「2月末、ついにクランクアップしました。最後はNHK大阪のスタジオで戸田さん一人の撮影でしたが、一部の共演者が労いに駆けつけ戸田さんも感激していました。ただ、ドラマの打ち上げが中止になったことに、戸田さんは『この時期だから仕方ないよね……』と寂しそうでしたね」(ドラマ関係者)主演を務める連続テレビ小説『スカーレット』(NHK総合)の撮影をすべて終えた戸田恵梨香(31)。「当初は3月2日に、大阪の有名ホテルで大々的な打ち上げが行われる予定でした。しかし、新型コロナウイルスの影響で2月下旬に急遽、中止が決定したんです。昨年4月から始まった撮影に関わった出演者やスタッフ、制作関係者を合わせると数百人もの出席が見込まれるだけに、局側としてはやむをえない判断だったようです」(番組関係者)NHKは撮影現場でのコロナ対策に常に気をつかっていたという。「スタジオには病院用の消毒薬を置いていました。多くの出演者が、局に常設されているサーバーの温かい緑茶でうがいをしていました」(ドラマスタッフ)こうした「打ち上げ中止」の決断はNHKに限ったことではなかった。制作関係者は言う。「民放各局も3月終了ドラマの打ち上げを軒並み中止にしています。テレ朝なら『相棒』や、主演の東出昌大さんの不倫報道で注目を集めた『ケイジとケンジ』など。フジテレビもTBSも日本テレビも同様の決断をしています」撮影期間が約1年に及ぶ朝ドラだけに収録現場への思い入れが強い出演者は戸田だけではなかった。昔かたぎの父親・常治を演じた北村一輝(50)は番組HPで、現場を離れる喪失感をこう語っている。《僕は役を引きずったりすることはふだんあまりないのですが、(中略)自然と常治の考え方になってしまっていました》《誰よりも早く、誰よりも深い常治ロスです。(中略)僕はこの先、最終回までずっとロスですよ》実はそんな“常治ロス”の北村が音頭を取って、打ち上げの“代案”を率先して提示したという。「打ち上げ中止が決定した日に、北村さんがキャスト同士で作ったグループLINEで『近いうちに“家族”で集まろうよ!』と熱く呼びかけていたそうです。戸田さんはじめ、妻役の富田靖子さん(51)、次女役の桜庭ななみさん(27)、三女役の福田麻由子さん(25)など川原家はもちろん、夫役だった松下洸平さん(32)、大島優子さん(31)や佐藤隆太さん(40)などに幅広く声をかけているそうです」(前出・ドラマ関係者)この“家族会”が実現したら、ドラマ以上に盛り上がるかも!?「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月03日佐藤隆太が一人芝居に挑戦する『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』が1月25日より開幕した。同作は2013年にイギリスで初演。世界的に有名な「エジンバラ国際演劇祭」で、3年連続で観客の喝采を浴びた名作である。すぐさま世界中で翻訳上演されるようになり、このたび、初の日本上演となった。同作が観客を惹きつけてきたのは、観客との距離が近いトークライブのような上演スタイル。登場人物はひとりだけで、彼を囲むように観客が席につく。開演前から、出演者が観客に話しかけ、番号札を配布するなど、舞台と客席の境界線がどんどん薄くなっていく。そこで語られるのは、“ありとあらゆるステキなこと”のリストだ。配られた番号に応じて、観客の手助けを借りながら物語は進む。この日本版初演の翻訳・演出を手がけるのは、2019年夏に上演した「福島三部作」の第2部『1986年:メビウスの輪』で第23回鶴屋南北戯曲賞を受賞することが発表されたばかりの谷賢一。ルーマニアで本作に魅了された彼は、早速日本語台本の製作に取り組んだという。そして舞台に立つのは、佐藤隆太だ。宮本亜門演出の『BOYS TIME』(1999年)でデビューを飾り、以降、青春ものや教師もの、舞台では重厚な翻訳劇まで、絶え間なくさまざまな経歴を重ねてきた20年間を、この舞台に結集させる。演出の谷のコメントによると「アドリブのようにしか見えない箇所が何箇所もあるのに、すべての台詞と行動は戯曲中で指示されている。舞台と観客の関係、フィクションとノンフィクションの境界を揺さぶってくる野心作なのです」とのこと。物語が進行するうちに、主人公の男を襲った悲劇が少しずつあらわになる。それでも、生きる。「ステキなこと」を胸に。自分も物語に参加したかのような、不思議な体感を味わいに劇場へ出かけたい。公演は2月5日(水)まで東京芸術劇場シアターイースト、2月8日(土)から・11日(火・祝)まで新潟市民芸術文化会館 劇場(特設ステージ)、2月15日(土)・16日(日)に長野・まつもと市民芸術館 特設会場、2月18日(火)・19日(水)に名古屋市千種文化小劇場、2月22日(土)・23日(日)に大阪・クリエイトセンター センターホール、2月29日(土)・3月1日(日)に高知市文化プラザ かるぽーと 大ホールにて上演。文:小川志津子
2020年01月26日イギリスで初演されて以降、世界各地で上演されている作品『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』に出演する佐藤隆太さんに、お話を聞きました。観客と出演者が語らう形で進行するユニークで新しい上演形態も話題!放送中の朝ドラ『スカーレット』で草間役を好演中の佐藤隆太さん。これまで“動”の役を演じることが多かったけれど、今回は戸田恵梨香さん扮するヒロイン・喜美子を見守る穏やかな“静”のキャラクターだ。「最近、芝居に対しての恐怖心みたいなものが、以前と比べると薄くなってきたんです。今までは、ちょっとクセがあったり、何か引っ掛かりがある芝居のほうが安心できるというか、力まずにそこにいるだけの芝居が苦手だったんです。でも最近、言葉に出さなくても感じさせたり、通じ合うことができたら楽しいよなって思うようになっています」そんなふうに心境が変化したのは、ちょっとしたきっかけから。「少し前にドラマの現場で、監督が求めるものに自分の気持ちが追いつかず、迷ってしまったことがありました。いつになくしんどくなってしまって、デビュー作からお世話になっている先輩の山本耕史さんに電話したんです。そうしたら、僕らの年になったら自分がやりたいことをぶつけていくんじゃなく、覚悟を決めて現場で求められている役割に徹することも必要だと言われて。そこから、仕事に対して今までとは違うアプローチというか、楽しみ方ができるようになってきました」デビューから20年。今回、その節目にふさわしい新たな舞台に挑む。『エブリ・ブリリアント・シング』のキャストは佐藤さん一人きり。主人公が自らの物語を客席に語る形で進行し、時には観客を登場人物に見立ててセリフを交わしたりも。「最初に出演のお話をいただいた時は驚きましたし、ひるみもしました。自分がやったらどうなるかをいくら考えても想像がつかない。でも、だからこそ思い切って覚悟を決められた気がします」イギリスで初演されて以降、世界各地で上演されている作品で、実際に佐藤さんもアメリカ・ユタで行われていた公演を観に行ったそう。「これが本当に素晴らしかったんですよ。最初こそ自分に得られるものがあればと思って観ていたけれど、始まったらそんな気持ちはすぐに忘れて純粋に観客の一人になっていました。生身の人間が約1時間喜怒哀楽を表現して、汗をかいて走り回るだけでも感動する。それに加えて、いつ自分に順番が回ってくるかって思いながら観るからか、物語にぐっと集中するんです。それもあり、気づけば主人公により深く感情移入している自分がいて、自然と涙が出ていたり…。作品が本当に細やかに練り込まれているんだと思います。自分が演じる前に、作品を心から好きになれたのが嬉しかったです」明るく穏やかな口調と笑顔。親しみを感じさせる佐藤さんのキャラクターが最大の武器になるはずだ。「通常の役とは違って、素の僕も出るだろうし、人間力も試されると思うんです。臨機応変な対応があまり得意じゃないので、スムーズにいかない場面もあるかもしれない。でも、スマートに進行するだけが正解じゃない気もするので、全部さらけ出して楽しんでいけたらと思います」『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』一人のキャストが観客の前で語りだすのは、自らの物語。観客は、彼の求めに応じ、開演前に渡されるカードに書かれた言葉を読み上げたり、時に物語の登場人物になったりする。1月25日(土)~2月5日(水)池袋・東京芸術劇場 シアターイースト翻訳・演出/谷賢一出演/佐藤隆太一般5000円ほか(1/25、26のプレビュー公演は一般4500円ほか)*すべて税込み東京芸術劇場ボックスオフィス TEL:0570・010・296新潟、松本、名古屋、大阪、高知公演あり。さとう・りゅうた1980 年2 月27日生まれ、東京都出身。‘99年に舞台『BOYS TIME』でデビュー。映像、舞台の双方で活躍。連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)に出演中。ジャケット¥40,000シャツ¥17,000パンツ¥40,000(以上GARMENT REPRODUCTION OF WORKERS/CONFECTION CO.,LTD TEL:03・5794・0617)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年1月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・勝見宜人ヘア&メイク・白石義人インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年01月16日バナナマンと豪華ゲストがドライブしながらトークする番組「バナナマンのドライブスリー」。12月30日(月)はこれまでの放送から名シーンを集めた「傑作選」をオンエア。中村倫也、小栗旬、佐藤隆太、志尊淳、トータス松本、森山直太朗らのレアトークをお届けする。本番組はバナナマンが運転する車に旬なゲストを迎えて、行きたい場所や知りたい場所、思い出の場所などゲストが気になる3か所をドライブ。その場所にまつわる情報も紹介しつつトークが展開するバラエティ。今回はこれまでの放送から名場面をセレクション。今年も「初めて恋をした日に読む話」での教師役に、「凪のお暇」では“人たらし”イベントオーガナイザーに扮するなど演技派らしい活躍をみせた中村さんは、吹き替えを務め主演した映画『アラジン』の名曲を熱唱し、さらにバナナマン行きつけ中華に大満足、自身の結婚観なども明かすほか、未公開(秘)トークも大公開される。また今年も連続テレビ小説「スカーレット」や「4分間のマリーゴールド」などで活躍した佐藤さんも青春の思い出の名曲を3人で歌い上げるほか、バナナマンの2人と大の仲良しだという森山直太朗は大ヒット曲「さくら(独唱)」を熱唱。トータス松本さんも名曲を歌えば、ジェジュンはドライブでよく聴くバラード曲をしっとり歌い上げる。そして人気お笑いトリオの「東京03」はなんと番組のためにオリジナルテーマ曲まで披露する。今年『Diner ダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』などに出演したほか『天気の子』では声優も務めるなど、幅広い活躍をみせた小栗さんは大好物の“激辛グルメスリー”を堪能。小栗さんが悶絶した激辛料理に注目。志尊さんは“魅惑のお肉スリー”でガッツリ肉料理に大興奮。そのほかIKKOは大好物のぎょうざ、「平成ノブシコブシ」吉村は気になるロケ弁めぐり。Mattの父・桑田真澄との秘話やメイクの(秘)ルーツにまつわるトークも必見だ。中村さんが出演する映画『屍人荘の殺人』は全国東宝系にて絶賛公開中。佐藤さんは2020年1月25日(土)~、東京芸術劇場シアターイーストで上演される舞台「エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~」に出演。2月5日(水)まで公演されたのち全国各地で上演が行なわれる。「バナナマンのドライブスリー 傑作選」は12月30日(月)24時59分~テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)
2019年12月30日10月に舞台俳優の細貝圭(35)との結婚を発表した佐藤仁美(40)。バラエティ番組では毒舌キャラで知られる佐藤だが、幸せな新婚生活を送っているようだ。「佐藤さんは、細貝さんのことを“圭ちゃん”や“圭くん”と呼んでいるそうです。お酒を飲みに行って酔いが回ってくると『帰ったら一人じゃないっていいね』と、のろけていたと聞いています。また食に強いこだわりがある細貝さんのために、佐藤さんは熱心にレシピを研究しています。豆乳キムチ鍋や明太子鍋といったさまざまなアレンジ鍋を作っているそうです」(佐藤をよく知るスタイリスト)5歳年下夫の体調管理にも励んでいるようだ。「2人とも大のお酒好きで、『オフの日は自宅でまったり映画見ながら飲むのが幸せ』と語っていました。とはいえ、舞台で活躍する細貝さんは体形キープが欠かせません。そこで佐藤さんは最近、酒太りしないよう糖質の低いお酒を選んであげているそうです」(前出・スタイリスト)結婚発表時に、佐藤の豪快さの中にある細やかな気配りや優しさに惹かれたとコメントしていた細貝。心優しい“毒舌妻”の素顔に日々癒されていることだろう――。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月25日人の“最期”が見える救命士を福士蒼汰が演じて主演する「4分間のマリーゴールド」が12月13日の放送でフィナーレを迎えた。交通事故で意識不明となってしまった沙羅、彼女を守れなかった自分を責めるみこと…2人の運命の結果に多くの視聴者が感動の声を送っている。福士さんが手を重ねた人の“死の運命”が視える“能力”を持つ救急救命士の花巻みことを、菜々緒が親の再婚でみことの義理の姉となった沙羅を、桐谷健太が義理の兄・廉を、横浜流星が義理の弟・藍をそれぞれ演じる本作。4人のほか廉の親友のフリーカメラマン・青葉広洋役で佐藤隆太、みことの義母・花巻理津役で麻生祐未が、藍の同級生で彼女となる遠藤琴役で鈴木ゆうかも出演する。みことの父の再婚で兄妹となった彼らだが、沙羅と手を合わせたみことは彼女が28歳の誕生日に亡くなる運命にあることを知り苦悩する。そんななかでみことと沙羅はお互いの想いを伝え合い付き合うように。兄妹たちはみことの能力と沙羅の運命を知りそれを変えようとするが、ある日、みことの能力が失われる。さらに美術館に向かう途中、みことと沙羅の乗った車にトラックが衝突する…というのがこれまでの物語。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。みことが必死に救命措置を行ったものの沙羅は昏睡状態に陥る。みこと、廉、藍たちは沙羅が目を覚ますことを願い続け、母・理津も帰国、兄弟たちを励ましながら沙羅の看病を続ける。沙羅を守り切れなかった自分を責め続けるみことに、広洋は事故の前に沙羅から託された手紙を渡す。そして運命の沙羅28歳の誕生日、運命は変わり沙羅は目覚める。1年後、みことと沙羅は結婚式を挙げる…というのが最終回のストーリー。視聴者からは「ハッピーエンドすぎて号泣」「涙と鼻水がやばい」「感動や喜びで泣ける、温かい涙が溢れる作品はほんと素晴らしい」などハッピーエンドに喜びの声が上がったほか、福士さんへは「福士さんの柔らかい穏やかな雰囲気がみことにとても合ってた」「素敵なお芝居を届けてくれてありがとう」。菜々緒さんには「可愛すぎて涙が出ることがあるって初めて知りました」。桐谷さんには「結婚式のシーンは廉兄の涙に貰い泣き」「廉ちゃんの男泣き最高」、横浜さんにも「藍くんごはん毎週楽しみだった」「毎週美味しそうだった藍ごはんが食べたい!!!」と、3か月間にわたり兄妹を演じた4人に数多くのメッセージが寄せられている。(笠緒)
2019年12月14日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦する「VS嵐」の11月21日(木)今夜放送回に、俳優の佐藤隆太がゲスト出演。佐藤さんはプラスワンゲストとして嵐をサポート、嵐のリーダー、大野智と同世代で構成された「リーダーと同級生チーム」と戦う。今回、嵐の5人が戦うのは“破天荒キャラ”芸人として活躍中の「平成ノブシコブシ」吉村崇、世界3階級制覇王者の元プロボクサー・長谷川穂積、元プロ野球選手の村田修一、タレントの眞鍋かをり、「M-1グランプリ」覇者の「銀シャリ」橋本直、おなじく「M-1」3年連続準優勝の「和牛」水田信二といった、全員が大野さんと同じ“1980年生まれ”で構成された「リーダーと同級生チーム」。対する「嵐チーム」は、「木更津キャッツアイ」「ROOKIES」などの作品で人気となると、『THE LAST MESSAGE 海猿』や『TOKYO TRIBE』『鋼の錬金術師』などの映画から放送中の連続テレビ小説「スカーレット」に「4分間のマリーゴールド」といったドラマまで多数の作品で活躍し続ける、こちらも大野さんと同じ1980年生まれの佐藤さんを助っ人に迎え応戦する。「クリフクライム」では「リーダーと同級生チーム」から長谷川さんと水田さんが挑戦、元プロボクサーということで長谷川さんの身体能力に期待がかかるも「自信がない…」とまさかの弱気発言が飛び出す。一方の「嵐チーム」は大野さんと佐藤さんの同世代コンビが挑戦することに…果たして勝負の行方は!?また今回の特別対決は出されたお題に対してイメージされるポーズを決め、どれだけチーム内でそろえられるかを競う「ポーズde嵐」を実施する。今回、プラスワンゲストとして大野さんはじめ嵐のメンバーをサポートした佐藤さんが出演する舞台「エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~」が、来年1月より上演開始となる。出演者は佐藤さん1人、観客が出演者を取り囲んで物語に参加しながらある男の人生を紡いでいくという舞台となり、2020年1月25日(土)~2月5日(水)の期間、東京芸術劇場シアターイーストで上演されるのを皮切りに、新潟、松本、名古屋、大阪、高知と全国を回る。大野さんと同世代の俳優、芸人、アスリートらが揃って対戦を繰り広げる「VS嵐」は11月21日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年11月21日観客もお芝居に参加する!?そんなユニークな英国発の一人芝居『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』の日本初演に、佐藤隆太が挑戦する。2020年1月の全国ツアーに向けて、先月までユタで公演をしていた同舞台を観た佐藤は「素晴らしかった!この作品の素敵さを伝えたい!」と興奮気味に語った。【チケット情報はこちら】「あっという間の約1時間でした。生身の人間の躍動感があって、舞台の醍醐味がすごく感じられる。味わったことのない演劇体験です。ただただ楽しくて、2回観たんですけどすぐにまたもう1回観たくなりました」客席には、子ども、年配夫婦、学生など、幅広い顔ぶれが並ぶ。「アメリカの空港で、たまたま出会った女性が「その作品観たよ。今度また行くよ」と言っていたんです。お芝居を観慣れない方でも楽しめると思います」と終始笑顔で振り返る。物語はひとりの人間の一生を語っていく。「内容は少し重たくもありますが、笑って肩の力が抜けもする。きゅーっと愛おしく、抱きしめたくなる作品です」大きな特徴は、“観客も参加できる”ことだ。「参加希望の人は番号をもらいます。ユタ公演では僕も受け取って、指示されたことは“「ハンモック!」と言う”だけ。それでも番号が呼ばれるまではちょっぴりドキドキするんですが、そのお陰でより物語にのめり込むことができました。もちろん、苦手な方は参加しなくてもいい。「自分が好きなスタンスで観ていただければ。どんな姿勢の人にも楽しんでもらえるように頑張ります」と待ち遠しいようだ。しかし、佐藤は出演が決まった当初、不安も抱えていた。「うまくお客さんを巻き込めなかったらどうしようという不安がありました。でも実際の上演を観て、こんなにも素晴らしい時間にすることができる緻密な脚本を信じてやればいいんだと思えたんです」。同行した翻訳・演出の谷賢一に「日本でも全然いけると思いますよ」とさらっと言われたことも、安心に繋がった。しかし、ユタ公演と同じものを創りはしない。「真似てもダメ。演じる俳優の“人間力”が出る舞台なので、僕らなりの『エブリ・ブリリアント・シング』を創ります。周りの皆さんや、お客さんに支えていただいて完成する作品なので、会場の皆さんとひとつになりたいです」。そのワクワクした表情からは、作品への期待が溢れていた。佐藤隆太というひとりの人間に会いに行きたくなる舞台だ。取材・文:河野桃子
2019年11月18日福士蒼汰が菜々緒と義理の姉弟役を演じ、桐谷健太、横浜流星らも共演する「4分間のマリーゴールド」の第4話が11月1日放送。お互いの気持ちを確かめ合ったみことと沙羅だが、2人の関係に兄・廉が気付いて…波乱の展開に視聴者はどんな反応をみせた?手を重ねた人の“死の運命”が視えてしまう特殊能力を持つ救急救命士・花巻みことを福士さんが演じる本作。みことは父の再婚で沙羅、廉、藍の3兄弟と義理の兄弟になる。みことの義理の姉・沙羅を菜々緒さんが、長男・廉を桐谷さんが、末っ子・藍を横浜さんがそれぞれ演じる。また廉の親友・青葉広洋に佐藤隆太。藍のことが好きな同級生・遠藤琴に鈴木ゆうかといったキャスト。みことたちは兄弟として暮らしてきたが、いつしかみことは沙羅のことを想うように。それと共に幼い頃に沙羅と手を合わせた際に見たものが、沙羅の死のイメージだと気づき1人苦悩を続けてきた。実は沙羅もみことに想いを寄せていて、前回沙羅から告白された2人はお互いの想いを確かめ合う――というのがこれまでの展開。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“秘密の恋”をはぐくむみことと沙羅だったが、広洋に誘われ行った秋祭りで2人きりになった時、初めてのキスをしたのを廉に目撃されてしまう。家長としての責任感ゆえに2人の今後を考え苦悩する廉は、みことに「沙羅を好きでいるなら、俺はおまえの家族をやめる」と告げる…。みことと沙羅、福士さんと菜々緒さんのキスに「福士くんの高身長ならではの斜めからいくキスがたまらない」「福士くんのキスシーンはいつもアゴのラインが最高に美しい」といった声が上がる。一方、みことと沙羅が付き合い続けることで2人に待ち受ける困難を思うがゆえに、交際に猛反対する廉の気持ちにも「廉兄の気持ち分かるなぁ。責任あるよね」「廉兄の辛さもみことの辛さも両方分かるからもう悲しくてしょうがない」という感想も。そしてみことと沙羅に冷たく当たる廉。険悪なムードになる花巻家のなかで自分だけ事情を教えてもらえない藍は「もう料理を作らない」とすねてしまう。そんな藍に「横浜流星くん、すねてる可愛すぎ」「膨れてる横浜流星やばい」などの声とともに「藍が拗ねるのも仕方ない。蚊帳の外の気分なんだろうな」「みことのこと純粋に兄って思ってるから、今の状況に一番驚きそう」など藍の気持ちを案じる声も続々と寄せられる。ラストで廉に沙羅に待ち受ける未来を伝えたみこと。次回予告では廉はもちろん藍、そして沙羅自身にも“未来”のことが伝わる模様で、中盤に突入、いよいよ大きく動き出す「4分間のマリーゴールド」は毎週金曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2019年11月02日福士蒼汰が手を重ねた人の“最期”が視える特殊能力を持つ救急救命士を演じる「4分間のマリーゴールド」の第3話が10月25日放送。義姉の沙羅に想いを寄せていたみことが沙羅から告白される…2人の恋の急展開に「ボロ泣き」「切ない」などの声が寄せられている。小学館の新人コミック大賞(青年部門)で大賞を受賞したキリエによる同名漫画を原作に、福士さんが手を重ねた人の“死の運命”が視えてしまう特殊能力を持つ救急救命士・花巻みことを演じ、菜々緒演じる命の期限が1年後に迫った義姉・沙羅との禁断の恋を描く切ないラブストーリーが展開する。福士さんと菜々緒さんに加え、みことの父の再婚で沙羅と共にみことと義理の兄弟になった長男・廉を桐谷健太が、末っ子・藍を横浜流星が演じるほか、廉の親友でフリーカメラマンの青葉広洋を佐藤隆太が、みことの義母・花巻理津を麻生祐未が、みことと同じ署に勤める消防士の志乃を関水渚が、藍の同級生・遠藤琴を鈴木ゆうかがそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。みことは緊急出動した事故現場で廉の親友で幼なじみのフリーカメラマン・青葉広洋と再会、海外で活躍する広洋は次の仕事で日本を発つまで花巻家で暮らすことに。絵を描くために様々な世界を見てみたいと言う沙羅に、広洋は自分のアシスタントとして一緒に海外を旅しないかと誘う。沙羅も乗り気でみことは複雑な感情を抱き、沙羅の海外行きに反対してしまう。そんななか、みことは救急で向かった工事現場で不意にケガを負ってしまう。心配で駆けつけた沙羅にみことは「姉さんには後悔のない生き方をしてほしい」と海外行きの背中を押してしまう…。ある雨の日、みことは沙羅に思い切って海外には行って欲しくないと思い切って伝えようとすると、沙羅は突然秘めていた思いを告白して――というストーリー。豪雨の中、車で沙羅を送る途中近くで土砂崩れが発生。現場に駆けつけようとするみことを沙羅が引き留める。「過保護」だと笑うみことに最初は「姉だから」と返す沙羅だったが、「姉だからじゃない…みことのことが好きだから」と“告白”。みことも「俺もだよ」と沙羅を抱きしめる。2人の想いが通じ合ったことに「両思いなこと、結ばれたとこ私ボロ泣き」「未来が見えるから、泣ける」「沙羅の運命知ってるだけに切ない」などの声が上がる一方、「3話でこの展開でこの先どうなるの」「展開早いなここから先どうなるんだろう」など今後の展開を気にする声も。4話の予告ではみことと沙羅が廉と対立するシーンも。幸せいっぱいだった兄弟たちに待ち受ける運命に「蓮兄は家族やめるって言ってたけど、藍くんはどう思うのかな」「兄ちゃんが黙ってないよな…怪しい雲行きだ」と心配の声も上がっている。(笠緒)
2019年10月26日人の“最期”が見える主人公と、1年後に死の運命を控えた義姉の禁断のラブストーリーを描く「4分間のマリーゴールド」の2話が10月18日オンエア。横浜流星演じる藍の“お料理男子”ぶりに視聴者から「かわいい」「一生見ていられる」などの声が多数寄せられている。手を重ねた人の死の運命が視えてしまう特殊能力を持つ救急救命士・花巻みことを福士さんが演じるほか、みことが9歳のとき親の再婚を機に義理の兄弟となった姉の沙羅に菜々緒、元ヤンで現在は警備員として勤務する長男・廉に、兄弟たちの料理を担当する弟の藍に横浜さん。みことの義母・花巻理津に麻生祐未、廉の親友・青葉広洋に佐藤隆太、藍のことが気になっている同級生の遠藤琴に鈴木ゆうかといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1年後に沙羅が死ぬ運命にある――みことは沙羅を過剰に心配するようになる。藍はそんなみことの様子に違和感を覚えていた。その頃みことは救急先で藍が料理の師匠と慕う老婦人・和江(松金よね子)に出会う。和江は過去に息子を亡くした寂しさからむやみに救急車を呼び困らせていた。繰り返し救急隊を呼ぶ和江に隊員たちは困り果てていた。ある日藍が和江の部屋を訪ねると和江が本当に倒れてしまう。和江に付き添っていた藍はみことに、高校でいじめられていたことなどを明かす。それを知ったみことは藍に自分の“能力”を告白する…というのが今回の物語。「初めて恋をした日に読む話」では赤い髪の不良高校生役を演じ、『L・DK』『チア男子!!』などの作品で高校生を演じてきた横浜さんだが、今回は“お料理男子”の高校生という設定で劇中では実際にフライパンできんぴらやサバを調理する場面も。それを見ていた視聴者からは「横浜流星が作ったきんぴら…めっちゃ食べたい」「お料理大好き男子の横浜流星かわいいな」「横浜流星君がかっこいい料理男子だ」「横浜流星の弟感とクッキング姿一生見ていられる」などの声が続々と寄せられる。また今回はみことと藍、2人のシーンも数多く「福士蒼汰と横浜流星兄弟がスーパーで一緒に買い物してる光景美しすぎて2次元かと思った」「福士蒼汰さんと横浜流星さん並んだらイケメンの破壊力スゴすぎる」といった感想も上がっていた。(笠緒)
2019年10月18日Sexy Zoneの佐藤勝利(22)が10月14日、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)に生出演した。「にこるん隊長のファッションレスキュー!」のコーナーで、佐藤が披露した江頭2:50(54)のモノマネがTwitterで話題になっている。同コーナーではモノマネ芸人・みはる(49)の「結婚1周年記念!おしゃれなレストランで大人なデートをしたい」という願いを叶えるために、藤田ニコル(21)がみはるのデート服を選ぶVTRが紹介された。デート服を着たみはると夫で芸人のMr.シャチホコ(26)の対面シーンを紹介する前に、南原清隆(54)が佐藤に「どうですか、エガちゃん」と振ったのだ。このコーナーの内容とは全く関係のない突然の振りに、佐藤は全身全霊で江頭のモノマネをして応えた。スタジオは大爆笑。共演したKing&Princeの高橋海人(20)は予期しない事態に唖然としつつも、佐藤の背中を優しく叩きながらフォローした。佐藤といえば、整った顔立ちから“顔面人間国宝”との呼び名も。そんな“イケメン”佐藤のギャップにファンからは歓喜の声が上がった。《銀河最強の顔面を持ち、不動のセンターなのに雑な江頭フリに秒で答えた佐藤勝利くん、普通に天才だし仕事人だから最高……………………》《江頭しょりたん…しゅごい… 全世界の皆さまSexyZoneのセンターにして顔面国宝様はこんなことも出来ちゃうんです!!》実は佐藤が見せた江頭のモノマネは、18年7月に放送された「Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか!?」(日本テレビ系)で初披露された。佐藤はタレントのコロッケ(59)に3日間弟子入りしてモノマネを修行。その成果として、X JAPANのToshl(54)や出川哲朗(55)、江頭などをモノマネメドレーとして披露した。そんな佐藤は、番組の終わりに「まさかモノマネするとは思わなかった」と本音を明かした。にもかかわらず、すぐさま南原に「出川哲朗くん」と振られると「やばいよやばいよ」と“出川モード”に。素早い反射神経を見せた。いっぽうで、佐藤がモノマネを披露するきっかけを作った南原に感謝する声も上がった。《去年勝利くんが一生懸命頑張ったことが今に繋がってて嬉しいなぁ。 ほんとに南原さんに感謝》《最後まで南原さん勝利くんにいっぱい振ってくれてありがたかった》このギャップが、Sexy!!
2019年10月14日俳優・佐藤健が、およそ10年ぶりに「ほんとにあった怖い話」シリーズに出演することが決定した。佐藤さんが主演するのは、「ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル」内のドラマパート「汲怨(きゅうえん)のまなざし」。妻・あすか、息子・サトシと共に平凡ながらも幸せに暮らしている佐藤さん演じる宮崎孝史は、ある日公園でサトシと一緒に遊んでいると、不気味な女を見かける。その後も仕事帰りの道や、出勤時のバスの車内でも、その不気味な女を見かけるように。そしてある晩、ベッドで背中に何かがピタリと張り付いてくるような気配を感じ、おそるおそる孝史が背後を振り返ると、そこには血のような眼を持つ不気味な女が…というあらすじ。2009年放送「ほんとにあった怖い話 10周年記念 京都パワースポットツアーSP」の「顔の道」以来の「ほんとにあった怖い話」出演となる佐藤さんは、「前回の出演から10年もたったことに驚きました。前回は10周年、今回は20周年ということで、オファーを頂けて本当に光栄です」と喜び、ファンの間で高い評価を受ける「顔の道」については「僕自身、よくホラー映画なども見ますし怖い物語が好きなので、実は『ほんとにあった怖い話』を見た際に、“もっと、来いよ!”と感じることがあるくらいでした(笑)。前回出演させて頂いた“顔の道”は、そんな僕でも恐怖を感じるほどの怖さでした」とふり返る。さらに「今回の“汲怨のまなざし”は怖すぎて、もしかしたらフジテレビさんに苦情が殺到するかもしれません(笑)。僕自身は責任を取れないので、自己責任のもとでご覧頂けたらと思います(笑)。怖いというだけではなく、しっかりとしたストーリーもありますので是非お楽しみに!」とアピール。見るには覚悟が必要なようだ。佐藤さんのほかにも、妻・あすか役は『孤狼の血』『ソローキンの見た桜』などに出演、モデルで女優の阿部純子。息子・サトシ役は「義母と娘のブルース」「わたし旦那をシェアしてた」などに出演した子役の森優理斗が演じる。「ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル」は10月12日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年10月05日「なにを話したらいいのか……」と言葉を探す佐藤隆太。その気持ちもよくわかる。観客参加型の一人芝居というユニークな公演にむけて、その素直な胸の内を語ってもらった。2020年1月に東京芸術劇場シアターイーストを皮切りに上演される舞台『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』(作 ダンカン・マクミラン/翻訳・演出:谷賢一)は、観客に囲まれた舞台の中央に、たった一人の俳優が立つ。観客も、配られたカードを読んだり、小道具を貸したり……ただの傍観者ではいられない。「僕だけではできない舞台。一緒に、楽しんでつくってくれたらいいな」この日は宣伝用のビジュアル撮影。ノーネクタイのスーツでカメラに向かいハイタッチをしたり、紺色の傘を手に雨上がりの空を見上げるようなショットを撮影した。佐藤は自分から積極的に動きの提案をする。空に向けて手をかざしたりと、物語の背景を感じさせるような佐藤のポーズは採用されることが多い。撮影は全国各地の劇場関係者が見守るなか、おこなわれた。東京、新潟、松本、名古屋、大阪茨木、高知などでツアーする観客参加型の企画ということもあり、関係者の期待も高まる。佐藤自身も、いろんな観客と出会うのを楽しみにしている。「上演中ずっとお客様とのキャッチボールがあるので、どんな上演になるのか、その日のその日のお客様で変わってゆくと思います。どれだけ稽古しても「よしこれで行こう!」とは固まらない。毎公演、覚悟を決めなきゃいけない。でも自由度は高いので、日々の変化を楽しめればきっといい時間になると思うんですよね」それでも最初から、この刺激的な舞台出演に迷いはなかったのだろうか……。佐藤は「やらせてください!とすぐ答えました」と言う。「一人芝居も初めてだし、いわゆる一般的なお芝居とは違ってお客様を巻き込んでいく。冷静に考えたらこわいです。新しいことに飛び込みたいという好奇心が湧き、そして何よりもこの作品が持っている力に心を動かされました」デビュー20周年にして、挑戦だらけの舞台に飛び込むことに決めた。「役者でありながら、人間性をさらけ出さなきゃいけない。お芝居だけでなく人としての度量も試される作品なので、普段演じている時とはきっと違うんでしょうね。お客様と一緒に楽しみたいです」取材/河野桃子
2019年09月20日Superflyが、来月9月末より放送スタートする戸田恵梨香出演連続テレビ小説「スカーレット」の主題歌を担当することが決定した。今回主題歌に決定した楽曲は「フレア」。連続テレビ小説の主題歌を制作し歌うのは今回が初めてとなるSuperflyが、今作のために作ったオリジナルソング。はじけるようなカントリー調のリズムをベースに、Superflyらしいギターサウンドが展開しながら、シタールやジャンベといった土着的な楽器が印象的に響く、多国籍感あふれる明るくポップな楽曲となっている。また、陶芸家であるドラマの主人公が向き合う“炎”をモチーフにしており、タイトルの「フレア」には、炎(flare)と 自己表現・才能(flair)のダブルミーニングが含まれている。主題歌を担当するSuperflyは「幅広い世代の方々に聴いていただけること、物語のオープニングとして毎朝聞いていただくことを意識して、ドラマのお話にスッとバトンをつなげられるような曲にしたいと思い制作しました」と朝ドラならでは制作経緯を明かし、「主人公である陶芸家の川原喜美子が“炎”と向き合い作品を作る姿に共感し、私にとっての“炎”はものをつくること・生きていくための 好奇心や好きという気持ちを表しているものだと気付きました。その燃え上がった炎を大事に、絶やさぬように、という気持ちを歌っています」と思いを明かす。また「この曲を聴いてみなさんの中にもある“炎”を絶やさぬよう、ポジティブな炎を燃やし続けられるよう前向きな気持ちになっていただけたらうれしいです」とコメントしている。一方、本作のヒロインを務める戸田さんは「主題歌を歌われると最初に聞いたときに深く納得しました」と言い、「喜美子と同じく、Superflyの越智志帆さん自身もとてもパワフルで、元気をもらえる方です。喜美子の情熱やエネルギーは、志帆さんに通ずるところが大きいと思います。喜美子という女性を、音楽で表現するのに、最もふさわしいアーティストだと感じています」とその理由を述べる。そして「志帆さんが、創造された曲、『フレア』を聴いて、私自身も、スカーレットの世界観をより大きく膨らませてイメージすることができました」と楽曲の印象を明かし、「『恐れ入った』という感じです。みなさまにも聴いていただくのが楽しみです」と語っている。連続テレビ小説101作目となる本作は、「光とともに…~自閉症児を抱えて~」「ホタルノヒカリ」「母になる」などの水橋文美江が脚本を手掛ける、焼き物の里・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家の波乱万丈な物語。戸田さんのほかにも、北村一輝、桜庭ななみ、福田麻由子、佐藤隆太、大島優子、林遣都らが出演する。連続テレビ小説「スカーレット」は9月30日(月)よりNHKにて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月15日6月30日(日)放送のフジテレビ「ボクらの時代」は、映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』で共演している吉田鋼太郎と坂口健太郎に俳優・笠原秀幸が加わった3人が登場する。蜷川幸雄が演出を手掛けた舞台「オセロー」「ヘンリー四世」「ジュリアス・シーザー」などでその実力が評価され、連続テレビ小説「花子とアン」や「MOZU」「刑事7人」シリーズなどのドラマや『三度目の殺人』といった映画でも活躍。昨年放送の「おっさんずラブ」が大ブームとなり映画版の公開も控える吉田さん。「コウノドリ」シリーズや『海街diary』などで頭角を現し『64-ロクヨン-』2部作では第40回日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞と演技力も高い評価を受けるなか、『今夜、ロマンス劇場で』や「イノセンス 冤罪弁護士」などでさらに役柄の幅を広げている坂口さん。「獣医ドリトル」や『天地明察』などの数多くの作品に出演することで実績を重ね、『ジャッジ!』『君と100回目の恋』『斉木楠雄のΨ難』など多彩に仕事をこなす笠原さん。今回は坂口さんと笠原さんが“兄貴的存在"として慕う大先輩・吉田さんと共に俳優という仕事、プライベート、恋愛についてなどを思い思いに語り合っていく。今回出演した吉田さんと坂口さんがW主演、累計アクセス数1,000万超えの大人気ブログを映画化した『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』がTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて絶賛公開中。ずっとすれ違ってきた父子が、オンラインゲームの世界を共に旅する。だが、父はそれが息子であることを知らない――。息子が父親の本音を知るために計画をした、その感動の実話を息子・岩本アキオ役に坂口さん、父・岩本暁役に吉田さんを迎え、アキオの会社の同僚・里美役に佐久間由衣、アキオの妹・美樹役に山本舞香、アキオの会社の先輩・吉井役に佐藤隆太、アキオの母親役に財前直見と豪華キャストで映画化した。吉田さん、坂口さん、笠原さんが語り合う「ボクらの時代」は6月30日(日)7時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年06月29日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦する「VS嵐」の6月27日(木)今夜オンエア回に篠原涼子、芳根京子、佐藤隆太、松井玲奈、岡田義徳、山谷花純ら映画『今日も嫌がらせ弁当』チームが参戦する。「アンフェア」「ハケンの品格」などで女優として注目され、昨年は『北の桜守』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』『人魚の眠る家』と3本の作品が公開。各賞を受賞した篠原さん。朝ドラ「べっぴんさん」ヒロインで一躍ブレイク。月9「海月姫」や「高嶺の花」『累 -かさね-』『散り椿』といった作品では演技力も急成長させ、『居眠り磐音』も大好評だった芳根さん。「100万円の女たち」「ブラックスキャンダル」などで女優としての魅力も開花、連続テレビ小説「まんぷく」で老若男女に知られるようになり、ドラマ「海月姫」で芳根さんと共演経験もある松井さん。数々の作品を経て「手裏剣戦隊ニンニンジャー」で話題になると『劇場版コード・ブルー』に「トレース~科捜研の男~」とヒット作が続く山谷さん。「ROCKERS」などで注目され『TOKYO TRIBE』『鋼の錬金術師』など多彩な作品に出演、「頭に来てもアホとは戦うな!」『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』なども話題の佐藤さん。大河ドラマ「八重の桜」や『アイアムアヒーロー』など数々の作品で活躍、今年に入ってからの「電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-」『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』も好評の岡田さん。今夜は映画『今日も嫌がらせ弁当』キャスト陣がチームとして参戦。対する嵐チームは吉村崇、藤森慎吾をプラスワンゲストに迎えて応戦。今回は特別対決として、とある楽曲が数曲同時に流され、それぞれが何の曲かを当てる「音嵐」が行なわれるのだが、そこで篠原さんがまさかの大暴走…勝負の行方は!?今回メインキャスト陣が参戦した映画『今日も嫌がらせ弁当』は、篠原さん演じるシングルマザーの持丸かおりと、芳根さん演じるかおりの次女・双葉が織り成す親子の物語。自然と人情豊かな八丈島で、次女・双葉と暮らしていたシングルマザーのかおり。その双葉が反抗期に突入し、話しかけても返事すらしてくれない。そこでかおりは娘への対抗として、毎日欠かさず、ド派手なキャラ弁の“嫌がらせ弁当”を作ることに。「うざい!」と言いつつも、毎日残さず食べる娘。徐々にそれは、母から娘に向けられた大切なメッセージとなっていく――というストーリー。映画『今日も嫌がらせ弁当』は6月28日(金)より全国にて公開。「VS嵐」は6月27日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:今日も嫌がらせ弁当 2019年6月28日より全国にて公開Ⓒ2019「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会
2019年06月27日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の「TOKIO」メンバーがゲストとトークで盛り上がるフジテレビ系「TOKIOカケル」。6月26日(水)今夜放送回は、映画『今日も嫌がらせ弁当』から篠原涼子と芳根京子がゲスト出演する。90年代にメガヒットを連発するアーティストとして一世を風靡すると、その後は女優メインの活動に転身。「光とともに…~自閉症児を抱えて~」や「アンフェア」シリーズ、「ハケンの品格」などの作品で同世代の女性を中心に強い支持を受けるように。今年の日本アカデミー賞では『人魚の眠る家』で優秀主演女優賞、『北の桜守』で優秀助演女優賞をダブル受賞するなど実力知名度ともに日本を代表する存在となった篠原さん。映画『幕が上がる』や『64 -ロクヨン-』などで注目を集めると朝ドラ「べっぴんさん」でヒロイン役を演じたことで一躍知名度を上げ、昨年は『累 -かさね-』や『散り椿』といった映画から「海月姫」や「高嶺の花」などのドラマに出演。先日公開された『居眠り磐音』も高い評価を受けている芳根さん。今夜は映画『今日も嫌がらせ弁当』で親子役共演を果たした2人に、TOKIOメンバーが考え抜いた、いままで聞かれたことがないであろう質問をぶつけていく人気の「生まれて初めて聞かれました」を実施。また夜の23時に東京23区の女性たちは何をしているのかを調べる人気コーナー「23区23時のオンナたち」は杉並区編をオンエアする。映画『今日も嫌がらせ弁当』は、反抗期の娘に愛情たっぷりの“キャラ弁”で対抗した母の実話を映画化した作品となり、シングルマザーの持丸かおりを篠原さんが、かおりの次女・双葉を芳根さんがそれぞれ演じる。自然と人情豊かな八丈島で、次女・双葉と暮らしていたシングルマザーのかおり。その双葉が反抗期に突入し、話しかけても返事すらしてくれない。そこでかおりは娘への対抗として、毎日欠かさず、ド派手なキャラ弁の“嫌がらせ弁当”を作ることに。「うざい!」と言いつつも、毎日残さず食べる娘。徐々にそれは、母から娘に向けられた大切なメッセージとなっていく――という物語。また「都立水商!~令和~」も話題の松井玲奈、『走れ!T校バスケット部』などで注目の佐藤寛太、『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』も好調の佐藤隆太らも共演する。映画『今日も嫌がらせ弁当』は6月28日(金)より全国にて公開。「TOKIOカケル」は6月26日(水)今夜23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年06月26日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務める「櫻井・有吉THE夜会」の5月30日(木)今夜放送回は2時間SPでお届け。櫻井さんが親友、妻夫木聡、佐藤隆太と3人で九州ロケに。さらに女優の芦田愛菜、歌舞伎俳優の松本幸四郎、市川猿之助ら豪華なメンバーをゲストに迎えて放送する。2001年放送の「天国に一番近い男 教師編」で共演。その後もお互い共演し合うことも多く友人関係となり、いまでも親友だという3人が今回ゴールデンウィーク旅行として九州へ。福岡出身の妻夫木さんの祖父母宅へ急遽立ち寄ったり、絶景露天風呂や絶品鶏肉料理など堪能。さらにカラオケで嵐の曲を大熱唱したりと貴重な3人旅の様子をカメラが追う。親友ならではの本音トークも必見だ。また子役として国内だけでなく『パシフィック・リム』ではハリウッドにも進出した芦田さん。現在中学3年生の芦田さんは思春期年表を大公開。恋バナに夢中だという中学生らしい学校生活をはじめ、読書が大好きな芦田さん独自の“読書4か条”までその素顔を紹介する。さらに松本さんと市川さんは“海外旅行での変わった食生活”や“妄想遊びが大好き”など、後輩たちから“変態ブラザーズ”と呼ばれているそう。その奇妙な私生活を関係者への取材から明らかにしていく。今夜のゲスト、妻夫木さんが主演を務める舞台「キネマと恋人」は6月8日(土)から世田谷パブリックシアターで上演。佐藤さんが出演する映画『今日も嫌がらせ弁当』は6月28日(金)から全国公開。芦田さんが声優として吹き替えを務める映画『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』は5月31日(金)より全国にて公開。また、同じく声優を務めた『海獣の子供』は6月7日(金)より全国にて公開。松本さん、市川さんが出演する「六月大歌舞伎」夜の部「風雲児たち」の公演は6月1日(土)から歌舞伎座で上演。「櫻井・有吉THE夜会」は5月30日(木)21時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年05月30日映画『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日公開)の完成披露試写会が28日に都内で行われ、芳根京子、佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太、村上知子、塚本連平監督が登場した。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。キャストへの「差し入れ弁当」として、キャラ弁に扮したダンディ坂野が登場。「キャストへのサプライズ」と聞かされていた坂野だが、「演者の皆さん、リアクションが薄い」と訝しがる。実は坂野に対する「逆ドッキリ」で、キャストはゲストのことを知っていた、と聞かされると「何の得があるの? 誰にもメリットないやつだよ」と正論を述べていた。さらに本当のサプライズとして、篠原のものまねメイクをしたざわちんも登場し、こちらにはキャストも「すごーい!」と盛り上がる。「私の本名もかおりで、篠原さんと同じ群馬出身なので、モノマネメイクできて光栄です」と語るざわちんに、篠原も「すごい、似てる〜」と驚き、「どうやったんですか?」と質問。ざわちんは「平行眉毛になるように薄めに眉毛を描くのと、猫目なのでアイラインは目頭から目尻にかけて太くなるように」と説明し、芳根も「すごいですね。こんなに。眉毛が似てる。すごい似てる!」と喜ぶ。一方坂野は「リアクションが違う!」と戸惑っていた。
2019年05月28日映画『今日も嫌がらせ弁当』(6月28日公開)の完成披露試写会が28日に都内で行われ、篠原涼子、芳根京子、佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太、村上知子、塚本連平監督が登場した。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。塚本連平が脚本・監督を務めた。「寛太くんと共演したかった」という佐藤隆太。「Twitterで、なんかの予告を見てたのか『寛太くんが出るかと思ったら、佐藤隆太じゃん』みたいな書き込みを見て、トラウマというか。今回は一緒に出るから、もし僕のことを寛太くんと勘違いしても、出てるから! 誤解はないと思うので。できる限り共演していきたい」と明かし、会場も笑いに包まれた。隆太は「自分すら、台本の名前をパッと見て『あれ?』ってなるんです。これからは基本的にニコイチでいこう!」と提案し、寛太は「光栄です」と喜ぶ。さらに寛太は「僕の方からも一言いいですか。小学6年生の時に、二子玉川で熱血教師やってたのを見てました」と告白。隆太も「ありがとうございました」と頭を下げていた。イベントには、「キャラ弁」に扮したダンディ坂野と、主演の篠原の顔真似をしたざわちんも登場した。
2019年05月28日●浦沢直樹・東村アキコとの縁NHK連続テレビ小説『まんぷく』で、萬平(長谷川博己)の秘書役・望月綾を演じ、注目を集める女優・玄理。5月3日に公開を迎えた映画『薔薇とチューリップ』では韓国のアイドルグループ・2PMのジュノの相手役、現在放送中のNHKドラマ10『ミストレス~女たちの秘密~』(毎週金22:00~)ではビジネスウーマンを器用に演じ分けている。ジュノ演じるカリスマ画家ネロ・パークを献身的に支えるマネージャー・ミョンアと、佐藤隆太演じる悟史との夫婦生活がぎくしゃくしていく冴子。2作は両極端の役柄ではあるが、そこには玄理ならではの職業観が通底していた。○■ジュノのお姫様抱っこシーン秘話――ジュノさんにとっては、邦画初主演となる『薔薇とチューリップ』。日本語もお上手な方なんですよね。スタッフさんが全員日本人だったので日常会話は日本語で話されていて、私とお話しする時は韓国語が多かったです。韓国では連ドラの主演をたくさんやられて演技経験も豊富な方なので、とてもやりやすい雰囲気を作ってくださいました。――俳優として最も印象に残っていることは何ですか?これまでずっと日本で仕事をしてきて、韓国の俳優さんと接する機会があまりなかったせいかもしれませんが、ジュノさんがお風呂に入るシーンで恥ずかしそうにされていて。それがすごく新鮮というか、きっとファンの方々にとっても魅力的な部分でもあるんだろうなと感じました。現場でそこまで深いお話はできなかったのですが、役柄にとってもそれが良かったと思っています。――この映画の中で個人的に一番好きなのが、ジュノさんが玄理さんを「お姫様抱っこ」するシーン。役柄の感情がとても表れていたのですが、どのようなやりとりがあって成立したシーンだったのでしょうか?先程の話とつながるかもしれませんが、ジュノさんが私をお姫様抱っこした時に私の足元にはカメラがあって。短いタイトなスカートだったので、すごく心配してくださったんです。後で編集してもらえるので私は気にしてなかったんですが(笑)、抱きかかえる向きを変えたり、そういう気遣いをしてくださったこともすごく新鮮でした。アーティストだけでなく、俳優としても経験豊富な方なので、そのような対応力を兼ね備えていらっしゃるのだと思います。――また、それが役柄としての関係性にも活きてきそうですね。そうですね。役の距離感を縮めるきっかけにもなりました。――共演者一人ひとりにそのような気付きがあるんですか?私は、現場の空気が良いとそれが映像にも現れると思っています。ジュノさんがとにかくお忙しくて、スケジュールはかなりタイトでしたが、スタッフさんの団結力がすごくて。現場ではいろいろなハプニングが起こるのですが、監督がすごく穏やかな方なので自然と乗り切ることもできて、撮影から1年以上経っていますが、スタッフさんとは今でもご飯に行く間柄です。――東村アキコさんが、大ファンであるジュノさんのために描き下ろしたマンガが原作になっているそうですね。東村さんと会う機会はありましたか?現場に来てくださったので、そこでお話させていただきました。以前、『相棒』で漫画家の役をやらせていただいた時に浦沢直樹さんに指導していただいたのですが、当時浦沢さんのマネージャーさんが東村さんも担当されていて。そんなご縁もあって、マネージャーさんと一緒にいろいろなお話をさせていただきました。――役柄のヒントも原作から?原作となったのは完成したマンガというよりも、ラフがあって、そこから脚本を書き起こしたものです。それを読ませていただいて、スタイリストさんやヘアメイクさんもすばらしい方々だったので、「ミョンアってこんな感じだよね」と話し合いながらキャラクターを作り上げていきました。スケジュールがタイトだったのですが、監督とも相談させていただいたり。東村さんも現場で「うわー! ミョンアだ!」とすごく喜んでくださったので安心しました。――そうした作り上げたキャラクターを韓国語で演じるとなると、難しい部分もありそうですね。全編韓国語でお芝居するのは、今回が初めてです。ネイティブぐらい話せるとはいえ、知らない単語や言い慣れない言葉があったりして、ジュノさんは日本語を、私は韓国語でお互い分からない部分を確かめ合いました。いつか全編韓国語の役はやると思っていましたが、デビューしてから10年経っているので、「ようやく」という感じです。実際にやってみると、主人公の相手役、しかもジュノさんですから独特のプレッシャーがあって。やり切った達成感と、これからの自信につながりました。●全編韓国語の初演技と恩師の言葉――玄理さんは韓国の演技学校に通っていたことがあって、韓国語の演技はそこで相当鍛えられたそうですね。実際にやってみて、ギャップはありましたか?日本語ほど、セリフがスムーズには入ってこない。日本語の方が母国語で、日常使っている言語なのでそういう苦労はありました。でも、すごく楽しかった。アメリカの作品のオーディションでもそうだったのですが、何かが不自由な方がやりがいがあるというか。ルーティーンにならない感じが、すごく楽しいんです。――「不自由さ」を自分の中に引き込む。玄理さんの核の部分のような気がします。演技学校時代、韓国語はそこまで得意じゃなかったので、「不自由」が演技の出発点でした。先生から当時言われて覚えているのが、「発音は完璧じゃない。でも、セリフからその情景が誰よりも頭に浮かぶ」と。「単語1つ1つの意味を調べてるでしょ?」と聞かれて、確かにそのとおりでした。単語の意味が分からないから、それぞれ調べて、単語の意味を認識しながらセリフを言ってたんです。「それが大事だと気づくことができた」とまで言われたのは、たぶん先生が褒め上手だったからなんですけど(笑)。そういう不自由さから始めたので、2倍頑張らないといけない状況が楽しいのかもしれません。――どのような役でもそうやって向き合っているんですか?分からないことがあったら必ず調べています。この前、何かで読んだのですが、そこには「何事も準備が9割」と書いてありました。芝居もそうなのかなと思っていて、でも準備にあたる「役作り」をしなくてもすばらしい演技をされる俳優さんもたくさんいて。役作りは、「自分に言い訳ができないくらい準備をした」ということだと思っています。あとは、その場で頑張るしかない。役作りをしたことを思い返しながらお芝居をするわけではありませんが、「これだけやったから大丈夫」と自分が安心したいだけなのかもしれません(笑)。――そこには正解も不正解もなく、各々のやり方というわけですね。そうだと思います。私は準備は絶対します。役に選んでいただいて、そこに至るまでにはいろいろな方が関わっているので。○■「準備が9割」を心掛けている理由――役者同士でこういうことを話すことはありますか?あまりしないかもしれません。でも、『ミストレス』に出演するにあたって、全10話の連続ドラマでここまでメインをやらせていただくのはほとんど初めてで。映画は役を引き受けた段階で台本が完成しているので、どういう結末に向けて物語が展開していくのかを理解した上で現場に入ることができます。でも、ドラマは撮影が始まる時には1話か2話ぐらいまでしか用意されていないことも多くて。ざっくりとした結末は聞かされていても、例えばそこに至るまでに登場人物がどのような選択をしていくのかでパーソナリティが見えると思うんです。そこについては周りでドラマによく出る友達にたくさん聞きました(笑)。――どのような情報が得られましたか?事前にプロデューサーや監督に聞いたり、自分の中で「きっとこういうことだろう」と決めてやっていたり。その上で予想外の展開になった時は、「そういう選択もあるのか」とポジティブに受け入れるそうです。確かに、違和感があって立ち止まっていても、撮影は進んでいきますからね。終盤にきて、深く考え込まずに「きっとこうなる」と受け入れることにも慣れてきました。――現場の雰囲気がとても良いそうですね。長谷川(京子)さん、水野(美紀)さん、大政(絢)さん、みなさんとても気さくな方々なんです! 女子会のシーンは1話につき1回ぐらいしかないのですが、撮影で全員が揃う日はウキウキしながら現場に入っています。撮影の合間の会話が楽しすぎて、思い出し笑いしたり(笑)。――ドラマはネタが渋滞しているのではと心配になるくらい、4人に様々な出来事が降り 掛かってきます。1人の話で連ドラ1本できそうですよね。長谷川さんがサスペンス、水野さんは最初はホッコリ、大政さんはLGBT、私はオフィスラブや夫婦問題と、見どころが詰まったドラマです。事前にBBC版を観て監督と打ち合わせをしてから台本をいただいているので、1度の裏切りによってそれが愛ではなくなるのかとか、すごく考えることが多くて……。――玄理さん演じる冴子は、夫・悟史(佐藤隆太)から子どもが欲しいと求められるも、仕事を優先したい冴子とすれ違いに。そして、冴子は一度、過ちを犯してしまいます。裏切られた側からすると、それは愛ではないのかもしれない。でも、冴子はずっと悟史のことを大好きで。このような問題に対して、それぞれのカップル、夫婦によっていろいろな答えがあると思います。別れる男女が大多数だと思うんですけど、別れないことが本当の愛かと言われると、そうでもないような気も……正解は1つじゃないと思いますが、台本を読みながら冴子と向き合っているんですけど、未だに答えは見つかっていません。――今回のドラマが、深く考えるきっかけになったんですね。「裏切り」についてすごく考えるきっかけになりました。自分がちゃんとしているというつもりは全くないのですが、男性や友達との付き合いでも自分が原因で裏切ることはなかった。「しくじり」みたいなことをわりと避けてきたタイプなので、こんな事態になったら自分はどうなるんだろうかと。誰しも、可能性はゼロではない。1つ嘘をつくと、雪だるま式になるから、嘘がない状態でいられるように心掛けないといけないですよね(笑)。――そこを第三者視点でのぞくことができるのも、ドラマの醍醐味ですね。そうですね。やっぱり、ドラマの魅力の1つは「他人事」であること。思う存分、楽しんでいただきたいです。――『薔薇とチューリップ』では、「才能とは」「“好き”だけでは仕事は成立しない」などがテーマとなっていて、昔に比べて最近では、「好きなこと」「やりたいこと」をそのまま仕事にしている人も増えているような気がします。玄理さんは、今年はNHK連続テレビ小説『まんぷく』に出演するなど、大きな仕事もありました。あらためて、「才能」と「好きなこと」についてどう感じますか?自分に才能があるか、全然分かりませんが……褒めてもらえると心底うれしいんです(笑)。ただ、やればやるほどすごい芝居をする人がいすぎて、いつも「これでいいのかな」と自問自答しながらやっています。「準備が9割」を心掛けているのも、後悔をしたくないから。結局は、「もっとできた」と思ってしまうんですけど、期待してくれた方々にも後悔はさせたくない。そうやって悩みながらも続けられるのは、演技をすることが好きだからなんだと思います。■プロフィール玄理1986年12月18日生まれ。東京都出身。中学校時代にイギリスに短期留学。青山学院大学在学中に、韓国延世大学に留学し、映像演技を専攻。日本語、英語、韓国語のトライリンガル。2014年公開の主演映画『水の声を聞く』で、第29回高崎映画祭最優秀新進女優賞を受 賞。2017年ソウルドラマアワードでアジアスタープライズを受賞した。これまで『駆込み 女と駆け出し男』(15)、『天国まではまだ遠い』(16)、『後妻業の妻』(16)、『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16)、『こどもつかい』(17)、『パーフェクトワールド』(18)などの映画、『フリーター、家を買う。』(フジ系・10)、『八重の桜』(NHK・13)、『相棒 Season14』(テレ朝系・15)、『精霊の守り人 シーズン2』(NHK・17)、『きみはペット』(フジ系・17)、『ウツボカズラの夢』(フジ系・18)、『女子的生活』(NHK・18)、『まんぷく』(NHK・19)などドラマに出演。NHKドラマ10『ミストレス~女たちの秘密~』(毎週金曜22:00~)放送中、野口照夫監督『薔薇とチューリップ』公開中。
2019年05月24日出演者がチームでクイズやゲームに挑戦するバラエティ「ネプリーグ」。その5月20日(月)今夜放送回に長澤まさみ、東出昌大、小日向文世ら映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』メインキャスト陣が参戦。人気の「乃木坂46」チームを相手に豪華対戦カードが実現した。『マスカレード・ホテル』に『キングダム』と今年に入り2作の映画が公開されいずれも大ヒットしている長澤さん、『OVER DRIVE』や『寝ても覚めても』と多彩な演技で俳優としての実力をみせつける東出さん。『祈りの幕が下りる時』や「メゾン・ド・ポリス」など数々の作品で知られる小日向さん。公開中の映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』で共演している3人が今回はゲストとして登場。名倉潤、原田泰造がサポートに加わる。一方の「乃木坂46」チームには生田絵梨花、秋元真夏、堀未央奈、与田祐希の4人が参加。そこに林修が加わった5人で、“コンフィデンスマン”と“国民的アイドル”の頭脳戦が繰り広げられる。気合十分の長澤さんはドラマ、映画と劇中でも絶妙のコンビネーションを見せた東出さん、小日向さんと共に抜群のチームワークで勝利を目指す。対する「乃木坂46」チームは7年ぶりの出演。前回唯一出演していた生田さんは「中学校に通っていた前回は答えることができていた」と語るが、大人になったいまの常識力は!?初参戦となるほかのメンバーからは“まさかの回答”も飛び出し…注目の対戦をお楽しみに。今回のゲスト、長澤さん、東出さん、小日向さんが共演する映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』は昨年春クールに月9枠で放送されたドラマ版の続編となる劇場作品。長澤さん演じるダー子、東出さん演じるボクちゃん、小日向さん演じるリチャードの3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、欲望にまみれた人間からお金をだまし取っていく物語が今回はスケールアップして展開。もちろん小手伸也扮する五十嵐も健在。さらに江口洋介、佐藤隆太らドラマ版のキャストはもちろん三浦春馬、竹内結子らが新たに参加する。映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』は現在全国公開中。「ネプリーグ」は5月20日(月)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:コンフィデンスマンJP 2019年5月17日より全国東宝系にて公開©2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会
2019年05月20日ジャンルにとらわれずに多方面で活躍する3人のゲストがそれぞれの立場から自由気ままに語り合うドキュメンタリー「ボクらの時代」。その5月19日(日)放送回に俳優・東出昌大、小手伸也、脚本家の古沢良太の3人がゲスト出演する。『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞すると連続テレビ小説「あまちゃん」「ごちそうさん」への連続出演で広く知られるようになり大河ドラマ「花燃ゆ」や『デスノート Light up the NEW world』をはじめ、最近では『寝ても覚めても』や『ビブリア古書堂の事件手帖』なども好評だった東出さん。舞台を経て大河ドラマ「真田丸」で注目され、昨年の「コンフィデンスマンJP」で演じた五十嵐役が大きな話題に。するとそこからは「ハゲタカ」に「SUITS/スーツ」と連続でドラマに出演。この春から放送されている日曜劇場「集団左遷!!」に連続テレビ小説「なつぞら」といまや引く手あまたの小手さん。『ALWAYS 三丁目の夕日』『キサラギ』などを手掛けたことで評価を集め、『探偵はBARにいる』や「鈴木先生」「リーガル・ハイ」などの人気シリーズを世に送り出したほか『エイプリルフールズ』や『ミックス。』などの映画も好評の古沢さん。今回は現在公開中の映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』に出演している東出さんと小手さん、そして同作の脚本を手掛ける古沢さんの3人が“共演”。俳優としての視点、脚本家としての視点、それぞれの目線から同作を軸に語り合う。『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』は“欲望”や“金”をテーマに、一見平凡で善良そうな姿をしたダー子&ボクちゃん&リチャードという3人の信用詐欺師たちが、金融業界、不動産業界、美術界、芸能界、美容業界など…毎回様々な業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる、痛快エンターテインメントコメディーである「コンフィデンスマンJP」を映画化するもの。長澤まさみがダー子を、東出さんがボクちゃんを、小日向文世がリチャードをそれぞれ演じ、小手さんがダー子をなんだかんだで助ける五十嵐に扮するほか、江口洋介、岡田義徳、桜井ユキ、佐津川愛美、前田敦子、小池徹平、佐藤隆太、三浦春馬、竹内結子といった面々が顔を揃えた。『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』は現在絶賛公開中。「ボクらの時代」は5月19日(日)7時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年05月18日5月18日(土)今夜のフジテレビ系「土曜プレミアム枠」は昨年月9枠で放送され人気を博し、劇場版が現在絶賛公開中の「コンフィデンスマンJP」のスペシャルドラマ「コンフィデンスマンJP 運勢編」をオンエアする。2018年4月クールの月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」は、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世がそれぞれダー子、ボクちゃん、リチャードという3人の信用詐欺師(コンフィデンスマン)に扮し、ダー子たちが金融業界、不動産業界、美術界、芸能界、美容業界など、毎回様々な業界の華やかな世界を舞台に、壮大かつ奇想天外な計画で、欲望にまみれた悪人たちから大金をだましとる痛快エンターテインメントコメディとして放送され大人気に。そして同作は映画化が決定。小手伸也、江口洋介、岡田義徳、桜井ユキ、佐津川愛美、前田敦子、小池徹平、佐藤隆太らドラマ版キャストに三浦春馬、竹内結子ら劇場版からの参加組も加えた『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』が現在絶賛公開中だ。映画公開翌日となる18日(土)今夜放送の「運勢編」では、宇宙に行きたいと切実に願うアプリ開発会社の社長・松崎を巧みにだまし大金をせしめるダー子たち。次なるターゲットとして狙いを定めたのは投資家の阿久津晃だった。阿久津は投資家とは名ばかりの闇金業者で賭けポーカーの元締としても暗躍する危ない男。相手が悪いと反対するボクちゃんとリチャードをなかば強引に巻き込んだダー子は、証券マンを装って阿久津に接触するも逆に見せ金の5000万円を奪い取られてしまう。リチャードの占いによればダー子の運はこれから下がり続けるという。その言葉を笑い飛ばしたダー子は「占いなんて迷信だと証明する」といっていくつかのターゲットを狙うも連戦連敗。それでも阿久津への復讐を諦めないダー子に呆れたボクちゃんとリチャードは彼女の元を去りそれぞれの道を歩む。それもダー子は五十嵐の協力のもと再び阿久津に挑む…という物語。船越英一郎がアプリ開発会社の社長・松崎役で出演するのをはじめ、投資家とは名ばかりで、債務者をギャンブル漬けにして自殺に追い込み保険金を手にするなどの悪行を繰り返す阿久津役に北村一輝。ダー子のもとを去ったリチャードが出会う中華料理店「みなと食堂」をひとりで切り盛りする波子役で広末涼子、同じくボクちゃんが出会うことになる遺品整理会社「おもかげ」の社長・若葉役で中山美穂がゲスト出演する。フジテレビ開局60周年特別企画、土曜プレミアム「コンフィデンスマンJP 運勢編」は5月18日(土)21時~フジテレビにて放送。(笠緒)
2019年05月18日5月8日(水)放送のフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」は2時間SPでお届け。長澤まさみ、東出昌大、小日向文世ら映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』メインキャスト3名がゲスト出演。また「石原軍団」から徳重聡、金児憲史、宮下裕治、神田穣の4人も登場する。本番組は明石家さんまがMCを担当、ゲストを迎えて強烈キャラの評論家軍団とともに様々なテーマでトークを繰り広げていくバラエティー。長澤さん、東出さん、小日向さんの3人は「ホンマでっか!?人生相談」パートに出演。東宝シンデレラ出身、『海街diary』『50回目のファーストキス』などの作品で知られる長澤さん、『GONIN サーガ』や『デスノート Light up the NEW world』などの東出さん、『HERO』『マスカレード・ホテル』など数多くの出演作を誇る小日向さん。順風満帆な俳優人生、芸能生活を歩んでいるように見える3人が抱える悩みに迫っていくほか、「東京」というテーマでもトークを展開。知っているようで知らない「東京」について語り合っていく。また徳重さんら石原軍団の若手4人は「ホンマでっか!?レストラン」に登場。今回は石原軍団を象徴する“炊き出し”の中でも一番人気だという「石原軍団特製“スペシャルカレー”」を振る舞ってくれる。長澤さん、東出さん、小日向さんが共演する映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』は月9枠で放送され人気を博したドラマ版から引き続き3人が扮するコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、欲望にまみれた人間からお金をだまし取っていく物語。小手伸也に江口洋介、岡田義徳、桜井ユキ、佐津川愛美、前田敦子、小池徹平、佐藤隆太らドラマ版キャストをはじめ、三浦春馬、竹内結子ら劇場版から参加の“強敵”たちとダー子、ボクちゃん、リチャードの壮大な騙し合いをお楽しみに。映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』は5月17日(金)より全国にて公開。「ホンマでっか!?TV」2時間SPは5月8日(水)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年05月08日映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』が、2019年6月21日(金)にTOHO シネマズ 日比谷ほか全国で公開される。親子のオンラインゲームをめぐる人気ブログが映画化『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は、息子である事を隠して父とオンラインゲームをプレイする日々を綴り、累計アクセス数が1,000万を超えるブログが原作。連載最終回がYahoo!ニュースで取り上げられるほど話題を呼んだ人気ブログは、書籍化、テレビドラマ化もされており、この度スクウェア・エニックスの全面協力を得てついに映画化が実現する。すれ違ってきた父子がオンラインゲームの旅に出るずっとすれ違ってきた父子が、オンラインゲームの世界を共に旅する。しかし父は、それが息子であることを知らない。父の本音を知りたいと考えた息子による〈光のお父さん計画〉から、一風変わった親子の感動ストーリーが展開される。坂口健太郎×吉田鋼太郎W主演息子・岩本アキオ役は映画『今夜、ロマンス劇場で』や『人魚の眠る家』にも出演した坂口健太郎、父・岩本暁役はドラマ「おっさんずラブ」や舞台『ヘンリー五世』など、マルチに活躍する吉田鋼太郎が演じ、W主演を果たす。主役を取り巻くその他キャストアキオの会社の同僚・里美:佐久間由衣アキオの妹・美樹:山本舞香アキオの会社の先輩・吉井:佐藤隆太アキオの母親:財前直見アキオと里美の橋渡し役:今泉佑唯アキオの妹の彼氏:前原滉主題歌にGLAY映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の主題歌を手掛けたのは、人気ロックバンド・GLAY。作詞作曲を担当したボーカルのTERUは、“親子関係の複雑な感情をテーマ”にして、楽曲「COLORS」を書き下ろしたという。「心の奥底にある愛情を求める寂しさをなかなか伝えられないもどかしさ。もし、同じ環境にいる方がいたら是非、この映画を見て、この曲に寄り添ってみてください。」と、コメントを寄せている。ストーリーこの人が死んだとき、泣いたりするんだろうか──自分が子供の頃から、何を考えているのか全く分からなかった父の背中を見て、心の中でそうつぶやくアキオ(坂口健太郎)。仕事一筋で単身赴任中だった父(吉田鋼太郎)が、突然会社を辞めて家に帰って来たのだ。母と妹も一日中ボーっとテレビを見ている父を、遠巻きに眺めている。父の本音を知りたい、そんな願いに突き動かされたアキオに、ある計画が閃く。アキオの得意なオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の世界に父を誘導し、自分は正体を隠して、共に冒険に出るのだ。その名も〈光のお父さん計画〉!アキオは顔も本名も知らないゲーム仲間たちに協力を呼び掛け、励まされる。だが、この時のアキオは思いもしなかった。父に家族も知らない意外な顔があるとは──。詳細映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』公開日:2019年6月21日(金) TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開監督:野口照夫(実写パート)、山本清史(ゲームパート)脚本:吹原幸太出演:坂口健太郎、吉田鋼太郎、佐久間由衣、山本舞香、佐藤隆太、財前直見、和田正人、山田純大声の出演:南條愛乃、寿美菜子、悠木碧原作:「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」マイディー配給:ギャガ
2019年03月28日2019年3月23日~3月24日に開催された「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2019 in TOKYO」にて、「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の映画公開が発表されました。原作ブログや豪華キャストについてご紹介します。「ファイナルファンタジーXIV」とは?出典:PR TIMES(「ファイナルファンタジーXIV」は、ネットワークを通じて「エオルゼア」という世界を舞台に、世界中のプレイヤーと共に冒険ができるオンラインゲームです。冒険は戦いだけでなく、アイテムの製作やチョコボの育成などさまざま。遊び方は冒険者であるプレイヤー次第です。仲間たちと共に、新たなFFの世界に出合えます。「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」公開2019年6月21日(金)より、「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」が公開されることが決定しました。「ファイナルファンタジーXIV」のプレイを通じて親子の絆を再確認する、実在する人気ブログ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の劇場版作品です。書籍化・ドラマ化もされた感動のブログが原作出典:PR TIMES(原作はアクセス数1,000万超えのプレイヤーブログ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」は、息子であることを隠してお父さんとオンラインゲームをプレイする日々をつづった、累計アクセス数1,000万超えのプレイヤーブログ。お互いに「秘密」を抱えながらゲームのなかで相手を理解し、距離を縮めていく親子を描いた感動のストーリーです。書籍化&ドラマ化も実現ブログ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」はSNSで絶賛の声が広がり、書籍化も実現。その後「ファイナルファンタジー」シリーズ初の実写化作品として、2017年4月から大杉漣さん、千葉雄大さんのW主演によってドラマ版が放送されました。劇場版は坂口健太郎と吉田鋼太郎がW主演出典:PR TIMES(「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」で、息子・岩本アキオ役を演じるのは、映画やドラマなどで活躍するモデル出身の俳優・坂口健太郎さん。メガネをかけた、いかにも堅物な父・岩本暁役は、シリアスからコメディまで幅広く演じ分けできる俳優・吉田鋼太郎さんが務めます。「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」公開概要出典:PR TIMES(公開日2019年6月21日(金)出演岩本アキオ:坂口健太郎岩本暁:吉田鋼太郎アキオの母親:財前直見アキオの妹・美樹:山本舞香アキオの会社の同僚・里美役:佐久間由衣アキオの会社の先輩・吉井役:佐藤隆太製作スタッフ原作:「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」 マイディー監督:野口照夫、山本清史(エオルゼアパート)脚本:吹原幸太©2019「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」製作委員会©マイディー/スクウェア・エニックス
2019年03月25日息子であることを隠して父とオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」をプレイする日々を綴った人気ブログが、坂口健太郎と吉田鋼太郎の“親子”で映画化されることが決定。3月24日(日)に行われたファンイベント「FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2019 in TOKYO」のコーナー「プロデューサーレターLIVE」内で、W主演の坂口さん&吉田さん、FFXIVプロデューサー兼ディレクター・吉田直樹氏の登壇のもと発表された。■大人気ブログが書籍化、ドラマ化、そして映画化へ!累計アクセス数1,000万超えの大人気ブログが原作となる本作。その連載最終回はYahoo!ニュースで取り上げられるほど話題となり、その後、SNSでも絶賛の声が拡散し書籍化が実現。さらには千葉雄大と大杉漣により地上波でドラマ化、Netflixで世界配信もされた。ずっとすれ違ってきた父子が、オンラインゲームの世界を共に旅する。だが、父はそれが息子であることを知らない――。息子が父親の本音を知るために計画をした、その感動の実話が今回、スクウェア・エニックスの全面協力を得て映画化。息子・岩本アキオ役には坂口健太郎、父・岩本暁役に吉田鋼太郎でW主演、そしてアキオの会社の同僚・里美役に佐久間由衣、アキオの妹・美樹役に山本舞香、アキオの会社の先輩・吉井役に佐藤隆太、アキオの母親役に財前直見と豪華キャストが集結した。■“堅物な父” 吉田鋼太郎の“光の戦士”を見守る息子・坂口健太郎のビジュアルこの度公開されたポスタービジュアルには、パソコンの画面を微笑みながら見つめる坂口さん演じるアキオと、そんなアキオとは対照的に、「少しぎこちない≪光の戦士≫がいた」とのコピーのとおりに険しい表情、慣れない様子でコントローラーを手に画面を見つめている吉田さん演じる暁の姿が――。その2人を結ぶかのように、中央にはアキオが「ファイナルファンタジーXIV」内で使用するキャラクター・マイディーに向かって、暁が使用するキャラクター・インディが膝をつくポーズを取る様子が切り取られ、実世界とゲームの世界で全く違う2人の関係性を感じさせるポスターとなっている。そして、「いつからだろう?父との間に会話がなくなったのは…」というアキオ(坂口さん)の切ない言葉から始まる特報映像では、暁(吉田さん)の“堅物な父親像”が前半では印象的で互いがすれ違っていることが示される。その後、「ファイナルファンタジーXIV」の映像と共に、アキオの「“父を知るための秘密の”光のお父さん計画」が明かされ、2人の冒険の舞台となるゲームの壮大な世界観を期待させながら、最後は必死でテレビに向かって慣れない手つきでゲームをプレイする姿をアキオに見つかってしまう暁の気まずそうな表情が印象的。ゲームの世界で築かれたマイディーとインディの絆の一方、実世界でのアキオと暁の関係性は果たしてどうなるのか?現在撮影中という本作の続報に引き続き注目していて。『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年03月24日長澤まさみ、東出昌大、小日向文世がコンフィデンスマン(信用詐欺師)に扮し、欲望にまみれた人間からお金をだまし取るドラマの劇場版『コンフィデンスマンJP』。この度、“何が嘘で何が本当”なのか、観るものに問いかけるような予告編が公開された。今回到着した予告編では、ドラマでは見ることのできなかったダー子(長澤さん)の秘めた恋心と、ボクちゃん(東出さん)やジェシー(三浦春馬)の溢れ出る想いが交錯、天才詐欺師たちでさえも欺くことのできない“愛”に苦悩する姿が描かれる。また、予告映像後半では流れが一変。先日出演が発表されたドラマ版に登場した小池徹平、佐藤隆太、前田敦子らの姿や、「好きなんだよお前が」とボクちゃんが告白、竹内結子演じる女帝ラン・リウが両手に拳銃を構える場面など、緊迫感あふれるセリフと表情が印象的な予告編となっている。さらに、本作の主題歌が4人組ピアノPOPバンド「Official髭男dism」の新曲「Pretender」に決定。昨年「ノーダウト」でドラマの主題歌に抜擢され、インディーズアーティスト(当時)として初の月9ドラマ主題歌への起用となった彼らが、ドラマ版から引き続き映画でも担当することに。到着した映像では、エモーショナルなその主題歌も挿入されている。「Official髭男dism」は「夢の中で『あっ、これは夢だ。』と気付く事ってありませんか?自分を騙し切って、夢の主人公を続けたいのに、夢だってまだ気付きたくないのに、叶わない。そんな寂しさと、儚さが、この映画に隠れているのを見つけた気がしました。そして生まれたのがこの『Pretender』でした」と楽曲について明かす。また、いち早く楽曲を聞いたダー子役の長澤さんは「恋愛の刹那的な感情を感じられる素敵な楽曲だなと思いました。この恋愛がいつか終わるのではないか、それは明日かもしれなくて、自分を信じられない事が怖くなったり、愛って何だろうって考えたり、友情が愛情になるのに違和感を感じたり。人ってやっぱり自分勝手なんだなって。ふわっと清々しい恋の歌でした」と印象を語っている。『コンフィデンスマンJP』は5月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:コンフィデンスマンJP 2019年5月17日より全国東宝系にて公開©2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会
2019年03月12日