自他ともに認めるシャーロック・ホームズファンである三谷幸喜さんが彼を主人公に書き下ろした、新作舞台『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』が上演される。シリーズ最初の作品『緋色の研究』で、シャーロックが相棒のワトソンと共同生活を始めて最初の事件に遭遇するまでの空白の数か月を描いたものだ。「描かれているのは、みなさんがご存じのシャーロックになる前。推理好きな天才ではあるけれど、まだその才能が開花しきれていない状態で、すぐ拗ねるし、すぐ怒る。三谷さんからは、最初は精神年齢8歳くらいでいてほしいと言われています」そう話すのは、シャーロック役に抜擢された柿澤勇人さん。これが初の三谷作品。「ワトソン役の佐藤二朗さんと共に、稽古場でテンパりながらも楽しんでいます」と話す。「細部まで計算されて脚本を書かれている印象があったんですが、稽古初日からいきなり『まず自由にやってみてください』と言われて戸惑いました。今回は僕以外も三谷さんと初めての方ばかりなので、稽古を見ながら、それぞれどんな人なのかを探っているのかもしれませんね」柿澤さんといえば、もともとミュージカル出身。今回は武器である歌を封印するわけですが…。「歌を自分の武器だと思ってないんです。むしろカラオケは好きだけれど、舞台上で歌うのはプレッシャーでしかなくて。音を外しちゃいけないっていう責任の気持ちのほうが強くて、歌っていて気持ちいいと思うことはほぼないです。ただ、ミュージカルに限らず、役としてのセリフや歌を本当に言えたと思える瞬間がたまにある。その一瞬があるから続けているようなものです。今回のシャーロックに関しては、一幕は完全に推理に没頭して周りのことはまるで気にしてない人なので、まずは三谷さんと僕で作ったものを貫いていけたらと思っています」『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』ベーカー街221bでワトソン(佐藤)との共同生活を始めたシャーロック(柿澤)。まだ20代で探偵としても未完成だった彼が大きな試練に遭遇し…。9月1日(日)~29日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作・演出/三谷幸喜出演/柿澤勇人、佐藤二朗、広瀬アリスほかS席9800円A席7800円(共に税込み)ホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949大阪、福岡公演あり。かきざわ・はやと1987年10月12日生まれ。神奈川県出身。劇団四季を経てミュージカル『メリー・ポピンズ』などの舞台で活躍する一方、ドラマ『TWO WEEKS』など映像作品にも出演。シャツ¥20,000(サイベーシックス/マスターピースショールーム TEL:03・5414・3531)※『anan』2019年9月4日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・椎名宜光へア&メイク・松田蓉子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年08月28日平野紫耀と橋本環奈が8月26日に行われた『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』公開直前イベントに来場。映画の物語にちなんで招待された69組138名のカップルたちを自らの意のままに操るべく奮闘した。累計発行部数700万部を超える人気漫画を原作に、卓越した頭脳を持つ高校生たちが、相手に告白をさせるべく高度な頭脳戦を繰り広げるさまをコミカルに描き出す。舞台挨拶では「かぐや様は近づけたい」と銘打って、「告白」というお題に沿った質問を観客に投げかけ、あらかじめ手渡されたボタンを押した(=質問に「YES」と答えた)人数が1名に近い方が勝ちというゲームを実施。平野は「告白するタイミングで『ずっとあなたのことが……“つき(=好き)”でした』みたいな感じで噛んじゃった人はいますか?」と質問したが、実はこれは平野の実体験に基づくもの。「僕がいま例えで言ったのはノンフィクションです(笑)。中学の時、『(好きな相手に)あなたのことがツキだから』と言いました」と明かしたが、会場の138名中、平野と同じような経験をしたことがある人は……なんと5名! これには平野も仲間ができたようで「うれしいです!」と笑みを浮かべる。対する橋本は「2018年の初めから2019年のいま現在までの1年半の間で、プロポーズされた人」と質問。こちらの結果は138名中7名! 平野の勝利となったが、橋本は勝敗を越えて、7名もの人がこの1年半でプロポーズされたという事実に「みんな、幸せですねぇ。こんなに幸せがあふれていたんですね。なんかうれしくなりました。結果オーライです」とハッピーオーラを浴びて幸せそうだった。続いてのゲームは、互いに割った風船の中から出てきた複数のワードを組み合わせて、この映画をアピールするというもの。「十二単」や「佐藤二朗」など映画とかかわりが深いワードもあれば「チル」「やばみざわ」「BFF」「わかりみが深い」といった、平野も橋本も意味を知らない最近のワードもある中で、2人は悪戦苦闘しつつも映画をPRし、会場は笑いに包まれていた。取材・文・写真:黒豆直樹『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』9月6日(金)全国公開
2019年08月26日映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(9月6日公開)の公開直前イベントが26日に都内で行われ、平野紫耀(King & Prince)、橋本環奈が登場した。同作は累計部数・450万部を突破し、アニメ版も放映中の同名コミックを実写映画化。将来を期待されたエリートたちが集う私立・秀知院学園で、頭脳明晰・全国模試上位常連の生徒会会長・白銀御行(平野)と、文武両道で美貌の持ち主・大財閥の娘である生徒会副会長・四宮かぐや(橋本)が互いに惹かれ合っていたが、高すぎるプライドが邪魔して、告白することが出来ず、「いかにして相手に告白させるか」という恋愛頭脳戦を繰り広げていた。会場に集まった男女ペア69組138名に向けて「告白」というお題に沿った質問をして、回答者1人を目指す。平野は「告白のタイミングで『トゥキでした!』みたいに噛んじゃった人」という質問で「5人くらい」と予想。見事5人という結果になり、驚いていた。さらに「僕は噛んだことあります! 中学生の頃。僕が例えたのは、ノンフィクションです」と過去の恋愛話を披露。「もしかしたら全国でいるのかなって願いも込めたら、仲間がいましたね。あとで連絡先でも教えてください」とお願いしていた。橋本は「2018年、2019年でプロポーズされた人」という質問をしたが、7人という結果で平野が勝利。「すごい、そんなにいると思ってなかったです。嬉しくなりました。結果オーライです」と喜んだ。2つ目の対決では、銃でハート型の風船を割り、中に入っていたワードを相手に渡して映画のアピールをすることに。赤い風船は映画に関するワード、白い風船はおもしろワードと分けれらており、2人とも白い風船を狙う。平野は順調に当てていたものの、跳弾が太ももにあたり終了。橋本は当てることよりも銃弾の出し入れに手間取り、平野が横からサポートするという男前な対応を見せた。結果、全部「おもしろワード」となってしまった平野は「俺、手伝ってあげたじゃん! なんで全部白なの!?」と抗議しつつ、平野が「十二単」「ASAP(As Soon As Possible)」「わかりみが深い」「やばみざわ」、橋本は「大ヒット原作」「佐藤二朗」「チル(chill out)」「BFF(Best Friend Forever)」を使って映画のプロモーションをすることに。「じゅうにたんって何?」と言っていた平野だが、「じゅうにひとえ」と教えてもらい、「今回CGも入っていて、OPの十二単が本当にやばみざわ。かぐや様が十二単を着て戦うシーンのわかりみが深い。この映画は恋愛頭脳戦ということで、見終わった方々がSNSで拡散をしてくださるので、ネタバレを見る前に、なるべく早くASAPしてほしい」とアピールした。一方橋本は、「大ヒット原作の中でもほんとに人気のエピソードをがすごく入ってて、全てを通して佐藤二朗さんのナレーション付きなので、すごく面白い」「コメディも満載ですけど見やすくて、まったりゆったりチルれるくらいの気持ちで見れる。BFFの人と是非見に言って欲しいなと思います」と語った。
2019年08月26日「シティーハンター」の北条司初総監督作品『エンジェルサイン』の新たな出演者、緒形直人、菊池桃子、佐藤二朗が発表。さらに、ポスタービジュアルも到着した。本作は、世界108の国と地域から寄せられたサイレントマンガオーディション作品6888編の中から、選び抜かれたアジア・ヨーロッパの受賞作品を実写化した作品。全編を通してセリフを用いず、映像と音楽のみでストーリーが展開する本作は、各作品をつなぐ北条氏が描き下ろしたオリジナル作品の松下奈緒とディーン・フジオカ出演「プロローグ」「エピローグ」を加え、サイレントマンガオーディション受賞作原作の『別れと始まり』『空へ』『30分30秒』『父の贈り物』『故郷へ』の5つの物語からなる長編オムニバス映画となっている。そんな5つの物語は、アジア各国の監督たちがメガホンを取り、奇跡の訪れを告げるブルーバタフライと音楽が鍵を握る6つの物語を通して、北条総監督がひとつの「愛のものがたり」を描き出す。今回出演が明らかになった緒形さんと菊池さんが出演するのは、愛する妻を亡くし、生きる希望を失った鉄道運転士と愛犬との物語を描く『別れと始まり』。2人は夫婦役で出演する。セリフなしの作品ゆえに「演技に悩みました」(緒形さん)、「手探りでわからないことも多かった」(菊池さん)と戸惑いもあったという2人。しかし、緒形さんは「セリフがない分、心の動きを表現できる喜びがあって、逆に想像力を働かせながら観ていただけるんじゃないかと思います」と言い、菊池さんも「言葉を使わないことで、より心に焦点があたるという感覚は、不思議で素敵なものでした。この新しい挑戦に参加できたことは幸せなことです」とコメントしている。そして佐藤さんは、父親役で『父の贈り物』に出演。本作では、幼くして母を亡くした娘に父親が贈ったロボットが、父亡き後に起こした奇跡の物語を描く。佐藤さんは「セリフがないからこそ世界中の人に理解してもらえるという試みがとても面白くて」と本作への参加理由を明かし、「実際に演じてみて、普段、言葉に依存しているということに改めて気付かされました。共演した娘役のニーンちゃんは偶然にも息子と同じ7歳ということもあり、愛おしくて仕方ないです。(笑)」と撮影をふり返っている。そのほか、タイ製作『空へ』は病気で飼い犬を亡くしたことが理解できない幼い少女に起きる奇跡の物語を、ベトナム製作『30分30秒』は出産を目前にして命を落としかける妊婦とその前に現れた死神との物語を、そしてインドネシア製作『故郷へ』は必ず戻って来ると約束して戦地に赴いた父と残された娘による奇跡の物語を描く。公開されたポスタービジュアルには、松下さんとディーンさんのほか、5作品のメインとなる登場人物たちが描かれている。『エンジェルサイン』は11月15日(金)よりユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:エンジェルサイン 2019年11月15日よりユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて公開©「エンジェルサイン」製作委員会
2019年08月21日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の「TOKIO」メンバーがゲストとトークで盛り上がるフジテレビ系「TOKIOカケル」。8月21日(水)今夜放送回は、ゲストに女優の石原さとみと俳優の佐藤二朗を迎え、人気の“生まれて初めて聞かれました”などの企画で盛り上がる。ホリプロタレントスカウトキャラバン出身、『シン・ゴジラ』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞に輝いたほか、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」や「アンナチュラル」「高嶺の花」、そして放送中の「Heaven? ~ご苦楽レストラン~」などで立て続けに主演。そのヒロイン像が同世代を中心に幅広い支持を受ける石原さん。「勇者ヨシヒコ」シリーズをはじめ「スーパーサラリーマン左江内氏」「今日から俺は!!」などのドラマや、『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』など福田雄一監督作でみせる独特の演技が強いインパクトを与える一方、「JIN-仁-」「過保護のカホコ」などでは違う表情もみせる個性と実力を併せ持つ唯一無二の存在である佐藤さん。今回は2人とともに、TOKIOメンバーが考え抜いた、いままで聞かれたことがないであろう質問をぶつけていく本番組お馴染みの“生まれて初めて聞かれました”をオンエア。また、夜の23時に東京23区の女性たちは何をしているのかを調べるこちらも人気の「23区23時のオンナたち」は豊島区編をお届けする。今回のゲスト、石原さんと佐藤さんはこの9月、それぞれ舞台に出演。石原さんが主演を務める「アジアの女」は長塚圭史が2006年に執筆した戯曲を、長塚氏の盟友・吉田鋼太郎の演出で舞台化。山内圭哉と石原さんが兄妹役で出演するほか、吉田さん自身も作家役で共演。さらに矢本悠馬、水口早香も出演、大災害によって壊滅した町で半壊した家に住み続ける兄と妹の物語が繰り広げられる。佐藤さんは三谷幸喜作、演出による「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」に出演。同作はタイトルの通りシャーロック・ホームズとワトソンが最初の事件に遭遇するまでの数か月を描くもので、柿澤勇人がシャーロック・ホームズ役で主演。佐藤さんはホームズのバディとなるジョン・H・ワトソン役で出演し、広瀬アリス、八木亜希子らも共演する。舞台「アジアの女」は9月6日(金)~29日(日)、Bunkamuraシアターコクーンにて上演。舞台「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」は9月1日(日)~9月29日(日)、世田谷パブリックシアターで上演。「TOKIOカケル」は8月21日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年08月21日三谷幸喜の最新作『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』が9月1日(日)、世田谷パブリックシアターにて開幕する。“無類のシャーロック・ホームズ好き”を自認する三谷が思い入れ深く描いた本作は、まだ“名探偵”の評判を得る前の、未熟でがむしゃらな青年ホームズの冒険譚だ。主演に抜擢されたのは、出演舞台を観た三谷に「僕のシャーロック・ホームズがここにいる」と言わしめた柿澤勇人である。「嬉しかった。ああ、観てくれている人っているんだな、頑張って来てよかったなと思いました」稽古が始まったばかりの今は、ほぼ出ずっぱりの主人公のセリフを覚え、その人物像をいち早く捉えるべく、「稽古場で談笑している余裕がないです」と苦笑する。「いわゆる皆さんがご存知のシャーロック・ホームズではないんです。もちろん天才的な要素は持っているけれど、まだまだ子ども。三谷さんには“精神年齢は8歳くらいで、10秒以上じっとしていられず、何かしら動いていてほしい”と言われています。人にどう思われるかは気にせず、自分の世界に没頭している。そしてワトソンのことを父親のように慕っているので、ワトソンの奥さんに嫉妬したり(笑)。周囲の人たちが、“まともな仕事にもつけず、人の気持ちがわからないこんな子どもみたいなヤツを、どうしたら救ってやれるか”という視線でホームズを見ているんですね」ワトソン役の佐藤二朗とはすでに共演済みで気心の知れた間柄。佐藤独自の愉快な個性が三谷舞台でどう発揮されるかも気になるが、柿澤は「皆さんがイメージする二朗さんではないですね」と悪戯っぽく微笑む。「もちろん二朗さんがやるから要所要所面白いんですが(笑)、今回のワトソンは、父親のようにホームズを見守っている人物。笑いを仕掛けにいくのではなく、僕らのやりとりから自然な笑いが生まれるんじゃないかなと思っています。ホームズとワトソンの関係性がかなりキーになるので、今、僕と二朗さんは相当アタフタしています(笑)」佐藤と同様に、ホームズの兄を演じる横田栄司もかつて共演した心強い先輩だが、柿澤を含め3人ともに三谷ワールド初参戦。「二朗さんも栄司さんも、稽古場で“どうしよう~!”と初めての顔を見せてます(笑)。たぶん、僕もそう。そんな新鮮な緊張を楽しんでいますね」。そのほか、事件の依頼人である令嬢役の広瀬アリス、ワトソンの妻役の八木亜希子など、魅力の顔合わせで綴る“シャーロック・ホームズの成長物語”。三谷が仕掛ける世界で、うごめく人間たちの妙味を存分に味わいたい。「自己中心的で浅はかで、傲慢なホームズだけど、やっぱり愛される人でなければ。皆に愛されるホームズになって舞台に立ちたいと思います」予定枚数終了していた東京公演で追加席を発売中。取材・文上野紀子
2019年08月20日現在大ヒット公開中のディズニー映画『ライオン・キング』のイベントが、本日8月19日、TOHOシネマズ日比谷にて行われ、本作のプレミアム吹替版に参加した佐藤二朗、「ミキ」亜生、熊谷俊輝らが登壇。さらに、ディズニー愛が熱すぎる「ミキ」昴生も緊急参加した。公開から10日間で動員236万人突破、33億5千万円超の大ヒット、2週目にして動員&興行収入1位となるなど、子どもから大人まで幅広い層を夢中にさせている本作。そんな日本での大ヒットを受けて今回開催されたのは、ゲストと観客が一体となって名曲「ハクナ・マタタ」を歌う大ヒット記念イベントで、日本版オフィシャルソング・アーティスト、RIRIによる「サークル・オブ・ライフ」歌唱でイベントは幕を開けた。まず、「息子と観に行きました」というプレミアム吹替版でプンバァの声を担当した佐藤さんは、「終盤、プンバァがボケるところでみんなが笑った時に、息子が嬉しそうな顔をしたんですよ。それは僕も嬉しかったです!」と観に行った際の周りの反応を報告。また、ティモン役の亜生さんも「母も公開初日に観にいって『これで立派なディズニーの仲間入りだね。ディズニーだから変なことをしたらだめよ』、と言ってました。兄は『やったぞ!』と喜びつつ『調子に乗るなよ』と(笑)。でも僕より『弟が出てます』と告知してました」と周囲の盛り上がりを述べた。これまで、アニメやミュージカルなど、長年愛されてきた「ライオン・キング」。佐藤さんは「音楽、そして圧倒的な“超実写”映像。そしてストーリーも万人の心を掴むものがある」と新たに本作の魅力を明かし、またアフレコをふり返り、「ティモンとの軽快なやりとりも楽しかった!」と語ると、「レイトショーで観たのですが、カップルや酔っ払いのサラリーマンが僕と二朗さんのところで笑ってくれる。二朗さんと僕たち、最高のコンビですよね!」と亜生さん。新コンビ結成か…?と思わせた瞬間、兄・昴生さんが「ちょっと待った~~~!」とサプライズ登場。「俺も歌は上手いんやから、歌わせて!二朗さん、亜生にも負けへん!だから『サークル・オブ・ライフ』歌わせて!」と絶叫、すかさず亜生さんは「え!?そこは(佐藤と亜生が歌う)『ハクナ・マタタ』やろ!」とツッコみ。これには佐藤さんも思わず「兄弟の息がぴったりで堪能しました(笑)」と。言葉を挟む余裕もないほど、2人の怒涛のボケとツッコミの応酬に会場は大盛り上がりとなった。そして、先日のイベントで亜生さんからプンバァ役を狙っていたことを暴露された昴生さんは、「佐藤さんのプンバァがぴったりでした。正直、風邪ひいてくれたら僕が!とか言ってますが、ジョークです」と佐藤さんを大絶賛しつつ、「どこか雑音とか入っていて、録り直しとかないんですかね?」と公開された現在も諦めきれない複雑なファン心を明かした。そして「音楽は特に『ハクナ・マタタ』が最高です」と、自分を見失った主人公シンバがティモンとプンバァに出会い、立ち直るきっかけともなる曲「ハクナ・マタタ」愛を熱弁しながら、「みんなで『ハクナ・マタタ』を歌いたい!」と懇願。登壇者と観客全員で「ハクナ・マタタ」を歌い、会場は一体感に満ちていた。『ライオン・キング』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年08月19日例えばドラマ「今日から俺は!!」。例えば映画『斉木楠雄のψ難』。コメディが似合う実力派俳優と言えば、賀来賢人を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。俳優・賀来賢人が拓いた新たな境地コメディ作品で重要になってくるのは、表情や仕草、オーバーアクションだ。身体全体で見せる芝居とも言える。そうしたコメディでも俳優として高い評価を得ている賀来さんだが、そうした“身体表現”を封印しなければならなかったのが、“超実写版”『ライオン・キング』の主人公・シンバの吹き替えだ。「声だけの表現って、技術がすごく必要なんですよね。だからこそ勉強になりました。難しさももちろんありましたけど、すごく楽しかったですし、不思議な体験でもありました。普段は自分で動いて芝居をしているけど、声優は声だけでキャラクターに息を吹き込んでいく作業。だから、普段と同じように話すと伝えたいことが薄くなるんです。それを強くするために、伝えたいところを強く、落とすべきところは落とすという作業の繰り返しでした。それに慣れてくると乗ってくるというか。どんどん、シンバと波長が合ってくるんですよね。少しずつ、考えすぎずにできるようになって、すごく気持ち良かったです」中でも特に難しかったのが息の使い方。「お芝居そのものについては、ドラマや映画の演出と変わりなかったんですけど、吐息とか『はあっ』とか『うっ』とか。映画やドラマで芝居をしているときはあまり意識していない部分ですが、吹替では声をONにしてやらなきゃならかったのは難しかったですね。初めての経験でしたし、収録の時も分からないところは監督に正直に話して、何回かやらせていただきました。『いまのがいいね』って感じでチョイスしていただきながら進めていったんです。それをプンバァの吹替をする佐藤二朗さんに話したら、全く同じことをおっしゃっていて(笑)。『あれは難しいよねぇ』って」。次のページ:ほかの人とはちょっと違う“『ライオン・キング』の思い出”ほかの人とはちょっと違う“『ライオン・キング』の思い出”実は今回のシンバ役にはオーディションで選ばれたという賀来さん。「元々『ライオン・キング』が好きで、絶対に関わりたいと思っていたんです。実はこの声優のお仕事はオーディションだったので、まさか自分が受かるとは思ってなくて。決まったときはすごく嬉しかったです」そうして、『ライオン・キング』が声優・賀来賢人のデビュー作となった。本作のために準備したことは特にないというが、やはりアニメーション版の『ライオン・キング』は何度も観たそうだ。「どんな吹替をしているのかな、とか、いろいろ観たんですけど、声優のテクニックはないので、だったらもう『ライオン・キング』を観ようと思って。最初に観たのは小学生のときだったのかな。すごく好きになって、何度も観ていたのを覚えています。実は友人が『ライオン・キング』のミュージカルに出演していたんですよ。卒業公演を観に行った後、打ち上げに行って、そこで一緒に『ハクナ・マタタ』とか『愛を感じて』とか歌ってました(笑)。だから勝手に『ライオン・キング』に近いと思ってるんです(笑)」今回の吹替版『ライオン・キング』では賀来さんが楽曲の部分も吹替を担当している。「先日、完成した音楽を聴いたんですけど、すごく良かったです。壮大な雰囲気で、これは自信を持って送り出せると思います」と笑顔を見せてくれた。最近、俳優が歌手としてデビューを果たしているので、賀来さんも歌手デビューかと思いきや「いやいや、それは大丈夫(笑)」と残念な答えが。あの歌声を聴くチャンスは今後あまりないかもしれないので、ぜひ、劇場でその歌声もチェックしてほしい。次のページ:妄想が広がりそうな“ディズニー作品と賀来賢人”妄想が広がりそうな“ディズニー作品と賀来賢人”誰しもが一度は観たことがあるであろうディズニー・アニメーション。もちろん賀来さんも例外ではない。「ディズニー・アニメーションって小さい頃に観ているっていうのもあって、誰しもが何かしらの思い入れがあると思うんですよね。『リトル・マーメイド』の魔女のアースラいますよね。僕の親戚にアースラに似ている人がいて(笑)。小さい頃、『あの人は、本当は魔女かも知れない』って思い込んでいたりとか(笑)。でも何より印象に残っているのは『美女と野獣』ですね。実はディズニープリンセスの中で、ベルが一番好きなんです。だから、実写版でベルをエマ・ワトソンが演じたときは『よーし、よし!』って(笑)。『アラジン』もピクサーの『トイ・ストーリー』も好き」では今後、ディズニー作品で声優をやるとしたら、どんな役に挑戦してみたいだろうか。「『アラジン』もやってみたかったですね。あとは、なんだろうなぁ」「『トイ・ストーリー』をやるなら、ウッディかレックスかな。レックス良いですよね、ギャンギャン言ってて楽しそう(笑)。でも次に声優をやるとしたら、もう少しキャラが強い、個性的な役もやってみたいですね。今回は、サバンナの王へと成長する、まっすぐな主人公だったので」そして“声優”という仕事についてこう続ける。「声の表現ってすごく大事。芝居の中でも、声でしか伝えられないことって結構あると思うんです。これまで、そういうことをあまり意識したことがなかったというか、ここまでちゃんと自分の声と向き合ったことがなかったんです。いままでは動きだったり表情だったり、その総合で芝居をしてきたので。でも、よく考えてみたら、声だけに頼るシチュエーションもいままでいろいろあったな、と。例えば、“がなる(大きな声を出すこと、怒鳴ること)”ことにしても、いろいろなやり方がありますよね。単調だったり抑揚を付けてみたり。そういうことをこれからもっと意識しようと思いました。テクニック的な部分ではありますけど、すごく勉強になりました」俳優として貪欲に技術を取り入れ成長を続けてきた賀来さん。これからどんな新しい姿を見せてくれるのか、もはや期待しかない。(text:Ai Takatsuka/photo:You Ishii)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年08月08日ウォルト・ディズニー・スタジオが最新VR技術を駆使し、実写もアニメーションも超える“超実写版”に挑んだ『ライオン・キング』のプレミアム吹き替え版上映会が8月8日、都内で行われた。本編の上映を前に、声優を務める賀来賢人(シンバ役)、江口洋介(スカー役)、佐藤二朗(プンバァ役)、お笑いコンビ「ミキ」の亜生(ティモン役)、門山葉子(ナラ役)、大和田伸也(ムファサ役)、日本版オフィシャルソング「サークル・オブ・ライフ」を歌うRIRIが舞台挨拶に登壇。賀来と門山はエルトン・ジョンが作曲、ティム・ライスが作詞を務めた名曲『愛を感じて』を生披露し、息の合った歌声で会場を魅了していた。いよいよ全国公開を翌日(9日)に控え、賀来は「緊張しますよね。皆さんの反応が気になりますが、今はいち早く見ていただきたい気持ちです」と期待感。「今の時代だからこそ、“サークル・オブ・ライフ”の普遍的なテーマを感じ取ってもらえれば。すばらしい楽曲はもちろん、スケール感も迫力があって、見たことないエンターテインメントになっている」とアピールした。門山は「ナラは優しく勇敢で、芯が強い。わたしもそんな尊敬できる女性になりたい」と話していた。江口も「やっぱりスケール感がすごいですよ」と本作ならではの迫力に興奮しきり。佐藤と亜生は劇中で“名コンビ”を演じており「亜生くんの胸を借りて、頑張りました。うそです、おれが胸を貸したの」(佐藤)、「普段から、イボイノシシみたいな相棒(兄の昴生)がいるんで。いまだに、プンバァ役を狙っています」(亜生)と舞台挨拶でもコンビネーションは抜群だ。1994年製作のアニメーション版と同じムファサ役を続投する大和田は「もう25年前ですか。そのときにも増して、より心と魂を込めて、子供と世界を思うムファサを演じさせていただいた」と感慨深げ。「本当に1つ1つの命を大切にしないと、サークル・オブ・ライフ…、命の輪が崩れてしまう。命が軽んじられる事件や事故がありますが、ぜひ(命を)大事にしていただきたい。ムファサからのお願いです!」と力強く語っていた。雄大なサバンナを舞台に、ライオンの王子シンバの成長と冒険を描いた同名アニメーションを新たに映画化。動物たちの王であるムファサの息子として生まれたシンバは、自分も父と同じように偉大な王になることを夢見ながら成長するが、王位を狙う叔父・スカーの恐ろしい策略で王国を追放されてしまう……。取材・文・写真:内田 涼『ライオン・キング』8月9日(金)全国公開
2019年08月08日ディズニーの実写映画『ライオン・キング』(8月9日公開)の吹き替え版でシンバ役を演じた賀来賢人とナラ役の門山葉子が8日、都内で行われたプレミアム吹替版スペシャル上映会に出席。名曲「愛を感じて」を生デュエットし、見事な歌声で約500人の観客を魅了した。さまざまな記録を打ち立ててきた『ライオン・キング』。雄大なアフリカの大地を舞台に描かれる1匹の子ライオンの成長物語が、さらなる進化を遂げてよみがえる。イベントは、ダンサーたちの迫力ある踊りで始まり、RIRIが劇中歌「サークル・オブ・ライフ」を歌唱。続けて、賀来と門山が登場し、名曲「愛を感じて」を見事なハーモニーで歌い上げた。その後、ステージに吹き替えキャストの賀来、門山、スカー役の江口洋介、プンバァ役の佐藤二朗、ティモン役の亜生(ミキ)、ムサファ役の大和田伸也が集結し、RIRIも改めて登壇した。賀来は、「どういう反応があるか緊張がありましたが、今は早く観ていただきたい気持ちが強いです」と心境を告白。「作品のテーマである“サークル・オブ・ライフ”を感じ取ってもらいたい。アニメーション版から25年経って時代が変わって、ピュアに気持ちを伝えることができない中で、自分でも友情や葛藤や悩みだったり、愛だったり、人間の普遍的なテーマでもあるメッセージを感じ取れた。今生きている人に見てもらいたい」と熱く語った。歌の話になると大和田が、賀来と門山の歌唱を「ラブソングとして最高」と絶賛。亜生は、2人が2日放送のテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』で同曲を披露したことを振り返って「緊張していたけどすっごいうまかった」と称賛し、佐藤も「ハモれるってすごいよね」とうらやましそうに話した。
2019年08月08日ディズニーの名作アニメーションを、超実写版として完成させた映画『ライオン・キング』プレミアム吹替版スペシャル上映会が8月8日(木)、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、シンバ&ナラを担当した賀来賢人、門山葉子が「愛を感じて」を生披露した。『ライオン・キング』は、命あふれるサバンナの王国プライドランドが舞台。偉大なライオンの王ムファサの息子として生まれたシンバは、王座を狙う叔父スカーの策略によって父を失い、王国を追放されてしまう。新たな土地で仲間と出会ったシンバは、自分が生まれた意味、使命を見出していく。美声披露の賀来さん、公開に喜び美声で場内を包み込んだ賀来さんは、いよいよ公開が目前に迫った本作について、「(声を)録ってから結構な時間がたつんですけど、緊張します。けど、いまは早く観ていただきたい気持ちが強いです!」と興奮気味にコメントした。アニメーションに続きムファサを担当した大和田伸也も「いま、命が軽んじているような時代なので、なおさらサークル・オブ・ライフを大事にしていただきたい、ムファサからのお願いです」と、気高き王の声を響かせる。佐藤さん&亜生さん、相棒感はお笑いコンビ並!?この日は、劇中プンバァとティモンという息の合ったコンビとして登場する声を担当した、佐藤二朗、亜生(ミキ)も登場。冒頭の挨拶から、佐藤さんは「今日の衣装のポイントはジャングル」と冗談を飛ばすも「さほど受けなかった…」と落ち込むと、すかさず亜生が「心の中で笑うタイプのお客さんです!」とフォロー。佐藤さんが「うわさによると、お兄さんの(漫才コンビの相方)昴生が僕の役を狙っているって?」と言えば、亜生さんが「まだ狙っておりますので」と返し、「もう間に合わないね、うん。もうできてるから」と即答。粘る亜生さんが「病気になってくれって」と言うも「病気になったとしても、できてる!」と的確に受け、本物の漫才コンビのようなやり取りに、場内は拍手喝采。亜生さんが「普段イボイノシシみたいな相方、兄が実写版イボイノシシなので。でも、お笑い芸人さんくらい、佐藤さんとの掛け合いも楽しくやらせていただきました!」と挨拶し、完璧な相棒感には賀来さんも爆笑だった。そのほか、上映会には江口洋介、RIRIが出席した。『ライオン・キング』は8月9日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年08月08日壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描いた“超実写版”『ライオン・キング』。この度、本作で大人気の楽曲「ハクナ・マタタ」をシンバ役の賀来賢人、プンバァ役の佐藤二朗、ティモプン役の亜生(ミキ)という異色のトリオで陽気に歌い上げるプレミアム吹替版クリップが解禁となった。全米公開を迎え、オープニング3日間の興行収入1億8,500万ドル(約197億9,500万円)で初登場第1位の大ヒットスタートを切った本作。公開から2週目を迎えた全米では2週連続NO.1に輝き、全世界興行収入も10億ドルを突破している。日本での公開を間近に控え、先日の名曲「愛を感じて」に続いてアップテンポな大人気曲「ハクナ・マタタ」の歌唱シーンが入った“プレミアム吹替版”最新クリップが解禁。「ハクナ・マタタ」を歌うのは、陽気なミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァ。2匹は本作を代表する人気コンビで、“ティモプン”の愛称で親しまれている。群れを追い出されても自分らしく生きる、陽気なイボイノシシのプンバァ役は個性派俳優・佐藤二朗、“今”を気ままに楽しむ、少し毒舌だが仲間思いのミーアキャットでプンバァの相棒であるティモン役を人気急上昇中のお笑い芸人「ミキ」の亜生。オリジナル版さながらに亜生さんと息の合ったコンビネーションを披露した佐藤さんは、「(日本人の掛け合いも)プロの漫才師・ミキの亜生さんと日本のメンツにかけて、とにかく外せないと思いました。この掛け合いの面白さをお客さんにも届けたいと思いながらやっていました」と意気込みを語り、一方、亜生さんは「ハクナ・マタタ」を歌った感想を「トリハダが立ちました。俺、『ライオン・キング』入ってもうたな!」と興奮気味に語っている。また本クリップ映像では、大人になったシンバが登場。その声を務める賀来賢人も参加し、佐藤さん、亜生さんとの異色のトリオで陽気に歌い上げる。ティモプンとシンバが初めて出会い、シンバが徐々に大人へと成長する過程を表現した重要な歌唱シーンとなる本映像。王座を狙う叔父スカーの策略によって父ムファサを失い、王国を追放された幼いシンバに自然は過酷。干からびた大地で倒れ、命の危機にあるシンバを救ったのは、陽気なミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァ。2人がモットーにする“ハクナ・マタタ(スワヒリ語で「嫌なことは忘れろ。くよくよするな」)”に、深い悲しみと孤独を抱えたシンバの心も癒されていく。ジャングルの緑輝く新たな世界で行動を共にし、友情を深めていく3人の姿も見どころだ。『ライオン・キング』は8月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年08月07日新海誠監督の最新作・映画『天気の子』において、ピュアでまっすぐな主人公・森嶋帆高(ほだか)とヒロイン・天野陽菜(ひな)を演じた2人組、醍醐虎汰朗さん&森七菜さんの対談をお届けします。――オーディションで役を掴んだそうですが、オーディションではどんなことをしたのですか?醍醐:1次審査は、自分の声をスマホのボイスメモに録って、それを送りました。森:そのあと、2次審査はスタジオに呼んでいただいて、絵コンテに合わせてセリフを言うんですが、アニメってとにかくテンポが速くて、それが想像以上だったんです。新海さんがお相手をしてくださったんですけれど、ものすごく難しかったです。醍醐:3次審査のとき、七菜ちゃんと一緒に声を入れたんですけれど、すごく掛け合いが気持ちよかったんです。しかも、なんていうのかな、うまいというよりも…、素敵な感じだった(笑)。森:なにそれー(笑)。醍醐:褒めてるんだって!(笑)終わったあとマネージャーさんに、「陽菜役はきっと七菜ちゃんだと思います」って話してたんです。森:実は私も3次で醍醐くんと共演したときに、演技の間合いとか、テンポが心地よくて、相性いいなって感じてました(笑)。もしこの役をやるなら、相手は醍醐くんがいいなと思ってた(笑)。醍醐くんが帆高を演じるのを聞いてると、“あ、これが帆高だ”って感じがしたんです。うまく説明できないけど、そんな気がした(笑)。――新海監督の作品は、監督が吹き込んだセリフが入ったV(ビデオ)コンテがあるわけですが、まずそれを聞いて、役作りをするんですか?醍醐:はい。実際に演技したものを見本にできるのでわかりやすくて、ありがたいお手本というか、道標でした。でも同時に、監督の演技がすごすぎて、これを超えていかなきゃいけないのかっていうプレッシャーもありましたね。森:私も監督が吹き込んだセリフをずーっと聞いていたので、初めて自分の声を聞いたとき、「え、こんなの陽菜の声じゃない!新海さんの声のほうがしっくりくる、どうしよう…」って落ち込みました。でも、初めてのアフレコで、技術的にはまだまだだけど、気持ちの部分だけでも監督の演技を追い越したいって思って、1か月頑張ったのを覚えています。――声だけで演技をするのは初めてだったと思いますが、やってみて、どうでした?醍醐:難しかったし、でもおもしろかった。その2つはセットなんだな、と思いました。森:うんうん。醍醐:例えば、走っているときのシーンは、普通の演技だったら実際に走りながら演じるわけですが、アフレコは、マイクの前で息遣いだけでそれを表現しなきゃいけない。どう演じたらいいのか僕はわからなかったので、とりあえずスタジオの周りをぐるっと一周走って、本当に息切れした状態でアフレコしてみたり、かなりいろんなチャレンジをさせてもらいました。演技をしながら、わからないことを一つ一つ勉強させてもらうのが、とても楽しかったです。森:私が難しかったのは、“顔”の演技をしているのは映像に描かれた陽菜で、私はその陽菜の気持ちに完全に寄り添って演技をしなければいけないこと。声に自分の感情を全て乗せるっていうことが、頭ではわかっているんだけど、なかなかできなくて…。でもあるとき、思い切って全ての気持ちを乗せてみたら、やっとリミッターが外れて。自分の表現の幅が広がった気がして、そこからより楽しくなったのを覚えています。――アンアンを読んでいるのは主に二人より少し年上の世代なんですが、最後に、そんなお姉さんたちに見どころを教えてください!森:えー!?お姉さんたちに!?えーと、もし私が社会人だったら、仕事のあとにレイトショーで観に行ったら気持ちよくなれる映画だと思うので、観終わったあとぜひおうちでアロマキャンドルをたいて、余韻に浸ってほしいです!はい、次、醍醐くん!醍醐:えーと…、観終わったあと、愛についてとか、好きな人についてとても考えたくなる映画だと思います(照れ笑い)。あ、あと、風景と音楽のコラボは本当に素晴らしいので、爽快感を味わいに、ぜひ劇場に行ってください!!もり・なな2001年生まれ、大分県出身。’17年に女優デビュー。公開待機作に『最初の晩餐』『地獄少女』(共に11月)、岩井俊二監督映画『Last Letter』(’20年)など。だいご・こたろう2000年生まれ、東京都出身。’17年から映画、ドラマ、舞台で活躍。舞台『弱虫ペダル』で主演に抜擢され、話題に。今秋には演劇『ハイキュー!!』に出演予定。『天気の子』家出少年の帆高と、天気を操り、晴れにできる不思議な能力を持つ少女・陽菜が、東京の歌舞伎町で出会う。天気の調和が狂っていく時代の中で、運命に翻弄される少年と少女が生き方を“選択”する、切なく美しい愛の物語。全国東宝系で公開中。©2019「天気の子」製作委員会※『anan』2019年8月7日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・井上 亮(BVC/醍醐さん)申谷弘美(森さん)ヘア&メイク・大泉直人(醍醐さん)佐藤 寛(森さん)(by anan編集部)
2019年08月04日大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人の「嵐」メンバーが、ゲストとトークやゲームで盛り上がる「嵐にしやがれ」。その8月3日(土)今夜の放送回に、俳優の佐藤二朗がゲスト出演する。1996年、演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げ。その後ドラマ、映画などでも活躍。「JIN-仁-」や「ケータイ刑事」『幼獣マメシバ』シリーズなど多数の作品に出演するなか、2011年から放送の「勇者ヨシヒコ」シリーズでみせたアドリブ全開の演技が注目されると、『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』や「今日から俺は!!」など人気作、話題作に続々出演。映画『memo』などでは脚本・監督も務めるなど、その多才ぶりも際立つ佐藤さん。今回はそんな佐藤さんが「手みやげグルメデスマッチ」に登場。また大河ドラマ「花燃ゆ」「おんな城主 直虎」に日曜劇場「下町ロケット」「小さな巨人」「グッドワイフ」など俳優としても独特の味わいをみせる春風亭昇太は、結婚を記念して「記念館」企画に出演する。今夜のゲスト、佐藤さんは8月9日(金)より全国公開される映画『ライオン・キング』で、ちょっぴり口は悪いが仲間思いなイボイノシシ・プンバァ役の声優を担当。1994年に公開されディズニーアニメ史上No.1の全世界観客動員数を記録。サウンドトラックの世界売上もアニメーション史上No.1を誇る“キング・オブ・エンターテインメント”であるアニメ版を今回、実写もアニメーションも超えた新たな映像体験=“超実写版”として現代に蘇らせた同作。命あふれるサバンナの王国プライドランド。その王であるライオン<ムファサ>に、息子<シンバ>が誕生する。だが、シンバはある“悲劇”によって父ムファサを失い、王国を追放されてしまう。新たな世界で彼は仲間と出会い、“自分が生まれてきた意味、使命とは何か”を知っていく。王となる自らの運命に立ち向かうために――。佐藤さんをはじめ主人公シンバの声優には「今日から俺は!!」で佐藤さんと共演経験もある賀来賢人。シンバの幼なじみ・ナラは舞台で人気の門山葉子。シンバの父・ムファサはアニメ版と同じく大和田伸也。ムサファの弟・スカーには江口洋介といった俳優たちが声を担当する。「嵐にしやがれ」は8月3日(土)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年08月03日現地時間7月19日に公開された全米ではオープニング3日間の興行収入1億8,500万ドル(約197億9,500万円)で初登場第1位の大ヒットスタートを切り、2週連続NO.1を獲得、全世界興行収入も10億ドルに届く勢いとなっている『ライオン・キング』。この度、日本の“キング・オブ・スクリーン”ともいうべきIMAXシアターを擁する109シネマズ大阪エキスポシティ前に広がるサークル型の“空の広場”にて、本作の大阪プレミアイベントが実施された。イベントのオープニングを飾ったのは、日本版オフィシャルソングに大抜擢された19歳の新人女性アーティスト、RIRIによる「サークル・オブ・ライフ」。先日L.A.で行われたジャンケット取材でジョン・ファヴロー監督と主人公シンバ役を務めるグラミー賞アーティスト、ドナルド・グローヴァーから「若きビヨンセだ!」と大絶賛されたRIRIさん。コーラス隊として登場してくれた近畿大学付属高等学校の生徒と共に、この日限りの特別バージョンで「サークル・オブ・ライフ」を大阪で初披露。夏の太陽の光を浴びるRIRIさんの壮大で力強い歌声が響き渡ると、会場に集った300人の観客もパワフルな歌声に圧倒され、歌唱後の会場からは大きな歓声が挙がった。歌い終えたRIRIさんは感想を聞かれると、「最近高校を卒業したばかりなので仲間と歌ってるみたいで、部活のようで楽しかったです。ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えた。賀来賢人&門山葉子がサプライズ登場!さらにこの日は、プレミアム吹替版キャストのシンバ役の俳優・賀来賢人、ナラ役の女優・門山葉子が登場!予期せぬ2人の登場に会場からは黄色い歓声が挙がった。大阪での思い出を聞かれると、賀来さんは「大阪で舞台があったので、実は2か月ほど生活していました。お店に入っても話しかけてくれる優しい人が多く、とてもお世話になった思い出があります」と語り、門山さんも「私も1か月ほど舞台があったので滞在したことがあります。美味しいもの三昧でした」と、大阪でのエピソードを披露。RIRIさんも「大阪でのライブはファンの盛り上がりが違う!」と“大阪愛”を語り、会場からは歓声が上がった。プレミアム吹替版声優発表後の周囲の反響を聞かれた賀来さんは、「12~3年このお仕事をしていますが、今までで一番周囲から連絡をもらって、『ライオン・キング』という作品のすごさを改めて実感しました」と語り、門山さんも「友達からたくさん連絡があり、中には泣いて喜んでくれる方もいて、こんな作品に関われるなんて感激しました」と喜びを改めて表現した。『ライオン・キング』は「見たことのない映像がいっぱい」今作のキング・オブ・エンターテインメントと呼ぶにふさわしい“超実写版”映像について聞かれると「冒頭から没入感のある圧倒的なスケールでずっと前のめりになりました。仕事柄、色んな映画を観ますが、この『ライオン・キング』は見たことのない映像がいっぱい。最初から最後までずっと前のめりで釘付けになる映画です!」と話す賀来さん。さらに門山さんも「最初は本当にこれってCGなのと疑って観ていたんですが、気づいたらそんなことを忘れるくらい、ライオン・キングの美しい世界に入り込んでいました」と、圧巻の映像に太鼓判。今作『ライオン・キング』で関西の人たちにおすすめしたいポイントを聞かれると、賀来さんは「面白いものが好きな関西の方には、佐藤二朗さんと亜生(ミキ)さん演じるティモンとプンバァの『ハクナマタタ』を観ていただきたいです!とてもチャーミングで、クスクス笑えて元気が出る楽しいシーンなので注目して下さい!」とアピール。RIRIさんも「仲間のやり取り以外にも、絆や家族愛、様々な愛が表現されている映画なのでいろんな方に見ていただきたい」と語った。最後に映画の公開を楽しみにしている方々へ賀来さんから、「今日は暑い中来てくれてありがとうございました!皆さんが知っているアニメーション作品を超えて、新しいエンターテイメントが誕生しました。ちびっこから大人まで楽しめる作品なのでたくさんの方に観ていただけたら嬉しい」とメッセージが贈られていた。『ライオン・キング』は8月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年07月31日ディズニー・アニメーション史上No.1の全世界観客動員数を誇る、同名のアニメ映画を実写化した映画『ライオン・キング』が、8月9日(金)より全国公開される。この度、名曲『愛を感じて』が流れる、吹替版特別映像が公開された。本作は、雄大なアフリカの大地を舞台に、サバンナの“王”となる運命を背負った主人公 “シンバ”が、仲間の愛を支えに運命を切り拓く壮大な物語。監督を務めるのは、『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴローだ。そして日本語吹き替え版に出演するのは、主人公シンバ役の賀来賢人、王座を狙って暴君と化すスカー役の江口洋介、プンバァ役の佐藤二朗、プンバァの相棒・ティモン役の亜生(ミキ)、ナラ役の門山葉子など。『愛を感じて』は、エルトン・ジョンが作曲、ティム・ライスが作詞を務め、第67回アカデミー賞歌曲賞および第52回ゴールデングローブ主題歌賞をW受賞した、『ライオン・キング』の中でも代表的な楽曲。今回の実写版『ライオン・キング』では、シンバ役ドナルド・グローヴァーとナラ役ビヨンセによる『愛を感じて』のデュエットが話題となっている。そして今回公開された日本語吹替版の特別映像では、賀来賢人と門山葉子が息の合った歌声を披露している。『愛を感じて』が本編で流れるのは、王となる使命を見失い、悩みながら新たな道を探し求める王子シンバが、離れ離れになっていた美しく芯の強い幼馴染のナラとの再会を果たすという重要なシーン。特別映像では、父の死に対する自責の念に苦しみ、秘密を打ち明けられないシンバと、シンバこそが真の王だと信じるナラが、ぎこちないながらもお互いの愛を感じとり距離を縮めていく様子が、リアルな描写で描かれている。吹替に初挑戦した賀来賢人は「シンバとナラの愛の表現が本当に素敵でした。ただ綺麗に歌えばいいということでもなくて、その中にもドラマがあるので、迷いや心の葛藤を歌で表現するのはとても難しかった」とアフレコ時の様子を明かし、「日本語版の“愛を感じて”ができれば。(門山さんとのオリジナルの曲で)素敵になっていると思います」と、自らの想いを語った。『ライオン・キング』8月9日(金)全国公開
2019年07月30日高杉真宙が、かつて“怪人二十面相”を追った少年探偵団の小林少年のひ孫を演じる『超・少年探偵団NEO ーBeginningー』。江戸川乱歩の大ベストセラー「少年探偵団」シリーズを原案にした、この新感覚学園ミステリー映画から新ポスタービジュアルと第1弾予告が解禁。新たなキャストとして佐藤二朗と丸山智己の出演も明らかになった。少年探偵団初代団長・小林少年のひ孫である芳狼(高杉真宙)と親友のワタリ(佐野岳)、さらに名探偵・明智小五郎のひ孫の小夜(堀田真由)は平穏な学園生活を送っていたが、ある日を境に学園に次々と起こる怪事件に巻き込まれる。同じ学園のミステリー同好会の個性豊かなメンバーとともに、怪事件の謎解きにハマっていく彼ら。本作への期待が高まる、ポップでミステリアスな印象を与える“新感覚”のビジュアルが完成した。さらに解禁となる本予告は、テンポのよい展開によって作品の世界観を最大限に引き出した映像に。映像のオープニングでは、学園の廊下で不思議な青い毛布の物体と出会う芳郎たちが描かれ、そこから一変して現実からかけ離れた世界を思わせる怪人二十面相が登場。そして、後半で登場する子ども時代の映像では、過去から現在につながるミステリー様相が展開!ミステリー同好会の顧問として登場するベテラン・佐藤二朗のコミカルなシーンと、芳郎の父を演じる丸山智己のミステリアスなシーンも切り取られ、予告編のラストでは「君が欲しいよ、芳狼くん」という不気味な怪人二十面相のセリフが…。果たして、怪人二十面相は誰なのか?芳郎と怪人二十面相の約束とは!?彼らのただならぬ関係性が伺える予告編となっている。『超・少年探偵団NEO ーBeginningー』は10月25日 (金)新宿バルト9、渋谷TOEI ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:超・少年探偵団NEO −Beginning− 2019年10月25日より全国にて公開©2019 PROJECT SBD‐NEO
2019年07月25日8月9日(金)より日本公開となる『ライオン・キング』。その公開を記念して原作となるアニメーション版『ライオン・キング』が7月19日(金)、フジテレビ系でオンエアされる。本作は1994年に公開されディズニー・アニメーション史上No.1の全世界観客動員数を記録、『アナと雪の女王』『トイ・ストーリー3』と並ぶ全世界興行収入を誇るほか、サウンドトラックの全世界売上もアニメーション史上No.1を記録。第67回アカデミー賞歌曲賞&作曲賞に輝くほか、第52回ゴールデン・グローブ賞で3部門を受賞。ミュージカル版も史上No.1の全世界興行収入を打ち出し、劇団四季による日本版「ライオンキング」も国内演劇史上No.1の観客動員数に輝くなど数々の記録を打ち立ててきたディズニーアニメの金字塔にしてアニメーション史上に残る大ヒット作。命あふれる大地プライドランドをおさめる王・ムファサに息子のシンバが誕生。ムファサは幼いシンバに自然界の命は大きな輪でつながっていること、歴代の王たちが空の星から見守ってくれていることを語り聞かせる。ところが王の座を狙うムファサの弟・スカーの罠でシンバは王国を追放されることに。しかし旅の途中で出会ったイボイノシシのプンバァ、その親友のミーアキャットのティモンなど愉快な仲間たちに励まされシンバは成長。自分の使命に目覚めスカーとの対決を迎える…という物語。この偉大なるアニメミュージカルの金字塔を実写化した『ライオン・キング』が8月9日(金)から全国公開。『アイアンマン』シリーズで知られ『ジャングル・ブック』も手掛けたジョン・ファヴロー監督がメガホンを取り、シンバ役には『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のドナルド・グローヴァー、シンバの幼なじみで大親友のナラにはアーティストとしてはもちろん、『ドリームガールズ』など多数の映画出演でも知られるビヨンセ、ムファサにはアニメ版と同じくジェームズ・アール・ジョーンズを迎える。また日本語吹き替え版はシンバを賀来賢人が、ナラを門山葉子が、ムファサは今夜放送のアニメ版と同じく大和田伸也がそれぞれ担当するほか、江口洋介、佐藤二朗らも出演する。アニメ『ライオン・キング』は7月19日(金)、21時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年07月19日シンバ役の賀来賢人をはじめ、豪華ボイスキャストが明らかになった『ライオン・キング』“プレミアム吹替版”。この度、来月の公開に先立ち、豪華キャストが演じるキャラクター初披露となる吹き替え版の予告映像が到着した。今回到着した映像では、壮大な世界観を彩る名曲「サークル・オブ・ライフ」に乗せて、江口洋介が王の座を狙うシンバの叔父・スカ―を迫力満点に演じるほか、シンバと冒険を繰り広げるプンバァ&ティモンのコンビの声を担当する佐藤二朗と亜生(ミキ)が高らかに歌い上げる場面も初公開。さらに今回、アニメーション版『ライオン・キング』(’94)でシンバの父ムファサの吹き替えを担当した俳優・大和田伸也が、今作でもムファサを続投することが決定。「丘の上で息子シンバに語りかける父ムファサの姿は、私自身と重なり、一心同体になったように感じていました」とムファサについて語る大和田さんは、「今回“超実写版”で改めてムファサを演じることになり『やったー!』と胸躍らせました。新たな魅力、感動を載せて頑張ります」と喜び、「父親が息子を送りだす気持ち、決意を込めて、崇高な想いで演じさせていただきました」とコメントしている。そして、本作で新しく登場するキャラクターで、スカーと手を組むハイエナたちのリーダー的存在、シェンジの声を、「ルパン三世」の峰不二子や『ハリー・ポッター』パーバティ・パチルの吹き替えなどを担当する沢城みゆき。シェンジの仲間のハイエナ・カマリを、『アイアンマン』『X-MEN』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなど多くの人気作品で吹き替えを担当する加瀬康之と、力強い実力派声優陣が本作を支える。『ライオン・キング』は8月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年07月12日綾野剛、杉咲花、佐藤浩市が『64-ロクヨン-』の瀬々敬久監督のもと集結した映画『楽園』。この度、それぞれのキャラクターにより迫る第2弾の特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。今回解禁された特報映像では、“容疑者の青年”綾野さん、“傷ついた少女”杉咲さん、“追い込まれる男”佐藤さん、それぞれの鬼気迫る熱演が明らかにされている。あるY字路で起きた少女失踪事件から幕を開け、「助けて下さい」と必死に何かから逃れようとする綾野さん。「なんで俺だけ生きているんだ」と絶望に打ちひしがれる佐藤さん。そして「皆が殺したんだ」と泣き叫ぶ杉咲さんの姿が…。彼らの台詞と2つの事件、少女失踪事件と連続殺傷事件はどう関わってくるのか。そして映像は「信じた人は殺人犯なのか」という意味深な言葉で締めくくられる。さらに同時に解禁された第2弾ポスターでは、3人それぞれの表情と、まるで“楽園”のように淡い光の指すY字路に「信じた人は殺人犯なのかー」という強烈な言葉が重なり、緊張感が滲み出るビジュアルとなっている。“心えぐられる衝撃作”の全貌が少しずつ明らかになり、秋の公開がますます待ち遠しい。『楽園』は10月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:楽園(2019) 2019年10月18日より全国にて公開© 2019「楽園」製作委員会
2019年07月12日お笑いコンビ・ミキの弟・亜生が、ディズニーの実写映画『ライオン・キング』(8月9日公開)プレミアム吹替版のティモン役に決定。8日、都内で行われたプレミアム吹替版声優発表イベントに登壇し、喜びを語った。この日は、主要キャラクターを演じる5人が発表された。サバンナを治める偉大な王ムサファを父に“未来の王”としての運命に生まれ、立ち向かっていく主人公シンバ役は賀来賢人、王ムサファの弟で、王座を狙うべく暴君と化すスカー役は江口洋介、「ハクナ・マタタ(くよくよするな)」の精神で陽気に生きるプンバァ役は佐藤二朗、プンバァの相棒であるティモン役は亜生(ミキ)、シンバの幼馴染で、スカーの支配により危機が迫った王国を救うべく奔走するナラ役は門山葉子が演じる。亜星は「本当にうれしくて」と声優抜てきに大感激。この日まで絶対に口外してはいけないと言われている中、楽屋などでさりげなく「ハクナ・マタタ」を歌って匂わせていたことを明かした。そして、シンバ役で声優に初挑戦する賀来に、「賀来さん、初めてでした? 声優」と尋ね、賀来が「初めてです」と答えると、「僕、ちなみに2回目」と上から目線でアピール。会場から笑いが起こった。亜生は、昨年公開された映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の吹き替え版でカメオ声優に抜てき。「兵士A役で『ギャー! 足が!』っていうのをやらせていただいたのでスッと入っていけました。『ギャー! 足が!』の経験が生きました」と得意げ。兄・昴生にも「頑張ってこい」と応援してもらい、練習に付き合ってもらったことも明かした。そして、「これはね、売れました。これは売れた。『ライオン・キング』出たら売れたでしょ! 4月に東京に出てきたんですよ、本当に出てきてよかった。大阪だったらないかもしれない。東京ありがとう!」と喜びを爆発させた。
2019年07月08日俳優の賀来賢人が、ディズニーの実写映画『ライオン・キング』(8月9日公開)のプレミアム吹替版で主人公・シンバ役に決定。8日、都内で行われたプレミアム吹替版声優発表イベントに登壇し、同役への強い思いを語った。賀来は、今回が声優初挑戦。「本当に言いたくて、言いたくて、言いたかったんですけど、絶対に言っちゃいけないというお触れがあったので」と、言いたくてウズウズしていたという。オーディションでシンバ役につかみとった賀来は「『ライオン・キング』が大好きで、小さい頃、本当によく見ていましたし、僕の年下の友人が劇団四季のヤングシンバをやっていて、最終公演を見に行って、打ち上げにも参加して『ハクナ・マタタ』を一緒に歌ったりして、すごく個人的に『ライオン・キング』に勝手に縁を感じていて」と同作との関わりを告白。「自分も小さい子供がいるので、絶対にシンバ役をやりたいなと思っていたら合格をいただき、全身全霊でやらせていただきました」と強い思いを明かした。賀来のほか、スカー役は江口洋介、プンバァ役は佐藤二朗、ティモン役は亜生(ミキ)、ナラ役は門山葉子に決定した。
2019年07月08日ディズニーの実写映画『ライオン・キング』(8月9日公開)のプレミアム吹替版声優発表イベントが8日、都内で行われ、シンバ役は賀来賢人、スカー役は江口洋介、プンバァ役は佐藤二朗、ティモン役は亜生(ミキ)、ナラ役は門山葉子が務めることが発表された。さまざまな記録を打ち立ててきた『ライオン・キング』。雄大なアフリカの大地を舞台に描かれる1匹の子ライオンの成長物語が、さらなる進化を遂げてよみがえる。プレミアム吹替版声優発表イベントでは、映画の舞台になった動物の王国「プライド・ランド」の世界を再現。ゴスペルシンガーたちによる名曲「サークル・オブ・ライフ」の生歌唱とともに、サバンナを映し出す壮大な演出のもと、台詞だけではなく歌まで完全に吹替える「プレミアム吹替版」のキャストが発表された。今回発表されたのは、主要キャラクターを演じる5人。サバンナを治める偉大な王ムサファを父に“未来の王”としての運命に生まれ、そして立ち向かっていく主人公シンバ役に賀来賢人が決定した。また、サバンナを治める偉大な王ムサファの弟で、王座を狙うべく策略を巡らし暴君と化すスカー役は江口洋介、自由気ままに生活し、「ハクナ・マタタ(くよくよするな)」の精神で陽気に生きるプンバァ役は佐藤二朗、ちょっぴり口が悪くて怒りっぽいが、実は仲間思いで世話好き、プンバァの相棒であるティモン役は亜生(ミキ)、シンバの幼馴染で、スカーの支配により危機が迫った王国を救うべく奔走するナラ役は門山葉子が演じる。
2019年07月08日ディズニーの名作アニメを“超実写化”する『ライオン・キング』のプレミアム吹替版声優発表イベントが7月8日(月)、都内で行われ、主人公・シンバの声を俳優の賀来賢人が務めることが発表された。賀来さんは映画の吹替初挑戦となる。賀来さん「全身全霊で演じた」セリフだけでなく歌も日本語で演じる“プレミアム吹替版”。“未来の王”としての運命に生まれ、そして立ち向かっていく主人公シンバを演じるのは、数々の映画、ドラマで幅広い演技を披露する賀来さんだ。「自分がシンバ役なんだって、言いたくて、言いたくて(笑)」と情報解禁を心待ちにしていた賀来さん。今回、オーディションで主役をゲットし、「大好きな作品ですし、僕には小さな子どももいますから、全身全霊で演じさせていただいた」と強い思い入れを示した。シンバの「素直さ、まっすぐさにあこがれる」といい、「間違いなく、いままで見たことがない映像、スケール、感動にあふれた最高の映画になっている」とアピールした。個性あふれる実力派が、声で生命(いのち)吹き込むさらにこの日、解禁となったのは主要キャラクターを演じる総勢5名!サバンナを治める偉大な王ムサファの弟で、王座を狙うべく策略を巡らし暴君と化すスカー役は、今回が映画の吹替初挑戦となる江口洋介。「本当に難しかった。普段のお芝居とは全然違うし、声優さんの“うまさ”をつくづく感じました。リアルな映像からは、エネルギーをもらった」(江口さん)ディズニー作品では『インサイド・ヘッド』のビンボン役を務めた佐藤二朗が、自由気ままに生活し、「ハクナ・マタタ(くよくよするな)」の精神で陽気に生きるプンバァを演じることになり、「また、うちの子どもを連れて映画館に行ける!」と鼻高々だ。期待の新星・門山葉子、あこがれのビヨンセと同じ役で「本当に?と叫んだ」異色のキャスティングとして、ちょっぴり口が悪くて怒りっぽいが、実は仲間思いで世話好き、プンバァの相棒であるティモンを演じるお笑いコンビ「ミキ」の亜生にも、注目が集まる。今年4月に活動の拠点を東京に移しており、「上京して良かった。これは売れたなと(笑)。うちのお兄ちゃん(昴生)は、『なんで、おれがプンバァやないんや』って言ってましたが、一族を代表して頑張ってこいと言ってくれた」と喜びを爆発させた。そして、多数の舞台、ミュージカルで経験を重ね、声優やソロアーティストとしても活躍する門山葉子が、シンバの幼馴染みで、スカーの支配により危機が迫った王国を救うべく奔走するナラに抜てきされた。オリジナル版でナラを演じる世界の歌姫・ビヨンセは「あこがれの存在」だといい、「絶対にナラを演じたいと気合いを入れて、オーディションに臨んだ。合格を知り『本当に?』と叫んでしまった」のだとか。「もちろん、プレッシャーもあったんですけど、幸せな気持ちが大きい」と瞳を輝かせた。夏休み映画の“キング”大本命!監督はあの“ハッピー・ホーガン”アフリカの雄大な自然を舞台に、ライオンの王子シンバの成長と冒険を描いたディズニー・アニメーションの名作『ライオン・キング』を新たに映画化。『アイアンマン』『ジャングル・ブック』、そしてトニー・スターク/アイアンマンの忠実な部下ハッピー・ホーガン役でも知られるジョン・ファブロー監督が、動物のキャラクターたちをすべてCGで生み出した。動物たちの王であるライオンのムファサの息子として生まれたシンバは、自分も父と同じように偉大な王になることを夢見ながら成長するが、思いも寄らぬ悲劇に見舞われ、王位を狙うスカーによって王国を追放されてしまう…。『ライオン・キング』は8月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年07月08日展覧会「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」が、茨城・水戸芸術館現代美術ギャラリーにて2019年7月13日(土)から10月6日(日)まで開催される。関東では13年ぶりの個展大竹伸朗は、絵画を中心に、印刷、音、写真や映像などの多彩な表現を展開。現代美術界だけでなく、フォントやデザインといった幅広いジャンルにも影響を与えてきたアーティストだ。横浜トリエンナーレや瀬戸内国際芸術祭をはじめ、韓国の光州ビエンナーレ、ドイツのドクメンタ(13)、イタリアのヴェネチア・ビエンナーレなど、国内外の国際展に参加している。「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」は、関東では2006年に東京都現代美術館で開催された「全景 1955-2006」以来、13年ぶりの個展。活動初期から現在までの約40年間にわたり描き続けてきたシリーズ「ビル景」に着目する。香港やロンドンなど都市の記憶をミックスした「ビル景」「ビル景」は、大竹伸朗の中に蓄積された、香港、ロンドン、東京といった様々な都市の、湿度や熱、騒音、匂いなどの記憶をランダムに融合し、「ビル」という形を伴って描き出される仮想の風景。細やかなラインで描き出された静かな作品から、ダイナミックなタッチのヴィヴィッドな油彩画まで、様々な表現手法によって「ビル景」が生み出されている。「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」では、多数の未発表作品から最新作まで800点以上にも上る作品の中から、大型の立体作品などの新作数点を含む500点余りを一堂に展示。「ビル景」シリーズの全貌に迫る展示内容となっている。特製Tシャツやポスターもミュージアムショップでは、大竹伸朗がデザインした展覧会ロゴや描き下ろしドローイング、フォトコラージュをプリントした特製Tシャツや、亜鉛凸版による展覧会ポスターのスペシャルエディション、2019年4月に刊行された画集『大竹伸朗 ビル景 1978-2019』などを販売する。【詳細】展覧会「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」会期:2019年7月13日(土)~10月6日(日)開館時間:9:30~18:00(入場は17:30まで)会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8休館日:月曜日 ※ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日(月・祝/振)は開館、7月16日、8月13日、9月17日、9月24日(火)は休館入場料:一般 900円、前売・団体(20名以上) 700円※高校生以下・70歳以上・障害者手帳持参者と付き添い1名は無料※学生証、年齢のわかる身分証明書が必要。※1年間有効フリーパス「年間パス」2,000円※学生とシニアための特別割引デー「First Friday」学生証持参者と65歳~69歳の人は、毎月第1金曜日(8月2日、9月6日、10月4日)100円【問い合わせ先】水戸芸術館現代美術センターTEL:029-227-8111(代表)
2019年07月08日累計部数700万部を突破する、赤坂アカの人気マンガ『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』を原作に、平野紫耀(King & Prince)、橋本環奈、佐野勇斗、池間夏海、浅川梨奈、ゆうたろう、堀田真由、高嶋政宏、佐藤二朗と、今をときめく超人気キャストを迎えて実写映画化。そしてこの度、本作の主題歌をKing & Princeが担当することが決定した。本作のための書き下ろしとなった楽曲のタイトルは『koi-wazurai』。お互いに惹かれ合っているにも関わらず、恋愛の駆け引きを繰り広げる素直になれない“運命的な恋煩い”が歌われる。King & Princeのメンバーで、努力型の天才生徒会長・白銀御行を演じる平野は、「恋の駆け引きのモヤモヤ感とドキドキ感を歌詞とメロディーで表現していて聴きごたえのある曲になっています!本当に見ても聴いてもキュンキュンできる素敵な作品になっていると思います!どうぞお楽しみに〜」と自信をのぞかせる。King & Princeに楽曲をオファーした平野隆プロデューサーは「彼らのデビュー曲『シンデレラガール』のポップでどこか懐かしいメロディーはBoys&Girlsを熱狂させたのはもちろんですが、私のようなオジサン達の胸にも深く突き刺さっていたからなのです。できあがった『koi-wazurai』を聴いた瞬間、まさにこの映画の写し鏡のような楽曲だと感動しました」とコメント。この主題歌が入った最新の予告映像も到着。平野演じる白銀と橋本演じるかぐやが、あの手この手で相手に告白させようと、頭脳戦が繰り広げられる。「俺のそばにいろ」とかぐやの手を引く白銀、「その横顔から目が離せない」と白銀を見つめるかぐやなど、罠とピュアな想いが錯綜するラブバトルの結末が気になる。さらには、メインビジュアルも公開。「絶対に告らせる。」というコピーと共に、恋愛頭脳戦でも重要な役割を果たすトランプを持ち、不敵な笑みを浮かべる平野と橋本。そして、生徒会メンバーを中心に他のキャストもビジュアルを彩る。予告映像(90秒)()特報映像(30秒)()『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』9月6日(金)より全国公開
2019年06月28日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける「行列のできる法律相談所」が6月23日(日)にオンエア。映画『ザ・ファブル』で主演を務める俳優の岡田准一と共演の山本美月をはじめ、「もみ冬」のSPドラマから小澤征悦も登場。豪華メンバーでお送りする。「V6」のメンバーとして活躍する一方、『永遠の0』と『蜩ノ記』で日本アカデミー賞をダブル受賞、『海賊とよばれた男』『関ヶ原』と『散り椿』で3年連続日本アカデミー賞優秀主演男優賞に輝いた岡田さん。モデルとしての輝かしい実績のほか『ピーチガール』や『去年の冬、きみと別れ』『友罪』などの映画から、「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」などのドラマまで幅広く出演。放送中の「パーフェクトワールド」も話題の山本さん。大河ドラマ「篤姫」の西郷隆盛役や「ハンチョウ~警視庁安積班~」への出演をはじめ、『るろうに剣心』や『ホットロード』『エイプリルフールズ』など多彩な作品に出演。今年も「ハケン占い師アタル」や放送中の大河ドラマ「いだてん」への出演と活躍し続ける小澤さん。今回は岡田さん、山本さん、小澤さんに加え、オカダ・カズチカ、東野幸治、後藤輝基、渡部建、ブルゾンちえみらがパネラーとして参加し、「私の意外な一面知っていますか?自分クイズ!」をテーマにお届け。「行列」のせいで映画スタッフから謝罪されたという岡田さん、その原因とは!?世界的有名映画監督の心を掴んだという小澤さんのモノマネにも注目。山本さんが「彼氏ができない」と断言されてしまった個性派俳優「S」とは!?ゲストたちの意外な一面に注目。岡田さんが主演を務め、山本さんも共演する『ザ・ファブル』は絶賛公開中。岡田さん演じる裏社会の「伝説」“ファブル(寓話)”が殺し屋から普通の人になろうとする姿を描くコメディーアクションとなり、山本さんをはじめ木村文乃、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、佐藤二朗、安田顕、佐藤浩市といった俳優陣が共演する。小澤さんが出演する「もみ消して冬 2019夏~夏でも寒くて死にそうです~」はエリート(?)3きょうだいが、自分たちの家族がしでかした不祥事のみを全力でもみ消して、なかったことにする“どコメディ”ホームドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」のスペシャル版。小澤さんは“AI天才外科医”として日本に帰ってくる北沢博文を演じている。「行列のできる法律相談所」は6月23日(日)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年06月23日日常生活において、人はさまざまな“ミッション”を乗り越えているものですが、間もなく公開の衝撃作『ザ・ファブル』では、伝説の殺し屋がある究極のミッションに挑む姿が描かれています。本作には主演の岡田准一さんをはじめ、豪華すぎるキャストが勢ぞろいしていますが、今回はそのなかでもこちらの方に舞台裏をお話いただきました。写真・黒川ひろみ(向井理)ドラマでも反響を呼んでいる向井理さん!【映画、ときどき私】 vol. 244現在放送中のドラマ『わたし、定時で帰ります。』でも注目を集めている向井さん。本作では裏社会の組織で生きる野心家の男を怪演し、これまでのイメージを覆していると話題になっています。そこで、役作りでの苦労から初めての経験まで幅広く語っていただきました。―今回の作品は大掛かりな撮影だったと思いますが、どのような現場でしたか?向井さん全体を通してアクションがテーマでもある作品だったので、事前に何度が稽古をして、それをさらに現場で練り直していく感じでした。これまでは、アクションチームが作ってくれた動きをそのままやることが多かったですが、今回の作品のように自分たちも意見を言って作っていくのは初めてのことだったので、その作業はおもしろかったです。―ということは、キャスト間でもそのあたりは密に話し合ったりもしたのでしょうか?向井さん僕の場合は、柳楽優弥くんと一緒のシーンが多かったので、アクションを作る過程ではけっこう話しました。特に、僕たちは体格差もありますし、ファイターとしては真逆のタイプなので、そこはフランスから来たアクション監督ともいろいろと相談したところです。そのなかで意識していたのは、スマートで無駄な動きがない岡田くんのアクションと対極になるようにすること。なので、泥臭くて兄弟ケンカみたいだけど、子どもじみた感じだけになってしまわないように微妙なところを狙いたいと思いました。世界でもあまり見たことのないアクション―その岡田さんが繰り広げるアクションは、本作の大きな見どころでもありますが、完成した作品を観たときはどのように感じましたか?向井さん僕の撮影期間はそこまで長くなく、アクションシーンに関しては台本で見ている部分のほうが圧倒的に多かったので、本当に楽しみでした。特に、「日本とフランスの優秀なアクションチームと岡田くんがどういうコラボレーションをするのか」ということには純粋に興味がありましたが、とはいえ初見では追いつけないほどのスピード。もう一度観ないとわからないなと思っているんですけど、それぐらい日本だけでなく、世界でもあまり見たことがないくらいのアクションだと思います。しかも、CGに頼らずに極限まで実写でやっているからこその生々しさもありますし、そういうところもすごいなと感じました。―ちなみに、現場での岡田さんはどのような印象でしたか?向井さん1日しかご一緒できなかったのですが、すごく自然体な方です。大変なシーンでも、ピリピリしてたり、人を寄せ付けなかったりするわけでもなく、いつも普通にされていました。そこから激しいアクションをするようには見えなかったので、すごいギャップでしたし、そういうところが魅力的だなと思います。―ギャップと言えば、向井さんもいままで見たことのないような悪役のキャラクターを演じられていましたが、役作りで意識した点はどのようなところですか?向井さん僕の役は、原作ではもっとハゲていますし、ファンのみなさんからしたら僕が一番違うと思うんですけど、何かを期待していただいている以上は、それを超えていきたいとは考えていました。監督から言われていたのは、「とにかく一番嫌われる役になって欲しい」ということ。なので、なるべく死んだ目をして演じるようにしていました(笑)。漫画とリアリティのギリギリを意識した―今回の現場ではいろんな初めてがあったということですが、そのなかでも一番大変だったことを教えてください。向井さん地味に一番苦労したのは、カラコンです。コンタクトを着けること自体が生まれて初めてでしたし、目に異物を入れる感覚しかないので、カラコンを入れるだけで毎回10分以上かかってしまいました……。しかも、視界にモヤがかかるので、アクションシーンでは距離感もつかめなくて怖かったです。準備に時間がかかるのが申し訳ないのもありますが、正直…二度とやりたくないですね(笑)。―その苦労もあって、ビジュアル的には非常にインパクトもあり、かっこよかったです。向井さんこういうビジュアルの人は漫画のなかにしかいないとは思いますが、ファンタジー作品ではないので、実際にいてもおかしくないというリアリティとギリギリのところを意識して、やりすぎないように気をつけていました。―ここまで振り切った悪役というのは、演じ甲斐があるものですか?向井さんやったことない役をやるのは、やっぱり経験としても楽しいものですよね。こういうふうにわかりやすい悪人はあまり演じたことがないですし、そんなにしょっちゅうオファーがある役ではないと思うので、やるからには思いっきりやろうと心がけていました。そのほうがおもしろいですからね。あと、今回は関西弁でしたが、僕の両親が関西出身なので、そこに関してはあまり苦労することはなかったです。現場では安田顕さんや光石研さん、柳楽くんと一緒になることが多かったですが、みなさん本当に温厚な方々なので、すごく和やかな雰囲気。BGMが違っていたらコントになるくらいの感じでしたね(笑)。―これだけ個性豊かなキャストがそろっていて、おもしろい現場だったと思いますが、ちなみに向井さんから見て、一番変わっていると思った方はいらっしゃいますか?向井さん岡田くんじゃないですかね……。もちろん経験があるからだとは思いますが、これだけ大変な作品で、普通はあんなに飄々とできないですよ。あと、佐藤浩市さんも不思議な方だと思いますが、そもそも僕らの仕事は個性があってなんぼですし、価値観なんて人それぞれで異なるものだと感じています。どうしても克服できない一番の弱点とは?―向井さんも変わっていると言われることが多いのですか?向井さん自分としては普通のことを普通にしているつもりなんですが、あまりいないタイプだとよく言われますね。ただ、僕からすると、相手のほうが変わっているから、僕みたいな普通な人が変わっているように見えるんだと反論するようにしています。ただ、自分が思う自分と周りが思う自分とは違うんだなと感じることは多いです。―おそらく一般的には、向井さんに対して「完璧な人」というイメージを持っている方が大半だと思いますが、ご自身ではどう思われていますか?もし、弱点があれば教えてください。向井さんそう言われることもありますが、本当は全然違うんですけどね。ちなみに、苦手なものは納豆です(笑)。年を取ったら味覚が変わるかもしれないと思って、1~2年に1回は食べてみるんですけど、鼻をつまみながらやっと1口食べられるほど。「納豆を食べられないなんてありえない」みたいなことを言われるのでチャレンジはしますけど、半ばあきらめています……。自分がどうなりたいかに焦点を当てて欲しい―そうですね、納豆が食べられないくらいはいい気がします(笑)。それでは最後に、ananwebの女性読者へ向けて、本作のオススメポイントをお願いします!向井さん「裏社会が舞台の物語」と言うと、それだけで女性は距離を感じてしまうかもしれませんが、いろいろなタイプの男性も出てきますし、意外と共感できるところがある作品です。もちろん、漫画が原作ということもあり、誇張している部分もありますが、会社のためだったり、アニキのためだったり、ボスとの約束を守るためだったり、それぞれいろんな何かのためにがんばって生きている人たちの姿も描かれています。あとは、気の抜けるシーンもたくさんあるので、ただのアクション映画ではなく、コメディや人間ドラマの部分も楽しめるはずです。世界観としてはぶっ飛んでいるかもしれないですが、ひとつのエンターテインメント作品としては、魅力的になっていると思います。インタビューを終えてみて……。穏やかで優しいオーラを放つ向井さん。弱点がかわいすぎましたが、劇中ではそんなお茶目な一面も一切感じさせることなく、見事な悪役っぷりを発揮しています。みなさんも、ぜひそのギャップを堪能してください!一撃でテンションもアガる!早すぎて見えないと噂の超絶アクションはもちろん、散りばめられたシュールな笑いにもどんどんと引き込まれてしまうはず。男性も女性もそれぞれが楽しめるポイントが満載なだけに、ジメッとした梅雨デートでスカッとしたいときにもオススメの1本です。ストーリーどんな相手でも6秒以内に殺すことができる謎の殺し屋ファブル。裏社会でも「伝説」として恐れていた。そんなある日、仕事をしすぎたファブルにボスからあるミッションが与えられる。それは、「1年間は誰も殺さずに、一般人として普通に暮らすこと。もし誰かを殺せば、俺がお前を殺す」というものだった。そこで、ファブルは偽名を使って、相棒のヨウコとともに生まれて初めて一般人としての生活を始める。ところが、裏社会の人間たちが引き起こすトラブルに次々と巻き込まれ、ついには世話になった女性ミサキが人質に取られてしまう。はたして、ファブルは誰も殺さずに人質を救出できるのか……。迫力の予告編はこちら!作品情報『ザ・ファブル』6月21日(金)全国公開出演:岡田准一木村文乃山本美月福士蒼汰柳楽優弥向井理佐藤二朗安田顕佐藤浩市配給:松竹©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年06月20日稲葉友、大鶴佐助、中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)による3人芝居『エダニク』が6月22日(土)に東京・浅草九劇で開幕する。その稽古場に潜入した。【チケット情報はこちら】『エダニク』は横山拓也(iaku)が2009年に書き下ろし、さまざまな演出家、出演者によって再演を重ねられている作品。今作では、鄭義信が演出を手掛ける。とある食肉加工センターを舞台に、そこで働く若者・沢村(稲葉)と同僚のベテラン・玄田(中山)、そして取引先の新入社員・伊舞(大鶴)が休憩室で一緒になり、屠畜という作業への言及や、企業間の駆け引き、立場の保守など、各々のアイデンティティに関わる問題をぶつけ合い議論を白熱させる――。と、あらすじを書くとやや硬質なイメージになってしまうが、稽古場ではとにかく笑わされた。稲葉が演じる沢村は、ラジオから流れる音楽に合わせて激しくカップ焼きそばを作るシーンからおもしろく、けれど戯曲を読んでみると、そんなスタイルで作ることは書かれていなかった。つまりこれが鄭バージョンということだろう。中山演じる玄田のキャラも新鮮。マイペースさと図太さとミステリアスさがごっちゃになったような男を、中山にとって初めてという関西弁で演じている。大鶴が演じる伊舞は、そんなふたりとは一線を画すキャラクター。軽く、ゆるく、おっとりしていて、けれどやや癇に障る話し方が強烈だ。彼が会話に参加すると、ことごとく稲葉と中山の会話のテンポが崩れていくのがおかしい。それぞれの芝居は濃厚で、どこか楽しそう。例えば伊舞が「30歳までニートで、つい最近就職した」と聞いて思いっきり先輩風を吹かせるも、伊舞の秘密を知った沢村は、気が動転して能のような口調で謝り始める。その姿はおもしろいのだが、“急に態度を変える調子がいい若者”というより“家族のために仕事をクビになりたくない父親”に見えるのがさすがだった。また、秘密を知っても特に態度が変わらない玄田にも「こういうふうに生きてきた人なんだろうな」と思わせる説得力があるし、それぞれの反応に対する伊舞の案外わかりやすい表情も見どころ。そういったひとつひとつの積み重ねで、この芝居がどんどん深みを増していくのを感じた。ドタバタでありながらも、そこが屠場、つまり豚などの家畜を殺し、解体し、食肉として整えていく場であることで、話題は「命」「生き物」「食べ物」「仕事」も絡む議論に発展していく。生々しい題材だが、この3人だからこそ何を語るのか聞きたい、と思わされる稽古場だった。『エダニク』は6月22日(土)から7月15日(月・祝)まで東京・浅草九劇にて上演。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2019年06月20日「ナインティナイン」がレギュラー陣と様々な企画をお届けする日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」の2時間スペシャルが6月20日(木)オンエア。番組人気の「ゴチになります!」に俳優の岡田准一と女優の木村文乃がゲスト出演する。“ゴチバトル”の愛称で親しまれている番組人気の「ゴチになります!」は、設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払い、食べた料理の合計金額が設定金額と同額の場合は100万円がもらえるというルールのもと、年間の自腹総額が多かったメンバーが“クビ”になるという過酷なクビレースを繰り広げる企画。今回“ゴチバトル”にゲスト出演する岡田さんは「V6」として20年以上にわたる音楽活動とともに、俳優としても『永遠の0』『蜩ノ記』『軍師官兵衛』などの作品に出演。『海賊とよばれた男』『関ヶ原』『散り椿』では3年連続日本アカデミー賞優秀主演男優賞に輝く名優へと成長した。もう1人のゲスト、木村さんは朝ドラ「梅ちゃん先生」や「マザー・ゲーム」『ピース オブ ケイク』などの作品で注目を浴び、「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」「神の舌を持つ男」「99.9 -刑事専門弁護士-」などで人気女優へ。先日公開された『居眠り磐音』のヒットも記憶に新しい。今回はそんな2人を迎えての“ゴチバトル”のほか、「勇気を出してはじめての金髪ショー」や「いきなり!街で見つけたイイ人グランプリ」などもオンエア。2時間SPならではのゴージャスな内容でお届けする。今回“ゴチバトル”に出演した岡田さんが伝説的殺し屋“ファブル(寓話)”を演じ、その相棒・ヨウコを木村さんが演じる映画『ザ・ファブル』が6月21日(金)より全国にて公開される。どんな相手も6秒以内に殺す――。裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だったファブルだが、ちょっと仕事をし過ぎたためボスから「一年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」と命じられてしまう。ファブルは佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコと共に生まれて初めて一般人として街に溶け込む生活を始めるのだが…。岡田さんと木村さんのほか、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、佐藤二朗、安田顕、佐藤浩市ら超豪華な俳優陣が脇を固める。「ぐるぐるナインティナイン」2時間SPは6月20日(木)今夜19時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年06月20日