ベトナムを代表する人気リゾート地ニャチャンの港から、スピードボートでしかアクセスできない究極の隠れ家リゾート「シックスセンシズ ニンバンベイ」。その中に、同施設最大の広さを誇る最上級ヴィラ「ヒルトップ・リザーブ」が新たに誕生。専属シェフも付く完全プライベートな空間で、非日常のひとときを味わってみては?自然派高級リゾート「シックスセンシズリゾート&スパ」1995年にモルディブに最初のリゾートが誕生して以来、アジア中東地域に多数のリゾートとスパを展開するSix Senses Hotels Resorts Spas(シックスセンシズリゾート&スパ)。自然環境や地域社会との共生を理念に掲げる、自然派高級リゾートとしてその名を馳せてきた。山と海が両方楽しめる!壮大なスケール「シックスセンシズ ニンバンベイ」ホーチミンからカムラン空港(ニャチャン)まで国内線で約40分。ニャチャンからスピードボートでしか渡ることのできない究極の隠れ家リゾートが、「Six Senses Ninh Van Bay(シックスセンシズ ニンバンベイ)」。ニンバン半島の豊かな緑と花崗岩に囲まれた、手つかずの自然の中に佇むリゾートでは、白砂のプライベートビーチでのシュノーケリング等のマリンスポーツや、岩盤の地形をトレッキングする山関連のアクティビティーまで経験できる。リゾート最大のヴィラ「ヒルトップ・リザーブ」とは?この度誕生したのは、最大10名まで収容が可能な3ベットルームヴィラ「Hilltop Reserve(ヒルトップ・リザーブ)」。岩盤の地形を生かした立地からは、山々に囲まれた湾の180度のシービューを楽しむ事ができる。同リゾート最大の面積を誇るこのヴィラは、敷地面積727平方メートル。76平方メートルの巨大プライベートプールやサンデッキも付いて、木製のバスタブは職人の手作り。56インチのテレビでは、200本以上の映画も観賞できる。よりプライベートな時間を提供するのは、専属シェフによるヴィラ備え付けキッチンの料理。そのままヴィラ内で食事が楽しめるという究極のサービスだ。その他、ヒルトップ・リザーブ宿泊者専用のサービス「GEM(Guest Experience Maker)」は、24時間体制でゲストのリクエストに応えてくれる。リゾート誕生から10年目にして新たに誕生した最上級ヴィラ。非日常の空間で、究極のプライベートなひとときを過ごしてみては?©All photos to Six Senses Hotels Resorts Spas
2015年10月01日シャネルのオートクチュール2015/16秋冬コレクションが7日(現地時間)、パリのグラン・パレで開催され、クリステン・スチュワートやジョニー・デップの娘のリリー・ローズ・デップらがモデルとして登場した。シャネルのミューズの1人であるクリステンはショウのオープニングを飾り、ジュリアン・ムーアや菊地凛子、リリー・コリンズ、リタ・オラ、ケンダル・ジェンナー、ミューズを務めるヴァネッサ・パラディを母に持つリリー・ローズ・デップも出演した。ジュリアンのエスコート役に、ダニエル・デイ・ルイスとイザベル・アジャーニを両親に持つガブリエル・デイ・ルイスが登場したのも話題になった。リリー・コリンズは同じファースト・ネームを持つリリー・ローズとツーショットのセルフィーに「2人のリリー(Les Deux Lily’s)」とキャプションをつけてインスタグラムに投稿。「腕を組んでランウェイをご一緒できて、光栄だったわ」と書き込んでいる。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月08日ゲンテン(genten)は、同ブランド15周年を記念したイベントを5月11日~19日まで、伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージ#1で開催する。環境に配慮した先行販売品やカスタムオーダー、フォトデザインカンパニー「ハウスインダストリーズ(House Industries)」とのコラボレーションアイテムも販売する。「LIFE with genten - Make My Origin;Future Classics - 」と題されたこのイベントは、同ブランドの“原点”であるヌメ革にフォーカスしたレザーアイテムを展開する。会場では、タンニンのなめしの風合いがあるレザーのトートバッグ(6万3,000円)、バッグパック(4万5,000円から)、キーホルダー(5,300円)、コサージュ(8,200円から)、ガジェットケース(8,000円から)、シューホーン(4,800円から)、リバーシゲーム(5万5,000円)などが先行販売される。「ハウスインダストリーズ」とコラボレーションした限定モデルも登場。ゲンテンのアイコン的存在である「ア・マーノ ヌオーバ(Amano Nuova)」シリーズからは、幾何学模様やグラフィックがバッグサイドにペイントされたトート(6万9,000円)が登場するほか、“WELCOME”や“WC”と記載されたレザーのドアハンガー(5,500円)、米を入れる袋のような形をしたライスサック(2万3,000円)などが揃う。また会場では、職人が来場し、ユーザーの要望のサイズに縫い上げるカスタムオーダーも実施される。デザインが限りなくシンプルに仕上げらた「トスカ(Tosca)」シリーズは、4色(ヌメ、ブラウン、レッド、ネイビー)から選択できるほか、ショルダーストラップの長さ、マチの幅などを自分好みに調整できる新作ショルダーバッグも展開する。また、同店本館1ハンドバッグプロモーションでは、環境に配慮したブランド「グリーンアンドコーリミテッド(GLEAN&Co.,Ltd.)」も登場する。使用されなくなった牛乳瓶の蓋やワッペンを内側に施すことでその模様が表面に浮き上がってくる豚革のハンドバッグ(4万7,000円)や、バッグの表面がレザーの立体的な模様が醸し出されたトートバッグ(大サイズ:3万2,000円、小サイズ:2万6,000円)など、エコでアートなバッグも紹介される。今回のイベントは、三越伊勢丹が提案する、人や自然との共生をテーマにしたイベント「グローバル・グリーンキャンペーン」の一環。このキャンペーンの趣旨は、モノを買うことが環境や人、社会や地球に対してどんな役割や意味を持つのかをユーザーと共に再考することだ。その意味でゲンテンは、モノづくりの部分にあたり、“人間も自然の一部である”という“原点”に立ち返り、地球上の有限である資源に配慮し、環境を配慮した商品づくりを実施、同キャンペーンを推奨している。レザーバッグ表面の“経年変化”を楽しむことができるのも同ブランドの環境に対する姿勢が現れている。
2015年05月07日パトリシア・ハイスミスの小説の映画化で有名なのは、アラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』、それをマット・デイモンとジュード・ロウでリメイクした『リプリー』、ヒッチコック監督の『見知らぬ乗客』などですが、そこに新たな作品が加わりました。それは彼女が1964年に発表した「殺意の迷宮」をもとにした『ギリシャに消えた嘘』です。サスペンスものはたとえあらすじであっても頭に入れてしまうと面白さが半減…ってことがありますので、敢えてここでは触れずにおきますが、この映画の舞台となるのはギリシャのアテネ、クレタ島、トルコのイスタンブール。なんともオリエンタルな土地ばかりです。ワケありでアテネにやって来たチェスター(ヴィゴ・モーテンセン)と妻のコレット(キルスティン・ダンスト)は、パルテノン神殿を観光中にツアーガイドのライダル(オスカー・アイザック)と出会い、縁あってチェスターはライダルに街案内を頼むことに。そこから物語は始まります。この冒頭の彼らの視線のやりとりが後に男同士の心理戦につながっていくので、アテネの風光明媚な景色にうっとりしながらも、何気ないカフェのシーンは注意深く見てほしいシーンでもあります。というのも、2人の男と1人の女、若く美しい妻を持った中年男にとって若い男の出現はあらぬ心配の種になりがちですが、この映画の場合はそれよりももっと深いものが隠されているんです。ライダルが誰を見つめていたのか、なぜ気にしていたのかを記憶に刻んでおくとラストシーンがより感動的になるはずです。ギリシャの遺跡に映えるチェスターとコレットの衣裳にもうっとりさせられます。舞台が1962年とあってクラシックな服装なのは当然なんですが、白いスーツ、白いワンピース、帽子がギリシャに合う合う!そんな2人の俳優のお洒落な姿を観ていると、自分もギリシャに旅行するときは同じように白い洋服を…と思ってしまう。それほど素敵なんです。そして、キルスティン・ダンストを真似して白いワンピース姿で訪れたいのは、撮影の舞台となった──オープニングのアテネのパルテノン神殿のあるアクロポリス、クレタ島にある巨大遺跡クノッソス、イスタンブールのグランドバザール(市場)あたりでしょうか。パルテノン神殿を観光したあとコレットが、アクロポリスの下にあるカフェテラスでガイドブックを見ながら「蚤の市は日曜の方がすいているって」とチェスターに話すシーンがありますが、蚤の市をふらり歩いても映画のワンシーンを追体験できます。神話と遺跡の地アクロポリスは、一度は行ってみたい魅惑の地。この映画のようなハラハラドキドキの事件には間違っても巻き込まれたくはないですが、ギリシャを訪れる際にはバッグのなかにはもちろん、この映画の原作「殺意の迷宮」をそっと忍ばせて…。(text:Rie Shintani)
2015年04月15日『異邦人』などで知られるノーベル文学賞作家アルベール・カミュの短編集を、俳優ヴィゴ・モーテンセン主演で映画化した『涙するまで、生きる』が、今年の初夏に公開されることが20日、明らかになり、劇中写真とポスタービジュアルが公開された。同作は、累計40万部を超えるノーベル賞作家アルベール・カミュの短編集『転落・追放と王国』の一編を、気鋭のフランス人監督、ダヴィッド・オールホッフェンが脚色して映像化したもの。『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルン役などで知られるヴィゴ・モーテンセンが主演を務める。舞台は、フランスからの独立運動が高まる1954年のアルジェリア。人里離れて暮らしていた元軍人の教師・ダリュのもとに、殺人容疑をかけられたアラブ人・モハメドが連行されてくる。この2人が、争いに巻き込まれながら険しい旅路で心を通わせていくヒューマンストーリーで、人間が分かりあうことの困難さや尊さを問いかける内容だ。昨年のベネチア国際映画祭でコンペティション部門、トロント国際映画祭でSPECIAL PRESENTATIONS部門に出品。ストーリーに加え、2人の祖国の板挟みとなった主人公の葛藤を、フランス語とアラビア語を見事に操って表現し、人間味豊かな役を熱演したヴィゴ・モーテンセンが高い評価を受けている。(C)2014 ONE WORLD FILMS (C)Michael Crotto
2015年03月20日『ロード・オブ・ザ・リング』で多くの賞に輝いた世界的俳優ヴィゴ・モーテンセンが主演・製作を務め、2014年度カンヌ国際映画祭批評家連盟賞を受賞した映画『JAUJA』(原題)が邦題を『約束の地』と改め、日本で公開されることがこのほど明らかになった。本作の舞台となるのはアルゼンチンとチリにまたがる南米大陸の南端、パタゴニア。3つの世界遺産と約30の国立公園がある希少な生態系の宝庫だ。1882年、そのパタゴニアを訪れたひと組の父娘の物語は、誰も辿り着いたことのない「豊穣と幸福の理想郷」という意味合いを持つ伝説の地“ハウハ”についてのテロップから幕を開ける。アルゼンチン政府軍による先住民の掃討作戦に参加しているデンマーク人エンジニア、ディネセン大尉の美しきひとり娘・インゲボルグが、海辺の野営地から忽然と姿を眩ました。愛娘を必死に捜索するディネセンだったが、思わぬ障害や険しい地形に行く手を阻まれる。馬を失い、広大な荒野に一人きりになった彼の前に現れた一匹の犬。導かれるままにさまよい込んだのは、摩訶不思議な世界だった…。ストーリーからも想像できる神秘的な絶景を背景に、消えた娘を捜索する父親を演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』のヴィゴ・モーテンセン。主演、製作、音楽まで担当し「これまでに関わった仕事の中で、最も満足のいく経験のひとつになった」と自信の程を語った。監督は、ヴィゴが少年時代を過ごし“第二の故郷”と例えたアルゼンチンが生んだ鬼才リサンドロ・アロンソ。過去4作品で未開の大自然のまっただ中にカメラを持ち込み、ヴィゴも惚れ込ませる程、通常の商業映画とはかけ離れたようなアーティスティックな作品を作り続けている。監督自身、長編第5作目となる本作にも現れる自然の鮮烈な色彩美を表現したのは、アキ・カウリスマキ監督の『ル・アーヴルの靴みがき』『浮き雲』といった諸作品を手がけてきた撮影監督のティモ・サルミネン。35mmフィルムによる四隅が丸みを帯びた変形スタンダード・サイズの映像を創出した。独創的な世界観を持つ彼らのタッグは想像力を刺激し、陶酔感を呼び起こすロードムービーを創り出した。カンヌで多くのジャーナリストを唸らせ、国際映画批評家連盟賞を受賞した作品をまずは公開された画像で楽しんでみて。『約束の地』は6月13日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月20日ヴィゴ・モーテンセンが主演を務める映画『約束の地』が6月13日(土)に日本公開されることが決定した。カンヌ映画祭で批評家連盟賞を受賞したロードムービーだ。その他の画像本作は、1882年にアルゼンチンとチリにまたがる南米大陸の南端に位置するパタゴニアを訪れた父と娘が、まだ誰もたどりついたことがない伝説の地“ハウハ”を目指す孤高の旅と、父が娘に対して愛を貫こうとする姿を描いた壮大な作品。アルゼンチン人監督リサンドロ・アロンソの才能にほれ込み、モーテンセンが父親役を熱演している。また、アキ・カウリスマキ監督ともタッグを組んでいる撮影監督ティモ・サルミネンが撮影を手がけ、35ミリフィルムで四隅が丸みを帯びた変形スタンダード・サイズで幻想的な映像世界を描出。独特の色彩と長まわしを用いて、唯一無比の映像を描き出し、高い評価を集めている。『約束の地』6月13日(土) ユーロスペースほか全国順次公開
2015年03月20日フレッシュハンドメイドコスメ「ラッシュ(LUSH)」は3月15日、洗顔ソープ「モービス」(100g/1,000円)を発売する。「モービス」は小麦が持つ様々な栄養素に注目した新感覚の洗顔ソープ。小麦全粒粉のパンを砕いて加えるという斬新な発想により、ソフトなスクラブが古い角質や汚れを優しく取り除いてくれる。更に、見た目も小麦全粒粉のパンそっくりに仕上げられた。なお、商品名の「モービス」は、創立メンバーの1人であるMoの名前をもじったもの。彼女が焼いたパンが、イギリスの定番食パン“Hovis”に似ていたことに由来している。その他、ホップオイルに含まれたビタミンEが肌を柔らかく整え、ラブダナムとサンダルウッドのエッセンシャルオイルが爽やかな香りを演出。サンフラワーオイル、カカオバター、ココナツオイル、ウィートジャムオイルなど、配合された植物由来の原材料とともに肌を優しく洗いあげる。取り扱いはラッシュの各店舗、及び通信販売を予定。
2015年03月11日ウディ・アレンの次回作に、『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートが主演することになった。ほかに、ジェシー・アイゼンバ-グ、ブルース・ウィリスの出演も決まっている。映画のタイトルは未定で、ストーリーの内容は明らかになっていない。スチュワートがアレン作品に出演するのは初めて。アイゼンバーグは、2012年の『ローマでアモーレ』に出演している。アレン監督の次回作は、ホアキン・フェニックス、エマ・ストーンが出演する『Irrational Man(原題)』で、北米公開は今年7月。スチュワートの最新作は、ジュリアン・ムーアと共演する『アリスのままで』。次回公開作は、日本でロケを行った『Equals(原題)』。アイゼンバーグは現在『グランド・イリュージョン』の続編を撮影中だ。文:猿渡由紀
2015年03月11日スピーシーズは2月6日、28自由度のモーションフィギュア「MF303」の開発評価セットを4月より販売すると発表した。ロボット技術を応用してフィギュアなどのキャラクター商品を静かに動かすことができれば、大きな市場と成り得ると言われている。しかし、ボディ内にサーボモータを内蔵する従来型のロボットの構造では内蔵されるサーボモータの大きさと重さ、モータの発する音がネックとなり、フィギュア用には使えなかった。同製品は、スリムな形状を忠実に再現しつつ静かに動くフィギュアを目指したモーションフィギュアで、28自由度の駆動機構を持ち人間に近い繊細な動作が可能であるのに加え、IT業界デファクトのRaspberryPi基板を実装してLINUXでのソフト開発が可能。さらに、人気の高い3DCG制作ソフト「MikuMikuDance」でモーション作成が可能となっており、 今まで実現不可能だったスリムでキュートな女子型の萌え系フィギュアを静かに動かすことができ、オタク市場のユーザーに対して新しい企画の商品を提供することができるようになった。さらに、Motion Figure Systemでは、小型のサーボモータを利用することができ、コスト低減に繋がる他、軽量なモーションフィギュアを実現可能である。また、同製品は35cm程度の小型のフィギュアだが、より大きな人間サイズのフィギュアを製作することも可能で、その場合でも軽量であることから製作時の危険性を軽減できる。市場としては、オタク市場のほか、一般キャラクター市場、トイ市場、シニアケア、教育分野、車載分野、ゲーム機とのコラボ、パチンコ、カラオケ、動くマネキン、クラウドによるSNSとのコラボなどが想定され、1業種1社を基本にパートナーとの連携を図っている。すでに、各分野の複数のパートナー企業と共同開発中である。なお、コンシューマ向けの大量生産時の市場価格(外装付き)は、大きさ、自由度と量産数により変動するが、5万円~10万円を想定しているという。
2015年02月09日大ヒット映画『トワイライト』シリーズから卒業した女優のクリステン・スチュワート、どうやら次は全く違う方向性の作品にチャレンジしてみたいようだ。「Yahoo! Movies」でのインタビューでマーベル映画やDC映画への出演に興味はあるか聞かれた際に、クリステンは次のように答えた。「ああいった映画を観るのは大好きよ」「違う映画、違う環境の中で、みんなに私がただの“クリステン・スチュワート”でいる以上のことも出来るんだと証明したいわ。『キャプテン・アメリカ』に出演だって出来るわよ。すごく素晴らしいことになると思うのよね」。ちなみにクリステンは最新の出演映画『アリスのままで』(6月公開予定)でも好演技を見せたが、同映画でアカデミー賞にノミネートされた主演ジュリアン・ムーアの前で多少霞んでしまっていたとも言われている。女優として様々な方向性を探っている途中のクリステンだが、もし今後『キャプテン・アメリカ』のような作品に出演するようなことがあれば、今までのイメージを完全に脱却出来るのは間違いないだろう。(text:cinemacafe.net)
2015年01月20日元カノのクリステン・スチュワートの浮気・破局を経て、ロバート・パティンソンが歌手FKAツイッグスと付き合い始めてからかなりの時間が経った。ラブラブでデートする姿をパパラッチされたり、メディアでも取り上げられることの多いカップルだが、ロバート・パティンソンの家族も新彼女FKAツイッグスを大変気に入っているらしいと「HollywoodLife.com」が報じた。情報筋は「ロブの家族はFKAツイッグスが大好きですよ。ロブの姉妹たちはこれほど幸せそうな彼を見たことがないのです。どれほどFKAツイッグスがロブに対しどれだけ献身的なのか知っているので、姉妹も完全に彼女のことを認めています。彼女のおおらかな人柄や、ロブの良い所を引き出してくれるところが好きなのです。ロブは幸せで平和ですよ」と語っており、ロブの家族は2人の交際に全面賛成しているようだ。また、FKAツイッグスとクリステン・スチュワートには決定的な違いがあるらしい。それは家族への歩み寄り方で、FKAツイッグスがロブの姉妹や両親のことを知ろうと努力しているのに対し、クリステンはもっと控えめで壁を作っていたという。公認カップルとなって久しいロブ&FKAツイッグス、家族にも無事認められ、2人の関係はますます安定していくに違いない。(text:cinemacafe.net)
2014年12月25日年に1度ジョグジャカルタのお祭り「スカテン祭(Sekaten)」スカテンは、預言者ムハンマドの誕生を祝う王宮の行事で、王宮でも様々な儀礼などが行われています。中でもジョグジャ市民が毎年楽しみにしているのが、王宮北広場で開催されるナイトマーケット&移動遊園地。ナイトマーケットには、衣料品、生活雑貨、靴、おもちゃと様々な露天が立ち並びます。移動遊園地も、「移動」ならではのアナログな遊具が沢山並び、大人から小さな子どもまで楽しめます。なんと人力で動かす大きなブランコも。(写真上)迫力満点で、そばから見ているだけでも楽しめます。ちなみに、こちらが人力ブランコの様子。(2年前のスカテン祭の動画になります)その他にも、小さなお子さん向けのアトラクションも。さらに食べ物の屋台も立ち並んでます。今回は、2015年1月3日まで開催中。連日、周辺はかなり混雑しますので、お時間には余裕をもって行って見てください。
2014年12月16日富士通研究所は12月5日、さまざまなウェアラブル機器を意識することなく利用可能な環境の実現に向け、センシングミドルウェアを開発し、省電力なアプリケーションを簡単に提供できるフレームワークを構築したと発表した。携帯電話やスマートフォンには、さまざまなセンサが搭載され、近隣の店舗検索や健康管理など新しい情報サービスに利用されてきた。近年は、多様なウェアラブル機器が登場しており、身に着けた人の場所や動きといった情報をより多く捉え、さらにきめ細かいサービスの実現が期待されている。こういった、人の状況に合わせてタイムリーに情報提供するには、機器の操作有無に関わらず、常に人の情報を採取し判断し続ける必要がある。しかし、スマートフォンやウェアラブル機器はバッテリの電力で常時稼働しているため、動作するアプリケーションや対応するサービスの開発には、センサを上手に使いこなしながら消費電力を抑える工夫が必要だった。例えば、スマート端末では、センサ用APIを通じてセンシングを使うさまざまなアプリケーションを容易に開発できるが、稼働させるセンサを必要最小限に絞り、こまめにそれぞれを電源制御するような省電力化は開発工数とノウハウが必要で、専用に作り込む必要がある。また、センシング処理を低消費電力のマイコンに任せてスマート端末本体の消費電力を抑える方法もあるが、処理内容自体は専用のファームウェアとして開発する必要がある。そこで今回、低消費電力なセンシングアプリケーションを簡単に開発できるフレームワークを開発した。このうち、センシングミドルウェアは、アプリケーションからのセンシング要求に対して、消費電力を抑えるように自動でウェアラブル機器へセンシングの処理を振り分けるものである。振り分けの手順は、まずミドルウェアは、ウェアラブル機器の接続状況を監視し、利用できるセンサの情報を収集する。次に、アプリケーションからの要求を受けたら、その要求内容とセンサの情報を照らし合わせ、個々のセンサの消費電力や通信の発生頻度などから、センシング処理を最も少ない消費電力で実行できるように稼働させるセンサの組み合わせを決定する。さらに、稼働させるセンサの組み合わせに基づいて各ウェアラブル機器に常時センシング処理を指示する。指示を出した後は、基本的にウェアラブル機器がセンシング処理を続けるため、ウェアラブル機器から通知が届くまでスマートフォン本体は低消費電力の待機状態になる。このように、アプリケーションからの要求に基づいて自動的に省電力なセンシング方法を選択して実行する。また、ウェアラブル機器側のファームウェアモジュールであるセンシングノードでは、センシングミドルウェアから送り込まれる指示に従って常時センシング処理を行う。これにより、ウェアラブル機器が備えたセンサと低消費電力のプロセッサを用いて、センサデータの取得、加工、条件判定を低消費電力で長時間継続できる。そして、ミドルウェアから新たな指示が届くことで、ノードでの処理内容が変わるため、アプリケーションに合わせてさまざまなセンシングを行うことができる。これらの技術を活用することで、常時センシングするアプリケーションを、センシングや省電力制御のノウハウがなくても簡単に開発できるようになり、センシングを活用したソリューション構築に要する開発工数を従来の約1/10に短縮すると同時に、消費電力を1/3以下に低減できる。さらに、利用するウェアラブル機器が類似の他の機器に変わっても、対応ファームウェアを備えたセンシングノードであれば、アプリケーションを作り直すことなく使うことができる。これまでは、ウェアラブル機器の省電力化をソリューションごとに行う必要があったが、同技術によってウェアラブル機器側のカスタマイズ開発を大幅に削減できるため、開発期間やコストを抑えることができ、ウェアラブル機器をさまざまなソリューションに導入して活用することが可能になる。なお、富士通研究所では、同技術の2015年度中の実用化を目指す。また、ウェアラブル機器を同技術に対応させるためのインタフェース仕様は、機器メーカーなどに公開し、対応機器の開発を促進する予定。
2014年12月05日ドイツ・フォルクスワーゲンはロサンゼルス・モーターショーにて、燃料電池を搭載した研究車両「ゴルフ ハイモーション」を世界初公開した。3分で完了する水素充填により、500kmの走行が可能となっている。同モデルはドイツ本社のグループ研究部門で開発された駆動コンポーネントを搭載する。出力100kWの燃料電池システムと大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、すでに発表されている「e-ゴルフ」から採用された電気モーターを駆動する。フォルクスワーゲンでは、新しいシステムに対して新しいモデルを用意するのではなく、量産モデルに代替駆動パワートレインを採用する戦略を採用している。「ゴルフ」はすでに通常のガソリンエンジンに加えて、電気自動車の「e-ゴルフ」やプラグインハイブリッドの「ゴルフ GTE」が開発されており、燃料電池システムの搭載はこれに続くものとなる。「ゴルフ」は他にディーゼルや天然ガスも採用しており、「ゴルフ」ハッチバックは「ゴルフ ヴァリアント」と並んで、現在利用できるすべての駆動システムを採用可能な世界初のモデルシリーズとなった。こうしたフレキシビリティの高さは、フォルクスワーゲンがグループ全体で共有している「モジュラー トランスバース マトリックス(MQB)」プラットホームによって可能になった。フォルクスワーゲンでは、「ゴルフ ハイモーション」が市販されるには、一般の消費者が購入可能な価格帯となることや水素インフラが整備されること、その水素の生産に用いられるエネルギーが再生可能なものであることが必須だとしている。こうしたことを念頭に置きながら、米国製の「パサート」をベースに、「ゴルフ ハイモーション」と同じ駆動コンポーネントを用いた何台かの研究車両を製作しており、「パサート ハイモーション」の研究車両は、カリフォルニアの公道でテストを実施しているという。
2014年12月02日自然派高級リゾートブランドの先駆者として知られ、タイ、ベトナム、モルディブ、中東にリゾートを有する「シックスセンシズ ホテル リゾート スパ(Six Senses Hotels Resorts Spas)」が、2015年以降に中国、セイシェル、ポルトガルと、次々と新リゾートをオープンすることを発表した。「シックスセンシズ ホテル リゾート スパ」は、1995年にインド洋モルディブに最初のリゾートをオープンし、いまではアジア中東地域に9つのリゾートと、アジア、中東、ヨーロッパ、カリブ海に28のスパを展開。国立公園として保護されてきたコンダオ諸島に初の5ツ星リゾートとしてオープンの 「シックスセンシズ コンダオ」など、フラッグシップブランドとなる「シックスセンシズリゾート」のほか、よりカジュアルに滞在できる「エバソンリゾート」、世界中の一流ホテルや高級会員制施設で提供する「シックスセンシズスパ」を展開している。タイ、ベトナム、モルディブ、オマーンなどの既存のリゾートでは、それぞれのリゾートの地域性を活かした斬新かつ独創的な体験を提供する。たとえば、著名なウェルネススペシャリストによるスパトリートメントや世界的に話題のシェフによる地域の素材を活かしたサステイナブルな料理、満天の星空を望む天体観測、海洋学者とのシュノーケリング、夜明けを待ちながらのウミガメの産卵ツアー、風と一体になるパラグライディングなど、高級リゾートならではの、ここでしかできないスペシャルな体験が用意されている。一方、同リゾートでは「自然環境そして地域社会との共生」を理念に掲げており、土に還る素材を極力使うこと、輸送による燃料消費も低減するため敷地内に自家菜園を併設するなど、環境・地域活動を積極的に展開し、企業の社会的責任を実行するという徹底したスタンスから、自然派高級リゾートの先駆者として名を馳せ、感度の高い各国のセレブリティが多く訪れているという。新たに来年以降にオープンすると発表されたのは、中国の世界遺産「青城山」に位置するアーバンリゾート「シックスセンシズ 青城山」と、115の島から成る“インドの真珠”セイシェル諸島のドラマティックなプライベートアイランドの「シックスセンシズ ジンパシヨン」、そしてヨーロッパ初となるポルトガルのポートワインの産地「ドウロバレー」にできる「シックスセンシズ ドウロバレー」の3リゾートだ。いまハネムーンや特別な記念旅行を企画しているなら、来年の新リゾートオープンを待って、いち早く最新リゾートを訪れてみるのもいいかもしれない。(text:Miwa Ogata)
2014年11月21日『トワイライト』シリーズで知られる女優のクリステン・スチュワートが演技以外のクリエイティブな活動に興味を示していると「USA Today」が報じた。14才の頃から女優として活躍している彼女は、演じること以外にも自分を表現する方法を模索したいと考えているようだ。「2年間も働いたから、ちょっと休暇を取ろうと思うの」「私は俳優であり、それが私の芸術的表現の手段よ。とても若い時に(俳優の仕事を)始めたから、ほかの形で何かを作り出すことを考えると、いつも自分が臆病で不十分だと感じたの」と語るクリステンは、女優業という慣れ親しんだ分野から一歩を踏み出す決意を固めているようだ。クリステンは「短編映画を作っているし、沢山のものを作っているわ。それらをどのように出していいのかは分からないけれど、大切に自分の中に置いておくつもりはないわ。いつも書いているのよ」と語り、他の分野に意欲を示している。アーティストやエンターテイナーがマルチな分野で創造性を発揮するという例は珍しくない。歌手のマドンナが映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』で、女優のアンジェリーナ・ジョリーが『最愛の大地』で、それぞれ監督を務めて話題になったのはその一例だ。今後クリステンが作家や映画監督として才能を開花させる日は来るだろうか。(text:cinemacafe.net)
2014年10月24日大人気映画シリーズ『トワイライト』シリーズで一躍人気となった、ロバート・パティンソンとクリステン・スチュワートの2人。交際当時は“ロブステン”とも呼ばれ、同シリーズのファンから絶大な人気を得ていた。それだけにクリステンの不倫に端を発した2人の破局報道には、当時大きな衝撃が走ったが、ロバートはここ最近、英国歌手の「FKAツイッグス」との真剣交際が報じられている。そのFKAツイッグスが自身のコンサートで、元カノのクリステンをディスったのではないか?という疑惑が浮上した。「The Line Of Best Fit」によると、今月9日のイギリス・ブリストルでのコンサートで観客のひとりが「クリステン・スチュワートのくそったれ!」と叫んだのだという。FKAはそれに対し、にやりと笑って返したのだそうだ。しかし、実際には悪意のある笑いではなかったという。コンサートを取材した記者は「あの笑顔は気取ったものでは決してなかった。それよりは、何としても教師に口答えしようとする人を見る時のような、驚きや信じられない思いから来るものだった」と語った。また、一人のファンはTwitterにこのように書いている。「FKAツイッグスのギグに行ってきた。彼女はロバート・パティンソンと付き合っているようだけど、誰かが『クリステン・スチュワートのくそったれ!』と叫んだんだ。とても気まずかったよ」。ちなみに一方のクリステンも、『X-MEN:フューチャー&パスト』などに出演した俳優ニコラス・ホルトとの接近が噂されている。破局後もどこか“ロブステン”を引きずってしまっているファンや周囲の人々とは違い、本人たちは前に進んでいるようだ。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日大阪府大阪市港区築港の播磨ビル2F ギャラリー&雑貨グルッグで、猫をモチーフにした写真、イラスト、手づくり雑貨などを展示する「ネコテン2」が行われる。開催日時は10月11日~11月3日、11時30分~19時30分(最終日は17時)まで。入場無料。○「ねこ、ネコ、猫」が集まるネコ空間同イベントでは、猫を題材にした作品を展示に加え「Cat! Cat! Party!!」と題してワークショップも開催する。日程は、10月25日の12時~18時には、型を使って制作した本体に土でしっぽや模様をつけたり絵付けをする「陶土でつくる~ネコの箸置きワークショップ」(2個製作で2,200円、1個追加につき500円)を実施。また、10月26日の12時~18時には、羊毛を針で裁縫してネコ型コースターを作る「羊毛でつくる~ネコのコースター」(1個製作で2,000円)を開催する。制作時間は、25日は約60分、26日は約90分。対象は小学生以上で、小学3年生未満の人は保護者同伴での制作となる。なお、両ワークショップとも開催時間内であれば予約は不要だが、予約も可能。混み合った場合には予約優先とのこと。
2014年09月30日5月に破局が報じられたロバート・パティンソンとクリステン・スチュワートが元のサヤに収まったのでは?とうわさになっている。ロブは4日(現地時間)、ロサンゼルスのクリステンの家から出て来るのを目撃された。2人は『トワイライト・サーガ』の共演がきっかけで交際が始まったが、昨年6月にクリステンが彼女の主演作『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との浮気を認めたことで危機が訪れ、今年5月に4年間の交際に終止符を打っていた。ロブは最近、エルヴィス・プレスリーの孫娘でモデルのライリー・キーオとよく一緒に出かけているが、ライリーは恋愛関係については否定している。一方、クリステンはラップ・ロックバンド、「ジム・クラス・ヒーローズ」のトラヴィー・マッコイと親しくなったと言われていた。トラヴィーは、ロブとの熱愛のうわさもあったケイティ・ペリーの元カレ。クリステンの家を訪れるとき、かなり神経質に周囲に目を配り、見つからないようにしていたというロブ。『コズモポリス』に続き、『Maps To The Stars』(原題)でも共演しているサラ・ガドンが新恋人か?という報道も出たばかりだが…。(text:Yuki Tominaga)
2013年08月07日ロバート・パティンソンのファンが、クリステン・スチュワートに小さな仕返しをした。汚れた車に書かれた「I love Rob」(「love」はハート文字)のメッセージは、明らかに彼を傷つけたスチュワートへの恨みを表すものだ。落書きがされていたのは、交際時、スチュワートとパティンソンが共同で使っていたネイビーブルーのトラック。当時は仲よく交代で運転する姿が目撃されていた。落書きは、ひどく汚れたこのトラックのフードに指で書かれたもので、洗えば簡単に消える。車に戻ってきてこの落書きを発見したスチュワートは、冷静な表情でしばらくこのメッセージを見つめていたという。『トワイライト』シリーズへの共演で出会ったスチュワートとパティンソンは、昨年夏にスチュワートが『スノーホワイト』のルパート・サンダースと浮気をしたことが原因で一度破局。秋に復縁したが、今年5月に再び破局した。再びつきあい始めてからも、パティンソンは浮気をされた悲しさを完全に忘れることができなかったとされている。文:猿渡由紀
2013年07月10日雑誌「ぴあ」の名物企画だった「ぴあテン&もあテン」の80年代編が電子書籍版で復刻。完全読者投票によるエンターテインメントの人気ランキングは当時としても珍しく、発表のたびに大きな話題となったこの企画。ぴあは40周年を記念して80年代の10年間分の「ぴあテン&もあテン」を当時の誌面そのままに復刻版として電子書籍で15日に発売開始した。「ぴあテン」は映画、演劇、音楽など各ジャンルのその年に発表された作品を、「もあテン」は過去全ての作品を対象としたランキング。80年のぴあテン第1位は、映画部門『クレイマー、クレイマー』、演劇部門『エレファント・マン』(劇団四季)、音楽部門『YMO』、85年のぴあテン第1位は、映画部門『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、演劇部門『コーラスライン』(劇団四季)、音楽部門『サザンオールスターズ』。80年代エンタメシーンの熱気が蘇る誌面になっている。「ぴあ特別号ぴあテン&もあテン1980年代編」電子書籍 500円(税込)
2013年01月18日復縁したばかりのクリステン・スチュワートとロバート・パティンソンだが、クリスマスを一緒に過ごさないことに決めたようだ。日本でも12月28日(金)にシリーズ最新作『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーンPart 2』の公開を控えている2人だが、クリステンは先月の感謝祭をロンドンでロバートの実家の家族たちと一緒に過ごした際、「かなりの緊張」を強いられたこともあってか、今月のクリスマスはロバートとは一緒に過ごさないことに決めたという。ある関係者は「ヒート」誌に「ロバートの家族たちは、(『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーンPart 2』のプレミア上映会の)レッドカーペットでクリステンに温かい視線を送り、微笑んでいたのですが、一方でその後の週末、家の中ではかなり気まずい雰囲気が漂っていたようですね。(11月22日の)感謝祭に全員で食事を共にしたのですが、クリステンはかなり緊張を強いられたようですね。彼女はとても居心地が悪く、ロバートの姉妹たちも歓迎の態度を示さなかったみたいですよ。まあ、いくらロバートが復縁を決めたとしても、そう簡単にすぐ元通りというわけにはいかないですよね」と一度開いた溝は簡単には埋まらないと明かしている。さらに、「ロバートの母親はロンドンで家族一緒にクリスマスを過ごしたがっていたのですが、一方でロバートとクリステンの2人はプロモーションツアーで渡英する以前から、ロンドンからそのままメキシコに飛んで新年までを2人っきりで過ごそうと計画してたんです。ただ、ロバートの家族はクリスマスに彼と一緒に過ごしたいとかなり押したようで、ロバート自身も『トワイライト』のタイトなスケジュールのプロモーションツアーでの疲れもあり、家族とクリスマスを過ごすというアイディアに賛同したようです」と明かしている。さらに別の関係者によれば、2人はいまだに関係を修復している段階で、クリステンはロバートの信頼を取り戻すためにかなりの努力をしているとも伝えられている。■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年12月06日クライヴ・オーウェンが、宇多田ヒカルの元夫である紀里谷和明監督の最新作『The Last Knights』(原題)でモーガン・フリーマンと共演することが決まった。『キング・アーサー』、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』などでも騎士役を演じてきたクライヴだが、マイケル・コニーヴェスが脚本を執筆する本作でもナイトの役柄を演じることになるという。『GOEMON』などの日本映画界で映像美を追求してきた紀里谷監督がメガホンを取る本作は、腐敗した皇帝とその一味を捕らえて殺された師の敵討ちをする騎士団の物語で、製作が難航しているキアヌ・リーブス主演のハリウッド版忠臣蔵『47RONIN』と同様のストーリーラインになると見られている。ルカ・プロダクション・インターナショナル社が製作を担当する同作は、今月からチェコ共和国でクランクイン予定。クライヴは今後も『Blood Ties』(原題)などの新作が控えており、一方のモーガンは現在、マイケル・ダグラス、ケビン・クライン、ロバート・デ・ニーロらと共演するコメディー作品『Last Vegas』(原題)を撮影中だ。■関連作品:GOEMON 2009年5月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009「GOEMON」パートナーズ
2012年11月05日米女優のクリステン・スチュワートが3年半ぶり2度目の来日を果たし、主演作『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』をアピールした。24日、東京・新宿の熊野神社でヒットを祈願する“参拝レッドカーペット”に、ルイ・ヴィトンの新作ドレスに身を包み登場すると、抽選で選ばれた幸運なファン300人からは一斉に大歓声が。「日本ほどあたたかく歓迎してくれる国はありません。本当に感謝しています」と挨拶し、ファンへのサインや写真撮影に応じていた。その他の写真熊野神社を後にしたスチュワートは、新宿ピカデリーでのファンイベントにも登壇。こちらでも熱狂的な歓迎を受け、「皆さんお久しぶりです。この3年間はいろいろありました」と自らのスキャンダルを彷彿させる余裕のコメントも。現在完成に向けて最終作業が進む本編について「あごが外れるくらい衝撃的な展開。終わってしまうのは決して喜びではないけれど、早くここにいるみんなと分かち合いたいわ!」と誰よりも完成が待ちきれない様子だった。また、「感受性が豊かな時期というものを見下すことなく、しっかり捉えた作品。それに直感を信じるヒロインと、彼女が織りなす素敵なラブ・ストーリーが大きな魅力じゃないかしら。私自身も直感を大切にするという女性的な感性を大切にしたい」と“トワイライト現象”について持論を展開。イベントではプレゼント大会も開催され、スチュワート自身の抽選によって当選者が選ばれ、サイン入りのポスターやフィギュアを直接手渡すファンサービスが行われた。映画はスチュワート演じる人間の女性ベラと、ヴァンパイアの青年エドワード(ロバート・パティンソン)の禁断愛を描いたラブ・ストーリー。最終章はシリーズ初の2部作で制作され、Part2では結婚したふたりの間に芽生えた“新たな命”の行方を巡って、ヴァンパイアとオオカミ族、そして人間の運命を揺るがすドラマと、エドワードとベラの愛の行方が描かれる。『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』12月28日(金) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年10月25日映画『危険なメソッド』の公開を記念した上映会が10月20日(土)に青山学院大学のキャンパス内にて行われ、占星術研究家の鏡リュウジが出席してトークショーを行い、またトークショーの後に心理学を専攻する学生たちとの座談会に臨んだ。本作は『クラッシュ』(’97)、『イースタン・プロミス』(’08)などで知られるデヴィッド・クローネンバーグ監督が、『つぐない』の脚本家クリストファー・ハンプトンの戯曲を映画化。偉大な心理学者であり、友人同士でもあったユングとフロイト、彼らの運命を変えた女性患者・ザビーナとの知られざる禁断の関係を史実に基づいて描いており。ユング役のマイケル・ファスベンダー、フロイト役のヴィゴ・モーテンセン、ザビーナ役のキーラ・ナイトレイという実力派キャストによる演技合戦にも注目が集まっている本作。まず、鏡さんは友人でモデルの道端ジェシカさんからロンドンで観たという本作を勧められ、楽しみにしていたことを明かした。鏡さんは「占星術は星の世界から送られてきているメッセージ。無意識の世界が一人一人の内部にある」と伝え、映画に絡めて精神分析と占星術のリンクする部分を解説した。鏡さんは深層心理学(特にユング心理学)にも詳しく、「ユングは多面的な人間で、分かりにくい人物」と分析。さらに、ユングが占星術や遠近術、占いなどオカルトの世界を肯定し実践もしていたということも説明し、会場に詰めかけた学生たちは熱心に耳を傾けていた。トークショーの後の座談会では、学生たちからの鋭い質問にできる限り分かりやすく答える鏡さんの姿が印象的だったが、心理学を学ぶ学生とあって質問も多岐にわたり、劇中、実在の人物でユングの患者・愛人でもあったザビーナがとるベットでの行動を取り上げ、「女性のマゾヒズムとナルシズムについてはどう思われますか?」との難しい質問に、さすがの鏡さんも「分からないですね。どうなんですかねえ…(苦笑)」とタジタジになる場面も見られた。作品のあちこちに鏡がモチーフとして使用されていることに触れ、学生のひとりが鏡さんに名前の由来を尋ねると、鏡さんは名前をつけた当時を思い出すように「“鏡”って、何かを写す、投影するということがきっかけにあったと思う」とふり返った。鏡さんは「鏡って本当のことを写さないでしょ」と学生に問いかけ、「鏡は自分の見たいイメージをそこに投影しているんじゃないかな」とも持論を展開した。そして最後に、本作の見どころを「綺麗ごとばかりじゃなくて、人間関係の泥沼を見てほしい」とアピールして締めくくった。鏡さんは心理学を取り入れた占星術を日本に紹介した第一人者。現在、テレビ、雑誌、サイトなど各方面で活躍。占星術にまつわる著書・翻訳書も多数出版している。女性誌の占い特集での人気は根強く10年来、第一人者として支持を得ている。『危険なメソッド』は10月27日(土)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。特集:愛と心理学の三角関係■関連作品:危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.
2012年10月22日『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、『イースタン・プロミス』で世界を驚愕させた鬼才、デヴィッド・クローネンバーグ監督が放つ衝撃の問題作『危険なメソッド』が10月より公開となる。本作で男同志のバトルを繰り広げる心理学における二大権威、ジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユングの出逢いを収めた貴重な本編映像が到着した。心理学における二大権威、ジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユングの出逢いと友情、決別に至らせた禁断の愛を描き出す。若き日のユングをマイケル・ファスベンダー、フロイトをこれが3度目のクローネンバーグ作品となるヴィゴ・モーテンセンが演じ、彼ら2人の患者であり、決別の引き金を引くこととなる女性・ザビーナをキーラ・ナイトレイが体当たりで演じていることでも注目を集めている本作。若き精神科医のユングは、精神分析学の創始者フロイトの画期的な理論に刺激を受け、彼が提唱する”談話療法”という実験的な治療方法を新しい患者・ザビーナに試みる。公開されたシーンはその2年後、オーストリアのウィーンを訪れたユングは、敬愛するフロイトと初対面を果たした場面。談話療法によって劇的に症状が改善したにザビーナついて意見を交換する。この日、初対面にして13時間も熱く語り合い、親子にも似た師弟関係が生まれてゆく重要なワンシーン。劇中ではその後、ユングとサビーナは情事を重ね、彼女との問題をフロイトにも相談していた一方、思想の違いから2人の間には亀裂が生じていく…。しかし、フロイトを慕うユングもこれまでに心理学を探求してきた学者。2人はあまり意識していないようだが、些細だが、すでにこのときから両者の患者に対しての価値観のズレが生じていることも見えてくるはずだ。また、明日10月20日(土)はヴィゴ・モーテンセンの誕生日。これを記念して、『危険なメソッド』公式サイトがヴィゴ・モーテンセン特別バージョンに大変身!同日0時から翌21日(日)24時まで2日限定。『危険なメソッド』は10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。特集:愛と心理学の三角関係※こちらの本編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.
2012年10月19日フロイトとユング、そして2人にとって“運命の女”とも言える存在の美女・ザビーナ。心理学界最大のスキャンダルと呼びたい秘密の三角関係については、前回のコラムでご紹介しましたが、作品を面白くしているのは、キャスティングの妙によるところも大いにあります。常に思い悩んだ表情を見せるユングには、マイケル・ファスベンダー。これまで『ジェーン・エア』や『SHAME−シェイム−』などで、気品を感じさせながらも、様々な種類の苦悩を演じてきた彼ですから、今回は適役中の適役と言えるでしょう。デヴィッド・クローネンバーグをして「マイケルは贈り物だと思った。髭とメガネを付けると、昔の写真で見たことがあるような気がしてくる誰かを、僕たちは必要としていたからだ。それに彼の身のこなしや言葉遣い。マイケルは本当に素晴らしい、美しくも繊細な演技。マイケルのもつ幅を人々に気づいてほしいんだ」と大絶賛しています。面白いのはフロイトにはヴィゴ・モーテンセンという配役。クローネンバーグとは『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、『イースタン・プロミス』と立て続けに組んでいるいわば監督のお気に入り。これまで、どこか野性的な魅力を覗かせることが多かったヴィゴですが、今回はセクシーでワイルドな魅力を封印。フロイト役で、すでに名声を確立した精神分析学の大家を想像以上に堂々と演じ、俳優としての優れた才能を改めて見せつけました。「ヴィゴは恐れない。いったん役に入り込むと、何物も彼を止めることはできない。完全無欠で非常に深い演技だ」という監督の言葉からも、その信頼関係の深さが見て取れます。監督にとっては、意外な配役でも何でもなかったということでしょう。ザビーナを演じたキーラ・ナイトレイも、このキャスティングについて話しています。「彼がフロイトを演じると聞いて興奮したわ。最高の俳優ですもの。こういう役を演じるなんてとてもエキサイティングだわ。だってフロイトをヴィゴ・モーテンセンが演じるなんて思わないでしょ。でも、性格描写が素晴らしいわ。リサーチする人が大好きだし、発見したことを聞くのも好きだわ。喜びだった。ワンシーンで共演したとき『どんな本を読んだの?』って聞いたわ。彼はフロイトが書いた本の完全なリストをくれたの。私はフロイトの伝記を読む余裕がなかったし、ヴィゴが読んだ本なら完ぺきだって思ったわ」。そう話すキーラ自身もかなり殻を破った演技を披露しています。ヒステリー症状の患者の苦しみを表現するため、美しい顔を歪めたり、奇声を発したり、泥の池で戯れたり。こういった演技は、表面的な真似事や小手先の演技だった場合、かえって興ざめになることも。でも、彼女の演技を見れば、以下の監督の言葉にも納得できるはず。「彼女はよく準備している。完ぺきな準備だ。そういう人がシーンに入り、動きのあるシーンに投げ込まれて突然変化する。野原の中央に立って話す代わりに、濡れた髪で池の中に入り、体中を泥だらけにする。彼女はそれを好んでやる。彼女は騎馬兵以上だ。しかも義務感からやるわけではない。あふれんばかりに快活にやってのける。信じられないくらいにね。そうできる俳優もいれば、できない俳優もいる。彼女は本当にやってのけるんだ。彼女との仕事で、最初にヴィゴとした経験と同じ経験をした。彼女が素晴らしいのは分かっていたが、彼女があれほど優秀だとは気づかなかった。彼女は卓越している。才気あふれる女優だ。世界最高の女優たちと仕事をしてきた中で、これまで仕事をしたどの女優にも劣らない」。鬼才に“世界最高の女優のひとり”と称される彼女ですが、「彼女を演じる上で難しかったのは、ザビーナがとても気難しく、強烈で、人にとっては脅威にもなり得る人間でありながら、彼女が病人で、犠牲者でもあるという奇妙な線を行き来することだった」とのこと。そんな難しい役柄を演じる際に、衣装は大いに助けになったそう。「衣装が大きな役割を担っているわ。彼女にピッタリのものを何とか見つけられたから良かった。彼女は着るものにうるさくないし、あの時代としては完ぺきな身なりとも言えない。自分のことを汚らわしく、下品だと思っていたら、自分を着飾ったり、髪を整えたりしないでしょ。人に自分を見られたくないし、自分にうんざりしているのだから」。キーラが言うように、衣装は本作で、ザビーナの内面の変化を映し出すかのように、変わっていきます。冒頭に登場する彼女は、自分を否定している人物ですからかなり乱れた姿をしていますが、治療が功を奏し気持ちが安定してくると、当時の裕福な家庭の女性らしく、髪を乱れなく結い、帽子を手にし、優雅な淑女へと変身を遂げていきます。特にラストで見せる威厳ある淑女然とした姿には、彼女の人生における苦悩の軌跡を見て来た者として、ある種の感慨に襲われることでしょう。危うい関係にあった3人が魂をぶつけ合うさまを見事に演じた俳優たち。その競演を、単に“息の合った演技”と称するのでは何かが足りない気がして仕方ありません。あの凄まじい会話の応酬、感情のやり取りを観ていると、もしかすると互いに讃え合う3人の俳優たちの中には、フロイト、ユング、ザビーナに緊張関係があったように、やはりどこかに似たようなせめぎ合いがあり、それを経て生まれた互いへの敬意が賞賛を生んだのではないかとさえ思うのです。そしてもしかすると、誰か2人が演技合戦を展開しケミストリーを生んだと思えば、残る1人がちょっと羨望に似た感情を迸らせるというような、三角関係に似たものもあったのかもしれないとも。よく、“キャスティングで、映画が成功するかどうかは80%決まってしまう”と言いますが、この3人が選ばれたときから、クローネンバーグが表現したかった独特の緊張感と切なさが、成功裏にスクリーンに焼き付けられることは決まっていたと言えるのでしょうね。(text:June Makiguchi)特集:愛と心理学の三角関係■関連作品:危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.
2012年10月19日ロバート・パティンソンと関係を復活させたばかりのクリステン・スチュワートが、彼の家からたった5分の距離に新居を購入した。値段は2,200万ドルとのことだ。スチュワートの新居は、パティンソンと同じL.A.のロスフェリツ地区。寝室4つ、バスルーム5つのほか、プール、ジャクジー、眺めのいいテラスもある。今年7月、『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との浮気騒動が起きるまで、スチュワートはパティンソンの家で同棲生活をしていたが、浮気発覚の直後、パティンソンもスチュワートも家を出ており、パティンソンは「思い出がありすぎるから」と、購入してからまだそれほど年月がたっていないにも関わらず、家を売ろうと考えているとも報道されたていた。ふたりの仲は、最近になって復活。今週になってからは2度も外で仲睦まじく会う姿が目撃されている。来月北米公開される『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2』のプロモーション活動も一緒に行う予定だ。文:猿渡由紀
2012年10月17日ジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユング。心理学界における永遠の二大巨頭である彼らの名前は知っていても、2人のデリケートな関係性について詳しく知る人はそれほど多くはないかもしれません。『危険なメソッド』は、フロイトとユングの出会いから蜜月時代、そして決別までの軌跡をたどったヒューマンドラマ。2人の関係の変化には一人の女性の影があったことにまで踏み込んだ、ちょっとスキャンダラスな物語なので、心理学に興味のない方であっても、歴史の陰にあるミステリアスな“三角関係”にはきっと興味を持つことでしょう。同じ精神世界に興味を持ち、同じ時代に生きた2人は、一時は師弟関係にありました。1856年生まれの精神分析学の大家(フロイト)と、彼を慕い、彼の提唱する“談話療法”に刺激された1875年生まれの若き精神科医(ユング)という、立場や年齢の違いこそあれ、精神分析の研究に熱心な2人は、ユングのもとに訪れたひとりの患者をきっかけに、20世紀初頭に出会ったのです。精神世界に神秘性を感じていたユングと、あくまでも“性”に執着し科学として確立させたいフロイトには、様々な考えの違いがありましたが、初対面で13時間も対話や議論を続けたほどの意気投合ぶり。チューリッヒとウィーンと遠く離れてはいても、友情を育み続け、フロイトにして「君が私の後継者だ」とユングに告げさせるほど信頼し合っていたのです。ところが、そんな交流は長く続きませんでした。実は、その原因となったのが、2人が出会うきっかけとなった患者・ザビーナ。彼女こそ、2人の蜜月時代を終わらせた張本人なのです。ユングが最初にザビーナに会ったとき、彼女は幼少期から続く性的なトラウマでヒステリー状態に苦しんでいました。その原因を、フロイトの“談話療法”で突き止めることに成功したユングは、彼女が好転していることをフロイトに報告しに行くことで精神分析の大家と出会うことになるのです。ユングは常に冷静で感情を抑圧した姿で描かれていますが、実はザビーナと出会った後、自らの内なる欲望を目覚めさせ、彼女と一線を越えてしまいます。自らも精神科医を目指す聡明で美しいザビーナとユングの会話、フロイトとユングによる夢分析、医師でありながら快楽主義者で患者たちと関係を持つことに罪を感じないグロスとの会話などから、ユングの微妙な変化が感じ取れます。その変化は、彼の内面に葛藤を生み出すのですが、それにより、フロイトとの関係にも変化が生じてしまう様子が、静かに描かれていくのが本作の見どころ。歴史の中では、2人が1913年に長旅を共にしていたとき、互いの夢を分析し合っていたときに激しくぶつかり、破局したとも言われています(映画にもこの辺りの描写があります)。その後、ユングはショックから精神的な混乱に見舞われるのです。こういった経験を通し、彼が確立したのが分析心理学。フロイトの確立したものは“精神分析”と呼ばれ、それぞれへの支持を表明するとき、「ユング派」、「フロイト派」とされるようになったのです。詳しい理論の違いについては、ここでは言及しませんが、ご興味があれば調べてみたらいかがでしょうか。と、歴史上は2人の決別は学問上の理論の違いだったとの印象も受けますが、実はもっと根源的な人間性の違いによるものだったのかもしれない、と思わせるのが本作です。劇中、2人は激しく口論することはないものの、互いに近づきすぎたことで、目をつぶれない相手との違いに気づいていき、さらには、相手の抱える矛盾、自分の中の内なる矛盾にも気づいていきます。その様子は、フロイトとユングが展開するテクニカルワード満載の精神分析議論の中でも、大いに表現されていますので、このあたりは心理学好きにはたまらないのでは?2人について、ユングを演じたマイケル・ファスベンダーはこう語っています。「ユングは何事にもオープンだったが、フロイトは心理学の1つの形態に重きを置いていた。全ての神経は性の起源から生じるとする考え方だ。ユングはそこに疑問を感じていたと思う。ユングはフロイトをとても尊敬していたが、彼はいつも二番手だし、フロイトの哲学で言えば、ユングは“父親を殺して後を引き継ごうとする人間”だ」。「彼らもただの人間だし、僕たちがお互いにしているようなことをしている。彼らにも同じ欲望と嫉妬があるし、その多くがこの映画で描かれている。彼らは優秀な人間だが、エゴだってある。エゴと共に、たくさんの個性が様々な形で、彼ら自身を暴き出していくんだ。もしこの2人の男が、互いの凄まじいエゴを乗り越えていたら、おそらく僕たちは心理学や人間の心についてもっと丸みのある考えに出会えただろう。2人が彼らの関連性をもつために互いの意見を許容していたら、面白いことになっていただろうね」。フロイトとユングの存在の陰に、運命の女が存在していて、こんな決別の物語があったというのは、まさに心理学界史上最大のスキャンダル。このほとんど知られていなかったスキャンダラスな史実を映像化したのは、『デッドゾーン』、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』で知られる鬼才デヴィッド・クローネンバーグ。フロイト、ユング、ザビーナの関係について「とても奇妙な三角関係だ」と語っています。「師弟関係だったユングは、フロイトのことを父親のように思い、事実手紙には何度もそう書いている。だから2人の物語に僕は興味をそそられた。そこに70年代まではほとんど名前も知られていなかった、ひとりの女性が関わってくる。彼女はユングの患者となり、彼と不倫し、そして彼の保護下で、精神分析学に興味を抱き、最終的にはフロイト派の分析医となり、フロイトのもとに行く。とても奇妙な三角関係だった。彼女はフロイトと性的な関係は結ばなかったが、それでもこの三角関係のそれぞれの辺に愛があった。ユングとフロイトの間も含めてね。彼らの間には驚くべき愛情と友情があった。ザビーナはその真ん中にいたんだ」。フロイトを演じたヴィゴ・モーテンセンも、こう分析します。「キーラ演じるザビーナが、ある意味彼ら2人を近づけている。でも同時に彼女が2人の関係を壊してもいるんだ」。後に有名な心理学者を多く育てることとなるザビーナを含め、心理学界に名を残す3人のカリスマを演じるために、入念なリサーチを行ったと言う俳優たちの分析もなかなかのもの。彼らの言葉からも察すことができる通り、この三角関係が映し出すのが、人の精神を分析する心理の専門家であり常に冷静であるべき人々が、実は制御できない自らの心に混乱していたという事実。自分の内面を引き出していくザビーナと関わることこそ、2人にとっては“危険なメソッド”だったというわけでしょうか。そんなやるせなさ、人間臭さも、この作品の見どころなのかもしれません。(text:June Makiguchi)特集:愛と心理学の三角関係■関連作品:危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.
2012年10月15日