・マントを羽織った王者のような風格。・女王様にしか見えない。・愛情ってすごい…。そんなコメントが寄せられたのは、あさみA(@wattant)さんがX(Twitter)に公開した猫の写真。3か月前に、里親募集を見た、あさみAさんの友人が引き取った保護猫の写真が反響を呼んでいます。まずは、引き取ったばかりの頃の、猫の写真をご覧ください。まだ慣れていないからなのか、少し不安そうな表情を浮かべる猫。猫を家族として迎え入れた飼い主さんは、猫の毛を毎日ブラッシングして、栄養価の高いご飯を与えることにしました。すると、毛並みがふかふかになり、見た目に変化が現れてきたといいます。引き取ってから3か月間、たっぷりと愛情を注いだ結果…。気品あふれる美しい猫に変貌したのでした…!なんという貫禄でしょうか…まるで猫界に君臨したような、たたずまいですね。保護猫を愛情もって育てると、「顔付きが変わってくる」とよく聞きますが、ここまでの変化は珍しいでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年03月01日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第212回目はヨーロピアンのアテナ(Athéna)さま。人懐っこくて甘えん坊な子猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.212猫さまの話をもっと聞かせて!アテナさまは生後6か月の女性猫さま。<アテナさまが語ります>私は南フランスにある広いテラス付きアパルトメントに住んでいます。ここはとても快適です。朝、目を覚ますと食事をし、少し遊び、出窓の前にある猫の木に行き、そこで観察して多くの時間を過ごします。それからベッドに行くかクローゼットに行って、長い昼寝をします。その後、甘える時間がやってきます。抱きしめられたり、飼い主が遊んでくれたり…。食事は『japhy』というフランスのブランドを飼い主が注文してくれるのですが、注文には私の名前も入っています。ひとりっ子なので間違うことはないんですが(笑)。毎朝起きたらまずはパテ、日中はカリカリ。ほかのおやつも同じブランドのマグロを使ったおいしいものをいただいています。家の中で一番好きな場所はぬいぐるみと一緒にいるベッドで、猫の木の上も安心できます。飼い主の髪を結ぶシュシュや羽のついた棒で遊ぶのは楽しいです。私は人懐っこくて好奇心旺盛な小さな猫です。でもちょっと怖がり。とっても優しい猫と言われています。<飼い主から見たアテナさまとは>私は小さい頃からいつも猫がそばにいました。アテナは生後約1か月半のときに、匿名で保護施設の前に置き去りにされていました。とても汚れていて、糞尿でいっぱいでした。その後、彼女は養子縁組されるまで社会と交流するために里親養護施設に預けられたのです。捨て猫や虐待された猫を引き取る協会の里親会の日に出会いました。アテナを見たとき、彼女はすぐに私に近づいてきて私の指をなめました、その時私の猫になる事を瞬時に理解しました。アテナはまだまだ子猫ですが、生まれてすぐに母親と別れてしまったので、彼女は私のことを食事を与え、抱きしめ、必要なものを与えてくれる母親と思っているに違いありません。アテナは私を愛しており、彼女が最も信頼できる人と見ていると思います。私には2歳半になる息子がいますが、とても仲良しです。一緒に息子のおもちゃで遊んだり(ほとんど邪魔している感じですが)、お昼寝したりする姿を見るたびに幸福感があふれます。アテナと一緒にいると毎日がとても幸せで、私の人生にはたくさんの喜びがあるのだと感じさせてくれます。そして抱擁とゴロゴロと喉を鳴らすことを聞くことで癒されています。アテナはたくさんの愛を私にもたらしてくれます。私にとっては、とても柔らかくて元気な小さなぬいぐるみなのです。ーーまだまだ子猫のアテナさま。過去の辛い境遇を体験しながらも、優しく甘えん坊の猫さまに育ちました。飼い主からいっぱいの愛情をもらい、ここの息子と一緒に遊んで、お気に入りのおもちゃと快適な居場所を得てストレスのない生活を送る毎日の様子が伝わってきました。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年02月25日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第211回目は番外編、猫さまではなく柴犬のタイヨウ(Taïyo)さま。平日はオフィスに勤務する犬さまの物語【フレンチ猫さま】vol.211猫(犬)さまの話をもっと聞かせて!今回は番外編。犬のタイヨウさまはもうすぐ1歳半の男性犬さま。<タイヨウさまが語ります>僕はパリのサンマルタン運河近くのアパルトマンに住んでいます。このあたりは散歩にも気持ちがいい環境です。平日は、『Maud Caubet Architectes』でハッピネスマネージャーとして勤務しています(笑)。主な業務は、ここで仕事しているスタッフにたくさん撫でてもらい、遊んでもらうことです。クライアントが来たら、愛嬌を振りまくのもお仕事です。お昼時はキッチンで、落ちている食べものを食べるお掃除係も兼ねています。休日は、友だち犬と公園で遊んだり、飼い主の友人とカフェに行ったり、その友人宅で過ごすことが多いです。いつもはフランス産のカリカリを食べています。朝はカリカリのみ、夜はチキンやパテのおかずと共にカリカリを食べています。食は細いほうで、あまりおねだりもしません。でも、たまに事務所にランチのケータリングに来た人の匂いを嗅いだり、お弁当の中身をチェックして問題ないか確認もします。1歳の誕生日にはドーナツ型のチキンとチキンの皮を乾燥させたものにヨーグルトのトッピングをもらいました!が、お腹が弱いので次の日はいち日中具合が悪いようでした(涙)。飼い主は常に2、3種類のおやつを常備していて、毎回違うものが登場します。少し大人になってからは、ウェット系のおやつが好きになりました。でも煮干しも大好物!小さい頃から食べている大好物のビスケットは、毎日事務所で2、3枚いただいています。時々カモの首を乾燥させたものや牛のアキレス腱を乾燥させたものをおやつにしています。余計なものは入っていない自然のものですし、食品ロス問題の解決に少しは貢献できていると思っています。好きな居場所は事務所のド真ん中。みんなを見渡すのが大好きです。事務所にある高額なラグの上でお昼寝するのも大好き。ここに来て初めての頃は、このラグを噛んだり引っかいたりして、スタッフのみんなにたくさん怒られていました(笑)。おもちゃはボール!あとは、街に落ちている木の枝です。フェルトでできた建築内装のサンプルも大好きです。<飼い主から見たタイヨウさまとは>『Show Animal』のサロンに遊びに行き、秋田犬を紹介しているブリーダーさんと出会いました。柴犬も扱っているということで、タイヨウの母の妊娠が確定した時点で連絡をいただきました。タイヨウが私にとって初めてのワンコですが、子犬から育てるのがこんなに大変だとは知りませんでした…。子犬のタイヨウを迎える前から、数人のドッグトレーナーにお世話になりました。7か月過ぎた頃から2か月くらい、幼稚園にも行かせていました(笑)。元々の経緯としては、私が現在の職場で働く前から、事務所でマスコット犬を飼いたいとの希望があったようです。たまたまその話が出た時に、事務所に連れてきてOKなら連れていきたいと願い出ました。それからはいろいろなすったもんだがありましたが、友人の柴犬を8日間事務所に連れて行くテスト段階まで漕ぎ着けました。フランスは労働基準法で、同じ空間で働いている人全員の同意がなければ事務所で犬は受け入れられません。事務所はオープンスペースなので、全員の承諾が必要でした。友人の柴犬とは、本当に素敵な時間を過ごすことができました。そこから子犬探しが始まって、『leboncoin』や『SPA』でも探しましたが、『leboncoin』では詐欺にあいかけました…(苦笑)。もちろんマスコット犬のアイデア自体も白紙にもなりかけました。そして『Show Animal』に行き貴重な出会いができたのです。タイヨウは皆に愛される術を知っているのか(笑)、人懐っこいです。遊ぶのが大好きなワンパク君です。事務所では、元気のない同僚の横に居たり、ストレスを抱えた同僚に寄り添ったり、優しいいち面もあります。特技は人間に取り入る(?)事!どんな人にもかわいがられています。会社の並びの商店でもアイドルちゃんです(笑)。特技かはわかりませんが、本当によく寝ます。朝は、私が出社する直前までベッドの中で寝ています。同僚20人を家族だと思っているようで、私のことは、ご飯をくれる人くらいにしか思ってないかもしれませんね。一番楽しかったエピソードは、彼は交通機関(電車や地下鉄)が好きではないので、休みの日に車でブルターニュまで行った時のこと。他のワンコと一緒に行ったので心配していたのですが、車内や宿泊先では仲良く過ごしてくれました。干潟では見えなくなるほど遠くまで走っていったり、とても楽しそうでした。帰りの車内ではグッスリ寝ていたのですが、パリに入った途端に日常に戻った事を痛感していました。タイヨウが1歳になってすぐに、私は3週間ほど日本に一時帰国していました。タイヨウは友人や同僚など3家族に預けられ、リレー式で3週間を過ごしていました。子どもや猫、違った環境で過ごして少し成長したのかもしれません。私がお迎えに行った時は、喜ぶ前にキョトンとしていました。そして、ヒコーキ耳になって喜んでくれたのは、彼と過ごして初めてのことだったかもしれません。彼との思い出は、日々ありますが、彼と私というより、彼のおかげでまわりとの思い出がたくさん増えているように思います。彼との生活は始まったばかりなので、これから思い出をたくさん作っていこうと思います。少しずつできることが増えたり、成長を見ているのは本当に楽しいです。ーー初めてタイヨウさまに会った時から私も彼の虜になりました。事務所に伺った時出迎えをしてくれて、帰る時も見送ってくれたのです。飼い主が働いているのは建築事務所なのですが、タイヨウさまはここでスタッフの癒し、掃除(笑)、時にはムードメーカーやガードマンとしてちゃんと仕事に徹しているようです。海が好きなのはノルマンディー生れだからでしょうか?海とタイヨウ(太陽)の組み合わせ、砂まみれになった姿のポートレイト写真可愛いですね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年02月24日ワタナベエンターテインメント所属のお笑い芸人・サンシャイン池崎が22日、自身の愛猫とのYouTubeチャンネル「ふうちゃんらいちゃんねる」で生配信を実施。同チャンネルの必要経費を除く収益の全額計718万5926円を寄付したことを報告した。今回の寄付は、前回2021年2月に、NPO法人 猫の森に寄付をして以降の収益(必要経費を除く)。NPO法人 猫の森へ300万円、公益社団法人 石川県獣医師会 令和6年能登半島地震動物対策本部へ418万5926円を寄付した。猫の森は、現在施設にいる保護猫たちのために、また新しいご縁を結ぶことが難しい老猫たちがのんびり暮らすことのできる環境作りや、災害時・緊急時に受け入れのできる環境作りのため、新しい保護施設を作っている。石川県獣医師会 令和6年能登半島地震動物対策本部は、能登半島地震による被災動物の救護活動及び被災された飼い主への飼育支援活動を行っている。池崎は「この度『ふうちゃんらいちゃんねる』の必要経費を除いた全ての収益を寄付しました。寄付先は、・保護猫ちゃんのために『NPO法人 猫の森』に3,000,000円・震災でかわいそうな思いをしている動物たちのために、少しでも役に立てばと公益社団法人 石川県獣医師会 令和6年能登半島地震動物対策本部に4,185,926円です。『ふうちゃんらいちゃんねる』をご覧くださっている皆様、本当にありがとうございます」とコメントしている。【編集部MEMO】サンシャイン池崎は、1981年10月9日生まれ、鹿児島県鹿屋市出身。YouTubeチャンネル「ふうちゃんらいちゃんねる」では、愛猫の風神と雷神との日々を発信。2匹のかわいい動画から、ボランティア活動や動物保護団体の現実など様々な動画をアップしている。
2024年02月22日毎年2月22日は、2・2・2でにゃん・にゃん・にゃんと猫の鳴き声にちかい語呂合わせから、日本では猫の日に制定されています。そこで、ananwebでフランス在住のカメラマン松永学さんによる人気連載「フレンチ猫」さまの中から特に人気の高かった猫さまたちの物語を22(にゃん・にゃん)本紹介!個性あふれる猫さまたちに癒されてください。1. “悩殺ポーズ”をきめる保護猫出身の子猫さま飼い主の好きな花の名前から名づけられたピオニーさまは(Pyonee)2021年5月生まれの女性猫さま。飼い主はピオニーさまの一番かわいいところは舌を出すところと言っていました。まんまるの目に舌出し!やられてしまいました。洋服のフィッテングにも立ち合わせていただきましたが嫌な顔もせずにいました。将来はファッションショーのランウエイでキャットウオークするかもしれません。※ 取材・文Manabu Matsunaga※ 2022年2月11日配信2. やんちゃな仕事ぶりが評判の“アパートの管理人”猫さま太陽のように輝いてほしいとと名付けられたサン(SUN=太陽)さまは2歳のやんちゃな男性猫さま。得意技は窓から出て手すりの上で中庭の人々を監視すること。最初のうちは飼い主は落ちないか心配していたけど、最近はほっとかれています。※ 取材・文Manabu Matsunaga※ 2022年2月13日配信3. 大病を克服した14歳の猫さま飼い主が8歳の誕生日に親からプレゼントされたテトさまは、14歳のマダム猫さま。大きな病気をして家族を心配させました。体重もきっと減っていたに違いありません。最初から、手術をしても効果があるかどうかはなんとも言えない、と説明されていたので、元気に退院する時に獣医さんから「ちょっとした奇跡ですよ」と言われました。※ 取材・文Manabu Matsunaga※ 2022年2月19日配信4. 傷心の飼い主を癒した猫さまたちパーリーは4月16日に3歳になるバリニーズ種の男性猫さま。ライチュウは女性で、メインクーンラグドールのミックスで1歳4か月です。パーリーさまとライチュウさまの飼い主は長年一緒にいた最愛の猫さまを亡くし、心が閉じてしまいました。そんな彼女を変えたのはパーリーさまの誠実な愛だったそうです。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年3月26日配信5. 保護施設出身のそっくり双子猫さま今年の2月で生後6か月になった兄弟キュリーさまとネモさまは見分けがつかないほど似ていました。飼い主は保護猫団体にたくさん猫が保護されているのを知り、少しでも貢献したいとの思いで、連絡をしたそうです。たくさんの猫がいる中で段ボールに入って遊んでいた僕ら兄弟を引き取ることにしたそうです。いつもいる場所はキリンキャットツリー、寝る時はいつもふたりでくっついています。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年5月1日配信6. 喉を鳴らしまくる寂しがり屋な男性猫さまシャルトリュー種のリオさまは2歳の男性猫さま。小さな丸い頭と、とてもに柔らかい毛並みがチャームポイントです。夜は飼い主と一緒に寝るのが1番の幸せ。夜に喉を鳴らしながら自分自身を安心させます。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年5月24日配信7. ピンクのお鼻がかわいい自由気ままな猫さまハナさまは2歳の女性猫さま。ベタベタされることと抱っこは苦手です。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※2022年6月25日配信8. みんなを笑顔にする猫を被った芸人さんのような猫さまムッシュ・ル・シャさまは4歳半の男性猫さま「抱っこ」と言われればスリスリするし、食事前の「お座り」という言葉も覚えました。特技は蟹のように横に走れること。みんなを大いに楽しませることができる芸人です。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年6月14日配信9. もっふりボディが自慢のツンデレ猫さまスイカさまは1歳の男性猫さま。「Suicaカード」はなんだか知らないけど、そこから名前をつけたらしいです。果物のスイカのようにふくふくとした猫なので、みんなには名前負けしていないんだと自慢しています。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年8月7日配信10. 目がゴージャスで表情で魅了する猫さま白茶トラ猫さまのティグルさまは2歳の男性猫さま。特技はかくれんぼ。耳を下げて、完全にみんなの前から消えるのが得意です。そして、自慢の目は絶対にゴージャスに見えるはずです。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年10月1日配信11. 前脚が長い甘えん坊な猫さまスコティッシュストレートのロメオさまは、2歳の男性猫さま。留守番中はよく眠り、少し遊んでいます。飼い主が家に帰ってくると、嬉しくて嬉しくてたまりません。たくさん遊んでくれるし、たくさんの言葉もかけてもらいます。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年10月16日配信12. 抱っこを求めるサインがかわいい甘えん坊の猫さまルーキーさまは、2歳の男性茶トラ猫さま。飼い主と寄り添って遊ぶのが大好きで、犬のように振る舞います。素敵で柔らかい毛並みは自慢です。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年10月22日配信13. 週末の特別なごちそうが楽しみな猫さまミリアさまは1歳の女性猫さま。週末は飼い主と一緒にチキンのローストをいただくのです。そんな訳でいつも週末が来るのが待ち遠しいのです。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年10月30日配信14. 正面はハチワレ、後ろ姿は別猫な猫さま黒が多めなカチュスさまは5歳の女性猫さま。柄は、白よりも黒が多いので真後ろから見ると黒猫に間違われがちです。昆虫、クモ、鳥、などを狩るのが大好きです。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年11月6日配信15. 皆が「芸術的」と称賛する猫さまローリーさまは、もうすぐ3歳になる男性猫さま。得意なことは、人とのコミュニケーション。よく喋り、何百万もの異なる声のトーンを使い分け、何を望んでいるのかを伝えることができます。俳優のようだとも言われています。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年12月18日配信16. シルクのようなコートが自慢のイケメン猫さまフィリベールさまは4歳になる男性猫さま。自然の中を散歩するのが大好きで、リードをつけていろいろなところを歩きます。もちろん飼い主との旅行も家の中も大好きです。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年12月24日配信17. 大きなフワフワボールみたいな猫さまパタプウフさまは5歳の男性猫さま。飼い主が仕事に出掛ける前、一日中元気でいられるように、朝のごちそうをたくさん食べます。夜中もお腹が空くので、カリカリを常備してもらっています。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2022年12月31日配信18. 貫禄がすごい世渡り上手なおじいさん猫さまトラさまは14歳の男性猫さま。巷ではもうおじいちゃん世代と言われています。ほぼほぼ一日中いびきをかいて寝ていますが、それも健康の秘訣かもしれません。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2023年1月8日配信19. 小さなアライグマのような猫さまスカイ-ウィさまは1歳の男性猫さま。飼い主達が仕事に行くと、キャットツリーに登って落ち着き、飼い主が戻ってくるまで1日中眠っています。お気に入りのおもちゃはティッシュ入れについているプラスチックのボタン!派手なおもちゃは必要ありませんよ。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2023年1月22日 配信20. 謎に包まれた過去をもつ猫さまブレイクさまは5歳の男性猫さま。家の中で一番好きな場所は通りに面した窓際。ニャルソックしています。性格は抱っこ好きで、甘え上手。チャームポイントは目元で、視線(目つき)がとても優しいと評判です。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2023年4月15日 配信21. 貫禄のあるお腹が見事な猫さまブブさまは2歳の男性猫さま。ヨーグルトの蓋のおこぼれなどを舐めたり、娘にキツく抱っこされる時に必死に爪を出さないよう我慢するのは僕のお仕事です。飼い主たちの就寝時間になると、僕は猫トイレに近い自分の寝床で就寝です。※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2023年4月16日配信22. フワコロフォルムがたまらない猫さまタンゴさまは1歳の男性猫さま。性格はとても良いと言われています。毛が柔らかくて抱きしめやすく、飼い主が話しかけると反応します。完璧な猫とも言われます!著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!※ 取材、文・Manabu Matsunaga※ 2023年5月14日配信猫さまの物語に癒されたツンデレ、抱っこ嫌い、食いしん坊、甘えん坊…猫さまにもさまざまな性格があって、本当に興味深いですよね。これからも素敵な猫さまを紹介するので、どうぞお楽しみに!※この記事に登場した猫さまの年齢はすべて取材当時のものです。
2024年02月22日犬と並んで、人気の高い動物である「猫」。2月22日は、猫の鳴き声を連想させることから「猫の日」とされていますね。そこで今回は、気になる猫を選んで「あなたの無意識なあざとさ」がわかる心理テストをご紹介します。Q.次のイラストのうち、どの猫に惹かれますか?A:三毛猫B:白猫C:黒猫D:アメリカンショートヘアあなたはどれを選びましたか?さっそく結果を見てみましょう。この心理テストでわかるのは?「無意識なあざとさ」深層心理において“猫”は、自由きままな様子や隠れた欲望を表す動物。そして、気になる猫には、秘めた自分自身の行動や思考パターンが投影されます。そのため選んだ答えから「無自覚なあざとさ」をあぶりだすことができるのです。A:「三毛猫」を選んだあなた……自由を愛しているだけ! あざとさは低め気まぐれで自由を愛するタイプと言えば、この答えを選んだ人。オンオフとも周りの目を気にせず、いつも自分のやりたいように動く傾向があります。一見あざといタイプに見られることも多いですが、あなたはあくまで自分の心に素直に行動しているだけで、周りを思いのままに操ろうとは思ってもいないはず。そのため、このタイプのあざとさは意外に低め。パッと見の印象であざといと感じていた相手も、付き合いが深まるにつれて、それが勘違いや誤解だったと気づくはずです。B:「白猫」を選んだあなた……頼りなげな演出であざとさMAXこの答えを選んだ人は、甘え上手で頼りなげな雰囲気を漂わせるのが得意なタイプ。男女問わず、とにかく“守ってあげたい”という保護本能をくすぐる存在と言えます。無自覚かもしれませんが、それはあなたの計算かも。か弱い自分を演出して、周りからのサポートやエールを引き出そうする一面があるようです。中にはそんなあなたを目の敵にする人もいるので、無意識ならなおのこと、足を引っ張られないように気を付けてください。C:「黒猫」を選んだあなた……あざとさは平均レベルの不思議キャラ一瞬で人の本音や真実を見抜いてしまうような鋭さを持ったあなた。それでいて、意外に人懐っこい一面もあるため、不思議な人と思われることが多いかもしれません。何を考えているかわからないところがあり、あざといと思われることも少なくないよう。ですが、実際のあなたのあざとさは平均レベルと言えます。無意識に人を欺こうとしたり、優位に立つために策略を練ったりするようなずる賢さはないでしょう。ただ、本当に叶えたい夢や目標があるときは、甘えて自分の望む方向へと誘導するなど、意識してあざとさを発揮することも必要かもしれません。D:「アメリカンショートヘア」を選んだあなた……みんなを楽しませる人気者で、あざとさも高めあなたは、茶目っ気たっぷりで楽しいタイプ。一緒にいる人たちは、一瞬であなたのキュートな魅力の虜になってしまうでしょう。あなたのあざとさは、かなり高め。やりたいことや欲しいものがあるときは、相手に悟らせずに上手に誘導して、自分の意のままにしてしまうのもお手のモノでしょう。ただし、恋愛においては、そのあざとさが諸刃の剣になることも。特に好きでもない相手に思わせぶりな態度を取ったり、気を持たせるようなことを言ったりするのは、やめたほうがよさそうです。おわりに“あざとい”とは、ずるくて抜け目がないという意味で使われることも多い言葉。とはいえ、活用の仕方次第では魅力的と思われたり、よりよい人生を送るための武器になったりするもの。今回の診断を参考にして、ポジティブな未来を引き寄せてくださいね。©CallMeTak / PIXTA(ピクスタ)文・月風うさぎ
2024年02月19日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第210回目はヨーロピアンのシフ(Shifu)さま。とにかくハグが大好きな猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.210猫さまの話をもっと聞かせて!シフさまは9歳の男性猫さま。<シフさまが語ります>僕はパリ市内にある小さなアパルトマンで暮らしています。一晩中穏やかにすやすやと眠り、飼い主たちと同じ時間に起きます。それから窓際で新鮮な空気を吸ったり、朝食に小さなムース状のパテを食べます。飼い主がヨガをしている時以外は昼寝をします。昨年友人をふたり亡くして以来、僕はあまり遊ばなくなりました。今年はとても大変な年で、まだ仲間がいない生活に慣れていません。でも飼い主たちは僕を刺激するためなのか、おもちゃや箱、猫ポールなどを使って僕の好奇心をくすぐるように毎日最善を尽くしてくれています。夜、飼い主たちが映画を見るとき、僕はいつもソファで飼い主に抱きつき、それからパパの脚の間に寄り添って寝ます。寝る時間になると、飼い主のお腹の上に座って、電気が消えるのを待ちます。部屋が暗闇に包まれると、部屋から出ていくか、飼い主たちの足元に横たわります。キッチンカウンターの高いところにある楽しいボウルに、セルフサービスのカリカリが入っています。だから僕は毎日運動が欠かせません!あまりグルメではありませんが、アマゾンナッツが大好きです。食べ物やおやつにとてもうるさいのです。最近、猫用の小さなケーキを作るための粉末製剤を提供する『Popotte』というブランドを発見し、とても気に入っています。時期や季節によってお気に入りの場所がいくつかあります。寝室のキャットツリーだったり、ベッド、ソファ、リビングルームの窓辺のハンモックなどです。包み込まれるような柔らかいクッションも大好きです。ここ1年間、お気に入りのおもちゃは布製のクリスマスツリーでした。またたびを詰めたフェレットのぬいぐるみで緊張をほぐすのも大好きです。<飼い主から見たシフさまとは>私の名前はマリオン・ルフィエです。猫を専門とする行動学者で、猫に関する数冊の本の著者でもあります。また、サイト『absolumentchats.com』の創設者で、メディアのコンサルタントもしています。私が小さかった頃、両親は動物を飼いたがらなかったので、私はひとり暮らしをして猫を引き取ることができる日を夢見ていました。昔から猫が大好きだったのです。ソウイプ、シジュウカラ、プーポウの3匹に加え、2014年にシフが私たちの生活に加わりました。本当に素晴らしい猫たちでした。それぞれが非常に異なる性格をもっていますが、全員がとても親切でした。今はシフだけと暮らしています。彼はおそらくベンガルの遺伝子をもっているオスの野良猫です。出会いはシジュウカラとプーポウ(昨年亡くなりました)が一緒にいた協会のホストファミリーとしてです。ある日、私と夫は数日間だけ滞在させる予定でシフを迎えに行きました。しかし、彼がキャリーバッグから出てきた瞬間、彼と私たちは一瞬で好きになったのです。彼は決して私たちから離れませんでした!シフは誰からも愛される愛らしい猫です。彼はとても好奇心旺盛で、家に来客があると、とても喜びます。そして私にとても優しく接してくれます。本当に優しい心の持ち主ですね。私はとても幸運です!シフの特技は本当に私に信じられないほどのハグをしてくれる事。それをどう説明したらいいのかわかりません。私は毎日猫と一緒に幸せなエピソードを経験して、十分幸運だと言えます!シフは写真を撮られるのも大好きです。シフは私のソウルメイトです。初日からそう感じていました。私は時々、彼が漫画の中ではどんなキャラクターになるだろうかと想像します。私には彼が1930年代の小さな記者のように見えます。なぜなら、彼はあらゆることについて「詳しく」なりたがって、みんなの後を追いかけたり、バッグの中を調べたりするのが好きだからです。彼は路上で新聞を売る少年になることもできます。なぜなら、彼は遠くからでも聞こえるニャーという鳴き声をもっており、自分の声を聞かせる方法を知っているからです。私はシフを非常にハンサムだと思います。私は彼の毛並み、頭、口がとても猫らしくて大好きです!そして彼の性格はとても優しく、私は彼の胸を撫でるのが大好き、とても柔らかいです!彼は穏やかで、自分の意見を伝える方法を知っているのです。他の2匹の猫が亡くなって以来、私たちは何かに少し迷っているのです。だから私たちは一緒に時間を過ごします。それでも彼は私が十分に撫でていないと感じているようです(笑)。私は仕事をしているので、いつも彼を抱きしめることはできません。でも、私が彼をとても愛しているのと同じように、彼も私をとても愛していると思います。それはふたりにとって素晴らしいラブストーリーです。彼は私にたくさんのものを持ってきてくれます。それに、私のすべての猫(そして猫全般)はいつも素晴らしいインスピレーションの源です。彼らに敬意を表して「猫のように賢く幸せになるための小さな箱」(コントル・ディレス版)という本を作りました!毎日をより良く生きるために猫からインスピレーションを得る方法です。シフからの最大の学びはマインドフルネス、今この瞬間を生きることです。私たちが抱き合うとき、それは機械的なものではなく、私は彼と一緒にいて、肌に彼の毛皮の一本一本を感じます。私はすべての愛撫を味わいます。猫は私たちに、自分の感情を抑圧するのではなく経験すること、自分の性質に耳を傾けること、遊ぶこと、他人の視線をからかうこと、無条件に愛することを教えてくれます。それらのリストはとても長いです…!ーー昨年シジュウカラさまとプーポウさまが5か月違いで亡くなったことは、まだ飼い主の中で痛みが続いています。彼らを手放すのはとても辛かったし、今でも当時のことを思い出すそうです。彼らが息を引き取り、そして体が冷たくなり、埋葬される体験してからは(実家で飼い主の父は彼らのために石碑を作り、田舎に行くときはそこに弔問に行くそうです)、シフさまが亡くなるときににどうやって別れを告げるか想像する準備ができないと。2名の愛した猫さまのときと同じように、注意深く完全でありたいと思っているので、彼を苦しめたり、利己的になったりしないようにしたいと思うとおっしゃっていました。抱っこ好きなシフさまは本当に幸せですね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年02月18日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第209回目はヨーロピアンのナラ(Nala)さま。森のお散歩が大好きな猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.209猫さまの話をもっと聞かせて!ナラさまは4歳の女性猫さま。<ナラさまが語ります>私は森の端にある小さな家に住んでいます。家のすぐ横が森なので、飼い主とよく散歩に出かけます。1日の日課は食べて寝て遊ぶ、時たま動物を見つけたら追いかけます。『ピュリナ』のカリカリとウェットフードを食べますが、おやつにヨーグルトを舐めるのが至福の時間です。家の中で一番好きな場所は飼い主のパートナーのソファまたはオフィスチェアです。特技はかくれんぼをすること。飼い主が庭仕事の時は付き添い、お気に入りの場所を探します。心地いい場所を見つけたらそこで居眠りします。みんなからはとても遊び心がある猫と言われています。<飼い主から見たナラまとは>2023年末に猫協会に保護されたナラは、どうも前の飼い主が飼うことができなくなってしまったようです。私たちは彼女が保護されてから2週間後に養子にしました。最初に会った時、私たちはナラの顔に惚れました。そして私たちが養子基準をクリアできることがわかり、家族の一員になりました。ナラが来る前から12歳の赤トラのオス猫がいたのですが、ナラが到着してから数か月後に私たちの元を去ってしまいました。その間は一緒に森を散歩したり、とても仲良くしていました。来たばかりの頃のナラは私たちに慣れるまでに時間がかかりましたが、今ではべったりです。ナラのかわいいところはニャーと鳴いたり、クーと鳴いたりする時です。その時の表情がたまらないんです。ナラと私の共通点は森の中を歩くのが好きなことで、時間があれば一緒に散歩に出かけています。行き先はわからなくても迷わず一緒に歩く!私たちがナラを連れ出すと、彼女はごきげんになるということがわかります。そしてナラはいつでも私たちといっしょにいることで安心しているようです。休んで景色を眺めたいときは、バックパックの中に入れています。森歩きの時はいつも背負っています。ナラは私たちに愛とたくさんの笑いをもたらしてくれます。我が家のもう一匹の猫はナラの到着後1年も経たないうちに家を出てしまい、もうナラと一緒に遊べないことに心を痛め、辛かったです。でも今はナラがいて、私たちはナラに幸せで充実した人生を送ってもらいたいし、一緒にいてできるだけ彼女にたくさんのことを発見してもらいたいと思っています。ーーナラさまはとても遊び心がある猫さま。他の猫にアタックされて入院もしたことがあるそうです。そのため最近はリードをつけての散歩になったとか。けがの後は家の中で安静にしていた時期がありましたが、今では元気に森に出かけているそうです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年02月17日皆さんは、迷い犬を保護したことはありますか?今回は「保護した迷い犬」にまつわる物語とその対処法を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。泥だらけの迷い犬を保護した話主人公は一人暮らしで犬を飼っています。ある日の帰宅途中、泥だらけでうずくまる迷い犬を見つけました。もとの飼い主が見つかるまで、その迷い犬を保護することにした主人公。しかしなかなかもとの飼い主は見つかりません。ある日、主人公が先住の犬と迷い犬の2匹を連れて散歩をしていると…。同じように犬を散歩させていた男性が飼い主を知っていると言い、一緒に飼い主に会いに行くことになりました。飼い主に会いに行くと…飼い主は「新しい犬を買ったから、その犬はもういらない」と言い放ったのです。「酷すぎる!」と思った主人公は「この犬を飼う」と飼い主に伝えます。すると飼い主は「50万円でいいわ」とお金を要求してきました。出典:エトラちゃんは見た!飼い主のまさかの返答に主人公は絶句してしまいます。しかし男性は「わかりました。後日また話し合いましょう」とあっさりと了承しました。主人公が「非常識な提案を受け入れていいんですか?」と男性に尋ねると…。「考えがあります」と言う男性。後日、レストランでの話し合いで、相変わらず「大人しく50万円払え」と言ってきた飼い主。しかし次の瞬間、後ろに隠れて座っていた人物が飼い主に激怒しながら間に入ってきたのです。突然の出来事に、主人公は驚いてしまうのでした。話し合う新しい犬を買ったからといって前の犬を飼うことを拒否するなんて、絶対にしてはいけないことでしょう。そんな飼い主に犬を任せたくはないですが大金を支払うのも間違っていると思うので、納得いくまで話し合うのがよいですね。(40代/女性)弁護士や動物愛護団体に相談してみる飼っていた犬の飼育を放棄していたのに、金銭を要求してくるなんて悪質すぎます。お金が絡んでいることなので、弁護士や動物愛護団体に相談してみるといいかもしれません。(30代/女性)※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。
2024年02月16日uka(ウカ)は2月22日、売り上げの一部を保護猫の活動に寄付する商品として「uka cat study」(各2,750円)を発売します。■ペルシャやロシアンブルーなどをイメージした5カラー同商品は、ネコの色をイメージしたカラーで展開するネイルアイテム。ペルシャホワイト、ロシアンブルーグレー、アメショーベージュ、ミケラメのほか、同社で初の試みとなるマグネットネイルのキジトラキャッツアイの5色展開となっています。ペルシャホワイトは、透明感ホワイトにブルーの偏光パールが入ったニュアンスカラーで、カラーの上に重ねる事でニュアンスチェンジも楽しめます。ロシアンブルーグレーは、ロシアンブルーの毛並みをイメージした青みグレーに、シルバーの微細パールを入れたシルバーグレーです。アメショーベージュは、ベージュ系の毛並みの猫の柔らかさをゴールドの微細パールで表現したパールベージュです。ミケラメは、ゴールド、白、黒のホログラムで、ミケネコの柄を表現。単色でもカラーの上にも使用できるミックスラメが特徴です。キジトラキャッツアイは、塗って乾く前に磁石を近づけると含まれている鉄粉の動きでニュアンスが変わるマグネットネイル。キジトラの目のような動きのあるブラウンカラーとなっています。■商品概要商品名:uka cat study容量:10ml価格:2,750円カラー:ペルシャホワイト、ロシアンブルーグレー、アメショーベージュ、ミケラメ、キジトラキャッツアイ取扱い店舗:公式オンラインストアukakau、ukaサロン、ukaサロン(フォルサ)
2024年02月13日1人1台所有しているといっても過言ではないほど、普及率が高いスマホ。インターネットであらゆる事柄を検索できるほか、カメラ機能で写真や動画を撮影したり、アプリでゲームや他者とのコミュニケーションが楽しめたりと、さまざまな機能が備わっています。機種にもよりますが、スマホは高性能かつ、高価な物。破損しないよう、画面に保護フィルムを貼ったり、ケースを着けたりするでしょう。スマホの保護フィルムを貼ろうとすると、猫が?猫のレイくん、エマちゃん、ノーマンくんとの日常をX(Twitter)で投稿している、ネコランド(@NEKOLAND13)さんのエピソードをご紹介します。ある日、スマホの保護フィルムを貼ろうとした、ネコランドさん。スマホの保護フィルムは、画面に貼り付くよう片方が粘着面になっているため、ホコリなどが入らないよう気を付けるものでしょう。3匹の猫と暮らしているネコランドさんは、猫の毛が入らないよう、愛猫たちが寝静まったタイミングでスマホに保護フィルムを貼ろうしました。…ですが、予想外のことが起こったのです。「スマホに保護フィルムを貼ろうとした時に、かまってちゃん発動は反則やろ」保護フィルムを貼る作業をせっせとこなしていたネコランドさんの目の前に、エマちゃんが登場!寝起きのエマちゃんは、起きてすぐにネコランドさんに甘えたかったのかもしれません。毛が入る心配こそありますが、少し下を向いて「なでて…」といっているような表情に、思わず笑みがこぼれますね!まさかのタイミングで起きてきたエマちゃんの写真に、キュンとする人が続出しました。・保護フィルムの内側に猫の毛を混入させる簡単なお仕事、か…!・嫌な予感…!愛を試されているのか!・これはあかーん!でも、ショボーンなお顔がたまらない!・私もまさに同じ状況になるので、保護フィルムと画面の間に毛が入るのを避けられません…。ネコランドさんによると、エマちゃんはその後、特に邪魔をするわけでもなく、貼り終わるまでジッと待っていてくれたのだとか。無事に保護フィルムを貼り終わった後は、おやつを与えてから遊んだといいます。ですが、エマちゃんのようにいい子に待てるかは分からないもの。ペットがいる環境で保護フィルムを貼る場合は、一時的に個室にこもるのが安全かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年02月12日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第208回目はヨーロピアンのハナオ(Hanao)さまとロシアンブルー風キジ猫のシャウ(Chatu)さま。元迷い猫の猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.208猫さまの話をもっと聞かせて!ハナオさまは年齢不詳で多分8歳、シャウさまは推定1歳、共に男性猫さまです。<ハナオさまさまが語ります>僕たちはベルギーのナミュールというとてもかわいい街に住んでいます。フランス国境まではすぐなので僕たちはフランス語を話します。朝6時半ごろ飼い主を起こしに行き、7時ごろ朝ごはん、その後少し遊びます。シャウはまだ若いので活発ですが、僕は気が乗った時しか遊ばず、食後のゴロゴロタイムになります。飼い主が仕事に行った留守番中はふたりでよく遊んでいます。飼い主の仕事は骨董店、アンティークバイヤーとラーメン店と、とても忙しくしています。そして午後に飼い主が戻ってきたら3時過ぎごろおやつとご飯を食べ、夜は30分ぐらい遊びの時間がやってきます。最近のお気に入りは、ベルギー産の『MjAMjAM』というブランドの缶詰と『LlLY’S Organic』パテ。おやつも『LlLY’S』のカリカリチーズ入りです。カリカリの試食は、獣医さんから勧められている『Virbac adult』でおいしいですね。毎週火曜日は特別で、鶏肉の日です。鶏肉を軽く煮たものが出てきます。なぜかというと、火曜日は飼い主のラーメン屋さんに鶏肉が届いてそれをさばく日で、猫がいる人には鶏肉の端切れをプレゼントされるらしいです。好きな居場所は棚の上と、もちろん外が見渡せる窓際!ここにいると飼い主が帰ってくるのが見られるのです。シャウはフワフワのネコベットがお気に入りです。僕は脱走が特技!すばしっこいのです。僕を捕まえるのは大変ですよ。シャウは、盗みが上手!夕食にと洗っておいたキャベツとか金タワシなどをくわえ、廊下で遊んでいます。夕食のお皿にのせてあったソーセージを口にくわえて逃亡したこともありますが、その時は現行犯逮捕となりました(笑)。<飼い主から見たハナオさまとシャウさまとは>私の猫歴はかれこれ30年になります。ベルギーに来てからは、パリで夫が見つけた雌猫のシュルーブと飼い主さんが高齢で飼えなくなって薬局に張り紙がしてあった雄で黒猫のバギラ、リリと名付けた黒猫の後にハナオそしてその後はシャウで現在に至ります。もう25年も前、私が沖縄に住んでいた頃に出会った迷い猫で、飛行機で東京に連れて帰った猫はハナちゃんと名付けました。雌猫で柄がハナオそっくりなんです。ハナオは雄なのでハナちゃんの名前をもらいハナオと名付けました。シャウは初めにシャドウという名前をつけていたのですが、そのうちシャウになりました。ハナオもそうなのですが、沖縄から連れてきた猫にそっくりで、シャウも昔飼っていたチャウという猫になぜか似ているのです。それもあって、Chatuは当て字です。フランス語ではシャ(Chat)ですもんね。前に飼っていたバリで見つけた猫シュールプ(chouloupe)もそうです。フランス語でかわいい表現“シュシュ”がループするみたいな。フランス語をかけた名前なんです。以前住んでいた家にはたくさんの野良猫が出入りしてました。ハナオは、ある日ひょこっと現れた迷い猫さんで、家に出入りするようになり家族になりました。シャウもまた迷い猫さん。大雨の日にニャーニャーと鳴く声が聞こえたので、娘がたどって探すと大きなトラックのタイヤの上に乗って雨宿りをするまだ小さい赤ちゃん猫を発見して、連れて帰る事にしました。ハナオはとても頭が良いネコで、部屋のドアノブをジャンプして開けてしまうのでちょっと困っています。外に出していた時は、他の猫とケンカして歯が欠けてしまったり、脱走して屋根から落ちて骨折したこともあります。やんちゃな猫ですがとても優しい猫なんです。シャウは、とても甘えっ子で、すぐ肩に乗って来ます。まだまだ若いので元気いっぱいです。愛猫をこれまで8匹見送りました。別れは辛いという事もわかっているし、もう絶対次の猫は迎えないと思うのですが、不思議な事に次の猫との出会いがやってくる。ねこ縁とでもいうのでしょうか?今まで色々な状況での猫とのお別れがありましたが、飼い主とその猫によってそれぞれに違うお別れ方があるんだなと思います。悲しい別れを想像するより、今現在一緒に過ごす猫たちとの生活を楽しみたいです。だって猫たちは毎日ささやかなる幸せな贈り物を与えてくれから。ーー飼い主は音楽好きで、家ではいつも音楽が流れています。でもハナオさまとシャウさまは音楽より、同居しているセキセイインコの声に反応しているとの事!セキセイインコは別の部屋にいるのですが、一度ハナオさまがドアノブを開けたとたん驚いたセキセイインコが飛び出てしまいキッチンのトマトの枝に避難してなんとか事件が解決したことがあるそうです。猫さまと鳥はなかなか共存が難しいですね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年02月11日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第207回目はロシアンブルー風のグリズー(Grisou)さまとキジ猫のノワゼット(Noisette)さま。200km離れたところからやって来た猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.207猫さまの話をもっと聞かせて!グリズーさまとノワゼットさまは共に4歳の男性猫さま。<グリズーさまが語ります>僕たちはおいしいものがいっぱいあると言われるリヨンの街の、メゾネットタイプのアパルトマンに住んでいます。眺望の良いベランダは僕らの大のお気に入り。明け方5時を過ぎると退屈で我慢できなくなり、まずは僕がこの家の飼い主の夫の胸の上に乗ってフミフミ、ゴロゴロを始めます。続いて弟のノワゼットが飼い主の枕元にやってきて猫パンチをスタート。「起きて~」の嵐です。6時ごろ、渋々飼い主が起きて、お待ちかねのウエットフードの朝ごはん登場です。お腹が落ち着いたところで、ノワゼットは1日のうちの唯一の活動タイム!ヘアゴムを飼い主の足元に持ってきて「投げて」のおねだり、犬みたいに走って取って持って帰ります。でも30分もしないうちにお疲れモードになり、お気に入りのソファーで夕方までぐっすりです。僕といえば、ほぼ午前中いっぱい遊びまくります。とにかく飼い主の後をついて周り、ピンポン玉を追いかけたり、お風呂場のカーテンの裏で待ち伏せしていたり、パソコンの前にいる飼い主にちょっかいをかけたり、台所で何かひっくり返したり…。午後はようやく静かな時間、それぞれお気に入りの場所でお昼寝をします。季節のいい時はベランダのソファーで、冬は窓辺の椅子で阿吽の狛犬のように並んで眠ります。夕方になるとまず僕が先に目を覚まし、台所で夕食の料理を作っているところをじ~っと眺めています。隙があれば何か盗んだりしながら。食後、僕はソファーにいる飼い主の足元で、ノワゼットは飼い主の夫のお腹に乗って眠っています。眠るために2階に移動するときはみんな一緒に寝室へ。僕たち家族はいつでもどこでも一緒です。特別な日のごはんは日本から持ってきてもらった「ちゅ~る」。お利口にお留守番をした時など、大抵はふたりで1本ですが、お正月やお誕生日など本当に特別な時はひとり1本、大興奮です!鶏の胸肉を茹でたもの、日本から持ってきた鰹節などが入ったカリカリを時々もらいます。僕たち兄弟がどんなに仲が良いかわかりますか?<飼い主から見たグリズーさまとノワゼットさまとは>パリに住んでいた今から20年程前、同じアパートの上の階の猫ちゃんがいつも中庭で待っていてくれて、一緒に時間を過ごし癒されたことで、犬派だった私が猫派になりました。帰国後、どうしても猫が欲しくて里親になれる猫を探していたところ、嵐の日に側溝に落ちてずぶ濡れで泣いているサビ猫の子猫を発見。連れて帰ったのが我が家第1号のニャンコでジジです(現在17歳で日本の実家にいます。私の父とラブラブです)。グリとノワは自分の猫としては2代目になります。私がフランスのリヨン在住となったのは2018年からです。猫と暮らしたい!と思いながらも、なかなか踏み切れずにいました。子猫を探そうと思った2020年、コロナ禍になってしまいました。まだ猫歴が短いので、どうしても子猫から育てたいと思っていたのですが、コロナ禍で子猫の需要が高まり、『SPA』も『leboncoin』でも、募集が出たと思ったら既に他に決まったところと、なかなかご縁がなかったのです。そんな時お隣さんのお母さんの友人が子猫の里親を探していると、4匹の写真送ってくれました。もちろん一瞬で決めました!でも1匹に決められず、2匹引き取ることにしました。生後8週間になるのを待って、いよいよ引き渡しとなった時、なんとリヨンから200km以上離れたオーヴェルニュの山奥に住んでいることが判明!当時、コロナで100km以上の移動が禁止されていたので、まずは飼い主さんにクレルモン・フェランまで連れてきもらって、飼い主さんの友人がクレルモン・フェランとリヨンの間(それぞれ80km)にあるサービス・エリアまで来てくれて、そこで合流して引き取りました。何人ものリレーのため、受け渡しの日がなかなか決まらず、最後は無理かなぁと思っていただけに、出会った時は感動の嵐でした。ノワゼットは女性と聞いて引き取ったのですが、獣医さんで男性と判明!ノワゼットは女性名詞ですし、性格もおっとりでどうも女性扱いしてしまいます。今ではふたりとも平均体重を超えているとかで、獣医さんからダイエットをするように言われています。食べ放題ではなく、決められた量をそれぞれに時間を決めて与えています。朝のウエットフードのあとは、尿路結石ケア&ダイエット用のカリカリです。グリズーは時々血尿になってしまうので、獣医さんから勧められた尿路結石ケアのみ与えています。それぞれの体内チップで反応してオープンする餌入れを使っているのですが、グリズーはノワゼットの餌入れが閉まる直前に手を入れることで、自由に開ける技を習得し、時々ノワゼットが残したカリカリを食べてしまいます…。<グリズーの性格>ひと時も離れず付きまとうくっつき虫(トイレもお風呂も…ほぼストーカー)。睡眠時間も猫にしては短く(寝る時は死んだように眠っています)、常に動き回っていて、ゴミ箱に閉じ込められたり、蜂に刺されて手が大きく腫れたり、と問題児。何かいたずらをして私たちの気を引こうと必死です。怒られてもあっちへ行けと言われてもめげないくせに、意外に繊細(家族以外の人が来ると大人しくなる)で、ひとりぼっちになるのが大嫌いです。<ノワゼットの性格>おっとり、あっさりしていて、無邪気そのもの。とにかく寝ている時が一番幸せって顔をしています。そして猫とは思えないくらい不器用。ちょっとしたところで滑ったり、階段を踏み外したりするのがかわいい。強いグリズーお兄ちゃんの後ろを追いかけている感じ。だいぶ遅れて、お兄ちゃんの真似をするので、意外に見てるんだなぁって思います。ふたりとも人見知りもないし、子どもでも遊んでくれる人は大好き。何をされても引っ掻いたり噛みついたりしないので安心。撫で放題です(いくら撫でても、嫌がったりしません)。餃子パーティーの時はみんなが包んだばかりの餃子を盗み、くわえて家中走り回った事件は今でも語り草です。食パンが齧られていたり、スーツケースに入れていたお土産のお菓子のビニール包装を開けてつまみ食いしたりと、一瞬で盗みます!ヘアゴムを投げると走って取りに行って持ってきて、わんちゃんみたいです。水が入ったコップをひっくり返したり、段ボールを噛んだり、びっくりした時に尻尾が大きくなって、たぬきみたいになったり。フランスでは家にいる時間が長い私にとって、生活のほとんどの時間を一緒に過ごし、ふたりがいるお陰で元気をもらい、私たち一家を幸せな気持ちに包んでくれるのです。ーーグリズーさまとノワゼットさまがとても仲良しなのは写真を見てもわかりますね。しっかり者のお兄ちゃんグリズーさま、そしてちょっとドジなノワゼットさま兄弟は今日も飼い主たちへ幸せを運んでくれているのでしょう。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年02月10日気になる物に、触れて確かめることがある猫。家族が買ってきた物を不思議そうにパンチしたり、踏んだりすることは、よくあるようです。保護猫4匹と暮らす、なみそ(@omochi_nam01)さん宅でも、猫のういろうくんが、あるものに乗っている光景が目撃されました。しかし、その様子を『ほほ笑ましい光景』として、眺めてはいられなかったのです!「ちょっと待ったぁァァァァ!!」なみそさんが、そう叫びたくなった理由は…。下腹部に力を入れているかのような、真剣な表情…!四肢も心なしか、力んでいるように見えます。もし、ういろうくんが封を開けていない猫砂に排泄をしたら、ビニールに弾かれてテーブルや床が汚れてしまうでしょう。『排泄のポーズ』に見えて仕方がない格好に、ネット上でも悲鳴が上がりました。・早い早い!猫砂だけど、タイミングが間違っているから!・あああぁぁ!『トイレ3秒前』の表情じゃん!・「その体勢は、まさか力んで…!?あかん!」とドキドキした。・待って、まだ開封していないからー!・勇ましい表情に笑う。ヒヤッとしますね。その後、なみそさんは1枚の写真をX(Twitter)に投稿。「安心してください。座っていただけでしたよ」と報告しています。猫砂の感触にもよおしたものの、「なんかいつもと違う」と思い直したのかもしれません。思いとどまってもらえて、よかったですね。万が一を考えると、ごはんだけでなく猫砂も、戸棚などに収納したほうがいいでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年02月09日株式会社ルーシーケイは、昨年に続き保護猫を知るきっかけとして、猫好きクリエイターや店主による様々な猫アイテムを販売するPOP UP SHOP『Place where you meet cats ~猫と出会う場所2024~』を2月15日から2月27日まで東京都・池袋の西武池袋本店4階イベントスペースNEWSにて企画開催します。2024年の猫の日に向けて、猫好きクリエイターや店主のこだわりアイテムが集結するポップアップショップがオープン。Place where you meet cats ~猫と出会う場所2024~3回目となる今年は、もっと猫と出会える場所「meet more cats !」をテーマに、オリジナルスイーツ「ジャズ羊羹 jazzy cats」をはじめ、アーティストたちが絵付けした「招き猫」やイラスト作品のほか、個性豊かな猫グッズを展示・販売いたします。かわいいお菓子や雑貨を楽しみながら「猫と出会う場所」の一つである“譲渡会”や“保護猫”のことを知り、全ての命が幸せに暮らせる未来を一緒に考えてみませんか?Place where you meet cats 公式HP <参加作家> ※敬称略Tomohiro Noda(イラストレーター)、嶽まいこ(イラストレーター)、佐瀬麻友子(イラストレーター)、布川愛子(画家・イラストレーター)、宮島亜希(イラストレーター)、はしもと なおこ(テキスタイルデザイナー/アーティスト)、marini*monteany(イラストレーター)、渡邉良重(KIGI)、七字由布(イラストレーター)、 内堀結友(10.inc デザイナー)、Chima(シンガーソングライター)、umloo(アクセサリー作家)、角居康宏(彫金作家)、稲恒佳奈(日本画家)、野田竜太郎(画家・マリオネット作家)、山本香織(イラストレーター)、福原奈津子(アートディレクター )、中川彩香(アーティスト)、水沢そら(イラストレーター)、Sheetal(ヘナアーティスト)、津坂陽介(ガラス作家)、宮田麻貴子(ウルトラ・タマ/しつらい家)<参加SHOP・ブランド> ※敬称略PAS DE DEUX(洋菓子)、湯布院 ジャズとようかん(菓子)、TIM&SAILOR(ビンテージ雑貨)、Glucklich(ビンテージ雑貨)、Orneko(雑貨)、Fabrico(クッション)、LEONIMAL(ペットグッズ)、&CAT(ペットグッズ) 、PDAY by コイデカメラ 、書肆 朝陽館(書店)、CLASSICS the Small Luxury(ハンカチ)作家作品■猫アート作品展今年はエリアを拡大して猫愛あふれる作家らによるイラスト原画展を開催。小さなアート作品やクラフト雑貨などのグッズも販売予定。また昨年に続くまねき猫展は愛知県瀬戸市で生まれた「瀬戸招き猫(中外陶園)」とアーティストのコラボレーション。「保護猫と飼い主さんたちのご縁をもっと招くように」という願いを込めて、さまざまなアーティストが絵付け創作した1点ものです。※売上の一部は、保護動物の譲渡会を運営する「ADOPTION PARK 一般社団法人Do One Good」に寄付されます。※会場ではポスター譲渡会「ADOPTION PARK」を開催いたします。【商品ラインナップ】jazzy cats■『Place where you meet cats』× ジャズ羊羹/保護猫応援オリジナルスイーツ「ジャズ羊羹 jazzy cats」価格 :3,100円+税(税込3,348円)先行発売:2月14日(水)~※数量限定。なくなり次第終了ジャズ羊羹の定番であり人気No.1の「クラシック」。ピアノの鍵盤の上には、キービジュアルを手掛けるアーティストTomohiro Noda(marini*monteany)描き下ろしによる保護猫たちの姿が。ジャズによく似合う羊羹は、中にドライイチジクがごろごろ。珈琲や赤ワインとご一緒に。※売り上げの一部を「ジョートフル熊本プロジェクト」へ寄付する商品です。レースガラス 津坂陽介■猫のレースガラスボトル価格:80,000円+税(税込88,000円)■レースガラスのグラス価格:14,000円+税(税込15,400円)/1個ベネチアンガラスの技法の中でも最高峰と言われるレースガラス作品。自ら溶解炉を築き、吹きガラスの窯元として伝統技術を研鑽。富山の雄大な自然の中に工房を持つガラス作家・津坂陽介の作品。Fabrico■家猫型クッション・NEKO Philosophy(Fabrico)価格 :13,000円+税(14,300円)カラー:BK&WH/GY&BG<Fabrico>インテリアとファッションのインスピレーションを融合したファブリックアイテムブランド。フワッフワの手触りで、毎日を楽しく、そしてちょっと癒してくれるような仲間たちを、安心の国内生産でお届けします。PAS DE DEUX■gg × PAS DE DEUX「Place where you meet cats 猫クッキーBOX」original ver.価格 :3,200円+税(税込3,456円)(全2柄)※数量限定。なくなり次第終了先行発売:2月14日(水)~埼玉県東大宮にある洋菓子店「PAS DE DEUX(パドゥドゥ)」とのコラボレーションによるクッキーを数量限定で販売。保護猫のドローイング作品が描かれたオリジナルボックス付き。昨年好評いただいた季節限定・チョコがけの猫型クッキーが今年も再販!素材にこだわり丁寧に焼きあげた人気のクッキーは、売り上げの一部が熊本県の保護動物の譲渡会を運営している「ジョートフル熊本プロジェクト」へ寄付されます。Tomohiro Noda「Place where you meet cats」× 雑貨店「millvalley」の新作コットンリネンのサコッシュができました。絵柄はTomohiro Noda(marini*monteany)の保護猫作品をモチーフにした可愛いドローイングイラスト。原画作品と合わせグッズの売り上げの一部を「ジョートフル熊本プロジェクト」へ寄付する商品です。■保護猫ドローイング作品原画Tomohiro Noda(marini*monteany)価格 :35,000+税(税込38,500円) ※額装込み制作年:2023年サイズ:H22cm×W27cm×D2cm■Place where you meet cats_オリジナルサコッシュ価格 :3,800円+税(税込4,180円)素材 :コットン・リネンサイズ:H27×W27×D2cm,ハンドル:100cm※入荷状況・イベント・ワークショップなどの情報は公式Instagramで随時発表していきます。@Place_where_you_meet_cats Place where you meet cats 公式サイト 【開催概要】「Place where you meet cats ~猫と出会う場所~2024」会期:2024年2月15日(木)~27日(火)※2月14日(水)はスイーツを中心に一部先行販売※最終日は午後6時まで会場:西武池袋本店4階(中央A7)=イベントスペースNEWS東京都豊島区南池袋1-28-1TEL :03(3981)0111〈大代表〉主催:西武池袋本店NEWS企画:Lucy+K協力:Adoption Park(一般社団法人Do One Good)/中外陶園(陶磁器メーカー)/岩嵜紙器(パッケージメーカー)/millvalley(雑貨)※売上の一部は譲渡会を運営するジョートフル熊本プロジェクト/一般社団法人Do One Good 他に寄付いたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月07日アメリカの動物保護施設では保護動物たちの里親が決まると、SNSで報告することがよくあります。それらの写真や動画は、犬や猫と新しい家族が幸せそうに一緒に写っているものが多いです。里親が決まったばかりの保護犬が?アメリカのフロリダ州にある動物保護施設の投稿に注目が集まりました。『ウォルトン郡アニマルサービス』がTikTokに投稿したのは、ある女性の動画です。女性はこの日、『ウォルトン郡アニマルサービス』にいた保護犬の里親になることを決めたのだそう。映っているのは、彼女が養子縁組に必要な書類に記入をしている様子です。なぜ事務手続きをしている女性に注目が集まったのか…それはこの動画を見れば分かります。@wcasfl Luna stood like this the whole time her new mom was filling out her adoption papers ☺️#animalshelter #wcas #wcso #adoptdontshop #viral #adoptfosterrescue #waltoncountyfl #fyp #dogsoftiktok ♬ Don't Stop Believin' - Journey女性の家族になったメス犬のルナちゃんがすぐ隣で待っているのです!しっぽを振りながら、まるで「ママ、早く家に帰ろうよ!」というように、女性のそばを離れないルナちゃん。彼女が自分の里親になったことが、ルナちゃんは分かっているようですね。この16秒間の動画には50万件を超える『いいね』が集まり、ルナちゃんへの祝福の声が殺到しました。・この犬はみんなに「これが私の新しいママよ!」といっているね。・ルナちゃんは新しいママを自慢しているように見える!・この子はワクワクしていて、家に帰る準備万端だね!・私は動物保護活動をしているけど、こういう犬は多いよ。なぜだか犬たちは家族ができたことが分かるんだ。動画のコメント欄には「里親と家に帰る時の保護犬は、かわいがってくれた施設のスタッフを振り返りもしないことが多い」という声もありました。言葉で伝えなくても、犬たちは新しい家族ができたことがなぜか分かるようです。まるで何年も一緒に暮らしてきたかのように、女性の隣で嬉しそうにしているルナちゃん。ルナちゃんと里親になった女性の間には、出会った瞬間にすでに家族の絆が生まれていたのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月06日たくさんの猫と暮らす、ゆあ(@yunc24291)さん。愛猫とのにぎやかな日常を、X(Twitter)に投稿しています。愛猫を保護猫時代の名前で呼んでみると…?ある日、ゆあさんは保護猫カフェから家族として迎え入れたレオくんを、当時の名前で呼んでみたそうです。その時のレオくんのリアクションを激写して、X(Twitter)に公開。すると、投稿を見た人から10万件の『いいね』が集まりました。レオくんは一体どんな表情を見せたのでしょうか…。なぜ、その名前を…。俺の過去を知っているのかニャ?何かを考え込むような表情を浮かべる、レオくん。もしかしたら、保護猫カフェにいた時のことを思い出しているのかもしれませんね!この時、ゆあさんはレオくんが「ボクの情報が漏洩してる!」と思ったように見えたのだとか。そんなレオくんの表情を見た人から、たくさんのコメントが集まりました。・名前は変わっても、注ぐ愛情は変わらない!・家族として迎え入れてくれた時を思い出して『幸せ』を実感しているんだね!・『裏アカ』がバレた時の顔だ。ペットたちにとって、家族である飼い主から名前を呼ばれるのは幸せなことでしょう。これからも、ゆあさんとレオくんたちとのほほ笑ましい日常を見せてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月06日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第206回目は黒白ハチワレ猫のスピーディ(Speedy)さま。いろんな呼び名がある猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.206猫さまの話をもっと聞かせて!スピーディさまは8歳の男性猫さま。<スピーディさまが語ります>僕の住まいは大きな一軒家です。階段もたくさんあるのですが、広すぎて僕にはもてあまします。8歳なので1日のほとんどの時間を眠って過ごし、時々窓の外を眺めます。特に西陽が入る窓からの眺めは最高です。夜は外を少し散歩したりしますが、狩りは疲れるからしません。家は心地いい場所がたくさんあるので、気分を変えながら移動して落ち着く場所を選んでいます。飼い主たちと同じ部屋のソファ、肘掛け椅子、ベッドなどなど…。食欲は旺盛ですよ。飼い主たちが料理を始めるとすぐにキッチンについて行きます。飼い主たちは僕のことを、あまり遊ばずとても怠け者で気まぐれだと言っていますが、そんなこと気にしませんよ。<飼い主から見たスピーディさまとは>我が家ではこれまで何匹か猫を飼っていましたが、こんなに長く飼ったのはスピーディが初めてです。近所には猫嫌いの人がいるから少し注意が必要です。でもスピーディもそれをわかっているのか、猫嫌いの人には決して近づきません。あまり行動的ではない性格もあるのでしょうが…(笑)。あまり遊ばず、とても怠け者で気まぐれです。甘えん坊で彼の頭をかいてあげるととても喜ぶのでよくなぜまわしています。彼は路地裏で生まれた猫です。名前はスピーディですが、私たちは彼を決してそうは呼びません。あまり行動的でもありませんので名前をつけ間違えたのかもしれません。私は「猫」、娘たちは「私の七面鳥」または「私の愛」と呼びます。スピーディがやってきた経緯は、次女の誕生日に、長女が友だちのところから持ち帰りました。それはそれは素晴らしい誕生日プレゼントになりました。スピーディはお腹が空いたときや外出したいときに私に注意を惹きつける方法を知っています。私の足の甲を軽く噛む悪い癖があるんです。でもスピーディが寄り添ってくれると決め、抱きしめる時間は最大の喜びを感じます。彼は私に存在感と安らぎをもたらしてくれるのです。ーー名前をいくつももっているスピーディさまは、どうやら温厚な性格のようですね。家の人がそれぞれ勝手な呼び名で呼んでも、ちゃんと聞いているようで理解しているのです。名前負け?でしょうか!いやきっと小さい頃は行動的な元気な猫でいてほしいとの思いで名付けたのでしょう。でもスピーディはスピーディ!名前を変えることは考えていないとのことでした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年02月04日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第205回目は白グレーのミネルヴァ(Minerva)さまと赤茶のロン( Ron )さま。とことん自由気ままな猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.205猫さまの話をもっと聞かせて!ミネルヴァさまは女性猫さま、ロンさまは男性猫さま。ともに4歳になりました。<ミネルヴァさまが語ります>我が家は1950年代頃の古民家を増築していて、工房風のウィンターガーデンを作ってもらいました。ここでみんなで快適な日々を過ごしています。私は、ガレージで生まれ、その後ここにやって来ました。ロンは近所の家で生まれました。私はよく長時間近所を散歩します。飼い主は私が生まれたガレージの隅で眠っているのか、それとも隣の公園で狩りをしているのかはわかっていないようです。家にいる時はリビングルームの肘掛け椅子で寝るか、本棚の近くのベッドでくつろぐのが大好きです。ロンはとても家が好きで、よく寝ています。何をしたらよいかわからないときは食べているか(彼の一日は、食事用のボウルから椅子まで移動することだけの日もあります)、リビングルームにあるみんなのお気に入りの椅子で寝るのが好きです。そして2人とも遊びは共通していて、羽とポンポンが付いた棒とマタタビを詰めたネズミのぬいぐるみで遊んでいます。私たちは2人とも新鮮な魚が大好物です。飼い主たちは忙しい時は家にいないことが多いのですが、みんなが揃う時は決まって魚が食卓に上がるので、幸せな時間を過ごせます。<飼い主から見たミネルヴァさまとロンさまとは>あるとき猫が近所のガレージで生まれたと聞きつけ、娘と私でミネルヴァを迎えに行きました。私たちは彼女をとても愛しているにもかかわらず、少し衝撃を受けました。なぜなら、彼女はまったくおとなしくなかったからです。人間が嫌いな猫を飼うのはあまり楽しいことではありません。時間を経て少しずつ彼女は私たちに慣れてきました。彼女は1歳のときに5匹の子猫を産みました。父親は多分ロンだと思います。子猫たちは5匹ともみんなメスでした。ロンは出産の時も慰めに来てくれて、とてもかわいかったです。ミネルヴァはとても良い母親でした。ある日、子猫たちがミネルヴァの元を去っていきました。ミネルヴァはあきらめたと思いましたが、子猫の一匹はミネルヴァに戻ってくるように呼びかけながら、母親を探していたようです。ロンは近所の家で生まれた5匹の子猫のうちの1匹です。ロンの生まれた家の人々は、ロンがあまり賢い猫とは思っていませんでした。今はだいぶ良くなりましたが、最初は猫の生態、彼の性格を理解するのが難しかったのは事実です。彼はあまり行動的でもなく、時々少し何かに迷っているように見えますが、それが彼の面白いところでもあります。私の家では、私が生まれたときから猫を飼っていました。そして、今ではもう1匹欲しいとさえ思っています。家に子猫がたくさんいた頃は最高でした。ロンは自分の赤ちゃんを愛し、一緒に寝て、とても父親らしく振る舞いました。とてもかわいかったです。でも、悲しいことに、我が家の2匹の猫は決して膝の上に乗ることはありません。基本的に独立心旺盛で、近寄られるのがあまり好きではありません。ミネルヴァは非常にワイルドで、人を近づけることを許しませんが、突然愛情があふれます。頭突きをしたり布団の下で私たちと寝ようとしたり、たっぷりした愛情を示すことがあります。ロンは、椅子に座っているときや道端で転がっているときに、撫でてもらいたがります。ミネルヴァは時に面白いことをします。近所の家から服を勝手に持ってきて、私たちへのプレゼントとして靴下や布などをベッドの足元に置いていきます。今では結構な量です。彼女がどこでそれらを見つけたのかはわかりませんが、苦情は一度もありません。ロンは道路のゴミ箱が置かれている場所に転がるのが好きで、時々汚れて帰ってくることがあります。ロンは大きくて不器用な漫画の猫のように見え、ミネルヴァは若いアジアの女神のように見えます。ロンは少しおっとりしていて、睡眠と特に食事以外に人生で何をすべきか本当にわかっていないようなので面白いです。ミネルヴァはとても美しく、彼女の愛情表現の瞬間は素晴らしいです。例えるならロンは静かな公園にある緑豊かな小さな山、ミネルヴァは自然の中に流れる澄んだ活気に満ちた春かもしれません。ミネルヴァは私をとても愛していると思います。私は彼女の愛人であり、時には私の夫に対しても愛情を返しますが、娘には近づきません。彼女はあまりにもワイルドです。ロンは特に娘を愛しており、私への愛情はあふれていません。娘は唯一彼を心から安心させることができるのです。娘が家に帰ってくるとロンはとても幸せなようです。猫は家に多くの静けさをもたらします。彼らには永遠の何かがあり、時間が経っても動じずそんな彼らの独立性と理解の難しさが大好きなのです。ーーパリ近郊のモントルイユには多くのクリエーターが住んでいます。ここに住んでいる女優のヴァレリー・クルーゼと舞台監督のダン・ジェメット、そして14歳の娘さんが、2匹の猫さまととても自由に生活をしていました。近くに大きな野生公園もあるのですが、ミネルヴァさまの狩りの獲物が洗濯物だっていうのが面白いですね。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年02月03日アメリカのオハイオ州に、猫好きの女性が運営する猫の保護施設があります。ケイ・バンクスさんは2020年に、ハイリスクの猫を救いたい一心で『タビー・テイルズ・キャット・レスキュー』を設立。野良猫や体の不自由な猫、重傷を負った猫や問題行動を起こす猫などを保護しているそうです。玄関に宅配便のように置かれていたのは…2024年1月9日、ケイさんが玄関の扉を開けるとたくさんの荷物が配達されていました。それらの荷物の箱の上に、彼女が注文していないものが置かれていたのです。それは…猫。キャリーバッグに入った状態で放置されていました。実は室内にいたケイさんは、防犯カメラの映像で誰かがこの猫を置いて行ったのを確認したのだそう。彼女が気付いたのが早かったため、猫が寒い玄関先にいたのは10分間ほどだったといいます。@theceoofcats Second cat of the year dumped. I'm just so exhausted. #cats #cattok #meowtok #adoptme ♬ Past Lives - Dannie Lord猫はオスで悪臭を放っていましたが、ケイさんはすぐに暖かい室内に入れてあげました。猫がキャリーバッグから出たがらないため、彼女は無理に出さず、猫をそのままにしておくことにします。その後、TikTokの動画を見たという数人が「その猫を知っている」と連絡をくれたのだとか。その人たちの話で、なぜ猫が捨てられたのかが分かったそうです。ジャクソンくんという名前のこの猫の飼い主は男性で、ジャクソンくんに去勢手術をしていなかったため、家の中でスプレー行為を繰り返していたとのこと。飼い主の男性が婚約し、婚約者と同居することになると、彼らはジャクソンくんがスプレー行為をするのを嫌がり、屋外に出したといいます。その後、結局彼らはジャクソンくんがいらなくなって捨てたのだと、ケイさんは推測しました。ジャクソンくんは常に攻撃的だそうで、それも捨てられた理由の1つではないかということです。約2週間後、ジャクソンくんは去勢手術を受けて、無事に成功。こうしてケイさんが愛情を注ぎ続けた結果…ジャクソンくんはここまで変わりました!@theceoofcatsThis is Jackson's character development week lol. Best update so far♬ original sound - Kay Banksケージ越しにケイさんの手に顔をすり寄せようとするジャクソンくん。彼女の愛情はジャクソンくんにしっかりと届いているのでしょう。この動画を見た人たちからは、喜びの声が上がりました。・泣ける!この子は怖がりなだけで、甘えん坊なのはみんな知ってたよ。・素晴らしい進歩だ。あなたを信頼し始めているね。・なでてほしいんだね。愛情に飢えているんだろうな。『タビー・テイルズ・キャット・レスキュー』に猫が置き去りにされたのは、同年だけでジャクソンくんが2匹目なのだそう。施設ではすでに保護猫が多すぎて、より多くの運営資金が必要なため、ケイさんは「もうがっかりしています」と語っています。動画のコメント欄には、無責任な飼い主への非難や怒りの声も多く上がっていました。ただ動画が拡散されることで、寄付の申し出や「施設にいる猫を引き取りたい」という問い合わせも増えているとのこと。1匹でも多くの保護猫たちに、愛情をもって世話をしてくれる家族が見つかるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月30日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第204回目は赤トラサビのラフィア(Rafia)さま。愛情表現が特殊な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.204猫さまの話をもっと聞かせて!ラフィアさまは3歳の女性猫さま。<ラフィアさまが語ります>私たちは人口3000人の村で庭付きの家に住んでいます。ここにはキャットフラップがあるので、望むままに行ったり来たりすることができるんですよ。冬はよく寝てよく食べ、天気がよければ少し外出します。晴れた日が来るとすぐに、外に出ます。私はハンターなので、たくさんのトロフィー(ネズミ、鳥、トカゲ、コウモリ…)を持ち帰ります。夏の夕方は庭の暖かい石の上に横になるのが好きです。私の特別な食事はキャットフードです。普段はキャットフードを食べないのです。おやつはありませんが、ナチュラルヨーグルトのポットの端まで舐めまくるのが大好きです。飼い主が仕事をしているときは隣で寝るのが好きで、特にリビングルームにある羊皮の肘掛け椅子が定位置です。また、近所の他の猫を監視するために2階の窓(庭側)にいることも多いです。不審者が通り過ぎるまでうなり声を上げて威嚇します。お気に入りのおもちゃはひとつも持っていません。そこらにある「目立つ」もので遊び、それを隠すのが得意です。<飼い主から見たラフィアさまとは>ラフィアは私にとっての4匹目の猫です。1匹目は黒猫のオスでした。名前はレオ、当初は飼うつもりは全くありませんでしたが、友人が猫の里親を見つけている間、彼女の手伝いをするつもりで預かりました。しかし、レオを抱っこした瞬間、彼は私を完全に魅了したのです。レオとは10年間一緒でした。バンブーという名前の小さなメスの子は本当にとてもワイルドでしたが、残念ながら私の元に来てすぐに車に轢かれてしまいました。それから、ジプシー!すでに10歳ですが、今は私の父親と一緒に住んでいる、とても優しくてかわいい女性猫です。私が離婚したとき、私は子どもたちのことを考えて、再び猫を迎えるまで3年待ちました。家の購入と新型コロナウイルス感染症による外出制限の後、広告でラフィアを見つけました。私は定期的にテレワークをしているので、猫とまた生活したいと思いました。ラフィアは気まぐれで、とてもかわいいのですが、突然私を噛むことがあります。彼女の存在は私にとってとてもうよいことですが、なぜ彼女が時々私を噛むのかはまだ理解できません(笑)。ラフィアはとても器用で、ドアを開けたりバランス感覚も優れて、遊びながら転がったりします。まるでサーカスの猫のようです!そして自分を理解してもらい、目標を達成するためによく鳴きます。そして偉大なハンターです。夏には畑のニンジンや他のものに隠れて何時間もそこにいて獲物を狙います。彼女が動いたり狩りをしたりすると、アニメ映画『ヒックとドラゴン』のトゥースレスのようにも見えます。ときどき、ラフィアが優しい目をする時は抱きしめたりすることができます(特に食べ物が欲しいとき)。気質的な面はおそらく私と似ています。私は噛みつきませんが(笑)。ラフィアと一緒にいて幸せなひとときは、私がソファに横になるとやって来て私の上に横たわり、ゴロゴロと喉を鳴らす時!それから、かくれんぼ!私がラフィアを見つけ出す15分間、小さな音を立てて私に探してってアピールする姿はとても愛らしいです。ーー過去に3匹の猫さまを飼っていたラフィアさまの飼い主は、離婚や新型コロナウイルス感染症の大変な時期に猫さまの存在が必要だと思ったようです。今まで飼っていた猫さまと全く違った性格のラフィアさまの噛み癖はある種の愛情表現のように思われます。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月28日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第203回目は赤トラのルル(Lulu)さま。見た目も性格もイケメンすぎる猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.203猫さまの話をもっと聞かせて!ルルさまは2歳半の男性猫さま。<ルルさまが語ります>僕たち一家の住まいは、車の通りが少ない道にある小さな庭付きの平屋建て住宅です。家の中には植物がたくさんあるのですが、僕はそれに興味がありません!ミモザの季節に飼い主が飾ってもいたずらしません。飼い主はよく買い物をするので、家には古いフリーマーケットの家具がたくさんあってとても居心地がいいですよ。夏は夜遊びが大好きで、冬は戸棚の中で寝て過ごすことが多く、いつも新しい隠れ場所を見つけています。日中数時間外出し、その後戻ってきて飼い主たちの膝の上に乗ったり、ラジエーターの近くの暖かい場所を陣取ります。屋根裏部屋だけではなく、脱衣所でも眠るのが大好きです。夜は飼い主の隣のベッドで眠ります。毎朝午前6時30分から7時頃に起きて朝食を催促!パテを食べることで1日が始まります。おやつもあって、いつも食欲旺盛です。クリスマスや誕生日には、特別なパテや小さなチーズのおやつを買ってもらいます。そしてときどき、エビが1~2尾登場します。好物はマグロとエビですが、グリュイエールチーズも大好きです。性格はとても貪欲で、とても社交的。とても愛情深く、好奇心旺盛で、まったく野生的ではないとみんなから言われています。<飼い主から見たルルさまとは>私たちはルルの前に猫を飼ったことがありませんでした。25年間住んでいた町を去る事になった時、私の息子は夫に、引っ越ししたら猫を飼うと約束させました。引っ越しから3か月後、ルルが私たちの生活にやって来ました。夫がすべてを調整してくれました。残念なことに、私の夫は翌年癌で亡くなりました。ルルも私の夫の思い出の一部になりました。ルルは保護協会を通じて養子にしました。その時、彼は生後7か月で、他のたくさんの猫と一緒に里親養護施設に住んでいました。息子は生姜猫が欲しかったのでルル選びました。それから私たちはホストファミリーのところに行き、私たちの関係が上手くいくのか確認しました。相性は抜群で、関係は素晴らしくうまくいきました。最も楽しいエピソードは、ルルが我が家に到着した日のことです。最初の夜、彼をあまり怖がらせないように小さな部屋(寝室)に入れるように言われましたが、寝る時間になると、ルルはベッドで静かに私たちを待っていました。それで初日から私たちと一緒に寝る事になったのです。ルルは淡く美しい赤い毛並みをしていて、とても脚が長いです。散歩から帰宅したとき、外のドアの横に立ってドアハンドルを引っ掛けて自分で開けようとします。私たちが長い外出から戻ると、カーペットの上に寝転がって私たちに撫でて欲しいと言います。もちろんルルは私たちの家族の一員です。私はいつも彼と話しています。とても愛情深く、夜、私がソファでうたた寝していると、寄り添って寝てくれます。私たちはいくつかの点で少し似ています。ルルはとても遊び好きで、寝るのが大好きです。もちろん他の猫と同じでしょうけど、それは私と同じです!そして私たちは食べることも大好きです。家の中では、いつも居心地が良くて温かい場所にいます。ルルは私たちに出会えて本当に幸運だと思っているに違いありません。夫が病気で亡くなるまでの間、ルルはこの辛い時期を過ごすためにとても貴重な助けとなりました。ソファで何時間も夫を抱きしめたり、話したりしてくれたのです。それは私を落ち着かせ、私たちの人生を明るくしてくれました。ルルを飼ったことで人生が少し変わりました!ルルが私の元を去る日、痛みをともなわない最後になることを願っています。彼と一緒にいて、彼の道の終わりに寄り添うこと、そして私を彼の記憶の中に連れて行ってくれること、でもそれがすべて可能かどうかはわかりませんが。ーー猫さまは人の気持ちを理解できる生き物だと、今回のお話を聞いて改めて認識しました。最愛の夫を亡くしてもルルさまがいた事によって飼い主の気持ちが未来に向けて喜び希望をもたらしてくれたんだと思います。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月27日何か心を動かされるものを見つけた時、ほかの人とその感動をシェアしたくなるものです。@fukuruneko0718さんはある日、同居人が珍しく「大変!早く来て!」と声を上げるのを聞きました。何事かと急いで駆け付けると、そこには思わず写真に収めたくなる光景が…!X(Twitter)に投稿されたこちらの2枚をご覧ください。子猫のトーテムポールができている…!実は3匹の子猫を保護して育てている、投稿者さん。子猫たちは家の中を探検していたのでしょうか。押し入れの中で遊んでいた3匹が、偶然同時に顔をのぞかせていたのです!まるで、アメリカの先住民族が作る彫刻の柱、トーテムポールのように3匹が顔を出す様子は、なんともキュートでクスッとしてしまいますね。あまりにかわいらしい写真に多くの人が悶絶した模様。投稿には多数のコメントが寄せられていました。・かわいい一瞬!これは人を呼びたくなります。・みんなでのぞき見していて笑った。1枚目のウィンクにキュン!・これはとんでもねえかわいさ。猫ちゃんは世界を救いますね。2024年1月現在も、子猫たちの世話に奮闘中だという投稿者さん。これからすくすくと大きくなって、いろいろな姿を見せてくれることが、楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2024年01月26日ペットにかわいらしい洋服を着せたいと思う飼い主は少なくないようです。犬や猫が嫌がらなければ、洋服は雨具代わりや冬の防寒対策にもなりますよね。服を着るのを嫌がっていた愛猫が?ドンナ・ムニョス(wedonotownacat)さんの愛猫であるパパ・レグバくんは元野良猫で、洋服を着せられるのが大嫌いなのだとか。そんなパパ・レグバくんは、普段は自由に外に遊びに出かけて行きます。ある日のこと、いつものように外から帰ってきたパパ・レグバくんを見たドンナさんはびっくり。なぜなら、パパ・レグバくんが見たことのないセーターを着ていたからです!クリスマスが近い12月だったからか、パパ・レグバくんが着ていたのはピンク色のクリスマス柄のセーターでした。ドンナさんは、一体誰がパパ・レグバくんにセーターを着せてくれたのか見当もつかなかったそう。すると数日後、パパ・レグバくんが違うセーターを着て帰ってきたのです!今度は青と白のセーターでした。@wedonotownacat Whose litterbox have your paws been in? Mom reports he has never allowed them to put sweaters on him before and just started coming home in them. #cat #catsinsweaters #catsoftiktok #fyp #blackcatsoftiktok #christmaseve #christmassweater ♬ Elf - Main Theme - Geek Musicさらにそれから数日後、パパ・レグバくんがまたもや違うTシャツを着て帰ってきました!ドンナさんが驚いたのは、洋服が嫌いなパパ・レグバくんが大人しく服を着ているということ。パパ・レグバくんは服をプレゼントしている人に、それほど懐いていると思われます。@wedonotownacat Replying to @KDSmiththeWriter #update #catvideo #catupdate #catsoftiktok #catsinsweaters #cat #fyp #blackcatsoftiktok #newyear #viralcatvideo ♬ Funny - Gold-Tigerこれらの投稿は反響を呼び、「猫あるある」など、さまざまなコメントが寄せられました。・とってもかわいいね!この猫には2つの家族がいるに違いない。・爆笑した。私は野良猫を保護して暖房の効いた家やおいしいごはんをあげていたら、半年後、その猫が隣に住んでいることが分かった。・私も同じ。浮気性の猫を飼っているよ。・我が家の猫も『タイムシェア』猫だよ。食事と寝る時以外は近所の高齢者たちの家に行って、たっぷりとかわいがってもらっているんだ。ドンナさんはクリスマスの時期に、近所の人たちにクッキーを配って回ったそうです。その時にパパ・レグバくんの洋服について尋ねましたが、誰も知らなかったといいます。誰なのかは謎のままですが、彼女は誰かが愛猫をかわいがってくれていることが嬉しいのだとか。今日もパパ・レグバくんは、2つの家族の愛情を受けて自由気ままに過ごしているのでしょう…![文・構成/grape編集部]
2024年01月23日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第202回目は白×トラ模様のティグル(Tigrou)さま。家猫さまと野生猫さまのいいとこどりをしている猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.202猫さまの話をもっと聞かせて!ティグルさまは9歳の男性猫さま。<ティグルさまが語ります>僕たち一家は、田舎の畑に囲まれた敷地にかなり大きな家をもっています。だから、僕はいつでも好きなときに外に出て狩りに行くことができます。寝るのは決まって家の中で、ベッドやソファもたくさんあります。平均的な1日は、夜は外で過ごすことが多く、朝になると鳴いて家に戻ります。食事をいただいてからたっぷり昼寝をし、時々飼い主家族と遊んでいます。飼い主たちと一緒にソファで夜を過ごすこともよくありますが、その後、外に出してとお願いします。時々、朝まで外で遊んで、狩ったネズミ、鳥、トカゲを持ち帰ります。でも本当のお気に入りのおもちゃは、ネズミの付いたワイヤーです。飼い主がそれを振りまわすと、僕はそれに飛びかかるのです。持ち帰りした動物たちは食べたりしませんよ。だって好物の、時たま貰えるベーコン(!)が僕のために準備されているからです。<飼い主から見たティグルさまとは>私が幼い頃、母の同僚のひとりが私の2歳の誕生日に猫をくれました。その猫は白黒の女性猫で、狩りが大好きでした。9年前のある日、彼女は家に帰ってこず、私たちは何が起こったのかわかりませんでした。車に轢かれてしまったのです。悲しみに明け暮れていた時に隣人の女性が、父親が飼っている猫が赤ちゃんを産んだばかりだと教えてくれました。それで私たちは子猫が乳離れするまで待って、隣人にティグルのところへ連れて行ってもらいました。私の弟は彼を見るなり“タイガー”と呼びました。なぜなら、彼の毛皮はまさしくトラのようだったからです。去勢されており、泌尿器の問題を抱えているため、食事には注意が必要です。時々、私たちの食事が終わっていないときでも、彼に適したものを食べられるように準備します。特に鶏肉です。ティグルは私に会えば抱きしめられるだろうとわかっているので、私の部屋で多くの時間を過ごします。もう1箇所は私のハムスターがいる部屋です。ハムスターが彼の興味をそそるからです。ティグルはとても遊び好きで、たとえ見知らぬ人と会っても、接触したがります。彼は内気ではありません。そして、彼はとても穏やかで、愚かなことは決してしない、小さな天使です!ティグルは時にとても貪欲で、少し泥棒することもあります。テーブルの上にパイを放置しておくと、彼はテーブルによじ登ってベーコンを盗もうとすることが多いです。とても高い声で話しかけると、ニャーと鳴き始めます。また、夕方、暗いときに壁の後ろに隠れるのが好きで、私たちが彼の前を通り過ぎるときに怖がらせようとします。私にとってティグルは、たとえ少し太っていても、最も美しい猫です(笑)。彼のコートはいつも滑らかで、抱きしめるのがとても気持ちいいです。ティグルは私のことがとても好きだと思うのですが、なぜ私があまり家にいないの不思議に思っています。今、私は別の場所に住んで学校に通っていて、平日は彼と一緒にいません。彼に会えるのは週末と休暇中だけです。私の勉強はとてもストレスになりますが、週末はティグルと一緒に過ごせてリラックスできるので楽しいです。最も印象に残っているエピソードは、ティグルが一週間失踪した後に戻ってきた日のことです。ティグルが戻ってきた日、私は泣きながら彼を抱きしめ、一緒にいれる現実がとても嬉しかったです。ーーアウトドアや自然が大好きなティグルさまは、飼い主にお土産を持参で朝帰りの日々です。最近は寒すぎるので収穫がなく、外出は控えているようです。外の小さな動物たちが活発になる春が待ち遠しい様子でした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月21日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!記念すべき第200回目はバーマンのムーン(Moon)さま。おしゃべり上手な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.200猫さまの話をもっと聞かせて!ムーンさまは10歳の男性猫さま。<ムーンさまが語ります>僕たちはテラス付きのアパートに住んでいて、毎日飼い主たちと一緒に中庭を散歩しています。午前7時半から8時の間に起きて、飼い主の隣でそっとニャーと鳴きます。そうすれば、目覚ましが鳴る前に羽毛布団の中で朝の抱っこをしてもらうことができます。起きたら、お腹がすいたニャーニャーの鳴き声と共にスープかパテを求めてキッチンに向かいます。その後、天気がよければテラスで散歩を少しして、柔らかい苔で覆われたプランターに飛び乗ります。空気の匂いを嗅ぎ、遊びにくる鳥たちを観察します。夜は飼い主がシャワーから出てくる音が聞こえたら、その後は朝まで一緒に寝室で過ごせる合図です。いつもの食事は豊富なカリカリと毎朝決まっていただくパテ、サプリメントや、魚や肉をベースにした特製スープなど、バラエティに富んでいます。アルモ牛のパテとパン屋のマドレーヌのかけら、または少々のフランスバター、それに鶏肉が大好きです!ベッドのクッションに寄りかかるのが大好き!快適さとその配置コンセプトをとても高く評価しています。好きな遊びはリボン遊びと、ウールやカシミアの靴下を食べたり、革のネクタイをかじったりすること。時には小さな石を転がす事もしますが、タイル上で転がすので迷惑な音が出ます。僕は自分を表現するためにたくさん話をします! かなり豊富な語彙で飼い主たちを魅了しています。頭にキスされたり愛撫したりされるのが大好きで、お腹を撫ぜてもらっている間、ソファの上で4本の足を空中に上げたまま眠ってしまうこともあります。<飼い主から見たムーンさまとは>10年前、最愛のドワーフウサギを亡くし、私たちは悲しみに暮れていました。その数か月後、サクレ・ド・ビルマのノルマンディーのブリーダーで生まれたこの愛らしいムーンの虜になりました。その珍しい色、優しく活発な性格はすぐに私たちを魅了しました!私自身、幼い頃、野良猫を2匹飼っていました。オスとメスで、性格が大きく異なり、少しワイルドでしたが、家庭的な性格でした。逆に私のパートナーは猫を飼ったことがなかったので、アパートでも暮らせる、おとなしい猫種を希望していました。そして、私たちはムーンに出会って大喜びしました。私は7年以上前に大きな事故に遭ったため、ムーンの幸せを願いながら家にいることが多くなりました。事故後、ムーンは私の介護者であることがわかりました。私からキスしたりつついたりした後、またはテラスで再び見回りをした後、ムーンはベッドの上やクッションの間の暖かい場所に陣取って一緒にいます。ムーンは中庭を散歩するのが大好きなので、時々ニャーと鳴いて私にドアを開けてと催促します。ここに住み着いている怖がりの小さな野良猫に近づこうとするのです。やがて、眠くなると声が大きくなり、ソファやベッドの布団がムーンの次の標的となります。彼の儀式が始まるので、彼に付き添わなければなりません。寝室への道を案内するために先頭に立って出発した彼は、ベッドに飛び乗って私たちのクッションにもたれかかり、気だるそうな表情で最後の抱擁を求めます。ムーンは私のパートナーの帰宅時間の少し前に、帰宅に気づくのです。帰還の興奮は最高潮に達し、ついに踊り場で鍵の音が響くと、まるで犬のように祝福し、私たちの足や松葉杖にカラダをこすりながら、表情豊かな鳴き声で私たちを称賛し、影のように私たちを追いかけて愛撫や抱擁を求めます。みんなが家にいることを安心しているようです。夜は私たちのベッドで寝て過ごし、時々ソファで私たちと一緒に過ごし、私が提供する料理を楽しんでいます。夜はスイスの時計のような正確さで、真夜中を過ぎると私たちに寝るように呼びかけ、私に寄り添い、嬉しそうに喉を鳴らします。性格はかなり従順で、特定の命令には喜んで反応し、私たちが戻るたびに陽気な歓迎をします。休暇中の散歩のリードが大好きです。大きな彼を抱きしめると額をなめられます。ブラッシングは嫌いなようですが、ムーンは長毛なので義務でもあるのです!ムーンは十分な愛情を必要とし、静けさを楽しみます。それに彼は私たちによく話しかけてくれるので、ディスカッションはとても充実していますし、彼は自分の言いたいことをうまく伝える方法をわかっています。私たちのイントネーションを真似して、私たちとよく似た言葉を話す豊かな交流ができる幸せな日々です。彼は私が毎日学んでいる禅の達人です。彼は私に絶え間ないサポートと優しさを与えてくれます。仲間でもあり私たち家族の特別な存在です。私たちが病気のときに心配してくれる看護師、抱きしめるのが大好きなぬいぐるみです。こんなに美しくて並外れた猫を飼うことがどれほど幸運であるかを毎日感じさせてくれます。それは無条件の愛です!彼は愛想がよく、おしゃべりで、遊び好きで、家庭的でありながら自然に好奇心があります。物事によっては辛抱強くせっかちで、気配りがあり、彼の個性は私たちと同じくらい豊かで驚くべき事です!彼を中心に据えた私たち3人はなんと素晴らしい家族なのでしょう!彼の感動的な姿を見ると、私たちは愛されているとしか感じられません。ーーバーマン猫の色は通常は顔が黒いのですが、なんとムーンさまはクリーム色なんですね。飼い主が不慮の事故に遭ってから、ひと時も離れない存在になったムーンさまはさらに特別な存在になったようです。これからも飼い主たちのお世話係として生活を楽しんでください。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月14日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第199回目はハチワレ猫のキャンキャン(Cancan)さま。お刺身が大好物な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.199猫さまの話をもっと聞かせて!キャンキャンさまは10歳の女性猫さま。<キャンキャンさまが語ります>私は南仏の海風の入るアパートで暮らしていましたが、現在はパリの森近くのアパートで生活しています。起床は7時ごろで、せっせと飼い主を起こすところから始まります。夜ごはんが足りないときは、朝5時に起こします。猫パンチしたり、乗っかったり、泣きじゃくったりあの手この手で起こします。大好きなごはんを食べた後は、満足してまたすぐに寝ます。日中はほとんど寝ていて、夜8時になると活動開始。まず、お風呂タイム。お風呂場は苦手ですが、手ぬぐいでふきふきしてもらいたくて、飼い主を誘います。結構きれい好きなんです。そのあとは、家の中とアパートの廊下の見回り猫に徹します。安全を確認したら、かくれんぼ遊びです。10時になると、飼い主に一緒に寝ようと誘います。食事は飼い主のひざの上で体を撫でてもらってから飼い主の手にのったカリカリを食べます。好物はお刺身!そしてどんなおやつよりも猫草が大好き!部屋の中で猫草を育てているので、いつでも食べたいときに食べられます。手作りブランケットの上がお気に入り。くつろぐときにブランケットもいっしょに毛づくろいしているので、どんどん猫のような毛並みになっていっています。遊ぶのは決まって人間の手。市販のおもちゃは一度遊ぶと飽きちゃうので、飼い主の手と戯れています。人間が大好きで、どんな人にも挨拶をしにいきます。飼い主が人と話していると、ちょこんと中央に座って話を聞いています。ベタベタくっつくのは嫌いだけれど、いつもそばにいてほしい寂しがり屋さんなんです。飼い主が外から帰ってくると、玄関までお出迎えします。特技は出会った人を虜にすること。人懐っこい性格なんです<飼い主から見たキャンキャンさまとは>幼少期から猫を飼いたかったものの、親から反対されて飼えないままフランスにやってきました。フランス在住もいつまで続くかわからなかったので、猫が飼えない日々でしたが、キャンキャンと出会ったころに長期滞在許可証をゲットできたので、思い切って飼うことを決意しました。出会いは、猫を手放したくて譲り先を探している人がいると知人から聞いて、興味本位で会ってみたことです。子猫だと思って会いにいったら、すでに大人の猫でした。出会った瞬間にキャンキャンにビビっときました。出会うべくして出会ったのだと即決で飼い主となることを決意し、30分後には一緒に住み始めました。私に似ているところもあります。それは気になる人に寄っていくところです。気に入らない人には近寄らないのもそっくりです(笑)。かまってほしいときに仰向けになって、こっちをみつめている姿はたまりません。おなかを撫でてほしいのかと思って撫でると、ガブガブ噛まれますがそんなところもすべてかわいいです。キャンキャンのためなら何でも頑張れてしまいます。愛そのものです。ある天気がいい日、キャンキャンがバルコニーに出たいというので、窓を開けてあげました。あまりにも静かなので昼寝でもしているのかな?と見てみると植木鉢の上で仰向けになって寝ていました。種を植えたばかりだったので少しショックだったのですが、あまりにも気持ちよさそうだったので気の済むまでいさせてあげました。キャンキャンからは、何をしなくても、何かができなくても、生きているだけでいいんだよということを教わりました。毎晩寝るときには「今日もありがとう、おやすみ」とキャンキャンに挨拶をしています。――キャンキャンさまの大好物のお刺身のつまは、大根ではなくて猫草ですね。飼い主は寿司職人なので、きれいな盛り合わせでただいているのでしょうね。キャンキャンさまに夜の挨拶をすませて眠りにつく飼い主は、キャンキャンさまと一緒になれて毎日が幸せそうです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月13日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第198回目はサイベリアン雑種のアパッチ(Apache)さま。甘え上手な猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.198猫さまの話をもっと聞かせて!アパッチさまは12歳の男性猫さま。<アパッチさまが語ります>僕は明るく居心地の良いアパートメントで、洋服作りに夢中な飼い主家族と一緒に住んでいます。いつも朝は飼い主と同時に起きて、自分のお皿が満たされるのを待ち続けます。それから午後4時ちょうどまで、テレワーク中の飼い主のパートナーに精力的に肩をすり合わせに行きます。それから飼い主のところに行き、抱擁を求め、洋服制作中の生地の間に身を置きます。それから僕は玄関でここの家の子どもの帰りを待ちます。子どもにとって僕は議論の余地のないスターに違いありません。夕方になると、満足するまでサメのように飼い主たちの足の周りを回転し続けます。もちろん夕食の催促です。フレッシュチーズ入りズッキーニのスープが出てくる日は特別感があります。甘え続けると魚やエビなどが出てくることがあるので、僕は甘え上手です。ひとりになって心を落ち着かせたいときは、フェルトの洞窟にこもり、おもちゃに囲まれます。ピンポン球とリボンの羽のどちらを選ぶか迷うところですが。夜は最愛の飼い主の枕に落ち着き、朝まで一緒に眠ります。<飼い主から見たアパッチさまとは>猫に囲まれて育った私は、猫を飼いたいと強く思っていて、パートナーと出会った時から説得し続けていました。ある時、私はバイク事故に遭い、しばらく動けなくなり自宅で療養していました。そんな私の姿を見てからパートナーはもう猫を飼うことに抵抗できなくなったのでした。それから私たちは猫の保護施設を探して、犬と猫と掛け合わせたようなアパッチの性格が目に留まりました。私たちが彼について知っていることは比較的少ないです。生後8か月頃に迷子か捨てられた状態で発見され、保護施設に収容されました。彼は私たちが最終的に出会った保護施設に至るまで、いくつかの保護施設を渡り歩きました。初めて会ったとき、彼は私の膝に飛び乗って首まで登ってきたのです。私たちが彼を引き取ったとき、アパッチは非常に控えめで、とても小さく鳴き、静かに喉を鳴らしました。私たちは、振動を感じて彼が喉を鳴らしていることだけを理解しました。一緒に暮らすようになってから、アパッチが大声で喉を鳴らし始めた瞬間、彼が私たちと一緒にいて本当に快適でくつろいでいるのだと解釈しました。年齢的には、アパッチには腎臓のケアをする必要があります。そのため、彼の食事に合わせてカリカリとウエットフードを組み合わせています。調理した野菜やヨーグルトが添えられることもあります。彼は人間と一緒にいるのが好きな猫です。とても人懐っこく、甘やかされるのが大好きで、特に尻尾の上をブラッシングされたり、優しく撫ぜられたりするのが大好きです。人がするあらゆる愛撫が彼の満足を満たします。彼は私たちと夜を過ごし、来客があればそのかたの膝の上に上り、我が家族との違いを比較しているようです。アパッチはギリシャの神のようで、悪いことを駆除する業者のようです。彼と一緒にいると毎日がより楽しく、快適なものになります。この10年間で私たちがより親密になったせいか、それとも常にお互いの鏡であったのかはわかりませんが、お互いに似たもの同士になりました。思うに、私たちが自分の時間をすべて彼の喜びのために捧げているのに、彼は私たちが無駄なことに取り組みすぎていると考えているようです。彼が目を半分閉じてソファの上で転がっているのを見ると最高に幸せを感じます。ーー自宅兼アトリエになっているアパートメントで、アパッチさまは飼い主の作業中のお手伝いをしています。決して邪魔ではなくひと息つくときにアパッチさまの存在が疲れを癒してくれているようです。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月07日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第197回目は親子のトラ猫のココ(Koko)さまとミラベル(Mirabelle)さま。仲良しな母娘猫さまたちの物語【フレンチ猫さま】vol.197猫さまの話をもっと聞かせて!ココさまは推定4歳ミラベルさまは3歳、ともに女性猫さまです。<ココさまが語ります>私の飼い主はパリ1区の花屋で働いています。私たちの住まいはパリ郊外の古い一軒家風の、日当たりの良いアパルトマンです。庭がありますが、私たちは外に出ません。道路が近く、飛び出し事故の心配があるので気をつけています。朝の始まりは7時頃のごはんから。二度寝をした後、ひなたぼっこをし、野鳥観察、ちょっと母娘でプロレスごっこをして走り回って、また昼寝をしてのんびりと飼い主が帰るのを待ちます。飼い主が帰ってきた時には2匹揃って「ニャァ!ニャァニャ!(おかえりー!ごはん早く!)」とアツい出迎えをします。たとえ先にごはんをもらっていても「わたしたち、まだごはん食べてないわよね~!ミラちゃん?」「うんまだ食べてないね、ママ」とふたりで演技をします。飼い主が「あなたたちはもう食べたんでしょ?」と聞くと、「まだ!食べて…ない…。えっと…」とふたりで顔を見合わせて、ゴニョゴニョと返事の歯切れが悪くなって嘘がバレてしまいます。夕飯を食べた後はちょっとハッスルして走り回って、シャーシャーとふたりで仲良く喧嘩して、再びまったりして、飼い主が寝る前に夜食をちょっと食べます。その後は朝まで熟睡?もしくは特に音を立てることもなく飼い主の枕元でおとなしくしています。食事は『YARRAH』のカリカリと蒸留水が中心です。以前『YARRAH』のパテももらっていた時もありますが、いつもと同じカリカリが大好きです。おやつはありませんが、強いて言うなら季節限定で蜂でしょうか。夏などに開け放った窓から蜂が入ってくると母娘揃って張り切って飛び跳ねて、蜂を捕まえてムシャムシャと食べます。陽の当たるところを上手に見つけて移動しますが、サロンの窓際に2脚並べたスツールの上でのんびりと過ごすことが多いです。それから古い木の脚立の上も大好きです。冬になり寒くなってきてからは窓辺に置いたバスケットの中に敷いたムートンもお気に入りです。おもちゃは胡桃の殻、ワインのコルク、松ぼっくり、姫りんごなどを転がしてよく遊びます。ふたりともマイペースに気ままに遊んでいますが、ときどき、なでしこジャパン顔負け?の見事なドリブル&パスを披露します。<飼い主から見たココさまとミラベルさまとは>動物のいない家庭で育ったので、犬や猫は気になるけどちょっと怖い存在でした。子どもの頃、父と一緒に親戚の家へ行った時、猫を膝に乗せて嬉しそうに猫を撫でている父の姿が印象的で、今思えば猫好きの血は既に引き継いでいたのかもしれません。5年前、結婚してフランスで暮らすようになってから夫が飼っていた先代猫Holy(雌・当時推定12歳)との生活が始まり、それからすっかり猫好きになりました。しかし、約1年後に病気で亡くなってしまったので、私がHolyと一緒に過ごせた時間は短いものでした。特に、後半の半年は何よりもHolyファーストで濃厚な介護の日々でした。大変でしたが、とてもとても愛おしくて今でも私たち夫婦にとって特別な猫です。今回登場した2匹は夫の知り合いのお宅に住み着いたニャンズ母子。ココは夫の知り合いの家に突然住み着き、そのお宅のムッシュに名付けられました。直後、ココは子猫を2匹産みました。ムッシュは当時すでにご病気で寝たきりだったのですが、ココにベッドを譲りご自分は床で眠り、ココが無事に子猫を産んだ数日後にお亡くなりになりました。ムッシュはココのことをとてもかわいがっていて、病床でも「ココがここにいるから大丈夫」と言い、子猫が生まれた時には「なんと素晴らしい!ハッピーだね!」と、とても喜ばれていたそうです。ムッシュが亡くなられた時に夫の友達から「引き取り手を探している子猫が2匹(雄と雌)いるけど飼わない?」と連絡があり、家族として迎えることを決めました。Holyを舌の病気で亡くし、悲しみに明け暮れていたちょうど1年後のことでした。先代猫は夫が一人暮らしをしていた頃、12月の寒い日にひょっこり家に入ってきて住み着いた猫だったこともあり、夫は「また猫がやって来るのを待つ」と言っていたので、ご縁を感じました。ところがその後、結局母猫も行き先がなくて困っているから「ついでにお母さんも一緒にどう?」という話が出たのです。とはいえ、さすがに我が家で3匹飼うことは無理なので、子猫たちが生後8週間経つまで待って、弟猫は亡くなったムッシュと親しかった友人家族の元へ。そして我が家には母娘猫が来ることになりました。ミラベルは8月生まれで、いろいろな呼びかたをされていたのですが、丁度我が家に来ることが決まった日に、夫が植えていたミラベルの種からひょっこりと芽が出ていたので、ひらめきでつけました。日本でいえば、「すももちゃん」でしょうか?ココは推定4歳で子猫を産んだのですが、実は1歳ぐらいだったのでは?と獣医に言われました。ココは女将さん気質でお客さんが来ると、真っ先に愛想良く挨拶します。抱っこされるのは好きではありませんが、名前を呼ぶとスタスタとすぐにやってきて撫でて~と上手に甘えます。愛情深くとても優しい子ですが、娘の躾には厳しく、飼い主の目覚まし係としての責任感にも溢れています。ミラベルはママが大好き。生後1年近く経っても、いつまでも隙あらばママのおっぱいを求め、ココに威嚇されていたほどの甘えん坊で食いしん坊。元々骨太で、今ではもうすっかりココより体が大きくなりましたが、親離れできずにいつでもココにぴったりとくっついています。とても穏やかで、噛んだり爪を立てる事は全くせず、綺麗好きでよく毛繕いをしています。怖がりで人見知りです。興奮した時の目を疑いたくなるような尻尾の太さにミラベルは狸だったのでは?という疑惑も(笑)。ココの特技はピアノ!音楽家の夫はココの奏でた旋律をもとにコラボ曲を作ったこともあります。エリック・サティ風なピアノを弾くのが得意だった先代猫からピアノのセンスを引き継いでいるようです。ミラベルの特技はカリカリの早食い!生まれながらの食いしん坊で、赤ちゃんの頃から弟猫よりちょっと大きかったミラベルはいつでも食欲旺盛です。掃除機の如くあっという間にお皿に入れたカリカリを食べてしまって、ココのお皿からもちゃっかりいただいちゃうので、ココの食べるペースを見ながらミラには一粒一粒手であげます。時々見せる不細工な顔も全てかわいいのですが、ふたりが仲良くぴったりとくっついてスヤスヤと安心して寝ている様子を見るのが愛おしくて一番かわいいなぁと感じます。私のことは、ごはん係、世話係、時にはクッションと思っているようです。ココ&ミラが我が家で暮らすようになって1か月程経った頃、夜中に突然ココが「ニャァニャァ!ニャァニャァ!!」と私たちに強く何か訴えてきました。驚いて飛び起き、様子を見ていたら、どうやらミラベルの姿がなく、「すみませーん!ミラちゃんいないんですけど!ちょっと!ミラちゃんを探してください!!」と言っているようだったので、心配してウロウロするココと一緒にあちらこちら探したら、小さなミラベルがひょっこりとクローゼットの中から出てきて、拍子抜けして大笑いしました。小さな体ながらなんと大きな存在感なのでしょう。純粋で人間よりはるかに賢く、まさにアガペーの愛(無償無限の愛)のありかたを実感させてくれます。トラネコと暮らすようになってから「私も猫になりたい」と言って、私がトラ柄の服を着るようになった事が面白い、と夫談。私にとっては猫の存在そのものが癒し。どんなに疲れていても猫を撫でているだけで、すーっと疲労感を溶かしてくれる魔法使いのようです。そして「子は鎹」と言いますが、猫もまさに夫婦の鎹です。先代猫Holyは半年間の壮絶な介護の末、私たちが留守をしている間にそっと眠るように亡くなっていました。それはまさに命の炎が燃え尽きたような静かなお別れでした。悲しみはとても深くすっぽりと心に穴が空いたようでしたが、それ以上に「Holyありがとう」の感謝の気持ちでいっぱいでした。ココ&ミラともいずれはお別れをする日を迎えることは避けられない事ですが、彼女たちが命を全うするまで穏やかに安心して過ごせるように一緒にいて、その時が来たらしっかり看取ってあげたいです。猫たちを残して私たちが先に逝くわけにはいかないですね。ーーとても仲良しなココさまとミラベルさまの毎日は活気があって、愛情たっぷりの飼い主と心地よい生活をしています。いったんは離れ離れになるかもしれなかった母娘でしたが、ずっと一緒にいられてとても幸せそうでした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!取材、文・Manabu Matsunaga
2024年01月06日「こんなにも人間に恋している猫を見たのは初めて」ある女性がこのようにつづった1本の動画に注目が集まりました。動画をTikTokに投稿したのは、2人の息子さんと3匹の猫と暮らしているルーシー・ハグマン(ruthhagmann)さん。映っているのは息子さんとジニーちゃんという猫が、ソファでくつろいでいる様子です。彼女の息子さんたちは2人とも、3匹の猫たちをとてもかわいがっているのだとか。また猫たちも、彼らにとても懐いているといいます。普段からその仲むつまじい様子を見ているルーシーさんでさえ驚いたという、ジニーちゃんの行動がこちらです。@ruthhagmann i swear ive never seen a cat so in love w a human before #catsoftiktiok ♬ Je te laisserai de mots - noel.smt息子さんの腕に抱かれたジニーちゃんが、彼の胸の上で、ふみふみしているではありませんか。さらに愛おしそうに彼の顔を見つめたり、自分の鼻先を近付けたり、彼の手に顔をすり寄せたりしています。まるでジニーちゃんの全身から息子さんに対する『好き好き大好きオーラ』が放たれているようですね。この動画はルーシーさん同様に多くの人たちの心を温かくしたようです。・本当にかわいらしい。この猫は彼のことを愛しているんだね。・息子さんたちと猫たちは深い絆で結ばれているね。・この惑星でもっとも純粋なもの!それは子供と動物だ!@ruthhagmann A year ago today ❤️ not much has changed between these two #catsoftiktok #onthisday ♬ original sound - Ruthie Hagmann猫が飼い主に対して、ふみふみをするのは、飼い主さんを信頼して甘えている証拠だといわれます。また、猫が目を合わせて顔を近付けるしぐさも、信頼を示す愛情表現の1つなのだそう。ジニーちゃんがこんなにも息子さんにメロメロなのは、彼が同じようにジニーちゃんに愛情を注いでいるからなのでしょう。いつまでも見ていたいと思わされる、幸せな動画ですね![文・構成/grape編集部]
2024年01月04日