「瀧川ありさ ワンマンライブツアー2017 "at film."」が4日、東京・渋谷のduo MUSIC EEXCHANGEにて開催された。シンガーソングライターとして注目を浴びている瀧川ありさが、初めてリリースしたアルバムを引っ提げてツアー公演に臨んだ。1月から始まったツアーも、福岡、愛知、大阪を終えて、ラストの東京公演までたどり着いた。会場に集まったファンと一緒に作り上げた最終公演で、彼女は何を感じたのか。ライブ模様をレポートする。オールスタンディングのフロアを埋めつくすほどのオーディエンスがスタンバイしていた。彼らの様子は期待であふれている。今日はシンガーソングライター・瀧川ありさのツアーファイナル公演日。彼女の登場を待ちわびるファンの反応から、早くも興奮が高まる予感がする。定刻になると同時に照明が落とされ、オーディエンス全員のハンドクラップが場内に響き渡った。ステージを青いライトが照らし、会場に流れるSE(サウンドエフェクト)に導かれるようにバンドメンバーと瀧川が姿を現し、ライブがスタートした。EDMのイントロが流れると、早くもオーディエンスの期待感が高まった。オープニングナンバー「BOY’S CHRONICLE」を、瀧川が自らギターを弾きながら重量感のある歌声で観客の鼓膜を揺らす。ステージが照らされると、瀧川の笑顔が浮かび上がる。その時の表情は楽しそう……いや、嬉しそうな面持ちだ。どうやら、ツアーファイナルを心待ちにしていたのは、会場に集まるファンだけではないようだった。2曲目の「アイセイハローのすべて」に進むと、瀧川自らのハンドクラップでオーディエンスをあおり、序盤とは思えない熱気を生みだす。今回の会場はフロアとステージの距離がとても近く、彼女だけでなくバンドメンバーとのアンサンブルを間近で体感できた。MCをはさんで、アコースティックギターに持ち変えた瀧川は「色褪せない瞳」を熱唱する。先ほどの雰囲気から一転させ、会場全体の気持ちが一つにまとまっていく光景が伺えた。さらに「プラネタリウム」では、ステージから歌声を伝えようとする瀧川の柔らかな声音がヒシヒシと肌に伝わってくる。ここでマイクを手に持った瀧川が、ステージのサイドまで移動し「anything」をファンの目の前で歌う。それぞれの歌詞から伝わってくる彼女の気持ち。その想いに自然と気づいたのか、オーディエンスは口を閉ざして静観していた。続けて、応援ソング「Again」でオーディエンスの意識を引き込んでいく。歌い終わった後のMCでは、「1対1の気持ちで歌っています」とツアーファイナルのステージに向けての意気込みも。相手に向けて放つ彼女の歌声に耳を傾けるオーディエンスの感想は人それぞれかもしれない。この場に集まった観客は瀧川ありさの心胸をどのように受け取ったのだろうか。再びギターを手に取り、過去のメモリーを振り返る「日々モノクローム」を奏でた。懐かしい思い出がよみがえる曲調と歌詞に込められた意味合いに、共感した人も少なくなかったことだろう。その後「17番地」「Sugar」と2曲続けて歌い上げただけでなく、サマーソング「夏の花」では、フロアを活気立たせて大歓声を巻き起こした。ここまでは、アルバム「at film.」の収録曲をメインにセットリストを組んできたが、ここで瀧川にとってあこがれの存在である松任谷由実「ノーサイド」をカバーして披露する。幼少期から松任谷由実の曲を聞いて育った瀧川にとって、思い入れのある一曲。彼女の持つグロッシーボイスとシンクロしたことで、会場に集まるオーディエンス全員を聞き惚れさせた。後半戦へ突入すると「Season」「さよならのゆくえ」「Goodbye,I love you」とキラーチューンを放つ。先ほどまでの静けさを跳ね飛ばすように、オーディエンスのハンドクラップと掛け声に一体感が生まれた。間奏中に「今日はホントにファイナルです。寂しいけど……盛り上がれますかー!」と瀧川がシャウトすると、オーディエンスは大声で応え、大熱狂の展開へ進展する。感謝の気持ちを込めて、最後に瀧川は「花束」をセレクトした。ツアーのファイナルに情感を込めて、会場に集まるすべての人へ届けようとする歌声に、割れんばかりの拍手がこだまする。まさに、ツアーの最後を飾るにふさわしい場景だった。しかし、会場の熱気が収まることはなくアンコールへと進み、[「ONE FOR YOU」と爽快なアッパーチューンでライブの勢いを再加速させる。瀧川が会場の向こうの空に向かって指をさすと、フロアにいる全員もそれに倣ったかのような情景。同じ時間を共に過ごした瀧川とファンとの絆が結ばれた瞬間だ。瀧川は「ソロで活動する自分にとって、皆さんの声援や愛情が支えになっています」と明かし、ラストに「Journey」「Summer of Love」と高揚感を作りだしてライブに幕を下ろした。瀧川のライブの魅力は、会場にいる全員の気持ちが一つになって、楽しさを共有するところ。彼女だけでなくファンも一緒にライブを楽しみたいという想いが相まって、お互いが最高の時間を過ごせるのかもしれない。そして何よりも、瀧川自身の楽しそうな笑顔こそが、最高潮の盛り上がりにつながる要素になっているのだと思う。■セットリストM1. BOY’S CHRONICLEM2. アイセイハローのすべてM3. 色褪せない瞳M4. プラネタリウムM5. anythingM6. AgainM7. 日々モノクロームM8. 17番地M9. SugarM10. 夏の花M11. ノーサイドM12. SeasonM13. さよならのゆくえM14. Goodbye,I love youM15. 花束En1. ONE FOR YOUEn2. JourneyEn3. Summer of Love
2017年02月18日THE NOVEMBERSが4月22日(土)愛知・池下CLUB UPSETよりツアーを開催することが決定した。【チケット情報はこちら】同ツアーは5月27日(土)東京・渋谷WWW Xまで、13会場で14公演開催。会場では、クラウドファンディングで目標を大幅に上回る支援金額を集め映像作品化に至った2枚組DVDが販売される。本DVDには、結成11周年記念日にあたる昨年11月11日に開催され、バンド史上過去最大の動員を記録した東京・STUDIO COAST公演の模様とドキュメンタリーを収録。THE NOVEMBERSは2005年に結成され、昨年結成11周年を迎えた日本のオルタナティブロックバンド。9月にMAGNIPH/Hostessの日本人第一弾アーティストとして、6枚目となるアルバム『Hallelujah』をリリースした。チケットの一般発売は3月11日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施中。受付は2月26日(日)午後11時59分まで。■THE NOVEMBERS TOUR「美しい日」4月22日(土)池下CLUB UPSET(愛知県)4月23日(日)松本ALECX(長野県)4月27日(木)広島Cave-Be(広島県)4月28日(金)松山サロンキティ (愛媛県)4月30日(日)graf(福岡県)5月1日(月)IMAGE(岡山県)5月5日(金)COLONY(北海道)5月10日(水)LIVE HOUSE enn 2nd(宮城県)5月13日(土)酒田hope(山形県)5月14日(日)GOLDEN PIGS BLACK STAGE(新潟県)5月20日(土)Shangri-La(大阪府)5月21日(日)浜松FORCE(静岡県)5月26日(金)WWW X(東京都)5月27日(土)WWW X(東京都)
2017年02月13日サカナクションが、2017年に行う全国ライブツアー「SAKANAQUARIUM2017」の追加公演を発表した。4月15日(土)の秋田県民会館を皮切りに、全国で20公演が開催される。既に告知されている公演のうち、3月5日(日)の福岡国際センター公演まではタイトルを「SAKANAQUARIUM2017 “多分、風。”」と題して開催、そしてオープン記念公演として開催される4月の高崎アリーナ公演と今回発表された全国ホールツアーでは、新たな内容でライブを展開するとのこと。チケットの最速先行は、2016年12月12日(月)12時より、サカナクションのオフィシャルファンサイト「SAKANAQUARIUM (A)」の会員向けにスタート。会員向け先行では紙チケットを取り扱わず、イープラスの「スマチケ」を導入するとしている。【開催概要】サカナクション全国ライブツアー「SAKANAQUARIUM2017」追加公演■追加公演リスト2017.04.15(土) 秋田 秋田県民会館 OPEN/START17:00/18:002017.04.16(日) 青森 リンクステーションホール青森 OPEN/START17:00/18:002017.04.22(土) 徳島 鳴門市文化会館 OPEN/START17:00/18:002017.04.23(日) 高知 高知オレンジホール OPEN/START17:00/18:002017.04.29(土) 長野 ホクト文化ホール OPEN/START17:00/18:002017.04.30(日) 富山 オーバード・ホール OPEN/START17:00/18:002017.05.19(金) 兵庫 神戸国際会館こくさいホール OPEN/START17:30/18:302017.05.27(土) 鳥取 米子コンベンションセンター OPEN/START17:00/18:002017.05.28(日) 広島 福山リーデンローズ OPEN/START17:00/18:002017.06.02(金) 大分 iichiko グランシアタ OPEN/START17:30/18:302017.06.04(日) 鹿児島 鹿児島市民文化第一 OPEN/START17:00/18:002017.06.08(木) 名古屋 名古屋センチュリーホール OPEN/START17:30/18:302017.06.09(金) 名古屋 名古屋センチュリーホール OPEN/START17:30/18:302017.06.11(日) 静岡 静岡市民文化会館大ホール OPEN/START17:00/18:002017.06.16(金) 京都 ロームシアター京都 OPEN/START17:30/18:302017.06.17(土) 奈良 なら 100 年会館 OPEN/START17:00/18:002017.06.22(木) 札幌 ニトリ文化ホール OPEN/START17:30/18:302017.06.23(金) 札幌 ニトリ文化ホール OPEN/START17:30/18:302017.07.06(木) 福岡 福岡サンパレス OPEN/START17:30/18:302017.07.07(金) 福岡 福岡サンパレス OPEN/START17:30/18:30■チケット価格指定席 前売り6,800円プレミアムシート前売り 13,600円ファミリーシート前売り 13,600円(2枚1セット)■チケット受付SAKANAQUARIUM(A)会員限定 最速先行受付期間:2016年12月12日(月)12:00〜12月18日(日)23:59当選発表:2016年12月23日(金)13:00申し込みは特設サイト(にて受付。
2016年12月15日シンガーソングライターのCharaが、2017年2月より7ヶ所を巡る全国ツアー「Naked & Sweet Soul Session」を開催する。1997年の大ヒットアルバム「Junior Sweet」のリマスター盤と、キャリアのすべてを詰め込んだオールタイムベストのリリース、そして「Junior Sweet」の楽曲で構成された再現ツアーを終えたばかりのChara。3月15日には「Junior Sweet」の珠玉のライブを映像化した「Junior Sweet" Intimate interlude tour Live at AKASAKA BLITZ 2016.11.3」を発売する。ファイナルである赤坂BLITZ 2日公演の11月3日(祝・木)の模様を届ける。「前回のツアーで行けなかったところにも歌いに行きたい」というChara自身の強い想いで組まれたという本ツアーは、2017年2月19日(日)の大阪を皮切りに、金沢・岡山・福岡・東京・仙台・名古屋と全国7ヶ所7公演が予定されている。また、ツアーに先駆けて1月22日(日)には昭和女子大学人見記念講堂にてオールタイムベストライブ「Tremolo Sparks」を開催している。【開催概要】「Naked & Sweet Soul Session」公演スケジュール:■大阪 森ノ宮ピロティホール開催日:2017年2月19日(日)時間:open 16:30 / start 17:00問い合わせ先:キョードーインフォメーション 0570-200-888■金沢 北國新聞 赤羽ホール開催日:2017年2月25日(土)時間:open 17:00 / start 17:30問い合わせ先:キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100■岡山 さん太ホール開催日:2017年3月4日(土)時間:open 17:00 / start 17:30問い合わせ先:夢番地(岡山) 086-231-3531■福岡 イムズホール開催日:2017年3月20日(月)時間:open 17:00 / start 17:30問い合わせ先:キョードー西日本 092-0714-0159■東京 Zepp Tokyo開催日:2017年4月1日(土) 時間:open 17:00 / start 17:30問い合わせ先:DISK GARAGE 050-5533-0888■仙台 イズミティ21小ホール開催日:2017年4月2日(日) 時間:open 17:00 / start 17:30問い合わせ先:ジー・アイ・ピー 022-222-9999■名古屋 ダイアモンドホール開催日:2017年4月8日(土)時間:open 17:00 / start 17:30問い合わせ先:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100<DVD>Junior Sweet" Intimate interlude tour Live at AKASAKA BLITZ 2016.11.3発売日:2017年3月15日(水)価格:Blue-ray 6000円+税、DVD 5000円+税
2016年12月12日昨年6月よりライブ活動を休止していたロックバンド・マキシマム ザ ホルモンが、復活ライブツアーを開催することを公式サイトで発表した。メンバーのナヲ(ドラムと女声と姉)の妊活のためライブ活動を休止していたマキシマム ザ ホルモン。ナヲが今年9月に第2子となる女児を出産したことから、再開することとなった。公式サイトでは、封印されていた期間のメンバーの生活をWEB漫画で公開。懐かしのあの漫画家に描かれたホルモンが次のツアーチケットに関する重大な秘密を発表している(メンバーの意向により、公演の詳細は公式サイトで確認を)。
2016年12月02日BRADIOが11月2日(水)にスタートするツアーより、ライブ会場限定シングル『Back To The Funk』を販売することが決定した。【チケット情報はこちら】同作は表題曲『Back To The Funk』とカップリング曲『夢見るEnergy』など4曲を収録。またBRADIO は10月19日(水)よりCD『ファンキー中級盤』をTSUTAYA限定でレンタル開始。同作には『Back To The Funk』のほか、メンバーが厳選したライブの代表曲や、CD未収録の音源『Abracadabra』など計6曲が収められている。BRADIOの東名阪ツアー「ファンカジスタツアー2016~PUMP UP FUNK編~」のチケットは発売中。■ライブ会場限定シングル『Back To The Funk』11月2日(水)大阪・BIGCAT公演より発売開始収録曲01. Back To The Funk02. 夢見るEnergy03. Back To The Funk(Hidden AFRO ver.)04. 夢見るEnergy(Hidden AFRO ver.)■TSUTAYA限定レンタルCD『ファンキー中級盤』10月19日(水)レンタル開始収録曲01. オトナHIT PARADE02. Back To The Funk03. 真っ赤なカーチェイス04. Take Me Higher05. Abracadabra06. スパイシーマドンナ■東名阪ワンマンツアーファンカジスタツアー2016~PUMP UP FUNK編~11月2日(水) BIGCAT(大阪府)開場18:00 / 開演19:0011月26日(土) ダイアモンドホール(愛知県)開場17:00 / 開演18:0012月9日(金) Zepp DiverCity(東京都)開場18:00 / 開演19:00
2016年09月13日芸歴10周年を迎えた渡辺直美が、4年ぶりの単独ライブとなる初ワールドツアー「Naomi Watanabe WORLD TOUR」を今秋開催することが決定した。2007年にデビューして瞬く間にブレイクした渡辺さん。現在ではテレビやCM、劇場、ファッションショーなどに多数出演。2014年には自身がプロデューサーを務めるファッションブランド「PUNYUS」がスタート、ポップなデザインでフリー~6Lサイズまでの豊富なサイズ展開で人気を博している。また、体験型展示イベント「渡辺直美展 Naomi’s Party」では、ラフォーレミュージアム原宿での開催期間中8日間で約20,000人が来場、今後は全国のイオンモールを巡回することも決定している。さらに、Instagramでは490万人超のフォロワー数日本1を誇る、まさに日本を代表するエンタテイナーなのだ。本ツアーでは、2014年に留学したニューヨークを始め、エンタテインメントの本場・ロサンゼルス、そしてなじみ深い台湾で初の海外公演が実施される。また、内容はダンスパフォーマンスやVTRネタなどを披露予定。さらに日本国内では、5大都市ツアーを来年3月~7月に予定されている。渡辺さんは「今年で芸歴10周年を迎え、初心に戻ってなにかに挑戦したいと思いました。海外公演に挑戦して、28歳の最高の思い出にしたい」と意気込み。また、周りからは無謀という声もあったそうだが、「挑戦することに意義があると思っています(笑)皆さん、温かく見守ってください」とメッセージを寄せた。「Naomi Watanabe WORLD TOUR」は10月2日(日)ニューヨーク、10月4日(火)ロサンゼルス、台北10月18日(火)にて上演。(cinemacafe.net)
2016年09月08日お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が3日、北海道・札幌市内のPENNY LANE24で「極楽とんぼ 単独ライブ 全国ツアー2016」の初日公演を開催する予定だったが、台風10号の影響で衣装や小道具が到着しなかったため、10月23日に延期となった。2人は公演延期の説明を直接するために会場に登場し、約90分にわたってトークを展開した。2人はステージに登場し、加藤が「まずは、申し訳ありません」と謝罪。ファンから「お帰りー!」という声がかけられ、山本の表情が思わずゆるんだ。そして、加藤が今回の事態を詳しく説明し、「なんで俺たちってこうなっちゃうのかな? 業(ごう)なのか?」と愚痴をこぼすと、山本が頭を下げ、会場から笑いが起こった。ここから、トークライブ形式の会話に。山本のファッションや体形を一通りいじった加藤は「山本さんは、変わってない。自分が変わったんじゃなかな」と自問し、山本は「この10年間『スッキリ!!』おじさん、いっぱしのいい大人になったじゃん」とねぎらい、お互いの10年間を見比べた。また加藤は、山本の約10年ぶりの地上波復帰となった7月30日放送のフジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ!』で、440万円のプライベートジェット機を自腹でチャーターさせられたシーンについて触れ、「(半分の)210万、お前に貸しでいいよね?」と山本に告げ、そのほかにも、もろもろ同様の企画で自腹を切ったと報告。山本が「10年後払いましょう!」と宣言すると、拍手が起こった。終盤では、加藤が「10年間で身につけたんですよ」とオススメする形で、山本がプロ野球の審判のものまねを披露。広島カープについて熱弁するシーンもあった。そして、「10月23日、もう1回やります!」とPENNY LANE24での順延を発表。山本が「日本シリーズの第2戦が…」と渋るくだりもあったが、「全国まわって、ちょっとずつ2人でやれる仕事を増やしていきたいと思います」と加藤が締めくくった。終わってみれば、約90分間立ちっぱなしでトークを続けた2人。ファンから花束を受け取った加藤は、「2人で花束もらうの、『いいとも』卒業以来だな(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。全国14カ所をめぐる復活ライブは、7月30日放送の『めちゃイケ』で、加藤が「ライブからやろう。全国を回って謝罪の旅を終えて、それから考えよう」と実施の意向を表明していたもの。今回の順延により、最後の地が札幌となる。
2016年09月04日アディダス コンソーシアム ツアー(adidas consortium Tour)から9月3日に、カナダを拠点とするセレクトショップ・ライブストック(Livestock)とのコラボレーションによる新作スニーカー2種が発売される。今回のコラボレーションでは、ライブストックによりアップデートされた、アディダスのアーカイブモデル「PureBOOST PK ZG」(1万8,000円)と「SAMBA」(1万6,000円)の最新モデルが登場。「PureBOOST PK ZG」は、ランニングシルエットをモダンにアップデート。ブラックのプライムニットアッパーの甲部分に伸縮自在なクリムゾンのクロスストラップをかけ、トゥボックスにスクリーンプリントのストライプが施された。また、タンとインソールにはライブストックのロゴがあしらわれている。ここ数十年、インドアフットボール、あるいはスケートボードとともにスポーツアクションの最前線を邁進してきた「SAMBA」では、毛足のあるブラックスエードを採用。アッパーの外側にはスクリーンプリントされたストライプが、内側には同色のレザーストライプが施された。また、レタリングはジェルプリントを使用し、インソールとタンラベルのハトメには差し色としてレッドが使用された。
2016年08月31日プリンスのペイズリーパークの自宅兼スタジオのツアーの企画が、エルヴィス・プレスリーのグレイスランドの自宅ツアーを運営している会社によって進められているようだ。グレイスランド・ホールディングスの子会社は、今年4月に57歳の若さで死去したプリンスの自宅が正式にミュージアムになった後の10月6日から、自宅を巡るツアーを開始する予定だという。そのツアーでは、プリンスが数々のヒット曲を生み出したレコーディングスタジオを含む建物の主要な箇所を回り、プリンスが手にしたアワード、コンサートの衣装、レアな音源や映像に加えプリンスが手にした楽器も数点も目にすることができるという。プリンスの遺産管理を行うブレマー・トラストは、プリンスの妹タイカ・ネルソンとこのツアーの合意に至ったと発表しており、タイカは「オープニング・ペイズリー・パークは、ずっとプリンスがやりたかったことであり、積極的に取り掛かっていました」「プリンス生前にはわずか数百人だけが、プリンスの自宅ツアーに参加するというレアな機会を得ていました」「今度は私たちがこの素晴らしい場所のドアを開けることになりますので、世界中のファンたちが初めてプリンスの世界を体験することができるようになるのです」「新しいペイズリー・パークのミュージアムはプリンスが望んでいたであろう独自の経験と、他では見られない企画展を皆さまにお届けします」と声明を出している。しかしながら、プリンスの家族全員がこのツアーの話に同意したわけではないと言われている。複数の関係者はゴシップサイトのTMZに家族の中の数人は、グレースランド・ホールディングスには以前財政面で問題があることと、ツアーからの利益の半分が同社に渡ることによい顔をしていないようだ。(C)BANG Media International
2016年08月27日5人組アイドルグループ、夢みるアドレセンスが今年5月より東名阪ライブツアー「ようこそ!ユメ(トモ)の国ツアー2016」をスタート。6月17日(金)には東京・ZeppDiverCityでのツアーファイナルを控えている。彼女たちに今回のライブの見所や、MINMIが楽曲提供するという新曲についてインタビュー。ファイナルへの意気込みなども語ってくれた。【チケット情報はこちら】リーダーの荻野可鈴は「ユメトモ(ファン)のみんなも、今回のツアーが一番楽しかったって言ってくれていて。Zeppも楽しみにしてくれていると思うと、頑張らないとなって思います。私自身も今回が一番楽しいかもしれないです!」と、ツアーについて手ごたえを感じている様子。最近著名なアーティストから曲提供を受ける中で、ロックテイストの楽曲が多いことについて、京佳は「私は元々邦ロック大好きで、曲提供していただいたKEYTALKさんも良く聴いていましたし、フェス系のバンドは好きで。最近の夢アド楽曲は、自分的にハマっています」と話した。最近はOKAMOTO’Sやドレスコーズ、KEYTALKなど、邦ロックシーンの第一線で活躍する面々から楽曲提供を受け、単なるアイドル好きじゃない、幅広い層のファンに足を運んでもらえる機会が増えたとのこと。また、次の新曲がMINMI書き下ろしのサマーソングとのことで、音源を聞いたばかりだというメンバーに心境を聞くと、志田友美は「MINMIさんもの凄く好きで、親子でライブに遊びに行ったりもしていて。まさか夢アドの楽曲を書いてもらえるなんて思っていなかったから、幸せだったし、もう夢みたいで」と、感激したことを明かした。注目の新曲は6月17日(金)のツアーファイナルにて初披露される。ファイナルへの意気込みについて、小林れいは「今回のツアーは、恥を捨てて盛り上がろうがテーマで。勇気が出なくて騒げない、ひとりだと恥ずかしい、そんな風に思ってしまう人でも必ず楽しめるはず。ユメトモは皆優しいし、ひとりの方も、それから女の子も多いので、まだ私たちのライブを見たことがない方は是非遊びに来てください!」と呼びかけた。また、山田朱莉は「夢アドって喋りにくそうとか、新規では行き辛そうだとか、いらない壁を作って遠慮している人がいるとしたら、そんなこと絶対ないです!ユメ(トモ)の国は皆がやさしくて面白くて、そして楽しいです。私たちもバカ丸出しでやってます!だから変な遠慮はいりません。誰でも楽しめるユメ(トモ)の国に一回だけでも!気になってる人は来てほしいです。今回のファイナルからでも全然間に合います!是非来てください。マジで、全力で、お待ちしています!」と熱いコメントを寄せた。”カワイイだけじゃダメなんですか!?”という大胆不敵なキャッチフレーズを掲げるほどの、その圧倒的なルックスも必見。チケットはぴあにて発売中。ぴあアーティストページでインタビュー完全版も公開。また、若干数当日券販売を実施決定。取材・文:熊野 尊文
2016年06月16日セレーナ・ゴメスが11日(現地時間)、前日に射殺された歌手のクリスティーナ・グリミーを追悼し、自身のライブで1曲を捧げた。クリスティーナはセレーナの北米ツアーでバックアップ・シンガーを務めたことがあり、その頃から仲良しになり、クリスティーナがオーディション番組「The Voice」に出場してキャリアを積み始めると、セレーナは家族ぐるみでアドバイスやサポートをしていた。クリスティーナは10日(現地時間)にコンサート会場でファンたちにサインをしていたところ、近づいてきた男に突然銃で撃たれて亡くなった。犯人は27歳の白人男性で拳銃2丁とナイフを所持していたが、クリスティーナと面識はなく、狂信的なファンだったのではないかと見られている。男性は現場に居合わせたクリスティーナの兄に取り押さえられたが、その場で拳銃自殺した。訃報を受けてセレーナはツイッターに「私のハートは完全に壊れました。あなたが恋しい、クリスティーナ」と哀悼のツイートをし、フロリダ州マイアミでのコンサートで「この曲を彼女に捧げます」と「Transfiguration」を涙ながらに歌った。(text:Yuki Tominaga)
2016年06月13日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」の福岡公演が2016年4月3日、アルモニーサンク・北九州ソレイユホールにて開催された。五会場七公演を巡るツアーもいよいよ終盤戦。四会場目となる福岡公演には最上静香役の田所あずさ、箱崎星梨花役の麻倉もも、北沢志保役の雨宮天、七尾百合子役の伊藤美来、高坂海美役の上田麗奈、矢吹可奈役の木戸衣吹、田中琴葉役の種田梨沙、木下ひなた役の田村奈央、ロコ役の中村温姫、北上麗花役の平山笑美が登場した。公演リーダーは麻倉ももと雨宮天の同期コンビ。ぱっと見た感じではクール系美人の雨宮と天真爛漫な麻倉という組み合わせなのだが、実際は自分がリーダーでいいのかという不安を隠さないちょっとネガティブ雨宮と、ライブを通してずっとにこにこと楽しそうで楽天的な麻倉という感じ。最後にリーダーの2人がステージに残った時、ぱっと大きく手を差し出した麻倉に雨宮が握り返してなかよく退場する感じで、まるで麻倉がお姉さんのように見えたのは新鮮だった。MCではちょっと気弱な発言もある雨宮だったが、「絵本」や「星屑のシンフォニア」といった楽曲における最高のパフォーマンスで空気を作り、ステージを牽引している印象。一方、いつも通りにも見えた麻倉だが、実際はとても緊張していたそう。それもそのはず、福岡は彼女の生まれ故郷であり、765プロ8周年ライブで初めて大きな舞台に立った思い出の地でもある。思い返してみると、どの会場でもご当地食べ物の話題には笑顔で参加して場の中心になっていた彼女が、今日は大好きな九州のうどんの話題にあまり食いついていなかった。実は彼女もリーダーとしてちゃんと進行しなくちゃ! と張り切っていたのかもしれない。今回のツアーは、ミリオンシアター組37人全員参加がコンセプト。田村奈央、種田梨沙、平山笑美、中村温姫の4人は福岡公演のみの参加だ。中でも大舞台は初参加なのが田村、中村、平山。田村はちょっと不思議な声の個性の持ち主で、「“Your”HOME TOWN」や「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」といったひなた自身の楽曲ではとつとつと語りかけるようなまっすぐな素朴さを感じさせるのだが、伊藤美来と組んだ「Helloコンチェルト」では非常に抜けの良い透明感があって、光のあてかたで聞こえ方がかわるような不思議な魅力の持ち主である。中村温姫も大舞台は初参加だが、2月末の「LTD05」リリースイベントでステージに立ったばかり。ステージの中村はずっと顔いっぱいで笑っているような感じなのだが、その一瞬あとにはもう感極まって泣いていたりと、感情の振り幅がとても大きい。「STEREOPHONIC ISOTONIC」の圧巻の早口パートや、楽しさにあふれた「fruity love」など、常にロコそのものの楽しさにあふれたパフォーマンスが印象的だった。福岡の企画コーナーでは「福岡ロコナイズドクエスチョン!」と題して、福岡の名物をロコならではの言葉使いで紹介していた。大舞台は初めてなものの、リリイベでは常連の平山。最新のソロがハッピーさと楽しさを凝縮したやや変化球曲の「サマ☆トリ ~Summer trip~」だったこともあり前面に出してはいないが、それでもデュオ曲や全体曲の端々から"平山笑美は歌がうますぎる"ということは伝わってきていた。そんな彼女の実力が爆発したのが今回の4人曲「Shooting Stars」。一緒に歌ったのは雨宮天、田所あずさ、麻倉ももというミリオンでのステージ経験豊富な実力派ばかりだったが、その中にあって誰が一番印象的だったかと言われれば、贔屓目抜きで平山だったと思う。彼女は「こんな大舞台は想像もしていなかったけど、ステージに立ったら楽しくて仕方がなかった」と語っていたが、大箱の歓声によるテンション感でこれほど化けるなら、もっともっと大きなステージに立つ姿も見てみたくなった。1stライブ以来の参加となる種田梨沙は、パフォーマンス全体から役者としての揺るぎのない芯と表現力を感じさせた。繊細な表現力は驚くほどで、安定して見えた1stライブも緊張があったであろうことが逆説的に見て取れた。「Understand? Understand!」「ジレるハートに火をつけて」でコンビを組んだ上田麗奈とは静と動の表現のコントラストで抜群の相性の良さを感じさせた。同じ組み合わせによるデュオ2曲はこのツアーでもかなり異色で、切り込み隊長を担当したこともあり福岡の裏リーダー的な存在感を放っていた。今回は福岡オンリー組を中心に紹介したので、ほかに印象に残ったところにふれておこう。まずは名古屋・仙台でリーダーを務めた木戸と伊藤だが、福岡公演ではリーダーバトンを渡して肩の力が抜けたのか、活き活きとした笑顔で各リーダー公演以上にも思えるパフォーマンスを見せていた。ツアー恒例の765プロカバーコーナーでおっと思ったのは、後半3曲が「inferno」「First Stage」「チクタク」の並びだったこと。765プロを長く見てきた人なら、この並びから自然と765プロの萩原雪歩を連想するのではないだろうか。雪歩と福岡の明確なつながりは思いつかないが、その会場のカバー曲同士に縦のつながりがあるのは面白い。個人的には、765プロ4周年ライブ福岡公演は初代雪歩役の落合祐里香(と若林直美)が主役な印象だったなぁ……ということをぼんやりと思い出した。そして最後にふれるのは、いよいよ本格化の兆しが見える田所あずさだ。次の幕張公演ではリーダーを担当する田所あずさだが、ソレイユホールの音響の良好さも手伝って、今日の歌声はまさに絶好調。ステージでの表現の切れ味でいえば過去最高といっていいほど研ぎ澄まされていた。オープニングの挨拶で4回「うどん」と口にした彼女だけに、ステージ前におぼろ昆布付きのうどん(田所と最上静香の大好物)を食べたのも良かったのだろうか? いずれにしても、これだけ仕上がった田所が二週間後リーダーとして、センターの立ち位置でどんな姿を見せてくれるのかを楽しみにしたい。○『アイドルマスター ミリオンライブ!』3rdライブツアー福岡公演(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年04月04日二次元コスパブランドは、1月31日より全国ツアーライブを開催中の『アイドルマスター ミリオンライブ!』の会場限定グッズを先行発売する。4月3日に開催される『THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!』の福岡公演・アルモニーサンク 北九州ソレイユホールで先行販売されるのは、「高坂海美フルカラーTシャツ」(4,320円)、「765PROライブシアター甚平」(8,424円)、「クールタオル」(3,240円)の3点。また、「甚平」と「クールタオル」は、4月16日・17日に開催される幕張会場・幕張メッセイベントホールでも先行販売される(すべて税込)。『高坂海美フルカラーTシャツ』のデザインは、ゲーム内のSRカード「夜空に舞う 高坂海美」を使用している。「765PROライブシアター甚平」は背面に37名のアイドルたちの名前が刻まれている。夏のイベントはもちろん春先から秋まで3シーズン愛用できるのこと。「アイドルマスター ミリオンライブ! クールタオル」は、伊吹翼、春日未来、北沢志保、所恵美、七尾百合子、箱崎星梨花、最上静香、望月杏奈、矢吹可奈、横山奈緒の10名のSRカードイラストが並んでいる。クールタオルなので、水に濡らして絞ることによりひんやりと冷たくなり、ライブ会場にぴったりなアイテムとなっているという。表と裏の2way仕様で「クールメッシュ面」は水分を含むと冷たくなり、「プリントタオル面」はさらっとしているので汗を拭うのに適した素材となっている。●高坂海美フルカラーTシャツ値段:4,320円(税込)販売会場:アルモニーサンク 北九州ソレイユホール(4月3日)一般発売:5月下旬予定サイズ:S/M/L/XL ※Lサイズのみ先行販売カラー:WHITE●765PROライブシアター甚平値段:8,424円(税込)販売会場:アルモニーサンク 北九州ソレイユホール(4月3日)、幕張メッセイベントホール(4月16日・17日)一般発売:5月下旬予定サイズ:M/Lカラー:NAVY素材:綿100%●アイドルマスター ミリオンライブ! クールタオル値段:3,240円(税込)販売会場:アルモニーサンク 北九州ソレイユホール(4月3日)、幕張メッセイベントホール(4月16日・17日)一般発売:5月下旬予定サイズ:20×100cm素材:メッシュ部分/ポリエステル100%その他/ポリエステル93% スパンデックス7%(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年03月18日声優・アーティストとして活躍する小倉唯が、自身初となるライブツアー「High-Touch☆Summer」(ハイタッチサマー)を開催することが決定! 千葉・幕張メッセ2Daysを皮切りに4都市で開催されるツアーの千秋楽は地元群馬での凱旋ライブが予定されている。■小倉 唯 1st LIVE TOUR「High-Touch☆Summer」2016年7月9日(土) …… 千葉・幕張メッセ イベントホール2016年7月10日(日) …… 千葉・幕張メッセ イベントホール2016年7月17日(日) …… 愛知・一宮市民会館2016年8月6日(土) …… 大阪・オリックス劇場2016年8月14日(日) …… 群馬・桐生市市民文化会館 シルクホール本ツアーのチケットも先行予約受付がスタートしており、3月22日(火)までの受付となっている。また、5月18日に発売される6枚目のニューシングル「ハイタッチ☆メモリー」の発売記念イベントの開催も決定しているので、こちらもチェックしておきたい。各詳細については小倉唯公式サイトおよびツアー特設ページにて。
2016年03月14日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演二日目が、2016年3月13日にオリックスホールにて開催された。大阪公演二日目には春日未来役の山崎はるか、最上静香役の田所あずさ、伊吹翼役のMachico、ジュリア役の愛美、箱崎星梨花役の麻倉もも、佐竹美奈子役の大関英里、望月杏奈役の夏川椎菜、所恵美役の藤井ゆきよ、百瀬莉緒役の山口立花子、横山奈緒役の渡部優衣、野々原茜役の小笠原早紀、豊川風花役の末柄里恵、舞浜歩役の戸田めぐみ、松田亜利沙役の村川梨衣が出演した。二日目は14人中10人が初日から継続して参加。ツアーは大阪二日目のみ参加の小笠原、戸田、末柄、そして仙台公演から参加の村川が初日にはいなかったメンバーだ。トークコーナーでびっくりしたのは「765プロライブシアター新喜劇」の企画コーナー。初日はチームに分かれて漫才やコントを披露していたが、2日目は全員で喜劇を披露。モチーフはもちろん吉本新喜劇だ。説明が難しいので雰囲気だけ伝えると、こんな感じだ。【765プロライブシアター新喜劇・あらすじ】ここは大阪のとある大衆食堂"松田食堂"。味と人情で愛されたこの店も、女将の亜利沙が美少女の撮影にうつつを抜かすようになってからは閑古鳥が鳴くばかり。食堂の一人娘の風花は、東京から来た腕利きの食堂のプロ・美奈子や、お店のマスコット・星梨花と一緒に、細腕でなんとか店を切り盛りしていました。ですがそんな折、松田食堂の土地に目をつけた地上げ興行のワル三人組、奈緒、ジュリア、恵美の魔の手が再びお店に迫ります。松田食堂の運命はいかに……? 「風花ちゃん。食堂はいつ、どんな人が来ても暖かい食事ができる人生の港なの。だから食堂で働いている人は、いつも笑顔で、暖かい気持ちでいるのが大事なんだよ……!」(茜)新喜劇の定番テーマである「食堂と地上げ屋」をモチーフに、最後は人情話で落とす構成は関西出身の筆者から見てもきっちり新喜劇のそれ。セットなしであの空気感を出す脚本は見事! 大阪公演リーダーの渡部優衣と藤井は、愛美とトリオで池乃めだかや島木譲二が演じそうなコッテコテのチンピラを楽しそうに演じていた。普段なかなかアイドルマスターのステージで見ることがない舞台劇を演じると、山口のように明らかに舞台慣れした上手さが垣間見えるメンバーもいて興味深かった。さて、ライブの話をしよう。二日目のみ参加のメンバーを見ていくと、小笠原はソロ曲「プリティ~~~ッ→ニャンニャンッ!」を初披露。茜Pにとっては待望の楽曲だ。キュートな振付の小笠原の歌声に、会場も「うーにゃんにゃん!」と初披露とは思えないほど乱れのないコールで応えていく。デュオ曲やユニット曲に小笠原が入ると、ユニット全体の空気までかわいく元気に変えるパワーがあった。戸田はソロの「Get My Shinin’」のソウルフルな歌唱が非常に印象的。戸田の力強いボーカルはどの曲に入っても効果的だったが、出色だったのが765プロカバーコーナーの「自転車」。前日歌った田所、愛美、角元の組み合わせもそれぞれのかっこよさを見せて非常に良かったのだが、戸田は王子様的な意味での(765プロでオリジナル歌唱の)菊地真感が非常に濃厚。田所と愛美というボーカルスペシャリストたち以上の存在感を出していたのは素晴らしかった。末柄は、なんといっても765プロ・四条貴音のソロ曲をカバーした「風花」だろう。末柄が演じるのは豊川"風花"であり、それ故に先日のLTD05イベントで原との共演を喜びあったばかりだ。末柄と原はかなり声質が似ているタイプ。おっとりしていてセクシーだが品がある風花を演じる末柄にとって、原と歌声を調和させてのデュエットや、彼女の歌唱を研究した上での楽曲のカバーはプラスになったはずだ。LTD05、そして今回の末柄のパフォーマンスにははっきりと進化のあとが見られた。そして2日目から参加組で、仙台公演から唯一の参戦となったのが村川だ。大阪公演には「個性のはっきり際立ったメンバーを2日目に投入することで、セットリストの変化以上に大きな印象の違いを与える」狙いがあったように思う。その意味では初日で上田麗奈が担った立ち位置に個性の爆弾・村川梨衣が入るのは、とてつもなく変化の振り幅が大きいカードだ。普段の村川のイメージに一番近い楽曲は「チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!」だったと思うが、「夜に輝く星座のように」の挑発的な微笑みや、またねのスッとして歌ってればどこから見ても美少女感を見ていると、どれが本当の姿か、あるいはどれもが本当なのか、全くわからない。村川梨衣、底知れない存在だ。大阪公演のリーダーの一人・藤井は2日目は涙もろい一面を覗かせながらも、気丈にリーダーとしてメンバーを引っ張りきった。ソロの「フローズン・ワード」の披露は約一年前の2ndライブ以来だろうか。リーダー公演の千秋楽、昨年よりはるかにレベルアップした最高のライブの締めのソロの重圧の中、強い意志で歌い抜く姿は凄絶に美しかった。もう一人のリーダー・渡部優衣は地元大阪への凱旋に気合が入りまくっていた様子。それもそのはず、今日の公演には彼女の家族が見に来ていたとのこと。トークのテンションは高かったが、大阪での渡部優衣は「またね」や「夜に輝く星座のように」、「ココロがかえる場所」といった楽曲で、妖艶だったり、優しく切なそうだったりとさまざまな一面を見せていた。初日に素晴らしい完成度のにライブを行った上で、そこに色の違う強い個性たちを投入する化学変化で、別のライブに化けさせる。765プロも含めれば50人という膨大なキャラクターと膨大な楽曲、イベントを丁寧に積み重ねてきた『ミリオンライブ!』だからできる構成だ。ミリオン初のツアー・初の2DAYSで、セットリストと両日の空気を一変させる挑戦は、大成功に終わったと言っていいだろう。次回公演は4月3日福岡公演、雨宮天と麻倉ももがリーダーを務める予定だ。○『アイドルマスター ミリオンライブ!』3rdライブツアー大阪公演2日目(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年03月14日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演初日が2016年3月12日、オリックスホールにて開催された。大阪公演には春日未来役の山崎はるか、最上静香役の田所あずさ、伊吹翼役のMachico、ジュリア役の愛美、箱崎星梨花役の麻倉もも、佐竹美奈子役の大関英里、望月杏奈役の夏川椎菜、所恵美役の藤井ゆきよ、百瀬莉緒役の山口立花子、横山奈緒役の渡部優衣、高坂海美役の上田麗奈、島原エレナ役の角元明日香、高山紗代子役の駒形友梨、二階堂千鶴役の野村香菜子が出演した。角元と野村は大阪初日のみの参加となる。既に終わった名古屋・仙台公演は、共通の基本フォーマットのもと、参加した10名のメンバーのほとんどを入れ替えた、いわばA面・B面的な構成だった。そして今回の大阪公演は、名古屋組、仙台組、ツアー初参加組がバランスよく入った14人構成なこともあって、セットリストの変化やメンバーの成長という「ツアーの醍醐味」が感じられはじめる公演となった。大阪は3rdツアー初の2日制であり、公演リーダーは藤井ゆきよと地元出身・渡部優衣のコンビ。5都市を巡るツアーはここが折り返し点となる。オープニングの「Dreaming!」で全員が登場すると、今まではメインステージ上の5つのお立ち台に2人ずつが立っていたのが、リーダー以外は3人ずつに。凝集感というか、見た目にも人数が増えたのが明らかだ。その中でもスラリとした長身の2人・渡部優衣と藤井が並び立つ姿には華がある。そして渡部優衣の「ついに、帰ってきたで大阪ーー!」の叫びには地元愛がにじむ。会場が大阪となれば、ご当地ネタで誰もが思い浮かべるのが食べ物の話だ。夏川が「楽屋のたこ焼きがおいしかったです。たこ焼きパワーで頑張る!」とアピールすれば、ステージでは麻倉がたこ焼きを本当に幸せそうに食べていた話題も。当の麻倉はといえば、「皆さんも是非食べてくださいね。あ! ライブも楽しんでくださいね」と、彼女らしい言葉で周りを笑顔にしていた。大阪ならでだったのが、リーダー藤井肝いりの「ミリオン興行演芸劇場」という企画コーナー。出演者たちが4組のトリオを組み、ショートコントや漫才風のネタを見せるというものだ。本業ではないし、微笑ましい感じのステージになるのかな……と思いきや、トップバッターの「もちぜっきーズギター(麻倉・愛美・大関)」チームから、麻倉の個性を最大限に活かしたシュールでかわいいネタと、関西出身の愛美のノリツッコミが冴える。驚いたのが駒形、角元、野村の同一事務所トリオによる「大阪スペクランド」チームで、3人とも喋りが立つ上に息がぴったり。立派にショートコントとして成立していた上に、角元が演じる人物のクソガキ感も素晴らしかった。それぞれの個性が出たネタ見せコーナーのラストは、リーダーの渡部優衣と藤井がご当地ネタをふんだんに織り込んだ掛け合い漫才を披露してきっちりと締めたのだった。ライブパートで感じたのは、今回のツアーに参加するミリオンスターズ総勢37人の層の厚さだ。非常に完成度と満足度が高かった名古屋・仙台を経ての三公演目だが、「恋愛ロードランナー」で海美が乗り移ったように熱いパフォーマンスを見せた上田、「Precious Grain」や「Persona Voice」で圧倒的な表現とボーカル力を見せつけた田所らは大阪がツアー初参加。ステージの顔になれるエースが次から次にと出てくるのは驚きしかない。一方、大阪初日のみの参戦で、大会場のライブ自体が初めてなのが角元・野村の2人。角元のステージで印象深かったのが麻倉と歌った「Smiling Crescent」。ライブでの絡みは初めてとは思えないぐらいバランスのいい2人で、ダンスの先生は「姉妹みたい」と評したとのこと。かわいさときらきらした存在感にますます磨きがかかる麻倉と、ステージ上でバランスよく映えるパフォーマンスを見せる初ステージ組がいたことに頼もしさを覚えた。野村はソロで「恋心マスカレード」を披露し、まずは千鶴としての「さぁ、行きますわよ!」の一言で会場の空気を引きこむ。初ステージらしい初々しさが随所にありながらも、間奏で4人のダンサーを従えてのダンスは堂に入ったもの。すでにたくさんの経験を積んで先を行く仲間たちに囲まれてのライブ初ステージには緊張や難しさもあったと思うが、この日のために懸命に積み上げてきた、今できるものを全力で見せる姿勢には好感が持てる。ステージの最後には野村から「明日も出たい!」「これから思い出をいっぱいいっぱい作っていけたらと思います」と、今日を楽しんで、これからに思いをはせる言葉が聞かれた。だが今回のライブで印象的だったのは、新鮮な顔ぶれのそれと同じぐらい、大ライブ出演経験の多い常連組のパフォーマンスが鮮烈に感じられたことだ。中でも圧倒的と表現したくなったのが関西出身の愛美。彼女がギターを奏でる弾き語りステージがどうやらすごいらしい……ということは、会場の観客には既に知れ渡っている様子。そんな期待感のハードルが上がりに上がっている状態の中、愛美が「プラリネ」を歌い終えると、会場は驚嘆と感動の叫びに包まれた。これぞベストアクトと思われた仙台公演でのそれを軽々と超えてきたMachicoの「Believe my change」など、素晴らしいパフォーマンスが続出する大阪公演初日だった。好パフォーマンスが続く空気ができあがる上では、地元凱旋ライブに気合が乗りまくっていた渡部優衣と、率先して緊張しながらステージを楽しんでいた藤井、ふたりのリーダーが果たした役割も大きいだろう。オープニングMC中、ゲーム用に収録が入るキャラクター挨拶でとちった藤井は、堂々と「TAKE2!」と叫んで、テンションましましでリトライ。失敗しても楽しんじゃっていいんだ、という姿勢に緊張がほぐれたメンバーもきっといたはずだ。藤井のソロの「アフタースクールパーリータイム」で、テンションが上がった藤井がちょっとしたミスをした際、会場の観客たちは歓声やコールでが自分たちが支えるから大丈夫! という意志を見せ、それを受け取った藤井が感謝して、感激していることがステージからはっきり伝わってきた。完璧ではなくても、こんなに幸せなステージはなかなかないはずだ。できあがった空気のベストライブを受けての二日目、明日は一体どんなステージを見せてくれるのかが楽しみでならない。「大好きな仲間と大阪にこれて、ほんまに幸せやなと思ってます! 今日はほんまにほんまに、ありがとうございました!」(渡部優衣)。○「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演初日(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年03月13日昨年7月にミニアルバム『round voice』でデビューしたシンガーソングライターの桐嶋ノドカが、3月より初のワンマンライブツアーを行う。デビューまでの道のりや初ワンマンライブへの思いを訊いた。【チケット情報はこちら】聖歌隊や合唱部で幼い頃から歌に触れていた彼女は、「自分の気持ちを歌いたい」という思いから高校時代より曲作りを始める。音楽大学在学中の2012年夏に音楽プロデューサーの小林武史にデモ音源を送ったのがきっかけで彼のスタジオに通い始め、2014年3月に無料配信した「ボーダーライン」が、デビュー前にもかかわらず約1か月で2,000ダウンロードを記録し注目を集めた。この頃からライブイベントへの出演が増加。「最初はもちろん緊張していたんですけど、生で歌を聴いてもらえないと私の感情が適切に伝わらないなって感じました」という彼女は、毎月2~3本のペースでステージに立った。昨年は満を持してメジャーデビューし、「情熱大陸」や「SWEET LOVE SHOWER」などの夏フェスにも出演し、大きなステージも経験した。そんな彼女の圧倒的な歌声は、確実に観客の心を掴んでいった。「私の歌を聴いてくれた人たちがライブにも来てくれて。ちゃんと人と人とのつながりになっているんだなって感じました。出会いがたくさんありましたね」と振り返る。現在は、初ワンマンに先駆けて、前哨戦となる3か月連続の全6公演のライブを完遂したばかり。「ワンマンに向けてお客さんとみんなで盛り上がっていきたいっていう思いがあって、最近あまりやってない曲のおさらいをしたり、曲についてもっと深く知ってもらったり、この曲はここで一緒に歌ってねとか、再確認しています」。今月から始まる初のワンマンライブは東名阪で開催する。「スタートラインのワンマンツアー。私だけを観に来てもらえるライブっていうのはこれが初めてなのでドキドキしています」というライブは、『round voice』の曲を始め、未リリースながらライブではおなじみのナンバー、さらにこれからの桐嶋ノドカの方向を指し示す新曲も披露する予定。「私にとってライブは、いま生きてるなって強く思える瞬間。本気で生きている私の姿が誰かの力になってくれたらいいなと思ってライブをやっています。ワンマンではその本気をマックスの状態で見せられたらいいなと思っています」と意気込みも十分だ。「1st ワンマンライブツアー 2016」は3月20日(日)愛知・名古屋ell.SIZE、3月21日(月・祝)大阪・梅田Zeela、4月2日(土)東京・Shibuya WWWで開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年03月10日昨年7月にミニアルバム『round voice』でデビューしたシンガーソングライターの桐嶋ノドカが、3月より初のワンマンライブツアーを行う。デビューまでの道のりや初ワンマンライブへの思いを訊いた。【チケット情報はこちら】聖歌隊や合唱部で幼い頃から歌に触れていた彼女は、「自分の気持ちを歌いたい」という思いから高校時代より曲作りを始める。音楽大学在学中の2012年夏に音楽プロデューサーの小林武史にデモ音源を送ったのがきっかけで彼のスタジオに通い始め、2014年3月に無料配信した「ボーダーライン」が、デビュー前にもかかわらず約1か月で2,000ダウンロードを記録し注目を集めた。この頃からライブイベントへの出演が増加。「最初はもちろん緊張していたんですけど、生で歌を聴いてもらえないと私の感情が適切に伝わらないなって感じました」という彼女は、毎月2~3本のペースでステージに立った。昨年は満を持してメジャーデビューし、「情熱大陸」や「SWEET LOVE SHOWER」などの夏フェスにも出演し、大きなステージも経験した。そんな彼女の圧倒的な歌声は、確実に観客の心を掴んでいった。「私の歌を聴いてくれた人たちがライブにも来てくれて。ちゃんと人と人とのつながりになっているんだなって感じました。出会いがたくさんありましたね」と振り返る。現在は、初ワンマンに先駆けて、前哨戦となる3か月連続の全6公演のライブを完遂したばかり。「ワンマンに向けてお客さんとみんなで盛り上がっていきたいっていう思いがあって、最近あまりやってない曲のおさらいをしたり、曲についてもっと深く知ってもらったり、この曲はここで一緒に歌ってねとか、再確認しています」。今月から始まる初のワンマンライブは東名阪で開催する。「スタートラインのワンマンツアー。私だけを観に来てもらえるライブっていうのはこれが初めてなのでドキドキしています」というライブは、『round voice』の曲を始め、未リリースながらライブではおなじみのナンバー、さらにこれからの桐嶋ノドカの方向を指し示す新曲も披露する予定。「私にとってライブは、いま生きてるなって強く思える瞬間。本気で生きている私の姿が誰かの力になってくれたらいいなと思ってライブをやっています。ワンマンではその本気をマックスの状態で見せられたらいいなと思っています」と意気込みも十分だ。「1st ワンマンライブツアー 2016」は3月20日(日)愛知・名古屋ell.SIZE、3月21日(月・祝)大阪・梅田Zeela、4月2日(土)東京・Shibuya WWWで開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年03月10日Mr.Childrenの桜井和寿とラッパーGAKU-MCによるユニット“ウカスカジー”初のツアー「ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR」が6月17日(金)東京・Zepp Tokyoよりスタートする。【チケット情報はこちら】ツアーは東京を皮切りに、大阪、宮城、愛知、北海道の5か所で開催。全会場にDJダイノジが出演する。チケットの一般発売は4月30日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けてぴあではプレイガイド最速先行を実施中。受付は3月13日(日)午後11時59分まで。■ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR6月17日(金)Zepp Tokyo(東京都)6月22日(水)Zepp Namba(大阪府)6月26日(日)仙台PIT(宮城県)6月28日(火)Zepp Nagoya(愛知県)7月1日(金)Zepp Sapporo(北海道)
2016年03月07日Mr.Childrenの桜井和寿とラッパーGAKU-MCによるユニット“ウカスカジー”初のツアー「ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR」が6月17日(金)東京・Zepp Tokyoよりスタートする。【チケット情報はこちら】ツアーは東京を皮切りに、大阪、宮城、愛知、北海道の5か所で開催。全会場にDJダイノジが出演する。チケットの一般発売は4月30日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けてぴあではプレイガイド最速先行を実施中。受付は3月13日(日)午後11時59分まで。■ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR6月17日(金)Zepp Tokyo(東京都)6月22日(水)Zepp Namba(大阪府)6月26日(日)仙台PIT(宮城県)6月28日(火)Zepp Nagoya(愛知県)7月1日(金)Zepp Sapporo(北海道)
2016年03月07日「二次元コスパ」ブランドは、1月31日より全国ツアーライブを開催中の「アイドルマスター ミリオンライブ!」の会場限定グッズを先行発売する。3月12日~13日に開催される大阪公演で販売されるのは、「ジュリア ラグランTシャツ」(3,780円)、「所恵美Tシャツ」(3,132円)、「百瀬莉緒フルカラーTシャツ」(4,320円)の3点。4月3日に開催される福岡公演と大阪公演で販売されるのは、「765PROライブシアター ドライTシャツ」(3,456円)、「765PROライブシアター ワッペンベースワークシャツ」(6,912円)の2点となる(すべて税込価格)。「ジュリア ラグランTシャツ」のデザインは、ジュリアが着ている私服のTシャツがモチーフで、特徴的なグラフィックがフロントとバックにプリントされている。「所恵美Tシャツ」は恵美が着ている私服をモチーフにデザインし、彼女が住んでいる所沢にちなんで「105630」のプリントがあしらわれている。また、どちらのTシャツもジュリア、恵美のイメージに合わせ、コスパの通常モデルよりも襟をやや広く開いた薄手のTシャツを使用している。「百瀬莉緒フルカラーTシャツ」は、ゲーム内で使用されているSRカード「スカーレットステージ 百瀬莉緒」のイラストをフルカラーTシャツに。背景にはカードのタイトルでもある「SCARLET STAGE」という言葉がデザインされている。「765PROライブシアター ドライTシャツ」は、吸水性・速乾性にも優れており、長時間動いてもストレスにならない素材だという。また、UPF50+の最高基準をクリアした紫外線カット効果もポイントで、有害な紫外線から肌を守ってくれるとのこと。「765PROライブシアター ワッペンベースワークシャツ」は、フロントにメスのマジックテープが付いているため、コスパオリジナルの「脱着式ワッペン」や、市販のマジックテープが付いたアイテムを取り付けることができる。パーカーなどの重ね着もでき、使い回しのきくベーシックな一枚に仕上がっているとのこと。どちらも、「765PROロゴ」と、ゲーム中の劇場看板に書かれた「BORN TO BE A TOP IDOL!!」の文字がデザインされている。●ジュリア ラグランTシャツ値段:3,780円(税込)販売会場:大阪オリックス劇場(3月12日~13日)一般販売:4月下旬予定サイズ:S/M/L/XL※Lサイズのみ先行販売カラー:WHITE×BLACK●所恵美Tシャツ値段:3,132円(税込)販売会場:大阪オリックス劇場(3月12日~13日)一般販売:4月下旬予定サイズ:S/M/L/XL※Lサイズのみ先行販売カラー:BLACK●百瀬莉緒フルカラーTシャツ値段:4,320円(税込)販売会場:大阪オリックス劇場(3月12日~13日)一般販売:4月末予定サイズ:S/M/L/XL※Lサイズのみ先行販売カラー:WHITE●765PROライブシアター ドライTシャツ値段:3,456円(税込)販売会場:大阪オリックス劇場(3月12日~13日)アルモニーサンク北九州ソレイユホール(4月3日)一般販売:5月中旬予定サイズ:S/M/L/XL※Lサイズのみ先行販売カラー:NAVY●765PROライブシアター ワッペンベースワークシャツ値段:6,912円(税込)販売会場:大阪オリックス劇場(3月12日~13日)アルモニーサンク北九州ソレイユホール(4月3日)一般販売:5月中旬予定サイズ:S/M/L/XL※Lサイズのみ先行販売カラー:MOSS○THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @OSAKA日程 3月12日、開場16:00、開演17:003月13日、開場15:00、開演16:00会場 オリックス劇場物販 3月11日、13:00~20:00※前日物販3月12日、第1部8:00~15:00、第2部16:00~終演後30分程度3月13日、第1部9:00~14:00、第2部15:00~開演まで○THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! @FUKUOKA日程 4月3日、開場15:00、開演16:00会場:アルモニーサンク北九州ソレイユホール物販 4月2日、13:00~18:00※前日物販4月3日、9:00~開演まで(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年03月02日ミュージシャンとしてだけではなく、役者としても、全身全霊“表現者”たることを選び続けて来た石橋凌の最新ツアー「Neo Retro Music 2016」が2月6日、福岡・DRUM LOGOSにて幕を開けた。【チケット情報はこちら】ステージ上には池畑潤二(Ds)、渡辺圭一(B)、藤井一彦(G)、伊東ミキオ(Key)、梅津和時(Sax)という鉄壁不動のメンバーがズラリと顔を揃えている。前回のツアーよりもさらに深く広がった音の世界。今回はオープニングも含めて、ある演出が施されており、圧倒的な声量でフロア全体を包み込む、声そのものの魅力に加えて、時にブルージーに、時にファンキーに、絡み合う楽器同士のアンサンブルが、より豊潤な景色を描いていく。この日演奏されたのは、バンド初期のナンバーから最新のソロ曲まで、これでもか!というくらいにたっぷりと並んだ新旧不問のタイトル20数曲。政治的なものから、“目には見えないもの”について歌った曲まで、いずれも時代を問わない輝きと多くの人の胸を打つ、強くて優しい言葉にあふれた曲ばかり。中でも、エッグシェーカーを会場にバラまき「日頃の鬱憤やストレスを吐き出して帰ってください!」とオーディエンスを煽った後のワンシーンは、実に印象的だった。お決まりのコール&レスポンスに加えて、軽快な手拍子と「ヘイ!」という掛け声が、ある曲において自然発生的に巻き起り、曲後に思わず「嬉しい!やはり私の地元です!」と満面の笑みを浮かべた石橋。その抜群の呼吸をして、より深まったファンとの絆にグッと熱いものがこみ上げてきた瞬間だった。MCでは今年7月に60歳を迎えることに触れ、「R=60 PROJECT」を立ち上げたことを報告。ただ「昔から言われているあの辛気くさい漢字ふた文字は禁句です」「“れ”を“げ”に変えて貰ったら、石橋凌、60歳、感激です」とユーモアたっぷりに笑い飛ばす辺りは、さすが石橋凌といった感じだ。プロジェクトとしては今月3日にリリースしたライヴ・アルバム『LIVE Neo Retro Music 2015』が第1弾で、今回のツアーが第2弾。第3弾としては「全国各地で開催されるイベントやフェスにひとつでも多く出て歌っていく」とのことで、今後の動きにも是非、注目していてほしい。ツアーはこの後、2月9日(火)大阪・心斎橋BIG CAT、2月10日(水)愛知・名古屋BOTTOM LINE、3月6日(日)東京・六本木EX THEATER、3月17日(木)北海道・札幌 cube gardenにて開催。チケットは発売中。取材・文:なかしまさおり
2016年02月09日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」。その2回目の公演となる仙台公演が2016年2月7日(日)、ゼビオアリーナ仙台にて開催された。仙台公演には伊吹翼役のMachico、 箱崎星梨花役の麻倉もも、北沢志保役の雨宮天、七尾百合子役の伊藤美来、エミリー スチュアート役の郁原ゆう、篠宮可憐役の近藤唯、 望月杏奈役の夏川椎菜、中谷育役の原嶋あかり、 松田亜利沙役の村川梨衣、横山奈緒役の渡部優衣が登場。仙台公演リーダーは伊藤美来と夏川椎菜が担当した。会場となったゼビオアリーナ仙台は、2012年10月にオープンした比較的新しい会場。幕張イベントホールや横浜アリーナを数千人サイズにぎゅっと凝縮したような感じで、規模感の割に客席とステージが非常に近い印象だ。特にサイドの花道に演者が立った時の「近さ」は、2ndライブのトロッコを思い出すほど。ツアー2公演目の仙台だが、名古屋公演メンバーからの続投はMachicoのみ。ほぼキャストが一新され、コンセプトは同じだが中身は全く別のセットリストを組んできた。まずは挨拶代わりの「Dreaming!」で全員がステージに勢揃い。冒頭の挨拶からいきなり絶好調だったのが村川のとりとめないトークで、聞いているだけで誰もがハッピーになるようだった。この日のご当地MCでテーマになったのはズバリ「仙台の食」。前日入りしたメンバーは、牛タンを食べてエネルギーをチャージしたとのこと。MC中に、舞台裏のホットミールの中に牛タンシチューがあったことが明かされると、「わー! 早く言ってよー(o・∇・o)!」と叫んだのが麻倉で、キラキラした瞳でテンション急上昇。ライブ後半のMCで、ライブ中に食べた牛タンシチューがどんなにおいしかったかをメンバーが語り、「もちょに一口もらいました」(雨宮)、「りえしょんおかわりしましたー。少量&少量ですけど!」(村川)との報告に、なんともほのぼのした空気が広まった。楽曲に関しては序盤、村川の「チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!」と渡部の「ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン」という盛り上がりが約束されたナンバー2曲で、大ライブ初参戦の原嶋の「グッデイ・サンシャイン!」をサンドしていく構成。原嶋はオープニングのキャラ挨拶から過去最高のリアル中谷育再現度で、「一番小さな身体で、一番大きく見えるぐらい元気いっぱいな大きい動きと感情表現」という彼女の魅力を存分に発揮していく。原嶋は村川とのコンビで「いっぱいいっぱい」、そして村川、Machicoとのトリオのセンターで「Helloコンチェルト」を歌い、育らしさを爆発させた。横に並んだMachicoがとても大きく見えたりするのもこの組み合わせならではだろう。今回がミリオンの大きなライブには初参戦だった原嶋だが、初参戦ならではの固さはそれほど感じなかった。それは原嶋自身のパーソナリティによるところも大きいだろうが、楽屋裏では麻倉が長女、夏川が次女、原嶋が三女、という仮の姉妹関係で盛り上がったり、machicoが原嶋を子供扱いしてそれを年上の原嶋が楽しそうに受け入れたり……と、周りのメンバーが積極的に原嶋に関わっていくことで、昔から大きなステージに一緒に立ってきた仲間のような空気感になっていたことも大きいと思われる。自然に初ライブ組をほぐす空気ができあがっていたのは、仙台公演リーダー・夏川の人柄も大きいように感じた。盛り上がり系のナンバーを前半に固めた分、後半は表現力で魅せるタイプの楽曲の比率が多め。特に「夜に輝く星座のように」で見せた村川の"かっこいい"や"不敵"といった、トーク中の彼女からは想像しにくい表現の引き出しや、「ライアー・ルージュ」で雨宮が見せた圧巻の表現、「ちいさな恋の足音」での近藤の歌詞そのものを体現するような姿など、幾つもの見どころがあった。だが、仙台会場ならではの何かを選ぶなら、それはこの会場のみ出演の郁原が歌った「君だけの欠片」だろう。深く深く役柄に入り込む彼女が、1年半前のファーストライブで残した悔いが、最後までエミリーを笑顔にしてあげられなかった(涙を見せてしまった)ことだった。その"リベンジ"であるステージの表現は繊細で、歌声の隅々までが澄み切っていて、この曲こそが彼女にとっての3rdライブツアーそのものだと感じるほどの強い想いを感じた。本公演のもう一人のリーダーである伊藤は、あまり前に前に! というタイプではなく、リーダーになってもそれは変わらず。それでも彼女がステージの真ん中で歌っている佇まいの「アイドルらしさ」は公演全体の空気を作っていたように思う。そして伊藤と夏川というメンバーの中では年下である親友同士が、周りに助けられながらリーダーを頑張っていたことは、村川や麻倉のようなオリジナルな個性が十全に輝いたり、ステージでは泣いてしまうことも多かった近藤が最後まで気丈に挨拶を言い切れたりといった、みんなのパフォーマンスがうまくいく空気の下地になっていた気がした。最後の「アイマスですよ!」のコールで「あ、これ私がやるのか!」と締めの立場の新鮮さに驚いていた伊藤。最後にステージに残った伊藤・夏川のリーダー2人は「帰りたくないね!」と声を揃えると、抱き合って、手をつないで、「ありがとうございました!」の言葉で仙台公演を締めくくった。アイマスが初めて訪れた東北の地で、メンバーの誰もが楽しかった、また来たいと笑顔を見せていたことは、若い2人のリーダーが手に入れた勲章だろう。名古屋から受け継いだバトンは、渡部優衣と藤井ゆきよがリーダーを務める大阪公演へと続く。
2016年02月08日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」の開幕となる名古屋公演が2016年1月31日、名古屋国際会議場センチュリーホールにて開催された。名古屋公演には春日未来役の山崎はるか、伊吹翼役のMachico、ジュリア役の愛美、大神環役の稲川英里、矢吹可奈役の木戸衣吹、宮尾美也役の桐谷蝶々、徳川まつり役の諏訪彩花、馬場このみ役の高橋未奈美、所恵美役の藤井ゆきよ、周防桃子役の渡部恵子が出演。今回のライブツアーは、『ミリオンライブ!』に登場するミリオンシアター組(いわゆる765プロ組13人以外)のアイドル37人全員がどこかの会場で出演するのがコンセプトとなっており、前説諸注意を担当した765プロ事務員・音無小鳥の「37人のアイドルが全国5箇所をつないでいく一大イベントです!」という言葉がしっくりくる内容となっている。ライブ本編は、ブロードウェイのような華やかな夜の街の光に包まれた劇場の映像と共にスタート。バックに流れるサウンドはビッグバンド風にアレンジされた「Dreaming!」だ。ステージ上の電飾をあしらった大階段、その奥のカーテンに包まれた出入り口のデザインも、全体的に劇場、シアターを強くイメージさせる。ライブ構成もアンコールは無しで、『ミリオンライブ!』の世界のシアターで行われている劇場公演を現実世界で再現するような構成。衣裳は黒と白、金を基調にした3rdライブ新衣装で、ボリュームのあるスカートの使い方が特徴的となっており、これまでショートパンツが基調だったメンバーも、飾りスカートを効果的に使ってより華やかさやスタイルの良さを引き立てていた。階段ステージ上には赤青黄5つの小ステージが設置され、前列にセンターステージ、二列目と三列目には左右のステージがあり、後ろに行くほどサイドに寄る、翼を広げたような構造。一曲目の「Dreaming!」のセンターステージにはMachicoと木戸が立ち、「プロデューサーさん、今日は楽しい一日にしようね!」(Machico)、「みんなの声、いっぱい聞かせてください!」(木戸)と煽る。今回の3rdツアーは持ち回りのリーダー制が採用されており、名古屋公演のリーダーはこの2人。普段はセンターに立つことが多い山崎が二列目にいるのは新鮮な光景だ。山崎がもっとも輝く楽曲のひとつ「素敵なキセキ」も特別な意味合いはない順番で披露され、センターという立場からひととき離れた山崎がのびのびと未来らしさにあふれたパフォーマンスを見せているのが印象的だった。今回は全28曲が披露されたが、頭とラストを飾った歴代テーマソング「Dreaming!」「Welcome!!」「Thank You!」の3曲以外は、ソロ曲あり、ユニット曲あり、デュエット曲あり、765プロ楽曲のカバーコーナーあり……と本当にバラエティに富んだ楽曲構成。『ミリオンライブ!』はこれまで、ソロ曲とユニット曲を収録した「LIVE THE@TER PERFORMANCE」(LTP)、「LIVE THE@TER HARMONY」(LTH)の2シリーズを現実にリリースしており、現在はデュエット曲で構成した第3シリーズ「LIVE THE@TER DREAMERS」(LTD)が展開中となっている。楽曲ストックが豊富なため、ユニット曲をオリジナル版とは別メンバーで歌ったりすることで、セットリストのバリエーションが非常に豊かなのが今の『ミリオンライブ!』なのだ。10人の中でも特に強い思い入れを持ってライブに臨んだと思われるのが、『ミリオンライブ!』単独の大規模ライブに出演するのは初めての稲川英里、桐谷蝶々、渡部恵子の3人だ。稲川はソロで「BOUNCING♪ SMILE!」を初披露。そのパフォーマンスは元気いっぱいかつ表情豊かで、MCでは演じる大神環の口調を借りながら「親分! 楽しんでくれたか?」といった感じでころころと笑いながらコミュニケーションしていく。「Smiling Crescent」に稲川が入ると、途端に明るさ、元気さが前に出るのが楽しい。桐谷の「初恋バタフライ」はダンサーの激しいダンスと桐谷の優雅な動きのコントラストにより、大会場ならではの表現に昇華されていた。そんな桐谷と稲川が演じる大神環と宮尾美也は、5人組ユニット「灼熱少女」のメンバーでもある。「灼熱少女」のユニット曲である「ジレるハートに火をつけて」は、これまで藤井ゆきよや上田麗奈がメンバーを代表して歌うことが多かったが、今回は桐谷、稲川、藤井の3人の組み合わせが実現。小柄で元気な火の玉のような稲川、ゆったりした芯に熱をたたえた桐谷、そしてかわいさと格好良さの配分が絶妙な長身の藤井と、フロントに立つメンバーが変わるたびにカラーが変わるのは、新しい「灼熱少女」の姿だった。渡部はこれまでもライブ出演を熱望しており、昨年末のリリースイベントでは初めて身につけた2ndライブ衣裳に「これが私にとっての2ndライブです!」と感激のコメントをしたほど。夢見たステージに立った渡部は緊張の色をにじませながらも、堂々としたパフォーマンスを披露。仲間たちには「恵子姉さん」と呼ばれるようにどこか頼れる物腰がありながら、MCではすぐ涙ぐんでしまう涙もろさがある彼女が、「デコレーション・ドリ~ミンッ♪」で周防桃子としての歌声を発した瞬間にたちまちちょっと背伸びしたキュートな少女の姿を確かに感じるのは役者としての凄みと言うしか無い。地元出身ということで気合が入っていたのが諏訪で、「カーニヴァル・ジャパネスク」のイントロの「イルミルミルミルミルミネーション…」が響き、彼女が一声歌うだけで会場の空気とテンションができあがってしまう。キャラクター性の強さと楽曲の強さで会場の色を塗り替えてしまうことにかけては、彼女と村川梨衣がミリオンのツートップかもしれない。諏訪は765プロカバーコーナーで山崎と共に「START!!」にチャレンジ。元は765プロの天海春香=中村繪里子の持ち歌だが、山崎と未来の持つ前向きさやど真ん中感と諏訪とまつりのほんわか天然感が合わさると絶妙に春香感が出るのが面白い。名古屋ならではの要素といえば、高橋は渡部との「Bigバルーン◎」、そして諏訪とのデュエット曲「Decided」は本会場が初披露。特に「LTD」シリーズのデュエット曲「Decided」はリリースイベントタイミング以外ではオリジナルの2人が揃う状況は限られるため、ここで聴けたのはとても嬉しい。控室ではにぎやかに盛り上げる陽気な高橋だが、ステージに経つと高いレベルで安定したボーカルと表現力で場を軽やかにさらっていく。ソロの「水中キャンディ」ではそんな彼女のポテンシャルを十全に感じることができた。今回のセットリストで注目したいのは、全員曲とリーダー曲を除いた頭とラストに愛美の名前があること。ある意味彼女は『ミリオンライブ!』というライブコンテンツが持つ格好良さやパフォーマンスのレベルの高さといったものを体現する存在なのかもしれない。それぐらい「流星群」を歌う愛美の存在の強さは圧倒的だ。だが『ミリオンライブ!』のライブコンテンツとしての強みは、そんな愛美が際立ちつつも突出はしないところ。セットリストの前後を担う高橋の「水中キャンディ」、そしてリーダーとしていつも以上の気迫を感じたMachicoの「Believe my change!」は、ライブクライマックスを担うパフォーマンスとして勝るとも劣らないものだった。名古屋公演のリーダー曲「STANDING ALIVE」は、もちろんMachicoと木戸が披露。『ミリオンライブ!』が本格始動して3年弱だが、その間にボーカル・パフォーマンスで一番伸びたのは木戸かもしれない。それぐらいソロの「おまじない」や、ユニット曲「瞳の中のシリウス」で見せた木戸のパフォーマンスは素晴らしかった。今回のライブを見渡して感じたのは、メンバーそれぞれに立場が違い、それぞれに思いがあるということ。先頭に立ってライブを引っ張ってきたメンバーならでは成長や悩み。初めて大きなステージに立つメンバーだけが持つ高揚や慄え。公演のリーダーを任されて奮起する者と、一時センターの立ち位置から離れて、違う表情を見せるメンバー、それぞれに10通りの立場と想いがあった。そして、来週末に行われる仙台公演には今日とは全く違うメンバーが参加しており、今日とは全く違う楽曲が披露され、想いが垣間見えるはずだ。37人のメンバーが色の違う7つのライブを作りあげ、そのつながりがひとつのツアーとなる。それは今の『ミリオンライブ!』にしか見せられない、作り上げられないものになるはずだ。冒頭の挨拶で高橋が叫んだ「みんなで素敵な伝説作りましょう!」という言葉は決して絵空事ではない、そんな予感を感じる開幕公演だった。○「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」名古屋公演(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年02月01日国民的ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」を題材にした超大型エンタテインメントショー「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」の詳細が発表になった。開催は7月22日(金)からのさいたまスーパーアリーナを皮切りに、全国5会場にて。チケットぴあでは、一般発売に先がけてインターネット最速先行を実施中、1月31日(日)まで受付。チケットの一般発売は4月23日(土)より。同イベントは第1作の発売から30周年を記念して開催されるもの。人気作「ドラクエ3」を物語のベースに、シリーズ10までの主人公・人気キャラクターが続々登場。目の前に現れるモンスターとのバトル、繰り出される呪文の数々を、アクション、エアリアル、ダンスを始めとしたパフォーマンスと、最先端の映像テクノロージーでステージ上に再現する。演出は数々のテーマパークショーやB’zのドームツアーなどを手がけた金谷かほり。ステージデザインはマドンナ、レディー・ガガ、ワン・ダイレクション、U2のツアーのほか、北京五輪の開会式などを手がけたステージ美術家、レイ・ウィンクラー(Stufish Entertainment Architects)。ほかにも国内外のトップクリエーターが集結し、ドラクエ史上初のライブショーをクリエイトする。■ドラゴンクエスト スペクタクルツアー7月22日(金)~31日(日)さいたまスーパーアリーナ8月5日(金)~7日(日)マリンメッセ福岡8月12日(金)~14日(日)名古屋・日本ガイシホール8月18日(木)~22日(月)大阪城ホール8月26日(金)~31日(水)横浜アリーナ
2016年01月20日声優・シンガーソングライターの高橋直純が2月6日(土)広島・Cave Beより全国ライブツアー『Naozumi Takahashi A’LIVE 2016 MAGIC BOX TOUR』をスタート。ツアーファイナルとなる、3月3日(木)東京・赤坂BLITZ公演まで7か所を廻る同ツアーについて、高橋本人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】1月13日に『AXIS/GOBU/GOBU』、『MOB/MayQ』、『TRICK/AGAIN』、『PON PON KING/BLUE』と、両A面シングル4タイトルを同時リリースした高橋直純。シングル収録の楽曲たちは、『MAGIC BOX TOUR』における“理想のセットリスト”をイメージして作られたのだそう。「前回のツアーが終わって、すぐに『MAGIC BOX』というツアータイトルと、やりたいことが見えてきて。そこで足りない曲を作っていったのが、4枚のシングルなんです。アルバムではなくシングルにしたのは、何が出てくるか分からない魔法の箱のように、パンッと開いた時に飛び出した色んな曲調や物語をバラバラに聴いて欲しくて。アルバムだと曲順で聴き方を限定してしまうけど、シングルだと気になった順に聴いていただくことで、曲の印象や物語が変わるというゲーム性も生まれると思ったんです。同じ曲でもラブソングと応援ソングに聴こえたという人がいたり。そういう感想を聞くと、自分でも“面白いことができているな”と思います」。今作では、ロック、バラード、エレクトロ、尺八の入った和テイストと、様々な音楽ジャンルに挑戦。ミュージシャンとしての多面性や、普段は見せない表情を見せてくれている。「僕には“ふんわり優しい”印象があるみたいなので、今回はハードな部分も出していきたいと思ったり。自分にない部分を意識的に探して、挑戦しました。歌詞や歌には自分の内面が出ていると思うんですが、“物語を作る”というテーマがあったので、作品を客観視する部分も盛り込んで。歌や曲のアレンジメントでも色んな表情が出せたと思います」。シングル4枚が形となり「ツアーのビジョンも明確に見えてきた」と語る高橋。「ライブの内容やグッズも含めて、トータルで『MAGIC BOX』を表現できたら」と意気込みを語る。「今回、シングル曲を軸にしたセットリストでやるんですが、これらの曲が加わることで“高橋直純”という筋道が一本通ったと思っていて。普段はあまり見せない面や大人な部分も出せていけたらなと思っています。いつもの僕と今まで見たことない僕が見えた上で、見終わった後に“色々あったけど、高橋だったね”と思えるところにたどり着けるだろうなと思っていて。僕を知っている人も知らない人も楽しめるし、きっと心に何かが残るライブにしますので、ぜひ遊びに来て下さい」。ツアーのチケットは発売中。取材・文:フジジュン
2016年01月20日"ゆかりん"こと田村ゆかりが全国11都市14公演という自身最大規模で開催したライブツアー「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2015 Spring *Sunny side Lily*」の千秋楽である、6月28日・国立代々木競技場 第一体育館公演の模様を収録したライブBlu-ray&DVDが、いよいよ明日11月25日に発売されるのを前に、その最新ライブ映像より「Pleasure treasure」の先行フル配信がスタートした。本商品の映像特典としては、ライブツアー各会場で演奏された日替り楽曲、ツアードキュメントに加え、ファン待望の「乙女戦士クルピヨン」の映像集を収録。また期間限定で「乙女戦士クルピヨン」のテーマ曲『乙女戦士クルピヨン』、『帰ってきたクルピヨン』の配信も予定されている。ライブBlu-ray&DVD「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE *Sunny side Lily*」は2015年11月25日の発売予定。価格はBlu-ray/DVDともに、9,250円(税別)となっている。
2015年11月24日今年の夏に香港・台湾での海外公演を皮切りとした単独ライブツアーを成功させ、アニソン界の一大イベント「Animelo Summere Live 2015 -THE GATE-」の2日目公演では自身初のトリを務めた男女ユニット・angelaが、2015年11月14日、さいたまスーパーアリーナ前のけやきひろば・1階プラザ2にて路上ライブを開催した。今回のイベントは11月11日に通算25枚目のニューシングル「DEAD OR ALIVE」を発売したのを記念したものだが、angelaの2人はデビュー前、「けやきひろば」での路上ライブを何度も行っており、彼らにとっては原点回帰ともいえる思い出の場所となっている。アニメ『蒼穹のファフナー』の登場キャラクターたちが着ている制服姿で登場したangelaのatsukoは、「12年半ぶりにここ『けやきひろば』に帰ってくることができました。インディーズのころ、この『けやきひろば』で路上ライブをやらせていただきましたが、今日は感無量です」と挨拶。一方、KATSUも「まさかまたここでライブができるとは思っていなかったので、本当に実現できてうれしいです」と笑顔を見せる。オープニングからファンの熱い声援が飛び交う中、ライブでは、「イグジスト」(『蒼穹のファフナー EXODUS』第1クールオープニングテーマ主題歌)をはじめ、インディーズ時代の楽曲「雪」、ニューシングルから「ホライズン」、「DEAD OR ALIVE」、そして「Shangri-La」(『蒼穹のファフナー』オープニング主題歌)の全5曲が披露された。来年5月21日にデビュー日記念ライブが決まったことを発表したangelaだが、イベント終了後には、「野外ライブは気持ちいいですね。この『けやきひろば』でのライブも盛り上がったので、年末の2daysライブを今年の集大成としてドカンとやりたい」(atsuko)、「今日は当時の500倍くらいの人が集まってくれました。今回のライブをやって、あらためてストリートライブはangelaの原点だと思いました。もう一度、このけやきひろばでライブをやりたい」(KATSU)とのコメントを残した。
2015年11月15日"ゆかりん"こと田村ゆかりが全国11都市14公演という自身最大規模で開催したライブツアー「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2015 Spring *Sunny side Lily*」の千秋楽である、6月28日・国立代々木競技場 第一体育館公演の模様を収録したBlu-ray&DVDのトレーラー第2弾が公開された。本Blu-ray&DVDには、ライブ本編のほか、ライブツアー各会場で演奏された日替り楽曲やツアードキュメントに加え、ファン待望の「乙女戦士クルピヨン」の映像集が映像特典として収録される。また期間限定で「乙女戦士クルピヨン」のテーマ曲『乙女戦士クルピ ヨン』、『帰ってきたクルピヨン』が配信予定となっている。○「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE *Sunny side Lily*」第2弾トレーラーライブBlu-ray&DVD「田村ゆかり LOVE♡LIVE *Sunny side Lily*」は、2015年11月25日の発売予定で、価格は各9,250円(税別)。
2015年11月13日