたち。小学校高学年ママからは「受験をするなら4年生から塾が忙しくなり、習い事に割ける時間も少なくなります。その頃までに子どもの特性を見極められるとよいかも」というアドバイスも。「どの習い事も、趣味にとどめておけばさほど苦労はありません。また、ここでの話はほんの一例。例外もたくさんあります。そのチームのカラーや本気度をよく見定めて入会することが大切」とのことでした。<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>
2017年07月30日あつーい夏がやってきた! 今年の夏は家族旅行や、じぃじばぁばとのおでかけ、ママ友とのランチ会など、予定がいっぱいのママも多いのでは?そこで気になるのがママコーデ。プチプラを取り入れつつ、かわいく、シーンに応じたファッションでキメたいですよね! あんふぁんメイトのファッションリーダー鈴木裕子さんに「おすすめシーン別コーデ」を紹介してもらいました! ワンポイントアドバイスもぜひ参考にしてね!かっこよくて動きやすい!公園コーデ・Gジャン:Myu・トップス:エマテイラー・パンツ:プラージュ・スニーカー:アドミラル・カゴバッグ:ベルティーニポイント動きやすさ重視にスニーカーとパンツは外せません! 公園コーデは基本的にカジュアルですが、トップスはハイゲージの半袖ニットを合わせたり、靴とバッグのカラーを白で合わせて抜け感を出したり、どカジュアルになりすぎないように気をつけてます。さりげなくオシャレ!ママ友ランチコーデ・トップス:エンフォルド・スカート:GU・サンダル:ピッピシック・バッグ:ロエベポイントママ友や女友達と出かける時こそ気合が入るので、今季トレンドカラーのパープルを主役にしたコーデを組みました。派手カラーのスカートは膝丈よりもロングの方が落ち着きが出て、大人っぽく履けるのでオススメです!家族サービス&リラックスしたい!2泊3日の旅行コーデ<1日目>・セットアップ:ファビア・ビーサン:ZOZOTOWN・ビーチバッグ:ノベルティポイント旅行中のコーデのテーマは「リラックス」。初日は長時間移動なので疲れにくいウエストゴムパンツのセットアップで。セットアップは足元をビーサンにするだけでリゾートコーデになるし、ヒールならタウンにも着れて便利なアイテムです!<2日目>・マキシワンピース:ジェイフェリー・バッグ:ベルティーニ・ハット:アメリカン ホリック・ビーサン:ZOZOTOWNポイント夏の旅行に欠かせないマキシワンピース。荷物にならないし、ラクで涼しいので◎ カンカン帽を合わせてトレンドをプラスしました。<3日目>・トップス:エンフォルド・パンツ:ファビア・ビーサン:ZOZOTOWNポイント大人のリラックスコーデは、流行りのグリーンカラーもネイビーを合わせるだけで、グッと締まって品が出る気がします。ウエストゴムのワイドパンツはストレスフリーで動きやすいので、子どもとの旅行にピッタリです!花火大会やお祭りにオススメコーデ・トップス:エンフォルド・スカート:アウリィ・スニーカー:アドミラル・カゴバッグ:エバゴスポイント暑い日の夏のお祭りや花火大会は、服自体に清潔感があって動きやすい服装が疲れないと思います。ふんわりスカートはパンツを履くよりも楽チンで、風が通って涼しいアイテム。赤のスカートはかわいくなりすぎないように、スニーカーやビーチサンダルで外すのがオススメ!きちんと感が好印象!義家族との食事会コーデ・トップス:ZARA・パンツ:GU・サンダル:GU・バッグ:クロエポイント義実家とお出かけの時は、頑張りすぎず、でもきちんと感が出るコーデで! ベージュ×ホワイトのカラー合わせは上品に見えて清潔感も出ます。ホワイトのパンツはプチプラなら、子連れで汚れてもへっちゃらなので、挑戦しやすいアイテムです!鈴木裕子さんご自身のコーデを紹介するブログが大人気。年中の男の子と年少の女の子のママ。鈴木裕子さんのブログ「大人可愛い!プチプラMIXでママコーデ」
2017年07月14日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男小3・次男年長・三男年少の3兄弟の母です。毎日大変ですが、辛いことこそ笑いに変えて頑張ってます(白目)!!■「ママと赤ちゃん」が集まる空間は独特長男の子育てが少し軌道に乗ってきた頃(6か月ぐらい)、子育て支援センターに遊びに行くことにしました。長男は11月生まれでしたので、寒い時期を家で引きこもって子育てし、あたたかくなった頃にようやく下界へ出始めたんですね。転勤先で出産・子育てし知り合いも友人もまったくいない環境で、私と長男二人だけの生活をするよりも、他の赤ちゃんと触れあえる場所に行ったほうがこの子のためにもいいんじゃないかと思ったのです。とうわけでさっそく出向いてみました。私自身、その場限りの人間関係を適当に乗りこなすのは苦にならない性格なので、見知らぬ人たちが集まる子育て支援センターに出向くのは、それほど敷居は高いことではありませんでした。が、「ママと赤ちゃん」が集まる空間というのは一種独特のものがあるということを、私はこの時初めて知ったのです。個人対個人ではなく、間に「赤ちゃん」という存在を挟むため、妙な距離感というか、緊張感というか手探り感があるんです。 特に第一子、初めての子育ての私にとっては、ママの世界における「流儀」をいろいろと学んだ場所でした。■その1. ひとこと目は「何か月ですか?」これ、ママになって覚えた挨拶です。最初、みんながみんなこうやって声をかけてきてくれるので驚きました。私、こんな風に会話を始めるだなんて知りませんでした。赤ちゃん時代のママにとっての挨拶は、「こんにちは」とか「おはようございます」じゃないんです。「何か月ですかぁ~?」なんです。「何か月ですか?」「あ、6か月です~」「じゃぁ同級生ですね~」「何か月ですか?」と聞き返すことも忘れずに。息子生後6か月。新米ママの私がママ界の挨拶を覚えた瞬間です(決して否定的な意味で言っているのではありませんよ。何か月ですか? と声をかけるだけで知らないママにも話しかける取っ掛かりができる魔法の挨拶だと思います)。■その2. 男の子か女の子かわからない場合は、とりあえず「女の子ですか?」これ、あるあるですね(汗)。赤ちゃん時代は基本顔だけ見て性別を判断できない場合がほとんどですしね、髪の毛も全然生えてませんからね(笑)。服の色で分かりやすくしておいてくれると助かるのですが、あやふやな場合は「女の子ですか?」男の子であったとしたら「かわいいからてっきり…!」とごまかすと、角がたたないということを学びました。■その3. 「人のもの取っちゃダメ」そして、今回は長男0歳代の時のお話ですので、0歳をメインにお話しておりますが、0歳代の赤ちゃんって自分の「さわってみたいなあ」「なめてみたいなあ」「どんな感触かなぁ」っていう欲求だけで遊びます。それが先に誰かが使っていたとか、自分のおもちゃじゃないとか、「順番を守る」や「誰の持ち物か」などといった定義は彼らにはまだ存在しません。ですが、その自由気ままな0歳代をお世話するママたちの世界にはこの定義が存在するものですから、非常にめんどくさいことになるんですね…。私、本音では、子育て支援センターという「みんなで使ってみんなで遊ぶ場所」に来ている以上、みんなで使ったらいいと思っています。取った取られたもいいっこなし。特に0歳の純粋でまっさらな赤ちゃんの世界に、大人の価値観を持ち込んで統制を取ろうとするのは好きではありません。ですが、大人の世界では建前というものが存在するのですね。長男がよその子が遊んでいる積み木に近寄っていったら、「こらこら、それ、○○くんが遊んでる積み木だよ~。勝手にとっちゃダメだよ~。貸してって言わないと~」とかなんとか言ったりして止めさせてました。貸してどころか、しゃべられすらしないのに(笑)。 まだバブバブですってば。本音では「それが気になったんだなぁ。ご自由にどうぞ~」って放っておきたいのですがそうもいかない。明らかに他のお母さんに「はーい。私、ちゃんと見てますよ~。しつけする意志ありますよ~」ってアピールをするために、「取っちゃダメよ~。じゅーんーばーん!」とかなんとか言ったりして。自分を自分で俯瞰(ふかん)して「滑稽だな」って思ってました。そして次に滑稽だなと思っていたのは、■その4. 取られるのはいいけど、取るのはダメ。よその子が長男の遊んでいたものを使おうとしたら「どうぞ。貸してあげなさい」って言うのに、長男がよその子が使っていたものを使おうとしたら、取っちゃダメよ! という。矛盾…。 男の子の世界ではプラレールでこの場面、しょっちゅうありましたね。レールをちょっと拝借したり、拝借されたり。本音では拝借しようがされようが子どもの世界だし、その先にとらないでよ! 貸してよ! って自己主張のぶつけ合いになったってそれはそれでいいじゃないかって思うのですが、親がそばにいるとそうもいきません。ぶつかり合う前にとにかく回避させなくちゃ…(汗)。いや、回避させないといけないんでしょうけどね…どこまで先回りするべきなのかわかんなくなるんですよね。なんのために来てんのかなって思う瞬間もありました。そして、0歳代から少し成長して、2歳とかになると今度はこの台詞。■その5. 「他の子が真似するといけないからやめなさい」はぁ…滑稽(笑)他の子が真似しようがそんなこと子どもからしたら知ったこっちゃない。きっと全然伝わらないと思います。けども、うちの子発信で余計なことを普及させてしまうと困るんです。はだしで遊びたいって言い出したら本音では「別にいいよ」って思うけど、よそのお母さんが「はだしダメダメ」とか言ってると、「あ、今うちがはだしになったら困らせちゃうかな」とか。気疲れ(笑)時おり、私は誰にむけて言い聞かせてるんだろうかって思う瞬間多々ありました。子どもにむけて言ってるんじゃなくて、向こう側の誰かに向けてしゃべってるんじゃないかと…。難しいんですけどね!「ルール」とか「マナー」っていう言葉があるのでね。しかし、やはり0歳代の赤ちゃんに教えようと思っても無理があるというかなんというか。0歳はネイチャーですから(笑)■ママ界をそつなくこなすには?一体こういうときはどうすればいいのか。 ママ界をそつなく歩くマニュアルが欲しい!! とさえ思っていました。私の理想としては、知らないママ同士でも、赤ちゃん同士のからみを、「やってるやってる(笑)」と笑い合えるぐらいの距離感がありがたかったんですが(たまにこういう方がいるとうれしかった)いろんな価値観、育て方をしているお母さんがいる場所なので、やっぱり極力、事前に回避、仲裁、統制を取るように努めました。そしてこの手の探りあいのようなものは、赤ちゃん時代に限らず、小学校に入るぐらいまでは続く世界という…。なんか…独特ですね(笑)ママの世界。パパだとこんなこと全然ないと思います(笑)
2017年07月13日夏休みなど、旅行シーズンに入ると頻繁になる“お土産のやりとり”。基本的には、もらうのもあげるのも嬉しいものですが、ママ友間ではちょっと様子が異なります。微妙な距離感のママや、生活レベルが大きく異なるママからもらう旅行土産に困惑&迷惑している……そんな声もあがっているんです。今回は、ママ友間で実際にあったお土産トラブルを取材してきました。トラブルを避けるために心得ておきたいこともあわせてご紹介しましょう。●「お土産なんてもういらない!」受け取る側の意見『同じマンションのママ友が、家族旅行のお土産をしょっちゅう持ってきます。ひとりっ子家庭だし、金銭的に余裕があるんでしょうね。わが家は子どもが3人いるので、毎日生活するので精一杯。家族で旅行なんて、お金がかかりすぎて絶対無理。旅行土産をもらう度に格差を痛感して、みじめな気持ちになっちゃう んですよね。本心では、もう欲しくありません。断りたいけど、何て言ったらいいのか分かりません』(40代女性/主婦)最初は素直に喜べても、あまりにも頻繁にお土産を渡されると、何だかモヤモヤしてしまうんですよね。賛否両論あるかもしれませんが、私にはその気持ち、ちょっと分かります。というのも、私の周りにもセレブ系のママさんがちらほらいるからなんです。海外旅行慣れしている彼女らは、お土産のチョイスだってハイセンス。定番のチョコレートや、日本でも手に入るようなグッズは絶対に買ってきません。見たこともないオシャレな小物や、現地で最先端のお菓子を、ポンとスマートに渡してくれるんです。一方わが家は、そこまでの余裕はありません。たまに遠出するときに一生懸命お返しを選びますが、頂いている品物のセンスや金額を考えると、何を買っても見劣りしている気がして途方にくれてしまいます。ああ、格差社会……なんて思いながら、いつも夫と苦笑いしているんですよね。さらに追い打ちをかけるように、こんな意見もありました。『もらって困るのは、電車で1〜2時間くらいの場所にある水族館とかのお土産ですね。おまんじゅうとかクッキーとか、おいしくないし本当にいらない 』(30代女性/金融)いつもいい物をいただいてばかりだから、せめてものお返しと思って買っていく近場のお土産。でも、そんなふうに思われていたらと考えるとショックです。●「買うのも渡すのもコリゴリ!」渡す側の意見お土産をあげる側のママからは、こんな声がありました。『子どもの仲良しじゃなくて、自分の仲良し度であげる相手を選別していました。そうしたら、ある日学校から帰ってきた娘が涙ながらの大ブーイング ですよ。「なんで○○ちゃんママにはあげて、△△ちゃんママにはあげなかったの!?私学校で△△ちゃんに文句言われたんだけど!」だって。女って面倒くさいですね〜』(40代女性/出版)お土産をあげるにしても、知っているママ全員に渡してはキリがありません。あげる人・あげない人を、どこかで線引きしなければならないのは当然です。しかし、ママ間での仲良し=子ども間での仲良し、というわけには必ずしもいかないのが難しいところ。こんなふうに子どもから訴えられてしまうと、その線引きをどこに設定したらいいか分からなくなってしまいます。それにしても、子どもの間でこういう話がなされるということは、△△ちゃんママは自分のお子さんに「私だけお土産をもらえなかった」と愚痴っているということでしょうか。なんだかそれも、背中がゾワゾワする話です。●トラブルを避けるためには?面倒なお土産トラブルを避けるためには、どうしたらいいでしょうか。旅行にいくときは、お土産は“全員分買う”または“一切買っていかない”の2択にするのがよさそうです。買うならば全て同じものを、ちょっぴり余るくらいそろえておくと安心ですね。そして、もうお土産は欲しくないなら、それをさり気なく伝えられるといいでしょう。ただ、単純に「お土産は気にしないで」とだけ伝えても、遠慮していると思われてしまいがち。ここはひとつ、「もう自分も買っていかない」ことをあわせて伝えてみてはいかがでしょうか。たとえば、「お土産のことは考えないで、楽しく遊んできてね。私たちも次行くときはそうさせてもらうから 」と言ってみましょう。不毛なお土産合戦を終わらせることができるかもしれません。----------楽しいはずの旅行が、お土産でトラブルになってしまうのは本当に残念なこと。最後までいい思い出にするためにも、ママ友間でのお土産のやり取りには気をつけたいところですね。●文/パピマミ編集部●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年07月12日発達障害の話をするのって、やっぱりハードル高いUpload By かなしろにゃんこ。育児の話などをしていると話の流れで「うちの子は発達障害があるから~」と話すことがあります。息子が発達障害と分かった頃は、私は単なる「発達障害がある子の新米お母さん」でした。知識も浅く自信もなかったため、発達障害のことを伝えるのって難しいな~と思ってわざわざ話すことは少なかったです。まあ、改めてカミングアウトするまでもなく、周りは息子が落ち着きのない子で短気だとわかっているだろうと感じていましたし。何年か経って、私自身も発達障害の知識がある程度身についてきた頃からは、ママ友で仲の良い人には我が子のことは伝えるようにしていました。でも、発達障害の話をしてもほとんど人はウワサ話程度にしか知らないようでした。息子の話を引き合いに出しても、なかなか根本的に理解してもらうところまでには至らないことがほとんどだったのです。暗にわが子を責められているみたい。グチを真摯に受け止めきれず…。Upload By かなしろにゃんこ。ママ友に息子の発達障害の話をしたら、そのエピソードをきいて思い出したのか、突然少し怒り出して無関係な人のグチを言われたことが2回ほどあります。ママ友のお子さんのクラスに落ち着きがなくて、いつも先生を困らせて自由に振るまう男の子がいて大変なんだから!!!という話や、図工の時間に肌に絵具を塗られた!!!という突発的な話までバラエティに富んでいました。軽い世間話のつもりでグチったのでしょうけれど、正直私は「暗にうちの子が怒られているみたいだな~」と感じていました。我が子がそのママさんや先生やお子さんたちに迷惑をかけたわけじゃないのですが、発達障害がある子のグチは何故か我が子の話のように申し訳ない気持ちになってしまいます。迷惑かけられた人の気持ちをまずは受け止めないと、その後きちんと発達障害の話はできません。本当は「うちの子も落ち着きないんだけど…。そんな他人事とも思えないグチをたらたら私に話さないでよ」と言いたいのですが、万年周りに迷惑かけてる子の母は弱いです…何も言えません(笑)。ただ、そのママ友の怒りが落ち着いてきたのを見計らって、誤解されている部分に対して「発達障害って実はそうじゃないのよ~」と伝えたら、「そういうものなんだ、知らなかったー」と溜飲を下げてくれたように見えました。発達障害の話がきっかけで深まる仲もある!Upload By かなしろにゃんこ。あまり発達障害の知識が無い人のグチに対して、怒りを押し殺しさなければならない時はちょっとツライですが、発達障害がある子の親も困っているし、落ち着いて話せば相手に「誤解してた、ちゃんと知らなきゃ」と考えてもらえる機会も作れるんじゃないかとは思っています。発達障害がある子に迷惑かけられたから許せない!と思われたままはイヤですから、まずは許してもらえるように相手の言い分も受け止めていかないとな~、とわかってきたこの頃です。でも我が子に発達障害があると伝えたおかげで、同じ境遇のママ友も何人かできました。そのママ友と話すときはイヤな話題は一つもありません、障害のある子を育てている人はどこか神々しい感じがするんです。いつも明るくて暗い話題やゴシップネタは話さないしステキな人ばかりです、そういう人に近づけるようになりたいと思うのでした。
2017年07月11日子育てをしていると必要になってくるのが“ママ友付き合い”。ママ友はいろいろな悩みを共有できる心強い仲間ではありますが、一方ではトラブルが起こることも少なくありません。中にはママ友付き合いを優先しすぎて借金を抱える寸前までお金を使ってしまったという人もいるようです。今回は、ママ友付き合いで貧乏になりかけた人の体験談とその対処法についてご紹介します。●(1)ランチ代だけでひと月4万円使っていた『うちは貧乏でしたが、娘を頑張って私立へ入れました。学費や寄付金だけでもカツカツだったのですが、周囲のママ友はブランド物を身につけたお金持ちばかり。ネットでママ友から嫌われると子どもがいじめられるという情報を見ていたので、輪の中に入ろうと必死でした。しかし、彼女たちのランチ代は一食2,000円。毎日のように参加していたら、ランチ代だけで1か月で4万円ぐらい使っていました。そのお金を捻出するために家族の夕食代をケチってまわすほど重症でした』(44歳女性/販売)この方は、経済的に裕福な家庭の子どもが多い私立の学校に子どもを通わせていたそう。一番最初にランチ代2,000円のレシートを見たときはあまりの生活レベルの差に愕然としたそうです。しかし、この方は自分や子どもが仲間外れになることを恐れて毎日のようにランチ会に参加し、半年で約25万円 ほど使い込んだとか。その後夫に厳しく注意されてランチ会に参加しなくなったそうですが、自分の交友のために家族の夕食を質素にしていた自分が情けなくて仕方なかったそうです。●(2)隣の専業主婦ママに誘われて……『私は隣のママのせいで離婚寸前までいきました。隣に住んでいるママは子ども同士が同級生なのですぐに仲良くなりました。しかし、そのママは専業主婦で相当暇らしく、やたらとうちに来ては「ランチ行こう」だの「FXやらない?」だのと誘ってきました。FXに関しては何度も断りましたが、あまりにもしつこいのと、少し興味が出てきたので資金10万円でスタートしました。その後開始1か月ほどで10万円の利益を出し、どハマりしてしまいました。これがいけなかったです。その後どんなに負けても儲けたときの快感が忘れられず、しまいには生活費に手を出すように……。気づけば200万近く損をしていました。旦那の貯金にも勝手に手をつけていたので、大げんかして離婚寸前まで仲が悪くなりました。今は乗り越えて普通に暮らしていましたが、あやうく人生を台無しにするところでした』(38歳女性/事務)この方は隣人のママ友に勧められてFXを始めたことをきっかけに、離婚寸前まで陥ったとのこと。最初に少し利益出したときの快感が忘れられずお金をつぎ込んでしまったそうですが、FXはお金の変動が激しい分、感情に左右されて客観的な判断ができずに資産を失ってしまう人が多いと言われています。「負けても生活に影響がない金額で」と頭で分かっていても、つい感情的になってしまう のです。ちなみに、この方にFXを勧めた方もかなり大損していたとのこと。「楽して稼ぎたい」という甘えた考えが通用するほど世の中は甘くない、ということを身にしみて学んだそうです。●(3)ママ友との子ども服競争が勃発『私のプライドが高かったのが悪いのですが、娘が通っている小学校のママ友にファッションセンスの良い人がいて、子どもの服がいつもオシャレで周囲から羨望の目で見られていました。私もファッションには自信があったので、娘にブランド物の服をどんどん買い与えて対抗。月に4〜5万使うときもありました。その代わり旦那の小遣いを減らしていたことなどもあり、ある日ついに旦那が激怒して泣くまで叱られました。それからは我に返って子どもの服にお金をつぎ込むことはなくなりました』(39歳女性/元モデル)この方は自分自身ではなく、子どもにお金をかけすぎて家計を圧迫してしまっていたそうです。自分が元モデルだったこともあり、ママ友に負けたくないという思いから金銭感覚が狂っていったとのこと。時には子どもが着たくないという服まで無理やり着させていた とか。旦那さんに注意されてからはフリマアプリなどを使って服を売り払い、普通の服を買うようにしたそうです。●ママ友付き合いで貧乏にならないためにママ友付き合いを優先しすぎてしまうと、自分の生活水準を省みずに出費をしてしまうことがあります。ママ友付き合いで貧乏にならないためにはどうしたらいいのでしょうか。●(1)交際費は家計を圧迫しない程度に抑えるママ友にランチや遊びに誘われたとしても、ホイホイついていかずに自分の家計と相談するようにしましょう。的確な判断をするためには、日頃から「いくらまでなら出費OK 」という基準を設けておく必要があります。その範囲内で収めるように心がけていると、自然と出費しすぎるという事態を避けられるようになります。●(2)主役はあくまでも子どもと割り切る誘いを断ったらママ友から仲間外れになるのではないか……そんな悩みを持つママは少なくないようです。また、自分が嫌われることで子どもまでいじめられると怯える人もいます。しかし、冷静に考えてみれば、ママ同士の折り合いが合わないだけで子どもにイジメを指示するママなんていないでしょう。仮にいたとしてもかなり少数です。ママ友付き合いの主役はあくまで子ども と割り切り、不必要な交友は避けるようにしましょう。●(3)家族に迷惑をかけていないか考えるママ友との交際費にズルズルとお金をつぎ込んでいる人は、その分のお金を家族に節約させて浮かせているというケースが少なくないようです。当たり前の話ですが、ママ友と家族を天秤にかけたとき、大切なのは家族の方であるはず。一時の関係であるママ友のために家族に迷惑をかけるのは得策ではありません。ママ友付き合いにお金をかけすぎていると感じたとき、家族に迷惑をかけていないか考えてみましょう。もし家族に負担をかけているようなら、その出費は不必要なものだと切り捨てる勇気を持つことも大切 です。----------いかがでしたか?ママ友付き合いで貧乏になってしまっている人は、今一度ママ友付き合いの意味について考え直してみましょう。家族が一番大切な存在だと思うことで、不要な出費を減らせるかもしれませんよ。●文/パピマミ編集部●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年07月02日最近は男性も子育てに参加するようになってきましたね。その影響から“パパ友”ができる男性も増えてきているようです。男性にとって育児の相談ができる“パパ友”は貴重な存在ですが、一方ではママ友同様に“マウンティング”が繰り広げられていることも少なくありません。そこで今回は、パパ友からマウンティングをされた経験を持つパパたちにお話を聞いてみました!●(1)年収自慢『うちの息子が通う小学校にパパ友がいるのですが、この人のマウンティングがとにかく凄い(笑)。まず初対面なのに年収を聞いてきます。その時点で「え?」という感じなのですが、その後ドヤ顔で「私はこの前の転職で給料が上がりましてね、大体1,000万ぐらいですよ」と聞いてもないのに年収自慢をしてきます 。「だから何だよ」と心の中では思いましたが、子ども同士が仲良しなので我慢しました』(41歳男性/営業)こちらのパパさんは露骨に年収自慢をされてしまったようです。パパ同士のマウンティングはママたちよりも直接的だと言われていますが、本当かもしれませんね。この“年収自慢パパ”は他の人たちにも自慢げに年収を公表しているらしく、嫌われてしまっているとのこと。自業自得としか言えません……。●(2)SNSで自慢『息子が野球部なので、野球部の親同士Facebookでつながっているのですが、一人マウンティングがウザいパパがいます。その人は自分で何かを投稿することはないのですが、他人の投稿に必ず自慢風のコメントを残していきます。この前はママと結婚記念日にレストランにいったときの写真をFacebookに投稿したところ、「いいお店ですね〜。でもフランス料理なら○○がおすすめですよ!値段は倍くらいしますが笑 」というコメントがついてイライラしました』(45歳男性/販売)SNS上でのマウンティングはママ同士に限った話ではないようです。こちらのマウンティングパパは、他の人たちにも同じように“マウンティングコメント”を残していくそう。最初は皆イライラを抑えながらもコメントを返していたそうですが、今では誰も反応しなくなってきているとのこと。直接会っているときではなく、SNS上でマウンティングするあたりがネチネチしていて嫌な感じですね。●(3)役職自慢『夫と一緒にPTAの親睦会に行ったとき、マウンティングしてくるパパがいてイライラしました。その人はうちの夫に「なにか役職にはつかれてますか?」と聞き、まだ平社員であることが分かると、「いいですね〜。僕なんか部長なんで大変ですよ〜 」とか「でも部長になると給料跳ね上がるんですよ」とかド直球なマウンティングしていてかなりムカつきました。うちの夫は温厚なのでニコニコしながら話を聞いていましたが、私が言われていたらブチ切れています』(36歳女性/保育士)男性にとっては自分の役職もマウンティングの材料となるようです。この方は自分の夫がマウンティングをされているのを横で聞いていたそうなのですが、マウンティングがあまりにも直接的なのでビックリしたそう。途中で何度も反論しようと思ったそうですが、夫があまり気にしてなさそうだったので我慢したとのこと。そのときに男も人付き合いが大変なんだと深く実感したそうです。●パパ友のマウンティングへの対処法ママ友と違い、パパ友同士のマウンティングは直接的に行われることが多いと言われています。そのため、相手の言葉を直接受け止めて反論してしまうと、険悪な雰囲気になってしまいがちです。男性は自分のプライドが傷つけられたら黙っていられないものですが、それでパパ友と争ってもメリットはありません。パパ友からマウンティングをされたら、「かわいそうな人だ」と軽く受け流すようにしましょう。あくまでパパ友は子ども学校を卒業するまでの一時の関係に過ぎません。無用なストレスを抱えないようにしたいですね。●文/パピマミ編集部●モデル/TOYO
2017年06月26日子どもの成長とともに広がる、ママ友とのお付き合い。特に初めての子のときは右も左もわからず、ひたすらママ友づくりに必死になってしまいがちです。入園前は支援センター通いでママ友開拓をしたり、入園後はランチ会に参加して交流を深めたり…。でも、家に帰ってホッとひと息ついたとき、ものすごく疲れてはいませんか?本当は周りを気にせず自分らしくいたいのに、なかなか実行できずに悩んでいるママはたくさんいます。では、なぜママ友付き合いをがんばりすぎてしまうのでしょうか? もっと楽に付き合える方法は?「ママ友付き合いは面倒だな」と感じているママ必見! 上手に付き合うために必要な「大人力」について解説します。疲れるのにナゼ? 無理して仲良くする理由とは今日は家に呼んでランチ、明日は子ども服のショッピング…と、気がついたらいつもママ友と一緒。本当はひとりでのんびりお茶したいのに、録画したドラマも観たいのに、誘われたらNOとはいえずについつい付き合ってしまうというママは多いはず。もちろん、気の合うママ友同士なら楽しく充実した時間ですよね。でも、そもそもママ友は子どもを介して繋がっている存在。なかには今一つ合わないママ友もいて、無理やり一緒に過ごしても楽しいわけがなく、積もり積もって苦痛を感じることも。「そんなに疲れるならママ友付き合いなんてやめればいいのに…」そんな声が聞こえてきそうですが、そう単純ではないのが現実です。ではなぜ無理をしてでも仲良くしてしまうのでしょうか?■無理してしまう理由1:ひとりになるのがコワイママ友付き合いをがんばりすぎてしまう人に共通しているのが、「ひとり=寂しい」という思考パターン。幼稚園や保育園のイベントなどでひとりポツンとしている人を見ると、「友だちいないのかな…」と考えてしまう。そのため、自分もそう見られるのをものすごく恐れて、気が合わないママ友とも無理してつるんでしまいます。■無理してしまう理由2:子どもの友だち関係への影響が心配「親が嫌われると、その子どもも嫌われる」というジンクス、どこかで聞いたことありませんか?「せっかく子ども同士が仲良しなのに、お母さん同士がもめたら子どもの友だち関係がおかしくなるかも」と気を遣いすぎて、何かと誘いに乗ってしまうケースは多いようです。■無理してしまう理由3:長い付き合いを想定している同じマンションだったり、同年齢の子どもが中学まで同じ学校だったりすると、「これから先、長いお付き合いになるから…」と、気張りすぎてしまう傾向があります。もちろん、ママ友付き合いはいつまでも続くわけではありません。引っ越しや進学先の違いなどで交流が途絶える可能性は十分あるのに、そのときは「ママ友との関係は永遠」であるような気がしてしまいます。ママ友はあくまで「ママ友」こんな風にママ友付き合いをがんばりすぎて、気疲れしているお母さんは多いようです。ですが、ママ友付き合いに尽力し、必要以上に消耗してしまっては、子どものためよかれと思っていても本末転倒です。■よっぽど気が合う人でない限り、深い付き合いはする必要がないママ友はあくまで「ママ友」と割り切った上手な付き合い方をすれば、気疲れすることがなくなります。また、近い存在だからこそ依存しすぎない方がトラブルもなく、何かあったときの助けになってくれることも。面倒なママ友付き合いで気疲れする必要はありません。そして、次でご紹介する5つの「大人力」があれば、もっと楽に、そして自分らしくふるまうことができます。ママ友付き合いを楽にする5つの「大人力」■大人力1:付き合う人・付き合わない人は自分で決めるママ友は、お互いの子どもがいてこその関係。この人ちょっと苦手かも…と思ったら、無理に深いお付き合いをしなくてOKです。「子どもが仲イイから」「仲良しのママ友が仲良くしている人だから」など、周りの環境に合わせて付き合う人を決めるのではなく、自分の気持ちを優先して決めましょう。■大人力2:「ママ友」とは適度な距離感を保つママ友と話していたら、つい必要以上に深い話をしてしまった…そんな経験ありませんか?自分の過去、パパの職業や経歴、収入やローン、病気のこと、家庭内のトラブル。話の流れで、誰かにちょっと聞いてほしくてなんとなく話した内容が、気づいたときにはウワサの種になっているなんていうことも。自分の知らないところで噂として広まっていたり、根も葉もないことまで付け加えられ事実と異なる話になっていたり、面倒ですよね。一歩踏み込んだ個人情報は、ママ友付き合いには不要。普段話すのは、天気やドラマ、学校の話で十分。つかず離れずの適度な距離感を保ちましょう。■大人力3:苦手な人ほどマナーを守って付き合う「この人苦手だな…」そう感じるときは、案外、相手も同じように感じているもの。いくら気が合わないとはいえ、会うたびにお互い気まずい雰囲気を出していたら、それだけで疲れてしまいますよね。気持ちを表情や態度に出すのは、決して得策とはいえません。そこで、苦手な人ほどマナー厳守。まずは「こんにちは!」と笑顔で挨拶し、「運動会おつかれさま」「今度の授業参観、行く?」など、当たり障りのない会話を二言三言。その場その場で後腐れなく会話できるような関係がベストです。■大人力4:必要以上に気を回さない優しい人ほど、ママ友に気を回しすぎて疲れてしまいます。自分の都合や気持ちを後回しにして引き受けたところで、後々後悔するだけです。必要以上に気を回さず、無理なときはハッキリ「NO」と断りましょう。逆に「ここはわたしの出番」というときは快く引き受けてメリハリをつけると、楽に気持ちよくママ友付き合いを続けることができます。■大人力5:ひとりでも行動できる強さを持つもちろん、上手に付き合えばママ友はメリットがたくさん。子育てに関する悩みを共感できたり、学校や地域の情報を交換し合えたり…。しかしだからといって、いつも「つるむ」必要はありません。そもそも、ママ友同士でつるむメリットはほぼゼロ。授業参観に行くときも一緒、子どもの習い事も一緒…と何から何まで一緒に行動していたら、息が詰まってしまいます。また、親ががっちりグループをつくってしまうと子どもたちもそこに固執するようになり、狭いなかでしか人間関係を築くことができなくなってしまう可能性も。親がひとりでもしっかり行動している姿、楽しんでいる姿を見せていれば、子どもにも強さが自然と身につくものです。ママ友とつるむのはやめて、自分の意志で行動するように心がけましょう。大切なのは「自分らしさ」を見失わない子どもをきっかけに始まるママ友付き合い。相手によって合う・合わないはどうしてもあります。わたしの場合も、挨拶程度の人、共通の趣味で盛り上がれる人、何でも相談し合える同志のような人など本当にさまざまです。ママ友付き合いで大切なのは、どんなときも自分らしくいること。凝り固まったママ友関係に翻弄される時間・体力・気力があったら、自分や子どものために使うのが◎。ここでご紹介した5つの「大人力」があれば、自分らしさを見失わずに上手にママ友関係を築いていけるでしょう。じっくり付き合うママ友は少人数で十分。「ママ友」以上の関係になれた人がいたらラッキー! くらいに割り切って、気楽に付き合っていきましょう。
2017年06月25日ママ友ランチを断りたくなってしまうことって、誰にでもありますよね。理由があって本当に無理なときはともかく、「何となく気が乗らない」「あまり親しくないグループだし……」ということも実際はよくあります。行きたくないということをサバサバ伝えられればいいのでしょうが、そうもいかないのが女の世界。後腐れなく、嫌味なく、それでいて明確に断るためにはどうしたらいいのか、私自身もひとりのママとしてかなり悩んだものです。そんなとき、都内にオフィスを構える臨床心理士のN先生から、とっておきの断り方を教えてもらいました。それは『YES,BUT法』 と言われる心理テクの応用ともいえるもの。今回は、ママ友ランチを断るときに使える3つのステップをご披露しましょう!●(1)誘ってもらったお礼を言おう!嬉しくない誘いをうけてしまうと、断るための口実で頭が一杯になってしまいがち。でも、のっけからお断りしてしまうのはマナー違反です。相手の心象も非常に悪くなってしまいます。N先生いわく、何よりも最初に伝えるべきは“お礼の言葉”だそうです。『まずはお礼を述べて 、相手をちょっとだけいい気持ちにさせてあげましょう。できるだけストレートな言葉で、ほんの少し大げさに伝えると効果的です』(50代女性/臨床心理士)ここは、『YES,BUT法』でいうところの「YES」の部分。自分の主張の前に、相手の思いをまず受け止めるというステップですね。イザというときにサッと感謝の言葉が出せるように、いくつかのフレーズを頭のなかにストックしておくとよさそうです。すぐに使えるフレーズとしては・「お誘いありがとう!」・「声をかけてもらえて、とっても嬉しい」・「楽しそうな会だね」などがありますね。また、身近な人に「ありがとう」を伝える習慣をつけておくのも大事なこと。子どもや家族、仲のいい友人などには、小さなことでもお礼を述べるようにしておきたいものですね。●(2)「クッション言葉」+「行けない理由」を述べよう!「YES」のステップがおわったら、次はいよいよ「BUT」のステップに入ります。ただしここでも、焦らないことが大事。N先生は、次のような言葉でワンクッション置くことを勧めていました。・残念だけど・せっかくなんだけど・すごく行きたいところなんだけど確かに、これらの言葉を挟むと、より柔らかく丁寧な印象になりますよね。『クッション言葉を挟んだら、行けない理由を簡潔に述べましょう。何を理由とするかは人それぞれですが、最も当たり障りがないのは“自分自身の健康上の理由 ”です。風邪や頭痛など、誰にでも起こりうる小さな病気なら、相手にもイメージしやすいため共感を得られます。反対に避けるべきなのは、子どもをダシにした理由です。後々お子さんに直接「あのとき○○だったんだって?」と聞かれてしまい、そこから嘘が発覚することもあります』(50代女性/臨床心理士)ランチの誘いなら、風邪や微熱、消化不良などの理由が効きそうですね。・ちょっと胃が痛くて、いろいろ食べられないんだ・ここのところ風邪ぎみで、食欲がないの・朝からゾクゾクしてるの。もしかしたら微熱があるのかも……など、サラッと伝えるようにしましょう。●(3)締めのフレーズは関係性重視で!これで、無事に断る理由を伝えられました。しかし、安心するのはまだ早いんです。今後の関係性を考えたら、プラスαの言葉が必要とN先生は述べます。『最後は締めの言葉です。今後相手とどんな関係性でいたいのかによって、フレーズを変えていきましょう。付かず離れず、適度なお付き合いは続けていきたいなら「これに懲りず、また誘ってね〜」。今後は疎遠にしたいなら、「会えそうなときはこちらから連絡するね」 と言うと、相手からの連絡をシャットアウトすることができますよ』(50代女性/臨床心理士)既にこの3ステップを活用しているママたちからは、こんな意見もありました。『断る口実は自分の病気にするのですが、「あなたにうつしたら大変 だから、行くのを遠慮するね」というニュアンスを入れると効果絶大でした。誰だって、ママ友ランチの席で病気なんかうつされたくないですもんね(笑)。何回か断っているうちに、病弱ママ認定されたみたいで誘われることもなくなりました』(40代女性/主婦)『LINEのグループチャットでやり取りしているときは、「みんなで楽しんできてね」「写真撮ったらアップしてね♪」と一言加えておくと印象を損ねません。後日写真がアップされたら、スタンプ1つでいいからリアクションを返すようにもしています』(30代女性/パート)『以前、お小遣いがないからと言って断ったことがあったのですが、後からそれがウワサ話になってしまい面倒でした。さらには「お金なくても大丈夫だよ。おごってあげるから一緒に行こうよ」っていう“ありがた迷惑ママ”まで現れる始末。口実を選ぶときは慎重にしましょうね(苦笑)』(40代女性/会社員)----------いかがでしたか?パターンをおさえてしまえば、アレコレと悩まずに断ることができますね。断るときは、シンプルかつスマートに。言葉は少なく、リアクションはやや盛りめでいくのが有効そうです。●文/パピマミ編集部●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2017年06月08日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。何となく気になってしまうことの一つに、仲の良いママ友の夫は一体どんな人なのか、というものがあります。ママ友のあいだでネタになったり、話には聞くけど実際に生身のママ友の夫に会う機会ってあまりない、という場合が多いでしょう。ただ、週末の園の行事でのパパさん参加率は高いもの。そこで初めて「聞いてはいたけどあれは○○ちゃんのママの夫なのね」となるケースも多いですよね。しかしそこで「想像より素敵」または「想像してたよりなんか残念」認定されていることも忘れてはいけません。ママ友の脳内で勝手に“あなたの夫は残念”と認定されないように、「夫を残念な人に認定されない方法」を伝授します。●(1)行事には来るのに子どもに無関心『社長だというママ友の夫。この前参観日で会ったら、全然子どもは見てないしフラーっとどっかに消えてしまったりと、謎な行動が多かった。自分で起業している経営者は変な男性も多いんだな と、普通のことが普通にできるウチの旦那の方がマシだと正直思った』(20代女性/専業主婦)よくいる残念な夫が“行事には来ているけれど何もしない夫”。写真や動画撮影ももちろん妻の仕事であり、旦那はボケーッと見ているだけ。しかもそれだけでなく、いざ子どもの出番になったのにいつの間にかその場にいないということも……(汗)。「一体何のために来たのだろう」と周りのママさんたちも困惑してしまうようなことをしてしまうのは、一部の男性にありがちなKY行動の一つ。妻はそんな夫に慣れっこかもしれませんが、周囲から見たら「あんな夫じゃなくてよかったわ。ウチの夫は動画撮影もお手の物だし」なんてマウンティングされてしまう恐れがあります。ハイスペック男性にもありがちな、意味不明な行動でもあるのですが(変人だからこそ成功する)、「職業がよくてもね、あれじゃあ夫としてはダメじゃない」と心の中で嫉妬していた他のママさんたちがほくそ笑む、という欠点になってしまうので注意。●(2)ファッションやヘアスタイルが時代遅れ『一番仲の良いママ友の旦那。写メを見たらなかなかのイケメンだったのだけど、実際会ったらびっくり。ストーンウォッシュのジーンズにシャツをきっちりイン という恰好。ダサすぎてイケメンのよさを全て打ち消すどころかむしろマイナス』(30代女性/パート)顔はそこそこなのにファッションが“自分が一番イケていた時代の服装をしている”という夫。つまり、自分の10〜20代がピークだったとすれば、そのファッションをそのまま今も着ているような男性ですね。たとえば髪型も横半分だけジェルで固めていたり、ファッションもどう考えても80年代に流行ったようなネオンカラーのジャケットを着ていたり、矢沢永吉ファンということが誰でも手に取るようにすぐわかっちゃうようなファッションだったりと、“ファッションがダサい”ってどんなにイケメンでも致命的。しかもそういう男性はファッションに無頓着というワケではなく、むしろこだわりを持ってそのセンスなので、余計にダサさは倍増してしまいます。要するに、昔のトレンドをいまだにイケてると思っている思考がダサいのです。何を着せればいいかわからない場合は、とりあえず黒ベースのファッションをチョイスしておけば悪目立ちは避けられます。●(3)コミュニケーション能力が皆無『ママ友宅に遊びに行ったとき、初めて帰宅した旦那さんに会った。でも挨拶もないし目も合わさない し……、感じが悪いを通り越して性格に難があるのではないか、と疑ってしまう』(20代女性/歯科助手)お前はコミュ障か?と思われるぐらい話さない夫。他のママ友が気を使って何か話を振っても、ほとんど目を合わせないという社交性ゼロな夫も残念な夫認定。ママ友さんの集まりに偶然出くわしてしまい、どうすればいいかわからない、と戸惑うのも理解できますが、妻のママ友さんたちを拒絶しているような反応はNG。基本笑顔で乗り切ればとりあえず印象はいいものです。妻のママ友に愛想をよくする意味がわからない、という夫も多いようですが、そこには自分の子どもも関わってきます。やはりある程度の社交辞令的な会話はできる、という能力は残念と思われないためには必要なのです。----------残念な夫と思われないコツは難しいことでもなく、とにかく目指すは“普通”。可もなく不可もないような夫の方が「優しそう」の一言で片づけられ、少なくとも「残念」ではなくなります。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/坂井由有紀(央将くん)、貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年06月01日ママにとって育児の悩みを共有できる“ママ友”の存在は心強いもの。同じような境遇にあるからこそ、お互いを助け合えるものですよね。しかし、一方ではママ友との“格差”に頭を悩ませる人も少なくありません。中には劣等感を抱いて「自分はダメなママなのかも」と落ち込む人もいます。そこで今回は、ママたちがママ友との間に格差を感じた瞬間について聞いてみました!●(1)ランチ一食3,000円!?『子どもが通っている小学校にとてもお金持ちのママがいます。旦那さんがIT関係の社長をやっているとのことですが、いつもブランドものに身を包んで自慢げに振る舞っています。前にそのママにランチに誘われたときは、なんと1食3,000円 。うちの旦那のランチ6食分か……と悲しい気持ちになりながら食べていました。やはりお金を持ってるママ友には格差を感じやすいですね』(38歳女性/2児のママ)あまり意識したくないところではありますが、やはりお金の問題は意識してしまいますよね。生活水準が自分よりも高いママ友に会うと、いかに自分が庶民かを思い知らされます。ただ、お金持ちぶりを周りにアピールしている人は大抵周囲から嫌われているものです。あまり気にせずに付き合っていきたいですね。●(2)モデル並みに美人のママ友『分かりやすいところでいうと、やっぱり外見かな。私のママ友にモデル体型で顔も美人な人がいるんですけど、本当に同じ人間なの?ってくらい造りが違います。この前そのママ友を休日に家に呼んだら、夫がデレデレして気持ち悪かったです。思春期が終わってからはある程度自分の見た目には折り合いをつけていたつもりでしたが、彼女と一緒にいるとなんだか悔しい気持ち になります』(29歳女性/1児のママ)女性はママになってもキレイでいたいもの。でも、忙しい子育ての中で自分の美にお金や時間をかけるのは難しいものですよね。そんな中、体型も顔もキレイなママ友がいると嫉妬してしまうのは仕方ありません。体型ならある程度努力でなんとかできる部分がありますが、顔は生まれつきのものなのできっぱり諦めるようにしたいところです。●(3)パートのママは見下される『どんな職業をやっているかでも格差があったりしますよ。たとえばうちの小学校だと、正社員ママがパートママを見下してる感じ があります。PTAの活動でも、正社員として勤めているママたちが仕切って、面倒な雑用をパート勤務のママたちにやらせています。本人たちに自覚があるのか分かりませんが、正直イライラします』(41歳女性/3児のママ)この方のママ友コミュニティの中では、職業による格差を感じることが多いようです。とくにPTAでは、正社員としてバリバリ働いているキャリアウーマン風のママたちが仕切っているそう。おそらく悪意はないのかもしれませんが、見下されているような言動をとられるのは嫌ですよね。劣等感を抱かずに“職業に貴賎なし”と割り切りたいものです。●“他人と比べるクセ”をなおすことが大切日々ママ友との格差を感じて落ち込んでしまうという人もいるでしょう。しかし、どんなに羨ましいと思うような相手でも、自分と同じように何かしらの悩みを抱えているものです。ママ友との格差で悩まないようにするには、“他人と比べない”という一言に尽きます。そのためには意識のベクトルをママ友に向けるのではなく、自分の子どもに向ける必要があります。「何事も子どもが一番大事」と割り切ることで、煩わしい人間関係のストレスから解放されるかもしれませんよ。●文/パピマミ編集部●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年05月30日子どもを持つと、避けて通れないのが「ママ友」デビュー。学生時代の友達関係や職場の同僚とはひと味もふた味も違うママ友コミュニティは、ひと筋縄ではいかないイメージですよね。同じ境遇を持つお友達ができることに対して楽しみな半面、どのようにつき合っていけばいいのかと大きな不安を感じていませんか? ここではママ友コミュニティに見られる暗黙のルールやトラブル例を見ながら、上手にママ友関係を続けていくヒントをご紹介します。ママ友デビューで失敗しないために子どもの入園や入学をきっかけに広がる、ママ友とのおつき合い。ママ友が集まるコミュニティはいろいろな人と出会える貴重な場ですが、全員が自分と同じ価値観や考え方を持っているとは限りません。当然、なかにはちょっと「苦手」なタイプも。ママ友コミュニティはとっても小さな世界。上手につき合っていかなければ、自分自身大きなストレスに悩まされるだけでなく、子どもにも影響を与えてしまう可能性があります。そこでチェックしておきたいのが、ママ友とのスマートなつき合い方。やってはいけないNGポイントを知り、ママ友コミュニティの攻略術を身につけましょう。先輩ママ直伝! ママ友との暗黙のルールママ友トラブルは、ちょっとしたことがきっかけで勃発するもの。気をつけていたはずなのに、気がついたらトラブルに巻き込まれていた…なんてことは珍しくありません。では、何をきっかけにしてトラブルが生まれてしまうのでしょうか? いざこざの根底をたどってみると、そこには絶対に踏んではいけない地雷、つまり「暗黙のルール」が存在したのです。暗黙のルール1:自慢話ばかりしないかわいい我が子のこと、つい自慢したくなってしまいますよね。でも、ママ友コミュニティのなかで自慢話は禁物。特に、自分や家族の自慢ばかりで相手の話を聞かない「一方通行なやりとり」は、不快感を与えるだけでなく強い嫉妬を誘います。女性は、何かと自分と他人を比べてしまうもの。自慢話は関係がこじれる大きな原因となるため、避けるに越したことはありません。暗黙のルール2:プライベートに深入りしない相手のプライベートを詮索するような質問はNGです。会話のなかで自然と話題になる場合はOKですが、唐突にパパの仕事内容や所得のことなどを根掘り葉掘り聞くのは絶対にやめましょう。年齢に関する話題もできれば避けた方が安心です。また、自分のプライベートのことをペラペラと話すことも危険。そういうつもりでなくても「それって自慢しているの?」とマイナスに捉えられてしまうことがあります。暗黙のルール3:人の子育てに口を出さない子育ての方針は人それぞれ。そして、子どもの性格によっても育て方は異なります。みんなそれぞれ自分の信念を持ち、自分なりの子育て術で日々がんばっているのです。それゆえに「何でこうしないの?」「そのやり方はやめた方がいい」など、人の子育てに口を出すのは自分から地雷を踏みにいくようなもの。たとえ「ん?」と首をかしげるような親子のやりとりがあっても、そっと見守るのがスマートです。ドン引き? それとも共感!? 実際にあったママ友トラブル実際にあったトラブル例を集めてみました。ママ友デビューして間もないママなら思わずドン引きしてしまうかも…。でも、実はママ友コミュニティでは「あるある」なエピソードばかりです。■ママ友トラブル事例1:SNS投稿に潜む大きな危険子どもの写真や家族旅行の思い出を、facebookに定期的に投稿していました。ある時ママ友たちとfacebookの話で盛り上がり、グループ内でお互いのアカウントを交換。すると数日後からママ友たちの態度がよそよそしくなり、挙句の果てには無視されるようになったのです。何か怒らせるようなことをしてしまったかな…と思って他のママ友に相談すると、「facebookに子どもや家族の自慢ばっかり投稿してるって騒いでたよ!」と教えてくれました。単なる日記感覚で気軽に投稿していたのが、周りにはよく映らなかったようです。まさかSNSでこんなトラブルに発展するなんて思いもよりませんでした。(5歳女の子のママ)このようなSNS関連のトラブルは、後を絶ちません。子ども関連の投稿が自慢に映ってしまったり、許可なしに他の子が映っている写真を投稿して問題になったり。SNSは便利で楽しいツールですが、その取り扱いは要注意。安易にSNSでママ友と繋がろうとせず、まずは相手をよく知ることが大切です。■ママ友トラブル事例2:子育て方針のズレが生んだ悲劇同じ幼稚園に通う子を持つとあるママ友に、「いつもどんなテレビ番組を見せているの?」と聞かれた時のこと。「うちは戦隊ヒーローものが大好きなの」と答えると、「もうそんなの見せているの? あまり早くから見せると暴力的になったり、言葉遣いが汚くなったり大変みたいよ!」と言われたため、思わずムキになり、「うちの子は今のところ真似する様子もないし、楽しく見ているだけだから大丈夫」と反論しました。すると次の日から、周りのママ友たちの態度が急変。わたしだけでなく、子どもまでもが避けられるようになったのです。どうやらそのママ友が、「あそこは戦隊ヒーローものを見ているから、仲良くすると悪い影響がある」と周囲に言いふらしているようでした。些細なことが子どもを巻き込む大きなトラブルに発展してしまい、とても悲しいです。(4歳男の子のママ)子育て方針に関するズレによって、ママや子どもの淘汰が始まるケースも多いようです。確かにママ友同士のおつき合いは、子どもを介するからこそ難しいもの。子育てへの価値観や考え方の違いにイライラ・モヤモヤしてしまうのは仕方ありません。ただし、たとえ自分が間違っていないと思っても、相手の価値観を明らかに否定するのはやめておきましょう。相手の言い分を100%理解する必要はありませんが、「そういう考え方もある」と認めることはとても大切です。自分の考えを軸にせずにさまざまな意見を受け止めましょう。■ママ友トラブル事例3:家族の秘密を言いふらすママ!? 子どもがクラスで仲良くなったことをきっかけに、連絡先を交換したAさんとわたし。はじめは子どもを交えて遊んでいたのですが、次第に親しくなり、子ども抜きでランチやショッピングを楽しむようになりました。信頼関係が築けてきたので「この人なら」と思い、家族についての悩みなど深い話も打ち明けるようになりました。ところが気がついた時には、クラスの誰もが我が家の秘密を知っていました。Aさんを問い詰めると「知らない」の一点張り。でも、どう考えてもAさんにしか話していない内容です。それ以来、自分のプライベートは一切他言しないことを心に決めました。せっかく親友になれたと思っていたのに、ショックすぎて人間不信になりそうです。(7歳女の子のママ)仲良しだと思っていたのに裏切られた、というケースもよく耳にします。知り合ったママ友とはできるだけ仲良くなりたいものですが、あまりにもプライベートな話をしてしまうと、その情報が漏れてしまう可能性があります。トラブル回避のためにも、必要以上の個人情報や深い話はNG。そして自分の情報だけでなく、自分が知っている他のママの情報も流出させることがないようにしましょう。大切なのは適度な距離感! 「大人力」を身につけることこうして実際のトラブル例を見ていると、「ママ友なんて面倒なだけ」とマイナスイメージを抱いてしまいますよね。でも、同じ「ママ」だからこそ、悩みや不安を助け合えるのもママ友ならでは。上手につき合うことができれば、かけがえのない支えになってくれます。大切なのは、適度な距離感を持ち、ママ友コミュニティに依存しすぎないこと。そして、小さな世界に固執するのではなく、時にはその世界を抜け出してひとりで行動する「大人力」を身につけることです。つかず離れずの距離感を保ちながら、ストレスフリーのママ友ライフを楽しみましょう。(ライター/ maho)
2017年05月10日園や学校の連絡、遊びの約束など、今はママ友同士のやりとりもLINEがメイン。手軽なツールだからこそ、使い方を誤ると「面倒なママ」認定されてしまうことも? ママ友と気持ちよくお付き合いするために、LINEのNGマナーをおさえておきましょう。■朝や夕方などの忙しい時間帯に送る「電話とは違ってLINEはいつ送っても大丈夫だろう」と思っていませんか? LINEも送る時間帯を考えないと、「非常識」と思われかねないので要注意。電話と同様、早朝や深夜に送るのはやめましょう。また、ママにとって、朝の出勤前や夕方の帰宅後は1日の中でもとくに忙しい時間帯。そんなときに急ぎではないLINEが届くと、「今忙しいのに」とイラッとさせてしまう恐れがあります。子どもの寝かしつけの時間も、通知音で子どもを起こしてしまうことがあるので避けた方がベター。もしどうしても朝や夕方に送る場合は、「忙しい時間帯にごめんね」「返信はいつでもいいです」などと一言添えるとよいでしょう。■子どもの写真やスタンプのみ子どものかわいい表情や仕草などの写真は、「ママ友にも見せたい」と思うことがあるかもしれません。でもだからといって、頻繁に子どもの写真を送っても相手を戸惑わせるだけ。とくにメッセージ無しで写真だけを送られると、相手はなんと返信したらよいか分かりません。はじめのうちは「かわいいね」と返してくれていても、徐々に「面倒だな」と思われてしまうことになります。同じように、スタンプだけをポンポンと送るのも、「意味がよく分からない」と敬遠される原因に。スタンプは会話の流れに合ったタイミングで使うようにしましょう。■だらだら続く長文LINEはどちらかというと、短文のメッセージのやりとりに適したツール。だらだらと長い文章を送ると、それだけで「読むのが面倒」と思われてしまいがち。それが他愛もない近況報告であったりすると「会ったときに話せばいいのに」「こちらも長文で返さなきゃいけないの!?」などと、マイナスイメージを持たれてしまうこともあります。もし連絡事項などで長文になる場合は、改行など、読みやすくする工夫をするとよいでしょう。■グループトークでの雑談ママ友グループや、園・学校のクラスのママとのグループトーク。人数が多いだけに「しばらくスマホを見なかったら未読が100件を超えていた」などということも。さらに、メッセージをさかのぼって読んでみると、特定の数人が雑談をしているだけで「意味のない会話ばかりでうんざり」と感じているママもいるようです。グループトークで特定の人と雑談を続けるのはマナー違反。他のメンバーも、何も言わなくても心の中では「嫌だな」と思っているかもしれません。雑談をしたい場合は個別トークで行うようにしましょう。LINEは楽しさもある一方で、ママ友トラブルの原因になることも多いもの。手軽なツールだからこそ、相手の気持ちを考えて上手に使いたいですね。
2017年05月09日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。ママ友はいざとなったときの強い味方!園や学校でのわからないこともママ友がいれば聞けるし、急用のときは預けたり預かったりと“ただのママ友”から“ずっと付き合っていける友達”という関係性になれることも。ただし、注意すべきは“距離無しママ”との付き合い方。最初の友好的な態度から、親密な関係を築いてしまえば最後!毎日毎日付き合わされて、「子育てよりむしろママ友付き合いの方がつらい……」と“ママ友疲れ”になってしまう場合もあります。ということで、どこにでもなぜか一人は存在してしまう“距離無しママ”とどう付き合っていけばいいか?を伝授します。●(1)「忙しくって」という魔法の言葉を活用『一度立ち止まって話すと1〜2時間はザラなママ。捕まると終わりなのでとにかく“忙しいフリ”をしてその場をサッと立ち去る』(30代女性/主婦)お喋りが好きなママは、一度話し始めるととまりません。強者になると園が始まってから終園までずーっと話し続ける人も……。そんな人に毎日付き合っていたら家事も全く手につかず、1日を大損した気分に。そんなときの魔法の言葉が、「すみません、ちょっと忙しくって……」。そう言って、その場をサクッと立ち去ること。実際忙しくなくなったっていいのです。「ちょっと」と言葉を濁せば万事オッケー。「ちょっとって何?」まで踏み込んで聞いてくる人は0.01%ぐらいです。何かハッキリとした理由で嘘をついてしまうと、“その後買い物でバッタリ”なんてことになったとき気まずいですが、“ちょっと”なら“家事でも何でも含みとにかく忙しい”と捉えてくれるので、大嘘ではなく罪悪感も感じません。そして、“忙しいママ”を演じる必須アイテムは腕時計 。いつも腕時計をチラ見しながらチェックしている感じをだすと“何となく忙しい感”が勝手に醸し出されるので、あまり声をかけられなくなる傾向に。また、身だしなみも“いつもテンパってる感”を出す 、つまり少しぐらい髪がボサボサ、ぐらいでいると“身なりを整える暇もないぐらい時間がない”というオーラがナチュラルに放出されます。毎回小綺麗にしていると“暇な人”と目をつけられてしまう可能性大なので、気をつけましょう。●(2)家に来られたら“汚いフリ”『毎回アポなしで家に訪ねてくる近所のママ。しかし一度も家にあげたことはない。「下の子が寝ているから」「汚いから」云々、家の敷居だけは何が何でも死守する』(30代女性/パート)距離無しママは“突然家に来る”のが上手。特に車移動が主な地域に住んでいると、“車があるかどうか”で“家に居るかどうか”まで判断されちゃって居留守も使えないことも。そんなときに役に立つのが、「とにかく家が汚れていて……」と“掃除していない家”をアピールすること。ついでに相手の家のことは「あなたの家はきれいにしていて尊敬する 」と褒めておけば相手も嫌な気分になりません。コツは“あなたが嫌なのではなくて、自分が掃除ができないという不出来な能力のせいで家に入れられないのです”と自虐要素を含ませること。もちろん、「汚くても気にしないわ」なんてガンガン押してくるママもいますが、「私が汚いのを見せるのが恥ずかしいから 」と、そこは一度入れてしまうと泥沼にハマって抜け出せないと覚悟し、頑として譲らない姿勢を見せましょう。距離無しママを一度でも家に入れてしまうと、もう自分の安息の地はなくなってしまうのです。●(3)SNSは無視という冷酷対応『朝から晩までLINEを送ってくるママ友。もう面倒だからずっと未読スルーしていたら他に対象がうつったみたいで送ってこなくなった。特に怒っている様子もなく丁度いい距離感もうまれたから、時には冷たい対応も必要だと実感』(20代女性/自営)そしてもっとも面倒なのがLINEやFBなど、SNSでの距離無しママとの付き合い。距離無しママはただでさえ距離感が全く掴めてないのに、LINEともなると相手が何時に忙しいか、何時に寝ているか、乳幼児がいるかいないかなんてお構いナシ。既読がつけばすぐに次のLINEを送ってきて返信を促し、未読であれば「今何してるの?」と既読を促し……返事したら返事したで、「今日の晩御飯なーに?」なんてどうでもいい話題に「?」付で送ってきたりします。そんなママとのSNSでの付き合い方は、“とにかく無視”。これが“上手”かどうかはわかりませんが、基本、距離無しママは鉄のハートを持っており、LINEがスルーだろうがFBにいいねがつかなかろうがそんなに気にならないからこそ距離無しで居続けられるとも言えるでしょう。どうせ毎日ほぼ園で顔を合わせるならなおさらのこと。「基本LINEとかチェックしないんで 」と一言言っておけば問題ナシ。相手も気を使わないタイプであれば、こっちも気を使う必要は全然ないということ。----------とにかく距離無しママとは長く付き合えば付き合うだけ“時間を無駄にしている感”を強く感じて疲労しか残りません。最初からうまく付き合おうと思わず、何か聞かれても「うん」「そうだね」と、瞬殺で会話を終わらせてしまうのもアリ。何事も始めが肝心です。話していても楽しくなければ相手も近づいてこようと思わないでしょう……。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/ゆみ、SAYA
2017年04月18日人間関係のトラブルでは、「嫉妬心」がその引き金となっていることが多々あります。特に、日々の暮らしぶりや収入、家族、容姿など。何かとお互いをくらべてしまいがちなママ友同士のつき合いでは、この「嫉妬」によるトラブルが多いようです。ママ友の嫉妬を招きやすいのはどのような話題なのか? 働くママたちのエピソードから考えてみましょう。■ママの学歴はタブー?/ Aさん(34歳)の場合 「小学生のうちの娘が、『私、ママと同じ○○高校に行くの!』と言ってくれたことがうれしくて、数人のママ友がいるところで、そのことをつい話してしまったのです。それが、失敗でした…。私の出身校は、地元ではわりと有名な進学校。だから、ママ友たちには『自慢』に聞こえたのかもしれません。それまでは、子どもの学校や習いごと、家庭学習についてなど、いろいろ情報を交換していたのに、それ以来、私がいるところではそういった話題が出なくなりました。私から話題を振っても、『Aさんのところは、ママが優秀だから安心よね~』と言われておしまい。たった一言で、関係性がガラリと変わってしまったようです」(Aさん/34歳/飲食店勤務)それまで、お互いの学歴が話題にのぼることはなく、当然、ママ友たちの学歴をAさんは知りません。自分の出身高校を自慢するつもりは一切ありませんが、ママ友たちの嫉妬を買う結果となりました。ママ友は育ってきた環境も、学歴もさまざま。中には、学歴に強いコンプレックスを抱いているママがいるかもしれません。たずねられたら隠す必要はないと思いますが、自分から学歴を口にするのは控えた方が無難かも。相手によっては、強い嫉妬を招く可能性がありそうです。■夫を褒めると嫌われる?/Bさん(29歳)の場合「何気なく、『休日に旦那が料理を作ってくれた』とママ友に話したら、それから何かにつけて『Bさんは、旦那さんが優しくていいわね』と言われるように。最初は言葉通りに素直に受け取って、『そうね、感謝しないとね』なんて返していたのですが…。あるとき、そのママ友が『Bさんは料理が苦手で、いつも旦那さんがやっているみたい』と言いふらしていたことがわかりました。幸い、ほかのママたちは『あの人はBさんに嫉妬しているだけだから、気にしなくていいよ』と言ってくれたので助かりましたが、女の嫉妬って怖いな…と感じました」(Bさん/29歳/IT関連勤務)夫の愚痴を言い合ってストレスを発散したい! と思っているママも多いでしょうから、すこし謙遜するくらいがちょうど良いのかも?「料理したのは良いけれど、キッチンが汚れて後片づけが大変!」のように、ちょっとした不満もつけ加えておけば、嫉妬を買わずに済むかもしれません。■独占欲が強すぎる…/Cさん(29歳)の場合「ママ友・Dさんが『よかったら使って』と、手作りの写真立てをプレゼントしてくれました。その後、別のママ友・Eさんがわが家へ遊びに来たときに写真立てを褒めてくれたので、Dさんからもらったことを伝えると、なぜかEさんは急に不機嫌に。それ以降、私と会うたびにEさんは何かプレゼントをくれるようになったのです。お菓子やちょっとした雑貨など、毎回のことなのでだんだん怖くなってきて…。一度キッパリ断ったら、それから連絡がつかなくなりました」(Cさん/29歳/小売店)Eさんのように、友だちを独占したがる女性は意外と多いものですから、プレゼントをした・されたという話題には気をつけた方が良さそうです。ときには、「もらった」と言わない方が良い場面もあるでしょう。幸い、今回話を聞いた3人の働くママたちは、大きなトラブルにはつながらなかったとのこと。しかし運や相手が悪ければ、何気ない一言が大きなトラブルの引き金になってしまう可能性もあります。ちょっとした会話のなかにも「相手の嫉妬を招く可能性がある」ということを意識して、言葉を慎重に選ぶようにしたいですね。
2017年04月16日今年も桜の便りが届き始めました。暖かくなってきたし、花見を楽しみたいものですね。大人数でわいわいやるのは楽しいけれど、打ち合わせをしておかないとトラブルを招くことも…。ママたちが「やっちまった!」失敗談をご紹介します。■「あのニオイでせっかくのお弁当が台無しに」(31歳・2歳児のママ)「大きいシートがあれば荷物を置けるし、子どもが寝てしまっても安心。そう思っていくつか用意しておいたので、ママ友たちとゆったりと花見を楽しめました。でも、空いたスペースでオムツをかえるママがいて…。一応、気を遣ったのか、端のほうでやってたけど、その延長線上にはお弁当があるんですよ? しかも、ニオイもするから不愉快でした。いくらママ友同士だからって、これだけは理解できない!」(31歳・2歳児のママ)たまにレストランの座敷席などでオムツ交換をしているママがいますが、これもマナー違反です。もちろん、野外だからOKというわけでもありません。ママ同士だから甘えてしまったのかもしれないけれど、食事を楽しむ場でもあることを忘れないようにしたいものです。■「持ち寄り弁当は『おすそわけ』も用意」(35歳・5歳児のママ)「子どもが幼稚園に行っているあいだに、ママ友たちとお花見へ行きました。家事もあるし、軽く食事をして終わらせたいね、ということで、お弁当は各自用意することに。私は娘の残り物を詰めた一人分のお弁当を持っていきました。いざ集まってみると、みんなおすそわけ用のおかずやデザートを持ってきていたんです。文字通りに受け取らず、お菓子くらい持っていけばよかった…」(35歳・5歳児のママ)持ち寄りでも何を作ろうか悩むけれど、ひとり分だけという場合も要注意。なんだかんだで、分け合えるものを持参するママは多いものです。「私だけ何もないことを責められなかったけど、何だか気まずかった」とのことなので、小分けのお菓子やフルーツなど、ちょっとしたものを用意しておくといいかもしれません。■「夫よ、酒は飲んでも飲まれるな!」(31歳・小学3年生のママ)「休みの日に5組の家族で花見へ行きました。パパたちが場所取りをしてくれたのですが、すでにお酒を飲んでいて…。昼にはもうベロベロですよ。ママたちは子どもだけでなく夫の面倒も見なくてはならず、せっかくの花見を楽しめなかった!」(31歳・小学3年生のママ)花見酒とは風情がありますが、飲みすぎには注意したいところ。どうしても飲みたいなら一杯だけなど、量を決めておいたほうがいいでしょう。花見はノンアルコールで行い、居酒屋へ移動して二次会を楽しむのもいいですね。■「人気エリアがベスポジとは限らない」(39歳・小学1年生のママ)「近所の桜の名所では、木の下が人気のスポット。今年こそは! とはりきって場所取りをしたのですが、日陰になっていて寒いんですよ。それに、桜は真上にあるから意外と見にくいし。移動も考えたけど、せっかくいい場所が取れたので動かずにいたら、子どもが風邪を引いちゃいました」(39歳・小学1年生のママ)花見といえば桜の木の下、というイメージがありますが、意外な落とし穴があったとは! 少し離れた場所でもじゅうぶん楽しめますし、無理にこだわらなくてもいいかもしれませんね。開放的になってハメをはずしてしまったり、準備不足で恥ずかしい思いをしてしまったり…。楽しいはずのお花見が残念な思い出にならないよう、気を付けたいですね。
2017年04月03日ママ友同士のいじめやトラブルが頻繁に起きているという話を聞いて、つきあい方に不安を感じているママは多いことでしょう。しかし、適度な距離感を置いてつきあうことができれば、ママ友は心強い存在でもあります。深入りせずに上手につきあっていけるのが理想なのかもしれません。良好な“ママ友関係”を築くために、世のママたちはどのようなことに気をつけているのでしょうか? 体験談をもとに、そのコツを考えます。■複数のグループと交流をもつ「以前は、あるグループのママ友たちとだけつきあっていて、その中で揉め事が起きるたびに巻き込まれ、面倒だな…と感じていました。それが嫌で、次第にほかのグループのママ友ともつきあうように。違うグループのママとも交流するようにしたら、なんだか気持ちが楽になりました」(Hさん/31歳/主婦)ママ友づきあい以外でも、いつも特定のグループとだけ深くつき合っていると、たしかに疲れます。もちろん、親友と呼べるような友だちになりたいなら、深くつきあうことも必要でしょう。しかし、「グループ」ということになると、人間関係のしがらみが多くなったり、中には気の合わないメンバーがいることも。ママ友グループの人間関係に息苦しさを感じたら、意識して複数のグループと交流してみるのも一つの方法かもしれません。■ときにはNOも必要「私は、ママ友と合う頻度を意識的にセーブしています。LINEを交換しているママたちからいろいろとお誘いを受けますが、それら全部に乗っていたら、いくら時間があっても足りません。ときには、とくに予定がなくても、何か理由にして断ることも。幸い、私の周囲には私が断ったことを悪く言う人はいませんし、ストレスなくママ友とつきあうことができています」(Kさん/29歳/小売店)誘われたら断れない…というタイプの人は、ストレスを溜め込んでしまいがち。ときには、Kさんの真似をしてみるのも良さそうです。ただ、いつもこちらが誘いを断ってばかりだと、相手はだんだん誘いにくくなることも。今回断ったら次回は自分から声をかけるなど、相手への配慮を忘れないようにすると、より良い人間関係につながるかもしれません。■見ざる・言わざる・聞かざる…近寄らざる?「『悪口を言った・言われた』という理由で仲が悪くなったり、トラブルが起こったり…。そんなママ友が周囲にたくさんいます。だから、私はよく噂話をしているママたちとは距離を置いて、余計な話を耳に入れないようにしているんです。余計なことを聞かなければ『悪口を言った・言われた』なんてことに巻き込まれる心配はありませんから」(Aさん/33歳/主婦)噂話はガールズトークの定番…とはいえ、それが思わぬトラブルを招くことも。ただ話を聞いていただけでも、「一緒になって言っていた」と思われる可能性があります。そういった話からできるだけ遠ざかっておくのは、得策だと言えるでしょう。同じように、ママ友の家庭事情についても必要以上に突っ込んで聞かないようにしておけば、「噂を流されて云々…」といったトラブルの回避につながりそうです。■ちょっとしたコミュニケーションを大切に「幼稚園の送り迎えをしていると、たくさんのママたちと顔を合わせます。ときには、その人たちと近くのスーパーなどでバッタリ会うことも。そんなとき、『お互いに顔は知っているけれど、話したことはない』ではなんだか気まずくて…。だから、とくに仲が良いママ友以外でも、顔見知りのママならすれ違うときなどに、挨拶プラスひとこと、ふたこと会話を交わすように心がけています」(Iさん/31歳/教育関連)先の3例は、どちらかと言えば「浅く」のためのコツでしたが、最後は「広く」についてです。たしかに、「知っているけど、知り合いではない」という間柄は気まずいもの。友だちとは言えないまでも、「知り合い」程度の間柄になっておけば気持ちが楽になるかもしれません。「良いお天気ですね」「あたたかくなってきましたね」など、天候について少し会話を交わすだけでも、良い人間関係につながるのではないでしょうか。深く長くつき合っていけるママ友がいるのは、もちろん素敵なこと。しかし、子育てをしていると、嫌でもたくさんのママと知り合うことになります。全員と深くつきあうのは難しいですし、まったくつきあわないというわけにもいかないでしょう。上手にママ友とつきあっていくためには、「広く浅く」の適度な距離感を心がけてみては? もしかしたら、ママ友とのつきあいがもっと楽になるかもしれません。
2017年04月02日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。大人になると新しい人との出会いの機会は一般的に減っていきます。でも、ママの場合は“ママ友”という出会いの形があります。ただ、この子どもを介したママ同士の出会い、子ども同士が不仲な場合も成り立つのでしょうか?ここでは子ども同士が不仲になっても、ママ同士が仲良く付き合っていくために踏みたいステップやコツをご紹介します。●(1)「○○ちゃんのママ」から名前呼びへ4歳の女の子のママHさんと、同じく4歳の男の子のママMさんは、プレママクラスで知り合って以来の仲良しママ友。でも、子どもたちが成長するにつれ、男女というせいもあってか一緒に遊びたがらないようになったそうです。でもHさんとMさんは馬が合い、「子どものせいで自分たちが楽しくおしゃべりできないのは、どこか変」と考え、子どもから離れたところで会う時間を作るようになりました。ママ友の付き合いは子どもを公園で遊ばせて、子どもを互いの家に呼んでという、子ども付きの場合が少なくありません。でもこれは、子どもたちが仲良く遊んでくれるのが前提であり、不仲だと成立しません。それでもママ同士で気が合うのなら、子どものいない時間・場所に会う時間を作りましょう 。子どもを保育園や幼稚園に預けている間などを有効に使って、「○○ちゃんのママ」でなく「△△さん」と名前で呼び合える付き合い方を目指します。●(2)夜更けのウォーキング兼おしゃべりで子どもがそこにいないだけでなく、大人同士だからこそできることで、友人関係を深めていくという方法もあります。12歳の男の子のママMさんと2歳の男の子のママKさんとは、同じ児童館を利用していて知り合ったそうです。男の子の子育てをMさんから学んだというKさんですが、「子どもたちは年が離れすぎていて一緒に遊んでくれないため、ママ同士で過ごす時間を工夫する必要がある」と考えました。そこで、Kさんは互いの住居が近いところをいかし、Mさんを誘ってウォーキングを始めました。夜、パパが帰宅して子どもが眠った後の30分程度、連絡を取り合って互いの都合がつくとウォーキング兼おしゃべりタイムのスタートです。おしゃべりの内容は、『最初のうちは子どものことが中心だったけれど、最近はニュースの内容や夫の愚痴なんかも』とはKさん。『出会いのきっかけは子どもだったけど、今は子どもとは無関係なダイエット仲間 になっています』とのことです。●(3)習い事やサークル活動でベビーグループからずっと一緒だった子どもたちの間にいじめ問題が起き、グループは分裂。『でも、子ども同士が遊ばなくなったからって、ママ同士の付き合いまで薄くなっていくのが悲しかった』というのは6歳の女の子のママGさん。Gさんは最初、グループの中でも特に親しかった数名のママ友と一緒にスポーツジムや料理教室に通うなどの習い事を始めて、子どもを介したママ友から、趣味友へとその仲を発展させていきました。『でも、グループのママたちがみんな似た趣味を持っているわけじゃなかったから、他の方法も考えなくちゃいけなかったの。それで作ったのが“サークル”』だったそうです。Gさんが作ったサークルは、大学などにある「サークル活動」と同じで、明確な行動内容を定めず、時にはランチを、時には映画を、また時にはカラオケをと、いろいろなイベントを企画して、興味を持ち都合の合う人が参加する というスタイル。こうして、『子どものママとしてのつながりを卒業したってわけ』といたずらっぽく笑うGさんには、イベントリーダーとしての素質や企画能力もあったようです。●まとめとして子どもとママは強い感情的なつながりを持っているため、子ども同士が不仲になるとママ同士もその影響をどうしても受けてしまいます。それを最小限に抑えるために現役ママたちが取った手段がご紹介した3つ。互いのつながりを子どもから離れた趣味などへと移していくことで、子どもの不仲がママ同士の関係にそれほど大きな影響を与えなくなるわけです。大人になってからの貴重な出会いだけに、ママ友を趣味友に、○○ちゃんのママから名前呼びへ と進化させて、友だちの絆を強めたいですね。●文/さとうあきこ(海外在住プロママライター)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)、坂井由有紀(央将くん)
2017年03月30日ママにとって人生で一番大きな仕事といっても過言ではない“育児”。子どもを育てるのは喜びだけでなく、「本当にこんな育て方でいいのか」などといった不安も常にあるものです。そんな不安を共有できるのが“ママ友”ですね。同じ境遇にいるからこそ互いの気持ちが分かり合える“戦友”のような存在……ママ友がいることで救われた経験をしたことがあるという人は少なくないでしょう。しかし、一口に“ママ友”といっても彼女たちには十人十色の特徴があります。中には全く性格が合わないという人もいるでしょう。そこで今回は、数あるママ友トラブルの中から、“話を盛りすぎるママ友”にフォーカスしてお話ししていきたいと思います。●話を盛りすぎるママ友に困惑したエピソード3つ●(1)好意はありがたいけど……『数年前に付き合っていたママ友の話なんですけど、その人は仲良くなった人をなぜか異常に持ち上げる癖があって、ほとんど嘘スレスレの褒め方をするので困っていました。たとえば、他のママ友の前で、「Aさんの家って豪邸なのよ!」とか「Aさんの娘ちゃんって将来モデルになりそうなくらい美形なの」とか大げさに褒めます。ちなみに私の家は普通の一般的な家ですし、娘もお世辞にも将来モデルを目指せるような容姿ではありません。褒めてくれるのは嬉しいのですが、正直ハードルが高くなるので鬱陶しかったです。ときどき、「仲良いふりをして私を貶めようとしてるのか? 」と勘ぐりました』(34歳女性/販売)この話を聞いて、露骨に敵対してくるマウンティングママよりはマシじゃないかな?と一瞬思いましたが、悪意がない分、こういうタイプの人のほうが面倒くさそうだなと思い直しました。おそらく本人は、自分にできる最大限の表現で相手を褒めようとしているのだと思いますが、それによってハードルが上がってしまい、その話を鵜呑みにした他のママ友から「なんだ、たいしたことないじゃん」とガッカリされてしまいます。そんなことが繰り返されれば、「この人もしかしてフレネミー?」と勘ぐるのも仕方がないですね。話を盛りすぎてしまう人には要注意です。●(2)人の失敗を大げさに話す『私の周りにも話を盛る人がいます。その人はPTAの会長なのですが、とにかく他人の失敗をめざとく見つけては、大げさにそれを吹聴します。この前は集金係の人が家にお金を忘れてきたのを、「○○さんが皆のお金なくしたかもしれないですって! 」と言いふらしてました。なんでそんな性格の悪いことができるのか……』(41歳女性/主婦)これはさきほどと逆のパターンですね。他人を悪く言いたいがために話を盛る……もはや虚言癖一歩手前といった感じです。さきほどの例と一つ違うのは、このパターンの人はおそらく“自覚があって”話を盛っているということ。他人を貶めるためにわざと話を盛っている可能性が高いです。こういう人とはなるべく関わらないようにしたいものですが、それがPTA会長などのリーダー的立ち位置にいる人だったらかなり厄介ですね……。●(3)毎回言っていることがコロコロ変わる『去年ここに引っ越してきて始めて仲良くなったママ友がまさにそんな感じの人でした。「私は有名企業の社長秘書をやっていた」とか「元モデルでテレビにも出てた」とか自慢をしてくるのですが、いつも話が微妙に違っていてすぐに嘘だと見抜きました。他のママ友ができたときに相談したら、「あの人とは仲良くならないほうがいいよ 」とのこと。理由を聞くと、やはり嘘をつくことで有名だったようです。実際は有名企業の社長秘書ではなく、中小企業の小さな建築会社の事務で、テレビに出てたのもたまたま街頭インタビューを受けただけとのこと。なんでわざわざバレる嘘をつくのか不思議で仕方ありません』(34歳女性/介護)(1)(2)の人は他人の話を盛るタイプでしたが、今回は自分を大きく見せようとして話を盛るタイプのママ友ですね。こっちはとっくに嘘を見抜いているのに、それを我慢しながら聞き続けるのはツラいものです。こういうタイプの人とはなるべく距離を置くようにしたいですね。●話を盛りすぎるママ友との上手な付き合い方いかがでしたか?話を盛りすぎるママ友が近くにいると、どう接したらいいのか困惑してしまうものですよね。話を盛るママ友と上手に付き合う方法としては、ベタではありますがやはり“なるべく近づかない ”ようにするのが最善でしょう。下手に仲良くなると(2)の人のように嘘の悪口を言いふらされる可能性もあります。また、どうしても付き合わなければならない状況(子ども同士が仲良いなど)にある場合は、極力話を鵜呑みせず、スルーすることが大切です。もし身近に同じようなママ友がいたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。●文/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2017年03月29日ママ友づきあいは難しく、気疲れしてしまうもの。その大きな理由のひとつに、お互いの価値感や教育方針の違いがあるのではないでしょうか。子育てにおいて大事にしているポイントは人それぞれ。少しの違いならいいけれど、あまりにも自分とズレていると、接していて苛立ちが募ってきてしまいます。今回は子育て中のママたちに、そんなイライラ体験を聞いてみました。どんな相手に対し、どのような感情を持ってしまうのでしょうか。さっそく見ていきましょう!●(1)叱らない子育てママVS叱りすぎママ“ママ友界の水と油”ともいえるほど、絶対に相容れることのないふたつ。それが、“叱らない子育てママ”と“叱りすぎママ”です。今回もたくさんのイライラ体験談が寄せられました。『友だちのオモチャを横取りしてようが、滑り台を逆走してようが、ブランコに割り込みしようが、絶対に子どもを叱らないママがいます。遠くから「あらあら、ダメよ〜。うふふ」なんて延々やってるだけ。極めつけはその子が、うちの子を突き飛ばして泣かせたときです。「お友だちを突き飛ばしたくなっちゃうくらいイヤなことがあったんだね。辛かったよね。何があったか、ママにお話してごらん?」だって。叱らない上に、泣いてるうちの子への謝罪は全くなし 。イラつきすぎて気が狂うかと思った』(30代女性/3歳男の子のママ)『お子さんのやることなすこと全てに口出しをして、ガミガミ叱ってばかりのママさんがいるんですよね。一緒にランチでも行こうものなら大変です。こぼすな、ちゃんと食べろ、前を向け、クチャクチャするな、残すな、騒ぐな、席を立つな……ずーっと叱りっぱなし。大きな声で怒鳴りつけるから、うちの子まで萎縮しちゃってかわいそうになります』(40代女性/5歳女の子のママ)●(2)ナチュラリストママVSジャンク大好きママ出産を契機に、ナチュラル志向に転向するママも少なくありません。ある程度なら理解できますが、行き過ぎると厳しいものがあります。『学生時代からの親友。同じ時期に妊娠、出産してお互い喜んでいたんですけど……彼女、子どもを産んだとたん超ナチュラリストになっちゃったんです。うちの子の服をかいで「合成洗剤使ってるなんてありえない!洗濯は石けんでしないとダメだよ」と言ったり、「予防注射は受けるな」っていう長文LINEを送りつけてきたり、わが家の哺乳びんセットを見て「親なら、完全母乳で育てるべき 」って熱弁したり。ランチに誘っても「その店の食べ物って安全なの?」とかいい出して店が決まりません。ほんとにイライラします』(20代女性/1歳男の子のママ)いっぽうで、あまりにも大らかすぎるママ友にイラつく人もいるようです。『子だくさんの肝っ玉系ママがいるんですけど、一番下の子の子育てが雑すぎて見ていられません。まだ1歳なのに、上の子と一緒にファストフード店のポテトを食べさせてる。グズりそうになったらすぐお菓子かスマホ。一緒にいるうちの子もマネしたがるから、ほんとにやめてほしいです』(30代女性/1歳男の子のママ)●(3)泥んこ放置ママVSガリ勉教育ママ『「子どもは遊ぶのが本分!」と豪語するママ友。たしかにそうだけど、ちょっと度を越している。もう高学年なのに習い事の一つもさせず、学校が終わったあとはひたすら近所で遊ばせてるんです。その子は土日でも構わず「遊ぼう」ってわが家に来ます。突然来られても困るし、うちの子は毎週末塾のテストがあるから無理だよと断ったら、「あそこの家は教育ママ。子どもがかわいそうだよね」ってヒソヒソされた』(30代女性/小学生男の子のママ)『産院でできたママ友。和やかな方だったし、波長もあって仲良くしていたんです。でも、お子さんが小学校受験をすることになり、人格が変わってしまいました。まだ5歳の子に1日50枚以上の学習プリントをさせる 。夕食後、真っ暗な中で縄跳びの特訓をさせる。毎日塾に行き、寝かすのは夜遅く。勉強の邪魔になるといって、下の子は認可外保育園に朝9時から夜8時まで預けっぱなし。お昼ごはんも夜ごはんも保育園で済まさせてます。公立小学校に行くわが家のことを見下すような発言もあって、マウンティングされてるのかなあと思います』(30代女性/5歳女の子のママ)----------いかがでしたか?子育てをしていれば、価値感が違うママ友とは必ず遭遇します。そんなとき不必要にイラつかないためには、物理的な距離を取ることが一番の解決策です。基本的には、なるべく会わないように手をつくしましょう。子どもが寂しがると思うかもしれませんが、不安定でイライラしているママの姿を見せるほうが悪影響です。同時に、心理的な距離もとっておきたいですね。SNSを退会する、メールアドレスを削除する、趣味や仕事に没頭するなど、さまざまな方法があるはずです。いずれにしても、ママ友と深く関わるのは人生においてほんの短い期間だけ。無用に翻弄され疲れ果て、家族に辛くあたるのは賢いママとはいえません。ときには潔く切り捨て、自分にとって本当に大事なものを守っていくほうがずっと賢明ではないでしょうか。●文/パピマミ編集部●モデル/坂井由有紀(央将くん)、貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年03月28日息子モーの通う中学の卒業式前日。私とママ友は、仕事の昼休みのわずかな時間を使って、明日の卒業式に着る服を探しに町へ繰り出していた。「ついに卒業ね。いやー絶対泣いちゃうわあ」と、ママ友が感慨深げに言う。ところが、前日になって慌てて服を探し出すくらいなので私にはあまり実感がなく、「そうかな~」と言うと、ママ友が言う。「だって、幼稚園から一緒だった子たちとついにお別れになるんだよ、悲しいよ!」なるほど、言われてみればそうだな、と思う。確かに、近所の幼稚園から近所の公立小学校、公中学校へと通ったモーには、最長12年もの間、同じクラスで過ごした友人たちが何人もいる。うちにもよく遊びに来ていたし、町で会えば「ちわっす」とニコニコしながら挨拶してくれる。気づけばみんな身長180センチ近くになっていて、社会では大人扱いされてもおかしくない。でも、100センチのころから知っている私から見れば、みんないつまでも可愛い子どものままだ。もはや、親戚の子どもみたいな感覚である。ここまで成長を見てきた近所の子たちがバラバラになって、それぞれの新天地に巣立っていくと思うと、確かにちょっと寂しい。……とはいえ、中学を卒業したってモーとの毎日の生活は変わらないし、お別れじゃないわけだし……。「ところで明日の卒業式、何時に集合か知ってる?」「そういえば知らない」情報に疎い母二人。学校から子に配られたプリントが、子から親に届くラインに断絶があるのも最後まで平常運行で、やっぱりいまひとつ実感がわかない。同じ日の夕方、モーの担任の先生からスマホに着信があった。まさか、最後の最後に何かやらかしたのでは、と冷や冷やしながら電話に出ると、「直前になって申し訳ないんですけど、モーさんは3月生まれでしょ? モーさんが生まれたときの様子や名前の由来、小さい頃どんなお子さんだったかをお伺いしたくて」と担任の先生。この担任の先生は毎月、お誕生月の子どもの親に簡単なヒアリングをして、こんな風に生まれてきましたよ、という小さな物語を、学級便りに載せてくださるのだ。先生のこういう心遣いや、さすが国語の先生とお話をするたびに唸らされる美しい言葉遣い、そして同じ女性として、ついうっとり見惚れてしまうほどエレガントな所作。息子共々、全幅の信頼を置いている先生だった。「そうですねえ、息子は生まれたその日、うまくおっぱいが飲めなくて、お腹をすかせて夜通し泣き続けて……」「まぁ!そうでしたか。それは大変でしたねえ」……そうでした、すっかり忘れていたけど大変でした。一晩中抱っこして、病室で揺れ続けて。ようやく生まれてきたわが子の涙ひとつ止めることもできないなんて、私は親失格なんじゃないかと一緒になって泣きたい気持ちになったなあ。「幼稚園の運動会のかけっこでは、一人だけスキップしちゃって……」「あらまぁ、昔から大物ですねえ」……そうだ、スキップしちゃったなあ。小さかったなあ、あのとき。それがこんなに大きくなっちゃって……でも中身は全然変わらないよなあ。先生の、包み込むように優しい相槌に促されるまま昔話を続けていると、さっきまであんなにクールな気持ちでいたのに、不思議とどんどん胸に熱いものがこみ上げてくる。うっ、これはまずいぞ、落ち着け、落ち着くんだ私、ここはデパートの婦人服売り場だ(まだ服を探していたのである)、ここで取り乱してはいけない、と必死で動揺を沈めようとするものの、やっぱりついに、そのときはきた。「幼稚園の学芸会のとき、自己紹介のマイクを向けられて……あの子、“ウンコです”って言ったんです。ははは、ウンコってね。昔から本当にお調子者で、体だけは大きくなっても、今と全然変わらないんですよね……ウンコって……ウンコ……ううっっ」。デパートの婦人服売り場でウンコを連呼しながら咽び泣く女。先生は電話口でエレガントに笑い声をあげている。「本当にっ……先生には何から何までお世話になりましたっ……息子の良さをわかっていただいて……見守ってくださって……、ちゃんとお礼をお伝えできて本当によかった……」と、鼻をすすりながら言う私に先生が優しく語りかける。「彼はね、あの人柄で、これからどこにいっても友達が寄ってきます。何にも偏見のない彼の物の見方は、お母さんの家庭教育の賜物ですよ」。ここで労いの言葉なんてさらなる反則技です先生。涙をポロポロ流しながら、ああ、息子は明日卒業するんだなあ、と思ったのだった。そうして迎えた卒業式当日。受け付けを済ませた保護者には、式次第とともに、一通の封筒が配られた。封筒には息子の文字で「母へ」と書いてある。「いやーここで親への手紙!? これもう絶対泣いちゃうじゃん、泣かせにかかってるじゃん! ずるい! 卑怯!」保護者席に隣り合って座ったママ友が言う。確かにこれは確実に泣かせにかかっている。しかしこちとら昨日からすでに涙腺が緩んでいるのである。この際とことん無抵抗主義。煮るなり焼くなりどこからでもかかってきなさい。ハンカチを手に覚悟を決めて、いざ厳かに開封の儀。……ところが、そこに書かれた息子からの手紙に、私は目を疑ったのだった。以下、全文である。母へ/ははへ/ハハへ/motherへいかがお過ごしでしょうか。僕は元気です。本日3月17日を以って中学校を卒業します。思えばさまざまなことがありました。東京都知事の汚職発覚、某人気タレントの不倫騒動や某有名女優の宗教団体への出家。そしてヒラリー・クリントン大統領候補の敗戦。とても波乱万丈な中学校生活でしたが、とても楽しくもありました。この3年間で僕はたくさんのことを学びました。ついに卒業と思うととても感慨深い気持ちになります。3年間、僕を支えてくれたのは誰あろう母でした。毎日、ありがとうございます。とても感謝しています。そして最後に、また3年間よろしくお願いいたします(_ _)たてよみ(嘘) 息子よりお前は年末の週刊誌か何かかと。そして最後の謎のYouTubeトップへの導線は何なんだよと。卒業式は、爆笑のうちに幕を閉じた。イラスト:片岡泉
2017年03月21日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。嫉妬は人が持つ感情の中でもとびきり複雑でとびきり醜く表れやすいものです。誰だって感じたくないし、当てられたくもない嫉妬ですが、その原因は身近なところにたくさんあって、なかなか避けられません。残念ながら、ママ友の間にも嫉妬はつきもの。ママ友間の嫉妬はどんなところから生まれやすいのか、それをどうすればトラブル化させずにかわすことができるのか、30~50代のママ仲間10人に聞き取りをしてみました。●(1)経済的な背景への嫉妬10人中4人が取り上げたのが、“実家や夫などの経済力に対する嫉妬”の怖さでした。社宅住まいのWさんは、『夫の出世で、ママ友付き合いがガラリと変わってしまった 』と嘆きます。これまでは同僚として一緒にキャンプにいくような家族ぐるみの付き合いをしてきたのが、夫が昇進するや、ママ友だったその妻の言葉遣いが変わり、子ども同士を遊ばせる回数も激減。もうママ友とは言えないような関係になってしまったそうです。Wさんは、『直接、嫉妬をぶつけられるわけではないけど、これも一つの嫉妬の形よね』と悲しげ。また、ご主人が会社を経営しているTさんは、『B級グルメツアーに、何度か誘ってもらえなかった』と打ち明けてくれました。ママ友仲間が計画したB級グルメツアーに、Tさんともう1名の“高収入な夫を持つママ”はメンバーとして声をかけてさえもらえず、後で知り、「え~、行きたかった」と言うと、「だってB級だし」と言われたそうです。微妙ですが、そこにも嫉妬の影がチラチラ。Tさんは、『「私も行きたいから次は誘って」とごり押しして無理矢理にでも仲間に入れてもらっている 』とのこと。嫉妬を消すことはできなくても、こうしてママ友のつながりをキープするのが大切だとTさんは言います。●(2)ママの仕事への嫉妬専業主婦か、パートタイムかフルタイムで働いているかでも、嫉妬は生まれています。ママ友の食事会。専業主婦なら参加が当たり前。パートタイムなら、時には不参加も仕方ない、でもフルタイムの場合は参加できなくて当たり前。その感覚には、気遣いだけでなく嫉妬も含まれているというのはYさん。「Yさんはフルタイムだし、ランチは無理よね」と誘われる前にダメ出しされてしまう というYさん。その横で、「何曜日なら大丈夫なの?」と聞かれているパートタイムで働くママ友は、「フルタイムで働けばもっと稼げるけど、ランチに行けなくなるのもイヤだしね」とこれ見よがし。毎回繰り返されるこんなやり取りを「どう考えても、嫉妬からくる嫌味」とYさんは感じるそうです。『この場合、「フルタイムは大変なのよ」とか「そんなに給料もらえないよ」といった愚痴は逆効果。かわりに、学校行事などで平日休みを取るときに私からランチや家でのお茶に誘う ようにして、関係をつなぐよう努力しているのよ』と教えてくれました。同じく嫉妬の原因に「仕事」を上げたママは3人。そのうち2人は、『自分が働きたくても働けないからこそ、仕事の話題になるとうらやましくなってしまう』と嫉妬を感じる側の気持ちも代弁してくれました。●(3)子どもの学校・学力への嫉妬ママ友間の会話でのトップトピックスは「子ども」。乳幼児なら、「言えた・できた」、入園時ならどこの幼稚園を受けるか、小学校や中学校なら成績や受験についての話題は避けられません。幼児期におしゃべりが上手でも、ひらがなやカタカナを覚えるのが早くても、それが将来どの程度何に影響するかと聞かれると疑問もあります。でも、そのときのママたちの間では重大問題です。『「うちの子はどうしてひらがなを覚えられないんだろう」と焦ってしまった』と話してくれたのはRさん。入園前に通っていたママサークル内での子ども自慢に、疑問より先に焦りを感じたそうです。Sさんもまた、『小学校受験のときも中学校受験のときも、うちの子が受験をしないというだけで、ママ友間だけでなく子どもたちの間もギクシャクしてしまった』と言います。また逆にFさんの場合は、『「公立小学校に行かずに受験する」と話した途端に、ママ友からのメッセージが激減した』と話してくれました。子どもの学校選びはプライベートな問題ですが、それが原因でママ同士も子ども同士も関係が悪化することがあり、『打ち明けるタイミングがとても難しい』(Fさん)とか、『早い時期に打ち明けておかないと言い出せなくなるし、否定的な意見は絶対に口にしたらダメ 』(Sさん)といったアドバイスもありました。●まとめとして嫉妬を全く受けない、全く持たないというのは難しいかもしれません。誰の心にも多少の「羨ましいな」は存在しているものでしょう。でも、それがママ友間の大炎上の原因になったり、ママ同士だけでなく子どもたちの関係にまで影響したりするとしたら問題です。うらやましい気持ちを持つのは当たり前。だからこそ、それを隠しすぎずにサラリと口に出すことで流す、または大人らしくきっちりと胸のどこかに仕舞い込む、大人なママはそのくらいの嫉妬対策を身につけておくべきかもしれませんね。●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)●モデル/ゆみ、SAYA
2017年03月18日卒業式に、3学期の終業式など、子ども関係の行事に忙しい3月。何かとママ友たちとの集まりが多く、おもてなしをする機会が増えるシーズンですよね。今回はそんな時に役に立つ、15分でできる華やかなミニパルフェをご紹介します。潰したイチゴに生クリームを重ねて、カステラと飾り用のイチゴを盛りつけるだけで、カフェも顔負けのパフェのできあがり!カステラのかわりに市販のスポンジケーキを使ったり、さらに豪華にアイスクリームやクッキーをプラスしたり、トッピングは自由自在。子どもも喜ぶこと間違いナシです。材料費も手間もかけず、楽しいひとときに華を添えてくれるミニパルフェ。写真を撮ってインスタグラムに載せても盛り上がりそうです。■イチゴのグラスケーキ調理時間 15分 1人分 169Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 4人分> イチゴ 6~8個砂糖 大さじ1生クリーム 100ml砂糖 12gカステラ 1切れイチゴ(飾り) 4個ミントの葉 適量<作り方>1、ボウルにイチゴと砂糖大さじ1を入れ、フォークで粗くつぶす。別のボウルに生クリームと砂糖12gを入れ、8分立てに泡立てる。イチゴ(飾り)はヘタを取り、2~4等分に切る。2、グラスに(1)のイチゴと生クリーム、カステラを手でちぎりながら入れ、イチゴ(飾り)とミントの葉を飾る。生クリームのかわりにヨーグルトを使えば、さらに時間短縮&ヘルシーになりますよ。
2017年03月07日よくビジネスマンの間では“政治”“宗教”“野球”の話題を出すのはタブーだと言われていますが、ママ友の場合だと“夫の職業”がそれにあたります。ママたちの間で行われるマウンティングの多くが“どれだけいい暮らしをしているか ”を基準としているからです。日頃から他人の不幸を探しているようなハイエナママだけでなく、普段はそんなこと気にしないような普通のママでさえ、相手の夫の職業や年収を聞くとピクッと反応してしまう繊細な話題です。だからこそ、自分や相手に嫌な思いをさせたくない人はあまり相手の夫の職業について聞きませんし、知っても深く詮索はしません。そこは暗黙のルールのようなものです。しかし、中には他人の夫の職業を聞き出してはバカにしてくるママもいます。今回は、ママ友に夫の職業をバカにされたことがあるという人に話を聞き、どのように対処して乗り切ったのかを聞いてきました!●作業着=底辺!?『私の夫は某自動車メーカーで働いているのですが、開発が仕事なので、いつも作業着で出勤しています。ある日、それを見たママ友が、「旦那さん土方なの?大変ね〜」と小馬鹿にしたような口調で言ってきてイライラしました。たしかに作業着で出勤してるけど年収は1,000万超えてるし、仮に土方でも何が悪いの?って感じ。他人を社会的地位でしか見られない人って本当に哀れだと思います。私の場合は愛想笑いでスルーしますね』(31歳女性/夫は自動車メーカー勤務)作業着の人は比較的に下に見られやすい傾向にあるようです。おそらく背景には“作業着=低学歴=給料が安い”といった先入観があるのだと思いますが、そもそも職業に貴賎はありません し、どんな仕事をしていたとしても立派なものに変わりありません。しかし、“幸せ=お金”になってしまっているママにはそれが全くもって理解できず、一方的な視点でバカにしたり同情したりします。このような人には何を言ってもムダなので、穏やかに愛想笑いでスルーするのが一番かもしれませんね。●農家はダサい!?『前にとっても悲しいことがありました。私は夫とともに農家をやっているのですが、ママ友ランチのときに夫の職業の話になり、私が農家をやっていると言ったら「一次産業なんてやってる人初めて見た笑。それって楽しい?」と笑われました。最初はなにが起こったか分からずポカンとしていましたが、バカにされていることに気づいた瞬間怒りで震えが止まりませんでした。そのママの旦那さんの職業はデザイナーだそうです。たしかに、デザイナーはかっこよくていいと思います。でも、農家だって人々が生活する上で絶対に必要な食物を育てて供給している大切な仕事です。誇りを持っていただけに私はショックで、そのまま何も言い返せませんでした。その後は一切そのママたちと縁を切って距離を置いています』(36歳女性/夫とともに農業に従事)これはひどい話ですね。今後一切野菜や肉を口にしないで!と言いたくなりますね。繰り返しになりますが、どんな職業も必要があるから存在するわけで、そこに優劣はないはずです。それをバカにしてしまうママにはゾッとしてしまいます。この方はこの件を機にママ友付き合いをやめたそうです。無理してマウンティング合戦に付き合わず、一抜けしてしまうのは賢い選択 だと思います。●サラリーマンは働いている意味がない!?『息子の学年のママ友に本っ当にムカつく人がいます。その人は旦那さんが建築会社の経営をしているらしく、前にまじめな顔で「サラリーマンってかわいそうよね。いつでも替えがきくし、周りにぺこぺこして大変そう。そんなのって働いてる意味ないと思わない?皆独立しちゃえばいいのに」と周囲のママに語っていました。そのママは専業主婦で、しかも1、2年しか社会人経験がないそう。あまりの世間知らずぶりに辟易しましたが、一応言っておこうと思って「それってサラリーマンの人に失礼じゃない?」と切れ気味に返しておきました。その後向こうからシカトされるようになりましたが笑』(36歳女性/夫は不動産勤務)自分はたいして何もしてないくせに、夫の実績にぶらさがってえらそうなことを言う人っていますよね。そういう人は夫に頭が上がらないので、家の中ではたいてい大人しいですが、その分外では自分が優位に立とうと必死 です。お話を聞いたママさんは怯まずに言い返したそうですが、泣き寝入りして付き合うよりは、言いたいこと言ってすっぱり関係を断つのも一つの手かもしれませんね。----------いかがでしたか?人の旦那の職業にケチをつけるような感性のママにはなるべく近づかないようにしたいものです。いくら夫の収入が高くても、心が貧しければそれは幸せとはいえないのではないでしょうか。もしも周りにそういうママ友がいたとしても、「自分に自信のないかわいそうな人」と思ってスルーするのが一番かもしれませんね。●文/パピマミ編集部●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2017年02月23日味方でいるうちは心強いけれども、敵に回すと恐ろしいのが“ママ友”。なるべく敵は少ないほうがいい、ということで皆さん穏便に過ごすよう努力されていることと思いますが、時にはイラッとしてしまうママ友の行動に直面することもありますよね。とりわけ、注意するほどでもない小さなイライラをプレゼントしてくれるママ友が一番厄介だったりします。プロレスラーのボディ・プレスよろしく、相手を叩き潰そうとマウンティングしてくるボスママとか、コソコソと悪口を言いふらすねずみ男のようなママなどは、一切関わらないようにするか能面のような顔で接すれば済みますが、“半分仲いいけど、半分嫌い”みたいなママ友は厄介です。そういうママ友にありがちな特性の一つに、“ケチ(本人いわく節約家)”が挙げられます。普段はいい人なんだけど、ふとしたときに見せるケチっぷりがイライラする……そんな人、あなたの周りにもいませんか?ということで、今回は、節約家すぎてイライラしたママ友のエピソードについて周囲のママさんたちに聞いてみました!●(1)家に招いたのに何も出さないママ友『子ども同士が仲良くなったのがきっかけで知り合ったママ友。気さくでいい人で意気投合。ある日家に招かれたので、少し高めのデザートを持参して訪問しました。「わぁ、こんなに高いの、すみません〜」と喜んでくれたので一安心……しかし、いつまで経っても向こうからは何も出てこない!喉が渇いていたのにお茶すら出さない!そこで「今日、暑いですね〜」と遠回しに言ってみましたが、「ですね〜」とニコニコ 。結局、最後までお茶は出されませんでした。後から気づいたのですが、そのママ友はすごい節約家で、スーパーでも半額の総菜しか買わないそうです。別にそれはいいんだけど、何も出さないなら家に呼ばないでほしい!拷問かと思ったよ』(35歳女性/6歳女の子のママ)●(2)ランチ会で「私は食べない」宣言をしたママ友『私も結構節約が好きなので人のことは言えないのですが……ある日、ママ友ランチ会を10人くらいでやったんですけど、ママ友の一人が注文のときにいきなり「私は結構です、お冷やください! 」と宣言しててビックリしました。周りのママ友たちも驚いて目をパチパチさせていました。結局、そのママ友だけご飯を食べさせないのは申し訳ないので、少しずつ料理を取り分けてあげました。そこで「いえ、本当にお腹がすいてないんです」とか言って断ればまだいいけど、「すみません〜」といって完食していたのにイラッときました。結局食べた量は私たちの中で一番多かったんじゃないかな!』(38歳女性/14歳男の子のママ)●(3)レストランのパンをこっそり持ち帰るママ友『これはイライラというか、引いた話なんですけど、ママ友同士で少し高めのレストランでランチを食べていたときのことです。そこはパン食べ放題のとこで、パンを完食したらウエイトレスさんが次のパンを持ってきてくれるシステムだったんですけど、そのママ友はお店の人が見てないうちにパンをこっそりティッシュに包んでバッグの中へ ……。「子どもたちのおやつにするの」と舌を出していましたが、その後何回も繰り返していて、結局4つぐらい持ち帰った様子。お店の人にバレてないとはいえ、一緒にいるのがめちゃめちゃ恥ずかしかったです。もう一緒にランチは行きたくないと思いました。基本はいい人なんですけどね』(33歳女性/4歳女の子・6歳男の子のママ)●(4)お祭りで一切お金を使わないママ友『向こうからお祭りに行こう!とLINEで誘われたので、子どもを連れて一緒に地元のお祭りに行きました。神社を中心にいろんな屋台が出ていて私も子どもたちもテンション上がりまくりだったのですが、なぜかママ友は無反応。こんな日ぐらい、と思って散財してやろうと思い、ママ友や子どもたちに「どれ買おっか!」と言ったところ、ママ友はすごく迷惑そうな顔で「うちはこれあるから」と持参してきたおにぎりを見せました 。「私たちはあそこのベンチで食べてるから、屋台でいろいろ買ってきたら?」と言われたのですが、買いづらい……。一応焼きそばや焼き鳥などを買ったのですが、ママ友の子どもが遠目に羨ましがっているのが見えて「ええい!」と思って向こうの子どもの分も一緒に購入しました。ママ友は「ええ!ごめんね〜!」と驚いていましたが、後でおにぎりに一切具が入ってなかった のを見て、もしやこれを想定していたのか?と1か月くらいモヤモヤしました』(36歳女性/5歳男の子のママ)----------いかがでしたか?子育て家庭にとって“節約”をすることはとても大切なことです。おそらくほとんどのママがやっていることでしょう。しかし、人は不思議なことに、他人の節約行為を見ると「うわ、いやしい!」と引いてしまったりイライラしてしまったりする生き物です。もしかしたら自分自身もそういう行動を取ってしまっているかもしれません。「ケチがなんぼのもんじゃい!」と割り切る勇気のない方は、今一度自分の行動についても見直してみてはいかがでしょうか。●文/パピマミ編集部●モデル/杉村智子(まさとくん)
2017年02月19日ママ友づき合いでは、なにかと言い出しにくいことが多いもの。気が進まないことでも、無理をして承諾してしまう。そんな経験を持つママは少なくないようです。こんなとき、角を立てずに上手に本音を伝えられたら、ママ友づきあいがもっと楽になるはず。無理せずママ友とつきあうためのひとつの作戦を提案します。その名も「先に言っちゃう作戦」です。■ホームパーティに誘われたとき子どもがいても気楽に楽しめるホームパーティはママ会の定番。ただ、食事が持ち寄りとなった場合、何を持って行けば良いのか、頭が痛いところです。料理があまり得意ではない人ならなおさら。そんなときは、買ったものですませてしまうのもひとつの方法です。ただ、何も言わずに買ったものを持参すると、「みんなは手料理なのに…」とほかのママから悪く思われないか不安な人もいるでしょう。しかし、もし自分が手料理を持参していて、ほかのママがデパ地下のお惣菜を買ってきたとしたらどうでしょう? 「なんなの、あの人!?」と思うよりむしろ、普段は口にしないお惣菜が食べられて、「ラッキー!」と思う人もいるのではないでしょうか。実際はそれほど気にしないママが多いはずですが、いきなり買ったものを持参するのは少し不安なので、ここで「先に言っちゃう作戦」を使いましょう。「料理が得意ではないから、私は買って行くね」と先に言っておけば、それだけで気持ちが楽になると思います。また、「何かリクエストある?」と聞いてしまうのも良いでしょう。■井戸端会議を抜け出したいとき気のあうママ友との立ち話は楽しいものですが、時間にゆとりがなくて、正直「早く帰りたい…」というときもあるでしょう。会話が盛り上がってくると言い出しにくくなるので、こんなときは「先に言っちゃう作戦」が有効です。話が弾んで長くなりそうだな…と感じたら、「今日は○時から用事があるのよね~」とサラリと言っておくだけで、あとから抜け出しやすくなるはず。ママ友とのお茶会などでも同様に、「今日は○時に帰らないといけない」と先に伝えておくと良いでしょう。先に言っておけば、「もう時間だからお先に」と切り出しやすくなります。■家に招待しなければいけないときママ友とのつき合いでは、お互いの家を行き来することも。しかし、まだあまり親しくない場合、自宅にあげるのはちょっと…と思うこともあるでしょう。そもそも、他人を家にあげるのが苦手という人もいるのでは? こんなとき、「ごめん、家はちょっと…」とストレートに言ってしまうと、角が立ちそうです。そこで「先に言っちゃう作戦」を! できれば家に行く・招くという話が出る前に、「ウチは夫が人をあげるのを嫌がって…」とちょっと夫に悪者になってもらって、「家に招待できないこと」を先に伝えておくと良いでしょう。先に宣言しておけば、もし「家に行っても良い?」と言われても、「ごめんね、ウチはダメなの」と言いやすくなります。ただし、相手の家にはお邪魔しているのに、自宅にはあげないというのでは、悪い印象を持たれても仕方ありません。自宅にあげたくないのであれば、相手の家にも行かないようにした方が良いでしょう。誘いを断りたいときや、早く帰りたいときなど、そのときになって切り出そうとすると、かなりの勇気が必要になります。しかし、前もって伝えておけば切り出す瞬間がグッと楽になるはず。「先に言っちゃう」は、ママ友づき合いで無理をすることが多いと感じている人におすすめの作戦です。
2017年02月12日