若手俳優の黒島結菜と伊藤健太郎が、現在放送中の連続テレビ小説「スカーレット」に出演することが決定。2人は来年2020年から登場予定となっており、後半の物語を彩る。戸田恵梨香がヒロインを務める連続テレビ小説第101作目「スカーレット」は、焼き物の里・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家の波乱万丈な人生を描いた物語。『サクラダリセット』「時をかける少女」「SICK’S」シリーズなどに出演する黒島さんが演じるのは、喜美子(戸田さん)が結婚ののちにかまえた陶芸の工房に弟子入りする松永三津。東京の美術大学を卒業後、全国の焼き物の産地を訪ね歩いてきた女性で、ものおじしないまっすぐな性格だ。しかし、三津の登場が川原家に波乱を巻き起こすことに…。「4年ぶり(連続テレビ小説『マッサン』)に“朝ドラ”の現場に立つことになり、うれしい気持ちでいっぱいです」と今回の出演を喜んだ黒島さんは、「突然現れて、多くの影響を与えていく重要な役どころなので、気を引き締めてやらねばと思っています。楽しみにしていただけるとうれしいです」とキーマンになることを明かしている。一方、「今日から俺は!!」『惡の華』などで話題となり、本作が連続テレビ小説初出演となる伊藤さんが演じるのは、喜美子の長男。母を心の中で尊敬しており、常に陶芸が身近にあったが、将来進む道については迷っているという役柄。伊藤さんは「今回初めて“朝ドラ”に参加させていただける事になりとてもうれしいです。“朝ドラ”は自分の中でも目標の一つとしてありました」と思いを語り、「自分の中でも大きな存在である『アシガール』のチームが作る作品という事で皆さんの期待を裏切らないようにしっかりと努めたいと思います」と意気込んでいる。なお、黒島さん演じる松永三津は1月の上旬から、伊藤さん演じる武志は2月上旬から登場予定となっている。連続テレビ小説「スカーレット」は月~土曜8時~NHK総合ほかにて放送中(全150回)。(cinemacafe.net)
2019年11月07日「モーニング娘。」の元メンバーで卒業後は女優として活躍する工藤遥が、人気漫画「のぼる小寺(こてら)さん」の実写化で映画初主演。伊藤健太郎はじめ、鈴木仁、吉川愛、小野花梨が共演する。2014年「good!アフタヌーン」(講談社)で連載された“珈琲”原作の同名人気漫画が原作。『ロボコン』(’03)、『ホームレス中学生』(’08)、『武士道シックスティーン』(’10)など青春映画で高い評価を得る古厩智之監督と、映画『けいおん!』(’11)、『聲の形』(’16)、『若おかみは小学生!』(’18)など数々のヒット作を手掛け、実写映画は約5年ぶりとなる脚本家・吉田玲子、若者のリアルを爽やかに描く名手が初タッグを組み、心温まる青春群像叙情詩を作り上げる。クライミング部に所属する一見クールでミステリアスだが、心優しい主人公・小寺役には、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で本格女優デビューし、今回、映画初主演となる工藤遥。劇中では、ほぼスタントなしでボルダリングに本格挑戦する。また、卓球部に所属し小寺に密かに惹かれる近藤役には、映画化もされるドラマ「今日から俺は!!」や『惡の華』(公開中)など現在大ブレイク中の伊藤健太郎。猛練習のうえ挑んだ卓球シーンも見どころとなっている。小寺と同じクライミング部の四条役に、「花のち晴れ~花男 Next Season~」や「3年A組-今から皆さんは、人質です-」など出演した俳優・メンズノンノモデルの鈴木仁。小寺と交流を深めていく同級生の倉田梨乃役に映画『十二人の死にたい子どもたち』をはじめ、出演作で強い印象を残す吉川愛。小寺に憧れを抱くクラスメイトの田崎ありか役を、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』や『宮本から君へ』の小野花梨が演じる。工藤遥「約4ヶ月壁を登り続け、汗水流して挑んだ」初主演、初めてのボルダリング、初共演の方々...初めて尽くしの日々は、とにかく刺激的で楽しくて、キラキラした撮影期間でした。ボルダリングの練習期間を含めると約4ヶ月壁を登り続け、汗水流して挑んだ作品です。沢山の方に届けばと思っております。伊藤健太郎「ひっそりと卓球も頑張りましたので注目して」小寺さんと近藤の甘酸っぱくていい距離感の青春が、とても楽しい撮影でした。ぜひ一緒に浸って頂けたらと思います。そしてクライミングがベースのお話ですが、ひっそりと卓球も頑張りましたので注目してください。笑」監督・古厩智之「まっすぐさはナウシカを越えた」工藤遥は、心と体が一致している少女・小寺さんのたくましさを見事に演じてくれました。5歳の女の子のようなまっすぐさはナウシカを越えたと思います。そして小寺さんの心の動きがみえる後半も見どころです!そんな小寺さんを見つめる伊藤健太郎を始めとした若き俳優たちは「誰かを見つめるだけ」というよるべない季節を生き生きと演じてくれました。怯えて暗くてだけど背筋を伸ばして笑ったりする、いろんな感情が同時に存在するのが青春なのだなあと思い出しました。脚本・吉田玲子「のぼる先を一緒に見ると、そこには見えない何かが広がっている」上を目指し、のぼろうとする人がいる。その人をただ見つめるのか、応援するのか、自分とは関係ないと目をそらすのか、嘲笑するのか、揶揄するのか。どの選択をすることもできます。でも、その人がのぼる先を一緒に見ると、そこには見えない何かが広がっていることに気づくかもしれません。観てくださる方々が小寺さんに、自分に、「ガンバ!」と言えるような作品になっているといいな、と思っております。原作・珈琲「わかりやすく明るくはないけれど…」出来上がりが楽しみです。わかりやすく明るくはないけれど、学生時代の傷が思い出されて少し癒えるような、そんな映画だったらいいなと思います。『のぼる小寺さん』は2020年6月、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月06日ゲーム世界に吸い込まれた高校生たちが現実世界に戻るため、予測不可能なゲームをサバイバルしていく体感型アトラクション・ムービー『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の続編『ジュマンジ/ネクスト・レベル』が、日本語吹き替え版も上映することが決定。前作から主演声優陣も続投することが分かった。ゲームクリアから2年。現在、大学生となった気弱なゲームオタクのスペンサー役を木村良平が担当するほか、セルフィー大好きうぬぼれ美人のベサニー役をM・A・O、勉強苦手なアメフト選手のフリッジ役を武内駿輔、シャイで真面目ながり勉少女のマーサ役を水瀬いのりが続投!再びゲームの世界に吸い込まれることに…。そして、この4人が吸い込まれた“ゲーム世界のキャラクター”、ドウェイン・ジョンソン扮する冒険家の博士ブレイブストーン役は楠大典、地図専門家の教授オベロン役(ジャック・ブラック)は高木渉、動物学者フィンバー役(ケヴィン・ハート)は伊藤健太郎、女戦士ラウンドハウス役(カレン・ギラン)は白石涼子が演じている。しかし、続編となる本作ではさらに2人のおじいちゃんコンビも参戦。現実世界から6人もの人間がゲーム世界に入ったことで、誰がどのキャラクターの声を演じるのかもバグり気味に…!?ほかにも謎のゲーム・キャラクター役に、歌手でタレントのファーストサマーウイカが決定。本作ではゲームの世界で入れ替わるキャラクター設定がリセットされてしまい、救出対象のスペンサーがいったいどのステージにいて、どんなキャラクターになっているのか分からない…そんな謎のゲーム・キャラクターを彼女が演じるのだ。声優初挑戦となるファーストサマーウイカさんは「ありがたい!ありがたすぎます!!実は、昔からアテレコの仕事はしてみたいと思っていたのですが、なんと、あの人気シリーズの『ジュマンジ』で声優デビューできるなんて本当に夢にも思っていませんでした」と喜び、「私が演じるのは、ゲームの中に吸い込まれてしまった主人公のスペンサーが、ゲーム世界の中(=ジュマンジの世界)でアバターとなるキャラクターの一人です。しかも、そのキャラクターがどんな姿・形をしているのかということは言いたいのですけど、これは言えないので、映画を観てのお楽しみ!」とコメントしている。『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は12月13日(金)より日米同時公開。(cinemacafe.net)
2019年10月24日映画『惡の華』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が10日に都内で行われ、伊藤健太郎、玉城ティナ、井口昇監督が登場した。累計発行部数300万部を記録する押見修造の同名人気コミックを実写映画化した本作。主役の春日高男には伊藤健太郎、春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村佐和は女優として躍進を続ける玉城ティナ、春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子は、数百人以上のオーディションを経て抜てきされた16歳の次世代モデル・秋田汐梨が演じる。春日と仲村の姿を通して、鬱屈とした青春と行き場のない衝動、そして思春期の暗黒面をリアルに描き出す。公開から評判もよく、俳優の中川大志は「嫉妬する」とまで絶賛していたが、伊藤は「めちゃくちゃ嬉しいですね。同世代として一緒に戦ってきてる役者として、そう言っていただけるのは嬉しいです。『コメントしたよ』と言ってて、『なんて言ったの?』ってきいたら答えてくれなかったから、何を書いてるのか楽しみにしてた部分もあったので」と照れる。しかしお礼については「してないですね……会って言おうと思ってます」と苦笑した。玉城も「公開前に『大丈夫か』みたいなコメントが多かったんですけど、そう思っていた人たちの想像を超えさせられたらいいかなと思ってました。見た人たちがネットの書き込みとかに伊藤さんの演技を褒めているのを見ると、私もジーンとしました」と喜ぶ。井口監督は「公開が始まってから『イケメンすぎる、美女すぎる』という意見がぱたっとなっくなったんですよ。この2人で正解だったというか。僕は自分の演出よりもキャストのことが褒められるのが嬉しいので、勝った! と思いました」と満足そうにしていた。また「『ジョーカー』と玉城ティナが比べられてた」というネットの意見に、伊藤は「『ジョーカー』観たら、ちょっと『惡の華』っぽいと思ったの!」と興奮し、客席に「観た!?」と無邪気に話しかける。さらに伊藤は、8日で22歳となった玉城にサプライズで花束をプレゼント。片手で持てないくらいの大きさの花束で、玉城のマイクを持ってあげるなどの優しさを発揮する。玉城が「なんか……プロポーズみたいだよね」と感想を述べると伊藤は爆笑し、玉城も「こんなに重い花束を持たせてもらったのは初めてというくらい、ずっしり」と喜んでいた。
2019年10月10日累計発行部数300万部を記録する押見修造の人気コミックを、主演に伊藤健太郎、ヒロインに玉城ティナを迎え映画化した『惡の華』。この度、夜の教室での撮影現場の様子を収めたメイキング映像が初解禁となった。今回解禁されたメイキング映像は、本作を語る上で最も重要なシーンの1つで、原作ファンからも注目度が高い夜の教室での撮影現場を捉えたもの。主人公・春日高男を演じる伊藤さんがスタッフから手持ちのカメラを受け取り、本番前のリハーサルに挑む仲村佐和を演じる玉城さんを映している。床に突っ伏したスタッフに墨汁を浴びせるという難しい演技にもかかわらず、一発で完璧にこなした玉城さん。カットがかかると、すかさず「さすが!やり慣れてる!(笑)」と声をかける伊藤さんに対して、「できましたー!」と茶目っ気たっぷりにおどけ、劇中の仲村とは全く違うリラックスした表情を見せる。テストの後は、いよいよ本番。墨汁をかけられる伊藤さんに、玉城さんが「頑張れ!」とエールを送り、仲睦まじい2人の姿も垣間見える。伊藤さんは気合いを入れて集中力を高めつつ、スタッフに対して「いいですか?(墨汁が)ついてない顔はもう撮らなくて?」と余裕の発言も繰り出している。本番の様子は玉城さんの背後からのアングルで撮影され、墨汁を浴びせられた伊藤さんの表情は見えない。本編では果たしてどのような仕上がりになっているのか、要注目だ。『惡の華』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:惡の華 2019年9月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会
2019年10月02日葛藤する自意識と膨らむ異性への興味。そんな思春期の鬱屈を過激に描いた映画『惡の華』で、クラスの問題児である仲村(玉城ティナ)によって、自らの変態性を開花させていくこととなる内気な主人公・春日を演じた伊藤健太郎さん。「最初に原作を読んだ時は、なかなかすごい話だなと思いました(笑)。でも、思春期って誰もが通る道。一見、すごいことを描いているんだけれど、多感な時期に仲村さんみたいな人と出会えば、強く影響されてしまう気持ちもわかるんですよね。そこは観ていただければ、きっと共感してもらえるんじゃないか、と」監督の井口昇さんが原作を読み、自ら実写化に奔走し8年越しに実現させた作品。そこに春日役として白羽の矢を立てられただけに、「嬉しかったしありがたかった」一方で、「中学生の役だし、自分とはかけ離れたキャラクターだけに、俺が?っていう戸惑いも」。現場での監督の要求も高レベルだったようで…。「春日がブルマーの匂いを嗅ぐシーンで、分子まで吸い取るように演じてくれと言われたり…。秘密基地にパンツを飾るシーンの監督は、とくにイキイキしていました。監督含め、スタッフさんみんなが作品をリスペクトしていて、チーム全体で作り上げている感じが楽しかったです」なかには、仲村からブルマーをはかされ恍惚とする場面も。「ちょっと抵抗はありましたが、経験のないことなので面白いなとも思ってやっていました。仲村さんに殴られて悶えたりしているシーンとか、すごく春日っぽいなと」作品に引っ張られて、自身の変態性が引き出されたかどうか尋ねると。「ありました、ありました。撮影中の1か月間は、ちょっとそういうモードになっていました。ほぼ毎日、仲村さんに怒鳴られていたから、ない日が逆にもの足りない気がしたり、怒号を浴びせられながら、もっとないかなって思ったり。そういうM的な部分は、クランクアップしてすぐに引っ込みましたけど。ただ、役者ってみんなどこかM的な部分を持っている気がするんです。悩みたくないのに悩みたがったり、追い込まれたくないのに追い込んだり。でも、それがなくなったら、自分は役者として終了だとも思うんです」そして「春日のような自分と似ていない役を演じるのは燃える」とも。「自分とは全然違う役ほど興味が湧くんです。ただ、自分が経験してこなかったこと、見てこなかったものを想像だけで演じるのって限界がある。だから、とりあえず何でもかんでもかき集めています。嫌なことがあったり、ふざけんなって思うことも、いつかこの感情が使えるかもって持っておく。それでたまにキャパオーバーになるんですけど」今回の作品は、「男女や世代の違いで、いろいろな感じ方、捉え方ができる映画だと思う」と話す。「いち映画ファンとして思うのは、映画の見方に正解はないということ。自由に観て、自分なりの何かを感じてもらえたらいいなと思います」ちなみに、伊藤さんは女子から迫られるの、お好きですか?「好き好き。大好きですよ(笑)」このカラッとした素直さが、伊藤さん自身の魅力だ。「単にバカなんだと思います。ただ、自分から出てくる好奇心とか直感みたいなものは大事にしてるかな」『惡の華』憧れの女子・佐伯(秋田)の体操着を衝動的に持ち帰ったことをクラスの問題児・仲村(玉城)に目撃された春日(伊藤)。仲村に脅迫され、変態行為を強要されるうちに…。監督/井口昇脚本/岡田麿里原作/押見修造出演/伊藤健太郎、玉城ティナ、飯豊まりえ、秋田汐梨ほか9月27日全国ロードショー。©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会いとう・けんたろう1997年6月30日生まれ。東京都出身。ドラマ『今日から俺は!!』や映画『コーヒーが冷めないうちに』などで注目される。無類の映画好きで、『ムビふぁぼ』(TBS系)や『ZIP!』(日テレ系)で映画のコーナーを担当。カーディガン¥48,000(Y.O.N./STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)トップス¥14,000(Kazuyuki Kumagai/アタッチメント代官山店 TEL:03・3770・5090)パンツ¥28,000(OURET/the par_k store TEL:03・6416・1056)ブーツ¥37,000(ASICS Walking/アシックスジャパン お客様相談室 TEL:0120・068・8069)※『anan』2019年10月2日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・高橋 毅(Decoration)ヘア&メイク・山田今日子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年09月29日映画『惡の華』の公開記念舞台あいさつが28日、都内で行われ、伊藤健太郎、玉城ティナ、飯豊まりえ、秋田汐梨、井口昇監督、原作の押見修造が出席した。前日に公開初日を迎えた映画『惡の華』。公開を記念して行われたこの日の舞台あいさつに、主演の伊藤健太郎はじめ主要キャスト陣と井口昇監督、そして原作の押見修造が登壇した。クラスの問題児・仲村(玉城)と主従関係を結ぶ主人公の春日を演じた伊藤は「最初に『中学生の役です』と聞いて、これは大変な撮影になるなと思いました。それと同時に今までやったことがない役柄でしたので、最初から僕にとって大きなモノになるなという感じがありました」と自身にとってターニングポイントになる作品だと思ったようで、「それに監督さんから8年間温めてきたという熱いお話をしていただき、それを僕にやらせてもらうと聞いてすごくうれしかったです。プレッシャーよりも良いものを作りたいという気持ちの方が強かったですね」とオファー時の心境を告白。さらに、「最高でしたね。ドキドキしながら見させていただきましたが、僕がやれることは全部やったので、素敵に切り取って編集していただき、素敵な作品になっていました。本当にありがとうございます」と語った。伊藤が演じる春日を支配しようとする仲村役の玉城は「仲村っていうキャラクターはすでに圧倒的な存在感があって、私が演じることで仲村というキャラクターがプラスになればと思っていました。だから漫画を一番に参考にしましたが、演じる上ではとらわれないようにしようと心掛けました。仲村に出会えて本当に良かったと思っています」と感想を漏らすと、原作者の押見は「仲村佐和は玉城佐和になっていました。それぐらい最高だと思います」と玉城の演技を絶賛した。舞台あいさつの最後には、押見が自ら書いた似顔絵の色紙を登壇者にプレゼント。伊藤は「うれしいですね。自分の顔を原作者の先生に描いてもらえるなんてメチャクチャ光栄でなかなかないですから。部屋に飾ります」と笑顔。伊藤の横にいた飯豊が「サランラップ巻いた方がいいんじゃない? これ。インクが薄まらないように」と話すと、玉城は「サランラップなんて初めて聞いた(笑)」と驚いていた。累計発行部数300万部を記録する押見修造の同名人気コミックを実写映画化した本作。主役の春日高男には、若手俳優の注目株・伊藤健太郎、春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村佐和役に女優として大躍進を続ける玉城ティナ、春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役に16歳の次世代モデル・秋田汐梨が数百人以上のオーディションを経て大抜擢。春日と仲村の姿を通して、鬱屈とした青春と行き場のない衝動、そして思春期の暗黒面をリアルに描き出す。
2019年09月29日旅とグルメをテーマにしたバラエティ「火曜サプライズ」の2時間スペシャルが9月24日(火)今夜放送。『初恋ロスタイム』から竹内涼真、板垣瑞生、吉柳咲良、『惡の華』から伊藤健太郎と玉城ティナ、『HiGH&LOW THE WORST』から川村壱馬と山田裕貴がゲスト出演する。『ホットギミック ガールミーツボーイ』などで注目の板垣さんと大ヒット公開中の『天気の子』でヒロインの弟役の声優を務めた吉柳さん、『名探偵ピカチュウ』でハリウッド進出も果たした竹内さんの3人は、変わりゆく渋谷の昔と今を見比べる「渋谷今昔ツアー」へ。吉柳さんが通う渋谷109のびっくりラーメンに、創業50年以上の老舗店ながら若者に大人気の焼き鳥店。渋谷スクランブルスクエア47階の屋上庭園の絶景など、時代を超えた渋谷の名所を巡る旅を楽しむ。「今日から俺は!!」が大ヒットした伊藤さんと『Diner ダイナー』のヒロインも記憶に新しい玉城さんは番組お馴染みの“アポなし旅”で鎌倉へ。自撮りしながらのアポなし旅はプライベート感満載。鎌倉グルメも見逃せない。「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」のボーカルとして人気の川村さんと朝ドラ「なつぞら」で広い知名度を獲得した山田さんは、人気企画「有名人の豪邸訪問」に登場。山梨県大月市のある有名人の豪邸をDAIGOに案内する。人気アーティストが使っていたというソファーや高級車1台分の値段がする絵画などを所有するこの家の家主は一体誰なのか?放送をお楽しみに。映画『初恋ロスタイム』は板垣さん演じる浪人生・相葉孝司がある日、時間が止まる現象に遭遇。時間の止まった世界で吉柳さん演じる少女・篠宮時音に出会い、その現象“ロスタイム”にはある秘密が隠されていた――という物語。竹内さんは“ロスタイム”を過去に経験した医師・浅見一生役で出演。映画『惡の華』は、伊藤さんが主人公の春日高男を演じ、中学時代の春日と“奇妙な共犯関係”を築くクラスの変わり者・仲村佐和を玉城さんが演じる人気コミックの映画化作品。秋田汐梨、飯豊まりえ、鶴見辰吾、坂井真紀、高橋和也らも出演する。映画『HiGH&LOW THE WORST』は超人気コンテンツとなった『HiGH&LOW』シリーズの世界と累計7500万部突破のコミック「クローズ」「WORST」の世界がコラボ、壮絶なバトルが繰り広げられるアクション大作。川村さんと山田さんのほか、白洲迅、中務裕太、小森隼、富田望生、矢野聖人らが共演する。『初恋ロスタイム』は全国にて絶賛公開中。『惡の華』は9月27日(金)より全国にて公開。『HiGH&LOW THE WORST』は10月4日(金)より全国にて公開。「火曜サプライズ」2時間SPは9月24日(火)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年09月24日「今日から俺は!!」で幅広い層に知られるようになり、大ブレイクを果たした伊藤健太郎。先日は「Forbes JAPAN」が選ぶ、世界に多大な影響を与える30歳未満の30人「30 UNDER 30 JAPAN 2019」にてモンブラン特別賞を受賞、いま日本のエンタメ界が最も期待を寄せる俳優となっている。キリッとした切れ長の目もとが印象深く、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」での俳優デビューから様々な作品で存在感を発揮してきた彼は、2度目のタッグとなった井口昇監督のもとで主演した押尾修造原作の『惡の華』がまもなく公開。そのほか、「ZIP!シネマ」「ムビふぁぼ」で映画愛溢れるMCをつとめたり、スパイダーマン好きが高じてアンバサダーとして『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ワールドプレミアにも参加したりと活躍の場を広げ続けている。そんな伊藤さんの軌跡に注目した。「アジアで最もハンサムな顔」にノミネート!いま最も勢いに乗る俳優に1997年6月30日生まれ、東京都出身。モデル活動を経て、2014年に話題を呼んだドラマ「昼顔」で斎藤工演じる生物教師の教え子・木下啓太役を演じて鮮烈に俳優デビュー。以後、スクリーンデビューとなった『俺物語!!』から、小栗旬の学生時代を演じた『ミュージアム』、若手俳優豪華共演の『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』や『先生!、、、好きになってもいいですか?』などに次々に参加し、『デメキン』(’17)では映画初主演。今年、湯浅政明監督のアニメーション映画『きみと、波にのれたら』では声優もつとめた。また、「学校のカイダン」をはじめ「仰げば尊し」「レンタルの恋」「アシガール」など話題のTVドラマでも着々とファンを増やしていく中、2018年10月期の「今日から俺は!!」でツンツン頭のツッパリ・伊藤真司を演じたことを機に本名・伊藤健太郎に改名。『コーヒーが冷めないうちに』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞と一般の映画ファンによって選ばれる話題賞・俳優部門をW受賞。さらに今年4月には自身2度目の舞台にして初主演、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「春のめざめ」(演出:白井晃)で、思春期の少年の衝動を体当たりで演じていた。もちろん、CM界でも引っ張りだこ。ブレイク俳優の“登竜門”JR東日本「JR SKISKI」から、「三井住友銀行」「はるやま」ではフレッシャーズ・スーツ姿も披露。【紅茶花伝】ロイヤルミルクティーTVCM「開発者物語」篇では、ロイヤルミルクティー開発者として熱き思いを抱えた青年に扮している。また、毎年年末にTC Candlerが発表している「世界で最もハンサムな顔100人」のアジア版「アジアで最もハンサムな顔100人」に、バラエティ番組で“大ファン”と告白した木村拓哉や、今年大ブレイクした横浜流星らとともにノミネートされている。「振り幅の広い役を演じていけたら幸せ」地毛を伸ばしてツンツン頭のツッパリ・伊藤真司を完全再現した「今日から俺は!!」では、ケンカに強く男気に溢れながら、京ちゃん(橋本環奈)にはデレデレな役どころが話題を呼び、根強いファンを得て映画化も決定。また、今作と同時期には「ルームロンダリング」でオタク系モジモジ男子、「この恋はツミなのか!?」では恋愛経験なしの冴えないサラリーマン(いずれもメガネ姿で)を演じるなど、振り幅の広さを見せつけた。かと思えば、玉城ティナと共演した映画『ういらぶ。』ではスポーツ万能の秀才キャラで、桜井日奈子をめぐって平野紫耀と恋のライバルに。平野さん演じるドSな(フリの)凛とは対照的に、自信家で褒め上手な和真をキラキラとした魅力を炸裂させて演じていた。「今後も振り幅の広い役を演じていけたら幸せだなって思います」と、2017年の『チアダン』公開時にシネマカフェのインタビューで語っていた伊藤さん。そんな彼が最近、バラエティ番組などで憧れの海外俳優として決まって名前を挙げるのが、『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『007 スカイフォール』『それでも恋するバルセロナ』などで知られるスペインの俳優ハビエル・バルデム。強烈な悪役からモテモテ渋メンまで、観る者を困惑させるほどの振り幅を見せる姿に憧れているらしい。同インタビューでは、「僕の中で30歳になったとき、ちょっと若々しい、カッコいいオッサンでいたいというのがあって(笑)。それまでの20代で『カッコいい』と思えるものを持っている人たちから、いろいろ吸収したい」とも語っており、現在22歳、まさにいまも様々な役柄に挑戦しながら吸収の過程にいる。初々しさが眩しい!「トランジットガールズ」“おっさん”同士の純愛以前の2015年、ドラマ初出演となった佐久間由衣と世代きっての実力派・伊藤沙莉がW主演したLGBTQドラマ。「テラスハウス」のスタッフが手がけている。女の子同士の胸キュンラブストーリーを描いた本作では、幼なじみ・小百合(伊藤さん)を一途に思い続ける深澤直役を好演、顔立ちに若干あどけなさが残るものの、得意のバスケットボールや筋肉美を披露するシーンも。義理の姉・ゆい(佐久間さん)に最初は反発しながら、どんどん惹かれていく小百合を影ながら見守る、優しさが過ぎる幼なじみというポジションにツボる人は多いはず。傷ついた小百合を励ますために彼がかける言葉にも、悶絶するファンが続出するに違いない。映画初主演!山田裕貴とバディに『デメキン』お笑い芸人「バッドボーイズ」佐田正樹の実話を映画化、暴走族の総長を熱演したアウトロー・エンターテインメント。「昼顔」では寂しさの裏返しのような激しさを抱えた生徒役だったが、本作の佐田正樹は、どこか「今日俺」の伊藤とも通じるものがある、いつも仲間に囲まれた熱い男。そんな伊藤さんを、足立紳監督の『14の夜』に続いて起用した佐藤現プロデューサーは、いまどきの若手俳優には珍しく「骨太な男っぽさがある」と表現。同じ熱量を感じさせる山田裕貴が相棒役だったことも大いに刺激となったはずで、2人の化学反応は必見となっている。平成女子と戦国若君の超時空ラブコメ「アシガール」2017年、NHK土曜時代ドラマ枠で放送された本作。森本梢子による原作漫画を脚本家・宮村優子ら女性スタッフを中心に作り上げたラブコメディで、世間が“今日俺ロス”となっていた2018年のクリスマスイブには、続編スペシャルも放送された。足の速さだけが取り柄の女子高生で、戦国時代にタイムスリップしてしまう速川唯役には黒島結菜。伊藤さんは、唯がひと目ぼれしてしまう若君・羽木九八郎忠清を演じた。凜々しく、冷静沈着で聡明、何よりも民を思う“硬派”な若君は伊藤さんにハマり、熱烈なファンを生み出した。唯の“猪突猛進”ぶりや周囲とのやりとりなど、笑いどころもたくさんありながら、若君もまた唯に一途であり、華麗な殺陣アクションもありで、キュンキュン度は伊藤さん出演作の中でも群を抜く。さらに、平成時代のカップルのようにはいかない、戦国の世に出会った2人の究極の決断も見逃せない。“帰国子女”恒松祐里に片思い!?「覚悟はいいかそこの女子。」『惡の華』井口昇監督との初タッグ作。椎葉ナナによる少女漫画の実写化で、モテるけれども、ちょっと抜けている愛され男子・古谷斗和を中川大志が演じ、2018年6月のドラマ放送の後、10月に劇場版が公開された。伊藤さんが演じたのは、斗和の幼なじみのヘタレ男子3人のひとり、すぐに検索しては恋愛マニュアル系の“データ”に頼る、黒縁メガネの新見律。ドラマでは、帰国子女でチアリーディング部のキャプテン、軽音部でバンドも組んでいる“キラキラ女子”・小雨(恒松祐里)にひと目ぼれし、「全部が好き」とメロメロになった奥手男子を演じる伊藤さんを目にすることができる。中川さんと、「中学聖日記」「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」の若林時英、「花にけだもの」「仮面ライダーエグゼイド」の甲斐翔馬と、次世代男子4人でわちゃわちゃする姿もまた見もの。等身大の好青年に!『コーヒーが冷めないうちに』有村架純演じる主人公・時田数(ときた かず)が入れるコーヒーが導く過去へのタイムスリップと、波瑠、林遣都、吉田羊、薬師丸ひろ子、松重豊、石田ゆり子らが演じる登場人物それぞれのストーリーをオムニバス形式で描いた本作。「本屋大賞2017」ノミネートの川口俊和の原作小説には登場しない、映画オリジナルキャラクターとなる美大生・新谷亮介を演じた。亮介はほかの常連客と同様、数が切り盛りする喫茶店「フニクリフニクラ」に入り浸るうちにタイムスリップに興味津々となり、数自身が向き合わなくてはならない思いがあることを知ると、懸命に彼女を支えていく。ヤンキーでも、ヘタレ男子でも、金髪モテ男子でもない、等身大の真っすぐに恋する青年役は新鮮でもあり、強い印象を残した。中学生にだってなれる!?『惡の華』『ういらぶ。』では素直にはなれない者同士、息の合ったところを見せていた玉城さんと再共演。伊藤さん演じる、詩人ボードレールを愛する文学少年・春日高男が、中学時代、片想いする女子の体操着を思いがけず盗んでしまい、それをクラスメイトの仲村佐和に見られたことから、彼女と奇妙な主従関係を結ぶ。原作を初めの数ページ読んだ井口監督が「これは映画にしたい」と決心し、足かけ8年かけて実現させた意欲作だけに、21歳で中学生役を演じた伊藤さんもクランクイン前から減量や禁酒をして挑んだという。確かに、本来筋肉質の伊藤さんがどこか幼く、ひと回り小さくなったように見える…!?井口監督からも「なるべく猫背にして、150cm台に見える芝居をしてください、好きな食べ物はハンバーグ!みたいな人の芝居をしてください」と言われていたというが、新境地を開拓した伊藤さんが体現する数々の変態描写の、その先に待ち受けるものに期待が高まる。中学時代にはアメリカへの留学経験もあり、映画の知識も豊富、役作りに関してはストイックな一面を覗かせる伊藤さん。『ミュージアム』で同じ人物を演じた小栗さんがハリウッド進出を果たしたが、彼はネクスト世代で先駆者となる可能性を十分に秘めている。(text:Reiko Uehara)■関連作品:惡の華 2019年9月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会
2019年09月20日映画『惡の華』で共演する伊藤健太郎と玉城ティナが、本日9月18日(水)発売の雑誌「anan」に登場していることが分かった。本作は、押見修造の累計発行部数300万部を記録した人気漫画の実写化。伊藤さんは、ひょんなことから好きな女の子の体操着を嗅ぎ、盗み、持ち帰り、一人の文学少年が徐々に己の変態性を開花させていく春日高男役に。玉城さんは、彼に詰め寄るクラスの問題児で「黙れクソムシ!」など過激なワードを連呼しするヒロイン・仲村佐和役を演じている。そんな2人が、今回同誌で本編とは180度異なった魅力を発揮。登場するのは、今回の特集にもなっている「秋のモテコスメ大賞」。カラーグラビアに映画やメイクなどに関するインタビュー記事が12ページに渡り掲載。映画では、主従関係を結びダークな青春時代を演じている2人だが、誌面では家でリラックスしている様子や、ニットとストライプシャツを着て大人っぽくキメた姿。映画をイメージしたかのような全身黒の衣装に身を包んだシックな雰囲気の写真も見られる。『惡の華』は9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:惡の華 2019年9月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会
2019年09月18日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務めゲストの願望・疑問・悩みを解決・実現していく「櫻井・有吉THE夜会」の9月12日(木)今夜放送回に、今月末から公開の映画『惡の華』で主演を務める俳優の伊藤健太郎がゲスト出演する。2014年放送の「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で俳優デビュー、「仰げば尊し」「レンタルの恋」『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』で注目を集めると、昨年『コーヒーが冷めないうちに』『覚悟はいいかそこの女子。』『ういらぶ。』など出演映画が立て続けに公開。さらに秋クールのドラマ「今日から俺は!!」が大ブームを巻き起こすなど、一躍人気俳優の仲間入りを果たした伊藤さん。今夜は伊藤さんのデビュー前の裏話や超恥ずかしい一面を、友人や俳優仲間が暴露。また伊藤さんは俳優の木村拓哉の大ファンということで、櫻井さんが木村さんにまつわるクイズを出題。伊藤さんは全問正解できるのか?今回は伊藤さんのほか朝ドラ「なつぞら」などで注目される福地桃子、大友康平や武田鉄矢のモノマネで人気のりんごちゃんもゲスト出演。福地さんの“ど天然”ぶりが紹介されるほか、りんごちゃんが下積み時代に経験した極貧エピソードにモノマネも大公開される。伊藤さんが主演する映画『惡の華』は、アニメ化もされた押見修造による同名コミックが原作。同作で伊藤さんが演じるのは高校生の春日高男。春日は同じクラスの人気者・常磐文が本屋で詩集「惡の華」を読んでいるのを目撃し、かつて「惡の華」に憧れを抱く内向的な文学少年だった春日は、中学時代の過去を思い出す。中学2年のある日、春日は教室でクラスのマドンナ・佐伯奈々子の体操着を見つけるが、そのとき人の気配を感じて咄嗟に体操着を掴み逃げ出してしまう。その一部始終をクラスの変わり者・仲村佐和に見られていたことから、仲村と春日の奇妙な共犯関係がはじまった――という物語。仲村佐和を『Diner ダイナー』の玉城ティナが、佐伯奈々子を「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」の秋田汐梨が、常磐文を「花のち晴れ~花男 Next Season~」の飯豊まりえがそれぞれ演じ、鶴見辰吾、坂井真紀、高橋和也といったキャストが脇を固める。映画『惡の華』は9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。「櫻井・有吉THE夜会」は9月12日(木)今夜22時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年09月12日さいたまスーパーアリーナにて開催中の史上最大級のファッションフェスタ「マイナビ presents 第29回 東京ガールズコレクション 2019 AUTUMN/WINTER」。伊藤健太郎&玉城ティナが2人揃ってランウェイを歩き、映画『惡の華』の魅力について語った。“日本のガールズカルチャーを世界へ”をテーマに2005年8月から年2回で開催される史上最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション」(以下TGC)。今回のテーマは「レイワガールズレボリューション」だ。日本を代表する人気モデルが集結し日本のリアルクローズを披露するファッションショーはもちろん、毎回、豪華アーティストによる音楽ライブも大きな注目の的となっている。そして、累計発行部数300万部を記録する押見修造の人気コミックの映画化『惡の華』より、伊藤健太郎と玉城ティナが2人揃ってランウェイに登場。伊藤さんは本作で、思いがけず憧れの女子の体操着を盗んだところをクラスの問題児・仲村佐和に目撃されてしまい、秘密にする代わりに彼女との“契約”を持ちかけられる主人公の春日高男を、玉城さんは、春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村佐和を演じる。この日、伊藤さんはアイボリーとホワイト、玉城さんはくすみピンクでまとめたルックで登場。華やかな2人に注目が集まった。同ステージには磯村勇斗、森崎ウィン、森田望智らもランウェイに登場し、大きな歓声を浴びていた。その後、伊藤さんと玉城さんはトークステージにも登場。ダークな青春映画で屈折した中学生を演じた2人だが、玉城さんは作品について聞かれると「変態とか過激とかいうイメージが先にきてしまうと思うのですが、これは誰にでも共感しやすい映画だなと私は思っているので、そこに注目していただきたいです」と見どころを明かした。さらに、「主従関係を結んでいくんですが、(その中で)結構人を罵倒したり春日をビンタしたりするので、そういう経験ができてものすごく気持ち良かったです!『クソムシが!』だけじゃなくて、ものすごいセリフもあるので、観たことない私たちが見られると思います」と話した。一方の伊藤さんは「普段そういうこと言われるのに慣れていなかったので…最初はちょっと抵抗もありましたけど、一か月撮影してたのでだんだん(言われることが)気持ちよくなっていました(笑)」と語り、会場の笑いを誘っていた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:惡の華 2019年9月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会
2019年09月07日俳優の伊藤健太郎が2日、都内のスタジオで行われた日本コカ・コーラの紅茶『紅茶花伝 ロイヤルミルクティー』発売記者会見に登場した。同社は、国産牛乳を100%使用した『紅茶花伝 ロイヤルミルクティー』をフルリニューアルし、新パッケージデザインでこの日から発売をスタート。それに伴い、伊藤健太郎がCMキャラクターに起用された新CM「開発者物語」編の全国放映がスタートした。北海道の牧場を舞台にした同CMで入社3年目のミルクティー開発担当者を熱演した伊藤。美味しいミルクティーを作りたいという熱意のあまり、美味しい牛乳を生み出してくれる牛と交渉する様子を描く、という内容となっている。伊藤は「紅茶花伝株式会社 営業開発部の伊藤健太郎です。今日は会社を代表してこの場にやってまいりました」とあいさつし、「『紅茶花伝ロイヤルミルクティー』は、発売から25年目に入りました。それを記念し、紅茶花伝最大のリニューアルを行いました。本気でこだわったミルクティーです」と新商品を説明。リニューアル商品の大きなポイントについて「粉乳やミルクポーションを使用せず、国産牛乳100%を使用しています。ミルク本来の甘みをいかした優しい味わいを大事にしました。実はミルクを本気でこだわるために、特別な方と共同開発を行っています」と話すと、CMで共演した乳牛が登場。伊藤の隣に来た牛が「モ~!」と鳴くと、伊藤は「私の牛乳がお役に立ててうれしく思います」と訳す一幕も。MCから「どうして分かるのですか?」と突っ込まれると「心が通い合っているからですね」と回答していた。会見の後半では、LIVE配信を視聴していた視聴者からの質問に答えるコーナーも。「牛とどう心を通わせたのか?」という質問に「心が通うのは気持ちですね。何度も何度も牧場に通わせていただいたので仲良くなれたと思います。牛の言葉も分かるので、相当仲良くなれたと思います」と自信。また、「ミルクティーは好きですか?」という質問に「ミルクティーは大好きです。今回は大好きな故に牛乳100%で作った方が美味しいと思い、(牛に)お願いしました。ミルクティーは大好きです!」と最後までCMで演じた"紅茶花伝株式会社 営業開発部の伊藤健太郎"という設定を崩さなかった。
2019年09月03日伊藤健太郎主演、玉城ティナをヒロインに迎えた押見修造原作の『惡の華』。この度、危うい思春期の中学生役に挑戦した伊藤さんの役作りの成果が分かる新場面写真が到着した。鬱屈とした青春と、行き場のない衝動を描き、思春期の暗黒面をえぐり出す本作。伊藤さんが演じたのは、思春期真っ最中の主人公・春日高男。到着した場面写真には、制服姿はもちろん、体操着、上半身裸の春日の姿が切り取られている。この高男を演じた撮影当時、伊藤さんは21歳、身長179cmの高身長で、がっしりとした体格だった。役作りをするにあたって伊藤さんは、当時の鬱屈とした感情を取り戻すには、心身ともに学生時代に戻らなければならないと考え、減量に加えて、撮影期間中は禁酒し、それが良い意味で役に繋がるストレスとなったそう。また「中学生の心を忘れないように、ホテルに帰っても中学生っぽいことばかり考えていてくれ」と伊藤さんに言っていたという井口昇監督は、さらに「なるべく猫背にして、150cm台に見える芝居をしてください、好きな食べ物はハンバーグ!みたいな人の芝居をしてくださいと言いました」と撮影前の演技指導を明かす。これを受け、伊藤さんはホテルに戻っても中学生の心を忘れることなく、鬱屈とした負の感情をひたすらため込む日々。そして、ある日の撮影が終わりホテルへ戻ると、次の日の撮影で黒板に書く「俺はクソ」「変態は私です」など、メモ帳に何枚も書きなぐり、そのまま寝落ちしたときもあったそう。そんなメモを机に散らかしたまま、翌朝現場に向かった伊藤さん。撮影後部屋に帰ると、そのメモが綺麗に整えられて机の上に置かれており、清掃係がそうしてくれたのだろうが、これを見てヤバイ人だと思われただろうなと思って恥ずかしくなったという裏話もあったとか。その成果もあってか、本番を見たスタッフは、役に入りきった伊藤さんに驚愕したという。そんな伊藤さんの演技にぜひ注目してみて。『惡の華』は9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:惡の華 2019年9月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会
2019年08月20日9月27日公開の映画『惡の華』の完成披露舞台あいさつが8日、都内で行われ、伊藤健太郎、玉城ティナ、飯豊まりえ、秋田汐梨、井口昇監督が出席した。累計発行部数300万部を記録する押見修造の同名人気コミックを実写映画化した本作。主役の春日高男には伊藤健太郎、春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村佐和役は女優として躍進を続ける玉城ティナ、春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役は、数百人以上のオーディションを経て抜てきされた16歳の次世代モデル・秋田汐梨が演じる。春日と仲村の姿を通して、鬱屈とした青春と行き場のない衝動、そして思春期の暗黒面をリアルに描き出す。クラスの問題児・仲村と主従関係を結ぶ主人公の春日を演じた伊藤は「すごく難しい役で、今まで挑戦したことのないキャラクターだったので悩みました」と告白し、「14歳、15歳の頃の少年の心になることが大事だと思ったので、当時の自分と向き合って同じ目線になる作業をしました。お酒をやめてみたり、結構大変でしたね。撮影期間は1カ月ぐらいでしたが、走り抜けた感覚なのでその場その場で消化していきました」と苦労を語った。玉城は「原作ですでに確立されていたので、そこを崩さないようにしました。超えていかなくてはいけないプレッシャーはありましたが、携帯で原作を写真に撮って見返したりしながら、仲村佐和に一番近くにいられるようにと心がけました」と振り返った。秋田が演じる佐伯奈々子の体操着を見つけた春日は、それを持ち逃げしたことを目撃された仲村と主従関係を結ぶ。劇中ではそんな2人の激しすぎる主従関係を描いており、最も印象に残ったシーンについて玉城は「したことのないことをたくさんしましたが、人生でブルマを穿かせることは二度とないんじゃないかなと思います。(伊藤に)ブルマを穿かせられて良かったですね」とにっこり。それに伊藤は「ブルマの臭いを嗅いだんですけど、台本を読んだ時にどうしようかと。嗅いだことないしどうやってやればいいのかと思ったら、監督から『すべてを吸い取ってくれ』と言われ、この人何言っているんだろうと最初は分かりませんでした。でも現場に入り、一番最初のシーンにそのカットをやった瞬間、春日ってこういう人なんだと分かりました」と明かすと、隣にいた玉城から「すごく慣れてたじゃん」と茶化されて「バカ言ってんじゃないよ! 春日がやってたんだから!」と慌てて否定していた。映画『惡の華』は、9月27日に全国公開。
2019年08月09日伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨、飯豊まりえと注目の若手が集結した押見修造の人気漫画の実写化映画『惡の華』。この度、原作ファンも必見の衝撃の予告編が到着した。今回到着した予告編では、伊藤さん演じる春日が片想いするクラスのマドンナ・佐伯奈々子の体操着をとってしまったことから、仲村(玉城さん)と“究極の主従関係”がスタート。この90秒の予告編で垣間見えるのは、少年少女のパワフル且つ危うい変態性。屋外でパンツを脱がされる場面や、虚ろな目でライターを握りしめるヒロインなど従来のキラキラした青春映画とは確実に一線を画す衝撃的な場面が次々繰り出され、「変態」の裏に潜む2人の深い闇も見え隠れしているようだ。また、予告編では先日発表された主題歌「リーガルリリー」の「ハナヒカリ」も聴くことができる。さらに予告編と併せて、本ビジュアルも到着。“『僕は変態なんかじゃ…ない』”、“『クソムシが』”というセリフと共に、物語の中心人物4人が揃い踏みした。情報が解禁されるたび新たな衝撃が加わる本作に期待したい。『惡の華』は9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:惡の華 2019年9月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会
2019年07月29日俳優の伊藤健太郎が8日、都内で行われた映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』大ヒット記念舞台挨拶に登壇し、スパイダーマンスーツ姿を披露した。6月28日に日本で世界最速公開され、大ヒットスタートを記録している『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。舞台挨拶では、MCが本作のアンバサダーである伊藤を呼び込むと、スパイダーマンが登場。客席を通って盛り上げ、ステージに上がったところで、マスクを脱いで伊藤だとお披露目すると、大きな拍手が沸き起こった。伊藤は「あっつー!」と暑がり、「似合ってるよー! かっこいいよー!」と声をかけられると、「よかった!」と笑顔。「正直言うとめちゃくちゃ恥ずかしいです。裸見られている気分です。ほぼ何も着ていないから」と照れつつ、再び「かっこいい!」という声とともに拍手を送られると「ありがとうございます」と笑った。そして、本作の大ヒットを「自分が関わらせてもらっている作品がたくさんの方に見てもらえてすごいうれしいです」と喜び、ロサンゼルスで行われたワールドプレミアのレッドカーペットを歩いた感想を聞かれると、「ハンパじゃなかったです。ここにトム・ホランドがいるってハンパじゃないですよね! すごいいい経験になりましたし、刺激を受けました」と興奮気味に語った。また、スパイダーマンの能力を兼ね備えているか調べる「スパイダーマン・テスト」にチャレンジ。平衡感覚と危機察知能力のテストを見事クリアし、「やったー!」「クリアできると思っていなかったので地味にうれしいですね」と喜んだ。さらに、本作のポスタービジュアルを再現した特製ケーキもプレゼントされ、フォトセッションではノリノリでポーズを決めていた。
2019年07月08日初共演の原田知世と田中圭が演じる年の差カップルが“交換殺人ゲーム”に巻き込まれていくミステリードラマ「あなたの番です」が、バズっている。当初は、年上“妻”にベタ惚れの田中さんに「可愛い」「子犬」「天使」といったワードが飛び交っていたものの、回が進むごとにマンション住人たちの濃すぎるキャラクターとそれぞれが抱える“秘密”が露見し、連続殺人の謎が複雑化。視聴者を巻き込みまくり、令和に誕生した“常識”破りのドラマとなっている。異例の2クール連続ドラマ!4~6月に放送された第1章は、15歳の年の差新婚カップル、手塚菜奈(原田さん)&手塚翔太(田中さん)が都内のマンション“キウンクエ蔵前”の302号室に越してくるところから始まり、毎週、住人や関係者が死亡する事件が続発。その謎の連続死のきっかけとなったのが、住民会に参加した13人がそれぞれ冗談のつもりで(?)“殺したい人”の名前を書き、その紙をランダムに引いた“交換殺人ゲーム”。そのゲームに菜奈も参加していたことから、ミステリー好きが縁で結ばれた2人が謎を解き明かそうとする。そして“まさかの展開”で第1章が幕を閉じ、7月から第2章「反撃編」がスタート。田中さんと新住人・横浜流星の最旬俳優によるバディが注目を集めたこともあって、第2章初回の第11話の視聴率は番組最高9.2%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。日本テレビ系では1994(平成6)年10月~1995(平成7)年3月までの「静かなるドン」以来、実に25年ぶりという2クール連続のドラマは、後半戦も好スタートを切った。そもそも日本の連続ドラマは近年、3か月間・1クール、10~12回の放送が一般的。4月にスタートしたほかのドラマは、6月下旬で最終回を迎えている。例外的なのはNHKの朝ドラの半年単位(2クール)、大河ドラマの1年単位(4クール)だが、これらは実在の著名人や歴史上の人物をモデルにすることが多く、その生涯や家族や仲間の群像劇をじっくり描くために必要な長さでもある。かつてホームドラマが多かった昭和の時代には、2クールのドラマが主流だった。平成に変わったあたりから現在のスタイルとなり、民放で2クール以上のドラマは、1年かけて人間関係を密に描き続けた会話劇「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系・2011年に終了)など、ミステリーの2クール連続ドラマといえば、同じく長寿シリーズの「相棒」(テレビ朝日系)くらいなもの。令和では、2クールの民放連続ドラマ自体が異例なのだ。イッキ見で、さらにハマる人が続出しかも、「あなたの番です」が放送されている日曜22時30分からの「日曜ドラマ」は、2015年のスタート以来、「デスノート」「臨床犯罪学者 火村英生の推理」「ゆとりですがなにか」など、人気俳優を主演に企画力の高いチャレンジングな作品を世に送りだしてきた枠。特に「今日から俺は!!」「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」と、このところ2作続いてヒット作が生まれている。賀来賢人&伊藤健太郎らが出演した前者は、80年代のヤンキーが現代に受け入れられるのかと言われたが、親世代がまず盛り上がったことから若年層に伝播し、結果的には映画化が決まるまでに。また、菅田将暉が初めて教師役を演じた後者は、生徒役に永野芽郁や片寄涼太をはじめ世代きっての実力派&ブレイク予備軍の期待俳優が勢ぞろいし、SNSがもたらす余波や悲劇をエモーショナルに描き出した。いずれもSNSから火がつき、ネットニュースやメディアで話題となって、最終回に向けて盛り上がりを加速させていった。これには、日テレが保有する配信サービス・Huluもひと役買っている。「あなたの番です」もHuluで全話配信中であり、さらに「反撃編」の前には第1章全話が期間限定で異例の無料配信されたため、ここへ来て、イッキ見してリアルタイムに“追いついた”人たちも増殖中。今年『かぐや様は告らせたい』『殺さない彼と死なない彼女』などが待機するモデル・俳優のゆうたろうも、その一人らしい。好きな海外ドラマをイッキ見していたら休日が終わっちゃった…というのはよく聞く話だが、録画視聴に慣れ、動画配信サービスを日常的に利用している層には、日本のドラマをイッキ見する習慣も定着してきている。また、配信には地上波と連動したオリジナルストーリー(今作の場合は「扉の向こう」)があることで、登場人物たちへの理解がより深まることもポイント。その中の誰が犯人なのか検討もつかない、謎が謎を呼ぶ群像ミステリーは、海外ドラマでは当たり前のイッキ見と好相性だ。主要人物がまさかの退場!「あなたの番です」の登場人物は総勢30人以上にも及び、キャストには西野七瀬や浅香航大、菜緒、山田真歩、安藤政信、竹中直人、木村多江、生瀬勝久ら、「反撃編」からは横浜さんや田中哲司など、フレッシュな注目株から個性派、ベテランまで豪華俳優陣が名を連ねている。残念ながらゲームに巻き込まれ、すでに“退場”してしまったマンション住人も多いが、第1章の第10話ではなんと、W主演の一角である原田さん演じる菜奈までも“退場”するという誰も予想しなかった展開に。さらに402号室の榎本早苗(木村さん)が息子・総一(荒木飛羽)を隠し部屋に監禁していたり、ミキサーで襲いかかったあげく逮捕されたりと、怒涛の展開を見せた中での衝撃の第1章の終幕。想像よりもはるかにヤバすぎる住人たちの裏の顔をまざまざと見せつけられ、第10話放送後には「#あなたの番です」がTwitterの世界トレンド1位に躍り出たほど。続いてその翌週には、これまでの殺人事件をふりかえりながら菜奈&翔太のなれそめを描いた「特別編」が放送された。これもまた単なる総集編の域には収まらず、数々の伏線をあらためて提示し、第2章「反撃編」への序章となるものに。そのラストで、菜奈が殺される直前と思われる動画を見つけてしまった翔太…。ふだん穏やかで天真爛漫な人ほど、いざ怒りが頂点に達したときの豹変ぶりが凄まじい。最愛の人を失った翔太こと田中さんの怒り狂う演技も、観る者をさらに惹きつけている。SNSで真犯人予想が過熱!ミステリー好きのほんわかラブラブカップルが、次々と痛快に殺人事件の謎を解いていく…わけではないことが分かると、自分なりの考察をネット上にアップする視聴者が増え始め、いま大きな注目を集めている。ドラマを見た後は考察サイトや考察アカウントをチェックするまでが流れ、という人までも。それぞれが探偵となって、菜奈と翔太が決めた謎解きの時間“オラウータンタイム”を実践しているわけだ。そのため、放送後はTwitterのトレンド上位を独占することにもなり、さながら先日最終章を迎えた世界的メガヒットシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のよう!?また、考察には様々な説が飛び交っているが、子犬と狂犬のギャップがあまりにも激しいことから翔太の二重人格説、急にケガをしなくなり口数も増えた黒島ちゃん(西野さん)の双子説、主人公の死はさすがにあり得ないと菜奈の双子説などが根強いところだろうか。住人のゴミを集めていた401号室の木下(山田さん)をはじめ、翔太への執着がドン引きレベルの301号室の尾野(菜緒さん)や、交換殺人ゲームに参加していなかった204号室の西村(和田聰宏)や404号室の江藤(小池亮介)などもおり、観れば観るほど全員怪しい!さらにTwitter上には“キャラ住民bot”も多発しており、それぞれが登場人物になりきったツイートを炸裂させ、住人同士の交流も(?)始まっている。とにかくみんな、このドラマが大好きすぎるのだ。そして第12話(7月7日放送)では…木下(山田真歩)のに踏み込んだ翔太(田中圭)と黒島(西野七瀬)、二階堂(横浜流星)たち。部屋中埋め尽くされた事件の資料や凶器、薬品、人体解剖図…。木下の正体とその目的とは一体…!?翔太は木下が集めたマンション住民のゴミを、半ば強引に持ち出して調べ始める。各部屋のゴミからは、複数の交換殺人ゲームの紙をはじめ、怪しい証拠品が次々と出てくる。二階堂がそのデータをパソコンに入力していく。調べていくうちに黒島のゴミから香典袋が見つかり、翔太は彼女に疑念を抱く。翔太は、これまでの推理をまとめたホワイトボードを黒島の202号室から自分の部屋302号室へ移すことに。翔太と二階堂がボードを運び出していると、203号室からシンイー(金澤美穂)が出てくる。ボードに書かれた推理の内容を見たシンイーはすぐ部屋に戻り、同居人のクオン(井阪郁巳)、イクバル(バルビー)と話し合う。翔太は、二階堂のために鍋を作って304号室を訪ねる。「他人の手料理は苦手」と断る二階堂に翔太は、犯人を捕まえるまで毎日、二階堂のために料理を作ると大まじめに告げる。 二階堂から、もっと菜奈(原田知世)の情報が欲しいと言われた翔太が部屋に戻ると、玄関に見慣れない靴が…。なぜか301号室の尾野(奈緒)が菜奈の書斎にいて…!「あなたの番です-反撃編-」は毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送中。(text:Reiko Uehara)
2019年07月06日本日6月30日(日)に22歳の誕生日を迎える注目若手俳優・伊藤健太郎。これを記念して、『惡の華』から衝撃的な場面写真が解禁となった。伊藤さん演じる主人公の春日を捉えた今回の場面写真は、段ボールをつぎはぎして建てた秘密基地の中で、狂気を纏った表情で本を燃やす姿。そして、背後にはなぜか女性用の下着が吊られている、というカオスな状況が映し出されている!これまでの作品で見せたことのない狂気を感じさせる表情はもちろん、段ボールとパンツに囲まれた空間で本を燃やすという異質な雰囲気から、この先のシーンが気になりすぎる1枚だ。伊藤さんが、「正直なこと言うときついこともたくさんあったけど、“春日高男”が好きで、“惡の華”という作品が物凄く大好きで、最後の方には終わりたくないという気持ちが強くなっていました」と振り返った本作。本編では、今回の写真で垣間見えるもの以上にハードなシーンの連続で、約1か月間の撮影期間をまさに全力で駆け抜け、演じ切ったという。22歳を迎えた伊藤さんは、昨年のドラマ「今日から俺は!!」で大きく注目を集め、今年は主演舞台「春のめざめ」、声優に挑戦した『きみと、波にのれたら』ほか、映画好きが高じて映画コーナーMCを担当したり、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のUSプレミアに参加したりと活躍の場を広げている。若手俳優の中でいま最も注目を集める存在といえる伊藤さんが挑んだ本作も見逃せない。『惡の華』は9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:惡の華 2019年9月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会
2019年06月30日今田耕司と女優・広瀬アリスが司会を務める「アナザースカイII」。その6月28日(金)放送回に、俳優・伊藤健太郎がゲスト出演。今回伊藤さんが訪れる第2の故郷“アナザースカイ”は、中学時代に留学していたアメリカのユタ州。再び訪れたこの地で伊藤さんは何を語る。同番組は司会を今田耕司と広瀬アリスが務め、毎回ゲストが自分だけの第2の故郷“アナザースカイ”を訪ねるという旅バラエティ番組。映画『俺物語!!』や「仰げば尊し」などへ出演。その後剛力彩芽と共演した「レンタルの恋」や、広瀬すず、中条あやみら同世代の豪華キャストが集結した『チア☆ダン』、野村周平、黒島結菜らと共演した『サクラダリセット』など出演した話題作が次々と放送、公開。「バッドボーイズ」佐田正樹の実話を映画化した『デメキン』で映画初主演を飾り、有村架純、波瑠らとの共演で本屋大賞ノミネート作を映画化した『コーヒーが冷めないうちに』などもヒットするなか、昨年秋クールのドラマ「今日から俺は!!」では賀来賢人とともに80年代熱血ヤンキーを演じ、広い世代から注目を浴びた伊藤さん。今回伊藤さんが訪れるのは冬季オリンピックの開催地ともなったソルトレイクシティを州都に持つアメリカのユタ州。この地に中学時代留学していたという伊藤さんは今回、大自然で念願のドライブ、乗馬に挑戦するほか、当時の友人と奇跡の再会。大自然があふれるユタで伊藤さんが語った俳優の夢と葛藤とは!?今夜のゲスト、伊藤さんが声優を務める劇場アニメ『きみと、波にのれたら』が現在全国公開中。大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港と出会い、2人は恋に落ちる。しかし、港は海の事故で命を落としてしまい、大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子は、ある日ふと2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。再び会えたことを喜ぶひな子だが…。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」片寄涼太が港役で、川栄李奈がひな子役で声優を担当するほか、伊藤さんに松本穂香らも出演。『マインド・ゲーム』などで知られる湯浅政明がメガホンをとった。「アナザースカイII」は6月28日(金)23時15分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年06月28日俳優の伊藤健太郎が、日本で世界最速公開となるスパイダーマン最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(6月28日公開)のアンバサダーに就任することがこのほど、明らかになった。さまざまな映画、ドラマ、舞台などで広く活躍し、注目度の高い若手俳優のひとりである伊藤健太郎。無類の映画好きとして知られ、『スパイダーマン』シリーズをこよなく愛していることから、今回の就任が決定した。伊藤は「映画シリーズはもちろん、アニメシリーズでも見ている大好きな『スパイダーマン』最新作の公開を、アンバサダーとして応援できることをとてもうれしく思います!」と喜び、「『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の続編とも言われているので、あの戦いの後の世界がどう描かれているか、ピーター・パーカーがどのようなヒーローに成長していくのかを見届けるのがとても楽しみです。アベンジャーズの中でも特にスパイダーマンが一番好き! 本作の魅力をしっかりとアピールするべく、アンバサダーとして頑張ります!」と意気込んでいる。アンバサダーの初ミッションとして、本日ロサンゼルスにて開催されるワールドプレミアに伊藤の参加が決定。このワールドプレミアには、主演スパイダーマンを演じるトム・ホランド、新ヒーロー“ミステリオ”役でMCU初参戦のジェイク・ギレンホール、『アベンジャーズ』シリーズに出演するニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンなど、作品の豪華キャストが大集結する。
2019年06月27日映画『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)の公開初日舞台挨拶が21日に都内で行われ、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎、湯浅政明監督が登場した。同作は湯浅政明監督の最新オリジナルアニメーション映画。消防士の青年・港(片寄)とサーファーの大学生・ひな子(川栄)は小さな港町で出会い、恋に落ちたが、港は海の事故で命を落としてしまう。憔悴するひな子がある日2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中に港が現れる。映画にちなんで「この夏挑戦したいこと」を絵に描いてきたキャスト陣。「包丁ときゅうり」を描いたという松本は「料理の達人になる」と宣言するも、前衛的な絵にその場はざわめきに包まれる。また日本から飛行機が出ている絵を描いた伊藤は「旅ですね! 1人旅! なかなか1人で旅はしないものですから」と説明。中国の方に向かう飛行機に、上海国際映画際へ赴く片寄の姿を重ね、「上海行こうかな? (映画祭に)呼ばれてないけど」と目論んでいた。「浴衣を着たい」という目標をかわいらしく絵に表した川栄は、「左だけすごいなで肩」(伊藤)、「手が足みたい」(片寄)とつっこまれるが、松本は「私、なんにも言えないです」と苦笑。川栄は「大人になってから浴衣をプライベートで着たことがなくて、着てみたい」と希望していた。最後に、ファンからもすでに笑いが漏れていた片寄は、「週刊松本穂香に出たい」という回答で、周囲を困惑させる。松本のInstagramでのシュールな企画を表していたようで、片寄は「松本さんという女優さんを知ったのが、Instagramだったんですよ。『ルービックキューブと会話をする』とか、本当にちょっとクセになるんですよ」と紹介。松本から「あとで一緒にやってください」と誘われ、すぐに叶いそうな上に、松本も「やった、フォロワーが!(増える)」と喜んでいた。"画伯"片寄のイラストに、湯浅監督は「絵にもいろいろ言おうかと思ったけど、完全にみんなの興味が『週刊松本穂香』にもっていかれた。しゃべりで補填した感じ」と寸評。松本は再度「ぜひフォローしてください」とアピールしていた。
2019年06月21日映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』にて、すれ違う親子という照れ臭い関係を見事に演じた、俳優の坂口健太郎さんと吉田鋼太郎さん。映画初共演ながら、お互いに惚れ合ってしまったという、興味津々のおとなの関係に迫ります。――お二人が人との関わりや関係性を築く上で最も大事にしていることは何でしょうか。吉田:芝居も一緒だけど、まず人の話を否定せずに最後までちゃんと聞くことかな。それを呑み込んだ上で自分の意見を言うこと。いつも気をつけてますね。坂口:この前初めて鋼太郎さんと飲みに行ったんですが、その時もまず僕の話を聞いてくれました。吉田:年とってくると価値観が固まってきちゃうから、頭ごなしに自分の意見だけを言いがちなんだよね。僕も本当は、頑固がひどいの。物分かりよさそうなふりしてるだけで(笑)。坂口:僕の場合は、これちょっと違うかもしれないけど、家族や身近な人には肌に触れるようにしてます。年をとるにつれて、そういう機会ってなくなってくるんですよね。だから僕、母親に会ったら絶対にハグするんです。吉田:それなかなかできることじゃないよ。お母さんうれしいだろうねぇ。坂口:まあもう慣れてる感じですけどね。だから今98歳のおばあちゃんに会っても、腕をさすったりして。そういう肌の触れ合いはすごく大事だと思っています。吉田:健太郎って、優しくていいところだらけだよ。坂口:いや、僕だってダークサイド持ってますよ(笑)。吉田:うん、そんな気もするけどね、あはは(笑)。でも人間ダークな部分はみんな持ってるから。坂口:今度鋼太郎さんともうちょっとじっくりお酒飲んで、黒い部分を徐々に出していきたいと思います。まず白からグレーになって、そこから黒くなるっていうのをお見せしたい(笑)。吉田:とかいって、そんなに大したことないと思うな(笑)。坂口:そういう鋼太郎さんこそ魅力だらけですよ。不思議なんだけど、話をしているだけで好きになるんです。そうそう、公園のシーンを撮影する日に、鋼太郎さんが飼っているワンちゃんを連れてきたことがあったんですが、ワンちゃんとわしゃわしゃ戯れてる時の顔が、見たことないぐらいすごくかわいくて。そうかと思えば、お芝居に入ると途端に男前になる。その“カワイイカッコイイ”感じが、男性にも女性にもモテるんでしょうね。吉田:あの公園のシーンね。それで思い出したけど、普段ふわっとしてる健太郎もスタートかかるといきなりすごい集中力なんだよね。俺は俺は、って前に出るようなタイプじゃない人間にそれ見せられちゃうと、何だこのギャップは!って思うし、俺が女性だったら惚れちゃうかもしれない。坂口:ギャップってモテますよね。吉田:あと、仕事もやりたいことも本気で取り組んでいて、しかもそれをひけらかしたりアピールしない人はモテる。本気で取り組んでると、悩みや挫折、希望もたくさん知ってて、会話がスムーズだし面白いの。坂口:なるほど~。鋼太郎さんともっと飲みたいです。吉田:じゃあ、俺たちもっと深く付き合おう。それで一回決裂してまたゲームで絆を深めて、な!坂口:あははは(笑)。さかぐち・けんたろう1991年7月11日生まれ。数々のドラマや映画などで活躍。映画『今夜、ロマンス劇場で』、ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』『イノセンス 冤罪弁護士』などで主演を果たす注目俳優。よしだ・こうたろう1959年1月14日生まれ。舞台『オセロー』や『ヘンリー四世』などで主演を務めるほか、数多くの名作に出演。出演映画『劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』が8月23日公開予定。坂口さん・シャツ¥28,000(gourmet jeans/SKOOL Twitter:@komazawa_skool)その他はスタイリスト私物吉田さん・シャツ¥46,000パンツ¥48,000(共にISSEY MIYAKE MEN TEL:03・5454・1705)時計は本人私物サンダルはスタイリスト私物『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』いつしか、会話もなくなった息子のアキオと父親の暁。再び親子の絆を深めようと、アキオは正体を隠し、暁をオンラインゲームに誘う。ゲーム内で戦士となった2人の関係性はいかに…。出演/坂口健太郎、吉田鋼太郎ほか。6月21日公開。※『anan』2019年6月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・檜垣健太郎(little friends/坂口さん)尾関寛子(吉田さん)ヘア&メイク・CHIKA KIMURA(tsujimanagement/坂口さん)吉田美幸(吉田さん)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2019年06月20日夏に期待するものといえば、海を舞台に繰り広げられる運命の恋。そこで、美しい海とドキドキ感を堪能できる話題のアニメーション映画『きみと、波にのれたら』をご紹介します。今回は、本作で声優に初挑戦したこちらの方にお話をうかがってきました。写真・大嶋千尋(片寄涼太)主人公の港を演じた片寄涼太さん!【映画、ときどき私】 vol. 243GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカルとしてだけでなく、俳優としても活躍している片寄さん。消防士の港と大学生のひな子のラブストーリーを中心に描いた本作で、正義感が強い青年を見事に表現しています。そこで、声優を務めて学んだことから恋愛観までたっぷりと語っていただきました。―今回、声優に決まったときのお気持ちから聞かせてください。片寄さん自分が出させていただくだけでなく、GENERATIONSで主題歌も担当させていただけるということにまずは驚きました。でも、すごくうれしかったです。もちろん、右も左もわからない世界なので、ひとつの挑戦にはなるだろうなと覚悟していましたが、精いっぱい自分のできる形で取り組もうと思いました。―アフレコをする前に、参考にした映画などはありましたか?片寄さん『千と千尋の神隠し』とか『ハウルの動く城』とか、ジブリの作品はけっこう見返しました。でも、世界観も違うので、最終的には実際に始まってから学んでいったことのほうが多かったです。―湯浅政明監督からは「男前で品のある声」と絶賛されていますが、ご自身でご覧になったときはどう感じましたか?片寄さん自分の声というよりも、どちらかというと「こんなシーンやったなぁ」とか「あのときこうだったなぁ」みたいなことを思い返しながら観ている感じでした。でも、観てくださった方から、僕であることを忘れて観ていたと言われたときはすごくうれしかったです。―ちなみに、思い返していたシーンを教えてください。片寄さんひな子と車に乗っているシーンはやりとりが難しくて何度もやったので、思い入れがありますね。―ひな子と2人で歌っている場面も印象的ですが、普段歌うときと比べてみてどうでしたか?片寄さん全然違いました。というのも、音をあてに行かずにわざと普通っぽくしていたのですが、監督からは「うますぎるから、もうちょっと下手にお願いします」と言われてしまって(笑)。僕的には下手にしているつもりでもなかなか伝わらないということがありました。―あのシーンは、実際にひな子役の川栄李奈さんと一緒に歌われたのですか?片寄さん実は、もともとは1人ずつ収録する予定だったんですが、ちょうど同じ日だったこともあり、僕が監督に提案して、一緒に歌うことになりました。ほぼ一発撮りでしたが、2人の空気感がそのまま出ていてよかったと思います。女性に対して思ったことは照れずに言えるタイプ―イケメンでさわやかで器用という港のキャラクターに片寄さんのイメージも重なりますが、演じているなかで共通点を感じたところは?片寄さん港は照れずにいろいろなことを言えるタイプなんですけど、僕もあまり照れたりすることはないので、セリフも抵抗なく、すんなり言うことができました。―ということは、好きな女性に対しても、自分が思っていることは言えるほうなんですね。片寄さんそういうことに対しての照れはあまりないですね。もちろん、告白するとなったら話は別ですけど、そもそもわかりやすいタイプなので、そんなにややこしいことはしないと思います(笑)。―もし、仕事などで悩んでいる女性がいたらなんて声をかけますか?片寄さん「よくがんばったね」とひと言だけ言ってあげたいです(笑)。―では、港を演じるうえで意識したことや学んだことは?片寄さんまずは港の人間性や努力をしてきた男であるという内面的な部分について考える時間は多かったです。僕も港と同じように負けず嫌いな部分もありますけど、改めて「準備は裏切らないな」と感じています。あと、すごくピュアで、嘘がない誠実な男というのが最初の印象。僕は自分の声に迷いがなければそれは伝わると思ったので、そういう声の出し方は意識したところです。―ちなみに、今回のひな子のようなタイプの女子はどのように感じましたか?片寄さんひな子は自分の良さをわかっていない子ですが、この作品は何が自分の一番の“武器”なのかということに気がつく物語でもあると思います。彼女は自分らしさや自分が好きなものが何かわからなくて、まだ自分の“波”に乗れてはいないんだけど、それでも自分に欠けているものを探している姿や努力しようとする気持ちはすごくステキだなと感じました。―近くにいたら思わず助けてあげたくなるようなタイプですよね。片寄さんそうですね、話は聞いてあげたくなっちゃうかもしれないです。―話が進むにつれて、ひな子は港にとってのヒーローであることがわかりますが、片寄さんにとってのヒーローとは?片寄さんいっぱいいますけど、やっぱり自分の両親がヒーローだと思います。生まれてからこの両親に育てられて、2人の正義が僕の正義にもなっているので、そういう意味でも一番のヒーローですね。ただごとじゃなくなってきたと感じた瞬間は?―子ども時代からの思い出の曲などはありますか?片寄さん母が趣味でコーラスをやっていたこともあり、その影響でよく聞いていたのは、美空ひばりさんの「真赤な太陽」と「川の流れのように」。一緒に歌ったりもしていましたが、これらの曲を聴くと懐かしい気持ちになって童心に帰りますし、実家を思い出します。―ステキな思い出ですね。もし、作品のなかで印象に残っているセリフがあれば教えてください。片寄さんタイトルにもなっていますが、「波に乗る」という言葉ですね。というのも、人生にはいろいろな波があるんだなというのをこの作品が教えてくれますし、そこはすごく大切だなと思いました。港はひな子に対して「波に乗る」という言葉を何度か使いますが、シーンによって気持ちの入れ方も全然違いましたね。特に最後は、特別な意味が込められているので、すごく集中して演じたところです。―では、片寄さん自身の人生で「いい波に乗っている」と感じるようなターニングポイントはありましたか?片寄さん2016年にGENERATIONSで初めてアリーナツアーをさせていただいたんですが、初日に見た景色はいまでも覚えています。というのも、ステージに上がってみたら、自分たちの目の前にいたのは1万人の観客。それを見たときに「自分の人生、ただごとじゃなくなってきたな」と感じ、生半可な気持ちでやってはいけないと、責任感をよりしっかりと持ち始めた瞬間だったと思います。―いまは歌手、俳優、声優としてどんどんと幅を広げて、さまざまな波に乗っていると思いますが、新たに乗ってみたい波はありますか?片寄さんいつかやってみたいと思っているのは、ミュージカル。何年かあとでもいいので、舞台はやってみたいですね。―そのために準備していることがあれば教えてください。片寄さんジャズダンスやバレエを習ってみたいなと思っています。普段踊っているヒップホップとは全然違うと思うので、落ち着いたらぜひ挑戦したいです。―ちなみに、プライベートで挑戦してみたいことは?片寄さん今年に入って免許を取ったので、一回くらいはドライブしたいなと思います。メンバーを乗せて車でロケしたりとか、仕事でもいいので、まずはドライブをしてみたいですね。―それでは、ドライブデートというのはいかがでしょうか?理想のデートコースなどがあれば教えてください。片寄さんそうですね、じゃあ朝から車で出発して、昼頃に海辺でご飯を食べてのんびりしたら、都内に戻ってきて、夜は車を置いて別の場所にご飯を食べに行くとかできたらいいですね。夜はお酒を飲みたいので(笑)。―それはいいですね。ちなみに、劇中でも港とひな子のステキなデートシーンが印象的でしたが、自分がしてみたいと思ったデートもそのなかにありましたか?片寄さんやっぱり海辺はいいなと思いましたけど、2人でハンバーガーを食べているのもかわいかったです。あとは古い喫茶店で一緒に過ごしている感じもいいですよね。―そういう2人のやりとりに女性たちはキュンとしてしまいますが、片寄さん自身がキュンとしたシーンはありましたか?片寄さん僕は、2人が手をつなぎながらオムライスを食べている場面で、ひな子がずっと手をつないでいられるように、左手で食べる練習をしてきたことをアピールする姿が好きですね。そんなことを言われて嫌な気持ちになる人はいないだろうし、かわいいなと思いました。自分の好きなものを相手に知ってもらえたらうれしい―好きな女性の仕草などもありますか?片寄さん僕は髪の毛フェチなので、髪を触る仕草はけっこう好きです。長さというよりは、艶っぽい髪がいいなと思います。―今回は、港がサーフィンを好きなひな子のために一生懸命練習している姿もステキですが、片寄さんも自分の好きなことは相手に知ってもらいたいですか?片寄さん確かにそういう気持ちはあるかもしれないですね。僕はお酒が好きなので、お酒のわかる人がいいなとは思います。―いまハマっているお酒はなんですか?片寄さん好きなのは、ワインです。僕は料理ができないので、もしワインに合うおつまみを作ってくれる女性がいたら最高ですね!そこでかなり心をつかまれちゃいそうです。もし、苦手だったとしても、たとえば「好きな味を知りたい」と言ってくれたり、自分のために学ぼうとしてくれたら、それもうれしいですよね。―ちなみに、女性に作ってもらいたい料理はありますか?片寄さんちょっと遊び心がないんですが……、好きな食べ物は鶏の唐揚げなので、作ってくれたらうれしいです。あとはベタですけど、やっぱり肉じゃがもいいなとは思います(笑)。家庭的な人が好きなのかもしれないですね。あとは、尊敬できる人がいいなと思うので、自分が知らないことを知っている人というのは惹かれます。―大事なポイントですよね。それでは最後に、映画のなかでオススメのシーンや見どころについてメッセージをお願いします。片寄さんたくさんありますけど、やっぱり2人で歌うシーンはすごくいいと言ってもらえるので、注目してもらいたいところです。今回、僕が演じた港は途中で命を落としてしまいますが、命を落とす前と後では港にも違いがあって、ひな子やみんなのことを陰で見て考えていた時間もあると思うので、そういった変化みたいなものを感じていただけたらと思っています。インタビューを終えてみて……。港のようにさわやかでありながら、ひとつひとつの質問に紳士的に答えてくれた片寄さん。キリッとした力強いまなざしに女子たちが虜になるのもうなずけます。今後ますます幅広いジャンルでの活躍が楽しみなところです!悩める大人女子にこそオススメのアニメ作品!ときには悲しみという名の波に飲み込まれそうになるときもあるけれど、それを乗り越えたとき、思いもよらない新たな波にふたたび乗ることができるもの。いまは自分に自信が持てなくても、前に進み続けていれば、ひな子のように自分にしかない魅力があることにきっと気がつくはずです。ストーリー小さな港町に引っ越してきた、サーフィンが大好きなひな子。波の上では怖いものなしなのに、自分の未来には自信が持てないままだった。そんなある日、火事騒動をきっかけに消防士の港と出会い、2人は恋に落ちる。お互いになくてはならない大事な存在となるが、港は海で溺れた人を助けて命を落としてしまう。ところが、憔悴するひな子が思い出の歌を口ずさむと港が水の中に現れるようになるのだった。奇跡の再会をはたした2人だったが、港が姿を見せた本当の目的とは……?胸がキュンとする予告編はこちら!作品情報『きみと、波にのれたら』6月21日(金)、全国ロードショー!出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎配給:東宝©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会ヘアメイク:SHINYA KUMAZAKIスタイリスト:SOHEI YOSHIDA(SIGNO)
2019年06月20日日テレの人気バラエティ「人生が変わる1分間の深イイ話」「しゃべくり007」が合体するSP番組「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話」2時間SPが6月17日(月)今夜オンエア。「しゃべくり」パートに俳優の沢村一樹と伊藤健太郎がゲスト出演する。今回「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当する「しゃべくり」パートに出演するのは、モデルとして活躍したのち「浅見光彦シリーズ」の浅見光彦役や「ショムニ」シリーズなどに出演、俳優としても活動の場を広げつつバラエティでも人気を博し、最近では連続テレビ小説「ひよっこ」や大河ドラマ「西郷どん」、昨年夏の月9「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」に「刑事ゼロ」などで知られる沢村さん。映画『俺物語!!』や「仰げば尊し」で注目されると、「レンタルの恋」『チア☆ダン』『サクラダリセット』と立て続けに話題作に起用され一気に知名度を上げ、『デメキン』で映画初主演。昨年秋クールの「今日から俺は!!」では賀来賢人とともに80年代熱血ヤンキーを演じて大きな話題を振りまいた伊藤さん。今回は沢村さんの18歳になる長男が“初解禁”。イケメン長男が自宅でのパパの裏の顔を暴露するほか、沢村家の“鉄の掟”も明かす。また2019年ブレイク俳優として注目を浴びる伊藤さんが“どんな人”かを知るべく、しゃべくりメンバー7人と得意ジャンルで対決する。沢村さんが出演しているドラマ「白衣の戦士!」が6月19日(水)22時~のオンエアでいよいよ最終回を迎える。中条あやみが「元ヤン新米ナース」を、水川あさみが婚活中「がけっぷちナース」をW主演で演じ、沢村さんが看護師長の本城昭之役で出演。最終回では中条さん演じるはるかと小瀧望演じる斎藤、沢村さん演じる本城と水川さん演じる夏美の恋の決着と、はるか最大のピンチが描かれる。伊藤さんが声優として出演する劇場アニメ『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国にて公開。同作は「GENERATIONS from EXILE TRIBE」片寄涼太、川栄李奈、松本穂香、伊藤さんら豪華なメンバーが声優を、『マインド・ゲーム』などの湯浅政明が監督を務め、サーフィン好きのヒロインと消防士の青年の恋を描く作品になっている。「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話」2時間SPは6月17日(月)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年06月17日累計発行部数300万部を記録する押見修造の人気コミックを映画化した『惡の華』の公開日が決定。併せて、特報とティザービジュアル、全キャストが解禁となった。今回解禁された特報は、原作でも印象的な「うっせー、クソムシが」という強烈なセリフと、玉城ティナ演じる孤高のヒロイン・仲村佐和の鋭い眼光で始まる。「変態」というワードが散りばめられた映像には、伊藤健太郎演じる春日高男が憧れている女子の体操着の匂いを嗅ぐ姿や、大雨の中半裸で雄叫びを上げる姿が収められており、キラキラした青春映画とは一線を画す様子が伺える。また、中学時代編の1番のハイライトである深夜の教室を破壊するシーンも収められており、原作ファンは必見の映像となっている。特報と同時に解禁となったティザービジュアルは、ひっくり返った椅子に墨汁まみれの黒板、そして壁に書き殴られた本能丸出しの落書き。暴走する青春が凝縮され、唯一無二の超変態狂騒劇を予感させるようなビジュアルに仕上がっている。このビジュアルのオリジナルポストカードセット(2枚組)が特典のムビチケは、6月14日(金)より数量限定で発売される。また今回、若手俳優をとりまく全キャストが解禁。どんどん変態性が開花していく春日を心配しつつも見守る父親に鶴見辰吾、母親に坂井真紀、娘との距離をうまくとれない仲村の父親は高橋和也、離れて暮らす母親に黒沢あすか、祖母に佐々木すみ江、秋田汐梨演じる佐伯の母親には松本若菜と、実力派俳優たちが若者たちを見守る家族として出演する。クラスメイトには北川美穂、佐久本宝、田中偉登とフレッシュな顔ぶれが揃った。春日と仲村が交わした契約とは一体…?スクリーンでは、“変態”っぷりを演じる伊藤さんと“悪魔”のような笑みを見せる玉城さんにも注目だ。『惡の華』は9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:惡の華 2019年9月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会
2019年06月11日世界を魅了してきた湯浅政明監督最新作『きみと、波にのれたら』の公開を記念して、湯浅監督が手掛けた『夜明け告げるルーのうた』と『夜は短し歩けよ乙女』の2作品が2週連続で放送されることが決定した。◆『夜明け告げるルーのうた』(6月4日放送)2週連続で放送される今回。最初の週は、フランス・アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門でグランプリ(クリスタル賞)を受賞した『夜明け告げるルーのうた』(’17)を放送。寂れた漁港の町・日無町を舞台に、心を閉ざした中学生のカイが、人魚の少女・ルーとの出会いと交流を通して、本当の気持ちを伝えることの大切さを教えてくれる青春感動ストーリー。少女・ルーを谷花音が演じているほか、下田翔大、柄本明、斉藤壮馬、寿美菜子らが出演している。ストーリー寂れた漁港の町・日無町に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。両親の離婚によって日無町に居を移したカイは、父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向き。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。ある日、クラスメイトの国夫と遊歩に、彼らが組んでいるバンド「セイレーン」に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。しかし、古来より日無町では人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう――。◆『夜は短し歩けよ乙女』(6月11日放送)2週目は、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞受賞作品『夜は短し歩けよ乙女』(’17)を放送。京都を舞台に描かれる、ちょっと風変わりな森見登美彦の同名ベストセラーを原作に、星野源(黒髪の乙女に焦がれる先輩役)、花澤香菜(黒髪の乙女役)、神谷浩史(学園祭事務局長役)、中井和哉(樋口師匠役)、秋山竜次(パンツ総番長役)ら最高のキャストでアニメーション映画化した。ストーリークラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は、今日も「なるべく彼女の目にとまる」ようナカメ作戦を実行する。春の先斗町、夏の古本市、秋の学園祭、そして冬が訪れて…。京都の町で、個性豊かな仲間たちが次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、季節はどんどん過ぎてゆく。外堀を埋めることしかできない“先輩”の思いはどこへ向かうのか――!?◆『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)『夜明け告げるルーのうた』『夜は短し歩けよ乙女』を観たあとは、まもなく公開される湯浅監督最新作もチェック!湯浅監督待望の最新オリジナルアニメーション映画『きみと、波にのれたら』は、海辺の街を舞台に、消防士の青年・港とサーファーの大学生・ひな子との運命的な恋を描く感動青春ラブストーリー。港役は「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太、ひな子役は先日結婚・妊娠を発表した女優・川栄李奈が担当しているほか、松本穂香、伊藤健太郎と注目の若手俳優が声優参加。主題歌は「GENERATIONS from EXILE TRIBE」が担当しており、本作のために書き下ろされた「Brand New Story」も必聴だ。◆放送決定を記念して湯浅監督からコメント到着!『夜は短し歩けよ乙女』は少しお酒を飲みながら観たら楽しいかもしれません。『夜明け告げるルーのうた』は観終わるころにちょうど夜が明けますね。(笑)『きみと、波にのれたら』を観る前に是非楽しんでいただけたらと思います。(cinemacafe.net)■関連作品:夜は短し歩けよ乙女 2017年4月7日より全国にて公開© 森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会きみと、波にのれたら 2019年6月21日より全国にて公開©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
2019年05月30日女優の伊藤蘭が、31日(22:00~)に放送されるニッポン放送『伊藤蘭のオールナイトニッポンGOLD』のパーソナリティを務めることが決定した。伊藤はキャンディーズ解散後の1980年から1982年の2年にわたり、同局で『伊藤蘭 通りすぎる夜に』を担当。さらには2012年、1日限りの年末特別番組『伊藤蘭 通り過ぎる季節に』で30年ぶりにラジオパーソナリティを務めた。今回は自身初となる『オールナイトニッポンGOLD』の生放送に挑戦する。当日は、ソロ歌手としてのデビューアルバム「My Bouquet」の紹介をはじめ、キャンディーズ時代の話、仕事や家族、プライベートのことなどについて、トークをするほか、リスナーからのメールのメッセージにも答える予定だ。さらに番組のゲストとして、アルバム『My Bouquet』のプロデューサーの佐藤準氏、作詞家の森雪之丞氏を迎える予定とのこと。伊藤は「6年ぶりにラジオパーソナリティをさせていただくことになりました。しかも今回は生放送! 今からもう緊張でドキドキしてますが、皆さまからのメールを励みに頑張ります」とコメント。そして「ソロアルバムからの曲もたくさん紹介しますので楽しみにしていてくださいね」と話した。
2019年05月24日永遠のベストセラーで古典の名著「歎異抄」を初めてアニメーション映画化する『歎異抄をひらく』。この度、本作に出演する人気声優たちからコメントが到着。新たな場面写真も公開された。鎌倉時代、1200年代初め。貧しい農家に生まれながらも賢く利発な平次郎は、ある日、親鸞聖人と出会い、多くを学び成長していく。やがて京に戻った親鸞聖人を追って故郷を離れた平次郎は、「唯円」という名を授かり、仲間たちとともに親鸞聖人のもとで仏教を学ぶ。そんな中、かつての友人が苦境に立たされていると知った唯円は、なにも出来ない自分への無力感にとらわれ苦悩する。なぜ、善人よりも悪人が救われるのか?人は、なぜ生きるのか?「すべての人間が悪人であり、救われるために条件はない」という親鸞聖人の言葉の真意が、解き明かされていく――。「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」という一文で知られる古典文学の名著「歎異抄」は、司馬遼太郎や西田幾多郎らの愛読書としても有名。本作では、この歎異抄の著者と言われる唯円が親鸞聖人と出会い、仲間たちと共に迷い悩みながら、成長する姿を描いていく。また、登場キャラクターの声は、豪華な声優陣が担当。のちに「歎異抄」を著す唯円役には、「アイドリッシュセブン」の増田俊樹。唯円とは幼なじみで同い年の壮賢役を、「黒子のバスケ」「Free!」の細谷佳正。2人の幼なじみ・権八役を「フリージング」の市来光弘。権八の妹・アサ役を「HUGっと!プリキュア」キュアアンジュ役の本泉莉奈。ほかにも、親鸞聖人の弟子たちに、三木眞一郎(慧信房役)、白井悠介(燈念役)、伊藤健太郎(明法房役)。そして親鸞聖人役は、俳優・石坂浩二が演じる。今回、アフレコした感想や本作の見どころを語るコメントが到着。キャストたちの作品への熱い想いに注目だ。※一部抜粋石坂浩二こんな大きな哲人を演じるのは初めてです。素晴らしく美しい画面に負けぬ様に声で表現する難しさを感じました。ましてや、あの親鸞聖人の言葉です。時代感、人間一人一人がまだ強かった時代を、上手く滲ませる事が出来ていたらいいなと思います。作品は素晴らしいものです。ぜひご覧ください。増田俊樹純朴でありながらも探究心を持った青年像を意識し、常に自身と向き合い考え続けることで、教えをさらに深く知っていく彼らしい直向きさを演じるように心がけました。この作品の唯円達の生き様を見ていただき、彼らの生き方を感じ、観ていただいた皆様の生き方に少しでも変化が生まれると嬉しいです。考え方ひとつ変えるだけで世界のあり方が変わります、そんなひとつのきっかけになると嬉しいです。細谷佳正物語の主人公である平次郎の静的な雰囲気が引き立つように、『まずは行動してみる』という動的なキャラクターとして壮賢が存在できたらいいなと考えていました。僕もこの物語の中の少年たちにとっての親鸞のように、本や映画、先人の言葉に意識を傾けて来ましたし、今もそれを吸収しながら生きています。僕自身は、自分が良いと感じる多くのことから良いところを取捨選択し、自分に取り入れていますが、『自分以外の何かに対し(ある回答)を求める』という行動は、少年少女が大人になって行くなかで通って行くことなのだろうなと、アフレコをしながら思いました。。本泉莉奈純粋無垢で無邪気な少女時代と、成長し再会した時との差が出るよう意識しました。環境や境遇と共に変化していく彼女の思いを感じていただけたら幸いです。観ていただいた皆様にはぜひ「幸せ」とは何か、改めて見つめ直す機会にしていただければと思います。この作品を通して感じたものが、日々の生活の中で少しでも良い影響に繋がれば嬉しいです。市来光弘全ての人間が悪人、悪人こそ救われるべき…という言葉には考えさせられるものがありました。今回出演するまで『歎異抄』を知らなかったのですが、調べてみると歴史が深く、いろいろな研究がされていることを知りました。難しい題材ではありますが、アニメーションになることによって、理解がしやすいものになったのではないかと思います。目と耳で素直に楽しんでいただけたら嬉しいです。三木眞一郎『歎異抄』をわかりやすく、その上で登場人物たちの成長物語にもなっておりますので、あまり構えずにご覧いただければと思います。白井悠介最初、燈念は唯円のことを気にくわない後輩として少し意地悪な態度をとるのですが、悪くなりすぎないように気を付けながら演じさせていただきました。唯円がどのようにして大人へと成長していくのかが見どころです!そしてその道中で出会う人々がどう影響を与えていくのかも見どころだと思います!伊藤健太郎僕自身、今作で初めて『歎異抄』に触れたので、新鮮でした。長い年月読み継がれてきた書物には、先人達の知恵と教えが詰まっているのだなぁと、改めて感じることが出来ました。純粋にアニメーション映画を楽しんでもらいながら、今まで自分が触れたことのない教えや物語を知ってもらえるいい機会になればと思います。『歎異抄をひらく』は5月24日(金)よりシネマート新宿、角川シネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年05月17日アニメーション映画『きみと、波にのれたら』の完成披露舞台挨拶イベントが5月14日(火)TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、片寄涼太(「GENERATIONS from EXILE TRIBE」)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎、湯浅政明監督が登壇した。イベントには、まず“片寄さん以外”のメンバーが登場。向水ひな子役の川栄さんは「本日はお集まりいただきありがとうございます。完成披露でみなさまに見ていただくのを楽しみにしていました。本日は短い時間ですが楽しんでいってください」と会場へ呼びかけ、雛罌粟洋子役の松本さんは「声優初挑戦ということで緊張しましたが、楽しく演じることができました。今日は楽しんでいってください」、川村山葵役の伊藤さんも「完成披露の日を迎えられて嬉しく思っています。短い時間ですが楽しんでいってください」と挨拶した。すると、MCから「主人公・雛罌粟港を演じられた、片寄涼太さんがまだいらっしゃっていないですね」「片寄さんが到着されるまでの時間、代わりに“港”さん(雛罌粟港)を呼んでいます。川栄さん呼んでみていただけますか?」とふられた川栄さん。「呼んでみましょう。港~!!」と呼ぶと…。何やらステージ上の巨大水槽アクリル面に「ひな子!ここだよ――!」と港が登場!あらかじめ制作されたアニメーションかと思いきや、リアルタイムで観客と会話を始め、「ひな子との思い出のシーン」について問われると、「2人でオムライスをたべたことかな!」と回答し、川栄さんも「食べましたね、おいしかったねー!」と言うと、まさかの港は無言。これには「あれっ?おいしかったねー!えっ?おかしくない?」と川栄さんも戸惑い、会場からも笑いが起こった。さらに、「ひな子との思い出の歌を歌ってほしい」という要望が飛び出すと、「あっ。そろそろ、時間だ、もう、消えちゃう」…そう言って港が水槽から消えてしまった次の瞬間、水槽が煙に包まれ、片寄さんがイリュージョンで出現!「初めて声優に挑戦させていただき、この作品でよかったなと思える作品になっています。みなさまにお届けできてすごく嬉しいです。よろしくお願いします!」と挨拶し、割れんばかりの歓声で迎えられた。これから本編を観る来場者へ向け、片寄さんは「アニメーションなんですけど、人の命とか人生とかが描かれている素敵な作品だなと思います」と本作についてコメント。川栄さんも「みなさんに見ていただけるのがすごく嬉しいです。見終わった後に背中を押してもらえる作品だなと思いました」と語った。また、主題歌を担当する「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のメンバーも片寄さんと一緒に本作を観たそうで「すごく喜んでいました。作品中で、何度も曲もかけていただいたり、カギとなる曲として使用いただいたりと、世のため人のためいい仕事をしたなとメンバー一同喜んでいました」と明かす。アフレコ秘話も飛び出し、劇中で港とひな子が歌うシーンは、片寄さんからの提案があったそうで、湯浅監督は「もともとは一人ずつ歌う予定だったんですが、一緒にやってみてはと言ってくださって、やってみると幸せなカップルとして描けて、斬新な表現になったのではないかと思います」とコメント。しかし、「でもさっき聞いたら川栄さんは嫌だったそうで…!」と片寄さん。川栄さんは「嫌でした(笑)。片寄さんはうまいし、キーがこうって言われてもわからないし、緊張しました」と言い、アフレコで印象に残った部分についても「歌った記憶しかなくて、片寄さんと歌うのがプレッシャーでした」と告白。また、「伊藤さんはあるセリフが一発目にノイズが入ってしまい、何度も撮り直しましたね」と監督から突然、公開ダメ出し!すかさず伊藤さんが「すごい落ち込むやつじゃないですか!」と言うと、「今の技術でなんとか!」(湯浅監督)、「もっと落ち込むじゃないですか!!技術でなんとかなったみたいな(笑)」(伊藤さん)と仲の良い掛け合いも。そして最後に「幅広い年代の方に見ていただける作品です。何かにふみだせないときに勇気をもらえます」(川栄さん)、「素敵な作品に関わることができて誇りに思っています。人生の中に波が立たない方はいらっしゃらないと思います。そんなみなさんを波に乗せてくれるような素敵な作品になりました!」(片寄さん)と映画をアピールしイベントは幕を閉じた。『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:きみと、波にのれたら 2019年6月21日より全国にて公開©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
2019年05月15日