唐田えりかと吉村界人が主演を務める短編映画『something in the air』が、現在開催中の「Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 S/S」(~9月4日)にてファッションブランド「el conductorH(コンダクター)」の新作コレクションとして発表されることが決定。また、オンライン上でも公開されることになった。郊外のロッジに、ライブツアーのために宿泊しているバンド・メンバーたち。そこに地元でZINEをつくる少女たちが取材へとやって来るが、彼女の憧れや、バンドに対するイメージは裏切られていく。すれ違う感情と行動の連鎖のなかで、積み重なる人生の瞬間。1日の出来事を描きながら、登場人物たちの過去・未来が織り合う短編映画。主演に唐田えりかと吉村界人、さらにhibiki(lol-エルオーエル-)、伊島空などをキャストに迎え、音楽は「Jan Urila Sas(jan and naomi)」とブラジル在住の音楽家YUKI YAMAが担当。ファッションと映画の創造性が交差する、新時代の短編映画が完成した。監督は2015年、杉浦日向子原作の柳楽優弥主演長編時代劇『合葬』が第39回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門に正式出品、2016年、映画分野として初の京都市芸術新人賞を受賞した小林達夫。NHKドラマ10「昭和元禄落語心中」の演出ほか、脚本協力として二宮健監督作品『チワワちゃん』『真夜中乙女戦争』、監督補として『とんかつDJアゲ太郎』に参加。脚本参加作『Pure Japanese』(ディーン・フジオカ企画・プロデュース・主演、松永大司監督作)の公開が2022年1月28日に控えている。背景としては、コロナ禍によりファッション業界の新作コレクションの発表が、従来の「ショー」という形から映像などのデジタルリリース中心へと移行していく流れの中、今回「el conductorH」のデザイナー長嶺信太郎氏が「ストーリーのある短編映画という形でブランドの新作を発表できないか」という発想に至り、小林監督に声をかけたところから企画が動き出したという。その映画本編は「Rakuten Fashion Week」のホームページ内でYoutubeにアーカイブされ、情報解禁時点で全編視聴可能となる。(text:cinemacafe.net)
2021年09月02日吉村界人が幽霊役を演じる主演映画『人』が、2022年夏に全国順次公開される。併せて特報、ティザービジュアルと場面写真が解禁され、キャスト・監督のコメントも到着した。千葉・九十九里浜。実家のサーフショップで働く青年・健一(吉村界人)は、不慮の事故で命を落とし、幽霊となってしまう。幽霊になった健一が実家に帰ると、そこには数年前に他界し、健一と同じく幽霊になった父・拓郎(津田寛治)の姿が。さらに、母・彩子(田中美里)が幽霊が見えるということも発覚し…。幽霊になった父と息子、そして幽霊が見える母。家族3人と彼らを取り巻く人々が過ごす3日間のファンタジー。本作は、『東京喰種』や『来る』などの製作に携わってきた山口龍大朗の商業映画初監督作品。主人公・健一を演じるのは、『ミッドナイトスワン』、ドラマ「左ききのエレン」などで知られる吉村界人。健一の母・彩子を、映画、ドラマ、舞台と幅広く出演している田中美里が、父・拓郎を名バイプレイヤーの津田寛治が演じる。ほかに、ドラマ「全裸監督 シーズン2」や『ANTIPORNOアンチポルノ』の冨手麻妙、『三尺魂』でも津田さんと共演した木ノ本嶺浩、『おじいちゃん、死んじゃったって。』の五歩一豊など、実力派、個性派が集結。豊富な実績を持つスタッフも多数参加し、「家族とは何か」「生きるとは何か」を問いかけるファンタジーを作り上げた。今回解禁されたティザービジュアルは、青空をバックに佇む健一(吉村さん)と彩子(田中さん)を捉えたもの。“人”というたった一文字のタイトルと共に、母子の絆を感じさせる印象深いビジュアルになっている。特報は、“ある日、息子が死にました。”という母目線からのテロップで始まる。海へ向かう息子と、必死に名前を呼び掛ける母。幽霊の息子と父、そして残された母が、独特の関係を紡いでいく姿が描かれる。キャスト・監督コメント吉村界人息子と母親の関係、そして父親との別れ際が理想でとても好きでした。監督は人間という対象が本当に好きなんだと思う。生きてんだから、寂しかったらその分泣いてもいいじゃん。という声が聞こえてくるような作品でした。時には、笑えない所を浮かれてやったり、悲し過ぎて通り越して笑ったりする脚本や演出が山口さんの今作の心意気だった気がします。とてもシンプルですが、だからこそ伝わる作品になっていると思います。田中美里大切な人を亡くした時、乗り越えるのはすごく時間がかかることです。きっと彩子は不器用ながらも、喜怒哀楽いろんな感情をぶつけていきながら自分の気持ちと向き合っていったのだと思います。何気ない息子との日常のやりとりのひとつひとつ全てが愛しく感じられた作品です。是非たくさんの方に観ていただけたらと思います。津田寛治夏の海は賑やかで楽しいイメージがありますが、その反面シーズンオフは、静かに寄せては引いていく波にせつなさを感じたりします。そんな寂しげな九十九里浜を舞台に、人生のシーズンオフを美しく優しく描いた映画『人』。是非ご覧ください。冨手麻妙生きているうちに誰も絶対に経験もできず見ることもできないであろう死後の世界。主人公が死後の世界の人間であるこの映画を通して、生きてるって何だろう?と改めてゆっくり考え直す機会になりました。出演者としても、ひとりの人間としても、"ただただ流されるように生きて、生きてるのに死んでるみたいな人たち"にこの作品をぶつけたいと思います。木ノ本嶺浩撮影に入る前、山口監督とお話させていただいた際「人に寄り添う映画にしたい」とおっしゃっていました。その言葉に感銘を受け、残された人は何を思い生きているのか、自分の経験と照らし撮影に臨みました。人との死別。その時しっかりと悼むことができ、心残りは無かったか。様々な思いを背負って人は生きています。ただ悲しむだけでなく死は生を考えるきっかけだと考えています。この映画を通じ生を感じていただけたら幸いです。五歩一豊今回、田中義男(老人の幽霊)役で参加させていただきました。映画は幽霊の息子と父、幽霊が見える母という一家族の物語で摩訶不思議な会話が繰り広げられます。そして当の親子にしかわからない相手を思いやる機微や仕草には大変感動致します。上演がとても楽しみです。山口龍大朗監督はじめまして、監督の山口龍大朗です。この映画のタイトルは「人」です。タイトルの通り人に寄り添う作品になれたらと思ってつけました。始まりは友人との死別でした。とても悲しい出来事ではありましたが、そこで感じた事をもとに別れに対して前向きに、夢や希望を持てるような作品が作れないかと考え、敦賀零さんと二人で脚本を作り上げました。今回、映画『人』を彩るメンバーが発表になり、特報と合わせて映画の世界観が少しずつ皆さまに発表できていける事が嬉しく思います。キャスト、スタッフと全身全霊で挑んだ今作を楽しみにお待ち下さい。見たら必ず、大切な人に会いたくなると思います。「家族とは何か 生きるとは何かを問いかける」少し奇妙だけど人に寄り添う心温まるファンダジー作品になっています。応援よろしくお願いします。『人』は2022年夏、全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人 2022年夏、全国にて順次公開©映画「人」制作チーム
2021年07月02日「吉村さん、がんばってはる」関西圏の昼のワイドショー。吉村洋文大阪府知事(46)がカメラに向かって、現在の大阪の感染状況や今後の見通しを語る。大阪のコロナ対策の総責任者である吉村知事だが、淡々としたその語り口からは、どこか当事者意識が希薄のようにもみえる。その様子を聞きながら、ときどきちゃちゃを入れるのが吉本芸人を中心とした番組“コメンテーター”たち。もちろん批判的な質問などはほとんどなく、冒頭のような声でたたえることさえも……。これはコロナ禍でおなじみになった関西のテレビの現状だ。「吉村知事と在阪メディアの蜜月ぶりは、とにかく異様です。昨年3月に、『大阪と兵庫県の往来を自粛してほしい』と吉村知事が突然発表したあたりから、吉村知事のテレビ露出が特に増えました。大阪府のホームページに掲載されている〈知事の日程〉欄には、吉村知事のメディア出演予定がいくつも並んでいます」そう話すのは、元神戸新聞記者で大阪維新とメディアの関係に詳しいノンフィクションライターの松本創さん。本誌が調べてみると、2020年4月から2021年5月までの14カ月間で、吉村知事のテレビ出演は143回。多くは地元関西の情報番組だ。コロナ対応で多忙な時期に、週2回は出演していたのだ。吉村知事がテレビ出演で忙しくしている裏で、地獄を見ていたのは、ほかならぬ大阪府民だ。■医療崩壊…「入院したときには母は手遅れで」都道府県別の累計死者数は全国最多の2,668人(6月29日時点)。特に今年3月からの“第4波”では医療が崩壊。自宅待機者が1万5千人となり、在宅で亡くなる人が相次いだ。当時の様子を、大阪府堺市に住む50代女性はこう振り返る。「4月下旬、80代の母とともにコロナに感染しました。入院できず、感染した私が在宅で看病しないといけない状態が2日続きました。母が入院できたときは、咳が止まらず話せないような状態で……。私も高熱が出て、一緒に病院に行ったのですが、解熱剤だけ渡されて帰されました。肺へのダメージが大きく、母はしばらくして肺炎で亡くなりました。私も症状が悪化して入院。結局、母の死に目に会うことも、火葬に立ち会うこともできなかったんです」彼女は、前回の府知事選では吉村氏に投票した“ゆるい維新支持者”だったが、いまはワイドショーに出演する吉村知事を見るたびに、怒りがこみ上げるという。「母が亡くなったのと同時期に感染した維新の議員さん(中谷恭典府議会議員)はすぐに入院していたんですよね。そもそも、この1年、大きなこと言っていただけで、何の成果もないじゃないですか」前出の松本さんも、「吉村知事の1年半にわたるコロナ対策は、パフォーマンス先行と言われても仕方ないものだった」と指摘する。「感染者数が一時的に減った昨夏には、松井一郎市長と一緒に道頓堀の飲食店に出向き、〈どんどん大阪に来てください!〉と吉村さん自らGo To Eatキャンペーンのパフォーマンスをしました。うがい薬で『コロナに打ち勝てる』と言い出したり、年内に“大阪ワクチン”の実用化を宣言したり……。いずれも信憑性や実現性に乏しい発言でした」■“バラエティー”のノリで知事を出演させる昨年11月には“都構想”の是非を問う住民投票を強行。感染が広がるなか、このタイミングで行うことに疑問の声が出た。「一方で、吉村知事は感染者数が増加すると医療機関に対し、『ベッド数を増やせ。増やさない病院は名前を公表する』と、脅しのようなことを言い始めました。結果的に名前の公表には至りませんでしたが、ある民間病院の院長は『場当たり的な対応を繰り返して、最後は医療機関にだけ負担を押しつける』と憤っていました」(松本さん、以下同)3月1日の緊急事態宣言の解除も、吉村知事が政府に働きかけて1週間前倒ししたものだ。それに伴い、すぐに対応できる重症病床の数も縮小したが、ふたたび感染が爆発し、“医療崩壊”を招いたと指摘されている。ところが、在阪メディア、特にテレビで、こうした知事の失政が正面から批判されることは少ない。宣言解除前から変異株の危険性は指摘されていたにもかかわらず、吉村知事は“医療崩壊”に陥った理由を「変異株の感染力が予想以上だった」からと説明。テレビに出ても、無批判にその声は垂れ流されることが多かったという。「知事が出演しているのは、主に情報番組。普通、政治を扱うのは報道局なんですが、情報番組はバラエティー番組をつくる制作局が作っています」知事が頻繁に情報番組に出演する。そんな大阪特有の“伝統”を作ったのは橋下徹元大阪府知事(52)だと松本さんは指摘する。「橋下さんは、知事になる以前からタレントとして頻繁に情報番組に出演していたので、当時から親しかった制作局が、府知事になってからも番組を作るようになったんです。制作局の人間からすれば“身内”の橋下さんが知事になったわけですから、権力者に対峙するというより、タレントに対し、〈がんばってや!〉みたいなノリになってしまうのでしょう。そんなメディアとの“共犯関係”を吉村知事も継承したんです」そこに批判的な視点など、生まれようもない。■“恫喝”よりも持ちつ持たれつの関係を本来、知事の行う政策を調査し、報道する立場にあるテレビの報道局や新聞記者の仕事の仕方も、維新府政で変わったという。「橋下さんの時代になってから、知事は登庁時と退庁時の1日2回、庁舎の廊下で“ぶら下がり会見”を開くようになった。記者の本来の仕事は、現場に出て市民の声を聞き、それを首長にぶつけて問うことでしょう。でも、記者は知事の話を拾うことに必死になり、市民の声を聞くことがおろそかになった。いわば府庁の廊下が“現場”になってしまったんです」知事に質問できる機会が増えること自体、悪いことではない。だが、肝心の内容は……。「橋下さんは以前、自著『まっとう勝負!』に収録された爆笑問題の太田光さんとの対談で、“視聴者は話している中身なんて聞いていない”というような話に賛同したうえで、〈そうなんですよ。内容は別で、真剣に話してたことは分かったから、「ま、いっか」って雰囲気です〉と語っています。要は一生懸命な“印象”だけ伝わればいい、と。その傾向は、吉村知事も受け継いでいる。長々と一生懸命に話しているわりには、記者の質問にまともに答えていません」橋下元知事は、気に入らない質問をする記者には個人攻撃で応えることもあった。2012年、府立教員の国歌斉唱問題について質問をしたMBSの記者を「勉強不足」「ふざけた取材すんなよ」と20分以上にわたって責め立てた。吉村知事は記者を“恫喝”することはないが、その手法を引き継いだのが松井一郎大阪市長だ。「5月13日の記者会見で、大阪市のコロナ対応に何度も疑問をぶつけたMBSの記者を、松井市長は『不安をあおるようなことばっかり言って』『あんたの取材力がないからや』などと、責め続けました」■批判する記者を“ややこしい奴”とみなすマスコミ内の空気毎日、2回も顔を合わせていれば、シンパシーも生まれる。一方で、批判をすると“恫喝”がかえってくることがある。メディア側に生まれるのは、維新と対立するより、持ちつ持たれつの関係を築いていこうという空気だという。「会見などで厳しく批判すると、まわりのメディア関係者から、空気が読めない奴、突出してややこしい奴みたいな感じにみられる。極めて不健全な状態です」その結果、量産されるのが知事や市長の発言を無批判にまとめただけの報道だ。「基本的に、政治家は批判的な視点や疑問を持って検証する必要があります。取材の視点や軸足が権力側と一体化すれば、“吉村さん、がんばった”ということにしかならない。大阪だけ突出して死者が多いのはなぜなのか。それを検証するには、維新の言い分だけ聞いていてもダメなんです」コロナ禍で1年以上にわたって繰り返されたパフォーマンス先行の場当たり的な対応。失敗を続けてもいっこうに改められないのは、維新と“共犯関係”にあるメディアによる“批判的な視点”の欠如が一因だと、松本さんは考えている。■批判の欠如が生む維新関係者の慢心「維新は不祥事が非常に多い」と松本さんは言う。大阪維新の会から出馬した大阪府池田市の冨田裕樹市長は、簡易サウナやトレーニング器具を市庁舎に持ち込んでいたことが昨年10月に発覚し、翌月に離党した。昨年10月には日本維新の会の森夏枝衆院議員が、集めた党員の党費を肩代わりして払ったことが発覚。公選法に抵触する寄付行為にあたると指摘されている。2月には大阪維新の会の岡沢龍一大阪府議が弟への傷害容疑で書類送検。6月29日には、大村秀章愛知県知事に対するリコール署名の偽造事件で、日本維新の会の衆議院愛知5区選挙区支部長だった田中孝博容疑者が、地方自治法違反の罪で起訴された。維新関係者の不祥事は枚挙にいとまがないという。「松井市長も64回も公用車でホテル通いをしていたことが発覚しました。メディアの批判的な視点の欠如が関係者の慢心につながり、体質がいっこうに改善されない要因になっているのではないでしょうか」政治とメディアの緊張感をもった関係を作り出す必要がある。「とはいえ、今の大阪の空気は十年くらいかけて築かれてきたものなので、急に変わるものでもない。メディアのなかにも、このような報道のあり方でいいのかと、疑問に思っている記者はいます。もし、そういう視点から作られた記事や番組に接したら、市民の皆さんはエールを送ってほしい」新型コロナウイルスが日本で流行し始めてから、もうすぐ1年半。行政が行うコロナ対策を批判的に検証し、おかしな点があれば遠慮なく報じる。そんな“あたり前”が府民の命を守るために必要だ。【PROFILE】松本創1970年大阪生まれ。神戸新聞記者を経て、フリーに。2016年、『誰が「橋下徹」をつくったか―大阪都構想とメディアの迷走』(140B)で日本ジャーナリスト会議賞を受賞。2018年に出版された『軌道 福知山線脱線事故JR西日本を変えた闘い』(東洋経済新報社)で「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」受賞。その他、著書多数
2021年07月01日歌舞伎俳優の中村壱太郎がMCを務めるオンライン・トークライブ「上方藝能、おもろいねんで!」の第四回が5月31日(月)20:00より開催されることが決定。舞台『夜は短し歩けよ乙女』より、脚本・演出の上田誠(ヨーロッパ企画)と俳優の白石隼也がゲスト出演することも明らかとなった。2021年1月29日に開幕した配信トークライブ「上方藝能、おもろいねんで!」。歌舞伎俳優の中村壱太郎がMCを務め、毎回、上方の藝能を担う多彩なゲストを招き、視聴者と一緒にその「おもろさ」に迫るオンライン・トークライブだ。壱太郎は、第一回開催に向けて、「上方歌舞伎の家系に生まれながら、東京生まれ東京育ち、しかし上方文化に対する愛情・情熱は常に強くもって日々舞台に励んでおります!」とコメントするなど、常に熱い想いで配信に挑んでいる。第一回では上方歌舞伎の中村鴈治郎と松竹新喜劇の藤山扇治郎、第二回では能楽シテ方観世流の大槻文藏(人間国宝)、能楽狂言方大蔵流の茂山逸平と茂山千之丞、第三回では宝塚歌劇団元トップスターの紅ゆずるという“上方ゆかりの多彩なゲスト”が出演し、彼らが繰り広げる爆笑トークと上方藝能への真摯な想いが詰まった内容が大好評となった。そして、第四回には壱太郎が主演を務める6月6日より新国立劇場にて開幕の舞台『夜は短し歩けよ乙女』より、京都府生まれの劇作家で演出家の上田誠と、俳優の白石隼也を迎える。上田は、同志社大学在学時に演劇サークル「同志社小劇場」へ参加、同年サークル内で「ヨーロッパ企画」を旗揚げ。2000年に「同志社小劇場」を退団した後に「ヨーロッパ企画」を独立させ、映画化もされた代表作『サマータイムマシン・ブルース』をはじめ、一貫してコメディにこだわりながら、全公演の作・演出を手がけている。2017年には『来てけつかるべき新世界』で岸田國士戯曲賞受賞。森見登美彦原作の劇場用アニメ「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」「ペンギン・ハイウェイ」で脚本を担当するなど多彩なジャンルで才能を発揮している気鋭の劇作家だ。一方、白石は母方のルーツを関西に持つ。2007年に「第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞し、2008年に映画デビュー。2012年9月から2013年9月まで放送された特撮テレビドラマ「仮面ライダーウィザード」では、主人公の操真晴人(仮面ライダーウィザード)役を務めた。今年1月には、WOWOW開局30周年プロジェクト“アクターズ・ショート・フィルム”にて監督・脚本にも挑戦し、多方面に活動の幅を広げている。また、壱太郎とは偶然にも同じ1990年8月3日生まれという共通点も。そんな三人は『夜は短し歩けよ乙女』の稽古の真っ最中。初日を目前に控える5月31日の夜に果たしてどんな話が飛び出るのか。 「おもろい」話はもちろん、今しか聴くことができない貴重な話が出ること間違いなしのトークライブをお見逃しなく。■上田誠稽古場での壱太郎さんは、たいへんタフで冒険家で、むろん努力家です。初めての男子大学生役をいきいきと演じてくださるそのお姿には越境の意思を感じますし、歌舞伎の色味をひょいと織り交ぜてくださるさまは軽やかです。僕も嬉しくなってつい、ラップをお願いしたりお笑いでいうツッコミをやってもらったりと無茶ぶりな日々です。今回は僕が越境する番です。ジャンルとネットワークを軽やかにまたいでいま会いに行きます。■白石隼也コロナ禍にあって、壱太郎くんや上田さんとまだじっくりとお話出来る機会がなかったので、この場をいただけて嬉しい限りです。壱太郎くんは、歌舞伎の公演以外にも様々な場所で精力的に活動しているイメージがあります。お互い30歳を迎えた今、壱太郎くんは何を思っているのか聞いてみたいです。■中村壱太郎(MC)「上方藝能、おもろいねんで!」第四回は、京都を本拠地に活動されている劇団「ヨーロッパ企画」より上田誠さん。私とまさかの生年月日が全く同じ! 家族のルーツが「上方」にある俳優の白石隼也さんがゲストです!6月6日より始まる舞台『夜は短し歩けよ乙女』は、そんな上田さんの脚本・演出、そして白石さんとはお互い大学生の役で共演をしております!関西をルーツに演劇へ取り組む3人のクロストークをお楽しみください!【配信概要】「上方藝能、おもろいねんで!」 第四回配信内容:上田誠(ヨーロッパ企画) 白石隼也 / 中村壱太郎(MC)によるトーク配信配信日時:2021年5月31日(月) 20:00開始 ※配信時間は70分程度を予定配信場所:イープラス「Streaming+」チケット:2,000円(税込) 5月21日(金) 10:00より発売開始※チケットは6月6日(日) 20:00 まで発売。※配信開始後・終了後に購入の方も6月6日(日) 23:59 までアーカイブ視聴ができます。購入方法: イープラス 上方藝能 で検索
2021年05月25日中村壱太郎がMCを務める配信企画『上方藝能、おもろいねんで!』の第3回目が4月7日(水)20時から、紅ゆずるを迎えて行われる。本企画は1月29日にスタート。上方歌舞伎の継承者として期待を集めながら「東京生まれ東京育ち」な壱太郎が、MCとして毎回上方の藝能を担う多彩なゲストを招き、視聴者と一緒にその「おもろさ」に迫るオンライン・トークライブだ。これまでのゲストは第1回に関西歌舞伎の中村鴈治郎と松竹新喜劇の藤山扇治郎、第2回は能楽シテ方観世流の大槻文藏(人間国宝)と狂言方大蔵流の茂山逸平、茂山千之丞が出演。軽妙なトークの中に上方藝能の魅力を織り込ませた内容が注目を集める。そして第3回ゲストは、大阪出身の元宝塚トップスターで女優・紅ゆずる。2002年に宝塚歌劇団に第88期生として入団・初舞台。星組に配属され、2016年星組トップスターに就任した経歴の持ち主だ。数々の名舞台を務めたのち、2019年退団後は松竹エンタテインメントに所属している。今年は『アンタッチャブル・ビューティー ~浪花探偵狂騒曲~』、『東京喜劇 熱海五郎一座 Jazzy なさくらは裏切りのハーモニー ~日米爆笑保障条約~』、『エニシング・ゴーズ』話題の舞台に出演が決定。最近ではのバラエティ番組へも進出し、昨年10月には大阪松竹座でトークショーを行うなど、喋りも人気だ。紅と壱太郎は劇団時代から親交があり、親しい間柄だという。“おもろい”話はもちろん、ここでしか聴くことができない貴重なエピソードが明かされることは間違いない。この機会をお見逃しなく。紅ゆずる・コメント壱太郎さんの番組に出演させていただけることを大変嬉しく思っています。現役中から壱太郎さんとは仲良くさせて頂いているのですが、退団してからコロナ禍になってしまい深いお話ができていないので、今回の対談の中でどれだけ濃いお話になるのか、とても楽しみです。歌舞伎を心から愛し、舞台に対して全力投球されていらっしゃる壱太郎さんだからこそのお話を楽しみにしております!中村壱太郎・コメント『上方藝能、おもろいねんで!』第3回は、元宝塚歌劇団星組トップスターの紅ゆずるさんにご登場いただきます。宝塚時代から親交を持たせていただいております紅さんと、現在の女優活動はもちろんのこと、上方藝能に対する思いや演劇のこと、役者としてのことなどなどクロストークして参ります。また男役と女方、性別を超えて演じることについても語り合っていけたらと思っております!■配信情報『上方藝能、おもろいねんで!』第3回4月7日(水)20時開始 ※配信時間は70分程度配信場所:イープラス「Streaming+」チケット:2,000円(税込)3月22日(月)14時15分より発売開始※チケットは4月13日(火)20時まで発売。※配信開始後・終了後に購入の方も4月13日(火)23時59分までアーカイブ視聴可。
2021年03月25日中村壱太郎がMCを務める配信企画『上方藝能、おもろいねんで!』が1月21日20時からスタートする。この初回のゲストとして中村鴈治郎と渋谷天外が出演することが発表された。連続テレビ小説『おちょやん』で脚光を浴びる上方藝能。壱太郎は昨年11月に逝去した上方歌舞伎のトップランナーであり、人間国宝の四代目坂田藤十郎を祖父に持つ若きスターだ。かつて祖父・藤十郎が新たな女方像を創り出し、伝統に新たな息吹をもたらしたように、彼も常に挑戦を続けている。『上方藝能、おもろいねんで!』は東京で生まれ育った壱太郎が毎回、上方藝能を担う多彩なゲストを招いて視聴者と一緒に、その「おもろさ」に迫るオンライントークライブだ。第1回のゲストに抜擢された鴈治郎は、現在歌舞伎座第二部において“坂田藤十郎を偲ぶ”『夕霧名残の正月』に出演し、父・坂田藤十郎の真骨頂、上方伝統の「和事」を受け継ぐ伊左衛門を演じている。そして壱太郎との貴重な親子トークにも注目だ。そして、もうひとりのゲストは、3代目渋谷天外。『おちょやん』主人公のモデルである浪花千栄子が在籍した松竹新喜劇の現在の代表である。父・二代目天外や浪花千栄子らが創設した松竹新喜劇は、上方喜劇の伝統を繋ぎ、70年を超える歴史を持つ。鴈治郎と同じく『おちょやん』に出演する天外は、鶴亀撮影所の守衛・守屋を演じている。同世代で親交の篤いふたりを招く今回の配信では、上方藝能への想い、思い出話、東京との芸の違いやお客様の反応、笑いの違いあれこれなどなど、ここでしか聴くことができない貴重な話が出ること間違いなし。『おちょやん』撮影裏話も飛び出すかもしれない。今後も当企画では上方藝能だけでなく、能・狂言、落語などなど幅広いジャンルから古典の世界、宝塚、OSKなど歌劇の世界からもゲストを画策しているという。期待が高まるが、まずは初回をチェックしよう。<中村壱太郎・コメント>この度、1月21日より「上方藝能、おもろいねんで!」のナビゲーターを勤めさせていただきますこと、大変に嬉しく思っております。私自身、上方歌舞伎の家系に生まれながら、東京生まれ東京育ち、しかし「上方文化」に対する愛情・情熱は常に強く持って日々舞台に励んでおります!そんな私、壱太郎はトークも大好き!毎回、関西に縁あるゲストをお迎えして、楽しくトークをしてまいります!皆様と共に「上方の世界」をリモート旅行いたしましょう!■配信情報『上方藝能、おもろいねんで!』1月21日(木)20時開始※配信時間は70分程度を予定配信場所:イープラス「Streaming+」チケット:2,000円(税込)1月11日より発売中※チケットは1月24日(日)20:00まで発売※配信開始後・終了後に購入の方も1月24日(日)23:59までアーカイブ視聴が可能購入方法:イープラス上方藝能で検索
2021年01月13日お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が27日、“カジサック”ことキングコング・梶原雄太の公式YouTubeチャンネルにゲスト出演し、お笑い第7世代について語った。「【告白】ノブコブ吉村さんの口から数々の衝撃告白が飛び出しました」と題して公開された動画で、最近の活躍ぶりについてカジサックから「楽しそうやな」と言われた吉村は、「楽しいけどつらいよ。色んな世代が来たじゃない。第7世代とか」と話した。カジサックから第7世代を意識するのかと聞かれると、吉村は「意識しないつもりではいたけど、やっぱ意識せざるを得ないくらいきてるよね」と述べた。そして、「もちろん、霜降り(明星)もすごいし、かまいたちをどっちに入れるかにもよるけど、でも番組のときにチームで来るから。バーッてこっちで盛り上がって俺、入れないときあるの。“あるある”がわからないからその世代の。その時に『ヤバい。老いたな』っていう。ピンチだなっていうのはある」と本音を吐露した。
2020年12月29日アパレルブランド「ワム(WoM)」のディレクターとして活躍し、子育てをしながらモデル業もこなす忍舞(shinobu)さん。そんな忍舞さんに、スポティファイ(Spotify)の子供向けサービス「スポティファイキッズ(Spotify Kids)」を利用してもらい、感想を伺いました。そんな、アプリ限定記事の一部をご紹介します!全編記事は、FASHION HEADLINEのアプリ限定で公開中! いつものお出かけに音楽を。一緒に聞いて楽しむ、新しい親子のアソビオフの日は、息子さんとよく公園で過ごすという忍舞さん。今回は、いつものおでかけの最中に「スポティファイキッズ」を利用してもらい、息子さんと音楽を楽しんでもらいました。スポティファイのアプリダウンロード後、好きなキャラクターを選択。次に、利用者の名前(子供や保護者の名前)を入力すれば、設定完了。子供が自身のアカウントを持つことができ、好きな音楽や音声コンテンツを楽しめます。また、不適切なコンテンツを含まず、ひらがな表記なので子供でも使いやすい仕様になっています。プレイリストは、子供に人気の邦楽・洋楽・K-POPアーティストの楽曲や、ディズニー、スタジオジブリ作品のサウンドトラックなど、豊富にラインアップ。楽曲に関するキャラクターが大きく表示されるので、画面を見ながら一緒に選ぶことができます。この日選んだ曲は、「トイ・ストーリー」のサウンドトラック。「息子の好きなトイ・ストーリーやジブリが出てきたので、とても夢中になっていました(笑)。また、トップ画面に子供が好きなキャラクターとプレイリストがランダムで出てくるので、ドラえもんだね! なんて言いながら、一緒に見ながら選曲できるところもいいですね」(忍舞さん)「わざわざアーティスト名やアニメのタイトルを検索しなくても、子供に人気の曲がたくさん出てくるので、選曲に悩まないところも魅力的です。息子はいつも曲を流すと踊りだすんです。この日もトイストーリーを聞いてから、とてもパワフルになってしまいました(笑)。また、息子が外出先でぐずってしまった時は、好きなアニメの動画や曲を流して気を紛らせることが多いのですが、「スポティファイキッズ」は、ほぼワンタッチで選曲できるので、簡単にあやせるサービスとしても使えそうですね! あと、車でお出かけする時やおやすみ前のBGM選びにも便利だと思いました。小さいお子さんをお持ちのママに是非おすすめしたいです」と、忍舞さん。本記事の続きは、FASHION HEADLINEのアプリ限定で公開中。忍舞さん親子のファッションスナップも必見!>>全編記事はこちら<<忍舞アパレルブランド「WoM」のディレクターを務め、子育てをしながらモデルとしても活躍中。働くママとして多くの女性から支持を受け、Instagramのフォロワーは6万人を超える。Instagram:@sinobuutaURL:(「WoM」公式オンラインストア)
2020年10月06日2020年1月に発生して以来、全世界で感染拡大している新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。日本では一時期、緊急事態宣言を発令していましたが、『新しい生活様式』でコロナウイルスとの共存を目指す方針になっています。しかし、いくら感染対策を心がけたところで完全に感染を防ぐことはできません。多くの人が不安を感じながら生活をしていることでしょう。吉村知事の会見で、全国のドラッグストア店員から悲鳴同年8月4日、大阪府の吉村洋文知事がコロナウイルスに関する記者会見を開きました。吉村知事によると、『ポビドンヨード(抗微生物成分)』を配合したうがい薬を使ったコロナウイルス軽症患者と使用しなかった患者で唾液の陽性率を比較したところ、前者は陽性率が約9%だったのに対し、後者は約40%だったといいます。殺菌消毒薬『イソジン』を卓上に並べ、吉村知事は「研究段階で効果は確定的ではないが、ポビドンヨードを使ってのうがいの励行を呼びかけたい」と述べました。会見後、ネットでは医療従事者から「そりゃ口内を消毒すればPCR検査で引っかかりにくくなる」「仮説の段階で軽率な発言はしないでほしい」といった批判的な声が相次いでいます。ドラッグストアで『イソジン』が品切れ続出に会見で吉村知事は「ボビドンヨードの買い占めはやめてほしい」と述べました。しかし、会見の影響で全国のドラッグストアの店員からは悲鳴が続出。ドラッグストアにはイソジンを買い求める客が殺到し、またたく間に品切れになってしまったといいます。また、店員に八つ当たりをする客や、電話での問い合わせの対応などで多忙な状態になっているのだとか。Twitterでは『#ドラッグストア店員の気持ち』というハッシュタグで多くの店員が苦言を呈しています。・勤務時間に会見なんて見ていなかったから、突然イソジンを買い求める客が殺到して本当に驚いた。怒鳴る客もいて怖かった。・「買い占めはやめて」っていっても、こうなることは分かってたでしょ。これからの仕事が憂うつ…。・ただでさえ、うがい薬は品薄だったのに。数か月前までの混乱状態にまた戻るのかと思うと、本当に疲れる。これまでもコロナウイルスによるマスクや消毒液、トイレットペーパーの品薄によって、大変な思いをしてきたドラッグストアの店員。だからこそ、再び品薄や客の対応に追われる現状を腹立たしく思っているのでしょう。医薬品の転売、買い占めはやめましょう残念なことに、今回もマスク同様にフリマアプリやオークションサイトではイソジンの高額転売が行われています。しかしポビドンヨードが含まれているイソジンなどの製品は第三類医薬品であるため、転売行為は薬機法違反です。また、吉村知事がいっているように今回の発表はまだ研究段階であり、効果は確定的ではないのです。デマの拡散や買い占めなどのパニックが起きやすい非常時だからこそ、冷静になって正しい知識を得るようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月05日6月18日(木)、吉村洋文大阪府知事がユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れ、「大阪コロナ追跡システム」によるQRコード登録などのデモンストレーションを行った。この「大阪コロナ追跡システム」は、QRコードを活用して新型コロナウイルス感染症等の感染拡大を抑制する目的で大阪府が構築したもので、USJでも導入している。パークへの入場とレストランの利用にあたってゲストはメールアドレスを登録する必要があるが、吉村知事はパーク内のカフェで登録過程をデモンストレーション。「大阪コロナ追跡システム」のQRコードをスマートフォンで読み込み、「大阪コロナ追跡システム」への登録方法を手順に沿って説明した。デモンストレーションの後、報道陣との質疑応答の中で吉村知事は、「パークでは多くの方が楽しんでいらっしゃり心から喜んでいます。“大阪の雄”であるユニバーサル・スタジオ・ジャパンが『大阪コロナ追跡システム』を採用していることに感謝しています。社会活動を続けていくためには、笑顔で『上を向いていこう』という雰囲気づくりも大切です。大阪を元気にするうえでユニバーサル・スタジオ・ジャパンは不可欠な存在ですし、『大阪府新型コロナウイルス助け合い基金』への寄附などユニバーサル・スタジオ・ジャパンの地域への貢献にも本当に感謝しています。大阪府・大阪市はユニバーサル・スタジオ・ジャパンとも連携し、感染症対策を徹底しつつ大阪を盛り上げていきたいと思います」と語った。また、パークでの「大阪コロナ追跡システム」の案内については、「20店舗のレストランとエントランスにQRコードが設置され、レシートにも印字してあり登録しやすい。レシートは利用しやすいので他でもできないか検討します」と、他施設への活用にも言及していた。画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2020年06月18日新型コロナウィルス対策で話題を呼んだ人物と言えば、大阪府の吉村洋文知事(44)。独自の基準「大阪モデル」を立ち上げて感染者数の増加を食い止めたうえに、俳優さながらのイケメンとあって、女性たちの熱視線を集めている。あの、上沼恵美子(65)も「何も聞くことはないの、ただ、生で会いたい♪」と先日、番組でおねだりしちゃったほど。暗くなりがちなご時世のなか、吉村知事の人気は熱くなるばかり。「吉村寝ろ」というワードがTwitterのトレンド入りするほどだが、なぜ、ここまで支持されるのだろうか。「ポイントは知事の『ほくろ』と『光るおでこ』『涙袋』『細いあご』です」そう語るのは、今、最も当たるといわれている占い師、ラブちゃんことLove Me Do。最新著書『1秒で分かる!人相術』(光文社・1,500円+税)でも有名人の顔相を今までにないユニークな角度から鑑定し、話題を呼んでいる彼が、吉村知事の顔相を見定める!■波乱万丈さを表すほくろの数「知事はほくろが多いんです。窪田正孝さん(31)や、東出昌大さん(32)もそうですが、顔にほくろが多い人は苦労が多かったり、人より様々な経験をする傾向にあります。桑田真澄さん(52)も野球選手時代から波乱万丈の人生を送っていますよね」特に目立つのがあごにあるほくろ。「あごにあるとカリスマ的魅力を発揮します。椎名林檎さん(41)も同じようなところにあります。口に近いほくろでもあるので、発言も魅力的になるようです」「左のこめかみにあるほくろは、夫婦運の良さを表します。元CAという美人の奥様の支えがあって、今の活躍があるのかもしれません。このほくろは女運の良さも表すので女性を惹きつける魅力も持っています。鼻すじの左側にあるほくろはサポートぼくろと言って、奉仕精神が旺盛で、周りの人のことを考えたり、人に尽くすようになります。大阪府民のことを第一に考えて動いているのでしょう」吉村知事の広く光るおでこにも、成功の相が表れているという。「仕事運を表すおでこは広いほど運が良く、光って輝いて見えるのは、絶好調である印。知事のように生え際が真っすぐな人は、頑固な職人気質で、一度決めたことは必ず実行する、という決断力にも長けています。今回の新型コロナウィルスへの対策にも、筋の通ったところが見えました。あごが細く頬も痩せてシャープな輪郭ですが、こういう逆三角形の顔の人は変化が好きで、人とは違ったことをすることを好む傾向があります。大阪だけは違う対策をしよう、と考えて成功したようです。口の左端が上がっていて少し歪んで見えますが、これは本音と建て前を上手く使い分けられる、という政治家向きの相。高校時代は偏差値70、大学卒業後は弁護士や税理士もされていますが、政治家が適任なのでしょうか。また、性欲を表す涙袋がくっきりしているので、性的エネルギーも旺盛だし、異性にとてもモテます。今後は女性問題に気を付けたほうがいいかもしれませんね」【PROFILE】Love Me Do(ラブちゃん)占い師、風水師、占星術家。東洋、西洋の占術に精通し、『有吉ジャポン』(TBS系)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)などテレビ・ラジオ出演多数。現在、最新著書『1秒で分かる!人相術』が光文社より発売中。
2020年06月05日2020年6月2日、情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に、大阪府の吉村洋文知事がリモートの形で出演。番組中にした、自身の性格にまつわる発言が反響を呼んでいます。吉村知事「僕は腹黒いほうだと思います」番組中、MCを務める宮根誠司アナウンサーは、元大阪府知事である橋下徹さんのことを話題に。宮根アナウンサーは、橋下さんが吉村知事について「腹黒い」と話していたことを取り上げ、「橋下徹はなんで吉村知事を腹黒いとかいうんですかね?」と尋ねます。吉村知事は顔をほころばせて笑い、こう答えました。いや、あの実際に僕は性格がいいほうじゃないし、腹黒いほうだと思います。いろいろ評価いただいてるんですけど、過剰評価じゃないかなって思っていてですね。腹黒いは腹黒いです。ただ、政治は一生懸命やっていこうと思っています。公職である限りは。情報ライブ ミヤネ屋ーより引用吉村知事は、自身の性格を「腹黒いと思う」と認めた上で、政治への意気込みをキッパリと宣言。さらに「自分は橋下さんと同じぐらいの腹黒さです」といい、スタジオの笑いを誘いました。発言に対し、視聴者からは次のようなコメントが相次いでいます。・最高!腹黒い知事が素敵です。・面白い。その腹黒さが、エネルギッシュな行動力につながるんですね。・本当に腹黒い人は、自分のことを「腹黒い」とはいわないと思う。・笑いで終わらせるのが、大阪らしくてすごく好き。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に、寝る間も惜しんで取り組んでいる吉村知事。決しておごることのない真摯な姿勢で、時にはユーモアをまじえつつ公務をこなす姿は、多くの人の心をつかんだようです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月03日新型コロナウィルス対策で自粛解除に向けた独自の基準「大阪モデル」を定めるなど、数々の陣頭指揮で注目されている大阪府の吉村洋文知事(44)。その手腕を支持する声は日に日に高まっており、テレビで見ない日はないほどだ。そんななか、会見を見た人たちから心配する声が上がっている。《吉村知事やせたね…》《吉村知事の痩せ方ハンパないやだ!心配すぎる》5月10日放送の「そこまで言って委員会」(読売テレビ)では「2キロくらいやせました。体調は大丈夫ですけど」と語っていたが、1年前の写真と比べると“2キロ減”以上痩せたように見える。これまでも知事の体調を気遣う人は多く、Twitterでは「#吉村寝ろ」がトレンド入り。それを受け、4月11日には吉村知事がこうつぶやいていた。「ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。橋下さんの言葉を借りれば、政治家は使い捨てでいいんです。この先、さらに厳しい状況になるかもしれませんが、国難を一致団結して乗り越えましょう」だがコロナ禍との戦いは依然として続いており、対応に追われる吉村知事。その激務ぶりは、大阪府のHPからも見ることができる。たとえば昨日5月14日のスケジュールは以下の通りだ。11時05分 庁内執務11時20分 打ち合わせ(商工労働総務課、企画室推進課)11時45分 打ち合わせ(政策課)13時00分 公明党大阪府議会議員団からの緊急要望14時05分 記者会見15時30分 庁内執務20時00分 新型コロナウイルス対策本部会議記者会見や会議などが目白押しなのだ。さらには連日のようにテレビ出演も。4月のスケジュールを確認してみたところ、「出席業務なし」は週末などの4日のみ。庁内執務以外の会議・会見・テレビ出演などの数は59件に上っていた。吉村知事は14日夜の対策本部会議で、休業要請を段階的に解除すると決定した。適用は16日0時から。政府の緊急事態宣言は継続されているものの、「大阪モデル」を7日連続で達成したとして独自判断で経済活動の再開に踏み出す。その決定会議後の記者会見で、吉村知事はこう語っている。「これまでは防戦一方だったが、コロナと共存する第2のステージに入った」大阪のリーダーの戦いは、これからも続く。
2020年05月15日新型コロナウィルス対策で自粛解除に向けた独自の基準「大阪モデル」を定めるなど、数々の陣頭指揮で注目されている大阪府の吉村洋文知事(44)。各メディアによると、5月12日の会見で医療従事者にエールを送るため、1人あたり10万円から20万円のクオカードを5月中に支給すると発表。この特例ともいえる対応に注目が集まっている。なお財源は、4月27日に創設された「新型コロナウイルス助け合い基金」から拠出される。最前線で感染者の治療などにあたる医療従事者や職員を支援するために設けられた基金だ。13日現在で、17億円を超える寄附が寄せられている。クオカード支給には、約6,000人を対象に約9億円が拠出されるという。クオカードにした理由は、「現金よりも迅速に処理できる」というスピード重視。さらに、感謝を伝えるメッセージカードを送付できるメリットもあるという。文案は吉村知事によるものであり、直筆メッセージが添えられるという。吉村知事は同日、《文案も自分で考え直筆メッセージ作ります。特筆すべきはこれが税金ではなく、寄付を頂いた皆様の気持ちの所と思ってます》とTwitterで思いを明かした。基金創設から約2週間という迅速さ、そしてメッセージを送付するという吉村知事に称賛の声が集まっている。《スピーディーな事務作業が可能となり、更にメッセージカードの同封とは素晴らしいアイデア それにしても、本当に次から次へと手を打つ知事の姿に感服です》《なるほど!そうゆう理由でQUOカード!!スピード&メッセージのWメリットですね。ホンマ素晴らしいとしか良いご報告、ありがとうございます!》《税金じゃなくて寄付。吉村知事の采配に賛同した者のお金です。貰う方じゃなくて寄付する人の気持ちの先にお配りいただけるのは、本当に嬉しいです》他にも吉村知事は休業や自粛解除後に備えて、施設や店舗などの利用先で感染者が出た場合にメールで通知する「大阪コロナ追跡システム」も発表。任意の利用となり、プライバシーを守るためQRコードを活用するという。新型コロナウィルス感染者が多い9都道府県を対象に行われた日経新聞の世論調査では、「最も評価する知事」のトップとなった吉村知事。府民のために知恵を絞る知事に、エールが寄せられている。
2020年05月13日大阪近郊である舞洲(まいしま)で2017年にスタートした音楽フェス「ジャイガ」が、今年も8月1日(土)・2日(日)の2日間で開催決定!「ジャイガ -OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2020-」チケット情報今年は昨年からさらに1ステージ追加し、「MAISHIMA STAGE」「YUMESHIMA STAGE」「LILY STAGE」の3ステージで展開。1日約20組のアーティストが出演を予定しているなか、12組の第1弾出演アーティストが決定!日本のポップス、ロックシーンのおいしいとこどりの超豪華アーティストが勢揃いした。さらに今年は“ジャイガをもっと快適に”をテーマに、“ENJOY MUSIC”“ENJOY FOOD”“ENJOY ACTIVE”“ENJOY HEALING”“ENJOY ECO”の5つのENJOYとともに“こころもからだも楽しめる”フェスティバルを提供。そして、4月24日(金)より2Daysチケット最速先行がスタート!この夏はジャイガとともに“この時”“この場所”でしか味わえない感動をつくろう!
2020年04月27日「もう寝ずに頑張ってるのが伝わってくるわ。ウチらみたいな主婦同士で話す機会があると、最近は必ず吉村知事の話が出るねん」大阪市のある主婦は、こう熱弁をふるう――。3月以降、新型コロナウイルス対策に追われる吉村洋文大阪府知事(44)の顔にはクマができ、やつれが目立つようになった。そんな彼の仕事ぶりを評価する人が続出。ツイッター上で《吉村寝ろ》という言葉がトレンド入りするほどだ。評判のよさは一般府民からだけではない。大阪維新の会所属の吉村知事だが、“敵”である他党議員からも――。「街頭演説でバッタリ出くわしても、吉村さんのほうから『やあ』と手を上げて挨拶しに来てくれる。気さくでさわやか。“敵”なのですが、悪い印象は正直ないです」(他党議員)吉村知事は、大阪府河内長野市の生まれ。サラリーマンの父親の次男で、兄弟は兄が1人。中学時代の愛読書は公民の教科書で、このときから早くも司法を志していたという。高校からはラグビーにもまい進。府立生野高校の同級生は、当時をこう振り返る。「文武両道が校訓の高校ですが、校訓そのもののような生徒でした。性格は今のイメージとは反対で、口数も少なく、みんなを引っ張っていくリーダータイプでは決してなかった。みんながしゃべりきったあとに、落ち着いた感じで最後にボソッと言って、みんなの意見をまとめるようなタイプです」別の同級生は、高校時代と現在で外見がまったく変わっていないことに驚いていると話す。「市議に立候補したときに新聞で顔写真見て、一発で“あ、吉村君や”とわかりました。イケメンだって女性の支持が厚いみたいですけど、高校時代モテたという話は聞いたことがありませんね(笑)」「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月24日2020年4月19日、情報番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)に大阪府の吉村洋文知事が生放送で出演。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)について議論を交わしました。番組の最後に、MCの宮根誠司さんから「政府に何かいいたいことはありますか」と聞かれた吉村知事。吉村知事は、コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされたり、収入が激減してしまったりした企業を救うため、家賃の支払い猶予を与える法案を必ず作ってほしいといいます。その理由について、吉村知事は真剣な表情でこのように述べました。僕がぜひ国会議員のみなさんにお願いしたいのは、今、中小企業で一番困っているのは家賃ですから。家賃の固定費を、休業しているところは支払いを猶予するという法案。これは作れますから。ぜひ、国会議員のみな様にやってもらいたいと思っております。これ、やらなかったもう全員給料ゼロでいいんじゃないですか?国会議員は給料ゼロ。だってお店は給料ゼロでやってるんだから。そのぐらいの気持ちでやらないと、法律なんかできないですよ。Mr.サンデーーより引用あえて強い言葉を使い、「実現できなければ、給料はなしという覚悟で取り組んでほしい」という思いを明かした、吉村知事。吉村知事がいうように、営業できず収入が激減した状態で家賃を払い続けるのは、中小企業や個人経営にとってダメージが大きいでしょう。家賃の支払いに猶予を与えることで、倒産や閉店などの最悪のパターンを逃れることができるかもしれません。番組放送後、「必ず実現してほしい」という強い想いが伝わる吉村知事の言葉に対し、称賛の声が寄せられました。・吉村知事、よくぞいってくれた!「そうだ、そうだ!」といいそうになりました。・ストレートにいってくれてスカッとした。政治家にはこれくらいの気持ちで国を支えてほしいですね。・完全に同意。給料ゼロで支払いをしなくてはならない国民の気持ちを考えてくれ。吉村知事の活動に対し、Twitterでは『#吉村寝ろ』というハッシュタグが話題になりました。投稿はどれも、吉村知事の応援や心配をするものばかりです。真剣に取り組んでいる姿を目にしてきたからこそ、今回の発言から多くの人が吉村知事の熱意を感じたのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月20日例年とは少し違った盛り上がりをみせた、令和最初の紅白歌合戦。紅でも白でもない、自分らしさを前面に打ち出した氷川きよしが「限界突破」したかと思えば、紅組のトリ、MISIAは、ド派手メーク&衣装のドラァグクイーンを従え、多様な性を象徴する虹色の旗を掲げて――。「私がデビューしたころとは時代が違うんですよね。私なんて、化粧してるってだけで出られなかったから(笑)もう、いまの感覚の人がディレクターやプロデューサーを務めてるんでしょ。だから、そんなこと、別に新しいとも思ってない。これが当たり前と、番組の作り手はもちろん、見る人だって思ってる」こう話すのは「ピーター」こと、歌手・俳優の池畑慎之介さん(67)。上方舞吉村流の家元を父に持ち、幼いころから芸を厳しく仕込まれていた彼は、映画『薔薇の葬列』で、いきなり主役を務めて鮮烈な銀幕デビューを飾った。翌月には歌手デビューも果たし、デビュー曲『夜と朝のあいだに』は大ヒット。以後、性別を超越した独自の魅力で芝居に、歌に、ときにはバラエティにと、半世紀以上にわたって芸能界で活躍してきた。最近では人気ドラマ『下町ロケット』(TBS系)でイヤミな弁護士役を白髪頭で演じ、好評を博した。性別を超越したジェンダーレスタレントの先駆け、それがピーターだった。そんな彼は、中学時代、ある人を好きになったという。それは学校の先輩男子だった。ピーターは、母とは「一卵性親子」を自認、何事も包み隠さない関係だった。このときもピーターは正直に打ち明けたという。「こんな気持ち、おかしいかな?」。その時代、一般的な親なら、烈火のごとく怒ったり、息子の気持ちを頭ごなしに否定しかねない相談内容。ところが母は満面の笑みとともに、息子が拍子抜けするような言葉を返した。「別に、かめへんやん。あんたが誰を好きになろうと」母はいつも「自分の気持ちに正直に生きなさい」と教えてくれたのだ。「なかには、自分がゲイだってことで、すごくブルーになって不幸にも自殺しちゃうような子もいますよね。または、カミングアウトしに実家に帰ると、お母さんが泣きながら『私は前から知ってたわよ』というパターンも。その点、うちは最初っから話してたし。本当に幼いとき、男なのに白粉塗って舞台で拍手貰う、その感覚も嫌いじゃなかったし。そんな私を父はライバル視してるしね(笑)。だからね……私は、やっぱりあの両親のもとで、なるべくしてピーターになったんですよ」少し前に訪れたニューヨークで、ピーターのことを知らない現地の人から、こんな質問を受けた。「きみは男性なの?女性なの?」そこでピーターは、通訳してくれる友人に向けて、こう告げたという。「どっちでもいいじゃない、私は私、ピーター・イズ・ピーター、そう答えといて」私は私。そんな信念を胸に生きてきた池畑慎之介さんは、いま、67歳。老いを自然と意識したように、死についても考えることが増えた。近年、親交のあった俳優など、先立ってしまった仲間も少なくない。「そうそう、私ね、孤独死って言葉が大嫌いなんです。その人の人生の、本当のところなんて何もわからないくせに『孤独死でした、寂しい最期でした』って勝手に死に方にまでレッテル貼るなよ、って言いたい。大好きな自宅で1人、倒れて死ぬって、結構幸せな最期と思ってる。何より、煩わしいことが嫌で、孤独を愛したり、孤独を楽しんでる人間だっているんだから。それを勝手に『寂しい』だなんて言ってほしくない!」インタビュー中、ピーターがもっとも熱く語った瞬間だった。そして、こう言葉を付け足した。「だから、どんなことがあっても、私は最期、笑って死んでやろうと、そう思ってる。だって、そもそもさ、子や孫に看取られようが、1人で逝こうが、死んだらその瞬間、タンパク質になっちゃうんだから。笑顔のタンパク質で逝こうと、そう決めてるんだよね……」ここまで話して急に「あ!」と大きな声を上げ、立ち上がった。インタビューをしていた場所は、神奈川県・湘南海岸。海沿いの高台に立つ自宅だ。驚いた記者の肩をポンポンとたたくと、少年のような無邪気な笑みを浮かべ、うれしそうにこう続けた。「ほらほら、見て見て、晴れてきた。富士山、見えてきたよ!」「女性自身」2020年4月28日号 掲載
2020年04月20日「私がデビューしたころとは時代が違うんですよね。私なんて、化粧してるってだけで出られなかったから(笑)」こう話すのは「ピーター」こと、歌手・俳優の池畑慎之介さん(67)。映画『薔薇の葬列』で、いきなり主役を務めて鮮烈な銀幕デビューを飾り、デビュー曲『夜と朝のあいだに』も大ヒット。最近では人気ドラマ『下町ロケット』(TBS系)でイヤミな弁護士役を白髪頭で演じ、好評を博した。そんな彼の父親は、女形の舞手として名をはせた上方舞吉村流の家元、人間国宝の吉村雄輝。物心つくころには、父から芸を厳しく仕込まれていた。「父の目に私は跡継ぎとしか映っていなかったと思います」ピーターは父の元を飛び出した。東京で、知り合った作家や演出家の目に止まって芸能界へ。デビュー曲『夜と朝のあいだに』でレコード大賞最優秀新人賞を獲得。アイドル・ピーターは、一気にスターダムにのし上がった。しかし、世間はまだまだ保守的。極め付きは年の瀬の紅白、曲の大ヒットを受け「初出場当確!」とスポーツ紙は書いたのだが、「偉いおじさんが言ったそうですよ。『なんで、化粧した男を出さなきゃならないんだ』って。その一言で落選。私の周りのスタッフはひどく落胆してましたけど、私はそうでもなかった。そこまでマスコミの言葉を信じてなかったし。なかには面白半分に『紅と白、どっち?桃組か?』なんて書かれ方も。ムカついてたし、紅白なんて、どうでもいいやと思ってたから」紅白落選から7年目、アイドル路線を歩むことにも少しずつ嫌気がさしていた。「父が敷いたレールを進むことがいやで、家を飛び出したのに、また目の前には他人が敷いたレールがあるように思えて仕方がなかった」24歳。思い切って事務所を辞め、ニューヨークに渡った。芸能界も辞めるつもりだった。「でも、ブロードウエーの客席で舞台を観ているうちに『私はこっち側じゃない、舞台に立つ側の人間だ』と思ったんです」芸能界に舞い戻って以降、活動の軸足を映画や舞台、演劇に移していった。それでもピーターは、ピーターのイメージをなかなか払拭しきれない。常に、中性的な魅力を求められた。そんなとき、大きな転機が訪れる。黒澤明監督から映画『乱』への出演を打診されたのだ。「私の役は『狂阿弥』という狂言師。重要な役どころで、監督は『メークもとろうよ、ピーターのイメージはいらないよ』と言ってくださった。だから、デビュー以来、初めてスッピンで出演しました。本当に感謝してます。その後、NHKの大河ドラマ『北条時宗』で、ヒゲ面の北条実時役のオファーをいただけたのも、元をただせば素顔で『乱』に出られたおかげ。それこそ、『下町ロケット』の白髪頭の弁護士役も」紆余曲折を経ながら、それでも芸能界でのキャリアを積み上げていったピーター。一方、「吉村雄秀」という名を21歳で取って、芸能活動と並行して舞も続けていた。そして、父・吉村雄輝との確執も、まだくすぶっていた。流派を継いでもらいたい父。顔を合わせれば息子を諭し、言外に芸能界の仕事を見下した。ある日、父にピーターはこう切り出した。「吉村流、継いであげてもええけど、いまの私の仕事と同じだけ、稼げますか?芸能界のこと、バカにしてはるけど、そんならお父さんの年収証明、見せてよ」父は’86年には重要無形文化財保持者にも認定されていた。だが人間国宝も息子の痛烈な言葉に押し黙り、下を向いた。そんな父は、晩年、息子を認めるようになっていたという。「母にこう言ってたらしいんです。『わてにできんこと、あの子はやってる。もう認めてやらな、しゃーないな』って。私のショーも見に来てくれてたんですね。そんなときね、よく言ってたらしいんです。『慎とわてと、どっちが奇麗や?』って(笑)」家を飛び出し、大ヒット曲を歌うも、時代が阻んだ紅白出場。それから、『乱』でつかんだ大きな転機。人間国宝の父との確執をも支えた「自分らしく正直に生きる」信念は変わらない――。「女性自身」2020年4月28日号 掲載
2020年04月20日例年とは少し違った盛り上がりをみせた、令和最初の紅白歌合戦。自分らしさを前面に打ち出した氷川きよしが「限界突破」したかと思えば、MISIAは、ド派手メーク&衣装のドラァグクイーンを従え、多様な性を象徴する虹色の旗を掲げて――。「私がデビューしたころとは時代が違うんですよね。私なんて、化粧してるってだけで出られなかったから(笑)」こう話すのは「ピーター」こと、歌手・俳優の池畑慎之介さん(67)。映画『薔薇の葬列』で、いきなり主役を務めて鮮烈な銀幕デビューを飾った。デビュー曲『夜と朝のあいだに』は大ヒット。最近では人気ドラマ『下町ロケット』(TBS系)でイヤミな弁護士役を白髪頭で演じ、好評を博した。そんな彼は’52年、大阪ミナミ・宗右衛門町に生まれた。父親は女形の舞手として名をはせた上方舞吉村流の家元で後年、人間国宝となる吉村雄輝。「父の目に私は跡継ぎとしか映っていなかったと思います。稽古では竹の棒で打たれることなんてしょっちゅう、怖い人でしたよ」当時、父に言われ、いまもはっきりと耳に残る言葉がある。「跡継ぎなんやから、わての敷いたレールに乗っかったらええねん」幼稚園も行けなかった。「どうせ舞をやるんやから。行かんでよろし」と言われ、近所の子供が幼稚園に通うのを恨めしく思いながら、慎之介少年は舞に長唄、常磐津と稽古漬けの日々を送った。「6歳のとき、両親が離婚して。『どっちと暮らすか?』と聞かれて、私も姉も即座に母を選んで(苦笑)。それで、鹿児島に移ったんです」父のもとで苦労を重ね、額に汗して働く母を喜ばせたい、その一心で、慎之介少年は懸命に勉強した。そして名門・ラ・サール中学校に入学を果たす。やがて、勉強への意欲よりも都会への憧れが。最初の家出は中学3年の秋。東京に出て、流行のゴーゴーバーで、客の踊りの相手をする「ゴーゴーボーイ」の職を得た。本人が「すごく充実してた」と振り返る家出生活。しかし、1カ月を経たところで突如、頓挫する。「女性客に『お父さん、何やってる人?』と聞かれて、バカ正直に『吉村流の家元』って答えちゃった。なんとその人、父を知る若柳流の幹部で。『なんで吉村の息子がこんなとこに!?』って騒ぎになっちゃって」翌日には、東京・歌舞伎座に出演中だった父と10年ぶりの再会。すぐに、母と姉も上京し家族会議。「鹿児島には戻らない」という主張が聞き入れられ「そやったら大阪で暮らしなはれ」と相成った。10年ぶりにともに暮らした父は、相も変わらず厳しかった。「『あんたは舞を10年もやってへんのやから、今日から毎日、稽古やで!』って。『ああ、またこの調子か』って」父への反発もあって、高校進学からわずか数カ月後の’68年夏、慎之介少年は再び、家を出た。目指したのは、やはり東京。以前と同じ店を皮切りに、3店を掛け持ちする売れっ子ゴーゴーボーイに。中性的な雰囲気で踊る美少年を、周囲の者は口々にこう噂した。「男のコなの?女のコなの?なんだかピーター・パンみたいね」こうして、いつしか「ピーター」と呼ばれるように。同年12月。クリスマスパーティに招かれ、いつものように踊っていると、偶然出席していた舞台美術家・朝倉摂がこう声をかけてきた。「映画に出てみないかい?」アイドルスター・ピーター誕生の瞬間だった。翌’69年、先述のとおり映画『薔薇の葬列』でゲイバーの売れっ子美少年の役をかれんに務め話題をさらい、デビュー曲『夜と朝のあいだに』で同年のレコード大賞最優秀新人賞を獲得。「私を見た人は、テレビが壊れたと思ったそうです。イントロで『お、かわいい女のコ』と思って見てたら『夜と……』って低音で歌い始めるから(笑)」“父の敷いたレール”を飛び出し、一気にスターダムにのし上がった少年時代。時代が多様性を認めていくなか、池畑慎之介さんは、これからも自分らしく生きていく。「女性自身」2020年4月28日号 掲載
2020年04月20日2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受け、大阪府を含む7都府県に緊急事態宣言が発令されました。コロナウイルスの感染拡大防止のため、各都道府県の知事たちは対応に追われています。そんな中、Twitterでは、懸命に頑張っている大阪府の吉村洋文知事に対し『#吉村寝ろ』というハッシュタグが数多く投稿されました。『#吉村寝ろ』とともに投稿されたコメントの一部をご紹介します。・吉村知事は本当に頑張っている。でも、少し休んだらどうですかね。あなたが倒れたら元も子もない。・いや、ほんま。いろんな番組にも出て、行政もやってる。大変やと思うわ。・吉村知事は若いのに、ほんまにようやってくれてる。・大阪府民として、吉村知事の頑張りをずっと見てきました。本当に、大阪のために頑張ってくれてありがとうございます。・吉村知事がいう通り、私らは家におるから。だから知事、寝てや。休んでや。吉村知事の熱意は、多くの大阪府民へしっかりと伝わっているようですね。頑張っている吉村知事のためにも、みんなでコロナウイルスを収束させようという大阪府民の意気込みが感じられます。そして、このハッシュタグに対し、今度は吉村知事自身が「ちゃんと寝ています。しんどいのはみな様のほうです」とコメントしました。 #吉村寝ろ 対策奔走の吉村大阪府知事気遣うツイート相次ぐ →ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。橋下さんの言葉を借りれば、政治家は使い捨てでいいんです。この先、さらに厳しい状況になるかもしれませんが、国難を一致団結して乗り越えましょう。 — 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) April 11, 2020 多くの気遣いに応えた、吉村知事の「コロナウイルスをみんなで乗り越えよう」というコメントには元気づけられますね。この投稿に、「泣いた。素晴らしいリーダーだ!」「吉村知事、ありがとう!大阪府民も一致団結して頑張ろう!」などの称賛や感謝の声が多く寄せられました。Twitterでは、東京都の小池百合子知事に対しても『#百合子頑張れ』『#小池寝ろ』などのハッシュタグとともに応援する声が多く投稿されています。大変な時だからこそ、国民を想って頑張ってくれているリーダーたちに、エールを届けたいですね![文・構成/grape編集部]
2020年04月14日フリーアナウンサーの田中みな実とお笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が29日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開幕した国内最大規模のファッションイベント「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」(TGC)にMCとして登場した。今回、新型コロナウイルスの影響で無観客での開催となり、内容をより適した形で再構築した上でLINE LIVE(生中継)にて実施。配信は、前編が29日13時50分から18時6分、後編が18時13分から21時6分までを予定している。MCは、4回連続となる田中みな実と2回目の挑戦となる吉村。オープニングで吉村は「どーも! よろしくお願いします!」とテンション高く登場し、「始まりましたね! 素晴らしいくらいに声が響きますね。気持ちいいですね」と話した。そして、「いやー盛り上がってますね。この奥に、日本中でいろんな方が見てくださっていると思ったら、吉村テンション上がってます!」と配信で見ている観客を意識し、田中が「吉村さん、長丁場ですから」と心配すると、「私は早めに飛ばして後半は田中さんに任せるというスタンスで」と返した。そして、「LINE LIVEといえどもパワーは届きますから、ぜひみなさん力をこちらに送り込んでいただければ。大成功させましょう!」と呼びかけた。今回のテーマは「I・TGC」(※・はハートマーク)。テーマを象徴するキービジュアルは、写真家・映画監督の蜷川実花氏が手掛け、ガールズ心をくすぐる蜷川氏の世界観をたっぷり味わうことができる作品となっている。撮影:蔦野裕
2020年02月29日吉村界人と武田梨奈がW主演し、企画もした映画『ジャパニーズ スタイル/Japanese Style』を製作。2人からコメントも到着した。2019年の大晦日。「巨大な絵を完成させようとする男」と、「袋とじを綺麗に開ける特技を持つ女」が空港で偶然の出会いを果たした。2人の男女はとある事情により、トゥクトゥクに乗って横浜の街をさすらうことに。彼らはその道中で惹かれあっていくが、それと同時に互いの秘められた過去が徐々に明らかになっていく――。本作は、“やり残したこと”を抱えた2人の男女が偶然出会い、大晦日の空港から年越し間際で賑わう横浜までの道中を、トゥクトゥクに乗ってさすらうロードムービー。主演の吉村さんは、『百円の恋』『ディストラクション・ベイビーズ』「獣になれない私たち」などに出演、武田さんは『ドクムシ』や「ワカコ酒」シリーズなどに出演する若手俳優。吉村さんは「今抱えてる不安も歓喜も、一旦全て置いて乗るしかないジェットコースターに自ら僕は乗りました。滑稽かも知れませんが、実体験でも想像でも少しの恥ずかしげもなく監督は自分の心を形にした作品だと思います」と本作への思いを語る。そして武田さんは「初めて企画から映画に携わらせていただきました。居酒屋で12時間話し合ったり、時に喧嘩したり、私たちは日々、映画への想いをぶつけ合いました」と製作をふり返り、「映画作りの全てをゼロから触れて、私の役者人生において、一生忘れられない瞬間が幾つも訪れました」と貴重な体験だったと明かす。さらに「劇中で出てくる『ジャパニーズスタイル』という言葉は日本語で『袋とじ』と言います。今作は、様々な袋とじから生まれる物語です。このタイミングで、この時代に、この瞬間に、この映画を生み出すことが出来た奇跡を、どうか世界中のスクリーンに届けられますように」と願った。本作は「背徳の夜食」シリーズのアベラヒデノブがメガホンをとり、2019年と2020年をまたぐ大晦日から、1月4日までの計5日間で撮影が敢行された。監督は「新年を迎えた瞬間、僕たちは撮影中で、しかも本番中だった。クレージーだ。年末は休め。心の底から思う。だが、僕たちは映画を撮らなきゃいけなかった!12月31日から始まり、1月4日にクランクアップを迎えた僕たちは、まるで浦島太郎みたいな想いで、渋谷を眺めた。やっと帰ってきた。2020年?なんだ2020って?今は、2019年だろ?そんな感覚!」とふり返り、「成し遂げるべき事を成し遂げないまま迎える大晦日は、エキサイティングで、地獄だ。吉村界人、武田梨奈演じる主人公はそんな1日を、ドキュメントみたいに、生きた!」とコメントしている。なお、本作は現在絶賛編集中、公開日は未定となっている。(cinemacafe.net)
2020年01月11日料理などでさまざまな使い方ができるキノコ類。なかでもスープやなべ、炒めものとしても美味しくいただける舞茸は、お茶として飲むこともできるのをご存知ですか?今回は美容・健康ライターのNao Kiyota先生に、舞茸茶がダイエットに良いといわれる理由や作り方・飲み方をはじめ、飲み方以外のアレンジ方法などを教えていただきました。「舞茸茶」とはどんなもの?舞茸茶とは舞茸の煮出し汁のこと。生の舞茸を煮出して作ることもできます。また、最近はお湯を注ぎ入れるだけで簡単に作ることのできるティーパックも売られています。この場合は舞茸を乾燥したものを茶葉として使用したり、粉末にされていたりするタイプもあります。舞茸茶がダイエットに良いといわれるその理由カロリーオーバーを防げるまず挙げられるのが、カロリーオーバーを防ぐことができる点です。舞茸はとても低カロリーであり、100gあたり15〜18kcal程度しかありません。たくさん食べてもカロリーオーバーになりにくく、歯ごたえのある食感を楽しむことで食事の満足感を高めることもできます。便秘の予防・改善効果が期待できる便秘の予防・改善効果が期待できる点も、ダイエットに効果的といわれる理由です。舞茸には食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えて便通を良くしてくれます。余分な脂肪分の排出をサポートキノコキトサンや食物繊維が余分な脂肪分の排出をサポートしてくれる点も、ダイエット効果が期待できる理由です。脂肪燃焼を助け、運動によるダイエット効果を高めてくれます。舞茸は舞茸茶で摂り入れるのがおすすめ!古くから漢方としても活用されてきた「舞茸」には、ダイエットや健康維持に役立つ成分がたっぷり含まれています。舞茸にはさまざまな摂取方法が考えられますが、ダイエットに効果的な栄養成分を凝縮して取り入れられる「舞茸茶」はおすすめの摂取方法のひとつ。食事のかさ増しと食べすぎ効果を求めるには、舞茸茶とそのまま料理に活用するのと、どちらも同時に取り入れると良いでしょう。ダイエット効果が期待できる舞茸茶の作り方・飲み方【舞茸茶の作り方】<材料>舞茸……1パック水……600㎖程度<作り方>1.舞茸の石づきをカットし、手でほぐす2.鍋に水を入れて湯を沸かす3.ほぐした舞茸を入れて弱火で30分ほど煮出す4.粗熱をとり、ザルで舞茸をとり出来上がり※強火で豪快に煮出すと蒸発して少なくなってしまうので、弱火でじっくりに出しましょう※保存する場合は冷蔵庫で保管し、2日以内に飲みきるようにしましょう【飲み方】コップ1杯(150〜200㎖)程度を食前に飲むのがおすすめです。1日500㎖以内を目安に取り入れましょう。舞茸茶のダイエット効果を感じるために摂取すべき期間は?「ここまで飲んだら、もう飲まなくて良い」という期間はありません。舞茸は日々の栄養バランスの整えや体質改善に活用するもの。ダイエットが終わったからと飲むのをやめてしまうと、食生活の内容によってはリバウンドする可能性があります。ダイエット成功後も、太りにくい体質づくりや体型維持のため日常的に取り入れるのがおすすめです。ダイエット成功後は頻度を落としたり、お茶はやめて食事でのみ取り入れる、などの調節をすると良いでしょう。飲む以外にも摂り入れられる!舞茸茶のアレンジ方法【舞茸茶入り味噌汁】舞茸茶を作った後の出がらしもそのまま活用できるため、日常的に取り入れたいおすすめレシピです。<材料>1人分舞茸茶を作った出がらし……ひとつかみ舞茸茶……好きなだけ顆粒だし……小さじ2分の1程度(少々)味噌……小さじ1程度※調味料は舞茸茶の量によって調節してください<作り方>1.お椀に舞茸茶の出がらしと沸騰直前まで温めた舞茸茶を入れる※舞茸茶が濃いと感じる場合は、お湯で割ってください2.顆粒だしと味噌を入れて味を整え出来上がり舞茸茶はアレンジしても取り入れられる!舞茸茶は、お茶として飲むだけではなく、味噌汁などアレンジすることでまた違った楽しみ方ができます。便秘の予防や改善、余分な脂肪分の排出などをサポートしてくれる舞茸茶。まだ飲んだことがない人は、ぜひ一度試してみてください。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年10月26日神尾楓珠と池田エライザのW主演で贈る連続ドラマ「左ききのエレン」。この度、連ドラレギュラー初出演となるシンガーソングライター・石崎ひゅーい、吉村界人、久保田紗友ら豪華キャストの出演が明らかとなった。原作は、2016年3月からcakesにて連載がスタートし、cakesクリエイターコンテストで特選を受賞したかっぴーによる同名漫画。2017年10月からは「少年ジャンプ+」にてリメイク版が発売されている。自らの才能の限界に苦しみながらも、いつか“何者か”になることを夢見る朝倉光一(神尾楓珠)。一方、圧倒的な芸術的才能に恵まれながらも、天才ゆえの苦悩と孤独を抱える山岸エレン(池田エライザ)。高校時代に運命的に出会った2人はやがて、それぞれ大手広告代理店のデザイナー、N.Y.を活動拠点とする画家としての道を歩むことになるのだが…。凡才と天才、相対する2人の敗北や挫折を通して、その先に“本当の自分”を発見するまでをリアルに描き出す青春群像劇となっている。そんな本作に今回、歌手、モデル、俳優など様々な分野で才能を発揮する、まさにこの作品にぴったりの豪華キャスト陣が決定。朝倉光一が憧れる売れっ子クリエイターで広告代理店・目黒広告社の上司・神谷雄介役に、今作で連ドラレギュラー初出演となる石崎ひゅーい。抜群のセンスとデザイン力で若くして会社のエースとなる。コメント原作、面白くて一気読みしてしまいました。モノ作りに携わる人間として心に響く言葉が溢れていて、ハッとさせられました。神谷役はかなりできる男で、今までに僕が演じたことのない役柄なのでワクワクしているし挑戦だと思っています。光一の同級生で、山岸エレンの幼なじみ・加藤さゆり役は「花にけだもの~Second Season~」の中村ゆりか。計算高く、学生時代は恋人である光一との現実的な将来設計を常に考えていた。現在はエレンと共に働いている。コメント主人公が、仕事の働き方へのイメージに反し、仕事を始めてみると段々と自己主張ができなくなり、本当にこのまま人生を歩むのか、果たして勇気を持って行動に起こすのか。そんな彼の生き方について、深く考えさせられました。それぞれのキャラクターがどれも印象的で、映像として仕上がるのが本当に楽しみです。是非、皆さまにご覧いただけたら嬉しいです!光一の後輩で愛嬌のあるコピーライター・三橋由利奈役に「恋のツキ」の今泉佑唯。若くして才能があるコピーライターで、光一のことをやや下にみているという設定。コメント原作を読ませていただき、自分に"才能"がないと感じ、そんな現実と向き合いながらも何事にも一生懸命な主人公の姿に、胸が締め付けられました。私が演じる三橋由利奈は、論理的で要領が良く、主人公のことを心配して明るく励ましたりと、好感を持って頂けるキャラクターなので、私も現場では常に明るくいるよう心がけています。壁にぶつかって挫けそうな人や、夢を追いかけている人たちを勇気づける作品なので、ぜひ観ていただけたら嬉しいです。光一の会社の先輩で営業部の流川俊役に、『Diner ダイナー』『太陽を掴め』の吉村界人。入社当時はコピーライターを目指していたが、ある事件をきっかけにクリエイティブの人たちを憎むようになる。コメントこの作品は人生の厳しさを語るものではなく、生きる中でこぼれ出た僅かな美しさを知ることができるものだと思います。地球上にいる誰かに刺さり、その心に1ミリでも共存できたら、とても意義があると思います。この作品に参加させて頂ける事に本当に感謝しています。営業部・流川(吉村さん)の部下・朱音優子役には「きみが心に棲みついた」の田中真琴。同期の光一のことを気にかけている。コメント私は朱音優子という役を頂きました。その優子のとあるセリフが自分自身に刺さったり、光一の天才じゃない自分に悩む姿がリアルで、自分と重なりました。台本を読み進めていく中で、読むだけでも自分があまりにも感情的になってる事に気付きました。そのくらい面白い作品です。一生懸命朱音優子を演じます。よろしくお願いします。そして園宮製薬の社長令嬢・園宮千晶役に、『サヨナラまでの30分』の久保田紗友。経験も浅いうちに若くして宣伝部長に就任し、目黒広告社との案件が責任者としての初めての仕事となる。コメント今回演じさせて頂く千晶は社長令嬢で、不器用で壁にぶつかりながらも一生懸命な子です。私自身も今まで挑戦したことのないような役柄で緊張する部分もありますが、楽しみながら演じたいと思います。圧倒的な集中力を武器に世界を席巻するカリスマファッションモデル・岸あかり役に『午前0時、キスしに来てよ』の八木アリサ。高校生の頃からファッションモデルとして活躍し、若い人達のカリスマ的な存在で、エレンとは違うタイプの桁違いの才能を持つ。コメント"魅せる"天才であるモデル 岸あかりを演じさせていただきます。私もあかりと同じくモデルのお仕事をさせていただいているのですが、私自身は天才ではありません。あかりは信念や人生観もくっきりとある魅力的なキャラクターなのでかなり気合を入れて演じて行かなければと思っています。原作は黒髪ボブヘアがトレードマークですが、ドラマ版では180度違った髪型で表現をさせてもらっています。ドラマ版の世界観もお楽しみに。一切の妥協を許さず、光一ら部下に厳しくあたる優秀なクリエイティブディレクター・柳一役には「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート」の丸山智己。実力はあるが人間性に難があり、内外問わず敵が多い。コメント何者でもない自分に焦り、失望し何者かになりたくてもがく光一の姿に、かつての自分を重ねては身につまされる思いで原作を読みました。とてもやりがいのある役で楽しんで演じつつ、関西人のキャラクターなので毎回苦戦しています笑。デザイン以外には興味が持てない柳の中に、チラッと見える人間性のようなものをどこかで感じていただけたら幸いです。「左ききのエレン」は10月20日より毎週日曜24時50分~MBSにて、10月22日より毎週火曜25時28分~TBSにて放送開始(MBS初回は10月20日25時15分~)。TBSの1話放送直後より、動画配信サービス「U-NEXT」にて独占見放題配信。(text:cinemacafe.net)
2019年09月20日●加藤浩次の助言で自由な笑いに「楽になった」お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、マルチな才能で存在感を増している。かつては“破天荒キャラ”として注目を集めていたが、今ではMCとして進行を務めたり、ひな壇でもほかの共演者にツッコミを入れて盛り上げたり、全体を左右する重要な役割を番組やイベントに合わせて器用にこなす。さらに、吉本芸人によるボーイレスクショーの座長としても奮闘中だ。そんな吉村に自身のキャラや役割について話を聞くと、「破天荒は捨てました!」と宣言。時代の変化、そして、求められる役割の変化に適応させてきたそうで、現在の自身の役割について、全体を円滑に回す「潤滑油」「成立屋」と表現した。また、現在の芸風に影響を与えたという極楽とんぼ・加藤浩次の言葉も明かしてくれた。――幅広く活躍されていますが、芸人としての目標を教えてください。よく言っている理想は、“僕を目指して芸人をやる人”か“僕を見て芸人をあきらめる人”、そういう人が出てくる存在になりたいんです。どっちかに影響があるというのは目指しているところです。――どちらにせよ影響力がすごい人ということですね。それと、芸人が難しく考えるようになっちゃったんですよ。「お笑いとは」っていうのを突き詰めるようになってしまって、僕は北海道出身でその文化に育っていなかったので、下ネタも変顔も、そういうのも笑っていたなって。芸人がお笑いを小さくしないようにしようかなと思っています。――先日テレビ番組で、同じ北海道出身の加藤浩次さんについて「恩があって好きなんです」とコメントされていましたが、加藤さんへの“恩”について具体的に教えてください。加藤さんが若い時から一緒にやってきた方に比べたら薄いかもしれないですけど、過ごしてきた時間は濃厚で、飯を食いに行ったり、いろんなイベントや番組を一緒にやったり。そういった時間もそうですが、ほっとしたというか、加藤さんのこの言葉があって楽になったなっていうことがあったんです。――それはどんな言葉だったのでしょうか?テレビに出たくて、売れたくて、コントの大会や漫才の大会とか、いろいろネタをやっていたんです。そのとき加藤さんと飲みに行ったら、「お前、北海道の人だから、コントとか漫才とか別に見てなかっただろ」って言われて、「あ、そっか」って。確かに、北海道は新喜劇やっているわけではないですし、ネタの大会があるわけでもなく、ドッキリとかを見てきたんです。そうだよなって思ってちょっと楽になって、いろんなものを見るようになって視野が広がったら今の感じになったので、恩恵はありますよね。――ネタに縛られない自由な笑いということですね。そうですね。加藤さんのコンビのネタもたまに見ますが、ひどいですからね!(笑) 何も決めずにやったり、なんだこの時間はっていうときもありますけど、最後はバーンって盛り上がって帰っていきますから。こういうこともありなんだって。●“破天荒”は「世の中が求めていない」と痛感――そういった経緯で“破天荒キャラ”が生まれたのかなと思いますが、最近はそのイメージからも変わってきて、全体の盛り上げ役、まとめ役のようなイメージが強いように感じます。破天荒って今の時代違法なんですよね。コンプライアンスどころではなく、法に引っかかるくらいのレベルになっちゃっているので、捨てました! この間、生ごみの日に(笑)。今の時代に合わせて。――今の時代において、破天荒は受け入れられないと痛感した具体的な出来事がありましたら教えてください。昔は車をぶつけて笑っていたのが、今はダメなんだなって。ネットの番組も厳しくなってきているようで、媒体ではなく世の中がそれを求めていないんだと感じました。ネタをやっていても、昔は「じじい」「ばばあ」って言ったらウケていたのが、今はウケないんですよ。みんなが優しくなったっていうのと、その世代の人たちが見るようになったんだと思います。――最近はMCとしても活躍されていて、必然的に求められる役割が変わってきたというのもありそうですね。MCとか回しで破天荒っていうのはなかなか難しいですよね。本物の破天荒も見ちゃったから。山根(明)会長とか(笑)――山根会長と比べていたんですか!? でもやはり、全体をまとめるという役割を意識されるようになったということでしょうか?そんなこともないですけど、役割がそういう役割なので。何でも屋さんですね。この人の企画を成立させるとか、水と油の性格の人たちを同じ舞台に立たせて円滑に回すとか、成立屋! 潤滑油! ローション! って感じじゃないですか!?■プロフィール吉村崇1980年7月9日生まれ、北海道札幌市出身。2000年に同じく北海道出身で東京NSC5期生の徳井健太とお笑いコンビ・平成ノブシコブシ(旧名コブシトザンギ)を結成。フジテレビ『ピカルの定理』、『ノンストップ!』、テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』、『くりぃむクイズ ミラクル9』など、数々のテレビ番組で活躍し、ニホンモニターの調査による「テレビ番組出演本数ランキング」で上位にランクインするように。2017年に吉本芸人によるボーイレスクショー「Butterfly Tokyo」を立ち上げ、プレゼンター「T.YOSHIMURA」としても活躍している。
2019年08月16日●月1開催で定着「ようやく根付いてきた」お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、服を脱いでいく過程の“じらし”をショーとして楽しむパフォーマンス「バーレスク」の男性版「ボーイレスク」に力を注いでいる。吉本芸人によるボーイレスクショー「Butterfly Tokyo」を2017年に立ち上げ、今年で3年目に突入。ともに活動しているイシバシハザマのハザマ陽平、てのりタイガーのムラジュンらと共にインタビューに応えてくれた吉村は、「少しずつ根付いてきた」と手応えを語る。昨年9月には、ニューヨークで行われた世界3大バーレスクイベント「NewYork BurlesqueFestival」に参加し、エンターテインメントに対する桁違いの思いに刺激を受けたそう。発想も広がったようで、8月16日に東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGEで開催するスペシャル公演「Butterfly Tokyo ~Premium~」では、公演前から観客をもてなす新たな試みにも挑戦する。そんな吉村の将来的な目標は、常設の会場で毎日のように開催すること。「もう1回バブルを作りたい」と意気込んでいる。――はじめにボーイレスクショーを始めた経緯を教えてください。吉村:2017年に始めたんですが、バーレスクのショーを観に行って面白いなと思ったんです。僕はチップを渡すのもすごい好きで、昔ラスベガスに行ったときにチップの渡し方が“ファンタジスタ”と言われて、“チップ芸”ってあるんだなって。忍者っぽい動きで渡したり、メガネに挟んで渡したり、いろんな渡し方をしたら喜んでくれて、そういう盛り上がり方ができるのもいいなと思いました。今は月1くらいで開催しています。――会場はずっと同じですか?吉村:はじめは新宿2丁目で2年間くらいやって、今年の6月から銀座でやるようになりました。8月は渋谷でやりますが、ホームは銀座になる予定です。――新宿2丁目から銀座に変えた理由は?吉村:2丁目もすごくよかったんですが、今後メンバーを増やしたいと思っていて、そのためには踊るスペースが狭かったんです。また、2丁目だとなかなか足を運びにくいという人も、銀座だと入りやすいかなと。もう1つ、2丁目だと早い時間帯しかとれなかったので、夜お酒が飲める時間にやりたいと思いました。――メンバーはどうやって決めたのでしょうか?吉村:僕はもともとプレゼンターという役割だったので、パフォーマンスはハザマをメインに、踊りがうまい人、顔がいい人、筋肉がある人など、いろんな人を集めたんです。僕はスケジュールが合えばMCをやっていたんですけど、いつの間にか毎回出て踊るように。やっぱ契約って口じゃダメなんだなって(笑)ハザマ:ダメですよ!――これまでボーイレスクショーを3年やってきて、やりがいをどう感じていますか?吉村:3年間、月1で物事をやるというのは、けっこうなことだと思う。今ではお客さんも練習に入れて公開稽古を週3くらいでしていて、お客さんも一緒に身体を動かしています。ゆくゆくはそこからパフォーマーを出していけたらとも思っているんです。3年でようやく根付いてきたなと。まだまだ小さな根付きですけど、もっと深く根を張れば大きくなるのかなという最中。発芽したかしてないくらいですね!――週3回くらい稽古ということですが、吉村さんはどれくらい参加されているんですか?吉村:僕はあまり参加できていなくて、個別練習をしています。映像をもらって深夜にやったりしています。ハザマ:いやいや、個別練習も(笑)吉村:実際はほとんど練習はやってないですね。渋谷のイベントで新作をやるので、それは3回くらい練習して本番を迎えますけど。――体を鍛えられているのかなと思ったのですが、肉体改造はしているんですか?吉村:全然鍛えてないです(笑)。でも体型はそんなに関係ないんです。海外でも、太っている男の人もスーパーパフォーマーとして活躍していますし。●世界3大バーレスクイベント出演で「度胸がついた」――昨年9月に、「NewYork BurlesqueFestival」に出演されましたが、どういう経緯で出演が決まったのでしょうか?吉村:予選が映像審査なんです。本戦ではなく前夜祭のステージでしたが、こっちで映像を撮って送ったら受かったんです。ハザマ:通過する確率はむちゃくちゃ低くて、奇跡なんです。振り付けの先生が大会に出られた経験があって、審査が通るように計算して演目を作ってくれて、受かることができました。――海外でのステージはどんな経験になりましたか?吉村:ニューヨークで、しかも初めて外で公演をやったので、すごくいい経験になりました。信じられないくらい緊張もしましたし、芸歴も18、19年くらいですけど、久しぶりに公演でネタ合わせしたみたいな、それくらいの緊張感でやったのは久しぶりでした。ハザマ:会場の大きさもお客さんのリアクションもショーの受け入れ方も、日本と全然違うなと感じました。ムラジュン:出演前後のリアクションが真逆で、アメリカはいいものはちゃんといいって手のひら返して称賛してくれるだなと。僕たちは最初「I LOVE NEWYORK」ってデザインされたお揃いのパーカーを着ていたんですけど、それが逆効果で、日本人がなめた態度で来ているって捉え方をしている方もいたと思うんですけど、パフォーマンスが終わると「すごかったよ」「よかったよ」ってみんな声をかけてくれました。吉村:別の機会にまたニューヨークに行ったらその評判が広まっていて、外国人もそうですけど、向こうで働いて日本人の方が「みんな話してましたよ」って話していて、たった1回出ただけでもこんなに広がるし、すごい興味を持ってくれるという意味では、エンターテインメントに対する思いが桁違いだなと感じました。――海外での経験によって成長したなと感じていることはありますか?吉村:度胸がつきました。初めての経験をしたというのもありますし、外国の人を盛り上げることができるんだと思ったら、度胸がついた気がします。――ニューヨークのステージはピースの綾部祐二さんは見に来られましたか?吉村:綾部さんは亡くなったんじゃないかな?(笑)ハザマ:ご存命ですよ!吉村:探したんですけど、そのときは会えなかったんです(笑)――吉村さんがニューヨークでパフォーマンスしたというのは、綾部さんとしてはすごく刺激を受けたんじゃないですか?吉村:どうでしょうかね。表には出さない人ですから。でもそこからインスタのアップは激しくなったというか、意識しているなというのはありますね(笑)●目標は常設会場で毎日開催! 日本で大会開催も――8月16日の渋谷でのショーはどのような内容に?吉村:もともと年に1回は大きいところでやろうと思っていて、去年も同じ場所でやったんですが、今回は金額が一律ではなく2万円、4万円の席も作って、近い遠いだけではないサービスをやるんです。4万円の席は、東京タワーで集合してリムジンで巡って、メンバーがお酒をついだりしながら会場に向かい、みんながエスコートするという内容で、こういった仕組みは初めてです。ハザマ:やることがだんだんゴージャスになっています。吉村さんの発想が、日本のお笑いのネタライブではなく、すべてがショーという風になっていますね。――それは、ニューヨークでの経験が影響しているのでしょうか?吉村:それはあると思います。向こうでショーを見たり、ベガスに行ってショーを見たりしたときの圧倒的な格差というか、でも後ろの人も前の人たちを見てすごい楽しんでいて面白いなって。こういうショーをやって、もう1回バブルを作りたい。政治とかに任せるのではなく、こっちでノリでやっちゃおうぜっていう感じです(笑)――今後の目標は?吉村:チップ文化を根付かせたいというのがありますし、今は月1ですけど、常設のクラブみたいなところで毎日のようにできるお客さんの数、タレントの数、それを実現したいですね。――常設はいつ頃目標に考えていますか?吉村:東京オリンピックが終わったくらいですかね。オリンピックのために建てたけど、終わったら使いようがないっていうような施設があるかもしれないじゃないですか。そういうところでできたらいいなと思います。――メンバーの人数を増やすというのはどれくらい?吉村:来てくれれば来てくれるだけいいと思います。なぜかというと、こっちから支払うギャラより、いただいたチップで食べていければいいわけですから、直接お客様が育ててくれるというか、SHOWROOMの投げ銭みたいなシステムですよね。それのもっと原始的なことをやっているだけなんで、やりたい人は吉本じゃなくても、芸人じゃなくてもいいです。門戸は広く!――常に募集している形ですか?吉村:ずっと募集しているんですけど、±0です。たまに抜けたり、僕がたまに強引につれてきたり、ほぼほぼ変動ないです(笑)――来年のオリンピックにあわせて海外の方も日本に来ますが、海外の人に日本のボーイレスクを見せたいという思いも?吉村:見せたいですね。だからちょっと和のテイストというか、忍者だったり侍だったり、J-POPとかも入れていけたらいいなと思っています。あと、日本でも大会ができたらいいなと。ベガス、ニューヨーク、ロンドンで3大大会が行われていますが、東京でもできたらいいなと思っています。
2019年08月14日俳優・吉村界人が7月9日(火)、エヴァーグリーン・エンタテイメントに所属したことを自身のSNSで発表した。吉村さんは「この度は、私事で申し訳ありませんが2019年7月9日よりエヴァーグリーン・エンタテイメントに所属することとなりました」と報告。続けて、2月15日をもって退社した前事務所「オフィス作」についても触れ、「前社の社長である松田美由紀さんには、本当に未熟な自分をこれまで育てて頂き大変感謝しております。今の僕の全てでした。言葉にはできないほど大変お世話になりました」と感謝。「その上で、今僕はもう一度しっかり自分を見つめ直し、また1から自分を叱ってもらえる稀有な新たな場所で表現を続けさせていこうと決めさせて頂きました」と今回の移籍について明かしている。今回の発表に対し、ファンからは「いつも応援してます 頑張ってね」「いつでもどこでも応援してます!」「応援してます!吉村さんの活躍楽しみにしてます!」といった応援コメントが寄せられている。新たな所属事務所エヴァーグリーン・エンタテイメントには、溝端淳平、池田エライザ、佐野岳、栗原類らが在籍。すでに、事務所のTOPページには吉村さんの写真と共に、プロフィールも閲覧できるようになっている。1993年2月2日生まれ、現在26歳の吉村さん。2014年に自主制作映画『ポルトレ-PORTRAIT-』で映画主演デビューを飾り、『百円の恋』や『お前はまだグンマを知らない』『モリのいる場所』「100万円の女たち」「獣になれない私たち」などに出演。現在は、藤原竜也主演『Diner ダイナー』、「銀杏BOYZ」の峯田和伸と岡田惠和が紡ぐ『いちごの唄』が公開中、そして中川龍太郎監督最新作『わたしは光をにぎっている』が待機作として控えている。(cinemacafe.net)
2019年07月09日東京スカイツリーを世界一高い桜に見立てた特別ライティング“舞”が、2019年3月1日(金)から4月7日(日)まで行われる。東京スカイツリーでは、春の季節に合わせて特別なライティングを実施。東京スカイツリーを「世界一高い桜」に見立てて、ピンク色のグラデーションカラーで彩る。桜の花びらが舞う美しさをイメージして、濃淡異なるピンクカラーでライティング。また、白色の桜の交点照明をキラキラと輝かせて花びらの姿を表現した。遠くから鑑賞しても春の雰囲気を感じることができる、この時期だけの演出となる。【詳細】東京スカイツリー特別ライティング“舞”開催期間:2019年3月1日(金)~4月7日(日)時間:3月1日(金)~3日(日)18:30~22:003月4日(月)、5日(火)、13日(水)~20日(水)18:45~22:003月21日(木・祝)~4月7日(日)19:00~22:00住所:東京都墨田区押上1-1-2※点灯期間中の22:00~24:00は「粋」「雅」「幟(のぼり)」のいずれかを点灯。※3月6日(水)~12日(火)は除く。※都合により変更する場合があり。【問い合わせ先】東京スカイツリーコールセンターTEL:0570-55-0634(9:00~20:00)
2019年02月21日吉村界人主演舞台「またここか」が9月28日(金)から10月8日(月・祝) まで、東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERで上演される。ガソリンスタンドを舞台にした、異母兄弟を含む男女4人の危うい愛の会話劇だ。【チケット情報はこちら】2度目の演出となる豊原功補と、坂元裕二の脚本という、付き合い長く互いの魅力を知るタッグ。坂元はこれまでテレビドラマ『カルテット』『最高の離婚』『それでも生きてゆく』『anone』など数々のヒットドラマ作品を世に送り出しおり、今回は本舞台のための当て書き&書き下ろしとなる。脚本について豊原は「テレビドラマだと女性を主人公に描くことが多いですが、今回は男兄弟の話。かなり新しい気がする」と期待しているようだ。主演は、今回が初舞台の吉村界人。出演が決まった時には、緊張で逃げ出したかったそうだ。しかし同時にワクワクもしたと言う。「正念場。この舞台をクリアしないと役者としてやっていけない。自分をぶつけないといけない状況がきた」と力が入る。ガソリンスタンドで働く青年の役と知り、「ガソリンスタンドに行きバイトの相談をしました。「数時間になるのですが、見学だけでも」と頼みましたが、さすがにできなかった」と真顔で振り返る。これまで吉村は映画「モリのいる場所」や連続ドラマ「スモーキング」などで強い印象を残してきた。しかし役作りのために舞台の現場にまでリサーチしたことはなかったそうだ。初舞台に対する気合いの入りようが伺える。これを知った豊原は「嬉しいですね。俺も頑張ります」と笑顔を見せた。吉村が演じるのは、秘密を持ち、危うさのある青年・近杉。自らの妄想におびえるという役どころだが「やっちゃいけないことをやりたくなる衝動、わかります」と共感をつかんでいる。当て書きのため、稽古を重ねていくうちに役が変化し、吉村にしかできない舞台になるだろうことも楽しみだ。ほかの出演者は、舞台俳優として長年独特の存在感を放ってきた岡部たかし。映画『あゝ、荒野』で印象的なヒロインを演じた木下あかり。ナイロン100℃の小園茉奈。豊原は「負担はそれなりにあるだろうけれど、大丈夫でしょう」と信頼を見せる。取材の最後に豊原は、吉村について「異質感のある俳優で、一歩先へ行こうともがいている印象がいいなと思っていた。実際に会うと、役者に、芝居に、真剣に向き合ってる人だと言う印象。出っ張った感じが面白いですね」と期待が高まる様子だ。公演のチケットは発売中。取材・文:河野桃子
2018年08月30日