公開6週目を迎え、動員数460万人、興行収入68億円を突破する大ヒットとなっている『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。そんな本作から新たに登場し、映画公開前から「カワイイ!」と話題となっていたポーグの新画像をシネマカフェが独占入手。予告編からは想像できなかったポーグの行動や、まさかポーグがこんな扱いを受けるなんて…というポーグの“衝撃”の姿をご紹介しよう。あ、危ない!?ルークのライトセーバーを踏み踏み前作『フォースの覚醒』のラスト、主人公レイと伝説のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーが出会い、そこから物語が始まっていく本作。ポーグはそのルークが身を隠していた惑星オクトーにいるクリーチャーだ。予告編では明らかにされていなかったが、実は劇中に登場するポーグは1羽だけではなく、何羽も登場。オクトーにある島に数多く生息している。また、カワイイだけではなく意外と行動的なことが明らかになった。レイが手渡したライトセーバーを、なんとポイッと投げ捨ててしまったルーク。飛んでいったライトセーバーを見ると、なんとポーグがキュートな足で踏み踏み。ポーグは急に落ちてきたライトセーバーに興味津々の様子。ルークの大事なライトセーバーを踏みつけるなんて、と怒るファンもいるかもしれないが、青い閃光を放つセーバーが飛び出す方向にはもう1羽のポーグが!もしそのまま起動してしまったら…。そんなポーグの思わぬ衝撃の行動にクスッと笑ってしまった人も多いだろう。ウルウルの大きな瞳に悶絶必至!?実は衝撃の運命がポーグを待ち受けていた…大きな瞳がウルウルとなる様子が超キュートなポーグ。日が沈み、チューバッカのお腹が空いたなぁ…というときに現れたのが、このポーグだ。こちらをまっすぐに見つめてくる姿が悶絶級にカワイイが、実はこのシーンでは、チューバッカが別のポーグを丸焼きにしていまにも食べようとしていた…。そんな“仲間” の衝撃の姿を目撃したポーグはショックを受けて、さらに目をウルウルさせてチューバッカを凝視。この展開には、驚いた人も多かったはず。キャストの間でも、たびたび勃発していたという「ポーグを食べるか食べないか論争」。ルークを演じたマーク・ハミルは「ポーグはオクトーのメニューにはないよ。ルークは肉を食べなくなったから」と、彼はポーグを食べないことを告白。一方、ファースト・オーダーのハックス将軍を演じているドーナル・グリーソンは、ポーグを食べたいかというと「もちろん」と即答。さらにファンの間でも様々な意見が飛び交っており、ポーグを食べるなんて“かわいそう派”と“美味しそう派”に分裂。ポーグのキャラ弁の作り方を本国アメリカのディズニー公式ブログが紹介するなど、いまも話題が絶えない。そんな衝撃の活躍を見せたポーグだが、撮影現場では誰もがとりこになっていたとライアン・ジョンソン監督は語っている。「僕らはポーグが大好きだ。本当に可愛いらしくて小さなクリーチャーだよ。僕らはいつも撮影現場で、ポーグは本作に出るよりも、外に出て新しい仕事を見つけた方がいいんじゃない?なんて冗談を言っていたんだ」と明かしている。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年01月26日マーク・ウェブ監督映画『さよなら、僕のマンハッタン』が、2018年4月14日(土)より全国の劇場で公開される。『(500)日のサマー』マーク・ウェブ監督最新作『(500)日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのほか、家族の素晴らしさを描いた感動作『gifted/ギフテッド』を世に送り出してきたマーク・ウェブ。『さよなら、僕のマンハッタン』は、彼が長編デビューする前に脚本と出会い、映画化を熱望してきた青春ドラマだ。およそ10年の時を経て今回待望の映画化となった。なおハイセンスな音楽使いで知られる彼は、今作の劇中曲としてサイモン&ガーファンクルの楽曲を取り入れた。NYを舞台にした、男女の物語主人公は、大学卒業を機に親元からニューヨークのロウアー・イーストサイドに引っ越したトーマス。同じアパートに住む小説家の男と出会い、彼から人生のアドバイスを受けることに。ある日、想いを寄せる女の子と出かけるが、行った店で偶然父とその愛人の密会を目撃してしまい、事態は思わぬ展開へ発展していく。主演は英新鋭俳優のカラム・ターナー主人公トーマスを演じるのは『グリーンルーム』『アサシン クリード』、そして2018年冬に公開が控えている大ヒットファンタジー大作の続編『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に主人公の兄役で出演が決定したイギリス人の新鋭俳優、カラム・ターナーだ。彼に起用に関してウェブ監督は「大人と少年の狭間にいる俳優を探す必要がありました。カラムはこの役柄をとてもよく理解していましたし、大人と少年の両面の存在感を持っていて完璧だと思いました。」とコメントしている。このほか、出版社を経営する父親に『007』シリーズのピアース・ブロスナン、母親に『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズのシンシア・ニクソン、主人公の隣人の小説家に『キングスマン:ゴールデン・サークル』のジェフ・ブリッジスなど、豪華キャスト陣が集結している。オスカー受賞歴を持つアン・ロスが衣装を担当なお、衣装を担当したのは『イングリッシュ・ペイシェント』でオスカー受賞歴を持つアン・ロス。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』や『ヤング・アダルト・ニューヨーク』など、ニューヨークに暮らす登場人物たちの衣装を手掛けてきた。今回の作品ではエイチ&エム(H&M)からオートクチュールまで幅広い衣装を用意し、ニューヨークで生きるキャラクター象をリアルに表現した。ストーリー大学卒業を機に親元を離れたトーマスは、風変わりな隣人W.F.ジェラルドと出会い、人生のアドバイスを受けることに。ある日、想いを寄せるミミと行ったナイトクラブで、父と愛人ジョハンナの密会を目撃してしまう。W.Fの助言を受けながらジョハンナを父から引き離そうと躍起になるうちに、彼女の 底知れない魅力に溺れていく。退屈な日々に舞い降りた二つの出会いが彼を予想もしていなかった自身と家族の物語に直面させることになる・・・。作品詳細『さよなら、僕のマンハッタン』公開日:2018年4月14日(土)監督:マーク・ウェブ脚本:アラン・ローブ出演:カラム・ターナー、ケイト・ベッキンセール、ピアース・ブロスナン、シンシア・ニクソン、ジェフ・ブリッジス、カーシー・クレモンズ原題:The Only Living Boy in New York© 2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC
2018年01月21日週末興行ランキング5週連続No.1 を獲得する大ヒットとなっている『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。このほど、前作に初登場して以来、世界中で大人気のキュートなドロイドBB-8 が、本作のロンドンプレミア会場に到着してからインタビューに参加するまでに密着した舞台裏映像が公開された。本作が公開される直前の現地時間12月13日に開催されたロンドンプレミア。イギリス王室のウィリアム王子とヘンリー王子が揃って登場し、BB-8が2人にレッドカーペット上でキュートな挨拶をしたことでも話題になった。ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルや、主人公レイ役のデイジー・リドリーなど、豪華キャストが次々会場に集まる中、映像がとらえるのは、なんとBB-8が迷子になってしまった姿。人気者のBB-8には、撮影やインタビューの予定がぎっしりと詰まっていたのだ。係のお姉さんから「まずは写真撮影。次にインタビューね」と指示されるが、BB-8は場所を間違えてキャストが集まるフォトエリアへ。“あれ、間違えちゃったかも…”と察した様子のBB-8。“先輩”R2-D2も待つ写真撮影をする予定の部屋に、果たして辿りつけるのか…?フィン役ジョン・ボイエガがBB-8の秘密をリーク?コロコロと急いでホテルの部屋に向かったBB-8。しかし辿り着いたのはフィン役を演じたジョン・ボイエガがインタビュー中の部屋だった。真面目にインタビューに答えるジョンだったが、迷子になりインタビューをサボっているBB-8を見かねて「確かにお前は人気者だけど、ゲームだけじゃなく映画の宣伝も忘れるなよ」と、BB-8の日常(?)を暴露。さらにBB-8とジョンは普段メールのやりとりもしているようで「連絡しても反応ないし…俺はメールしたぞ」と、ジョンはBB-8の既読スルー(?)にもチクリ。なんだか不穏な空気が漂い始め、BB-8は写真撮影の部屋を探しに部屋から退散!劇中でも息の合った掛け合いを見せるBB-8とフィンだが、プライベートでもケンカするほど仲が良いのかも。BB-8、マーク・ハミルからインタビューの極意を学ぶ!?“お部屋どこー”と言っているかのような迷子のBB-8だが、次に迷い込んでしまったのは、伝説のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーを演じたマークの部屋だ。マークはまるでR2-D2に接するかのようにBB-8にも話しかけ、2人が普段から仲良しなのが伝わってくる。いまからインタビューを受ける予定のBB-8に、「どんな撮影秘話を話そうか?」と気にかけてくれるマーク。BB-8が答えると「ダメだ、それはネタバレになる。ほかには?」と“ネタバレ”を厳しくチェック。さらにBB-8が答えると「それは君と私だけの秘密だろ。話すなよ」と、2人だけの“秘密”にも厳しいチェックが。それでも、BB-8は『スター・ウォーズ』のレジェンドであるマークにインタビューの極意をしっかりと学んだ様子。そして、迷子になりながらやっと写真撮影の部屋に辿り着き、ようやく撮影やインタビューを受けるBB-8なのだった。本作では、いままでにない動きや前作以上の大活躍を見せているBB-8。コロコロと可愛いBB-8のお茶目な舞台裏を、ここから覗いてみて。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年01月19日昨年12月15日(金)より公開され、週末興行ランキング4週連続No.1となる大ヒットとなっている『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。国内興行収入は60億円、観客動員数は400万人を突破し、日本中にSW旋風を巻き起こしている本作から、世界各国で撮影されたロケ地の舞台裏が明かされる特別映像が公開となった。「スター・ウォーズ」のロケ地といえば、映画の公開とともに注目を集め、ファンたちが“聖地巡礼”として詰めかける人気スポットとして話題となる。例えば、『エピソード4/新たなる希望』などに登場した惑星タトゥイーン。そのロケ地となったチュニジアのマトマタには、ルークが生まれ育った家などがそのまま残されており、世界中からファンが押し寄せる人気スポットになっている。そして本作でも「スター・ウォーズ」ならではの印象的な惑星が登場する。メガホンを取ったライアン・ジョンソン監督は「スター・ウォーズ」の世界を作り上げるため、「まず話し合うのはシリーズの世界観をどう描くか」だと語り、撮影は1日おきに新しいロケ地へ移りながら行われたと話す。■マーク・ハミルがカメオ出演する“カント・バイト”特に注目は、本作の中でもひときわ美しく、たくさんのクリーチャーやキラキラした世界が描かれる惑星カントニカの都市カント・バイト。この惑星は、ストームトルーパーの脱走兵フィン(ジョン・ボイエガ)と新キャラクターのローズ(ケリー・マリー・トラン)が訪れる場所で、きらびやかで豪華なカジノが登場する。マーク・ハミルがBB-8にコインを入れまくる酔っ払ったエイリアンとしてカメオ出演している、と報道でも話題となっているこのカジノ。ロケ地となったのはクロアチアのドブロブニク。そこで撮影されたのはカーチェイスのシーンだ。監督が「街路でスピ―ダーを破壊したときは、すごい映像になると確信したよ」と言う通り、車が宙に舞うように破壊される中、美しい街並みをフィンとローズが駆け抜けていくシーンは圧巻。一瞬も目が離せないハラハラドキドキのシーンとなっている。実はライアン監督は以前、ドブロブニクを過去に訪れたことがあったそうで「小ぢんまりとしていて城壁があり、要塞都市的なところで、カント・バイトの街並みの撮影には完璧だった。地球上で最も美しい街のひとつだよ」と大のお気に入りの様子。新3部作の監督にも決まっているライアン監督が一度訪れた国をロケ地に選んでいるということは、本作のプロモーションだけで2回も訪れている日本が、「スター・ウォーズ」のロケ地となる可能性も…?いつもカメラを持ち歩きシャッターを切っていたライアン監督だけに期待していたい。■壮絶なクライマックス!白と赤の惑星クレイト惑星クレイト、カイロ・レン(アダム・ドライバー)率いるファースト・オーダーとレジスタンスが繰り広げる、ラスト近くの壮絶な戦闘シーンが撮影されたのは、ボリビアのウユニ塩湖だ。戦闘機が地面近くで飛ぶと、地面が“赤く”染まり、とても美しく印象的な戦闘シーンが描かれている。ファースト・オーダーがレジスタンスを追い詰め、レイア(キャリー・フィッシャー)やポー・ダメロン(オスカー・アイザック)たちは必死に抵抗しようとするが…。手に汗握る戦闘シーンを“赤”のアクセントがビジュアル的にもさらに盛り上げ、決死の展開が繰り広げられる。これまでの「スター・ウォ-ズ」でも見たことのない、美しくも象徴的な戦闘シーンに注目だ。■ルークが身を隠していた惑星オクトー!あのポーグの生息地伝説のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーが身を隠していたオクトーのロケ地となったのは、世界遺産にも登録されているアイルランドのスケリッグ・マイケルだ。前作『フォースの覚醒』のラストシーンで、ルークとレイが出会った場所でもあり、キュートな可愛さで世界中で大人気となっているポーグが棲む島でもある。ここでの撮影期間は2日間だったが、高い崖の上から腕木を湾に張り出させ、ルークが住んでいる家を実際に作り上げるという驚異的な撮影を行った。マーク・ハミルは360度海に囲まれた美しい島からの景色に、「初めて見る景色だ。魔法にかけられたように別世界に入り込んでしまう」と絶賛。レイを演じたデイジー・リドリーは「また来られて嬉しいわ」と言いながらも、ルークがふり返るとフォースに圧倒されたかのように、よろけてしまう可愛らしいNGシーンも。この惑星オクトーでルークとレイにどんな展開が待ち受けているのかは本作の重要ポイント。ライアン監督はこうした様々なロケ地での撮影について「この映画を見るとすべてがリアルな世界に根差しているという感覚が伝わってくるんだ。『スター・ウォーズ』の世界を定義する上で大きな位置を占めているのは、手を伸ばせば触れられそうだと感じられることだよ」と、リアルな感覚を追求して作り上げたことを自信を込めて語っている。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年01月12日コリン・ファースの新たな魅力を引き出し、タロン・エガートンという次世代スターを生み出した『キングスマン』の待望の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』。前作に引き続きメガホンを取った監督マシュー・ヴォーンは、自身初の“続編制作”にあたり、あの『スター・ウォーズ』をバリバリに意識していたことが分かった。マシュー・ヴォーン監督の野望は銀河を超え、行きつく先は“最後のスパイ”!?自身初となる続編作品の監督を務めたマシュー・ヴォーン。マシューはその苦労を痛感し、「続編のほうが非常に難しいと感じた。より面白くしたいとか、より独創的にしたい、そういうことが全部難しかった。キャラクターが成長を遂げる、というのもね。やはり最初の作品とは全然違うプロセスがあった」と語り、「いろいろと上手くいってない続編を観ているので、やはり同じになってしまってはいけない。トーン、調子は同じなんだけど、そこで『新鮮さが欲しい』というのはすごく難しいことだったね」とふり返っている。そして、続編の制作に取り掛かるにあたり、退屈でなくかつ独創性に満ち、第1作に匹敵する、もしくは第1作を超えるような続編として『ゴッドファーザー PART II』や『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』を再鑑賞。特に、まさにいま最新作『最後のジェダイ』が世界中を興奮の渦に包み、国内でも興行ランキングで3週連続1位を獲得している『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカーを大いに参考にして臨んだという。『キングスマン』も3部作!?「『キングスマン3』のすばらしいアイディアがある」「数本の映画で旅をする映画のキャラクターとして、ルーク・スカイウォーカーは最高の例だと思う。『帝国の逆襲』では、ヒーローがまだ本当のヒーローではないという感じがする。まだ戦いが続いているからね。その辺を『キングスマン:ゴールデン・サークル』に当てはめようとしたんだよ」とマシュー。何を隠そう、『エピソード4/新たなる希望』(1977)から40年の時を経たいま、最新作で再びルーク・スカイウォーカーを演じているマーク・ハミルは、前作『キングスマン』にアーノルド教授役として出演!世代を超え、少なからず縁の深い『スター・ウォーズ』と『キングスマン』だが、マシューはすでに『キングスマン』シリーズの今後を見据えており、「『キングスマン3』のためにすばらしいアイディアがあるんだ。それは、誰も考えられないようなレベルになるよ。この作品で、『キングスマン3』で起こることの種まきもしているんだ。すべてが一体となる」と衝撃のコメント。「まったく新たな世界を期待してほしい!」と豪語しており、ますます2作目にあたる本作『ゴールデン・サークル』は見逃すわけにはいかない。世界を驚かし続けるシリーズ作品の代表格である『スター・ウォーズ』シリーズにメラメラと意識を燃やし、この先の野望を語るマシュー監督。大ヒット中の『最後のジェダイ』よろしく、40年後には『キングスマン:最後のスパイ』が作られる日が来る、のかもしれない!?『キングスマン:ゴールデン・サークル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年01月06日●『探偵はBARにいる3』『関ヶ原』『銀魂』に熱い意見毎週様々な映画が公開され、趣向を凝らした宣伝が行われる。「映画の内容と関係ない」等と宣伝方法が非難されるケースもあるが、実際に「この作品を映画館に観に行こう」と思うのには、どのようなきっかけがあるのだろうか? マイナビニュース会員に、映画を観に行くきっかけとなる宣伝についてアンケートをとった。Q.どのような宣伝がきっかけで映画を観に行くことが多いですか? (3つまで選択/2,382名中の割合)1位 テレビCM(40.9%)2位 映画館の予告(39.6%)3位 インターネットの情報・記事など(36.6%)4位 インターネットでの評判(24.3%)5位 テレビのバラエティ番組などの宣伝(22.6%)6位 友人などの直接の感想(16.9%)7位 雑誌の情報(11.5%)8位 PRイベントの情報(7.8%)9位 その他(6.4%)1位はテレビCM、2位は映画館の予告と、映画に関する内容がダイレクトに分かるものがやはり強くなる傾向に。また3位、4位の「インターネットでの情報・記事など」「インターネットでの評判」を合わせてみると、WEB上の情報が重要となっていることも分かる。もっとも、このアンケート自体がインターネット上で集計されているため、回答者が親しんでいるという点もあるだろう。さらに実際にどういった宣伝が心に残ったのか、自由に答えてもらった。自由式のため、個別の作品を答える人、心に残った手法を答える人とその回答は様々。中でも、複数意見上がった作品や手法をまとめた。○人気の高かった作品■『探偵はBARにいる3』・「大泉洋は天才だと思う。映画の告知でバラエティー等の地上波に出ても飽きがこない」(52歳男性/専門店/営業関連)・「大泉洋の番宣バラエティ。なにしろ大泉洋のトークが面白い。『水どう』からずっと応援している。一発ギャグに頼る下手な芸人より大泉さん出せばよいのに、とまで思える」(52歳女性/その他/事務・企画・経営関連)・「大泉洋と松田龍平との絡みが印象的だった。大泉洋本人が俳優にしてはうるさすぎて印象に残った、松田龍平とのコンビも相変わらずで面白かった」(41歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「『探偵はBarにいる』を大坂の川から舟で宣伝したやつ。派手だな、楽しそうだなと」(59歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「CM宣伝で大泉洋さんがパンツ1枚で船にのせられているシーンが印象に残りました。パンツ姿が面白い」(50歳女性/教育/専門サービス関連)■『関ヶ原』・「俳優の対談。興味のある分野であり、また俳優さんたちの顔ぶれが私の好きな人たちばかりであったから」(52歳男性/百貨店/販売・サービス関連)・「骨っぽい硬派な感じがした!」(43歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「主演の岡田准一さんが監督から褒められていたことが心に残りました。岡田准一さんの役者にかける意気込みが伝わってきたからです」(57歳男性/不動産/その他・専業主婦等)■『アウトレイジ 最終章』・「ビートたけし氏が"暴力"について語ったことです。静かな"暴力"が一番怖い、ということを言っていました」(35歳女性/教育/専門サービス関連)・「"全員悪人"というキャッチフレーズと豪華すぎる出演陣とそれに伴うテレビなどでの豪華な面々の宣伝活動が印象的だった。出演陣が豪華すぎだった」(43歳男性/医療・福祉・介護サービス/営業関連(営業・MR・人材・コールセンター他)・「監督や出演者が積極的に宣伝してたのが意外だった」(42歳男性/証券・投資銀行/事務・企画・経営関連)■『銀魂』・「ハチャメチャだから」(63歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「橋本環奈の変顔が心に残っている」(45歳男性/食品/事務・企画・経営関連)・「予告からおもしろかったから」(25歳男性/化粧品・医薬品/営業関連)・「バラエティに富んだ予告編。笑えるところをもりこんで楽しそうだった」(43歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)■『8年越しの花嫁 奇跡の実話』・「地元・岡山の話だったから」(34歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)・「何よりも実話の内容がすごい。奇跡的と言える出来事がドラマ化されることで、決してあきらめることなく頑張った当事者にスポットが当たることは、とてもいいと思う」(48歳男性/その他/その他・専業主婦等)・「もちろん一般人の実話なので、番宣等は一切ないのに、ネットやテレビ、本屋ですごく目にした。テレビの密着取材でも、本人夫妻を見た事があり、色んなメディアで、目に触れ、凄く見たい気持ちにさせられた」(39歳女性/百貨店/事務・企画・経営関連)■『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』・「亡くなってしまったキャリーさんがでていたのが、ああ、もう姫はいないんだな、とショックをうけた。作品の内容以前に、作品のキャリアをかんじ、同時に、物の哀れも痛感した」(58歳男性/放送・新聞/クリエイティブ関連)・「ルーク役のマーク・ハミルが来日して、子供の頃に日本に住んだことがある経験があることをインタビューで語っているニュースを見た。話題作の重要な役を演じている世界的な役者が日本に愛着を持っているインタビューがとても親近感がわきました。スターウォーズの最新作がとても期待できるストーリーや新しく登場するキャラクターに期待したくなりました」(50歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)・「『スター・ウォーズ』の映画キャンペーンがすごくよかったです。俳優陣へのインタビューもとても丁寧のこたえてくれているのが理解できましたし、真摯な姿勢がよく伝わってくるようでとても印象に残っています。1つ1つの質問に対してとても丁寧に答えていましたし、心打たれました。今までにもいろいろな映画のキャンペーンを見ましたが、スターウォーズが一番良かったと思いました」(57歳男性/通信機器/事務・企画・経営関連(マーケティング・経理・企画・経営他)●映画と結びつくのは、やはり「裏側」「作り手の言葉」○内容、手法に高評価■裏側の映像・「日本のアニメーターが予告動画を作っていたところ。日本のアニメの良さや完成度の高さ、人気度が海外のファンにもより伝わったと思うから」(24歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「乃木坂46の『あさひなぐ』のメイキング。忙しいアイドルの子たちが薙刀の練習を頑張って、ほとんど自分たちで試合のシーンもやったと言うのを聞いて驚いた。普段は声の小さい西野七瀬が、ものすごく声を張れていたのでビックリ」(52歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「『鋼の錬金術師』のメイキングを見て、CGやアクションが面白そうだった」(51歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「『ダンケルク』のPRで、映像がすべて実写でCGを使わずに撮影されたのを観た時です。あの迫力のある映像を実際に撮ったのだと思うと、ものすごく驚きました」(51歳男性/建設コンサルタント/建築・土木関連技術職)■作り手のインタビュー記事・「『ドリーム』の作り手の思いの記事は良かった。差別をうまく表してることがよくわかったから」(35歳男性/官公庁/事務・企画・経営関連)・「『鋼の錬金術師』は原作が大好きなので見るのを迷ったけど、いろんな人の出演者インタビューがよかったので。アイドルを封印しなかったという山田涼介さんが見てみたかった」(38歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「『鋼の錬金術師』で、キャストを日本人で揃えた理由を監督が話していた内容が印象に残った」(36歳男性/医療用機器・医療関連/メカトロ関連技術職)・「『海賊と呼ばれた男』は『永遠の0』のタッグが復活し、山崎監督と岡田准一のインタビューや宣伝が印象的だった」(58歳男性/生命保険・損害保険/事務・企画・経営関連)・「『ブレードランナー2049』。旧作の主人公だったハリソンフォードや監督だったリドリー・スコットのインタビュー記事を読みました。当時の思い出話が興味深かったです。その上でもう一度見直し新作を見ました。伝説のSF映画の続編がまさか35年ぶりに作られるとは思いませんでした。完全版やディレクターズカットを繰り返した上での続編。新作にあたり当時の関係者の話は興味深かったです」(48歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/営業関連)■イベント・「『ナラタージュ』で、松本潤くんの誕生日をお祝いするためにケーキが出てきて、そこに"ナラター潤"って書いてあったのが面白かった。まさかケーキにダジャレが書いてあるとは思わなかったから」(25歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップがサプライズでイベントに出てきた時。最初はそっくりさんが登場したのかと思っていたら本物だった」(33歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)・「『DESTINY鎌倉ものがたり』試写会イベントでの出演者の話が面白かったです」(34歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)・「『忍びの国』の浅草寺でのイベント。石原さとみさんの振り袖姿とメイクがとても綺麗だった」(55歳男性/精密機器/メカトロ関連技術職)・「『ミックス。』でガッキーと瑛太の高校生イベントが可愛くてきゅんってした! 告白練習? みたいなのが可愛かったです」(23歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「『三度目の殺人』の公開挨拶での福山雅治と役所広司のやりとりが面白い」(29歳女性/教育/公共サービス関連)■バラエティ番組・「お金をかけている映画はPRで俳優さんがバラエティに良く出ているなと思った。また出てるの!? って何度も思った」(35歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)・「『行列のできる法律相談所』で、ゲストに藤原竜也さんと伊藤英明さんが出演して、映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』のタイトルに関連した内容での宣伝が印象的でした。番組内容が映画タイトルに関連した内容で特集されていておもしろかったですし、番組最後で恒例のゲストの映画宣伝&レギュラー渡部さんの映画解説をみて、映画もみてみたいと思いました」(51歳女性/サービス/その他・専業主婦等)・「『相棒』の宣伝。水谷豊と反町隆史のバラエティ番組の出演が珍しいので面白かったから」(39歳男性/その他/その他・専業主婦等)■アイディア勝負・「お菓子のばかうけが浮いてるみたいな表紙の映画が噂に出てて、それを実際レンタル店で見たときああ、ばかうけだw って思いました。『メッセージ』だったかな……」(25歳女性/流通・チェーンストア/IT関連技術職)・「エマ・ワトソンの仔猫いっぱいのインタビュー。多分、『美女と野獣』のインタビューなのに、仔猫がいっぱいいて、嬉しそうにたわむれながらも、しっかり答えるエマ・ワトソンだった」(54歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「エマ・ワトソンが猫と戯れてるやつ。可愛かったから」(28歳女性/専門店(総合)/販売・サービス関連)・「『ベイビー・ドライバー』は映画の最初の数分をネットで公開していたのですが、一発で見に行くことを決めました。それだけ引き込む作品である事は絶対条件ですが、『ベイビー・ドライバー』にはぴったしハマる宣伝だったと思います。Twitterで何度も拡散して、『とりあえずこの映像を観たら絶対明日には映画館だ!』と宣伝しまくっていました」(33歳男性/コンピューター機器/事務・企画・経営関連)■その他・「SNSの広告は面白かった。何気なくSNSをやっていて目に入って観に行くってすごいことだと思う」(23歳女性/冠婚葬祭/販売・サービス関連)・「出演している本人よりも、観た人の感想を紹介しているテレビとかが印象に残ります。出演者は映画の内容とかを言っていますが、見た人の感想はどこが面白いとかを言っているので、それを聞いて興味が持てる映画が自分に合うのかなと思うので」(34歳女性/ソフトウェア・情報処理/営業関連)・「新聞の夕刊に、映画の宣伝が出る。点数(星印)が低いとあまり面白くないのかなと思ってしまいがちだが、今年、それが真実でないことがわかった」(46歳女性/教育/事務・企画・経営関連)・「Twitterのファンイラスト。映画好きの人が宣伝してたなぁ」(22歳女性/その他/その他・専業主婦等)・「来日イベントをLINEで生配信。気軽に見れる」(29歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)・「少女漫画原作の映画化が相次いで、どれも似たような宣伝、インタビューをカワイイ若手女優とイケメン若手俳優がするのでなんだかよくわからなくなった……主演は違うのに、宣伝方法が同じだと同じ印象を受けるんだな〜と思った」(51歳女性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)・「シネマの広告の多さにびっくりした。映画界も活発だと思った」(35歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)○総評多くの作品の名前が挙がったが、強かったのが大泉洋。12月1日公開だった映画『探偵はBARにいる3』の宣伝でちょうど出演が続いていたこともあり、記憶に残ったこともあるかもしれないが、予告CM・バラエティ番組・出演したイベントと全てが印象的だと回答があり、その強さをうかがわせる。注目度に比例してか、同作は同シリーズの中で過去最高のヒットスタートを記録した。また手法としては、やはり真摯な制作の裏側や、作り手の思いが伝わるものが心に残りやすく、作品とも結びつきやすいようだ。一方で、『メッセージ』が行ったお菓子の"ばかうけ"とのコラボや、『美女と野獣』主演のエマ・ワトソンが子猫に囲まれながらインタビューに答えた映像など、アイディア勝負も重要に。ただし、一歩間違えると滑り散らす可能性もあると思われる。「映画を観てほしい」という思いから、様々な手法で行われている宣伝。気になったものがあれば、ぜひ映画館に足を運んでみてほしい。調査時期:2017年12月6日~2017年12月14日調査対象:マイナビニュース会員調査数:2,382名調査方法:インターネットログイン式アンケート
2018年01月06日キャリー・フィッシャーが亡くなり1年が経った12月27日、『スター・ウォーズ』共演者のマーク・ハミルがSNSでキャリーを追悼した。マークは若き日のキャリー&マーク、キャリーが亡くなる直前に撮影された『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の2人の写真、中指を立てた“聖人”キャリーが愛犬ゲイリーを抱えている絵に「No ones ever really gone…」(誰もいなくなってはいない)とキャプションを付けて掲載。これは『最後のジェダイ』でマーク演じるルーク・スカイウォーカーのセリフの一文でもある。「#いつまでも一緒 #キャリーは永遠」というハッシュタグも添え、キャリーを偲んだ。キャリーの娘ビリー・ロードは、キャリーが大好きで夢中だったというオーロラを見に父ビリー・ロードとノルウェイへ。残念ながらキャリーと一緒にオーロラを見ることはできなかったそうだが、SNSに美しいオーロラの写真をアップし、「無限に愛してる」とキャリーへの愛を綴った。ファンからは『スター・ウォーズ』の名セリフ「フォースと共にあらんことを」や、「美しい写真をありがとう」、「悲しみに負けず、あなたがポジティブでいてくれることがうれしい」などのコメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2017年12月28日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のその後を描く、3部作の2作目となる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。先週末、国内映画ランキングで2週連続の1位を獲得、累計観客動員数は早くも211万人を突破し、累計興収は32億円を超えた。最終興収が116億円を超えた『フォースの覚醒』と同様、日本が、いや世界が、“SW現象”に再び沸き立つ一方、公開前に多くの批評家から「最高傑作」と絶賛された本作が、ファンの間では評価が賛否真っ二つに分かれるという現象も見られている。前作『フォースの覚醒』に匹敵するほどの熱狂に世界が染まる12月15日より全国公開され、公開前日の前夜祭を含めた週末4日間ですでに累計動員100万人、累計興行収入16億円超えという、この冬No.1の圧倒的スタートを切った本作。天皇誕生日の祝日とクリスマスイブとなった先週末、公開2週目もその勢いは止まらず、因縁(?)のライバル『映画 妖怪ウォッチエンマ大王と5つの物語だニャン!』も寄せ付けず、2週連続で首位を獲得。公開10日間で累計動員数は211万9,325人、累計興収は32億円304万7,400円(12月24日現在)を突破。これから年末年始に向けて、さらなる盛り上がりを見せることが確実視されている。これは前作『フォースの覚醒』と比べても遜色ない数字だという。日本と同じく12月15日に公開され、歴代2位となる週末興収2億ドル超えという記録的なオープニングとなったアメリカでも、2週連続週末興収第1位を獲得し、オープニング記録歴代1位を持つ『フォースの覚醒』に匹敵するほどの熱狂が巻き起こっている状況だ。その一番の理由としては、ファン層の拡大だろう。『フォースの覚醒』で初めて「スター・ウォーズ」の世界に足を踏み入れた10~20代の若い世代や、親子2代(3代も!?)にわたるファンなどファミリー層が数多く見られ、長い人気を誇るシリーズならではの幅広い客層を呼び込んでいる。現在、東京・汐留の日本テレビにて開催中の「衝撃のスター・ウォーズ展」も大盛況らしく、12月22日(金)~24日(日)までの来場者数は6,000人を突破。日本ではここでしか体験できないVR体験や、スタンプコーナーなどが人気を博している。さらに12月29日(金)からはIMAX3D、年明け1月5日(金)からはMX4Dと4DXでダークサイドバージョンの公開もスタートし、上映方式や映画館ごとの来場者特典もさまざまに展開中。すでに何度もリピート鑑賞しているファンも後を絶たない。「スター・ウォーズとはこうあるべき」に縛られない“衝撃”に賛否かかつてのファンが『エピソード4 新たなる希望』や『エピソード5 帝国の逆襲』に大興奮したように、新世代のファンたちが目を輝かせて見守っている本作。だが、往年のファンを中心に、「光か、闇か」という本作のキャッチコピーさながらに賛否が真っ二つに分かれているという。アメリカでは、あまりの“衝撃”ゆえに、“「スター・ウォーズ」正史から『最後のジェダイ』を外そう”と署名を募っているファンもいるほど。脚本も手がけたライアン・ジョンソン監督は、「フォース」や「ジェダイ」について、そして“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーについて新たな物語を紡ぎ出したが、その点に賛成できないファンがいるのも、当然といえば当然かもしれない。思えば『帝国の逆襲』で、それまで宿敵とされた暗黒卿ダースベイダーが“新たなる希望”ルークの父親だったことが明かされたときにも、全世界が騒然となったのだから…。もちろん、本作の“衝撃”を認めている人は数多い。レイ、フィン、カイロ・レンなど魅力的なキャラクターたちの成長もあり、それこそ“レジェンド”と呼ばれるルーク(マーク・ハミル)やレイア(キャリー・フィッシャー)との新旧キャストの共演には心震える場面が多数。特に、キャリーは昨年12月27日に急逝し、本作『最後のジェダイ』が遺作に。しかも、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)は『フォースの覚醒』の劇中で亡くなっているので、彼ら3人が揃って同じスクリーンに登場することはもはや叶わない。だからこそ、ファンは何度でも足を運び、本作の名場面をしっかりと目に焼きつけたいのだ。そして、旧3部作から思いがけない“ゲスト”が登場することもファン心をくすぐっている。また、『フォースの覚醒』は話題になっていたから観て、とりあえず楽しめたけれど、『最後のジェダイ』ってどうなんだろう…と様子を見ていた層の中には、ファン同士で喧喧ごうごうとなっている状況に「いったいどういうこと?」「『最後のジェダイ』の衝撃って結局何なの?」と改めて興味を持った人たちも多いだろう。否定的であれ肯定的であれ、双方の意見を目にしたり、詳しく解説するレビュー記事を見たり、ウィリアム&ヘンリー英国王子やジョセフ・ゴードン=レヴィットらがカメオ出演してるって?と聞けば、1度確かめてみようとなったはず。新しいキャラクターたちが魅力いっぱい!ユーモアもたっぷり前回登場して人気者となったBB-8 が、今回はポー・ダメロン(オスカー・アイザック)の相棒として、時にはフィン(ジョン・ボイエガ)とローズのお供として大活躍を見せている。もちろん新キャラクター・ポーグも「かわいい!」と公開後も大人気で、チューバッカ(ヨーナス・スオタモ)との名コンビぶり(!?)など、本作には意外と“笑える”シーンが多いことも新規ファンには親しみやすいポイントだ。また、ベトナム系アメリカ人のケリー・マリー・トランが大抜擢された新キャラクターのレジスタンスの整備士ローズ、ベトナムを代表する有名女優でありNetflixオリジナル映画『ブライト』にも出演しているベロニカ・グゥ演じるローズの姉ペイジをはじめ、フォースを持たない人々の活躍が本作では色濃い。昨年のスピンオフ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストリー』を彷彿とさせ、“衝撃”の「スター・ウォーズ」を貫くテーマの1つとなっている。カイロ・レン=アダム・ドライバーという“闇”に落ちる人が続出!?本作で気になるのは、レイ(デイジー・リドリー)は何者かという問題と、ジェダイとして彼女の成長、そして彼女とコインの裏表のようなカイロ・レン(アダム・ドライバー)との対峙だ。まさに「光か、闇か…」の選択を迫られる展開であるのに、レイとカイロ・レンのシーンには“え、胸キュン映画?”と思うようなシチュエーションが多々登場しており、なんとカイロ・レンを演じるアダムの鍛え上げられた上半身裸の姿もちらり。レイとカイロ・レンこと本名ベンは、何者かになりたい焦燥感や、自分の居場所を探し続ける苦悩を抱える者同士。同じ孤独を知る者同士。お互いを意識している様子もあり、反発し合いながらも分かり合えるのはお互いしかいない、「あなたのことは、ほかの誰より私が知っている」と言わんばかり。Twitterなどを見ると、昨今の胸キュンムービー並に(?)胸キュンする、そんな2人の関係にドキドキする人が多い様子。何より、中盤の見どころの1つ、レイとカイロ・レンの共闘シーンは、荒削りな2人のたぎるフォースが目に見えるかのようで、手に汗握る興奮を誘う屈指の名シーンとなっている。そして、カイロ・レンがレイに手を差し伸べる際の「頼む(Please)」という言葉は、おそらく彼の本心。「君と一緒なら、僕は戦える」…というのだから!また、カイロ・レン演じるアダムのルックスは、ダース・ベイダーのように長身で屈強。ブロンドと青い瞳の伯父ルークの青年時代とは対照的でありつつ、終始、不安げで鬱屈し、その瞳に恐れと悲しみをたたえ、闇に堕ちきれずにいる姿は母性本能をくすぐる。演じるアダムは、今年、遠藤周作の小説をマーティン・スコセッシ監督が映画化した『沈黙ーサイレンスー』、永瀬正敏とも共演したジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』、チャニング・テイタムと兄弟役を演じたスティーヴン・ソダーバーグ監督の『ローガン・ラッキー』など出演作が続々公開され、全く違ったキャラクターを見事に演じ分けていた。窮地の宣教師からカイロ・レンまで演じられる、巧みで繊細な演技力に改めて魅せられた人は数知れず。「カイロ・レンが美しすぎた」「アダム・ドライバーは最高の演技」「ますます好きになった」といった声のほか、作品に対しては否定的でも「アダムのカイロ・レンだけは別」という声も聞かれている。ディズニーが贈る2作目の「スター・ウォーズ」は確かに、さまざまな“衝撃”を有しているといえそうだ。(text:cinemacafe.net)
2017年12月26日横浜ランドマークタワー内ランドマークプラザと、マークイズみなとみらいは、新春セール「ランドマークプラザ×マークイズみなとみらい W★SALE」を2018年1月2日(火)から1月8日(月・祝)まで開催する。レディス、メンズ、キッズウェアからファッション雑貨、インテリア雑貨、食物販まで、2つの商業施設合計で約130店舗が、最大70%オフのプライスダウンを実施。対象店舗では、数量限定の福袋も発売される。新春を祝う特別イベントとして、1月2日(火)、1月3日(水)には獅子舞が登場。ランドマークプラザ、マークイズみなとみらいの各施設を練り歩き、新春ならではの特別感を盛り上げる。また、マークイズみなとみらいでは、1月3日(水)に書道家・粟津紅花による書初めパフォーマンスも行われる。【開催概要】ランドマークプラザ×マークイズみなとみらい W★SALE開催期間:2018年1月2日(火)〜1月8日(月・祝) ※一部店舗により異なる値下げ率:最大70% ※店舗により異なる(一部の店舗は対象外)■ランドマークプラザ会場:ランドマークプラザ、クイーンズタワーA(ショップ)対象店舗:ファッション・雑貨 約50店舗営業時間:<ショッピング>11:00~20:00※初日の1月2日(火)は、10:00〜20:00<カフェ・レストラン>11:00〜22:00<みらい横丁>11:00〜23:00※一部店舗により異なる。※2017年12月31日(日)~2018年1月2日(火)は、特別営業時間にて営業。住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1■マークイズみなとみらい会場:マークイズみなとみらい対象店舗:ファッション・雑貨・食物販 約80店舗営業時間:<ショッピング・フードコート>10:00〜20:00(金〜日・祝・祝前日〜21:00)※初日の1月2日(火)は、10:00〜21:00<カフェ・レストラン>11:00〜23:00※一部店舗により異なる※2017年12月31日(日)~2018年1月2日(火)は、特別営業時間にて営業。住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-5-1※セール情報詳細は2017年12月26日(火)よりホームページにて公開。■関連イベント・新春 獅子舞日程:2018年1月2日(火)、1月3日(水)時間・場所:各日各施設にて1日4回実施。・マークイズみなとみらい「書道家パフォーマンス」日時:2018年1月3日(水) 14:00~場所:マークイズみなとみらい 1F グランドガレリア【問い合わせ先】■ランドマークプラザ(11:00〜20:00)TEL:045-222-5015■マークイズみなとみらい(10:00〜20:00)TEL:045-224-0650
2017年12月21日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のその後を描く衝撃の最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が15日に公開を迎えた。それに先回って伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが来日。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で同役を演じて40年、伝説のジェダイ役としてスクリーンに本格的に帰還したが、熱心なSWファンの前ではマークはいつでもルークとして存在していた。まさしくSWな人生について当の本人はどう思っているのか。インタビューで直撃した。――ポスターを見ると久々にライトセーバーを握っているようですが、いかがでしたか?僕が今回握ったかどうかって? それを言ったら殺されてしまうよ(笑)。ただ、前作のフォースの覚醒よりは出演時間が長いから、その意味では楽しかったよ。――レイアを演じたキャリー・フィッシャーは、突然のことで残念でした。彼女が19歳の時に初めて会って以来、盟友関係を続けていたそうで。本当に兄妹のようだった。これほど何十年も経って、お互いにまた一緒にできるとはまったく思っていなかったしね。撮影中はトレーラーの中でくだらない話をしたよ。大笑いしてね。彼女は毒舌家でタフなイメージがあったけれど、どこか傷つきやすい少女のような、どうしても憎めない繊細なところも持ち合わせていた。魅力的で憎めないよ。共演シーンについては言えないけれど、非常に多くの時間を過ごせたことはよかったと思う。――先日カリフォルニアのディズニーランドの「スター・ツアーズ」にサプライズで登場したり、夏の「D23 Expo 2017」でもパレードでファンの声援に気さくに応えるなど、マークさんは、いつだってルークとしてファンに接していますよね。そのルークとしての人生、嫌になったことはないのでしょうか?ないよ!人生で嫌だと思ったことは一度もないし、本当に光栄に思っている。そもそも僕が俳優を始めた頃、その先食べていければいいや程度にしか思ってなかったからね。まさか自分が後世に名を残す存在になるとは、夢にも思っていなかったよ。――その「D23 Expo 2017」では、<ディズニー・レジェンド>に選ばれ、本当のレジェンドになってしまいました。いまだに「帝国の逆襲の時に妻と出会いました!」「ジェダイの帰還の時に双子が生まれて、ルークとレイアと名付けました!」とファンが駆け寄ってくれて、素敵な話をしてくれる。「人生が辛い時に映画を観て立ち直れた!」「ルークに希望をもらえた」と言ってもらえる存在になれたことは、むしろ歳を重ねるごとに素晴らしいことだと感じるよ。僕は本当に恵まれていると思う。――SWのファンとしても、これ以上ない喜びだと思います。ただひとつ、残念だったことは『フォースの覚醒』の話を受けた時に、ハリソンとキャリーとまた一緒に大暴れできると思ったけれど、僕は共演シーンが一切なくてね(笑)。最後にひとりだけのシーンで、しかもフードをかぶって振り向くだけでセリフもない。そういうことは若干、あったけれども(笑)、またみんなと会えてうれしかったよ。みんな『フォースの覚醒』でハン・ソロが殺されて悲しかったと思うけれど、誰よりも僕が一番悲しいよ。ハン・ソロが殺されたということは、ハリソンとの共演は、この先ないわけだからね。――ありがとうございました! 今後もルークとしてますますの活躍を期待しています!さっきの「スター・ツアーズ」の話じゃないけれど、以前はディズニーランドでチケットを買って、普通のゲスト同様に並ばなければいけなかったけれど、いまはバックステージからシュッて入れてくれる特典がある。それだけで、ずいぶんと自分は偉くなった気がするけれど(笑)、すべてファンへの恩返しでやっていること。だから、ぜんぜん嫌じゃないし、彼らがいなければこうして日本に呼ばれることもないからね。愛されている分、僕も愛しているということを、ことあるごとに示したいと思っているんだ。■プロフィールマーク・ハミル1951年9月25日生まれ。アメリカ、カリフォルニア州出身。同州のオークランドで育ち、いくつかのテレビ映画へ出た後、ジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(77)のルーク・スカイウォーカー役に抜てきされ、作品の世界的なヒットとともに一気にスターダムへ駆け上がる。2014年4月、2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で再びルーク・スカイウォーカー役を演じることが発表され、大きな話題に。2017年、ディズニーに多大な貢献をした人物を称える<ディズニー・レジェンド>のひとりにキャリー・フィッシャーとともに選出され、文字通り伝説の人となった。ルーク以外では、『バットマン』のアニメ、ゲーム作品のジョーカー役が人気を集めている。(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2017年12月16日1970年代に『スター・ウォーズ』シリーズで共演したハリソン・フォードと不倫関係にあったことを告白した故キャリー・フィッシャー。今度は同じく『スター・ウォーズ』の共演者マーク・ハミルがキャリーとの“関係”を激白している。マークは「The Guardian」紙の取材に対し、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の撮影時をふり返り、「キャリーとぼくは、お互いに惹かれ合っていた」とある一夜の思い出を語った。いまから40年前のことである。「間違いなく、お酒が入っていたんだろうね。ぼくらはキスのテクニックについて話してたんだ」とマーク。「キャリーに『ぼくはかなりのキスの達人だよ。それにぼくはどっちかって言うと、自分からガツガツ責めるより女性に来てほしいタイプだな』と言ったら、キャリーは『それってどういう意味?』って。それからティーンエイジャーみたいにイチャついたよ」。「お互いの身体を触りまくった」という2人だが、「一線を越えずに済んだのは、お互い自分たちが何をしているんだろうって気付いて大笑いしちゃったんだ」とのことだ。以降、マークとキャリーはケンカもできる兄妹のように親しい関係を築いた。(Hiromi Kaku)
2017年12月15日3週連続で「スター・ウォーズ祭り」を放送中の「金曜ロードSHOW!」。その最終週であり、シリーズ最新作『最後のジェダイ』公開日でもある今夜は2015年に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をノーカットで地上波初放送する。本作は“サーガ”のエピソード7にあたり、本日劇場公開されたエピソード8『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に直接つながる物語。2015年に公開され世界中で大ヒットとなったのは記憶に新しい。ルークとダース・ベイダーとの死闘から30年後の未来。ルークは姿を消してベイダーが率いていた帝国軍の残党は軍隊「ファースト・オーダー」を結成、ルークを倒し再び銀河を手に入れようと暗躍し始めていた。対するレイア姫が将軍を務める「レジスタンス」のパイロット・ポーは、ルークの居場所を示す地図を求めてある村を訪れるが、そこにカイロ・レン率いるファースト・オーダーが現れる。ポーは相棒のBB-8に地図を託し逃がしてファースト・オーダーの捕虜になるが、ファースト・オーダーの残虐さを目の当たりにして不信感を抱いたある兵士が彼を救出、脱走を計る。ポーは彼に“フィン”と名付けるが2人が乗った戦闘機は攻撃され惑星ジャクーの砂漠に不時着。墜落現場でポーを見失ったフィンは彼のジャケットを着てジャクーの中心部を目指す。その頃、ジャクーに住む少女・レイはBB-8を偶然拾う。市場でフィンと出会ったレイだがファースト・オーダーの急襲を受け、その市場にあった伝説のスターシップ「ミレニアム・ファルコン」に乗ってジャクーを脱出、レジスタンスの本部を目指す。そして旅路の途中、ミレニアム・ファルコンの元の持ち主であるハン・ソロとチューバッカと出会うことになる…というストーリー。新たな主人公・レイ役には本作で大抜擢されたデイジー・リドリー、ジェダイを滅ぼそうとするカイロ・レン役には『沈黙-サイレンス-』などのアダム・ドライバー。フィン役には『デトロイト』の公開も控えるジョン・ボイエガ。そしてハン・ソロ役のハリソン・フォード、レイア役のキャリー・フィッシャー、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルら前シリーズのキャストも続投する。本作の続編となる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』も12月15日(金)本日より公開。『最後のジェダイ』を見てから本作を復習するもよし、本作を観てから『最後のジェダイ』を鑑賞しても気分が盛り上がること間違いなし。金曜ロードSHOW!『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月15日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2017年12月15日「光か、闇か…」。公開を間近に控える『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の重要なテーマとなるのが、前作でフォースを覚醒させた主人公レイの決断だ。そして、思い悩む彼女に、手を差し伸べるのがフォースの暗黒面を継承するカイロ・レンである。■レイとカイロ・レンは、孤独を抱いた「コインの裏表」「本作が描く壮大なドラマの中心にいるのが、レイとカイロ・レンの2人なんだ。いまは正反対の立場にいるけど、彼らを隔てる境界線はとても脆いもの。どちらの心の中にも“光と闇”が存在し、ある種の孤独を抱いているという点では、似た者同士ともいえる。まるでコインの裏表みたいにね」。そう語るのは、カイロ・レンを演じるアダム・ドライバー。約2年ぶりにプロモーション来日を果たし、インタビューに応じた。ダース・ベイダーを崇拝し、赤い十字のライトセーバーを操るカイロ・レンは、前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で父親であるハン・ソロを自らの手で殺し、その後に対決したレイには、敗北の痛手を負わされてしまった。その胸中が穏やかでないのは、言うまでもない。「恐らく、いまでも心の中で“光と闇”のバトルが繰り広げられているんじゃないかな。人間の内面には、グレーな部分がたくさんあるからね。特にカイロ・レンは、若くて未熟。自分の行いが正しいと盲信しているから、こうありたいと願う自分と、そうはいかない現実の折り合いをつけることに苦しんでいる。自分の父親を殺したという事実も重くのしかかっているしね。俳優としては、こういう複雑で多面的なキャラクターを演じるのは、興味深いし楽しんでいるよ」。■マーク・ハミルとの共演は「とてもシュール」カイロ・レンと、伝説のジェダイ騎士であるルーク・スカイウォーカーの関係性も『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では注目すべきポイントだ。かつて師弟関係にあった2人の間に、何があったのか?ルークが長年行方不明になっていた理由も、明らかにあるはずだ。「スター・ウォーズ」シリーズ参戦が決まり、「撮影中はその事実を忘れようと努力していた」というアダムだが、さすがにルーク役のマーク・ハミルと共演すると「自分が巨大プロジェクトの一員であることを思い知らされた」とふり返る。「僕も幼い頃から『スター・ウォーズ』に夢中になった一人だからね。それだけに、現場でマークの姿を目にするのは、とてもシュールに思えたんだ。自分が同じ映画に出演しているなんてね…。まあ、彼にはそんなこと関係ないと思うけど(笑)。マークという人物を表すなら、クールという表現がぴったりだ。とても気さくで、いつでも相談相手になってくれたし、どんなことでも話してくれた。映画をより良いものにするため、共演者やスタッフと深いつながりを持つよう意識しているんだ。決して満足しない、若々しい大志は、僕にとって大きなインスピレーションになったよ」。■名匠と次々タッグ…「限界を突き詰める監督と仕事がしたい」幅広い演技力で、高い評価を集めるアダムは近年、マーティン・スコセッシが遠藤周作の小説を映画化した『沈黙-サイレンス-』、ジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』、スティーブン・ソダーバーグが映画界に復帰した『ローガン・ラッキー』など名だたる監督とのタッグが相次いでいる。次々舞い込むオファーに対し、どんな基準で応えているのだろうか?「いまの状況については、俳優としてとても幸運だと思っているよ。基準、っていうのはおこがましいけど、より良い作品づくりを目指して、限界を突き詰める監督と仕事がしたいと思っている。今回、脚本と監督を務めたライアン・ジョンソンも、まさにそんな人物なんだ。これだけの超大作にも関わらず、革新的なアプローチで、あえて“あいまい”な人間性にスポットを当てている。観客の知性と想像力を信じているからなんだ。実際、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、非常に新鮮な作品に仕上がった。こんな『スター・ウォーズ』、誰も見たことないはずだよ!」。(text:Ryo Uchida/photo:You Ishii)
2017年12月14日編集MとライターKの勝手に見どころ予想!映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』について熱く語り合います。ライターK:やってきましたね、この季節が。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、ついに公開です!!編集M:もう待ちくたびれたよ!ライターK:物語は前作の『スターウォーズ/フォースの覚醒』(’15)のラストで、レイ(デイジー・リドリー)が、長年姿を消していたルーク(マーク・ハミル)を捜し出し、神妙な面持ちでライトセーバーを差し出すところから始まるわけですが。編集M:わけですが?ライターK:我々が小誌でスター・ウォーズ大特集をやった2年前と同様に、製作側が情報漏洩を防ぐべく、メディアに対しても超厳戒態勢を敷いているので、内容に関する情報を何もいただけていない状況です。編集M:さすがね。ライターK:というわけで、見どころを勝手に予想したいと思います!編集M:今回は『スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲』(’80)の「わたし(ダース・ベイダー)がお前(ルーク)の父親なのだ」を超える衝撃的真実が明かされるんでしょ?マーク・ハミルが脚本を読んだ時に大層驚いたって。ライターK:そうです、そうです。ライアン・ジョンソン監督も、インタビューで本作の主なテーマを「この作品は三部作の2作目という位置づけだから、『帝国の逆襲』がそうであったように、登場人物たちをもっと深く掘り下げ、彼らが立ち向かわなければいけない最も困難な状況を作り出し、そしてその困難にどう対処していくかを見届けること」と、語ってるんですよ。その最も困難な状況こそが衝撃なのではないかと。編集M:やっぱりあれ?レイがダークサイドに落ちるっていうやつかな。ポスタービジュアルが解禁された時、噂になったよね。ライターK:ライトセーバーの色、ダークサイドカラーの赤になっちゃってましたもんね…。その可能性は高いと思います。その他にも、「フォースの覚醒」では謎に包まれたままだったレイの過去や両親に関する話が本作で明かされていくのは確かなはずなので、そこも見どころかと。編集M:「フォースの覚醒」の頃から、レイの父親はルークなんじゃないかっていう噂があったよね。ライターK:はい。ネットでは最近ダース・シディアス(エピソード1~6に登場したシスの暗黒卿=簡単に言うと、ダークサイドの一番えらい人で、一連の銀河内乱の元凶)がレイの祖父なんじゃないかという話も出ています。ライトセーバーの使い方が一緒とか、レイのフォースが覚醒するシーンでシディアスの声が聞こえてくるとか…。編集M:それが事実だったら、衝撃。ライターK:ダークサイド落ちが予想されるレイに対して、アダム・ドライバー演じるカイロ・レンが、ライトサイドに戻ってくるという説も濃厚なようですよ。編集M:ハン・ソロ(ハリソン・フォード)とレイア(キャリー・フィッシャー)の息子ね!自分の父親を殺めた最低男!!私、ハン・ソロが死んだとき泣いたもの。ライターK:でもなんか、悪者になりきれてないというか、良心が残っているような感じがしましたもんね。編集M:あと、新キャラの“ポーグ”見た?予告が解禁された時、ほんの一瞬しか映ってないのに、かわいすぎるって話題になってたよね。ライターK:いやぁ、もう悶絶でしたよ。どんな役なのか楽しみで仕方ないです。予告ではチューイの横に座ってましたけど、ハン・ソロを失ったチューイの心を埋める存在になってくれたらいいなと、勝手に。編集M:他にも、フィン(ジョン・ボイエガ)はジェダイなのかとか。ライターK:ファースト・オーダー(前作、本作におけるダークサイド組織)の最高指導者スノークの正体とか、気になること山盛りですね。編集M:公開が楽しみだわ。ライターK:でもその前に、公開日のチケット争奪戦に勝たなければ。編集M:May the Force be with you…!監督/ライアン・ジョンソン出演/デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、キャリー・フィッシャー、マーク・ハミル、アダム・ドライバーほか12月15日(金)、全国ロードショー。(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.2年前、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を記念し、小誌で大特集を組んだ時の担当コンビ。以来、どっぷりハマった編集M。ライターKは学生時代、EP1のロケ地チュニジアまで一人旅したほどのオタ。※『anan』2017年12月20日号より。文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年12月14日12月12日夜(現地時間)、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のプレミアムにウィリアム王子とヘンリー王子がタキシード姿で出席した。両王子はレットカーペットでストームトルーパーたちやBB-8に迎えられ、にっこり。その後、同作のキャストの“共演者”のマーク・ハミル、デイジー・リドリー、オスカー・アイザック、ジョン・ボイエガらとあいさつを交わした。ウィリアム王子とヘンリー王子は同作にトム・ハーディと英歌手のゲイリー・バーロウとともにカメオ出演しており、ジョン演じるフィンを守るストームトルーパーを演じていると伝えられている。“共演者”のジョンと久々に再会を果たしたウィリアム王子はがっちりとジョンの手を握り、肩を叩き、談笑した。プレミアでは、両王子が撮影時に身につけたストームトルーパーのマスクをプレゼントされて喜ぶという姿も見られ、大いに盛り上がったようだ。英国王室の公式サイトによれば、このプレミアは両王子が2009年に設立し、キャサリン妃もメンバーとして活動している「英国王室基金」が主催したとのことだ。(Hiromi Kaku)
2017年12月13日いよいよ公開となる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)はズバリ! 年末年始映画の話題を独占する本当の、大マジの衝撃作だった。容易には先が読めない展開に、予想をはるか超えたアイデアの数々で、観る者を大翻弄! 2時間30分以上が秒で終わったのではないかと錯覚するほどSW映画として秀逸で、SFアクションとしても爽快! そしてなにより、オールドファンだけに目線が向いていない感も新しかった。前作フォースの覚醒の際は、新たなファン層取り込みと最後まで言いながら、中身はオールドファンありがとうのサプライズ。昨年の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では、スピンオフと言いながら、クライマックスでダース・ベイダー卿の大暴れとレイア姫の登板で本線との連続性をアピールするなど、なんだかんだ言って往年のファンのほうを向いていた。が、それだけに終始しない展開が、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の大きな魅力だった。ネタバレは避けたいのでストーリーの丁寧な説明は控えるが、前作フォースの覚醒の後の物語で、ファースト・オーダーの容赦ない攻撃が増すなか、レイア姫を中心としたレジスタンスが立ち向かい、それと同時に主人公のレイが伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの元を訪れ、銀河に平和を取り戻そうとする物語だ。おなじみの『スター・ウォーズ』の枠組み残した展開で進行するものの、これが一筋縄ではまったくいかない。この夏、「D23 Expo」で初めて解禁となったメイキング映像で、フィン役のジョン・ボイエガが「すべては逆の方向に行く」と言っていたが、その言葉の真の意図はともかくとして、練りに練られたストーリーに誰もが驚くに違いない。しかも、その衝撃の展開の数々は、いきなり冒頭のシーンでやって来る。突然の予想外の展開に「え?」となるほど強烈だった。この脚本を手がけた人物は、監督も兼任したライアン・ジョンソン。『LOOPER/ルーパー』などを手がけた新鋭で、まさかあの『BRICK ブリック』を撮った同一人物が、これだけのスペース・オペラを撮るまでに出世するとは、映画ファンも驚いたに違いない。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は新たなファン層も取り込み、旧来のファンも納得させる必要があったが、そこでの大成功を受けて、今回の脚本には自由度を大いに感じる。J.J.エイブラムスの作った礎を元に、サーガのさらなる可能性を模索して、調整して、試して、勝負を賭けた。たとえば"笑い"が多い点も、今作の特徴だ。もともと同シリーズには、C-3POやR2-D2などちょっとしたお笑い担当がいて、基本は戦争の映画をマイルドにする役目を担っていたが、最新作では、その担当も回数も明らかに増している。本作を紹介する際に、いろいろな表現が踊るだろうが、史上もっとも小ネタが多いSWと言ってもいいはず。そして笑いが多いということは、芯はシリアスであるということ。これが戦争映画であるということを改めて思った次第だ。ライトセーバーバトル、宇宙船の移動の瞬間、空間のデザインなど、随所に映像的なアレンジが見て取れた点も新鮮だった。やはり、現代版SWの第2作目ということで、実に新たなビジュアルが多いので、隅々まで見逃せない。また、オールドファンの最大の感心事は、マーク・ハミルの登場だ。先日筆者がインタビューした際にも「『フォースの覚醒』の話を受けた時に、ハリソンとキャリーとまた一緒に大暴れできると思ったけれど、僕は共演シーンが一切なくてね(笑)。最後にひとりだけのシーンで、しかもフードをかぶって振り向くだけでセリフもない。そういうことは若干、あったけれども(笑)、またみんなと会えてうれしかったよ」と言っていたが、この言葉から推測して裏を返すと、今回は活躍するということになるだろう。新たなファン層には、アダム・ドライバー演じるカイロ・レンに注目。2年前、キャスリーン・ケネディをインタビューした際、「今後はカイロ・レンのキャラクターに変化が」と言っていたが、今作を経て新時代の『スター・ウォーズ』を象徴するようなキャラクターになっていくかもしれない。彼の目だけで語るストイックな神演技も、ますます凄まじくなっていて圧巻だ。ただ、前述のようにある意味三部作の真ん中ということで、自由度が高いということは間違いなく、『スター・ウォーズ』の本当の勝負はこれからだ。次の監督はJ.J.が再登板するが、J.J.自身も映画で自身の経験に基づくようなオリジナル脚本で勝負した経験は少なく、かつてジョージ・ルーカスが自分のことを作品に込めたように、今度はJ.J.が『スター・ウォーズ』をシメなくてはいけない。ファンや会社に望まれる映画だけでなく、攻めの姿勢で次回作エピソード9を作ってほしいとも思うが、一方でフォースの覚醒のような"安全なところ"でいいとも思うので、筆者のようなファンとは勝手なものである。しかし、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、そこまで思い至らす、誰かと話題を共有したくなるほどの映画であるということだ。これが戦争映画であることを改めて意識したと前述したが、映画の最後にウォルト・ディズニー・スタジオという文字が出た時、そうかディズニー映画だった、と思ってしまうほどの衝撃も待っていることもまた真実だ。早くも次回作への期待をはせながら、新たなる『スター・ウォーズ』の世界を目撃してほしい。(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2017年12月13日テネシー州の少年キートン・ジョーンズくんの動画が話題となっている。キートンくんは動画で「いじめっ子たちがぼくの鼻をからかったり、ブサイクって呼んだり、『お前に友だちなんていないよ!』と言うんだ」と学校でいじめにあっていることを涙ながらに訴え、「なんでいじめをするんだろう? その意味って何だろう?」「罪のない人たちをいじめて何が楽しいのかな。どうしていじわるになってしまったのかな?」と疑問を投げかけた。この動画をキートンくんの母キンバリーさんがFacebookに掲載したところ、現時点で再生回数が2,000万回に迫る勢いで世界中に広がり、セレブたちも反応を示した。『スター・ウォーズ』シリーズでルーク・スカイウォーカー役を演じているマーク・ハミルは「いじめっ子がなんでいじわるかなんて考えて時間を無駄にしちゃダメだ。彼らは自分自身のことが大嫌いで、他人を傷付けたら自分の気分がよくなると考えている悲しい人たちなんだよ。きみが賢くてハンサムだから嫉妬しているんだ。きみの友人MHより」と激励。『キャプテン・アメリカ』シリーズのクリス・エヴァンスは、「強く生きるんだ。状況は必ずよくなるって約束するから」と声援を送り、来年公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のプレミアにキートンくん親子を招待するという粋なオファーをした。(Hiromi Kaku)
2017年12月11日『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のワールドプレミアが12月10日(日本時間)、ロサンゼルスにて開催。先日はスケジュールの都合で来日が叶わなかったレイ役のデイジー・リドリー、日本を盛り上げてくれたルーク役のマーク・ハミルやカイロ・レン役のアダム・ドライバーらキャスト陣、ライアン・ジョンソン監督、製作のキャスリーン・ケネディらが勢揃いした。本作のプレミア会場となったのは、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアム。1906年に建設され、過去にはアカデミー賞やプライタイム・エミー賞、グラミー賞、アメリカン・ミュージック・アワードなどの授賞式が行われており、歴史的な“衝撃”をもたらす本作のプレミアの会場にぴったり。会場には約300mの報道陣がレッドカーペットが敷かれ、約400名もの世界各国から集結した。レッドカーペットには本作で新たに登場し、ファンから熱い視線を集めている巨大なAT-M6もお目見え。レジスタンスの基地をイメージしたようなゲートも設置され、会場一体がまさに「スター・ウォーズ」の世界を再現したかのような雰囲気に。そこに、“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、フォースが覚醒した主人公レイ役のデイジー・リドリー、ダース・ベイダーの意志を継ぐカイロ・レン役のアダム・ドライバーに、フィン役ジョン・ボイエガ、マズ・カナタ役ルピタ・ニョンゴ、スノーク役アンディ・サーキス、ハックス将軍役ドーナル・グリーソン、Cー3PO役アンソニー・ダニエルズ、キャプテン・ファズマ役グウェンドリー・クリスティー、チューバッカ役ヨーナス・スオタモ、本作に新登場するローズ役ケリー・マリー・トランや、ローラ・ダーン、ベニチオ・デル・トロ、メガホンを取ったライアン・ジョンソン監督らがレッドカーペットに次々に登場した。マーク・ハミル、熱いファンの支えに感謝「本当に特別なこと」まず、華やかな美しいドレスに身を包んだデイジーが登場すると、割れんばかりの大きな拍手と歓声が!「スター・ウォーズ」愛溢れる会場の熱気を感じ、「『スター・ウォーズ』をこんなに皆さんが大切に思ってくれていて嬉しいわ。これからも人々の心に響く作品にしたい」と笑顔のデイジー。「残念ながら日本には行けなかったのですが、今日がロサンゼルス、この後ロンドン、そして上海を回ります。こうやって世界を回れることはとても面白い経験です。それぞれの国のファンが少しずつ違うのですが、ファンのみなさんが寄せてくれる『スター・ウォーズ』愛は、どの国も同じく大きなものがあります」と各国のファンに向けてコメントしてくれた。さらに、「スター・ウォーズ」を象徴するキャラクター、ルークを演じたマークが登場すると、会場のボルテージは最高潮に。マークは集まった報道陣の多さに“衝撃”を受けた様子だったが、終始笑顔でファンサービスに応えるなど、ここでも神対応。熱いファンを前に「言葉に表せないよ!僕もこの目で見ていても信じられないぐらいだよ!」とコメント、「ファンの方々の熱狂は昔から変わらない。『スター・ウォーズ』が彼らの人生の大事な一部になっているんだよ。ファンの方々から人生で苦しいときに『スター・ウォーズ』のおかげで勇気付けられて乗り越えられたというような話をたびたび聞かせてもらうんだ。本当に特別なことだよ」と、彼らへの感謝の思いを明かした。カイロ・レン役のアダムも「小さなお子さん連れの家族も来ていることが一番嬉しいですね。とにかく、本作を見たくて首を長くしていたファンたち同様、僕たちも本作をお見せすることが出来て興奮しています!」と激白。今後の「スター・ウォーズ」を担っていく存在となったライアン監督も、「こうやってファンのみなさんに直に接して、ファンのみなさんの『スター・ウォーズ』への情熱と期待をひしひしと感じています。みなさんにもついに作品をお見せすることが出来て最高に幸せです」とコメントし、まさしく「スター・ウォーズ」愛に溢れたワールドプレミアとなった。また、ついに本作が初上映され、“衝撃”の「スター・ウォーズ」の全貌を目にした鑑賞者からは、SNS上に絶賛の声が続々。「あまりにもエキサイティングで驚かされる作品だ。思った通りにはならない、予想外の衝撃的な展開というのは正しかった」「本当に衝撃的で驚かされる作品だった。しかし同時にエモーショナルで素晴らしい瞬間がたくさんあり最高だ」「いままで私たちが知っていたルーク・スカイウォーカー以上に素晴らしい姿が見られる。もちろんレイとカイロ・レンも素晴らしい仕事をしたのは言うまでもない」「ライアン・ジョンソン監督は『スター・ウォーズ』史上最高の映画を作り上げた」など、「スター・ウォーズ」史上最高傑作の声も聞かれている。日本版予告編では、困惑するレイにカイロ・レンが手を差し出すようなシーンもあったが、レイはダークサイドに落ちてしまうのか?光と闇に揺れ動くレイ、カイロ・レン、そしてカギを握るルークの運命は?その謎は、まもなく日本でも明らかにされる。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月11日「金曜ロードSHOW!」では3週連続「スター・ウォーズ祭り」を放送中。2週目となる12月8日(金)今夜は“旧3部作”のクライマックスとなる『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』をオンエア。次週放送の『フォースの覚醒』につながる物語なので今夜も見逃せない!今夜お届けする『ジェダイの帰還』は1983年公開の“旧3部作”最終章となり、シリーズ全体としてはエピソード6にあたるパート。先週放送された『帝国の逆襲』から直接続くストーリーとなる。前作『帝国の逆襲』で暗黒街のボス、ジャバ・ザ・ハットによって炭素冷凍状態で連れ去られたハン・ソロ(ハリソン・フォード)。彼を救うためロボットの「R2-D2」(ケニー・ベイカー)と「C-3PO」(アンソニー・ダニエルズ)を連れ密かにジャバの宮殿に向かったレイア(キャリー・フィッシャー)だが、ハン・ソロを無事解凍するものの2人ともジャバに囚われてしまう。さらにルーク(マーク・ハミル)もジャバの罠に落ち、ハン・ソロとチューバッカ(ピーター・メイヒュー)と共に処刑されることに。絶体絶命のピンチを脱し、ジャバの宮殿から脱出したルークは師であるヨーダ(フランク・オズ)の待つ惑星・ダゴバへ。ハン・ソロとレイアは仲間の反乱軍と合流し惑星・エンドアへ向かう。その頃帝国軍を率いるダース・ベイダー(デビッド・プラウズ)は新たな巨大要塞“第2デス・スター”の建造を開始していた。レイアたちは惑星・エンドアに住むイウォーク族の協力を得て、第2デス・スターを破壊するための作戦を開始する…。マーク・ハミル演じるルーク・スカイウォーカーの苦悩と成長、ハリソン・フォード演じるハン・ソロとキャリー・フィッシャー演じるレイア姫のラブストーリー。ルークとダース・ベイダーとの手に汗握る“決着”。さらに当時最高峰のVFXと、すべてが見どころと言っても過言でない本作。「スター・ウォーズ祭り」、次週12月15日(金)は本作の未来を描くエピソード7『フォースの覚醒』が地上波初放送。そしてシリーズ最新作となる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日(金)より全国にて公開。(笠緒)
2017年12月08日「マーク・ゴンザレス(Mark Gonzales)」と「マンハッタン ポーテージ(Manhattan Portage)」によるコラボレーションバッグが、2017年12月16日(土)より発売される。今コラボレーションで登場する直営店限定バッグパックなど7型には、アイコニックな"GONZ エンジェル"の刺繍が入る。さらにバッグには、代表的な動物モチーフをプリントで表現している。マーク・ゴンザレスの独創的なアートに独自のエッセンスが加えられた、スペシャルアイテムとなっている。【詳細】Manhattan Portage×Mark Gonzales発売日:2017年12月16日(土)価格:・ショルダーバッグ 6,300円+税・バックパック 19,200円+税※直営店限定発売・バックパック 11,700円+税※直営店、オンラインストア以外の取扱店舗限定発売・ウエストバッグ 7,800円+税・メッセンジャーバッグ(小) 8,400円+税※オンラインストア限定発売・メッセンジャーバッグ(中) 10,200円+税・メッセンジャーバッグ(大) 12,000円+税
2017年12月07日「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)の来日会見が7日、都内で行われ、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、カイロ・レン役のアダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが登壇した。前作「フォースの覚醒」でレイがルークにライトセーバーを渡したラストの直後から描き、シリーズ史上最大の"衝撃作"と言われている同作。キャスリーンは、「最も衝撃的なポイントは?」という質問に、「この映画の素晴らしいところは光と闇の緊張感がある。レイは衝撃的な変身を遂げる。ルークとの関係、カイロ・レンとの関係を通して、自分は何ものなのか探っていく。これが最も衝撃的なのではないか」と、ヒロイン・レイの変化を挙げた。ルーク役のマークは「自分に役がまた回って来て仕事がもらえたことが一番の衝撃だった。ジェダイになると年金のプランまでついてくるんだと安心しています」とユーモアたっぷりに答え、会場から笑いが。アダムは、演じたカイロ・レンにどんな変化があったのかという質問に「答えられません」と返し、監督が「いい答えだね」と反応すると、マークも「内容に一切触れられない映画を宣伝するは厳しい」と加えた。また、マークは「ジョージ・ルーカス監督と一緒に旧3部作を撮っていた時代から格段に技術的に進化している」と新3部作の技術の進歩に言及。その上で、「技術が進化した現在、進化しすぎたことによって逆に昔に戻ろうという風潮も一部ある気がする。そういった意味で今回の『スター・ウォーズ』もなるべく実際のセットで撮影をしようというのがあった」と語った。続けて、「一番驚いたのは映画作りの過程がこれほど大がかりなものになっているというスケール。クリーチャー、衣装、セット…ものすごい数のスタッフがものすごい分業でやっている」と言い、「それを見て、自分は巨大なモザイク画の一つのかけらにすぎないと思った」と話した。イベントでは、“動く浮世絵”を手掛ける瀬川三十七氏による「スター・ウォーズ浮世絵動画」がお披露目され、4人は大感激。マークは「旧3部作でジョージ・ルーカス監督は崇拝する黒澤明監督から影響を受け、日本の文化を多く取り入れている。日本の伝統的なアートで新しい『スター・ウォーズ』の世界を描いていただいて非常に光栄」と喜び、「自分用にコピーはいただけないのでしょうか!?」とお茶目におねだりして笑いを誘った。
2017年12月07日「スター・ウォーズ」シリーズでルーク・スカイウォーカーを演じる俳優のマーク・ハミルが7日、都内で行われた最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)の来日会見に出席。昨年12月に亡くなり、同作が遺作となったレイア姫役のキャリー・フィッシャーについて語った。マーク・ハミルマークは「彼女が19歳のときに出会い、本当に長い付き合い。彼女の存在は唯一無二。私たちにとってかけがえのない人。愛してやまない存在でした」とキャリーへの思いを語り、「自分の中で彼女は今も生きている感じがしてならない。彼女が出演している映画を見ると、余計に彼女が今でもそこにいるのではないかと思ってしまう」と話した。そして、「この映画が遺作となったことで、映画自体が感傷的なムードで覆われるのは残念」と言い、「彼女のモットーのように、日々を精いっぱい楽しんで生きるというメッセージをみなさんも心にとめて映画を楽しんでいただけるとうれしい。彼女もうれしく思ってくれると思う」と呼びかけた。さらに、「映画でルークとレイアの兄妹を演じたように、彼女と僕はよくケンカをしては仲直りといった感じで、実際の兄妹さながらに付き合ってきた」とマーク。「彼女のことを今でも心から愛していますし、かけがえのない存在です」と思いを伝えた。会見には、カイロ・レン役のアダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディも登壇。監督は「彼女の今回の演技はとても美しいもので、それ自体がキャラクターに対する素晴らしいトリビュートになっている」とキャリーの演技を称賛し、「ファンの方たちは喪失感を感じていると思いますが、今回の演技を見て少しでも悲しさが薄れることを願っています」と語った。
2017年12月07日ついに来週公開される待望のシリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の来日記者会見が12月7日(木)、都内で行われ、マーク・ハミル、アダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、製作を手がけるキャスリーン・ケネディが出席した。全米興収ランキング歴代No.1、ここ日本でも興収116億円の大ヒットを記録した前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の“その後”を描く新たな物語。フォースを覚醒させた主人公レイと、長年行方不明だった伝説のジェダイ騎士、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)の運命的な出会い。そして、父親ハン・ソロを殺して、フォースの暗黒面へと落ちたカイロ・レン(アダム・ドライバー)にも試練が訪れる…。光と闇がひとつになる瞬間、フォースにまつわる衝撃的な真実が明らかになる。■もう待てない!『最後のジェダイ』はどうなっちゃうの?いまだベールに包まれた本作については、マークは「具体的なことは何も言えないから、プロモーションが大変だよ」と嘆き節。それでも、記者たちは、あの手この手で内容に踏み込んだ質問をぶつけたが、「今回、カイロ・レンは仮面をつけていない時間が多いんですか?」(記者)、「答えられないよ」(アダム)、「いい答えだね」(ジョンソン監督)とネタバレ防止の鉄壁ガード!そんななか、ルーカスフィルムの社長であるケネディは、「明確には言えないけど、ルークやカイロ・レンとの関係性を通して、レイが衝撃的な“変身”を遂げるわ。自分とは何者なのか、探っていくの」と重要なヒントを与えてくれた。■「きっとキャリーは、映画を楽しんでほしいと望んでいる」(マーク)昨年末に亡くなり、本作が遺作になってレイア役のキャリー・フィッシャーについて、マークは「出会ったのは、彼女が19歳の頃。ずっと一緒にいて、ときにはケンカもしたけど、いまは美しい思い出だけが残っている」としみじみ。「彼女の死によって、センチメンタルな雰囲気がつきまとうけど、きっとキャリーは、映画を楽しんでほしいと望んでいる。日々を大切に、楽しんで生きた女性だからね」とアピールした。ライアン監督も「彼女がすばらしい演技が、レイアというアイコンへのトリビュートになっている。もちろん、本作が遺作になるなんて、誰も思っていなかったけどね。映画を見ることで、ファンの皆さんの喪失感が癒されればいいなと思うよ」と語っていた。■気が早いけど…、次の“新3部作”も気になる!先日には、次回作『スター・ウォーズ/エピソード9』公開後に、ライアン監督の手によって“新たなる3部作”が製作されることが発表されたばかり。この件について、ケネディは「内容については、まったく未定。新年早々に、アイデアを出し合う会議を行う予定よ。どんな内容になるかわからないけど、40年以上愛されている『スター・ウォーズ』の魅力を大切にした作品になるはず」とのこと。「長いプロデューサー人生でも、彼とのタッグは最高の経験。今後、彼にメガホンを託すことは、ルーカスフィルムやディズニーにとって、明るい未来になるわ」とライアン監督に、全幅の信頼を寄せていた。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月07日シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に、新キャストとしてケリー・マリー・トランが起用された。「スター・ウォーズ」映画に、アジア系の女優が役名付きで出演するのは初めて。米LAにて取材に応じたケリー本人は「とても興奮している」と語った。■ケリー・マリー・トラン、SW出演の喜びも共有できず…「メールでオーディションについて連絡があったの。『ライアン・ジョンソン監督のタイトル未定プロジェクト』ってね。彼の名前を検索して、すぐに『スター・ウォーズ』の最新作だってわかったわ。合格してから気づいたけど、オーディションの際に配られた資料や台本はすべてニセモノだった(笑)。秘密が漏れるのを防ぐためにね。合格しても、誰にも言えずとても大変だったわ。家族や友人には『トロントで小規模な映画の撮影に入る』とウソを言って、近況報告として、画像検索したトロントの風景をメールしたこともあるの(笑)」。そう無邪気に語るケリーが演じるのは、ローズという名の反乱軍メンバーだ。「メンテナンスとして働く、ごく普通の女性なの。良くも悪くも“ただの人”である彼女が、冒険に巻き込まれ、(ジョン・ボイエガ演じる)フィンと多くの時間を過ごすことになる。どんな活躍をするかは、見てのお楽しみよ(笑)。苦労したこと?やっぱり情報管理の話題になるけど、別のスタジオに移動するときには、黒いローブの着用が義務付けられた。いまの時代、付近でドローンを飛ばして、写真撮影しようとするファンやメディアもいるから」。■アジア系にラテン系…SW新キャストが示す“多様性”多種多様な文化や人種、民族が共存する「スター・ウォーズ」の宇宙は、現実社会に求められる“多様性”の先がけともいえる。特に本作で実現したケリーの起用が、本シリーズに重要な意味をもたらすのは言うまでもない。「それは私も同感ね。興奮しているし、責任やプレッシャーも感じている。子どもの頃、私のような見た目(=アジア系)の女優がSF超大作に出演している姿は、見たことがなかったもの…。『スター・ウォーズ』がすばらしいのは、見た目や肌の色、性別や年齢といったものを超えて、現場にいる全員がフェアで居られること。だからこそ、長年愛されているわけだし、その姿勢がこれからも続くことを願っているわ」。一方、同じく新キャストとして『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に出演するのが、アカデミー助演男優賞に輝くベニチオ・デル・トロ。「オファーを受けた理由?『スター・ウォーズ』だから…。それに尽きるよ。前作(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』)も楽しんだし、ライアンのオープンな人柄にも惹かれたしね」と語る口調は、さすがの貫録である。■ベニチオ・デル・トロの気になる役柄は?そんなデル・トロが演じるのは、DJという名前のキャラクター…だが、現時点で公式に発表されている情報はこれだけ!「善悪のどちらに立つのか?」という設定面に加えて、本人が素顔で出演するのか、それとも、特殊メイクやモーションキャプチャーを駆使した役柄(前作でいえば、ルピタ・ニョンゴが演じたマズ・カナタ)なのかも不明なのだ。「何を書いたらいいかわからない?君たち記者の仕事は理解しているよ(笑)。ただ、映画が公開されればわかることだし、要はクリスマスの贈り物にラッピングするか、しないかだけのことだからね」。ただし、言葉を交わすなかで、断片的な情報を引き出すことはできた。デル・トロいわく「ハン・ソロの武骨さに、ボバ・フェットやジャバ・ザ・ハットの要素をまぜて、ミキサーにかけた感じかな」。つまり、心に秘めた信念ではなく、目の前の現実(多くの場合、それは金)を優先する利己的なキャラクターなのは確かなようだ。「マーク・ハミル、キャリー・フィッシャーと共演する機会はなかった」といい、やはり一筋縄ではいかない、危険な香り漂うアウトローなのかも?反乱軍のパイロット、ポー・ダメロンを演じるオスカー・アイザック、昨年公開された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に出演したディエゴ・ルナら、近年の「スター・ウォーズ」映画では、ラテン系俳優の活躍が目覚ましい。「そして、今回は自分の出番ってわけさ。とても光栄だよ」とにんまり笑顔を見せるデル・トロ。主人公が女性である点も含めて、「いまの時代を象徴していて、とてもクールだと思うよ。『スター・ウォーズ』という巨大フランチャイズがそれを実現させたことも画期的だ」とキャスティングが示す“多様性”に大いに賛同していた。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:Ryo Uchida)
2017年12月07日「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)のレッドカーペット・イベントが6日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、来日したルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミル、カイロ・レン役のアダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが登壇した。会場には、スター・ウォーズのキャラクターに扮した熱狂的なファンなど約1,000人が駆けつけ、来日したマークやアダムらがレッドカーペットに登場すると大盛り上がり。4人はゆっくりと歩きながらサインや写真撮影などに応じ、ファンを喜ばせた。その後、4人はステージに登壇。子供の頃から同シリーズの大ファンだったというライアン監督は「この作品はスター・ウォーズファンが作ったスター・ウォーズ映画。それを早く見たいとワクワクしてくれていて、スター・ウォーズファンがここに集まっていることに感激しています」と興奮気味に話し、「映画をぜひ楽しんでください」と呼びかけた。同シリーズの“象徴”であり本作でも物語のガキを握るルークを演じるマークは、高校時代に2年間住んでいたという日本を「自分にとって特別な場所。第二の故郷」と表現。「日本のファンのみなさんはどこの国のファンよりもいつも熱心に応援してくれて、ありがとうございます」とファンに感謝した。前作「フォースの覚醒」でレイがルークにライトセーバーを渡したラストの直後から描き、衝撃作"と言われている同作。ルークが島に身を潜めていたのはカイロ・レンが関係しているのかと聞かれると、マークは「カイロ・レンはルークの甥っ子。子供の頃はかわいかったのですが成長にするにつれていろいろあり、自分は孤島に逃れていくのですが、この30年間何をしていたのか今は言えません。来週お楽しみに」と伝えた。カイロ・レンを演じたアダムは「曖昧さ」をポイントに挙げ、「監督が手掛けたすばらしい脚本。監督は観客のみなさんの知性を信じているので、曖昧さを表現している」と説明。そして監督は、作品のヒントを求められ、「希望は常にある。つぶされかかっていたとしても希望は決して手放してはいけない」と語った。最後に、マークが日本のファンに向けて、心に刻んでおきたい合言葉を贈ることに。「5、4、3、2、1」というカウントダウンに合わせて、マークが「ショウゲキノ(衝撃の)スター・ウォーズ!」と叫ぶと、会場は大きな歓声に包まれた。
2017年12月06日全世界待望のシリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のレッドカーペットイベントが12月6日(水)、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、来日中のマーク・ハミル、アダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、キャスリーン・ケネディが出席した。■マーク・ハミルが39年ぶりのプロモーション来日キャスト陣による世界各国のPRツアー、そのスタート地点に選ばれたのが日本だ。さらに今回は、ルーク・スカイウォーカーを演じるレジェンド俳優のマーク・ハミルが、映画のプロモーションとしては、39年ぶりの来日(劇場公開1作目となる『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』以来の来日)を果たしただけに、駆け付けたファン約1,000人は大熱狂していた。「コンバンワ、ジャパン!世界中を見渡しても、日本のファンほど熱心に迎えてくれる国はない。高校時代に横須賀に住んでいたし、僕にとっては特別な場所だよ。当時、もっと日本語を勉強して、流暢にしゃべれるようになっていれば、あのまま日本で俳優になっていたかもしれないね(笑)」。■アダム・ドライバー「カラオケ行きたい」一方、カイロ・レンを演じるアダム・ドライバーは、日本で何をしてみたいか問われると「カラオケ」と即答。「何を歌うかって?そうだな。どんな歌がいいかな?まず、歌ってみてよ」とイベントMCに無茶ぶりする、お茶目な一面も見せた。本作では、ルークと“甥っ子”カイロ・レンの関係性にも踏み込むことになりそうで「僕の甥っ子は、子どもの頃は可愛かったけど、成長するにつれて、問題を抱えてしまったんだ。一体、何があったか?それは来週公開される映画を見てのお楽しみだよ」(マーク)、「この作品の魅力は、いい意味でのあいまいさを脚本に盛り込み、観客の知性に委ねている点だ。衝撃的な展開かどうかは、ぜひ皆さんに判断してほしい」(アダム)と言葉を選びながら、作品をアピールした。■『最後のジェダイ』はいよいよ来週15日(金)公開全米興収ランキング歴代No.1、ここ日本でも興収116億円の大ヒットを記録した前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続く新たな物語…。長年行方不明だった伝説のジェダイ騎士、ルーク・スカイウォーカーと対面し、ライトセーバーを手渡したレイ。父親ハン・ソロを殺して、フォースの暗黒面へと落ちたカイロ・レン。「光か、闇か…」。それぞれが進むべき道と“自分の居場所”を探し求める戦いと冒険の第2章がいま、幕を開けようとしている。全国32の劇場では、14日(木)18時半より先行上映が行われる。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月06日「スター・ウォーズ」シリーズのルーク・スカイウォーカー役を務める俳優のマーク・ハミルが6日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(12月15日公開)のレッドカーペット・イベントに登場。「日本は第二の故郷」と言い、日本に住んでいた高校時代について語った。マーク・ハミル「スター・ウォーズ」シリーズの“象徴”であり本作でも物語のガキを握るルークを演じるマーク。映画のプロモーションでの来日は37年ぶり、プロモーション以外では2008年の「スター・ウォーズ セレブレーション・ジャパン」以来となった。マークがレッドカーペットに登場すると、ファン約1,000人が駆けつけた会場の熱気は一気にヒートアップ。マークは、サインや写真撮影などファンサービスに気さくに応じ、投げキスをしたり、手でハートマークを作ったり、お茶目なポーズや表情でファンを楽しませた。ステージでは「こんばんはジャパン!」と大きな声であいさつ。「高校時代に2年ほど日本に住んでいたこともあり、日本は自分にとって特別な場所。第二の故郷」と日本への思いを語り、「日本のファンのみなさんはどこの国のファンよりもいつも熱心に応援してくれてありがとうございます。みなさん一人ひとりのもとにフォースがありますように。アリガトウゴザイマス!」とファンに感謝の思いを伝えた。そして、「高校時代に横須賀に住み、横浜の高校に通っていた。週末になると東京に遊びに行ったり、京都やスキーに行ったり、各地を訪れたのでたっぷり見た感じがある」と日本を満喫したというマーク。「その頃、俳優になれるくらいのレベルの日本語が話せていたら、そのまま日本に住み続けて日本で俳優活動していたと思う」と日本愛あふれるコメントでファンを喜ばせた。前作「フォースの覚醒」でレイがルークにライトセーバーを渡した衝撃のラストの直後から描かれる最新作。イベントには、カイロ・レン役のアダム・ドライバー、ライアン・ジョンソン監督、プロデューサーのキャスリーン・ケネディも登場。さらに、カイロ・レン、ストームトルーパー、BB-8、R2-D2、C-3POも駆けつけ、映画の世界観を再現した。
2017年12月06日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のその後を描いた“衝撃”の最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開に先立ち、このほどルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが来日。成田空港には約400人のファンが詰め掛け、熱烈な歓迎を受けた。前作『フォースの覚醒』では約30年ぶりにスクリーンに登場し、『スター・ウォーズ』シリーズの“象徴”にして、本作でも物語のカギを握る最重要人物である“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカー。先月公開された動画では、「東京でお会いするのを楽しみにしています」とメッセージを残し、この来日宣言に日本中のファンから喜びの声が上がっていたが、この度そんなマークが来日!成田空港の到着出口には、本シリーズに登場したキャラクターに扮したファンや、ライトセーバーを掲げる人、R2-D2やC-3POといったドロイドになりきる人たちも見られすでに熱気に包まれていた。そしてついに、マークが登場すると歓喜の悲鳴が上がり、「実は高校生の頃には神奈川県に住んでいて、アメリカンスクールに通っていました。その後も日本には訪れたこともあり、そのたびに日本のファンはとても応援してくれるので非常に楽しい時間を過ごせています。日本に帰ってくることができて最高の気分です」とマークはコメント。そして、時間が許す限りファンひとりひとりと対話し、サインや2ショット写真、集合写真にも気軽に応じるなど、神対応を見せていた。また、シリーズ史上最大の“衝撃作”である最新作の内容については、「それだけはいまこの場ではどうしても話せないことになっているんです」とやはり内容については明かせないと話し、「日本の熱心なファンに会えて本当に嬉しいです。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を是非楽しみにしていてください。フォースと共にあらんことを」と最後に日本中のファンに向けてメッセージを残した。さらに同便には、ダース・ベイダーの意志を継ぐカイロ・レン役のアダム・ドライバーも。アダムもマーク同様、日本のファンひとりひとりのサインや写真撮影に対応していた。なお、2人は同日来日したライアン・ジョンソン監督、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディとレッドカーペット・イベント、来日記者会見に参加する予定だ。一体ここでは何が語られるのだろうか?『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日(金) より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月05日最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開を記念して「金曜ロードSHOW!」では3週連続「スター・ウォーズ祭り」を放送。12月1日(金)今夜は1980年公開のシリーズ第2作『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』をオンエアする。本シリーズは1977年~83年にかけ公開された第1作にして劇中の時系列ではエピソード4となる『スター・ウォーズ』と、その続編『帝国の逆襲』『ジェダイの帰還』の3部作。その前日譚として1999年~2005年にかけ公開されたエピソード1『ファントム・メナス』から、『クローンの攻撃』、『シスの復讐』と続く3部作。そしてエピソード7として2015年に公開された『フォースの覚醒』と『最後のジェダイ』、さらに今後公開が予定されているエピソード9による9部作を基本に、様々なサイドストーリーやスピンオフで構成された一大宇宙叙事詩。今夜放送される『帝国の逆襲』は“エピソード5”にあたり、『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』にも登場するハン・ソロやルーク・スカイウォーカーらの若き日の冒険と戦いが描かれている。自らが「ジェダイの戦士」と知ったルーク(マーク・ハミル)は「エピソード4」で反乱軍とともに宇宙要塞「デス・スター」を破壊する。しかし帝国軍はその後再び勢力を強め反撃を開始。ルークはレイア姫(キャリー・フィッシャー)やハン・ソロ(ハリソン・フォード)、反乱軍の仲間らと氷の惑星・ホスに逃げ込む。ホスの雪原で怪物に襲われたルークは、死んだはずのベン(アレック・ギネス)の声に呼び戻されて、R2-D2(ケニー・ベイカー)と共にベンから指示された惑星・ダゴバへ向かい、ジェダイマスターであるヨーダ(フランク・オズ)と出会う。ヨーダの導きで真のジェダイになるための修業を積むルーク。そしてダース・ベイダー(デビッド・プラウズ)は、賞金稼ぎのボバ・フェット(ジェレミー・バロック)にハン・ソロの追跡を依頼する…というストーリー。精巧なミニチュアと特撮技術で描かれた戦闘シーンや、ヨーダをはじめとした様々なキャラクターの造形はいま見ても素晴らしい出来栄え。次週12月8日(金)は本作の続編であり旧三部作最終章となる『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』をお届け。3週目となる12月15日(金)はJ.J.エイブラムス監督による『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が地上波初放送となる。金曜ロードSHOW!『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』は12月1日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年12月01日女優のデイジー・リドリーは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のストーリーに驚いたそうだ。来月に公開となるシリーズ最新作でレイ役を続投しているデイジーだが、その脚本を初めて読んだ際には、シリーズに点在していた話がついに1つになったと感じたそうだ。デイジー・リドリー(C)BANG Media International『グッドモーニング・アメリカ』に出演した際、デイジーは「今回の作品には驚かされたの。だっていくつかの話がある意味、まとまってつながっているから」「レイは自分や世界について見出そうとしていて、こういった疑問は良いか悪いかに区分されているわけでもないの。個人の成長を目指しているのよ」と語った。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でシリーズデビューを飾ったデイジーだが、1年間にわたってライトセーバーの特訓をしてきたため、当時とは大きく変わったと実感しているようだ。「ライトセーバーの達人になったわ。前作の前にはちゃんと訓練をしたことはなかったんだけど、今回の作品に向けては1年間トレーニングをしてきたの。だからスタミナもついたし、力強さを感じたわ」本作ではルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミルと共演シーンが多いデイジー。ハン・ソロ役のハリソン・フォードやレイア姫役の今は亡きキャリー・フィッシャーを含めた共演者たちと一緒に仕事ができたことをとても光栄に感じているそうで、「素晴らしいことよ。ハリソンやキャリーと共演出来たことはもちろんとても幸運だったし、最初にマークに会った時なんて、彼のご家族と一緒にディナーにまで行かせてもらったのよ。その後はリハーサルがあって、何度も彼と撮影をしたの。最高だったわ」と話した。(C)BANG Media International
2017年11月30日