米国アカデミー賞が世界最高峰の映画の祭典ならば、日本最高峰の祭典となるのが「日本アカデミー賞」。先日、第42回の各優秀賞および新人俳優賞などの発表記者会見が行われたが、日本のアカデミー賞は米国や他国とどう違うのか、改めて紹介していこう。1.米国アカデミー賞との関係は?米国の映画芸術科学アカデミー(AMPAS:Academy of Motion Picture Arts and Science)の正式許諾を得て日本アカデミー賞協会が1978年に発足、米国と同様に映画人が選ぶ映画賞として日本アカデミー賞が誕生した。米国アカデミーから正式許諾を得ているのは、世界で日本と英国のみ。記念すべき第1回授賞式は1978年4月6日、帝国劇場にて開催。授賞式の模様は日本テレビで放送され、現在も毎年、同局で放送されている。第2回目から日本アカデミー賞協会会員による現在の投票方式となり、第4回から1次選考のノミネート5作品および5人全てを“優秀賞”とし、授賞式ではその中から“最優秀賞”を競うことになった。2.対象となる作品は?第42回日本アカデミー賞は、2017年12月16日~2018年12月15日に東京地区の商業映画劇場にて有料で初公開された、40分以上の新作劇場用劇映画及びアニメーション作品であり、同一劇場で1日3回以上、かつ2週間以上継続し上映された作品が対象。そのため、映画祭のみの上映作品や2週間限定公開作品、イベント上映作品、モーニング、レイトショーのみの上映は除かれる。3.どうやって決める?国内の映画関係者によって構成される日本アカデミー賞協会会員(下記参照)の投票によって行われる。作品賞・アニメーション作品賞・監督賞・脚本賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演女優賞・外国作品賞などの正賞15部門と新人俳優賞を含む全16部門を投票で行い、郵送された投票用紙は公正なる第三者機関によって集計され、正賞15部門の優秀賞受賞者・受賞作品(各5名または5作品)と男女各3~5名の新人俳優賞が決まる。さらに、この15部門優秀賞受賞者及び受賞作品を対象に最終投票を行い、郵送された投票用紙は公正なる第三者機関によって集計され、最優秀賞が決定する。なお、日本アカデミー賞で唯一、一般の映画ファンが参加できるのが話題賞。ニッポン放送「オールナイトニッポン」の番組を通じ、一般リスナーがその年の映画界で最も話題を集めたと思われる作品と個人に投票し、決定される。たとえば、いまなお実写邦画歴代第1位の興収記録を持つ『踊る大捜査線THE MOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!』は第27回(2003年度)優秀作品賞・優秀監督賞などに選ばれていたが、結果的に話題賞・作品部門を獲得。また、第40回(2016年度)は最優秀アニメーション作品賞を『この世界の片隅に』、話題賞・作品部門を『君の名は。』が受賞したことも記憶に新しい。4.日本アカデミー会員の構成は?米国アカデミーの場合、本年度は史上最多で928人が会員に招待され、会員総数は約8,200名にのぼる。俳優部門の会員が最も多く、短編及び長編アニメ部門、プロデューサー部門、監督部門と続く。日本アカデミー賞協会は、2018年度で会員数3,960名。会員の資格は、日本の映画事業に現在も含め3年以上従事していることが前提で、運営・実行委員会または賛助法人より推薦され認められた者となる。内訳は東宝、松竹、東映、KADOKAWAの大手映画製作配給会社(映連)4社で985名となり、俳優/マネージャーが132名、監督が117名。さらに映画関連企業やプロダクション関係、テレビ局、出版社などの賛助法人の社員が多数。その中には声優事務所の青二プロダクションや映像配信サービスNetflixなども名を連ねている。5.女性の司会は前年の最優秀主演女優賞受賞者第42回授賞式で総合司会を務めるのは、日本アカデミー賞協会・組織委員会副会長でもあるベテラン俳優の西田敏行。6年連続9度目となり、それ以前は関根勉が4年連続、その前は関口宏が12年連続で務めていた。注目なのは、女性の司会は前年度の最優秀主演女優賞受賞者が務めること。今回の第42回は、昨年『彼女がその名を知らない鳥たち』で同賞を受賞した蒼井優が人生初の司会に挑戦する。「去年の私にとって、そうであったように、どなたかにとって忘れられない1日になるはずなので、皆さんの喜びを感じつつ、楽しんで司会ができれば」と蒼井さん。同業者の司会となれば、共演経験者や親交の厚い人が壇上に上がることも多く、思いがけない振りがあったり、ツッコミがあったり、思い出話に花が咲くことも。第32回(2008年度)授賞式では、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で前年、最優秀主演女優賞に輝いた故・樹木希林さんが司会に。その年は、米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した“婿”・本木雅弘主演『おくりびと』が主要賞をほぼ総なめにするという巡り合わせが実現。樹木さんのマイペースな司会ぶりには会場が何度も沸いた。今回は『日日是好日』『万引き家族』の2作品で優秀助演女優賞に選ばれている樹木さん。優秀助演女優賞の歴代最多受賞者だ。追悼セレモニーの中で、そんな在りし日の姿が取り上げられるかもしれない。なお、最優秀賞のプレゼンターは前年度の受賞者が行うことになっており、蒼井さんはじめ、菅田将暉、広瀬すず、役所広司、是枝裕和監督、湯浅政明監督らが務める予定。オスカー像の代わりとなるのが、第1回授賞式より受賞者に贈られている「最優秀賞・優秀賞ブロンズ」だ。その制作者で日本アカデミー賞協会の創設メンバー・流政之氏も2018年に亡くなられた。6.一般客も観覧できるディナー形式レッドカーペットが敷かれた授賞式会場に、華やかなドレスやタキシードなどに身を包んだ最旬の俳優・女優たちが集う様はやはり壮観。また、「ぴあ」会員限定だが、ディナー付授賞式観覧チケットも販売され、一般客も観覧できる。その雰囲気はハリウッドスターがパーティ形式で一堂に会するゴールデン・グローブ賞に似ている、ともいえるかも?7.アニメーション作品賞が独立へ第30回(2006年度)からアニメーション作品賞が独立した部門に。初めての受賞作品は、本年度の米アカデミー賞長編アニメ部門に『未来のミライ』がノミネートされている細田守監督の『時をかける少女』だった。なお、同賞設立以前に、宮崎駿監督の『もののけ姫』(第21回)、『千と千尋の神隠し』(第25回)の2作品が実写作品を抑えて最優秀作品賞に選ばれている。8.新人俳優賞から羽ばたくスター俳優たち新人俳優賞は、劇場映画で主演・助演クラスの役を演じ、印象を与えた俳優が対象。原則として映画初出演ではなくともこれまで日本アカデミー賞の受賞歴がない者、となっている。かつて同じ年(第13回)に新人俳優賞に選ばれた本木さんや深津絵里は、後に主演賞クラスの俳優となり、海外でも評価を受けるまでになった。第37回(2013年度)『共喰い』で選ばれた菅田さんは昨年度、第41回にて『あゝ、荒野』で見事、最優秀主演男優賞を受賞、さらに全くタイプの違う『帝一の國』で話題賞・俳優部門にも選ばれた。同年の新人俳優賞には綾野剛や黒木華らがおり、黒木さんは続く『小さいおうち』(第38回)、『母と暮せば』(第39回)で2年連続の最優秀助演女優賞を受賞。また、広瀬さんは『海街diary』で新人俳優賞を受賞して以来、翌年は『ちはやふる上の句』『怒り』で優秀主演女優賞と優秀助演女優賞、さらに昨年は『三度目の殺人』で最優秀助演女優賞を獲得。『湯を沸かすほどの熱い愛』の杉咲花などのように、最優秀賞(助演女優)と新人俳優賞を同年にW受賞した快挙も。本年度は上白石萌歌、趣里、平手友梨奈、芳根京子、伊藤健太郎、中川大志、成田凌、吉沢亮と、すでに映画・テレビでお馴染みの顔ぶれがずらり。彼らの晴れ舞台にも注目だ。第42回日本アカデミー賞授賞式は3月1日(金)、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールにて開催される。(text:Reiko Uehara)
2019年02月26日広瀬すず主演で福井県の高校チアリーダー部の実話を映画化、2017年3月に公開され大ヒットした映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』が2月23日(土)深夜に本編ノーカットで地上波初放送される。本作は2009年3月に福井県立福井商業高等学校のチアリーダー部「JETS」が全米チアダンス選手権大会で優勝した奇跡のような実話をもとに、「サッカー部に所属する憧れの男子生徒を応援したい」という軽い気持ちでチアダンス部に入部してしまったごく普通の女の子が、顧問の先生からの鬼のような指導、チームメイトの支えによって成長し、たった3年で全米大会を制覇するまでの軌跡を描いた感動のエンターテインメント。主演には『海街diary』で数々の新人賞を獲得、『ちはやふる』『怒り』でアカデミー賞にも輝き、最近では『ラプラスの魔女』や『SUNNY 強い気持ち・強い愛』なども大ヒット、この春からは連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインを務める広瀬さん。そんな広瀬さんとともに世界を目指す仲間たちとして、先日公開された『雪の華』も好評の中条あやみ、『検察側の罪人』などの山崎紘菜、ドラマ「3年A組」でも共演している富田望生、福原遥らが出演。また『ちはやふる』でも広瀬さんと共演、『十二人の死にたい子どもたち』も話題の新田真剣佑、「今日から俺は!!」などで注目される伊藤健太郎ら人気若手俳優に加え、「JETS」の鬼コーチ・早乙女薫子役で『恋妻家宮本』など数々の作品で知られる天海祐希が出演。なお今回の放送にあたり主演の広瀬さんからは「『チア☆ダン』は私の青春であり、今でも私の支えになっている作品になっています。一所懸命、が、伝わればうれしいです。みんなと半年間頑張った毎日が懐かしいけど、もう少しで3年経とうとしている今でも、何かつまずいている時必ず思い出す時間になっています。絶対観て欲しいです!」とコメントが寄せられている。素人だらけの県立福井中央高校チアダンス部が「目標は全米大会制覇! おでこ出し絶対! 恋愛禁止!」という超厳しいスパルタ指導のもとチーム内の確執や廃部の危機を乗り越え本当に全米大会制覇を成し遂げるまでを描いた『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』は2月23日(土)深夜26時08分~TBSで本編ノーカット地上波初放送。(笠緒)■関連作品:チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜 2017年3月11日より全国東宝系にて公開© 2017 映画「チア☆ダン」製作委員会
2019年02月23日第42回日本アカデミー賞で新人俳優賞に輝いた8名の撮りおろしビジュアルが、西武渋谷店A館 井の頭通り沿い壁面ウィンドウにて本日より掲出スタート。SNSでは早くも「美しすぎ」「最高」と話題になっている。優秀作品賞には『カメラを止めるな!』『万引き家族』、優秀主演男優・女優賞には、岡田准一や安藤サクラなどが選ばれ、今年も賑わっている日本アカデミー賞。今回新人俳優賞には、『羊と鋼の森』の上白石萌歌をはじめ、『生きてるだけで、愛。』趣里、『響 -HIBIKI-』平手友梨奈、『累-かさね-』『散り椿』芳根京子、『コーヒーが冷めないうちに』伊藤健太郎、『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』中川大志、『スマホを落としただけなのに』『ビブリア古書堂の事件手帖』成田凌、そして『リバーズ・エッジ』吉沢亮の8名が選ばれた。そして今回、この8名を撮り下ろした企画「New Cinema Face2019」が始動。日本アカデミー賞協会の公式アカウントが投稿したツイートには「ポージングも、表情も全てにおいて最高」「うわー素敵ですね」「躍動感半端ない!そのまま出てきてー」と絶賛の声が寄せられている。また、「てちヒールとか履いてないのに美脚」「改めててっちゃんのスタイルの良さハンパない」「萌歌姫が姫してる」「趣里ちゃーん 見てきたよ、、、 可愛い可愛い可愛い、、、 はぁ、美しい、、、、」「どんどん新しい吉沢さんが見れて嬉しい」「大志くんめちゃカッコいい」と、普段とはまた違ったビジュアルの俳優陣を絶賛するコメントも。さらに、話題賞にも選ばれた伊藤さんは「真似してみた」と、自身の撮りおろしビジュアル前でポージングをとり、撮影した写真をSNSにアップ。まさかのコラボにファンからは、喜びの声と受賞を祝うリプライが続々。ほかにも、「ポスターにするか雑誌広告につけてほしい」「一家に一枚ポスターあったほうがいい」「ポストカードにして売ってくれ」「ポスターとかにしてもらえんだろーか」と、どうにか手元に残したい人たちや、実際に見に行ってきた人たちなどのツイートもあり、賑わいをみせている。なお、本ビジュアルの掲出期間は3月4日(月)まで。第42回日本アカデミー賞の授賞式は3月1日(金)にグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、各部門の最優秀賞が発表される。(cinemacafe.net)
2019年02月19日「JR SKISKI」でも共演中の若手俳優・松本穂香と伊藤健太郎が、海辺の街を舞台にした湯浅政明監督最新オリジナルアニメーション映画『きみと、波にのれたら』に出演することが決定した。大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港と出会い、2人は恋に落ちる。しかし、港は海の事故で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。再び会えたことを喜ぶひな子だが…。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太と女優・川栄李奈がW主演する本作。今回出演が決定した2人が演じるのは、片寄さんと川栄さんが声をあてる港とひな子に関わる重要なキャラクターだ。連続テレビ小説「ひよっこ」や「この世界の片隅に」注目を集め、CMでのコミカルな演技も話題、現在は主演ドラマ「JOKER×FACE」が放送中といま大注目の松本さんが演じるのは、港の妹・洋子。声優初挑戦となる今回、誰に対してもぶっきらぼうな態度を取るも、兄を慕っているという役柄を演じる。一方、「今日から俺は!!」の熱演が話題となった伊藤さんが演じるのは、港の後輩で新人消防士の川村山葵(かわむら わさび)。人懐っこい性格で、消防士としてはまだ半人前。港を慕っている後輩という役柄に挑戦する。「アニメの声優に挑戦してみたいとずっと思っていた」と語る松本さんは「純粋にすごくうれしかったです」と出演を喜び、「起こってしまう事はすごく悲しいことなんですが、そこで立ち止まらずに、皆が前を向いて、すごくポジティブで観ている人をきっと元気付けられる素敵な映画になっていると思うのでたくさんの人に観ていただきたいです」とコメント。今回、アニメーション映画への声の出演としては2作目となる伊藤さんは「全世代が楽しめる作品ですが、特に山葵のように、すごくもがいて頑張っているのに、仕事がうまくいかないとか、気持ちをうまく伝えられない人はたくさんいると思うので、そういった方々に観て頂けると嬉しいです」とアピールしている。『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:きみと、波にのれたら 2019年6月21日より全国にて公開©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
2019年02月18日日本を代表するアスリートたちの鍛え上げられたカラダの秘密とは。大きなケガから待望の復帰を果たした高橋健太郎選手(※「高」は「はしごだか」)。東レアローズのコートには、挫折を経て、自分の体に真摯に向き合う姿がありました。自分の体に責任を持ち、ケガしない肉体にミドルブロッカーの高橋健太郎選手から繰り出される、とてつもなく高く力強いスパイク。そのパワーの源は、ブロックでも必要とされる発達した広背筋。そこは、自分でも自信のある部位だそう。肉体作りで難しいのが、筋肉を大きくしすぎてはいけない点。「もともと筋トレが好きで大学時代に肥大させてしまい、東レアローズに入部した頃は110kgありました。そこから1年以上かけて93kgまで絞ったんです。体が軽くなり、跳ぶ感覚が全然違います」’18年は日本代表に選ばれたものの、肩のケガで代表チームを離脱。手術をして、3か月プレーできず、ツラい期間を過ごした。「今はケガをしないように肩の三角筋と上腕三頭筋を強化中です」2m超えの高身長に甘いルックス。実は、大学時代、アバクロのモデルにスカウトされた経験が。「買い物してたら、次々に服を着させられて『お似合いですよ。モデルやりませんか?』と。あの頃は正直かっこつけてましたね。試合前にワックスつけてましたし(笑)。たくさん服を買い、いいものを持ちたい欲も強かった。『NEXT4』という日本代表若手バレーボール選手のユニットにも選ばれてチヤホヤされ、勘違いしちゃったんでしょうね。地方出身のテレビっ子で、テレビに出られることが単純に嬉しかったんです」社会人となり環境が変わり、ビジュアルではなく、自分の体にフォーカスが移った。「結果を残せず、挫折を味わい、気持ちも入れ替え、謙虚になれました。ここ2年、一枚も服を買ってないし、試合前のスタイリングもしてません。思えば、大学までの僕は、自分の体に無関心でしたね。『練習してるんだから、ケガして当然』と思ってて、ケガして悔しいという気持ちすらなくて。去年のケガも、それまでの僕だったら、『もういいや』って投げ出していたかもしれません。でも、目標とする東京オリンピックも近くなり、自分の体に責任を持とうと決意。今は、すごくバレーに集中できています!」たかはし・けんたろう1995年2月8日生まれ。山形県出身。筑波大学卒業後、’17年、東レアローズ入部。「凡事徹底」が座右の銘。好きな女性のタイプは女優の紫吹淳さん。※『anan』2019年2月20日号より。写真・SASU TEI(W)ヘア&メイク・亀田 雅(The VOICE)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年02月17日東山紀之、松岡昌宏、知念侑李らが出演する「スペシャルドラマ 必殺仕事人 2019」の追加キャストが決定。西田敏行が大悪党を演じるほか、伊藤健太郎、飯豊まりえらの出演も明らかになった。“必殺”シリーズ初登場となる西田さんが演じるのは、東山さん、松岡さん、知念さん、和久井映見、遠藤憲一ら、“仕事人”の敵となる、血も涙もない大悪党・上総屋清右ヱ門。貧しくてもけなげに生きる働き者の弥吉に近づく善人の顔と、悪巧みに利用するため裏で巧妙な罠を仕掛ける狡猾で獰猛な素顔、その二面性を映す。そして、清右ヱ門に立ち向かうのは、東山さん演じる小五郎。2人の直接対決に注目だ。「『“必殺”に出られるんだ!』って、女房に自慢しました」と嬉々として語る西田さんは、今回の出演に関して「こういう時代劇の現場に来ると、ふるさとに帰ったような、原点回帰したような気がします」「悪役ができるというのは、僕にとって最高に嬉しいことです。今回も思いきりやれたと思います。だいぶいろんな人を泣かせましたよ(笑)」とコメント。東山さんとは今回が初共演。印象については「テレビやバラエティーを拝見していても、東山さんのスタイルがきちっと確立されていて、ブレないですよね。そして凛々しい!素晴らしいアクターであるとともに、素晴らしいエンターテイナー。まだまだいろいろなことを学びたいと思わせてくれる、数少ない後輩の一人」と言い、そんな東山さんに斬られた感想を聞くと、「優しく斬っていただいたので、清右ヱ門は痛みも感じず昇天できたのではないでしょうか(笑)。人が斬られて殺される現場で笑いが起きるって珍しいことだと思うんですが…笑わせてしまったみたいです、僕。ごめんなさい(笑)」と撮影エピソードを明かしている。一方、東山さんは西田さんとの共演について「今回、ドラマで初共演させていただけると聞いた時は、『西田さんが出てくださるの?やったー!!』と思いましたね。すぐ松岡(昌宏)に『西田さんが出てくれるらしいよ』って言いました。そしたら松岡も『マジで!』みたいな…、50を過ぎたおじさんとは思えないようなリアクションをしてしまいました(笑)」と喜び、「目と目を合わせてお芝居させていただくのがかねてからの望みでもありましたので、本当に嬉しかったです」とコメントしている。さらに、物語の中で重要な役柄を担う伊藤健太郎と飯豊まりえの出演も決定。『ういらぶ。』『惡の華』「今日から俺は!!」などに出演する伊藤さんは、純真で欲がなく、ひたすらマジメに働く弥吉役。「パパ活」「花のち晴れ~花男 Next Season~」で話題を集め、秋には初舞台に挑戦する飯豊さんは、弥吉との結婚を夢見る気立てのいい娘・おたね役で出演する。貧しくとも毎日を懸命に生きる弥吉の商才を利用しようと近づいてくる悪人たち。罠にはめられ、幸せな日々が一転する…。ほかにも、本作には袴田吉彦、河相我聞、山下容莉枝、松井玲奈、林家正蔵、近藤芳正などがゲスト出演する。「スペシャルドラマ 必殺仕事人 2019」は3月10日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2019年02月17日『第42回 日本アカデミー賞』(3月1日に授賞式開催)の話題賞が、14日深夜放送のニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜 25:00~)で発表された。話題賞は、『日本アカデミー賞』において唯一、一般の映画ファンが投票に参加できる「オールナイトニッポン」リスナーが選ぶというもの。総投票数5万2,558通の投票により、作品部門で『カメラを止めるな!』が、俳優部門で伊藤健太郎が選ばれた。ニッポン放送では、『日本アカデミー賞』授賞式の模様を、『日本アカデミー賞 話題賞』受賞者のスペシャルインタビューも交えて、1日(22:00~)より生放送する。
2019年02月15日俳優の伊藤健太郎とアイドルグループ・乃木坂46の白石麻衣、齋藤飛鳥、堀未央奈、梅澤美波が、14日より放送されるはるやまフレッシャーズ新CMに出演。脚長&美脚のスーツ姿を披露する。伊藤健太郎、乃木坂46の梅澤美波、白石麻衣、齋藤飛鳥、堀未央奈(左から)新CMは、伊藤のスラリと伸びた脚と乃木坂46メンバーの美脚をより楽しめるよう、あえて横向き画面に。CMを見ると思わず首を横に傾け見入ってしまう映像になっている。伊藤さんが出演する「ひっくりかえるほど脚長」編では、学生服姿からスーツへ変身。スリーピーススーツで、クールな脚長スタイルを着こなしている。乃木坂46の白石、齋藤、堀、梅澤が出演する「ひっくりかえるほど美脚」編では、4人が清楚で可憐なスーツ姿で美脚を披露。楽曲は、乃木坂46の「帰り道は遠回りしたくなる」を使用している。
2019年02月13日KAAT芸術監督・白井晃が演出を手掛ける近現代戯曲シリーズ『春のめざめ』『恐るべき子供たち』が4、5月に連続上演される。その製作発表会が行われ『春のめざめ』に出演する伊藤健太郎、岡本夏美、栗原類、『恐るべき子供たち』に出演する南沢奈央、柾木玲弥、松岡広大、そして白井が登壇した。【チケット情報はこちら】白井は、今年この2作を続けて上演することについて「“生”と“性”シリーズといいますか、思春期の大人社会との対峙の中で子供たちがいかに戦っていくのか、どうやって自分の道を見つけていくのか。そういう若き日の葛藤を描く作品を、連続で上演する試みに挑戦します」とコメント。今回が2度目の上演となる『春のめざめ』は「昨今はミュージカルで有名になっていた作品ですが、もともとはストレートプレイだぞということをしっかり見せたいと思い、2年前に上演しました。そのときに好評をいただき、この作品をKAATで継続的に上演できたら、そして若き俳優の皆さんとこの作業を共有していくことができたらと、今回の再演に至りました」と話す。白井が初めて手掛ける『恐るべき子供たち』は「ジャン・コクトーの小説は若き頃から愛読しておりましたので、この作品を演劇にできないかと上演台本をノゾエ征爾さんに書いていただいています。これからいろんなアイデアを掘りながら、キャストの皆さんと一緒につくっていきたいです」と語った。『春のめざめ』の主演・伊藤は「僕は舞台が2度目なのでまだまだ素人のようなもの。白井さんやキャストの皆さんの胸を借りてしっかり演じていきたいです」と意気込み、岡本は「初演を客席で観劇したのですが、その日の日記には“ヴェントラ役をやりたかった”と書いていました」と明かす。初演に続き出演する栗原は「どんなに時代が進んでも、思春期に起こる身体の異変や、身体と脳の違いで、誰もが苦痛や葛藤を経験するのだと思いました。たとえ本が同じでもキャストが変われば完全に新作だと思うので、また一から皆さんとつくっていきたい」と話した。『恐るべき子供たち』の主演・南沢は「白井さんとはずっとご一緒したいと思っていたので、このお話をいただいたとき本当に嬉しかったです。白井さんから“大変だと思うけれど、覚悟して”と言われたので、心して挑みたいです」、映像を中心に活躍する柾木は「僕は最後の舞台出演が3年前。経験も浅いですが、一生懸命演じて素敵な作品にできたら」、松岡も「戯曲は初挑戦で緊張していますが、本番までしっかりがんばっていきたいです」とそれぞれ語った。『春のめざめ』は4月13日(土)、『恐るべき子供たち』は5月18日(土)に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで開幕。取材・文:中川實穗
2019年02月08日昨年は、ツッパリ役で注目の的になった伊藤健太郎さん。経験を積み重ねるほど大きな選択も増えていくようで、そのたびに覚悟を決めているんだそう。直感が働けばすぐに従って選択できる。いま勢いのある俳優の一人、伊藤健太郎さん。迷いなど感じない切れ長で涼しげな目もとが印象的だが、これまでの人生では大きな選択と決断をしてきたという。「一番の選択は、モデルから俳優の道に進む決心をした高2の時。本当は、ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』のオーディションに落ちたら、俳優の道はあきらめてアメリカに留学しようと思っていて。オーディションは何度も呼ばれてなかなか決まらなかったから、留学手続きもだいぶ進んでいました。でも、役に決まったと報告があった瞬間にアメリカ行きは即自分の中で排除されたんです。直感が働けば、すぐに従って選択できるタイプなのかな」俳優デビュー作は大ヒット。その後もドラマや映画の出演作を年々増やし、今や武将もツッパリも演じきってしまう活躍ぶりだ。選択の岐路に立たされた時のその直感は、かなり鋭いよう。「昨年は、名前を変えるという選択もしました。前から、名字の伊藤をつけたほうがいいと周りから言われていたのですが、まだタイミングじゃないと思っていたんです。でもドラマ『今日から俺は!!』でいただいた役名が伊藤で、僕の本名と同じで。さらに、ちょうど21歳の誕生日を迎えるので節目にもなると思った。モデル時代は健太郎、俳優となったら伊藤健太郎として、一つの覚悟を決めるのもいいのかな、って」選択に迷った時は兄弟や先輩、地元の友達など周りの人に相談するというが、その理由がまた、伊藤さんらしい。「自分1つの脳みそよりも、いくつもの脳みそで考えたほうがいいと思いませんか?最終的には自分で決めるけれど、いろいろな意見を参考にするのも勉強になると思っています。仕事で迷った時は先輩の太賀さんに、行き詰まった時は言葉を交わさなくても察してくれる地元の友達に相談すると心強いですね。最近印象的だった選択?あ、機内食をハンバーグステーキにするか、カツ丼にするか!行きでカツ丼を選んで失敗したから、帰りはハンバーグステーキにしたのに、また失敗で。この場合は“選択しない”というのが正解でしたね(笑)。基本、何を選ぶにもそんなに悩まないし、直感派だけど、どうしてもごはんだけは選べないんですよ。食べたいものが多すぎて、美味しい店だと全部食べたくなっちゃう。1つだけ選ぶなんて酷だよ、っていつも思っています」いとう・けんたろう‘97年6月30日生まれ、東京都出身。ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(CX系)で演技を始め、『アシガール』(NHK総合)、『今日から俺は!!』(NTV)などに出演。主演舞台『春のめざめ』が今春上演、主演映画『惡の華』が今秋公開。カーディガン¥18,500(BLUEBLUETEL:03・3715・0281)カットソー¥9,200(EGO TRIPPINGTEL:03・6434・9452)パンツはスタイリスト私物※『anan』2019年1月30日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・池田友紀(BeGlad)ヘア&メイク・伊藤ハジメ(Crollar)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2019年01月27日2017年に白井晃の演出で上演されたKAAT神奈川芸術劇場プロデュース『春のめざめ』が、2019年4~5月に再び上演される。主人公・メルヒオールを演じる伊藤健太郎に話を聞いた。【チケット情報はこちら】『春のめざめ』は、白井が長年にわたり演出を望んでいたフランク・ヴェデキントの戯曲で、一昨年は志尊淳が主演を務め、連日満席となった話題作。今回は新たに主演を伊藤が、ヒロイン・ヴェントラ役はオーディションにより岡本夏美が、メルヒオールの友人モーリッツ役は初演に続き栗原類が務める。伊藤は今年2月の『続・時をかける少女』以来2作目の舞台出演となるが「舞台のライブ感に惹かれました」と笑顔をみせる。「舞台ってやり直しがきかないし、一挙手一投足が見られている。その緊張感がすごく気持ちよかった。目の前にお客さんがたくさんいて、自分の芝居が伝わって、生の反応がもらえることが楽しかったです」『春のめざめ』については「思春期の感情って時代や社会が違っても同じなんだ、ということはすごく感じました。心と体が離れていく感じとか、追いつかない感じとか…。僕自身も思春期はそうでした」と感想を語る。そんな本作で伊藤が演じるメルヒオールは、ギムナジウム(ドイツの中等教育機関)の優等生。友人の自殺を自分が渡した性知識のメモがきっかけではないかと疑われ、自分が強引に肉体関係を結んだ同級生も亡くなり、自分を責め、死と生のはざまで揺れる。「メルヒオールは考える人で、“身体”は子供だけど“心”が大人に近づいている。そういう思春期のマインドや行動が観ている方をどれだけ揺さぶれるかは重要だと思います。ただそのためには、今思春期の人には(それが日常だから)ドラマチックに感じないくらい同じ心にならないといけないんじゃないかと思うんです。過ぎ去った思春期の心に戻ることは難しいですが、それがやりがいになりそうな役だと感じています」白井とは初タッグ、キャストも全員初共演で、伊藤にとって新たな環境に飛び込む作品。昨年は特にその名前を見ることが増え「チャレンジすることも多かった」と語る。その経験は「自分はこんなこともやれるんだとか、やりたいと思うんだとか、実際にやってみて気付いたことがたくさんあって。毎日楽しいです」と自分の世界が広がっており、本作の稽古が始まるのも楽しみにしているという。Dragon Ashのファンで、音楽が降谷建志の書き下ろしであることに「やった!最高!」とこの日イチの笑顔をみせた伊藤の新たな挑戦となるKAAT神奈川芸術劇場プロデュース『春のめざめ』は、2019年4月に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場大スタジオで開幕後、広島、兵庫を巡演。チケットぴあでは、WEB先行抽選を1月28日(月)午前11時まで受付中。取材・文:中川實穗
2019年01月22日昨年、ドラマでの活躍が目に留まった若きイケメンたち。そんななか、本誌は今年さらなる飛躍が確実な“次世代俳優”をピックアップ!20の質問をぶつけた!「毎日ハッピーに生きたい。1回だけの人生、つまらないと思いたくないんです」と超ポジティブなのは伊藤健太郎(21)。俳優デビューは’14年。以降、出演作は途切れることなく、今年は舞台と映画で主演を務める。【Q1】休日の過ごし方は?「最近は会えてなかった地元の友達にあった」【Q2】至福の時間は?「寝るときとおいしいものを食べてるとき」【Q3】最近ハマっていることは?「レコード屋に行く。もともと、おじいちゃんが持っていて、初めて聴いたときのアナログ感が好きで買うようになった」【Q4】ストレス発散法は?「地元の友達と話す」【Q5】好きな女性タイプは?「年上で、しっかりした人」【Q6】女性のキュンとするしぐさは?「髪を結ぶ動作」【Q7】理想のデートは?「散歩しながら、気になったお店に入ったり、ふらっとご飯を食べに行く」【Q8】何かを決めるとき、相談する?自分で決める?「直感にしたがう」【Q9】人生で一番の失敗、後悔していることは?「ない」【Q10】落ち込んだときの立ち直り方は?「落ち込まない。僕が落ち込んで、その空気が伝染するのがイヤだから、きつくてもなるべく笑っています」【Q11】自分を変えた、印象に残っている出会いは?「仕事で影響を受けたのは太賀さん。『逆にいい』という言葉をいただいて。イヤなことがあっても逆にいいと思ったらけっこう大丈夫だよって言われて、そう思うようにしている」【Q12】憧れ、目標とする俳優 or 理想の俳優像は?「木村拓哉さん」【Q13】共演してみたい俳優、女優は?「中井貴一さん」【Q14】挑戦したい役は?「アスリート役」【Q15】行ってみたい場所は?「スペイン、ウユニ塩湖」【Q16】プライベートで挑戦したいことは?「もともと料理をするけれど、何日間もかける凝ったものを作りたい。生ハム、チーズとか。ふだんは超凝ったカレーとか作ります。スパイスいっぱい買ってきて、前日の水炊きの汁や、あんこを入れたことも」【Q17】ここ最近、うれしかったことは?「久々に実家の犬に会えたこと」【Q18】ここ最近、悲しかったことは?「地元の仲よしカップルが別れたこと」【Q19】自身が思う、役者としての現在の立ち位置を登山にたとえるなら?「麓からちょっと歩き始めて、やっとスタートラインに立てつつあるのかな」【Q20】2019年の目標は?「まずは目の前のことを頑張る」実家で飼っている犬を溺愛しているそうだが……。「買うつもりはなく立ち寄ったペットショップで、店員さんが『大きくなりすぎて誰も買ってくれないし、店員たちも引き取れないからどうしよう』って話していて。保健所行きになっちゃったらかわいそうだと思って買ったんです」(伊藤)愛犬の話も、最近悲しかったことが仲よしの友達カップルが別れたって話も、とにかく優しさがあふれ出てます。これからも前だけ見て突き進む姿、見せてくださいっ!
2019年01月11日●岡田健史は無限大の大器「新年の頭にネクストブレイク候補を発掘する」、マイナビニュース恒例の企画を今年も実行。年々、他サイトで似た記事も増えてきたが、ここでは「どこよりもフレッシュな先物買い」という観点から10人の若手俳優を紹介していく。セレクトのポイントは、最近の出演作品で見せた可能性と、今後出演予定のラインナップ。近年、坂口健太郎、竹内涼真、志尊淳ら若手俳優の躍進が目立つだけに、早い段階からチェックしておきたい。○異例デビューの疑いなき大器1人目は、昨秋のドラマ『中学聖日記』(TBS系)で有村架純の相手役に大抜てきされた岡田健史(19)。ドラマデビューどころか、俳優デビュー、引いては芸能界デビュー作で、「プライム帯ドラマの準主役」という大役を任された疑いようのない大器だ。放送前は「一年前まで長崎県の甲子園常連校で野球をしていた」「雑誌やCMにすら出たことがない」などと不安視されたが、未成熟な演技が「不安定な中高生」という役柄にフィット。むしろ、「初めてなのに凄い」「大ファンになった」という応援の声に変えていった。伸びしろは無限大の大器ゆえに、次作以降の作品選びが難しいが、いきなりの主演があっても驚かない。2人目は、4月スタートの朝ドラ『なつぞら』(NHK)に出演する清原翔(25)。昨年は『いつまでも白い羽根』(フジテレビ系)でヒロインから思いを寄せられる医師、『SUITS/スーツ』(フジ系)で物語の鍵を握る実業家ダイス・スズキ、『深夜のダメ恋図鑑』(テレビ朝日系)でイケメンだがダサく失敗ばかりの男性を演じたほか、『PRINCE OF LEGEND』(日本テレビ系)、『忘却のサチコ』(テレビ東京系)にも出演した。185㎝の長身と『MEN’S NON-NO』モデルらしいクールさから「いかにもイケメン」という役が多いが、『なつぞら』で演じるのはヒロイン・なつ(広瀬すず)が引き取られた家の長男。兄代わりである上に恋も絡んでくるなど、幅広い演技が求められるだけに、注目度アップは間違いない。3人目は、すでに出演作50を軽く超える「若き演技派」の柾木玲弥(23)。昨年は『インベスターZ』(テレ東系)で投資部キャプテンのクールな天才高校生、『今日から俺は!!』(日テレ系)では三橋(賀来賢人)と伊藤(伊藤健太郎)の舎弟格にあたるヘタレヤンキーという真逆の役柄を演じ分けた。これまでは深夜ドラマや1話限りのゲスト出演が多かったが、瞬発力のある演技への業界評価は高いだけに、プライム帯ドラマ主要キャストへの道は開かれている。○昨年のドラマでチャンスをつかんだ3人4人目は、昨春に『あなたには帰る家がある』(TBS系)、昨夏に『グッド・ドクター』(フジ系)へ出演した萩原利久(19)。前者では複雑な家庭環境で育った高校生を、後者では重症の入院患者という難役を好演した。今年は『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日テレ系)、映画『あの日のオルガン』への出演が決定。松坂桃李、中村倫也、菅田将暉、新田真剣佑らを擁し、現在勢いのある「トップコート」所属だけにチャンスは多そうだ。5人目は、昨春に『花のち晴れ~花男Next Season~』(TBS系)に出演した鈴木仁(19)。“C5”随一のイケメンで華道の家元御曹司・成宮一茶を演じて「あのイケメンは誰?」と話題を集め、夏にはインスタ配信ドラマ『デートまで』で森川葵とのダブル主演を経験した。今年は『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日テレ系)、映画『4月の君、スピカ』に出演が決定。『花晴れ』で共演した平野紫耀や今田美桜らに続くブレイクが期待されている。6人目は、昨年『わたしに××しなさい!』(TBS系)、『探偵が早すぎる』(日テレ系)、『駐在刑事』(テレ東系)に出演した佐藤寛太(22)。ジャンルも時間帯も異なる3作への出演で貴重な経験を積んだ。今年も『僕の初恋をキミに捧ぐ』(テレ朝系)、映画『今日も嫌がらせ弁当』に出演するなど順調そのもの。劇団EXILEの中でもとりわけ甘いマスクだけに、今後もオファーが増えるのではないか。●「いよいよブレイクか?」から所属事務所を退社○舞台系イケメンのネクストブレイカー7人目は、舞台経験が豊富で、ダンスや楽器演奏など多才な平埜生成(25)。昨年は『正義のセ』(日テレ系)にレギュラー出演したほか、『BG~身辺警護人~』(テレ朝系)、『今日から俺は!!』(日テレ系)にゲスト出演。特に後者で中村倫也とともに演じた“東京のヤンキー”はインパクトがあった。今年は1月6日の特別ドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』(フジ系)、映画『空母いぶき』に出演し、名優たちと共演する。舞台系イケメン俳優の躍進が続いているだけに、平埜がいつブレイクしてもおかしくない。8人目は、平埜に負けじと、多彩な経験を持つ赤楚衛二(24)。モデル活動、アイドル・BOYS AND MEN、『仮面ライダービルド』(テレ朝系)のすべてを経験したエンターテイナーとしての蓄積は確かだ。今年は1月から『イノセンス 冤罪弁護士』(日テレ系)に出演し、「育ちのいいパラリーガル」という愛すべきキャラを演じる。小栗旬、綾野剛、田中圭、坂口健太郎、間宮祥太朗らを擁するトライストーン所属だけに、その演技力は折り紙付き。9人目は、2017年秋の『監獄のお姫さま』(TBS系)で小泉今日子の息子を演じて話題を集めた神尾楓珠(19)。昨年は『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジ系)で主人公・三枝健人(坂口健太郎)の亡くなった兄、『恋のツキ』(テレ東系)でヒロイン・ワコ(徳永えり)と引かれ合う高校生を好演した。今年は『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日テレ系)、映画『うちの執事が言うことには』に出演。ただのイケメンではなく、陰のある青年を演じられるため、事件モノやサスペンスへの引き合いがあるのではないか。○「いよいよブレイクか?」から消息不明に最後の10人目は、『仮面ライダーエグゼイド』(テレ朝系)や『ウルトラマンX』(テレ東系)への出演で広いファン層を持つ松本享恭(24)。昨年は『相棒』(テレ朝系)などのドラマ5作、映画3作に出演し、なかでも『結婚相手は抽選で』(フジ系)では主人公・宮坂龍彦(野村周平)の友人でゲイという秘密を持つ、東大卒のエリート青年・北風祐輔を好演した。ファンたちの間で「今年はいよいよブレイクか」と言われていた中、11月で所属事務所を退社。ハッキリとした理由がわからず、ツイッターも突然閉鎖されてしまい、ファンとしては「ただ信じて待つ」という状態になっている。もし他事務所への所属が決まればブレイク候補となる素材だけに、注視したいところだ。いずれもイケメンなのはもちろん、若手俳優の出演枠争いを勝ち抜くメンタルの持ち主であり、スターダムにのし上がる可能性は十分。若き逸材たちが熱く切磋琢磨する姿を追いかけてみてはいかがだろうか。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月間20本超のコラムを提供するほか、業界通として『週刊フジテレビ批評』などの各メディアに出演。取材歴2000人を超えるタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2019年01月04日12月16日に最終回を迎えた連続ドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)の打ち上げが20日夜、新宿・歌舞伎町でおこなわれた。同作品は累計発行部数4,000万部超えの伝説のツッパリ漫画が実写化。主演は賀来賢人(29)、監督・脚本は福田雄一が担当し、最終回では番組最高の12.6%を記録。堤真一(54)、小栗旬(35)、山田孝之(35)、山崎賢人(24)など豪華なゲスト陣も話題となった。「賀来さんは意外にも日本テレビ系のドラマは初主演。賀来さんといえば叔母の賀来千香子さん(57)の話題や妻・榮倉奈々(30)さんが昨年第一子を出産するなど、本人よりも“身内の話題”が先行。それだけに今作の当たり役で、今後の彼の役者人生は大きく変わるでしょう」(日テレ関係者)キャストは他に伊藤健太郎(21)、清野菜名(24)、太賀(25)、鈴木伸之(26)などいま注目を集める若手俳優が多数出演。打ち上げにも集結していた。「参加者は50人ほどでしょうか。庶民的な居酒屋のフロアを貸し切って、打ち上げというよりも和気藹々としたムードの飲み会、という雰囲気でした。佐藤二朗さん、ムロツヨシさん、吉田鋼太郎さんなどベテラン勢は残念ながら欠席だったようですが、参加者の平均年齢が若いだけに異常な熱気に。『またこのメンバーで一緒にやろうぜ!』という話にもなったようです」(参加者)2時間半にわたりおこなわれた打ち上げを終え、会場となる飲食店を出た賀来。別れが名残惜しいのか、繁華街ど真ん中にも関わらず人目を気にすることなくキャスト・スタッフらと談笑していた。日付も変わり、スタッフに見送られた賀来はその後キャストの矢本悠馬(28)、磯村勇斗(26)とタクシーに乗り都内のバーに移動。またの共演となるかもしれない、気の置けない仲間たちとの2次会を朝方まで楽しんでいた。彼らの夜明けの笑顔こそ、“男の勲章”だった――。
2018年12月21日俳優の賀来賢人(29)が主演を務め、1980年代のツッパリ高校生を描いたドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)。12月16日放送の最終回が平均視聴率12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。放送されたのは、日曜日の午後10時半枠。これまで同枠のドラマは苦戦続きだったが、初回9.8%でスタート。第7話と第9話で2ケタを超え、最終回で最高視聴率となった。「映画『銀魂』などのヒットメーカーである福田雄一氏(50)が脚本と演出を手がけ、賀来さんのほか、伊藤健太郎さん(21)、清野菜名さん(24)、橋本環奈さん(19)、太賀さん(25)ら旬の役者陣が出演。ムロツヨシさん(42)や佐藤二朗さん(49)ら、福田組の常連が脇を固めました。さらに小栗旬さん(35)、堤真一さん(54)、山崎賢人さん(24)ら豪華ゲストも登場。カバーして主題歌に起用された嶋大輔さん(54)の『男の勲章』を子供たちも口ずさんでいるほど話題となりました」(日本テレビ関係者)高視聴率だったこともあり、ドラマのファンの間では早くも続編や映画化を期待する声が飛び交っている。そんな同作はあまり知られていないが、実写化されたのは今回が初めてではなかったという。「93年から97年にかけて、5作のVシネマシリーズが発売。94年には映画版が公開されています。賀来さんが演じた主人公は役名そのままの三橋貴志さん(43)でしたが、最近では表舞台から消えています。清野さんが演じたヒロイン・赤坂理子や橋本さんが演じたもう1人のヒロインも複数の女優が担当するなど、作品によって見どころが違います。そのため“激レア作品”として再評価されています」(映画ライター)ドラマヒットによって、ファンの間で過去の実写版の存在も注目されそうだ。
2018年12月19日内村光良率いるコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」が初の長編コメディーをお届け。「LIFE!」メンバーが豪華俳優陣を迎えて笑い、アクション、感動のドラマありの時代劇コメディー「忍べ!右左ヱ門」を12月19日(水)今夜放送する。これまでも多くの俳優・女優を迎えてコントを繰り広げてきた「LIFE!~人生に捧げるコント~」。ドラマ仕立てのコント作品も数多く放送されてきた本番組が、今回ついに長編時代劇コメディーを作り上げた。江戸の町でさびれた居酒屋を営む右左ヱ門(内村さん)は元忍者。ある日、かつての忍者仲間の長次から、息子の結婚相手であるおことの生き別れた父親を探してほしいと頼まれる。すると驚愕の事実が明らかに。右左ヱ門たちはなまった体にムチ打ってまさかの江戸城潜入。待ち受ける最強の現役忍者たち。右左ヱ門は無事おことの父を探し出すことができるのか…!? というストーリー。俳優としても『金メダル男』で主演を務めたほか「コンフィデンスマンJP」など数々の作品に出演してきた内村さんが主人公の右左ヱ門を演じるほか、忍者の長次役には『シン・ゴジラ』や月9「民衆の敵」など映画、TVだけでなく「劇団☆新感線」の数々の舞台でも知られる古田新太。その息子・序助役には今年「花のち晴れ」や『坂道のアポロン』『虹色デイズ』『覚悟はいいかそこの女子。』で女子の熱い視線を浴びた中川大志。序助の結婚相手・おこと役には『ひるなかの流星』『ピーチガール』などの青春ムービーをはじめ今年上半期の朝ドラ「半分、青い。」のヒロインを熱演した永野芽郁。おことの父役には「スーパーサラリーマン左江内氏」から『海賊とよばれた男』『本能寺ホテル』まであらゆる役柄をこなす堤真一。さらに「勇者ヨシヒコ」シリーズに『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などでコメディアンとしての才能を爆発させながら最近では『50回目のファーストキス』やドラマ「大恋愛」で新たな一面もみせたムロツヨシ。そして『ういらぶ。』「今日から俺は!!」などでいま大きな注目を集める伊藤健太郎や『DESTINY 鎌倉ものがたり』「SUITS/スーツ」などの國村隼、「アンナチュラル」や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の薬師丸ひろ子ら豪華なメンバーが出演する。「LIFE!SP 忍べ!右左ヱ門」は12月19日(水)22時~NHK総合で放送。(笠緒)
2018年12月19日賀来賢人と伊藤健太郎がW主演を務め、福田雄一監督が西森博之の人気ヤンキーギャグ漫画を実写化したドラマ「今日から俺は!!」。最終回を有終の美で飾り、最後の最後に登場した山崎賢人のトレンド入りをはじめ、さまざまな話題を振りまいてきた本作だが、いまもなおTwitterを騒がせているのが、“サトサガ”こと片桐智司(鈴木伸之)&相良猛(磯村勇斗)の開久コンビ。一度は決別した2人が最終回で迎えた“仲直り”に、Twitterには「よかった」の声のみならず「かわいい~」「プロポーズ!?」と悶絶する声が相次ぎ、ファンアートも続々とアップされている。番組キャスト陣によるリレーブログも評判となった本作。放送中には、“サトサガ”のサトシこと開久高校NO.1の智司を演じた鈴木さんが、「最高のメンバー」と題してオールアップ時の“開久with健太郎”写真や相方・相良猛を演じる磯村さんとの熱い2ショットを公開し、ファンから反響を呼んだばかり。また、後日、磯村さんも「開久背負ってるんだよ」とのタイトルでプログをアップ。「撮影裏は真逆かのようにお茶目な2人」と明かし、「撮影終わりに温泉に行ったりゲームセンターに行ったりとマブダチ?というやつですかね」と、鈴木さんとの仲良しショットを公開したところだった。これには「智司と相良コンビ大好き」「悪役オーラ、大好き」「開久の中で1番怖くて1番かわいい~」と歓喜のコメントが上がっていた。最終回では、磯村さん演じる卑劣で非道な相良は面子をつぶされたことから、最強ヤクザ・月川(城田優)に三橋(賀来賢人)たちのことをチクり、紅羽高校番長・今井(太賀)や伊藤(伊藤健太郎)をボコボコにさせた張本人となった。やがて三橋と伊藤が絶体絶命のピンチを迎える中、タイマンから伊藤と絆を深めた鈴木さん演じる智司が駆けつけてくれたのだ。“今日俺ロス”を訴える声や続編・映画化を望む声が相次ぐ中、最後は伊藤にやられた相良のもとに現れた智司が「どっか遠くの町に行って2人で働こう」と、これまでのことを水に流す優しい言葉をかけたことで視聴者は大興奮。「最終回でサトサガ沼に突き落とされるとは…」「サトサガがプロポーズしてましたな… 尊い」「サトサガ結婚おめでとう」「夫婦だよ。夫婦。サトサガは夫婦」などといった声が、いまも次々とアップ。“サトサガ”の検索候補になぜか「プロポーズ」や「結婚」が出てくる事態となっており、「やっぱり同じこと思った人が多いのね」とのコメントも。また、ラストの「男の勲章」最終回バージョンでは、キャストたちが観客となって一緒に大盛り上がりを見せる中に「開久の2人が仲良く歌ってるの感動」や「サトサガ結婚式の余興」との声まで。「カッコよすぎる」との声を一手に集めた智司役の鈴木さんといえば、「HiGH&LOW」シリーズへの参加はもちろん、2017年のドラマ「あなたのことはそれほど」では元カノ(波瑠)と不倫関係になるゲス夫役を好演して大きく注目を集めた。映画『東京喰種 トーキョーグール』『リベンジgirl』などに出演し、現在は青柳翔や町田啓太ら「劇団EXILE」のメンバーが総出演した『jam』で、復讐のため単身ヤクザの事務所へ殴り込みをかけるテツオというセリフのない役でもアクションを披露している。「今日俺」でも見せたように、その体躯を生かしたダイナミックなアクションには定評があり、硬派で男気のある智司役は新たなハマリ役となった。「HiGH&LOW」製作陣が再び放つ、“王子が大渋滞”の『PRINCE OF LEGEND』でも“ヤンキー王子”を担当しており、まだまだ鈴木さんのカッコいい姿を目にすることができそう。一方、磯村さんといえば、平成仮面ライダーシリーズの「仮面ライダーゴースト」とNHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演し、一躍ブレイク。今クールは「今日俺」と「SUITS/スーツ」の2本にレギュラー出演し、さらに映画『ういらぶ。』『春待つ僕ら』が公開中で、「相良の磯村くんは 春待つ僕らの恭介と同一人物だからね」「頭にいろんな磯村勇斗が渋滞してる」とそのギャップに混乱しつつも、熱烈なコメントが後を絶たない。(text:Reiko Uehara)
2018年12月18日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、クリスマスイブにスペシャルで帰ってくるNHKの土曜時代ドラマ『アシガールSP』をご紹介。■『アシガールSP~超時空ラブコメ再び~』(NHK総合・12月24日21時~)主人公は、足の速さだけは誰にも負けない女子高生・速川唯(黒島結菜)。弟・尊の発明したタイムマシンで戦国時代にタイムスリップしてしまい、そこで出会った羽木家の若君・忠清(伊藤健太郎)に一目ぼれ。愛する若君を守るため、足軽の唯之介として戦場を駆けるラブストーリーです。NHKの時代劇枠では珍しい(?)とっぴな設定と、若さはじけるキャストが描き出す時空を超えたラブコメディは、若者から年輩まで幅広い層から親しまれ、かく言う記者も、うっかりどハマりしてしまった視聴者の一人。調子がよくて打たれ強いヒロインの“生きる力”や“恋のパワー”に圧倒されつつ、爆走ガールをしっかり受け止めるイケメン若君にキュンキュンしまくりでした(笑)。そんな2人の恋の完結を描く続編は、唯と忠清の婚儀の数日前から始まりますが、またも身の危険が迫った忠清を奪還するため、唯の命をかけた戦いがコミカルかつ、ハートフルに描かれます。注目は、前作よりもはるかに親密度が増した唯と若君のラブラブぶり。唯と忠清の“初夜”シーンは、お姫様抱っこからのバックハグ!と、もうキャーキャー悲鳴ものです(笑)。イブの夜は胸キュン必至!※BS4Kでは同日の17時から先行放送。さらに、12月23日16時30分からNHK総合にて『唯と若君時空を超えた恋のキセキ!』と題した特別編も放送。
2018年12月17日80年代ヤンキーギャグ漫画をドラマ化、賀来賢人、伊藤健太郎扮する最強ツッパリコンビが大活躍する「今日から俺は!!」が12月16日(日)の放送をもって最終回を迎えた。堤真一、山崎賢人ら豪華なゲストも登場した最終回に視聴者から熱い感動の声が集まっている。賀来さん演じる“金髪パーマ”三橋貴志、伊藤さん演じる“トンガリ頭”伊藤真司の2人を中心に展開してきた本作。2人と同じ“軟高”の清純派・赤坂理子に清野菜名、成蘭女子校の番長・早川京子に橋本環奈、京子を慕うスケバン・川崎明美に若月佑美、紅羽高校番長・今井勝俊に太賀、谷川安夫に矢本悠馬、“軟高”と対立する開久高校の元頭・片桐智司に鈴木伸之、智司を裏切り頭となるが三橋らにやられ頭を降ろされた相良猛に磯村勇斗。さらにムロツヨシ、佐藤二朗らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。三橋らに倒され面子をつぶされた相良の復讐が始まった。相良はヤクザ・月川(城田優)を使って今井、伊藤を半殺しにする。三橋は月川の事務所に乗り込むが拳銃を突きつけられ、翌日からマジメな高校生に変貌、その弱腰ぶりに伊藤は絶交を宣言する。東大を目指すと宣言し勉強に励む三橋だが、それは仮の姿。裏では月川の子分を1人ずつ倒し、拳銃を奪っていた。そして伊藤のケガが治った時、2人は反撃を開始する。圧倒的強さの月川を完膚なきまでに倒した三橋と伊藤だが、開久の頭に返り咲いた相良は杏子と理子を拉致し、2人を呼び出す。無抵抗のままやられていく三橋と伊藤だったがそのピンチを智司が救った…というのが最終回のストーリー。ラストは敵がいなくなって平和になった軟高に、山崎さん扮する開久の新たな頭が殴りこんでくる場面で終了した。以前から山崎さんがゲスト出演することが告知されていた本作だったが、まさかのラストでの登場に「最後の不意打ち山崎賢人で一気に全身の力抜けた」「最後にでてきた山崎賢人バリイケメンだった」「まじで山崎賢人出てきたのに驚きすぎ」などの声が殺到。その注目度はすさまじくTwitterのトレンドにはあっという間に山崎さんの名前が。「続きお願いしたい。三橋伊藤VS山崎賢人的な」「山崎賢人で続編希望です!!」「賢人vs賢人で是非是非続編を」など山崎さんを敵役にしての続編を希望する声も多数寄せられている。(笠緒)
2018年12月17日80年代に一世を風靡した累計4000万部超の大人気ヤンキーギャグ漫画をコメディの天才・福田雄一監督が現代に復活させた「今日から俺は!!」もいよいよ終盤。12月9日放送の第9話ではついに軟高と開久が本格対決した。“金髪パーマ”三橋貴志を賀来賢人が、相棒の“トンガリ頭”伊藤真司を伊藤健太郎がそれぞれ演じ、清純派だが武道に長ける赤坂理子に清野菜名、成蘭女子校番長・早川京子に橋本環奈、京子のスケバン仲間・川崎明美に若月佑美、怪力&バカの紅羽高校番長・今井勝俊に太賀、今井の子分・谷川安夫に矢本悠馬、三橋ら軟高と対立する凶悪な開久高校の頭・片桐智司に鈴木伸之、卑劣で非道な片桐の相棒・相良猛に磯村勇斗といったキャストが織りなす80年代ヤンキーたちのギャグとアクション満載な本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。軟高を潰したい相良は「仲間が伊藤に卑怯な方法でやられた」と智司を騙し伊藤を襲わせる。袋叩きにされても筋を通そうとする伊藤を見た智司は伊藤をかばうが、相良に“クーデター”を起こされ開久の頭を辞めどこかに姿を消す。ついに開久の頭になった相良は軟高に乗り込み、生徒たちに危害をくわえられたくなければ300万円を払えと要求。その場は三橋の機転で切り抜けるも、相良は偽三橋と伊藤を用意し成蘭の女子や一般の市民からも金を巻き上げさせ、2人を追い込んで行く。怯え出す軟高の生徒たちを見た三橋と伊藤は今井らの力を借りて開久に乗り込み、激しい戦いを繰り広げる。そこに相良の手下たちが血だらけの三橋を引きずってくる。伊藤らだけでなく相良も三橋が負けたと思い込むのだが、実は血はケチャップ。相良の懐に入り込んだ三橋は一撃で相良を殴り倒し「千葉最強」を宣言、事態は一件落着したかに見えたがその1週間後、今井がヤクザに暴行され意識不明の重体になってしまう…というのが9話の展開。80年代のコミックのドラマ化でありながら、若い世代にも大人気の本作。いよいよ来週で最終回ということもあり早くも“ロス”が発生してる模様。9話終了後のSNSには「最終回むっちゃ面白そう!」「次回が楽しみだ!!笑」など最終回に期待する声に混じって「もっと早く見とけばよかった」「私は来週から何を生きがいにすればいいの」「終わるの寂しい」などの投稿が続々と寄せられている。いよいよ次週の最終回では圧倒的強さのヤクザ・月川(城田優)を前に三橋、伊藤に最大のピンチが訪れる。強大な敵を相手に2人はどう戦うのか?「今日から俺は!!」最終回は12月16日(日)22:30~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年12月10日累計発行部数300万部を記録する押見修造の人気コミックを、原作者からの逆指名により井口昇が監督し実写化する『惡の華』。この度、伊藤健太郎、玉城ティナ、飯豊まりえ、秋田汐梨と本作の主要キャストが決定した。■伊藤健太郎が新境地を開拓!鬱屈とした青春と行き場のない衝動を描いた本作。『デメキン』で映画初主演を飾り、話題のドラマ「今日から俺は!!」や「この恋はツミなのか!?」へ出演中と、いまノリに乗っている伊藤健太郎が演じるのは春日高男。中学2年生のころ、思いがけず憧れの女子の体操着を盗んだところをクラスの問題児・仲村佐和に目撃されてしまい、秘密にする代わりに彼女との“契約”を持ちかけられる…という役どころだ。コメント思春期は誰もが通ってきた道だと思います。ただ、誰と出会ってきたか、どんなものを見たか、どんなものを読んだかでその先の道が決まっていくと思います。その道はたくさんあって、何かに反発したり春日のような人がいたり。春日を理解するのは難しいかもしれません。ただ、誰もがどこかに共感は出来ると思うんです。『惡の華』を観た大人の方にはこういう思春期があったなと思い出して欲しいですし、まだ思春期を迎えていない人達にもこの映画がどう映るのかが非常に楽しみです。■「クソムシが…」クラスの変わり者役に玉城ティナモデルであり、『PとJK』『暗黒女子』、『わたしに××しなさい!』では映画初主演を務めるなど女優としても注目を集める玉城ティナが演じるのは、春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村佐和役。コメント10代から20代の短い時期に感じた感情や気持ちは、これからの人生において色褪せてほしくないし色褪せるべきでもないと思います。その時に得た感情をマイナスに捉えるだけではなく、その時期の感情を否定せずにいてほしい。『惡の華』を観て、この作品に光る共通のものを皆さんが見つけてくれたらいいなと思います。■マドンナ役は次世代モデル雑誌「ニコラ」で注目を集める15歳の次世代モデル・秋田汐梨。今回、数百人以上のオーディションを経て大抜擢された彼女は、春日が片想いするクラスのマドンナ・佐伯奈々子を演じる。コメント私は今高校生で今回の登場人物達に年齢が一番近いのですが、自分の学生生活とは全然違うので初めは戸惑いました。仲村さんの事は全然わからない!笑この映画は迫力のあるシーンがたくさんあって、私自身も挑戦的なシーンが多かったので大変でした。自分の中学生時代と比較して見てもらえると面白いかなって思います!あ、あと監督がふわふわしていて癒されました!■飯豊まりえ、初映像化・高校編のヒロインに!高校時代、お互い文学が好きなことをきっかけに春日と交流を深める常磐文役には、『きょうのキラ君』『暗黒女子』「パパ活」「マジで航海してます。」などに出演するモデルで女優の飯豊まりえ。高校時代の春日の同じクラスの人気者という役どころだ。コメント私はこの作品に出会って凄く衝撃を受けました。人それぞれの思春期だったり環境だったりでこの作品は見方が変わるなって思っています。誰しもが本来持っている、内に秘めている部分と普段は見せない部分を思い出させてくれる作品だと思います。この映画を観た人が、それぞれの惡の華を語り合ってくれたらいいなと思っています。『惡の華』は2019年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:惡の華 2019年秋、全国にて公開予定©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会
2018年12月05日俳優の伊藤健太郎が、映画『惡の華』(2019年秋)の主演を務めることが5日、明らかになった。同作は、累計発行部数300万部を記録する押見修造の人気コミックを実写映画化。高校生の春日高男(伊藤)は、同じクラスの人気者・常磐文(飯豊まりえ)が本屋で詩集『惡の華』を読んでいるのを目撃し、中学時代の過去を思い出す。春日は教室でクラスのマドンナ・佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を盗んでしまい、仲村佐和(玉城ティナ)から「秘密をばらさない代わりに私と契約しよう」と命令されたことにより、奇妙な共犯関係が始まった。「クソムシが」というセリフが大きな話題を読んだ仲村役に玉城が決定。クラスのマドンナ・佐伯奈々子役には、雑誌『ニコラ」で注目を集める15歳の次世代モデル、秋田汐梨がオーディションで抜擢された。さらに、今回初の映像化となる高校時代のヒロイン・常磐文役を飯豊まりえが務める。今回メガホンを取る井口昇監督には、原作者から逆指名。若手実力派キャスト陣が、思春期のトラウマと魂の再生を描いていく。○伊藤健太郎 コメント思春期は誰もが通ってきた道だと思います。ただ、誰と出会ってきたか、どんなものを見たか、どんなものを読んだかでその先の道が決まっていくと思います。その道はたくさんあって、何かに反発したり春日のような人がいたり。春日を理解するのは難しいかもしれません。ただ、誰もがどこかに共感は出来ると思うんです。『惡の華』を観た大人の方にはこういう思春期があったなと思い出して欲しいですし、まだ思春期を迎えていない人達にもこの映画がどう映るのかが非常に楽しみです。○玉城ティナさんコメント10代から20代の短い時期に感じた感情や気持ちは、これからの人生において色褪せてほしくないし色褪せるべきでもないと思います。その時に得た感情をマイナスに捉えるだけではなく、その時期の感情を否定せずにいてほしい。『惡の華』を観て、この作品に光る共通のものを皆さんが見つけてくれたらいいなと思います。○秋田汐梨さんコメント私は今高校生で今回の登場人物達に年齢が一番近いのですが、自分の学生生活とは全然違うので初めは戸惑いました。仲村さんの事は全然わからない! 笑この映画は迫力のあるシーンがたくさんあって、私自身も挑戦的なシーンが多かったので大変でした。自分の中学生時代と比較して見てもらえると面白いかなって思います! あ、あと監督がふわふわしていて癒されました!○飯豊まりえさんコメント私はこの作品に出会って凄く衝撃を受けました。人それぞれの思春期だったり環境だったりでこの作品は見方が変わるなって思っています。誰しもが本来持っている、内に秘めている部分と普段は見せない部分を思い出させてくれる作品だと思います。この映画を観た人が、それぞれの惡の華を語り合ってくれたらいいなと思っています。
2018年12月05日賀来賢人、伊藤健太郎が80年代のツッパリ高校生を演じる「今日から俺は!!」の第8話が12月2日オンエア。今回は須賀健太、浜辺美波がゲスト出演、またまた多くの視聴者から反応が寄せられている。“金髪パーマ”三橋貴志に賀来さん、相棒“トンガリ頭”伊藤真司に伊藤さん、三橋に想いを寄せる赤坂理子に清野さん、伊藤の前ではブリっ子の成蘭女子校番長・早川京子に橋本環奈、その友人のスケバン・川崎明美に若月佑美、そのほか太賀、矢本悠馬、鈴木伸之、磯村勇斗、ムロツヨシ、佐藤二朗、吉田鋼太郎といったキャストが揃った。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回から三橋らが3年生に進級。1年生から憧れの的として見られて調子に乗る三橋に対し、軟高のテッペンを取りたい1年生たちが続々とケンカを仕掛けようとするが、理子は相手にしないようアドバイス、三橋は大人の対応を取るのだが、3人組に絡まれた理子は思わずその3人を投げ飛ばしてしまい。自分の手柄を横取りされたと感じた三橋と言い合いに。間違って理子の胸を触ってしまった三橋も理子に投げ飛ばされる。1年生たちから失望された三橋はいじけてしまう。そんななかフルフェイスのヘルメットに金属バットという新入生(須賀さん)が「学校で一番強いヤツ」を探し暴れはじめた。三橋を投げ飛ばした理子の姿を見た女子から、理子が一番強いと聞いたヘルメット男は理子を狙いはじめる。理子を追い詰めるヘルメット男だが伊藤や京子(橋本さん)、明美(若月さん)の助けでヘルメット男を倒す。だが翌日、ヘルメット男は理子を工場に呼び出した。本気の理子に劣勢になったヘルメット男はナイフを取り出す。あわやという所で三橋が登場、ヘルメット男を倒すのだった。ヘルメット男はその後紅羽や開久高校を転々とし行く先々で倒されるのだが、これが気に食わない猛(磯村さん)は本気で軟高を倒す決意をするのだった…というのが8話のストーリー。ヘルメット男とガチバトルを展開する理子役の清野さんがみせたアクションシーンに「身体能力ハンパないのは知ってたけど女子の規格外」「かわいいのに強くて…。もう惚気全開」など賞賛の声が集まると共に、ゲストの須賀さんにも「健太君のアクションと演技の上手さが最高」「男安達祐実かってくらい学生服に違和感がない」などの反応が。また1年生役で出演した浜辺美波にも「浜辺美波の聖子ちゃんカット可愛すぎ」「マジで可愛い」などの声が集まっている。(笠緒)
2018年12月03日演技派女優、渡辺えり(63)&キムラ緑子(57)コンビによる舞台「有頂天」シリーズの新作『喜劇有頂天団地』(新橋演舞場にて12月1~22日まで、京都四條南座にて’19年1月12~27日まで)公演が決定!今回のテーマは「隣人戦争」。私生活でも仲よしな2人の、爆笑“井戸端会議”をどうぞ!■舞台で、現場で、ドラマで……あのイケメンに胸キュン!キムラ「昨日、朝ドラ『半分、青い。』で知り合った俳優さんが所属する『劇団男魂(メンソウル)』の舞台を見てきたの。すごくよかった!」渡辺「イケメンなの?」キムラ「個性的な役者さんがそろってて、座長さんが色っぽかった。すごくオススメ!」渡辺「ドリちゃん、前に西島秀俊さんとも共演してたでしょ。一緒にお風呂入るシーン撮ったとかで」キムラ「10年も前のことですよ」渡辺「かっこいい!とか言ってたじゃない」キムラ「ずいぶん前だから忘れちゃった(笑)。私、最近のこともよく覚えてないの」渡辺「私が今オススメなのは伊藤健太郎くん。かっこいいわよね。去年、大阪公演のとき、彼の出演してたドラマ『アシガール』(NHK)が放送されてたの。ドラマ見たさに、舞台が終わったらみんなと飲まずにすぐホテルに帰ってた。健太郎くんに恋しちゃったら、(相手役の)黒島結菜さんが私に見えてきちゃって。キュンキュンしてたわ~(笑)」キムラ「21歳の黒島さんに(笑)」渡辺「彼にぜひ、お会いしたい。でも、共演できても恋人役はこないわよね」キムラ「あら、私はドラマ『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系)で高橋一生さんと夫婦役やりましたよ。偽装でしたけど。でも、最後は愛されちゃうの。いい役だったわ」渡辺「一生さんて何歳くらい?」キムラ「37歳。一生さんて、いい意味で、ちゃんとハッキリ自分の意見を言う人。私たちがずっと困っているけど言いにくかったことを『それってダメですよね?』ってサラッと代弁してくれて」渡辺「かっこいい~!」キムラ「それも嫌な感じではなくてね。若いのにステキなの。ブレークするのは当然だと思う」渡辺「彼がまだ若手のときに、私が演出した舞台『瞼の母』に出演してくれて、おとなしくて真面目な人だな、って印象だった。私のこと『怖い人』って勘違いしてたけど、ちゃんと訂正してくれた?」キムラ「ちゃんと話してますよ。えりさんの話をすると盛り上がるから、つい、いろいろ話しちゃう」■前澤社長みたいな、お金持ちと知り合いたい渡辺「ZOZOTOWNの人とか話題になってるじゃない。前澤社長」キムラ「今すごく気になる人。アーティストを月に連れていくとか言ってた。不思議な人ですよね」渡辺「何人か連れていくって?」キムラ「1人100億円で8人」渡辺「え~?どうやってそんなに稼いでるの?」キムラ「ITで、洋服を売ったりしてますよね」渡辺「うちの劇団に寄付してくれないかしら。1億、2億だけでもいいから」キムラ「月よりも先にお願い、って感じですよね」渡辺「そんなお金持ち知り合いにいないからね。周りは貧乏人ばっかり(笑)」キムラ「おかしい~~(爆笑)」渡辺「お金持ちの友達がいたらこんなに苦労してないし。前澤さん、よろしくお願いします!」
2018年11月26日伝説的ヤンキーギャグマンガを賀来賢人と伊藤健太郎のコンビでドラマ化、その面白さにハマる人が続出している日本テレビ系「今日から俺は!!」の第7話が11月25日にオンエア。原作で人気の“伝説回”の実写化に高評価が相次ぎSNSに投稿されている。原作は“ヤンキー&ギャグ”スタイルで80年代に大ヒットしたマンガ。その原作を「スーパーサラリーマン左江内氏」『斉木楠雄のΨ難』などで知られる福田雄一監督がドラマ化した本作。賀来さんが“金髪パーマ”の三橋貴志役を演じ主演、伊藤さんが三橋の相棒となる“トンガリ頭”伊藤真司役で出演するほか、清野菜名が“聖子ちゃん風カット”優等生キャラの赤坂理子に、橋本環奈が“明菜風カット”のスケバン・早川京子に、太賀が紅羽高校の番長・今井勝俊に、矢本悠馬が今井の相棒・谷川安夫にそれぞれ扮する。また三橋たちと対立する開久高校の不良たちに鈴木伸之、磯村勇斗、また佐藤二朗、ムロツヨシら福田作品でおなじみの俳優も揃った。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。理子の下駄箱に手紙を忍ばせる今井の姿を見つけた三橋は中身を読む。そこには三橋を罵倒した挙句「僕と会ってください」と理子を呼び出す内容が書かれており、怒った三橋は今井を脅かせようと呼び出し場所の公園のトイレに向かうが、そこには紅羽高校の生徒が血みどろで倒れていた。伊藤や理子、今井らに殺したと疑われた三橋は逃走するが刑事らに追われ、その夜河川敷で一人さびしく夜を過ごしていると人魂と共に死んだはずの生徒が現れる。恐怖で泣いて謝る三橋だが、実はこれは今井らのいたずらだった。ショックで放心状態になる三橋だが、徐々に今井への怒りが沸き上がり、復讐に。今井を廃ビルに閉じ込める三橋だが、自分でかけた罠に引っかかり自分もビルに閉じ込められてしまう…というストーリー。原作でも人気の高かったエピソードの実写化だったが「当時週刊サンデーを回し読みしながら爆笑した時の面白さを再現できてて良かった」「今日の神回放送、再現度超高すぎて最高に腹抱えて笑わせてもらったわ」など、多くの視聴者からその再現性、面白さを賞賛する声が多数寄せられている。「今日から俺はマジで神回やろ」「神回すぎる」「ほんまに今日の話神回やろwwwwwお腹死にかけた」などネットではすでに“神回”と呼ばれている模様で、「見ると元気もらえるまた明日から頑張ろうと思える!」「今日から俺はで月曜日からの活力を貰う」など、本作が“生きがい”になっている視聴者まで現れている模様だ。(笠緒)
2018年11月26日現在放送中の「今日から俺は!!」から、すでに出演が発表されていた須賀健太のビジュアルが到着した。西森博之のヤンキーギャグ漫画を、主演・賀来賢人×福田雄一監督で実写化した本作。賀来さんが“金髪パーマ”三橋貴志を、相棒の“トンガリ頭”伊藤真司役を伊藤健太郎が演じているほか、清野菜名、橋本環奈、鈴木伸之、磯村勇斗ら注目の若手が大集結している。放送される度に何かと話題となっている本作だが、このほど福田組初参加となる須賀さんのビジュアルが公開!すでに“敵役メインゲスト”として城田優や中村倫也らと共に出演することが発表されていた須賀さん。今作で彼が演じるのは原作でもかなりやばい奴、“ヘルメット男”だ。出演発表時、「ついに念願の福田組に参加!こんな嬉しい事はないっ!!」と喜びと共に「トリッキーで刺激的な役を頂きました…」と語っていた須賀さんは、これまでの穏やかなイメージとは異なり、金属バットで暴れまくる、極悪非道な敵役を演じるという。三橋と伊藤はこのやばすぎる敵にどう立ち向かうのか?さらに理子(清野菜名)も…!?“ヘルメット男”の登場に期待高まるばかりだ。なお今週の放送では、原作で伝説と化したエピソード、三橋VS今井が!賀来さんが「世界一ムダな戦い」と言い切った全容が明らかになる。「今日から俺は!!」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年11月23日俳優の伊藤健太郎が、17日深夜に放送されたラジオ番組『健太郎のオールナイトニッポン0 (ZERO)』(ニッポン放送/27:00~28:30)で、出演中の日本テレビ系ドラマ『今日から俺は!!』(毎週日曜22:30~)の反響について語った。番組では「『今日から俺は!!』を毎週大爆笑しながら母と見ています」という40歳のリスナーから届いたメールが紹介された。伊藤は「40歳の方が母と見ているということは……すごい! うれしいな」と語り、続けて、最近は大人だけではなく、子どもからも「見ている」と言われる機会が増えたという。先日も、屋外での撮影中に小学生5~6人から「『今日俺』だ! 『今日俺』だ!」と指をさされたという伊藤。「寒い中ずっとこっちを見ていたから」と気を利かして、「小学校で『『今日から俺は!!』ってどれくらい見てくれてるの?」と話しかけてみると、小学生たちは「ほぼ全員見ている」と答えたらしい。この事実に伊藤は「マジか!」と驚いたと言い、「そんな10時半からのドラマを見てくれているなんて、すごいうれしくて……」と喜びを露わに。また、「それで『伊藤だ! 伊藤だ! 髪もうツンツンじゃないんだね!』って言ってきて(笑) 『もう切っちゃったんだよ~』なんて言いながら話していましたね」と、子供たちと交流したことを明かした。
2018年11月21日俳優の伊藤健太郎が、17日(27:00~)に放送されたニッポン放送『健太郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』に出演し、俳優で元SMAPの木村拓哉への思いを明かした。番組では「元々はドラマ『プライド』が流行っていて、主題歌のQueenにどハマリ。それを学校で話したら、先生にオススメされて、ビートルズの存在を知り、どんどん大好きになった」とビートルズに関するメールが読まれた。このメールに対して健太郎は「ビートルズは僕もすごく好きで、家でレコードとか流したりしますけど」と語ったうえで、「それより木村拓哉さん主演のドラマ『プライド』っていうのがすげえ引っかかっちゃった(笑)。僕も『プライド』が大好きなんですよ!」と明かした。健太郎は「木村拓哉さんのドラマの中では、『プライド』が1番、2番と言ってもいいほど好きで、いまだによく見ます」と言い、「中学と高校のとき、『プライド』の木村拓哉さんのファッション、髪型をめっちゃ真似してましたもん。ネルシャツを上までしめて、襟を全部立てるみたいな」と振り返った。木村への熱い愛情を語っていた健太郎だったが、「…ていうことじゃないですよね。ビートルズですよね」と我に返り、苦笑いしていた。
2018年11月19日「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当する人気バラエティ「しゃべくり007」の11月19日(月)今夜放送回に俳優の賀来賢人と佐藤二朗がゲスト出演。話題のアーティスト・高橋優も登場する。2007年に俳優デビューすると映画『銀色の雨』で主演を務めたほか数々の作品に出演。連続テレビ小説「花子とアン」、大河ドラマ「花燃ゆ」などで広く知られるようになる一方、「スーパーサラリーマン左江内氏」に『斉木楠雄のΨ難』などの福田雄一監督作品でコメディの才能を開花させた賀来さん。1996年に演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げし全公演で作・出演を務めるほか、こちらも2011年から続く人気の「勇者ヨシヒコ」シリーズで演じた「仏」をはじめ、『HK 変態仮面』『女子ーズ』『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』など福田監督作の常連となっている佐藤さん。今夜、この2人がゲストとして本番組に登場。「子ども教育番組」に出たいという賀来さんの夢を叶えるため、横山だいすけお兄さんが“熱烈指導”、子どもの心をグッと掴む秘訣を公開してくれるほか、賀来さんと佐藤さんの腕相撲“ガチ”対決も見もの。また今夜は2010年「福笑い」が東京メトロCMソングとして抜擢され、同年メジャーデビューを飾ると、2013年には武道館公演を敢行、『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』や「オトナ高校」など数々のタイアップ曲で知られる高橋さんもゲスト出演。その華麗なる私生活を明かすほか、伝説の路上ライブをスタジオ完全再現してくれる。賀来さんと佐藤さんが出演中のドラマ「今日から俺は!!」は毎週日曜22時30分から日本テレビ系で好評放送中。80年代伝説的ヤンキーギャグマンガを福田監督が映像化、賀来さんと伊藤健太郎扮する最強ツッパリコンビが織りなす抱腹絶倒ストーリーだ。賀来さん、佐藤さんのほか橋本環奈、ムロツヨシといった福田作品でお馴染みの面々に清野菜名、太賀、鈴木伸之、磯村勇斗ら注目キャストも共演。高橋さんは最新アルバム「STARTING OVER」が好評発売中のほか、同名ライブツアーが12月6日(木)の東京・オリンパスホール八王子公演を皮切りに各地でスタートする。「しゃべくり007」は11月19日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年11月19日80年代伝説的ヤンキーギャグマンガを賀来賢人&伊藤健太郎コンビでドラマ化した「今日から俺は!!」の第6話が11月18日にオンエア。今回はムロツヨシ演じる椋木先生回ということで“盟友”山田孝之もゲスト出演。多くの視聴者が沸き立った。累計4000万部超えの西森博之による伝説的コミックを『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などの福田雄一監督が実写化する本作。“金髪パーマ”の三橋貴志を賀来さん、相棒の“トンガリ頭”伊藤真司を伊藤さんが演じ、三橋に惚れる清純派・赤坂理子に清野菜名、伊藤の前では清純ぶる成蘭女子校の番長・早川京子に橋本環奈、怪力&バカの紅羽高校番長・今井勝俊に太賀、凶悪な開久高校の頭・片桐智司に鈴木伸之、片桐の相棒・相良猛に磯村勇斗、理子の父・哲夫に佐藤二朗、三橋らの担任・椋木先生にムロツヨシといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は椋木先生がソープランドで三橋の父・一郎(吉田鋼太郎)に出くわしてしまい、秘密を共有することで「三橋に何でも言うことをきかせる」という取引を成立させる。一郎から松田聖子の写真集を買ってもらえることになった三橋は“1週間椋木のしもべになる”という約束を一郎と交わし、翌日から人が変わったように掃除、肩揉み、おんぶ…と椋木に尽くし、三橋から尊敬されたことで椋木は同僚教師から羨望を受けることに。一方、気の弱い教師・坂本(じろう)は道でヤクザの剛田(勝矢)に激突、大ピンチかと思いきや、偶然落ちてきた電光看板から救ってくれた命の恩人として熱烈に感謝される。ちょうどヤクザの事務所が潰れ無職になってしまったという剛田を坂本は生徒指導専門の実習生として学校に紹介。剛田が用心棒になったことで坂本は突然強気キャラとなり、剛田も生徒指導と称して生徒を男女構わず坊主にするなどやりたい放題。さらには他高の生徒まで“生徒指導”するように…というのが今回のストーリー。これまでも1話の小栗旬に城田優、3話では柳楽優弥、5話では中村倫也に池田純矢、島崎遥香と豪華ゲストが出演してきた本作、今回は“福田組”の筆頭とも言える存在の山田さんがついに出演、「とうとう山田まで出てきてんじゃねぇか笑」「やっぱ山田孝之出たね」など福田作品ファンから喝采の声が続々と寄せられたほか、ソープランドのボーイとして登場した山田さんに「えげつないほど変態な顔してたなw」「山田孝之怪しすぎて良かった(笑)」「孝之の無駄遣いが素晴らしい」といったツイートも。ドラマ公式サイトではゲスト出演者が告知されているのだが、なかには「小栗旬と柳楽優弥が出て今日山田孝之も出たから吉沢亮も絶対に出るって信じてる」など“サプライズ”を期待する声まで上がっている。(笠緒)
2018年11月19日