9月は防災月間。災害は起きてほしくないですが、いつ起きても大丈夫なように準備しておくことが大切です。大人のグッズだけでなく、子どもはその年齢にあったものが準備ができていますでしょうか? みんなの防災グッズについて調査してみました。Q.お子さまのための防災グッズ、用意してる?1.用意してる 25.7%2.用意していない 62.1%3.その他・どちらとも言えない 12.2%半数以上の人が用意していないという結果に。いつ起きるかわからないからこそ準備しておくのが防災グッズ。あとから「準備しておけばよかった…」なんて思っても遅いですよ。■わかってはいるけどお金も時間も余裕がナイ大事だということはわかっていても、実際行動に移せていない人が大多数。いまや100円ショップなどでも買えるものもありますので、思い立ったらすぐに準備にとりかかりましょう。「準備の必要性は感じていますが、使うか使わないかわからないものにお金をかけるほど、ゆとりはないので、普段使いできるものを用意しています。ぜんぜん足らないとは思っています」(千葉県 40代女性)「しないといけないと思いますが、それにかかる費用や時間を考えると、なかなか動けません」(鳥取県 40代女性)■アレルギーや持病がある子には対応できるものをお子さんが食物アレルギーだったり、持病がある場合は特に注意が必要です。食べられる非常食や飲みなれた常備薬なども忘れずに用意しておきましょう。「食物アレルギーがあるので避難所で配布されるものはほとんどアウト!食べられるものはそろえておかないと…。レトルト食品はアレルギー対応のものでないと食べられるものがない」(東京都 40代女性)「喘息やアトピーがあるので、薬類は常にストックしています。あと3〜4年前につかった大きいサイズのおむつを捨てられずに保管してあります。子供のお腹がゆるくなった時に使えましたし」(茨城県 40代女性)■毎年防災リュックは中身の見直しをしよう1度完璧にそろえたとしても見直しが必要なのが防災グッズです。食品の賞味期限はもちろん、懐中電灯やラジオなどは使用できるかどうかの動作確認を。子ども用はサイズなどもチェックしておきましょう。「食品はもちろん、電池類などは時々確認して入れ替えなければいけないと聞きました。何年も前に準備したリュックを開ける気になれず…恐くて賞味期限が見れません。そんなリュックじゃ、いざっていう時に持って行ってもコントにしかならない」(千葉県 40代女性)「阪神大震災の時に、一通り揃えました。非常食も、家族5人が3日間食べられるくらはそろえています。もちろん、賞味期限が近くなると買い換えて、古いものは食べるなどしています」(愛媛県 40代男性)------Q.お子さまのための防災グッズ、用意してる?集計期間:2016.09.01〜2016.09.06アンケート回答数:4681件ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年08月31日こんにちは、金融ライターの齋藤惠です。毎年9月1日は“防災の日”ですが、皆さんはいつもの防災グッズや食糧にプラスして、お金の対策も行っているでしょうか?大きな災害ともなれば、何日も銀行でお金が引き出せない場合や、 通帳・印鑑・保険証券などを紛失してしまい自分の資産を把握できなくなってしまう場合もあります。今回は、万が一の事態に備えて、自分たちの資産を守るためにできる日頃の防災対策をご紹介します!●対策1:家族全体の資産リストを作成するまずは家中の資産をわかりやすくリスト化することから始めましょう。現金、預金、保険、株など、お金に関わる全ての項目を記録したノートなどを非常用バッグに入れておけば、災害直後にすぐ見返してどこから復興費用を捻出すべきかを考えることができます。特にリストに書いた方が良いのは以下の項目です。・取引銀行……銀行名、支店名、口座名義、口座番号、残高、連絡先・証券会社……会社名、支店名、口座名義、銘柄、残高、連絡先・保険会社……会社名、保険種類、契約者名義、証券番号、保険金額、連絡先・不動産……所有地名(自宅、建物、駐車場など)、所有者名義、連絡先・債務……借入先、借入金額、完済予定日、借入目的、連絡先・車両……運転免許証番号、車体番号、車種、自動車保険会社名、連絡先・その他……クレジットカード番号、健康保険証番号、基礎年金番号、パスポート番号なお、このリストには個人情報がたくさん記載されることになりますから、保管はくれぐれも厳重に行ってください 。●対策2:通帳や保険証券のコピーを用意するリストが完成したら、次は各種資産の契約書や証明証のコピーを取りましょう。これで災害直後でもよりスムーズに手続きができる ようになります。こちらも個人情報の漏えいには注意しながら、ファイリングするなどして非常用バッグの中に入れておき、定期的にコピーを取り直して最新のものを常に保管しておきましょう。●対策3:お金が必要になったときのシミュレーションを行う最後は緊急時の資産に関わる手続きについて、災害直後に慌てることがないようシミュレーションをしてみましょう。たとえば、地震や水害では家財などが破損することが考えられますから、不動産や家財保険などのスムーズな手続きが重要になってきますし、何日も避難生活が続くことを想定して災害時に銀行から預金を引き出すための手順 を事前に確認すれば、早くお金が手元に戻り安心です。現在ではどの金融機関でも災害時の対応を決めているはずですから、万が一のときに「最低限必要なものは何か」や「どんな手続きを行うのか」について質問すれば教えてくれるでしょう。命を守るためには事前の準備と避難訓練が大切なように、資産を守るためにも日頃からの備えとシミュレーションが大切です。今年の“防災の日”にぜひ実践してみてください!【参考リンク】・災害に備えるくらしとお金の安心ブック | 日本FP協会()●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年08月24日アレルギー対策済みの防災食品アルファー食品株式会社は、非常時の食事のバリエーションが広がる備蓄用商品『非常食安心セットバラエティ』8月1日から販売している。『非常食安心セットバラエティ』は、『白飯』と『五目ご飯』、および特定原材料等(アレルギー物質)27品目不使用の『山菜おこわ』、『梅がゆ』のご飯類4種類に、お菓子感覚の非常食『おこげぜんざい』のセットだ。『白飯』と『五目ご飯』は、水で60分加熱。他の商品は調理不要でそのまま食べられる。分かりやすいBOXに楽しめる食品が詰まっている『梅がゆ』など、高齢者や食欲の無い時でも食べられるシンプルな構成に加えて、単調になりがちな非常食に、お菓子感覚で食べられる『おこげぜんざい』など楽しめる食品のバリエーションを広げている。食物アレルギー対策も行っていて誰にでも手に取りやすいのも特徴だ。非常食安心セットは、視覚的も目立つオレンジの箱で、とっさの時にも目に付きやすい。イラストで使用方法も分かりやすく記載されているので、どの年代でも使用しやすい商品だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※アルファー食品株式会社公式サイト※アルファー食品株式会社プレスリリース(@Press)
2017年08月22日9月1日は、「防災の日」です。昭和35(1960)年の内閣閣議によって定められました。大正12(1923)年のこの日、関東大震災が起こり、過去にはこの時期にたびたび大きな台風が日本各地を襲い多くの被害があったことから、防災の日に定められました。こうした大惨事を忘れないため、毎年各地で防災訓練などが実施されています。わが息子が通う小学校ではこの時期、防災訓練が行われます。わたしが子どものときも9月に避難訓練があり、そのときだけは近隣に住む子ども同士のグループで集団下校をしていた記憶があります。そんな行事を通して「わが家も防災に備えなければ」と気持ちがあらたまりますが、高い意識でキープするのはなかなか難しいことかもしれません。■防災意識に変化? 約半年で災害に備える意識が大幅減少マクロミルが行った大災害に対する調査によると、「日頃からどの程度、防災を意識しているのか」という質問に対して「意識している」という回答が58%。今年2月に行った同調査の69%よりも11ポイントも低下しました。これは「とても意識している」と「やや意識している」をどちらも合わせた数値ですが、「とても意識している」に限定すると15.1%から8.2%と約半数に減っていることがわかります。さらに、「災害に対する備えは強化していますか?」の質問には、「強化はしていない」が53%で、前回より15%も上昇。災害への意識は平穏に毎日を過ごすなかで、徐々に薄れてしまう傾向があるのかもしれません。「恐れている災害は?」の質問には、1位が地震で91%と圧倒的なトップとなっています。そして、7月の九州を襲った豪雨が記憶に新しいせいか、2位は54%で豪雨・洪水、3位は44%で暴風・竜巻と続きます。 ■年に1度は必ずチェック! 防災のためにできる3ヶ条「万が一の時のために、日ごろから何かしら防災対策を」と考えるママは多くても、きちんと定期的に行動を起こすとなるときっかけがつかめず、どうしていいかわかりませんよね。そこで、もうすぐ防災の日をむかえるこの時期に、以下の3つをやってみてはいかがでしょう。1.家のなかの危険な場所をチェック地震の際は、倒れてきた家具の下敷きになるけがをしたり逃げ遅れたりするケースが少なくありません。そのため、高さのある家具には、転倒防止グッズの取りつけをおすすめします。また、高い家具はベッドや扉の位置から離して置くなど工夫すれば、万が一のとき被害を最小限におさえることができます。2.非常時に役立つグッズはいつも手に取れるところに常備年に一度は必ず、非常用持ち出しグッズや非常食などをチェック。それ以外に、リビングでいつも自分が座る定位置の近くには懐中電灯やホイッスルをおいておきましょう。災害はいつ起こるかわかりません。自宅にいた場合、手にとれる場所に準備しておけば、懐中電灯で暗い室内をすぐに照らすこともできますし、動けない・外に出られない状態になってもホイッスルでほかの人に知らせることができます。3.災害時の連絡方法を、家族同士で確認しておくまた、家が全壊するなど万が一の場合、家族で集まる際の集合場所を決めておきましょう。それ以外に、安否確認の方法を共有しておくことも大事です。たとえば災害時、家族と連絡がとりにくくなった場合には、声の伝言板「災害用伝言ダイヤル(171)」やネットを通じて安否確認ができる「災害用伝言板(web171)」といったサービスを連絡手段のひとつとして覚えておきましょう。これらは毎月1日と15日 に無料で体験利用できるので、事前に試してみて使用方法を覚えておくといいですね。防災意識を防災行動にうつすことで、逃れられない災害被害を最小限におさえることができるかもしれません。防災行事をきっかけに、ぜひ家族で話し合ってみてくださいね。<参考> 「防災意識と備えの実態に関する定点調査 第2回」(マクロミル調べ)
2017年08月21日第19回:「一人暮らしはタフになれる楽園」(c)誰に見せるでもない爪今回は、一人暮らしを始める女性からの「何かアドバイスをください」という投稿。私は上京して10年になる。それまでは訳あって高校3年間、家事は親の分もほぼ一人でやっていたため、一人暮らしを始めた時の「一人分がこんなに楽だとは」という感覚は、端から見れば奇妙かもしれない。社会人になってからは、より一層肩の荷が下りたような気がして、いろいろ楽しめることも増えた。近所のラーメン屋に通う。スーパーで買ったことのない食材を調理してみる。午前中には掃除洗濯を終わらせて、午後はがっつり制作に充てる日もあれば、朝までドラマを一気見して、ベランダに出て、朝帰りする人々を眺めてから寝る日もある。食糧はどれくらい買うのが適量か。お風呂で歌う声は外まで聞こえるのか。次は何の石鹸にしようか。毎週日曜の昼になると、街宣車並みにB’zを流して走る車がいて、その度にテンションが上がる。平日23時頃になると現れる「頑張って聞いても何の曲か分からない熱唱」で通る自転車の人が、星野源を歌っていると分かった瞬間はスッキリした。人はそれを騒音と言うかもしれない。しかし住めば都というか、慣れというか。「お、今日も来たな」と手を止めて聞き入ってしまう。毎日聞こえるわけじゃないから、できることかもしれないけど。早いうちから家事をやっていれば、一人暮らしも苦労せずに楽しめるのか? と聞かれると迷う。本当は一人暮らしに苦労したほうが、親のありがたみを感じることができるし、そのほうが気持ちとしては健康的だったかもしれない。私から言わせれば、一人暮らしは「タフになれる楽園」だ。いずれそこから脱する時が来るのだとしたら、一人暮らしの醍醐味を早く見つけて楽しんだほうが勝ち。今回はそんな一人暮らしの、内に秘めた楽しさを描いた。Design&Text/つめをぬるひとこの連載では、爪作家である私が、読者のみなさんが「どんなおひとりさまか?」をヒントに爪をつくります。あなたのエピソードを添えて、送ってください。前回記事<意外と人は他人に興味がない。ならブレずに自分を出していけ>もチェック!「人の目は気にしつつ&気にせず」がテーマの爪です。
2017年07月24日災害大国日本ではこれまで数多くの防災グッズが販売されてきました。近年では、「災害が起きたら使うもの」であった防災グッズは、「“日常使い"できて、災害発生時“も"使えるもの」へと消費者ニーズに合わせて変化しはじめています。そんなオシャレになった防災グッズを一挙にご紹介します。普段はレインブーツ、災害時は安全長靴に一般社団法人防災ガールと、大正12年創業で消防用長靴などのプロフェッショナル用アイテムを製造するシバタ工業は、靴底に鉄板が入った頑丈なつくりながらも折りたたんで持ち運びやすい「災害ボランティア用ブーツ」を開発。SNSやWEBメディアなどで話題となっています。購入先◆シバタ工業ECサイトショートブーツロングブーツパラコードミサンガが多機能防災グッズに津波防災のプロジェクト「#beORANGE」(一般社団法人防災ガールと日本財団の共催で実施)が手がけるパラシュートコード(通称パラコード)で作られたミサンガ。接続部分がホイッスルになっていたり、ほどくと2m弱の長さになるため止血や骨折した箇所の固定など、このミサンガ1つで10種類以上の使い道のある便利グッズです。7月にはさらにバージョンアップした商品が発表されます。購入先#beORANGE 公式ECサイトビーチで使うラウンドタオルが津波防災の合図に同じく「#beORANGE」プロジェクトが発売予定しているのがインスタグラムやSNSで人気の夏のビーチに映える「ラウンドタオル」。通常は表面を活用し、緊急時には「津波が来たぞ、早く浜に戻れ」を意味するオレンジの裏面を沖にいる人にむけて振る。津波が来た時には沖に出ている人は「音」で呼びかけても聞き取りづらいという声から開発された。7月17日(海の日)に発売開始。原子力発電所内の作業者も着用する「タイベック素材」を活用したマウンテンパーカRESQUADが販売するB-LINEJACKETusingDuPont™Tyvek®は、化学防護服などに使用されているデュポン™タイベック®を使用したマウンテンパーカ。危険な物質の侵入や付着を阻止するバリア性、擦れ・裂け・引っ掛けといったリスクに強い耐久性があり、ハードな環境下でも作業の効率を高める快適性・軽量性を兼ね備え、様々なリスクから身を守る防護性能を搭載。購入先RESQUAD ECサイト
2017年06月29日一人暮らしでは寂しい気持ちになることも多いでしょう。「帰ったら誰か自分を迎えてくれる人がいたらいいのに」と思うことはありませんか?そこでおすすめしたいのが、ペットを飼うことです。ペットというと、犬や猫を想像する方も多いと思いますが、一人暮らしでも飼いやすいペットが数多く存在します。ここではペットを一人暮らしで飼う際に気をつけることや、おすすめのペットをご紹介します。■一人暮らしでペットは飼える?飼う前に確認すべきこと一人暮らしで家にペットがいたら、癒やされますよね。ペットショップなどに行くと、すぐにでも買って帰りたいという衝動に駆られます。しかし一人暮らしでペットを飼う際にはいくつか確認しておかなければならないことがあります。【確認ポイント1】ペット可の物件に住んでいるかどうか最も重要な点は、自分の住んでいる物件がペットを飼ってもいい物件なのかどうかです。賃貸物件に住んでいる場合、ペットの飼育が可能な物件とそうでない物件があります。ペットの飼育が可能でない物件の場合、ペットを飼うことができません。「わからなければ大丈夫」と思うかもしれませんが、もし大家さんや管理会社に知られてしまったときには強制的に部屋を退去させられてしまいます。部屋を退去したくないという場合には、ペットを保健所に連れて行き、殺処分しなければなりません。鳴かないペットだとしても、ゴミや匂いなどで、ご近所の方が大家さんや管理会社に連絡する可能性も考えられます。何にしても知られてしまったときのリスクを考えると、隠れて飼うのは賢明とはいえません。ペットを飼いたいと考えている人は、必ずペット可の物件に住むようにしましょう。【確認ポイント2】ペットを飼う際にかかる費用を把握するペットも生きるためには人間と同じように、食べ物や生活用品が必要になります。ペットによって月々にかかる費用はさまざまですが、ペットのエサやトイレ用品などは、必ず定期的に用意しなければなりません。こうした費用がかかることを知った上で、金銭的に余裕がある場合のみ、ペットを迎えてください。ペットにかかる費用はエサ代やトイレ用品代だけではありません。病気を防止するためのワクチンや、トリミングのための費用などもかかることがあります。またペットの具合が悪くなったときには動物病院への通院も必要です。ペットには公的な保険がありません。そのため治療費も高額になることが多いです。最後まで責任を持ってペットと暮らしていくためにも、ペットの生涯にかかる費用を把握しておくことは大切です。【確認ポイント3】家の近くに専門医のいる動物病院があるかどうか犬や猫を診察してくれる動物病院はたくさんありますが、他のペットについては専門外として診てもらえないケースがあります。急にペットの具合が悪くなったときのためにも、近くにペットを診察してくれる動物病院があるかどうか確認しておくことは重要です。ペットも人間同様生き物であるため、昼夜関係なく、具合が悪くなってしまうこともあります。近くの動物病院が、24時間対応してくれる救急医療体制が整っているかも確認しておくとよいでしょう。【確認ポイント4】預かってくれる人がいるかどうか出張や旅行などで長期間家を空けることになった場合、ペットを預かってくれる人がいるかどうかも確認しましょう。近くにペットホテルがあればそこに預けることも可能ですが、両親や友人が近くに住んでいるときには、信頼できる人に預けるのがいいでしょう。ペットホテルはそれなりのお金がかかりますし、住んでいる環境が急に変化すると、ペットの具合が悪くなることもあるためです。■一人暮らしのお家でペットを飼う際に心に留めてほしい3つのこと一人暮らしの家でペットを飼うということは、すべての責任が自分にあるということです。ペットも人間同様、大事な命を持つ生き物です。ペットを飼う際に心がけることを考えていきましょう。【心に留めておくこと1】毎日ペットの世話をする人間である飼い主は、自分自身で身の回りのことをすることができ、お腹が空いたら自分の意思で食事をとることができます。しかしペットは身の回りのことを自分ですることができません。飼い主が食事を与えてくれるまで、お腹を空かせて待ち続けるしかないのです。ペットの居住環境の掃除は病気を防ぐためにも大切となります。仕事や交友関係のため、忙しい日もあるかと思いますが、ペットの世話は日課として、毎日欠かさずすることを心がけましょう。【心に留めておくこと2】ペットと毎日コミュニケーションをとる私たち人間は、家族や友人、職場の同僚など、たくさんの人との関わりながらで生きています。しかしペットはどうでしょうか?ペットは自分の意思で外出することもできなければ、誰かと関わりを持つこともできません。飼い主がペットにとって唯一の家族であり、友人なのです。ペットは飼い主が留守のときには帰りを待ち続け、帰ってきたら温かく迎え入れます。忙しいときには「おはよう」や「ただいま」などの声かけだけでも構いません。ペットは人間のように言葉を話すことはできませんが、飼い主とのコミュニケーションを生きがいに生きているということを心に留めておいてください。【心に留めておくこと3】最期の瞬間まで責任を持つペットは生き物です。そのため命には終わりがあります。人間同様年をとり、最期の日を迎えるのです。多くのペットは人間よりも寿命が短いため、老いるスピードも速く、死を看取るところまでが飼い主の責任です。老いると病気がちになり、かつての元気を失ってしまうことがあります。ペットのことが大切だからこそ「老いた姿を見ているのがつらい」「死ぬところを見たくない」そんな風に思うかもしれません。しかしペットにとっての幸せは最期の瞬間まで飼い主の側にいられることです。ペットを飼うということは、最期の瞬間までペットを愛し、死と向き合うことだと心に留めておきましょう。■一人暮らしでも飼いやすいおすすめのペット5選一人暮らしのアパートやマンションの場合、部屋がさほど広くないという人も多いでしょう。またペットを飼うにしても同じアパートやマンションに住む住民への配慮も必要です。ここからはそんな一人暮らしでも飼いやすいペットをご紹介します。【おすすめペット1】猫猫は単独行動を好むため、留守番がストレスになりにくいことから、一人暮らしでも飼いやすいペットです。トイレ砂があるところで自然にトイレをするため、トイレをしつける必要もありません。猫は毛が抜けるイメージが強いかもしれませんが、毛の短い種類であれば、抜け毛が目立たないといわれています。しかし猫は爪とぎをするので、賃貸物件では注意が必要です。小さいときからきちんとしつけをし、決まった場所でのみ爪とぎをさせるようにしないと、壁や柱などがボロボロになってしまいます。猫にとって爪とぎは至福の時間ですので、お気に入りの爪とぎを見つけ、定期的に新しいものを与えてあげるようにしましょう。【おすすめペット2】犬犬は群れで行動する習性から、飼い主との間に強い絆と主従関係を結びます。そのため一人暮らしで家を留守にする時間が長くなる場合には、子どものうちから留守番に慣れさせるためのしつけをする必要があります。留守番に慣れないうちは、家の中でいたずらをしたり、ものを壊したりすることがあるため、根気強いしつけが大切です。飼い始めてから3ヶ月間は、新しい環境や家に慣れさせるため、できるだけ飼い主が家にいる必要があります。犬にとって飼い主の側にいられない寂しさが最もストレスに繋がりやすいということを考慮し、飼う必要があります。留守番に慣れてくると、飼い主が帰ってくるのを待ちつつ、一人遊びもできるようになります。ペットが自分の帰りを喜んで出迎えてくれるうれしさを体感できることでしょう。【おすすめペット3】うさぎうさぎは寂しいと死んでしまうという噂もありますが、それはあくまで噂です。うさぎは基本的に一人でも自由気ままに生活することができます。きれい好きなため、トイレも子どものうちにしつければ、決められた場所だけでするようになります。鳴くこともなく、散歩の必要もないため、一人暮らしでも飼いやすいでしょう。うさぎを飼う上で注意しなければいけないのは、爪切りです。うさぎは爪の中に毛細血管が通っており、爪切りではその手前までを切ります。しかしうさぎの爪は伸びすぎると毛細血管も一緒に伸びてきてしまい、爪切りのたびに血管を切って、血が出てしまうことも。うさぎは人に懐きやすいといわれているため、たくさんコミュニケーションをとって、爪切りも日課にしましょう。【おすすめペット4】セキセイインコインコは鳥類の中でも比較的体が丈夫で、人に懐きます。仕事が忙しく、家にいる時間が少ない場合でも、世話に時間がかからないため、飼いやすいでしょう。毎日話しかけたり、鳥かごから出したりしてコミュニケーションをとっていると、言葉を覚えることもあります。インコは基本的にトイレを覚えないため、鳥かごから出すときには汚れてもよい服装にするようにしましょう。懐くことはしますが、しつけはできないため、かじりそうなものは置いておかないことが大切です。特にネギや味の濃いものなど、インコが口にしたら害のあるものは出しておかないようにしましょう。【おすすめペット5】ハムスターハムスターは小さいため、飼育スペースや食費が少なくて済み、一人暮らしでも飼いやすいペットといえます。鳴くこともなく、人懐っこいため、手に乗せて交流を深めることもできます。夜行性なため、夜になると動き回ったり、ケージを噛み始めたりすることがあります。自分の家を覚える習性がないため、脱走しやすい点には注意が必要です。比較的低価格で購入しやすいですが、体が小さい分、寿命も短いため、飼い始めて数年で死と向き合わなければいけないことを頭に入れておきましょう。■一人暮らしでも飼える!?意外な珍しいペット5選先ほどは一人暮らしでも飼いやすいオーソドックスな生き物をご紹介しました。ここからは「これも飼えるの?」と思ってしまうような一人暮らしでも飼える珍しいペットをご紹介します。【珍しいペット1】ハリネズミトゲトゲした外見からコミュニケーションがとりにくそうだと思われがちですが、ハリネズミの針は触っても痛みを感じるほどのものではありません。手の中で仰向けにすると、つぶらな瞳で見つめてくるため、癒やされることでしょう。きれい好きな動物なため、トイレはしつけをしなくても1ヶ所で行います。臆病な性格で慣れるまでは針を立ててくることもあります。人に懐いてくれることはありませんが、マイペースなハリネズミは見ているだけでも楽しめるでしょう。【珍しいペット2】フクロウフクロウは鳥類の中でも体が丈夫です。温度や湿度の変化にも強く、環境の変化で体調を崩しにくいため、引っ越しをしがちな一人暮らしの環境でも安心して飼うことができます。種類によって習性や性格が違うため、楽しむことができるでしょう。しかしフクロウは基本的に人に懐くことはなく、しつけも難しいため、長い時間をかけて慣れさせる必要があります。エサも生肉をあげる必要があり、準備するのにも手間がかかるため、近くに相談できる専門のペットショップなどがあると安心です。【珍しいペット3】ミニブタミニブタは家畜用の豚よりも小さく、飼育しやすい大きさの豚のことです。ミニブタはとても利口で、犬や猫同様にしつけることができるといわれています。きれい好きであることから、トイレもすぐに覚えます。ミニブタは集団生活をしている習性から、飼い主に非常に懐きやすく、さまざまなコミュニケーションをとることができるようになります。親の遺伝子にもよりますが、ミニブタは100キロを超える大きさになることもあり、注意が必要です。その分たくさん食べるため、食費も高くなることが多いです。一人暮らしの部屋はスペースも限られていることから、ミニブタよりもさらに小さいサイズのマイクロミニブタもおすすめです。【珍しいペット4】フェネックフェネックはキツネ科の動物で犬に似た愛らしい見た目をしています。体長は大人になっても40センチメートルほどで、体重は2キロ前後にしかならないため、屋内でも飼いやすいです。エサはドッグフードで対応できます。水分をあまり取らないため、野菜や果物を補助食として与えます。しかしペットとしての歴史が浅く、しつけが難しいことや、珍しい動物のため、診察をしてくれる動物病院が少ないことなどの問題があります。【珍しいペット5】チンチラチンチラはモルモットの仲間で、体の大きさもモルモットと似ています。目が大きく、ふわふわとしていて可愛らしいため、人気が出ているペットです。平均寿命も10年前後と長く、体も丈夫です。運動好きな特徴を持っているため、毎日の運動時間を確保する必要があります。元気に動き回るため、ゲージの大きさや飼育スペースを広めに確保しましょう。夜行性であることから、夜になると活発に動き回る点に注意が必要です。■まとめ一人暮らしでペットを飼う際には、部屋の広さと環境、時間、金銭面などを考慮して決める必要があります。ペットを飼うということは、ひとつの命を預かり、最期まで責任を持つことです。自分の経済面や生活スタイルなどを考慮し、最も適したペットを迎え入れてみてはいかがでしょうか。
2017年05月12日一人暮らしをするとき、部屋探しは重要なポイントになります。特に初めて一人で部屋を探すときは要領もわからず、手間取ってしまうこともあるでしょう。どの物件に住むかによって、その後の生活の快適度が違います。ここでは一人暮らしのための部屋探しのコツやかかる費用などをご紹介します■一人暮らしの部屋探しにかかる費用と相場物件を探す際に、最も気になるのは費用面という方も多いでしょう。家賃のみを気にする方も多いですが、一人暮らしには家賃以外にも発生する費用があるため、こうしたものの相場も知っておくとよいでしょう。以下に一人暮らしの物件を借りる際にかかる費用と、その相場を挙げてみました。【家賃】物件を借りる際には、家賃を支払う必要があります。家賃は基本的に前払いです。そのため不動産会社で賃貸契約を結ぶときには、日割り計算で求められた当月分の家賃と、その翌月分の家賃を先に支払う必要があります。初期費用を抑えたい場合には、入居日を月初めにすることで、初月の家賃分を支払うだけで済みます。家賃は地域によって差があり、また駅や商業施設の近くなど、利便性の高い場所は高くなる傾向があります。例えば港区のワンルームの相場がおよそ130,000円なのに対し、中野区のワンルームの相場はおよそ70,000円と倍近くの差です。学校や会社へ通うときの利便性と、相場のバランスを考えながら選ぶとよいでしょう。不動産会社や物件によってはフリーレントといい、最初の数ヶ月分の家賃を無料にしてくれるキャンペーンを行っていることもあります。フリーレント期間終了後は、家賃が相場よりも高く設定されていることがあるため、注意が必要です。また「家賃は給料の何%くらいが最適なのか」と考える人もいるでしょう。基本的に家賃は月々の給料の4分の1から3分の1程度に抑えることが望ましいとされています。あまり家賃の高い物件に住んでしまうと、その分、生活費にあてられる金額が少なくなってしまい、苦しくなる可能性も考えられます。不動産会社によりますが、一般的に月給の3分の1以上の家賃の物件は入居審査に通らないこともあります。【管理費、共益費】管理費や共益費は、階段や廊下、エレベーターといった共有部分の管理やメンテナンスに使われるお金です。家賃に加えて毎月支払う必要があります。物件によって無料の場合もありますが、築年数が浅い物件や共用部分や共用施設充実している物件などは高くなります。相場としては家賃の5~10%といわれていますが、これに当てはまらない物件も多いため、一概に相場がいくらとはいえません。賃貸契約では家賃と別枠にされていますが、部屋を借りる費用として月々にかかることは変わらないため、物件探しの際には家賃と合わせて考えるとよいでしょう。【敷金】敷金は、借りていた部屋を退去する際にかかるクリーニング費用や修繕費用を前もって納めておくというものです。築年数やペットを飼える物件かどうかなどによって様々ですが、相場は家賃1ヶ月分です。敷金が無料の物件は、初期費用を抑えることができますが、退去時にクリーニング費用や修繕費用の支払いを求められることがあるため、注意が必要です。また一般的に敷金はクリーニング費用や修繕費用を差し引いて、余った金額を退去時に返してもらうことができます。【礼金】礼金は大家さんに部屋を貸してもらうことに対し、お礼として納めるものです。家賃1ヶ月分を支払うケースが多いですが、近年は礼金不要という物件も多くなっています。また一般的に不動産会社が仲介に入っている場合は、大家さんが不動産会社に手数料として支払う金額に礼金をあてます。そのため不動産会社への交渉次第で、礼金は無料にできることもあります。【仲介手数料】部屋探しは不動産会社に頼むことが一般的です。不動産会社はお客様に代わり、部屋探しや大家さんと結ぶ賃貸契約の仲介をしてくれます。そのため入居する部屋が決まり、賃貸契約を結んだときに、入居者は不動産会社に対して仲介手数料を支払うことになっています。相場は家賃の1ヶ月分です。不動産会社によっては、仲介手数料が相場よりも安いこともあります。その場合、礼金が多くなっていたり、家賃が相場よりも高くなっていたりすることもあるため、仲介手数料もしっかり相場を確認することが大切です。【賃貸保証料】賃貸保証料は保証人が保証会社の場合に必要になる費用です。基本的に部屋を借りるときには、保証人を立てなければならず、賃貸契約の内容によって保証人が決まります。保証会社とは、保証金を納める代わりに、万が一家賃の支払いが滞ったとき、代わりに保証会社が支払ってくれるというものです。以前は親族を保証人に立てて契約を結ぶことが一般的でしたが、近年では保証会社を利用する賃貸物件も増えてきています。保証会社を利用する物件が増えてきている理由は、大家さんが家賃を確実に受け取ることができる安心感があるためです。保証会社に保証人を頼む場合は、頭金として賃貸契約時に家賃0.5ヶ月分程度を支払い、その部屋の更新ごとに決められた金額を納めるシステムであることが多いです。契約期間によって金額は違いますが、家賃の30~70%が相場とされています。初期費用を抑えるためには、親族に保証人になってもらうことのできる物件を探すことをおすすめします。【火災保険料】住居には一般的に火災保険がかけられています。火災保険とは、自然災害や不慮の事故などで家や家財が壊れてしまった場合に保障される保険です。部屋を借りる際には、決められた火災保険へ加入することが義務付けられています。火災保険料は2年間ごとの更新で20,000円程度が相場です。万が一、借りている部屋の備品を壊してしまったり、水漏れなどがあったりした場合には、すぐに管理会社か大家さんに連絡をしてください。火災保険の適用範囲内のことであれば、すぐに対処してくれます。連絡を怠った場合には、自己責任として修繕費の請求をされることもあるため、注意しましょう。【鍵交換費用】賃貸契約マンションやアパートは、前に部屋を借りていた人がいる場合、鍵交換費用を入居時に支払って、新しい鍵に変えてもらうことが可能です。以前と同じ鍵のままだと不安という人は、取り替えてもらうとよいでしょう。ティンプルキーかオートロックかなどの条件によって金額は変わりますが、相場としては20,000円前後であることが多いです。初期費用として鍵交換費用がかかるのはもったいないと思い、入居後に鍵屋さんで勝手に鍵を変えてしまうのは契約違反です。鍵も大家さんの大事な備品であるため、鍵を変える際には必ず大家さんの許可を取ってからにしましょう。賃貸物件に指定された鍵に交換する場合、自分で業者を探す方が高くつくことがあります。入居時に大家さんや管理会社が提携して、安く鍵交換をしてくれる業者に頼むことが結果的に節約に繋がるでしょう。■一人暮らしの部屋探しに考慮すべき条件とポイントとは?一人暮らしのための部屋を探すときには、どのような点に注意したらよいのでしょうか。人によって、最低限これだけは譲れないという条件があるかと思います。ここでは一人暮らしの物件を探す際に気をつけたいポイントをご紹介します。【チェックポイント1】部屋の広さ一人暮らしをするにあたって部屋の広さは重要なポイントです。置くものの量にもよりますが、生活部分の広さはある程度必要でしょう。物件によって「○畳」か「専有面積◯平方メートル」で表記されていることがあります。専有面積は生活部分のみの広さになりますが、「◯畳」で表記されているものは、トイレやお風呂場などの広さも含まれています。部屋の間取りは「1K」「1R」などのように表記されます。「1K」とは部屋が1つで、ドアで仕切られてキッチンがある部屋のことをいいます。「1R」は1つの部屋にキッチンなどが集約されている部屋を指します。数字が「2」になると部屋数が2つということです。また間取りの他にロフトがついている場合もあります。ロフトは、間取りや専有面積内に記載されている場合と別に記載されている場合があります。このように、広さの表記だけではわかりにくい部分もあるため、実際に内見に行って、自分の目で広さを確認することが大切です。【チェックポイント2】窓の向き部屋の向きとは、窓がある向きを指します。窓が南向きにあれば、日中、部屋に陽の光がたくさん入ってくるため、カビが発生しにくく、冬場も暖かく感じられるでしょう。窓が北向きの場合は、部屋にあまり陽の光が入ってこないです。角部屋が好まれる理由として、窓が2方向にあり、より多くの採光を望める点があります。【チェックポイント3】セキュリティは万全か一人暮らしの場合、自分が外出している時間は、部屋に誰もいない状態になります。たとえ部屋にいたとしても、事件や事故に巻き込まれたときに、助けを求められる人が近くにいません。特に女性で一人暮らしを始める方は気をつけたいポイントです。防犯を考えるときには、部屋のある階数と鍵が重要になります。まず階数ですが、1階は空き巣などの被害に遭いやすいことは想像できると思います。しかし2階以上だからといって油断もできません。よじ登れるものや飛び移れる場所がないか、侵入できる経路が死角になっていないかなどを調べましょう。それから鍵ですが、鍵はたとえオートロックの物件でも確実に安全とはいえません。オートロックは暗証番号があれば誰でも開けられますし、前の鍵を使って開錠が可能なため、簡単に部屋を空けられてしまいます。防犯を考えるなら、オートロックよりは二重鍵の物件を選んだ方がいいでしょう。【チェックポイント4】駅からの距離駅から歩いてどのくらいかかるかもチェック項目に加えておきましょう。毎日の出勤時間のことを考えても、駅から近いことは心の余裕にも繋がるはずです。しかし駅に近いほど、周囲の音がうるさかったり、夜遅くまで明るかったりといったデメリットも考えられます。駅に近い物件でも線路沿いではなく、線路から少し離れる方向の物件を選ぶだけでも騒音を感じにくくなるでしょう。物件情報に記載されている駅からの距離は、1分に80メートル進むことを想定しています。実際には信号の多さや坂道などで、それよりもかかることも考えられるため、内見の際に歩いてみるのもよいでしょう。【チェックポイント5】お風呂とトイレは別なのか一人暮らし用の物件だと、お風呂とトイレが一緒になっていることもあります。お風呂とトイレが一緒でも気にならない場合は問題ないですが、衛生面からも気になるという場合には、しっかり確認しておきましょう。「バスタブとトイレが壁で区切られていないのがユニットバス」と思っている方も多いのですが、ユニットバスとは周りの壁や天井、床が一体化されているものをいいます。そのためユニットバスと書かれていても、お風呂とトイレは別という物件もあります。「バス・トイレ別」の表記を参考にするとよいでしょう。【チェックポイント6】マンションかアパートか賃貸物件は階数や構造の違いから、マンションかアパートに分けられます。一軒家を賃貸している場合もありますが、一人暮らしで借りることは少ないでしょう。マンションは3階以上の高さがある物件で、アパートは2階までとなっています。重要となるのは、構造の違いです。マンションは鉄骨で造られており、鉄骨に木の壁がある鉄骨造や、鉄骨をコンクリートの壁で強化している鉄筋コンクリート造があります。それに対し、アパートは基本的に木造です。軽量鉄骨造のアパートもありますが、木造よりも少し強くなる程度だと思った方がよいでしょう。このことからアパートに比べ、マンションの方が耐震性などの面からも強い造りになっていることがわかります。それに加え、マンションは防音性や耐火性にも優れています。近隣住民の生活音が気になる場合には、マンションを選択することをおすすめします。【チェックポイント7】築年数はどのくらいなのか築年数とは、その物件が建てられてからの年数をいいます。建てられてから年数が経ちすぎている物件は、地震などの際に倒壊してしまう可能性もあります。耐震が備わっている物件かどうかは1982年以前に建てられた物件か1982年以後に建てられた物件かで判断することができます。1981年は建物に新しい耐震基準が設けられた年で、それまでの建物よりも耐震基準が厳しくなっています。そのため1982年以降に建てられた物件であれば、地震の際に倒壊する危険性は少ないといえるでしょう。築年数が古くても、内装をリフォームしていて、新築同様の物件もあります。こうした物件は築年数の関係で新築物件よりも安い家賃で入居できることもあるため、築年数に惑わされず、内見に行って確認してみることをおすすめします。■まとめ一人暮らしは、大変に思うこともあるかと思います。しかし物件探しも事前に正しい知識を身につけ、下調べをしておくことで、負担が少なくなります。自分のこれからの生活をあれこれ考えながら、物件探しをしてみましょう。
2017年05月12日一人暮らしの場合「自炊」はやらないという選択肢もあります。しかし栄養の偏りはいずれ健康に支障をきたす可能性もあります。節約のためにもできれば自炊をしたいものですが、忙しいし面倒……というのが本音。日頃から自炊を続けるには、どのようにすればよいのでしょうか。一人暮らしにおいて「自炊」をするかどうかというのは生活スタイルに大きく関わる問題。面倒だからといって外食や弁当などに頼っていると、栄養のバランスが気になりますし、お財布にも優しくないというのが現実です。実際、一人暮らしの方がどれくらい自炊をしているのか知るため、20〜30代の男女を対象にアンケート調査を行いました。自炊を続けるコツや買い物の頻度、一人暮らしの定番料理などもご紹介。自炊したいけれど続かない……という方はぜひ参考にしてみてください。■目次1.一人暮らしでも健康・食費節約のために「自炊」2.一人暮らしの自炊は「作り置き」をマスターすべし!3.やっぱりカレー?一人暮らしで定番の料理4.簡単に美味しく。一人暮らしに欠かせない食品や調味料5.買い出しは最低限に!生活スタイルに適したお買い物をまとめ1. 一人暮らしでも健康・食費節約のために「自炊」まずは、一人暮らしで日頃から自炊している人がどれくらいの割合でいるのかアンケートをとりました。アンケートの結果、20~30代の独身で一人暮らしの方は、自炊をしている人の割合が多いことがわかりました。男女合わせて50人のうち、31名が日常的に自炊をしています。そして、多くの人が配慮しているのが「健康」と「食費」でした。■「なるべく自炊を心掛けて野菜なども使い、栄養のバランスを考えながら料理する」(30代女性・パート)■「外で食べるものは自分の体に合っていないように感じるから。自炊したほうがおいしいものを食べられるし安心」(20代女性・無職)■「外食だと野菜などがあまりとれず、栄養バランス的に体に悪いから」(30代男性・正社員)外食では味が濃いものが多く、栄養も偏りがちになることは一般的にもよく言われること。自炊であれば手間はかかるものの、自分で食材から選ぶことが出来、健康的な食事を心がけることが出来ます。■「なんだかんだで外で食べるといろいろと費用がかさむので、なるべく自炊をするようにしています」(30代男性・正社員)■「外食すると1,000円、2,000円はあっという間に使ってしまうので、自分で作って節約に励んでいます」(30代男性・派遣)■「お弁当を毎日作るだけでも外食が減るから食費の節約になる」(20代女性・正社員)外食や弁当を買って食べると食費も膨れ上がります。食費を節約するため、または最低限に抑えるために自炊をしているという人が多くいました。それに対して、自炊をしていないのは50人のうち19名となっています。男女別で見ると、自炊をしている男性は19人中10名。女性は31人中21名。女性と比べると男性のほうが自炊をしていない人の割合は大きくなっています。■「面倒だから自炊はしてません。店で食べています。これからも自炊はしません」(30代男性・正社員)■「ダメだとは思いつつも面倒なのでどうしても外食になってしまいます」(30代男性・正社員)特に男性に多い意見としては、「面倒」であることが自炊をしていない理由として挙げられました。できれば自炊したいと思いながらつい面倒で続かないという人も中にはいます。■「仕事に疲れて帰ると自炊をする気になれません。時間もないので買って帰ります」(20代男性・正社員)■「自炊する意味がわからない。時間がかかるし、食材の値段も下手したら高くつく。無駄ばかりだと思う」(30代女性・アルバイト)■「時間があまり取れないのと、出来合いを購入することで時間を節約できるため」(20代女性・学生)男女問わず自炊すると「時間」がかかるという意見もありました。時間だけでなく使う食材などについても、一人暮らしの自炊はかえって効率が悪いと考えている人もいました。■「一人暮らしでも実家でも自炊をしたことがありません。料理は苦手です」(20代女性・無職)■「料理が苦手で自炊することが苦痛なので、日常的には自炊をしない」(20代女性・正社員)こちらは特に女性に見られたコメントですが、料理が「苦手」であることが自炊をしない理由になっているようです。現代では自炊をしなくてもコンビニやスーパーのほか、気軽に外食できるお店がたくさんあるなど、飲食がかなり便利になって食べることに困らなくなったという環境の変化も、自炊離れを加速させている要因のひとつといえるでしょう。2. 一人暮らしの自炊は「作り置き」をマスターすべし!多くの人が健康や食費を意識して自炊していることが明らかとなりました。自炊をしたいと思いながらも、外食や買った弁当などに頼ってしまっている人も多いというのが現実。一人暮らしで上手に自炊をしていくコツを見ていきましょう。【効率化のために「作り置き」を】自炊をしている場合でも、一人暮らしでは毎日必ず料理をしている人はそれほど多くありません。その継続の秘訣は「作り置き」をすることです。■「自炊をする時、食材を買う時、ひとり用だと割高になってしまうので、量を作り数日にわたって食べられれば、平均すると安価になる」(30代男性・正社員)■「作り置きをしておくと、作る手間も少なくて済むのと、材料が残って捨てることにならない」(20代女性・正社員)■「毎日自炊をするのは大変なので、作り置きのおかずを週末に作って、2~3日で食べている」(30代女性・公務員)一度に多くの量を作って保存し「作り置き」を実践している、という意見が多く集まりました。なかには“週に一度”というように、料理する日を決めて台所に立っている人もいます。時間的に効率が良いだけではなく、食材や光熱費という面についても、作り置きをすることにはメリットがあるのです。【「冷凍保存」は基本】一人暮らしの自炊には「冷凍保存」も欠かせません。冷凍保存をうまく自炊に組み込めば、バランスの良い食事も実現できます。■「平日は忙しく土日は暇なので、冷凍を作り置きするといつでも食べられて楽。」(20代女性・学生)■「とりあえず、ご飯は多く炊く。その上で冷凍保存すれば保温するより、電気代が安くなるし、ご飯も長持ちするから」(30代女性・アルバイト)冷凍できるおかずを作っておくと、食べる時はレンジだけで簡単に出来あがり。疲れて帰ってきた平日の夜などは、食事をさっと済ませてしまいたいものです。そういう時も外食や出来合いのものではなく自分で作ったものであれば、安心できますし安く収まります。「冷凍ごはん」は多くの人が基本として行っています。ひとり分の米を炊くのは面倒ですし、時間も光熱費もかさむ一方。ご飯だけでも多めに炊いて冷凍しておけば毎回の手間を減らせますし、弁当を買うよりもリーズナブルです。【意気込みすぎには要注意】■「安いからといって買いだめようとすると、使い切れずに結局高くつくこともあるから」(20代女性・学生)■「あまり気合い入れて自炊するのではなくて、簡単な料理で野菜を使うことを意識してます」(30代男性・正社員)継続して自炊していくためには、あまり張り切り過ぎないことも重要。「無駄な買い物をしないようにする」を心がけている人が多くいるように、一人暮らしの自炊では自分が消費できる量をしっかり考えて買い物をする必要があります。そして作る料理に関しても、レパートリーを増やすことは大切ですが、続けられるような料理で栄養をとることを意識することがポイントとなります。3. やっぱりカレー?一人暮らしで定番の料理それでは、実際に一人暮らしのみなさんはどんな料理を作っているのか聞いてみました。【カレー】■「やっぱり一人暮らしなら定番だし、深く考えなくても作りりやすいので楽だから」(30代男性・正社員)■「給料日前などお金がなくて厳しい時はカレーを作ってずっとそれを食べる」(20代女性・正社員)やはり定番はカレー。そもそも好きな人が多いうえに、作りやすくて日持ちします。材料にもよりますが冷凍保存も可能なので、一人暮らしにはぴったりな料理です。【野菜炒め】■「炒めるだけなので楽チンでなにより野菜を摂れることがポイント。一人暮らしだとどうしても野菜不足になりがちなので、意識して野菜を食べるようにしています」(20代男性・学生)■「切って炒めるだけなので簡単だし、多くの食材を使うことができるから」(20代女性・正社員)野菜炒めも簡単で、不足しがちな野菜を摂るのに最適です。忙しい人はスーパーのミックス野菜などを使用するという手もあります。【丼もの】■「ご飯を炊いてあとはなんでも乗せれば丼になるから。手軽で、冷凍しておける具を作ることもある」(20代女性・学生)■「ひとつの器で済むので、洗いものが少なくなる。食べる時間も短縮されるように感じる」(20代女性・正社員)丼ものはひとつの器だけで満腹感を得られやすく、一人暮らしでは実践している人もたくさんいることがわかりました。パスタや麺類、チャーハン・オムライスなどをよく作るという人もいました。一品で満足できるような料理が好まれていると言えるでしょう。■「パスタは作るのが簡単でそこそこ美味しいから。ソースも市販のものがたくさん売っているのも理由のひとつ」(20代男性・学生)■「チャーハンなら余った冷凍ご飯と冷蔵庫にある半端の野菜を一気に整理できるから。おかずがなくても食べれるし、味付けをちょっと変えるだけで飽きない」(30代女性・無職)■「オムライスはたまに作ります。手軽に作れますし、具材を多く入れればこれ1品で満腹になります」(30代女性・アルバイト)■「基本的には麺類が中心となって、うどん・そば・ラーメンあたりをローテーションしている」(20代女性・正社員)他には、パスタ用のミートソースを作り置きしたり、餃子を大量に作って冷凍しておくという人もいます。一人暮らしでの自炊では、「簡単」「早い」「作り置きできる」というような点が重要視される場合が多いのです。4. 簡単に美味しく。一人暮らしに欠かせない食品や調味料カレーや野菜炒めといった料理が、やはり一人暮らしでは手軽でよく作られていますが、一人暮らしの料理に欠かせない食品や調味料についても聞いてみました。【めんつゆ】■「これ一本に出汁も醤油も完璧な配合で入っているので、何に入れても美味しくなります」(30代男性・正社員)■「めんつゆこそ万能です。納豆にも焼きうどんにも煮物にも何にでも使えます。飲食店勤務の知人もまかないはめんつゆを良く使うといっていました。わざわざダシを取らなくても入っているの」(30代女性・正社員)「めんつゆ」が欠かせない、という声が多数挙がりました。和風料理の味付けはなんでもめんつゆ、という人がいるほど。家庭料理には使い勝手がよく、手間なく安定した美味しさが出せるので人気があります。【もやし】■「もやしはいろいろなカサ増しに使えるので、常に冷蔵庫の中にある」(20代女性・正社員)■「もやしが一番だと思います。簡単に安くかさを増やせるので非常に有用です」(20代男性・個人事業主)食品については「もやし」が圧倒的な支持。和洋中幅広い料理に使うことができ、何より安価であることが一人暮らしにはもってこいです。【焼肉のタレ】■「一人暮らしの自炊に便利な調味料といえばやっぱり焼肉のたれ!味がなんとも絶妙でいろいろなものに合います。もちろんご飯にも合うのでおかずとして申し分なし!」(20代男性・学生)■「味を変えたい時など、焼き肉のタレがあれば濃いのでどんな料理にでも使えると思うため」(20代男性・正社員)男性に人気があったのが「焼肉のタレ」。これがあれば、炒めものは簡単にご飯が進む味付けになります。自炊と言えるかは別として、ご飯にかけて食べるという人もいるほどでした。5. 買い出しは最低限に!生活スタイルに適したお買い物を自炊をしていている人も、必ずしも毎日きっちり料理をしているとは限りませんでした。一人暮らしでは作り置きや冷凍保存の活用が自炊を続けるコツ。料理と同じく毎日ではないにしろ、自炊をするにはスーパーなどで食材を買う必要があります。買いものは回数・内容ともに最低限に抑えたいものですが、一人暮らしのみなさんがどれくらいの頻度で買い出しに行っているのか聞きました。ほとんどの人は週に1回から数回ほど、スーパーでの買いものをしています。食品の鮮度を考えるとおおよそ週ごとの買いものが必要となりますし、あまり頻度が少ないと食材の量に見当をつけるのが難しくなります。週に何回行くかは、それぞれのライフスタイル次第でしょう。【週に1回】■「スーパーに行くとつい特売品を買ってしまったり、と無駄な出費が予想されるので週に1回と決めて、買うものも事前に決めてから行きます」(30代女性・個人事業主)■「週に一度買って来て、その日にすべて調理してしまう。保存して食べるという感じ」(20代女性・正社員)■「平日は仕事で忙しいので、休日にまとめて買います。無駄買いが減るので節約にもなります」(20代女性・正社員)週に1度、一週間分の食材をまとめて買うという人が多くいます。作り置きとうまく組み合わせて、買い物と料理の手間や時間を最小限に止めることができます。【週に数回】■「スーパーへ行きやすい事が前提ですが、買い置きしているとつい消費してしまうので必要な分だけを細かく買うようにしています」(30代男性・無職)■「冷蔵庫が小さいのであまりたくさんの食材を買い置きできないし、余らせてしまうのがもったいないから」(20代女性・学生)■「ほぼ毎日。食材の買い溜めをするとかなりの高確率で使い切れず捨てることになるので、一日に使う量を毎日買う。ただし野菜は少量だと高くつくので一玉や半玉で買って数日に分ける」(30代男性・アルバイト)必要な量をその都度買ったほうが無駄を出さずに済むという考えのもと、こまめに買いものをする人も多くいることがわかりました。肉や魚などを冷凍しない場合、材料の鮮度も考えてこれくらいの頻度で買いものをすることになります。一人暮らしの食材の買い出しでは、使う量をしっかり見極める必要があります。うっかり料理を作りすぎることもありますので、材料を買う時点から食べる量と買い物をする頻度を考慮することが大切です。とはいえ、少量ずつの買いものでは高くついてしまう場合が多いのも事実。そういう場合は、冷凍保存や作り置きというワザを効果的に活用してみましょう。時間と食費の節約をしながら自炊を続けることが出来そうです。まとめ家族がいる場合は家で作ったものを食べるのが普通でも、一人暮らしでは時間や手間の都合上、外食や出来合いのものを食べるという機会が多くなりがちです。しかし栄養が偏るのを防ぐため、また食費を節約するために多くの人が忙しい日常のなかでも自炊をしていることがわかりました。また料理や買い出しは、決して毎日する必要はありません。生活スタイルにもよりますが、作り置きや冷凍保存をうまく活用することにより、時間もお金も効率的に使いながら自炊を続けることができます。自炊したいと思いつつ、面倒で……という方は、この機会にぜひチャレンジしてみてください。アンケート期間:2017年3月24日対象:20代〜50代の学生、正社員、派遣社員、パートアルバイト、個人事業主、無職の方アンケート総数:50
2017年04月28日一人暮らしの時、レイアウトで悩む人は多いのでは。家具の配置ひとつで部屋の雰囲気は様変わりします。せっかくなら使いやすい家具の配置にしたいし、収納もきちんと揃えたいものです。そこで独身の男女50名に一人暮らしのレイアウトについて調査。部屋をおしゃれで快適な空間にするアイデアを紹介します。一人暮らしを始めた時、多くの方が悩む「部屋のレイアウト」。実家にいた頃とは違い、好きな家具を自由に選ぶことができるため、何も考えずに買って配置してしまいがちです。その結果、部屋はどこか散らかった印象になり、納得のいかないレイアウトになってしまったということはありませんか?狭い部屋では、どのような対策をすればよいのでしょうか。今回は20〜30代の一人暮らしの独身男女50名に「一人暮らしのレイアウト」について聞きました。生活空間をおしゃれにかつ住みやすくするためのアイデアを学んで、自分好みの部屋作りを目指しましょう。■目次1.6割以上が「レイアウトを意識」2.ストレスなく、快適に過ごせるレイアウトにしたい3.「代替品」でスペース改革。6割以上が「ソファ」を省く!4.無駄なものは買わない・置かない!収納スペースは工夫次第5.実践者の多い「色の統一」。誰が見ても「おしゃれ空間」にまとめ1. 6割以上が「レイアウトを意識」「レイアウトを気にしていますか」という質問に対し、半数以上が「はい」と回答。いったいどんなことを意識しているのでしょうか。■「部屋が広くないため、デットスペースをなるべく作らないように考えています。」(20代男性・個人事業主)■「より効率的に過ごせるように、一人暮らしで部屋のレイアウトは気にしています。」(30代男性・正社員)■「友人がしょっちゅう遊びに来るから、おしゃれな部屋を意識しています。」(20代女性・正社員)「快適に素敵な暮らしができるよう、いつも部屋のレイアウトは気にしている」という意見もあるように、自分の快適さを求めてレイアウトを気にする方がいる一方で、友人を招くことがあるから綺麗に保っていたいという意見もあるようです。一方で「いいえ」と答えた方も3割以上と少なくありません。■「最低限の部分だけどうにかなっていれば後は特に気にならないです。」(30代女性・正社員)■「レイアウトより書物の置き場所、とにかく本の置き場所を確保することが最優先です。」(30代男性・正社員)■「レイアウトを気にするほど部屋が広くない。家具を置く位置が決まっている。」(20代女性・正社員)とくに「部屋が狭いのでレイアウトを気にしてもどうしようもない」という意見も多くありました。生活に必要な家具や、趣味のものを置くだけでスペースが限られてしまうため、一人暮らしでレイアウトを気にしない方は少なくないようです。一人暮らしの部屋は「自分だけの城」だからこそ意見はさまざま。部屋が狭い場合、レイアウトそのものを意識しない方もいるようですが、狭い部屋だからこそ家具や家電の配置を工夫してなるべく快適に過ごせるような空間作りを目指したいものですね。2. ストレスなく、快適に過ごせるレイアウトにしたいレイアウトで1番気にしているのは「快適に過ごしやすいかどうか」。それはなぜでしょうか。■「掃除がしやすいように床にはなるべくものは置かないようにします。そしてものは増やさないようにします。」(30代女性・正社員)■「一人暮らしでのんびり落ち着ける場所は家にいる時なので、とにかく居心地のいい空間であることを意識している。」(30代女性・正社員)多くの方が「自分の部屋でストレスを溜めたくない」と考えています。気持ちよく生活できるように、部屋に置くものを最小限に抑えたり、掃除のしやすい空間にすることは大切なポイントのようです。また次に多かった意見は「スペースの有効活用」。■「限られたスペースをどのようにして効率的に利用するかを気にかけます。」(20代男性・正社員)部屋の間取りをどれだけ有効活用できるか、デッドスペースのないように配置できるかを工夫している方も多いようです。また、レイアウトを考える際に「テーマを決める」と答えた方もいました。■「レイアウトのテーマを決めて、明るい雰囲気をイメージして部屋を整えました。」(20代男性・正社員)■「レイアウトを変える時にテーマを決めて、それに合うように雑貨などを買い足しています。」(20代女性・正社員)テーマを決めて家具や雑貨を揃えれば、統一感は出てきますよね。明るい雰囲気で統一すれば気分はつねに爽やかな気分になれるし、少し落ち着いた雰囲気にこだわれば大人の空間を演出出来ます。またワンポイントで植物などの緑があれば、癒しの空間にもなります。3. 「代替品」でスペース改革。6割以上が「ソファ」を省く!こちらの質問は複数回答式でお答えいただきました。6割以上と圧倒的に多い意見だったのが「ソファ」。その理由はなんでしょうか。■「ソファを置いてしまうと幅をとるので、置かないようにしていた。座布団を引いて座っていた。」(20代女性・正社員)■「ソファは畳んだり押し入れに入れたりできないから、座る時はイスor座布団です。」(30代女性・個人事業主」■「お金がかかり、場所を取る。1番使わない可能性が高いのに場所だけとるから。」(30代女性・パート)たとえひとり掛けのソファだとしても、場所をとってしまうことが悩みのタネ。「ソファがなくても困らない」と意見がある一方で、ソファを置きたい気持ちを我慢する代わりに座布団や座椅子を床に置く方も多いよう。確かに部屋のスペースを有効活用したい方にとって、必要のない時に収納できる座布団や座椅子は便利ですね。また「ベッドがソファの代わりになるから必要ない」という意見も多く見受けられました。ベッドサイドに腰を掛けてくつろぎ、疲れたらそのまま横になることもできるので、ベッドはくつろぐ場所としても問題なし。部屋のスペースの有効活用にもつながりそうですね。その次に多かった置いていない家具・家電は「テレビ台」と「デスク」でした。■「テレビは嫌いなのでテレビは持たないようにしていますし、動画はパソコンで事足ります。」(20代女性・学生)■「テレビ台というより、テレビそのものを持っていないから。パソコンがあれば必要ない。」(30代男性・パート)テレビ台に関しては「そもそもテレビが家にないためテレビ台が必要ない」という意見が多くありました。テレビがなくても、パソコンだけでアニメやドラマ、映画など、さまざまな映像コンテンツを見ることができるため、家でくつろぐにはパソコンだけで問題ないということですね。デスクは、デスク作業をする必要があるかどうかで意見が分かれるようです。■「ご飯を食べるためのテーブルがあれば十分なので、デスクは購入していません。」(30代男性・正社員)■「折りたたみ式のデスクは一応ありますが、場所をとるのでほぼ出しません。テーブルでほとんどの作業をするようにしています。」(30代女性・正社員)家でパソコン作業をされる方からは「やっぱり机と椅子で作業したいがスペースが足りない」という意見もあり、仕方なく低いテーブルで作業している方も。効率的な住まい作りは、妥協も必要なようです。すべての家具を揃えるのではなく、「どんなくつろぎ要素が欲しいか」で家具を選ぶ方が多いように感じました。ソファとベッド、テーブルとデスクなど、兼用できる家具は一方を省くことでスペースを有効活用しているようです。4. 無駄なものは買わない・置かない!収納スペースは工夫次第「一人暮らしはやっぱり無駄が大敵」。そう考えている方が多いようで「無駄なものを置かないようにしている」という意見は3割を超えています。その中から多かった意見を見てみましょう。■「無駄なものは“買わない・置かない”を意識している。常に整理整頓。」(30代女性・正社員)そもそも購入時の無駄をなくすことで部屋のスペースを確保しているようです。とても理にかなっており、節約にもつながるので、ぜひとも真似したいところですね。■「部屋がかなり狭いため余計なものは置かないようにしています。ものが増えると生活しにくくなります。」(20代男性・正社員)■「ものを減らすことでものを無くしたりせず、スペースも有効活用できるので生活しやすくなります。」(20代女性・正社員)確かにものが増えすぎた結果、どんどん生活スペースが小さくなるので住みにくくなってしまいます。床にものを置き始めたら足の踏み場もなくなることに……。それだけは避けたいものですね。また、物を少なくすることで、物をなくすリスクを減らすというユニークな意見もありました。なくし物が多い方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。次に多かった意見は「デッドスペースを収納にするようにしている」というもの。■「もともと収納スペースが狭い部屋なので、突っ張り棒などを使ってデッドスペースを有効活用するようにしているから。」(30代女性・パート)■「ベッドの下に収納引き出しが付いているベッドを購入して、衣類などはそこに収納している。」(20代女性・正社員)部屋の間取りによっては、首を傾げてしまうようなデッドスペースがあるものです。空間の有効活用するために、突っ張り棒や収納用品を検討してみましょう。5. 実践者の多い「色の統一」。誰が見ても「おしゃれ空間」にいつ来客があってもいいように、部屋はおしゃれに保っていたい。その方法として「家具の色を統一する」ことを意識されている方は半数以上もいました。■「家具の色を統一すれば落ち着ける空間になるし、家具はシンプルでも小物でおしゃれに飾れる。」(30代女性・パート)■「部屋の統一感は重要。色を統一するのが1番だと思います。」(20代男性・個人事業主)おしゃれな雰囲気を演出するためには「シンプルで統一感のある家具を配置すること」。色や明るさ、スチールやウッドなど、素材を決めることでレイアウトをまとめやすくなります。またおしゃれな空間を演出するために「絵や写真を壁にかけてみる」と答えた方もおよそ3割いました。■「絵を飾ると見ていて癒されるし、部屋の格調もちょっと高くなったような気分になるから。」(20代男性・正社員)■「旅行によく行くので、旅先で買ったポストカードをマスキングテープで縁取って、額のようにして貼っている。」(20代女性・学生)自分の好きな絵や写真がある空間は癒されるし、おしゃれにも感じられますよね。マスキングテープでの貼り付けならば綺麗にに剥がすこともできるので、引っ越しの時も安心。簡単に部屋の雰囲気を変えたいなら絵や写真をかけてみるといいかもしれません。そのほかにはこんな意見も。■「おしゃれな空間は匂いから。お気に入りの香りに包まれる生活は気分が上がります。それとものをあまり置かず、すっきりとした印象の部屋にしています。片付けも楽です。」(20代男性・学生)好きな絵や写真に囲まれ、好きな香りに包まれる。自分だけの空間だからこそ、こだわってリラックスできる場所にしたいですね。まとめインテリアを工夫できるようになれば、いらないものを買わないようになるため、節約にもつながります。レイアウト変更を検討してみることで自分の生活方法の見直しにもつながるかもしれません。部屋の空間には限りがあります。どの家具を配置するのか、収納スペースをどのように確保するのか、ひとりで考えていてもなかなか答えはでてこないもの。レイアウトにお悩みの方は、快適な部屋にするために今回のアンケートを参考にしてみてください。アンケート実施日:2017年3月24日(金)対象:20代〜30代の独身の男女、無職、学生、正社員、個人事業主、パート・アルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月28日一人暮らしを始めたら、好きな時間に出かけたりインテリアにこだわったりと楽しみは尽きないものです。しかし、女性の一人暮らしにはストーカーや下着泥棒、侵入など様々な危険が存在します。そこでこの記事では、一人暮らしを始める女性の皆さんが安心して生活できるよう、物件選びのポイントや防犯対策をご紹介します。安全で楽しい新生活を送るために、ぜひ参考にしてみましょう。物件選びでおさえておきたいポイント物件選びで1番こだわりたいのは、安心して暮らせる物件を選ぶことでしょう。まずは、安全な物件選びのために押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。【ポイントその1】オートロックが備わっているかオートロックがあると、不審者がマンション内に侵入することを防げます。モニター付きのインターホンであれば、さらに安心して暮らせるでしょう。ただし、オートロックがあっても不審者は住人と一緒に侵入したり、塀などを伝ってベランダから侵入したりする可能性があります。そのため、オートロックがあるからと言って100%安全ではないということを意識しておきましょう。【ポイントその2】侵入されやすい位置ではないか2階以上や最上階でも塀や屋根を伝って不審者が侵入する心配はありますが、特に1階は注意が必要です。道路に面した窓や垣根からの侵入だけでなく、浴室を覗かれたり下着を盗まれたりする可能性があるので基本的には避けましょう。【ポイントその3】いつも管理人がいるか物件の中には、管理人がいても午前中や夕方に帰ってしまう物件が見られます。防犯のためには管理人が24時間常駐している物件や、住み込みのオーナーが居る物件を選ぶと良いでしょう。【ポイントその4】防犯カメラが設置されているかエントランスや駐輪場など、マンション周りに防犯カメラがあると防犯対策になります。小さなマンションでは難しいかもしれませんが、戸数の多いマンションは設置している場合が多くなっています。【ポイントその5】防犯性の高い鍵が付いているか以前の入居者と同じ鍵の場合は、管理会社に相談して変えてもらうのが良いでしょう。比較的防犯性が高い鍵としては、以下の3つが挙げられます。・マグネットシリンダー鍵の側面にマグネットが埋め込まれたタイプの鍵です。シリンダーと呼ばれる鍵穴内部とマグネットのS極、N極の配列が一致しない限り開錠しないため、防犯性が高いと言われています。・ピンシリンダー鍵の側面に凸凹が施されたもので、シリンダー内部に付いたバネ状のピンと、鍵本体の凸凹が一致することで開錠する仕組みです。現在使われている多くの鍵がこのタイプです。・ディンプルシリンダーピンシリンダーと同じく、鍵表面の凸凹とシリンダー内部のバネ状のピンが一致することで開錠する仕組みです。ピンシリンダーよりもさらに複雑な作りになっており、鍵の表面に凸凹のくぼみが多数付いているのが特徴です。これらのポイントの多くを満たしているのが、「女性専用物件」です。物件情報を調べると女性が暮らしていることが明らかなため、「不審者に狙われやすいのでは?」と思われがちですが、女性が安心して生活できるよう特に防犯に力を入れている物件が多くなっています。ただし、女性専用物件は他の物件に比べて家賃が割高なことや、男性を家に呼ぶことができないなどの難点があります。また、女性専用物件でも防犯対策が十分に施されていない場合があるため、女性専用物件だからと過信せず、ご紹介したポイントを参考にしながら慎重に選びましょう。では次に、実際に気に入った物件が見つかった時にチェックしておきたいポイントを3つご紹介します。【チェックポイントその1】周りの環境、人通りマンションの周りに人目につかない雑木林や河川敷がないか、辺りが治安の悪いエリアではないかについては、実際に訪れて確かめてみましょう。また、日中と夜間では町の雰囲気が変わる場合もあります。気になる物件が見つかったら、時間を変えてチェックしてみることが望ましいです。【チェックポイントその2】近隣住人入居前に近隣住人の情報を教えてもらうことは難しいですが、単身世帯の多いマンションなのか、ファミリー世帯の多いマンションなのかなど、大まかな雰囲気については事前に尋ねてみましょう。ファミリー世帯が多い場合は子どもの声や騒音の心配はあるかもしれませんが、子どもの数だけ保護者の目があるため、防犯上は安心できる物件も多く見られます。【チェックポイントその3】普段使う予定の道実際にその物件に住んだ場合に、普段使う予定の道を歩いてみるのも大切です。駅までの時間を計ってみたり、近くに遅くまで開いている店やコンビニがあるか確認したりなどをすると、実際の生活をイメージしやすくなります。また、夜遅くに帰宅することが多い場合は、帰宅時間に合わせて歩いてみると日中には気が付かなかった思いがけない死角を見つけることができるかもしれません。実際に暮らすのは「ひと部屋」でも、生活するのはその「町」です。ご紹介したように、物件を選ぶ時には契約する部屋だけでなく、建物の周りや近隣の環境など普段の生活をイメージしながら実際に歩いてみるのがおすすめです。要注意!こんなNG行動、していませんか?実際に一人暮らしを始めてみると、「今まで意識していなかったことが実は危険だった…」という場合もあります。以下では、普段から気をつけておきたいNG行動を見てみましょう。【NG行動その1】フルネームで表札を出しているフルネームの表札は、個人情報悪用の恐れがあります。表札は出さない、もしくは苗字のみにしておきましょう。苗字だけの場合でも、女性と分かるような可愛らしい飾りやデザインのものはできるだけ控えるのが安心です。【NG行動その2】洗濯物を外に干している女性ものの衣類や布団カバーばかりを干していると、女性の一人暮らしだと悟られるだけでなく、衣類や下着を盗まれる恐れがあります。ベランダに干す場合には、目隠しシートを張るなど外から見えないよう工夫をしましょう。防犯のため、男性もののシャツや下着などを一緒に干しておくのも効果的な手段です。【NG行動その3】決まったコンビニばかり利用している毎日の買い物や、公共料金の支払いをコンビニで済ます方も多いのではないでしょうか?しかし、毎回決まったコンビニばかり使っていると、買い物の内容から一人暮らしであることや生活パターンを把握されたり、おおよその住所を知られたりと被害につながる可能性もあります。【NG行動その4】女性と分かるカーテンをつけている外から見える窓に女性の部屋だと分かるような可愛らしいカーテンをつけるのも、狙われる可能性があるため控えたほうが良いでしょう。どうしても可愛らしいものを付けたい場合にはカーテンを2枚重ね、外から見えるのは性別が分からないようなものにするなど工夫をしましょう。【NG行動その5】窓を開けたまま寝る部屋が2階以上でも、上階からの侵入や塀や植木を足場にした侵入が考えられるため、窓を開けたまま寝るのは危険です。夏場はエアコンや扇風機を活用し、就寝時は必ず施錠をしましょう。【NG行動その6】無防備な恰好でベランダに出る一人暮らしに慣れてくると、つい無防備な恰好でベランダに出てしまったり、カーテンを開けたまま着替えてしまったりする方が見られます。しかし、いつどこから、誰に見られているか分かりません。少しの時間でも人目に触れる可能性がある場合には、服装に気をつけましょう。【NG行動その7】知らない人でもすぐにドアを開けて対応宅配業者やガス、電気などの点検業者、郵便局員などを装った不審者がいる可能性もあるため、簡単に玄関ドアを開けて対応するのは危険です。宅配や郵便の場合は、インターホンで送り主の名前を確認するのが良いでしょう。また、ガスや電気の点検は前もって予定日や時間を知らされる場合が多いので、点検の案内が来ていないかポストのチェックは小まめに行いましょう。【NG行動その8】夜、音楽を聴きながら歩いて帰る夜間は特に不審者に狙われやすい時間です。イヤホンで音楽を聴きながら歩いていると、背後に迫る不審者に気付けなかったり、事故に巻き込まれたりと被害に遭う可能性もあるため控えましょう。同じく、社会的にも問題になっている「歩きスマホ」も危険を伴うので注意してください。【NG行動その9】SNSで個人情報を投稿する住居の外観だけでなく、内装の写真や勤務先の情報から住所や個人を特定される可能性もあります。SNSの投稿は鍵付きの投稿にしたり、特定の友人や知人のみが閲覧できるような設定にしたりなどの工夫することが大切です。また、写真から位置情報が公開される設定になっていないか、今一度確認しておきましょう。【NG行動その10】生活パターンが決まっている家の出入りの時間帯や同じ曜日に出掛ける場所などが決まっていると、生活パターンが把握されて待ち伏せやストーカー、侵入の被害に遭う可能性が高まります。生活パターンを変えるのは簡単ではありませんが、時には違った時間に家を出たり、いつもより早く帰宅したりするなどリズムを変えてみると良いでしょう。これらのNG行動を意識して改めるだけでも防犯になりますが、さらに今すぐ取り入れたいOK行動も確認しておきましょう。【OK行動その1】しっかりと施錠を行う防犯上、施錠は最も基本的なポイントです。玄関に入ったらすぐに鍵とチェーンをかけましょう。短時間でも外出をする際には、玄関だけでなく窓も施錠することが大切です。【OK行動その2】露出の多い服装は避ける不審者はどこでターゲットを物色しているか分かりません。露出の多い服装で隙を見せてしまうと、ストーカーなどに発展する可能性があるため気をつけましょう。【OK行動その3】ポストに鍵を付けるポストの部屋番号と郵便物を出し入れする住人が特定されれば、それだけで女性の一人暮らしだと知られてしまいます。また、届いた郵便物から氏名や電話番号など個人情報が洩れる可能性もあるため、ポストには市販の南京錠やロックを付けると良いでしょう。役立つ防犯グッズを活用しよう万が一の時に身を守ってくれる防犯グッズ。最近はデザインも豊富であり、ホームセンターなどで簡単に手に入れることができるため用意しておくと良いでしょう。以下では、女性の一人暮らしで役立ちやすい防犯グッズをいくつかご紹介します。【その1】防犯ブザー外出時に不審者に遭遇した時や、助けを求めたい時に便利な携帯用のブザーです。キーホルダータイプのものや首から掛けられるタイプのもの、ボタンでブザーが鳴るものや紐を引くものなど様々なタイプが販売されています。実際に手に取って使いやすいものを選びましょう。400円~1,000円程度で購入できます。【その2】衝撃検知アラーム窓に設置するタイプのものであり、窓ガラスの衝撃や開放を検知すると大音量の警報音が鳴ります。ONとOFFのスライドスイッチで簡単に操作できるタイプもあり、在宅中や窓の開け閉めの際などに誤作動の心配はありません。在宅中でも、入浴時など部屋を離れる時にはスイッチをONにしておけば安心です。1,000円~2,000円程度で購入できます。【その3】センサーライト玄関に設置しておくと人が通る度にライトが付くので、防犯効果を期待できるグッズです。賃貸の場合は設置が難しい場合があるため、勝手に設置せず一度オーナーや管理会社に相談してみましょう。3,000円~10,000円程度で購入できます。【その4】ガラス用防犯フィルム窓ガラスに貼っておけば、ガラスを割って侵入されることを防げるグッズです。最近では、女性に嬉しいUVカット加工の製品も売られています。3,000円~5,000円程度で購入できます。【その5】ガラス用目隠しフィルムガラスに貼って、室内が見えることを防ぐフィルムです。半透明のものから模様や色の入ったものまで様々な種類がありますが、女性の一人暮らしだと知られないようなシンプルなものがおすすめです。10cm単位で購入できる製品もあり、部屋の窓に合わせて選ぶことができます。値段は製品によって差がありますが、10cm当たり200円程度で購入でき、縦横のサイズが決まったものだと2,000円~5,000円程度が一般的です。【その6】窓サッシ用補助ロック窓のサッシに後付けできる補助ロックです。安いものだと数百円で購入できるため、どの窓にも付けておくと安心です。大きさや強度により異なりますが、700円~2,000円程度が一般的な価格となっています。【その7】盗聴、盗撮機発見センサー留守の間に忍び込まれたり業者を装ったりなど、盗聴器や盗撮カメラを仕掛けられる可能性もゼロではありません。これは、盗聴器や盗撮カメラの電波を受信すると光と音で知らせてくれる防犯グッズです。コンパクトなものは持ち運びにも便利なため、外出先のトイレや更衣室などでも活用できます。3,000円~5,000円程度で購入できます。まとめ気をつけるべきポイントやNG行動がたくさんあり、一人暮らしが不安になってしまった方もいるかもしれません。しかし、住む場所や人数に関わらず、常に防犯意識を持っておくことはとても大切です。これを機に、日頃の暮らしや行動を見直してみましょう。防犯対策をしっかりと行って、新生活を楽しんでください。
2017年03月30日一人暮らしの家賃はどの程度を目安にすればよいのでしょうか。これから一人暮らしを始めようとしている人はもちろん、すでに一人暮らしをしていて家計を見直したいと思っている人にとっても気になるところですよね。今回は、一人暮らしの家賃の目安について解説します。一人暮らしの平均家賃は?一人暮らしの平均家賃についてはさまざまな調査結果があります。以下で見てみましょう。【首都圏・関西・東海エリアにおける一人暮らしの平均家賃】調査によると、首都圏、関西および東海エリアに住む20代の一人暮らしの家賃は、平均で65,723円となっています。ただしこの数値には地域差があるのも実情です。首都圏の平均家賃は70,414円である一方、関西エリアの平均家賃は58,705円、東海は54,388円となっています。首都圏の平均家賃が高いのは、地価と比例した結果だといえるでしょう。したがって地価が低めであるほかの地域については、関西・東海エリアよりもさらに平均家賃が低めだと考えてもいいかもしれません。なお内訳を見てみると、一番割合が多かったのが60,000円台で28.7%、次いで50,000円台で26.3%、そして70,000円台が15.8%となっています。【学生の一人暮らしの平均家賃】社会人と学生でも家賃の平均は異なります。首都圏の学生に対して行った別の調査によると、新入生の平均家賃は56,551円となっています。社会人も含めた首都圏の平均家賃と比べると20,000円程度の開きがあるという結果です。【一人暮らしの部屋の間取りと広さ】家賃額を決める要因のひとつに、部屋の間取りと広さがあります。調査によると、首都圏・関西・東海エリアにおける一人暮らしの部屋の専有面積は、平均27.4平方メートルという結果です。エリア別に見ると、首都圏の平均は26.8平方メートルである一方、関西は29.3平方メートル、東海が28.0平方メートルという結果で、首都圏の一人暮らしのほうが部屋が狭い傾向にあるといえます。また間取りについては、50%以上が1Kという回答をしています。次いでワンルームが17.3%、1DKが11.2%です。以上を踏まえると、20代一人暮らしの部屋の平均像は、キッチン+7~8畳程度だといえるでしょう。【一人暮らしの間取りと家賃相場】ワンルームは、キッチンとリビングのあいだに仕切りがない間取りのことを指します。ワンルームの物件でも風呂とトイレが別だったり、収納が充実していたりする部屋もあるのが最近の特徴です。安い家賃でも幅広く選べるといえるでしょう。先述の調査でもっとも割合の高かった1Kは、キッチンとリビングのあいだに仕切りがあり、4.5畳未満のキッチンスペースがある間取りです。目安としては、専有面積が20平方メートル未満であればユニットバスでリビングは6畳前後、専有面積が20~25平方メートル未満であれば風呂・トイレ別でリビングが8畳程度、専有面積が25平方メートル以上であればさらにキッチンにも2畳ほどの広さが確保できる程度だと考えられます。1DKは、キッチンとリビングのあいだに仕切りがあり、4.5畳以上のダイニング・キッチンスペースがある間取りです。とはいえ、たとえば専有面積が25平方メートル程度だと、DK部分には小さなテーブルがギリギリ置けるくらいで、あまりダイニングという感じはしないかもしれません。一方で専有面積が40平方メートル以上ある1DKであれば、風呂・トイレなどの水回りとダイニングのあいだに仕切りがある物件もあり、余裕を持って食事や料理ができるでしょう。東京都におけるワンルーム、1K、1DKの間取りの家賃相場は、市部では46,000円~60,000円程度となっています。23区では幅があり、60,000円~120,000円程度です。大阪府におけるこれらの間取りの家賃相場は、最高が大阪市西区で68,000円、最低が河内長野市で34,500円程度です。地域によって差はありますが、東京ほどではないといえます。愛知県におけるこれらの間取りの家賃相場は、最高が名古屋市東区で64,000円、最低が瀬戸市で34,000円程度となっています。大阪よりもさらに家賃の地域差が小さい傾向にあるといえるでしょう。家賃上限は「手取り額の30%程度」が目安これから一人暮らしを始めようとする人は、どのくらいの家賃の部屋を選べばいいのでしょうか。以下で目安の算出方法について解説しましょう。【収入別、家賃上限の計算の仕方】一般的に、一人暮らしの家賃の目安は「月の手取り額の30%程度が上限」といわれています。たとえば月収が手取りで200,000円の場合、家賃上限は以下のように計算します。200,000円×0.3=60,000円つまり、家賃は50,000円台~60,000円であれば安心だといえるでしょう。このとき、社会保険料などを差し引いた手取り額で計算するのがポイントです。また管理費や共益費も含めて計算すると、負担感がよりはっきりわかります。なお首都圏・関西・東海エリアで20代の一人暮らしについて調査した結果によると、年収は2,000,000~3,000,000円未満が30.6%、3,000,000~4,000,000円未満が27.8%となっています。つまり月収に換算すると170,000円~330,000円程度です。平均家賃は先述のとおり65,723円ですから、65,723円÷0.3≒219,077円という計算になり、だいたい月収の30%の範囲内に収まっていることがわかります。ただし必ずしも30%が上限というようにはいかないこともあります。たとえば月収が120,000円の場合、家賃上限は以下のように計算します。120,000円×0.3=36,000円首都圏などで家賃が30,000円台の物件を探すのはなかなか大変でしょう。生活費との兼ね合いを考えながら、家賃を30%より高く見積もらなければなりません。上記の例の場合、単純に計算して、120,000円-36,000円=84,000円が生活費になります。この生活費をたとえば4,000円削れば、40,000円の部屋に住める計算になります。逆に生活費がもっとかかるといった場合には、家賃を30%よりも低く見積もる必要があるでしょう。以下は月収ごとの家賃の目安です。参考にしてみてください。・月収120,000~150,000円まで:家賃40,000~50,000円・月収150,000円~200,000円まで:家賃50,000~60,000円・月収200,000円~300,000円まで:家賃60,000~80,000円・月収300,000円以上:家賃80,000~100,000円【家賃が高いなと思ったら】すでに一人暮らしをしている人が、「月収の30%」以上の家賃を払っている場合は、少し高めの印象です。その場合は、家賃の低い部屋に引っ越すのもひとつの手でしょう。引っ越しには費用がかかりますが、長期間住むのであれば、引っ越したほうが節約になることもあります。また数千円程度家賃を下げたいと思うのであれば、家賃交渉をして家賃を下げてもらうことも可能です。交渉は契約更新時に行います。特に同じ建物内に空室が複数あるタイミングは、大家さんも「これ以上退居してほしくないな」と思っているため交渉のチャンスです。ただし契約更新時が2月~3月の繁忙期にあたる場合は、大家さんとあいだで仲介してくれる不動産会社があまり時間を割けないため、家賃交渉が難しい可能性があります。家賃交渉をする際は、」まずインターネットなどで、周囲にある似た条件のほかの物件と家賃を比較して、家賃交渉できる材料を集めましょう。そして「更新したいのだけれど、現在の家賃だとこのまま住み続けられるかどうかが厳しく、引っ越さなければならなくなります。近隣の似たような物件と同じくらいになるように、家賃を3,000円下げてくれたら、更新してまた2年住みますので、お願いできませんでしょうか」というように、更新の意思をはっきり伝えながら交渉するようにしてください。毎月の生活費はどれくらい?理想的な割合をチェックしよう総務省が実施している「家計調査」(2016年1月~3月)によると、34歳までの単身世帯における各生活費の男女平均は以下のとおりです。【食費】食費は月48,832円が平均となっています。食費には、コーヒーなどの嗜好品代、酒代や外食代も含まれる点に注意しましょう。【光熱費】光熱費の平均は6,405円です。内訳は、ガス代約2,000円、電気代約3,000円、水道代約1,300円となっています。なお水道代は2か月に1回の請求であることが一般的です。【家具・家事】日用品などの家事用消耗品にかかる費用は、月2,657円が平均です。【被服】服や靴などの購入にかかる費用平均は、月10,336となっています。【保健医療】保健医療費の月平均は5,769円です。病院での医療費のほか、ドラッグストアなどで買った薬の代金なども含まれます。【交通】交通費は月9,155円が平均です。【通信】通信費の月平均は7,414円となっています。携帯電話代、インターネット代のほか、NHK受信料が含まる点も覚えておくとよいでしょう。【娯楽】娯楽費の月平均は、22,504円となっています。本やCDを買うお金のほか、コンサートなどレジャーに使うお金が娯楽費に含まれます。なお旅行の際に使うお金も娯楽費です。【交際費】交際費は月14,268が平均です。会社の飲み会の参加費、友だちの結婚式のご祝儀などがこの交際費にあたります。【理想的な生活費の割合】以上を合計すると、生活費の合計は127,340円です。手取り200,000円で十分収まる額だといえますよね。上記の平均額を踏まえると、手取りが月200,000円だとした場合、理想的な生活費の割合は以下のようになります。・家賃60,000円(30%)・食費50,000円(25%)・光熱費6,000円(3%)・家具・家事2,000円(1%)・被服10,000円(5%)・保健医療6,000円(3%)・交通10,000円(5%)・通信8,000円(4%)・娯楽22,000円(11%)・交際費14,000円(7%)・その他12,000円(6%)「その他」は、急な出費に備えての貯金です。手元にお金が残っていても無駄遣いせず、計画的にお金を使うよう心がけるとよいでしょう。【生活費を抑えるには】家賃は高いと感じるけど、引っ越すわけにはいかない、という場合は、生活費を削る方法を考えましょう。食費は、外食や弁当、お惣菜をできるだけ減らし、自炊を増やすことで抑えられます。また自炊をする際にも、スーパーの安売りのタイミングを活かしたり、安い食材を選んだりして工夫しましょう。安い食材には、豆腐やもやし、卵、鶏むね肉、キャベツなどが挙げられます。光熱費はなかなか減らすのが難しい項目ですが、ちょっとした無駄遣いをなくすことで節約できます。たとえば電気代であれば、電源タップを使って待機電力を節約する、電気はこまめに消す、冷蔵庫は余裕を持って入れ、なるべく開け閉めしない、などの対策で節約してみましょう。ガス代の節約には、追い炊きをしない、鍋を沸かすときに底の水気をきちんと切るなどの対策が必要です。また水道代を節約したい場合は、風呂の水を洗濯に使うなどの工夫をしてみましょう。被服費はセール期間を上手に利用しましょう。また古着屋などのリサイクルショップを利用するのも有効な方法です。通信費が高いという場合には、携帯電話のプランやインターネットのプランを見直してみてはいかがでしょうか。インターネットであれば、速度がそれほど必要なければ、かなり安い値段のプランを選択できることもあります。またインターネット接続料金が家賃に含まれている物件もあるため、探してみてもいいかもしれません。携帯電話については、格安SIMを利用する人も増えてきています。検討してみてもよいでしょう。娯楽費はもっとも融通の利く項目です。過去数か月間の実績から平均の出費を計算し、そこから無理のない範囲で少しずつ節約してみてください。まとめ今回は、一人暮らしの家賃の平均や目安について、ほかの生活費との兼ね合いもあわせて解説しました。これから新生活を始める人は、部屋を決める際の参考にしてみてください。また一人暮らしをしている人も、これをきっかけに家計簿をつけるなどして、家計を見直してみてはいかがでしょうか。
2017年03月27日新しい季節を迎える4月。親元を離れ、初めての一人暮らしをスタートさせる新社会人や大学生も多いはず。そんな一人暮らしで最初に悩むのが、お金のやりくり。一体、他の人はどのようにやりくりをしているのか、気になりませんか?ここでは、一人暮らしの生活費に注目。社会人から学生の一人暮らし事情を調べてみました。実家に住んでいる時とは違い、一人暮らしとなると悩まされるのがお金の使い方。決められた給料の中で家賃に食費、仕送りをどのようにやりくりすればいいのかは、一人暮らしの一大問題です。今回はそんな一人暮らし中の20〜30代の独身の方々に「生活費」についてアンケートを実施。現代の一人暮らし事情について、いろいろと調べてみました。今、やりくりに苦労している人にとって、もしかしたらヒントがあるかもしれません。■目次1.一人暮らしでかかる平均額は○○万円!2.生活費は削れる?それとももう削れない?3.生活費を削ることにあるメリットとは?1. 一人暮らしでかかる平均額は○○万円!まずは、家賃、光熱費、水道代、食費、交際費などを含めた生活費の総額を調査。その結果、一人暮らしの生活の平均額は14万円だということがわかりました。1位:15万円くらい(19票)住む都道府県によって、食料品や家賃の物価は大きく変わってきますが、「15万円くらい」と答えたのが、19名と全体の42%に達する数となりました。■「生活費、光熱費、食費、家賃すべてまかなうとなるとやっぱり15万以上必要になりますね。都内で15万円以下で生活するのは厳しいと思います。」(20代・正社員・埼玉県)■「自炊をあまりしないため、外食が多くなってしまうぶん、他の人たちと比べて少し生活費がかかってしまう傾向があります。」(20代・学生・兵庫県)■「実家暮らしと比較して、外食が増えるのでどうしても10万円以上の生活費がかかる。家賃はどこに住んでいるかによると思うが、田舎に住まない限り、生活費を10万円以下に抑えるのは難しい。」(20代・個人事業主・兵庫県)2位:10万円未満(15票)■「家賃4万円(2DK)、それ以外の生活費は基本的に3万円。合計7万円での生活を心掛けている。」(50代・個人事業主・兵庫県)■「家賃が5万、それ以外に光熱費や食費を入れると大体10万円前後は使ってしまう。」(20代・公務員・和歌山県)物価が高い東京。一人暮らしでも人気エリアとなると、ワンルームの家賃は平均9.5万円(Homes調べ)。東京在住の方で、生活費10万円未満を選択した方はゼロだったことこともうなずけますね。3位:20万円くらい(10票)■「家賃以外にも光熱費や駐車場代も必要ですし、食品はもちろん車の保険やガソリン代も必要だから。あとはプライベートのお小遣いを入れたら20万円近くは必要です。」(20代・正社員・岐阜県)■「家賃は8万円ですが、一人暮らしで自炊をしないため食費に費用がかかります。」(20代・正社員・東京都)都内在住だと、高い家賃の他に、車の維持費や、外食費などがかさばり、生活費は「20万円くらい」と答えた人がほとんどでした。4位:25万円くらい(1票)■「動物を飼っているので、芝生代、エサ代やエアコン代が自分の生活費にプラスしてかかってしまいますね。動物は気温の変化に敏感で、とくに夏場は1日中エアコンをかけておくこともあり、電気代がかなりかかってしまうのは、仕方のないことだと思っています。」(20代・正社員・東京都)たしかに動物を飼っていると、費用はプラスでかかってしまうもの。そのぶん、生活費は圧迫されますが、そうした苦労は動物への愛情でかき消されるのでしょう。■実家からの仕送りはもらうものなの?学生の方々は仕送りをもらうイメージが強いものですが、実際は社会人の方でも実家からの仕送りをもらうものなのでしょうか?アンケートで聞いてみました。【学生】■「学生でバイト代だけではもろもろの生活費をまかなえないため、実家から仕送りしてもらっています。」(20代・学生・京都府)■「一人暮らしをする際に生活費などは自分でバイトをしてやりくりすることになっているから、仕送りはもらっていません。」(10代・学生・岐阜県)【社会人】■「社会人なので、少し赤字になる月があっても、ボーナスなどで補填します。」(30代・正社員・東京都)■「実家からの仕送りはもらっていない。自分の給料のみで生活している。」(20代・パートアルバイト・長野県)学生の多くの方は、生活費のために送ってもらうという人が多く、バイト代だけでやりくりしているという方はごく少数でした。一方、社会人になると、95%の人は生活費は給料でカバー。自立するためにも給料でなんとかやっていきたいと考えている方がほとんどでした。2. 生活費は削れる?それとももう削れない?生活費のうち、家賃がもっとも大きい出費になっていることは、多くの一人暮らしの方にとって共通している点。では、家賃の他に何にお金がかかってしまうのでしょうか?25人という半数以上の方が、「食費」と回答。その後に趣味や洋服を買うなどの「娯楽費」、そして飲み会や誰かと出かけるなどの「交際費」と続きます。しかし食費と娯楽費の差は18票もあり、食費がいかにかかるかがよくわかります。交際費や通信費など他の項目とは違い、毎日お財布からお金が出て行くのが食費。節約のために切り詰める事は出来ても、完全にゼロにすることはできません。■「食事は毎日かかり、贅沢するとすぐに数万円単位でお金が必要となります。」(40代・正社員・福岡県)■「自炊をしないため、どうしても外食が増えてしまうので、食事に一番お金がかかります。」(20代・学生・兵庫県)また、決して毎日使うものではないけれども、一回一回の出費がやや大きくなってしまうのが娯楽費です。お金をかけるものは人それぞれですが、主に女性だと洋服や靴を買ったり、美容院に行ったりするお金、男性だとソーシャルゲームアプリへの課金やタバコなどにかかる費用が多いようです。■「好きなものには妥協したくないので、欲しいものがあれば迷わず購入する。好きなもののために月に何回か遠征もあるので娯楽に伴う交通費などの出費も多い。」(20代・派遣社員・愛媛県)■「一番の娯楽は飲酒。友人と週に2回はお酒を飲みにでかけます。」(30代・正社員・徳島県)趣味に費やすお金は妥協したくないと思う方から、日頃、あまり楽しみがないから趣味だけは全力で楽しみたいという方まで、理由はさまざま。でも娯楽費にお金をかける人は、総じて充実した日々を過ごせている人が多いようです。■食費にお金がかかる現代人のリアルな生活事情とは?食費で出費がかさんでしまうという方に、毎月食費にどのくらいお金がかかるのかを聞いてみました。一番多かった回答が、「5万円以下」。「5万円以下」を含む「6万円以下」を選択した方々の大きな特徴は、「自炊をしない」ということでした。■「月の食費はだいたい5万円以下です。自炊は土日しかしていませんね。平日はなかなかできないです。」(20代・正社員・東京都)■「頑張って自炊をして、切り詰めれば月の食費は3万円くらいです。しかしもともと料理をすることが好きではないので、外食が多くなる月も多いです。その時は、5万円くらいはかかってしまいます。」(20代・正社員・東京都)朝は、家でご飯と前日の夕飯の残りなどを食べたり、目玉焼きやウインナーなど簡単に済ませたり、またインスタントのフリーズドライのスープを食べるという声もありました。簡単に食べられて体も温まり、便利な食材が一人暮らしでは重宝されるようです。昼は仕事場や学校の近くのコンビニで安く済ませ、夜はそのまま飲みに行くというスタイル。また3万円以下と回答した人の中には、「月の食費は2万5000円で、飲み会やご飯に誘われない限りは必ず家で自炊をする」という人もいました。お弁当も毎日作ることで、外食の出費は大きく抑えられるとのことです。■疲れて帰ると自炊をするのが面倒になってしまう自炊をする習慣がない方は、やはりついつい外食やコンビニなどのお弁当で食事を済ませることが多いようです。■「もともと家のキッチンが狭くて、料理をする気になれない。」(20代・正社員・東京都)■「社会人になるまで実家暮らしで、自炊をするのに慣れていないため、コンビニで食事を買うことが多いです。」(20代・正社員・東京都)ご飯は自分が食べる分だけを作るのが一人暮らし。誰かに作るとなると、少し頑張って料理をしようという気にはなれますが、ひとりだとどうしても億劫になってしまいがちです。また、仕事が忙しくて家に帰るのが遅くなってしまう人にとって、疲れて帰ってからご飯を作るのは大変。食事は簡単に済ませ、少しでも早く寝たいというのが本音です。さらに自炊は料理をするだけでなく、食べ終わった後の後片付けもあり、そうしたことにストレスに感じて、ますます自炊から離れていくケースが多いようです。3. 生活費を削ることにあるメリットとは?自炊をするのは億劫だけど、生活費を少しでも切り詰めて節約しようと考えている人は多いようです。「生活費を削ろうと思うことはありますか?」という問いに対し、8割もの人が「ある」と答えました。一方で「いいえ」と答えた人は2割ほど。生活費を削ることが出来ればお金の余裕が出来てメリットが多いように感じますが、生活費を削らなくてもいいと考えるには、どのような理由があるのでしょうか?■「お金に余裕もあり、またしっかり貯蓄も出来ているので削る予定はない。」(20代・公務員・和歌山県)■「結構妥協して今のスタイルになったから、これ以上、無理してまで削ろうとは思わない。」(20代・パートアルバイト・福井県)贅沢はできないけれど、必要十分の生活が出来ている以上、これ以上の無理はしたくないという意見が多く聞かれました。では、もしも生活費を削るとしたら、何を削減しますか?■「一番切り詰められるのが、食費だと思う。交際費や通信費などと違って、頑張れば一番減る部分だと思うので。」(20代・正社員・東京都)■「交際費を削るのは嫌なので、食費が一番減らしやすいです。せっかく食事や飲み会に誘ってもらっても、お金がないなどの理由で断るのは印象が悪い気がします。食費なら工夫して減らしていけるし、美味しく節約できる方法も、ネットにたくさん載っているから今すぐ始められます。」(20代・正社員・東京都)趣味は妥協したくない、友達や会社での付き合いも大事にしたい、そうなると食費をなんとか工夫して削減するしかない、という選択に落ち着くようです。考え方は人それぞれですが、根底の考えは共通するようですね。また、食費を減らすための工夫として、以下のような意見もありました。■「冷蔵庫に何が入っているのかを見える化するために、買った野菜の種類と数をホワイトボードに書きます。料理するときなどに何かがなくなれば、その都度書いた数を減らします。これで野菜が腐るのを防ぐことができるので、食費の節約にもなります。」(20代・正社員・東京都)食材を買ってはみたものの、なかなか料理せずに腐らせてしまうのは、一人暮らしの“あるある”のひとつ。そうした無駄使いをなくすことも食費の節約につながります。食材を腐らせてしまった経験のある人は、ぜひ参考にしたい意見ですね。■あなたは今を楽しむ派?それとも将来のための貯蓄する派?生活費を削ってできたお金を何に使うのかという問いで圧倒的に多かった回答が「貯金」でした。貯金派の回答で多かったのは、「病気などもしもの時に備えたい」という声。■「もしもの時用の治療費、仕事を休まなければいけなくなった時の生活費など。」(20代・正社員・神奈川県)■「病気の他にも、いつ仕事を失うかもわからないので貯金に充てたいです。」(30代・パートアルバイト・埼玉県)■「年金も下がり、消費税は上がり、将来の保障もままならなくなりそうだから」(20代・派遣社員・兵庫県)先行きの見えない経済事情が色濃く反映されているのか、20〜30代の若い世代には意外に堅実派が多いようですね。一方で節約して出来た余剰金を娯楽費や交際費に充てたいと答えた人は、「人間関係を大切にしたい」という声が目立ちました。■「現状に不満はないですが、もしも遊ぶお金があれば、交友の幅が広がるのでできるならばもっと娯楽費にかけたいです。」(20代・個人事業主・愛知県)■「人との交流は人生の中で大事なもの。誘われたらなるべく断りたくないので、交際費は少しでも多く欲しい。」(30代・パートアルバイト・宮城県)何にお金をかけるべきか、どこを削りたいのかという価値観は人それぞれ。生活費を削ることは、自分のライフスタイルや将来どのようにしたいのかをじっくりと考える、実はいい機会なのかもしれません。まとめ生活費はそのままある分で構わないという方もいますが、一人暮らしでは無駄をなくし、少しずつセーブしながら生活することが大切です。将来のためや万が一のために備えたり、より交友関係を広げるべき、切り詰められるところは削っていきたいものです。中でももっともやりくりがしやすい食費を手取り早く削るには自炊をすることが一番ですが、必ずしも自炊をする必要はありません。主食のご飯だけできるだけ炊くようにすれば、あとはコンビニやスーパーでおかずを買うだけでもある程度の食生活は保ちながら節約することもできます。その他にも賢くやりくりする方法はたくさんあるので、快適な一人暮らしができるように、いろいろと試してみましょう。
2017年03月15日皆さんは一人暮らしをしようと思ったことはありますか?一人暮らし経験者、または一人暮らしをしようと思った人の多くは初期費用の壁にぶち当たったことがあるはず。ここでは、そんな初期費用に関する悩みを、一人暮らし経験者60名にインタビューし、解決策を伺いました。一人暮らしを始めようと思い立ったときに立ちはだかる大きな壁、初期費用。敷金・礼金に加えて、家具などを揃えてしまったら、とんでもない金額になってしまいそうというイメージがあります。そこで一人暮らし経験者の女性50人に、初期費用はどのくらいかかったのか、またその内訳はどのようなものだったのかアンケートを実施しました。その答えには、初期費用を抑えるコツが満載。これから一人暮らしを始めようとする方は必読です!■目次1.初期費用はぶっちゃけどのくらいかかる?2.一人暮らしの先輩たちの初期費用に関する本音3.それでも私は初期費用を抑えた!4.現役一人暮らし女性の声!初期費用は抑えるイマドキのワザ【番外編】1. 初期費用はぶっちゃけどのくらいかかる?■実際はここまでかかった!多くの経験者が負担した初期費用の額とは「一人暮らしを始めるときの初期費用の金額はどのくらいかかりましたか?」という問いに対し、25万円未満で初期費用を抑えることができたという回答がもっとも多い結果となりました。■「一人暮らしを始めるときは、引っ越し業者を頼まずに家族や友だちに手伝ってもらったので、25万円以下と引っ越し費用はほとんどかかりませんでした。ちょっとした家具などを買っただけだったので、あまり費用はかかりませんでした。」(30代・専業主婦)■「家賃そのものも、敷金・礼金も安かった。電化製品もあまりこだわらず最低限の安いもので揃えた。」(20代・専業主婦)25万円以下になった方の意見で多かったのは、引っ越し業者を頼まないことと敷金・礼金が安い、もしくは無料のところを選んだということでした。次に票が多かったのが、「25万円未満」の正反対の選択肢となる、「50万円以上」です。■「2ヶ月分の家賃に敷金・礼金、火災保険に仲介手数料といった賃貸にまつわるものに、洗濯機、冷蔵庫、テレビと一式揃える必要があったため。」(30代・専業主婦)■「家賃が8万の所に引っ越したので、敷金・礼金に引っ越し費用、家具や電化製品を揃えたら貯金が一気に吹っ飛びました。」(30代・専業主婦)50万円以上かかる場合のケースで目立つのは、25万円以下の場合と対比して敷金・礼金の高さや保険、手数料といったものが大幅にかかってしまうということでしょうか。家賃が安めの物件ならあまり費用がかからなかったものが、数万円家賃が上がるだけでもこのような違いが出てきます。■初期費用の内訳敷金・礼金だけじゃないのが、初期費用。では経験者の皆さんは、どんなものにお金がかかったのかを見てみましょう。【初期費用でお金が一番かかったものランキング】1.敷金37人2.家電購入37人3.礼金36人アンケートの結果、敷金・礼金だけではなく、家電購入にお金をかけた人が多いことがわかりました。票数はやや減りますが、家具購入費にお金がかかった人も34人いらっしゃいました。■「家電のほとんどの物を新しく揃えなければならなかったので、特にそこに費用がかかった。」(20代・正社員)■「引っ越し費用はかかりませんでした。身ひとつでしたから。でもその代わり家具や家電購入が大変です。」(40代・専業主婦)■「敷金が16万で礼金が8万、保険加入費が2万近くかかって、前家賃が8万で引っ越し費用が7万、家具は1万で済みましたが、家電に10万ちょっとと、引っ越しの手伝いをしてくれた友人に寸志を払いました。」(30代・専業主婦)このほかにも、初期費用として、鍵交換代、清掃費、必要最低限の食費や調理器具の購入費にお金がかかったという声もありました。これらは、数千円〜数万円で済むものの、同じタイミングで払わないといけないことから、お金の工面に苦労してしまいますよね。特に鍵交換は値段が安そうに見えて、最低でも2万円かかるのが現状。しかし鍵を変えないことによるリスクがあります。前の借主が合鍵を作っていたというケースもゼロとはいえません。そのため、新しい借主が新しい鍵代を負担することがとても多いです。最近は通常タイプに加え、セキュリティ強化しているタイプの鍵を選べることもあるので、この場合だとさらに費用がかさんでしまいます。2. 一人暮らしの先輩たちの初期費用に関する本音■初期費用は抑えようと思った?全体の平均で約35万円かかる、一人暮らしの初期費用。アンケートの結果、多くの人が初期費用を抑えたいと思っていることがわかりました。ただでさえ高額な一人暮らしの初期費用。少しでも節約をしたいと思うのは当然のことですよね。■「できるだけ、自分の貯金でまかなえる範囲でしたかったので抑えられるところは抑えました。」(30代・専業主婦)■「一人暮らしの生活に使えるお金を残しておきたいというのと、無駄なく済ませたかったため。」(40代・専業主婦)■初期費用を抑えたかったけど、現実はそんなにあまくない!?「初期費用はできるだけ少なくさせておきたい…」と思っても、条件をいくつか照らし合わせてみたら、なかなか安くできないという経験をお持ちではありませんか?値段が安いことには必ず理由があるものなんですね。■「いくらかでも安く抑えて、親への負担を軽くしようと思いましたが、なかなか不動産は条件を落とすとセキュリティが低かったり、建物がかなり古かったりで、金額通りだなと感じます。」(40代・専業主婦)■「その後の生活に関係するのでできるだけ抑えたかったですが、結局あまり抑えられませんでした。」(30代・専業主婦)近頃は敷金・礼金が無料の物件が増えてきましたが、それでも無料にすることで部屋が極端に狭かったり、駅から遠かったりと不都合な面が出てきてしまうものです。ある程度、最低限の生活を保つためには「お金」が必要なことが明確ですね。また独自インタビューの結果、「初期費用は抑えようとは思わない」という「いいえ側」でも同じような意見がありました。■「住むところは妥協したくなったので、安全性を第一に考えました。オートロックがあるところと2階以上というのは最低限の条件として部屋探しをしました。」(20代・マスコミ関係)よく人気の物件には敷金・礼金がかかるといわれることが多いですが、それにもやはり理由があります。住むエリア、アパートの建物のセキュリティなど、自分の身を守るということも、値段に大きく関わってきます。このような安全性を重視しながら、他の面で初期費用を抑えるテクニックを見てみましょう。3. それでも私は初期費用を抑えた!初期費用を抑える方法は、敷金・礼金がかからない物件を探すことが一番手っ取り早いです。しかし敷金・礼金がかからないというケースは最近では増えてきているものの、やはり治安や安全面からデメリットを感じる方も多いです。では、敷金・礼金以外でも初期費用を抑え、セキュリティを無事に確保できる方法を見ていきましょう。■簡単にできる初期費用を抑える工夫一人暮らし経験者の皆さんは敷金・礼金を抑えるよりも、「家具や家電を友だちから譲ってもらった」「引っ越し時期を閑散期の平日にした」など、敷金・礼金を抑えようとするのではなく、ほかの要素で抑えたという方が多かったようです。■「家具や家電は最低限のものでそろえ、追々増やしました。また、中古のものを知人らから譲ってもらってしのぎました。最初は荷物が少なかったので、友人に頼んで引っ越しを手伝ってもらい、ランチをごちそうしました。」(40代・専業主婦)■「特に急ぎの引っ越しではなかったので、混雑時の値段が高い時期を避けました。混雑時の半額くらいには抑えられました。」(30代・専業主婦)■「一人暮らしを先にしていた彼氏に家電や家具をもらって費用を抑えました。」(20代・専業主婦)家具や家電も一式揃えるとなると、かなりお金がかかってしまうのが現実的なお話ですよね。ベッド、タンス、棚、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなど。必ずしも新品である必要がないと思う人は、友だちから譲ってもらったり、格安で引き受けたりするという人も多いようです。たとえば、3月の引っ越しシーズンでは、家具を処分したい人と家具が欲しい人のふたつのタイプの人がいます。家具を処分するのにも、粗大ゴミでお金がかかります。その処分したい人の「供給」と、新生活のために家具を揃えたい人の「需要」が見事に合えば、初期費用の大幅な節約に結びつきます。また友だちに不動産業界に勤めている方がいる場合は、そこのつながりで仲介手数料を安くしてもらう、または無料にしてもらうということもあるそうです。このように周りの友だちや知り合いなどをたどってみるのもひとつの手かもしれませんね。■もっとここで抑えればよかった!初期費用をできるかぎり格安にすることに成功した方でも、後々振り返ってみると「もっとこんなところで安くできたなあ」と後悔することも少なくはないみたいです。■「荷物を減らしておくこと(トラックが大きくなってしまうため)、物件探しはあまりやらなかったこと。」(30代・専業主婦)■「引っ越し業者に何社か見積もりを出してもらい、そこから選べばよかったと思っています。あとは閑散期を選ぶことも大事だと思いました。」(30代・専業主婦)■「都心に近くなればなるほど家賃は高くなるので、安く抑えたくて都心から離れたところを選びましたが、交通費がかかりました。もう少しいろいろ調べるべきでした。」(50代・専業主婦)それぞれにいろいろな後悔があるようですね。共通するのは、根底に「住むエリア、家賃、引っ越し業者などもっとリサーチをしっかりやっておけばよかった」という問題です。引っ越しを決めたら、まずは自分が引っ越しにおいて重きを置きたいもののリストを作るといいでしょう。その際に必ずお金の見積もりをすることです。その予算に合わせ、敷金・礼金、家賃、家具・家電購入費、引っ越し業者でどれを削ることができるのかを考えます。またどこならお金をかけられるのかも同時に考えてみましょう。お金を削りたいところは、どうしたら安くできるのかをインターネットや不動産屋を経由して調べてみるといいと思います。急ぎで引っ越しをしなくてはいけない場合は、調べることができる時間は限られてしまいますよね。それでもできるだけ多くの候補エリアや物件を揃えて吟味してみてください。4. 現役一人暮らし女性の声!初期費用は抑えるイマドキのワザ【番外編】これまでは一人暮らしの先輩として、経験者の皆さんの声を紹介しました。経験者の方に加え、ここでは最近一人暮らしを始めた、現役の方々10名にもアンケートを実施しました。■不動産系の便利なウェブサービスを使おう近頃では、不動産に関するアプリがたくさんあります。その中には、お店にわざわざ行く必要がないもの、仲介手数料が無料になるもの、家賃相場をまとめて表示するものなどが数多くあります。■「部屋を契約したときに、大手の不動産屋を利用したため、不動産屋独自の高いルートに見事に乗せられてしまったなと思いました。世の中には今はいろんな不動産のWebサービスがあるので、もっとそれらを有効活用すればよかったなと思います。」(20代・会社員)どの不動産屋を利用するかでも大きく変わってくる仲介手数料や諸費用。不動産を見るついでに、不動産関連のWebサービスも探してみると、値段が安くなるだけではなく、思ってもいなかった素敵な物件に出会えるかもしれません。■シェアハウスに住むという選択肢独自インタビューで10人に話をお聞きしたところ、ふたりの方が現在シェアハウスに住んでいるという結果になりました。■「シェアハウスを選んだ理由は、初期費用を抑えられると思ったからです。社会人1年目でまとまったお金もないし、親に迷惑をかけたくなかったので、自分で払える範囲で抑えたかったんです。」(20代・会社員)シェアハウスの最大の魅力は、家具付きであること。お金がかかったのは、荷物を送る郵送費、布団、食料など。敷金・礼金もかからず、そのため大幅に初期費用を抑えることができ、10万円未満で引っ越しできるそうです。また物件によっては初めの1か月の家賃は無料というところもあるそうです。他人との共同生活になるので、緊張することもあれば、気をつかうこともあることでしょう。しかしこのように平均的な初期費用の1/3で済むということを考えれば、選択肢のひとつに入れるのもいいかもしれません。5.自分のスタイルに合った方法で、初期費用を抑えよう初期費用を抑えるにも、さまざまな方法とテクニック、考え方があることがわかりました。やり方に決まりはありません。人それぞれで何にお金をかけたいか、セーブしたいのかという価値観は大きく変わってくるからです。これから一人暮らしをする予定があるという方は、自分の予算と、引っ越しにおいて何を大事にしたいのかを明確にしましょう。またそれに合わせてリサーチをたくさんすることが大切。新生活に向けて、いいスタートを切れるように頑張ってください!
2017年03月08日進学や就職などを機にこれから一人暮らしを始めるという方にとって気になるのが、初期費用がどのくらいかかるのかという点です。せっかくの新生活をゆとりをもって始められるよう、一人暮らしにかかる費用と安く抑えるためのポイントをご紹介します。■部屋を借りる際にかかる費用の種類当然のことながら、まず一人暮らしを始めるために準備しなくてはならないのが、自分が暮らす部屋です。部屋を借りると言っても、敷金や礼金以外にも費用が必要になり、契約する会社や物件によって求められる金額は異なります。以下では、部屋を借りる際に主に必要となる費用と相場について見てみましょう。【敷金】敷金とは、貸主である大家さんに渡す「保証金」にあたるものです。住み始めた後に家賃を滞納してしまった際や、部屋を退去する際に修繕・クリーニングが必要な際などに使われます。そのため、原則として返還されるお金ではありますが、たとえ家賃の滞納がなかったとしても退去時に必要になることが多く、返還されないこともしばしば。もともと敷金が返還されない契約になっている場合もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。敷金は、基本的には家賃の1ヶ月分〜3ヶ月分の間で設定されています。家賃70,000円の部屋を借りる場合、敷金の設定が1ヶ月分だったら70,000円、2ヶ月分だったら140,000円という計算になります。また、「敷金ゼロ」をうたっている物件もありますが、退去時にクリーニング代を求められるケースがほとんどなので、先に払うか退去時に払うかという違いに過ぎません。【礼金】礼金とは、その名の通り、大家さんにお礼の気持ちとして渡すお金のことです。昔は、親御さんが下宿先の大家さんに「うちの子どもをお願いします」と言って渡していたため、その慣習が礼金として残っているのです。こちらも敷金と同様、ほとんどが家賃の1〜3ヶ月分の間で設定されています。礼金は敷金とは違い、返ってこないお金なので、借主としては極力抑えたいところです。次のような物件の場合は礼金ゼロにしているケースも見られるため、探してみるのも良いでしょう。礼金ゼロ物件で特によく見られるのが、空室が多い物件。大家さんにとっては空室が長引くほど家賃収入が減ってしまうので、礼金を引くなどして少しでも早く借り手を見つけたいという思いがあり、礼金をなくしているのです。また、礼金はお礼のお金なので、UR賃貸住宅など公的機関が貸主となっている物件の場合は徴収できないという決まりになっています。【仲介手数料】仲介業者を介して契約を結んだ際は、業者に対して支払う手数料も必要になります。こちらは成功報酬なので、契約が成立した時に発生します。物件を紹介しただけでは払う必要はありません。仲介手数料の上限は貸主・借主の双方から家賃0.5ヶ月分ずつと定められていますが、借主が了承した場合は、貸主が全額に当たる家賃1ヶ月分を支払う契約にしても良いことになっています。実際、家賃1ヶ月分の支払いを求められることが多いようです。【前払い家賃】家賃は基本的に前払いなので、翌月分の家賃の支払いが必要になります。さらに、入居日が月初めでない場合は当月分の日割り家賃も発生します。例えば、3月20日に家賃70,000円の物件に入居した場合の日割り家賃は、以下の通りです。70,000円÷31日(3月の日数)×12日(入居日数)=27,097円【火災保険料】火事や水回りのトラブルなど災害による被害に対する保険です。賃貸の契約期間と同じ期間を対象にしていて、相場は20,000円前後となっています。賃貸契約の更新の際には、こちらも合わせて更新しなくてはなりません。【鍵の交換費】前の入居者が使っていた鍵から別の鍵に付け替えるために必要な費用です。鍵を交換しない選択もできますが、交換しておいた方が安心でしょう。費用は10,000〜20,000円程度で、オートロックの場合は30,000円近くかかることもあるようです。入居時ではなく退去時の支払いにしているところもあるようなので、支払いのタイミングはあらかじめ確認しておきましょう。上記を踏まえ、家賃70,000円(他、共益費・管理費3,000円)の物件で、敷金・礼金は各2ヶ月分、仲介手数料1ヶ月分、前払い家賃1ヶ月分として費用の計算をしてみましょう。敷金140,000円+礼金140,000円+仲介手数料70,000円+前払い家賃73,000円+火災保険料20,000円+鍵交換20,000円=463,000円こうしてざっと見積もるだけでも、家賃の半年分ほどの費用がかかることがわかります。■引っ越し屋にかかる費用引っ越しも費用がかかりますが、移動距離や荷物の量によって金額は変わります。3〜4月の新生活の時期は引っ越し業者の繁忙期にあたるため、それ以外の時期に比べると費用は高くなる傾向にあります。一人暮らしの場合は、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、レンジなどの主な家電に加え、布団やベッド、その他の荷物はダンボール10箱程度になることが予想されます。前述の荷物を想定し、以下で引っ越し費用について見てみましょう。【通常期の引っ越し費用】・同市区町村内(〜15㎞)…20,000円前後・同都道府県内(〜50㎞)…2,2000円前後・同一地方内(〜200㎞)…30,000円前後・東京から大阪など他の地方への移動(〜500㎞)…43,000円前後・遠距離移動(500㎞〜)…5,5000円前後同程度の距離の引っ越しでも、繁忙期となると以下のように値上がりします。・同市区町村内(〜15㎞)…25,000円前後・同都道府県内(〜50㎞)…30,000円前後・同一地方内(〜200㎞)…47,000円前後・東京から大阪など他の地方への移動(〜500㎞)…60,000円前後・遠距離移動(500㎞〜)…80,000円前後引っ越す距離や時期によって費用は大きく異なることがわかります。また、家族や友人たちの力を借りてレンタカーで引っ越しをすれば、費用もぐんと抑えることができるので、近距離であれば検討してみるのも良いでしょう。■必要な家具や家電にかかる費用一人暮らしの場合はシングル用の家電や家具で十分に事足りるでしょう。買い揃えるのにかかる費用を見てみましょう。【冷蔵庫】家庭用の大きいサイズの冷蔵庫だと、電気代もかさんでしまいます。そのため200ℓ以下のコンパクトサイズのものを選ぶようにしましょう。一人暮らし用のものであれば、30,000円以内で購入することができます。【洗濯機】一人暮らしになると洗濯の頻度は週に2〜3回程度になるので、こちらも必要以上に大きなものを買う必要はありません。タテ型やドラム式などさまざまな種類がありますが、それぞれメリットは異なります。ドラム式は水道代の節約になりますが、洗浄力が高く洗濯機自体の価格が安いのはタテ型。20,000円代で購入することができるので、一人暮らしの際はタテ型がおすすめです。【オーブンレンジ】一人暮らしをすると、一度に食べられる量なども限られるのでレンジに頼ることが多くなります。実家ではあまり使わなかったという方も、購入を検討しておきたいところです。温めや解凍などの最低限の機能のものであれば5,000円前後から、オーブン付きのものは10,000円以上します。【炊飯器】自炊の際に欠かせないのが炊飯器。最近ではご飯を炊くだけでなく、さまざまな料理に活用するアイディアも人気を集めています。2〜3合炊きの小さなものは5,000〜10,000円ほどで購入することができます。【ベッド】一人暮らしの場合は、毎日布団をたたまなくて済むためベッドを利用する方が多いようです。ベッド下に収納スペースがあるものを選べば、部屋をすっきり見せることも可能です。シングルベッドは15,000〜20,000円前後、下にデスクやソファを置くことができるロフトベッドは20,000〜50,000円ほどします。【テーブル】一人暮らしであれば座卓のテーブルをまずひとつ購入しておきましょう。横幅1mほどのものであれば5,000円以内で購入できます。その他、掃除機やテレビ、照明器具なども必要に応じて購入しておきたいところです。家具・家電には合わせて100,000円ほどは用意しておきましょう。また、冷暖房器具がすぐに必要な場合は、そちらも合わせて購入しましょう。家具や家電や容易に買い替えられるものではありません。あらかじめ部屋の寸法やレイアウトを確認し、失敗のないようにしておくことが大切です。■必要な生活必需品にかかる費用上記の家具・家電に加え、生活に欠かせない細々とした必需品も買い揃えなくてはなりません。どのようなものが考えられるか、以下にリストアップしました。【キッチン】・コンロ・鍋、フライパン・やかん・まな板・包丁・ボウル、ざる・食器・箸、スプーン料理があまり得意でない方は、軽量スプーンやピーラーなどの器具も揃えておくと安心です。部屋によってはガスコンロが使えないこともあるので、契約書で自分の部屋で使えるコンロの種類を確認しておきましょう。【トイレ、バス】・シャンプー、ボディソープ・洗顔料・歯ブラシ、歯磨き粉・トイレットペーパー・タオルタオルは忘れがちですが、バスタオルやフェイスタオルなど複数のサイズを用意しましょう。【掃除、洗濯用具】・ゴミ袋・各種洗剤、漂白剤・トイレ用ブラシ・雑巾、スポンジ・物干し竿、洗濯紐・洗濯バサミ・洗濯ネットその他、カーテンやゴミ箱なども必要になります。それぞれの単価は安いものが多いですが、一度に買うと費用もかさみます。20,000〜30,000円ほど確保しておくと安心でしょう。■初期費用を節約するコツ上記では一人暮らしを始めるための初期費用について見てきましたが、想像以上にお金がかかると感じた方が多いのではないでしょうか。しかし、うまく節約すれば初期費用を抑えることも可能です。以下では、「物件」、「引っ越し」、「家具・家電」それぞれの初期費用節約のコツをご紹介します。【物件費用を節約するコツ】①敷金あるいは礼金をゼロにする初期費用のうち、半分以上を占めるのが物件に関する費用です。ここを抑えると、大幅な節約になります。前述の通り、敷金・礼金がゼロの物件も探せばあります。もし希望の物件に敷金・礼金がついていたとしても「どちらかをゼロにしてもらえたら即決します」と交渉をすればゼロになることも多々あります。即決という切り札が大きな効力を発揮しますが、契約成立後に「やはり住むのをやめる」というのはマナー違反なので、本当に住みたい部屋にだけ交渉しましょう。②直接契約で、仲介手数料ゼロに仲介手数料が発生するのは、仲介業者を介した場合です。そのため、物件の管理業務を行なっている会社と直接契約を結べば、仲介手数料はかかりません。特に、物件の近所に店を構えている地域密着型の不動産であれば、仲介手数料ゼロのケースも多く見られます。また、仲介手数料ゼロの不動産サイトも増えてきているので、そうしたところで探してみるのも手です。③フリーレント物件を活用しようフリーレントとは、一定期間の家賃が無料になる物件のこと。無料期間は数週間から2ヶ月の間で設定されていることが多いようです。フリーレント物件の場合、短期間の契約は受け付けていないこともあるので、希望する契約期間と合うものを探しましょう。【引っ越し費用を節約するコツ】①単身パックなどお得なプランで依頼する引っ越し会社によっては、単身者向けの引っ越しプランを設定しているところもあります。学生なら学割があるところもあるので、そういったものを利用すると安くなります。ただし、設定されている積載量を超えると余計に費用がかさんでしまうこともあるので要注意です。②引っ越し時期の他、時間を譲れば安くなる引っ越しには繁忙期とオフシーズンがあることをお伝えしました。オフシーズンに引っ越しをすれば費用削減になりますが、引っ越し時間によっても費用を抑えることが可能となります。例えば土日の午前中などは人気の時間帯ですが、平日の午後便や、時間を指定しないフリー便を活用すれば、それだけで安くすることが可能です。見積もりの際に比較してみると良いでしょう。【家具・家電費用を節約するコツ】①家電つき物件なら購入の必要なし家具や家電については、最初から物件についているところもあります。すべて新品で揃えると100,000円近くがかかり、さらに次に引っ越しをした際に、前の部屋で使用していた家電が合わないというケースもあります。「家具家電付」という検索方法ができる不動産サイトもあるので、調べてみましょう。②家電のまとめ買いは、値引き交渉のチャンス家電量販店での買い物は値引き交渉ができるチャンスでもあります。特にまとめて家電を購入する場合は、費用が大きくなるので交渉もしやすくなるでしょう。また、配送料の値下げであれば交渉しやすいでしょう。■まとめ一人暮らしの初期費用は想像以上にかかってしまいがちです。しかし、ポイントを抑えれば、ぐんと節約することも可能になります。上記を踏まえた上で、自分にできる節約ポイントから実践してみてはいかがでしょう。
2017年03月01日一人暮らしを始めるにあたって、一番気になるのはやはり生活費のこと。毎月、家賃の他に食費や光熱費、交際費など様々なことにお金がかかります。また、学生や社会人など、職業などによってもお金の使い方は異なるでしょう。そこで今回は、学生と社会人、それぞれにかかる一人暮らしの生活費をご紹介します。■家賃の目安は?立地や間取り、アパートかマンションかによってどれくらい違う?一人暮らしにおいてもっともお金がかかるのが家賃です。間取りや条件によって家賃はまったく異なるので、条件ごとの家賃を把握し、自分に合った部屋を見つけることが大切です。家賃の目安は、一般的には月収の3分の1と言われています。この時の「月収」とは手取り額のことを指しているので、月収18万円の人は14〜15万円が手取りとなります。具体的な収入と家賃の金額としては以下のようなイメージです。・月収15万円以下…家賃4〜5万円・月収15〜20万円…家賃5〜6万円・月収20〜30万円…家賃6〜8万円・月収30万円以上…家賃8〜10万円また、アパートとマンション、間取りや立地によってどのくらい値段が変わるのでしょうか。以下を参考に、自身のこだわりポイントと予算を検討してみましょう。【アパートとマンションの差額】一人暮らしの場合、住む物件はアパートかマンションの二択から選ぶことがほとんどでしょう。両者の違いは、建物の構造。アパートは・木造・プレハブ・造軽量鉄骨造のものマンションは・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)・鉄筋コンクリート造(RC)・鉄骨造(ALC)のものを指します。一般的にマンションの方が頑丈なつくりになっていて、5階建以上の場合は必ずエレベータが付いています。防音効果もマンションの方が高いので、同じエリアや同じ間取り、同じ築年数であっても、マンションの方が家賃は1万円ほど高くなります。【間取りによる家賃の違い】一人暮らしの間取りは、主にワンルーム、1K、1DK、1LDKの4種です。ワンルームは、トイレやバスルームを除くすべてのスペースがひとつになっている部屋のこと。キッチンも部屋の中に含まれています。一方、1Kはキッチンが部屋とは別で確立されているもの。そのため、1Kで6帖と記載されている場合は部屋のみの広さを指していますが、ワンルームの6帖にはキッチンも含まれているため、実際の部屋のスペースは6帖未満になってしまいます。家賃で比較すると、ワンルームと1Kでは、同じ立地や敷地面積であっても、最大1万円の差額が生じることも珍しくありません。1DKは、部屋とは別で4.5〜8帖ほどのダイニングキッチンがついている部屋のこと1LDKは部屋と別で8帖以上のリビングダイニングキッチンがついている部屋のことです。1Kと1DKの家賃の差額は2万円前後、1DKと1LDKの差額は3万円前後が目安です。【立地による違い】駅からの距離によっても家賃に差が出ます。徒歩5分以下と徒歩6〜10分の物件ではほとんど家賃に差はありませんが、徒歩11分になるとぐっと家賃は下がります。徒歩5分以内の物件と比べると1万円以上の差額が生じ、徒歩16〜20分の物件になると、そこからさらに1万円ほど下がります。また、急行が止まったり始発電車があったりする駅の場合は、隣駅と比べ家賃相場が1万円ほど上がることもあります。■食費の目安は?自炊と外食とお惣菜、どれが安くつく?収入のうちの3分の1が家賃にかかるとして、残りの3分の2のお金の使い方に気をつけたいところです。中でも毎日お金がかかる「食費」は、出費を左右する大事なポイントとなります。総務省統計局が行なった「全国単身世帯収支実態調査(平成26年)」によると、一人暮らしの1ヶ月の食費平均額は男性で41,772円、女性で32,142円という結果になりました。年齢別では、以下の通りとなります。・30歳未満…男性は36,100円、女性は2,8048円・30〜39歳…男性は42,152円、女性は30,217円項目別に見てみると、野菜や海藻などの素材に関しては女性の方がお金をかける傾向があるのに対し、お弁当や冷凍食品を指す「主食的調理食品」は明らかに男性の方が高くなっています。さらに外食の平均額を男女で比較すると、30歳以下では5,000円、30〜39歳では1万円ほど男性の方が高くなっていました。これは、男性は外食が多く、女性の方が自炊をする傾向にあることを示していると言えるでしょう。男女の差額からも自炊の方が安く済むことがわかりますが、実際どのくらい差額が生じるのでしょうか。以下では、自炊と外食、お弁当やお惣菜などの中食を活用した場合をシミュレーションしてみましょう。【自炊の場合】3食自炊でまかなう場合、米1キロ、野菜、肉、魚、卵、調味料などを買い揃えたとしても1週間分は3,000円ほど。中食や外食に比べると食費はぐんと下がりますが、代わりに調理の際に使用するガスや電気代が高めになります。【中食の場合】朝はコンビニでパンやおにぎり、飲み物を買うと想定し300円、昼と夜はコンビニや惣菜屋さんで買ったお弁当500円を食べると想定します。すると1日あたり、300円+500円+500円=1,300円。1週間で9,100円の計算になります。栄養に気を使ってサラダなどを買い足すと、さらに費用がかかりそうです。【外食の場合】朝は中食派と同様にコンビニで買うと想定し300円、昼は定食屋さんで700円のランチ、夜は1,000円で外食していると想定します。すると1日あたり、300円+700円+1,000円=2,000円。1週間で14,000円の計算になります。お酒を飲んだりすると、さらに高くなることが予想されます。上記は3食すべてを自炊や中食、外食にした場合のイメージです。自炊と外食では1万円以上の差が出ました。しかし実際は、一人暮らしで毎日自炊をするのは難しく、一方で外食ばかりというわけにもいかないでしょう。自炊用の食材を1,800円程度に抑え、代わりに中食を週4日、外食を週3日に抑える場合を見てみましょう。1,800円+500円×4日+1,000円×3日=6,800円。すべて自炊をするよりは高くなりますが、中食や外食よりは安く、栄養バランスも整えやすく無理のない方法です。他にも、食材を冷凍したり、お弁当が作れなくてもごはんだけは持っていったりするなどの工夫をすれば、費用は抑えられるはずです。■水道光熱費、通信費、携帯料金の目安食費とともに、毎月必ずかかるのが水道代や光熱費、通信費です。「全国単身世帯収支実態調査(平成26年)」によると、「光熱・水道」の月額平均は、30歳未満と30〜40歳を見てみると、男女ともに7,000〜8,000円。電気代、ガス代、水道代をそれぞれ見てみると以下の通りとなりました。・電気代の平均…3,000〜3,500円・ガス代の平均…2,200〜2,500円・下水道代の平均…1,700〜1,800円通信費に関しては、男女ともに7,000〜8,000円が平均額となっていて、携帯電話の通信料金は5,000〜6,000円程かかっていることがわかります。上記の金額は、住む地域によっても変動します。契約する会社がエリアによって異なることが理由ですが、中でも関西のガス代に関しては、ガスの自由化に向けて各社が料金見直しを行ったため値下げ傾向が顕著になりつつあります。東京と比べても、基本料は半額近くにまで下がっているようです。また、これらの費用を節約するにはさまざまな方法があるので、節約アイディアを以下でいくつかご紹介します。【ガス代】暮らしの中でもっともガスを使うのがお風呂と言われているため、お風呂での節約を心がけるとガス代が大幅に削減できます。具体的には、追い炊きの回数を減らすためにお風呂にフタや保温シートをかぶせたり、シャワーを短くしたりするなどの工夫が考えられます。40度のシャワーの場合、1分短くなるだけで3円の節約につながります。また、キッチンでお湯を沸かす際は電気ポットではなく、やかんで必要な量だけを沸かす方が節約になります。1リットルの水を3回コンロで沸かしたとしても、3リットルの水を電気ポットで1度に沸かして保温するより安く済ませることができるのです。【電気代】一人暮らしの物件では、だいたいが30Aでの契約となっています。しかし、これを20Aに引き下げれば、電気の使いすぎを防ぐことができます。30Aの基本料金が840円ほどなのに対し、20Aは560円ほど。実際に一人暮らしでは20Aでも十分です。他にも、コンセントを抜いて待機電力を抑える、冷蔵庫にものを詰め込みすぎない、テレビの明るさを少し抑えるなどの方法が考えられます。掃除機を使う時間を減らすために、あらかじめクリーナーなどでほこりは取っておくという方法なども効果的です。【水道代】水道代に関しては、主にお風呂とトイレでの工夫が効果的。お風呂でついシャワーを出しっ放しにしてしまうという方が少なくありませんが、10分の洗髪などの間に3分間シャワーを止めるだけで36リットルの節水につながります。これを1ヶ月続けると1,000円の節約になります。トイレでは、流す際の流水レバーに注意。いつも大で流すという方が多くいますが、実はこれを小にするだけで2リットルの節水になります。こちらも金額に換算すると1ヶ月で170円の節約。1年で2,000円削減できます。【通信費】今やスマートフォンは生活必需品のひとつ。利用頻度は抑えられなくても、パケット代を抑える工夫をしましょう。自宅にインターネット回線が引いてある場合は、極力そちらに切り替え、外出時も公共のWi-Fiサービスを活用しましょう。また、電気とインターネット、携帯電話のセット割を提供している電気会社もあります。他にも、2016年4月から開始した電力自由化にともない、各社がさまざまなプランを発表しています。これらを比較し、自分に合ったプランを見つけるのも手です。■学生の交際費、雑費の目安家賃や光熱費などを引いた金額が、自由に使えるお金になります。学生の場合は平均していくらくらい使っているのか見てみましょう。全国大学生活協同組合連合会が行った「第51回学生生活実態調査の概要報告」によると、一人暮らしの学生が受け取っている親からの仕送りは平均で月額71,440円、奨学金の平均は23,270円、アルバイトの収入は平均25,320円。その他の収入などを加味した上での平均収入は、月額122,580円となりました。家賃が5万円、自炊や学食などを利用して食費が2万円、水道・光熱費が7,000円、携帯電話などの通信費が5,000円とします。すると、残りは4万円弱となります。ただし、残りがすべて自由に使えるというわけでもなく、統計によると、主に以下の出費が見られました。・教育娯楽費…8,490円・書籍費…1,680円・日常費…4,800円これらを引いた金額が交際費に充てられますが、その額は25,000円前後。学生の場合、サークルの飲み会などは1回あたり3,000〜4,000円程度。毎週参加するとあっという間にお財布が空になってしまいそうです。また、女子の場合は化粧品や髪型にも気を使いたいところでしょう。こちらは女子の方が金額が多くなる傾向にありますが、それでも2万円以内には抑えておくのが賢明です。その他、交通費なども考慮すると、やはり交際費や雑費は15,000円程度が理想的です。万が一のことなども考えて、最終的に手元には1万円を残しておくことも考えておきましょう。そのためには、上記の書籍費を浮かせるために学校などの図書館を活用することなどの工夫をすることが大切。図書館であれば書籍代を節約できるだけでなく、冷暖房の設備も整っているので、電気代やガス代の節約にもつながるでしょう。■社会人の交際費、雑費の目安社会人の場合は、年齢や経歴によっても収入はまったく異なります。今回は新社会人の場合を見てみましょう。厚生労働省が行った「平成28年賃金構造基本統計調査結果(初任給)」によると大学卒の初任給の平均額は203,000円。これは所得税や社会保険料なども含んだ金額になるので、実際に手元に残るのは16〜17万円ほどになります。住民税も給与から引かれますが、前年度の所得に対してかかるものなので、新社会人の場合はありません。家賃が7万円、外食などが増えるので食費は25,000円、水道・光熱費が7,000円、携帯電話代と自宅での通信費が10,000円とします。すると残りは5万円前後。そこから日用品などに5,000円使い、貯金を15,000円すると、残りは3万円。学生に比べると自由に使えるお金が3万円というのは大きな額に見えますが、社会人の場合は自分でスーツやメイク道具などの身だしなみ費用も捻出しなくてはなりません。さらに、社会人の場合は食事に行くお店も学生に比べ価格が高くなります。すると、交際費に充てられる金額は2万円前後が理想的だと言えそうです。■まとめ学生と社会人では収入が違いますが、必要な支出も異なることがわかりました。両方に共通して言えることは、万が一の時のために、多少は手元にお金を残すことが大切だということ。まずは、自分の中で優先順位をつけながら、生活費のシミュレーションをしてみましょう。
2017年02月24日万が一の事態に備える「防災バッグ」。このバッグの中には、防災グッズや非常用食料など、入れておくべきものはいろいろありますが、赤ちゃんがいる家庭では「赤ちゃんのためのアイテム」が必須です。一般的な防災セットには含まれていないアイテムもあるので、しっかりチェックして、必要なものを追加しましょう。■防災バッグの準備防災バッグはいざというときにサッと持ち出せることが大前提。だから「アレも、コレも」と詰め込んで重くなりすぎないように気をつけましょう。とくに赤ちゃんがいる家庭では、赤ちゃんを抱っこして避難する必要があるので、注意が必要です。アイテムを厳選する、圧縮袋を使うなどの工夫をして、できるだけコンパクトにまとめておきましょう。両手がふさがらないように、防災バッグには大きめのリュックが最適です。また、防災バッグは1人にひとつが基本。ママ用、パパ用に分け、リュックが背負える年齢であれば子ども用も準備しておくと良いでしょう。■赤ちゃんのための防災グッズ赤ちゃんがいる家庭で、一般的に用意するものに追加しておきたいアイテムには、次のようなものがあります。<赤ちゃん用防災グッズリスト>・おむつ、おしり拭き(3日分を目安に)・着替え・ミルクと哺乳瓶・飲料水(多めに)・離乳食・スーパーなどのレジ袋・抱っこ紐(できれば普段使用しているものとは別に用意する)・両親の名前、住所や連絡先がわかるメモ・母子手帳(赤ちゃんに関する情報を書き写したメモでも良い)・オモチャ■いざというときに役立つ赤ちゃんグッズ●粉ミルク母乳育児だからと、粉ミルクを用意する必要がないと思っているママもいるかもしれません。でも通常とは異なる環境下では母乳が出なくなったり、母乳をあげる場所がなかったりといった場合もあります。このため粉ミルクは用意しておきましょう。粉ミルクも大きめの缶を用意したくなりますが、計量などできない場合もありますので、個包装タイプが便利です。●メモ災害時には、思いもよらないことが起こります。離ればなれになったときでも赤ちゃんの身元がわかるよう、「両親の名前、住所や連絡先がわかるメモ」を準備しておきましょう。またアレルギーの有無なども赤ちゃんは自分で伝えられませんので、ネームタグに書いて腕につけられるようにするなど、工夫しておくと安心です。●おしり拭き熊本地震の際に、現地で被災したママ友から要請があったのは赤ちゃんの「おしり拭き」でした。赤ちゃんのおしり拭きは、食事、衛生面などいろいろなシーンで大活躍できるアイテムなので、可能なら多めに用意しておきましょう。●アレルギー除去食もし赤ちゃんやお子さんにアレルギーがある場合には、アレルギー除去食の携帯は必須です。東日本大震災のときにアレルギーの子どもたちが苦労したというニュースをよく耳にしました。不便な環境下では十分にアレルギーへの対応ができない場合がありますので、注意しましょう。●着替え防災グッズを用意して満足してしまうと、見落としがちなことが赤ちゃんの着替えの更新。赤ちゃんはすぐに大きくなっていきます。いま現在着ているサイズがすぐに着られなくなることも多いので、着替えの内容は都度見直しが必要です。■おむつカバーとして使える「レジ袋」レジ袋などの持ち手がついたビニール袋とタオルがあれば、簡易おむつを作ることができます。防災バッグに入れておいたおむつでは足りない! というときに備えて、赤ちゃんがいる家庭では多めにビニール袋とタオルを準備しておきましょう。作るときにはハサミやカッターが必要になるので、こちらも忘れずに。<作り方>1、ビニール袋の底部分をつなげたまま両サイドを切って縦長に開く2、ビニール袋の中央にタオルを置いて、そこに赤ちゃんのおしりをのせる3、切り離した袋の取っ手部分をおなかの横のところで結ぶこれで簡易おむつとして使用できます。いざというときに実践できるよう、練習しておくといいですね。■万が一の避難生活に備えて…災害時の赤ちゃんのストレスを少しでも軽減できるように、防災バッグにはオモチャも入れておくと良いでしょう。ただし、避難先で周囲に迷惑がかからないように、できるだけ音が出るおもちゃは避けましょう。防災バッグに入れていても邪魔にならないサイズのものを選んで。落としても音がしたり壊れたりしない布製のものが最適です。■パパ、ママのための防災グッズパパ、ママに必要な基本的なアイテムは次のとおりです。・貴重品(現金、通帳類・保険証・身分証明書のコピー、近親者の連絡先メモなど。現金は札だけでなく、小銭も準備しておく)・懐中電灯(予備電池もセットで)・携帯ラジオ(予備電池もセットで)・非常食(カンパンなどの調理が不要なもの)・飲料水(1人あたり1リットル程度)・救急セット(絆創こう、消毒液、痛み止め、風邪薬、服用中の薬、マスクなど)・着替え(数枚準備して、圧縮袋などでコンパクトにしておく)・タオル・ティッシュ、トイレットペーパー・携帯トイレ・雨具(レインコート)・ライター、チャッカマン・ハサミ、カッターナイフ・軍手・ビニール袋・ビニールシート・生理用品、化粧品など、女性に必要なもの防災バッグを使うような状況にならないことが一番ですが、災害はいつどこで起こるかわかりません。また、いまは乳児がいなくても、災害が起きたときに新しい命が誕生していることも考えられます。赤ちゃんを連れて避難する場合も想定して、あらためて防災バッグの中身を見直してみてはいかがでしょうか?<参考サイト>・ 東京都防災ホームページ ・東京都防災ホームページ「 キッズ向け防災 」・政府広報オンライン「 災害時に命を守る一人一人の防災対策 」
2017年01月10日念願の一人暮らしを始めたはいいものの、慣れない家事に追われてヘトヘトになっている人も多いのではないでしょうか。そんなとき、ほっと心休まるアイテムがあれば家事も少しは楽になるはず。また、友達を呼んで自宅でパーティーをしたいと思ったときには、 かわいいキッチングッズでおもてなししたいですよね。そこで今回は、オシャレでかわいい雑貨を取り揃える『フランフラン』の商品の中から、一人暮らしの女性におすすめのキッチングッズ を紹介したいと思います!どれもリーズナブルでオシャレな商品ばかりですよ。●(1)マカロンキッチンスポンジ参考画像:おいしそうに見えるこのマカロン。実はスポンジなんです!おいしい料理を作るのは楽しくても、後片付けは面倒という人は多いですよね。そんなときにこのスポンジを使えば、気分も明るくしてくれるはず。かわいいだけでなく、ヒモが付いているので使い終わった後も清潔に保つことができます。『小さなサイズだから、手が小さい女性でもしっかりと持てて洗いやすいです。食器洗いが楽しい時間に早変わりします!』(20代女性/販売)●(2)うさぎ型しゃもじ参考画像:置き場に困ることの多いしゃもじも、フランフランのうさぎ型しゃもじならそのまま立てられます。デザインのかわいさはもちろん、お米がくっつきにくくなっているため使い勝手も抜群です!『うちに来た友達はかならず食いつきます(笑)。何気ないアイテムをお気に入りのものにすれば、毎日の料理が楽しくなりますよね』(20代女性/アパレル)●(3)メラミンプレート参考画像:色とりどりに買いそろえたくなるお皿ですが、重かったり割れやすかったりと管理が大変ですよね。そんなときにおすすめなのが、メラミンプレート!軽くて割れにくいため、食事後の皿洗いも負担になりません。『色がかわいいものが多くて、全部揃えたくなっちゃう!セパレートタイプを選べばワンプレートの食事も手軽にできますし、1枚400円ぐらいからあるので手に入れやすいのも魅力です』(20代女性/大学生)----------あまり見かけないような個性的なものも多く、アイテムがひとつあるだけでキッチンが一気に華やかになりそうですね。ウキウキした気分でキッチンに立つことができれば、自然と料理の腕もあがるはず。友達を招きたくなるキッチン作りのために、ぜひ参考にしてみてください!●文/パピマミ編集部
2016年11月02日9月1日は防災の日。今年は熊本地震や台風などで大きな被害があり、多くの人が普段とは異なる生活を余儀なくされています。『子どもを守る防災手帖』(MAMA-PLUG著、KADOKAWA)は、東日本大震災や熊本地震などで被災した1,089人のママの体験談をまとめたもの。テレビなどで報道される情報とは違う「生の声」を知ることで、自分や家族にとって必要なものはなにか、災害が起こったときはどうするべきかが見えてくるはずです。今回は本書のなかから、体験談をもとにした緊急時の備えをご紹介します。■1:避難バッグは「3種類」用意しておく避難バッグは、「常時持ち歩くもの」「緊急時に持ち出すもの」「備蓄用(自宅の安全が確保できたら取りに帰るもの)」の3種類に分けておくといいそうです。食料は緊急持ち出しのバッグは3日分、備蓄用は2~3週間分を用意しましょう。自分と家族の1日の生活を振り返って、必要なものを備えます。子どもがいる人は以下の項目をチェック!(1)乳児震災後は母乳が出なくなったり、量が少なくなったりしたという人も多くいます。母乳育児をしていても「哺乳瓶粉」「粉ミルク」「乳児用の飲料水(軟水)」は必ず備えておきましょう。紙コップを使ってスプーンで飲ませることも可能です。離乳食を食べる赤ちゃんは、ベビーフードも必要。大人用の食事は塩分や脂肪分が多いので注意しましょう。ベビーカーでの避難は危険なのでNG。抱っこ紐などを使い、歩ける子の場合は靴をバッグに入れておくのを忘れずに。(2)幼児子どもは食べ慣れないものを受けつけないこともあるので、腹持ちするお菓子などを普段からバッグに入れておきましょう。お気に入りのおもちゃや絵本があると安心につながることも。(3)小学生はぐれてしまったときのために、最低限の非常グッズをリュックに入れて背負わせましょう。非常食や、水、好きなお菓子のほか、名前や血液型、連絡先、アレルギーなどを書いた「パーソナルカード」や母子手帳・保険証のコピーも入れておきます。ただし、防犯上名前は外から見えないところに記入します。■2:生理用品や尿漏れシートも用意しておく女性の体験談では「プライバシーがない」「女性の必需品がない」「女性特有の疾患になった」という3つが被災後に困ったこととしてあげられています。震災のストレスから急に生理になったり、尿漏れが起こったりということもよくあるそう。生理用品とは別に尿漏れシートを用意しておくとよいでしょう。しばらくシャワーを浴びることができないと、下半身の疾患にもかかりやすくなるため携帯用ビデがあると便利だそうです。また、「サイズのあるもの」は遅れてくる支援品のため、ブラジャーも忘れずに。■3:非常用トイレの使い方を練習しておく非常グッズとして用意したものを使ったことがない人も多いはず。非常用トイレは、簡易的なものだと子どもが使いづらいということもあるので、一度試しておくとよいでしょう。実際に使ってみると、目隠しが必要だということにも気づくはず。テントがあればいいですが、ない場合はレインコートやポンチョなど代用できるものを探しましょう。また、救助を呼ぶためのホイッスルは小さい子どもだとうまく音が出せないことがあるので、練習しておきましょう。少ない息でも音が出るものや、子ども用のものもあります。■4:非常食が好みに合うか確認しておく「避難所での食事は偏りがあった」「ぐちゃぐちゃになった家のなかで食べ物を探すのが大変だった」という声があります。災害の発生当日から避難生活をイメージして、家族にはどんな非常食が必要か検討しましょう。乾パンやシリアルバー、ゼリー飲料など「そのまま食べられるもの」、アルファー米など「水があれば食べられるもの」、インスタント麺や粉末スープ、レトルト食品など「熱源があれば食べられるもの」の3種類を用意します。家族の味の好みに合っているか、腹持ちはするかなどを、試食して確認しておきましょう。温かい食事は消化吸収がよく、心を安定させるのでガスバーナーやカセットコンロがあると安心です。また、防災訓練の一環として「昼食をおにぎり1個で過ごす」という日をつくり、子どもと一緒にチャレンジしてみるのもよいでしょう。*非常時に必要な備えは、それぞれの家族によって異なるもの。ある人にとっては便利なものが、他の人には不要なこともあります。いろいろなケースの体験談を読み、自分ならどうするのか、子どもをどうやって守るのかを一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。(文/平野鞠) 【参考】※MAMA-PLUG(2016)『子どもを守る防災手帖』KADOKAWA
2016年09月01日当たり前ですが、生きていくにはお金がかかるものです。一人暮らしをするようになれば特にそれを実感するのではないでしょうか。そこで気になるのが同世代の一人暮らし女子がどのくらいお金を使っているのかということ。だけどそこまで踏み込んだ話って気軽にはできませんよね。今回は、そんな普段なかなか聞けない、「一人暮らし20代女子の平均生活費」を調査してみました。これから一人暮らしを考えている人も必見です。■項目別、みんなの家計簿20代の平均月収は20万円ほど。それを念頭に置きつつ、「家賃」「光熱費」「食費」「交際費、日用品など」という項目に分けて平均支出額をみてみましょう。家賃「6万5千円」住む地域によって違いますが、SUUMOの調査によると、首都圏・関西・東海エリアに住む20代の一人暮らしの家賃平均は6万5千円ほど。特に女性は防犯の面でも気を付けたいですし、あまりにもボロアパートに住むのは避けたいところ。生活の基本にもなるお家ですし、ここはあまりケチケチしすぎず、ほどよいところに住みたいですね。「収入の3分の1以下」が、家賃の目安みたいですよ。光熱費「1万円」電気代は冷暖房の使用の有無によって大きく変わります。快適な気候の春や秋は3000円ほど。夏や冬は5000円代が相場なようです。また、2016年4月から「電力自由化」が始まり、各民間企業から電気を買うことができるようになりました。これにより、光熱費が安くなる可能性もあるので、比較をして選ぶといいかもしれません。ガス代はプロパンガスや都市ガスといった違いにもよりますが、4000~7000円。水道代は自治体によって金額に差が出ますが3000~4000円ほど。これらを合わせて光熱費は1万円以内に抑えたいところですね。食費「2万5千円」一番調整しやすいのが食費。しかし気を緩めると、ここで出費してしまいがちなので一番気を付けるといいかもしれない項目です。だいたい2万5千円くらいが平均。上手に自炊をするのがポイントのようですね。健康の源である「食」ですから、削ればいいというものでもありません。栄養バランスを考えて賢く調整しましょう。交際費、日用品など「1万円」友人と遊んだり、恋人とデートしたりするなど、何かとかかるのが交際費。こちらは1万円ほど。生活に潤いをもたらすものですから、あまり引き締めすぎるのも考え物ですね。日用品やおしゃれにかける費用は合わせて25000円ほど。なかなかの出費ですね。石鹸やティッシュなどは必需品かつ消耗品。洋服だって何年も着ているようなボロボロの服を身につけるのは、社会人にもなればマナー違反です。また、携帯電話の料金やインターネットにかかる費用は11000円ほど。今どき仕事をする上でもなくてはなりませんから、設置しないわけにはいきません。これらすべて合わせてだいたい15万円前後が平均生活費のようです。ですが暮らしていく上で予想外の出費は免れないもの。余裕をもってやりくりしたいですね。■やりくりポイントを大公開!収入をすべて生活費に回すのではなく、将来のことも考え貯金もしたいのが20代女子。どのようにやりくりをしているのでしょうか。家計簿をつける家計簿をつけることで、自分が何にどのくらい出費をしているのかがわかり、節約を意識できるようになります。体重を記録する「レコーディングダイエット」に通ずるものがありますね。今は家計簿アプリなども沢山出ていますので、それを使うのもいいかもしれません。メリハリをつける「使うときには使う」「何もない日は引き締める」というような緩急のつけかたが、ストレスなくお金を貯めるポイントのようです。社会人1年目のマコトさん(女性/23歳/事務)は「朝は毎日作り置きしてある野菜スープでお昼は毎日食パン1枚のみ。夜は寝るだけだし、おにぎりとかで適当に済まします。その代り週末は飲みや遊びでパーっと使います。そうするとストレスも溜まらないし、順調に貯金ができますよ。」とアドバイスをしてくれました。自炊する節約=自炊といってもいいほど外せません。毎日外食をすれば当たり前ですが出費がかさみますし、健康にもよくないですよね。しかし、1人分を毎日自炊をするのは、逆にコストがかかってしまう可能性があります。自炊とはいえど、まとめ買いをして作り置きをするのが上手な節約法。冷凍保存ができるものなどをつくって、解凍して食べれば手間もかからないのでオススメです。飲み物は水筒を用意して、ペットボトルなどは買わないようにしましょう。コンビニに行かないなんとなく寄って、なんとなくお菓子などを買ってしまうコンビニ。割高だし、無駄遣いの原因となってしまいます。不思議と吸い寄せられる魔力のようなものを放っている存在ですが、ぐっとこらえて。コンビニに寄らない癖をつけると、思った以上に節約できますよ。自由で快適な分、お金の心配とは常に隣り合わせの一人暮らし。それもきっと人として更に成長できる素晴らしい経験になることでしょう。20代女子諸君、思う存分一人暮らしライフを楽しんでくださいね!<参考>・LISCOM(リスコム)×ひとり暮らしをとことん楽しむ! 新生活まるごと応援サイト・SUUMO 20代社会人シングル男女の一人暮らしデータ・1人暮らし応援「みんなの一人暮らし」
2016年08月03日防災のための準備といえば思い浮かぶのが、食料をメインとした「備蓄」ではないでしょうか? 生きていくためには水や食べ物が必要ですよね。でも防災という意味で「食料」は優先順位は低くなります。国内の記録にある自然災害では水や食料不足が理由で亡くなった方はいないと言われています。では優先度の高いものとはいったい何なのでしょうか? 今回は防災グッズを準備するときの優先度について紹介します。優先度1「生命の危機」に対応できるものを必ず用意する災害が起きたとき、命を守るために必要なものは傷や体の不調を処置できる医薬品です。「何から準備すればいいか分からない」という人は、まずこうした医薬品をそろえることから始めましょう。・常備薬(かぜ薬、解熱鎮痛剤、整腸剤、皮膚薬など)・包帯やガーゼ・ばんそうこう・はさみ・ピンセット・消毒薬上記に加えて、子どもがいる家庭は子ども用の薬なども用意すると安心です。防災用品はこうした医薬品の準備が最優先であることを覚えておきましょう。優先度2「避難を手助けするもの」を用意する災害が起きれば周囲がどんな状況になるかは分かりません。そんなときに避難を手助けするものがあるとその場で対応ができます。・笛(周囲に居場所を知らせることができる)・ナイフ(多機能なサバイバルタイプがおすすめ)・ロープ・ハンマー(ドアがゆがんで部屋に閉じ込められたときに壊して脱出できる)・懐中電灯などの工具を医薬品の次に準備しておきましょう。状況に応じた対処ができる道具があると、心強いものです。優先度3「あると便利なもの」を用意する命の危機を守るもの、非難を手助けするものをそろえたら最後に「あると便利なもの」を用意しましょう。具体的には着替えや寝袋、タオル、ティッシュ、ウエットティッシュ、ビニール袋、生理用品、筆記具(油性)、食器類、洗面道具などです。上記で紹介したいものを非常用持ち出し袋にまとめたら、飲料水や非常食、携帯ラジオ、電池、現金(10円玉も)なども合わせて入れておきましょう。また、自宅に備蓄するなら飲料水は1人1日3リットルが目安です。持出し用のグッズと合わせて、自宅にも数日分の非常食を用意しておくといいですね。万が一のときに安心できる「ご近所とのコミュニケーション」災害時は、自宅周辺に頼れる人がいるだけで精神的に安心できるもの。家族でしか安否確認できないとつのる不安も、ご近所さんが自分や自分の家族を知っていてくれれば、とても心強いものですよね。日ごろからコミュニケーションをとり、地域住民どうしで助け合って命を守ることが自然災害のリスクを軽くするひとつの方法です。避難訓練や防災イベントだけでなく、住んでいる地区で主催するお祭りや親睦会にも積極的に参加ししましょう。助けられる人ではなく、自分も助ける人に。そんな気持ちを持つことが、災害への過度な不安や心配をとりのぞくことにつながるはずです。
2016年07月28日日焼け止めもしっかり塗っているし、紫外線対策はバッチリ!と思っているあなた。 本当にその紫外線対策、万全ですか?実は間違っているかもしれない、日焼け止めの塗り方やUV対策のコツをお教えします!日焼け止めの正しい塗り方日焼け止めの塗り方で注意しておきたいのが、①肌にしっかり馴染ませるため、外に出る30分前には塗っておくこと②ケチらず、たっぷりの量を塗ること③化粧水や乳液で肌を整えてから塗ること の3つのポイント。意外に見落としていることが多いこの3つのポイントをおさえておけば、日焼け止めの効果はグッと上がります!日傘も必須!特に夏場の強い紫外線は、日焼け止めだけではカバーできません。外を歩く時は日傘を持っておいた方が安心。折り畳みタイプの日傘などのコンパクトなタイプのものを選ぶと良いですね。帽子の選び方に注意!麦わら帽子など、日よけのために使う帽子は、選び方に注意。・素材がUVカットであるかどうか・つばの広さは十分かという点をチェックしつつ選びましょう。メッシュ素材のものは通気性が良いので快適にかぶれますが、十分に紫外線をカバーできない場合があります。最近はオシャレで紫外線対策もばっちりできる帽子が増えているので、タグなどに書いてある説明をよく読んでおきましょう。しっかり対策して、夏に備えよう!日焼け止めをしっかり塗っていたのに、結構焼けてしまった…。ということもあるでしょう。若いうちはいいですが、30代前後になると紫外線はシミの大きな原因となり危険です。しっかり対策しておけば夏の日差しも怖くない!少しのポイントで大きく変わるので、しっかり対策して夏に備えておきましょう!
2016年07月28日実家暮らしをしている女子のみなさん、一人暮らしをしてみたいと思いますか?実家暮らしだと家族がそばにいる安心感、貯金がしやすいなどのメリットがたくさん。職場や学校が通いにくかったりするやむを得ない事情がない限り、あまり挑戦しようと思えないですよね。しかし、デメリットが多そうに見える一人暮らしをしているだけで、男子が魅力を感じていることがあるんですよ!■1.最低限の家事ができる「一人暮らしでも料理をしない!っていう人はいるけどさ、洗濯とか必要最低限のことはするじゃん?実家暮らしだとそれすらやったことない人がいるから幻滅しかねない」(24歳/フリーター)一人暮らしと実家暮らしを比べると、やはり一番違いが出るのが「家事ができるかどうか」のようですね。特に期待されるのは料理ですが、時間が無かったりもあって、一人暮らしでも料理はしない、という人も多いもよう。それでも一人暮らし女子を支持する人がいるのは、「家事の大変さを知っている」から。一人暮らしを経験したことのある男子からは、「完璧にできなくてもいいから、経験して大変さは知ってほしい」という意見もありました。■2.おうちデートができる「自分が実家暮らしだし、毎度毎度ラブホとかいう訳にもいかないからありがたい。彼女に言ったら怒られそうだけど(笑)」(20歳/大学生)男子にとって、エッチできる場所があるかどうかは超重要。一人暮らしか実家暮らしかで、デートプランや予算が大きく変わってくるそうです。特に、男子が実家暮らしだった場合に「彼女が一人暮らし」が魅力的に感じるようですが、例えそう思っていても決して口には出してほしくないですよね・・・。■3.金銭感覚がしっかりしている「公共料金とかの支払い方を知ってるかどうかとか、どれくらい節約したらいくらのお金が浮くかとかを分かってるのは大切」(25歳/自営業)一人暮らしを始めると、お金のやりくりに苦労することも。しかし、家事同様、金欠の苦労や、生活していく上で必要になるお金の扱い方を知っているのと知らないのとでは大違いだそう。誠実な男子ほど、あなたの生活力やお金の使い方を気にするはず。はじめは苦労するかもしれませんが、修行の一環として一人暮らしに挑戦すればやりくり上手になれるかも?■4.自立している「やっぱり、実家暮らしの人って何かしらで家の人やものに依存してる気がするわけ。一人暮らしの人の方が自分に依存してこないんじゃないかなって思う」(28歳/小売)自立している男性ほど、依存体質の女性を避ける傾向にあります。実家暮らしだと意識せずとも家族に頼ってしまっているケースが多いです。一人暮らしであれば、すぐに助けてくれる家族が身近にいない分、トラブルも自分で解決するように努力しますよね。男子はその姿勢に対して評価してくれているようですよ。■おわりに一人暮らしに憧れてはいるけど、簡単にできることではないし勇気がでない・・・という人は、まず一人暮らしをしている友人などから話を聞いてみましょう。同年代・同じ環境に身を置きながら一人暮らしをしている人の意見が何よりの参考になります。春の引っ越しラッシュが落ち着いて、新生活に慣れてきた今だからこそ、一人暮らしに挑戦してみてはいかがでしょうか?(桃花/ライター)(ハウコレ編集部)(長谷川万射/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2016年05月29日【ママからのご相談】今春、中学校に入学した娘がいます。バスと電車を乗り継いで通学するのですが、万一のときに備えて防災用品を持たせようと考えています。ただ、カバンの中は教科書や辞書、部活のユニフォームなどの荷物も多いので、できるだけかさばらないように持たせたいです。どういった方法があるでしょうか。●A. 防災ポーチに必要なモノを吟味して用意しておくのがオススメです。こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。内閣府災害被害を軽減する国民運動に関する懇談会において発表された『防災に関するアンケート調査』によると、「外出中の被災に備えて携帯しているもの」という質問に対し、「わからない」と回答した人が全体の45.3%で、最も高い結果になりました。このことから、外出中の防災に対して、何を身につけたらいいか分からない人が多くいるということがわかります。●お子さんと相談して防災ポーチを作りましょう普段持ち歩くポーチとは別に防災ポーチを作り、いつも持ち歩くことをオススメします。●食アメやカロリーメイトなどを常備しておくと安心です。賞味期限 をチェックし、賞味期限が切れそうになったら新しいモノと交換します。●衛生絆創膏やマスク、ふだんの見慣れた薬も少量持ち歩くと突然の事態にも安心です。また、非常時に限らず必要な場合に飲むことができます。防災用ポーチに入れるのではなく、普段のポーチに入れる方法もオススメです。●美容化粧品のサンプル、ウェットシート、歯ブラシ、髪ゴムもあると便利です。普段使いのポーチに入っていれば、防災ポーチに入れる必要はありません。●装備ペンライト、またはライト付きボールペン、軍手、笛、ポケット、ポケット型レインコート、エマージェンシーブランケット など。エマージェンシーブランケットは、防風・防寒用のアルミのような素材のシートです。サバイバルシートなどとも呼ばれています。防水の機能もあるので、雨が降った場合にも役立ちます。●情報家族の写真、家族の連絡先も、携帯電話の電話帳機能ではなく、メモやカード などにしてもち歩くようにしましょう。携帯電話の充電がきれてしまったりすることも考えられます。●その他携帯電話の充電器、カード型のラジオもあると安心です。携帯電話の充電器は電源がなくても充電できるタイプのモノにしましょう。----------以上、普段から非常ポーチの中に入れて持ち歩いておくと便利なモノをご紹介しました。初めから全てそろえる必要はありません。まずはお子さんと相談して、最低限のモノで、必要とだと思うモノだけをポーチに入れるようにしましょう。時々中のモノを見返して、あったら便利かもしれないと思うモノは追加し、他のモノで代用できそうだと思うモノは取り出していくのがオススメです。夏は虫よけスプレーやアイスノン、冬はカイロなどシーズンによって中身をかえていく という方法もオススメです。【参考リンク】・災害被害を軽減する国民運動に関する懇談会(第2回)資料3:防災に関するアンケート調査〜アンケート集計結果〜 | 内閣府(PDF)()●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)
2016年05月20日春からの新生活、初めて一人暮らしを始めるという人も多いのでは。毎日の生活の中で、日々の食事をどうするかは大きなテーマとなる。外食ばかりでは経済的にきついし栄養も偏る、しかし自炊は面倒……と、思い悩んでいる人もいるかもしれない。そこで今回は、マイナビニュース会員400名に、「自炊」など食事のスタイルについて聞いてみた。Q.週に何食程度を自炊でまかなっていますか1位 ほぼ毎食 33.3%2位 週3食以下 21.5%3位 週3食~6食程度 21.3%4位 週10食~15食程度 12.8%5位 週6食~10食程度 11.3%Q.自炊でまかなわない分はどうすることが多いですか1位 中食(買ってきたものを家で食べる) 54.8%2位 外食 36%3位 食べない 5.8%4位 その他 3.5%Q.その理由を教えてください■中食(買ってきたものを家で食べる)・「駅のコンビニで買う。夜遅いから作る気力も無いから」(42歳女性 / 百貨店 / 販売・サービス関連)・「一人で外食ってなかなか行く場所が限られるし、中食の方が価格的にも安く上がるし、気が楽」(41歳男性 / 精密機器 / 技能工・運輸・設備関連)・「ご飯を作りたくないときなどはお弁当を買ってきたり、ご飯だけ炊いて、おかずは買ってきたりする」(39歳女性 / その他 / 技能工・運輸・設備関連)・「基本的には自炊だが、肉類を自分で調理したくないので買っている」(28歳女性 / 広告・出版・印刷 / 事務・企画・経営関連)・「外食は入店から退店まである程度時間が掛かるので、外食する予定で外に出る時以外は利用しません。中食は買ってきてすぐ食べることもできるし、食べる時までしまっておくこともできるので便利です」(38歳女性 / その他 / その他・専業主婦等)・「家で落ち着いておいしいものを手軽に食べられるから」(27歳男性 / 農林・水産 / 技能工・運輸・設備関連)・「スーパーのお総菜など、たまに食べてみたくなるから」(40歳男性 / 官公庁 / 公共サービス関連)■外食・「大学に通っているため、食堂や学内のコンビニ、またアルバイト先のまかないを食べることが多い」(20歳女性 / その他 / その他・専業主婦等)・「作るとコスパ悪いし、定食屋の方が栄養もとれる」(43歳男性 / サービス(その他) / 販売・サービス関連)・「たまには自分では作らない料理が食べたいし、外食の方がおいしいので」(32歳女性 / ソフトウェア・情報処理 / 営業関連)・「疲れてる時や時間が遅い時はなるべく早く食べてしまいたいので。家で作るとさらに遅くなって、健康に良くない感じがします」(32歳男性 / その他メーカー / メカトロ関連技術職)・「値段が高いけど、そっちの方が楽でおいしい」(28歳男性 / ソフトウェア・情報処理 / IT関連技術職)・「外食といっても、1,000円未満でちゃちゃっと食べられるお店を選ぶ。疲れと面倒くささとコストが見合っているから」(31歳女性 / 広告・出版・印刷 / クリエイティブ関連)・「朝、お弁当を作るのも面倒だし、どうしてもお昼は外食になってしまう。朝夕は節約のためなるべく家で食べるようにしている」(32歳男性 / 教育 / 専門職関連)・「仕事が遅くなったり、作る気がしないときは、外食か買ってきたものを家で食べたりします」(41歳女性 / 建設・土木 / 事務・企画・経営関連)■総評週に自炊をする頻度は、「ほぼ毎食」が33.3%で最多となり、約3人に一人は毎食自炊をしているという結果となった。2位は「週3食以下」(21.5%)で、3位は「週3食~6食程度」(21.3%)が僅差で続いた。4位には「週10食~15食程度」(12.8%)がランクインし、5位は「週6食~10食程度」(11.3%)となった。1日3食を7日間続けると想定すると、1週間の食事は21食。計54.1%もの人が、1週間の半分以上の食事を自炊以外でまかなっている計算になる。自炊でまかなわない分は「中食」(54.8%)で済ませるという人がもっとも多く、半数以上が回答。続いて「外食」(36%)が4割弱となった。中には「食べない」(5.8%)という回答も。「外食」を選択する理由としては、「手軽」「おいしい」「時間がない」「作るのが面倒」などが多く見られた。そのほか、「作る元気がない時」「基本は自炊だが、365日自炊は疲れてしまうので、月に1~2回は外食してリフレッシュしている」「友だちと楽しく過ごしたい」「手ごろなお店が多いので」などの回答もあった。「中食」については、「外食」よりも経済的であるとの指摘が目立った。そのうえで、「毎日自炊だと食べ物が偏る」「作りすぎない」「作りたくない時などに便利」「自炊は時間がかかるので、スーパーのお弁当ですませることが多い」「妻が面倒くさいと感じた時」などの声が寄せられた。また、「テレビを見ながら食べたい」「子どもが小さいので、外食すると疲れる」「自宅で食べるほうが落ち着く」「静かだから。店で食べるとうるさい」など、「中食」ならではのメリットを挙げる声もあった。少数派となった「食べない」という人の理由としては、「ダイエットをしている」「面倒」「食に疎い」「酒とつまみのみ」などが挙げられ、「その他」では「寮や職場のまかないや食堂」「作ってくれる人がいるから」などがあった。「外食」にしても「中食」にしても、仕事が忙しかったり帰宅が遅かったりして料理をする時間的余裕がないという人が多く見られた。また、「中食」に関しては「おかずの一部を中食で補って残りは自炊する」といった意見がいくつか見られ、これも忙しい現代人にマッチした習慣であると言えるのではないだろうか。忙しい中でも健康に気を配り、少しでもバランスの取れた食事を心がけたいものだ。調査時期: 2016年2月23日~2016年3月7日調査対象: マイナビニュース会員(一人暮らしの人限定)調査数: 400名調査方法: インターネットログイン式アンケート※画像と本文は関係ありません
2016年03月23日東京都では一人暮らしの人が増えています。1995年には188万世帯だった一人暮らし世帯は、2010年には291万世帯に増加しました。2035年には324万世帯に増えると予想されています。一人で生活すると、どうしても寂しさを感じてしまうもの。孤独感にさいなまれたときは、どうすればいいのでしょうか?アメリカの女性向け情報サイト『BULTLE』から、寂しいときの7つの対処法をご紹介します。■1:公園に行く特に大きな公園には必ず人がいます。ただぼんやりと人を眺めているだけでも、心は癒されるもの。たとえその人と関わらなくても、他の人を見ることによって、自分自身の心から外へ意識を向けることができます。自分の心に没入してしまわずに、外へ気持ちを向けましょう。■2:落ち着いたカフェで読書する読書は新たな視点をもたらしてくれます。一人で考えて行き詰まったときに本を読むと、新たな考えが浮かぶことがあるのです。部屋にこもるよりも、カフェのような、人の存在を感じられる空間のほうがおすすめです。■3:映画館で映画を見る映画そのものも読書と同様に気持ちに潤いを与えてくれますが、映画館へ行くこと自体も大事。知らない人と肩を並べて2時間同じスクリーンを見つめ、同じ体験を共有するということは、自分が一人でないことを感じさせてくれます。■4:いまあるものに感謝するたとえいまつらい時期だったとしても、人生そのものがつらいということではありません。人生には、いいこともたくさんあるはず。素敵な友人に恵まれていること、家族がいること、今日のごはんがおいしいことなど、いま自分の手元にあるものに感謝してみましょう。■5:友だちや家族に電話する会って話すことはなかなかできなくても、電話なら気軽に話せます。寂しいと感じているときは、誰かと話すのがいちばんです。話すことがなくてもかまいません。ただ誰かの声を聞けるだけで、心はずっと楽になるものです。■6:旅行の計画を立てるいま目の前にあるすべてのものから逃げ出したい気持ちのとき、いちばんいいのは旅行です。実際に行くことが難しい場合は、計画を立てるだけでも気持ちがワクワクしてきます。ガイドブックを眺めながら、行きたい場所をリストアップしてみましょう。■7:散歩やジョギングをする気持ちが落ち込んでいるときは、運動なんてしたくないもの。でも、そんなときこそ体を動かすタイミングです。運動することで脳内物質が分泌され、気持ちが晴れやかになります。ちょっと近所を一周したり、近くのコンビニまで歩いたりしてみましょう。ぐっと気持ちが楽になります。*誰でも、一人でいるとつらい気持ちになることがあります。そんなときこそ、前向きに過ごしてみませんか? 落ち込んだ気持ちは早く切り替えて、楽しい人生を過ごしましょう。(文/スケルトンワークス) 【参考】※7 Ways To Make Yourself Feel Better When You’re Lonely-BULTLE※東京都世帯数の予測-東京都
2016年03月05日2011年3月11日に起きた東日本大震災から、もうすぐ5年。震災を機に非常用持出袋を用意した女性は多いかもしれませんが、最近その中身、チェックしていますか?時間がたつにつれ、つい防災への意識も薄くなってしまいやすいものです。この機にいまいちど、防災対策の見直しをしてみましょう。■ベッド下には厚手のスリッパを! 室内の備えのチェックポイントまずは部屋のなかからチェックしていきます。ポイントは「倒れるもの」「割れるもの」の対策です。賃貸で壁に穴があけられない場合の家具の転倒防止には、家具の下にかませるタイプのストッパー器具や、天井と家具の間に挟むつっぱり棒で対策を。食器棚の内部には、揺れを感知するとロックがかかる開き戸ストッパーをつけ、窓ガラスにも飛散防止フィルムをつけておけると安心です。ベッドの近くには大きな家具や重いものを置かないことも基本です。見落としがちなのが、鏡や花瓶、フォトフレームなどのインテリア。サイズ自体は小さくても、割れて床に散らばるとケガのもとに。鏡やフォトフレームにも飛散防止フィルムをつける、ガラス製の小物の下には転倒防止のジェルマットを敷くなどで対策するとよいでしょう。そのうえで、・厚手のスリッパ・懐中電灯・非常用持出袋これらをすぐ手の届くところに用意しておき、玄関には底が厚めのスニーカーをすぐ履けるところに出しておけると安心です。■「すぐ持ちだすもの」「あとから取りにくるもの」にわけておこうすぐに持ちだすための非常用持出袋は、「避難時に使うもの」を考え、最小限にまとめておきます。東京都が都民に配ったブック『東京防災』には、以下がリストに挙がっています。□懐中電灯 □携帯ラジオ □ヘルメット □防災頭巾 □軍手 □毛布 □電池 □ライター □ロウソク □食品 □インスタントラーメン □缶切 □ナイフ □衣類 □哺乳瓶 □現金 □救急箱 □貯金通帳 □印鑑出典:「東京防災」P90より通帳や印鑑は防水ポーチにまとめておくと、持ちだしがスムーズです。女性の場合は、以下のものもリストにいれておくと、いざというときに役立ちます。・携帯の充電器・生理用品・下着・靴下・マスク・小さいボトルの化粧水・リップクリーム・歯ブラシ・ホイッスル・ティッシュ・ウェットティッシュ・カイロ・レインコート非常用持出袋は、背負って持ちあるける重さであることも大切です。ほかにも必要なものはたくさんありそうですが、「避難所で数日間過ごすために必要なもの」を考えて用意しましょう。その後、いったん自宅に戻れたときに持ちだすものも、まとめてバッグやケースに入れて用意します。・衣類・ブランケット・バスタオル・ハンドタオル・水・食料品・ティッシュ・トイレットペーパー・皿・コップ・割り箸・ラップ・ビニール袋・医薬品・救急セット・予備の乾電池衣類は、模様がえのタイミングで見直すようにすると、同時に備品のチェックもできてオススメです。筆者の場合は、出番が少ないスーツケースにこれらを入れて、玄関先においてあります。■トイレットペーパーが不足する? 多めに用意しておきたい備蓄品『東京防災』では、いざというときに備えて、日ごろ使っているものを多めに用意する「日常備蓄」をすすめています。水や食料品は、日持ちするインスタントやレトルトなどを多めに用意し、使った分を買いたすようにできるとよさそうです。また、東海地方で大きな地震があった場合、トイレットペーパーの供給が不足する可能性があるため、経産省では1か月分程度のトイレットペーパーの備蓄を呼びかけています。ロングタイプなら、省スペースで収納できます。今回は家の備えを中心にまとめましたが、仕事中や外出中に地震が起きたときの備えも頭に入れておきたいところです。会社のデスクの下にはスニーカーを用意しておき、毎日持ちあるくバッグには、ライトとホイッスルを入れておくとよいかもしれません。そして、家族や大切な人とは、必ず震災が起きたときの集合場所や連絡方法を共有しておきましょう。もちろん、出番がないにこしたことはありませんが、備えあれば憂いなしです。いまいちど、震災対策を見直してみてはいかがでしょう。
2016年02月20日つい先日、「うちの猫のために、防災グッズを用意してみた」という記事で我が家の防災対策をご紹介した。その際多かったのが、ハーネスの練習の様子を見せてほしいというお声だ。ということで、我が家での室内ハーネス特訓の様子をご覧いただきたい。使用するのは、ボディに装着させるタイプのハーネスだ。首輪にリードをつないでも良いかもしれないが、我が家では「首輪がすぽっと抜けて猫が脱走してしまう」ということを何より危惧しているため、ハーネスはこちらのタイプのものを選んだ。○装着の仕方ハーネスを体に装着させ、最後にこちらのワンタッチバックルをつける。ハーネスの背中部分にリードをつなげて完了だ。○弟猫の様子我が家で使用しているハーネスは、2つ。兄猫用にLサイズのピンクのものと、弟猫用にMサイズのグリーンのものだ。ハーネスを購入する時は、サイズに十分注意していただきたい。ペットの体重や、胴周りによってサイズが変わる。小柄だからSサイズで良いだろうと適当に買ってしまったりすると、結局体に入らず買い直し……なんてことにもなりかねない。○ハーネスの慣らし方さて、装着が完了したら、猫本人にハーネスに慣れてもらおう。我が家では、今でこそ月に一度15分ほどハーネスの練習を行っているが、最初はやはり、猫がハーネスに緊張してしまっていた。ハーネスを装着すると、歩こうとせずにコロンと床に寝転がり眠り始めてしまうのだ。我が家で行ったのは以下の手順だ。(1)最初の3カ月はハーネスの装着だけ行う。月に2度、5分程度ずつ。(2)次の1カ月でフローリングで歩行の練習。月に2度、5分程度ずつ。(3)最後の1カ月で、階段など高低差のある場所で歩行の練習。ここまでできたら月に1度、15分行う。やはり、最初の(1)の段階が重要だ。ハーネス=嫌なことが起こる、と覚えられてはもう二度と歩いてはくれない。(1)の段階では、リードもつけず、ボディのハーネスだけを装着。装着した後は、猫の自由にさせておく。おやつをあげたり、大好きなおもちゃを出してみたり、リラックスしてもらうようにすると徐々に慣れてくれるだろう。○兄猫の場合兄猫の場合も、前述の方法でトレーニングを行い、今ではハーネスも一切てこずることなく使うことができている。先ほどご紹介した弟猫のものと色違いのハーネス。胸元に腕章のようなものがついていてオシャレだ。ハーネスの練習の後には毎回おいしい猫用オヤツがもらえることを知っている兄猫。今ではハーネスをつけた瞬間にはオヤツへの期待でこのように誇らしげな表情をするのだった。○並ぶと……左のピンクのものがLサイズ、右のグリーンのものがMサイズだ。体重はそれぞれ左が6.1キロ、右が3.5キロだ。○撫でてたらオヤツと勘違いされたいくら慣れているとはいえ、ハーネスを装着してもらったら丁寧に褒めて差し上げよう。その方が、猫本人も練習に協力的になってくれる。……兄猫を褒めていたら弟猫が私の手を凝視し始めた。何だろうと思ったら……。手が兄猫の口元にあったため、どうやらオヤツをあげていると勘違いしたようだ。○匂いを嗅いで本当か確認オヤツに関しては疑り深いうちの猫。何度も何度も匂いを嗅いで本当にオヤツをあげていなかったか確認していた。○ヒモが大敵さて、実際の練習の前に、行うことがある。それは、ヒモの存在に慣れてもらうことだ。どれだけハーネスの訓練に慣れようとも、着用しているのは猫だ。ヒモを見たらじゃれて仕留める。それが猫という生き物である。わざとヒラヒラさせて動かしたりと、練習の前に軽く猫に遊んでもらい、ヒモの存在に慣れてもらうことが必要だ。○兄猫の練習の様子ヒモの存在に飽きてきたら、いざ、練習である。我が家では(1)平らな床の上と、(2)高低差のある階段の両方で練習をしている。階段での練習は上級者向けだ。かなり慣れてきてから行った方がスムーズにいくだろう。階段の昇降を3回ほど繰り返し、練習は終了である。○脱がし方最近のハーネスはしっかり装着できるものの、脱がす時は簡単なので実にありがたい。○脱がし方その2頭を抜く時だけどーしてもチャウチャウのような容貌になってしまうが……。首元の穴が広すぎてもすぽっとハーネスが抜けてしまったりするので大変危険だ。ちょっと顔がくしゃっとなるが、我慢である。○まとめ以上、ハーネスの練習の様子をお送りした。年明けにはきっとペットショップで「ペット用福袋」なんてものも販売されるだろう。その中に入っている確率も結構高かったりするので、ゲットした際は是非震災対策として練習をしてみてはいかがだろうか。<作者プロフィール>うだま猫漫画家。猫ブログ「ツンギレ猫の日常」は毎朝7時30分に更新。猫ツイッター(@udama1212)で猫画像を毎日投下し続けている。
2015年12月30日○我が家の防災対策をご紹介……私を反面教師にして、猫飼いの皆さんは、リードのサイズをしっかり確認した上でご購入下さいますようお願い申し上げます。さて、我が家では普段から、クレートトレーニングを行っている。クレートトレーニングとは、ケージやキャリーに慣れさせる訓練のことだ。よくワンちゃんが受ける訓練だが、我が家では、万が一被災し避難所で生活することになった際の訓練として行っている。キャリーには完全に慣れたので、現在行っているトレーニングは、リードのみだ。今回は、クレートトレーニングをはじめとした、我が家での防災対策についてご紹介しよう。○環境省のガイドラインまずそもそも、「避難所にうちの子を連れて行って良いのかしら……」と考える飼い主さんが非常に多いのだが、環境省は、「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」(PDF)というガイドラインの中で、災害時のペット同行避難を推奨している。「災害が起こったときに飼い主はペットと同行避難することが基本であるため、平常時からそれに備えるべき対策についての意識をもち、ペットの安全と健康を守るとともに、他の避難者への迷惑にならないように努めなければならない」(災害時におけるペットの救護対策ガイドラインより引用)ガイドラインにも記載がある通りだが、ペットの同行避難は推奨されているとはいえ、アレルギーのある避難者や動物が苦手という避難者がいるということをしっかり考慮した上で、責任ある飼い主として行動すべきであろう。○飼い主が行うべき対策の例まずは、飼い主が行うべき対策を平常時と災害時に分けてご紹介する。■平常時・住まいの防災対策・ペットのしつけと健康管理・ペットが迷子にならないための対策(マイクロチップ等による所有者明示)・ペット用の避難用品や備蓄品の確保・避難所や非難ルートの確認等の準備■災害時・人とペットの安全確保・ペットとの同行避難・避難所・仮設住宅におけるペットの飼育マナーの遵守と健康管理(災害時におけるペットの救護対策ガイドラインより抜粋)○今回実例としてお見せするもの我が家で行っている防災対策のうち、今回紹介するのは(1)ペット用の避難用品や備蓄品の確保(2)ペットのしつけと健康管理である。まずは、避難用品から見ていこう。準備すべきものまず、避難する際に必要なものは、飼い主が用意する必要がある。「避難先においてペットの飼育に必要なものは、基本的には飼い主が用意しておくべきである。(中略)避難所等にペット用の救援物資が届くまでには時間がかかる場合があるので、少なくとも5日分(できれば7日分以上が望ましい)は用意しておくとよい」(災害時におけるペットの救護対策ガイドラインより引用)少なくとも救援物資が届くまでのペットの生活に必要なものは、きちんと用意しておく必要があるとのこと。環境省のガイドラインで紹介されている、最低限必要なものとは以下の通りだ。・療法食、薬・フード、水・予備の首輪、リード(伸びないもの)・食器・ガムテープ(ケージの補修など多用途に使用可能)・飼い主の連絡先とペットに関する飼い主以外の緊急連絡先・預かり先などの情報・ペットの写真(携帯電話に画像を保存することも有効)・ワクチン接種状況、既往症、健康状態、かかりつけの病院などの情報(災害時におけるペットの救護対策ガイドラインより引用)○実際に準備してみたさて、こちらが我が家で準備している最低限の防災グッズだ。市販のペット用防災グッズや防災袋も販売されてはいるのだが、使い慣れたものを入れておきたいので、我が家では全て自分で任意に選んだものを用意してある。こちらはペット用のウェットティッシュ。本人を清潔に保つのに大活躍だ。こちらは猫のご飯が入ったお弁当箱。お皿の代わりに使用できる。そして、いつも食べているご飯がこちら。サイエンスヒルズのダイエットフードだ。我が家にいる2匹の猫のうち、兄猫は非常にお腹を下しやすい。お腹の薬も準備してあげる必要がある。そして、やはり大事なのがリードだ。こちらは冒頭の漫画でも紹介した通り、試行錯誤の上、最終的に購入に至ったものだ。また、普段ペットクリニックに行く際に使用している洗濯ネットも。猫が暴れずに済むので、とても便利な品物だ。こちらはカイロと多目的ビニール袋。猫は寒さに弱い生き物なので、温かさを確保するカイロがあると便利。また、万が一嘔吐してしまったり、粗相をしてしまった際にササっと対応できるようビニール袋があると助かるだろう。また、水の用意も必要だ。とはいえ、このままでは飲めないので……。このように、簡単にその場で給水できる便利グッズも準備。これらを猫のバッグに入れて、完了だ。○ペットカートそしてこちらが我が家のキャリー。キャリーはキャリーでもキャリーバッグではなくキャリーカートだ。これならば、猫と荷物を楽々運ぶことが可能だ。カート、防災グッズ、猫本人の重さ全てを合わせておよそ12キロ。階段を上り下りする際は少々大変ではあるが、平坦な道を移動する際にとても便利だ。持ち手の箇所には、小物を入れるくぼみがついているのも嬉しいポイント。先ほど紹介した防災グッズは、カートの下に。すっぽりと収まってくれた。○リードの練習さて、毎月1度、10分程度、室内限定ではあるが我が家ではリードの着用練習も行っている。リードだけ購入しておいて、いざというときに不慣れなリードに驚いて動けなくなってしまってはこの子の命すら危うくなるので、しっかりと練習を行う。リードサイズを調整ができるタイプなので、しっかりめに着用させてある。苦しそうだからと緩めに装着すると、猫が動いた際にすぽっと抜けてしまったりするので、注意が必要だ。首輪をつける際と同様に、指が1~2本入ればちょうど良い具合にサイズ調整ができているということなので、目安にしていただければと思う。うちの猫の場合は、もうかなり慣れたもので、こんなものはおちゃのこさいさい……。ではあるが、「はよ外せ」と目で命じてくる。この後、階段の上り下りを行い、リードの練習は完了。練習を頑張ってくれたので、オヤツを食べていただいた。○まとめ以上、我が家の防災対策をご紹介した。「うちの子」を守るために是非一度、防災グッズを準備してみてはいかがだろうか。<作者プロフィール>うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年10月27日アシストは9月17日、標的型攻撃への対策を支援するために内部対策を重視した各種の施策を「標的型攻撃対策ソリューション」として体系化し、提供開始した。具体的には、マルウェアの侵入の予兆や状況の把握のため定期的なモニタリングを実施する「BlackDomainSensor」、内部対策として、特権IDを奪取されたとしてもデータを持ち出させず持ち出されても意味が無いようにするための多重対策として「マルウェア遮断ソリューション」「ダブルブラウザソリューション」「特権ID管理ソリューション」「ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューション」の全5ソリューションを展開する。このうち、「マルウェア遮断ソリューション」は2015年10月に新設予定であり、「ダブルブラウザソリューション」は同月に機能強化版を提供開始する予定だ。BlackDomainSensorはセキュリティ・ログ分析エンジンを使い、インターネットのアクセス・ログとC&Cサーバのリストを突合せた結果と、Active Directoryに特権IDを模したトラップ・アカウントを仕掛け、おとりに引っ掛かったマルウェアの認証失敗ログを抽出したレポートを出力する。マルウェアによるC&Cサーバへ通信している端末の発見や、マルウェアによる特権ID奪取の挙動の発見に有効という。マルウェア遮断ソリューションは2015年10月に新設予定であり、マルウェアが侵入している可能性のある端末をネットワークから遮断する。遮断は管理者がリモートから実施可能。該当端末のC&Cサーバへの不正な通信のブロックや、データの不正な持ち出し・侵害拡大の防止に有効としている。ダブルブラウザソリューションは、インターネット・アクセス用のブラウザを仮想環境で提供し、業務用端末から外部へのインターネット・アクセス(HTTP通信)を禁止させ、業務用端末のインターネット・アクセスを分離する。なお、2015年10月に機能強化版のリリースを予定している。同ソリューションにより、マルウェアが侵入したとしても、標的型攻撃の出口となるC&Cサーバとのインターネット・アクセスを禁止することで攻撃を無効化できるとのこと。特権IDはワークフローにて申請を行い、承認を受けた場合のみ利用できるように制御する。また、重要サーバへはワークフロー経由の自動ログインのみを許可し、自動ログイン以外のローカル・ログインなどは全て禁止する。同ソリューションにより、ワークフローを経由しない重要サーバへのログインを一切禁止することで、万が一標的型攻撃によって特権IDを奪取された場合でも、不正なアクセスを防止できるという。ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューションは、ファイル・サーバのデータを暗号化し、Windowsのアクセス権限とは別に独自のアクセス権を設定。また、ファイル・サーバに対してアクセスできるのは、専用クライアントを導入している端末のみに限定する。同ソリューションでは、独自のアクセス権限設定により専用端末以外からのデータ持ち出しを防止すると共に、Windowsの特権IDを奪取された際もデータの持ち出しリスクを軽減できるという。また標的型攻撃によりデータが直接持ち出された際も、データは暗号化された状態を維持するとのこと。
2015年09月18日