いま地震がきたら、保育園にいる子どもはどうする? …働くママにとって地震をはじめ、台風や豪雨などの自然災害は心配の種ですよね。先ごろ発売された 『全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』 は、離れているときに子どもを災害から守るためにどうすればよいかのヒントがいっぱい詰まった1冊。被災パパママの声をもとに作られたリアルな防災本です。災害から子どもの命を守るためには、物を備えるハード面に加えて、災害時の行動のルールを作るソフト面もとても重要だそう。本を手がけたNPO法人ママプラグ代表の冨川万美(とみかわ まみ)さんに詳しい話を聞きました。NPO法人ママプラグクリエイティブな視点で家族の未来を設計する事業型NPO法人。自ら考えて動く「 アクティブ防災 」を提唱し、全国で防災講座を展開するほか、女性のキャリアを豊かにする「キャリア事業」などを中心に活動。企画した書籍に『被災ママ812 人が作った子連れ防災手帖』(つながる.com)、協力した書籍に『被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40』(アベナオミ著)など。 twitter: @active_bousai ■親は子どもを守れない?!子ども一人で対応するスキルとは「子どもは自分が守ろうと思っている」。 YESか、NOか。「この質問は全国の防災講座で、ママたちにいつも聞くんですが、毎回100%手が挙がるんですよ。でも、本当は違っていて、『あなたはお子さんを守れないかもしれません』。そう話すとみなさん、“どういうこと?”という顔をしますが、実際子どもが手の届くくらい近くにいるのなんて1日のうちのほんの数分くらい。同じ部屋にいても地震の揺れがひどければ動けませんし、自分がケガをしてしまうかもしれません。子どもの名前を呼んだら、お母さんに近寄ろうとしてうっかりガラスの上を歩いてケガをしたという子もいました。ただこれは、ガラスの上を裸足で歩くと危険だと知っていれば防げたケガなんですよね。親としては、子どもが自分で自分を守れるように知識を与えて、体で覚えさせることが大切です」子どもと離れ離れになったとき、子どもが一人で対応できるスキルがあれば、生存の可能性も高まります。一例として、頭を両手で抱えてまるまって身を守る「だんごむしのポーズ」は小さな子に教えるのにもおすすめ。ポーズと合わせて、頭をケガすると危ないということも伝えましょう。教えるときは恐怖心を与えないよう遊びの中で一緒に練習するのがよいそうです。このほかにも今すぐ簡単にできるのは、トイレをがまんしないこと。子どもはギリギリまでがまんしがちですが、行けるときに行っておく習慣をつけておくと災害時にも役立ちます。■災害時はトラブルが3倍に!「家族の問題」が顕著に現れる災害時には、心や身体にさまざまな問題が出ることも認識しておきたい点です。DMAT(災害派遣医療チーム)/DPAT(災害派遣精神医療チーム)/日本赤十字医療センターメンタルヘルス科/半蔵門のびすここどもクリニック副委員長の河嶌譲先生は、本の中で次のように語っています。「子どもが、突然の意識消失を引き起こしたり、頭痛や腹痛をうったえたり、手足が動かなくなったりするなど、さまざまな身体症状が現れることがあります。年齢にそぐわない甘え方をしたり、わがままになったり、現実にはないことを言い出したりします。これらはすべて異常な状態に対する正常な反応です。ムリにやめさせようとせず、子どもの言葉に耳をかたむけるようにしてみてください」災害時は誰もが心の余裕がなく、トラブルは平時の3倍程度になると心得ておくとよいのだとか。親は「いきなり性格が変わった」と感じるかもしれませんが、普段からストレスに感じていたことが、大きな災害によるストレスで表面化するだけ。これは災害時に限らず学校のトラブルなどでも起こるので、普段でも子どもに大きな変化があれば「学校で何かあったのかな」など、気づくきっかけにもなります。人間関係のトラブルも同じで、ママ友や夫婦間のぎくしゃくも災害時は増幅するそう。実際に「震災によって家族のきずなが強まった」という家族もいれば、「夫婦仲が悪くなって離婚に至った」という家族もいます。日頃から気になっている人間関係は、解決しておけるとよいですね。■災害時の家族のルールは、より具体的に決めておく避難所は、明かりも消せないし、いつもと違うことばかりで落ち着きません。震災後のストレスで子どもが泣いたり騒いだりすることもあり、子連れファミリーが過ごすには、実はとても過酷な場所。子連れの場合、やはり自宅避難が基本となることが多いと冨川さんは言います。「家屋が倒壊の恐れがあるなど、やむをえない事情で家に帰れないこともあると思いますが、避難所に長く生活するというのは、子連れには難しいと思ったほうがいいですね。被災地の外、たとえば実家などに避難することも考えたほうが気持ちに余裕ができます。罪悪感やセキュリティの不安などから被災地に残る人も多いのですが、非常時はなにかを割り切る必要がありますね。 “パパは仕事や復旧のために残るけれど、子どもとママは○日経ってもライフラインが復旧しなかったら実家に帰る”など、なるべく具体的に決めておくとよいと思います」非常時に冷静な判断をするのは難しいですし、家族の意思や決断のズレは夫婦の溝を深め、ときとして離婚につながることも。災害時の家族のルールを決めることは、家族で防災に関して話し合い、意識を高めるきっかけにもなります。■保育園へ迎えにいけないときはどうする?働くママは、1日のかなりの時間を子どもと離れて過ごしています。自分が会社にいて、子どもは保育園。そんなときに災害が起きたらどうすればよいのでしょうか。東京都では大規模地震が発生したとき、みんなが一斉帰宅をすると緊急車両の通行の妨げ等になることから、災害時は72時間帰らない「一斉帰宅抑制」を推進しています。つまり、帰りたくても帰れない、ということも起こりえます。「パパもママも都心で働いている場合は、ムリをして帰宅しないことも大事。保育園にも3日間は帰ってこられないかもしれないということを話しておく必要がありますね。夫婦どちらが迎えに行きやすいかは話しておいて、どちらも難しいときは誰が迎えにいってくれるのかを考えておく。保育園ママでも職場が近いなどの理由で迎えに行ける人はいるので、やっぱりママ友ネットワークは大事ですね。日頃からLINEグループなどでつながって、“こういうときはお願いします”とお互い協力しあえるように話しておくとよいですね」本にはこのほかにも具体的な家族の防災ルール作りのポイントや医療従事者による災害時のアドバイスなど、知っておきたいのにこれまであまり情報がなかった子連れ防災のノウハウが満載。レジャーの延長線上で防災意識を高める防災ピクニックや防災キャンプのポイントも紹介されています。「ピクニックやアウトドアなどは防災とリンクする知識が多く、キャンプをやっている家庭は災害にも強いですよ。震災のときもキャンプ気分で楽しんで子どもが泣いたりしなかったというファミリーもいます」親子のアウトドアはいい思い出になるし、パパの活躍シーンもいっぱい。ママ友と家族ぐるみで防災を意識したピクニックやキャンプを楽しむのもよそさそうです。「子どもを守るためにパパやママがやっていくべきことは、恐怖におびえながらストイックに防災に取り組むのではなく、“楽しみながら、日常生活の質を底上げすること”」と冨川さん。この本を読むと、防災が「ちょっと面倒くさそうなもの」から「やってみようかな」というものに変わります。 『全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』 NPO法人ママプラグ(祥伝社)1,300円(税別) 「子連れ」に焦点を当て、防災バッグの考え方や必要なグッズはもちろんのこと、防災に強い家族になるために必要な、家族間の連携を図るための方法や遊びながら防災力を身につける方法などを、イラストを交えて楽しく紹介。全災害に対応日本に暮らすすべての子連れ家族に役立ててもらいたい1冊。
2019年04月09日地震や豪雨、台風、大雪など、自然災害が多い日本。災害から子どもの命を守るためにはどうしたらよいか、不安に感じるママも多いのでは? ママ目線のリアルな防災のヒントが見つかるのが、先ごろ発売された 『全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』 。1223人の被災ママパパの声をもとに作られたリアルな防災本です。防災というと、難しいとか面倒だと思いがちですが、実は考え方次第だそう。日常生活のなかで、すでにできていることも意外にあるといいます。本を手がけたNPO法人ママプラグの代表、冨川万美(とみかわまみ)さんにお話を伺いました。NPO法人ママプラグクリエイティブな視点で家族の未来を設計する事業型NPO法人。自ら考えて動く「 アクティブ防災 」を提唱し、全国で防災講座を展開するほか、女性のキャリアを豊かにする「キャリア事業」などを中心に活動。企画した書籍に『被災ママ812 人が作った子連れ防災手帖』(つながる.com)、協力した書籍に『被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40』(アベナオミ著)など。 twitter: @active_bousai ■そのとき、どうした? 被災ママパパのリアルすぎる声冨川さんをはじめとする現NPO法人ママプラグのメンバーは、東日本大震災のあと、どうにかして被災地の母子の力になれないかと考え、前身となる「つながる.com」というプロジェクトを始動。被災地のママや子どもを対象に帆布に色付けするワークショップを開催。それをトートバッグに仕上げて販売し、利益を支援物資に変えて配布していました。「震災から約半年後に開催した初回のワークショップで、関東にお子さんと避難していたあるお母さんが、“子どもにはずっと大丈夫だといってきたけど、本当はすごく怖かった”と、泣きながら話していたことは今も忘れられません。その後もたくさんのお母さんに話を聞きましたが、 “大丈夫” なんていう人は誰もいなくて。やっぱり、ああすればよかった、こうすればよかったという後悔の声がとても多かったんですね。それで具体的にどうすればよいかを聞くと、日頃の備えが身を助けるということを、いろいろな人が口々にいうので、ママ目線の防災を伝えていきたいと思い、本にまとめました」2012年には 『被災ママ812人が作った子連れ防災手帖』 を発売して話題に。さらに昨今の台風や大雪、土砂災害の多さに危機感を抱き、全災害に対応する 『全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』 を今年3月に発売しました。本に掲載されている体験談は、どれもとてもリアルです。「家も夫の仕事もすべて失って、避難所を転々とする毎日。未来がまったく描けずにいた。とにかく苦しかった」(25歳女性・息子2歳/東日本大震災)「避難所に出向くと、物資は届いていたが、アレルギーのある子どもの食べ物はなかった」(22歳女性・娘2歳/大雪)「最初の地震がきたとき、息子は入浴中で、息子はお風呂の水を飲み大パニックに。避難するより前に、子どもを落ち着かせるのが大変だった」(38歳男性・息子8歳/熊本地震)「真夜中にベッドから振り落とされ、何が起きたかわからなかった。子どもが自分の部屋で泣き叫んでいたが、ものすごい揺れに、すぐに駆けつけることができなかった」(31歳女性・娘8歳/北海道胆振東部地震)親子の年齢が書いてあるので、自分に近い人の体験談を見ると、「自分だったら、こんなときどうするだろう?」と自分事として考えさせられます。■カンパンや缶詰だけじゃない!子どもの「好物」を非常食に取り入れよう防災というと「非常用持ち出し袋」の準備から、と思うママもいると思いますが、小さな子どもがいる家庭は、まずは自宅避難が基本だそう。「多くの災害では、電気・水道・ガスのライフラインが止まるので、どうやってなるべく苦労しなくて過ごせるかを考えるとよいと思います」備えるべきは暮らしの衣食住。なかでも食べ物は家族の健康に直結します。「非常食というと缶詰やレトルトをイメージしがちですが、実際の体験からすると3日間くらいは家にあるものを食べて過ごすことが多いので、冷蔵庫の中身が結構大切ですね。生鮮食品があれば、それは立派な非常食。野菜などは一気にカットして、カセットコンロでカレーや雑炊を作っておけば、数日はもちます。また、切り干し大根やわかめなどの乾物やジャガイモやニンジンといった根菜類など、日持ちがする食材も非常食といえますね。まずはそういうものを切らさないように心がけるだけでも大きな第一歩。防災講座でこの話をすると、すでに結構できていることがあるとわかって、肩の荷が下りたといってくださるお母さんも多いです」ママとしては子どもの好きな食べ物や苦手な食べ物を意識しておくことも大事だといいます。「ある被災ママに“うちの子、カンパン食べなかったよ”っていわれて、ハッとしたんです。そういえば、私も我が子にカンパンを味見させたことはありませんでした。その子はおじいちゃんがよく飲むゼリー飲料が好きで、家にたくさんあったのでそれが非常食がわりになったそうですが、非常食=カンパンじゃなくていいというのは、目からウロコでした。“何をそろえないといけないんだろう”じゃなくて、“何がなくならないほういいんだろう”と考えてみるとよいと思いますよ。子どもがパスタ好きなら、パスタを食べたら買い物で補充することをルーティンにするなど、無理せずできることから始めることをおすすめします」■防災バッグは「ママバッグ」「旅行バッグ」を流用そして余裕のあるときにやっておきたいのが防災バッグの準備。一から用意しようと思うと面倒ですが、赤ちゃんがいるならいつも使っている「ママバッグ」がそのまま非常用持ち出し袋として使えます。また、子連れなら「旅行バッグ」の延長で考えると案外簡単に準備できるといいます。【赤ちゃんがいる場合】まずは、ママバッグの中身をチェックし、非常に必要なアイテムを追加しましょう。▼ママバッグの中身を確認□おむつポーチ□授乳用ケープ□着替えセット□スタイ、タオル、ガーゼ□ウエットティッシュ□ビニール袋□母子手帳と健康保険証□ブランケット上記のようないつものセットに、非常用のプラスαでミルクセットを入れる場合は、清潔な状態で哺乳できるように心がけましょう。母乳・ミルク・混合、いずれの場合も、いつも通りの哺乳ができるのが一番です。清潔に哺乳できる備えをしておきましょう。また、着替えや飲み物・離乳食・おむつやウエットティッシュも多めに入れておきたいアイテムです。【小さなお子さんがいる場合】旅行バッグには以下のようなものをプラスすれば、非常用持ち出し袋になります。▼旅行バッグにプラスαするアイテム□タオル□ヘッドライト□クッキーなどの食料□スリッパ□敷マット□水□携帯用トイレ□雨具□ポリ袋□トランプやおもちゃ□小さくたためるダウンジャケット□冷却ジェル□使い捨てカイロ など用意した旅行バッグはそのまま、おでかけや旅行に使ってください。そうすれば旅行前の準備の手間が省けますし、中身を見直すいい機会にもなります。旅行やアウトドアは防災とリンクするので、なにか便利そうなものがあれば入れておいて、実際に旅行で使ってみてもいいですね。携帯トイレは渋滞時にも役立ちます。本にはこのほかにも、大勢の被災ママパパのリアルな体験談やすぐに取り入れられる防災のヒントが満載。「しなきゃいけない」という難しいことではなく、無理せずできることがほとんどなので、肩の力を抜いて気楽に読めるし、取り組めます。「防災のモチベーションを継続させるには、難しいことをしないことが大事。ちょっと高くてもテンションが上がるおいしいレトルト食品を買うとか、インテリアにもなるかわいいライトを探すとか、食べたいものやほしいものを楽しみながら備えていくとよいと思います」日常生活で無理なく習慣にできることから始めるのが、防災の第一歩。まずは今日の買い物のときに、子どもが好きな食品を買い足しておくことから始めてみてはいかがですか。 『全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』 NPO法人ママプラグ(祥伝社)1,300円(税別) 「子連れ」に焦点を当て、防災バッグの考え方や必要なグッズはもちろんのこと、防災に強い家族になるために必要な、家族間の連携を図るための方法や遊びながら防災力を身につける方法などを、イラストを交えて楽しく紹介。全災害に対応日本に暮らすすべての子連れ家族に役立ててもらいたい1冊。
2019年04月05日もうすぐ春がやってきます。進学が決まり、これから一人暮らしをする女子も多いのではないでしょうか?環境が変われば、新たな出会いもあります。彼氏ができることも十分考えられますよね。でも一人暮らしだからこそ、交際するにあたって気を付けておきたいポイントもあります。そこで今回は、「一人暮らし女子が彼氏にやってはいけないこと」についてご紹介します。■ 1、デートは常に家おうちデートってラクだし、休日に彼氏とのんびりって女子の憧れですよね。でもデートが常に家だと、だんだん彼も外出プランを考えてくれなくなります。そうなるとマンネリ化まっしぐら……。また最初のうちは気にならなかった“お金”のことも、徐々に気になりだすように。筆者の知り合いのAちゃんも学生時代、同級生の彼がしょっちゅうお泊りに来ていたそう。はじめは新鮮でウキウキしていたAちゃんでしたが、彼が歯磨きをするときに水を出しっぱなしにすることや、暖房の温度をお構いなしに高くしてしまうこと、しまいにはスマホを充電することすら嫌悪感を抱いてしまったのだとか。主にAちゃんの両親が支払いをしていたものの、だからこそ「今月の電気代高くない?」と責められるのはAちゃん自身。またそこまで裕福な家庭ではなかったため、彼氏の公共料金まで支払わせている事実に、申し訳なさを感じたんだとか。こうなるとおうちデートが楽しいのは彼氏だけですよね。一人暮らしだからこそ、彼氏を呼ぶ頻度は女性側がセーブしましょうね。■ 2、何でも作ってあげちゃう「男をつかむなら、胃袋をつかめ!」なんて言葉がありますが、それを信じて、あれもこれもと手料理を振る舞ってしまうと、こちらも彼が何もしてくれなくなります。むしろ「お腹が空いても彼女の家に行けば何か出てくるだろう」と母親、もしくは家政婦扱いされてしまう恐れが……。でも、彼女を母親扱いしつつも、ちゃっかりエッチはする。つまり彼にとって一人暮らしの彼女の家は、食欲・性欲・睡眠欲求をタダで満たせる最高のオアシスなのです。彼のために毎度作り置きなんて論外!尽くしすぎず、学生のうちはお互いの自立を目指しましょう。■ 3、合鍵を渡す「いつでも家に来て良いよ~」と、彼に合鍵を渡す人もいますが、仲が良いときは問題ありませんが、別れたときに面倒なことになりかねません。筆者の知り合いでも元カレに合鍵を渡していたがゆえに、スペアキーを作られてしまい、自宅に帰ったら元カレが待っていた……。なんて恐怖体験をした人も。最悪引っ越しを余儀なくされるケースもあるのでご注意を。付き合っているとはいえ、彼はあくまで他人。そのことを忘れないようにしましょうね。■ おわりに一人暮らしをはじめたばかりだと、つい嬉しくなって彼を自宅に呼びたくなります。しかし、それが別れへのカウントダウンにつながることも……。「おうちデートは月○回まで」などと、自分の中で制限をかけると良いかもしれません。(和/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年03月15日普段の生活の中で災害にあったら…。今話題の「自衛隊防災BOOK」からシチュエーション別のテクニックをご紹介します!教えてくれたのは現役自衛官の林田賢明さんです。地震発生時に役立つライフハック災害発生直後=発災時にどんな初動対応をとるかで、その後の被害の大きさが変わってきます。普段の生活でよくあるシチュエーション別に、テクニックを習得しましょう。【1】入浴中だったらお風呂場には着替えと携帯を持っていく習慣を身につけて。裸ということもあり、入浴中の地震は焦りが倍増。揺れを感じたら、閉じ込められないよう迅速にドアを開け、強い揺れがおさまってから服を着て、安全な場所への避難を。焦って転倒したり、鏡の破片などで負傷しないように、お風呂場でこそ冷静な行動を心がけて。自衛官の自宅ではお風呂の水を空にしない人が多いらしい浴槽にためた水は、断水時のトイレ用水や洗濯水、火災発生時の消火水にも利用可能。このため、入浴直後に栓を抜くのではなく、次にお風呂を掃除する直前までためた状態をキープして。また、浴槽がないタイプのお部屋に住んでいる人は、使用済みペットボトルに水道水を入れてストックしておくだけでも。【ひとことアドバイス】お風呂場にも、そのまま外出できる着替えを1セット用意しておくと、いざという時に安心です!【2】睡眠中だったら真っ先に足元をガードし、ドアを開けて出口の確保を。緊急地震速報が入ったり強い揺れを感じたら、真っ先にスリッパや靴を履き、窓ガラスの破片などから足元を守って。その後、素早く寝室のドアを開けて出口を確保しましょう。揺れで家が歪み、ドアが開かなくなる可能性があるので、迅速な対応が重要です。【ひとことアドバイス】もしもに備え、ベッド付近にはスリッパ、懐中電灯、笛の3点セットのご用意をおすすめします!【3】料理中だったらガスコンロの火を消すのは激しい揺れがおさまってから。火を消そうと、慌てて熱湯や揚げ油の入った鍋に近づくのは危険。最近のコンロは揺れを感知して自動消火する機能が付いたものもあるので、まずは自宅のコンロの確認を。また、出火時に安全に取りに行けるよう、火元から2~3歩離れた場所に消火器を常備して。【ひとことアドバイス】女性でも簡単に使用できる、スプレータイプの簡易消火具も売られているので、チェックを!【4】スーパー、コンビニにいたら陳列棚から離れ、店員さんの指示に従い非常口から避難を。倒れた陳列棚の下敷きとなって圧迫死する可能性もあるので、陳列棚からは素早く離れましょう。周りを見ずに慌てて外に飛び出すのは、殺到した客同士による将棋倒しの可能性があり逆に危険なので、店員さんの指示に従って非常口からの避難を。【ひとことアドバイス】天井から吊るされた標示板が落下する恐れもあるので、上への意識も忘れないようにしましょう!【5】街中を歩行中だったら落下物がないか頭上の危険を確認しながら安全な場所へ。街中での地震は、落下物から身を守ろうと、つい体をかがめて下を向いてしまいがち。でもそれでは、看板や窓ガラスの破片などの落下物からの危険を回避することができません。身を守るためにも、まずは上を確認しながら安全な場所へ移動しましょう。【ひとことアドバイス】荷物が多い日ほど、両手がふさがらないように、バッグはショルダーかリュックタイプに!【6】電車に乗っていたら飛ばされないように両足もしっかり踏ん張って。大地震が発生すると、電車は自動停車します。その際の急ブレーキで飛ばされないようにするために、立っている場合には両手それぞれでつり革につかまりましょう。両足もしっかりと踏ん張ることで、安定感がアップします。飛ばされてきた人との衝突にも注意が必要。座っている場合には、乗っている車両内で進行方向に近いポールに両手でつかまると、急ブレーキ時に飛ばされる心配も減る。視線は進行方向の逆に向け、飛んでくるものや人を避けましょう。さらに、バッグを膝上に置くとエアバッグの効果も。【ひとことアドバイス】自分が飛ばされないようにするのはもちろん、網棚からの落下物にも気をつけましょう!「自衛隊防災BOOK」マガジンハウス林田賢明さん陸上幕僚監部人事教育部募集・援護課3等陸佐。募集広報係長として採用や広報を担当。自衛官募集の一環でスタートした動画サイト「自衛隊ライフハックチャンネル」は、防災、日常生活、ダイエットなど、私たちの生活に欠かせない役立つ情報が満載!“平和を仕事にする”というスローガンにピンときた方は、自衛官を目指すという道もアリ。性別や運動神経は関係ないそう。※『anan』2019年3月13日号より。写真・中島慶子イラスト・柏原昇店取材、文・辻岡直美協力・自衛隊/防衛省博報堂ADBAKA濱田恵理(by anan編集部)
2019年03月10日地震、台風、豪雨…と大災害が続いた昨年。防災意識が薄れがちな今こそ、話題の本「自衛隊防災BOOK」の中でも特に反響の高かったテクを、一人暮らしの多いアンアン読者目線でピックアップ!教えてくれたのは、現役自衛官の林田賢明さんです。――『自衛隊防災BOOK』の発売経緯を教えてください!危機管理のプロとして、災害時や日常生活で役立つ知識を紹介したいという思いから「自衛隊ライフハックチャンネル」がスタートしました。この動画をYouTubeで見た編集さんから「自衛隊がこんなに身近な存在だとは知りませんでした。一般人に役立つ情報が満載なので、取材を加えて書籍化しましょう!」とご連絡をいただき、全国の陸海空自衛隊の協力のもと、書籍化が実現しました。――自衛隊直伝のテクニックというと難易度が高そうですが…?年齢や性別を問わずマネしていただきやすいテクニックを紹介してますので、ご安心ください!特に今回はアンアン読者の皆さんの立場になって考えました。――ズバリ、大切な人を守るために必要なことは何ですか?まず“自分を守る”ということです。一人暮らしの方はもちろん、ご家族や恋人とお住まいの方も、自分がケガをした状態で誰かを救助することは至難の業です。大切な人を守るためにも“自分を守る”ことを優先してください。――時間の経過とともに防災意識は薄れがちです。注意すべきは?一番重要なことは日頃の備えです。“もし今災害が起こったら?”とシミュレーションするクセをつけるだけで、防災のスキルは格段に上がります。その上で今回紹介するテクニックを習得すれば、もしもの時に皆さんや、皆さんの大切な人を守る力になるはずです!まずは備えの基本が重要「備え」といっても難しく考えずに、少し日常生活を見直すことから始めましょう。家具の配置を変更したり、初期消火について知ること、避難場所の確認をすることが防災の第一歩!【BASIC 1】自宅の家具配置を見直す!避難経路を確保するため、入り口を妨げないレイアウトに。震災時は転倒した家具の下敷きになったり、通路がふさがれて避難できないケースが多く発生します。そこで、本棚やキャビネットなど大きめの家具は、入り口から一番遠くへ配置しましょう。さらに、転倒防止のネジ留めなどで家具を固定しておくことが理想です。【ひとことアドバイス】大きな揺れの中では、化粧品のボトルや香水の瓶などが凶器になることも。高い場所に置くのは避けて。【BASIC 2】自宅の周りの避難場所を知っておく!スマホで調べるだけでなく、実際に歩いて確認してみて!発災後に慌ててスマホに頼るのではなく、事前に自宅周辺の避難場所を歩いて確認しておくことが大切です。歩いてみることで「この高架下は危険だな」など、避難経路の危険予測もできます。ハザードマップを見て安心するのではなく、実際に歩いて確認することが重要です。【ひとことアドバイス】案外知られていないのですが、避難場所は一人暮らしの方も利用できますのでご安心を!【BASIC 3】初期消火の基本を身につける!Q. 次の3つのうち、水をかけてはいけないものはどれでしょう?A. 正解は2と3です!落ち着いてコンセントを抜いて電流をストップさせましょう。タコ足配線で過剰な電流が流れたことによる出火など、電気タップ(延長コード)による火災は水をかけると感電する恐れがあります。まずはコンセントを抜いたり、ブレーカーを落として、電流を止めてからであれば、水での消火もOKです。流しに近いからと、油に水は逆効果! 消火器での対処を。揚げ物油や石油ストーブなど、油が原因の火災時に、慌てて水で消火しようとするのはNG。火柱が上がって燃え広がったり、水蒸気爆発を引き起こす可能性もあるので、必ず消火器での消火を心がけて。そのためにも消火器の常備を徹底しましょう。【ひとことアドバイス】電気タップ付近のホコリが引火の原因となる場合もあるので、こまめな掃除も大切です!「自衛隊防災BOOK」マガジンハウス林田賢明さん陸上幕僚監部人事教育部募集・援護課3等陸佐。募集広報係長として採用や広報を担当。自衛官募集の一環でスタートした動画サイト「自衛隊ライフハックチャンネル」は、防災、日常生活、ダイエットなど、私たちの生活に欠かせない役立つ情報が満載!“平和を仕事にする”というスローガンにピンときた方は、自衛官を目指すという道もアリ。性別や運動神経は関係ないそう。※『anan』2019年3月13日号より。写真・中島慶子イラスト・柏原昇店取材、文・辻岡直美協力・自衛隊/防衛省博報堂ADBAKA濱田恵理(by anan編集部)
2019年03月09日災害大国・日本に暮らすママにとって、災害は他人事ではありませんよね。しかも、いつどこにいるときに起きるかわからないのが災害の怖いところ。小さな赤ちゃんや子どもを守るためには、日頃から災害について考えておくことが大切です。ママ・イラストレーターのアベナオミさんは、2011年3月11日、宮城県多賀城市で車を運転中に地震に遭いました。1歳の息子さんは保育園、旦那さんは仕事中で、家族はバラバラという状況。「いざ大地震が起きたときどうしたらよいのかわからなかった」と当時を振り返ります。幸い家族は無事で自宅の被害も少なかったものの、「わが家では、避難所へ行きたい夫と行きたくないわたしとで意見が割れました。どういう行動をするのか、家族でルールを決めておくことが大切です」とアベさん。アベナオミさんプロフィールイラストレーター。防災士。宮城県出身、在住。2 児の母。日本ビジネススクール仙台校(現在の日本デザイナー芸術学院仙台校)卒業後、地域情報誌編集部に勤務しながらイラストレーターとして活動を開始。2010 年に漫画家としてデビュー。2011 年に東日本大震災にて被災し、そのときの様子や防災を伝えるコミックエッセイなどを執筆。被災体験をもとに、本当に必要な防災、続けられる防災に取り組む。2016年の熊本地震の際には地震のノウハウをツイッターで発信したところ、大きな話題に。ブログ: instagram: @abenaomi アベさんは書籍『被災ママに学ぶ ちいさな防災のアイディア40』の中で、東日本大震災の体験と被災後の生活をつづり、今も続けている防災術を紹介。さらに都心でママ防災に取り組むNPO法人ママプラグや熊本地震の震源地に近い空港保育園を取材し、防災力を高める秘訣をまとめています。今回はその一部をご紹介します。■都会ママの心配事ベスト3は? 防災力アップの3つのコツ東日本大震災直後から関東圏でママのための防災に取り組んでいる「ママプラグ」代表の冨川万美さんによれば、大地震が発生したときの都会ママの心配事ベスト3は以下のとおり。【都会ママの心配事ベスト3】1.子どものお迎え問題(保育園や学校)2.物資不足問題(オムツや食料)3.トイレ問題どれも悩ましいものですが、実はこれらは比較的かんたんに対策できる問題。具体的には、会社にスニーカーを常備したり、オムツや食料を多めにストックしたり、簡易トイレを用意しておいたり、といったことで対策できます。「この3点はハード面の問題です。それよりも防災力アップに必要なのは、ずばりソフト面です」と冨川さん。具体的には次のようなことだそうです。【都会ママ防災力アップの3つのコツ】1.地域コミュニケーション「遠くの親戚より近くの他人」。近所の方との関係が災害時は大きな力に。2.家族のルールの徹底家族がバラバラで被災した場合に備えて、連絡方法や集合先についてのルールを話し合っておく。3.自分の目線で考え、防災用品をそろえること防災は十人十色。生活スタイルや家族構成、職場、自宅の場所や時間帯を思い浮かべながら必要なものを考える。持ち出しリュックは準備していても、実際に誰がいつ持ち出すのかなど、行動のシミュレーションまではできていない人も多いのではないでしょうか。ぜひこの機会に考えておきたいですね。 ■想像力こそ防災力! 自分に合う防災を想像するヒント前述の「3. 自分の目線で考え、防災用品をそろえること」にもつながりますが、「想像力こそ防災力」だと冨川さんはいいます。状況は家庭によって違うので、わが子やわが家を守る防災について想像し、それにあわせた対策が必要です。田舎の場合、車が防災拠点になることもありますが、都会では車を持っていない家族も少なくありません。避難所へ行く場合や災害後の夜道では性犯罪などのリスクもあるので、小さい子どもやママにとっては自宅が安全なら自宅で生活するほうが安心。そんなことを考えると、自宅での備えの重要性もより実感できるのではないでしょうか。ほかにも想像するための視点のヒントを、本からいくつかご紹介します。●年齢乳児なら1週間分のミルクの備え、幼児の場合は離乳食を作る備えが必要。子どもによってはアレルギーやアトピーにあわせた備蓄も必要。衣類やクツもサイズが合ったものを用意。●都心に住居都心に住んでいる場合、帰宅難民になる可能性も高いので、常時携行するものを熟考。住宅密集地なら火災の際の避難方法も検討を。●季節の備えカイロやアルミシートなどの防寒グッズのほか、夏の熱中症対策も必要。衣類も含めて季節ごとに見直しを。●簡易トイレ簡易トイレを大人が使うときは目隠しになる風呂敷やポンチョのようなものが必要。子どもはうまくできないこともあるので一度使ってみて使いやすいものを備蓄する。■保育園や園との連携はどうする?働くママの場合、子どもを保育園などに預けているあいだに、災害が起きる可能性も高いですよね。「いざというときにスムーズに連絡がとれる手段を決めておくことも、防災の一部だと思います」とアベさん。●保育園や学校との連絡手段を決めておく東日本大震災では、子どもたちが高台に避難していたのに、通常のルールに則って親が迎えに行き、津波に飲まれてしまったこともありました。熊本地震は夜遅くでしたが、震源地のそばにある空港保育園で一番苦労したのが、園児や家族の安否確認だったといいます。災害時の連絡手段や、被災の状況に応じた避難場所について、あらかじめ園や学校と確認しておくとよいでしょう。●SNSを有効活用する活用方次第では、かなり心強いSNS。空港保育園ではLINEを使ってオムツやミルクなど足りない物資を集め、保育園で必要なママに配ったそうです。また、東日本大震災のとき、SNSからのSOSによって気仙沼で孤立していた住民446名が助け出された事例もあります。アベさんも「いざというときのSNS。活用法について考え、日頃から友人・知人とつながっておくのがおすすめ」と話します。とくに災害後は人とのつながりが大事。人と話すことによってストレスが緩和されることもわかっています。子どもの心のケアのためにも、大人の心が安定していることはとても大事です。本にはほかにも地震対策を考えたミニマリストや日本防災士会などへの取材でわかった防災力を高めるコツが多数紹介されています。イマドキのミニマルな暮らしの視点を取り入れ、インテリア性を損なわない防災アイディアは、すぐに真似したくなるものばかり。いざというときに家族を救うのは「毎日少しずつの意識」だというアベさん。まずは「今いるこの場所で、今この時間に地震発生したら?」とシミュレーションしてみることからはじめてみるのもよいかもしれませんね。 『被災ママに学ぶ ちいさな防災のアイディア40』 アベナオミ著(株式会社学研プラス) 1200円(税別) 宮城での被災経験をふまえた「熊本応援ツイート」が話題となったイラストレーターによる、防災&避難生活の心得集。著者が体験した東日本大震災と被災後の生活をつづり、今も続けている防災術をイラストでわかりやすく掲載。さらに都心でママ防災に取り組むNPO法人ママプラグや熊本地震の震源地に近い空港保育園を取材し、防災力を高める秘訣も紹介。必ずやって来る「その日」に備える、防災初心者にもわかりやすい書籍。
2019年03月08日一人暮らしの方は基本的に自分の生活だけを考えればよいので、家計に余裕があるケースも多く、なかには収入の半分近くを貯金している方もいます。しかし、お金を自由に使えることで、ついつい浪費しやすいのも一人暮らしの家計の特徴。自己投資や趣味などにお金を使い、生活を豊かにすることも必要です。しかし何も残らないような浪費や無駄な支出はなるべく減らしたいもの。この記事では、一人暮らしの方が無理なく節約して、貯金を増やすための方法をご紹介します。一人暮らし世帯の理想的な支出割合お金を使いすぎているかは、自分ではなかなかわかりにくいもの。お金の使い過ぎているかを確認するため、ここでは一人暮らし世帯における理想的な支出割合を確認しておきましょう(生活費としてはボーナスに手をつけない前提で、ボーナスを含まない毎月の手取り収入に対する割合を示しています)。一人暮らし世帯の理想的な支出割合この割合は一般的な一人暮らし世帯における支出割合の目安です。住んでいる地域や収入額など、それぞれの事情に応じて補正も必要な場合もあります。そのため手取り収入の20%を貯蓄することを守れば、各項目の割合が多少違っても問題ありません。とはいえ、理想の割合から大きく乖離していれば、その項目にお金を使い過ぎている可能性大。優先的に見直しを検討すべき項目といえます。細かく予算を設定しやりくりする習慣をつける一人暮らしの方は収入をほとんど自分のためだけに使えるため、こづかいのように使ってしまいがちです。ざっくりしたどんぶり勘定でお金を使っていることで、給料日前にお金が足りなくなってしまい、リボ払いやカードローンに手を出してしまうケースも。毎月の貯蓄額は安定せず、貯金できない家計となりがちです。貯金できる家計になるには、各支出項目の予算を設定し、その予算内でやりくりする習慣をつけることから。まずは上記の理想的な支出割合参考に予算を立てましょう。最初はできるだけ細かく予算を設定するのがコツです。たとえば、手取り20万円の方であれば、1ヶ月の食費の理想的な予算は2万8000円。米や調味料などまとめて買う必要のある食材に8,000円を割り振れば、残りは2万円。1週間あたりでは5,000円、週2回買い物に行くなら、1回あたりに使える金額は2,500円まで。このように、細かく予算を設定するほど、使える金額が明確になり実践しやすくなります。先取り貯金で確実に貯金する確実に貯金にお金を回す方法としては「先取り貯金」が有効です。先取り貯金とは、毎月の手取り収入からその月の固定費と貯金分を先に差し引き、残ったお金で変動費(生活費)をやりくりする方法。貯金分に差し引いたお金は、貯蓄専用口座に移すなど生活費とは分けて管理します。これにより、お金を使いすぎて貯金に回すお金が残らないということがなくなります。また、差し引いて残ったお金はすべて生活費として使えるため、貯金に回すお金を残さなければならないというストレスがなくなり、生活費として残ったお金のやりくりだけに専念できます。結果としてお金が余れば、少し贅沢する余裕も生まれます。無理なく節約するには固定費から見直すのがコツ無理なく節約するには、生活の質への影響が比較的少なく、一度見直せば節約効果が持続する固定費から見直すのがコツです。主な固定費の見直しポイントは以下の通りです。住居費の見直しポイント引越し・家賃交渉家賃の負担が重い場合、家賃の安い他の物件への引越し、あるいは今の家賃が周辺の家賃相場に比べ割高であれば家賃交渉を検討してみましょう。家族の問題(転校・通勤)を考えなくてよい一人暮らしの方は、引っ越しのハードルが低く、見直しも比較的容易です。保険料見直しのポイント扶養家族がいなければ生命保険(死亡保障)は不要両親を扶養しているなどの場合を除き、扶養家族のいない方は生命保険(死亡保障)は不要です。入院などに備える医療保険については、貯蓄額などに応じて必要性を検討します(医療費のために使える貯蓄が100〜150万円程度ある方は、医療保険も基本的に不要です)。なんとなく入っておけば安心という理由で生命保険に加入している方は、その必要性を再確認しましょう。複数の保険会社を比較(生命保険・自動車保険・火災保険など)同じ保障(補償)内容でも、保険会社によって倍近い保険料の差があるケースもあります。保険に加入する場合には、保険会社を比較した上で加入する保険を選べば、同じ保障(補償)内容でも保険料を下げられる可能性があります。通信費見直しのポイント格安スマホへの乗り換え大手キャリア(docomo・au・SoftBank)でスマートフォンを契約している場合、格安スマホ(MVNO)への乗り換えによって、毎月のスマホ料金を1/2〜1/4程度まで節約できる可能性があります。自動車関連費必要性を検討(カーシェアリング・レンタカー・タクシー・公共交通機関を有効活用)車を保有している場合、その必要性を考えましょう。車を保有するには、車両代金に加え、ガソリン代、車検・メンテナンス費用、駐車場代、自動車保険料、税金など多くのお金がかかります。使用頻度によっては、カーシェアリング・レンタカー・タクシー・公共交通機関を有効活用することで、大きな節約効果が期待できます。明らかに無駄な支出から削る上記の固定費の次は、生活の質を下げない、生活に必要ない、明らかに無駄な支出から削っていきます。ここでは、無駄な支出を削る具体的な方法をいくつかご紹介します。生活に必要ないモノを買わない買ってから着ていない服、読んでいない本などは明らかに無駄な支出です。買って満足するモノは生活に必要なく、そのようなモノを買わないだけでも大きな節約になります。ただ、買ったときには必要だと思って買っているのが厄介です。その対策としては、すぐに買わず、1週間後に改めて必要かどうかを判断すること。これだけでも、無駄な衝動買いはかなり減ります。安物買いの銭失い状態の方は、本当に必要なモノだけをしっかり選んで買うよう心がけましょう。そうすれば、使うお金が減るとともに、ひとつひとつのモノにかけるお金は増え、結果的に満足度が高まることが期待できます。また使わないものを保管しておくスペースや収納が必要なくなり、収納用品などを買うお金も節約できます。コンビニの利用回数を減らすコンビニに行くと、500円〜1,000円程度は簡単に使ってしまいます。コンビニ通いが習慣になっていると、1日500円でも月にすれば15,000円となり、無視できない出費です。なんでもコンビニで買っている方は、コンビニで買っていたものを極力スーパーやドラッグストアで買うだけで、同じものを買うにしてもかなりの節約になります。コンビニに行く回数が減れば、余計なものをつい買ってしまうことも減ります。コンビニを利用するなということではありません。状況に応じたスーパーやドラッグストアとの使い分けが大切なのです。利用していないジムや習い事をやめるほとんど利用していないジムや習い事は、無駄になる可能性大。やめても支障ないことがほとんどです。行きたくない飲み会などを断る特に行きたくない飲み会などで、断れるものは断りましょう。人間関係を良好に保つために必要な部分もあり、無理に削る必要はありませんが、誘われた飲み会にとりあえず参加しているような場合、一部を断るだけでも交際費を節約できます。外食を減らし自炊する一人暮らしの方は外食が多い傾向があり、食費がかさみがちです。とはいえ一人分だけ自炊するのは、なかなか難しいもの。まとめて作って冷凍したり、翌日のお弁当にしたりといった工夫も必要となります。ただし、料理経験のない方がいきなり自炊を始めると、材料を余らせたりして、逆に高くつくこともあります。調理器具や調味料を揃えるのに最初はお金がかかり、三日坊主になってしまうと無駄になる可能性も。自炊すると決めたのであれば、いきなり完璧を目指すのではなく、簡単なものでも続けることが大切です。料理するのがどうしても苦手な方や、忙しくて時間が取れない方など、自炊がストレスになるなら無理に自炊する必要はありません。ほかの部分で節約していきましょう。一人暮らしの節約まとめ収入を自分のためだけに使える一人暮らしの方は、家計の管理が甘く、浪費しやすい傾向があります。貯金できる家計になるためには、まずは家計全体の状況を把握し、予算を立ててお金をやりくりする習慣をつけることから。貯金を増やすためには節約も必要ですが、続かなければ意味がありません。必要な食費まで削るような極端な節約ではなく、生活の質への影響が少ない固定費や、明らかに無駄な支出から削っていくことが、無理なく長続きする節約のコツです。
2019年03月05日一人暮らしの彼の家に初めて遊びに行くとき、「どんな家なんだろう」とドキドキしますよね。家は、そこに住む人の性格やこだわりが反映される空間。中には、女性が驚いてしまうような生活を送っている男性も!今回は、一人暮らしの男性の“ビックリ生活習慣”について、彼らに話を聞いてみました。文・上岡史奈キッチンに本棚、ガスも未契約、湯船は物置「掃除をしたくないので、僕は家では料理を一切しません。365日外食だから、食器もほとんどありません。キッチンは使わないので、ガスコンロの上に板を置いて、その上を本棚として使っています。あと、毎日ジムに行ってシャワーを浴びているので、家の風呂場も使いません。今では物置になっていますね。もう、ガスは解約しようかな」(26歳/ゲーム業界勤務)ある意味潔い生活ですが、キッチンが本棚になり、風呂場が物置になっている光景を目の当たりにすると、ビックリしてしまいそうですね。そのうち電気まで解約しちゃったりして……。冷蔵庫が野菜ジュースだらけ「毎日健康のために野菜ジュースを飲んでいるのですが、つねに冷蔵庫の中にびっちり入っていないと落ち着かないんです。なかなか、野菜自体を食べるのは難しいですからね。ちょっとでも減ってくるとネットで頼んじゃいますね」(33歳/配送関係勤務)野菜ジュースで健康管理をしようと考えているのは良いですが、この場合は、どちらかというと“野菜ジュースのストックを揃えておく”ことが目的になっているようです。勝手に飲んで、冷蔵庫内のバランスを崩そうものなら、怒られてしまいそうですね。愛用品のストックがないと落ち着かない男性は多いようで、こんな人も……。押入れがトイレットペーパーでいっぱい「肝心なときにトイレットペーパーがないと困るので、押入れいっぱいに予備のトイレットペーパーを蓄えています。製品の製造終了や、製造会社の倒産に備えて、一生分確保しておきたいんです」(30歳/カード会社勤務)確かに、消耗品のトイレットペーパーはある程度ストックがあると便利ですが、押入れいっぱいにトイレットペーパーを入れておかないと気が済まないとは、一緒に暮らしたら少し大変そうですね。全てを手の届く位置に!「無駄な動きをしなくていいように、家の動線にはめちゃくちゃこだわってます。理想はコックピットですね」(25歳/電機メーカー勤務)一見雑然としているように見えて、実は物の置き場所がきっちり決まっていて、他人に勝手に動かされたくないという男性は多いようです。彼の家に遊びに行って何か使った後は、「これってどこに置いておけばいい?」と聞くようにすると、トラブルを避けられるでしょう。一人暮らしの男性の家を訪問するときは気をつけて!男性にとって、自分の家は“城”のようなもの。特に一人暮らし歴の長い男性は、物の配置などにマイルールがあることも。彼の家に初めて遊びに行くときは、彼がどのくらいこだわりを持っているのか、あらかじめ探っておくと良いでしょう。© 4 PM production / shutterstock© traveliving / shutterstock© New Africa / shutterstock© del Monaco / shutterstock© Elnur / shutterstock
2019年03月04日木の家具に、ベージュやグレーのインテリアで落ち着いたワンルームを作っている神山さんのお部屋。キッチンで大活躍していたのは、野田琺瑯のポトル。このお部屋に引っ越してきたとき、最初に買ったのが、このポトルだったとのこと。「日本の琺瑯といえば野田琺瑯」と言われるほど、信頼のおける質の高い琺瑯製品を生み出している野田琺瑯。こちらのポトルは、その名の通り、ケトルとポットとを兼ねてくれる優れもの。保温性の高い琺瑯なので、一度沸かしたお湯が冷めにくく、そのままテーブルにおいても、とても絵になります。 ひとり暮らしの小さなキッチンの味方になってくれそうですね。 神山さんのお部屋はこちら出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2018年12月26日一人暮らし女子が幸せな結婚を願うのであれば、毎日の生活においてどのような点に気を付けるべきなのでしょうか。幸せな将来を迎えるために、一人暮らしでの注意点を紹介します。一人暮らし女子が陥りがち…自由気まますぎる生活に注意一人暮らし女子は規則正しい生活リズムを!一人暮らしでは、誰にも何も言われないので、自分の好きなように生活することができます。朝起きるのも夜寝るのも、何時でもかまいませんし、夜更かしを続けても自分一人なら問題ないです。ところが不規則な生活を続けていると、知らず知らずのうちに乱れた生活リズムが身に付いてしまい、いざ結婚するとなったときにも、きちんと早寝早起きができない可能性もあるのです。結婚は共同生活です。遅くまで起きてガサゴソと音を立てていると、相手は迷惑ですし、夫婦生活もすれ違いでうまくいかなくなってしまう場合も…。朝も早く起きてあなたが二人分の朝食の準備することになるかもしれません。一人暮らしでも、きちんと正しい生活リズムを心がけていれば、結婚したときにもスムーズに共同生活をすることができます。自由気ままな生活習慣が当たり前になってしまわないように、気を付けましょう。一人暮らし女子のだらしない格好は癖になる?!一人暮らしは他に誰もいないので、どんな格好をしていても問題ないと、身だしなみを気にしていない人は少なくないのではないでしょうか。一人でもそれなりに身だしなみをきちんとして過ごしているなら良いですが、ボサボサ髪でパジャマのままで休日もダラダラゴロゴロしているという人は注意が必要です。普段、家の中でどのように過ごしているかは、ふとした瞬間に垣間見えるものです。彼氏ができたときに、びっくりして幻滅されないように今から気を付けておきましょう。勿論、部屋はリラックスする場所なので堅苦しい格好をすることはありません。女性らしさを忘れずに、一人でも可愛い格好で身だしなみを整えて過ごすようにしましょう。一人暮らし女子は家の中に誰でも入れないこと一人暮らし女子を狙う男性も…都合の良い女にはならない男性は、遊び目的の女性にはお金を使いたくないと思う人も多いです。一人暮らし女子はホテル代もかからないため、都合の良い女にしようと狙っている男性もいるのです。たとえ好きな男性でも、男性を気軽に家の中に入れるのは危険です。信頼関係が生まれていないのに家に入れてしまうと、遊ばれてしまう可能性もあります。都合の良い女になって、幸せが遠のくだけではなく、結婚ができなくなっては大変です。男性を家の中に入れるのは、きちんと交際が始まって信頼関係が築けてからにしましょう。一人暮らし女子は身持ちの悪い女と思われないように魅力的な女性でも、男性に尻軽女と誤解されてしまうと、良い出会いに恵まれません。せっかく気になる男性が現れても、変な噂が広まってしまっては厄介です。やはり男性は、結婚相手として考える場合には軽い女、遊んでいる女は敬遠します。誤解を招かないためにも、男性を気軽に部屋に入れないようにして、男性に遊んでいると勘違いされるような言動をとらないように注意しましょう。一人暮らし女子は家事をしない生活はNG!一人暮らし女子は面倒くでも家事はしよう一人暮らしで面倒臭がりの女子は、食事はインスタントや出来合いのお弁当などで済ませてしまいがちです。洗い物を溜めていても誰も怒らないので、流し台に食べた後の食器が溢れているという人もいるかもしれませんね。また部屋も散らかっていて、たまにしか掃除をしない、脱いだ服もそのままという人もいるのではないでしょうか。家事や料理、掃除を後回しにする癖が付いてしまうと、結婚してからが大変です。結婚すれば、自分だけではなく夫や子供のために家事をこなす必要もあります。一人暮らしの間に、自分の分だけでも一通りの家事をこなせるようになっておきましょう。一人暮らし女子なら特に料理は頑張りたい彼女の料理が美味しかったときに「この女性となら結婚してもいいなと思った」という男性は多いです。一人暮らしは、実は料理の腕をみがくのにとても適した環境です。しかし、自分だけの分を作るのが面倒だとか、出来合いのお惣菜で済ますほうが手っ取り早いという理由で自炊をしない人が多いのです。料理を自分で作らなければいけない一人暮らしは料理上手になるチャンスだと考えて、是非とも料理は頑張って作るようにしましょう。一人暮らしでは体調をくずして病気になっても大変です。栄養バランスも考えた料理を作って食べることは健康管理にもつながります。結婚してから、夫や子供の体調管理をするためにも、一人暮らしの間にしっかり料理を頑張っておきましょう。一人暮らし女子が将来の幸せになるために…結婚するにあたってマイナスな生活習慣は改めておく必要があります。一人暮らしでも、きちんとした生活習慣で、自炊もする料理上手で、金銭面もしっかり管理している女性もいます。そのような女性は、結婚してもその生活習慣を活かすことができるため、一人暮らしから二人で暮らす結婚生活へスムーズに移行できます。一人暮らしというのは、どんな暮らし方をするのも自分次第です。せっかくなら将来の幸せにつながる生活を心がけたいものですね。
2018年11月24日防災グッズは、市販されている物を購入することである程度をカバーすることができます。しかし、東日本大震災を体験した筆者は、それだけではカバーできない部分もあるということを、身をもって体験しました。今回は、防災グッズとして必要なものを迷わず準備できるように「衣食住」の3つに分けて用意する方法を書きます。■ 最初の避難時に持ち運ぶ防災グッズの準備基本は、市販されているものを使ってもいいです。ただ、不足部分を補うために準備しておきたい(持って出た方が良い)ものを「衣食住」に分けて準備することをおすすします。ポイントは、いかにコンパクトにまとめて背負えるかです(両手が使えることが大切です)。「衣」の準備ここは、衣類など身につける物と考えてください。雨風に強い上着(季節を問わずウィンドブレーカーのような上着は重宝します。)タオルと大きめバスタオルなど(拭くことも掛けることもできます)生理用品(1日分は試供品などで補えます)「食」の準備缶詰(カンパンやパンなど、開けたらすぐ食べられる物)飲料水(長期保存水がオススメです)甘い物(すぐに口に入れられるアメなど)「住」(生活必需品)の準備レジ袋(ゴミ袋だけでなく三角巾などにも使えます)携帯トイレ懐中電灯(予備の電池も一緒に)スマホを電池で充電できる物軍手(家族分)応急処置用品(薬や絆創膏などの衛生用品)重要書類などのコピー(保険証・保険関係書類・口座番号などをケースにひとまとめに)母子手帳のコピー(子どもの病歴や出産時、予防接種の有無のページ)小銭ポケットティッシュ(いくつか)アルミのブランケットこれらをリュックに入れていきますが、重さに注意しましょう。実際に背負って避難をしたときは、詰め込みすぎていたせいもありますが、重くて大変でした。そこに幼児を抱えていましたので、余計に大変だったのを覚えています。入れる物は厳選し、できるだけ軽くしましょう。■ 災害がおさまってからの「第2の防災グッズ」災害がある程度おさまり、日中に自宅に戻れることがあるかと思います。その時は、ライフラインが止まっていることも十分にあります。また、買い出しに行っても買えないこともあります。その時のために2つ目の防災グッズが必要なのです。その中身をご紹介します。「衣」の準備家族全員分の着替え1日分(ジャージなど長袖長ズボンで動きやすい服)トラベル・サウナ用の紙の下着(使い捨てができるので便利です)体ふき用シート除菌用シートコンパクトタオル(水で戻すことができるものが便利)マスク「食」の準備温めなくても食べられるもの(ご飯に味がついておかずがいらない物がオススメ)飲料水入れ(折りたためる容器がオススメです。給水が始まったらすぐに用意できます)割り箸プラスティックコップ(おわんの代わりになります)今回は一部しかお見せしていませんが、最低でも家族が2日程度食べられる分を用意しておきましょう。「住」(生活必需品)の準備ライターやマッチ(火を起こせる物)ランタン(予備の電池も)カイロ(暖を取れるように用意しておきましょう)レジ袋箱ティッシュ歯磨きシート(水を節約できます)丈夫なカバン(物の運搬など多岐に亘って使えます)物を入れるものはリュックでなくても大丈夫ですが、運びやすい容器やカバンを用意してください。ちなみに筆者宅はボストンバッグです。■ 乳幼児がいる場合は中身に工夫を子どもを抱いて避難ができるようにしなければならないのですが、できるだけ軽い物を中心に用意することをオススメします。防災グッズに用意しておくといい子ども用品ベビーフードスティックシュガーおしりふきだーちゃん / PIXTA(ピクスタ)使い捨てほ乳瓶粉ミルク(スティックタイプ)おむつ(圧縮袋で小さくすると少しでも多く用意できます)歯磨きシート抱っこヒモやスリングなど赤ちゃんの薬着替えネームタグ(子どもと親の氏名・携帯番号など)母子手帳Graphs / PIXTA(ピクスタ)子どもが安心できるおもちゃ(これは必須です)JanPietruszka / PIXTA(ピクスタ)子どもの成長によって変わってきます。ですから、「サイズが変わったとき」や「衣替えのとき」などに見直しをすることをオススメします。EKAKI / PIXTA(ピクスタ)いかがでしたか。災害で避難を余儀なくされる状態になって時は、意外とパニックになってしまうものです。「これだけ持って、さっと避難できる」ようにしましょう。避難先では不安を感じてしまうことが多いですが、2つ目の防災グッズがあるだけでその不安もかなり和らぎます。筆者の経験が、今後少しでもみなさんのお役に立てたら嬉しいです。
2018年11月09日憧れの一人暮らしをスタート!でも、いざ住み始めたら想定外の問題が続出で悔恨の嵐!?…なんて思いは誰だってしたくないですよね。そこで今回は、女子が押さえておきたい物件選びのポイントを“お部屋探しのプロ”にお聞きしました!近年、お部屋探しのお役立ちサイトとして注目されているのが、月間100万人以上が利用しているマンション口コミ評価サイト「マンションノート」。日本全国にある集合住宅の口コミを網羅し、その物件に実際に住んでいる人からの口コミを読めるとあって、サイトユーザーも急増中となっていますが、今回お話を伺ったのは、そのサイトを運営する株式会社レンガ代表取締役社長の藤井真人さんです。これから一人暮らしをスタートする、もしくは引っ越しを考えている女子向けに、実際にサイトに寄せられた声を紹介しながら、失敗しない部屋探しのチェックポイントをご紹介します!1騒音まずチェックしてほしいのが、“音”の問題。「隣の人のあくびやくしゃみが聞こえます」「会話も普通に聞こえます」といった口コミも多数。壁の薄い物件は避けておきたいですよね。<アドバイス>藤井:特に生活音は内見の際に気付きにくく、入居してから後悔するという人がほとんどです。また「音が響きやすいせいか、少々の生活音でも我慢できず何度も怒鳴られた」など、場合によっては、あなた自身が隣人からクレームを受ける側になってしまうことだってあるかもしれません。音の響きやすさをチェックするには、壁を叩いてみるなどの方法もありますが、家族や友人などに協力を仰ぎ、2人以上で内見に行くのがオススメ。たとえば、1人が部屋の外に出てスマホで電話をかけて誰かと会話しているところを、もう1人が部屋の中に残って聞いて、どのぐらい音が漏れ聞こえてくるか確認すると良いでしょう。2治安女子の一人暮らしと言えば、外せないのが安全面。口コミでも「空き巣被害に遭いました」なんて経験談も!治安についてチェックするにはどうしたら?<アドバイス>藤井:現地に行ってみるのが一番ですね。マンションのエントランスの郵便受けやゴミ捨て場などの共有設備は、“住人の雰囲気を映し出す鏡”。ココが散らかっている物件は避けた方が賢明かも…。また実際の通勤ルートで物件から駅まで歩いてみるのも必須。可能なら、平日・土日・昼・夜の4パターン歩くのがベストです。3匂い見落としがちなのが“匂い”。悪臭問題は入居してから後悔する人が多いようです。「アパート横に下水が流れているせいか、そこからでてくる異臭や湧いてくる虫が夏になると多くなるのでとても辛かった。また、目の前に立っているハイツからトイレの異臭がしてくるので、夏場はとても窓を開けられるような状態ではなかった」などの口コミも…。<アドバイス>藤井:目に見えない“匂い”の問題は、内見で見つけるのが難しく、実際に生活を始めてから気付くというパターンがほとんど。個人で対策するにも限界があり、場合によっては引っ越さざるを得ないケースも多いです。4ゴキブリこれは言う間でもなく避けたい人がほとんどなのではないでしょうか?「入居初日にゴキブリが出た」「ゴミ捨て場も、夏場はゴキブリが大量に発生しており、気持ちが悪かった」など、超リアルな後悔の声がたくさん!<アドバイス>藤井:これも事前に見抜くのが難しいんです。よく「1階が飲食店の物件は避ける」と言われますが、それも万全ではないようです。これも悪臭の問題と同様に、実際にそこの物件に住んでいる人に話を聞くのが一番。手前味噌ですが「マンションノート」で居住者から情報を入手するのもオススメです。5スーパーなどの買い物事情働く女性ならきっと「今日はもう疲れたから、夕飯はお惣菜を買って済ませちゃおう!」という日もありますよね。駅からの通勤ルートにスーパーやテイクアウトできるようなファストフード店があると便利です。<アドバイス>藤井:お店の有無のほかに、忘れずにチェックしてほしいのが営業時間と物価です。女性ならではの困りごとで、「閉店時間が早くて会社帰りに買えない」「生鮮食品などが高い」という後悔も多いようです。地域性もあるので事前にチェックしておきたいポイントです。【番外編】そして番外編として、意外な盲点がハト。「ハトの糞害がすごいです。室外機やベランダの床はもちろん、干してある洗濯物に被害が出ています。向かいの分譲マンションに鳩がたむろするスポットがあり、そこからこちらの物件に飛んできているようです。朝もベランダで鳩が鳴いている声で目が覚めてしまいます。この物件に住んでから鳩が大嫌いになりました」なんて口コミも珍しくありません。<アドバイス>藤井:実は、都心でもハトの被害に悩む方は多いんです。内見の際には、ベランダの真下はもちろん、隣や向いの物件にも目を向けて、ハトの糞や巣がないか確認するのを忘れずに!***5つのポイントをご覧になっていかがでしたか?意外にも、マンション自体の問題よりも“周辺環境”の問題を後悔している女性が多いようです。たとえば、部屋の壁紙が好みの柄ではない、収納が少なくて不便などの、部屋の内部のことは工夫してどうにか対処できても、立地や治安といった周辺環境は自力では変えられません。環境については、口コミサイトなどを利用して、実際に住んでいる人に話を聞くのも一つの手ですね。また、anan世代のなかには、そろそろ将来を見据えてマンション購入を考えている方もいるのではないでしょうか?これらのチェックポイントは、賃貸に限ったことではなく、購入の場合でも同じことが言えるので、覚えておいて損はないでしょう。ご紹介したチェックポイントをもとに、部屋探しを楽しんでみてはいかがでしょうか。***<プロフィール>藤井真人(ふじい・まこと)さん総合広告代理店・博報堂を経て、ソーシャルショッピングサイト・株式会社エニグモの創業に参画。2012年に株式会社レンガ(RENGA)を創業し、マンション口コミサイト『マンションノート』を開発運営している。<関連リンク>マンションノート(by anan編集部)
2018年10月23日トップライター:川筋真貴「NHK ニュース・防災」は、NHKのニュースや天気・災害などの情報をまとめてチェックできる、ニュース&防災情報アプリです。データマップで台風の予想進路や気象警報・注意報などを確認したり、自分が設定した地域の災害情報をプッシュ通知で受けとったり、大切な家族の安全を守るための情報収集をはじめてみませんか。タイトル画面、ストアでのアプリ検索結果の画面NHK ニュース・防災万が一の災害時にほしい情報満載。身近な地域の状況を知ることができる防災アプリ「NHK ニュース・防災」は、防災情報を中心に収集できるアプリです。NHKのニュース記事や天気予報などの情報を無料で閲覧できるほか、万が一の災害時に活用できるプッシュ通知などの機能が満載。自分が設定した地域の台風・竜巻・地震・津波などの災害情報や、自治体からの避難情報、避難場所までの経路の確認、災害時の放送同時提供やライブ配信など、いざというときに必要な情報を得ることができます。親子で楽しむ使い方iPhoneまたはiPadでアプリを起動すると、「NHK NEWSは通知を送信します」というメッセージが表示されます。「許可」をタップしましょう。アプリを起動するとNHKニュース・防災アプリ規約が表示されます。内容に問題がなければ、「同意して続行」をタップしましょう。アプリの使いかたの説明が、画面上に表示されます。使いかたを確認したら、「アプリを使う」をタップします。次は、チュートリアル画面に移行します。ここで基本的な操作方法を確認しましょう。地域の設定は、ホーム画面の左上にある「歯車」→設定画面で「地域の設定1」→ 「都道府県」 → 「市町村」を選択すると完了です。地域の設定で現在地を設定する場合は、「現在地を登録/現在地を取得」を選択。「位置情報の利用を許可しますか?」というメッセージが表示されたら、「許可」をタップしましょう。プッシュ通知の設定は、ホーム画面の左上にある「歯車」→設定画面で行ないます。初期状態では、すべて通知する設定になっているので、「設定」→「プッシュ通知の設定」で通知が不要な項目をオフにし、画面左上にある「保存」をタップしましょう。ホーム画面の下に表示されるメニューの「データマップ」を選ぶと、地図上で「雨雲データマップ」や「メッシュ気温」、「気象警報・注意報・土砂災害警戒情報」など、さまざまな気象情報を見ることができます。※現在地の位置情報の利用を「許可」にしている必要があります。ホーム画面下の「災害情報」からは、全国の災害情報を確認することができます。学ぶアプリ案内人のツボ特定の地域の災害情報だけをチェックしたいときにぴったり!現在地のほかに子どもがよく行く地域、パパの出張先や祖父母の家などの地域も必要に応じて登録しておけば、それぞれの地域の気象警報・注意報や避難情報もすぐに確認できます。突然の大雨や熱中症情報などの通知機能も充実していて安心ですね。さっそく、わが家の必須アプリに決定しました。【DATA】アプリストアのスクリーンショット3点アプリ名:NHK ニュース・防災(NHK:Japan Broadcasting Corporation)価格:無料対象学年:すべて【iPhone・iPad】ニュース-防災/id1121104608?mt=8&ign-mpt=uo%3D4カテゴリー:ニュースAppレーティング:4+【Android】カテゴリー:ニュース&雑誌コンテンツレーティング:3歳以上※紹介した手順・情報は執筆時のものです。川筋真貴(かわすじまき)中学校の国語教員を経てライターに転職。女性向けの媒体での執筆が多く、IT関係からファッション・ペット・インテリアまで、女性のライフスタイルに役立つ記事の作成を得意としている。趣味は長年続けている茶道と御朱印集め。東京都在住。
2018年10月03日一人暮らしの彼ができると、ついついやってしまいがちな行動の数々。私がすることなんだから、彼もきっと嬉しいだろうという押し付けは絶対にNGです。彼のすべてを見せているといっても過言ではない、彼のテリトリーに踏み込んだあと、細かい行動のひとつひとつが今後の関係を壊してしまう事もあります。それは長い間付き合っていたとしてもおなじこと。慣れてきても踏み込んではいけない領域、って絶対に誰にでもありますからね。それでは一人暮らしの男性が、本命の彼女にでも意外にイラッとするポイントを見ていきましょう。■ 「そこ、座って」はそこ以外は座るなという意味いくら事前に掃除してから彼女を招き入れたとしても、彼が「そこに座って」といった以外の所に座るのは実はNGです。だれでもお客さんはここ。というマイルールが決まっていてたとえば、自分にとって一番居心地のいい場所を選んでいっていたりします。そして違う所に座られると、自分が見せたくない部屋の角度だったりします。なのに違う所に座ってしまうと、「大好きな彼女だからこそ、座る位置も僕の部屋の中で一番いい場所にしてあげたい」という彼の心情を踏みにじってしまう事になりかねません。彼の家に入ったなら、彼のルールにしたがうべきです。「その辺に座って」といわれた場合は、ちょっとモジモジしてから彼がすぐそばに座れる位置を考えて座るのがいいんじゃないでしょうか?■ 「彼は私の物」というアピールもNGいわゆる、痕跡を残すのもNGです。女性って自分が部屋に来てない時に、もし他の女が来てもこれで彼女が居ると解るだろうと思われるような、女物の歯ブラシやスキンケアなど彼の部屋に置きたがります。「また持ってくるのが面倒くさいから」とは言いますが、彼女がマーキングを意識しているのは彼にもバレバレです。頻繁にお泊りするような間柄になった場合は、お泊りセットをコンパクトにまとめてから、彼に聞いてキッチンの上の戸棚の奥とか洗面台の下など、普段目につかないようなところに置かせてもらいましょう。もちろん彼から、「もっと目立つところに置いたら?」 といって貰えれば、こんな嬉しいことはないですよね!■ 「カギもらって」という言葉を貰えるように「カギが欲しい」といわれると、彼もあげたくありません。自分のプライベートな空間を乱されると推測するからです。自分から「カギが欲しい」といって無理にカギを貰うより、彼からカギ貰って欲しいって思われた方が絶対に嬉しいですよね!だからこそ彼から「カギもらって!」といわれた女性は大勝利だと思いますよ!■ まとめ一人暮らしの彼って、沢山一緒にいれて仲良くなりやすいけれども、やっぱりそれだけ気を使わないとケンカにもなりやすいです。あくまでもお客さまであり気を使う立場を忘れなければ、一人暮らしの彼とはもっともっと仲良くなれるいい境遇ですから、甘え切らず節度をもっていい関係を築いていくようにしましょう。(只野あさみ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年09月24日2018年9月6日早朝に起きた北海道胆振東部地震。最大震度は北海道で初めての震度7という非常に大きいものでした。今年は台風による被害も多発しており、私たちもいつ自然災害に見舞われるかもしれません。そんなときに子どもを守れるのは親だけ。そのためにもいざというときの対処法を知っていることはとても重要です。そこで今回は、2011年の東日本大震災で被災したママたちの経験をもとに作られた、私がおすすめする防災本を2冊ご紹介したいと思います。 『被災ママに学ぶ ちいさな防災のアイディア40』(アベナオミ著/学研プラス) 宮城県在住のママイラストレーター、アベナオミさんによる防災&避難生活の心得集。震災時にあってよかったものや「3.11」以降も続けている防災術などについて紹介しています。 今回の北海道胆振東部地震でもそうだったように、地震が起きると停電や断水などが続くこともあります。そんなときどうやって明かりを確保するか、断水していてもできる調理の方法、冷蔵庫が使えなくなったときのためにストックしておきたい食材など、被災を経験したママならではの具体的なアドバイスが参考になります。コミックエッセイもまじえながら書いているので、子育ての合間にも気軽に読むことができますよ。 『被災ママ812人が作った子連れ防災実践ノート』(MAMA-PLUG著/KADOKAWA) 子どものいる家族にとって必要な備えを、子育てママの視点から実践しやすいようにまとめた1冊。書き込みができるノート形式になっていて、最後まで書き終えるころには必要な防災が備わっているという仕組みです。 大地震が起きると携帯電話が通じなくなり、交通も麻痺するため帰宅困難者になることも考えられます。もしも家族がみなバラバラの場所にいて連絡が取れなかったらどうするか話し合ったことはありますか?防災グッズだけでなく、そうした必要な備えについても書かれているので、どこから手をつけていいかわからない、家族にも防災の意識を高めてほしいという人は必見です。ぜひ家族といっしょに話し合いながら取り組んでみてください。 大地震はいつ起こるか予測ができません。それだけに日頃の備えがとても重要です。実際を被災したママたちの体験談からは学ぶべきことがいっぱい。家族みんなで防災について考えてみてはいかがでしょうか?著者:妹尾香雪女性誌・書籍・WEBなどで、女性のライフスタイルについて執筆。プライベートでは一児の母として子育ての真っ只中。ワーキングマザーとして自身の育児体験に基づいた記事を提供している。
2018年09月19日今年は例年に比べて自然災害が多く、防災について真剣に考え、向き合うシーンが増えました。「いつかやろう」と思いながらも、そのタイミングをはかりかねることも多いですが、是非この機会にご家庭でも防災グッズの見直しや点検を行いませんか?ライフスタイルや、家族構成によってその内容は異なってきますが、今回ご紹介したいのは人気のインスタグラマー、Tammy(@t_ammy) さんの防災の備え方。丁寧な暮らしで人気のTammyさんですが、今回防災の備蓄品を刷新されたとのこと。見直したポイント、備えについての考え方を教えて頂きました。自分のライフスタイルにあった備えをすることが大切1995年に起こった阪神大震災を経験されたTammyさん。そこから災害への備蓄品を強く意識されているようです。「防災グッズは阪神大震災あたりよりきちんと揃えています。でも...暮らしの場所が変わったり、子供たちが成長したり、幸いにも揃えたものを使うことなく消費期限が過ぎて行くので、住む場所 家族年齢など生活環境で防災グッズも変わってきて中身は見直す事が必要になります。今は わが家は夫婦二人暮らし。海辺ですが高層階なので万が一のことが起こっても、マンションに異常が見られない限り、家でいることの方がきっと安全だという前提で、ライフラインのストップした家の中で暮らす事を主としつつも、避難することも想定に備えています」今までは家の中に何かしら食べるものがあると想定して、水しかストックされていなかったというTammyさん。今回全く欠いていたという備蓄食を揃えられました。Tammyさんが選んだのは「いつでもおいしい!どこでもおいしい!」をコンセプトに、味にもパッケージにもこだわった新しい備蓄食#IZAMESHI水だけで作れるごはんや、開けてそのまますぐに食べられるおかずなど、便利なだけでなく味も満足できる長期保存食です。⇒ 新感覚保存食「IZAMESHI」 また一般的な市販の水の賞味期限は、製造から1年から2年ほど。IZAMESHIの水は天然弱アルカリイオン水でありながら、長期保存が叶う「7年保存水500ml」。水はケースで備蓄しておきたいですが、賞味期限を当面気にしなくていいのは安心ですね。⇒ IZAMESHIいざという時の必需品7年保存水500ml24本セット ⇒ IZAMESHIいざという時の必需品7年保存水2L6本セット スマホの充電対応は?今の時代にあわせた見直しを市販の防災セットは自分に必要ないものが入っていたり、一見便利なようでかゆいところに手が届かないことも。自身で揃える場合、やはり手間はかかりますが、実際防災用品が必要となった場合の心強さは違います。見直しの度に、継ぎ足し方式で中身を見直しているTammyさん。使わなくなったスーツケースを使用しています。「万が一 点火しないと困るので、チャッカマンはメーカー違うもの二種類を。サウナスーツは真冬の寒さしのぎに...。歯ブラシには歯磨き粉ついたもの。」「今の時代一番真っ先に必要とするものは、やはりスマホの充電を確保すること。防災ラジオには手廻しの充電機能付きやソーラータイプもありますが、持っているスマホへの充電ソケットが自分のスマホに対応しているか確認が必要です。android→iPhone にしたので今回変更しました。」大変な時だからこそ、気分があがる小さな工夫と余裕を災害時は気持ちにも余裕がなくなるもの。そんな時だからこそ、ちょっとした余裕を持つことは大切です。Tammyさんは今回、それまで普通のジッパーバッグを、ちょっと気分があがるものに入れ替えたそうです。心身ともに大変になるからこそ、余裕のある時に小さな工夫を凝らすのは素敵なアイデアですね。⇒ ジッパーバッグB5(15枚入り)「ストックホルム」 「そんなこんな見直しして詰め込んで、わが家の防災グッズ置き場は玄関横ドア開けた部屋のここ。DEAN&DELUCAのバッグは愛犬の防災グッズです」気になる愛犬用のグッズは、・折りたたみの器とフード・ペットのシートマンションで缶詰になる場合を想定すると、室内犬用にペットシートをストックしておくのは大切。これもライフスタイルにあわせた備蓄といえますね。またいざという時のために、大切な人とルールを決めることも忘れずに。安全な場所を知り、備え行動することが大切だとTammyさんはおっしゃいます。これを期に、家族で自分たちの避難場所、いざという時の連絡方法を見直し、再確認しておきましょう。揃えたもの、使わなくてそれでよし!と笑える気持ちを大切に時間やお金をかけて揃えても、使わずに終わっちゃう。そう考えると、なかなか備蓄品と向き合う気分になれないことも。「揃えたもの使わなくて結構!それでよし!この揃える時間、家族を思う、大切な命を守る作業でした。こんなに揃えっちゃってさぁ〜なんて笑い話で時間が過ぎていきますように!!」Tammyさんはそんな気持ちが大切と締めくくります。「今年も使わなかったね、よかったね」という基本の気持ちを忘れがちになってしまう防災の備え。笑える気持ちが何より大切です。9月1日は防災の日。気持ちも荷物もリセットする大切な月。いざに備えて備蓄品とルールを見直しましょう。⇒ イザメシ&長期保存のデニッシュ感など、防災特集はこちら ⇒ 一番人気の3日分セット、10日20時より僅少再入荷です。 = 文:大西佳葉 = ■食のはなし ■暮らしのはなし 【ご紹介したアイテム】 「いつでもおいしい!どこでもおいしい!」をコンセプトに、味にもパッケージにもこだわった新しい備蓄食「IZAMESHI」。 「IZA(イザ)」という言葉には、非常時だけでなく風邪を引いて出かけられない時など、日常のいざという時という意味も込められています。
2018年09月10日近年、日本全国での災害が相次いでいます。今回は、事前に準備しておきたい防災グッズについて。防災グッズを準備したいけれど、実際、自分にとって必要なもの、どんなものを用意すればいいのでしょうか?今からチェックしたいポイントや防災グッズのアレコレについて、これまでの記事の中から関連記事5本をまとめてお届けします!■ 1・車に積んで置ける「防災安心セット」いざというとき防災グッズを家の中から持ち出すのは大変です。車に積んでおくのがいいという意見も。「防災安心セット 水・食料7年車載用」は、水と食料、簡易トイレ、マスク、ホイッスルなどの必需品が、鞄サイズの箱にコンパクトにまとめられています。水と食料の賞味期限は7年。車に積んでおくだけで安心感が違いますよ!車にも設置、最低必要な「防災安心セット」■ 2・とってもスリム!A4ファイルサイズの「防災セット」コンパクトと言えば、こちらの防災セットもおすすめ。本棚や隙間に収納できるA4ファイルサイズの防災セットで、オフィスや避難先での1日分の滞在を支援する「災害備蓄セット」と、避難先からの帰宅時に使うことを想定した「災害帰宅セット」の2種類があります。短期間の間の備蓄「災害備蓄セット」「災害帰宅セット」■ 3・簡単に使いこなせない「防災セット」がなぜ注目されるのか被災すると便利さとは程遠い環境に身をおくことになります。そのとき本当に必要となるのは、使いやすさ重視の受動型の防災セットではなく、行動力を高めるような能動型の防災セットなのかもしれません。目からウロコの視点で作られた防災セットは、見た目、内容ともにクールでカッコく、普段から使い込みたくなるようなアイテムが詰まっています。受動型防災セット「ライフライン・サポートパック(LIFELINE SUPPORT PACA)」■ 4・機能性抜群!災害ボランティア用ブーツ女性防災ボランティアの声から生まれたのが、災害ボランティア用ブーツです。普段はレインブーツとして使えるようにカラーやデザインにこだわっています。釘などを踏み抜かないように靴底に鉄板が入っており、完全防水仕様。折りたたむこともできるので、持ち運びも楽々です。折りたためる災害ボランティア用ブーツ■ 5・普段使いに兼用できる防災グッズ5つ長期間、物置きで防災グッズを眠らせていたら、いざ使おうとしたとき劣化して使い物にならなくなっているおそれもあります。普段使いと兼用できる防災グッズをそろえておけば、そうしたリスクをなくすことができます。こちらの記事では、非常時だけでなく日常でも使える5つのアイテムをご紹介しています。普段遣いにもOK!兼用防災グッズ5つ
2018年09月08日おうちに愛犬を飼っているみなさん、ワンちゃんの防災対策はしっかりとできていますか?災害時に用意しておきたい、水飲み用の持ち運べるボトルやエチケット袋などが入った《スペシャルオータムボックス》が、〔こいぬすてっぷ〕より発売されました。販売期間は2018年9月1日(土)~10月31日(水)までの秋季限定!自宅用はもちろん、愛犬家のあの人へのギフトとしてもおすすめです♡〔こいぬすてっぷ〕って?全年齢、全犬種向けのギフトボックスが発売!業界唯一となる“獣医師監修”のもと、子犬の月齢に合わせた育て方本や厳選グッズのお届けサービスを展開する〔こいぬすてっぷ〕。2018年夏には、全年齢と全犬種に向けた夏季限定のギフトボックスが販売され話題となりました♪今回、秋季限定で販売されるのはその第二弾!中身は“愛犬の防災”をテーマにセレクトされたグッズで、災害時の備えとして常備しておきたいラインアップです。サイズは全部で3種類!愛犬の体重にあわせて選ぼう♪※画像はMサイズのセット内容販売期間:2018年9月1日(土)~10月31日(水)価格:3,980円(税込)ワンちゃんのサイズにあわせて、3つのサイズから選ぶことができます。詳しいセット内容は、こちらを参考にしてみてくださいね♪<全サイズ共通>●ループ・ステンレスボトル●ループ・ディスペンサー●わんこのUNCO●犬用パンケーキミックス●防災対策情報誌<各サイズ別(S、M、Lサイズ)>●それぞれの犬種にあわせたオモチャ各2点<先着100名限定※なくなり次第終了>●ペット用飲料水《アクアプーラ500ml》==========================<サイズの目安>Sサイズ:犬の体重5kg以下Mサイズ:同5~10kgLサイズ:同10kg以上さっそく中身をチェック!水の持ち運びに便利な《ループ・ステンレスボトル》カラビナ付きのキャップ部分が水飲みボウルになる、ステンレス製のボトルです。全部で8色あるというこちら、何色が届くかは開けてみてのお楽しみなのだそう♪今回入っていたのはオレンジでした!あざやかな色合いがハロウィンっぽいですね♡開けてみた図♡手になじむ持ちやすいフォルムが◎エチケット袋もスマートに♪《ループ・ディスペンサー》お散歩には必須の犬用マナー袋をコンパクトに携帯できるアイテム。グリーンティーの香りが付いたマナー袋がセットされているので、開けてすぐに使うことができますよ♪こちらもカラビナ付きで持ち運びに便利!防災用持ち出しリュックに付けておいてもいいですね。マナー袋を広げてみました!500mlペットボトルくらいの幅があります。気になるあの匂い対策に!《わんこのUNCO》やや衝撃的な商品名のこちらは、ワンちゃんの排泄物の匂いを抑えてくれる消臭剤。他の人と一緒に避難しなければならない防災時や、おでかけの際の車内など、匂いの気になるシーンで大いに役立ってくれそうです!天然木材成分を使用した薬剤は、そのまま土に還るので環境への配慮も◎もちもち米粉♡《犬用パンケーキミックスパンプキン》長崎県産の米粉とかぼちゃ粉末を使った、こだわりのパンケーキミックス。小麦アレルギーのあるワンちゃんも安心して食べることができます。グルテンフリー製法で作られており、もちもちとした食管がポイントなのだとか♡愛犬と一緒に過ごすおやつタイムは至福の瞬間ですよね♪避難するときに気を付けることは?普段から準備しておきたいことなどをまとめた《防災対策情報誌》同梱される《防災対策情報誌》には、愛犬との災害時に覚えておきたい避難所での過ごし方や、日ごろから実践しておきたいトレーニングなど、知っておくと役立つ情報がA4サイズの用紙両面にまとめられています。かさばらないので、小さく折りたたんでバッグの中に入れておくのもいいですね。ちなみに、ペット栄養管理士による、先ほどのパンケーキミックスを使った絶品レシピも紹介されていますよ♡キュートでポップなハロウィン風♡犬用オモチャ(Mサイズ)なんともいえない表情がキュートなこちらは、Mサイズに入っている犬用オモチャ♪左の《エージェントG》はピラミッド型のフォルムで、くわえて遊ぶのにピッタリ。右の《ハロウィンタマゴパンプキン》は、くわえると空気が抜けて、子どものピヨピヨ鳴る靴のようなかわいらしい音が鳴ります♡(笑)先着100名限定!《アクアプーラ》がもらえる♡販売期間中に購入した先着100名限定で、なんとペット用の飲料水《アクアプーラ(500ml)》がもらえます♡このまま防災用に備蓄できるのもいいですね。なくなり次第終了になるので、気になる方はお早めにゲットしてください♪まとめ〔こいぬすてっぷ〕から、期間限定で販売される《スペシャルオータムボックス》をご紹介しました♡9月1日は防災の日でしたが、ペットの防災対策までは意外と見直せていないという方もまだまだ多いようです(※)。そういえば考えられていなかった、という方は今からでも、ぜひおうちの防災グッズを見直してみてはいかがでしょうか?普段使いもできる防災グッズが詰まった《スペシャルオータムボックス》は、大切な愛犬や、お世話になった愛犬家の方に贈るギフトとしてもおすすめです♪※〔こいぬすてっぷ〕調べ
2018年09月07日筆者がお客様に収納でお困りのことを聞くと「防災グッズの置き場所」について聞かれることがあります。災害時の備えとして防災グッズを用意することは一般的になりました。防災グッズといっても、セットになっているものを購入されている方、水や缶詰などバラバラに準備されている方、あるいは屋外の物置に置かれている方など様々です。多くはキッチンに食料品、その他を玄関収納やお部屋のクローゼットなどにまとめて置かれている方が多いのですが、多くの方にとって収納は十分ではないと感じていますし、持ち出しやすい=目立ちやすいからといって、玄関などに置くと雑然としてしまいますよね。筆者も当初は正解がわかりませんでしたが、ヒアリングを重ねるうちに少しずつ答えが見えてきました。というわけで今回は防災グッズをどこに置けばいいのかについて、ご紹介いたします。■ 「防災グッズの設置場所」はどこにするのが一番正解?防災の専門家に伺ってみたところ、住環境や生活者の属性、生活パターンなどで異なるため、すべての住居に当てはまる正解はないものの、以下の点を考慮すべきと意見をいただきました。建物が倒壊してライフラインが断たれるような規模の災害では、まず避難することが大切建物が崩れる場合は、1階部分が潰れることが多い建物の南側は窓が多いことが多く、構造的に弱くなるため、南側に向かって潰れることが多いこの他に、海や川の近くだったり、周辺の土地より低くなっている環境では水害も考慮するなどが必要です。しかし多くの場合、家の西側または東側の、家から少し離れた倉庫などに水や食料などを保管すると良いように思いえます。あひる / PIXTA(ピクスタ)■ 災害時でも困らない!現実的な「防災グッズの設置場所」とは?しかし、都合よく空いているスペースがあったり、倉庫があるとは限りませんよね。そこで、上記を踏まえて現実的な設置場所を考えて見ましょう。まず避難が必要となるような災害の場合は、安全な場所に一刻も早く移動することが最優先です。そのため、避難する際に持っていく荷物は最小限にとどめます。災害発生直後には、避難するためだけの荷物を持つようにします。例えば懐中電灯やヘルメット、防寒具、消毒薬、小銭などです。これに必要な方は薬も必要になります。TATSU / PIXTA(ピクスタ)これらの最低限必要なものは玄関や寝室に置いておきます。特に寝室には避難用の靴やスリッパも置いておくと良いですね。よく言われる家族3日分の水や食料は、ご自身やご家族の身の安全を確保した後に安全に取りに行けるところに置くのが最良です。dorry / PIXTA(ピクスタ)次に避難後に必要となる食料や生活用品ですが、これらはかさばるので玄関などの屋内に置き切れない、置きたくない方は「屋外用の収納ボックス」が有効です。kitakado / PIXTA(ピクスタ)車をお持ちで余裕があれば積んでおいたり、あるいは「駐車スペースの隙間」に置くなどしましょう。ABC / PIXTA(ピクスタ)車がなければ南側を避けて「屋外の家沿い」に設置することも良いでしょう。HAKU / PIXTA(ピクスタ)ちなみに専門用品を購入するのはすごく割高になるので、避けたほうがいいでしょう。例えば簡易トイレは10回分で3,000円など、家族分を揃えようとすると、すぐに万単位になってしまいます。トイレであれば大人用オムツとビニール袋で代用するなどで十分かもしれません。いかがでしたか?これからは、いつでも防災に対する意識を高めていかなくてはいけません。もしもの備えは、無理せずストレスにならない準備ができるとよいですね。
2018年09月03日いつ起こるかわからない、地震や水害などの自然災害。この機会に、一度自分の住まいの防災に対する備えを再点検してみましょう。以下4つの項目別に、自分でできる住まいの防災に関するお役立ち記事を9本まとめてご紹介します!■ 1.自分でできる備えハザードマップ災害と一口に言っても、洪水、津波、土砂災害などさまざまなものがあります。自分の住む場所ではどんな災害のリスクが高いのかを知るには、ハザードマップがその手立てとなります。こちらの記事ではインターネットで見られるハザードマップの使い方を詳しく説明しています。ハザードマップで住まいの被害想定を一度は確認!子どもへの防災教育Graphs / PIXTA(ピクスタ)災害発生時に鳴り響く警報音。この「音」であるJアラートは、危険察知や避難の重要な道しるべとなります。しかし、子どもがその意味を正しく理解しているとは限りません。抜け落ちがちな子どもへの防災教育について、はっと気づかされる記事です。できていますか?子どもへの防災教育■ 2.家を守る震災対策(土地・耐震化)無料でできる!災害に強い土地、弱い土地かを調べる方法hashisatochan / PIXTA(ピクスタ)災害から身を守るためには、自分が住む土地の地形や地質を知っておくことも大切です。無料で誰でもできる「災害に強い土地を調べる方法」を今すぐチェックしておきましょう!今居る土地は大丈夫?無料でチェック「災害に強い土地か弱い土地かを調べる方法」耐震化でリスクを激減!本当に耐震が必要理由カワグチツトム / PIXTA(ピクスタ)地震の被害の多くは、老朽化した建物の倒壊で起きています。耐震基準は1981年で変更されており、旧耐震基準の建物に住んでいる人は要注意。なぜ今、建物の耐震化が必要なのか?その理由に迫ります。旧耐震基準の建物に住んでいる人は一度は確認を!家の耐震化で使える公的支援制度bee / PIXTA(ピクスタ)家を耐震化するには高額な費用がかかるため、なかなか決断しにくいものです。しかし、国や自治体の補助金制度や税の優遇制度を使うと、耐震化工事のコストを削減することができます。こちらの記事では、公的支援制度の利用条件や利用方法について詳しくお伝えしています。知っておこう!国や自治体の補助金制度や税の優遇制度■ 3.マンションの耐震地震に強いマンションはこう選ぶマンションの耐震性能を知るには、「耐震等級」を調べてみることです。等級は1から3までで、数が多いほど高い強度を示します。地震に強いマンションの形やチェックすべきポイントなど、地震に強いマンションの選び方をご紹介します。マンション探しの前に、地震に強いマンションの選び方マンションの耐震についての真実ABC / PIXTA(ピクスタ)マンションの耐震について、正しく理解している人は案外少ないのかもしれません。マンション管理のプロが教える、マンションの耐震基準&耐震等級の真実とは?プロが伝授!マンションの耐震基準&耐震等級の真実マンションは災害時、ココが危険!@yume / PIXTA(ピクスタ)地震で火災が起こることがありますが、タワーマンションの高層階の部屋は、はしご車が届かない可能性も。マンションでは災害時にどんなリスクがあるのでしょうか。マンションから安全に避難する方法についてもチェックしておきましょう。マンションは災害時、ココが危険!■ 4.ペットの防災災害時に愛犬、愛猫を守るには大切なペットの命を守るには、ペットの防災についても調べておく必要があります。環境省の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」には「ペットの避難トレーニング」「ペット用避難グッズ」など、知っておきたいお役立ち情報がたくさん掲載されています。大切な家族。災害時に愛犬、愛猫を守るには?
2018年09月02日いつ起こるかわからない自然災害。先日の西日本豪雨でも大きな被害が出ましたが、近年は都市部の局地的豪雨も頻発しています。かわいいわが子を守るために、日頃の備えは万全にしておきたいですね。防災グッズは身近なもので代用できることが多いですが、実は「さらし」もそのひとつ。戌の日の安産祈願で腹帯としてもらった人もいるのではないでしょうか? 昔ながらのさらしは、かなり使える防災グッズでもあるんです。■万能アイテム!災害時のさらし活用術防災グッズとしてのさらしの使い道はいろいろありますが、「さらしで子どもをおんぶできる」ことだけでも知っておくと、ママはとても心強いと思います。もちろん使い慣れた市販の抱っこ紐やおんぶ紐があればよいのですが、非常時には手元にないことも多いもの。たとえば、赤ちゃんと外出中に大きな地震があったらベビーカーに乗せたまま避難するのは危険ですし、歩ける子でも余震やはぐれる心配があれば、歩かせるよりおんぶや抱っこのほうが安心。小学生くらいでも割れたガラスで足をケガするなどして、おんぶが必要になることもありえます。また、集中豪雨で道路が冠水したら、小さな子はずぶぬれになったり転んだりしてぐずってしまう可能性大。安全に歩かせるのはなかなか困難です。こうしたとき、さらしをおんぶ紐にできれば、素手でおんぶするよりはるかにラク。両手があくので避難しやすく、大人とぴったりくっつくことで子どもに安心感も生まれます。さらに、災害時にさらしががあると以下のようないろいろな使い方もできます。<さらしの使い道の一例>・止血するための包帯・布おむつ、布ナプキン、下着の替え・手ぬぐい、タオル、雑巾・肩掛けやひざ掛け・高いところから避難するロープ、命綱・暖をとったり、料理をしたりするための燃料■さらしを使ったおんぶの仕方をマスターしよういざというとき、安全にさらしでおんぶするには、正しいおんぶの仕方・おろし方を知り、事前に習得しておくことが大切。非常時に急にやろうとしてもママも焦ってしまうし、赤ちゃんが初めての高さや姿勢にぐずってしまう可能性もあります。書籍『おんぶで整うこころとからだ』の詳しいおんぶの仕方を参考に、ぜひ試してみてください。●おんぶの仕方さらしでおんぶをするよさのひとつが、親と子が同じ目線になれること。背中に背負うときに理想の高さにしておくのがポイントです。さらしをそれぞれの肩にかけるとき、前屈みになりすぎると、赤ちゃんが頭から落下する危険があるので注意。両脇にきたさらしをハの字にきゅーっとしっかり引っ張ると、赤ちゃんがずりずり落ちてくるのを防げます。残ったタレ(端)は結び目のところにかませると、避難のときもジャマになりません。本には、おんぶのおろし方や抱っこの仕方も載っています。さらしは、おんぶだけなら4メートル程度でもOK。抱っこもするなら4.5メートルくらいあると使いやすいそうです。■+αのアイテムでママバッグを防災バッグに!さらしを使ったおんぶの仕方を覚えておけば、近くにさらしがないときも、ワイシャツ、カーディガン、ズボン、ストール、麻紐などで代用することができます。ただ、さらしはかさばらないのもメリットなので、できれば普段使うママバッグに入れておくといいですね。ママバッグの中身は赤ちゃんの月齢や子どもの年齢によって変わってくると思いますが、普段のものに少し+αするだけで子どもの命をつなぐ防災バッグにもできます。ミルクやおやつ、おむつ、着替えなどの定番グッズ、そして前述のさらしに加えて、たとえば次のようなものを加えておくと災害時に役立ちます。・ヘッドライト…災害時は停電することも。おんぶと同じく両手が空くので便利・レインウェア…普段使い用に完全防水防風のよいものを準備・厚手の断熱シート…普段はおむつ替えシートに、いざというときはマットに・ペットシーツ…赤ちゃんから大人まで緊急トイレとして使用可能普段のママバッグをベースにすれば、緊急避難用に新たなバッグを作るよりカンタン。この機会にいつも使っているママバッグの中身をもう一度確認してみませんか。非常時におんぶや抱っこをすることは、避難しやすいだけでなく、子どもを安心させることにもつながります。また、さらしを使った高い位置でのおんぶには、子どもの好奇心を満たしやすいというメリットも。普段の暮らしにも取り入れながら、さらしおんぶを習得してみませんか。参考書籍: 「おんぶで整うこころとからだ」 (駒草出版/1404円税込)日本では遠い昔から脈々と受け継がれてきたおんぶ育児。親と子どもの目線が同じで、赤ちゃんが「安心して世界を見渡せる」ぴったりおんぶの方法とその効果を紹介。ほかにも、おむつなし育児(おむつをつけながらもなるべくおむつ以外のところで排泄させること)を通した「赤ちゃんとの向き合い方」、推拿整体師や助産院院長との「ママの幸せ」についての対談も収録。本書籍の印税は全額未来を担う子どもたちを支援する団体各所に寄付されます。著者:松園亜矢新潟県出身。京都外国語大学卒業。5児の母。長男を妊娠中に乳児と楽しいコミュニケーションがとるおむつなし育児と紐一本でおんぶ、抱っこができることを知り、実践。以降、5人の子どもたちをさらしおんぶとおむつなし育児で育てる。おんぶ仲間を増やしたい思いから、おんぶ講習会を行ったり、周囲の要望を受け「おむつなし育児のお話会」などを実施。※さらしを使ったおんぶ・だっこの仕方は正しい方法で、安全に配慮してお使いください。
2018年09月01日9月1日は「防災の日」。災害はいつ起きるか分かりません。だからこそ平常時に、事前に震災などの自然災害に備えておくことが大切です。今回は、実際に被災した経験者だからこそ分かる、防災に必要な備えと心得に関する記事を、6本まとめてご紹介します!■ 震度6弱の大阪地震を経験!防災グッズはどこに保管するのが正解?つい先日起こった大阪の地震。震度6弱という大きな揺れを観測し、甚大な被害が出ました。被災したときに役立つのが防災グッズですが、何をどれだけ用意すればいいのでしょうか。CORA / PIXTA(ピクスタ)こちらの記事では、より安価で無理・無駄のない防災グッズの揃え方と緊急時に持ち出しやすい保管場所についても、アドバイスしています。簡単チェック!防災グッズの準備と保管場所《その他の関連記事》>非常食は「自宅用」「避難用」に分類!一人暮らしの防災対策・1>非常用持出袋の中身、32アイテム全部見せます!・その2【トノエル防災研究室】>簡単に使いこなせない「防災セット」、いかがですか?■ 大阪地震でも食器が割れなかった!その理由って?地震で食器棚から食器が落ちて割れてしまうと、破片が床に飛び散って大変危険です。しかし、食器棚ではなく引き出し収納に食器をしまっていたところ、食器が飛び出して割れる被害はほとんどなかったのだとか。食器は食器棚にしまうものという思いこみを捨てれば、合理的な安全対策が見えてくるかもしれません。こちらの記事では、食器をしまうのに最適な引き出し収納の高さについても言及しています。ぜひチェックしてみてください!地震に備えて、引き出し収納で食器の破損を防ぐには?■ 熊本地震経験者が教える7つの防災ポイントGraphs / PIXTA(ピクスタ)「防災の備え」イコール「防災リュックを買うこと」というのは思い込みです。防災リュックを用意するよりももっと大切なことは、家の中の棚や家具を総点検することでした!熊本地震を経験したからこそ分かった、「命を守るために今すぐするべきこと7つ」とは一体?防災への意識を変え、盲点を教えてくれる記事です。まず第1に、自身の命を守るためにすべきこと7つ■ 被災者に聞いた震災直後に「本当に困った事」2002 / PIXTA(ピクスタ)実際に震災を経験した人に「震災直後に困ったこと」について、アンケート調査を行いました。最も多かった答えは、日常生活で欠かせない「水」を手に入れることでした。こちらの記事のアンケート結果は、日頃の備えの参考にもなります。ぜひチェックしてみてください!震災直後に困ったこと。事前の備えに参考にしたいアンケート調査■ 看護師が教える非常食の選び方kou / PIXTA(ピクスタ)東日本大震災での経験を持つ看護師が推奨するのは、家族にあった非常食の選び方です。非常食なら何でもいいというわけではありません。病歴や体調、年齢にあったものを選んでおかなくては、非常食を食べて体調不良に陥ってしまう可能性もあります。高齢者や赤ちゃん、血糖値が高い人などにオススメの非常食をお教えします。自分は大丈夫?看護師が推奨する非常食の選び方■ 防災グッズに絶対入れておきたい○○とは?terumin K / PIXTA防災グッズというと、水、食料、毛布、簡易トイレなどが基本です。しかし、被災地の様子を見て回った看護師の筆者は「歯ブラシ」も忘れてはいけないと言います。歯ブラシが重要なその理由とは?また、記事では被災時に歯ブラシがなかったときの対処法についてもお伝えしています。防災グッズには「歯ブラシ」を忘れずに〜その理由とは?《その他の関連記事》>災害時に愛犬、愛猫はどうする?ペットの防災対策ですべきこと4つ
2018年09月01日みなさんは総務省消防庁ホームページの「防災マニュアル」をご存じですか。災害時の備蓄品、持ち出し品リストの他、自分が今いる場所で災害に遭ったときに取るべき行動が載っているので、一読の価値ありです。消防庁の防災マニュアルを踏まえ、さらに自分の暮らしに必要なものを備えておくと安心です。ここでは、筆者が普段から心がけていることや、震災経験者を含めた一人暮らしの友人が実践している知恵やオススメ防災グッズを2回に分けてご紹介します。前回の「食料編」に続いて、今回は「防災グッズ」についてご紹介します。■ 大きめリュックは日常使いと防災用を兼ねると一石二鳥以上?一人暮らしの住居の悩みは「収納スペースの少なさ」です。それを理由に防災リュックを用意しないという方はいませんか。筆者は2~3泊できる登山用ザック(リュック)を所有していますが、収納の少なさから生み出した4つの収納テクを披露します。1.避難用防災グッズを大きな袋にひとまとめしてリュックの中で保管。リュック使用時は防災袋を取り出します。2.リュックの外側ポケットに常に「ミネラルウォーター」を入れておく。災害時の他、旅行の時にも飲めます3.携帯用充電器は常にリュックのポケットに入れて置く。ザックを使うシーン全てに必要なアイテムなので入れ忘れ防止に4.充電器以外にも、ビニール、タオルなど、かさ張らないものは常にザックに入れておく。Nutria / PIXTA(ピクスタ)登山用ザックは丈夫で機能的なので、アウトドア派でなくとも1つあると重宝しますよ。■ 災害でライフラインが止まったら…。水、ガス、電気に替わるものはマスト!一人暮らしの限られた空間でも保存できるライフラインに替わるものをご紹介します。【水】ポリタンクじゃなくてもOK!「2Lペットボトル」で隙間収納使用済の2Lペットボトルに水道水を入れ、洗濯機と冷蔵庫の間に飲用以外の備蓄水として保管しています。きっちりキャップを閉め、横に倒してストックができるので、ベッド下など室内を探せばまだまだ収納スペースはありますよ。【ガス】カセットコンロで調理、お風呂代わりにお湯を沸かして体を清潔に一人暮らしでも災害時用にカセットコンロがあるととても重宝します。筆者は以前からカセットコンロを持っていました。かさ張るため、薄型のIHヒーターに買い替えようと検討したこともありましたが、災害時に役立つため買替えを止めました。カセットコンロでお湯を沸かして体を拭く事もできますし、食品の温めや調理ができます。最新のものは薄型の商品が多いので常備をオススメします。【電気】充電式携帯ラジオ、キャンドルで灯りと情報を普段からラジオ派ということもあり、災害用ラジオを買い換えました。選んだのはラジオにLEDライト、携帯電話の充電可能という商品。約3,000円でした。手巻き充電が間に合わない場合もあるので、乾電池のストックもお忘れなく。併せてアロマキャンドルやマッチ、ライターの備えもオススメです。■ ペット用品も忘れずに!日用品は+αストックが大事トイレットペーパーやラップほか、日用品で予備を持っておきたい忘れがちなものを挙げます。【女性】生理用品、下着用ライナー(おりものシート)、大きめのマスク(被災するとメイクや洗顔がままならないため、あると重宝する)makaron* / PIXTA(ピクスタ)【目の悪い方】コンタクト用品、使い捨てコンタクト、また昔の眼鏡も災害時の予備に保管するのもよいでしょう。kai / PIXTA(ピクスタ)【ペット】エサ、トイレシートや猫砂は1パック多めの常備を習慣付けてください。Drone Studio / PIXTA(ピクスタ)■ 自分の暮らす街を知ること!「災害伝言ダイヤル」「ハザードマップ」も要チェック!自宅周りの公園、学校などの避難所の確認をしている方は多いと思いますが、自治体発行のハザードマップにしっかり目を通すことも必要です。筆者の暮らす街の自治体では「水害ハザードマップ」を発行しています。川が氾濫した場合、被害を受ける可能性のある土地なので、「最低3日間自助努力」をモットーに備えています。Road17 / PIXTA(ピクスタ)また、NTT災害伝言ダイヤル「171」ですが、離れて暮らす家族にも使い方を知ってもらうことが大切です。EKAKI / PIXTA(ピクスタ)自分や家族の契約している携帯電話会社のホームページを確認し、もしもの時に使い方を戸惑わないよう、印刷したマニュアルを親に渡しておくのも一案です。また、定期的にNTTの災害伝言ダイヤルを体験できる期間がありますので、家族や友人などと体験してみるのもオススメです。いかがでしたか?防災グッズは出番のないことを願うばかりですが、「万が一」という備えは生きていくうえで必要不可欠です。年に1~2回防災グッズをチェックする習慣を身につけていきたいものです。【参考】※総務省消防庁ホームページの「防災マニュアル」
2018年09月01日みなさんのご家庭では非常時に備え、防災グッズを用意していますか?災害大国と言われる日本では、いつどこで災害が起きてもおかしくありません。以前、筆者が住んでいる地域で地震が起きたときは、ママ友と防災グッズの話題で持ち切りに。自分の子どもを守るためにも、防災グッズは必ず用意しておきたいものです。今回は、1歳の子どもがいるわが家の防災グッズを紹介します。何日分の防災グッズを備蓄すべき?水や非常食などの備蓄量は、少なくとも7日間分が必要だと言われています。2018年6月に起きた大阪北部地震でも電気・水道・ガスといったライフラインが停止してしまう被害が起こり、水道は翌日復旧したものの、濁水で飲めない状態が続きました。さらに、ガスは完全復旧するまでに4日を要したようです。ライフラインが復旧するまでの間、生活できるだけの防災グッズを用意しておきましょう。備蓄量は多ければ多いほど安心かもしれませんが、水だけで1人1日3リットルもの量が必要になります。家族分を合わせると膨大な量になってしまうので、わが家では最低量の7日間分を想定した防災グッズを用意しています。オムツ、ベビーフード…月齢に合わせたグッズをオムツが外れていない子どもがいる場合、オムツの備蓄も必要です。7日間分を想定すると、オムツの必要量は最低でも1~2パック。わが家では万が一避難が必要になったときにすぐに持ち出せるように、未開封のオムツパックを防災グッズと同じ場所に置いています。さらに、乳幼児がいる場合は、哺乳瓶とミルクも必要。ミルクは固形かスティックタイプのものが日持ちするのでおすすめです。母乳育児でも念のため、ミルクを備蓄しておくほうがよいでしょう。哺乳瓶は普段から使っているもので構いませんが、いざ災害が起こって避難するときに置き忘れてしまう可能性があります。非常用に新しい哺乳瓶を用意して、防災バッグに入れておくほうがよいでしょう。消毒の必要がない使い捨て哺乳瓶もおすすめです。子どもの月齢によっては、ベビーフードも必要です。ベビーフードは基本的に1年くらいもつので、非常用に買い込んでおきましょう。容器とスプーン付きの商品は割高なものが多いので、わが家では平袋タイプのベビーフードを買って、皿の代わりになる紙コップと使い捨てスプーン・フォークを一緒に用意しています。紙コップは100円ショップで購入。使い捨てスプーンとフォークはスーパーやコンビニでもらったものを集めておきました乾パンが苦手な子どものためにクッキーも非常食はそのまま食べられるレトルト食品を主に備蓄しています。電気やガスが使えないことを想定しておかなければいけないため、加熱せずに食べられるものが必要です。スーパーで売られている市販商品を探しましたが、そのまま食べられるレトルト食品は意外と少ないもの。レトルトパックご飯なども加熱必須の商品が多いので、購入の際は注意してください。わが家ではネットで購入できる「ホリカフーズ」のレスキューフーズを利用しています。「ホリカフーズ」の「レスキューフーズ」。ネットで購入できます非常食と言えば、乾パンを思い浮かべる人も多いでしょう。味は質素ですが、賞味期限が長いことから、筆者の自宅でも大量に備蓄してあります。わが子は乾パンが苦手で食べられないため、代わりに日持ちするクッキーを乾パンと一緒に備蓄しています。乾パンとクッキー。プライベートブランドの商品で安く購入できましたゴム手袋は手を汚さずに調理するために使ったり、ガラス破片などから手を守るために役立つと聞き、購入しました。ウェットティッシュの代用品として備蓄しているのは、万能なおしり拭き。子どものオムツ替えだけでなく、手や体も拭くために3パックほど備蓄しています。必要な防災グッズの一覧については、総務省消防庁のWEBサイト「地震防災マニュアル」でも紹介されています。子どもの成長を見ながら定期的にチェック!わが家ではちょうど子どもが生まれたときに防災グッズを用意したのですが、1年以上経ってから見直してみると、賞味期限切れの非常食や子どもが成長して必要なくなった哺乳瓶、ミルクなどが入っていました。子どもが赤ちゃんのうちは成長スピードが早いため、年に3回は防災グッズの中身を見直すことをおすすめします。サイズオーバーしそうなオムツや賞味期限が近いベビーフードなどは忘れずに使ってしまいましょう。普段はなかなか意識することがなく、忘れてしまいがちなので、カレンダーに書いておくとよいかもしれません。また、防災グッズの準備は家族で一緒にすることもおすすめします。自宅にどんな防災グッズの用意があって、どういう場合に使えるのかを家族内で共有するだけでなく、防災に対する意識を高めることにも繋がります。いつ起きるか分からない災害に備えて、防災グッズの用意をきちんとしておいてくださいね!<総務省消防庁地震防災マニュアル><文:フリーランス記者奥 汐紀>
2018年09月01日編集部:学研キッズネット編集部9月1日は防災の日。年に一度、防災用品を見直そう!と、危機管理教育研究所の国崎信江さんを訪ねたところ、あれれ……?防災に対するわたしの心構えは、ちょっとずれていたようです。お話を聞いた危機管理教育研究所理事長国崎信江さん「防災」を習慣化しよう!――防災のために何をしたらよいか、と考えると、何から手をつけたらよいのか、わからなくなってしまうんです。何か心構えのようなものはありますか。国崎:心構えと言いますか……。わたしがよく申し上げるのは、生活の中で防災するのが当たり前、という意識を持ってほしい、ということです。家事をやったり、健康のために何かをしたりするのと同じように防災も習慣化してほしいです。健康的な生活をしなければ病気になってしまうように、防災をしていなければ、災害が起きたときに被害を受けてしまうことになります。――なるほど!では、防災を習慣として位置付けるのに大切なことは何なのでしょうか。国崎:家の中でいえば、まず家具の配置の見直し。寝ている場所に覆いかぶさってくる配置を避けるのはもちろんのこと、ドアの付近に家具を置かないなど避難動線上にものを置かない。避難の妨げにならないよう、中身の飛び出し防止対策として引き出しにはロックをかける。子どもに部屋の片付けを促すときも、今、地震が来たらどうする?とイメージさせて整理整頓が防災につながることを意識させます。我が家ではお小遣いでガラス製品や陶器を買うのも禁止です。必要最低限の食器は使うものの、装飾品としての割れ物は置いていません。中身の飛び出しを防ぐため、本棚の書籍も電子書籍化するなど極力データでの保存に努めています。地震だけでなく大切な本が火事で焼けてしまって読めなくなる、というのも嫌ですしね。家具の固定は全てに必要ですが、優先順位として、たとえば子ども部屋やリビングやダイニングなど家族が集う場所、キッチンなどのよく使う場所から「安全な場所」にしておくという工夫も大切です。大切なのは、知識とイメージ国崎:防災について「わからない」という方は多いです。ただ、予備知識を知ったうえでの「わからない」なのか、知らないうえでの「わからない」なのかでは、「わからない」の質がかなりちがってきますよね。だから、人生において、防災の本を少なくとも3冊、できればジャンルの異なる本を選んで読むことを心がけてください、とよく言うんです。わが家には仕事上、防災関連の本がたくさんあり、子ども向けの本も多く出版していますから、子どもは自然と手にとって読むようになりました。それを学校にも持っていったりして、知識を友だち同士で共有しているのはよいことと思っています。この3冊はとくに、子どもが何度も繰り返し読んでいました。国崎さんのお子さんが何度も読んでいたという3冊。左から『ぼくの街に地震がきた』(ポプラ社)、『ドラえもんの 地震はなぜ起こる どう身を守る』(小学館)、『大地震サバイバル きみならどうする?』(学研プラス)保護者向けのおすすめの本も教えてもらった。左、『ママのための防災ハンドブック』(学研パブリッシング)、『震度7から家族を守る家』(潮出版社)国崎:防災でとても大切なのは、親子の会話だと思います。子どもには「災害が起きたらお母さんやお父さんと1週間、仕事の関係で最悪1カ月会えなくなるかもしれないよ」と話しています。国内外で起きた災害について食卓で話題にするのはもちろん、ハザードマップ※を広げて、自宅だけではなく自分の行動範囲すべての場所について、徹底的に調べます。そうして「もし地震が起きたときにこの場所にいたら、こっちの方向に逃げたらいい」などとイメージしていきます。大切なのはそこにある情報から被害をイメージしてどう行動するかと考えることを習慣化し、自然にできるようになることです。※ハザードマップ……自然災害による被害の軽減や防災を目的としてつくられた地図。被災想定区域や防災関係施設などが示されている。持ち出し品の見直し!と意気込む前に、そもそも持ち出せないかもしれない!?――では次に、防災のための「持ち出し品」について聞きたいのですが国崎:わたしは今までいくつもの避難所を見てきましたが、大規模な地震災害で持ち出し品のリュックを持って避難してきた方に会ったことがありません。――ええ!?そうなんですか?国崎:避難するために家を飛び出すという状況は「命からがら」ということなんです。そんな状況に置かれたときに、持ち出し用品の入ったリュックを持つ余裕なんてありません。たいていの方が身一つです。ただ、自分のかばんは持ってきましたという方に会うことはあります。ここに2つのかばんがあります。1つはいつもの自分のかばん。もう1つは非常持ち出し用の袋。極限の状態で1つしか持っていけないとなったら、あなたはどちらを持って外に出ますか?――うーん、携帯もお財布も入っているし……、いつものかばんでしょうか。国崎:そういう選択をする方は、ふだんのかばんに、最小限の防災用品を入れておけば安心です。しかも、外出中に被災しても即応できます。中身は、例えば止血パッドといった応急手当てできるもの、ホイッスル、マスク、1回分の携帯トイレ、レインコートなど。レインコートは名刺大のコンパクトなものがあります。雨も寒さもしのげます。子どものかばんには、こんな虎の巻を入れておくのもよい(左がおもて側「災害対応編」、右がうら側「準備編」)。国崎:持ち出し用のかばんをどうするか考えるよりは、いろいろな物を入れられるベストがおすすめです。わが家ではこの防災ベストをハンガーにかけて玄関先に置いてあります。子どもの分は子どもに用意させます。できるだけ軽く、と言っているのですが、どうしてもゲーム類を入れたりして重くなってしまいます(笑)。いくつもポケットがある国崎さんおすすめの防災ベスト(左から大人用ベージュ、子ども用ピンク、子ども用グリーン)。防寒はもちろん、何かが当たったときに体を守るのにも役に立つ。国崎:災害の規模にもよりますが、避難する必要があるのか、在宅避難という形になるのかは、自分の住んでいる土地を知り、建物の耐震基準がどうなっているのかを知ることで判断できます。ハザードマップで自分の住む土地の、噴火、洪水、土砂災害、津波、液状化、地震の危険度等を調べてください。そして次は建物の耐震性を調べ避難の必要性を判断します。都心部では避難所に人が入りきらずあふれることもあることからも、避難ありきではなく自宅で過ごせるように備えをしましょう。在宅避難の食事として非常食を大量買いするのもいいのですが、まずは、水も火も使わず食べられる物がどれだけあるかリスト化してみましょう。卵、とうふ、納豆、ハム、バター、ジャム、チーズ、牛乳のほか、野菜室にあるそのまま食べられる野菜など案外あることに気づくはずです。それからわが家では3種類のフルーツを買い置きして切らさないようにしています。フルーツはおいしくて、水分もとれ、最高の非常食と位置付けていて、普段から子どもも喜んで食べますね。フルーツや野菜はジュースでもおいしいですから、ジュース類やゼリー飲料も箱で買っています。純粋な「飲み水としての水」だけでなく栄養や嗜好を考えて飲み物も買い置きしています。冷凍食品も停電したとしても自然解凍されたらそのまま食べられる食品を意識して取りそろえています。カセットコンロを使えば普段通りの調理もできるので、冷蔵庫にある食材だけで3日分は食べられるという家庭も少なくないと思います。「非常時だから食べ慣れない非常食を食べなくてはならない」のではなくて、「非常時でもいつもの物を食べる」という方へ、考え方をアップデートしてほしいと思います。――生活用水の確保として、地震が起きたらお風呂に水をためる!というのはどうですか?国崎:戸建ての家なら良いでしょうね。でもマンションの場合はどうでしょうか。配管が壊れているかもしれません。そんな中、水を流したら階下に漏れてしまいます。そう考えると水は流せません。簡易トイレの用意やウェットティッシュ、歯みがきシート、手指消毒用のアルコール、水のいらないシャンプーなど、生活用水を排水しないための備えが、より必要になってくると思います。家にいられない!でも行き先は避難所だけとは限らない国崎:我が家でも火災など自宅を出て避難しなければならない状況も想定しています。ですが、やはり避難所の生活というのは精神的につらいものです。特に小さい子どもがいるご家庭では過密な環境で感染症にかかる不安やおむつ替えや授乳など多くの不便が生じ、気が休まることはないでしょう。そこで、移動できる状況であれば避難所以外の生活も視野に入れて情報を集めておきましょう。自宅に戻るのが困難という場合には、「みなし仮設住宅」といわれる民間の賃貸住宅借り上げる支援制度もあります。また被害が広域に及ぶ場合は、震災疎開も選択肢のひとつとして考えておくとよいでしょう。実家、友人宅、行きつけの宿泊先など、疎開するとしたらどのような場所がよいかをイメージして、長期に滞在できる宿泊施設の情報を探しておくことも身を助けます。日本には被災した人たちを守る法律や制度がありますが、知らなければ損をすることもあります。「防災」ということを考えるとき、防災用品をどうしよう、持ち出しグッズをどうしようなどと考えるだけでなく、被災生活や生活再建まで考えて準備をしておきましょう。「土地を知り、建物を知り、制度を知る。そのうえで手立てを考える。被災生活や生活再建まで考えて防災対策をたてるのは子どもをもつ親の責任なのではないでしょうか。」と国崎さんバラバラになった家族が再会するコツは、場所と時間とメッセージ――最後に、家族が別々の場所で被災したときにうまく再会するコツを教えてください。国崎:家ではなく避難所で落ち合う場合は、どの施設のどこで会うかを具体的に決めておくといいですね。たとえば、〇〇小学校の体育館の入り口、といったように。時間も〇時と〇時、あるいは毎時00という決め方でもよいので決めておきましょう。待つ時間は20分。それ以上は待たない。いなければその次の待ち合わせ時間にまた来る、とか。多くの人が一度は家に帰ると思いますので、第三者に知られないような場所に「〇〇にいます」というようなメッセージを残しておくのもよいでしょう。大っぴらに書いたら「ここの家には誰もいないんだな」と知られてしまいますからね。――具体的にイメージするのが大切なんですね。今日はありがとうございました。防災のことを考えよう!と思っても、何から手をつけたらよいのか優先順位がわからずあたふたしていたわたし。ひとまず「土地と建物について調べてから対策を立てよう」と、住んでいる土地の「地震ハザードマップ」を子どもたちと確認しました。わたしの手元にある地図には震度予測マップ、液状化危険度マップ、建物被害予測マップが載っていました。それによると、我が家のある場所は、液状化の危険はあるものの自宅の建物被害は少ないよう。ただし行動範囲内に被害率が少し高い建物があることを確認。地震発生時にそこいたときは離れた方がいいね、などと子どもたちと話し合いました。保護者が情報をすべて握って子どもたちに指図しなくちゃと気負うのではなく、家族みんなで考え、話し合っていけばいい、そう意識を変えることで子どもたちが頼もしく見え、同時にわたしの進むべき方向性も見えて来る思いがしました。次は家を安全な場所にしていきたいと思います。国崎信江さんプロフィール国崎信江(くにざきのぶえ)危機管理教育研究所 理事長危機管理アドバイザー女性や生活者の視点で20年防災を研究し、かつ国内・海外の被災地で支援活動してきた経験から独自の視点で防災対策を提唱している。また、防犯や生活上の事故など生活に潜む危険から身を守る方法など実践的な危機管理対策を提唱している。文部科学省「地震調査研究推進本部政策委員会」、気象庁「緊急地震速報評価・改善検討会」、東京都「震災復興検討会議」、国や自治体の防災関連の委員など、多くの組織の委員を歴任しているほか、講演活動を中心にテレビや新聞などのメディアに積極的な危機管理の情報発信を行なっている。学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2018年08月31日近年の自然災害の脅威は他人事にできない事態になっています。2011年の東日本大震災において、東北に住む家族や友人が被災したため、筆者は防災意識をもっと高めたいと思っています。筆者が普段から心がけていることや、震災経験者を含めた一人暮らしの友人が実践している知恵やオススメ防災グッズを2回に分けてご紹介します。今回は「食料編」です。■ 食料は用途別に分けて「自宅備蓄用」「避難持ち出し用」と管理するのがコツ!災害が起きた時、自宅で過ごすことができるか、あるいは、避難が必要かの2つを想定します。身近な食品が備蓄食料になりますので、それぞれのオススメ食品や管理方法を記します。自宅備蓄用筆者はキッチンの棚に保存食品を常備しています。災害時、近くにスーパーやコンビニがあっても、商品が買えない場合もあります。家で消費する備蓄用食品は最低3日分あると安心です。特に重宝するのは、「レトルトご飯」「アルファ米」「インスタント麺」「カップみそ汁」「レトルト食品」「缶詰」「乾物」です。masa / PIXTA(ピクスタ)dorry / PIXTA(ピクスタ)その他、缶詰入りのパン、お菓子など普段からよく食べているものを備えておくとよいでしょう。また、飲料水の備蓄もお忘れなく。ミネラルウォーター以外にも水道水を空のボトルに入れ冷凍庫に入れておくと、いざという時に飲料水や調理水として使えます。避難持ち出し用持ち出し用食品はひとまとめにして、キッチンの棚に収めています。玄関すぐの場所にキッチンがあるため、万が一非難する場合、リュックに食品バッグをさっと入れて非難するイメージをしています。現在は100均のクラフトバッグに入れており、一見小さいようですが、バッグを計量すると2kgもの食品が入っています。たんぱく質摂取のために魚肉ソーセージやおつまみ系の乾物もオススメです。筆者は災害用食品ではなく、スーパーなどで手に入る賞味期限の長い食品を備蓄しています。期限が半年ベースになるため、バッグの表面にメモを貼り、期限が最短の食品には期限を記し、年に2回程度入れ替えるローリングストック方法をとっています。忘れがちですが食品と一緒に箸やフォーク類、ビニール袋も同封します。dorry / PIXTA(ピクスタ)災害レベルではなくても猛暑、大雪、体調不良で買い物に出られない(出たくない)時にも食品ストックは役立つので、ひとり暮らしだからこそ使ったら補充していく仕組み作りは大切です。■ カップ焼きそばは水で作る!「サルベージクッキング」って?「サルベージクッキング」という言葉をご存じでしょうか。食品ロスが社会問題になっていますが、「食品を無駄なく使う」ことをモットーに従来の調理方法から発想を柔軟にして調理するのが「サルベージクッキング」です。ここでは備蓄食品を使った2つのオススメレシピをご紹介します。1.缶詰と乾物を一緒に調理するまず、味付きの鯖缶と切り干し大根をポリ袋に入れます。それを揉み込み、切り干し大根が柔らかくなったらでき上がりです。共に栄養価の高い食品で、鯖缶をツナ缶や他の缶詰に変えても作れます。2.「カップ焼きそば」は水を戻して食べる!作り方は常温の水をカップ麺容器に入れ、15分待つだけ。水分を除き、付属のソースなどを和えればでき上がりです。ここでポイントです!通常500ml程度の熱湯を使いますが、災害時はとにかく水が貴重。筆者は400mlの水で途中麺を混ぜながら極力水を使わずに戻しました。災害時は水が貴重なので、麺を戻した水をスープなどに転用するなど工夫を心掛けてください。当然温かい麺の方が美味しく食べられますが、水で作っても十分にお腹を満たすことができます。ひとり暮らしの際、実家、恋人、友人知人などのところへ身を寄せる場合が多々ありますが、備蓄食料を持っていると分け合うこともできます。最低限自分一人の食事をまかなえるよう、「備え」という自助努力は常に持ち合わせていたいですね。
2018年08月26日「男はチャンスがあったら浮気する」という説もありますが、浮気させないために何が有効なのでしょうか。今回は一人暮らしの男性のケースにしぼって、元女探偵の筆者が「浮気させない」ための防止策について解説します。■■おそろいのスリッパや歯ブラシを置いておくハート柄のラグやピンク色のカーテンなど明らかに「女性の存在がある」ようにインテリアをいじってしまうのも効果的です。ただ、インテリアの変更は彼の趣味に合わないものだと拒否されてしまうのでさりげなく小物を増やすのが良いでしょう。とくに、スリッパや歯ブラシ、ペアのマグカップなどはさりげなく存在していれば「いつも暮らしている本人は特に意識しないけど、来訪者は気付く」という絶妙な存在感を放ってくれます。■■毎日寝る前にビデオ通話をする日頃から寝る前にビデオ通話で「おやすみ」を言う習慣を持っておくと、背景の画像も一緒にバレてしまうので「浮気相手を泊められない」という状況が作り出せます。これによって完全に防止することはできなくても、「電話しないと怪しまれる」という意識があるだけでも十分浮気の抑止力になります。ビデオ通話は苦手、という彼なら、毎日寝る前や朝電話する習慣を持っているだけでも効果はありますよ。ただ、これをルールとして強制させる形になると束縛と取られてしまうので、お互いが納得できる形で、「顔が見たいから」などの理由で実行できるようにしましょう。■■トイレに汚物入れを置いておく彼女がいない一人暮らしの男性の家にあるのがありえないもの、それは生理用品です。といっても目につく場所に出しておくものではないので、さりげなく存在をアピールするためにはトイレに汚物入れを設置しておくのが効果的。彼女が洗面所やお風呂に化粧品やシャンプーなどを置いてあることには気付いても、トイレにまで気が回らない男性は多いです。来訪者の浮気相手がトイレを使わないことはまずないので、必ず視界に入るはずです。彼が隠したとしても場所が移動しているなどでわかる場合もあるので、設置しておくとかなり強力な防止策になりますよ。■■2人の写真をベッドの近くに飾る1人暮らしの彼なら、ツーショット写真を飾っておくのは浮気防止にとても効果的です。とくに、寝室に飾るのが効果的。彼女の写真に見られているような状況で、平気な顔をして浮気できる男性はそうそういません。もし浮気しそうになった場合、写真を見えなくするときに罪悪感がよぎることと、「彼女はいない」と彼が隠していた場合に、相手の女性が気付いて「彼女がいるならやめる」などと身を引いてくれる可能性も高いからです。今は写真を撮ってもスマホの中にとっておくだけ、というカップルも多いですが、ぜひプリントアウトして可愛い写真立てに入れて彼の寝室に置いておきましょう。彼が写真を置くのを嫌がるようならそもそも怪しいと思ったほうがいいですよ。■■おわりに一人暮らしの男性は、確かに浮気相手を連れ込みやすい環境ではありますが彼女のグッズを置いておくこともできるので、うまく浮気防止策も打っておくことができます。自分がいない間も「彼女グッズ」に働いてもらいましょう。(上岡史奈/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月22日自然災害の多い日本。防災バッグをおうちに置いてある方は多いのですが、持ち運び用の防災ポーチを持っているという方は少ないのではないでしょうか。今回、LIMIAお買い物部がよく紹介するお店で防災ポーチを作ってみました!ぜひ参考にしてくださいね。〔セリア〕で大まかなものはそろう♪まず訪れたのは〔セリア〕。ここではほとんどのものが手に入りました。大きめのポーチ、ガーゼマスク、携帯用トイレ、ばんそうこう、懐中電灯、単四電池、除菌シートの7点を購入。この後、〔ダイソー〕〔キャンドゥ〕と見に行ったのですが、携帯用トイレが男性用、女性用と別々で売っていたのは〔セリア〕だけでした。〔ダイソー〕では食料を!続いては〔ダイソー〕。ここでは食料を購入しました。〔セリア〕や〔キャンドゥ〕に比べて多くの食品を扱っているのでオススメです。防災ポーチということで軽いアメとミックスナッツにしました。ナッツ類は栄養価も高いので入れておくといいですよ!〔Can★Do〕では欠かせないアイテムを発見!次に行ったのは〔キャンドゥ〕。ここまでそろえてしまうと買うものはもうないかなぁ……と思っていたのですが救急セットを発見!〔セリア〕でばんそうこうは買ったのですが、ガーゼとサージカルテープということで迷わず購入。はさみ不要なのも助かりますよね。〔無印良品〕ではあると便利なアイテムを発見最後は〔無印良品〕。ここでは水を使わない《歯みがきシート》を購入しました。被災したときに貴重になる水。それを使わずに衛生面を保てるのは助かりますよね。ポーチに入れよう!そろったのでポーチに入れていきます。ばんそうこうと救急セットはジップバッグにまとめて、アメは袋から出し、少しでもかさばらないようにしました。全部入れるとこんな感じ。重くなりすぎず、普段から持ち歩けるくらいのサイズにまとまりました!まとめいつどこで被災するかわからないからこそ、日常的に備えることが大事ですよね。週末などに家族みんなでいま一度防災について話し合ったり、備品をそろえてみてはいかがでしょうか。今回購入したものの総額は1,488円。あくまで日常的に持ち歩ける、最低限のものをまとめました。常備薬やスマートフォンの充電器など、自分で必要だと思うものをプラスしていってみてくださいね。
2018年08月12日地震・台風…、自然災害は、いつどこで起こるかわかりません。もし災害に遭っても、しっかりと準備をしておけば、余計な心配をせず、心強いですよね。今回は、いつもおうちに置いておきたい、もしもの時に役に立つ防災アイテムをご紹介します。■ 明日の安心をこれで作ろう。頼れる防災グッズリスト<こんなキットボックスで「見せ置き」防災を>|スタイリッシュなボックスは、デザイン事務所「NOSIGNER」が監修した「THE SECOND AID」。地震が落ち着いた後の自宅避難に必要な防災グッズがコンパクトな1箱に収まっています。4年以上保存がきくフードに水、カトラリー、そして洋式トイレを応用して使えるトイレキットや、身体の衛生を保てる濡れタオル、防寒に役立つ着用型ブランケットなど、役立つアイテムがこの1箱に。お部屋の中で見せ置きしながら災害に備えられ、いざという時すぐに手を伸ばす事ができるキットボックスです。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ ザ・セカンド・エイド生命を守る防災ボックス/THESECONDAID <nendoとのコラボレーションで実現したのは、スマートな防災グッズ>たくさんの物をパンパンに詰め込んだ非常袋は、平常時には邪魔になってついつい棚の奥にしまいがち。いざという時パッと手に取れるのは、玄関のような手狭な場所にも置けるスマートな防災グッズが便利です。そんな時おすすめなのは、災害時に本当に必要なものを最低限だけ収めたミニマムでスマートな防災キット「MINIMAID」。緊急時にさっと手に取れるよう傘立てに置いておける洗練されたデザインでありながら、コンパクトなボディには秘密が隠されているんです。4つのパーツに分かれるボディは、災害時にはそれぞれ「懐中電灯」「収納ケース」「ラジオ」「ポンチョ/水筒」に変身。緊急時に人を呼ぶ「ホイッスル」も付いている、心強い味方です。もしもの時以外でもお部屋のインテリアに馴染んでくれるのが◎。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ MINIMAIDミニマム防災キット【送料無料】 <7通りの使いみち!?日常からもしもの時まで使えるLEDライト>暗がりでもしものことがあったら、心もとないもの。そこでまず必要になるのが灯りですよね。そんな時に頼もしい味方になってくれるのが、「LUMOマウンテンライト」です。枕元など手を伸ばしやすい場所に置いておけば、睡眠中の停電・災害時にもスグに使える優れもの。ランプや懐中電灯としてだけでなく、姿かたちを多彩に変えて7WAYで使えるのが魅力なんです。上の写真のように、一部分のパーツだけを使うこともできるこのライト。明るくしたいところにマグネットで貼り付けて、壁付けライトとして大活躍してくれます。懐中電灯のような形にすれば、非常時の備えから読書中の手元を照らすスポットライトとしても幅広く活躍。無骨な懐中電灯をお部屋に置くのは気兼ねしても、インテリア感覚で置けるこんなライトならお部屋の雰囲気も仰々しくなりません。他の様々な使いみちについてはぜひページをチェックしてみてくださいね。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ LUMO7wayで使えるマウンテンライトLEDライト懐中電灯 <非常時のごちそうになるのは、身体にやさしいレトルトカレー>いつものように食材が揃わなかったり、道具がなかったり、はたまた手段がなかったり。なかなか普段と同じようにはいかないもしもの時の食卓に、あるとちょっぴり嬉しいのはこんな存在。「にしきやレトルトカレー」シリーズは、長く保存できるレトルトカレーなのに、無添加で作られていたり、野菜がたっぷり使われていたり。暗くなりがちな非常時の食卓に、みんなが大好きなカレーが笑顔を届けてくれますよ。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ にしきやレトルトカレー <デニッシュ缶で、もしもの時にもふんわり甘い気持ちに>コップのフチに腰掛けるシロクマに、コーヒーカップで羽根を休めるカモメ、重なったホットケーキの上で正座するシロクマ?思わず脱力しちゃうイラストが描かれているのは、「CANNEDBREAD長期保存できるデニッシュ缶」。お気に入りの絵や可愛い雑貨を飾るように、キッチンにそのまま置いておきたいような佇まいです。「CANNEDBREAD長期保存できるデニッシュ缶」は、ケーキのようなフワッとした食感とほんのり感じる上品な甘さが評判のデニッシュパンを作る京都祇園発祥の「ボローニャ」から発売された、長期保管可能なデニッシュパン。最大3年間の保管が可能な缶詰タイプだから、もしもの時のために備蓄することが可能なんです。プルトップで開けられるから缶切りもいらないし、温める必要なく美味しく食べられるからいざという時に頼もしい存在です。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ CANNEDBREAD長期保存できるデニッシュ缶 自宅の備蓄品を見直したいこのタイミング。すでに備蓄されている方も、これからの方も、もしもの時のためにぜひこんなアイテムでしっかり備えてみませんか?
2018年07月10日大きな地震の後は、防災意識が高まります。でも、「とりあえず防災リュック!」と思っていませんか?もちろん、防災リュックはあったほうがいいですが、まず第一は命を守ること!私は2年前に熊本地震を経験しました。家が命を脅かす場所になるという危険性も知りました。まず見直すべきは防災リュックより家の中!命に直結しますからね。家の中で、とりあえずここを見直してほしいと思うポイントをご紹介します。■ 1.背の高い家具Graphs / PIXTA(ピクスタ)家の中で一番危険なのがこれ!大きな家具が倒れたら大人でもひとたまりもありません。耐震グッズをつけることが前提ですが、中には「耐震用の棒が外れて倒れた!」という方も。これはつける位置やサイズが間違っている可能性があります。時間が経つと緩んでくることもあるので、今一度ご確認ください。海外のインテリアで天井まであるような棚を見かけますが、あれは地震のない地域のもの!日本に住んでいる限りは、オシャレさより安全性を取るべきだと思います。■ 2.詰め込みすぎの棚小さな棚であっても詰め込みすぎは禁物です。特に注意すべきは食器棚と本棚。棚自体も危険ですが、食器や本の1つ1つが凶器になります。■ 3.頭上に置いている重いもの土鍋や季節外の家電などを冷蔵庫の上やタンスの上に置いていませんか?このせいで怪我をされた方が大勢いるので本当に危険!整理収納の意味も兼ねて、今こそ見直すべきがかもしれませんね。■ 4.陶器のライトやガラスのシャンデリアこれは私も経験したのですが、陶器のライトが割れました。転がってる陶器の破片を見た時は本当に怖かったです。大きな地震が来たときはしゃがむのが精一杯!もし、この照明の下にいる時に地震が来てたら……。考えるだけでもゾッとしますよね。割れない素材のものが一番ですが、もし選ぶ際はダイニングテーブルの上など、下に人がいない場所にしてください。■ 5.閉められない食器棚最近人気なのがキッチンのオープン棚。インスタ映えするので憧れるのはわかります。ただ、大きな鍋や食器を並べているのは気になります。もし落ちてきても身を守れるか、インスタ映えより防災の目線で確認してみてください。■ 6.布団まわりの家具freeangle / PIXTA(ピクスタ)寝室では、立った状態では大丈夫でも、寝てみると危険な場合があります。睡眠中はもっとも無防備な状態ですからね。実際に寝転んでみると思わぬ発見があるかもしれませんよ。■ 7.玄関周りの家具・荷物Graphs / PIXTA(ピクスタ)家の状態によっては、逃げ道を確保することも大事!閉じ込められるのは危険です。すぐに靴が履けますか?玄関に荷物が積んでありませんか?内開き、外開き、どっちですか?一度シミュレーションしてみてください。これらの地震対策ができたら、次は防災リュックの準備です。鉄は熱いうちに!記憶は新しいうちに!準備はやる気のあるうちに!そろそろ本気で見直しませんか?
2018年06月24日